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JP2002016732A - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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Publication number
JP2002016732A
JP2002016732A JP2000194424A JP2000194424A JP2002016732A JP 2002016732 A JP2002016732 A JP 2002016732A JP 2000194424 A JP2000194424 A JP 2000194424A JP 2000194424 A JP2000194424 A JP 2000194424A JP 2002016732 A JP2002016732 A JP 2002016732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
image
transmission time
image information
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000194424A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Yamamoto
良二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000194424A priority Critical patent/JP2002016732A/ja
Publication of JP2002016732A publication Critical patent/JP2002016732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毎日の定型業務として特定の時刻に特定の宛
先への送信物がある場合に、その定型業務をより簡素化
することが可能なデジタル複合機を提供する。 【解決手段】 蓄積情報から相手先のFAX番号を取得
し(S1)、送信時刻管理部でこのFAX番号がグルー
プ登録されているかどうかを検索する(S2,S3)。
グループ登録されていなければ従来の処理を行う(S
4)。グループ登録されていれば、そのグループに設定
されている送信時刻を、これから蓄積する画像の送信時
刻に設定する(S5)。蓄積処理を行い(S6,S
7)、登録されたグループの送信時刻が来ると、グルー
プ送信と同じ処理で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複合機、
より詳細には、ファクシミリにおける蓄積送信制御技術
に関し、ファクシミリ装置,デジタル複合機(複合デジ
タル複写機)に応用可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、指定された時刻に画
情報を送信することができるようにしたものとして、例
えば、特開平8−223379号公報,特開平10−2
3235号公報に開示されたものがある。上記特開平8
−223379号公報に開示された「ファクシミリ装
置」は、送信画情報を画情報蓄積部に蓄積するに際し
て、該送信画情報と同一宛先が指定され、かつ所定の送
信時刻指定がなされた他の画情報が蓄積手段に既に蓄積
されているか否かをFAX制御部の検索部により検索
し、送信画情報と同一宛先が指定され、かつ所定の送信
時刻指定がなされた他の画情報が画情報蓄積部に既に蓄
積されている場合は、FAX制御部により該送信画情報
を上記指定送信時刻に上記他の画情報とともに一括して
送信し、また、送信画情報を画情報蓄積部に蓄積するに
際して、該送信画情報を直ちに送信するか否かをキー入
力部により設定し、送信画情報を直ちに送信することが
設定された場合は、FAX制御部により該送信画情報を
同一宛先の他の画情報とともに直ちに一括して送信する
ようにしたもので、リアルタイムまたはユーザが指定し
た任意の時刻に画情報を送信することができ、かつ回線
を有効に利用できるようにしたものである。
【0003】また、上記特開平10−23235号公報
に開示された「ファクシミリ装置」は、ファクシミリ装
置の各部の制御及びファクシミリ伝送制御手順処理を行
う制御部と、制御部の制御に必要なワークエリアを構成
するシステムメモリと、ファクシミリ装置に固有な各種
の情報を記憶するパラメータメモリと、オペレータがフ
ァクシミリ装置を操作するために必要な指示を与えるた
めの各種操作キーと、ファクシミリ装置の動作状態等の
各種の情報を逐次表示することができる表示装置を備え
た操作表示部と、伝送路上で圧縮符号化された受信画像
情報を複号したり、スキャナー等で読取った送信原稿画
像を符号化したりする符号化複合化部と、送信または受
信した画像情報を蓄積する画像蓄積装置と、ファクシミ
リ伝送制御手段を実行するための低速または高速モデム
機能を備えたFAXモデムと、ファクシミリ装置を公衆
回線と接続するための網制御部とから構成され、ファク
シミリ送信を指定された時刻まで待機させるというもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−223379号公報,特開平10−23235
号公報に開示されたものは、いずれも、時刻指定による
送信は、一宛先毎でしか有効でなく、また、一度送信し
たら、再度同じ宛先,同じ時刻に時刻指定による送信を
したい場合は、再度、時刻指定が必要であった。したが
って、毎日の定型業務として特定の時刻に特定の宛先へ
の送信物がある場合、上記従来技術のものは、効率良く
送信業務を行うには、満足できるものではなかった。
【0005】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、毎日の定型業務として特定の時刻に特定
の宛先への送信物がある場合、(1)定型業務をより簡
素化し、人的作業を削減する、(2)相手先が異なる複
数の画情報を一括して送信し、定型業務をより簡素化す
ることが可能なデジタル複合機を提供することを目的と
してなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ファ
クシミリ装置を備えたデジタル複合機において、ファク
シミリ送信における画情報を蓄積する画情報蓄積手段
と、該蓄積された画情報をグループ分けし、該各グルー
プに対する送信時刻を設定し、該各グループ毎に送信時
刻を管理する送信時刻管理手段とを有することを特徴と
したものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記グループ分けを、前記蓄積された画情報の宛先
に基づいて行うことを特徴としたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、設定された送信時刻に、該送信時刻が設定
されたグループに対する前記蓄積された画情報を送信す
る設定送信時刻送信手段を有することを特徴としたもの
である。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの発明において、送信時刻の設定を解除し、該解除
された送信時刻が設定されていたグループの画情報を送
信する時刻解除送信手段を備えたことを特徴としたもの
である。
【0010】請求項5の発明は、ファクシミリ装置を備
えたデジタル複合機において、ファクシミリ送信におけ
る画情報を蓄積する画情報蓄積手段と、画情報の宛先に
基づいて前記蓄積された画情報に送信管理番号を付設す
る送信管理番号付設手段と、該付設された各送信管理番
号に対する送信時刻を設定し、該各送信管理番号毎に送
信時刻を管理する送信時刻管理手段とを有することを特
徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用された複合
デジタル複写機の一実施例を説明するための図で、この
デジタル複写機は、複写機本体1、自動原稿送り装置
(以後ADF)100、3ビンソーター200、給紙ユ
ニット(以後バンク)300を有する。複写機本体1
は、スキャナー、画像処理部およびプロッタ−などを有
し、スキャナーは、原稿を載置するコンタクトガラス1
0と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露
光ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3
ミラー14、レンズ15、フルカラーCCD16等々で
構成されている。露光ランプ11および第1ミラー12
を装備していて、原稿読み取り時はステッピングモータ
ーにより駆動されて一定の速度で移動する第1キャリッ
ジと、第2ミラー13および第3ミラー14を装備して
いて、原稿読み取り時にステッピングモーターにより駆
動されて第1キャリッジの1/2の速度で駆動する第2
キャリッジを有する。
【0012】この第1キャリッジ、第2キャリッジによ
りコンタクトガラス10上の図示しない原稿が光学的に
走査され、露光ランプ11、第1ミラー12、第2ミラ
ー13、第3ミラー14およびレンズ15を介してCC
D16上に結像され光電変換される。CCDで赤
(R),緑(G),青(B)の各色に分離された画像信
号はAD変換器によりAD変換され画像処理を行ってい
る画像処理部へ出力される。画像処理部は、AD変換器
からの画像信号に種々の画像処理(2値化、多値化、変
倍、編集など)を施し、デジタル信号に変換する。書き
込みユニットは、レーザー出力ユニット20、fθレン
ズ21、ミラー22で構成され、レーザー出力ユニット
20の内部には、レーザー光源であるレーザーダイオー
ドおよびポリゴンモーターが備わっている。
【0013】画像処理部から出力された黒画像信号は、
この画像信号に対応した強度を有するレーザー光に転換
され、コリメートレンズ、アパーチャー、シリンダレン
ズにより一定形状の光束に整形されポリゴンモーターに
照射され、レーザー出力ユニット20から出力される。
レーザー出力ユニット20から出力されたレーザー光
は、fθレンズ21、ミラー22を介して感光体ドラム
30に照射される。また、fθレンズ21を通過したレ
ーザー光は、画像領域外に配置された主走査同期検知信
号PMSYNCを発生するビームセンサーに照射され
る。画像処理部から出力された赤画像信号は、黒画像信
号との書き込み位置を合わせるためにバッファリングさ
れ、LED書き込みユニット31に送られ感光体ドラム
30に照射される。
【0014】ADF100は原稿を1枚ずつ複写機本体
1のコンタクトガラス10へ給紙し、複写後に排紙す
る。原稿は原稿給紙台101上に積載され、サイドガイ
ドにより幅方向が揃えられる。原稿給紙台101上の原
稿は、一番下の原稿から給紙ローラー102により1枚
ずつ分離して給紙され、搬送ベルト103により、複写
機本体1のコンタクトガラス10上に送られる。コンタ
クトガラス10上の原稿は読み取り終了後、搬送ベルト
103および排紙ローラー104により排紙トレイ10
5に排紙される。
【0015】両面の原稿を読み取る場合、原稿給紙台1
01上の両面原稿は、一番下の原稿から給紙ローラー1
02により1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト10
3により、複写機本体1のコンタクトガラス10上に送
られ、反転爪106によって原稿反転後コンタクトガラ
ス10上にセットされる。原稿の裏面読み取り終了後、
搬送ベルト103によって搬送され、反転爪106によ
って原稿反転後コンタクトガラス10上にセットされ
る。原稿の表面は読み取り終了後、搬送ベルト103お
よび排紙ローラー104により排紙トレイ105に排紙
される。
【0016】第1トレイ50、第2トレイ310、第3
トレイ320、第4トレイ330に積載された転写紙
は、各々の第1給紙装置51、第2給紙装置311、第
3給紙装置321、第4給紙装置331によって給紙さ
れ、バンク縦搬送ユニット340および本体縦搬送ユニ
ット60によって搬送される。この転写紙の先端がレジ
ストセンサー52で検出されると一定時間搬送後、レジ
ストローラ53で停止する。この転写紙は、画像有効信
号(FGATE)の先端に会わせて感光体ドラム30上
に送出され、転写チャージャーにより画像を転写され、
感光体から転写紙を分離後、搬送装置54により搬送さ
れ、定着ローラーおよび加圧ローラーを有する定着装置
55により定着され、排紙ローラー56によって3ビン
ソーター200に排紙される。
【0017】感光体上への画像形成は、第1帯電装置に
よって感光体ドラム30上に帯電された電荷をレーザー
光を照射することにより静電潜像を形成し、黒現像器3
2によって感光体ドラム30上に画像を形成する。その
後、第2帯電装置により感光体ドラム30上に再度帯電
を行い、LEDアレイ31によって2色目の静電潜像を
形成し、第2現像器33によって感光体ドラム30上に
画像を形成している。
【0018】両面ユニット40を使用して両面印刷を行
う場合、定着部55からの転写紙は切り替え爪57によ
り両面搬送路41に導かれ、フィードローラー42、分
離コロ43を通過して両面トレイに集積される。トレイ
に集積された転写紙は、トレイが上昇することによりフ
ィードローラー42と接触し、フィードローラー42が
回転することにより本体縦搬送ユニット60に送られ、
レジストローラ53へ再給紙された後に裏面に対して印
刷が行われる。3ビンソーター200には第1排紙トレ
イ201、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ20
3、反転専用トレイ204があり、それぞれのトレイに
転写紙を反転して出力できるように構成されている。
【0019】複写機本体1から排紙された転写紙は、表
面排紙の場合、切り替え爪207によって排紙トレイ方
向に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排紙される。
第2排紙トレイ202に排紙する場合には第2トレイ切
り替え爪205、第3排紙トレイ203に排紙する場合
には第3トレイ切り替え爪206がそれぞれ作動して転
写紙を導く。反転排紙する場合には、切り替え爪207
によって反転トレイ204方向に導かれ、転写紙の後端
が反転検知センサー208を通過すると、搬送コロ20
9が逆転し、排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設定
したトレイに排紙される。また、第1排紙トレイ201
には、トレイを前後にシフトする機能、上下にシフトす
る機能が搭載されている。シフト機能は、転写紙を仕分
けする時に使用し、上下機能は、大量の転写紙を用紙揃
え性を確保しながら積載するために使用する。
【0020】図2は、本発明による複合デジタル複写機
における操作部の正面図で、該操作部400の中央に
は、400×256dotの液晶表示部(LCD)40
1およびタッチパネルが設けられている。この液晶表示
部401には、機械に組み込まれている機能(コピー、
FAX)の表示が行われ、ユーザーはこの表示に従って
機械の操作を行う。機能(コピー、FAX)の切り替え
は、機能切り替えキー412、413によって行われ
る。この液晶表示部401の右側にはコピー、FAXで
共通に使用する各種テンキー402、クリア/ストップ
キー403、スタートキー404、プログラムキー40
5、ジョブリコールキー406、モードクリア/予熱キ
ー407、割り込みキー408等の各種キーと、FAX
専用で使用するポーズ/リダイヤルキー409、短縮キ
ー410、受信キー411等のキーが配置されている。
また、この液晶表示部401の左側には、FAX切り替
えキー412、コピー切り替えキー413、初期設定キ
ー414、ガイダンスキー415、LCD濃度調整ボリ
ューム416がそれぞれ設けられている。このキーの更
に左の部分には、FAX専用の表示部417が設けられ
ている。この表示部417には、通信中、メモリーフル
などの各種LEDと、通信状態を表示する40文字(2
0文字×2行)のLCDが設けられている。
【0021】図3は、上記複合デジタル複写機のブロッ
ク図で、この複写機本体1の制御は、液晶表示、各種L
ED制御、各種キー入力制御を行う操作部コントローラ
500、給紙、搬送、定着、両面、プロセス制御等を行
うメインコントローラ501、画像制御/スキャナー読
み取り制御を行う画像処理コントローラ502、ADF
制御を行うADFコントローラ503、3ビンソーター
制御を行うソーターコントローラ504、給紙ユニット
制御を行う給紙トレイコントローラ505、FAXの送
受信管理、ファイル管理を行うFAXコントローラ50
6、G3のプロトコル制御を行うG3コントローラ50
7、G4のプロトコル制御を行うG4コントローラ50
8などで構成されている。
【0022】図4は画像処理部のブロック図で、図3に
示した画像処理コントローラ502のCPU600は、
メインコントローラ501から読み取り開始の指示があ
ると、スキャナー制御回路604に対して指示を伝え
る。スキャナー制御回路604は露光ランプ11を点灯
させ、モーター605を動作させることにより第1キャ
リッジ、第2キャリッジを読み取り基準位置に移動さ
せ、位置センサー603で検出後読み取りを開始する。
この時、副走査有効期間信号FGATE(読み取り開始
時アクティブ、終了時にネガティブ)を作りタイミング
制御回路606に送る。タイミング制御回路606で
は、画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSYN
C、主走査有効信号LGATEを生成し出力する。
【0023】画像の流れは、コンタクトガラス10上に
置かれた原稿607が露光ランプ11により照明され、
反射光がカラーCCD16に結像され、カラーCCD1
6から赤(R)、緑(G)、青(B)に分離されたアナ
ログ画像信号が、信号処理回路608により増幅/光量
補正され、AD変換器609によりデジタル多値信号に
変換され、シェーディング補正回路610によりシェー
ディング補正され画像処理部611に送られる。画像処
理611では、MTF補正、γ補正、黒画像生成、カラ
ー画像生成、2値処理、多値処理などの基本的な画質処
理と、変倍、編集、マーカー検知等のデジタル特有の画
像処理を行い黒データDATA0〜7、カラーデータD
ATACが出力される。画像処理部611から出力され
た画像データ、タイミング制御回路606で生成された
同期信号、書き込みの基準信号PMSYNCは画像セレ
クター612に入力される。
【0024】コピーの場合は、黒画像は書き込み制御部
(黒)613からLD614に送られ、カラー画像は書
き込み制御部(カラー)615からLED616に送ら
れ、感光体ドラムに照射されることによって像を形成す
る。FAX送信を行う場合は、セレクター612からメ
インコントローラ501内部にあるFAX用メモリーに
転送される。また、FAX受信出力は、回線から受信し
たデータを伸張してFAX用メモリーに展開後、画像デ
ータ、同期信号と共に画像セクレター612に入力さ
れ、書き込みが行われる。
【0025】図5は、本発明によるデジタル複合機にお
けるFAX送受信時の画像の流れを説明するための図
で、FAX画像蓄積/送信時は、スキャナーから読み取
られたデータが、画像処理コントローラ502で各種画
像処理を施された後、セレクター612からメインコン
トローラ501内のイメージメモリー620に蓄積され
る。その後、圧縮伸張器622により任意の圧縮コード
(MH、MR、MMR、JBIG)に圧縮されFAXコ
ントローラ506上のSAFメモリー623に蓄積され
る。この時、イメージメモリー620に蓄積されたデー
タが、A4横または、B5横など回転して送信した方が
効率がいい場合は、イメージメモリー620から圧縮伸
張器622にデータを渡すときに回転器621を使用し
てイメージを回転させて圧縮を行う。SAFに蓄積され
たデータはG3コントローラ507内にあるラインバッ
ファ624に転送され、圧縮伸張器627で再度伸張し
て、ここで、TTI印字等の送信機の情報を付加し、受
信機の処理能力に合わせて圧縮伸張器627で再圧縮
後、モデム625を介してNCU626から送信され
る。G4の場合も同様に、G4コントローラ508内に
あるラインバッファ628に転送され、圧縮伸張器63
1で再度伸張して、ここでTID印字等の送信機の情報
を付加し、受信機の処理能力に合わせて圧縮伸張器63
1で再圧縮後、ISDN制御629、トランス630を
介して送信される。
【0026】FAX受信/印刷時は、回線から送られて
きたデータは、NCU626、モデム625を介しSA
Fメモリー623に蓄積される。SAFメモリー623
に蓄積されたデータは、メインコントローラ501上の
圧縮伸張器622により伸張され、イメージメモリー6
20上に展開される。伸張時にA4横またはB5横など
回転して印刷した方が効率がいい場合は、圧縮伸張器6
22からイメージメモリー620にデータを渡すときに
回転器621を使用してイメージを回転させて伸張を行
う。イメージメモリー620上に展開されたデータは、
画像処理コントローラ502に送られ、セレクター61
2から書き込み制御に渡され印刷が行われる。
【0027】FAXコントローラ506に設けられた送
信時刻管理部632では、複数の宛先を一度にダイヤル
するための宛先のグループ登録が複数管理されており、
それぞれのグループには送信時刻を設定することができ
る。このグループ毎に設定された時刻を基に送信を管理
している(請求項1)。従って、送信文書を蓄積する操
作者は、単に宛先を特定するのみの文書の蓄積操作だけ
ですみ、送信操作を簡素化することができる。また、1
日に複数回の定期的な送信が必要な相手先(宛先)に
は、同一宛先で複数のグループに対する登録を行ってお
くことにより、1日に複数回の送信ができるようになる
(請求項2)。ここでは、送信時刻管理部632が、グ
ループ登録・管理を行うことにしているが、宛先の代わ
りに宛先毎にマーカー等の付属情報を付けることによ
り、これを送信管理番号として管理することができる。
この管理番号に対して送信時刻の設定を行えば、即ち、
この管理番号毎に送信時刻の設定と送信の管理とができ
るので、グループ登録・管理と同様な管理を行うことが
できるようになる(請求項5)。
【0028】図6は、本発明によるデジタル複合機の動
作の一実施例を説明するためのフローチャートで、FA
Xコントローラ506の画像蓄積処理の流れを示す。F
AX画像蓄積は、まず、蓄積情報から相手先のFAX番
号を取得し(S1)、送信時刻管理部632でこのFA
X番号がグループ登録されているかどうかを検索する
(S2,S3)。グループ登録されていなければ従来の
処理を行う(S4)。グループ登録されていれば、その
グループに設定されている送信時刻をこれから蓄積する
画像の送信時刻に設定する(S5)。後は従来と同様の
蓄積処理を行う(S6,S7)。スキャナーから読み取
られたデータが、画像処理コントローラ502で各種画
像処理が施された後、セレクター612からメインコン
トローラ501内のイメージメモリー620に蓄積され
る。その後、圧縮伸張器622により、任意の圧縮コー
ド(MH、MR、MMR、JBIG)に圧縮され、FA
Xコントローラ506上のSAFメモリー623に蓄積
される。この時、イメージメモリー620に蓄積された
データが、A4横または、B5横など回転して送信した
方が効率がいい場合は、イメージメモリー620から圧
縮伸張器622にデータを渡すときに回転器621を使
用してイメージを回転させて圧縮を行う。
【0029】登録されたグループ登録の送信設定時刻が
来ると、送信処理自体はグループ送信と同じ処理が行わ
れる。SAF623に蓄積されたデータは、G3コント
ローラ507内にあるラインバッファ624に転送さ
れ、圧縮伸張器627で再度伸張されて、ここでTTI
印字等の送信機の情報が付加され、受信機の処理能力に
合わせて圧縮伸張器627で再圧縮された後、モデム6
25を介してNCU626から送信される。G4の場合
も同様に、G4コントローラ508内にあるラインバッ
ファ628に転送され、圧縮伸張器631で再度伸張さ
れて、ここでTID印字等の送信機の情報が付加され、
受信機の処理能力に合わせて圧縮伸張器631で再圧縮
された後、ISDN制御629,トランス630を介し
て送信される。この処理が、グループ登録されている宛
先に対して蓄積された画情報全てに対して行われる(請
求項3)。
【0030】図7は、本発明によるデジタル複合機の動
作の他の実施例を説明するためのフローチャートであ
る。送信したい画情報が既に蓄積されて揃っているとき
に、例えば、解除キーにより、設定されている送信時刻
の設定解除操作が行われたら、送信時刻の設定解除を通
知し(S11)、送信時刻管理部632でそのFAX番
号がグループ登録されているかどうかを検索する(S1
2,S13)。グループ登録されていなければ、終了す
る。グループ登録されていれば(S13のNO)、グル
ープに登録されている宛先を取得する(S14)。宛先
が指定された蓄積画情報を取り出して(S15)、その
画情報を送信し(S16)、全宛先が終了したら、終了
する(S17)。
【0031】送信したい画情報が既に蓄積されて揃って
いるときには、上述のように、例えば、解除キー等によ
り、送信時刻の設定解除操作を行って、即時に送信する
こともできる。送信処理自体は、これもグループ送信と
同じ処理で行う。SAF623に蓄積されたデータは、
G3コントローラ507内にあるラインバッファ624
に転送され、圧縮伸張器627で再度伸張されて、ここ
でTTI印字等の送信機の情報が付加され、受信機の処
理能力に合わせて圧縮伸張器627で再圧縮された後、
モデム625を介してNCU626から送信される。G
4の場合も同様に、G4コントローラ508内にあるラ
インバッファ628に転送され、圧縮伸張器631で再
度伸張されて、ここでTID印字等の送信機の情報が付
加され、受信機の処理能力に合わせて圧縮伸張器631
で再圧縮された後、ISDN制御629,トランス63
0を介して送信される。この処理が、グループ登録され
ている宛先で蓄積された画情報全てに対して行われる
(請求項4)。
【0032】ただし、ここで述べた送信時刻の設定解除
操作は、グループ登録を解除するのではないので、次の
画情報が蓄積された時には、その画情報は、次の送信時
刻での送信の対象となる。1つの宛先に対して複数の送
信時刻が設定されていたときは、その宛先に対する次の
画情報は、次の送信時刻に送信するものの対象となる。
このようにして、毎日の定型業務を繰り返して行うこと
ができる。
【0033】
【発明の効果】(1)請求項1の発明に対する効果 送信時刻の設定をグループで管理する送信時刻管理部を
備えているので、毎日の定型業務として、特定の時刻に
特定の宛先への送信物がある場合、その定型業務をより
簡素化することができ、人的作業を削減することができ
る。
【0034】(2)請求項2の発明に対する効果 同一宛先に対して複数の送信時刻を設定できるので、上
記定型業務をさらに簡素化することができ、人的作業を
削減することができる。
【0035】(3)請求項3の発明に対する効果 グループ登録されている宛先に対して蓄積されている全
ての画情報を一括して設定された送信時刻に送信するの
で、複数の相手先の異なる画情報を一括して送信するこ
とができ、上記定型業務をより簡素化することができ
る。
【0036】(4)請求項4の発明に対する効果 設定されている送信時刻を解除して、グループ登録され
ている宛先に対して蓄積されている全ての画情報を一括
して直ちに送信するので、操作者の都合によって複数の
相手先の異なる画情報を一括して送信することができ、
上記定型業務をより簡素化することができる。
【0037】(5)請求項5の発明に対する効果 宛先毎の送信管理番号を設け、その管理番号によって宛
先毎の送信時刻の設定と宛先毎の送信管理を行うので、
上記定型業務をより簡素化することができ、人的作業を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された複合デジタル複写機の一
実施例を説明するための図である。
【図2】 本発明による複合デジタル複写機における操
作部の正面図である。
【図3】 本発明による複合デジタル複写機のブロック
図である。
【図4】 画像処理部のブロック図である。
【図5】 本発明によるデジタル複合機におけるFAX
送受信時の画像の流れを説明するための図である。
【図6】 本発明によるデジタル複合機の動作の一実施
例を説明するためのフローチャートである。
【図7】 本発明によるデジタル複合機の動作の他の実
施例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機本体、10…コンタクトガラス、16…フル
カラーCCD、20…レーザー出力ユニット、30…感
光体ドラム、40…両面ユニット、50…第1トレイ、
55…定着装置、60…本体縦搬送ユニット、100…
ADF、200…3ビンソーター、300…給紙ユニッ
ト、400…操作部、500…操作部コントローラ、5
01…メインコントローラ、502…画像処理コントロ
ーラ、503…ADFコントローラ、506…FAXコ
ントローラ、507…G3コントローラ、508…G4
コントローラ、600…CPU、612…セレクター、
620…イメージメモリー、621…回転器、622,
627,631…圧縮伸張器、623…SAFメモリ
ー、624,628…バッファ、625…モデム、62
6…NCU、629…ISDN制御、630…トラン
ス、632…送信時刻管理部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置を備えたデジタル複合
    機において、ファクシミリ送信における画情報を蓄積す
    る画情報蓄積手段と、該蓄積された画情報をグループ分
    けし、該各グループに対する送信時刻を設定し、該各グ
    ループ毎に送信時刻を管理する送信時刻管理手段とを有
    することを特徴とするデジタル複合機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル複合機におい
    て、前記グループ分けを、前記蓄積された画情報の宛先
    に基づいて行うことを特徴とするデジタル複合機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデジタル複合
    機において、設定された送信時刻に、該送信時刻が設定
    されたグループに対する前記蓄積された画情報を送信す
    る設定送信時刻送信手段を有することを特徴とするデジ
    タル複合機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のデジ
    タル複合機において、送信時刻の設定を解除し、該解除
    された送信時刻が設定されていたグループの画情報を送
    信する時刻解除送信手段を備えたことを特徴とするデジ
    タル複合機。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ装置を備えたデジタル複合
    機において、ファクシミリ送信における画情報を蓄積す
    る画情報蓄積手段と、画情報の宛先に基づいて前記蓄積
    された画情報に送信管理番号を付設する送信管理番号付
    設手段と、該付設された各送信管理番号に対する送信時
    刻を設定し、該各送信管理番号毎に送信時刻を管理する
    送信時刻管理手段とを有することを特徴とするデジタル
    複合機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295275A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toshiba Solutions Corp 文書送受信方法および文書送受信システム
US9258450B2 (en) 2013-11-06 2016-02-09 Kyocera Document Solutions Inc. Facsimile machine and facsimile system that performs fax transmission to specific transmission destination and perform fax reception from specific sender periodically

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