[go: up one dir, main page]

JP2001509972A - 受信信号の完全性を決定するための方法及び装置 - Google Patents

受信信号の完全性を決定するための方法及び装置

Info

Publication number
JP2001509972A
JP2001509972A JP53035997A JP53035997A JP2001509972A JP 2001509972 A JP2001509972 A JP 2001509972A JP 53035997 A JP53035997 A JP 53035997A JP 53035997 A JP53035997 A JP 53035997A JP 2001509972 A JP2001509972 A JP 2001509972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
statistic
value
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP53035997A
Other languages
English (en)
Inventor
エイ.ジュニア ドートリー、アール
エイ. ラフ、マーク
Original Assignee
マツシタ コミュニケイション インダストリアル コーポレイション オブ ユーエスエー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツシタ コミュニケイション インダストリアル コーポレイション オブ ユーエスエー filed Critical マツシタ コミュニケイション インダストリアル コーポレイション オブ ユーエスエー
Publication of JP2001509972A publication Critical patent/JP2001509972A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
    • H03J7/06Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant using counters or frequency dividers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 周波数トラッキング環境において受信したシグナルの完全性を決定するための方法で、オートマティック周波数コントロール(Automatic Frequency Control、AFC)が使用できるかいなかが決定される。数種の周波数サンプルが取り込まれる(205)。受信したシグナルがAFCオペレーションに使用できるか否かを決定するのに使用するために、これらの周波数サンプルに基づき少なくとも一つの統計値が計算される。これらの統計値には、例えば、測定された周波数の平均値、平均偏差、標準偏差および分散が含まれる。強いシグナルリミットと弱いシグナルリミットとがAFCオペレーションを無効とすべきかどうかを決定するのに用いられる。もし計算された統計値が強いシグナルリミット(210)より小さければ、AFCオペレーションは有効となる。もし、計算された統計値が弱いシグナルリミット(220)より大きければ、AFCオペレーションは無効となる(225)。このことはレシーバーが、シグナルレベルが非常に弱く、周波数の測定のエラーを引き起こすようになるまでAFCオペレーションが維持できることを可能にする。もし計算された統計値が強いシグナルリミット(210)と弱いシグナルリミット(220)との間であれば、シグナル強度がテストされる(230)。もし、シグナル強度が最低値の以下であれば、AFCオペレーションが有効であるが、もし、シグナル強度がこの最低値の上にあれば、強い干渉シグナルが存在するかもしれないため、AFCオペレーションは無効にされる。

Description

【発明の詳細な説明】 受信信号の完全性を決定するための方法及び装置 本出願に係る参照文献 本件は1996年2月23日出願の米国仮特許出願No.60/012,19 8を基礎として優先権を主張するものである。 技術分野 本発明は周波数追跡環境下において受信信号の完全性(integrity)を決定す るための装置および方法に関するものである。本発明は殊に自動周波数追跡環境 下における参照信号の完全性を決定するための装置および方法に関するものであ る。 発明の背景 セルラー電話(cellular telephones)は今日世界中においてありふれたもの となりつつある。セルラー電話は典型的にはセルラー電話に許可された周波数で 送信及び受信がともに可能な全二重トランシーバーを備える。周波数の割当ては 有限な資源である。したがって、可能な限り多くの通信に適応させるために、各 通信のバンド幅が制限され、各通信は予め割り当てられた複数のチャンネルのな かの1つのチャンネルを通して行われなければならない。隣接するチャンネル間 で利用できる保護間隔あるいは自由なバンド幅がきわめて狭いために、各セル ラー電話が割り当てられたチャンネル内で正確に動作し、隣接するチャンネルの バンド幅内に誤ってドリフトしないことには限界がある。米国の米連邦通信委員 会(FCC)のような各国の統制組織がチャンネル周波数、チャンネル間隔、お よび周波数許容量を規定している。周波数許容量(frequency tolerance)はセ ルラー電話が割り当てられた周波数からどれだけ偏位することができるかの尺度 (measurement)である。周波数許容量が非常に大きい場合にはセルラー電話は 隣接するチャンネル上の通信と干渉を起こすであろう。また周波数許容量が非常 に小さいとセルラー電話は非常に高精度の発振器を必要としセルラー電話のコス トが上がることになろう。 FCCのセルラー電話に関する規則は、セルラー電話の周波数誤差が±2.5 ppm以下でなければならないことを規定する。この要求を満たすために、いく つかのセルラー電話は周波数誤差が±2.5ppm以下の温度補償型水晶発振器 (TCXO)を使用している。TCXOとは別の選択として温度補償されていな い電圧制御型水晶発振器(VCXO)がある。VCXOの出力はセルラーシステ ムの自動車電話交換所(MTSO)によって送信された受信信号の周波数と比較 される。FCCはMTSOの周波数許容量について、周波数誤差が0.2ppm 以下であることを規定する。このようにしてセルラー電話は自らの周波数をMT SOの周波数に一致させるように調節する。これは自動周波数制御(AFC)に 共 通してあてはまるように、周知の技術では他の周波数源からの受信信号の周波数 と自らの持つ発振器の周波数とを比較して必要に応じて自らの発振器を調節する ことによって受信器が他の周波数源の周波数安定性を獲得するのである。したが て、セルラー電話に内蔵された発振器がそれほど高精度の発振器でない場合、あ るいは経年、温度やバッテリ電圧によりドリフトする場合でさえ規定された周波 数許容量内の安定な信号を提供するために、AFCを搭載したセルラー電話内の 受信器はMTSOから受信したセルラー信号の周波数を追跡するであろう。 しかしながら、受信信号が微弱であったり、受信器が適切に受信された信号よ りも雑音や干渉波を追跡するために強い干渉を受けた場合には、AFCが動作す ることができない。このような問題はセルラー電話がセルラー信号を送信するセ ルラー交換局(Cellular tower)から遠ざかるように移動する際に生じ、相対的 な雑音が増大する。まず第一に受信信号が非常に強い場合を考察する。この場合 測定された周波数は主として受信信号に依存し、受信信号の測定周波数の標準偏 差が小さく、したがって信頼性が高まり受信信号が有効となってAFC動作に使 用されるであろう。受信信号強度が減少すると相対的な雑音が増加することとな り、標準偏差が増加するであろう。しかしながら、標準偏差が依然として小さい 場合には、信頼性が依然として高く受信信号が有効であってAFC動作に使用さ れるであろう。受信信号強度がさらに 減少すると標準偏差は増大しつづけることになる。しかしこの時点においてもI Fバンドパスフィルターの中心周波数は重要な意味を持つ。雑音はガウシアンに 拡がっているであろうが、その中心はIFバンドパスフィルターの中心周波数に 一致するであろう。したがって、IFバンドパスフィルターの中心周波数がたと えば受信信号から得られたIF信号の周波数よりも上にあるときには、雑音は平 坦でない分布を持ち大部分が受信信号のIF周波数よりも上にあるであろう。し たがって、測定された中央周波数(median frequency)は受信信号IF周波数よ りも上にあると考えられるので、IFバンドバス内で測定された中央周波数が中 心になるようにAFCが発振周波数を変移させるのである。このことは受信信号 IF周波数をIFバンドパスの中でより低くすることになり、測定された中央周 波数は受信信号IF周波数よりも上に位置することになって、IFバンドパスの 中でこの測定された中央周波数が中心になるようにAFCが再度発信周波数を変 移させることになる。かかるプロセスは受信信号IF周波数がIF中心周波数か ら効果が有効でなくなるほどまで十分離れたポイントまでAFCが周波数をシフ トするまで続くことになる。換言すれば所望の信号による周波数のロックが外れ てしまうまでということである。 この問題を除去することを助けるために、DC電圧測定は受信信号電力に対応 し、受信信号強度インジケータ ー(RSSI)としてよく知られているが、このDC電圧測定は正確な周波数ト ラッキングが起こることを保証するために、受信信号電力が十分に強いかどうか 、あるいは信号対雑音比が十分に大きいかどうかを決定することに利用される。 しかし、RSSIは有用であるものの、それ自身により問題が引き起こされる。 RSSIにより引き起こされる1つの問題点は、表している信号の質が、受信 器の全感度にわたっては有効ではないということである。とくに受信器の認識で きる最小のしきい値付近では顕著である。従って、信号の質の有効性を示すこと ができないので、AFCは一般的に受信信号の弱い状況では停止する。しかしな がら、AFCを停止することは、トランシーバーの周波数安定性を、AFC自信 のオシレーターの周波数安定性に制限する。ただ、これは不必要かもしれない。 なぜなら、たとえ信号が弱くても、AFCの動作のための参照信号を供給するに は十分な強さがあるかもしれないからである。従って、RSSIだけの使用は、 AFCを早まって機能させないことになってしまうかもしれない。 RSSIにより引き起こされる別の問題点は、受信器のIFバンドパスにおい て、RSSIが単に受信信号電力を測定するということである。RSSIは、I Fバンドパスでは強い妨害信号と望んでいる参照信号との間の区別をつけること ができず、またその妨害が正確な周波数トラッキングを得るために十分強いかど うかについて の情報を供給することもできない。例えば、望んでいる受信信号がIFバンドパ スの中心周波数に集められると考えると、IFバンドパスの上端、あるいは妨害 信号が十分に強い場合にはIFバンドパスの外側でさえも強い妨害信号が存在す る。測定された周波数は、望んでいる受信信号の周波数と妨害信号の周波数との 間にある。このように、測定された中間周波数は受信信号IF周波数を越えるで あろう。従って、この測定された中間周波数をIFバンドパスに集めるように、 AFCは、オシレーター周波数を動かせるだろう。これは、受信信号IF周波数 をIFバンドパスにおいて十分に低くする。そして、妨害信号はIFバンドパス により近く、あるいはより内になる。このように、妨害信号の効果はさらに強く なり、AFCは再び、この測定された中間周波数をIFバンドパスに集めるよう に、オシレーター周波数を動かせるだろう。この処理は、AFCがオシレーター 周波数を、妨害信号がAFCを制御する点へシフトするまでつづく。言い換えれ ば、望んでいる信号にロックされた周波数は失われる。従って、たとえ強い受信 信号が存在しても、より強い妨害信号が妨害信号の周波数の方向に、トランシー バーを望んでいる周波数からはずす可能性がある。 以上の理由から、狭い周波数許容範囲の要求を考えるとき、AFCは、セルラ ー電話の高い信頼、あるいは高い要求を満たす操作方法であるとは考えられない 。 従って、周波数トラッキングシステムにおける受信信 号の無欠性を決定するための改良された方法に関する技術への要求がある。 RSSIが正確に動作しない低いレベルでの受信信号の無欠性を決定するため の方法に対する要求もある。 強い妨害信号の可能性があるときに受信信号の無欠性を決定するための方法に 対する更なる要求もある。 発明の要約 本発明は、周波数トラッキング環境における受信信号の無欠性を決定するため の改良されたシステムおよび方法を供給することによって上述の要求を満足させ るものである。 簡単に述べると、本発明は、周波数トラッキング環境における受信信号の質、 あるいは無欠性を決定するための方法とシステムに道を与えるものであり、決定 は自動周波数制御が利用できるかどうかによりなされる。 受信器における制限されたIF出力の周波数を測定するさまざまな一連の測定 が行われた。これらの周波数測定は、制限されたIF出力の周波数における統計 を計算するために利用される。これらの統計は、受信器タイムベース/オシレー ター周波数における調整が許されるものであるかどうかを決定するために、評価 される。これらの統計は、平均、平均偏差、分散、標準偏差を別の統計との間に 含んでいるかもしれない。制限されたIF出力信号の測定された周波数における 平均偏差は、受信信号レベルが減少するにつれて、すなわちRSSIが落ち るにつれて増加する。最終的に、受信信号レベルが減少して0に近づくにつれて 、平均偏差は、受信器のIFバンド幅のような、受信器それ自身の特徴によって 決定されるであろう。 制限されたIF出力の平均周波数も、受信信号レベルが減少するにつれて変化 する。最終的に、受信信号レベルが減少して0に近づくにつれて、平均周波数は 、受信器のIF中心周波数のような、受信器それ自身の特徴によって決定される であろう。弱い信号偏差制限は、AFCの動作ができなくするためのしきい値と して利用される。もし、計算された平均偏差が弱い信号偏差制限より大きかった 場合には、コントローラーはAFCを動作できなくする。従って、本発明は、信 号レベルがあまりに低くなり、周波数測定が誤りになり、AFCの効果がなくな るまで、受信器がAFCの操作を続けることを許す。 これは、フェージングのような信号環境の変化において、AFCの操作をでき なくするために、提供されるものでもある。フェージングは、受信器の位置の変 化により、受信信号強度が急激に変化している状況である。例えば、セルラー電 話の利用者が自分の電話を車で移動しながら使用している場合であり、マルチパ スフェージングを含むフェージングや完全な信号ドロップアウトさえも起こるか もしれない。上述のように、もし計算された中間偏差が弱い信号偏差制限よりも 大きい場合には、コントローラーはAFCの操作をできなくする。 本発明は、周波数測定値及び信号強度に基づく確実な統計値を試験して、信号 を、AFC操作用の周波数を設定するのに使用するかどうかを決定する。例えば 、これらの統計の中には、平均、平均偏差、分散及び標準偏差が含まれていても よい。強信号偏差限界値及び弱信号偏差限界値は、AFC操作が不可能であるか どうか決定するのに用いられる。計算した統計値が強信号偏差限界値より低い場 合は、AFC操作が可能である。計算した統計値が強信号偏差限界値より高く、 且つ、弱信号偏差限界値より高い場合は、信号を使用するには弱くてAFC操作 は不可能である。これにより、信号のレベルが弱くてエラーを起こす周波数測定 値となるまで、受信者はAFC操作を続けることが可能となる。計算した統計値 が強信号偏差限界値より高いが弱信号偏差限界値より低い場合は、信号強度(R SSI)は試験される。この場合に、信号強度が最小値以上であればAFC操作 は不可能となる。これは、この信号強度を有する計算された統計値が、強信号偏 差限界値より低くあるべきであったためである。しかしながら、信号強度が最小 値より低い場合はAFC操作は可能である。これは、計算した統計値がなお、許 容できる偏差範囲内にあるため、強い妨害源により測定が不正確になることのな い、高い信頼性のためである。 より詳細に説明すると、受信した信号の周波数は数回測定され、周波数の標準 偏差が決定される。受信した信 号が強く、又、妨害信号がない場合には、標準偏差値は第一の値より低くなり、 これをここで強信号限界値ということとする。従って、AFC操作が可能となる 。標準偏差値が、第一値より高いが第二値より低い場合は、(ここで、これを弱 信号限界値と言うこととする。)信号強度は停止(rest)する。標準偏差の 増加が弱信号によるものである場合、受信した信号強度はあらかじめ決定してあ る信号強度より低い。従って、AFC操作はまだ可能である。しかしながら、標 準偏差の増加が妨害信号によるものであるなら、受信した信号強度は、あらかじ め決定した値より高くなる。従って、受信した信号の完全性が低くて、AFC操 作は不可能となる。標準偏差が第二値より高い場合は、受信した信号の完全性は 低く、信号は弱くて使用できない。従って、AFC操作は不可能となる。 本願発明は、信号の質が許容できものであるかどうかを決定する方法を提供す る。この方法は、周波数をN回測定し、信号の周波数に関する統計値を計算し、 及びあらかじめ決定した第一の値(強信号限界値)より低い場合は許容できる質 であると示すことからなる。また、この方法はさらに、統計値があらかじめ決定 した第二の値(弱信号限界値)より、高いかどうかを決定することを含む。統計 値が弱信号限界値より高い場合、受信した信号は許容できないと判断する。信号 の統計値が強信号限界値と弱信号限界値との間の場合は、この方法はさらに、 受信した信号の強度を測定することを備える。受信した信号の強度が所定の信号 強度の値(最小RSSI値)をとる場合は、受信した信号は許容できると決定す る。しかしながら、信号強度が最小RSSI値より高い場合、おそらく妨害信号 が存在するため、受信した信号は許容できないと決定する。この方法に使用され る統計値は、例えば、測定した周波数の平均偏差、標準偏差又は分散であっても よい。 また、本願発明は信号の質に基づく自動周波数制御(AFC)操作が可能かど うかを判断する方法を提供する。この方法は、信号周波数をN回測定し、信号の 周波数に関する統計値を計算し、及び統計値があらかじめ決定した第一の値(強 信号限界値)より低い場合は、許容される質を表示し、AFC操作を可能とする ことを含む。また、この方法はさらに、統計値が所定の第二の値(弱信号限界値 )より高いかどうかを決定することを含む。統計値が弱信号限界値より高い場合 は、受信した信号は許容できないと判断し、及びAFC操作は不可能となる。信 号の統計値が、強信号限界値と弱信号限界値との間の場合は、この方法はさらに 、受信した信号の強度を測定することを含む。受信した信号の強度が所定の信号 強度(最小RSSI値)の場合、受信した信号は許容できると判断され、AFC 操作は可能とされる。しかしながら、信号強度が最小値RSSI値より高い場合 、おそらく妨害信号が存在し、そのため、受信した信号は許容できな いと判断され、AFC操作は不可能となる。この方法に使用される統計は、例え ば、測定した周波数の平均偏差、標準偏差又は分散であってもよい。 本発明はさらに受信部を提供する。受信部は、受信信号等の第1の信号と、発 振器混合周波数等の第2の信号とを混合して、中間周波数(IF)信号等の第3 の信号を与える混合部(ミキサ)を具備する。発振器(オシレータ)は第2の信 号を与える。更にまた、IF信号に応答してAFC動作における発振器周波数を 制御する周波数制御回路が備えられている。更にまた、第3の信号の周波数を計 測する回路と、コントローラも設けられている。コントローラは、IF信号の周 波数統計をとって、その周波数統計が設定値、例えば高強度信号限界(シグナル リミット)を下回るとき、周波数制御回路、従ってAFC動作を可能ならしめる プログラムなどの手段を具備している。前記統計が高強度信号限界よりも大きい とき、コントローラは、前記統計が第2の設定値、すなわち低強度信号限界(シ グナルリミット)よりも大ききか否かを決定する。前記統計が低強度信号限界よ りも大きいとき、コントローラは周波数制御回路を動作不可として、それによっ てAFC動作を停止させる。前記統計が高強度信号限界と低強度信号限界との間 にあるとき、コントローラは受信信号の強度を計測して、その強度が予め設定し た信号強度値(最小RSSI値)を下回るか否かを決定する。受信信号強度が最 小RSSI値未満であ るとき、コントローラは周波数制御回路を動作させる。しかし、受信信号強度が 最小RSSI値よりも大きいときには妨害(インターフェア)信号が存在する可 能性が大きい。従ってこの場合には、コントローラは周波数制御回路を動作不可 にする。コントローラは、得ようとする統計、すなわち平均偏差、標準偏差、或 いは分散など、を算出するプログラムを備えている。 このように本発明は、受信信号が周波数標準として使えるかどうか判断を下す ことができるよう、受信信号の品質、すなわち完全性(インテグリティ)を評価 するものである。 本発明が有するこれら及び他の特徴、有利点、側面は、以下の実施例の詳細説 明を熟読することにより、また、図面及びクレームを参照することにより、もっ と明確に理解され、評価されることができるでしょう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施例に従ったシステムのブロック図である。 図2は、本発明による、受信信号の完全性を決定する方法を示したフローチャ ートである。 図3A−3Cは、好ましい実施例に従った、受信信号の完全性を決定する方法 の詳細を示したフローチャートである。 図4は、「AFC保持」ルーチンを示したフローチャートである。 図5は、「PPMエラー検出」ルーチンを示したフローチャートである。 図6は、「PWM設定」ルーチンを示したフローチャートである。 詳細な説明 図1は、本発明の好ましい実施例に従ったシステム100のブロック図である 。この装置は、受信部105と、アナログAS(application specific)集積回路 110と、デジタルAS集積回路115と、コントローラ120と、スムージン グ・フィルタ125と、タイムベース(発振器)130と、乗算器(multiplier) 135と、周波数シンセサイザ140とを有する。図1にさらに示されているよ うに、受信部105は、アンテナ143と、低ノイズアンプ145、第1混合部 150、バンドパスフィルタ155、及び第2混合部160を有する。システム 100は携帯電話に内蔵されることが望ましい。しかしシステム100は、安定 した周波数参照を必要とし、かつ、所望の安定性を有する周波数参照を内包して いる他の電波ステーションから信号を受信することができる、如何なる装置の一 部を成すものであってもよい。 受信部105は、スーパーヘテロダイン受信器であることが望ましい。スーパ ーヘテロダイン受信器は当該技術分野で公知である。一般にスーパーヘテロダイ ン受信器は、入ってきた変調ラジオ信号を、中間周波数として知られる所定の搬 送低周波数に変換する。この変換は典 型的には、受信部の入力ステージと同調状態にあるローカル発振器を用いて実現 される。それ故発振周波数は常に、中間周波数分、希望する入力信号周波数と異 なっている。中間周波数を固定することによって、中間周波数アンプは、受信器 が要求する十分な増幅と選択性とを提供することができるのである。増幅の後に 中間周波数信号は復調されて、望む出力信号を得ることができるのである。 さらに図1を参照すれば、携帯電話システムにおける本発明の動作を示すこと ができる。携帯電話信号、すなわち受信信号は、アンテナ143によって受信さ れた後、受信部105の入力ステージである低ノイズアンプ145に送られる。 受信信号はアンプ145によって増幅され、第1混合部150に送られる。第1 混合部150は、ライン148にて、増幅された受信信号を第1ローカル発振器 信号と混合し、第1中間周波数(IF)信号を生成する。第1IF信号は、その 後バンドパスフィルタ155を通って、不要なバンド外周波数が除去される。 フィルタ155から出力される、フィルタリング済の第1IF信号はその後、 第2混合部160へ送られる。フィルタリング済の第1IF信号と第2ローカル 発振器信号は第2混合部160によって混合されて、第2中間周波数(IF)信 号が得られる。好ましい実施態様においては第2IF信号は450kHzの周波 数を有する。第2IF信号はそれから第2バンドパスフィルタ165 を通過して、望ましくないバンド外周波数成分が除去される。 フィルタ165からのフィルタ第2IF信号は、アナログASIC110に提 供される。この技術分野の当業者に知られているように、ASICは、多くのチ ップや機能を結合して単一のパッケージにしてシステムボードサイズと消費電力 を減らすことができるように、特別なアプリケーション用に組み立てられてきた チップである。 アナログASIC110は、検出監視音声トーン(SAT)と第2IF信号の 増幅限界(方形波)バージョンを、デジタルASIC115に送る。アナログA SIC110は、受信信号の強度を測定し、RSSI情報をコントローラ120 に送る。コントローラ120は、正確な周波数追跡の提供に信号対ノイズ比は充 分であることを確かめるのに受信信号電力が充分に強いか否かを判断するために 、RSSIを用いる。 デジタルASIC115は、アナログASIC110からの増幅限界第2IF 信号の周波数とタイムベース130からのタイムベース信号の周波数とを比較し て、この比較を、直列ポートインターフェース(SPI)信号を介してコントロ ーラ120に提供する。デジタルASIC115からの受信SPIシグナルとア ナログASIC110からの受信RSSIとに基づいて、コントローラ120は デジタルパルス幅変調(PWM)信号をデジタルASIC115に送る。デジタ ルASICはその後、 このPWM信号をスムージングフィルタ125に送る。コントローラ120から スムージングフィルタ125にデジタルPWM信号が直接送られるようにするこ とも可能であろう。しかし、本発明者により用いられる特殊なコントローラは、 8ビットのPWM出力ポートを備えており、望ましいランニング精度を達成する ためには少なくとも10ビットの出力が求められていた。したがって、好ましい 実施態様では、デジタルASIC115は、10ビットのデジタルPWM出力を 提供するように設計される。コントローラ120は、直列データ(SPI)リン クを介して、10ビットのデジタルPWM情報をデジタルASIC115に送る 。そして、デジタルASIC115は、スムージングフィルタ125への転送の ために、SPIリンクからの10ビットの直列データを10ビットの並列データ 信号に変換する。 スムージングフィルタ125は、10ビットのデジタル信号を受信してアナロ グ信号に変換し、このアナログ信号をフィルタにかけて、発振器/タイムベース 130にフィルタPWM信号を提供する。この発振器/タイムベース130は、 電圧制御型水晶発振器(VCXO)であり、スムージングフィルタ125からの 出力電圧に依存した周波数をもつ出力タイムベース信号を提供する。このタイム ベース信号を基準発振器信号とみなしてもよい。基準発振器信号は、デジタルA SIC115のカウンタタイムベース入力に送られ、マルチプライヤ135 と周波数シンセサイザ140にも送られる。基準発振器信号の周波数は、好まし くは、マルチプライヤ135で増倍される。マルチプライヤ135の増倍ファク タは、発振器/タイムベース130の出力周波数と、望ましい第2IF出力周波 数を提供するのに第2ミキサ160に必要な入力周波数と、により決定される。 周波数シンセサイザ140は、好ましくは、2つの出力信号を提供する。第1 出力信号148は、第1ミキサ150に送られる第1局部発振器信号である。第 2出力信号149は、安定した基準周波数を必要とする他の回路に提供される。 たとえば、第2出力信号149は、セルラーホンの中の送信機回路に提供されて もよい。 図2は、本発明により受信信号の完全性を判断するための順路を示したフロー チャートである。 ステップ205から始まり、受信信号の信号強度が測定される。受信信号の周 波数は、ステップ205でN回(N>0)測定される。測定周波数に基づく周波 数測定統計値、すなわち統計的なパラメータは、ステップ205でも計算される 。この周波数測定統計値は、これらに限定されることはないが、測定周波数の平 均偏差、測定周波数の標準偏差、あるいは測定周波数の分散であってもよい。ス テップ205で1以上の周波数測定統計値が計算されうることに注意しなければ ならない。 判断210で、周波数測定統計値が周波数測定統計のための強信号限界よりも 小さいかまたはこれに等しいか を判断する。たとえば、用いられた周波数測定統計値が平均偏差であるときは、 強信号限界は、受信信号が強信号であるとみなされたときに受信信号が持ちうる 最大の平均偏差である。周波数測定統計値が強信号限界よりも小さいかまたはこ れに等しいときは、順路はステップ215へ進み、受信信号は有効な信号である ことが宣言される。このようにしてAFCオペレーションが用いられ、必要であ れば、受信信号の測定周波数に基づいて発振器/タイムベース130の周波数が 適宜調節される。ステップ215の後、順路はステップ205に戻る。 しかし、判断210で周波数測定統計値が強信号限界よりも大きいと判断され た場合は、判断220へ進む。そして、判断220で、周波数測定統計値は弱信 号限界よりも小さいかまたはこれに等しいかが判断される。たとえば、用いられ た周波数測定統計値が平均偏差である場合、弱信号限界は、受信信号がAFCオ ペレーションに使用しうるときに受信信号が持ちうる最大の平均偏差である。 判断220で、周波数測定統計値が弱信号限界よりも大きいと判断された場合 には、受信信号は無効な信号であると宣言され、AFC用途には用いられない。 このようにしてAFCはそのまま維持されて、すなわち、ステップ225で調節 されない。そして、順路はステップ205に戻される。 しかし、判断220で、周波数測定統計値が弱信号限 界よりも小さいかまたはこれに等しいと判断された場合、すなわち、周波数測定 統計値が強信号限界と弱信号限界との間の値であるときは、信号の更なる評価が 必要であり、順路は判断230へと進む。より大きな周波数エラーがより弱い信 号によるものであれば、RSSIレベルはある所定の値、すなわち最小RSSI 値よりも低いであろう。しかし、より大きな周波数エラーが混信信号によるもの であれば、RSSIレベルは上記の所定の値よりも大きいであろう。このように 、信号強度が最小dBm信号強度よりも小さいか否かを、判断230でテストす る。信号強度が弱いときは、混信信号はなく、順路はステップ215へ進み、受 信信号は有効信号であると宣言される。このようにしてAFCオペレーションは 利用され、必要であれば、発振器/タイムベース130の周波数は受信信号の測 定周波数に基づいて適宜調節される。ステップ215の後、順路はステップ20 5に戻る。 しかしながら、決定230で信号強度が最低RSSI値より大きいかまたは最 低RSSI値と等しい場合には干渉信号が存在する。これは、このレベルのRS SI値が強信号限界より小さい偏差を起こすのに十分な強度の信号を示している からである。したがって、これより大きな偏差の測定値は強い干渉信号によるも のである。よって、受信信号は無効な信号でありAFCの目的に使用することは できないと宣言され、AFCは停止、即ち、ステップ225で調節されない。そ れからステップ20 5へとリターンされる。 図3A〜3Cは好ましい実施態様による受信信号の完全性を決定するための方 法の詳細を説明するフローチャートである。これらのステップは制御装置120 (図1)により行なわれる。制御装置120はプログラムを含む図示しない記憶 装置を有する。プログラムはここに記述される多数の操作を実行する手段として 機能する複数のステップからなる。システム100(図1)を含む小型携帯移動 電話機またはその他の装置がオンにされ又は電源がつけられたとき、手順はステ ップ300で開始される。ステップ300でシステムが初期値にセットされる。 このステップにおいて発振器/タイムベース130の初期の作用周波数は、周囲 の温度および鉱石検波器の老化要素、さらにレシーバーが有効な前方コントロー ルチャネル(FOCC)に同調されていることの確認などの要素を考慮に入れて 決定される。このような手順の例はU.S.特許第4,922,212号、PC T公開番号WO88/01810号、WO90/16113号およびWO96/ 24986号、EPO公開番号0483090号、およびUK特許出願公開番号 GB2205460号に示されている。さらに、高速捕捉手順はまだ行なわれて いないので、変数「FastAcq」が「行なわれない」と等しく設定される。 高速捕捉手順はレシーバーが大きな同調の調整を行えるようにして適切な周波数 が速く得られるようにする。高速捕捉手順はレシーバーが最初に 受信信号とロックしようとするときに必要である。しかしながらロックが得られ た後は受信信号の周波数を探知するのに小さい調整しか必要とせず、大きなステ ップはレシーバーの受信信号とのロックをはずしてしまう可能性があるので高速 捕捉手順は用いるべきではない。 手順は次にステップ305に移り、ここで周波数カウントが読まれる。周波数 カウントは、第2のIF信号の周波数の測定値である。好ましい実施態様では、 周波数カウントは第2のIF信号の予め決められたパルス数N(N≧1)中に起 こる基準発振器信号のパルス数である。他の実施態様では、基準発振器信号は分 割され、IF信号パルスの数が数えられる。周波数カウントは好ましくはデジタ ルASIC115(図1)のSPI出力で読み込まれる。さらに、周波数カウン トが適切な信号の周波数カウントであったかどうかが決定される。例えば、取ら れた周波数カウントが干渉信号またはノイズの周波数の測定値であるかもしれな い。これらの周波数カウントはAFCを調整するのに考慮に入れられるべきでは ない。各周波数カウントがなされたときに受信信号のためのWordSyncの 値が1に等しいかどうかについて決定がなされることが好ましい。もしWord Syncが1に等しければ、次に周波数カウントが有効とみなされ、そのように 記録される。さもなければ、周波数カウントは無効とみなされ、そのように記録 される。WordSyncはレシーバーが適切な信号を受けていることを確 認するためにに使われる移動電話システムから受信する2進信号である。Wor dSyncはレシーバーが適切な信号を受けていることを示すために2進の1に 等しいことが好ましい。 次に決定310が予め決められた周波数カウントの数がステップ305で読み 込まれたかどうかを決定する。好適な実施態様では、10の読み込みが取られる 。性能試験に基いて、周波数カウントの読み込みのためのパルス数を数えるため に68ミリセコンドのサンプル期間を用いることも好ましい。10の読み込みが 取られなければ、方法はステップ305に戻り他の周波数カウントを読む。もし 10の周波数カウントが取られていれば、方法は決定315に進む。 決定315は、少なくともステップ305で取られた周波数カウントの1/2 が有効であるか、即ち、WordSync値が1に等しいかどうかを決定するこ とにより、ステップ305で取られた周波数カウントが有効な周波数カウントか どうかを決定する。周波数カウントの1/2未満が有効という決定がなされた場 合は、方法は図4で記述された「AFCを停止」手順に進む。しかしながら、周 波数カウントの少なくとも半分は有効であると決定された場合には、方法はステ ップ320に進む。 ステップ320では周波数カウントのための統計が計算される。これらの統計 は受信信号が発振周波数の調整を行うのに用いられるかどうかを決定するのに使 用され る。好ましくは、これらの統計は、周波数カウントのための平均偏差および平均 周波数を含む。特に発明者により使用された制御装置は、浮動点処理装置を有し ていなかった。従って、平均偏差が用いられた。しかしながら、浮動点処理装置 が用いられた制御装置が使われる場合、標準偏差または分散が用いられるだろう 。しかしながら、標準偏差および分散を含むがこれに限定されない他の統計がカ ウントとして計算されることも可能である。例えば、平均偏差、標準偏差、分散 および平均値を以下に示す。 決定325は平均偏差が強信号限界未満あるいは強信 号限界と等しいかどうかを決定する。強信号限界は、信号が強い信号とみなされ るために許容される最大平均偏差であることが好ましい。平均偏差が強信号限界 未満あるいは強信号限界と等しい場合には、周波数カウントは互いに十分に近い ので、受信信号はノイズではなく強い信号としてみなすことができ、次にステッ プ330が実行される。ステップ330では、ステップサイズが最初の値に設定 される。好ましくは、ステップサイズのための最初の値は、発振器が一回のステ ップで望ましい周波数に近づくことを可能にするように選択される。手順は次に 決定335に進む。 決定325において、平均偏差が強信号限界より大きいと判断された場合には 、次に決定340が平均偏差が弱信号限界より小さいか又は等しいかをテストす る。弱信号限界は、弱信号として許容できる最大の平均偏差である。受信された 信号が弱信号限界より大きな平均偏差を有する場合には、これは質の悪い信号と 考えられ、AFC操作は使用されない。すなわち、受信信号に基づいた発信器周 波数の調整が行われない。平均偏差が弱信号限界より大きい場合には、本方法は 、図4に記載されている”AFC維持”ルーチンに移る。 決定340において、平均偏差が弱信号限界より小さい又は等しいと決定され た場合には、本方法は、決定345に移る。この時点で、平均偏差が強信号限界 と弱信号限界の間にあることが決定されており、したがって、 平均偏差はまだ許容できる範囲内にある。しかし、これらの信号をAFC操作の ために使用する前に、大きな平均偏差が弱い信号に起因するのか又は干渉した信 号に起因するのかを決定しなければならない。大きな平均偏差が弱い信号に起因 する場合には、受信された信号はAFC操作に使用することができる。しかし、 大きな平均偏差が干渉した信号に起因する場合には、受信信号はAFC操作に使 用されるべきではない。それ故に、補助的なテストがなされる。決定345は、 受信信号強度(RSSI)が最小RSSI値より小さいか否かをテストする。好 ましくは、最小RSSI値は、-110dBmに設定される。RSSIが最小RSS I値より小さい場合には、受信信号は弱いがAFC操作に使用するのには十分強 い。しかし、RSSIが最小RSSI値より大きい場合には、受信信号は強く、 それゆえに平均偏差は強信号限界より小さいことであろう。これは、強い干渉し た信号がある場合に生じる。RSSIが−110dBmより大きい又は等しい場 合には、受信信号は、平均偏差を小さく、すなわち強信号限界より小さく又は等 しく、させるのに十分に強いことであろう。しかし、RSSIが−110dBm より大きい又は等しく、かつ、平均偏差が強信号限界より大きい場合には、周波 数カウントに影響を及ぼすのに十分な強さの干渉した信号があるはずである。こ の場合には、平均周波数が所望の信号によるものか干渉した信号によるものかを 言うことが不可能となる。それ故 に、強いRSSIと結合された大きな平均偏差は、干渉した信号があることを意 味する。それ故に、受信信号は、AFC操作に使用されない。 RSSIが最小dBm値より小さい場合には、本方法は、ステップ350に移 る。ステップ350において、ステップサイズは、第二の値に設定される。ステ ップサイズのための第二の値は、発信器周波数の中のいかなる変化も小さくなる ように小さい値に選択される。このプロセスは、次に決定335に移る。しかし 、決定345において、RSSIが最小dBm値より小さくない場合には、本方 法は、図4に記載されている”AFC維持”ルーチンに移る。 この時点では、小さなステップサイズが使用される。なぜならば、ロックは既 に達成されており、大きなステップサイズは、受信機に受信信号とのロックを失 わせる可能性があるからである。信号が弱い場合にも、測定された偏差は、(発 信器周波数と受信信号周波数との間の)実際の周波数差とノイズとに起因するこ とであろう。ノイズに起因する平均偏差の測定は、一定の時間に平均がゼロにな るであろう。それ故に、大きなステップサイズが使用された場合には、ノイズが 、発信器周波数、そしてそれ故に発信された周波数をランダムに飛び回らせるで あろう。それ故に、小さなステップサイズが周波数安定性を向上させる。小さな ステップサイズはまた、発信器に着実にかつ円滑に所望の周波数にアプローチす るこ とを許すであろう。 ステップ330又はステップ350においてステップサイズが設定された後に 、本方法は、決定335に移る。決定335において、FastAcqは”なされた(D ONE)”に等しいか否かについて決定がなされる。これは、高速取得処置が実行 されたか否かを決定するためである。FastAcqは”なされた”に等しいと決定さ れた場合には、本方法は、図5に記載された”ファインド PPM エラー”ル ーチンに移る。しかし、決定335において、FastAcqは”なされた”に等しく ないと決定された場合には、本方法は、パーツ・パー・ミリオン(ppm)エラ ーが決定されるステップ355に移る。ppmエラーは、周波数カウントの平均 と参照平均との差の絶対値に等しい。参照平均は、第二中間周波数信号の標準周 波数値に等しい。例えば、参照平均は、好ましくは450kHzに等しい。45 0kHzは、第二中間周波数信号の好ましい周波数である。 ステップ355においてエラーが決定された後に、決定360は、エラーが最 大エラーより大きいか否かをテストする。好ましくは、最大エラーは、2ピーピ ーエム(parts per million)に設定される。決定360において、エラーが最 大エラーより大きい場合には、本方法は、ステップ370に移る。ステップ37 0では、新しいPWM値が決定される。PWM値は、表を参照することにより、 エラーについて予め定められた範囲に関し2つの 値の間を補完するすることにより、又は式により決定することができる。次にP WMは、図6に記載されている”PWM設定(Set PMW)”ルーチンに設定され る。そして、本方法は、ステップ305に戻る。 決定360において、エラーが最大エラーより小さい又は等しい場合には、本 方法は、ステップ365に移る。ステップ365では、FastAcq値が”なされた (DONE)”に設定され、そして、ステップサイズは、PWM値を調整するの に使用される。そして、本方法は、ステップ305に戻る。 図4は「AFC維持(Hold AFC)」ルーチンのフローチャートである 。FastAcq変数をステップ405で「NOT DONE」にセットする。 ステップ410で、最後の有効な温度と最後の有効なPWM値を読み込む。ディ シジョン415で、最後の有効な温度から摂氏10度以上の温度変化があったど うかの決定がなされる。好ましくは、この決定は最後の有効な温度と現在の温度 とを比較することによってなされる。 10度以上の温度変化がないと決定されれば、ステップ305にリターンする 。もし、以上の温度変化があったと決定されたならば、セルラーテレフォン(Ce llular telephone)は無効(disable)とされる。 図5は、「PPMエラー発見(Find PPM Error)」ルーチンの フローチャートである。上述したように、ppmエラーは周波数のカウント数の 平均と リファランスの平均数との差の絶対値に等しい。ディシジョン505は、ppm エラーが最大のppmエラーより少ないかどうかテストする。もし、ppmエラ ーが最大のエラーより少ないときは、方法は図4の「Hold AFC」ルーチ ンを実行する。 しかし、もしppmエラーが2ppmより少なくないと決定されれば、方法は ステップ510を実行する。ステップ330もしくは350のいずれかでセット されたステップサイズがPWM値を調整するのに用いられる。調整はエラーを減 少するのに必要な方向にアップもしくはダウンするかのいずれかで行われる。次 いで、図6の「Set PWM」ルーチンが実行される。ステップ305にリタ ーンされる。 図6は「PWMのセット(Set PWM)」ルーチンのフローチャートであ る。ステップ605で、上方のリミットおよび下方のリミットが、PWMテーブ ル値からそれぞれ±8ppmに計算される。次いで、計算されたPWM値とPW Mテーブル値との間の差の大きさが決定される。ディシジョン610は、計算さ れたPWM値が許容できるものかどうかテストする。PWMにおける計算された 変化があまりにも大きいと、レシーバーがロックをブレイクするかもしれないし 、強い干渉シグナルの原因となるかもしれない。好ましくは、これは計算された 差の大きさが上記で計算されたリミット内にあるか否かを決定することにより実 行される。 もし、計算されたPWMが許容できなければ、方法は図4の「Hold AF C」ルーチンを実行する。もし、計算されたPWMが許容できるものであれば、 方法はステップ615を実行し、ステップ615で、計算されたPWM値をデジ タルASIC 115に書き込み、スムーシングフィルター125に送られる。 もし、計算されたPWM値が有効なら、最後の有効な温度と最後の有効なPWM がアップデートされる。Set PWMルーチンとよばれるステップにリターン される。 前述の説明から、本願発明が、周波数トラッキング環境において受信したシグ ナルの完全性を決定するための方法とシステムとを提供し、オートマティック周 波数コントロール(Automatic Frequency Control)が使用できるかいなかが決 定されるというものであることは当業者には明らかである。レシーバーのアウト プットの数種の周波数サンプルが、好ましくは連続して取り込まれる。これらの 周波数サンプルの統計値が計算され、もし、リファランスオシレーターシグナル の周波数において調整が必要かどうかが決定される。これらの統計値には、例え ば、平均値、平均偏差、分散および標準偏差が含まれる。弱いシグナルリミット がAFCオペレーションを無効とするための閾値として用いられる。もし、平均 偏差が弱いシグナルリミットより大きければ、コントローラーはAFCオペレー ションを無効にする。しかしながら、標準偏差が弱いシグナルリミットより小さ いが、シグナ ル強度が特定の最低レベルより大きければ、コントローラーは、標準偏差が強い シグナルリミットより大きくないかぎり、ずっとAFCオペレーションを無効に し続ける。このことはオシレーターが強い干渉シグナルによって正しくない周波 数に引き込まれるという可能性を減少する。従って、本願発明はレシーバーが非 常に弱いシグナルであった場合でさえもAFCオペレーションを続行することを 可能とし、強い干渉シグナルが存在する場合にAFCオペレーションを無効とす るということを可能にするものである。 上述の説明から、本願発明が、シグナルが弱すぎる場合もしくは干渉シグナル が存在する場合に、AFCオペレーションを無効にする方法を提供するものであ ることも、当業者には明らかである。 別の実施態様が、本願発明の精神および範囲から離れることなしに本願発明に 付属するものであることは当業者に明らかである。従って、本願発明の範囲は付 属するクレームによって画定されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN, YU (72)発明者 ラフ、マーク エイ. アメリカ合衆国 30130 ジョージア州 カミング ローリング オークス サーク ル 5840 【要約の続き】 可能にする。もし計算された統計値が強いシグナルリミ ット(210)と弱いシグナルリミット(220)との 間であれば、シグナル強度がテストされる(230)。 もし、シグナル強度が最低値の以下であれば、AFCオ ペレーションが有効であるが、もし、シグナル強度がこ の最低値の上にあれば、強い干渉シグナルが存在するか もしれないため、AFCオペレーションは無効にされ る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 信号の質が許容可能かどうかを決定する方法であって、 前記信号の周波数をN回測定する段階と、 前記信号の前記周波数に関する統計を計算する段階と、 そして、前記統計が所定の値よりも小さい場合には、 前記質が許容可能であることを示す段階と、 からなる方法。 2. 前記所定の値は第1の所定値であり、 前記統計が前記第1の所定値よりも大きい場合には、 前記統計が第2の所定値よりも大きいかどうかを決定する段階と、 前記統計が前記第2の所定値よりも大きい場合には、 前記信号が許容できないことを示す段階と、 をさらに含む請求項1に記載の方法。 3. 前記統計が前記第2の所定値よりも小さい場合には、前記信号の強度を測 定し、前記強度が所定の信号強度値よりも小さいかどうかを決定する段階と、 前記強度が前記所定の信号強度値よりも小さい場合には、前記受信信号が許容 可能であることを示す段階と、 をさらに含む請求項2に記載の方法。 4. 前記信号強度が前記所定の信号強度値よりも大きい場合には、前記信号が 許容できないことを示す段階をさらに含む請求項3に記載の方法。 5. 前記統計を計算する段階は、前記信号の平均偏差を決定することからなる 請求項1に記載の方法。 6. 前記統計を計算する段階は、前記信号の標準偏差を決定することからなる 請求項1に記載の方法。 7. 前記統計を計算する段階は、前記信号の分散を決定することからなる請求 項1に記載の方法。 8. 信号の質に基づいて自動周波数制御(AFC)動作を可能にするかどうか を決定する方法であって、 前記信号の周波数をN回測定する段階と、 前記信号の前記周波数に関する統計を計算する段階と、 そして、前記統計が所定の値よりも小さい場合には、前記自動周波数制御動作 をイネーブルとする段階と、 からなる方法。 9. 前記所定の値は第1の所定値であり、 前記統計が前記第1の所定値よりも大きい場合には、前記統計が第2の所定値 よりも大きいかどうかを決定する段階と、 前記統計が前記第2の所定値よりも大きい場合には、前記自動周波数制御動作 をディスエーブルとする段階と、 をさらに含む請求項8に記載の方法。 10. 前記統計が前記第2の所定値よりも小さい場合には、前記信号の強度を 測定し、前記強度が所定の信号強度値よりも小さいかどうかを決定する段階と、 前記強度が前記所定の信号強度値よりも小さい場合には、前記自動周波数制御 動作をイネーブルとする段階と、 をさらに含む請求項9に記載の方法。 11. 前記信号強度が前記所定の信号強度値よりも大きい場合には、前記自動 周波数制御動作をディスエーブルとする段階をさらに含む請求項10に記載の方 法。 12. 前記統計を計算する段階は、前記信号の平均偏差を決定することからな る請求項8に記載の方法。 13. 前記統計を計算する段階は、前記信号の標準偏差を決定することからな る請求項8に記載の方法。 14. 前記統計を計算する段階は、前記信号の分散を決定することからなる請 求項8に記載の方法。 15. 第1の信号と第2の信号を混合して第3の信号を提供するミキサと、 前記第2の信号を提供する発振器と、 前記発振器の周波数を制御するために前記第3の信号に応答する周波数制御回 路と、 前記第3の信号の周波数を測定する回路と、 前記第3の前記周波数の統計を決定するための手段を含み、前記統計が所定の 値よりも小さい場合に前記周波数制御回路をイネーブルとするコントローラと、 を含む受信機。 16. 前記所定の値は第1の所定値であり、前記コントローラは、 前記統計が前記第1の所定値よりも大きい場合には、前記統計が第2の所定値 よりも大きいかどうかを決定する手段と、 前記統計が前記第2の所定値よりも大きい場合には、前記周波数制御回路をデ ィスエーブルとする手段と、 をさらに含む請求項15に記載の受信機。 17. 前記コントローラは、 前記統計が前記第2の所定値よりも小さい場合には、前記信号の強度を測定し 、前記強度が所定の信号強度値よりも小さいかどうかを決定する手段と、 前記強度が前記所定の信号強度値よりも小さい場合には、前記周波数制御回路 をイネーブルとする手段と、 をさらに含む請求項16に記載の受信機。 18. 前記コントローラは、前記信号強度が前記所定の信号強度値よりも大き い場合には、前記周波数制御回路をディスエーブルとする手段をさらに含む請求 項17に記載の受信機。 19. 前記コントローラは前記信号の平均偏差を計算する手段をさらに含む請 求項15に記載の受信機。 20. 前記コントローラは前記信号の標準偏差を計算する手段をさらに含む請 求項15に記載の受信機。 21. 前記コントローラは前記信号の分散を計算する手段をさらに含む請求項 15に記載の受信機。
JP53035997A 1996-02-23 1997-02-21 受信信号の完全性を決定するための方法及び装置 Ceased JP2001509972A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1219896P 1996-02-23 1996-02-23
US60/012,198 1996-02-23
PCT/US1997/002807 WO1997031425A1 (en) 1996-02-23 1997-02-21 Method and system for determining the integrity of a received signal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001509972A true JP2001509972A (ja) 2001-07-24

Family

ID=21753819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53035997A Ceased JP2001509972A (ja) 1996-02-23 1997-02-21 受信信号の完全性を決定するための方法及び装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5940748A (ja)
EP (1) EP0886916A2 (ja)
JP (1) JP2001509972A (ja)
CN (1) CN1107378C (ja)
BR (1) BR9707683A (ja)
CA (1) CA2247241A1 (ja)
SE (1) SE520243C2 (ja)
WO (1) WO1997031425A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0949758B1 (en) * 1998-04-01 2004-06-09 Motorola Semiconducteurs S.A. Communications system, mobile device and method
US6229991B1 (en) * 1998-10-13 2001-05-08 Motorola, Inc. Method of and apparatus for automatic frequency control range extension
US6324228B1 (en) * 1998-12-30 2001-11-27 International Business Machines Corporation Method and apparatus for robust frequency tracking in strong channel interference using carrier signal relative strength and frequency error
US6124764A (en) * 1999-01-22 2000-09-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Stable low-power oscillator
US6480555B1 (en) * 1999-09-02 2002-11-12 Motorola, Inc. Method and apparatus for extended range frequency correction burst detection
JP3988392B2 (ja) * 2001-01-24 2007-10-10 日本電気株式会社 携帯無線端末、afc制御方法及びafc制御プログラム
US7190937B1 (en) * 2001-05-21 2007-03-13 Counter Technologies, Llc Method for determining the frequency of a radio signal and monitoring communications with a radio receiver
US7046964B1 (en) * 2001-05-21 2006-05-16 Counter Technologies, Llc Method and apparatus for determining the frequency of a radio signal during periods of stability and monitoring communications with a radio receiver
EP1337068A1 (en) * 2002-02-19 2003-08-20 TELEFONAKTIEBOLAGET LM ERICSSON (publ) Interference measurement
WO2003092162A1 (en) * 2002-04-25 2003-11-06 Thomson Licensing S.A. A synchronization signal processor
BR0309502A (pt) * 2002-04-26 2005-04-05 Qualcomm Inc Pisos de ruìdo dinâmicos em um dispositivo sem fio
US7809087B2 (en) * 2002-04-26 2010-10-05 Qualcomm, Incorporated Power detection techniques and discrete gain state selection for wireless networking
JP2006514448A (ja) * 2002-06-07 2006-04-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ラジオfm受信機の自動同調のための方法及び装置
JP2004080223A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Nec Corp Afc装置及びその動作制御方法並びにそれを用いた移動通信装置
US6925291B2 (en) * 2002-09-27 2005-08-02 Thomson Licensing S.A. Electronic alignment system for a television signal tuner
US6867728B1 (en) * 2003-11-06 2005-03-15 Lockheed Martin Corporation Methods and systems for identifying signals-of-interest
MY138841A (en) * 2004-07-08 2009-07-31 Sony Emcs Malaysia Sdn Bhd Electronic switch for tv signal booster
ATE515109T1 (de) * 2006-12-29 2011-07-15 Motorola Mobility Inc Verfahren und vorrichtung zur zwischenfrequenzauswahl
US8693968B2 (en) * 2007-01-22 2014-04-08 Freescale Semiconductor, Inc. Very low intermediate frequency (VLIF) receiver
DE102007037105A1 (de) * 2007-05-09 2008-11-13 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Detektion von simultaner Doppelaussendung von AM-Signalen
JP4818439B2 (ja) * 2010-01-15 2011-11-16 株式会社東芝 電子機器および受信チャンネルのプリセット方法
US9762271B2 (en) 2014-01-03 2017-09-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for adjusting lo frequencies in receiver and associated receiver

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1509913A (en) * 1974-05-21 1978-05-04 Racal Instruments Ltd Electrical circuit arrangements for converting an input signal of variable frequency to a signal of predetermined mean frequency
US4123716A (en) * 1976-08-12 1978-10-31 The Magnavox Company Automatic frequency control for digital tuning systems
US4099048A (en) * 1976-11-09 1978-07-04 Westinghouse Electric Corp. Count logic circuit
US4998289A (en) * 1988-06-02 1991-03-05 Motorola, Inc. Signal integrity control technique for an RF communication system
US5446756A (en) * 1990-03-19 1995-08-29 Celsat America, Inc. Integrated cellular communications system
SE470036B (sv) * 1992-03-24 1993-10-25 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande att lokalisera en mobilstation i ett mobiltelefonsystem
CA2098660C (en) * 1992-06-23 1999-08-03 Gen Suganuma Automatic frequency control circuit

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997031425A1 (en) 1997-08-28
HK1018857A1 (en) 2000-01-07
US5940748A (en) 1999-08-17
SE9802719D0 (sv) 1998-08-13
BR9707683A (pt) 2000-01-04
AU1970097A (en) 1997-09-10
EP0886916A2 (en) 1998-12-30
SE9802719L (sv) 1998-10-28
AU709398B2 (en) 1999-08-26
CN1216176A (zh) 1999-05-05
CA2247241A1 (en) 1997-08-28
CN1107378C (zh) 2003-04-30
SE520243C2 (sv) 2003-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001509972A (ja) 受信信号の完全性を決定するための方法及び装置
USRE37669E1 (en) Method and apparatus for hand-off of call in progress
EP1530834B1 (en) Dynamic frequency selection and radar detection with a wireless lan
US8391345B2 (en) Power spectral distribution measurement to facilitate system acquisition
RU2298888C2 (ru) Способ и устройство для уменьшения контроля в сжатом режиме восходящего канала связи в устройстве связи
KR20040091762A (ko) 에너지 변동들을 검출하는 것에 의해 무선 로컬 영역네트워크의 존재를 나타내기 위한 방법 및 장치
US5867766A (en) Technique for performing an automatic channel search and switch during talk-time in mobile transceivers
JP2007013984A (ja) 受信機
US8170151B2 (en) FSK receiver
KR20000005542A (ko) 인접 채널 간섭 보호 기능을 갖는 자동 주파수 제어
US20100231444A1 (en) Positioning receiver and positioning method
AU709398C (en) Method and system for determining the integrity of a received signal
US8509717B2 (en) Frequency modulation receiver and receiving method thereof
MXPA98006734A (en) Method and system for determining the integrity of a received signal
EP0530339B1 (en) Method for identifying a supervising signal at a base station of a mobile telephone system
JP2000224105A (ja) 移動体通信装置の送信電力制御装置、及び前記移動体通信装置を用いた通信システム
HK1018857B (en) Method and system for determining the integrity of a received signal
KR0138175B1 (ko) 휴대용 무선전화기의 수신 주파수 보상 방법 및 장치
JP3481000B2 (ja) 無線通信装置
JPH10163949A (ja) バースト信号復調器
EP0995273A2 (en) Am quality detector
JP4742859B2 (ja) 無線機、制御方法及びプログラム
JP2912336B1 (ja) 送受信機
JPH07288445A (ja) Afc方式の無線機
KR20000013071A (ko) 주파수 합성기를 이용한 증폭기 상태 검출 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060712

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20061218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220