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JP2001506680A - ポリカーボネートブレンド組成物 - Google Patents

ポリカーボネートブレンド組成物

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JP2001506680A
JP2001506680A JP52485498A JP52485498A JP2001506680A JP 2001506680 A JP2001506680 A JP 2001506680A JP 52485498 A JP52485498 A JP 52485498A JP 52485498 A JP52485498 A JP 52485498A JP 2001506680 A JP2001506680 A JP 2001506680A
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polymer blend
linear ethylene
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JP52485498A
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ファラ,ハニ
オゴー,サミュエル・エイ
ホフマイスター,フランク・エム
シュロック,ナンシー・ジェイ
ノヴァク,リーオウ・アール
Original Assignee
ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 ポリカーボネートを、実質的に線状のエチレンポリマー類(たとえばLLDPE)、オレフィン性エポキシド含有コポリマー(エチレングリシジルメタクリレートコポリマーのような)、およびポリエステルと混合することによって、すぐれた耐衝撃性、成形性、および制御可能な光沢の良好なバランスを保ち、かつ成形品における真珠光沢または離層の傾向が少ないポリカーボネートブレンド組成物が調製される。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリカーボネートブレンド組成物 本発明はポリカーボネート、実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エ チレンポリマー類、オレフィン性エポキシド含有コポリマー、およびポリエステ ルを含有する組成物ならびに該組成物の調製法に関する。本発明はとくにポリカ ーボネートと実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類 との相溶可能なブレンドに関する。前記組成物は、成形すると望ましい高度の耐 衝撃性および制御可能な光沢を示す。 通常ポリカーボネートから成形した物品は良好な断熱性および非腐食性ととも に高度の耐熱性および寸法安定性を示すので、ポリカーボネートには多くの用途 がある。しかしポリカーボネート成形品は物品の厚い部分では耐衝撃性の低下を 示す。さらにポリカーボネートは成形するのが難しい場合があって薄肉製品に成 形できないという難点を有する。この欠点はポリカーボネートの分子量を低下さ せてその粘度を減少させることによって幾分緩和される。しかし、その結果しば しば脆性が低下して望ましくない光沢の増大がある。さらにポリカーボネートか ら成形した物品の耐衝撃性は低温で急速に低下する。したがってポリカーボネー トから、広い温度範囲にわたる耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、成形性、および 制御可能な光沢のバランスがうまくとれた成形品を得ることは困難である。 ポリカーボネートに種々のオレフィンポリマーをブレンドしてブレンドの粘度 を下げることができる。しかし、ポリカーボネートにオレフィンポリマーをブレ ンドすると成形品が離層する傾向があり、それによってたとえば米国特許第4, 496,693号に記載されているように耐衝撃性、靭性、およびウェルドライ ン強度が低下する。米国特許第5,416,148号及びPCT特許WO94/ 06859に開示されているようにこの欠点はポリカーボネートにブレンドする 実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類の選択によっ て幾分軽減された。ポリカーボネートと種々のオレフィンポリマーとのブレンド によって得られる他の欠点は、とくに無塗装成形品の場合に美的に容認できない 真珠光沢(pearlescence)を生じる傾向である。 この種のブレンドに相溶性を与える試みが行われている。その1つの方法は、 当該業界では周知の、種々のオレフィン性不飽和モノマーによる、低密度、線状 低密度、または高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンのようなポリオレフィ ンポリマーのグラフト変性であった。このような変性は実質的に無極性のポリオ レフィン物質を少なくともある程度までポリカーボネートに相溶させる。ポリカ ーボネートと、エチレン性不飽和およびカルボニル基の両方を含有する1種以上 の不飽和有機化合物、たとえば無水マレイン酸でグラフトさせたポリオレフィン ポリマー、およびポリエステルとのブレンドの実施が米国特許第4,840,9 95号及び同第4,889,898号に開示されている。ポリカーボネートと( 1)「チーグラー」型または「フィリップス」型のような通常の配位触媒により 生成するポリオレフィン;(2)エポキシド含有コポリマー;および(3)ポリ エステルとのブレンドの実施が日本特許公開平5−39415号で検討されてい る。 耐衝撃性を改善するためにポリカーボネートにブレンドされる変性剤が、ブレ ンドの粘度の増大、または成形品の剥離もしくは破砕によって証明される離層を 生じないと同時に耐熱性、寸法安定性、およびウェルドライン強度の良好なバラ ンスをもたらすとすれば望ましいと思われる。これらの性質が、制御可能な光沢 および容認できる「成形したまま」の外観と相俟って、真珠光沢のないことで証 明されるように、成形品を塗装する必要性を減少させることが望ましい。塗装す る必要を無くすことは塗装に関連する環境に有害な要因を無くすであろう。さら に、塗装の省略は自動車内部、耐久機材、および家庭電化製品用の高性能で美的 に受け入れられる成形品を製造するコストを切り詰める。 実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類、相溶可能 な量のオレフィン性エポキシド含有コポリマー、およびポリエステルをブレンド したポリカーボネートから成形した物品は、成形品の真珠光沢および離層傾向の 減少とともに高耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、成形性、制御可能な光沢、およ びウェルドライン強度の良好なバランスを有することが見出された。 1つの態様では、本発明は、混合物中に、 (a)40ないし96重量部の量のポリカーボネート; (b)(i)0.93g/cm3未満の密度、 (ii)3.0未満の分子量分布(Mw/Mn)および (iii)50パーセントを上回る組成分布分枝指数(Composit ion Distribution Branch Index) を有する1ないし50重量部の量の実質的に線状のエチレンポリマー類または 線状エチレンポリマー類; (c)0.5ないし10重量部の量のオレフィン性エポキシド含有コポリマー ;および (d)0.5ないし40重量部の量のポリエステル; を含み、前記重量部が成分(a)、(b)、(c),および(d)の100重量 部を基準とするものであるポリマーブレンド組成物を包含する。 本発明の組成物から成形した物品は離層傾向が少なく、そして成形品の真珠光 沢の傾向が少ないと同時に耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、成形性、制御可能な 光沢、およびウェルドライン強度の驚くべきほど高度の望ましいバランスを示す ことが見出された。 また本発明は、ポリカーボネートに、実質的に線状のエチレンポリマー類また は線状エチレンポリマー類、オレフィン性エポキシド含有コポリマーおよびポリ エステルをブレンドすることによって補強ポリカーボネートブレンド組成物を調 製する方法をも包含する。さらに本発明は、少なくとも実質的に線状のエチレン ポリマー類または線状エチレンポリマー類、オレフィン性エポキシド含有コポリ マーおよびポリエステルを混合したポリカーボネートが成形されるポリカーボネ ートブレンド組成物の成形法を包含する。 本発明のポリカーボネートブルンド組成物は、たとえばフィルム、繊維、押出 シート、多層積層品、および実質的にあらゆる種類の成形または造形品、とくに 自動車の内面及び外面用、データ記憶装置、ならびに電気およびエレクトニクス 用に用いるための器材や計器のハウジング、自動車車体パネルならびに他の部品 および構成材を製造するのに有用である。 本発明のポリカーボネートブレンド組成物中の成分(a)はポリカーボネート (“PC”)ポリマーである。本発明に用いるのに適するポリカーボネートは文 献で周知であり、そして公知の方法で調製することができる。通常、ポリカーボ ネートは、1種以上のポリヒドロキシ化合物、たとえばジフェノール類を、ホス ゲンのようなカーボネート前駆物質、ハロホルメート、またはジフェニルもしく はジメチルカーボネートのようなカーボネートエステルと反応させることによっ て該ポリヒドロキシ化合物から調製することができる。好ましいジフェノール類 は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよびビスヒドロキシフェ ニルフルオレンである。ポリカーボネートは公知の界面法、溶液法、または溶融 法のようないくつかの公知の方法によってこれら原料から調製することができる 。周知のように、所望の分子量及び分枝度を得るために適当な連鎖停止剤および /または分枝剤を用いることができる。 もしもカーボネートホモポリマーではなくカーボネートコポリマーまたはヘテ ロポリマーが望ましい場合には、いうまでもなく(1)2種類以上の二価フェノ ールまたは(2)二価フェノールおよびグリコールまたはヒドロキシ−もしくは 酸−末端ポリエステルまたは二塩基酸からポリカーボネートを誘導することがで きることがわかる。1種以上の上記ポリカーボネートのブレンドも本発明の実施 に適切である。ポリカーボネートという用語にはエステル/カーボネートコポリ マーも含まれる。 ポリカーボネートは本発明のポリカーボネートブレンド組成物中に、物理的性 質と耐衝撃性との望ましいバランスを得るのに十分な量で使用される。通常、ポ リカーボネートは総組成物の少なくとも40重量部、好ましくは少なくとも55 重量部、より好ましくは少なくとも70重量部、もっとも好ましくは少なくとも 85重量部の量で用いられる。通常、ポリカーボネートは総組成物の96重量部 以下、好ましくは94重量部、より好ましくは92重量部、もっとも好ましくは 90重量部の量で使用される。 本発明の組成物中の成分(b)は実質的に線状のエチレンポリマー類または線 状エチレンポリマー類(“S/LEP”)もしくはそれらの2種以上の混合物で ある。実質的に線状のエチレンポリマー類および線状エチレンポリマー類のいず れも公知である。実質的に線状のエチレンポリマー類およびその調製法は米国特 許第5,272,236号および同第5,278.272号によく記載されてい る。線状エチレンポリマー類およびその調製法は米国特許第3,645,992 号、第4,937,299号、第4,701,432号、第4,937,301 号、第4,935,397号、および第5,055,438号;英国特許第12 9,;368号及び第260,999号、ならびにP.C.T.Pat.No. WO90/07526によく記載されている。 本明細書で使用する「線状エチレンポリマー類」は線状主鎖(無架橋である) 、非長鎖分枝、狭い分子量分布を有するエチレンのホモポリマーまたは、エチレ ンと1種以上のアルファオレフィンコモノマーとのコポリマーを意味し、そして アルファオレフィンコポリマーの場合には狭い組成分布のコポリマーを意味する 。さらに本明細書で使用する「実質的に線状のエチレンポリマー類」は線状主鎖 、特定か一つ限られた量の長鎖分枝、狭い分子量分布を有するエチレンのホモポ リマーまたはエチレンと1種以上のアルファオレフィンコモノマーとのコポリマ ーを意味し、そしてアルファオレフィンコポリマーの場合には狭い組成分布のコ ポリマーを意味する。 線状ポリマー中の短鎖分枝は、意図的に加えたC3−C20アルファオレフィン コモノマーの重含によって生じたアルキル側基に由来する。狭い組成分布は均質 短鎖分枝(homogeneous short−chain branchi ng)と呼ばれることもある。狭い組成分布および均質短鎖分枝は、アルファオ レフィンコモノマーがエチレンとアルファオレフィンコモノマーとの或るコポリ マー中にランダムに分布し、そして実質的にすべてのコポリマー分子が同じエチ レン対コモノマー比を有するという事実を指す。組成分布の狭さは組成分布分枝 指数(CDBI)の値によって示されるか、場合によっては短鎖分枝分布指数( Short Chain Branch Distribution Inde x)と呼ばれることもある。CDBIは、50パーセントの中位モルのコモノマ ー含 量中のコモノマー含量を有するポリマー分子の重量パーセントとして定義される 。CDBIは、たとえばWildのJournal of Polymer S cience 、Polymer Physics Edition、Volum e20,page441(1982)、または米国特許第4,798,081号 に記載されているような昇渇溶離分溜法(temperature risin g elution fractionation)を用いることによって容易 に計算される。本発明における実質的に線状のエチレンポリマー類および線状エ チレンポリマー類のCDBIは30パーセントよりも大きく、好ましくは50パ ーセントよりも大きく、より好ましくは90パーセントよりも大きい。 実質的に線状のエチレンポリマー類中の長鎖分枝は短梢分枝以外のポリマー分 枝である。典型的には、長鎖分枝は成長しつつあるポリマー鎖中のベータ水素化 物の除去によるその場における低分子量アルファオレフィンの生成で形成される 。得られる種は、重合すると大きなアルキル側基を生じる比較的高分子量のビニ ル末端炭化水素である。長鎖分枝はさらに、ポリマー主鎖に対するn−2個の炭 素(ここでnは反応器に意図的に添加されるアルファオレフィンコモノマーの最 大炭素数である)よりも大きい鎖長を有する炭化水素分枝と定義することもでき る。エチレンのホモポリマーまたはエチレンと1種以上のC3−C20アルファオ レフィンコモノマーとのコポリマー中の好ましい長鎖分枝は、少なくとも20個 から、より好ましくはポリマー主鎖の炭素数までの炭素を有する。長鎖分枝は13 C核磁気共鳴分光分析法単独、またはGPC−LALS(ゲル浸透クロマトグラ フィー−レーザー光散乱)もしくは類似の分析法を用いて識別することができる 。実質的に線状のエチレンポリマー類は炭素1000個当たり少なくとも0.0 1個の長鎖分枝、好ましくは炭素1000個あたり0.05個の長鎖分枝を含有 する。通常、実質的に線状のエチレンポリマー類は炭素1000個当たり3個以 下の長鎖分枝、好ましくは炭素1000個当たり1個以下の長鎖分枝を含有する 。 好ましい実質的に線状のエチレンポリマー類は、プロセス条件下で高分子量ア ルファオレフィンコポリマーを容易に重合させることができるメタロセン系触媒 を用いることによって調製される。本明細書で使用するコポリマーは、2種以上 の意図的に加えたコモノマーのポリマー、たとえばエチレンと少なくとも1種の 他のC3−C20コモノマーとを重合させることによって調製できるかもしれない ようなコポリマーを意味する。線状エチレンポリマー類は、同様にメタロセンま たはバナジウム系触媒を用いて、意図的に反応器に加える以外のモノマーの重合 は許さない条件で調製することができる。実質的に線状のエチレンポリマー類ま たは線状エチレンポリマー類の他の基本的な特徴には低残留物量(すなわちポリ マー調製に用いた触媒、未反応コモノマーおよび重合中に生成した低分子量オリ ゴマーのポリマー中における低濃度)および、たとえ分子量分布が通常のオレフ ィンポリマーに比して狭いとしても、良好な加工性をもたらす制御された分子構 造がある。 本発明の実施に用いられる実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチ レンポリマー類には実質的に線状のエチレンホモポリマーまたは線状エチレンホ モポリマーがあるけれども、好ましくは実質的に線状のエチレンポリマー類また は線状エチレンポリマー類は50ないし95重量パーセントのエチレンおよび5 ないし50重量パーセント、好ましくは10ないし25重量パーセントの少なく とも1種のアルファオレフィンコモノマーを含む。実質的に線状のエチレンポリ マー類または線状エチレンポリマー類中のコモノマー含量は、ASTM D−2 238,Method Bにより赤外分光法を用いて測定することができるが、 通常反応器に添加される量を基準にして計算される。典型的には、実質的に線状 のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類は、エチレンと1種以上の C3−C20アルファオレフィンとのコポリマー、好ましくはエチレンと1種以上 のC3−C10アルファコモノマーとのコポリマー、より好ましくはエチレンとプ ロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンタン、および1− オクテンからなる群から選ばれる1種以上のコモノマーとのコポリマーである。 コポリマーがエチレン/1−オクテンコポリマーであるのがもっとも好ましい。 これら実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類の密 度は立方センチメートル当たり0.850グラム(g/cm3)以上、奸ましく は0.860g/cm3以上である。通常、これら実質的に線状のエチレンポリ マー類または線状エチレンポリマー類の密度は0.935g/cm3以下、好ま しくは0.900g/cm3以下である。I10/I2として測定される実質的に線 状のエチレンポリマー類のメルトフロー比(melt flow ratio) は5.63以上、好ましくは6.5ないし15、より好ましくは7ないし10で ある。I2はASTM Designation D1238、Conditi on190/2.16によって測定される。I10はASTM Designat ion D1238、Condition190/10.0によって測定される 。 実質的に線状のエチレンポリマー類の分子量分布は市量平均分子量を数平均分 子量で割った値(Mw/Mn)である。MwおよびMnはゲル浸透クロマトグラフィ ー(GPC)によって測定される。実質的に線状のエチレンポリマー類の場合に はI10/I2比が長鎖分枝度を表す。すなわちI10/I2比が大きいほど、ポリマ ー中により多くの長鎖分枝が存在する。好ましい実質的に線状のエチレンポリマ ー類においてはMw/Mnは式:Mw/Mn≦(I10/I2)−4、.63によって I10/I2に関係づけられ、そしてMw/Mnは少なくとも1.5、好ましくは少 なくとも2.0である。通常、実質的に線状のエチレンポリマー類のMw/Mnは 3.5以下、より好ましくは3.0以下である。もっとも好ましい態様では、実 質的に線状のエチレンポリマー類は示差走査熱量測定(DSC)の単一溶融ピー クによっても識別される。 これら実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類の好 ましいI2メルトインデックスは0.01g/10分ないし100g/10分、よ り好ましくは0.1ないし10g/10分である。 実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類は、加工性 と耐衝撃性との望ましいバランスをもたらすのに十分な量で本発明のブレンドに 用いられる。一般に実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリ マー類は総組成物の少なくとも1重量部、好ましくは少なくとも3重量部、より 好ましくは少なくとも5重量部、最も好ましくは少なくとも7重量部の量で使用 される。一般に実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー 類は総組成物の50重量部以下、好ましくは40重量部以下、より好ましくは3 5重量部以下、もっとも好ましくは30重量部以下の量で用いられる。 本発明に用いられる成分(c)(オレフィン性エポキシド含有コポリマー)は 好ましくは熱可塑性ポリマーであり、より好ましくは0℃未満のガラス転移点( Tg)を有する。Tgはポリマー物質が、たとえば機械的強度を含む物理的性質の 急激な変化を示す温度または温度範囲である。Tgは示差走査熱量測定によって 求めることができる。 本発明のエポキシド含有コポリマーは、(i)エポキシド基を有しない1種以 上のエチレン性不飽和モノマー、および(ii)少なくとも1種のエポキシド基を 有する少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーから形成され、そして該モノ マーを重合形で含む少なくとも1種のコポリマーである。 通常、分子中に重合可能な不飽和基および反応性エポキシド基の両方を含む化 合物はすべて、本発明のエポキシド含有コポリマーの製造における成分(ii)と して用いることができる。オレフィン性エポキシド含有コポリマーの成分(ii) として用いるのに適するエポキシ基含有エチレン性不飽和モノマーには、たとえ ばグリシジルメタクリレートのような不飽和カルボン酸のグリシジルエステル; アリルグリシジルエーテルのような不飽和アルコールのグリシジルエーテルおよ びイソプロペニルフェニルグリシジルエーテルのようなアルケニルフェノールの グリシジルエーテル;ならびにエポキシ化オレイン酸ビニルエステルのようなエ ポキシカルボン酸のアリルエステルがある。 本発明のオレフィン性エポキシド含有コポリマーを生成させるのに有用なエポ キシド基を有しない代表的なエチレン性不飽和モノマーは1種以上の下記を含む 。すなわち、アルケン類、好ましくはC2ないしC20、より好ましくはC2ないし C8、もっとも好ましくはC2ないしC6直鎖もしくは分枝鎖アルケン類、または アルカジエン類、たとえばエチレン、プロピレン、ブチレン、オクテン、イソプ ロピレン、イソブチレン、または共投ジエン類、たとえばブタジエン;C1ない しC8アルキルアクリレート類、たとえばメチルアクリレート、エチルアクリレ ート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレートもしくはヒドロキシエチルア クリレート;C1ないしC8アルキルメタクリレート類、たとえばメチルメタクリ レ ートもしくはヘキシルメタクリレート;C1ないしC6脂肪族もしくは脂環式アル コールの他のエステル類、たとえばC1ないしC4脂肪族もしくは脂環式アルコー ルのエステル類およびアクリル酸もしくはメタクリル酸;カルボン酸のオレフィ ン性不飽和エステル類、たとえばビニルアセテート、ビニルプロピオネートおよ びビニルベンゾエート;ビニルおよびビニリデン芳香族化合物、たとえばスチレ ン、ビニルトルエン、およびアルファメチルスチレン、場合により前記ビニルお よびビニリデン芳香族化合物は極性の電気陰性基または官能性、たとえばハロゲ ン基、または二重もしくは三重結合を有する有機基、たとえばフェニル、カルボ キシ、シアノ等;またはビニルハライド化合物及びビニリデンハライド化合物、 たとえばビニルクロリドおよびビニリデンクロリド;またはビニルおよびビニリ デンエーテル類、たとえばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテルおよび ビニルイソブチルエーテル;または前記の2種以上の混合物。 オレフィン性エポキシド含有コポリマーは、エチレン性不飽和モノマー(i) 、および少なくとも1個のエポキシド基を有する1種以上のエチレン性不飽和モ ノマー(ii)の二重結合による重合によって形成される。エポキシド基は副成分 (ii)から懸垂し、そして重合後は自由に反応できる。副成分(i)および(ii )は一緒に概ね線状のポリマーを形成し、そして補足的エチレン性不飽和モノマ ーを、副成分(i)および(ii)から調製された概ね線状の連鎖に、ホモまたは コポリマー分枝として任意にグラフトさせることができる。 通常、少なくとも1個のエポキシド基を有するエチレン性不飽和モノマー(ii )はオレフィン性エポキシド含有コポリマーの25重量部以下、好ましくは15 重量部以下、より好ましくは10重量部以下、もっとも好ましくは8重量部以下 である。少なくとも1個のエポキシド基を有するエチレン性不飽和モノマー(ii )はオレフィン性エポキシド含有コポリマーの少なくとも0.5重量部、好まし くは少なくとも2重量部、より好ましくは少なくとも3重量部を占める。エチレ ン性不飽和モノマー(i)はオレフィン性エポキシド含有コポリマーの残余、概 して99.5ないし75部を占める。アルケン、好ましくはエチレンが40ない し95パーセント(重量)、グリシジルメタクリレートが1ないし25パーセン ト、 かつ場合によりアルケン以外の他のエチレン性不飽和モノマー、好ましくはメチ ルアクリレート、メチルメタクリレート、ビニルアセテートまたはブチルアクリ レートが1ないし40パーセントのオレフィン性エポキシド含有コポリマーはオ レフィン性エポキシド含有コポリマーとして本発明で用いるのにとくに適切であ る。1ないし25パーセント、より好ましくは1ないし10パーセントのグリシ ジルメタクリレートを含み、残余がエチレンからなるオレフィン性エポキシド含 有コポリマーがさらに好ましい。オレフィン性エポキシド含有コポリマーの分子 量は好ましくは10,000ないし500,000、より好ましくは30,00 0ないし200,000である。 オレフィン性エポキシド含有コポリマーは、本発明のポリカーボネートブレン ド組成物中に、低光沢、低真珠光沢、ウェルドライン強度、耐衝撃性、および離 層の少ない傾向の望ましいバランスをもたらすのに十分な量で使用される。通常 、オレフィン性エポキシド含有コポリマーは総組成物の少なくとも0.5重量部 、好ましくは少なくとも1重量部、より好ましくは少なくとも1.5重量部、も っとも好ましくは少なくとも2重量部の量で用いられる。通常、オレフィン性エ ポキシド含有コポリマーは総組成物の10重量部以下、好ましくは7重量部、よ り好ましくは6重量部、もっとも好ましくは5重量部の量で用いられる。 本発明に使用できるポリエステル成分(d)は公知で、市販されており、種々 の方法で作ることもできる。(d)として適切であるようなポリエステルの例に はポリ(アルキレンアルカンジカルボキシレート)、ポリ(アルキレンフェニレ ンジカルボキシレート)、ポリ(フェニルアルカンジカルボキシレート)、また はポリ(フェニレンジカルボキシレート)があり、その結果ポリ(フェニレンジ カルボキシレート)が本発明に用いるのに適切である。ポリエステルの製造に有 用な方法及び材料は、Whinfieldの米国特許第2,465,319号、 Pengillyの米国特許第3,047,539号及びRussellの米国 特許第3,756,986号に詳細に述べられている。ポリエチレンテレフタレ ートおよびポリブチレンテレフタレート、またはその混合物を含むポリ(アルキ レンフェニレン−ジカルボキシレート類)のような芳香族ポリエステルが本発明 にはとくに有用である。これら芳香族ポリエステルは典型的に0.35ないし1 .2、好ましくは0.35ないし1.1の固有粘度を有し、さらに大きい固有粘 度を有する芳香族ポリエステルよりも容易に加工される。 ポリエステルは本発明のポリカーボネートブレンド組成物中に物理的性質と耐 衝撃性との望ましいバランスを得るのに十分な量で使用される。通常、ポリエス テルは総組成物の少なくとも0.5重量部、好ましくは少なくとも1重量部、よ り好ましくは少なくとも1.5重量部、さらにより好ましくは少なくとも2重量 部、もっとも好ましくは少なくとも5重量部の量で用いられる。通常、ポリエス テルは総組成物の40重量部以下、好ましくは30重量部、より好ましくは20 重量部、さらにより好ましくは10重量部、もっとも好ましくは7重量部の量で 用いられる。 請求されるポリカーボネートブレンド組成物は任意に、この種のポリカーボネ ートブレンド組成物に通常用いられる1種以上の添加剤である成分(e)を含有 することもできる。この種の好ましい添加剤には、耐衝撃性改良剤、充填剤、補 強剤、耐発火性助剤、安定剤、着色剤、流れ改良剤、酸化防止剤、帯電防止剤等 があるが、これらに限定されない。添加剤の好ましい例は、耐衝撃性改良剤、た とえばコア−シェルグラフトコポリマー(core−shell graft copolymer)(ただしこれに限定されない)、または充填剤、たとえば タルク、クレー、マイカ、ガラスまたはそれらの混合物(ただしこれらに限定さ れない)である。さらに、耐発火性助剤、たとえばハロゲン化炭化水素、ハロゲ ン化カーボネートオリゴマー.、ハロゲン化ジグリジジルエーテル、有機リン化 合物、フッ素化オレフィン、酸化アンチモン、および芳香族硫黄の金属塩、また はそれらの混合物(ただしこれらに限定されない)を使用することができる。そ の上、熱、光、および酸素、またはそれらの混合物(ただしこれらに限定されな い)のような原因による劣化に対してポリカーボネートブレンド組成物を安定化 させる化合物を用いることができる。使用する際には、該添加剤を、組成物中の 成分(a)、(b)、(c)、(d)、および(e)の重量を基準にして0.0 1ないし25重量部、好ましくは1ないし15重量部、より好ましくは1ないし 10 重量部の量で存在させることができる。 本発明のポリカーボネートブレンド組成物中に混合する時に、さきに挙げた成 分の反応生成物がもしあれば、該生成物も本発明中に包含される。 本発明のポリカーボネネートブレンド組成物の調製は当該技術分野で公知の適 当な混合手段によって達成することができる。本発明のポリカーボネートブレン ド組成物は多工程配合法の逐次配合工程によって製造することができる。該多工 程法の1つにおいて、ポリカーボネートと混合させる実質的に線状のエチレンポ リマー類または線状エチレンポリマー類、オレフィン性エポキシド含有コポリマ ー、およびポリエステルを、完全な分布状態を得るのに十分な撹拌を行いながら 粒状においてドライブレンドする。ドライブレンドにはヘンシェルミキサーまた はリボンブレンダーを使用することができる。ドライブレンドした混合物は、次 に押出機でメルトブレンドして、相溶化した実質的に線状のエチレンポリマー類 または線状エチレンポリマー類を形成させる。メルトブレンドにはミキシングロ ール、バンバリーミキサー、または押出機を用いることができる。実質的に線状 のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類を相溶化させて得たポリマ ー配合物は、ポリカーボネートおよび他の添加剤または充填剤とドライブレンド もしくはメルトブレンドした後、押出すかまたは成形品に成形することができる 。 別法として、そして好ましくは(a)ポリカーボネート、(b)実質的に線状 のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類、(c)オレフィン性エポ キシド含有コポリマー、(d)ポリエステル、およびブレンドに混合しようとす るすべての(e)他の添加剤を、ポリカーボネート中に完全な分布状態を得るの に十分な撹拌を行いつつ粒状でドライブレンドした後押出すかまたは成形品に成 形する。もっとも好ましくは、ポリカーボネート、実質的に線状のエチレンポリ マー類または線状エチレンポリマー類、オレフィン性エポキシド含有コポリマー 、ポリエステル、およびポリカーボネートに混合しようとするすべての他の物質 を、押出機または往復スクリュー式射出成形機に適当な量を一括および/または 別々に計量供給した後押出すかまたは成形品に成形する。 本発明のポリカーボネートブレンド組成物は、熱を加えて軟化または溶融させ ると、通常の方法、たとえば圧縮成形、射出成形、ガス補肋射出成形、カレンダ リング、真空成形、熱成形、押出および/または吹込成形の単独または組合せを 用いて形成または成形することができる。ポリカーボネートブレンド組成物は、 フィルム、繊維、多層積層品、もしくは押出シートに成形、紡糸、または延伸さ せるか、または1種以上の有機もしくは無機物質と該目的に適当な機械にかけて 配合することもできる。 本発明の実施を説明するために、以下に好ましい態様の実施例を示す。しかし 、これら実施例は、いかなる点においても本発明の範囲を限定するものではない 。実施例1および2の特徴を、本発明の特徴を有せず、したがって本発明の態様 ではない種々の対照配合物(対照A−C)と対比することによって本発明のとく に望ましい特徴の一部を知ることができる。 実施例1および2ならびに対照A−Cの組成物は、乾燥成分をペイントミキサ ーで5分間混合した後ドライブレンドした配合物を30mmのWernerやP fldeier押出機に供給することによって調製する。下記がWernerお よびPfleiner押出機における配合条件であった:バレル温度分布:15 0、280、280、280、および280℃,RPM:257;ダイ圧力:6 0バール;トルク:55パーセント;供給量:毎時40ポンド;および溶融温度 :293℃。押出物はストランド状に冷却し、粉砕してペレットにする。ペレッ トは通気オーブンで120℃3時間乾燥した後、下記の成形条件を有する70ト ンArburg射出成形機にかけて供試試験体を調製するのに使用する:バレル 温度:290℃;金型温度:85℃;射出圧力:40バール;保持圧力35バー ル;背圧:5バール;およびスクリュー速度:3.8。 実施例3−11の組成物は、乾燥成分をペイントミキサーで5分間混合した後 ドライブレンドした配合物を、30mmのWernerやPfleider押出 機に供給することによって調製する。下記がWernerおよびPfleide r押出機における配合条件であった:バレル温度分布:200、250、260 、275、および270℃;RPM:220;およびトルク:90。押出物はス トランド状に冷却し、粉砕してペレットにする。ペレットは通気オーブンで12 0 ℃3時間乾燥後、下記の成形条件を有する70トンArburg射出成形機にか けて供試試験体を調製するのに使用する:バレル温度:280℃;射出圧力:7 0バール;保持圧力:25バール;背圧:20バール;射出時間:0.1秒;保 持時間:6.0秒;および冷却時間:16.0秒。 実施例1および2ならびに対照A−Cの配合含有率および性状を下記表1に総 組成物の重量部で示す。実施例3−11の配合含有率および性状を下記表2に総 組成物の重量部で示す。表1および2において “PC 1”は重量平均分子量が24,000のビスフェノール−A型ポリカ ーボネートであり; “PC 2”は重量平均分子量が27,000のビスフェノール−A型ポリカ ーボネートであり; “E/GMA 1”は12重量パーセントのグリシジルメタクリレートを有す るエチレン/グリシジルメタクリレートコポリマー(Sumitomo Che mical America製IGETABONDTM−E)であり; “E/GMA 2”は8重量パーセントのグリシジルメタクリレートを有する エチレン/グリシジルメタクリレートコポリマー(Elf Atochem製L otaderTM8840)であり; “S/LEP 1”は成分(b)としてさきに述べたような、密度が約0.8 7g/cm3、メルトインデックスが5、分子量分布が2.1、かつCBDIが 50を上回る実質的に線状のエチレン/オクテンコポリマー(DuPont/D ow Elastomers製EngageTMSM8200)であり; “S/LEP 2”は成分(b)としてさきに述べたような、密度が約0.8 68g/cm3、メルトインデックスが13、分子量分布が2.0、かつCBD Iが50を上回る実質的に線状のエチレン/オクテンコポリマー(DuPont /Dow Elastomers製EngageTMMG8300)であり; “S/LEP 3”は成分(b)としてさきに述べたような、密度が約0.8 65g/cm3、メルトインデックスが14、かつCBDIが50を上回る実質 的に線状のエチレン/オクテンコポリマー(DuPont/Dow Elast omers製)であり; “S/LEP 4”は成分(b)としてさきに述べたような、密度が約0.8 63g/cm3、メルトインデックスが14、分子量分布が2.0、かつCBD Iが50を上回る実質的に線状のエチレン/オクテンコポリマー(DuPont /Dow Elastomers製EngageTMSM8130)であり; “PET”はASTM D4603−86により測定した固有粘度が0.59 の結晶性ポリエチレンテレフタレート(Shell Chemical Com pany製TraytufTM5900C)であり;そして “カーボンブラック”はポリカーボネート中に20パーセント濃度のカーボン ブラックである。 実施例1および2ならびに対照A−Cについて下記の試験を行い、それらの試 験結果も表1に示す −30℃におけるASTM D256−84(方法A)によるアイゾット試験 (“Izod”)によって測定した耐衝撃性。ノッチの半径は10ミル(0.2 54mm)である。 光沢はDr.Langeのハンター式実験用光沢計を用い60°の角度で測定 した。 真珠光沢は多重極薄ポリマー層からの光の同時反射に起因する真珠光沢性効果 の現れである。この効果は視覚によって存在するか否かを調べる。 これらの試験結果から、ポリカーボネート、ポリエステル、および実質的に線 状のエチレンポリマー類のブレンドにオレフィン性エポキシド含有コポリマーを 加えると、生成した組成物は、成形時に、真珠光沢がなくて耐衝撃性、耐熱性、 および少ない光沢の望ましいバランスを示すことが分かる。表1のデータは、ポ リカーボネートが、ある態様では優れた衝撃強度を有するが、実質的に線状のエ チレンポリマー類を単独で(対照C)またポリエステルポリマーとともに(対照 B)加えると、衝撃強度を犠牲にする結果となり、真珠光沢を生じ、そして光沢 の減少には著しい明確な効果をもたらさないことを示す。対照Aは、オレフィン 性エポキシ含有コポリマーおよび実質的に線状のエチレンポリマー類の添加は衝 撃強度を維持するけれども、強い光沢および真珠光沢をも生じることを示す。 表1 対照A−Cならびに実施例1および2の含有物1および性状 1 ・・・・・ 組成は重量部単位である。 表2のデータは、ポリカーボネート、ポリエステル、および実質的に線状のエ チレンポリマー類のブレンドにオレフィン性エポキシド含有コポリマーを加える と、得られた組成物は、成形時に、良好な低温衝撃性を示すことを実証する。さ らに、ポリエステルの量を減少すると、耐熱性の向上をもたらす。 表2 実施例3−11の含有物1および性状 1 ・・・・ 組成は重量部単位である。 上記の教示を考慮に入れて本発明に多くの修正および変更を行うことは当該技 術分野に於ける技術の範囲内のことである。したがって、本明細書に記載した本 発明の種々の態様が、添付クレームによって規定される本発明の精神および範囲 を逸脱せずに変更することができることは理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホフマイスター,フランク・エム アメリカ合衆国サウス・カロライナ州 29607,グリーンヴィル,グリフィン・ロ ード 405 (72)発明者 シュロック,ナンシー・ジェイ アメリカ合衆国テキサス州77566,レイ ク・ジャクソン,ローズウッド 97 (72)発明者 ノヴァク,リーオウ・アール アメリカ合衆国テキサス州77566,レイ ク・ジャクソン,アロウ・ウッド 209

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.混合物中に、 (a)40ないし96重量部の量のポリカーボネート: (b)(i)0.93g/cm3未満の密度、 (ii)3.0未満の分子量分布(Mw/Mn)、および (iii)50パーセントを上回る組成分布分枝指数(Composi tion Distribution Branch Index) を有する1ないし50重量部の量の実質的に線状のエチレンポリマー類または 線状エチレンポリマー類; (c)0.5ないし10重量部の量のオレフィン性エポキシド含有コポリマー ;および (d)0.5ないし40重量部の量のポリエステル を含み、前記重量部が成分(a)、(b)、(c)、および(d)の100重量 部を基準とするものであるポリマーブレンド組成物。 2.該実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類がエ チレンとC3ないしC20アルファオレフィンとのコポリマーである請求項1記載 のポリマーブレンド組成物。 3.該実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類がエ チレンとプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、 および1−オクテンとのコポリマーである請求項1記載のポリマーブレンド組成 物。 4.該実質的に線状のエチレンポリマー類または線状エチレンポリマー類がエ チレンと1−オクテンとのコポリマーである請求項1記載のポリマーブレンド組 成物。 5.該オレフィン性エポキシド含有コポリマーを、エポキシド基を有しない1 種以上のエチレン性不飽和コモノマーおよびエポキシド基を有する少なくとも1 種のエチレン性不飽和モノマーから調製する請求項1記載のポリマーブレンド組 成物。 6.エポキシド基を有する該エチレン性不飽和モノマーが不飽和カルボン酸の グリシジルエステルである請求項5記載のポリマーブレンド組成物。 7.エポキシド基を有する該エチレン性不飽和モノマーがグリシジルメタクリ レートである請求項5記載のポリマーブレンド組成物。 8.該オレフィン性エポキシド含有コポリマーがエチレンおよびグリシジルメ タクリレートのコポリマーである請求項5記載のポリマーブレンド組成物。 9.該オレフィン性エポキシド含有コポリマーがエチレン、グリシジルメタク リレート、およびメタクリレートのコポリマーである請求項5記載のポリマーブ レンド組成物。 10.該ポリエステルが成分(a)、(b)、(c)、および(d)の100 重量部を基準にして1ないし30重量部の量にある請求項1記載のポリマーブレ ンド組成物。 11.該ポリエステルが成分(a)、(b)、(c)、および(d)の100 重量部を基準にして1.5ないし20重量部の量にある請求項1記載のポリマー ブレンド組成物。 12.該ポリエステルが(a)、(b)、(c)、および(d)の100重量 部を基準にして2ないし10重量部の量にある請求項1記載のポリマーブレンド 組成物。 13.さらに充填剤を含む請求項1記載のポリマーブレンド組成物。 14.該充填剤がタルク、クレー、マイカ、ガラスまたはそれらの混合物であ る請求項13記載のポリマーブレンド組成物。 15.ハロゲン化炭化水素、ハロゲン化カーボネートオリゴマー、ハロゲン化 ジグリシジルエテル、有機リン化合物、フッ素化オレフィン、酸化アンチモン、 および芳香族硫黄化合物の金属塩から選ばれる1種以上の耐発火性添加剤をさら に含む請求項1記載のポリマーブレンド組成物。 16.成形品または押出品の形をなす請求項1記載のポリマーブレンド組成物 。
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