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JP2002012488A - 粒状肥料の製造方法 - Google Patents

粒状肥料の製造方法

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JP2002012488A
JP2002012488A JP2000187414A JP2000187414A JP2002012488A JP 2002012488 A JP2002012488 A JP 2002012488A JP 2000187414 A JP2000187414 A JP 2000187414A JP 2000187414 A JP2000187414 A JP 2000187414A JP 2002012488 A JP2002012488 A JP 2002012488A
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JP
Japan
Prior art keywords
nitrogen
component
fertilizer
granular fertilizer
lime nitrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000187414A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakashita
普志 坂下
Takuji Naokawa
拓司 直川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2000187414A priority Critical patent/JP2002012488A/ja
Publication of JP2002012488A publication Critical patent/JP2002012488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】石灰窒素又は石灰窒素とリン酸成分等の肥料成
分と、石灰窒素の加水分解遅延剤とを含み、更に硝酸態
窒素を含有させた粒状肥料を、製造上の不都合をなく
し、粒硬度を高めて製造すること。 【解決手段】石灰窒素と石灰窒素の加水分解速度遅延剤
とを含む混合物を、無機硝酸塩を溶解した水を用いて造
粒することを特徴とする粒状肥料の製造方法。とくに、
混合物が、更にリン酸成分、カリウム成分及び窒素成分
から選ばれた少なくとも1種の肥料成分を含むものであ
ることが好ましい。また、この粒状肥料に更に撥水性物
質を添加することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石灰窒素を含む粒
状肥料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石灰窒素肥料は、カルシウムシアナミド
を主成分とする緩効性肥料であり、農薬効果をも有する
ことから、長年にわたって賞用されている。また、石灰
窒素肥料の形態には、粉状品と粒状品とがあるが、粉状
品には、散布時の飛散による肥料損失、付近の他の作物
への影響、環境汚染などの問題があるので、粒状品が好
んで使用されている。しかし、石灰窒素肥料の肥効は土
壌の影響を受けやすいこと、また農薬効果は施用後1〜
2日以内に発現し、1週間前後まで継続するが、それ以
上の薬効は期待できない。このために、肥効、例えば硝
酸化までの期間と、農薬効果、例えばシアナミドの徐放
などの調整ができる石灰窒素肥料が望まれている。
【0003】さらに、石灰窒素は窒素単肥であるため、
肥料の他の3要素であるリン酸成分とカリウム成分と石
灰窒素由来以外の窒素成分や、更には微量要素を必要に
応じて1つ又は2つ以上をあわせて供給できる複合肥料
が望まれている。
【0004】そこで、これらの問題を解決するため、石
灰窒素に加水分解遅延剤を存在させた緩効性粒状肥料、
又はこれに更にリン酸成分、カリウム成分、窒素成分な
どの肥料成分を存在させた緩効性粒状肥料を本出願人ら
は先に出願した(特開平10−297985号公報、特
開2000−72585号公報)。
【0005】この緩効性粒状肥料は、石灰窒素に由来す
るアンモニア態窒素が土壌に長い期間存在し、しかも硝
酸化のスピードも緩やかであるため、肥効が通常の石灰
窒素よりも長く持続するという特長がある。しかし、ア
ンモニア態窒素の他に少量でも硝酸態窒素が共存する方
が生育が良いことが知られているある種の野菜を栽培す
る場合や、ハウス土壌などで強度の土壌消毒を行ったた
め土壌の硝酸化性能が極端に劣っている場合などでは、
更に硝酸態窒素を含有させることが望ましい。
【0006】しかしながら、硝酸態窒素を含む化合物す
なわち無機硝酸塩は、吸湿性であるので、これを石灰窒
素肥料に混合し水で造粒するに際しては、無機硝酸塩粉
末ないしは無機硝酸塩粉末の配合された原料粉の計量・
輸送・混合の際に固結して種々の不都合をきたした。た
とえば、貯蔵タンク内壁に付着した粉を除くため、ハン
マーでたたく、棒でつつくなどの非効率的な作業が必要
となったり、輸送配管の閉塞の危険性や、固結物混入に
よる粒状肥料の不均質化などの恐れがあったので、これ
の解消には多くの手間が必要であった。さらには、水の
みによる造粒では、造粒物の粒硬度が十分に大きくなら
ないので、袋詰め工程などにおいては粉化しやすいとい
う問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、石灰
窒素肥料を含む緩効性粒状肥料に、更に硝酸態窒素を含
有させたものを、製造上の上記不都合をなくし、粒硬度
を高めて製造することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、石
灰窒素と石灰窒素の加水分解速度遅延剤とを含む混合物
を、無機硝酸塩を溶解した水を用いて造粒することを特
徴とする粒状肥料の製造方法である。とくに、混合物
が、更にリン酸成分、カリウム成分及び窒素成分から選
ばれた少なくとも1種の肥料成分を含むものであること
が好ましい。また、この粒状肥料に更に撥水性物質を添
加することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、更に詳しく本発明について
説明する。
【0010】本発明で使用される石灰窒素は、一般に入
手可能な石灰窒素で十分であり、カルシウムシアナミド
(CaCN2 )を主成分とし、生石灰(CaO)、消石
灰(Ca(OH)2 )、炭素(C)などを副成分とする
さまざまな組成のものが知られているが、いずれのもの
でも使用することができる。
【0011】石灰窒素中に生石灰が多量に含まれている
場合には、生石灰が水和する際の体積膨張によって、造
粒品が崩壊し粉化してしまうことがあるので、あらかじ
め水を石灰窒素に少量混合し、石灰窒素中の生石灰の一
部又は全部を水和しておくことが望ましい。
【0012】リン酸成分については、一般に入手可能な
リン酸源で十分である。たとえば、熔成リン肥、焼成リ
ン肥、リン酸アンモニウム、加工リン酸肥料であり、い
ずれのものでも使用することができる。
【0013】カリウム成分については、一般に入手可能
なカリウム源で十分であり、例えば塩化カリウム、硫酸
カリウム、珪酸カリウムなど使用することができる。
【0014】窒素成分については、上記遅延剤を含む石
灰窒素よりも早い時期に窒素肥効を発現するものであ
り、例えば尿素や、硫酸アンモニウム等のアンモニウム
塩などの、石灰窒素又は無機硝酸塩以外の物質であるこ
とが好ましい。
【0015】リン酸成分、カリウム成分、窒素成分の割
合は任意であるが、その一例をあげれば、質量基準で、
石灰窒素100部に対し、リン酸成分及び/又はカリウ
ム成分が10〜800部、窒素成分が3〜900部であ
る。
【0016】本発明で使用される石灰窒素の加水分解速
度遅延剤とは、石灰窒素の主成分であるカルシウムシア
ナミドが尿素へと変化する加水分解反応を遅延させる物
質のことであり、オキシカルボン酸又はその塩とケトカ
ルボン酸又はその塩からなる群、リグニンスルホン酸又
はその塩からなる群、廃糖蜜、コーンシロップ、パルプ
廃液からなる群のうちから選ばれる1種以上を例示する
ことができる。
【0017】石灰窒素の加水分解速度遅延剤の使用量
は、石灰窒素100部あたり1〜10部の範囲におい
て、より遅効性を求めるときはその割合を多くし、より
速効性を求めるときはその割合を少なくする。石灰窒素
の加水分解速度遅延剤の効果は、土壌膠質を多く含む土
壌の場合には十分でないことがあるので、そのようなと
きは、本発明の粒状肥料に更に撥水性物質を添加するこ
とによって解決する。
【0018】本発明において、粒状肥料は次のようにし
て製造する。まず、石灰窒素と石灰窒素の加水分解遅延
剤を混合する。複合肥料を製造する場合は更に肥料成分
をこの段階で混合しておく。次いで、あらかじめ無機硝
酸塩の溶解された造粒水を滴下、噴霧などによって添加
し、押し出し造粒、撹拌造粒、転動造粒などによって造
粒する。得られた粒状肥料を更に撥水性物質で処理する
ときは、動造粒機の槽内などを用い、撥水性物質を添加
する。なお、無機硝酸塩の溶解度を上げるため、造粒水
は適宜加熱される。
【0019】本発明で使用される撥水性物質とは、水溶
性があってもそれが著しく小さい物質のことであり、シ
ランカップリング剤、ステアリン酸、ダイズ油、ナタネ
油、重油、パラフィン、ポリエチレンワックスエマルジ
ョン、ワセリンなどを例示することができる。
【0020】
【実施例】実施例1 石灰窒素中の生石灰が水和処理された粉状の石灰窒素
(電気化学工業社製)80gにリグニンスルホン酸を3
gを混合した後、熔成リン肥100gと塩化カリウム2
0gとを混合した。これに、更に水40gに硝酸カルシ
ウム30gを溶解した造粒水全量を加え、混合した後、
押し出し造粒機により造粒した。これを110℃で乾燥
してから、C重油を6g添加・混合・乾燥し粒状肥料を
製造した。
【0021】得られた粒状肥料について、(1)粉化
率、(2)土壌中での硝酸態窒素の生成状況を以下に従
い測定した。それらの結果を表1に示す。
【0022】(1)粉化率 粒状肥料250gを目開き0.3mmのふるいの上に置
き、ロータップ型ふるい振盪機に10分かける。この振
動によって発生した0.3mm下の粉の質量を測定し、
はじめに入れた質量で割った百分率を算出した。粒硬度
の大きさを示す指標となる。
【0023】(2)土壌中での硝酸態窒素の生成状況 50mlの円筒スチロール容器に土壌(表層腐植質黒ボ
ク土)30gをはかり、土壌の中央部に粒状肥料約75
mg(窒素分として約6mg)を入れ、土壌の含水率が
最大容水量の60%となるように水を添加してから、水
分の蒸発を防ぐためにアルミホイルで密栓しない程度に
蓋をし、30℃の恒温庫内に静置して、経時的に硝酸態
窒素濃度を測定した。硝酸態窒素濃度の測定は、土壌と
粒状肥料の混合物を500mM硫酸カリウム水溶液15
0mlに懸濁し、30分振盪して得られたろ液について
イオン電極法で行った。
【0024】比較例1 硝酸カルシウムを溶解していない造粒水を用いたこと以
外は、実施例1と同様にして粒状肥料を製造した。
【0025】
【表1】
【0026】表1から、実施例1は比較例1よりも粒状
肥料の粒硬度が増加していることから、硝酸カルシウム
の造粒のバインダー効果が確認された。また、実施例1
の粒状肥料は、土壌中においた初期から硝酸態窒素が検
出され、硝酸カルシウムを加えた肥効が認められた。
【0027】さらに、上記実験とは別に、造粒の計量、
輸送、混合工程などにおいて、原料粉の固結物の生成状
況を目視観察したところ、実施例1の方法では、原料貯
蔵タンク、輸送配管などにおいては、原料の固結が認め
られず、ハンマーでたたく、棒でつつくなどの非効率的
な作業は必要でなかった。これに対し、比較例1の方法
では、貯蔵タンクとその輸送配管で硝酸カルシウムが固
結したので、しばしば上記非効率的な作業が必要となっ
た。
【0028】実施例2 比較例2 石灰窒素200gにグルコン酸ナトリウム5gと、水4
0gに硝酸カルシウム30gを溶解した造粒水全量とを
混合し、市販のペレタイザーを用いて造粒した。その結
果、粉化率0.9%の粒状肥料が得られた。また、得ら
れた粒状肥料100gを乾燥してからダイズ油を添加し
て撥水性物質で処理された粒状肥料を製造したところ、
何の不都合もなく製造することができた。
【0029】一方、実施例2において、造粒水として硝
酸カルシウムを溶解しない水40gを用いるとともに、
硝酸カルシウム30g(造粒水に溶解していた分)を原
料粉に混合して造粒したところ、粒状肥料の粉化率は
1.9%であった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、石灰窒素又は石灰窒素
とリン酸成分等の肥料成分と、石灰窒素の加水分解遅延
剤とを含み、更に硝酸態窒素を含有させた粒状肥料を、
製造上の不都合をなくし、粒硬度を高めて製造すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05G 3/00 C05G 3/00 Z 101 101 103 103 //(C05C 13/00 (C05C 13/00 5:00 5:00 7:02) 7:02)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石灰窒素と石灰窒素の加水分解速度遅延
    剤とを含む混合物を、無機硝酸塩を溶解した水を用いて
    造粒することを特徴とする粒状肥料の製造方法。
  2. 【請求項2】 混合物が、更にリン酸成分、カリウム成
    分及び窒素成分から選ばれた少なくとも1種の肥料成分
    を含むものであることを特徴とする請求項1記載の粒状
    肥料の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の粒状肥料に、更に
    撥水性物質を添加することを特徴とする粒状肥料の製造
    方法。
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