JP2002000032A - モ ア - Google Patents
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】刈取った草の風搬送を効果的に行えるようにす
るとともに、一基のモアデッキで、刈取・集草作業及び
マルチ作業を選択的に行えるようにする。 【解決手段】互いに逆回転するブレード2R,2Lを対向状
態に配設し、刈取った草を機体幅方向の中央部から集草
可能としたモアにおいて、各ブレード2R,2Lにすくい面
8を形成した。また、各ブレード2R,2Lの回転を反転可
能とするとともに、正逆いずれの回転方向にもそれぞれ
前記すくい面8が形成されていることとした。
るとともに、一基のモアデッキで、刈取・集草作業及び
マルチ作業を選択的に行えるようにする。 【解決手段】互いに逆回転するブレード2R,2Lを対向状
態に配設し、刈取った草を機体幅方向の中央部から集草
可能としたモアにおいて、各ブレード2R,2Lにすくい面
8を形成した。また、各ブレード2R,2Lの回転を反転可
能とするとともに、正逆いずれの回転方向にもそれぞれ
前記すくい面8が形成されていることとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用型草刈機とし
てのモアに関するものである。
てのモアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体の腹部や前部にモアを装
着したものがあり、かかるモアの一形態として、互いに
逆回転するブレードを対向状態に配設し、芝草を刈取る
と同時に刈取った草を機体幅方向の中央部から集草し、
走行機体の後部に配設したキャッチャボックスに集草可
能としたものがあった。
着したものがあり、かかるモアの一形態として、互いに
逆回転するブレードを対向状態に配設し、芝草を刈取る
と同時に刈取った草を機体幅方向の中央部から集草し、
走行機体の後部に配設したキャッチャボックスに集草可
能としたものがあった。
【0003】集草作用は、ブレードの回転によって発生
する風力によるもので、刈取られた芝草は、ブレードを
収納配設しているモアデッキから後方にかけて形成され
た芝草搬送路内を搬送され、同搬送路の終端に取付けら
れた前記キャッチャボックス内に集められる。
する風力によるもので、刈取られた芝草は、ブレードを
収納配設しているモアデッキから後方にかけて形成され
た芝草搬送路内を搬送され、同搬送路の終端に取付けら
れた前記キャッチャボックス内に集められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
モアは、各ブレードの回転方向が定められており、機体
進行方向右側のブレードを反時計回りに、左側のブレー
ドを時計回りに回転させて、芝草を刈取りながら後方へ
掻き込むようにして集草可能としていた。
モアは、各ブレードの回転方向が定められており、機体
進行方向右側のブレードを反時計回りに、左側のブレー
ドを時計回りに回転させて、芝草を刈取りながら後方へ
掻き込むようにして集草可能としていた。
【0005】しかも、集草作業をする場合に、ブレード
の回転により発生する搬送風の力が弱く、湿った芝草な
どをキャッチャボックスまで円滑に搬送できないことが
あった。
の回転により発生する搬送風の力が弱く、湿った芝草な
どをキャッチャボックスまで円滑に搬送できないことが
あった。
【0006】他方、刈取った芝草をキャッチャボックス
内に集めることなく、芝草を刈取るだけで、刈取った芝
草をモアデッキ内に貯めつつ回転するブレードによって
細かく裁断し、裁断した細かな刈取草を圃場内に放置し
ておく、所謂マルチ作業を行う場合があるが、そのよう
な場合、マルチ専用部材を新たに装着し、例えば芝草搬
送路を閉塞したりしなければならなかった。
内に集めることなく、芝草を刈取るだけで、刈取った芝
草をモアデッキ内に貯めつつ回転するブレードによって
細かく裁断し、裁断した細かな刈取草を圃場内に放置し
ておく、所謂マルチ作業を行う場合があるが、そのよう
な場合、マルチ専用部材を新たに装着し、例えば芝草搬
送路を閉塞したりしなければならなかった。
【0007】かかるマルチ専用部材の着脱は、その作業
が面倒であり、時間もかかるものなので、作業効率を低
下させる要因となっていた。また、マルチ専用部材を所
有しなければならないという経済的負担も大きいもので
あった。
が面倒であり、時間もかかるものなので、作業効率を低
下させる要因となっていた。また、マルチ専用部材を所
有しなければならないという経済的負担も大きいもので
あった。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
るモアを提供することを目的としている。
るモアを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、互いに逆回転するブレードを対向状態に配
設し、刈取った草を機体幅方向の中央部から集草可能と
したモアにおいて、各ブレードにすくい面を形成した。
本発明では、互いに逆回転するブレードを対向状態に配
設し、刈取った草を機体幅方向の中央部から集草可能と
したモアにおいて、各ブレードにすくい面を形成した。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、上記各
ブレードの回転を反転可能とするとともに、正逆いずれ
の回転方向にもそれぞれすくい面が形成されていること
とした。
ブレードの回転を反転可能とするとともに、正逆いずれ
の回転方向にもそれぞれすくい面が形成されていること
とした。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、上記ブ
レードの回転方向を正逆切換えることにより、刈取・集
草作業と、刈取った草をさらに細かく裁断して刈取面に
放置するマルチ作業のいずれかを選択可能とした。
レードの回転方向を正逆切換えることにより、刈取・集
草作業と、刈取った草をさらに細かく裁断して刈取面に
放置するマルチ作業のいずれかを選択可能とした。
【0012】さらに、請求項4記載の本発明では、複数
のブレードを備えるとともに、各ブレードのうち、少な
くとも一対のブレードが互いに逆回転するように対向配
置されていることとした。
のブレードを備えるとともに、各ブレードのうち、少な
くとも一対のブレードが互いに逆回転するように対向配
置されていることとした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0014】本発明に係るモアは、互いに逆回転するブ
レードを対向状態に配設し、刈取った草を機体幅方向の
中央部から集草可能としたモアにおいて、各ブレードに
すくい面を形成したものである。
レードを対向状態に配設し、刈取った草を機体幅方向の
中央部から集草可能としたモアにおいて、各ブレードに
すくい面を形成したものである。
【0015】上記モアは、走行車体の腹部や前方に配設
することができ、また、上記ブレードは、後部に開口を
形成したケーシング状のモアデッキ内に、車体進行方向
に対して左右幅方向に対向状態に配設されている。な
お、ブレードは、シングル刃、あるいは十字状のダブル
刃仕様とすることができる。
することができ、また、上記ブレードは、後部に開口を
形成したケーシング状のモアデッキ内に、車体進行方向
に対して左右幅方向に対向状態に配設されている。な
お、ブレードは、シングル刃、あるいは十字状のダブル
刃仕様とすることができる。
【0016】また、走行車体の後部には、ボックス状の
集草キャッチャが配設されており、同キャッチャと前記
モアデッキの後部との間に芝草搬送路を設けている。
集草キャッチャが配設されており、同キャッチャと前記
モアデッキの後部との間に芝草搬送路を設けている。
【0017】集草作業をする場合、走行車体で進行しな
がらブレードを回転させ、その回転によって、芝草を刈
取ると同時に機体幅方向の中央部へ掻込むとともに、ブ
レードの回転によって発生する搬送風に乗せて芝草搬送
路を経てキャッチャへと搬送することができる。
がらブレードを回転させ、その回転によって、芝草を刈
取ると同時に機体幅方向の中央部へ掻込むとともに、ブ
レードの回転によって発生する搬送風に乗せて芝草搬送
路を経てキャッチャへと搬送することができる。
【0018】このとき、ブレードにすくい面を形成した
ことにより、刈取った芝草を効果的にすくい上げること
ができ、搬送風によって効率的に風搬送が行える。
ことにより、刈取った芝草を効果的にすくい上げること
ができ、搬送風によって効率的に風搬送が行える。
【0019】また、本実施の形態では、上記各ブレード
の回転を反転可能とするとともに、正逆いずれの回転方
向にもそれぞれすくい面を形成している。
の回転を反転可能とするとともに、正逆いずれの回転方
向にもそれぞれすくい面を形成している。
【0020】すなわち、モアデッキ内に、左右幅方向に
対向状態に配設したブレードを、集草作業においては進
行方向右側のブレードを反時計回りに、左側のブレード
を時計回りに回転可能とし、刈取った芝草をすくい面で
効果的にすくい上げて後方へ掻込みしながら風搬送でき
るようにする一方、両ブレードの回転方向をそれぞれ逆
転させ、進行方向右側のブレードを時計回りに、左側の
ブレードを反時計回りに回転可能とし、刈取った芝草を
すくい面で効果的にすくい上げるとともに前方へ吹き飛
ばし、モアデッキの前壁近傍に貯めつつブレードの回転
により、さらに細かく裁断して地面へ落下させる、所謂
マルチ作業についてもブレードの回転方向切換えのみで
行えるようにしている。
対向状態に配設したブレードを、集草作業においては進
行方向右側のブレードを反時計回りに、左側のブレード
を時計回りに回転可能とし、刈取った芝草をすくい面で
効果的にすくい上げて後方へ掻込みしながら風搬送でき
るようにする一方、両ブレードの回転方向をそれぞれ逆
転させ、進行方向右側のブレードを時計回りに、左側の
ブレードを反時計回りに回転可能とし、刈取った芝草を
すくい面で効果的にすくい上げるとともに前方へ吹き飛
ばし、モアデッキの前壁近傍に貯めつつブレードの回転
により、さらに細かく裁断して地面へ落下させる、所謂
マルチ作業についてもブレードの回転方向切換えのみで
行えるようにしている。
【0021】ブレードの回転方向の切換えは、モアデッ
キ外部から作業者が任意に行えるようにするとよい。乗
用タイプの走行機体であれば、機体に設けた運転台に切
換スイッチを設けるとよい。
キ外部から作業者が任意に行えるようにするとよい。乗
用タイプの走行機体であれば、機体に設けた運転台に切
換スイッチを設けるとよい。
【0022】さらに、上記したブレードは、三体以上の
複数体設けることもでき、そのうちの少なくとも一対の
ブレードを機体進行方向に対して左右幅方向に対向状態
に配置するとともに、互いに逆回転するように構成すれ
ばよい。
複数体設けることもでき、そのうちの少なくとも一対の
ブレードを機体進行方向に対して左右幅方向に対向状態
に配置するとともに、互いに逆回転するように構成すれ
ばよい。
【0023】以上説明したように、本発明に係るモアで
は、一基のモアで刈取・集草作業のほか、専用部材を装
着することなくマルチ作業も行うことができる。しか
も、いずれの作業においても、刈取った芝草を効率良く
風力によって所望位置まで搬送することができる。
は、一基のモアで刈取・集草作業のほか、専用部材を装
着することなくマルチ作業も行うことができる。しか
も、いずれの作業においても、刈取った芝草を効率良く
風力によって所望位置まで搬送することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0025】図1は本発明に係るモアとしての乗用モア
を示す説明図、図2はモアデッキの平面視による模式的
説明図、図3はブレードの斜視図、図4は同ブレードに
設けたすくい面の説明図である。
を示す説明図、図2はモアデッキの平面視による模式的
説明図、図3はブレードの斜視図、図4は同ブレードに
設けたすくい面の説明図である。
【0026】図1に示すように、本実施例に係る乗用モ
アAは、左右一対の前後車輪10,11と運転台12を備える
走行車体1の前側部に、車体進行方向に対して左右幅方
向に対向状態に取り付けたロータリー型のブレード2R,2
Lを具備するモアデッキ3(図2参照)を、昇降装置4
を介して吊下するとともに、後側部には刈取った芝草を
収容するキャッチャボックス5を装備している。12aは
ステアリングホイル、12bは運転座席、13は原動機部、1
4は動力伝達部である。
アAは、左右一対の前後車輪10,11と運転台12を備える
走行車体1の前側部に、車体進行方向に対して左右幅方
向に対向状態に取り付けたロータリー型のブレード2R,2
Lを具備するモアデッキ3(図2参照)を、昇降装置4
を介して吊下するとともに、後側部には刈取った芝草を
収容するキャッチャボックス5を装備している。12aは
ステアリングホイル、12bは運転座席、13は原動機部、1
4は動力伝達部である。
【0027】また、キャッチャボックス5と前記モアデ
ッキ3との間には、芝草搬送路を形成する搬送ダクト6
を介設しており、さらに、同搬送ダクト6内には、後に
詳述するコンベヤ装置7を配設している。
ッキ3との間には、芝草搬送路を形成する搬送ダクト6
を介設しており、さらに、同搬送ダクト6内には、後に
詳述するコンベヤ装置7を配設している。
【0028】モアデッキ3は、走行車体1上に設けた前
記運転台12から前記昇降装置4を介して昇降操作できる
ように支持されており、前部に前側支持輪31を設けると
ともに、後部に後側ガイド輪32を設けて刈り高さ調節可
能に支持されている。
記運転台12から前記昇降装置4を介して昇降操作できる
ように支持されており、前部に前側支持輪31を設けると
ともに、後部に後側ガイド輪32を設けて刈り高さ調節可
能に支持されている。
【0029】そして、モアデッキ3を下げた状態で圃場
面に追随させながら走行して芝草の刈取作業を行い、刈
取った芝草をブレード2R,2Lの回転によって後方へ掻き
込むとともに、やはりブレード2R,2Lの回転によって発
生する搬送風によって、モアデッキ3の後端部に形成し
た排出口33(図2参照)から前記搬送ダクト6を介して
芝草をキャッチャボックス5内に収容可能としている。
このとき、搬送風のみではキャッチャボックス5まで搬
送されなかった芝草については、前記したコンベヤ装置
7により搬送できるようにしている。
面に追随させながら走行して芝草の刈取作業を行い、刈
取った芝草をブレード2R,2Lの回転によって後方へ掻き
込むとともに、やはりブレード2R,2Lの回転によって発
生する搬送風によって、モアデッキ3の後端部に形成し
た排出口33(図2参照)から前記搬送ダクト6を介して
芝草をキャッチャボックス5内に収容可能としている。
このとき、搬送風のみではキャッチャボックス5まで搬
送されなかった芝草については、前記したコンベヤ装置
7により搬送できるようにしている。
【0030】上記構成の乗用モアAにおいて、本発明の
特徴となるのは、図2〜図4に示すように、各ブレード
2R,2Lにすくい面8を形成したことにある。
特徴となるのは、図2〜図4に示すように、各ブレード
2R,2Lにすくい面8を形成したことにある。
【0031】また、図2に示すように、各ブレード2R,2
Lの回転を、それぞれ反転可能とするとともに、前記す
くい面8を、ブレード2R,2Lの正逆いずれの回転方向に
おいても機能するように形成したことにも特徴を有す
る。なお、ブレード2R,2Lの回転方向は、運転台12に設
けた切換スイッチ15により操作可能としている。
Lの回転を、それぞれ反転可能とするとともに、前記す
くい面8を、ブレード2R,2Lの正逆いずれの回転方向に
おいても機能するように形成したことにも特徴を有す
る。なお、ブレード2R,2Lの回転方向は、運転台12に設
けた切換スイッチ15により操作可能としている。
【0032】本実施例に係るブレード2R,2Lは、図3に
示すように、矩形薄板状に形成されており、中央に回転
軸取付用孔21を設けるとともに、長手方向の端側前後側
部分に、所定長さの刃部22を形成している。そして、図
2に示すように、刈り残しが生じないように、回転軌跡
が一部重合するように、モアデッキ3の左右側に対向状
態に取付けられている。23はブレード2R,2Lの回転軸で
ある。
示すように、矩形薄板状に形成されており、中央に回転
軸取付用孔21を設けるとともに、長手方向の端側前後側
部分に、所定長さの刃部22を形成している。そして、図
2に示すように、刈り残しが生じないように、回転軌跡
が一部重合するように、モアデッキ3の左右側に対向状
態に取付けられている。23はブレード2R,2Lの回転軸で
ある。
【0033】さらに、ブレード2R,2Lの幅方向前後に形
成した刃部22の間に、前記回転軸取付用孔21側からブレ
ード端にかけて、漸次拡幅した山形部80を前記刃部22と
略同長さで一体的に形成し、同山形部80の両傾斜面をす
くい面8F,8Rとしている。
成した刃部22の間に、前記回転軸取付用孔21側からブレ
ード端にかけて、漸次拡幅した山形部80を前記刃部22と
略同長さで一体的に形成し、同山形部80の両傾斜面をす
くい面8F,8Rとしている。
【0034】本実施例では、すくい面8F,8Rの傾斜角で
あるすくい角θは、図4に示すように、0<θ<80度
としており、正逆いずれの方向に回転しても、すくい角
θによって刈取った芝草を効果的にすくい上げることが
でき、浮遊させた状態の芝草を、ブレード2R,2Lの回転
により発生する搬送風によって効率的に風搬送可能とし
ている。
あるすくい角θは、図4に示すように、0<θ<80度
としており、正逆いずれの方向に回転しても、すくい角
θによって刈取った芝草を効果的にすくい上げることが
でき、浮遊させた状態の芝草を、ブレード2R,2Lの回転
により発生する搬送風によって効率的に風搬送可能とし
ている。
【0035】上記構成により、図2に示すように、機体
進行方向右側に配設したブレード2Rを反時計回り(矢印
F2)に、左側に配設したブレード2Lを時計回り(矢印F
1)に回転すれば、芝草を両ブレード2R,2Lにより刈取り
後方へ掻き込むとともに、刈取った芝草をすくい面8Fに
よってすくい上げて浮かすことができ(図4矢印f参
照)、ブレード2R,2Lの回転によって発生する搬送風に
よって搬送ダクト6へ送ることができる(矢印F)。こ
のとき、すくい面8F,8Rを有する山形部80によって、平
面的なブレードに比べて搬送風も効率的に発生させるこ
とができる。
進行方向右側に配設したブレード2Rを反時計回り(矢印
F2)に、左側に配設したブレード2Lを時計回り(矢印F
1)に回転すれば、芝草を両ブレード2R,2Lにより刈取り
後方へ掻き込むとともに、刈取った芝草をすくい面8Fに
よってすくい上げて浮かすことができ(図4矢印f参
照)、ブレード2R,2Lの回転によって発生する搬送風に
よって搬送ダクト6へ送ることができる(矢印F)。こ
のとき、すくい面8F,8Rを有する山形部80によって、平
面的なブレードに比べて搬送風も効率的に発生させるこ
とができる。
【0036】他方、切換スイッチ15を操作して、ブレー
ド2R,2Lを反転させると(図2における矢印F3,F4)、図
5に示すように、機体進行方向右側に配設したブレード
2Rは時計回り(矢印F3)に、左側に配設したブレード2L
は反時計回り(矢印F4)に回転し、刈取った芝草をモア
デッキ3内に貯めつつ、回転するブレード2R,2Lによっ
てさらに細かく裁断することができ、細かく裁断された
芝草は、やがて刈り取り面である地上に落下し放置され
る。すなわち、ブレード2R,2Lを反転させることによっ
て、所謂マルチ作業を行うことができる。そして、この
場合であっても、ブレード2R,2Lにすくい面8を形成し
たことで、刈取った芝草をすくい上げて効率的にモアデ
ッキ3内に貯めることができる。なお、図5において、
Gは刈取られた芝草がモアデッキ3の周壁に沿って溜ま
った芝草溜まりである。
ド2R,2Lを反転させると(図2における矢印F3,F4)、図
5に示すように、機体進行方向右側に配設したブレード
2Rは時計回り(矢印F3)に、左側に配設したブレード2L
は反時計回り(矢印F4)に回転し、刈取った芝草をモア
デッキ3内に貯めつつ、回転するブレード2R,2Lによっ
てさらに細かく裁断することができ、細かく裁断された
芝草は、やがて刈り取り面である地上に落下し放置され
る。すなわち、ブレード2R,2Lを反転させることによっ
て、所謂マルチ作業を行うことができる。そして、この
場合であっても、ブレード2R,2Lにすくい面8を形成し
たことで、刈取った芝草をすくい上げて効率的にモアデ
ッキ3内に貯めることができる。なお、図5において、
Gは刈取られた芝草がモアデッキ3の周壁に沿って溜ま
った芝草溜まりである。
【0037】このように、本実施例では、別途特別なマ
ルチ作業用部材を用いることなく、同一のモアデッキ3
を使用して、刈取・集草作業と、刈取った草をさらに細
かく裁断して刈取面に放置するマルチ作業のいずれかを
選択的に行うことが可能となっている。
ルチ作業用部材を用いることなく、同一のモアデッキ3
を使用して、刈取・集草作業と、刈取った草をさらに細
かく裁断して刈取面に放置するマルチ作業のいずれかを
選択的に行うことが可能となっている。
【0038】ところで、ブレードとしては、上記してき
たように一対のみならず、3体以上の複数体設けること
もできる。
たように一対のみならず、3体以上の複数体設けること
もできる。
【0039】そして、かかる複数のブレードのうち、少
なくとも一対のブレード2R,2Lを互いに逆回転するよう
に対向配置しておけばよい。
なくとも一対のブレード2R,2Lを互いに逆回転するよう
に対向配置しておけばよい。
【0040】例えば、図6に示すように、左右に配した
一対のブレード2R,2Lに加え、両ブレード2R,2Lの間の前
方位置に、第3のブレード2Fを配設することができる。
一対のブレード2R,2Lに加え、両ブレード2R,2Lの間の前
方位置に、第3のブレード2Fを配設することができる。
【0041】このように、ブレードを増設すると、モア
デッキ3の横幅も広くして刈取面積を増加させることで
き、刈取効率を向上させることができる。
デッキ3の横幅も広くして刈取面積を増加させることで
き、刈取効率を向上させることができる。
【0042】また、この場合でも、各ブレード2R,2L,2F
の回転方向を切換えることにより、刈取・集草作業とマ
ルチ作業とを任意に選択して行うことができる。
の回転方向を切換えることにより、刈取・集草作業とマ
ルチ作業とを任意に選択して行うことができる。
【0043】また、モアデッキ3の配設個所としては、
走行車体1の前側に限るものではなく、図7に示すよう
に、走行車体1の腹部に配設してもよい。なお、この場
合、原動機部13は走行車体1の前部に配置し、同原動機
部13からモアデッキ3への動力伝達は、モアデッキ3の
前方に配置した動力伝達部14を介して行うようにしてい
る。
走行車体1の前側に限るものではなく、図7に示すよう
に、走行車体1の腹部に配設してもよい。なお、この場
合、原動機部13は走行車体1の前部に配置し、同原動機
部13からモアデッキ3への動力伝達は、モアデッキ3の
前方に配置した動力伝達部14を介して行うようにしてい
る。
【0044】ここで、搬送ダクト6内に配設したコンベ
ヤ装置7について、図1及び図8〜図10を参照しなが
ら説明する。
ヤ装置7について、図1及び図8〜図10を参照しなが
ら説明する。
【0045】コンベヤ装置7は、例えば湿った芝草など
を搬送する場合に、風力のみでは搬送ダクト6内に詰ま
ることがあるので、これを機械的にキャッチャボックス
5まで搬送可能としたもので、かかるコンベヤ装置7を
設けることにより、芝草が詰まってこれを除去するため
に作業を中断したりすることがないようにしている。
を搬送する場合に、風力のみでは搬送ダクト6内に詰ま
ることがあるので、これを機械的にキャッチャボックス
5まで搬送可能としたもので、かかるコンベヤ装置7を
設けることにより、芝草が詰まってこれを除去するため
に作業を中断したりすることがないようにしている。
【0046】本実施例におけるコンベヤ装置7は、図1
に示すように、搬送ダクト6の開放下面に、搬送ダクト
6に対応させて側面視で前低後高状態に傾斜させ配設し
ており、前側下部プーリ71と後側上部プーリ72間にコン
ベヤベルト73を巻回し、前側下部プーリ71を駆動プーリ
として、前記した動力伝達部14より駆動軸74を介して回
転駆動可能としている。
に示すように、搬送ダクト6の開放下面に、搬送ダクト
6に対応させて側面視で前低後高状態に傾斜させ配設し
ており、前側下部プーリ71と後側上部プーリ72間にコン
ベヤベルト73を巻回し、前側下部プーリ71を駆動プーリ
として、前記した動力伝達部14より駆動軸74を介して回
転駆動可能としている。
【0047】また、コンベヤベルト73上には、一定間隔
をあけて支軸75を取付け、同支軸75にバケット76を回動
自在に取付けている。
をあけて支軸75を取付け、同支軸75にバケット76を回動
自在に取付けている。
【0048】77はコンベヤベルト73の搬送始点となる部
分に重なるように、モアデッキ3の排出口33(図2参
照)下部から伸延させた伸延板34に基端を連結したゴム
板であり、バケット76のコンベヤベルト73による反転を
妨げず、かつ、芝草などが機体外へ落ちないようしてい
る。
分に重なるように、モアデッキ3の排出口33(図2参
照)下部から伸延させた伸延板34に基端を連結したゴム
板であり、バケット76のコンベヤベルト73による反転を
妨げず、かつ、芝草などが機体外へ落ちないようしてい
る。
【0049】しかも、バケット76の高さを可及的に低く
して、芝草搬送の主たる空気搬送を行える空間を広くと
るようにしている。
して、芝草搬送の主たる空気搬送を行える空間を広くと
るようにしている。
【0050】ところで、上記バケット76に代えて、図8
に示すように、突起体78をコンベヤベルト73に設けるこ
ともできる。
に示すように、突起体78をコンベヤベルト73に設けるこ
ともできる。
【0051】突起体78は、三角柱を寝かせた形状とする
ことができ、搬送方向に形成された立面部78aとコンベ
ヤべルト73との間に芝草を係止する。
ことができ、搬送方向に形成された立面部78aとコンベ
ヤべルト73との間に芝草を係止する。
【0052】さらに、図8に示すように、かかる立面部
78aとコンベヤべルト73との間の搬送角αを、80°<α
<100°の範囲、すなわち90°近傍に設定しておくこと
が望ましい。
78aとコンベヤべルト73との間の搬送角αを、80°<α
<100°の範囲、すなわち90°近傍に設定しておくこと
が望ましい。
【0053】また、突起体78やバケット76の斜面部78b,
76bとコンベヤベルト7 3上面との間の傾斜角βは、0<
α<30°の範囲に設定することが好ましい。
76bとコンベヤベルト7 3上面との間の傾斜角βは、0<
α<30°の範囲に設定することが好ましい。
【0054】そして、コンベヤベルト73の上面から搬送
ダクト6の上壁内側面61との距離Lと、突起体78あるい
は前記バケット76の通常姿勢高さL'との比を、0,5未満
としている。
ダクト6の上壁内側面61との距離Lと、突起体78あるい
は前記バケット76の通常姿勢高さL'との比を、0,5未満
としている。
【0055】すなわち、0≦L'/L<0.5となるよう
に、突起体78やバケット76の高さを、搬送ダクト6の高
さの半分よりも小さくなるような条件で搬送ダクト6と
突起体78やバケット76の大きさを規定するものである。
に、突起体78やバケット76の高さを、搬送ダクト6の高
さの半分よりも小さくなるような条件で搬送ダクト6と
突起体78やバケット76の大きさを規定するものである。
【0056】上記構成とすることにより、搬送ダクト6
内において芝草を風送するに充分な空間を設けることが
でき、主たる空気搬送を妨げることがなくなり、実験的
に、風送能力以上の芝草が搬送ダクト6内に送られても
効率良くキャッチャボックス5へ搬送することができる
ことが分かった。
内において芝草を風送するに充分な空間を設けることが
でき、主たる空気搬送を妨げることがなくなり、実験的
に、風送能力以上の芝草が搬送ダクト6内に送られても
効率良くキャッチャボックス5へ搬送することができる
ことが分かった。
【0057】また、突起体78の変形例として、図9〜図
11のようにすることもできる。
11のようにすることもできる。
【0058】図9で示したものは、断面視L字状のアン
グル材で突起体79を形成したものである。
グル材で突起体79を形成したものである。
【0059】そして、突起体79の折曲部分に枢軸79aを
長手方向に挿通して回動自在に構成し、キャッチャボッ
クス5の入口5aの下部に、突起体79に当接してこれを寝
かせた状態に強制回動させる横杆51を横架している。突
起体79は、前側下部プーリ71から後側上部プーリ72の間
を移動する際には略直立状態を保ち、後側上部プーリ72
周りで折り返されるときに、前記横杆51によって後方へ
倒伏状態となるようにしている。
長手方向に挿通して回動自在に構成し、キャッチャボッ
クス5の入口5aの下部に、突起体79に当接してこれを寝
かせた状態に強制回動させる横杆51を横架している。突
起体79は、前側下部プーリ71から後側上部プーリ72の間
を移動する際には略直立状態を保ち、後側上部プーリ72
周りで折り返されるときに、前記横杆51によって後方へ
倒伏状態となるようにしている。
【0060】したがって、この場合では、キャッチャボ
ックス5の入口5aとコンベヤ装置7との間の間隙を可及
的に小さくすることができ、搬送する芝草を機外に漏れ
落としたりすることを防止できる。
ックス5の入口5aとコンベヤ装置7との間の間隙を可及
的に小さくすることができ、搬送する芝草を機外に漏れ
落としたりすることを防止できる。
【0061】なお、この場合は、コンベヤベルト73に代
えて、搬送チェン73'を用いることが好ましく、同搬送
チェン73'に前記枢軸79aを取付けている。さらに、前側
下部プーリ71と後側上部プーリ72との間に、芝草支持用
板7aを設けている。
えて、搬送チェン73'を用いることが好ましく、同搬送
チェン73'に前記枢軸79aを取付けている。さらに、前側
下部プーリ71と後側上部プーリ72との間に、芝草支持用
板7aを設けている。
【0062】また、突起体79は、アングル材に代えて、
L字状に折曲した棒体を多数櫛状に連結したものであっ
てもよい。
L字状に折曲した棒体を多数櫛状に連結したものであっ
てもよい。
【0063】図10に示したものは、上記した突起体79
よりも背の高さを低くしたカギ状の突起体90を搬送チェ
ン73'に配設したもので、図示しないが、突起体90は引
き込み側に付勢された構成としている。90aは枢軸であ
り、搬送チェン73'に取付けられている。
よりも背の高さを低くしたカギ状の突起体90を搬送チェ
ン73'に配設したもので、図示しないが、突起体90は引
き込み側に付勢された構成としている。90aは枢軸であ
り、搬送チェン73'に取付けられている。
【0064】かかる構成であっても、前述したように、
キャッチャボックス5の入口5aとコンベヤ装置7との間
の間隙を可及的に小さくすることができ、搬送する芝草
を機外に漏れ落としたりすることを防止できる。
キャッチャボックス5の入口5aとコンベヤ装置7との間
の間隙を可及的に小さくすることができ、搬送する芝草
を機外に漏れ落としたりすることを防止できる。
【0065】以上、本発明を実施例を通して説明した
が、本発明の主旨から逸脱しない限り適宜設計変更する
ことが可能である。
が、本発明の主旨から逸脱しない限り適宜設計変更する
ことが可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【0067】(1)請求項1記載の本発明では、互いに逆
回転するブレードを対向状態に配設し、刈取った草を機
体幅方向の中央部から集草可能としたモアにおいて、各
ブレードにすくい面を形成したことにより、刈取った芝
草を効果的にすくい上げ、ブレードの回転によって発生
する搬送風により、円滑に風力搬送することが可能とな
り、搬送効率を向上させることができる。
回転するブレードを対向状態に配設し、刈取った草を機
体幅方向の中央部から集草可能としたモアにおいて、各
ブレードにすくい面を形成したことにより、刈取った芝
草を効果的にすくい上げ、ブレードの回転によって発生
する搬送風により、円滑に風力搬送することが可能とな
り、搬送効率を向上させることができる。
【0068】(2)請求項2記載の本発明では、上記各ブ
レードの回転を反転可能とするとともに、正逆いずれの
回転方向にもそれぞれすくい面が形成されていることと
したので、各ブレードを逆転させて、モアデッキの前壁
近傍に刈取った芝草を貯めつつ、ブレードの回転によ
り、さらに細かく裁断して地面へ落下させる、所謂マル
チ作業についても、すくい面によって、刈取った芝草の
前方への送りを円滑に行うことができる。
レードの回転を反転可能とするとともに、正逆いずれの
回転方向にもそれぞれすくい面が形成されていることと
したので、各ブレードを逆転させて、モアデッキの前壁
近傍に刈取った芝草を貯めつつ、ブレードの回転によ
り、さらに細かく裁断して地面へ落下させる、所謂マル
チ作業についても、すくい面によって、刈取った芝草の
前方への送りを円滑に行うことができる。
【0069】(3)請求項3記載の本発明では、上記ブレ
ードの回転方向を正逆切換えることにより、刈取・集草
作業と、刈取った草をさらに細かく裁断して刈取面に放
置するマルチ作業のいずれかを選択可能としたことによ
り、一基のモアで刈取・集草作業のほか、専用部材を装
着することなくマルチ作業も行うことができ、作業効率
を向上させるとともに、専用部材を購入する必要がなく
経済的となる。
ードの回転方向を正逆切換えることにより、刈取・集草
作業と、刈取った草をさらに細かく裁断して刈取面に放
置するマルチ作業のいずれかを選択可能としたことによ
り、一基のモアで刈取・集草作業のほか、専用部材を装
着することなくマルチ作業も行うことができ、作業効率
を向上させるとともに、専用部材を購入する必要がなく
経済的となる。
【0070】(4)請求項4記載の本発明では、複数のブ
レードを備えるとともに、各ブレードのうち、少なくと
も一対のブレードが互いに逆回転するように対向配置さ
れていることとしたことにより、刈取面積を拡大するこ
とができ、刈取作業の効率を向上させることができる。
レードを備えるとともに、各ブレードのうち、少なくと
も一対のブレードが互いに逆回転するように対向配置さ
れていることとしたことにより、刈取面積を拡大するこ
とができ、刈取作業の効率を向上させることができる。
【図1】実施例に係る乗用モアの説明図である。
【図2】モアデッキの平面視による模式的説明図であ
る。
る。
【図3】ブレードの斜視図である。
【図4】同ブレードに設けたすくい面の説明図である。
【図5】マルチ作業時のブレードの回転方向を示す説明
図である。
図である。
【図6】フレードを3連にした場合のモアデッキを示す
説明図である。
説明図である。
【図7】モアを走行機体の腹部に配設した場合の乗用モ
アの説明図である。
アの説明図である。
【図8】コンベヤ装置の説明図である。
【図9】コンベヤ装置の変形例を示す説明図である。
【図10】コンベヤ装置の変形例を示す説明図である。
A 乗用モア 2R ブレード 2L ブレード 1 走行車体 3 モアデッキ 8 すくい面
Claims (4)
- 【請求項1】互いに逆回転するブレードを対向状態に配
設し、刈取った草を機体幅方向の中央部から集草可能と
したモアにおいて、各ブレードにすくい面を形成したこ
とを特徴とするモア。 - 【請求項2】各ブレードの回転を反転可能とするととも
に、正逆いずれの回転方向にもそれぞれすくい面が形成
されていることを特徴とする請求項1記載のモア。 - 【請求項3】ブレードの回転方向を正逆切換えることに
より、刈取・集草作業と、刈取った草をさらに細かく裁
断して刈取面に放置するマルチ作業のいずれかを選択可
能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のモ
ア。 - 【請求項4】複数のブレードを備えるとともに、各ブレ
ードのうち、少なくとも一対のブレードが互いに逆回転
するように対向配置されていることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項に記載のモア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185337A JP2002000032A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | モ ア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185337A JP2002000032A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | モ ア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002000032A true JP2002000032A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18685667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000185337A Pending JP2002000032A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | モ ア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002000032A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6647375B1 (en) * | 1999-12-14 | 2003-11-11 | Dynamic Risk Assumption, Inc. | Risk reduction system |
US7070223B2 (en) | 2003-09-30 | 2006-07-04 | Kia Motors Corporation | Detachable seat for vehicles |
JP2012005364A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Yanmar Co Ltd | 電動乗用草刈機 |
JP2019216646A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | 株式会社クボタ | 草刈り機 |
CN111819921A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-10-27 | 玉环县正大机械有限公司 | 一种除草机用切割机构 |
JP2022014787A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 株式会社マキタ | 芝刈機 |
US11730083B2 (en) | 2020-03-09 | 2023-08-22 | The Toro Company | Rotary mower with cutting deck with bidirectional cutting blades |
JP7527243B2 (ja) | 2021-04-19 | 2024-08-02 | 株式会社クボタ | 草刈り機 |
-
2000
- 2000-06-20 JP JP2000185337A patent/JP2002000032A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2021235342B2 (en) * | 2020-03-09 | 2024-01-25 | The Toro Company | Rotary mower with cutting deck with bidirectional cutting blades |
US11730083B2 (en) | 2020-03-09 | 2023-08-22 | The Toro Company | Rotary mower with cutting deck with bidirectional cutting blades |
US12096720B2 (en) | 2020-03-09 | 2024-09-24 | The Toro Company | Rotary mower with cutting deck with bidirectional cutting blades |
JP2022014787A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 株式会社マキタ | 芝刈機 |
JP7422025B2 (ja) | 2020-07-07 | 2024-01-25 | 株式会社マキタ | 芝刈機 |
CN111819921A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-10-27 | 玉环县正大机械有限公司 | 一种除草机用切割机构 |
JP7527243B2 (ja) | 2021-04-19 | 2024-08-02 | 株式会社クボタ | 草刈り機 |
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A02 | Decision of refusal |
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