JP2002002620A - 食品包装装置 - Google Patents
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Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Closing Of Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 食品袋は袋口が静電気により密着して開き難
い。本発明は、袋口を確実に開閉して能率よく袋詰めす
る。 【解決手段】 袋保持シート5の片面に再剥離型の接着
剤を塗り、この接着部6が内側になるように袋保持シー
ト5を二つ折りに畳む。このようなシートの一端を間欠
的に駆動する無端チェーン1などの袋移送手段に多数連
結し、各シートの合わせ目より空の食品袋11をシート
の中に挿入してシートを閉じ合わせる。これによりシー
トの間に食品袋を挟んでその表側と裏側を接着部6を介
してシートの内側に貼り付ける。この状態で食品供給部
に移送したら、閉じ合わせたシートを引き離して合わせ
目を開き、接着剤6の接着力で食品袋の袋口を開く。開
いた袋口より食品を袋内に供給したら、再びシートを閉
じ合わせ袋口を閉じてシールする。その後、二つ折りの
シートを平面状に展開して食品袋を取り出す。
い。本発明は、袋口を確実に開閉して能率よく袋詰めす
る。 【解決手段】 袋保持シート5の片面に再剥離型の接着
剤を塗り、この接着部6が内側になるように袋保持シー
ト5を二つ折りに畳む。このようなシートの一端を間欠
的に駆動する無端チェーン1などの袋移送手段に多数連
結し、各シートの合わせ目より空の食品袋11をシート
の中に挿入してシートを閉じ合わせる。これによりシー
トの間に食品袋を挟んでその表側と裏側を接着部6を介
してシートの内側に貼り付ける。この状態で食品供給部
に移送したら、閉じ合わせたシートを引き離して合わせ
目を開き、接着剤6の接着力で食品袋の袋口を開く。開
いた袋口より食品を袋内に供給したら、再びシートを閉
じ合わせ袋口を閉じてシールする。その後、二つ折りの
シートを平面状に展開して食品袋を取り出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を連続的に自
動包装する食品包装装置の改良に関する。
動包装する食品包装装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食品包装装置では、装置に装備さ
れたクリップ状の挟持具で食品袋の袋口を挟持し、その
状態で所定の位置に移動して、挟持具を操作して袋口を
開き、内部に食品を充填後、袋口をヒートシールする。
れたクリップ状の挟持具で食品袋の袋口を挟持し、その
状態で所定の位置に移動して、挟持具を操作して袋口を
開き、内部に食品を充填後、袋口をヒートシールする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、新しい空の
袋は袋口が静電気などで密着しているため、挟持具に挟
持させるのが難しい。このため従来は、挟持具に挟持さ
せる工程に人手による補助が不可欠で、作業能率が悪い
ものであった。
袋は袋口が静電気などで密着しているため、挟持具に挟
持させるのが難しい。このため従来は、挟持具に挟持さ
せる工程に人手による補助が不可欠で、作業能率が悪い
ものであった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
するもので、食品袋の袋口を確実に開閉して連続的に能
率よく食品を袋詰めすることを目的とする。
するもので、食品袋の袋口を確実に開閉して連続的に能
率よく食品を袋詰めすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、再剥離型の接着剤を塗った柔軟な材質の袋
保持シートと、前記シートの一端の固定端を固定し間欠
的に駆動する袋移送手段と、接着剤側を内側にして袋保
持シートを二つ折りにした状態で、袋保持シートの固定
端と反対側の遊離端を袋移送手段の定位置に保持するシ
ート保持手段と、前記二つ折りの袋保持シートの間に食
品袋を挟んで前記接着剤により接着保持し、食品袋を所
定の食品充填口まで移送したら、袋保持シートの遊離端
を固定端より離して、前記食品袋の袋口を開くと共に、
次に、食品充填口より食品袋内に食品を供給後、袋保持
シートの遊離端を固定端に向けて近接して、食品袋の袋
口を閉じる袋口開閉手段と、食品袋の閉じた袋口をシー
ルする袋密封手段と、シール後、再び袋保持シートの遊
離端を固定端より離して、前記食品袋を袋保持シートよ
り取出す食品袋取出し手段と、を備えることを特徴とす
る。
に本発明は、再剥離型の接着剤を塗った柔軟な材質の袋
保持シートと、前記シートの一端の固定端を固定し間欠
的に駆動する袋移送手段と、接着剤側を内側にして袋保
持シートを二つ折りにした状態で、袋保持シートの固定
端と反対側の遊離端を袋移送手段の定位置に保持するシ
ート保持手段と、前記二つ折りの袋保持シートの間に食
品袋を挟んで前記接着剤により接着保持し、食品袋を所
定の食品充填口まで移送したら、袋保持シートの遊離端
を固定端より離して、前記食品袋の袋口を開くと共に、
次に、食品充填口より食品袋内に食品を供給後、袋保持
シートの遊離端を固定端に向けて近接して、食品袋の袋
口を閉じる袋口開閉手段と、食品袋の閉じた袋口をシー
ルする袋密封手段と、シール後、再び袋保持シートの遊
離端を固定端より離して、前記食品袋を袋保持シートよ
り取出す食品袋取出し手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施形態】次に本発明の実施形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明の食品連続包装機
の全体図である。1は袋移送手段を構成する無端チェー
ンで、左右平行に2条設け、図示しない動力源により間
欠的に回転する。そして、この無端チェーン1,1間に
所定間隔で多数の袋保持シート吊下用杆2を差し渡す。
図1には袋保持シート吊下用杆2の一部を示す。3は袋
保持シート開閉用杆であり、袋保持シート吊下用杆2に
相対して設けるとともに、袋保持シート吊下用杆2に対
し直交する方向に固定した左右一対の摺動用杆4上に支
持する。袋保持シート開閉用杆3の長さは無端チェーン
1,1の設置間隔より短い。5は袋保持シートであり、
その両端の固定端及び遊離端をそれぞれ前記袋保持シー
ト吊下用杆2及び袋保持シート開閉用杆3に連結する。
袋保持シート5は、収容する食品袋11の荷重に耐える
程度に強く、また折り曲げ自在の柔軟な材質であること
が好ましく、薄いプラスチック製のシートや織布などが
よい。6は袋保持シート5の内側に形成した接着部であ
り、再剥離型接着剤(例えば、サイデン化学株式会社製
の商品名サイビノールATR−300や、コニシ株式会
社製の商品名BHT−01)を塗布したものである(図
2参照)。図2中の2aは、袋保持シート5の固定端を
袋保持シート吊下用杆2に連結する接続具である。
を参照して説明する。図1は、本発明の食品連続包装機
の全体図である。1は袋移送手段を構成する無端チェー
ンで、左右平行に2条設け、図示しない動力源により間
欠的に回転する。そして、この無端チェーン1,1間に
所定間隔で多数の袋保持シート吊下用杆2を差し渡す。
図1には袋保持シート吊下用杆2の一部を示す。3は袋
保持シート開閉用杆であり、袋保持シート吊下用杆2に
相対して設けるとともに、袋保持シート吊下用杆2に対
し直交する方向に固定した左右一対の摺動用杆4上に支
持する。袋保持シート開閉用杆3の長さは無端チェーン
1,1の設置間隔より短い。5は袋保持シートであり、
その両端の固定端及び遊離端をそれぞれ前記袋保持シー
ト吊下用杆2及び袋保持シート開閉用杆3に連結する。
袋保持シート5は、収容する食品袋11の荷重に耐える
程度に強く、また折り曲げ自在の柔軟な材質であること
が好ましく、薄いプラスチック製のシートや織布などが
よい。6は袋保持シート5の内側に形成した接着部であ
り、再剥離型接着剤(例えば、サイデン化学株式会社製
の商品名サイビノールATR−300や、コニシ株式会
社製の商品名BHT−01)を塗布したものである(図
2参照)。図2中の2aは、袋保持シート5の固定端を
袋保持シート吊下用杆2に連結する接続具である。
【0007】図3は袋保持シート5の袋口開閉手段の側
面図、図4はその平面図、図5はその要部拡大図であ
る。7,7は突起部であり、袋保持シート開閉用杆3の
両端部付近に一体的に固着する。8はエアシリンダであ
り、その先端にエアチャック9を取付ける。10はエア
シリンダ昇降杆であり、これにエアシリンダ8を取付
け、エアシリンダ移動装置(図示せず)により、このエ
アシリンダ8を上下方向に移動する。エアチャック9を
開閉して前記突起部7を掴み、エアシリンダ8の伸縮に
より突起部7を前後方向に移動する。この突起部7の移
動により袋保持シート開閉用杆3が摺動用杆4上を摺動
し、袋保持シート5が開閉する。このような袋口開閉手
段を袋保持シート5の開閉を必要とする箇所にそれぞれ
設ける。
面図、図4はその平面図、図5はその要部拡大図であ
る。7,7は突起部であり、袋保持シート開閉用杆3の
両端部付近に一体的に固着する。8はエアシリンダであ
り、その先端にエアチャック9を取付ける。10はエア
シリンダ昇降杆であり、これにエアシリンダ8を取付
け、エアシリンダ移動装置(図示せず)により、このエ
アシリンダ8を上下方向に移動する。エアチャック9を
開閉して前記突起部7を掴み、エアシリンダ8の伸縮に
より突起部7を前後方向に移動する。この突起部7の移
動により袋保持シート開閉用杆3が摺動用杆4上を摺動
し、袋保持シート5が開閉する。このような袋口開閉手
段を袋保持シート5の開閉を必要とする箇所にそれぞれ
設ける。
【0008】図1において、12は食品袋11の供給位
置、13は袋の接着位置、14は食品の投入、排気及び
不活性ガス充填位置、15は食品袋11の袋口ヒートシ
ール位置、16は食品袋11の排出位置、17は袋保持
シートの復帰位置である。また、18は食品包装装置全
体を覆うアクリル製の気密ケースであり、内部に不活性
ガスを充満する。
置、13は袋の接着位置、14は食品の投入、排気及び
不活性ガス充填位置、15は食品袋11の袋口ヒートシ
ール位置、16は食品袋11の排出位置、17は袋保持
シートの復帰位置である。また、18は食品包装装置全
体を覆うアクリル製の気密ケースであり、内部に不活性
ガスを充満する。
【0009】食品供給、排気及び不活性ガス充填位置1
4に設けた食品供給装置は、以下の構成である。19は
食品供給管であり、上端部の食品充填口20が気密ケー
ス18より外に出ていて、途中2箇所には食品供給管開
閉装置21a、21bを有する。22は食品供給管19
に開けた不活性ガス導入口であり、前記2つの食品供給
管開閉装置21a、21bの中間に設ける。23は上下
動自在の投入ノズルであり、前記食品供給管19の下端
部と連結する。
4に設けた食品供給装置は、以下の構成である。19は
食品供給管であり、上端部の食品充填口20が気密ケー
ス18より外に出ていて、途中2箇所には食品供給管開
閉装置21a、21bを有する。22は食品供給管19
に開けた不活性ガス導入口であり、前記2つの食品供給
管開閉装置21a、21bの中間に設ける。23は上下
動自在の投入ノズルであり、前記食品供給管19の下端
部と連結する。
【0010】図6,7は、袋保持シートの復帰位置17
に設けた袋保持シート復帰装置の側面図及び平面図であ
る。24は左右一対の袋保持シート保持杆であり、回動
軸25を中心に回動する。そして、先端に設けたL字状
の保持部24aで袋保持シート開閉用杆3を保持し、こ
れを摺動用杆4上に復帰させる。
に設けた袋保持シート復帰装置の側面図及び平面図であ
る。24は左右一対の袋保持シート保持杆であり、回動
軸25を中心に回動する。そして、先端に設けたL字状
の保持部24aで袋保持シート開閉用杆3を保持し、こ
れを摺動用杆4上に復帰させる。
【0011】なお、前記袋保持シート5は、食品袋11
を投入した際に、食品袋11の上部が袋保持シート5の
外に突出するように、使用する食品袋の大きさに応じて
その長さを設計すると袋口をヒートシールする等の作業
が簡便になる(図11参照)。
を投入した際に、食品袋11の上部が袋保持シート5の
外に突出するように、使用する食品袋の大きさに応じて
その長さを設計すると袋口をヒートシールする等の作業
が簡便になる(図11参照)。
【0012】次に食品包装装置が袋保持シート5を開閉
する仕組みを説明する。先ず、図1の投入位置12で食
品袋11を袋保持シート5内に投入する。投入後、接着
位置13にて袋口開閉手段を作動し袋保持シート5を閉
じる。この際に食品袋11が接着部6に接着する。次
に、食品供給、排気及び不活性ガス充填位置14に移動
すると、袋口開閉手段にて袋保持シート5を開く。この
際に接着部6に食品袋11が接着しているので、食品袋
11の袋口も開く。この開いた袋口に、投入ノズル23
が下降し挿入する。そして、2つの食品供給管開閉装置
21a,21bを両方とも開いて食品充填口20より食
品を投入し食品袋11に食品を充填する。食品を充填後
上方に位置する食品供給管開閉装置21aを閉じ、不活
性ガス導入口22を開けて、食品充填用袋11内に二酸
化炭素や窒素などの不活性ガスを充填する。その後、下
方の食品供給管開閉装置21bも閉じ、投入ノズル23
を上昇して袋口より出し、袋口開閉手段にて袋保持シー
ト5を閉じる。
する仕組みを説明する。先ず、図1の投入位置12で食
品袋11を袋保持シート5内に投入する。投入後、接着
位置13にて袋口開閉手段を作動し袋保持シート5を閉
じる。この際に食品袋11が接着部6に接着する。次
に、食品供給、排気及び不活性ガス充填位置14に移動
すると、袋口開閉手段にて袋保持シート5を開く。この
際に接着部6に食品袋11が接着しているので、食品袋
11の袋口も開く。この開いた袋口に、投入ノズル23
が下降し挿入する。そして、2つの食品供給管開閉装置
21a,21bを両方とも開いて食品充填口20より食
品を投入し食品袋11に食品を充填する。食品を充填後
上方に位置する食品供給管開閉装置21aを閉じ、不活
性ガス導入口22を開けて、食品充填用袋11内に二酸
化炭素や窒素などの不活性ガスを充填する。その後、下
方の食品供給管開閉装置21bも閉じ、投入ノズル23
を上昇して袋口より出し、袋口開閉手段にて袋保持シー
ト5を閉じる。
【0013】次に、袋口ヒートシール位置15に袋保持
シート5を移動し、袋口を袋口閉鎖手段のヒートシール
機33を使用しヒートシールする。この際に、食品充填
用袋11のシールする部分の両端を引張り、シール部分
に皺が寄らないようにし、シールする。その後、排出位
置16に到達すると、摺動用杆4が下を向くので、袋保
持シート開閉用杆3が摺動杆4より自然落下し袋保持シ
ート5が開き、同時に食品充填用袋11が自重により接
着部6より離れ、袋搬送装置26上に落下する(食品袋
取出し手段)。そして、袋搬送装置26上の食品充填用
袋11は、気密ケース18の出口に設けられたカーテン
(図示せず)を通過して搬送される。次に、袋保持シー
トの復帰位置17に袋保持シート5が移動すると、袋保
持シート5は、L字状回転子25に接触しL字状に屈曲
する。その後、L字状回転子25の回動により袋保持シ
ート開閉用杆3が上昇し摺動用杆4の上に載置される
(図6参照)。食品包装装置は以上の動作を繰返すこと
により、連続して食品袋11内に食品及び不活性ガスを
充填し、密封する。上記実施形態では、袋移送手段とし
て無端チェーン1を使用しているが、無端ベルトなどを
用いてもよい。
シート5を移動し、袋口を袋口閉鎖手段のヒートシール
機33を使用しヒートシールする。この際に、食品充填
用袋11のシールする部分の両端を引張り、シール部分
に皺が寄らないようにし、シールする。その後、排出位
置16に到達すると、摺動用杆4が下を向くので、袋保
持シート開閉用杆3が摺動杆4より自然落下し袋保持シ
ート5が開き、同時に食品充填用袋11が自重により接
着部6より離れ、袋搬送装置26上に落下する(食品袋
取出し手段)。そして、袋搬送装置26上の食品充填用
袋11は、気密ケース18の出口に設けられたカーテン
(図示せず)を通過して搬送される。次に、袋保持シー
トの復帰位置17に袋保持シート5が移動すると、袋保
持シート5は、L字状回転子25に接触しL字状に屈曲
する。その後、L字状回転子25の回動により袋保持シ
ート開閉用杆3が上昇し摺動用杆4の上に載置される
(図6参照)。食品包装装置は以上の動作を繰返すこと
により、連続して食品袋11内に食品及び不活性ガスを
充填し、密封する。上記実施形態では、袋移送手段とし
て無端チェーン1を使用しているが、無端ベルトなどを
用いてもよい。
【0014】次に、図8に示す別の実施形態を説明す
る。ここでは、1本の無端チェーン1に袋保持シート吊
下用杆2を固定して、摺動杆4を常時水平方向に突き出
す。従って袋保持シート開閉用杆3は常に摺動杆4上に
ある。食品袋取出し手段を構成する袋取出し装置27
は、排出位置において開状態の袋保持シート5と袋搬送
装置26間を往復移動するアーム28と、アーム28の
先端に上下動自在の昇降杆29を介して設けた袋挟持体
30からなる。なお、32は摺動杆4を補助的に支持す
る保持杆である。
る。ここでは、1本の無端チェーン1に袋保持シート吊
下用杆2を固定して、摺動杆4を常時水平方向に突き出
す。従って袋保持シート開閉用杆3は常に摺動杆4上に
ある。食品袋取出し手段を構成する袋取出し装置27
は、排出位置において開状態の袋保持シート5と袋搬送
装置26間を往復移動するアーム28と、アーム28の
先端に上下動自在の昇降杆29を介して設けた袋挟持体
30からなる。なお、32は摺動杆4を補助的に支持す
る保持杆である。
【0015】この袋取出し装置27は、先ず排出位置1
6において開状態の袋保持シート5内の食品袋11を、
袋挟持体30が挟持する。次に昇降杆29が上昇し、食
品袋11を袋保持シート5外に取出した後、アーム28
が移動し食品袋11を袋搬送装置26上へと移動する。
次に昇降杆29が下降し、次に袋挟持体30が食品袋1
1を開放しコンベア上に投下する。この実施形態では、
無端チェーン1を使用し袋保持シート5を回転させる
が、図9に示すような水平回動するロータ31であって
もよい。図8の構成にすると、前記の実施形態のように
袋移送手段での全移送行程の1/2(下半分)にわたり
袋保持シート5が開いたまま移動するという無駄を改善
できる。すなわち、図8の実施形態においては、食品袋
11の投入位置12、袋の接着位置13、食品の投入、
排気及び不活性ガス充填位置14、食品袋11の袋口ヒ
ートシール位置15、食品袋11の排出位置16、袋保
持シートの復帰位置17をそれぞれ2組設けることが出
来る。
6において開状態の袋保持シート5内の食品袋11を、
袋挟持体30が挟持する。次に昇降杆29が上昇し、食
品袋11を袋保持シート5外に取出した後、アーム28
が移動し食品袋11を袋搬送装置26上へと移動する。
次に昇降杆29が下降し、次に袋挟持体30が食品袋1
1を開放しコンベア上に投下する。この実施形態では、
無端チェーン1を使用し袋保持シート5を回転させる
が、図9に示すような水平回動するロータ31であって
もよい。図8の構成にすると、前記の実施形態のように
袋移送手段での全移送行程の1/2(下半分)にわたり
袋保持シート5が開いたまま移動するという無駄を改善
できる。すなわち、図8の実施形態においては、食品袋
11の投入位置12、袋の接着位置13、食品の投入、
排気及び不活性ガス充填位置14、食品袋11の袋口ヒ
ートシール位置15、食品袋11の排出位置16、袋保
持シートの復帰位置17をそれぞれ2組設けることが出
来る。
【0016】次に、さらに図10に示す第三の実施形態
について説明する。ここでは袋保持シート5を吊下げな
いで、テーブル(図示しない)の上を滑らせて移動する
ので、無端チェーン1にかかる荷重が軽減されるという
利点がある。また、袋移送手段での移送の1/2(下半
分)にわたり袋保持シート5が開いたまま移動するとい
う状態を回避できるので、食品充填用袋11の投入位置
12、袋の接着位置13、食品の投入、排気及び不活性
ガス充填位置14、食品充填用袋11の袋口ヒートシー
ル位置15、食品充填用袋11の排出位置16、袋保持
シートの復帰位置17をそれぞれ2組ずつ設けることが
でき、作業能率もよい。以上第一ないし第三の各実施形
態では、袋保持シート5内に食品袋11を1袋ずつ投入
しているが、一度に多数の袋への充填が行えるよう図1
1に示すように2袋ずつなど複数投入してもよい。
について説明する。ここでは袋保持シート5を吊下げな
いで、テーブル(図示しない)の上を滑らせて移動する
ので、無端チェーン1にかかる荷重が軽減されるという
利点がある。また、袋移送手段での移送の1/2(下半
分)にわたり袋保持シート5が開いたまま移動するとい
う状態を回避できるので、食品充填用袋11の投入位置
12、袋の接着位置13、食品の投入、排気及び不活性
ガス充填位置14、食品充填用袋11の袋口ヒートシー
ル位置15、食品充填用袋11の排出位置16、袋保持
シートの復帰位置17をそれぞれ2組ずつ設けることが
でき、作業能率もよい。以上第一ないし第三の各実施形
態では、袋保持シート5内に食品袋11を1袋ずつ投入
しているが、一度に多数の袋への充填が行えるよう図1
1に示すように2袋ずつなど複数投入してもよい。
【0017】このように本発明では、袋保持シート5の
片面に再剥離型の接着剤を塗り、この接着部6が内側に
なるように袋保持シート5を二つ折りに畳み、このよう
なシートの一端を間欠的に駆動する無端チェーン1など
の袋移送手段に多数連結し、各シートの合わせ目より空
の食品袋をシートの中に挿入してシートを閉じ合わせ
る。これによりシートの間に食品袋を挟んでその表側と
裏側を接着部6を介してシートの内側に貼り付ける。こ
の状態で食品供給部に移送したら、閉じ合わせたシート
を引き離して合わせ目を開き、接着剤6の接着力で食品
袋の袋口を開く。開いた袋口より食品を袋内に供給した
ら、再びシートを閉じ合わせ袋口を閉じてシールする。
その後、二つ折りのシートを平面状に展開して食品袋を
取り出す。このように本発明では、接着剤で食品袋を接
着して袋口を開くので、密着して開きにくい袋口も確実
に開くことが出来、しかも接着剤が再剥離型なので、繰
り返し作業が可能であり、多数の食品袋に連続して能率
よく食品を充填できる。
片面に再剥離型の接着剤を塗り、この接着部6が内側に
なるように袋保持シート5を二つ折りに畳み、このよう
なシートの一端を間欠的に駆動する無端チェーン1など
の袋移送手段に多数連結し、各シートの合わせ目より空
の食品袋をシートの中に挿入してシートを閉じ合わせ
る。これによりシートの間に食品袋を挟んでその表側と
裏側を接着部6を介してシートの内側に貼り付ける。こ
の状態で食品供給部に移送したら、閉じ合わせたシート
を引き離して合わせ目を開き、接着剤6の接着力で食品
袋の袋口を開く。開いた袋口より食品を袋内に供給した
ら、再びシートを閉じ合わせ袋口を閉じてシールする。
その後、二つ折りのシートを平面状に展開して食品袋を
取り出す。このように本発明では、接着剤で食品袋を接
着して袋口を開くので、密着して開きにくい袋口も確実
に開くことが出来、しかも接着剤が再剥離型なので、繰
り返し作業が可能であり、多数の食品袋に連続して能率
よく食品を充填できる。
【0018】
【発明の効果】以上を要するに本発明は、再剥離型の接
着剤を塗った屈伸自在な材質の袋保持シートを、接着剤
側を内側にしてシートを二つ折りにした状態で、固定端
と反対側の遊離端を定位置に保持するので、食品袋が接
着剤により接着される。そして、二つ折りの袋保持シー
トの間に食品袋を挟んで前記接着剤により接着保持し、
食品袋を所定の食品充填口まで移送したら、袋保持シー
トの遊離端を固定端より離して、前記食品袋の袋口を開
くと共に、次に、食品充填口より食品袋内に食品を供給
後、袋保持シートの遊離端を固定端に向けて近接して、
食品袋の袋口を閉じる袋口開閉手段を備えるので、接着
された袋口を確実に開閉できるという効果を奏する。
着剤を塗った屈伸自在な材質の袋保持シートを、接着剤
側を内側にしてシートを二つ折りにした状態で、固定端
と反対側の遊離端を定位置に保持するので、食品袋が接
着剤により接着される。そして、二つ折りの袋保持シー
トの間に食品袋を挟んで前記接着剤により接着保持し、
食品袋を所定の食品充填口まで移送したら、袋保持シー
トの遊離端を固定端より離して、前記食品袋の袋口を開
くと共に、次に、食品充填口より食品袋内に食品を供給
後、袋保持シートの遊離端を固定端に向けて近接して、
食品袋の袋口を閉じる袋口開閉手段を備えるので、接着
された袋口を確実に開閉できるという効果を奏する。
【図1】第1実施例になる食品包装装置の概略図であ
る。
る。
【図2】袋保持シートに食品袋を投入した状態の断面図
である。
である。
【図3】袋口開閉手段の側面図である。
【図4】袋口開閉手段の平面図である。
【図5】袋口開閉手段の要部拡大図である。
【図6】袋保持シート復帰装置の側面図である。
【図7】袋保持シート復帰装置の平面図である。
【図8】第2実施例になる食品包装装置の要部の概略図
である。
である。
【図9】袋移送手段であるロータの斜視図である。
【図10】第3実施例になる食品包装装置の要部の概略
図である。
図である。
【図11】袋保持シートに食品袋を投入した状態の斜視
図である。
図である。
【図12】袋保持シートの開閉状態を示す概略図であ
る。
る。
1 無端チェーン 2 袋保持シート吊下用杆 3 袋保持シート開閉用杆 4 摺動用杆 5 袋保持シート 6 接着部 11 食品袋
Claims (1)
- 【請求項1】 再剥離型の接着剤を塗った柔軟な材質の
袋保持シートと、前記シートの一端の固定端を固定し間
欠的に駆動する袋移送手段と、前記接着剤側を内側にし
て袋保持シートを二つ折りにした状態で、袋保持シート
の固定端と反対側の遊離端を袋移送手段の定位置に保持
するシート保持手段と、前記二つ折りの袋保持シートの
内側に食品袋を挟んで前記接着剤により接着保持し、食
品袋を所定の食品充填口まで移送したら、袋保持シート
の遊離端を固定端より離して、前記食品袋の袋口を開く
と共に、次に、食品充填口より食品袋内に食品を供給
後、袋保持シートの遊離端を固定端に向けて近接して、
食品袋の袋口を閉じる袋口開閉手段と、食品袋の閉じた
袋口をシールする袋密封手段と、シール後、再び袋保持
シートの遊離端を固定端より離して、前記食品袋を袋保
持シートより取出す食品袋取出し手段と、を備えること
を特徴とする食品包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187908A JP2002002620A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 食品包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187908A JP2002002620A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 食品包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002002620A true JP2002002620A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18687796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000187908A Pending JP2002002620A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 食品包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002002620A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102730239A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-17 | 哈尔滨博实自动化股份有限公司 | 适用于软包装袋的袋口夹持装置 |
CN116513591A (zh) * | 2023-07-03 | 2023-08-01 | 江苏申隆锌业有限公司 | 一种锌粉收集分装设备 |
WO2023210442A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | オリオン機械工業株式会社 | 開袋装置 |
CN117429696A (zh) * | 2023-12-18 | 2024-01-23 | 黑龙江火龙神农业生物技术有限责任公司 | 一种方便定位袋口的肥料加工用灌装工艺 |
CN118907728A (zh) * | 2024-07-29 | 2024-11-08 | 安徽贝宝食品有限公司 | 一种食品原料加工装置及方法 |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187908A patent/JP2002002620A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102730239A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-17 | 哈尔滨博实自动化股份有限公司 | 适用于软包装袋的袋口夹持装置 |
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JP2023162797A (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-09 | オリオン機械工業株式会社 | 開袋装置 |
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CN116513591B (zh) * | 2023-07-03 | 2023-09-01 | 江苏申隆锌业有限公司 | 一种锌粉收集分装设备 |
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CN117429696B (zh) * | 2023-12-18 | 2024-04-02 | 黑龙江火龙神农业生物技术有限责任公司 | 一种方便定位袋口的肥料加工用灌装工艺 |
CN118907728A (zh) * | 2024-07-29 | 2024-11-08 | 安徽贝宝食品有限公司 | 一种食品原料加工装置及方法 |
CN118907728B (zh) * | 2024-07-29 | 2025-01-14 | 安徽贝宝食品有限公司 | 一种食品原料加工装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040715 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
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