JP2002012079A - 車両用の前照灯システム - Google Patents
車両用の前照灯システムInfo
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Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライト制御コントローラの製造原価低減及び
小型化を図る。 【解決手段】 ヘッドライト500側から送風機300
に至る空気通路440を構成するエアダクト441を設
けるとともに、ライト制御コントローラ550がエアダ
クト441(空気通路440)の空気導入口442に位
置するようにパネル400に組み付け固定する。これに
より、送風機300を稼働させれば、空気通路440に
吸入される空気によりライト制御コントローラ550を
強制空冷することができる。したがって、ライト制御コ
ントローラ550を十分に冷却することが可能となるの
で、ライト制御コントローラ550用のICチップや基
板等の電気部品の耐熱温度を下げることができ、かつ、
ライト制御コントローラ550を小型にすることが可能
となる。
小型化を図る。 【解決手段】 ヘッドライト500側から送風機300
に至る空気通路440を構成するエアダクト441を設
けるとともに、ライト制御コントローラ550がエアダ
クト441(空気通路440)の空気導入口442に位
置するようにパネル400に組み付け固定する。これに
より、送風機300を稼働させれば、空気通路440に
吸入される空気によりライト制御コントローラ550を
強制空冷することができる。したがって、ライト制御コ
ントローラ550を十分に冷却することが可能となるの
で、ライト制御コントローラ550用のICチップや基
板等の電気部品の耐熱温度を下げることができ、かつ、
ライト制御コントローラ550を小型にすることが可能
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の前照灯シス
テムに関するもので、高輝度型のディスチャージ(HI
D)ランプを有するヘッドライトシステムに適用して有
効である。
テムに関するもので、高輝度型のディスチャージ(HI
D)ランプを有するヘッドライトシステムに適用して有
効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
夜間の視認性を向上させるべく、高輝度型のディスチャ
ージ(HID)ランプを有する車両が増加している。
夜間の視認性を向上させるべく、高輝度型のディスチャ
ージ(HID)ランプを有する車両が増加している。
【0003】しかし、HIDランプ用のライト制御コン
トローラは高温となるため、ライト制御コントローラは
耐熱性及び放熱性に優れたものとする必要がある。
トローラは高温となるため、ライト制御コントローラは
耐熱性及び放熱性に優れたものとする必要がある。
【0004】このため、ライト制御コントローラ用のI
Cチップや基板等の電気部品に耐熱性に優れたものを採
用する必要があり、ライト制御コントローラの製造原価
低減を図ることが難しい。
Cチップや基板等の電気部品に耐熱性に優れたものを採
用する必要があり、ライト制御コントローラの製造原価
低減を図ることが難しい。
【0005】また、十分な放熱能力(放熱面積)を確保
する必要があるので、ライト制御コントローラの小型化
を図ることが難しく、車両搭載性を向上させることが難
しい。
する必要があるので、ライト制御コントローラの小型化
を図ることが難しく、車両搭載性を向上させることが難
しい。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、ライト制御コン
トローラ等の前照灯制御手段の製造原価低減及び小型化
を図ることを目的とする。
トローラ等の前照灯制御手段の製造原価低減及び小型化
を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、冷却用流体
を冷却する熱交換器(100、200)、及び熱交換器
(100、200)に空気を送風する送風機(300)
を有する車両に適用され、車両前方側を照らす前照灯
(500)と、前照灯(500)を制御する前照灯制御
手段(540)とを備える前照灯システムであって、前
照灯制御手段(540)は、送風機(300)により送
風される空気により強制空冷されるように構成されてい
ることを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、冷却用流体
を冷却する熱交換器(100、200)、及び熱交換器
(100、200)に空気を送風する送風機(300)
を有する車両に適用され、車両前方側を照らす前照灯
(500)と、前照灯(500)を制御する前照灯制御
手段(540)とを備える前照灯システムであって、前
照灯制御手段(540)は、送風機(300)により送
風される空気により強制空冷されるように構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】これにより、前照灯制御手段(550)を
十分に冷却することが可能となるので、前照灯制御手段
(550)用のICチップや基板等の電気部品として耐
熱温度が低いものを採用することができ、かつ、前照灯
制御手段(550)を小型にすることが可能となる。延
いては、前照灯制御手段(550)の製造原価低減を図
りつつ、前照灯制御手段(550)を小型にして、前照
灯システムの車両搭載性を向上させることができる。
十分に冷却することが可能となるので、前照灯制御手段
(550)用のICチップや基板等の電気部品として耐
熱温度が低いものを採用することができ、かつ、前照灯
制御手段(550)を小型にすることが可能となる。延
いては、前照灯制御手段(550)の製造原価低減を図
りつつ、前照灯制御手段(550)を小型にして、前照
灯システムの車両搭載性を向上させることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、冷却用流体を
冷却する熱交換器(100、200)、熱交換器(10
0、200)より空気流れ下流側に配設されて熱交換器
(100、200)に空気を送風する送風機(30
0)、及び送風機(300)と熱交換器(100、20
0)との隙間を覆うことにより送風機(300)によっ
て誘起された空気流が熱交換器(100、200)を迂
回することを抑制するシュラウド(420)を有する車
両に適用され、車両前方側を照らす前照灯(500)
と、前照灯(500)を制御する前照灯制御手段(54
0)とを備える前照灯システムであって、空気が流通す
る空気通路(440)を構成するとともに、熱交換器
(100、200)を迂回するようにシュラウド(42
0)に接続されたダクト手段(441)を設け、前照灯
制御手段(540)は、空気通路(440)を流通する
空気により強制空冷されるように構成されていることを
特徴とする。
冷却する熱交換器(100、200)、熱交換器(10
0、200)より空気流れ下流側に配設されて熱交換器
(100、200)に空気を送風する送風機(30
0)、及び送風機(300)と熱交換器(100、20
0)との隙間を覆うことにより送風機(300)によっ
て誘起された空気流が熱交換器(100、200)を迂
回することを抑制するシュラウド(420)を有する車
両に適用され、車両前方側を照らす前照灯(500)
と、前照灯(500)を制御する前照灯制御手段(54
0)とを備える前照灯システムであって、空気が流通す
る空気通路(440)を構成するとともに、熱交換器
(100、200)を迂回するようにシュラウド(42
0)に接続されたダクト手段(441)を設け、前照灯
制御手段(540)は、空気通路(440)を流通する
空気により強制空冷されるように構成されていることを
特徴とする。
【0010】これにより、前照灯制御手段(550)を
十分に冷却することが可能となるので、前照灯制御手段
(550)用のICチップや基板等の電気部品として耐
熱温度が低いものを採用することができ、かつ、前照灯
制御手段(550)を小型にすることが可能となる。延
いては、前照灯制御手段(550)の製造原価低減を図
りつつ、前照灯制御手段(550)を小型にして、前照
灯システムの車両搭載性を向上させることができる。
十分に冷却することが可能となるので、前照灯制御手段
(550)用のICチップや基板等の電気部品として耐
熱温度が低いものを採用することができ、かつ、前照灯
制御手段(550)を小型にすることが可能となる。延
いては、前照灯制御手段(550)の製造原価低減を図
りつつ、前照灯制御手段(550)を小型にして、前照
灯システムの車両搭載性を向上させることができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、前照灯(50
0)が灯火している場合において、車両速度が所定速度
以下となったときには、送風機(300)を稼働させる
ことを特徴とする。
0)が灯火している場合において、車両速度が所定速度
以下となったときには、送風機(300)を稼働させる
ことを特徴とする。
【0012】これにより、前照灯制御手段(550)を
安定的に強制空冷することができる。
安定的に強制空冷することができる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
3に記載の車両用の前照灯システム、及び前照灯(50
0)、熱交換器(100、200)及び送風機(30
0)が組み付けられたフロントエンドパネル(400)
を備える車両のフロントエンド構造であって、ダクト手
段(441)がフロントエンドパネル(400)に一体
成形されていることを特徴とする。
3に記載の車両用の前照灯システム、及び前照灯(50
0)、熱交換器(100、200)及び送風機(30
0)が組み付けられたフロントエンドパネル(400)
を備える車両のフロントエンド構造であって、ダクト手
段(441)がフロントエンドパネル(400)に一体
成形されていることを特徴とする。
【0014】これにより、前照灯(500)をフロント
エンドパネル(400)に組み付けると同時に前照灯制
御手段(550)を強制空冷するための構造が完了する
ので、前照灯制御手段(550)の製造原価低減、前照
灯制御手段(550)を小型化を図りつつ、車両の組み
立て工数を低減することができる。
エンドパネル(400)に組み付けると同時に前照灯制
御手段(550)を強制空冷するための構造が完了する
ので、前照灯制御手段(550)の製造原価低減、前照
灯制御手段(550)を小型化を図りつつ、車両の組み
立て工数を低減することができる。
【0015】なお、ダクト手段(441)及びフロント
パネル(400)は、請求項5に記載の発明のごとく、
樹脂にて一体成形してもよい。
パネル(400)は、請求項5に記載の発明のごとく、
樹脂にて一体成形してもよい。
【0016】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
実施形態に係るフロントエンドパネル構造及び前照灯シ
ステムを用いた車両前端部の分解斜視図であり、100
はラジエータであり、200はコンデンサであり、30
0はラジエータ100及びコンデンサ200に冷却風を
送風する送風機である。
実施形態に係るフロントエンドパネル構造及び前照灯シ
ステムを用いた車両前端部の分解斜視図であり、100
はラジエータであり、200はコンデンサであり、30
0はラジエータ100及びコンデンサ200に冷却風を
送風する送風機である。
【0018】因みに、ラジエータ100は、内燃機関
(エンジン)の冷却水が流通する複数本のラジエータチ
ューブ111からなるラジエータコア110、及びラジ
エータチューブ111の長手方向両端側に配設されて各
ラジエータチューブ111に連通するラジエータタンク
120等から構成された周知のマルチフロー型の熱交換
器であり、コンデンサ200もラジエータ100と同様
に、冷媒が流通する複数本のコンデンサチューブ211
からなるコンデンサコア210、及びコンデンサチュー
ブ211の長手方向両端側に配設されて各コンデンサチ
ューブ211に連通するコンデンサタンク220等から
構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。
(エンジン)の冷却水が流通する複数本のラジエータチ
ューブ111からなるラジエータコア110、及びラジ
エータチューブ111の長手方向両端側に配設されて各
ラジエータチューブ111に連通するラジエータタンク
120等から構成された周知のマルチフロー型の熱交換
器であり、コンデンサ200もラジエータ100と同様
に、冷媒が流通する複数本のコンデンサチューブ211
からなるコンデンサコア210、及びコンデンサチュー
ブ211の長手方向両端側に配設されて各コンデンサチ
ューブ211に連通するコンデンサタンク220等から
構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。
【0019】400は、ラジエータ100、コンデンサ
200及び送風機300等の車両前端部品が組み付け固
定される樹脂(本実施形態では、ガラス繊維強化ポリプ
ロピレン)製のフロントエンドパネル(以下、パネルと
略す。)である。
200及び送風機300等の車両前端部品が組み付け固
定される樹脂(本実施形態では、ガラス繊維強化ポリプ
ロピレン)製のフロントエンドパネル(以下、パネルと
略す。)である。
【0020】そして、このパネル400は、上方側に位
置して水平方向に延びる上方側梁部材(アッパビーム)
410、送風機300とラジエータとの隙間を覆うよう
にして送風機300(の電動モータ)を支持するととも
に、送風機300がラジエータ100より空気流れ後方
側から空気を吸入する(送風機300により誘起された
空気流がラジエータ100及びコンデンサ200を迂回
してしまう)ことを防止するシュラウド420、及び車
両前面側を照らすヘッドライト(前照灯)500が組み
付けられるライトステー(ライト取付部)430等が一
体形成されたものである。
置して水平方向に延びる上方側梁部材(アッパビーム)
410、送風機300とラジエータとの隙間を覆うよう
にして送風機300(の電動モータ)を支持するととも
に、送風機300がラジエータ100より空気流れ後方
側から空気を吸入する(送風機300により誘起された
空気流がラジエータ100及びコンデンサ200を迂回
してしまう)ことを防止するシュラウド420、及び車
両前面側を照らすヘッドライト(前照灯)500が組み
付けられるライトステー(ライト取付部)430等が一
体形成されたものである。
【0021】因みに、図1では車両左側のヘッドライト
500が省略されているが、実際は左右両側にヘッドラ
イト500が組み付けられ、上方側梁部材410には、
ボンネット(エンジンフード)を固定するフードロック
(図示せず。)が組み付けられる。
500が省略されているが、実際は左右両側にヘッドラ
イト500が組み付けられ、上方側梁部材410には、
ボンネット(エンジンフード)を固定するフードロック
(図示せず。)が組み付けられる。
【0022】また、ヘッドライト500は、図2(a)
に示すように、光源をなす高輝度型のディスチャージラ
ンプバルブ(以下、バルブと略す。)510、凹面状の
反射板(リフレクタ)520、バルブ510からの直接
光及びリフレクタ520からの反射光を集光するレンズ
530、リフレクタ520の背面側からバルブ510及
びリフレクタ520を覆うライトハウジング540、並
びにバルブ510(ヘッドライト500)を制御するラ
イト制御コントローラ(バラスト)550からなるもの
である。
に示すように、光源をなす高輝度型のディスチャージラ
ンプバルブ(以下、バルブと略す。)510、凹面状の
反射板(リフレクタ)520、バルブ510からの直接
光及びリフレクタ520からの反射光を集光するレンズ
530、リフレクタ520の背面側からバルブ510及
びリフレクタ520を覆うライトハウジング540、並
びにバルブ510(ヘッドライト500)を制御するラ
イト制御コントローラ(バラスト)550からなるもの
である。
【0023】そして、パネル400には、ヘッドライト
500側(車両前面側)から送風機300に至る空気通
路440を構成するエアダクト(ダクト手段)441
が、ラジエータ100及びコンデンサ20を迂回するよ
うにシュラウド420に接続されている。なお、本実施
形態では、エアダクト441はパネル400と樹脂にて
一体成形されている。
500側(車両前面側)から送風機300に至る空気通
路440を構成するエアダクト(ダクト手段)441
が、ラジエータ100及びコンデンサ20を迂回するよ
うにシュラウド420に接続されている。なお、本実施
形態では、エアダクト441はパネル400と樹脂にて
一体成形されている。
【0024】一方、ヘッドライト500は、図2(b)
に示すように、ライト制御コントローラ(前照灯制御手
段)550がエアダクト441(空気通路440)の空
気導入口442に位置するようにパネル400(ライト
ステー430)に組み付け固定される。
に示すように、ライト制御コントローラ(前照灯制御手
段)550がエアダクト441(空気通路440)の空
気導入口442に位置するようにパネル400(ライト
ステー430)に組み付け固定される。
【0025】因みに、図1中、600は車両前面側の緩
衝部材をなす金属製のバンパーリーンフォース(以下、
バンパーと略す。)であり、610は樹脂製のバンパー
カバーである。そして、バンパー600及びパネル40
0は、車両側方側のボディ(サイドメンバー)620に
ボルト等の締結手段にて固定される。
衝部材をなす金属製のバンパーリーンフォース(以下、
バンパーと略す。)であり、610は樹脂製のバンパー
カバーである。そして、バンパー600及びパネル40
0は、車両側方側のボディ(サイドメンバー)620に
ボルト等の締結手段にて固定される。
【0026】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0027】ヘッドライト500側から送風機300に
至る空気通路440を構成するエアダクト441が設け
られ、かつ、ライト制御コントローラ550がエアダク
ト441(空気通路440)の空気導入口442に位置
するようにパネル400に組み付け固定されているの
で、送風機300を稼働させれば、空気通路440に吸
入される空気によりライト制御コントローラ550を直
接的に強制空冷することができる。
至る空気通路440を構成するエアダクト441が設け
られ、かつ、ライト制御コントローラ550がエアダク
ト441(空気通路440)の空気導入口442に位置
するようにパネル400に組み付け固定されているの
で、送風機300を稼働させれば、空気通路440に吸
入される空気によりライト制御コントローラ550を直
接的に強制空冷することができる。
【0028】したがって、ライト制御コントローラ55
0を十分に冷却することが可能となるので、ライト制御
コントローラ550用のICチップや基板等の電気部品
として耐熱温度が低いものを採用することができ、か
つ、ライト制御コントローラ550を小型にすることが
可能となる。
0を十分に冷却することが可能となるので、ライト制御
コントローラ550用のICチップや基板等の電気部品
として耐熱温度が低いものを採用することができ、か
つ、ライト制御コントローラ550を小型にすることが
可能となる。
【0029】延いては、ライト制御コントローラ550
の製造原価低減を図りつつ、ライト制御用コントローラ
550を小型にして、ヘッドライト550(前照灯シス
テム)の車両搭載性を向上させることができる。
の製造原価低減を図りつつ、ライト制御用コントローラ
550を小型にして、ヘッドライト550(前照灯シス
テム)の車両搭載性を向上させることができる。
【0030】ところで、上記特徴の説明からも明らかな
ように、ライト制御コントローラ550を強制空冷する
には、送風機300を稼働させる必要があるが、車両が
走行しているときには、走行風によりライト制御コント
ローラ550を強制空冷することができる。しかし、車
両停止時には、走行風によりライト制御コントローラ5
50を強制空冷することができない。
ように、ライト制御コントローラ550を強制空冷する
には、送風機300を稼働させる必要があるが、車両が
走行しているときには、走行風によりライト制御コント
ローラ550を強制空冷することができる。しかし、車
両停止時には、走行風によりライト制御コントローラ5
50を強制空冷することができない。
【0031】また、送風機300は、本来、ラジエータ
100及びコンデンサ200に冷却風を送風するもので
あるので、冷却水の温度が所定温度以上となった場合、
又はコンデンサ200内の圧力が所定圧力となった場合
に稼働するものであるそこで、本実施形態では、上記の
場合に加えて、ヘッドライト500が灯火(ON)して
いる場合において、車両速度が所定速度以下となったと
きには、送風機300を稼働させることにより、ライト
制御コントローラ550を安定的に強制空冷している。
100及びコンデンサ200に冷却風を送風するもので
あるので、冷却水の温度が所定温度以上となった場合、
又はコンデンサ200内の圧力が所定圧力となった場合
に稼働するものであるそこで、本実施形態では、上記の
場合に加えて、ヘッドライト500が灯火(ON)して
いる場合において、車両速度が所定速度以下となったと
きには、送風機300を稼働させることにより、ライト
制御コントローラ550を安定的に強制空冷している。
【0032】また、パネル400に空気通風路440を
構成するエアダクト441が一体成形されているので、
ヘッドライト500をパネル400に組み付けると同時
にライト制御コントローラ550を強制空冷するための
構造が完了する。
構成するエアダクト441が一体成形されているので、
ヘッドライト500をパネル400に組み付けると同時
にライト制御コントローラ550を強制空冷するための
構造が完了する。
【0033】したがって、ライト制御コントローラ55
0の製造原価低減、ライト制御用コントローラ550を
小型化を図りつつ、車両の組み立て工数を低減すること
ができる。
0の製造原価低減、ライト制御用コントローラ550を
小型化を図りつつ、車両の組み立て工数を低減すること
ができる。
【0034】(第2実施形態)第1実施形態では、ライ
ト制御コントローラ550はライトハウジング540外
に設けられていたが(図2(b)参照)、本実施形態
は、図3、4に示すように、ライト制御コントローラ5
50がライトハウジング540内に設けられている場合
に関するものである。
ト制御コントローラ550はライトハウジング540外
に設けられていたが(図2(b)参照)、本実施形態
は、図3、4に示すように、ライト制御コントローラ5
50がライトハウジング540内に設けられている場合
に関するものである。
【0035】具体的には、図4に示すように、エアダク
ト441をライトハウジング540に接続し、空気通路
440とライトハウジング540内とを連通させたもの
である。
ト441をライトハウジング540に接続し、空気通路
440とライトハウジング540内とを連通させたもの
である。
【0036】これにより、ライト制御コントローラ55
0がライトハウジング540内に設けられていても、ラ
イト制御コントローラ550を直接的に強制空冷するこ
とができる。
0がライトハウジング540内に設けられていても、ラ
イト制御コントローラ550を直接的に強制空冷するこ
とができる。
【0037】なお、本実施形態では、ライト制御コント
ローラ550がライトハウジング540内に設けられて
いるので、走行風によりライト制御コントローラ550
を強制空冷することが第1実施形態に比べて難しい。
ローラ550がライトハウジング540内に設けられて
いるので、走行風によりライト制御コントローラ550
を強制空冷することが第1実施形態に比べて難しい。
【0038】したがって、本実施形態では、ライト制御
コントローラ550の温度が所定温度以上となったとき
には、車両の走行状態によらず、送風機300を稼働さ
せることが望ましい。
コントローラ550の温度が所定温度以上となったとき
には、車両の走行状態によらず、送風機300を稼働さ
せることが望ましい。
【0039】(第3実施形態)本実施形態も第2実施形
態と同様に、ライト制御コントローラ550がライトハ
ウジング540内に設けられている場合に関するもので
ある。
態と同様に、ライト制御コントローラ550がライトハ
ウジング540内に設けられている場合に関するもので
ある。
【0040】具体的には、図5に示すように、エアダク
ト441の空気導入口442をヘッドライト500(ラ
イトハウジング540)近傍に開口させて、ライトハウ
ジング540(ヘッドライト500)全体を強制空冷す
るようにしたものである。
ト441の空気導入口442をヘッドライト500(ラ
イトハウジング540)近傍に開口させて、ライトハウ
ジング540(ヘッドライト500)全体を強制空冷す
るようにしたものである。
【0041】これにより、ライト制御コントローラ55
0がライトハウジング540内に設けられていても、ラ
イト制御コントローラ550を間接的に強制空冷するこ
とができる。
0がライトハウジング540内に設けられていても、ラ
イト制御コントローラ550を間接的に強制空冷するこ
とができる。
【0042】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、エアダクト441はパネル400と一体成形されて
いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、エア
ダクト441をパネル400と別体に形成した後、パネ
ル400に接合してもよい。
は、エアダクト441はパネル400と一体成形されて
いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、エア
ダクト441をパネル400と別体に形成した後、パネ
ル400に接合してもよい。
【0043】また、上述の実施形態では、パネル400
は樹脂製であったが、金属等のその他の材質にて形成し
てもよい。
は樹脂製であったが、金属等のその他の材質にて形成し
てもよい。
【0044】また、上述の実施形態では、送風機300
はラジエータ100及びコンデンサ200の空気流れ下
流側であったが、ラジエータ100及びコンデンサ20
0の空気流れ上流側に送風機300を配設してもよい。
はラジエータ100及びコンデンサ200の空気流れ下
流側であったが、ラジエータ100及びコンデンサ20
0の空気流れ上流側に送風機300を配設してもよい。
【0045】また、上述の実施形態では、前照灯として
ヘッドライト500を例に本発明を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、フォグランプやスモ
ールランプ等のその他のライト類にも適用することがで
きる。同様に、バルブ510はディスチャージバルブに
限定されるものではない。
ヘッドライト500を例に本発明を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、フォグランプやスモ
ールランプ等のその他のライト類にも適用することがで
きる。同様に、バルブ510はディスチャージバルブに
限定されるものではない。
【0046】さらに、上述の実施形態では、空調装置用
のコンデンサ200を備える車両であったが、コンデン
サ等の空調用熱交換器を備えていないラジエータ100
のみの車両に対しても本発明を適用することができる。
のコンデンサ200を備える車両であったが、コンデン
サ等の空調用熱交換器を備えていないラジエータ100
のみの車両に対しても本発明を適用することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るフロントエンドパ
ネル構造及び前照灯システムを用いた車両前端部の分解
斜視図である。
ネル構造及び前照灯システムを用いた車両前端部の分解
斜視図である。
【図2】(a)は、図1のA−A断面図であり、(b)
は図1におけるヘッドライト部分の拡大斜視図である。
は図1におけるヘッドライト部分の拡大斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るフロントエンドパ
ネル構造及び前照灯システムを用いた車両前端部の分解
斜視図である。
ネル構造及び前照灯システムを用いた車両前端部の分解
斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る前照灯システムに
おける図2のA−A断面に相当する断面図である。
おける図2のA−A断面に相当する断面図である。
100…ラジエータ、200…コンデンサ、300…送
風機、420…シュラウド、440…空気通路、441
…エアダクト(ダクト手段)、500…ヘッドライト
(前照灯)、550…ライト制御コントローラ(前照灯
制御手段)。
風機、420…シュラウド、440…空気通路、441
…エアダクト(ダクト手段)、500…ヘッドライト
(前照灯)、550…ライト制御コントローラ(前照灯
制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 101:00 F21M 7/00 L (72)発明者 岡井 治美 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 伊藤 康彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 奥地 弘章 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D003 AA08 AA18 BB01 CA02 CA03 DA04 DA11 DA14 DA15 3K039 AA01 CC02 3K042 AA08 AC06 CC00
Claims (5)
- 【請求項1】 冷却用流体を冷却する熱交換器(10
0、200)、及び前記熱交換器(100、200)に
空気を送風する送風機(300)を有する車両に適用さ
れ、 車両前方側を照らす前照灯(500)と、 前記前照灯(500)を制御する前照灯制御手段(54
0)とを備える前照灯システムであって、 前記前照灯制御手段(540)は、前記送風機(30
0)により送風される空気により強制空冷されるように
構成されていることを特徴とする車両用の前照灯システ
ム。 - 【請求項2】 冷却用流体を冷却する熱交換器(10
0、200)、前記熱交換器(100、200)より空
気流れ下流側に配設されて前記熱交換器(100、20
0)に空気を送風する送風機(300)、及び前記送風
機(300)と前記熱交換器(100、200)との隙
間を覆うことにより前記送風機(300)によって誘起
された空気流が前記熱交換器(100、200)を迂回
することを抑制するシュラウド(420)を有する車両
に適用され、 車両前方側を照らす前照灯(500)と、 前記前照灯(500)を制御する前照灯制御手段(54
0)とを備える前照灯システムであって、 空気が流通する空気通路(440)を構成するととも
に、前記熱交換器(100、200)を迂回するように
前記シュラウド(420)に接続されたダクト手段(4
41)を設け、 前記前照灯制御手段(540)は、前記空気通路(44
0)を流通する空気により強制空冷されるように構成さ
れていることを特徴とする車両用の前照灯システム。 - 【請求項3】 前記前照灯(500)が灯火している場
合において、車両速度が所定速度以下となったときに
は、前記送風機(300)を稼働させることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の車両の前照灯システム。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の車両用の前照灯
システム、及び前記前照灯(500)、前記熱交換器
(100、200)及び前記送風機(300)が組み付
けられたフロントエンドパネル(400)を備える車両
のフロントエンド構造であって、 前記ダクト手段(441)が前記フロントエンドパネル
(400)に一体成形されていることを特徴とする車両
のフロントエンド構造。 - 【請求項5】 前記ダクト手段(441)及び前記フロ
ントパネル(400)は、樹脂にて一体成形されている
ことを特徴とする請求項4に記載のフロントエンド構
造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000196967A JP2002012079A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 車両用の前照灯システム |
DE10128398A DE10128398B4 (de) | 2000-06-14 | 2001-06-12 | Vordere Endstruktur und Scheinwerfersystem eines Kraftfahrzeugs |
US09/881,236 US6676283B2 (en) | 2000-06-14 | 2001-06-14 | Front end structure and headlamp system of automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000196967A JP2002012079A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 車両用の前照灯システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012079A true JP2002012079A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18695375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000196967A Pending JP2002012079A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-29 | 車両用の前照灯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002012079A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100791569B1 (ko) * | 2006-03-31 | 2008-01-04 | 서울반도체 주식회사 | 차량용 발광 다이오드 전조등 |
JP2008218157A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
CN108349545A (zh) * | 2015-10-26 | 2018-07-31 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的前部结构 |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000196967A patent/JP2002012079A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100791569B1 (ko) * | 2006-03-31 | 2008-01-04 | 서울반도체 주식회사 | 차량용 발광 다이오드 전조등 |
JP2008218157A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
CN108349545A (zh) * | 2015-10-26 | 2018-07-31 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的前部结构 |
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