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JP2001527207A - 角度センサ - Google Patents

角度センサ

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Publication number
JP2001527207A
JP2001527207A JP2000525729A JP2000525729A JP2001527207A JP 2001527207 A JP2001527207 A JP 2001527207A JP 2000525729 A JP2000525729 A JP 2000525729A JP 2000525729 A JP2000525729 A JP 2000525729A JP 2001527207 A JP2001527207 A JP 2001527207A
Authority
JP
Japan
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bubble
radiation
sensor
chamber
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000525729A
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English (en)
Inventor
リーアイ・ゲイビン
ヒープ・サイモン・デービッド
パーカー・スーザン・ジェリルディン・ロイス
Original Assignee
アンド・デザイン・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB9726986.4A external-priority patent/GB9726986D0/en
Priority claimed from GBGB9821204.6A external-priority patent/GB9821204D0/en
Application filed by アンド・デザイン・リミテッド filed Critical アンド・デザイン・リミテッド
Publication of JP2001527207A publication Critical patent/JP2001527207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C9/00Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels
    • G01C9/02Details
    • G01C9/06Electric or photoelectric indication or reading means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C9/00Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels
    • G01C9/18Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels by using liquids
    • G01C9/24Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels by using liquids in closed containers partially filled with liquid so as to leave a gas bubble
    • G01C9/34Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels by using liquids in closed containers partially filled with liquid so as to leave a gas bubble of the tubular type, i.e. for indicating the level in one direction only
    • GPHYSICS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 2軸角度センサは、1対の気泡チャンバ(3、4)およびそれに組合わせた気泡検出器(5、6)から構成される。プロセッサ(42)は、予め定めたアルゴリズムに従って第1および第2気泡検出器からの信号を結合してセンサの角度を算出する。放射源(1)は気泡(8)を放射により照射し、その放射は気泡により屈折する。放射検出器(5、6)は、気泡からの屈折した放射を検出し、気泡チャンバの角度を表す信号を発生するように位置決めされている。角度センサは、振動構造ジャイロスコープ(70)を校正するのに用いられる。フライホイール(91)を備えて、オペレータ入力に対しジャイロ抵抗を発生する。気泡角度センサの製造方法が開示され、この方法は内部くぼみ(65)を持つ蓋(61)を採用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、角度センサの改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第5794355号においては、コンテナが同心円状に配置された1
対の半球形表面により形成されている。このコンテナは、粘性流体および軽量流
体の気泡で満たされており、放射源と放射検出器との間に置かれている。上記の
気泡は、センサが動くとコンテナ内で位置が変わり、放射源からの放射ビームが
気泡を通って透過して、放射検出器の一部分を励起する、一方残りの放射は流体
により遮断される。2軸角度検出は、グリッド素子(たとえばフォトダイオード
)の2次元アレーを持つ放射検出器を用いて実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許第5794355号の装置には多くの問題がある。第1にn個の測定
単位の測定範囲を実現するためには、2次元放射検出器はn×nのグリッド素子
を持つ必要がある。nが増大するにつれて放射検出器は大型で高価となる。第2
に放射検出器からの信号中の確率的測定誤差が大きくなる可能性がある。
【0004】 2軸角度検出を実現する代替の方法は、米国特許第5218771号の第4段
15〜19行目に提案されている。この方法は、2つの角度運動検出器を使用す
ることを提案しており、2つの検出器は、それぞれの中心軸が互いに直交するよ
うに取付けられている。しかし米国特許第5218771号の配置は、依然とし
て確率的測定誤差の問題を解決できていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の構成によれば、2軸角度センサが設けられ、このセンサは、気
泡がチャンバ内に形成されるように、特性の異なる2種の流体を含む第1気泡チ
ャンバと、第1気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、第1検出器
軸に対する第1気泡チャンバの方向を示す信号を発生する第1気泡検出器と、気
泡がチャンバ内に形成されるように、特性の異なる2種の流体を含む第2気泡チ
ャンバと、第2気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、第2検出器
軸に対する第2気泡チャンバの方向を示す信号を発生する第2気泡検出器と、第
1および第2気泡検出器からの信号を所定のアルゴリズムに従って組み合わせる
ことにより、第1および第2測定軸(この場合、測定軸は検出器軸とは異なる角
度を持つ)に対するセンサの角度を計算するためのプロセッサとを備えている。
【0006】 気泡検出器および気泡チャンバを測定軸に対し位置合わせして気泡検出器から
直接読取りを行う代わりに、本発明では気泡検出器と気泡チャンバに測定軸に対
し偏りを持たせて、気泡検出器からの信号を組み合わせる。本発明では、検出器
信号がガウス分布を有する確率的誤差を伴う場合は、一つの気泡検出器に付随す
る誤差は他の気泡検出器に付随する誤差を打ち消すことを確認した。このように
組合わせ測定は、単独測定よりもより高い精度を示す。
【0007】 この時に、気泡チャンバおよび気泡検出器を、測定軸に対し位置合わせしたセ
ンサハウジングの中に備えることができる。したがって、たとえばセンサハウジ
ングはジョイスティックを含むことができ、それにより、" 前/後のピッチ" 方
向を一つの測定軸に対し一致させ、" 左/右の回転" 方向を他の測定軸に対し一
致させることができる。代替方法として、センサは" マウス" タイプのコンピュ
ータ入力装置であってもよい。マウスは手で握ることができるが、表面上での使
用に限定されない。この場合にはセンサハウジングは片手または両手で握る形状
とし、" 前/後" 方向は一つの測定軸に、また" 左右の回転" 方向は他の測定軸
に対し一致する。センサハウジングを好ましい方向で握る位置に、1つまたは複
数のボタンを備えることもできる。さらに別の方法では、測定軸の一つを進行方
向に一致させてセンサを車両または航空機に組込むことができる。
【0008】 検出器の出力によって各種のアルゴリズムを用いることができる。好ましい実
施例では、所定のアルゴリズムは、気泡検出器信号から得た1対の値を加算して
、第1測定軸に対するセンサの角度を計算し、気泡検出器信号から得られた1対
の値を減算して、第2測定軸に対するセンサの角度を計算するアルゴリズムを含
む。
【0009】 アルゴリズムの正確な形態は、軸の角度関係によって決まる。これらの軸は、
所望する角度だけ相互に偏っていてもよい。しかし好ましい例においては、検出
器軸は互いにほぼ直角に配置され、また測定軸は検出器軸に対してほぼ45°と
なるように配置される。これにより気泡検出器信号は、前もってどちらかの信号
を他の信号に対して拡大または縮小することなしに、加算または減算することが
できる。
【0010】 米国特許第5794355号の配置に関する別の問題は、放射の一部が粘性流
体中を通過するために気泡の検出が困難になることである。米国特許第5794
355号はこの問題に対応するために、粘性流体に染料を加え放射を吸収してい
る。さらに放射検出器の位置決めに際してデザイン上の自由度がない、即ち放射
源とは反対の側のコンテナの真後ろに位置決めしなければならない。
【0011】 米国特許第5218771号では、気泡および液体を形成する材料は、両者の
境界面が極めて高い反射性を持つように選ばれる。このようにして検出器は、気
泡の表面から反射される放射を検出する。この配置に関する問題は、放射検出器
の位置決めに関してデザイン上の自由度がない、即ち気泡からの反射放射を受け
る位置に置かなければならない。
【0012】 本発明の第2の構成によれば、角度センサは、気泡がチャンバ内に形成される
ように、特性の異なる2種の流体を含む気泡チャンバと、気泡を照射して、その
放射が気泡により屈折する放射を発生する放射源と、気泡により屈折した放射を
検出し、気泡チャンバの角度を示す信号を発生するすように位置決めされた放射
検出器とを備える。
【0013】 従来の方法と異なり、本発明では気泡により屈折した放射を検出する。これに
より流体を染色する必要がなくなる。さらに本発明では、気泡チャンバおよび2
種の流体に対して適正な屈折率を選ぶことにより、放射源と放射検出器の各種の
配置に適応できる。これは、反射または透過放射を検出する公知のシステムでは
不可能である。何故ならば反射角または透過角は、屈折率と無関係に一定である
からである。
【0014】 好ましい配置では、界面は気泡からの屈折放射を受け取り、これを放射検出器
に送る位置にある。これにより検出器に入射する屈折放射の量が増し、測定精度
が向上する。
【0015】 また多様な界面を備えることができる。たとえば界面は、光ファイバーケーブ
ルのような光ガイドから構成できる。1つの配置では、界面を気泡チャンバと照
射検出器との間に置いた一つまたは複数のレンズから構成し、屈折放射が放射検
出器上で焦点を結ぶようにする。代替方法としては、界面を、気泡チャンバ内で
放射透過投影(radiation transmissive projection) から構成してもよい。投影
は、通常ある角度を持つ面を有し、気泡からの屈折放射がその面を通過するよう
にし、その結果他の方向からの放射は面により内部で反射されて気泡チャンバに
戻る。
【0016】 気泡により屈折しなかった放射を吸収するために、気泡チャンバは、放射吸収
部分および気泡に近接した位置に放射透過窓を持つのが望ましい。これは、異な
った放射吸収特性を持つ2種の材料から気泡チャンバを製作することにより実現
できる。しかし好ましい構成においては、放射吸収部分は放射吸収材料のコーテ
ィングにより形成される。
【0017】 米国特許第5218771号の配置では、単一光源および1対の光センサがT
−型配置され、センサは気泡チャンバの反対側に置かれている。このように各セ
ンサは、気泡により右または左へ反射された光を検出する。気泡の位置は、セン
サの出力を分析することにより算出する。このシステムが持つ問題点は、標準テ
ーブルルックアップ方式を用いて複雑な計算を行い、気泡の位置を算出しなけれ
ばらないことである。したがって本発明の好ましい実施形態においては、放射検
出器は位置検出器を備え、検出器上の屈折放射の位置は気泡チャンバ内の気泡の
位置を表わす。この位置の測定方法は、米国特許第5218771号よりも簡単
である。
【0018】 通常、位置検出器は電荷結合素子(CCD)などの検出器アレーを備えている
。通常、検出器アレーはほぼ直線状に配置される。気泡が曲線に沿って移動する
場合は、シリンドリカルレンズを用いて曲線通路を直線検出器上に投影すること
が好ましい。
【0019】 気泡からの屈折放射が確実に検出器に入射するには、放射源を正しい位置に配
置することが重要である。好ましい実施形態においては、放射源は、気泡の中心
から偏った放射ビームにより気泡を照射するように位置決めされる。この配置に
より、確実に屈折出力放射ビームを照射放射ビームに対し一定の角度内に限定す
る。この場合、放射ガイドが放射源と気泡の間の放射を希望する入射角で案内す
るために便宜的に備えられる。
【0020】 通常気泡を形成する流体の屈折率は、他方の流体の屈折率以下である。この構
成では、気泡は照射放射に散乱を生じさせ、放射検出器上に屈折放射の焦点を合
わすために1つまたは複数のレンズを必要とする。気泡は、便宜的にガス泡を備
える(2種の液を用いることもできるが)。
【0021】 便宜的に放射源は赤外線放射源を備える。これにより放射検出器は、バックグ
ラウンドの迷光可視光線の影響を受けることはなくなる。
【0022】 たとえば本発明の第1の構成のように、2つまたはそれ以上の角度センサを用
いる場合は、各々は固有の放射源と検出器を持つか、または共通の放射源および
/または検出器を使用して、該当するセンサに依存して異なった周波数で作動す
ることもできる。
【0023】 振動構造ジャイロスコープ(VSG)として知られている慣性センサは、欧州
特許公開第0457541号、特開平9−050343および" PS/2:ジャ
イロマウス装置" 、IBM TECHNICALDISCLOSURE BUL
LETINVol.34 No.11、1992年4月1日、の89〜90頁に
記載されている。VSGに関する共通の問題は、装置を手動で設定するか、また
は固定または調整された水平基準を備える必要があることである。
【0024】 本発明の第3の構成によれば、角度センサは、センサの方向を表すVSG信号
を発生する振動構造ジャイロスコープ(VSG)と、気泡がチャンバ内に形成さ
れるように、2種の特性の異なった流体を含む気泡チャンバと、気泡チャンバ内
の気泡の位置に対応する校正信号を発生する気泡検出器と、所定の校正アルゴリ
ズムに従って校正信号からのVSG信号を校正するプロセッサとを備えている。
【0025】 これにより、VSG信号を校正する確実で低コストの方法が提供される。
【0026】 任意の校正アルゴリズムを使用することができるが、好ましい実施形態におい
ては、気泡検出器が校正信号を発生するのは、気泡が中心点を通過する時である
。このように校正信号は、VSG信号を校正するための人工的水平基準を提供す
る。
【0027】 従来の角度センサにおける別の問題は、センサがオペレータ入力に対して抵抗
にならないことである。
【0028】 本発明の第4の構成によれば、角度センサは、センサの方向を表す信号を発生
する手段と、センサの傾斜に対抗するジャイロ力(ジャイロ効果)を提供するフ
ライホイールとを備える。
【0029】 フライホイールは、オペレータのフィードバックを増大させ、オペレータから
の過大な入力を抑制する安定したプラットフォームの効果を作り出す。好ましい
構成では、フライホイールの回転速度を変えることでジャイロ力を変化させる手
段を備え、たとえばゲームの際に、入力装置として角度センサを用いている。
【0030】 センサの方向を表す信号を発生する手段として、VSGを用いることができる
。しかし好ましい構成においては、センサの方向を表す信号を発生する手段には
、気泡がチャンバ内に形成されるように特性の異なる2種の流体を含む気泡チャ
ンバと、気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、気泡チャンバの方
向を表す信号を発生する気泡検出器とを備えている。
【0031】 通常フライホイールはモータ、たとえば直流または3相交流モータ、により駆
動される。
【0032】 気泡角度センサに関連する別の問題は、気泡を確実に正確な寸法にすることの
困難さである。気泡が過大、または過小であればセンサの精度は低下してしまう
ことになる。
【0033】 本発明の第5の構成によれば、角度センサの製造方法は、開放端を持つコンテ
ナを設け、液体でコンテナをほぼ一杯に満たし、一つ以上の内部くぼみを持つ蓋
を設け、液体を満たしたコンテナを蓋で閉じて、密閉状の気泡チャンバを形成し
、しかもコンテナを閉じた状態で気泡を前記内部くぼみに密封し、気泡チャンバ
内の気泡の位置を検出して気泡チャンバの方向を表す信号を発生するように気泡
検出器を配置する。
【0034】 多数のくぼみを備えることは可能であるが、好ましい構成では、単一のくぼみ
だけを備えており、その体積は必要な気泡の体積に一致している。通常、蓋はコ
ンテナに対しピボット状に取り付けられ、回転してコンテナを閉じる。
【0035】 本発明のこれらのすべての構成において、気泡チャンバはD字形状が好ましい
が、円形であるか、または他の適切な形状であってもよい。
【0036】 本発明の第1、2、3、4および5の構成による角度センサは、各種の用途に
使用することができる。しかし好ましい例では、角度センサは、たとえばコンピ
ュータゲームコンソールまたはPC用のユーザ入力装置に組込まれている。入力
装置は、片手でコントロールするジョイスティック、または両手で保持して、自
由空間で回転する" マウス" タイプ入力装置を備えることできる。代替方法とし
ては、角度センサは、車両または航空機の方向を検出するために使用できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
図1〜4によれば、1対の赤外線点光源1、2の各々は、それぞれ透明のアク
リル樹脂製の成型気泡チャンバ3,4を赤外線光により照射する。気泡チャンバ
3からの光は、赤外CCDラインセンサ5上に結像し、気泡チャンバ4からの照
射は赤外CCDラインセンサ6上に結像する。各気泡チャンバ3,4に対する結
像用光学系は同じであり、気泡チャンバ3に対する光学系は図1に詳述されてい
る。
【0038】 気泡チャンバ3は、半円形の上面9と平面の下面10を備えるD字形内部キャ
ビティを持つ。キャビティには、第1流体エタノール7が、第2流体の気泡8が
残るように充填され、上記の気泡はキャビティの頂部において上面9に接して浮
いている。図1に示すように、キャビティのD字形状により、気泡8は上面9に
接触するが下面10には接触しないようになる。結果として気泡8は、気泡チャ
ンバ3の回転に伴ない湾曲した上面9に近接したアーチ形通路31に沿って容易
に移動する。勿論水と気泡、または2種類の混和しない液体などの他の組み合わ
せも使用できる。
【0039】 光源1からの赤外線光は、平行面12、13を持つ円錐状のガイド11(図4
の斜視図に明瞭に示されている)により通路31方向に誘導される。投影部14
は、気泡チャンバ3の出力側に備えられている。
【0040】 センサの主たる光学モードは、図5および6に示されている。分かり易くする
ために、ハッチング断面線は図5および6には含んでいない。図5に示したよう
に気泡がない場合には、光源1からの光15はほぼ屈折することなく気泡チャン
バ3を通過する(アクリル/エタノール界面における僅かな量の屈折は別として
)。
【0041】 気泡が存在すると、図6に示すように、気泡によって照射光ビームは下方に屈
折する。詳細は下記に説明する。
【0042】 光ガイド11の平行側面12、13は、水平線16と43°の角度を持つ。し
たがって光源1からの照射光ビームは、線17で示されたように、43°の角度
で上方に気泡に向かって進む。照射ビームは、線18で示されたようにアクリル
/エタノールの界面において僅かに下方に屈折する。線18(照射ビームの中心
を示す)は、気泡8の中心33から偏っている。この結果、照射ビームは、線1
9で示されたようにエタノール/空気界面において下方に屈折する。この屈折角
は、エタノール/空気界面における屈折率の大きな変化のために比較的に大きい
。必要ならば屈折角は、異なる流体を選ぶことにより調節することができる。次
に、線20で示されたように、光は空気/エタノールの界面においてさらに下方
に屈折する。最後に光は、エタノール/アクリル界面において僅かに屈折するこ
とにより線24により示された出力光ビームを発生する。
【0043】 流体の屈折率と気泡8の寸法は、出力光ビームが投影部14方向に向かい、か
つ水平線16と43°の角度を持つように決定する。一実施例では、気泡チャン
バ3を形成するアクリルは1.49の屈折率、エタノールは1.36の屈折率、
また気泡8は約1.00の屈折率を有する。
【0044】 突出部14は、水平線16と43°の角度を持つ上面21を有する。突出部1
4は、また出力光ビームにほぼ直角な角度の付いた出力面23を持つ。これによ
り出力光ビーム(線24により示された)は、反射することなく出力面23によ
り伝送される。
【0045】 一方、照射光の主たる光学路は図5に示すが、光の一部が他の光学路に従う。
たとえば、一部の光は気泡の遠い方の壁により反射し、気泡の中へ散乱して戻る
。この結果、均一なバックグラウンド照射が生じる。D字形の光学的吸収コーテ
ィング25、26(図3、5および6に示す)を、チャンバの下部におけるキャ
ビティの正面および背面壁に備えることにより上記のバッググラウンド照射を減
衰させる。さらに42°のアクリル/空気の限界角以下の角度で、角度の付いた
出力面23に達する迷光があれば、気泡チャンバ内に反射して戻る。
【0046】 図1および2に戻ると、広角平凹レンズ27および1対の二重凸レンズ28、
29は、投影部14からの光を平坦面(図示されず)に結像する。必要な焦点距
離が短いために2つの二重凸レンズ28、29が用いられる、これは1対のレン
ズを用いることにより容易に得ることができる。シリンドリカルレンズ30によ
って光路を修正し、気泡8が半円形円弧状に移動する時、垂直位置の変化に関係
なく半円形通路31が直線のラインセンサ5上に結像するようにする。シリンド
リカルレンズ30は、気泡がより大きい移動限界の方向に移動する時に、気泡か
らの光の見掛け上の運動を拡大する追加的な機能を持つ。気泡が通路31に沿っ
て移動する時、水平方向の気泡の移動は比例的に減少するが、シリンドリカルレ
ンズ30の効果により、ラインセンサ5に沿ったより大きい線型的変位に拡大さ
れる。
【0047】 ラインセンサ5、6は、それぞれの回路ボード34、35に取付けられている
る。レンズの光学軸は、チャンバ内の気泡の通路31の中心に位置合わせされて
いる。
【0048】 図7によれば、CCDラインセンサ5、6からの検出信号40、41は単一チ
ップマイクロコントローラ42に送られ、そこで内部に記憶したプログラムが実
行される。マイクロコントローラ42は、各ラインセンサ5、6の各ピクセルに
対するアナログ検出信号40、41をマイクロコントローラに搭載されたアナロ
グ/デジタルコンバータを用いデジタル値に変換する。マイクロコントローラ4
2は、また付随的な機能を果たす。たとえば、キーパッドアレー43からのキー
スイッチのクローズ信号をチェックし、記号ディスプレイ44によりユーザの選
択した機器構成を表示し、また不揮発性記憶デバイス45に機器構成設定および
/または校正データを記憶または再生する。
【0049】 マイクロコントローラ42は、センサの角度を計算し、センサの角度(および
もしあれば他のデータ)をホストコントローラ46(コンピュータゲームコンソ
ールまたはPCなどの)に送る。角度は、直交する測定軸X、Y(図2および4
に示す)に対して、図8〜10により次に説明するアルゴリズムを用いて計算さ
れる。
【0050】 図8〜10の概略図において、2つのラインセンサ5、6が気泡チャンバ3、
4と同じ方向に+/−位置で表示されている。実際には、気泡の変位は、レンズ
27〜30による画像の反転のために気泡の移動とは逆の方向の移動として検出
される。この反転は、実際の実行では計算に入れるが、図8〜10においては分
かり易くするために無視している。
【0051】 ラインセンサ5、6は、XおよびY測定軸に対し45°の角度の直交する検出
器軸A、Bに一致している。
【0052】 図8においては、センサは50で示されるように、Y軸の回りに時計方向に回
転している。結果として気泡8は(またラインセンサ5の対応する輝点8' も)
、Aの正方向に移動している。気泡51(およびラインセンサ6の対応する輝点
51' )は、Bの負方向に移動している。
【0053】 図9においては、センサは、52に示すように、X軸の回りに反時計方向に回
転している。気泡8および気泡51は、それぞれAおよびBの負方向に移動して
いる。
【0054】 図10においては、センサは50で示したようにY軸の回りに時計方向に、ま
た52に示したようにX軸の回りに反時計方向に回転している。この結果、気泡
8はチャンバの中心方向に戻るのに対し、気泡51はチャンバのBの負端の方向
に移動している。
【0055】 このようにして、マイクロコントローラ42は次のアルゴリズムを実行する。
但し、 中央の気泡位置=50 正方向最大限の移動=101 負方向最大限の移動=0 A=A方向での気泡8の位置 B=B方向での気泡51の位置 である。 θy =A−B たとえばA=50、B=50(Y軸に関して中央)に対して θy =50−50=0 たとえばA=70、B=30(Y軸に関して右回転)に対し θy =70−30=40 たとえばA=101、B=0(Y軸に関して右最大限の回転)に対し θy =101−0=101 たとえばA=35、B=65(Y軸に関し左回転)に対し θy =35−65=−30 たとえばA=0、B=101(Y軸に関し左最大限回転)に対し θy =0−101=−101 θx =((中央−A)+(中央−B)) たとえばA=50、B=50(X軸に関して中央)に対し θx =((50−50)+(50−50))=0 たとえばA=30、B=30(X軸に関する前方ピッチ)に対し θx =((50−30)+(50−30))=40 たとえばA=65、B=65(X軸に関する後方ピッチ)に対し θx =((50−65)+(50−65))=−30
【0056】 数値θx およびθy は、マイクロコントローラ42によりホスト46に出力さ
れ、(たとえば)ホスト46により実行されているコンピュータゲームに対しコ
マンド送出するのに用いることができる。
【0057】 気泡チャンバ3、4の1つを製造する方法を、図11〜14について説明する
。アクリル気泡チャンバは、フランジ62がその下端の周りにある開放D字形コ
ンテナ60として形成される。蓋61がコンテナ60にばねヒンジ63により取
り付けられている。また、蓋61はドーム型のくぼみ65およびフレキシブルU
字形固定部材64を持つ。コンテナをエタノールで一杯に満たし、次に蓋61を
閉じ、図12〜14に示すU字形の固定部材64の中にフランジ62をはめこん
で密閉する。これにより気泡チャンバ内に、くぼみ65の体積にほぼ等しい体積
を持つ気泡を封じ込めることができる。大きな気泡を作る必要がある場合には、
複数のくぼみ65を蓋61の中に形成することができる。
【0058】 図15の代替の実施形態においては、デジタル振動構造ジャイロスコープ70
(Murata製のENC−05Eセンサなどの)は、X軸に関する運動の量と
方向を度数で示す電子信号を発生する。円筒状の気泡チャンバ71は特性の異な
る2種の流体を含み、気泡72がチャンバ71に形成されるようにする。発光ダ
イオード73が、気泡チャンバ71の中心を通る細い光ビームを光源74方向に
放射する。気泡72が中心点を通過する時に、センサ74により検出される。
【0059】 マイクロコントローラ75は、図16に示した校正ルーチンを実行する。マイ
クロコントローラは、VSG信号を76で読み取り、気泡の位置を77でチェッ
クする。気泡が中央位置にある場合は(78)、VSGからの信号は79におい
てゼロに校正される。校正されたデータは、次に80でCPU81に戻される。
図15の2つのデバイスは、図1に示した種類の2軸角度センサを作るように位
置決めすることができる。
【0060】 図17に示したさらに別の代替の実施形態においては、角度センサ90(たと
えば図1の気泡角度センサ、または図15のVSG角度センサ)がセンサの方向
を表す信号を発生する。フライホイール91(好ましくはAC同期モータの形の
)がZ軸回りに回転することにより、センサ90がX軸に対して一方向に傾く時
にジャイロ力を生じる。この抵抗は、プラットフォームに安定効果をもたらし、
それによりオペレータへのフィードバックとゲームの楽しみを増し、オペレータ
の過度の入力を抑制する。
【0061】 コントローラ92は、プレイされているゲームに関連してフライホイール91
の回転の速度を変化させる機能を備えている。したがってフライホイール91の
速度が上昇すると、オペレータはセンサを傾けることが困難となり、逆にフライ
ホイール91の速度が低下するとセンサを傾けることは容易となる。
【0062】 別の用途においては、振動効果を、フライホイールの速度の増減を反復して迅
速に行うことにより実現できる。
【0063】 図18は、代替の角度センサの斜視図である。湾曲したチューブ状気泡チャン
バ100は、軸Aに位置合わせされ、その中に気泡101を含み、気泡101は
、気泡チャンバが検出器軸Bの回り回転する時気泡チャンバ100に沿って移動
する。気泡チャンバ100の片側に等間隔に5つの発光ダイオード102〜10
6が配置されている。5つの光検出器107〜111が気泡チャンバ100の反
対側に配置されている。このようにして気泡101の5つの位置を次々と検出す
ることができる。この実施例においては、センサは発光ダイオード102〜10
6および検出器107〜111がそれらの情報を共有し、検出器の数の増分の2
倍の量を発生する。第2の気泡チャンバ(図示されていない)および第2のダイ
オード/検出器の組合せ(図示されていない)は、B軸に位置合わせして図1の
センサと類似の2軸センサを形成する。10個の検出器からの信号を組合せて、
測定軸X、Yに対するセンサの方向を計算する。
【0064】 図19は、角度センサ(図示されていない)を内蔵するコンピュータゲームコ
ンソール入力装置90の平面図である。図1〜10、15、17、または18に
示しているセンサの任意の1つを使用することができる。図19に示すように、
センサハウジング91には、1組のボタン92とカーソルコントローラ93を備
えている。センサ(図示されていない)は、図19に示したように、その検出器
軸A、Bおよび測定軸X、Yに位置合わせされる。入力装置90は、両手に保持
し、ボタン92は右手の親指で、またカーソルコントローラ93は左手の親指で
操作するようにデザインされている。これによりY測定軸は、オペレータから見
て真直ぐ前方を指す。ハウジング91を適正な形状(たとえば平面図で矩形また
は三角形でもよい)にして、入力装置を正しい方向に確実に保持するようにでき
る。
【0065】 使用時には、入力装置90はコンピュータゲームコンソールまたはPCに、フ
レキシブルケーブル(図示されず)を用いて接続される。これにより、入力装置
を自由な空間の中に保持し、それを左右に傾けて左右方向への移動コマンドを送
出して、ゲームをコントロールできる。
【図面の簡単な説明】
次に、本発明のいくつかの実施形態を添付図面を用いて説明する。
【図1】 図2のラインBに沿った断面図である。
【図2】 2軸角度センサの平面図である。
【図3】 図2のラインCに沿った断面図である。
【図4】 2軸角度センサの概略斜視図である。
【図5】 気泡チャンバの部分断面であり、気泡の存在しない時の照射光の光路を示す。
【図6】 気泡チャンバの断面であり、気泡により屈折した光ビームを示す。
【図7】 2軸角度センサの電子回路の概略図である。
【図8】 図2の2軸角度センサの概略平面図である。
【図9】 図2の2軸角度センサの概略平面図である。
【図10】 図2の2軸角度センサの概略平面図である。
【図11】 気泡チャンバの製造の第1段階の側面図である。
【図12】 蓋が閉じられた後の気泡チャンバの中心を通る断面図である。
【図13】 図12のラインDに沿った断面図である。
【図14】 図12のラインEに沿った断面図である。
【図15】 VSGを組込んだ代替の角度センサの概略図である。
【図16】 マイクロプロセッサにより実行される校正ルーチンを図示している。
【図17】 フライホイールを組込んだ代替の角度センサの概略図である。
【図18】 代替の2軸角度センサの一部の斜視図でる。
【図19】 ユーザ入力装置の平面図である。
【符号の説明】
1,2…放射源、3,4…気泡チャンバ、5,6…検出器、7…第1流体、第
8…気泡(第2流体)、23…界面、42…プロセッサ、60…コンテナ、61
…蓋、65…内部くぼみ、70…振動構造ジャイロスコープ、91…フライホイ
ール、A,B…検出器軸、X,Y…測定軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/033 310 G06F 3/033 310Y (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 パーカー・スーザン・ジェリルディン・ロ イス イギリス国,ロンドン エスダブル6 5 エーイー,フェルデン ストリート 7 Fターム(参考) 2C001 CA00 CA09 2F105 AA10 BB07 CC00 5B087 AA09 AE00 BC12 BC13 BC16 BC26 BC31

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気泡がチャンバ内に形成されるように特性の異なった2種の流体
    を含む第1気泡チャンバと、 前記第1気泡チャンバ内の前記気泡の位置を検出することにより、第1検出器
    軸に対する前記第1気泡チャンバの方向を示す信号を発生する第1気泡検出器と
    、 気泡がチャンバ内に形成されるように特性の異なった2種の流体を含む第2気
    泡チャンバと、 前記第2気泡チャンバ内の前記気泡の位置を検出することにより、第2検出器
    軸に対する前記第2気泡チャンバの方向を示す信号を発生する第2気泡検出器と
    、 前記第1および第2気泡検出器からの信号を所定のアルゴリズムに従って組み合
    わせることにより、前記検出器軸からはそれぞれ角度的に偏っている第1および
    第2測定軸に対するセンサの角度を算定するプロセッサとを備えている2軸角度
    センサ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記所定のアルゴリズムが、 前記気泡検出器信号から出力された1対の値を加算することにより、前記第1
    測定軸に対する前記センサの角度を算定し、 前記気泡検出器信号から出力された1対の値を減算することにより、前記第2
    測定軸に対する前記センサの角度を算定することから成るセンサ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記検出器軸が相互にほぼ直角に配
    置されているセンサ。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記検出器軸が前記測定軸に対しほぼ45度
    に配置されているセンサ。
  5. 【請求項5】請求項1から4の何れかにおいて、さらに前記気泡チャンバと気
    泡検出器を内蔵するセンサハウジングを備え、前記センサハウジングが測定軸に
    位置合わせされているセンサ。
  6. 【請求項6】気泡が前記チャンバ内に形成されるように特性の異なった2種の
    流体を含む気泡チャンバと、 放射により気泡を照射し、その放射が気泡により屈折するような放射を発生す
    る放射源と、 前記気泡からの屈折した放射を検出するように位置決めされ、前記気泡チャン
    バの角度を示す信号を発生する放射検出器とを備えている角度センサ。
  7. 【請求項7】請求項6において、さらに前記気泡からの屈折した放射を受け取
    り、その屈折した放射を放射検出器に送るように位置決めされた界面を備えてい
    るセンサ。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記界面が前記気泡チャンバと放射検出器と
    の間に1つまたは複数のレンズを備えて、前記屈折した放射を放射検出器上に焦
    点を結ばせるセンサ。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記複数レンズ、または複数のレンズの一つ
    がシリンドリカルレンズを含んでいるセンサ。
  10. 【請求項10】請求項7から9の何れかにおいて、前記界面が前記気泡チャン
    バ内に放射透過投影を備えているセンサ。
  11. 【請求項11】請求項6から10の何れかにおいて、前記気泡チャンバが前記
    気泡に近接した位置に放射吸収部分と放射透過窓を有するセンサ。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記放射吸収部分が放射吸収材料のコー
    ティングにより形成されるセンサ。
  13. 【請求項13】請求項6から12の何れにおいて、前記放射検出器は位置検出
    器を備え、前記検出器上の前記屈折放射の位置が前記気泡チャンバ内の前記気泡
    の位置を示すセンサ。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記位置検出器が検出器のアレーを備え
    ているセンサ。
  15. 【請求項15】請求項14において、前記検出器のアレーがほぼ直線に配置さ
    れているセンサ。
  16. 【請求項16】請求項6から15の何れかにおいて、さらに前記放射源と気泡
    との間の放射を案内する放射ガイドを備えているセンサ。
  17. 【請求項17】請求項6から16の何れかにおいて、前記放射源が前記気泡の
    中心から偏った放射ビームにより気泡を照明するような位置にあるセンサ。
  18. 【請求項18】請求項6から17の何れかにおいて、前記気泡を形成する前記
    流体の屈折率が他の流体の屈折率より小さいセンサ。
  19. 【請求項19】請求項6から18の何れかにおいて、前記放射源が赤外線放射
    源を備えているセンサ。
  20. 【請求項20】前記センサの方向を示すVSG信号を発生する振動構造ジャイ
    ロスコープ(VSG)と、 気泡が前記チャンバ内に形成されるように特性の異なった2種の流体を含む気
    泡チャンバと、 前記気泡チャンバ内の前記気泡の位置に対応する校正信号を発生する気泡検出
    器と、 所定の校正アルゴリズムに従って前記校正信号からの前記VSG信号を校正す
    るプロセッサとを備えている角度センサ。
  21. 【請求項21】液体および気泡を含む気泡チャンバと、 前記気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、前記気泡チャンバの
    方向を示す信号を発生する気泡検出器とを備え、 前記気泡チャンバが気泡の体積にほぼ等しい全体積を持つ、1つまたは複数の
    内部くぼみを有する角度センサ。
  22. 【請求項22】請求項1から21の何れかにおいて、前記または各気泡チャン
    バが、前記気泡が前記チャンバの上面にのみ接触するような形状を有するセンサ
  23. 【請求項23】請求項1から22の何れかにおいて、前記または各気泡チャン
    バがほぼD字形であるセンサ。
  24. 【請求項24】センサの方向を示す信号を発生する手段と、 センサの傾斜に対抗するジャイロ力を提供するフライホイールとを備えている
    角度センサ。
  25. 【請求項25】請求項24において、センサの方向を示す信号を発生する手段
    が、 気泡が前記チャンバ内で形成されるように特性の異なった2種の流体を含む気
    泡チャンバと、 前記気泡チャンバ内の前記気泡の位置を検出することにより、前記第1気泡チ
    ャンバの方向を示す信号を発生する気泡検出器とを備えているセンサ。
  26. 【請求項26】請求項24または25において、前記フライホイールが電動モ
    ータにより駆動されるセンサ。
  27. 【請求項27】請求項1から25の何れかに記載されたセンサを備えているユ
    ーザ入力装置。
  28. 【請求項28】(1)気泡が各チャンバ内に形成されるように特性の異なる2
    種の流体を含む各第1および第2気泡チャンバを備えた角度センサを設け、 (2)前記第1気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、第1検出
    器軸に対する前記第1気泡チャンバの方向を示す第1信号を発生し、 (3)前記第2気泡チャンバ内の気泡の位置を検出することにより、第2検出
    器軸に対する第2気泡チャンバの方向を示す第2信号を発生し、 (4)所定のアルゴリズムに従って前記第1および第2信号を組み合わせるこ
    とにより、前記検出器軸からそれぞれ角度的に偏っている第1および第2測定軸
    に対する前記センサの角度を計算する角度検出方法。
  29. 【請求項29】気泡がチャンバ内に形成されるように特性の異なる2種の流体
    を含む気泡チャンバを設け、 放射により気泡を照射し、その放射が気泡により屈折し、 前記気泡からの屈折した放射を検出することにより、気泡チャンバの角度を示
    す信号を発生する角度検出方法。
  30. 【請求項30】振動構造ジャイロスコープ(VSG)信号の校正方法であって
    、 気泡がチャンバ内に形成されるように特性の異なる2種の流体を含む気泡チャ
    ンバを設け、 前記気泡チャンバ内の気泡の位置に対応する校正信号を発生し、 所定の校正アルゴリズムに従って校正信号からのVSG信号を校正する振動構
    造ジャイロスコープ(VSG)信号の校正方法。
  31. 【請求項31】角度センサにフライホイールを設け、前記フライホイールを回
    転することにより、前記角度センサの傾斜に対抗するジャイロ力を提供する角度
    センサの傾斜に対抗する方法。
  32. 【請求項32】開放端を有するコンテナを設け、 コンテナを液体でほぼ満杯にし、 蓋に1つまたは複数の内部くぼみを設け、 前記液体で満たされたコンテナを蓋で閉じて密封された気泡チャンバを形成し
    、コンテナを閉じて、気泡を前記内部くぼみの中に密封し、 前記気泡チャンバ内の前記気泡の位置を検知することにより、前記気泡チャン
    バの方向を示す信号を発生するように気泡検出器を配置する角度センサの製造方
    法。
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