JP2002012103A - バンパステイ - Google Patents
バンパステイInfo
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Abstract
確実に吸収するバンパステイを提供する。 【解決手段】アルミニウム合金の押出形材からなり且つ
中空部12を有し、その押出方向と車体の前後方向とが
直交するようにバンパ1とフレーム6との間に配置され
ると共に、上記中空部2を形成し且つ車体の前後方向に
沿った側壁14,15を、上記バンパ1寄りを薄肉とし
且つフレーム6寄りを厚肉の厚肉部16とする、バンパ
ステイ10。
Description
前後に配置され、衝突時のエネルギを効率良く吸収する
バンパステイに関する。尚、本明細書においては、バン
パの強度部材であるバンパリィンフォースメントを単に
バンパと称するものとする。また、フレームとは、サイ
ドフレーム等のバンパステイを介してバンパが取り付け
られる車体側構造体を指称するものである。
0は、自動車のフロント70におけるバンパ72とフレ
ーム76との間に配置され、バンパ72における表皮7
4に覆われたバンパリィンフォースメント75と、フレ
ーム76のフランジ78との間に、図示しないボルト等
により固定されている。従来のバンパステイ80は、図
5(B)に示すように、アルミニウム合金の押出形材をそ
の押出方向と直交し所定の幅に切断したものであり、バ
ンパ72寄りの幅の狭い衝撃吸収段81と、フレーム7
6寄りの幅広の衝撃吸収段82とからなる。衝撃吸収段
81は、断面長方形の中空部84を内設する矩形片83
であり、衝撃吸収段82は、一対の長片85,87と短
片86,86とからなる長方形断面を有し、一対の仕切
壁88により内部に三つの中空部89b,89a,89
bを形成している。
ように、衝撃吸収段81,82間の長片85に対する、
上記一対の仕切壁88と衝撃吸収段81の短片83aと
の各接続位置間の距離を、長片85の厚みの3倍以上に
設定している。これにより、バンパステイ80は、衝突
時において、短片83a、仕切壁88、及び短片86に
おける座屈変形の開始時期がずれながら圧壊するため、
荷重の大幅な変動及びその低下を生じることなく、大量
の衝突エネルギを吸収するものである(特開平8−58
499号公報参照)。
も、アルミニウム合金の押出形材をその押出方向と直交
し所定の幅に切断したものであり、外矩形部92の中空
部93におけるフレーム側の長片96寄りに、中空部9
5を内設する内矩形部94を併設すると共に、上記長片
96の両側にフランジ98を対称に張り出している。上
記バンパステイ90は、図5(C)に示すように、衝突時
において、先ず外矩形部92の左側から右向きに圧縮変
形して、衝突初期の衝突エネルギを吸収すると共に、続
いて内矩形部94が残った外矩形部92と共に長片96
寄りに圧縮変形して、2回目の衝突エネルギを吸収す
る。係る2段階にわたる変形を生じることにより、バン
パステイ90は、衝突時に生じるエネルギをより多く吸
収しようとするものである(特開平7−277112号
公報参照)。
テイ80では、その複雑な断面形状にも拘わらず、衝突
時にて図5(B)中の矢印で示す右向きの力が短片83a
に作用すると、中空部89bを形成する長片85の端部
85aは、図5(B)中の破線のように変形し且つ短片8
3aも変形する。このため、短片83aと長片85の端
部85aとの交叉部には過大な曲げ応力が発生し、短片
83aと端部85aとの交叉部が破断したり、短片83
a自体が座屈変形する。この結果、衝突エネルギを十分
吸収することなく、バンパ72寄りの衝撃吸収段81が
潰れる。また、フレーム76寄りの衝撃吸収段82は、
これまでの変形により、容易に座屈あるいは横倒れ変形
を生じ易くなっている。従って、以上のようなバンパス
テイ80では、衝突時のエネルギを十分に吸収できな
い、という問題点があった。
(C)中の矢印のように、外矩形部92の短片92aに右
向きの力が加わると、外矩形部92の短片92aは、フ
レーム側の長片96よりも立ち上がる長さが長いため、
外矩形部92自体が横倒れ変形するか、容易に座屈して
してしまう。このため、衝突時の第1段階におけるエネ
ルギの吸収が非常に小さくなる。また、外矩形部92の
横倒れ変形が進行すると、上記短片92aと内矩形部9
4の短片94aとが接触するため、内矩形部94の横倒
れ変形を誘発する。この結果、衝突時の第1段階及び第
2段階において、それぞれ横倒れ変形を生じる。従っ
て、バンパステイ90では吸収できるエネルギが少な
い、という問題点を有していた。また、外矩形部92の
短片92aに座屈が生じた場合でも、首尾良く係る短片
92aが外側に変形する場合以外は、上記と同様に第2
段階におけるエネルギ吸収量が少なくなる、という問題
がある。本発明は、以上において説明した従来の技術に
おける問題点を解決し、衝突時において多くの衝突エネ
ルギを安定して確実に吸収するバンパステイを提供する
こと、を課題とする。
解決するため、アルミニウム合金の押出形材を活用し、
且つバンパ寄りとフレーム寄りとで上記形材の断面にお
ける厚みを変化させる等に着目することにより、成され
たものである。即ち、請求項1のバンパステイは、アル
ミニウム合金の押出形材からなり且つ単数または複数の
中空部を有し、その押出方向と車体の前後方向とが直交
するようにバンパとフレームとの間に配置されると共
に、上記中空部を形成し且つ車体の前後方向に沿った側
壁または側壁および仕切壁を、上記バンパ寄りを薄肉と
し且つフレーム寄りを厚肉とする、ことを特徴とする。
パ寄りを薄肉とし且つフレーム寄りを厚肉とすることに
より、衝突時において、先に薄肉のバンパ寄りを座屈変
形させ、この際に第1段階として衝突エネルギを吸収し
た後、厚肉のフレーム寄りを座屈変形させて、第2段階
として衝突エネルギを吸収することができる。従って、
係るバンパステイにより、衝突時のエネルギを2段階に
して吸収することができる。即ち、第1段階では薄肉部
の座屈荷重以上を伝えず、第2段階では厚肉部の座屈荷
重以上の荷重をフレームに衝撃荷重として伝えずに、衝
突エネルギを吸収することができる。しかも、確実に2
段階で衝突エネルギを吸収するため、乗員の安全を図る
ことが可能となり、更に小さな衝突時ではバンパステイ
のみ、またはバンパとバンパステイの交換のみによって
修理することが可能となる。尚、第2段階で吸収可能な
エネルギ以上の重度の衝突エネルギを吸収しきれないこ
とは、当然である。
空部内に車体の前後方向と略直交する仕切壁が形成さ
れ、これによりバンパ寄りとフレーム寄りとに分けられ
る車体の前後方向に略沿った側壁または側壁および仕切
壁は、車体の前後方向においてバンパ寄りを薄肉とし且
つフレーム寄りを厚肉とする、ことを特徴とする。これ
によれば、バンパステイのバンパ寄りを衝突時の当初に
第1段階として確実に変形させ、これで吸収できない程
度の衝突の際には、第2段階としてフレーム寄りの部分
に大きなエネルギを吸収させつつこれを変形させ、衝突
エネルギを効率良く確実に吸収可能となる。
ニウム合金の押出形材からなり且つ単数または複数の中
空部を有し、その押出方向と車体の前後方向とが直交す
るようにバンパとフレームとの間に配置されると共に、
上記中空部内に車体の前後方向と略直交する仕切壁が形
成され、これよりバンパ寄りとフレーム寄りとに分けら
れる車体の前後方向に略沿った側壁または側壁および仕
切壁は、車体の前後方向においてバンパ寄りの長さがフ
レーム寄りよりも長い、ことを特徴とする。これによれ
ば、バンパステイにおけるバンパ寄りの側壁ないし仕切
壁の長さを長くしたことにより、フレーム寄りに比べて
座屈強度が小さくなるため、衝突時の当初にバンパ寄り
の部分を第1段階として確実に変形させる。この変形で
吸収できない程度の衝突の際には、第2段階としてフレ
ーム寄りの部分を大きなエネルギを吸収させつつ変形さ
せることにより、衝突エネルギを効率良く確実に吸収可
能となる。
ニウム合金の押出形材からなり且つ少なくとも車体の前
後方向に沿って複数の中空部を有し、その押出方向と車
体の前後方向とが直交するようにバンパとフレームとの
間に配置され、上記バンパ寄りの中空部を形成する側壁
または側壁および仕切壁を、車体の前後方向と平行とす
ると共に、上記フレーム寄りの中空部を形成する少なく
とも一部の側壁又は仕切壁を、そのフレーム寄りの位置
を車体の中央側に向け傾斜させている、ことを特徴とす
る。
ステイが固定されているため、バンパステイは衝突時の
最初にバンパ寄りの部分が第1段階として変形し、衝突
エネルギを吸収する。その際、バンパは車体の幅方向に
おける中央部が若干変形し、これに伴ってバンパステイ
のバンパ寄りが車体幅方向の中央側に引き寄せられる。
そこで、上記のようにフレーム寄りの側壁や仕切壁を、
そのフレーム側の位置を車体の中央側に向けて傾斜させ
ておくことにより、フレーム寄りの側壁や仕切壁は車体
の前後方向に沿うように変形させる。これにより、フレ
ーム寄りの強度の大きな側壁や仕切壁の変形時における
強度が低下せず、第2段階の変形がフレーム寄り側壁等
の変形として生じ、第1段階よりも大きな衝突エネルギ
を吸収する。従って、係るバンパステイにより衝突時に
おける衝突エネルギを効率良く確実に吸収できるので、
乗員の安全を図ることが可能となる。
出形材における押出方向の一端面または両端面におい
て、フレーム寄りの位置に蓋板が固定されている、こと
を特徴とする。これによれば、前記バンパステイと相ま
って、衝突時における最初の荷重は、一端面または両端
面における蓋板のないバンパ寄りに作用してこれを一層
確実に座屈変形させ、第1段階として衝突エネルギを吸
収する。引き続き、一端面または両端面に蓋板を有する
フレーム寄りを座屈変形させて、第2段階として第1段
階よりも大きな衝突エネルギを吸収することができる。
を固定することにより、その部分の座屈強度が大きくな
るためである。従って、係るバンパステイにより、衝突
時における衝突エネルギを一層効率良く確実に吸収する
ことが可能となる。また、蓋板の板厚や材質の変更によ
り、座屈強度を変化させることも容易である。尚、前記
押出形材の中空部内にビスホールを一体に付設し、係る
ビスホールにねじ又はボルトを螺入又は貫通することに
より、上記蓋板を容易に固定することができる。勿論、
蓋板は、溶接にて形材の一端面又は両端面に固定しても
良い。
な形態を図面と共に説明する。図1,図2は、本発明の
バンパステイ10〜20aに関する。図1(A)は、バン
パ1の両端部とフレーム6,6との間に、本発明による
第一の一形態のバンパステイ10,10を配置した状態
を示す。バンパ1は、外側に表皮3を有するバンパリィ
ンフォースメント2を含み、後者の両端部4,4の後側
面5,5にバンパステイ10,10が配置される。ま
た、フレーム6は、角形断面の中空部7を内設し、且つ
先端にフランジ8を有する。バンパステイ10は、図1
(B)に示すように、バンパ1のリィンフォースメント2
に図示しないボルト等により固定されると共に、フレー
ム6のフランジ8に対しても、ボルト・ナット9により
固定される。この結果、バンパステイ10は、その押出
方向を車体の前後方向と直交して、バンパ1とフレーム
6との間に固定される。
(JIS:A6063,A6N01,A6061等をT5
ないしT6に調質したもの)の押出形材をその押出方向
と直交して所定の幅で切断したもので、図1(B)に示す
ように、略台形の本体11と中空部12とを、図示で奥
行き方向に所定の長さで有する。図1(B)に示すよう
に、本体11は、バンパ1側のカーブ片13、フレーム
6側の端片17、およびこれらの左右を接続し且つ車体
の前後方向に沿った一対の側壁14,15を一体に有
し、側壁14,15の中空部12内には、フレーム6寄
りに厚肉部16が一体に付設されている。尚、端片17
の両側には、フランジ18,18が左右対称に延在し、
これらを貫通するボルト・ナット9,9により、バンパ
ステイ10をフレーム6のフランジ8に固定している。
(B)において、衝突に伴う最初の荷重は、バンパリィン
フォースメント2を経て、バンパステイ10に伝わり且
つこれを介してフレーム6に伝達される。この際、第1
段階としてバンパステイ10のカーブ片13および側壁
14,15におけるバンパ寄りの薄肉部は、比較的低い
座屈荷重で座屈変形する。このため、衝突によりバンパ
ステイ10のバンパ寄りに生じる衝撃荷重は、上記座屈
荷重まではフレーム6に伝わり第1次のピーク荷重が発
生する。しかし、当該座屈荷重以上は、衝突エネルギが
上記座屈変形によって吸収されるので、フレーム6には
伝わらない。
の薄肉部の座屈変形の終了後、更に衝突エネルギが継続
して加わる。これより生じる衝撃荷重は、第2段階とし
てバンパステイ10のフレーム寄りの厚肉部16を介し
てフレーム6に伝達される。この際、上記フレーム寄り
の厚肉部16は、比較的大きな座屈荷重により座屈変形
する。これより、第1段階よりも大きな衝撃荷重がフレ
ーム6に加わり第2次のピーク荷重が発生するが、厚肉
部16の座屈変形により多くのエネルギが吸収されるた
め、フレーム6に生じる衝撃力を低減することができ
る。以上のような2段階の座屈変形を確実に生じさせる
バンパステイ10を用いることにより、衝突エネルギを
大量に効率良く吸収することができ、乗員の安全を図り
得る。
バンパステイ10′の断面を示す。バンパステイ10′
は、図1(C)に示すように、本体11のバンパ1側のカ
ーブ片13、フレーム6側の端片17、これらの左右を
接続する一対の側壁14,15、及び一対の中空部12
a,12bを形成する仕切壁19を一体に有する。側壁
14,15のフレーム6寄りには厚肉部16が、上記仕
切壁19のフレーム6寄りには厚肉部19aが一体に付
設されている。仕切壁19も車体の前後方向に沿ってお
り、端片17の左右両側には、フランジ18,18が延
在している。
と同様に衝突に伴う最初の荷重は、側壁14,15のバ
ンパ寄りの薄肉部と仕切壁19のバンパ寄りの薄肉部に
伝達され、これらが容易に座屈変形して、第1次ピーク
荷重が発生し且つ衝突エネルギが吸収される。引き続く
荷重は、側壁14,15と仕切壁19の厚肉部16,1
9aに加わり、これらが座屈変形する過程で、第2次ピ
ーク荷重が発生し且つ衝突エネルギが吸収される。従っ
て、厚肉部19aを有する仕切壁19を更に内設したバ
ンパステイ10′によっても、前記同様に衝突エネルギ
を効率良く吸収可能となる。しかも、仕切壁19により
中空部12a,12bが形成されるため、衝突エネルギ
の吸収量を一層増加でき、且つ座屈変形を確実にコント
ロールすることが可能となる。
0の断面を示す。バンパステイ20は、図2(A)に示す
ように、略台形の本体21と中空部22a〜22dとを
図示で奥行き方向に所定の長さで有する。本体21は、
バンパ1側の斜め片23、フレーム6側の端片28、こ
れらの左右を接続し且つ自動車の前後方向に沿った一対
の側壁24,24、車体の前後方向に沿った仕切壁2
5,26、及び車体の前後方向と直交し且つ仕切壁2
5,26間で交差する仕切壁27を一体に有する。係る
仕切壁25,26,27により、中空部22a〜22d
が形成される。また、フレーム寄りの仕切壁26は、バ
ンパ寄りの仕切壁25よりも厚肉とされている。尚、端
片28の両側には、フランジ29,29が左右対称に延
在し、これらを貫通する前記ボルト・ナット9,9によ
り、バンパステイ20を前記フレーム6のフランジ8に
固定可能としている。
図2(A)において、衝突に伴う最初の荷重は、バンパス
テイ20の斜め片23、側壁24,24のバンパ寄り、
および仕切壁25に伝達され、薄肉のこれらが比較的低
い荷重で座屈変形する。この第1段階において、上記座
屈荷重までは前記フレーム6に伝わり第1次ピーク荷重
が発生するが、座屈変形により衝突エネルギが吸収され
るため、座屈荷重以上はフレーム6に伝わらない。大き
な衝突の場合、引き続いて伝わる衝撃荷重は、第2段階
として側壁24,24のフレーム寄りと厚肉の仕切壁2
6とに加わるため、この仕切壁26が比較的大きな座屈
荷重で座屈変形する。係る第2段階では、第1段階より
も大きな衝撃荷重がフレーム6に加わり、上記厚肉の仕
切壁26の座屈発生荷重までの大きな衝撃荷重がフレー
ム6に発生する。しかし、上記仕切壁26の座屈変形に
より多くのエネルギが吸収されるため、フレーム6に伝
わる衝撃力は、これ以上増加しない。係る2段階の座屈
変形を確実に生じさせるバンパステイ20を用いること
によっても、衝突時のエネルギを大量に効率良く吸収す
ることができ、乗員の安全を図り得る。
バンパステイ20′の断面を示す。バンパステイ20′
は、図2(B)に示すように、その本体21を構成するバ
ンパ1側の斜め片23、フレーム6側の端片28、これ
らの左右を接続し且つ車体の前後方向に沿った一対の側
壁24,24、車体の前後方向に沿って連続する仕切壁
25,26、及び車体の前後方向と直交する仕切壁27
を一体に有する。係る仕切壁25,26,27により、
中空部22a〜22dが形成されている。また、側壁2
4,24におけるフレーム寄りの部分は、バンパ寄りの
部分も厚肉の厚肉部24a,24aとされ、且つフレー
ム寄りの仕切壁26も、バンパ寄りの仕切壁25よりも
厚肉とされている。係るバンパステイ20′によって
も、前記バンパステイ20と同様に衝突に伴うエネルギ
を効率良く吸収できることは明らかである。
形形態のバンパステイ20″の断面を示す。バンパステ
イ20″は、図2(C)に示すように、その本体21を構
成するバンパ1側の斜め片23、フレーム6側の端片2
8、これらの左右を接続し且つ車体の前後方向に沿った
左右一対の側壁24,24a、車体の前後方向に沿った
仕切壁25,26a、及び車体の前後方向と直交する仕
切壁27を一体に有する。仕切壁25,26a,27に
より、中空部22a〜22dが形成される。また、バン
パ寄りの側壁24と仕切壁25は、フレーム寄りの側壁
24aや仕切壁26aよりも車体の前後方向の長さが長
くなっている。係る側壁24,仕切壁25と側壁24
a,仕切壁26aとの長さの差により、前記同様の2段
階にわたる変形が可能となる。以上のバンパステイ2
0″(請求項3に相当)によっても、前記バンパステイ2
0,20′と同様に衝突エネルギを効率良く吸収でき
る。
なる変形形態のバンパステイ20aの断面を示す。バン
パステイ20aは、図2(D)に示すように、その本体2
1を構成するバンパ1側の斜め片23、フレーム6側の
端片28、これらの左右を接続し且つ車体の前後方向に
沿った一対の側壁24,24、車体の前後方向に沿った
仕切壁25,26b、及び車体の前後方向と直交する仕
切壁27を一体に有する。仕切壁25,26b,27に
より、中空部22a〜22dが形成されている。また、
各側壁24のフレーム寄りには、中空部22c,22d
内で断面がテーパ状となる厚肉部24bを有し、仕切壁
26におけるフレーム寄りの部分も断面の両側がテーパ
状となった厚肉部26bとされている。係るバンパステ
イ20aによっても、前記バンパステイ20と同様に衝
突に伴うエネルギを効率良く吸収できることは明らかで
ある。
0,30′,40に関する。図3(A)に示すバンパステ
イ30は、アルミニウム合金の押出形材をその押出方向
と直交して所定の幅で切断されたものであり、図示のよ
うに、略台形の本体31と中空部32a〜32dとを図
示で奥行き方向に所定の長さで有する。図3(A)に示す
ように、本体31は、前記バンパ1側の斜め片33、フ
レーム6側の端片38、および車体の前後方向に沿った
左右一対の側壁34,34aを含む。フレーム寄りの側
壁34aは、バンパ寄りの側壁34よりも厚肉である。
本体31内には、車体の前後方向に沿った仕切壁35、
この仕切壁35のフレーム寄りに位置し且つ端片38側
が車体の中央寄りに傾斜する仕切壁35よりも厚肉の仕
切壁36、および車体の前後方向と直交する仕切壁37
が一体に形成されている。端片38の両側には、フラン
ジ39,39が対称に延在し、これらを貫通する前記ボ
ルト・ナット9,9により、バンパステイ30を前記フ
レーム6のフランジ8に固定可能としている。
両等が衝突すると、図3(A)において、衝突に伴う最初
の荷重Pは、前記バンパリィンフォースメント2を経
て、バンパステイ30の斜め片33に作用する。更に、
バンパ1自体の撓みにより、バンパステイ30の斜め片
33における車体の中央寄りの端部に、バンパ1寄りの
各側壁34および仕切壁35を、図3(A)中の矢印方向
(車体の中央寄り)に引っ張る荷重Qが発生する。このた
め、傾斜した仕切壁36は車体の前後方向に沿うように
変形する。この結果、前記バンパ1寄りの各側壁34と
仕切壁35は、上記矢印に沿って車体の中央寄りに倒れ
込むように変形する。
バンパ1寄りの薄肉の側壁34、仕切壁35が先ず座屈
変形することにより、衝突エネルギが吸収される。引き
続く第2段階の始めにおいて、車体幅(水平)方向の荷重
Qも増大し、傾斜した仕切壁36は車体の前後方向に沿
った向きに変形される。この状態で、側壁34aは傾斜
するが、仕切壁36は車体の前後方向に沿っているた
め、その変形は座屈により発生し、その座屈強度も増大
する。第2段階で加わる荷重Pが増大すると、フレーム
寄りの厚肉の側壁34aおよび仕切壁36に比較的大き
な荷重が加わる。上記荷重Pが座屈限界に達すると、第
2段階としての座屈が始まり大きな衝突エネルギが吸収
される。以上のように、仕切壁36は車体の前後方向に
沿っているため、これと側壁34aが大きな荷重で座屈
変形する過程において、多くの衝突エネルギが吸収され
る。以上のような2段階の変形を確実に生じさせるバン
パステイ30を用いることにより、衝突エネルギを大量
に効率良く吸収することができ、乗員の安全を図ること
が可能となる。
バンパステイ30′の断面を示す。バンパステイ30′
は、図3(B)に示すように、本体31の前記バンパ1側
の斜め片33、フレーム6側の端片38、および左右一
対の側壁34,34aを含む。フレーム寄りの側壁34
aは、バンパ寄りの側壁34よりも厚肉である。上記本
体31内には、車体の前後方向に沿った前記バンパ1寄
りの一対の平行な仕切壁35,35、これらのフレーム
6寄りに位置し且つ車体の中央寄りに傾斜する一対の仕
切壁36,36、および車体の前後方向と直交する仕切
壁37が一体に形成されている。前記フレーム6寄りの
仕切壁36は、バンパ1寄りの仕切壁35よりも厚肉で
ある。以上の仕切壁35,36,37によって、6個の
中空部32a〜32fが形成される。また、端片38の
両側には、フランジ39,39が左右対称に延在してい
る。
記と同様に衝突に伴ないバンパステイ30′に加わる力
により、図3(B)に示すように、傾斜した一対の仕切壁
36は、車体の前後方向に沿うよう変形する。係る第1
段階では前記と同様に衝突エネルギが吸収される。引き
続く第2段階では、前記フレーム6寄りの厚肉の側壁3
4aと仕切壁36は確実に座屈変形され、更に座屈限界
荷重も大きくなるため、これらが座屈変形する過程で多
くの衝突エネルギが吸収される。従って、傾斜する一対
の厚肉の仕切壁36を内設したバンパステイ30′によ
っても、前記同様に衝突に伴うエネルギを効率良く吸収
可能となる。
のバンパステイ40の断面を示す。バンパステイ40
は、図3(C)に示すように、本体42における前記バン
パ1側の斜め片43、フレーム6側の端片48、左側の
側壁44,45、および右側の側壁46,47を含む。
左側の側壁44,45は、車体の前後方向に沿ってお
り、且つフレーム6寄りの側壁45が厚肉とされてい
る。また、右側にてバンパ1寄りの側壁46は車体の前
後方向と平行で、フレーム6寄りの側壁47は側壁46
よりも厚肉で且つフレーム6側の端部を車体の中央寄り
に傾斜させている。
に、車体の前後方向に沿った前記バンパ1寄りの仕切壁
50、この仕切壁50のフレーム6寄りに位置し且つ車
体の中央寄りに傾斜する厚肉の仕切壁52、車体の前後
方向と直交する左側の仕切壁54、および仕切壁54の
右側に位置し且つバンパ1寄りに傾斜する仕切壁56が
一体に形成されている。仕切壁52はフレーム6寄りの
側壁47と同様に傾斜している。これらの仕切壁50,
52,54,56により、4つの中空部58a〜58d
が形成されている。また、端片58の両側には、フラン
ジ59,59が左右対称に延在している。係るバンパス
テイ40によっても、前記バンパステイ30と同様に衝
突に伴うエネルギを効率良く吸収することが可能であ
る。
用いられるアルミニウム合金の押出形材61の端面を示
す。この形材61は、略台形の本体62と中空部62a
とを図示で奥行き方向に所定の長さで有する。図4(A)
に示すように、形材61の本体62は、前記バンパ1側
の斜め片63、フレーム6側の端片65、およびこれら
の左右を接続し且つ車体の前後方向に沿った一対の側壁
64,64を一体に有する。各側壁64のフレーム寄り
は、バンパ寄りよりも厚肉の厚肉部64aとされてい
る。また、中空部62a内には、各側壁64の中間と端
片65の両端部に断面略C字形のビスホール67,68
が一体に付設されている。更に、端片65の両側には、
フランジ66,66が左右対称に延在している。尚、上
記ビスホール67,68は、断面が丸いパイプ形の中空
タイプとしても良い。
バンパステイ60の斜視図および垂直断面図を示す。バ
ンパステイ60は、図4(B),(C)に示すように、形材
61の中空部62aの両端面におけるフレーム寄りであ
り且つ各厚肉部64aを覆う位置に、蓋板69,69が
対称に固定されている。蓋板69,69は、これらを貫
通したセルフタッピングねじNを、形材61の各ビスホ
ール67,68内にねじ切りさせつつねじ込むことによ
り、形材61に固定される。以上のように、蓋板69,
69を中空部62aの両端面における前記フレーム6寄
りの位置に固定することにより、各厚肉部64aと相ま
って、形材61を含むバンパステイ60におけるフレー
ム6寄りの部分の剛性を、前記バンパ1寄りの部分より
も一層確実に向上させ、フレーム6寄りの部分の座屈限
界荷重を大きくすることができる。尚、蓋板69の形状
を替えることにより、座屈荷重の変更も可能である。ま
た、蓋板69は形材61の中空部62aの一方の端面の
みに固定しても良い。
と、図4(B),(C)において、衝突に伴う最初の荷重
は、前記バンパリィンフォースメント2を経て、バンパ
ステイ60に伝わり、前記フレーム6に加わる。バンパ
ステイ60に加わる荷重が一定以上になると、第1段階
として、各側壁64のバンパ寄りで且つ蓋板69に覆わ
れていない部分が、比較的低い荷重で座屈変形する。係
る第1段階では、上記座屈変形により衝突エネルギが吸
収される。引き続く第2段階では、バンパステイ60に
加わる荷重が更に増大すると、各側壁64において蓋板
69に覆われたフレーム6寄りの各厚肉部64aを含む
部分の座屈限界荷重を越え、これらが座屈変形する過程
において、多くの衝突エネルギが吸収される。以上のよ
うな2段階の座屈変形を確実に生じさせるバンパステイ
60を用いることにより、衝突時のエネルギを大量に効
率良く吸収することができ、乗員の安全を図ることが可
能となる。
出形材61aの端面を示す。この形材61aは、図4
(D)に示すように、略台形の本体62と中空部62aと
を図示で奥行き方向に所定の長さで有する。その本体6
2は、前記バンパ1側の斜め片63、フレーム6側の端
片65、およびこれらの左右を接続し且つ車体の前後方
向に沿った一対の側壁64,64を一体に有する。ま
た、中空部62a内には、これを左右に仕切る仕切壁6
2b,62cが車体の前後方向に沿って形成され、前記
フレーム6寄りの仕切壁62cは、バンパ1寄りの仕切
壁62bよりも厚肉とされている。更に、各側壁64の
中間と端片65の両端部に断面略C字形のビスホール6
7,68が一体に付設されている。尚、上記端片65の
両側には、フランジ66,66が左右対称に延在してい
る。
おける前記フレーム6寄りの位置に、前記蓋板69,6
9を対称に固定することによっても、当該フレーム6寄
りの部分における座屈限界荷重を増大させたバンパステ
イ(60)を得ることができる。尚、蓋板69は、中空部
62aの一方の端面にのみ固定しても良い。また、蓋板
69は、形材61,61aの両端面または一端面に直か
に溶接付けして固定することも可能である。この場合、
押出形材61,61aのビスホール67,68を省略し
ても良い。
限定されるものではない。例えば、前記図1,2で示し
たバンパステイ10〜20aや、図3で示したバンパス
テイ30,40において、内設する中空部の数は任意で
あり、且つ内部の仕切壁も各形態の趣旨に応じて任意に
設定することが可能である。また、前記バンパステイ1
0〜20aやバンパステイ30,40において、こけら
の中空部の両端面または一端面に、一対の蓋板69を対
称に固定しても良い。この場合、蓋板69は、フレーム
6寄りの位置を覆うようにして固定される。係る固定に
際して、バンパステイ10等を形成する押出形材に、前
記ビスホール67,68を予め一体に付設しておくと、
固定作業を容易に行うことができる。尚、本発明のバン
パステイは、リアバンパ側にも適用できると共に、各種
の自動車のバンパに限らず、例えば鉄道車両の前後端に
おけるスカートの支持用として用いることも可能であ
る。
テイ(請求項1)によれば、側壁や仕切壁におけるバンパ
寄りを薄肉とし且つフレーム寄りを厚肉とすることによ
り、衝突時において先に薄肉のバンパ寄りを座屈変形さ
せ、第1段階の衝突エネルギを吸収した後、厚肉のフレ
ーム寄りを座屈変形させ、第2段階において更に多くの
衝突エネルギを吸収することができる。従って、衝突時
のエネルギを効率良く確実に吸収することができるた
め、乗員の安全を図ることが可能となる。また、請求項
3のバンパステイによれば、バンパステイにおけるバン
パ寄りの側壁ないし仕切壁を長くしたことにより、フレ
ーム寄りに比べて座屈強度が小さくなるため、衝突時の
当初にバンパ寄りの部分を第1段階として確実に変形さ
せる。係る変形で吸収できない程度の衝突の場合には、
第2段階としてフレーム寄りの部分を大きなエネルギを
吸収させつつ変形させることにより、衝突エネルギを効
率良く確実に吸収可能となるので、乗員の安全を図るこ
とが可能となる。
衝突時における最初の荷重により、バンパステイのフレ
ーム寄りの側壁や仕切壁を、車体の中央側に向けて倒れ
込む塑性変形を確実に誘発して、第1段階の衝突エネル
ギを吸収した後、フレーム寄りの側壁や傾斜した仕切壁
等が座屈変形させ、第2段階において更に多くの衝突エ
ネルギを吸収することができる。従って、衝突時のエネ
ルギを効率良く確実に吸収することができるので、乗員
の安全を図ることが可能となる。加えて、請求項5のバ
ンパステイによれば、衝突時における最初の荷重を、端
面に蓋板のないバンパ寄りに座屈変形を確実に誘発させ
て、第1段階の衝突エネルギを吸収した後、端面に蓋板
が固定されたフレーム寄りを座屈変形させ、第2段階に
おいて更に多くの衝突エネルギを吸収することができ
る。従って、衝突時のエネルギを効率良く一層確実に吸
収できるため、乗員の安全を図ることが可能となる。
一形態のバンパステイを配置した状態を示す斜視図、
(B)は(A)に示したバンパステイの断面とその付近を示
す平面図、(C)はその応用形態のバンパステイを示す断
面図。
形態のバンパステイを示す断面図。
断面図。
用いた更に異なる形態のバンパステイを示す斜視図、
(C)は(B)のバンパステイの垂直断面図、(D)は(A)の
形材の応用形態を示す端面図。
図、(B)および(C)は従来のバンパステイの断面図。
…………バンパ 6………………………………………………………………
…………フレーム 10,10′,20,20′,20″,20a,30,30′,
40,60……バンパステイ 12,12a,12b,22a〜22d,32a〜32f,
62a…中空部 14,15,24,34,44〜47,64…………………
…………側壁 16,19a,24a,24b,26b,64a……………
…………肉厚部 19,25〜27,35〜37,50〜56,62b,62
c………仕切壁 61,61a…………………………………………………
…………押出形材 67,68……………………………………………………
…………ビスホール 69……………………………………………………………
…………蓋板
Claims (5)
- 【請求項1】アルミニウム合金の押出形材からなり且つ
単数または複数の中空部を有し、その押出方向と車体の
前後方向とが直交するようにバンパとフレームとの間に
配置されると共に、 上記中空部を形成し且つ車体の前後方向に沿った側壁ま
たは側壁および仕切壁を、上記バンパ寄りを薄肉とし且
つフレーム寄りを厚肉とする、 ことを特徴とするバンパステイ。 - 【請求項2】前記中空部内に車体の前後方向と略直交す
る仕切壁が形成され、これによりバンパ寄りとフレーム
寄りとに分けられる車体の前後方向に略沿った側壁また
は側壁および仕切壁は、車体の前後方向においてバンパ
寄りを薄肉とし且つフレーム寄りを厚肉とする、 ことを特徴とする請求項1に記載のバンパステイ。 - 【請求項3】アルミニウム合金の押出形材からなり且つ
単数または複数の中空部を有し、その押出方向と車体の
前後方向とが直交するようにバンパとフレームとの間に
配置されると共に、 上記中空部内に車体の前後方向と略直交する仕切壁が形
成され、これによりバンパ寄りとフレーム寄りとに分け
られる車体の前後方向に略沿った側壁または側壁および
仕切壁は、車体の前後方向においてバンパ寄りの長さが
フレーム寄りよりも長い、ことを特徴とするバンパステ
イ。 - 【請求項4】アルミニウム合金の押出形材からなり且つ
少なくとも車体の前後方向に沿って複数の中空部を有
し、その押出方向と車体の前後方向とが直交するように
バンパとフレームとの間に配置され、 上記バンパ寄りの中空部を形成する側壁または側壁およ
び仕切壁を、車体の前後方向と平行とすると共に、 上記フレーム寄りの中空部を形成する少なくとも一部の
側壁または仕切壁を、そのフレーム寄りの位置を車体の
中央側に向け傾斜させている、 ことを特徴とする請求項2または3に記載のバンパステ
イ。 - 【請求項5】前記押出形材における押出方向の一端面ま
たは両端面において、フレーム寄りの位置に蓋板が固定
されている、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバン
パステイ。
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