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JP2002001833A - 空気入りタイヤのバンドの形成方法 - Google Patents

空気入りタイヤのバンドの形成方法

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Publication number
JP2002001833A
JP2002001833A JP2000191442A JP2000191442A JP2002001833A JP 2002001833 A JP2002001833 A JP 2002001833A JP 2000191442 A JP2000191442 A JP 2000191442A JP 2000191442 A JP2000191442 A JP 2000191442A JP 2002001833 A JP2002001833 A JP 2002001833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
tire
belt
pneumatic tire
radius
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000191442A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tanaka
正俊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2000191442A priority Critical patent/JP2002001833A/ja
Priority to EP01115316A priority patent/EP1167003A3/en
Priority to US09/888,568 priority patent/US20020026979A1/en
Publication of JP2002001833A publication Critical patent/JP2002001833A/ja
Priority to US10/780,707 priority patent/US20040159393A1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/30Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D30/3028Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application by feeding a continuous band and winding it helically, i.e. the band is fed while being advanced along the drum axis, to form an annular element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/70Annular breakers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/22Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
    • B60C9/2204Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre obtained by circumferentially narrow strip winding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/22Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
    • B60C2009/2252Physical properties or dimension of the zero degree ply cords
    • B60C2009/2266Density of the cords in width direction
    • B60C2009/2271Density of the cords in width direction with variable density

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットフォーマを用いながら、ベルト輪郭
形状に応じたバンド拘束力を容易に確保できる。 【解決手段】 直円筒状の成形フォーマF上で、バンド
コード10を引き揃えてなる帯状プライ11を、螺旋巻
きする際、バンドコード10のタイヤ軸方向単位長さ当
たりの配列密度Dを、タイヤ赤道側からバンド外端9E
に向かい徐々に増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直円筒状の成形フ
ォーマ(所謂フラットフォーマ)を用いながら、仕上が
りタイヤのベルト輪郭形状に応じたバンド拘束力を確保
でき、高速耐久性、操縦安定性、及びノイズ性能等を向
上しうる空気入りタイヤのバンドの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車用の空気入りタイヤでは、図9に
略示する如く、ベルトaの外側に、バンドコードをタイ
ヤ周方向と略平行に配列してなるバンドbを設けた構造
のものが広く知られている。このバンドbは、ベルトa
に対する拘束力を高めて高速耐久性能を向上させる他、
トレッド剛性の増加によって操縦安定性を向上でき、さ
らには、このトレッド剛性の増加により振動伝達特性が
変化し、振動伝達率のピークがより高周波数側に移行す
るなど車両の振動伝達率のピークとの間にズレを生じせ
しめロードノイズを低減させる等の利点を具えている。
【0003】一方、このようなバンドbは、通常、図1
0に略示する如く、生タイヤ形成時には、直円筒状の成
形フォーマc(所謂フラットフォーマc)を用い、この
フラットフォーマcに貼着された生のベルトa上で、バ
ンドコードを引き揃えた帯状プライb1を螺旋巻きする
ことにより、一端から他端に至り均一なコード張力かつ
コード配列密度を有した直円筒状に形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加硫成
形された仕上がりタイヤでは、前記図9の如く、ベルト
aが加硫中に所定の凸円弧状の輪郭形状を帯びるため、
ベルト外端部aeではタイヤ赤道側に比してバンド張力
が低い傾向となる。その結果、このベルト外端部aeで
の拘束力が不十分となり、前述の高速耐久性、操縦安定
性、ノイズ性能等の向上効果が十分に発揮されなくなる
という問題がある。
【0005】これを防ぐため、従来、ベルト外端部ae
のみに小巾のバンドを追加形成すること等も行われてい
るが、このものは、追加した部分のみ拘束力が段差的に
上昇するため、ベルト輪郭形状が急激に変化するなどユ
ニフォミティーを損ねたり、又剛性の不均一が影響して
偏摩耗が発生するという新たな問題を招来する。
【0006】なお、前記フラットフォーマcに代え、加
硫後のベルト輪郭形状に合った外面形状を有する非円筒
状の成形フォーマ(所謂プロファイルフォーマ)を用い
て、ベルトaやバンドbを形成する方法も一部実施され
ている。しかし、このプロファイルフォーマは、仕上が
りタイヤのベルト輪郭形状に合わせて作成する必要があ
るなど汎用性に劣り、しかもベルト輪郭形状は、タイヤ
のサイズ、種類等によって異なるため設備や管理コスト
の大幅な増大を招く。
【0007】そこで本発明は、汎用性の高い直円筒状の
成形フォーマ(所謂フラットフォーマ)を用い、設備や
管理コストの上昇を抑えながら、ベルト輪郭形状に応じ
たバンド拘束力を容易に確保でき、バンドの追加形成に
よるユニフォミティーや耐偏摩耗性の低下を招くことな
く、高速耐久性、操縦安定性、及びノイズ性能等の向上
効果を充分に発揮しうる空気入りタイヤのバンドの形成
方法の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願の第1発明は、トレッド部からサイドウォール
部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、トレ
ッド部の内方かつカーカスの外側に配されかつ半径方向
外側に湾曲するベルトと、このベルトの外周全面に重置
されかつタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列す
るバンドコードを有するバンドとを具える空気入りタイ
ヤのバンド形成方法であって、直円筒状の成形フォーマ
に貼着された円筒状の生のベルトの半径方向外側に、前
記バンドコードを引き揃えたテープ状の生の帯状プライ
を、螺旋巻きするバンド形成工程を含んで形成される生
タイヤを用いて空気入りタイヤが成形されるとともに、
前記成形フォーマ上でのバンド形成工程において、バン
ドコードのタイヤ軸方向単位長さ当たりの配列密度D
を、タイヤ赤道側からバンドの軸方向外端に向かい徐々
に増加させたことを特徴としている。
【0009】このとき、前記成形された空気入りタイヤ
のタイヤ赤道の位置Pcにおけるバンド内周面の半径を
Rc、タイヤ赤道から距離Lnを隔てた位置Pnにおけ
るバンド内周面の半径をRn、前記各位置Pc、Pnに
おけるバンドコードの前記バンド形成工程における配列
密度をDc、Dnとしたとき、前記バンドが次式(1)
を充足することにより、バンド拘束力を全体に亘って均
一とすることができる。又バンド外端の位置Peにおけ
るバンド内周面の半径をRe、該位置Peにおけるバン
ドコードの前記バンド形成工程における配列密度をDe
としたとき、前記バンドが次式(2)を充足することに
より、ベルト外端部のバンド拘束力をタイヤ赤道側に比
して高めることができる。 Dn=Dc×(Rc/Rn) −−−(1) Dc×(Rc/Re)<De≦3.0×Dc×(Rc/Re) −−−(2)
【0010】なおこのようなバンドは、前記バンド形成
工程において、成形フォーマの回転速度を一定に保ちな
がら、前記帯状プライの軸方向への送り速度を連続的に
変化させることにより形成できる。
【0011】また本願の第2発明は、前記成形フォーマ
上でのバンド形成工程において、バンドコードのタイヤ
軸方向単位長さ当たりの平均張力Tを、タイヤ赤道側か
らバンドの軸方向外端に向かい徐々に増加させたことを
特徴としている。
【0012】このとき、前記成形された空気入りタイヤ
のタイヤ赤道の位置Pcにおけるバンド内周面の半径を
Rc、タイヤ赤道から距離Lnを隔てた位置Pnにおけ
るバンド内周面の半径をRn、前記各位置Pc、Pnに
おけるバンドコードの前記バンド形成工程における平均
張力をTc、Tnとしたとき、前記バンドが次式(1)
を充足することにより、バンド拘束力を全体に亘って均
一とすることができる。又バンド外端の位置Peにおけ
るバンド内周面の半径をRe、前記位置Peにおけるバ
ンドコードの前記バンド形成工程における平均張力をT
eとしたとき、前記バンドが次式(4)を充足すること
により、ベルト外端部のバンド拘束力をタイヤ赤道側に
比して高めることができる。 Tn=Tc×(Rc/Rn) −−−(3) Tc×(Rc/Re)<Te≦3.0×Tc×(Rc/Re) −−−(4)
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本願のバンドの形成
方法を用いて形成された空気入りタイヤの子午断面図を
示す。
【0014】図1において、空気入りタイヤ1(以下、
仕上がりタイヤ1という場合がある)は、乗用車用ラジ
アルタイヤであって、トレッド部2と、その両端からタ
イヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3
と、各サイドウォール部3の内方端に位置するビード部
4とを具える。
【0015】又空気入りタイヤ1には、前記ビード部
4、4間を跨るトロイド状のカーカス6と、トレッド部
2の内方かつ前記カーカス6の外側に配されるベルト7
と、このベルト7の外側に重置されるバンド9とを設け
ている。
【0016】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ周方向に対して75゜〜90゜の角度で配列した1枚
以上、本例では、1枚のカーカスプライ6Aから形成さ
れる。カーカスコードとしては、ナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが
好適に採用されるが、タイヤのサイズやカテゴリー、或
いは要求性能等に応じてスチールコードも採用しうる。
【0017】このカーカス6は、トレッド部2からサイ
ドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至る
本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りで内側か
ら外側に折り返されて係止される折返し部6bを有し、
この本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア
5からタイヤ半径方向外方に先細状にのびるビードエー
ペックスゴム8が配されている。
【0018】また前記ベルト7は、高強力のベルトコー
ドをタイヤ周方向に対して10゜〜35゜の角度で傾斜
配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、
7Bから形成される。各ベルトプライ7A、7Bは、ベ
ルトコードがプライ間相互で交差するように向きを違え
て配され、これによるコードのトライアングル構造によ
ってベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾を補強す
る。ベルトコードとしては、スチールコード或いは、ス
チールに近い強度を有する例えば芳香族ポリアミド繊維
等のハイモジュラス繊維コードが好適に使用される。
【0019】ここで、トレッド面2Sには、従来と同
様、旋回特性を含む走行性能の確保や接地圧分布の適正
化などのために、タイヤ赤道面Cを中心とし半径方向外
側に凸円弧状に湾曲するトレッド輪郭形状が付与されて
いる。
【0020】そして前記ベルト7も、トレッド剛性を均
一に保つために、前記トレッド輪郭形状と略平行なベル
ト輪郭形状Yを有して形成される。すなわち、ベルト輪
郭形状Yも凸円弧状に湾曲し、その外周面のタイヤ赤道
上での半径rcとベルト外端での半径rsとの比rs/
rcは、本例の如き乗用車用タイヤでは、通常0.99
〜0.96の範囲に設定される。このベルト輪郭形状Y
は、加硫金型におけるトレッド成形面の輪郭形状、及び
トレッドゴム2Gの厚さ等によって決定される。なおベ
ルト7の外周面は、バンド9が重置することによりその
内周面と一致している。
【0021】又前記バンド9は、タイヤ周方向に対して
5度以下の角度で配列するバンドコード10を有し、前
記ベルト7の外周全面に重置される。
【0022】このような空気入りタイヤ1は、従来と同
様、図3(A)、(B)に略示する如く、例えば生のイ
ンナーライナゴム20’、生のサイドウォールゴム3
G’、生のビードゴム4G’、生のカーカスプライ6
A’等からなりかつ所謂シェーピングフォーマ(図示し
ない)を用いて予備形成された台タイヤ21と、生のベ
ルト7’、生のバンド9’、生のトレッドゴム2G’等
からなりかつ直円筒状の成形フォーマF(以下フラット
フォーマFという場合がある)を用いて予備形成された
トレッドリング22とを接合して生タイヤ23を形成し
た後、この生タイヤ23を加硫金型内で加硫成形するこ
とにより形成される。
【0023】しかしこのとき、仕上がりタイヤ1のバン
ド9に前記ベルト輪郭形状Yに応じた拘束力を付与せし
め、高速耐久性、操縦安定性、及びノイズ性能等を充分
に発揮させるために、本願の第1発明では、前記フラッ
トフォーマFを用いたバンド形成工程において、バンド
コード10のタイヤ軸方向単位長さ当たりの配列密度D
を、タイヤ赤道側からバンド外端9Eに向かい増加させ
ている。又第2発明では、バンド形成工程において、バ
ンドコード10のタイヤ軸方向単位長さ当たりの平均張
力Tを、タイヤ赤道側からバンド外端9Eに向かい増加
させている。
【0024】詳しく説明すると、第1発明のバンド形成
工程では、図4(A)に示すように、前記フラットフォ
ーマFに貼着された円筒状の生のベルト7’の半径方向
外側で、前記バンドコード10を引き揃えた生の帯状プ
ライ11を、一定の張力を有して螺旋巻きし、これによ
って生のバンド9’をベルト7’の外周全面に形成す
る。
【0025】前記帯状プライ11は、実質的に等間隔で
引き揃えた複数本のバンドコード10をトッピングゴム
によって被覆したテープ状をなし、本願では3mm〜2
0mmの巾Wのもが好適に使用される。又バンドコード
10としては、加硫成型時、ベルト輪郭形状Yに追従し
て伸張することが必要であり、ナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが
好適に使用される。なおスチールコードは、例えば型付
けなどによって伸張性を充分付与した場合には使用でき
る。
【0026】又前記バンド形成工程では、バンドコード
10のタイヤ軸方向単位長さ当たりの配列密度Dを、タ
イヤ赤道側からバンド外端9Eに向かい徐々に増加させ
ることに大きな特徴を有する。なお前記「徐々に増加」
とは、連続的或いは断続的に増加する場合を含み、本例
では、フラットフォーマFの回転速度を一定に保ちなが
ら、前記帯状プライ11の軸方向への送り速度Vを連続
的に変化させることにより前記配列密度Dを連続的に増
加する場合を例示している。
【0027】例えば、図5(A)の如く、フラットフォ
ーマFが1回転する時間tと前記送り速度Vとの積が、
前記巾Wと一致する時、すなわちV・t=Wの時、隣り
合う帯状プライ11が側縁を付き合わせる密着巻きとな
り、V・t=0.5Wの時、帯状プライ11が互いにか
つ完全に重なり合う2層構造をなす。
【0028】図4(A)には、送り速度Vを、W/t〜
0.5W/tの間で変化させることにより、隣り合う帯
状プライ11が離間することなく巻回された好ましい場
合が例示されているが、図4(B)の如く、バンド9の
全巾WAの1/4倍をタイヤ赤道から隔てた中央領域Q
においては、送り速度VをW/tより大とし、帯状プラ
イ11、11間を離間させることもできる。
【0029】ここで、バンドコードの前記配列密度D
は、厳密には帯状プライ11が一層の部分と、離間部分
及び/又は重複部分とが繰り返されるため、ミクロ的に
は疎/密の繰り返しとなる。従って、本願では、図4
(B)に示すように、各位置Pから両側に巾W(帯状プ
ライ11の巾)を隔たる領域ZAに配されるバンドコー
ド10の本数NAを領域巾2Wで除した値NA/2Wを
各位置Pの配列密度Dとして定義する。なおバンド外端
9E近傍など、両側に巾Wの領域を確保できない位置に
おいては、一方側(タイヤ軸方向内側)に巾Wの領域Z
Bを設け、この領域ZBに配されるバンドコード10の
本数NBを領域巾Wで除した値NB/Wを配列密度Dと
して定義する。
【0030】このように定義した前記配列密度Dを、前
記ベルト輪郭形状Yに対応させて変化させることによ
り、バンド9に略全巾に亘り均一な拘束力を付与しう
る。すなわち、図6に概念的に示す如く、仕上がりタイ
ヤ1のタイヤ赤道の位置Pcにおけるバンド内周面の半
径をRc、タイヤ赤道から距離Lnを隔てた位置Pnに
おけるバンド内周面の半径をRn、前記各位置Pc、P
nにおけるバンドコードの前記バンド形成工程における
配列密度をDc、Dnとしたとき、次式(1)を充足す
ることにより均一な拘束力が達成される。 Dn=Dc×(Rc/Rn) −−−(1)
【0031】これにより、従来の如きバンド追加形成に
よるユニフォミティーや耐偏摩耗性の低下を招くことな
く、高速耐久性、操縦安定性、及びノイズ性能等のタイ
ヤ性能向上効果を高めることができるのである。
【0032】なお前記ベルト6が、従来の如く、両端カ
ットのファブリック材によって形成されている場合に
は、ベルト外端部の拘束力を中央部に比して3.0倍以
下の範囲で高くすることが、前記タイヤ性能向上効果を
さらに高めるために有効である。そのためには、前記仕
上がりタイヤ1のバンド外端9Eの位置Peにおけるバ
ンド内周面の半径をRe、該位置Peにおける前記バン
ド形成工程における配列密度をDeとしたとき、次式
(2)を充足させることが必要である。 Dc×(Rc/Re)<De≦3.0×Dc×(Rc/Re) −−−(2)
【0033】なお、前記タイヤ性能向上効果のために
は、ベルト外端部の拘束力を中央部に比して1.5〜
2.5倍の範囲で高めるのがより好ましく、そのために
は、次式(2A)を充足させることが必要である。 1.5×Dc×(Rc/Re)<De≦2.5×Dc×(Rc/Re) −−−(2A)
【0034】次に、第2発明のバンド形成工程では、前
記フラットフォーマFに貼着された円筒状の生のベルト
7’の半径方向外側で、前記帯状プライ11を、配列密
度Dを一定に保ちながら螺旋巻きし、これによって生の
バンド9’をベルト7’の外周全面に形成する。このと
き、バンドコード10のタイヤ軸方向単位長さ当たりの
平均張力Tを、タイヤ赤道側からバンド外端9Eに向か
い徐々に増加させる。なお前記「平均張力T」は、前記
配列密度Dと同様、前記領域ZA又はZB内で平均した
張力を意味する。
【0035】これによって、前記平均張力Tの変化を、
前記ベルト輪郭形状Yに対応させることにより、バンド
9に略全巾に亘り均一な拘束力を付与しうる。すなわ
ち、図7に概念的に示す如く、仕上がりタイヤ1のタイ
ヤ赤道の位置Pcにおけるバンド内周面の半径をRc、
タイヤ赤道から距離Lnを隔てた位置Pnにおけるバン
ド内周面の半径をRn、前記各位置Pc、Pnにおける
バンドコードの前記バンド形成工程における平均張力を
Tc、Tnとしたとき、次式(3)を充足することによ
り均一な拘束力が達成される。 Tn=Tc×(Rc/Rn) −−−(3)
【0036】又ベルト外端部の拘束力を中央部に比して
3.0倍以下、さらには1.5〜2.5倍の範囲で高く
するのも好ましい。そのためには、前記仕上がりタイヤ
1のバンド外端9Eの位置Peにおけるバンド内周面の
半径をRe、該位置Peにおける前記バンド形成工程に
おける平均張力をTeとしたとき、次式(4)或いは
(4A)を充足させることが必要である。 Tc×(Rc/Re)<Te≦3.0×Tc×(Rc/Re) −−−(4) 1.5×Tc×(Rc/Re)<Te≦2.5×Tc×(Rc/Re) −−−(4A)
【0037】次に、前記平均張力Tを、タイヤ赤道側か
らバンド外端9Eに向かい徐々に増加させる手段として
は、特に規制されないが、図8に示すように、従来の成
形装置において、フラットフォーマFを含む成形機30
とアキュムレータ31との間に張力をコントロールする
ブレーキ状の張力制御器33を介在させることにより容
易に達成できる。
【0038】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0039】
【実施例】図1の構造をなすタイヤサイズ215/45
R17の乗用車用タイヤを表1の仕様に基づき試作する
とともに、各試作タイヤの、高速耐久性、操縦安定性、
及びノイズ性能をテストした。
【0040】(1)高速耐久性:ドラム試験機を用い、
リム(17×7.5J)、内圧(320kPa)、荷重
(3640N)のもとで、ECE30により規定された
荷重/速度性能テストに準拠して、ステップスピード方
式により実施した。テストは、走行速度を170km/
hから、30分毎に10km/hづつ段階的に上昇さ
せ、故障が発生したときの速度と、その速度での走行時
間とを測定した。
【0041】(2)操縦安定性:各試供タイヤを内圧
(200kPa)のもとで2000cc級のFF車に装
着し、ドライアスファルトのテストコースにて、ハンド
ル応答性、剛性感、グリップ等に関する特性をドライバ
ーの官能評価により従来例を100とする指数表示して
いる。指数の大きい方が良好である。
【0042】(3)ノイズ性能:前記車両を用い、スム
ース路面を速度50km/hにて走行させ、ドライバー
の官能評価により従来例を100とする指数で表示し
た。数値が大きいほど良好である。
【0043】
【表1】
【0044】表の如く実施例のタイヤは、高速耐久性、
操縦安定性、及びノイズ性能が向上しているのが確認で
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
汎用性の高い直円筒状の成形フォーマ(所謂フラットフ
ォーマ)を用い、設備や管理コストの上昇を抑えなが
ら、ベルト輪郭形状に応じたバンド拘束力を容易に確保
できる。その結果、バンドの追加形成によるユニフォミ
ティーや耐偏摩耗性の低下を招くことなく、高速耐久
性、操縦安定性、及びノイズ性能等の向上効果を充分に
発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の一実施例を用いて形成された空気入りタ
イヤの一例を示す断面図である。
【図2】そのトレッド部を拡大して示す断面図である。
【図3】(A)、(B)は、タイヤの成形方法を説明す
る線図である。
【図4】(A)、(B)は、第1発明のバンド形成工程
における帯状プライの巻き付け方法を説明する断面図で
ある。
【図5】(A)、(B)は、前記巻き付け方法をさらに
説明する断面図である。
【図6】第1発明におけるバンド形成工程を説明する線
図である。
【図7】第2発明におけるバンド形成工程を説明する線
図である。
【図8】平均張力を変化させる手段の一例を示す略図で
ある。
【図9】バンドにおける従来の問題点を説明するタイヤ
の略断面図である。
【図10】バンドの従来の形成方法を説明しうる線図で
ある。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト 9 バンド 10 バンドコード 11 帯状プライ 23 生タイヤ F 直円筒状の成形フォーマ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内
    方かつカーカスの外側に配されかつ半径方向外側に湾曲
    するベルトと、このベルトの外周全面に重置されかつタ
    イヤ周方向に対して5度以下の角度で配列するバンドコ
    ードを有するバンドとを具える空気入りタイヤのバンド
    形成方法であって、 直円筒状の成形フォーマに貼着された円筒状の生のベル
    トの半径方向外側に、前記バンドコードを引き揃えたテ
    ープ状の生の帯状プライを、螺旋巻きするバンド形成工
    程を含んで形成される生タイヤを用いて空気入りタイヤ
    が成形されるとともに、 前記成形フォーマ上でのバンド形成工程において、バン
    ドコードのタイヤ軸方向単位長さ当たりの配列密度D
    を、タイヤ赤道側からバンドの軸方向外端に向かい徐々
    に増加させたことを特徴とする空気入りタイヤのバンド
    の形成方法。
  2. 【請求項2】成形された空気入りタイヤのタイヤ赤道の
    位置Pcにおけるバンド内周面の半径をRc、タイヤ赤
    道から距離Lnを隔てた位置Pnにおけるバンド内周面
    の半径をRn、前記各位置Pc、Pnにおけるバンドコ
    ードの前記バンド形成工程における配列密度をDc、D
    nとしたとき、前記バンドは次式(1)を充足すること
    を特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤのバンドの
    形成方法。 Dn=Dc×(Rc/Rn) −−−(1)
  3. 【請求項3】成形された空気入りタイヤのタイヤ赤道の
    位置Pcにおけるバンド内周面の半径をRc、バンド外
    端の位置Peにおけるバンド内周面の半径をRe、前記
    各位置Pc、Peにおけるバンドコードの前記バンド形
    成工程における配列密度をDc、Deとしたとき、前記
    バンドは次式(2)を充足することを特徴とする請求項
    1記載の空気入りタイヤのバンドの形成方法。 Dc×(Rc/Re)<De≦3.0×Dc×(Rc/Re) −−−(2)
  4. 【請求項4】前記バンド形成工程は、成形フォーマの回
    転速度を一定に保ちながら、前記帯状プライの軸方向へ
    の送り速度を連続的に変化させることにより、バンドコ
    ードの配列密度Dを、タイヤ赤道側からバンドの軸方向
    外端に向かい徐々に増加させたことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の空気入りタイヤのバンドの形成方
    法。
  5. 【請求項5】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内
    方かつカーカスの外側に配されかつ半径方向外側に湾曲
    するベルトと、このベルトの外周全面に重置されかつタ
    イヤ周方向に対して5度以下の角度で配列するバンドコ
    ードを有するバンドとを具える空気入りタイヤのバンド
    形成方法であって、 直円筒状の成形フォーマに貼着された円筒状の生のベル
    トの半径方向外側に、前記バンドコードを引き揃えたテ
    ープ状の生の帯状プライを、螺旋巻きするバンド形成工
    程を含んで形成される生タイヤを用いて空気入りタイヤ
    が成形されるとともに、 前記成形フォーマ上でのバンド形成工程において、バン
    ドコードのタイヤ軸方向単位長さ当たりの平均張力T
    を、タイヤ赤道側からバンドの軸方向外端に向かい徐々
    に増加させたことを特徴とする空気入りタイヤのバンド
    の形成方法。
  6. 【請求項6】成形された空気入りタイヤのタイヤ赤道の
    位置Pcにおけるバンド内周面の半径をRc、タイヤ赤
    道から距離Lnを隔てた位置Pnにおけるバンド内周面
    の半径をRn、前記各位置Pc、Pnにおけるバンドコ
    ードの前記バンド形成工程における平均張力をTc、T
    nとしたとき、前記バンドは次式(3)を充足すること
    を特徴とする請求項5記載の空気入りタイヤのバンドの
    形成方法。 Tn=Tc×(Rc/Rn) −−−(3) ンドの形成方法。
  7. 【請求項7】成形された空気入りタイヤのタイヤ赤道の
    位置Pcにおけるバンド内周面の半径をRc、バンド外
    端の位置Peにおけるバンド内周面の半径をRe、前記
    各位置Pc、Peにおけるバンドコードの前記バンド形
    成工程における平均張力をTc、Teとしたとき、前記
    バンドは次式(4)を充足することを特徴とする請求項
    5記載の空気入りタイヤのバンドの形成方法。 Tc×(Rc/Re)<Te≦3.0×Tc×(Rc/Re) −−−(4)
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