JP2002015852A - 電磁加熱用コイル - Google Patents
電磁加熱用コイルInfo
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- JP2002015852A JP2002015852A JP2000197445A JP2000197445A JP2002015852A JP 2002015852 A JP2002015852 A JP 2002015852A JP 2000197445 A JP2000197445 A JP 2000197445A JP 2000197445 A JP2000197445 A JP 2000197445A JP 2002015852 A JP2002015852 A JP 2002015852A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コイル固定用支持枠やコイル巻線用ボビンがな
くても巻線形状を保持することができ、占積率や取り付
け部との密着性にも優れ、炊飯器(電磁調理器)の小型
化が可能で安価な電磁加熱用コイルを提供する。 【解決手段】絶縁電線2を所定形状に巻線した巻線部1B
と開口部1Cを有する電磁加熱用コイルであって、前記絶
縁電線2は、フッ素樹脂被覆3を設けた絶縁電線2Aの外
周に接着層付きフィルムテープ4をスパイラル状で、且
つ接着層5を外側にして重なり部7を形成しながら1/4
〜1/2ラップ巻きしてなり、前記接着層5で巻線部1Bの
隣り合う巻線同志を接着固定しながら絶縁電線2を平面
状に巻線するとともに、前記巻線部1Bを電磁加熱用コイ
ルの取り付け部に直接接着固定するよう構成する。
くても巻線形状を保持することができ、占積率や取り付
け部との密着性にも優れ、炊飯器(電磁調理器)の小型
化が可能で安価な電磁加熱用コイルを提供する。 【解決手段】絶縁電線2を所定形状に巻線した巻線部1B
と開口部1Cを有する電磁加熱用コイルであって、前記絶
縁電線2は、フッ素樹脂被覆3を設けた絶縁電線2Aの外
周に接着層付きフィルムテープ4をスパイラル状で、且
つ接着層5を外側にして重なり部7を形成しながら1/4
〜1/2ラップ巻きしてなり、前記接着層5で巻線部1Bの
隣り合う巻線同志を接着固定しながら絶縁電線2を平面
状に巻線するとともに、前記巻線部1Bを電磁加熱用コイ
ルの取り付け部に直接接着固定するよう構成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、電磁誘導
加熱方式の炊飯器や電磁調理器に用いられる電磁加熱用
コイルに関するものである。
加熱方式の炊飯器や電磁調理器に用いられる電磁加熱用
コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導加熱方式の炊飯器や電磁調理器
には電磁加熱用コイルが用いられており、電磁加熱用コ
イルは炊飯器や電磁調理器に設けた取り付け部に装着さ
れている。例えば、図4に図示する如きIHヒーター(イ
ンダクションヒータ)用の電磁加熱用コイル1Aの場合に
は、線径0.18mmのエナメル線を19本撚り合わせた絶縁電
線2Aを巻線部1Bと開口部1Cを形成しながら同心円状に巻
線し、接着テープ等で巻線形状を保持させ電磁加熱用コ
イル1Aを製造する。そして、この電磁加熱用コイル1Aを
炊飯器の蓋側(図示せず)に装着していた。炊飯器蓋側
へは、コイル固定用支持枠9に設けた巻線部1Bの形状に
対応した溝10に巻線部1Bを固定して巻線形状を保持する
とともに、コイル固定用支持枠9を炊飯器にネジ止め固
定して装着していた。また、別の手段としては電磁加熱
用コイル1A巻線用に設けた所定構造のボビンに絶縁電線
2Aを巻線して巻線形状を保持させ炊飯器蓋側へ装着して
いた。
には電磁加熱用コイルが用いられており、電磁加熱用コ
イルは炊飯器や電磁調理器に設けた取り付け部に装着さ
れている。例えば、図4に図示する如きIHヒーター(イ
ンダクションヒータ)用の電磁加熱用コイル1Aの場合に
は、線径0.18mmのエナメル線を19本撚り合わせた絶縁電
線2Aを巻線部1Bと開口部1Cを形成しながら同心円状に巻
線し、接着テープ等で巻線形状を保持させ電磁加熱用コ
イル1Aを製造する。そして、この電磁加熱用コイル1Aを
炊飯器の蓋側(図示せず)に装着していた。炊飯器蓋側
へは、コイル固定用支持枠9に設けた巻線部1Bの形状に
対応した溝10に巻線部1Bを固定して巻線形状を保持する
とともに、コイル固定用支持枠9を炊飯器にネジ止め固
定して装着していた。また、別の手段としては電磁加熱
用コイル1A巻線用に設けた所定構造のボビンに絶縁電線
2Aを巻線して巻線形状を保持させ炊飯器蓋側へ装着して
いた。
【0003】近時、これら炊飯器や電磁調理器に対する
小型化の要求が強まるとともに、これらの要求に対応で
きる小型で取り扱い性に優れた電磁加熱用コイルが要望
されている。
小型化の要求が強まるとともに、これらの要求に対応で
きる小型で取り扱い性に優れた電磁加熱用コイルが要望
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
磁加熱用コイルでは、炊飯器や電磁調理器への装着にコ
イル固定用支持枠や電磁加熱用コイル巻線用ボビンを用
いて巻線形状を保持した状態で取り付け部に装着させる
必要があった。このため、炊飯器(電磁調理器)全体と
しては、電磁加熱用コイル取り付け部の長さ方向または
幅方向或いは高さ方向の寸法が大きくなってしまうた
め、炊飯器(電磁調理器)の小型化が極めて困難であっ
た。また、占積率が低く、取り付け部との密着性に難点
があるほか、製造工程数が多く、炊飯器(電磁調理器)
が高価になる難点があった。
磁加熱用コイルでは、炊飯器や電磁調理器への装着にコ
イル固定用支持枠や電磁加熱用コイル巻線用ボビンを用
いて巻線形状を保持した状態で取り付け部に装着させる
必要があった。このため、炊飯器(電磁調理器)全体と
しては、電磁加熱用コイル取り付け部の長さ方向または
幅方向或いは高さ方向の寸法が大きくなってしまうた
め、炊飯器(電磁調理器)の小型化が極めて困難であっ
た。また、占積率が低く、取り付け部との密着性に難点
があるほか、製造工程数が多く、炊飯器(電磁調理器)
が高価になる難点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、コイル固定用支
持枠やコイル巻線用ボビンがなくても巻線形状を保持す
ることができ、占積率や取り付け部との密着性にも優
れ、炊飯器(電磁調理器)の小型化が可能で安価な電磁
加熱用コイルを提供することにある。
持枠やコイル巻線用ボビンがなくても巻線形状を保持す
ることができ、占積率や取り付け部との密着性にも優
れ、炊飯器(電磁調理器)の小型化が可能で安価な電磁
加熱用コイルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、絶縁電
線2を所定形状に巻線した巻線部1Bと開口部1Cを有する
電磁加熱用コイルであって、前記絶縁電線2は、フッ素
樹脂被覆3を設けた絶縁電線2Aの外周に接着層付きフィ
ルムテープ4をスパイラル状で、且つ接着層5を外側に
して重なり部7を形成しながら1/4〜1/2ラップ巻きして
なり、前記接着層5で巻線部1Bの隣り合う巻線同志を接
着固定しながら絶縁電線2を平面状に巻線するととも
に、前記巻線部1Bを電磁加熱用コイルの取り付け部に直
接接着固定するよう構成したことを特徴とする電磁加熱
用コイルを提供する。第1の観点の電磁加熱用コイル
は、巻線部1Bの隣り合う巻線同志が接着層5で接着固定
されながら平面状に巻線され、巻線部1Bが取り付け部に
直接接着固定される構成なので、コイル固定用支持枠9
やコイル巻線用ボビンなしでも巻線形状を保持でき、巻
線部1Bを取り付け部に簡単に接着固定できる。また、薄
型で取り扱い性に優れ、炊飯器(電磁調理器)の小型化
に対応可能な電磁加熱用コイルを提供できる。
線2を所定形状に巻線した巻線部1Bと開口部1Cを有する
電磁加熱用コイルであって、前記絶縁電線2は、フッ素
樹脂被覆3を設けた絶縁電線2Aの外周に接着層付きフィ
ルムテープ4をスパイラル状で、且つ接着層5を外側に
して重なり部7を形成しながら1/4〜1/2ラップ巻きして
なり、前記接着層5で巻線部1Bの隣り合う巻線同志を接
着固定しながら絶縁電線2を平面状に巻線するととも
に、前記巻線部1Bを電磁加熱用コイルの取り付け部に直
接接着固定するよう構成したことを特徴とする電磁加熱
用コイルを提供する。第1の観点の電磁加熱用コイル
は、巻線部1Bの隣り合う巻線同志が接着層5で接着固定
されながら平面状に巻線され、巻線部1Bが取り付け部に
直接接着固定される構成なので、コイル固定用支持枠9
やコイル巻線用ボビンなしでも巻線形状を保持でき、巻
線部1Bを取り付け部に簡単に接着固定できる。また、薄
型で取り扱い性に優れ、炊飯器(電磁調理器)の小型化
に対応可能な電磁加熱用コイルを提供できる。
【0007】第2の観点では、絶縁電線2が平角絶縁電
線からなることを特徴とする電磁加熱用コイルを提供す
る。第2の観点の電磁加熱用コイルは、絶縁電線2が平
角絶縁電線なので、巻線部1Bの隣り合う巻線同志が相互
に密着して強固に固定され、巻線形状を保持できるほ
か、占積率や取り付け部との密着性に優れた電磁加熱用
コイルを提供できる。
線からなることを特徴とする電磁加熱用コイルを提供す
る。第2の観点の電磁加熱用コイルは、絶縁電線2が平
角絶縁電線なので、巻線部1Bの隣り合う巻線同志が相互
に密着して強固に固定され、巻線形状を保持できるほ
か、占積率や取り付け部との密着性に優れた電磁加熱用
コイルを提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
より具体的に説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。図1は、本発明による電磁加熱用
コイルの一例を示す説明図で、同図(a)は絶縁電線の構
成を示す説明図、同図(b)は電磁加熱用コイルの外観
図、同図(c)は同図(b)のX-X線断面図である。図2は、
本発明に用いる平角絶縁電線の構成を示す説明図であ
る。図3は、図2の絶縁電線を用いた電磁加熱用コイル
の一例を示す説明図で、同図(a)は電磁加熱用コイルの
外観図、同図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。
より具体的に説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。図1は、本発明による電磁加熱用
コイルの一例を示す説明図で、同図(a)は絶縁電線の構
成を示す説明図、同図(b)は電磁加熱用コイルの外観
図、同図(c)は同図(b)のX-X線断面図である。図2は、
本発明に用いる平角絶縁電線の構成を示す説明図であ
る。図3は、図2の絶縁電線を用いた電磁加熱用コイル
の一例を示す説明図で、同図(a)は電磁加熱用コイルの
外観図、同図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。
【0009】−第1の実施形態− 図1に図示するように、線径0.18mmの錫めっき銅合金線
6を19本撚り合わせ、その外周にチューブ押し出し被覆
により、フッ素樹脂被覆3を厚さ0.13mmで設けた絶縁電
線2Aを製造した。
6を19本撚り合わせ、その外周にチューブ押し出し被覆
により、フッ素樹脂被覆3を厚さ0.13mmで設けた絶縁電
線2Aを製造した。
【0010】次に、絶縁電線2Aの外周に重なり部7を設
けながら厚さ12μmの粘着層付きフィルムテープ4をス
パイラル状に、且つ接着層5を外側にして1/2ラップ巻
きして絶縁電線2を製造した。
けながら厚さ12μmの粘着層付きフィルムテープ4をス
パイラル状に、且つ接着層5を外側にして1/2ラップ巻
きして絶縁電線2を製造した。
【0011】そして、巻型(図示せず)を用いて、絶縁
電線2を同心状に巻線し、巻線部1Bと開口部1Cを有する
平面状の電磁加熱用コイル1を形成した。この電磁加熱
用コイル1は巻線部1Bの隣り合う巻線同志が接着層付き
フィルムテープ4の接着層5により互いに接着固定され
るので、巻型から取り外しても巻線形状を強固に保持す
ることができる。また、炊飯器側への装着は巻線部1Bの
接着層5を取り付け部に直接接着固定するだけで簡単に
でき、炊飯器の小型化に対応可能な薄型の電磁加熱用コ
イル1が得られた。
電線2を同心状に巻線し、巻線部1Bと開口部1Cを有する
平面状の電磁加熱用コイル1を形成した。この電磁加熱
用コイル1は巻線部1Bの隣り合う巻線同志が接着層付き
フィルムテープ4の接着層5により互いに接着固定され
るので、巻型から取り外しても巻線形状を強固に保持す
ることができる。また、炊飯器側への装着は巻線部1Bの
接着層5を取り付け部に直接接着固定するだけで簡単に
でき、炊飯器の小型化に対応可能な薄型の電磁加熱用コ
イル1が得られた。
【0012】−第2の実施形態− 丸線導体を圧延して平角導体を得る従来の圧延機(図示
せず)を用いて図2に図示するように、厚さ0.40mm、幅
1.25mmの平角軟銅線8を製造した。そして、この平角軟
銅線8の外周にチューブ押し出し被覆により、フッ素樹
脂被覆3を厚さ0.13mmで設けた絶縁電線2Aを製造した。
せず)を用いて図2に図示するように、厚さ0.40mm、幅
1.25mmの平角軟銅線8を製造した。そして、この平角軟
銅線8の外周にチューブ押し出し被覆により、フッ素樹
脂被覆3を厚さ0.13mmで設けた絶縁電線2Aを製造した。
【0013】次に、絶縁電線2Aの外周に重なり部7をつ
くりながら厚さ12μmの接着層付きフィルムテープ4を
スパイラル状で且つ接着層5を外側にして1/4ラップ巻
きして絶縁電線2を製造した。
くりながら厚さ12μmの接着層付きフィルムテープ4を
スパイラル状で且つ接着層5を外側にして1/4ラップ巻
きして絶縁電線2を製造した。
【0014】そして、巻型(図示せず)を用いて、絶縁
電線2を同心状に所定数巻線して図3に図示する如く、
巻線部1Bと開口部1Cを有する平面状の電磁加熱用コイル
1を形成した。この電磁加熱用コイル1は巻線部1B の
隣り合う巻線同志が接着層付きフィルムテープ4の接着
層5で互いに強固に接着固定され、巻型から取り外して
も巻線形状を強く保持できるほか、炊飯器の取り付け部
とは巻線部1Bの接着層5を介した面接触により強固に
接着固定され、炊飯器の小型化に対応可能な薄型の電磁
加熱用コイル1が得られる。なお、絶縁電線2Aを平角導
体で構成したので、第1の実施形態に比べてより強固に
巻線形状を保持した電磁加熱用コイル1が得られる。
電線2を同心状に所定数巻線して図3に図示する如く、
巻線部1Bと開口部1Cを有する平面状の電磁加熱用コイル
1を形成した。この電磁加熱用コイル1は巻線部1B の
隣り合う巻線同志が接着層付きフィルムテープ4の接着
層5で互いに強固に接着固定され、巻型から取り外して
も巻線形状を強く保持できるほか、炊飯器の取り付け部
とは巻線部1Bの接着層5を介した面接触により強固に
接着固定され、炊飯器の小型化に対応可能な薄型の電磁
加熱用コイル1が得られる。なお、絶縁電線2Aを平角導
体で構成したので、第1の実施形態に比べてより強固に
巻線形状を保持した電磁加熱用コイル1が得られる。
【0015】このようにして得られた電磁加熱用コイル
は、巻線部の隣り合う巻線同志が接着層付きフィルムテ
ープの接着層により互いに強固に接着固定されるので、
コイル固定用支持枠やコイル巻線用ボビンがなくても巻
線形状を保持でき、装着も簡単で炊飯器の小型化が可能
な薄型の電磁加熱用コイルが得られる。また、フッ素樹
脂被覆を設けた絶縁電線を用いるので、高温・高湿度雰
囲気中における絶縁性に優れた電磁加熱用コイルが得ら
れる。また、平角絶縁電線を用いれば巻線相互間や取り
付け部との接着力が増大し、さらなる小型化が可能で占
積率のアップした電磁加熱用コイルの提供が可能にな
る。
は、巻線部の隣り合う巻線同志が接着層付きフィルムテ
ープの接着層により互いに強固に接着固定されるので、
コイル固定用支持枠やコイル巻線用ボビンがなくても巻
線形状を保持でき、装着も簡単で炊飯器の小型化が可能
な薄型の電磁加熱用コイルが得られる。また、フッ素樹
脂被覆を設けた絶縁電線を用いるので、高温・高湿度雰
囲気中における絶縁性に優れた電磁加熱用コイルが得ら
れる。また、平角絶縁電線を用いれば巻線相互間や取り
付け部との接着力が増大し、さらなる小型化が可能で占
積率のアップした電磁加熱用コイルの提供が可能にな
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、コイル固定用支持枠や
コイル巻線用ボビンがなくても巻線形状を保持でき、炊
飯器の小型化を可能にする薄型の電磁加熱用コイルを簡
便な手段で得られる。また、小型で占積率が向上して取
り扱い性に優れるほか、高温・高湿度雰囲気中における
絶縁性に優れた電磁加熱用コイルが得られる。等その実
用上の効果は大きなものがある。
コイル巻線用ボビンがなくても巻線形状を保持でき、炊
飯器の小型化を可能にする薄型の電磁加熱用コイルを簡
便な手段で得られる。また、小型で占積率が向上して取
り扱い性に優れるほか、高温・高湿度雰囲気中における
絶縁性に優れた電磁加熱用コイルが得られる。等その実
用上の効果は大きなものがある。
【図1】本発明による電磁加熱用コイルの一例を示す説
明図で、同図(a)は絶縁電線の構成を示す説明図、同図
(b)は電磁加熱用コイルの外観図、同図(c)は同図(b)のX
-X線断面図である。
明図で、同図(a)は絶縁電線の構成を示す説明図、同図
(b)は電磁加熱用コイルの外観図、同図(c)は同図(b)のX
-X線断面図である。
【図2】本発明に用いる平角絶縁電線の構成を示す説明
図である。
図である。
【図3】図2の絶縁電線を用いた電磁加熱用コイルの一
例を示す説明図で、同図(a)は電磁加熱用コイルの外観
図、同図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。
例を示す説明図で、同図(a)は電磁加熱用コイルの外観
図、同図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。
【図4】電磁加熱用コイルの取り付けに用いられる支持
枠の従来例を示す説明図である。
枠の従来例を示す説明図である。
1,1A 電磁加熱用コイル 1B 巻線部 1C 開口部 2,2A 絶縁電線 3 フッ素樹脂被覆 4 接着層付きフィルムテープ 5 接着層 6 錫めっき銅合金線 7 重なり部 8 平角軟銅線 9 コイル固定用支持枠 10 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 5/06 H01F 5/06 H 27/32 27/32 Z H02J 17/00 H02J 17/00 B (72)発明者 小林 千弘 長野県上田市大字大屋300番地 東京特殊 電線株式会社上田工場内 Fターム(参考) 3K051 AA08 AD40 CD43 4B055 AA09 BA35 DB14 FB36 FD04 5E044 CA03 CB03 CB10
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁電線2を所定形状に巻線した巻線部
1Bと開口部1Cを有する電磁加熱用コイルであって、 前記絶縁電線2は、フッ素樹脂被覆3を設けた絶縁電線
2Aの外周に接着層付きフィルムテープ4をスパイラル状
で、且つ接着層5を外側にして重なり部7を形成しなが
ら1/4〜1/2ラップ巻きしてなり、 前記接着層5で巻線部1Bの隣り合う巻線同志を接着固定
しながら絶縁電線2を平面状に巻線するとともに、前記
巻線部1Bを電磁加熱用コイルの取り付け部に直接接着固
定するよう構成したことを特徴とする電磁加熱用コイ
ル。 - 【請求項2】 前記絶縁電線2が平角絶縁電線からなる
ことを特徴とする請求項1記載の電磁加熱用コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197445A JP2002015852A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 電磁加熱用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197445A JP2002015852A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 電磁加熱用コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002015852A true JP2002015852A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18695771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000197445A Pending JP2002015852A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 電磁加熱用コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002015852A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004017681A1 (ja) * | 2002-08-15 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 誘導加熱用コイル |
JP2007329087A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2010135157A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Appliances Inc | 誘導加熱調理器 |
US10377254B2 (en) * | 2013-05-14 | 2019-08-13 | Ihi Corporation | Wireless power transmission device and vehicle |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000197445A patent/JP2002015852A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004017681A1 (ja) * | 2002-08-15 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 誘導加熱用コイル |
US7145116B2 (en) | 2002-08-15 | 2006-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Induction heating coil |
EP1545159A4 (en) * | 2002-08-15 | 2008-12-10 | Panasonic Corp | Induction heating coil |
JP2007329087A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2010135157A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Appliances Inc | 誘導加熱調理器 |
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