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JP2001505385A - マルチネットワーク・ワイヤレス通信システムにおける通信制御方法および装置 - Google Patents

マルチネットワーク・ワイヤレス通信システムにおける通信制御方法および装置

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JP2001505385A JP52550598A JP52550598A JP2001505385A JP 2001505385 A JP2001505385 A JP 2001505385A JP 52550598 A JP52550598 A JP 52550598A JP 52550598 A JP52550598 A JP 52550598A JP 2001505385 A JP2001505385 A JP 2001505385A
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Abstract

(57)【要約】 装置および関連する方法(100)は、2系統のネットワーク部分(12,14)を有する通信システム(10)において動作可能な移動端末(22)の動作を制御する。2系統のネットワーク部分(12,14)間の通信のセル選択を選択的に許可することにより、移動端末(22)が、ネットワーク部分(12,14)の一方が受け持つ対象区域内に位置するときに、そのネットワーク部分と通信することを一層確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチネットワーク・ワイヤレス通信システムにおける通信制御方法および装置 関連出願に対する引用 本発明は、"Distributed Indoor Digital Multiple-Access Cellular Telepho ne System"(分散型屋内デジタル多元接続セルラ電話システム)と題し、199 5年10月6日に出願された、同時係属中の特許出願第08/540,326号 と関連するものであり、その内容はこの言及により本願にも含まれるものとする 。 本発明は、一般的に、マクロセルラ・ネットワーク部分およびマイクロセルラ ・ネットワーク部分のように、少なくとも2系統の通信ネットワーク部分、なら びに移動端末を有し、移動端末がこれら通信ネットワーク部分のいずれかを経由 して他の通信局と通信が可能な、ワイヤレス通信システムに関する。更に特定す れば、本発明は、前述のネットワーク部分から選択した1つを介した、移動端末 の他の通信局との通信を制御する装置、および関連する方法に関するものである 。 本発明の一実施形態の動作は、例えば、2系統のワイヤレス・ネットワーク部 分間におけるセルの選択または移動端末との通信を、選択的に許可する。移動端 末による進行中の通信の間、例えば、移動端末による進行中の通信の第1および 第2のネットワーク部分間のハンドオーバ(hand-over)が、選択的に許可される 。通信のハンドオーバは、移動端末が規定されたゲートウエイ区域に位置する場 合にのみ許される。規定されたゲートウエイ区域は、2系統のネットワーク部分 のカバレッジ(coverage)対象区域間にゲートウエイを形成する。どちらの通信ネ ットワーク部分を経由して移動端末に通信を許可するかを制御することによって 、移動端末によるネットワークの特定の1つとの通信は、当該ネットワークが受 け持つ対象区域に位置する場合、一層確実となる。 例えば、通信システムがマクロセルラ・ネットワーク部分とマイクロセルラ・ ネットワーク部分とによって形成されている場合、本発明の動作は、移動端末が 、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域内に位置する場合は、 マ イクロセルラ・ネットワーク部分を経由して、他の通信局と通信することを一層 確実とする。これによって、低コスト化というより良い利点、および場合によっ てはマイクロセルラ・ネットワークによる通信に伴う他の利点を得ることができ る。 発明の背景 通信システムは、最低限、通信チャネルによって相互接続した送信機と受信機 とによって形成される。送信機が発生する通信信号は、通信チャネル上を送信さ れ、受信機によって受信される。 無線通信システムとは、通信チャネルが、電磁周波数スペクトルの一部で形成 された、通信システムのことである。送信機と受信機との間に固定接続即ちハー ド・ワイヤ接続を形成する必要がないので、無線通信システムは、かかる固定接 続即ちハード・ワイヤ接続の使用が不便な場合または実用的でない場合に、有利 に利用されている。 場合によっては総称的に「セルラ」通信システムとも呼ばれている通信システ ムは、無線通信システムの一例である。ネットワークとも呼ばれる、セルラ通信 システムのインフラストラクチャがある地理的区域全体に設置される場合、加入 者は、当該システムが受け持つ区域中のいずれの場所にいても、当該システムを 経由して、移動端末と通信することができる。 セルラ通信システムの一例では、そのネットワークが、複数の離間された定位 置基地局(fixed site base station)で形成される。基地局はトランシーバを含 む。かかるシステムの一例では、各定位置基地局は「セル」を規定する。加入者 が他の通信局と通信するために用いる移動端末がセル間を移動する際、「ハンド オーバ」通信によって、一方の基地局から他方への途切れのない通信が可能とな る。 いくつかの類似した形式のワイヤレス通信システムが既に実施されており、建 築構造物またはオフィスの仕事場によって包囲される区域のような、限られた区 域を対象とした更に別の通信システムも提案されている。かかるシステムが受け 持つ対象区域は通常非常に狭いので、かかるシステムのネットワークのことを場 合によってはマイクロセルラ・ネットワークと呼ぶ。かかるネットワークは、場 合によっては屋内ネットワーク(indoor network)とも呼ばれている。更に、かか るネットワークは、当該ネットワークを設置してある事務所の従業員のように、 選択されたグループによってのみ使用が許可されることもあるので、これらのネ ットワークのことを場合によっては個人ネットワークと呼ぶこともある。ここで はかかる用語を説明に用いるが、かかるネットワークは必ずしも屋内区域のみに 設置される訳ではないこと、あるいはかかるネットワークが必ずしも小さな区域 のセルのみを規定する訳ではないことは理解されよう。 ネットワークは、通常、広い区域にわたって多数の離間された定位置トランシ ーバを有し、対照的にマクロセルラまたは屋外ネットワークと呼ばれる場合もあ る。また、かかるネットワークによるサービスに対する加入は通常一般公衆にも 可能であるので、かかるネットワークのことを公衆ネットワークと呼ぶ場合もあ る。尚、ここではかかる用語も用いるが、かかるネットワークは、必ずしも屋外 の区域のみを含むように設置される訳ではなく、広い区域のセルのみを規定する 訳でもなく、公衆的性質という訳でもないことは理解されよう。かかるネットワ ークは、広い区域および狭い区域双方のセルや、屋内区域のみを含むことを意図 したセルおよび屋外区域を含むことを意図したセルも当然含み得る。通信システ ムは、マクロセルラ・ネットワークおよびマイクロセルラ・ネットワーク双方を 含むように形成することも可能であり、各ネットワークが、通信システムのイン フラストラクチャの一部分を形成する。マクロセルラ・ネットワーク部分および マイクロセルラ・ネットワーク部分という用語は、以下では、かかるネットワー クが通信システムの部分を形成し得ることを示すために用いるものとする。 移動端末は、これを通じて、マクロセルラ通信ネットワーク部分およびマイク ロセルラ通信ネットワーク部分双方との通信を可能とするように構築されている 。移動端末は、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域内に配置 すると、マイクロセルラ・ネットワーク部分との通信を実行することができる。 そして、移動端末が、マクロセルラ通信ネットワーク部分が受け持つ場所に位置 すると、移動端末とマクロセルラ・ネットワーク部分との間で通信を実行するこ とができる。 マイクロセルラ・ネットワーク部分を介した通信に伴うコストは、マクロセル ラ・ネットワークを介した通信に伴う対応するコストよりも、場合によっては低 くなる。また、より高いレベルのサービス、例えば、プレミアム付きサービスの 特典に対する付加サービスへの加入も、マイクロセルラ・ネットワーク部分では 利用可能であるが、マクロセルラ・ネットワーク部分では不可能である。また、 マイクロセルラ・ネットワーク部分の方が、機密レベルも高い。例えば、マイク ロセルラ・ネットワーク部分は、ある会社に固有のネットワーク(proprietary n etwork)とすることも可能である。したがって、マイクロセルラ・セルラ・ネッ トワーク部分が受け持つ対象区域内に移動端末が位置するときには、マイクロセ ルラ・ネットワーク部分を経由して、移動端末を利用した通信を行うことが一般 的に望ましい。 マイクロセルラ・ネットワーク部分およびマクロセルラ・ネットワーク部分双 方を有する通信システムにおいて動作可能な移動端末は、ネットワークの定位置 トランシーバが発生した制御信号の信号強度またはその他の信号品質の測定を行 うことも可能な場合がある。かかる信号強度またはその他の信号品質の測定値に 基づいで、移動端末がどの定位置トランシーバと通信すべきかについての判断を 下す。かかる判断は、どちらのネットワーク部分を経由して、移動端末が通信す るかについての判定を示すこともできる。進行中の通信のハンドオーバ要求も、 かかる測定値に基づいて行われる。 移動端末がかかる測定を行わない通信システムでは、通信システム・インフラ ストラクチャによって類似の測定が行われる。 測定は、移動端末によって行われた測定ものもインフラストラクチャによって 行われたものも、移動端末がアクティブ・モードにあるとき、即ち、移動端末が 進行中の通信に用いられているときに行われる。 また、移動端末がアイドル・モードにあるとき、即ち、移動端末をオンにして あるが進行中の通信には用いていないときに、測定を行うことも可能である。 前述のように、通常、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域 内に移動端末が位置するときは、マイクロセルラ・ネットワーク部分を経由して 他の通信局と通信することが、移動端末には望ましい。しかしながら、マクロセ ルラ・ネットワーク部分およびマイクロセルラ・ネットワーク部分の実際のカバ レッジ区域は、重複する場合もある。 即ち、マイクロセルラ・ネットワーク部分が特定の規定された区域を受け持つ ことを意図してネットワーク部分を構築しても、異なるネットワーク部分が受け 持つ実際のカバレッジ区域が重複する場合がある。かかる重複のために、カバレ ッジの視点からは、ハンドオーバも可能であり、移動端末が、一方のネットワー ク部分が受け持つことを意図した場所にある場合、他方のネットワーク部分の定 位置トランシーバを経由して通信するように、移動端末に指令することも可能で ある。 例えば、通信システムの一部を形成するマイクロセルラ・ネットワークをある 建物内で構築する場合、移動端末がこの建物の内部に位置するとき、他の通信局 との通信は、マイクロセルラ・ネットワーク部分を用いて実行することが一般的 には望ましいであろう。移動端末が建物から出たときにのみ、マクロセルラ・ネ ットワーク部分を介した通信のハンドオーバを許可すべきである。しかしながら 、ネットワーク部分のカバレッジ区域が重複する場合、一方のネットワーク部分 が受け持つことを意図した場所に移動端末が位置していても、当該移動端末によ る測定が、ネットワーク部分の他方を経由して通信することを示す可能性がある 。 例えば、移動端末が、マクロセルラ・ネットワーク部分が設置されている建物 の窓またはその他の外装部分に近接して位置する場合、移動端末によって行われ る測定は、当該移動端末が、マイクロセルラ・ネットワーク部分ではなく、マク ロセルラ・ネットワーク部分の定位置トランシーバを経由して通信すべきことを 示す可能性がある。かかる測定を行ったときに通信が進行中である場合、この進 行中の通信をマイクロセルラ・ネットワーク部分からマクロセルラ・ネットワー ク部分にハンドオーバする試行がなされる可能性がある。これが許されると、マ イクロセルラ・ネットワーク部分を経由して通信することに伴う利点が失われる ことになろう。 したがって、どちらのネットワーク部分を経由して移動端末の他の通信局との 通信を許可するかをより良く制御する方法があれば、有利であろう。 マクロセルラ・ネットワーク部分およびマイクロセルラ・ネットワーク部分の ように、少なくとも2系統のネットワーク部分を有するワイヤレス通信システム における通信に関するこの背景情報に基づいて、本発明の重要な改良が進展した 。 発明の概要 本発明の利点は、移動端末が他の通信局と通信する通信システムにおいて、ワ イヤレス通信ネットワーク部分の選択に対する制御の改善に便宜を図る方法を提 供することである。移動端末による通信のセル選択が、選択的に許可される。進 行中の通信に移動端末を使用している場合、当該移動端末による進行中の通信の 、第1および第2のネットワーク部分の定位置トランシーバ間におけるハンドオ ーバを制御する。ワイヤレス・ネットワーク部分の一方が受け持つことを意図す る場所に移動端末が位置する場合、移動端末が、他方のネットワーク部分ではな く、意図したネットワーク部分を経由して通信するように、一層の確実性を与え る。 移動端末による進行中の通信のネットワーク部分間におけるハンドオーバのよ うなセルの選択は、ネットワーク部分間のゲートウエイにおいて規定された、規 定ゲートウエイ区域に移動端末が位置する場合にのみ許可される。どちらの通信 ネットワーク部分を経由して移動端末の通信を許可するかを制御することにより 、ネットワーク部分の特定の一方が受け持つ対象区域に移動端末が位置するとき は、当該ネットワーク部分を介した移動端末の通信を一層確実にする。 本発明の一態様では、通信システムは、マクロセルラ・ネットワーク部分とマ イクロセルラ・ネットワーク部分とによって形成されている。マクロセルラ・ネ ットワーク部分は、建築構造物またはそのほかの規定区域内に設置される。移動 端末は、マクロセルラ・ネットワーク部分を経由して、あるいはマイクロセルラ ・ネットワーク部分を経由して通信するように、選択的に動作可能である。ゲー トウエイ区域が、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域へのゲ ートウエイを形成する。 ゲートウエイは、例えば、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つこと を意図した規定区域への入口に形成する。進行中の通信の2系統のネットワーク 部分間のハンドオーバのようなセルの選択は、移動端末がゲートウエイ区域にお いて検出された場合にのみ許可される。進行中の通信のネットワーク部分間のハ ンドオーバのようなセル選択の要求が出された場合、移動端末がゲートウエイ区 域以外の場所で検出されたなら、かかるハンドオーバの要求は拒絶される。マク ロセルラおよびマイクロセルラ・ネットワーク部分が実際に受け持つ区域が重複 する場合、それぞれのネットワーク部分の定位置トランシーバが発生する制御信 号の信号品質レベルの測定により、通信の当該ネットワーク部分間のハンドオー バのようなセル選択を実行すべきことを示すことができる。移動端末がゲートウ ェィに位置するとき以外は、通信のネットワーク部分間のハンドオーバのような 、行われ得るセル選択を禁止することによって、マイクロセルラ・ネットワーク 部分を介した通信の利用度向上、およびその比較的有利なコストが、一層確保さ れる。 本発明の別の態様では、通信システムは、「屋外」セルを有する従来のマクロ セルラ通信ネットワーク部分と、マイクロセルラ・ネットワーク部分とによって 形成される。マイクロセルラ・ネットワーク部分は、例えば、規定区域全体にわ たって分散された、リモート・アンテナ・デバイスのような、分散型トランシー バ部を有する基地局によって形成される。規定区域へのゲートウエイを含むカバ レッジ区域を有する追加の基地局のカバレッジ区域によって、ゲートウエイ区域 が規定される。マクロセルラ・ネットワーク部分とマイクロセルラ・ネットワー ク部分との間での進行中の通信のハンドオーバのようなセル選択は、移動端末が ゲートウエイ区域に位置することが検出されたときにのみ、許可される。 マクロセルラ通信ネットワーク部分の基地局、マイクロセルラ・ネットワーク 部分の基地局、およびゲートウエイを含むカバレッジ区域を有する基地局に関連 する近隣セル・リストは、移動端末による通信のハンドオーバのようなセル選択 が許可される際に利用可能な、許可される「近隣」の一覧を含む。 マイクロセルラ・ネットワーク部分の基地局に関連する近隣セル・リストは、 マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域へのゲートウエイに形成 されたゲートウエイ区域を受け持つ基地局のアイデンティティ(identity)を含む が、マクロセルラ・ネットワークの基地局のアイデンティティは含まない。移動 端末による進行中の通信のマイクロセルラ・ネットワーク部分の基地局とのハン ドオーバのようなセル選択は、ゲートウエイ区域に位置する基地局に対してのみ 実行することができる。 ゲートウエイ区域を含むカバレッジ区域を有する基地局以外の、マクロセルラ ・ネットワーク部分の基地局に関連する近隣セル・リストは、マイクロセルラ・ ネットワーク部分の基地局のアイデンティティを含まない。したがって、マクロ セルラ・ネットワーク部分のかかる基地局からマイクロセルラ・ネットワーク部 分の基地局への直接的な通信のハンドオーバ、またはその他のセル選択は、行う ことができない。ゲートウエイ区域に位置する基地局に関連する近隣セル・リス トのみが、マクロセルラ・ネットワーク部分およびマイクロセルラ・ネットワー ク部分双方の基地局のアイデンティティを含む。これによって、移動端末が通信 を許可ざれる通信ネットワーク部分が制御される。 マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域以内に位置する移動端 末がこれと通信しているとき、進行中の通信のハンドオーバは、マイクロセルラ ・ネットワーク部分の基地局に関連する近隣セル・リスト内のゲートウエイ基地 局のアイデンティティの割り当てにより、ゲートウエイ区域に関連する基地局に 対してのみ実行することができる。 同様に、移動端末のマクロセルラ・ネットワーク部分の基地局との通信は、マ イクロセルラ・ネットワーク部分の基地局に直接ハンドオーバすることはできな い。代わりに、進行中の通信のハンドオーバは、ゲートウエイ区域に位置する基 地局とのみ許可される。更に、移動端末によるゲートウエイ区域に位置する基地 局との通信は、マクロセルラ・ネットワーク部分またはマイクロセルラ・ネット ワーク部分のいずれかの基地局に対してハンドオーバすることが許可される。こ れによって、ゲートウエイ区域に位置する基地局は、マイクロセルラ・ネットワ ーク部分とマクロセルラ・ネットワーク部分との間に、通信ゲートウエイを形成 する。 本発明の別の態様では、従来のマクロセルラ通信ネットワークの基地局を有す るマクロセルラ・ネットワーク部分、および中央制御部と屋内ネットワークが受 け持つ対象区域に分散した複数のアンテナ・デバイスとを有するマイクロセルラ ・ネットワーク部分によって、通信システムが形成される。屋内ネットワークが 受け持つ対象区域へのゲートウエイに隣接して位置する分散アンテナ・デバイス を、ゲートウエイ・アンテナとして定義する。屋内ネットワークの中央制御部は 、ゲートウエイ・アンテナによって規定されるゲートウエイ区域に移動端末が位 置 すると判定されたときのみ、マイクロセルラ・ネットワークとマクロセルラ・ネ ットワークとの間の通信のハンドオーバを許可する。 したがって、これらおよびその他の態様において、本通信システムは、移動端 末が第1の区域内に位置するときに、通信を許可する第1のワイヤレス・ネット ワーク部分を有する。第1の区域は、第1のワイヤレス・ネットワーク部分が受 け持つことを意図する。第2のワイヤレス・ネットワーク部分は、移動端末が第 2の区域内に位置するときに、それとの通信を許可する。第2の区域は、第2の ワイヤレス・ネットワーク部分が受け持つことを意図した区域である。移動端末 に対して、第1および第2のワイヤレス・ネットワーク部分との交互のセル選択 を選択的に許可する装置を備える。選択されたゲートウエイ区域に移動端末が位 置するどきを検出する、少なくとも1つの検出器がある。選択されたゲートウエ イ区域は、第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネットワ ーク部分との間に選択されたゲートウエイを中心に位置する。ゲートウエイ区域 は、第1の区域および第2の区域から選択された一方の一部を形成する。前述の 少なくとも1つの検出器は、更に、選択されたゲートウエイ区域における移動端 末の存在(positioning)をそこで検出したことを示す信号を発生する。ゲートウ エイ区域における移動端末の存在を示す信号を受信するように、コントローラを 結合する。このコントローラは、移動端末のゲートウエイ区域における存在を示 す信号を受信したときに、移動端末に対して選択されるセルを、第1のワイヤレ ス・ネットワーク部分および第2のワイヤレス・ネットワーク部分のセルから選 択された1つとすることを許可する。コントローラが、選択されたゲートウエイ 区域における移動端末の存在を示す信号を受信できない場合、第1のワイヤレス ・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で移動端末の ためのセル選択を変更することを禁止する。 本発明およびその範囲の更に完全な理解は、以下に簡単に要約した添付図面、 以下の本発明の現時点における好適な実施形態の詳細な説明、および添付の請求 の範囲から得ることができよう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施形態が動作可能な、マクロセルラ・ネットワーク部分 とマイクロセルラ・ネットワーク部分とを有する通信システムを示す機能ブロッ ク図を示す。 図2は、図1に示したものと同様であるが、本発明の一実施形態が同様に動作 可能な、マクロセルラ・ネットワーク部分とマイクロセルラ・ネットワーク部分 とを同様に有する別の通信システムを示す機能ブロック図を示す。 図3は、本発明の一実施形態が動作可能な、マイクロセルラ・ネットワーク部 分のインフラストラクチャが受け持つことを意図する区域を有する建築構造物の 平面図を示す。 図4は、図3に示したものと同様であるが、本発明の別の実施形態が動作可能 な、マイクロセルラ・ネットワーク部分のインフラストラクチャを示す平面図を 示す。 図5は、図4〜図5に示したものと同様であるが、本発明の別の実施形態が動 作可能な、マイクロセルラ・ネットワーク部分のインフラストラクチャを示す平 面図を示す。 図6は、通信システムのマイクロセルラ・ネットワーク部分およびマクロセル ラ・ネットワーク部分から選択した一方との移動端末による通信を制御するよう に本発明の一実施形態が動作可能な、図1または図2に示した通信システムの一 部の機能ブロック図を示す。 図7は、同様に、通信システムのマイクロセルラ・ネットワーク部分およびマ クロセルラ・ネットワーク部分から選択した一方との移動端末による通信を制御 するように本発明の別の実施形態が動作可能な、図1または図2に示した通信シ ステムの一部の機能ブロック図を示す。 図8は、図7に示したものと同様であるが、本発明の別の実施形態の機能ブロ ック図を示す。 図9は、本発明の一実施形態の方法ステップを纏めた論理フロー図を示す。 詳細な説明 図1は、本発明の一実施形態が一部を形成する、マルチ・ネットワーク通信シ ステムを表し、全体的に10で示している。一例としての通信システム10は、 マクロセルラ・ネットワーク部分12およびマイクロセルラ・ネットワーク部分 14を含む。 マクロセルラ・ネットワーク部分12は、ある地理的区域全体にわたって離れ た場所に位置する複数の定位置基地局16を含む。図示の実施形態では、基地局 16の各々は、セル18を規定し、基地局16は3箇所ずつグループとして一緒 に配置されている。かかる共通配置された基地局(co-located base station)1 6の各々は、別個のセル18を規定するカバレッジ区域を有する(exhibit)。基 地局16は、通常、定位置トランシーバを含み、移動端末22のような離れて位 置する移動端末が基地局のそれぞれの通信範囲以内に位置するときに、当該移動 端末とのワイヤレス通信を許可する。 基地局のカバレッジ区域によって規定されるセル18は、図示の目的のために 六角形となっている。実際のシステムでは、基地局の通信範囲即ちカバレッジ区 域は、図に示すものとは異なる場合がある。即ち、セル18は、基地局に対して 非対称的な場合も当然あり、基地局の異なるものによって規定されるセルは、互 いに形状が異なる場合もある。また、実際の通信システムでは、隣接する基地局 のように、異なる基地局のカバレッジ区域は互いに重複する場合もある。 基地局16のグループは、基地局コントローラ(BSC)24に結合されてい る。回線26が基地局をBSC24に結合する。BSC24は、回線28によっ て、移動交換局(MSC)27のような、MSCに結合されている。図に示すの は1つのMSC27であるが、複数のMSCが公衆電話交換網(PSTN)29 に結合されている。 一方、PSTN29は、別の通信局に結合されている。その内単一の通信局3 0を一例として図に示す。通信局30は、例えば、有線回線(wireline)、電話機 器(telephonic device)、または例えばPSTN29を経由して通信信号の送信 および受信が可能なコードレス端末のようなその他の機器によって形成すること ができる。代わりに、端末は、PSTNに接続されていない他の移動端末(図示 せず)との通信を有する場合もある。 マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、図1ではブロック形状で示されて おり、あるカバレッジ区域を規定する。ここでは、マクロセルラ・ネットワーク 部分12のセル18の1つが受け持つカバレッジ区域内に位置する。マイクロセ ルラ・ネットワーク部分14のトランシーバ回路も、一実施形態では、回線32 によってMSC27に結合されているものとして示されている。マイクロセルラ ・ネットワーク部分14は、例えば、以下の図3、図4または図5に関して記載 する構造と同様とすることができる。 別の実施形態では、破線で示す線32’によって示されるように、マイクロセ ルラ・ネットワーク部分は、基地局16が結合されているMSC27ではなく、 PSTN29に結合する。マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、例えば、 以下で図3、図4または図5に関して説明するものと同様の構造としてもよい。 かかる一実施形態では、例えば、マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、マ クロセルラ・ネットワーク部分12を形成する態様と類似した態様で形成するが 、対象区域はそれよりも小さい。 移動端末22は、通信局30がその一例である通信局と、マクロセルラ・ネッ トワーク部分12およびマイクロセルラ・ネットワーク部分14のいずれかを経 由して通信するように動作可能である。既に述べたように、移動端末がマイクロ セルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域内に位置する場合、移動端末 22は、マクロセルラ・ネットワーク部分ではなく、マイクロセルラ・ネットワ ーク部分を経由して他の通信局と通信することが一般的には望ましい。 同様に、移動端末が、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域 以外に位置する場合、移動端末はマクロセルラ・ネットワーク部分12を経由し て通信することが一般的には望ましい。 図1における配置では、移動端末22が他の通信局、ここでは通信局30と通 信する場合、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16を経由して通信が実 行される。移動端末22がマクロセルラ・ネットワーク部分12のセル18間を 移動する際、移動端末がアクティブ・モードにある場合、進行中の通信は、基地 局16の連続するものの間でハンドオーバされる。移動端末がアイドル・モード にある場合、登録手順(registration procedure)中に行われるような、セルの選 択が行われる。 一実施形態では、移動端末がアクティブ・モードにある場合、部分的に、移動 端末が行う移動支援ハンドオフ(MAHO:mobile-assisted hand-off)測定に 応答してハンドオーバを行う。あるセル内に位置する場合、移動端末は、当該移 動端末が位置するセルに隣接するセルを規定する基地局に関連する制御チャネル に周期的に同調する。移動端末には、「近隣」セルに関連する基地局の制御チャ ネルの指示が与えられ、これによって、移動端末がかかるチャネルに同調するこ とが可能となっている。 信号強度測定は、近隣セルの基地局が発生する制御信号、および通信中の移動 端末が経由する基地局、即ち、「担当」基地局(serving base station)の制御信 号について、移動端末によって行われる。かかる測定の結果の指示は、通信中の 移動端末が経由する基地局に返送され、更にBSC24にも送られる。ある近隣 セルの基地局が発生した制御信号の信号強度が、担当基地局が発生した制御信号 のそれよりも強くなった場合、BSC24またはMSC27はセル選択を許可し 、ハンドオーバのようなセル選択を実行することが許可される。 進行中の通信の間に、担当基地局16と、同−BSC24によって制御される 他の基地局との間でハンドオーバが行われる場合、BSCはこのハンドオーバを 制御する。例えば、BSC24は、他の基地局にトラフィック・チャネルを活性 化するように指令する。BSCは、移動端末が同調すべき新たなチャネルに関す る情報を含むメッセージを、担当基地局を通じて、移動端末に送る。 担当基地局16と、別個のBSC24によって制御される他の基地局との間で ハンドオーバが行われる場合、ハンドオーバ手順を多少変更する。担当BSCお よび別個のBSCが同−MSC27によって制御される場合、担当BSCは、当 該他の基地局のアイデンティティと共に、ハンドオーバ要請メッセージをMSC に送る。一方、MSCは、ハンドオーバ要求を適切なBSCに送る。更に、かか るBSCは前述の他の基地局にトラフィック・チャネルを活性化するように指令 する。 担当基地局16と、別個のMSC27に結合されているBSCによって制御さ れる他の基地局との間でハンドオーバが行われる場合、この場合もハンドオーバ 手順をいくらか変更する。担当BSCは、当該他の基地局のアイデンティティと 共に、ハンドオーバ要請メッセージを担当MSCに送る。担当MSCは適切なM SCに通知し、適切なBSCにハンドオーバ要求を与える。次に、BSCはこの 他の基地局にトラフィック・チャネルを活性化するように指令する。 信号強度または別の信号品質測定の分析は、今記載中の実施形態では、BSC 24またはMSC27において行われるが、かかる分析は勿論、他の実施形態で は他のエレメントによって行うようにしてもよい。 先に注記した優先度を考慮にいれると、移動端末22が、マイクロセルラ・ネ ットワーク部分14が受け持つ対象区域に入った場合、マクロセルラ・ネットワ ークの基地局を経由して、マクロセルラ・ネットワーク部分12の基地局からマ イクロセルラ・ネットワーク部分14の回路に進行中の通信をハンドオーバする ことが望ましい。逆に、移動端末22が、マイクロセルラ・ネットワーク部分1 4が受け持つ対象区域内に位置しかかる区域から出る場合、マイクロセルラ・ネ ットワークの回線を経由して、マイクロセルラ・ネットワーク部分14の回路か らマクロセルラ・ネットワーク部分12の基地局16に進行中の通信をハンドオ ーバすることが望ましい。MAHO測定が移動端末22によって行われ、移動端 末が不活性状態からアイドル・モードに入る実施形態では、セルの選択は移動端 末の電源投入時に行われる。移動端末22は、端末22が動作可能なネットワー ク部分の基地局が発生する制御信号の測定を行う。基地局が発生する信号の信号 強度、およびかかる基地局の可用性について判定が行われる。アイドル・モード にある間、セル再選択測定が、選択された時間間隔で、付加的に行われる。 図2は、本発明の一実施形態が同様に一部を形成する、別のマルチ・ネットワ ーク通信システムの一例を示す。マルチ・ネットワーク通信システムは全体的に 34で示されている。ここでも、一例の通信システム34は、マイクロセルラ・ ネットワーク部分14によって形成されている。図2に示すエレメントで、図1 に既に示したエレメントに対応するものについては、共通の参照符号を付すこと にする。このように共通の参照符号を付したエレメントの動作に関する説明は、 前述の図1の説明において見ることができる。 図2に示すマクロセルラ・ネットワーク12では、基地局のグループが、複数 のMTX38に結合されており、その内の1つのMTX38が図に示されている 。基地局16は、回線26を通じてMTX38に結合されている。更に、MTX 38はPSTN28にも結合されている。 マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、ここではマクロセルラ・ネットワ ーク部分12のセル18の1つが受け持つカバレッジ区域内に位置する、カバレ ッジ区域を規定する。一実施形態では、マイクロセルラ・ネットワーク部分14 のトランシーバ回路も、ここでは回線32で示すように、MTX38に結合され ている。この場合も、マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、図3、図4ま たは図5に関して以下で説明するものと、例えば、同様の構造である。 別の実施形態では、破線で示す回線32’で示すように、マイクロセルラ・ネ ットワークは、MTX38ではなく、代わりにPSTN29に結合される。かか る一実施形態では、例えば、マイクロセルラ・ネットワーク部分14は、図2に 示したマクロセルラ・ネットワーク部分12を形成する態様と類似の態様で形成 するが、対象区域はそれよりも小さい。かかる別の実施形態では、例えば、マイ クロセルラ・ネットワーク部分は、図1に示したマクロセルラ・ネットワーク部 分12を形成する態様と類似した態様で形成するが、対象区域はそれよりも小さ い。 移動端末22は、通信局30のような通信局と、マクロセルラ・ネットワーク 部分12およびマイクロセルラ・ネットワーク部分14のいずれかを経由して通 信するように動作可能である。図2に示す位置では、移動端末が他の通信局、こ こでは通信局30と通信する際、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16 を経由して、通信が実行される。移動端末22がマクロセルラ・ネットワーク部 分12のセル18間を移動する際、基地局の連続するものの間で通信がハンドオ ーバされる。代わりに、移動端末がアイドル・モードにある場合、図1に関して 既に説明したように、場合によっては別のセル選択が行われる。 一実施形態では、移動端末が発生する信号の信号強度測定が、担当基地局を含 む異なる基地局において行われる。かかる測定を示す値が、MTXに与えられる 。担当基地局以外の基地局において検出された移動端末発生信号の信号強度が、 担当基地局において検出された信号の信号強度よりも大きさが大きい場合、MT Xはハンドオーバまたはその他のセル選択を実行することを許可する。ハンドオ ーバのようなセル選択をいつ行うかを決定するための他の方法も、勿論可能であ る。 図3は、図1または図2に示す、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受 け持つことを意図した建築構造物42を示す。図に例示した実施形態では、マイ クロセルラ・ネットワーク部分14は、ここでは中央制御部44によって形成さ れるものとして示されている。中央制御部44は場合によってはHUBと呼ばれ 、リモート・アンテナ・デバイス(RAD)46がこれに結合されている。RA D46は、建築構造物42全体に分散している。図3に示す実施形態のネットワ ーク部分14の回路は、前述の同時係属中の米国特許出願番号第08/540, 326号に開示されているものと同様である。その動作の詳細は、かかる開示に 更に詳しく説明されている。図3に示す実施形態の構造は一例であることを注記 しておく。代わりに、マイクロセルラ・ネットワーク14は、これまでの図に示 したものを含む、別の方法で形成することも可能である。 図3に示す実施形態では、RAD46は、建築構造物42の内部ホールウエイ (hallway)(図では別個に示していない)に沿って、離れた間隔で分散されて いる。建築構造物42の周辺に位置する事務所内のような、建築構造物42内の いずれかの場所に位置する移動端末22は、これによって、RAD46の少なく とも1つと通信信号の送受信を行うことができる。建築構造物42は、勿論一例 である。屋内または屋外に係らず、別の種類の区域も同様にマイクロセルラ・ネ ットワーク部分14が受け持つことができる。 一実施形態では、RAD46は各々、送信装置および受信装置を含み、種々の RADが規定するカバレッジ区域内に位置する移動端末に通信信号を送出したり 、これらから通信信号を受信する。RADの受信装置は、マイクロセルラ・ネッ トワーク部分のカバレッジ区域内のいずれかの場所に位置する移動端末が発生す るアップリンク信号を受信する、広帯域装置である。ダウンリンク制御信号は、 RADの送信装置の各々によって同時送信(simulcast)され、一方ダウンリンク ・トラフィック信号は、移動端末が位置すると判定されたカバレッジ区域を有す る、RADの送信装置によってのみ送信される。 移動端末の位置の判定は、種々のRADの受信装置によって検出されるアップ リンク信号の信号強度を比較することによって、中央制御部44によって行われ る。これによって、最も強い信号強度が検出されたRADが、移動端末が位置す ると判定されたカバレッジ区域を有するRADであると判定される。一実施形態 では、RADによって検出される信号強度は、更に、移動端末が特定のRADの カバレッジ区域内に位置するという判定を可能とする、最少スレシホルド値を少 なくとも有していなければならない。 マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域は、建築構造物4 2の内部区域であるが、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ実際 のカバレッジ区域52は、それを超えて広がっている。図に示すカバレッジ区域 52は一例であり、信号パワー・レベルや、移動端末とネットワーク部分との間 の通信を伝達するチャネルのチャネル状態を含む多くの要因によって左右される 。 マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ実際の区域52は、建築構 造物42の内部を超えて広がっているので、建築構造物42の外側に位置する移 動端末の進行中の通信を、マクロセルラ・ネットワーク部分12の基地局16( 図1および図2に示す)からマイクロセルラ・ネットワーク部分14にハンドオ ーバする試行も可能であろう。アイドル・モードにある場合、セル再選択を実行 する試行を行うことも可能である。 加えて、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域は建築構 造物42の内側であるが、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16を介し た移動端末22の他の通信局との通信も可能である。特に、建築構造物42の周 辺区域に位置する場合、マクロセルラ・ネットワーク部分12の基地局16が発 生する制御信号の信号レベルは、マイクロセルラ・ネットワーク部分14のRA D46が発生する制御信号の信号強度レベルに対してかなり大きいことも当然あ り得る。 例えば、図1に関して既に説明したように移動端末によって行われるMAHO 測定は、移動端末がアクティブ・モードにある場合のハンドオーバのようなセル 選択、または移動端末がアイドル・モードにある場合のセル再選択を行うべきこ とを示すことができる。別の実施形態では、移動端末発生信号の信号強度レベル が、例えば、図2に関して既に説明したように、選択された基地局において測定 される。かかる測定も同様に、ハンドオーバまたはその他のセル選択を実行すべ きことを示すことができる。したがって、移動端末が、マイクロセルラ・ネット ワーク部分14が受け持つ対象区域内に位置する場合でも、進行中の通信をハン ドオーバする試行、または他のセル選択を行う試行も、システム設計者の思惑と は逆であるが、行おうとすることもあり得る。 本発明の一実施形態は、2系統のネットワーク部分間でのハンドオーバをいつ 進行中の通信に許可するのかを制御することにより、更にいつアイドル・モード の移動端末のセル選択を許可するのかを制御することにより、どの通信ネットワ ーク部分を経山して移動端末22が通信することを許可するのかを制御するよう に動作可能となる。これによって、移動端末がどちらのネットワーク部分を経由 して通信するのかについての制御が、一層確実となる。 以下で説明するが、ネットワーク部分12または14の一部を形成するトラン シーバのカバレッジ区域は、ゲートウエイ区域54を規定する。ここでは46− Eで識別するRADであるトランシーバは、そのカバレッジ区域がゲートウエイ 区域を規定する。このトランシーバは、例えば、マイクロセルラ・ネットワーク 部分14が受け持つ対象区域への入口(entranceway)に位置する。ここでは、ゲ ートウエイ区域54は、建築構造物42への玄関口のような、入口に規定されて いる。マクロセルラ・ネットワーク部分とマイクロセルラ・ネットワーク部分と の間のセル選択またはその他の通信のハンドオーバは、移動端末がゲートウエイ 区域に位置する場合にのみ許可される。ゲートウエイ区域は、マイクロセルラ・ ネットワーク部分からマクロセルラ・ネットワーク部分まで、およびマクロセル ラ・ネットワーク部分からマイクロセルラ・ネットワーク部分までのいずれかの ゲートウエイを形成する。ゲートウエイ区域における移動端末のかかる存在は、 例えば、移動端末の建築構造物に入る移動または出る移動を示す場合がある。ゲ ートウエイ区域に位置する場合、したがって、ネットワーク部分間で可能な通信 のハンドオーバを許可することが適当である。 図4は、図1または図2に示した、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が 受け持つことを意図した建築構造物42を再度示す。マイクロセルラ・ネットワ ーク部分14は、図の実施形態の一例では、複数の基地局(BTS)16によっ て形成されたものとしてここでは示されている。基地局16は、図1のマクロセ ルラ・ネットワーク部分12の部分を形成するために示したものと同様であるが 、ここではかなり小さめなセル18を受け持つ。 また、基地局16は、同様にBSC24に結合されている。一実施形態では、 マイクロセルラ・ネットワーク部分のBSC24は、マクロセルラ・ネットワー ク部分の基地局16が結合されている同−MSC27に結合されている。BSC 24から延びる回線28は、かかる実施形態を表す。別の実施形態では、BSC は、回線28’を通じて、マイクロセルラ・ネットワーク部分14の一部のみを 形成するMSC27’に結合されている。一方MSC27’は、PSTN29( 図1および図2に示す)に結合されている。 移動端末の位置の判定は、図1に関して既に説明したのと同様に、またはその 他の方法で適宜行われる。 ここでも、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域は、建 築構造物42の内側区域であるが、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受 け持つ実際のカバレッジ区域52は、例示の図ではそれを超えて広がっている。 図3に関して先に詳細に説明したように、通信をハンドオーバする試行に伴う問 題は、ここでも明白であろう。 本発明の一実施形態は、進行中の通信の2系統のネットワーク部分間でのハン ドオーバをいつ許可するかを制御することによって、どちらの通信ネットワーク 部分を経由して、移動端末22の通信を許可するかを制御するように動作可能で ある。アイドル・モードの移動端末が行い得るセル選択についても制御する。こ れによって、どちらのネットワーク部分を経由して移動端末が通信するのかにつ いての制御は、一層確実となる。 この場合も、ゲートウエイ区域54は、ネットワーク部分12または14の一 部を形成するトランシーバによって規定される。図4に示す実施形態では、トラ ンシーバは、ネットワーク部分14の基地局、ここでは、16−Eによって識別 する基地局を形成する。ゲートウエイ区域は、マイクロセルラ・ネットワーク部 分からマクロセルラ・ネットワーク部分、およびマクロセルラ・ネットワーク部 分からマイクロセルラ・ネットワーク部分のいずれかのゲートウエイを形成する 。 別個には示さないが、マイクロセルラ・ネットワーク部分は、図2のマクロセ ルラ・ネットワーク部分12を形成するものと類似の構造で形成することも可能 である。 図5も、図1および図2に示した、マイクロセルラ・ネットワーク部分が受け 持つことを意図した建築構造物42を再度示す。マイクロセルラ・ネットワーク 部分14は、この図の実施形態の一例では、分散型アンテナ・エレメント56を 有するアンテナ・デバイスが結合されている少なくとも1つの第1の基地局16 と、第2基地局16とで形成されたものとして、ここでは示されている。第1の 基地局は第1のセル18を規定し、第2の基地局16は第2のセル18を規定す る。 基地局16は、回線26を通じてBSC24に結合されている。一実施形態で は、BSC24は、一方、回線28を通じてマクロセルラ・ネットワーク部分の MSC27に結合されている。別の実施形態では、BSC24は、回線28’を 通じてマイクロセルラ・ネットワーク部分のMSC27’に結合される。 移動端末の位置の判定は、図1、図2に関して既に説明した方法、または必要 に応じて別の方法で行われる。 この場合も、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域は建 築構造物42の内側区域であるが、マイクロセルラ・ネットワーク区域14が受 け持つ実際のカバレッジ区域52は、例示の図ではそれを超えて広がっている。 先に図3に関して詳細に説明したように、進行中の通信のハンドオーバ、または アイドルモードにある移動端末に対するその他のセル選択を行う試行に伴う問題 は、ここでも明らかであろう。 本発明の実施形態は、進行中の通信の2系統のネットワーク部分間でのハンド オーバをいつ許可するかを制御することによって、どの通信ネットワーク部分を 経由して移動端末22に通信を許可するかを制御するように動作可能である。ア イドル・モードにある端末が行い得るセル選択も制御する。これによって、どの ネットワーク部分を経由して移動端末が通信するかについての制御は、一層確実 となる。 本発明の以下の実施形態では、アクティブ・モードの移動端末に関してその動 作例を説明する。アイドル・モードにある端末に対する本発明の一実施形態の動 作も、同様に説明することができる。 ここでも、ゲートウエイ区域54が、ネットワーク部分12または14の一部 を形成するトランシーバによって規定される。ゲートウエイ区域は、マイクロセ ルラ・ネットワーク部分からマクロセルラ・ネットワーク部分、およびマクロセ ルラ・ネットワーク部分からマイクロセルラ・ネットワーク部分のいずれかのゲ ートウエイを形成する。ここでは、ゲートウエイは、ここでは16−Eで示す第 2の基地局のカバレッジ区域によって形成される。 図6も、建築構造物42に設置したマイクロセルラ・ネットワーク部分14を 示す。図3に示した実施形態と同様、部分14はこの場合も、中央制御部44、 および建築構造物42の内部全体に配置された一連の分散型リモート・アンテナ ・デバイス(RAD)46によって形成されている。また、この図では移動端末 22も数箇所の位置に図示されており、時点t0,t1,t2,t3,およびt4で 示す数箇所の時点における移動端末の位置を示す。ゲートウエイ区域54は、建 築構造物42の入口付近に位置するRAD46−Eのカバレッジ区域によって規 定されている。以下の例示の実施形態の説明では、移動端末22はMAHO測定 を行うように動作可能である。他の実施形態では、代わりに他の測定を行い、そ れを利用して移動端末の位置を判定することは理解されよう。 時点t0において、移動端末22は、図1および図2に示した通信局30のよ うな他の通信局との通信が、マクロセルラ・ネットワーク部分12の基地局16 を経由してのみ可能な場所に位置する。時点t0において移動端末22にて発信 または終了する通信は、従来通りに、基地局16を経由して行われる。簡略化の 目的のために、マクロセルラ・ネットワークの基地局は1箇所のみ示す。 時点t0に示す場所に位置する間の移動端末の動作において、前述のように、 移動端末によってMAHO測定が行われる。時点t0に示すような位置にある場 合、MAHO測定は、マイクロセルラ・ネットワーク部分へのハンドオーバを行 うという指示は行わない。 時点t1において、移動端末22はこの場合も建築構造物42の外側、即ち、 マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象領域以外ではあるが、マ イクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ実際の区域52の範囲内に位置 する。かかる位置では、信号強度、例えば、MAHO、またはその他の測定によ って、マクロセルラ・ネットワーク部分からマイクロセルラ・ネットワーク部分 への通信のハンドオーバを行うという指示が出される可能性がある。例えば、移 動端末がMAHO測定を行うように動作可能なとき、建築構造物42の左上側( 図示のように)部分に位置するRAD46が発生する信号が、担当基地局16が 発生する信号の信号強度よりも大きな信号強度を有する場合もある。本発明の一 実施形態では、かかるマイクロセルラ・ネットワーク部分14へ行われ得るハン ドオーバは、移動端末22がゲートウエイ区域54に位置するまで禁止される。 即ち、マクロセルラ・ネットワーク部分からマイクロセルラ・ネットワーク部分 に行われ得る通信のハンドオーバは、ゲートウエイ区域に位置するRAD46− Eを除いて、あらゆるRAD46に対しても行うのを禁止する。 時点t2において、移動端末はゲートウエイ区域54に位置する。移動端末2 2によって得られたMAHO測定値は、ゲート区域54を規定するカバレッジ区 域を有するRAD46−Eが発生した信号の信号強度が、通信中の移動端末が経 由する基地局が発生する信号の信号強度よりも大きいことを示す。図2に関して 先に説明したように行われた検出によって、ゲートウエイ区域に位置するRAD 46−Eが、そこにおいて移動端末の存在を検出した場合、マクロセルラ・ネッ トワーク部分の基地局16からの通信のハンドオーバが許可される。この場合も 、RAD46に近接する移動端末22のような移動端末の存在の判定を制御回路 44において行う方法に関する更なる詳細も、前述の同時係属中の米国特許出願 番号第08/540,326において見ることができる。その内容は本願にも含 まれるものとする。 図示の目的のために、建築構造物42への入口において、単一のゲートウエイ 区域54が規定されている。建築構造物が2箇所以上の入口を含む場合、例えば 、建物の別個の場所に数箇所の入口がある場合、別個のゲートウエイ区域を規定 することができる。これによって、2箇所以上のゲートウエイが形成される。 移動端末が入口のいずれかを通って建築構造物42に入ったときまたは出たと きのように、移動端末がゲートウエイ区域の1つに位置するときに行われ得る通 信のハンドオーバは、許可される。移動端末が、マイクロセルラ・ネットワーク 部分が受け持つ対象区域に恐らく入ってくるまたはそこから出ていくと判定が行 われた場合以外、行われ得る通信のハンドオーバは禁止される。移動端末が、マ イクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域内に位置するときのみ、マ イクロセルラ・ネットワーク部分を経由してのみ行われる移動端末22の他の通 信局との通信は、一層確実となる。 逆に、移動端末22が建築構造物42内に位置し、マイクロセルラ・ネットワ ーク部分を経由して他の通信局(図示せず)と通信している場合、マイクロセル ラ・ネットワーク部分からマクロセルラ・ネットワーク部分に行われ得る通信の ハンドオーバは、移動端末がゲートウエイ区域54に位置するときにのみ許可さ れる。 図6は、時点t3およびt4における、建築構造物42内の2箇所の場所におけ る移動端末22の存在も示す。前述のように、マクロセルラ・ネットワーク部分 のカバレッジ区域は、建築構造物42の内部まで広がっている。進行中の通信は 、移動端末がゲートウエイ区域に位置するのでなければ、マイクロセルラ・ネッ トワーク部分とマクロセルラ・ネットワーク部分との間でハンドオーバすること ができない。しかし、移動端末が不活性状態にあり、オンに切り替えられた場合 、特に、移動端末が建築構造物42の周辺に位置するとき、移動端末は、マイク ロセルラ・ネットワーク部分ではなく、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地 局16を経由して通信することを許可される可能性がある。別の実施形態では、 移動端末の位置は、別の方法で行われる。 追加のゲートウエイ区域も規定されており、その内の1つ、追加ゲートウエイ 区域64を図に示す。かかる区域64の使用により、移動端末がゲートウエイ区 域54に位置することを必要とすることなく、マクロセルラ・ネットワーク部分 からマイクロセルラ・ネットワークへのかかる通信のハンドオーバが可能となる 。かかるゲートウエイ区域も、選択されたRAD46、ここではRAD46−V のカバレッジ区域によって規定される。ゲートウエイ区域64においてネットワ ーク部分間に形成されるケートウエイは、ネットワーク部分間の仮想的即ち疑似 ゲートウエイと考えることができる。マクロセルラ・ネットワーク部分からマイ クロセルラ・ネットワーク部分に行われ得る通信のハンドオーバは、移動端末が 仮想ゲート・ウエイ区域64に位置する場合に許可される。 時点t3において、移動端末22は、建築構造物42の周辺に位置する。図示 の位置において、移動端末をオンに切り替えると、移動端末によって得られるM AHO測定値は、移動端末が、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16を 経由して、他の通信局(図示せず)と通信することを示す。移動端末が、マイク ロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象位置内に位置すると、マイクロセル ラ・ネットワーク部分の利用によるコストやその他の特典が利用されない。 移動端末22が時点t4において再度建築構造物42の内部に位置すると、移 動端末によって得られるMAHO測定値は、マクロセルラ・ネットワーク部分の 基地局16が発生する制御信号の信号強度が、マイクロセルラ・ネットワーク部 分14の制御回路44が発生する制御信号の信号強度と比べて、比較的小さくな ったことを示す。建築構造物42の内部に追加のゲートウエイ区域64を規定す ることによって、マイクロセルラ・ネットワーク部分への通信のハンドオーバが 可能となる。仮想ゲートウエイの使用によって、通信すべきネットワーク部分の 誤った初期選択を修正する。 図7は、本発明の一実施形態の通信システムを示す。この実施形態では、マイ クロセルラ・ネットワーク部分14は、図5に示した実施形態の1つと同様であ る。更に、図示の目的のために、図1に既に示したマクロセルラ・ネットワーク 部分12の部分も再び示す。 ここでは、16−Iで示す第1の基地局(マイクロセルラ・ネットワーク部分 の代表的な屋内型特性を示す)は、ここでも、一連の分散型アンテナ・デバイス 56に結合されたものとして示されている。アンテナ・デバイスは、建築構造物 42全体に分散されており、離れた場所に位置する。移動端末22が建築構造物 42内部、即ち、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ対象区域内 に位置するとき、移動端末は、アンテナ56が結合されている基地局16−Iを 経由して、他の通信局(図示せず)と通信する。ここでも、例示の実施形態では 、移動端末22は、MAHO測定を行うように動作可能である。別の実施形態で は、移動端末の位置は、他の方法で判定する。 第2の基地局、即ち、ゲートウエイ基地局は、ここでは16−Gで示す。基地 局16−Gは、建築構造物42への入口付近に位置する。ゲートウエイ基地局の カバレッジ区域は、ネットワーク部分間にゲートウエイを規定するゲートウエイ ・セルを形成する。 基地局16−Iおよび16−Gは、ここでは、マイクロセルラ・ネットワーク 部分の一部を形成するBSC24に結合されている。更に、BSC24は、ここ では、マクロセルラ・ネットワーク部分のMSC29に結合されている。 追加の基地局、ここでは基地局16−01および16−02(マクロセルラ・ ネットワーク部分の代表的な屋外型特性を示す)が、マクロセルラ・ネットワー ク部分の基地局を形成し、既に述べたように動作可能である。基地局16−01 によって規定されるセルは、マイクロセルラ・ネットワーク部分14が受け持つ 対象区域と重複する。更に、基地局16−02によって規定されるセルは、基地 局16−01によって規定されるセルに隣接する。 近隣セル・リストが、双方のネットワーク部分の基地局16の各々に関連付け られている。近隣セル・リストは、近隣セル、即ち、あるセルに位置する移動端 末22による通信のハンドオーバが許可される、近隣セルを規定する基地局を識 別する。かかるリストの指示が、基地局によって制御情報の一部として移動端末 22に与えられる。移動端末は、それに与えられる近隣セル・リストの指示を利 用して、近隣セル・リストによって識別された基地局が送信する信号の、前述の 移動支援ハンドオフ(MAHO)測定のような、信号強度測定を行う。 基地局の各々に関連する近隣セル・リスト内において、許可され得る近隣セル を適切に指定することによって、通信システム10のネットワーク部分から選択 した一方と移動端末22によるより良い通信を制御する方法が与えられる。 図示の目的のために、図7では、種々の基地局に関連する近隣セル・リストは 、基地局のそれぞれに隣接して示されている。 近隣セル・リストは、マクロセルラ・ネットワーク部分12とマイクロセルラ ・ネットワーク部分14との間の通信のハンドオーバを制限するように、近隣セ ルを指定する。マイクロセルラ・ネットワーク部分14とマクロセルラ・ネット ワーク部分12との基地局間の通信のハンドオーバは、ゲートウエイ基地局16 −Gを経由してのみ許可される。 ゲートウエイ基地局16−Gに関連する近隣セル・リスト78−Gは、マイク ロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−Iのアイデンティティ、ならびにマ クロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−01および16−02のアイデン ティティを含む。移動端末がゲートウエイ基地局16−Gのカバレッジ区域によ って規定されるゲートウエイ・セル内に位置するとき、移動端末は、基地局16 −I,16−01および16−02(および付加的に基地局16−G)が発生す る制御信号の、MAHOまたはその他の信号品質の測定値を得る。行われ得る通 信のハンドオーバは、この場合も、既に説明したのと同様の方法で、かかる測定 値に応答してかかる基地局のいずれかに許可される。その他の基地局に行われ得 る通信のハンドオーバは、禁止される。何故なら、その他の基地局は、移動端末 に与えられた近隣セル・リスト上にないからである。この場合も、例示の実施形 態では、移動端末22はMAHO測定を行うように動作可能である。別の実施形 態では、端末22の位置は、別の種類の測定値を取ることによって判定する。 基地局16−Iに関連する近隣セル・リスト78−Iは、基地局16−Gを指 定する。移動端末が建築構造物42内部に位置するとき、移動端末にはかかる近 隣セル・リストが与えられる。移動端末は、ゲートウエイ基地局16−G(およ び基地局16−I)が発生する制御信号のMAHO測定を行うことを許される。 行われ得る通信のハンドオーバは、ゲートウエイ基地局16−Gに対してのみ許 可される。マクロセルラ・ネットワークのその他の基地局との間で行われ得る通 信のハンドオーバは禁止される。 基地局16−01に関連する近隣セル・リスト78−01は、ゲートウエイ基 地局16−Gおよびマクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−02を指定 するが、基地局16−Iを指定しない。マクロセルラ・ネットワーク部分の他の 基地局が、近隣セル・リスト78−01に含まれる場合もある。移動端末22が 、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−01によって規定されるカバ レッジ区域によって形成されるセルに位置する際、移動端末にはかかる近隣セル ・リストが与えられる。移動端末は、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局 16−02が発生する信号、およびゲートウエイ基地局16−G(および基地局 16−01)が発生する信号のMAHO測定を行う。マイクロセルラ・ネットワ ーク部分の基地局16−Iはマクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−0 1に関連する近隣セル・リスト上では指定されていないので、マクロセルラ・ネ ッ トワーク部分の基地局16−02からマイクロセルラ・ネットワーク部分に行わ れ得る通信のハンドオーバは禁止される。 マイクロセルラ・ネットワーク部分への通信のハンドオーバは全て、基地局1 6−Gを経由して進められる。基地局16−02に関連する近隣セル・リスト7 8−02は、ゲートウエイ基地局16−Gおよびマクロセルラ・ネットワーク部 分の基地局16−01を指定するが、基地局16−Iを指定しない。マクロセル ラ・ネットワーク部分の別の基地局が近隣セル・リスト78−02に含まれる場 合もある。 移動端末22が、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−02によっ て規定されるカバレッジ区域によって形成されるセルに位置するとき、移動端末 は、マクロセルラ・ネットワーク部分の基地局16−01が発生する信号、およ びゲートウエイ基地局16−Gが発生する信号のMAHO測定を行う。マイクロ セルラ・ネットワーク部分の基地局16−Iは基地局16−02に関連する近隣 セル・リスト上では指定されていないので、基地局16−02からマイクロセル ラ・ネットワーク部分に行われ得るハンドオーバは禁止される。 移動端末がマイクロセルラ・ネットワーク部分が受け持つ対象区域内に位置す るときに、移動端末によってマイクロセルラ・ネットワーク部分と行われる通信 は、一層確実となる。この場合も、建築構造物42に向かう入口が2箇所以上許 されている場合、追加のゲートウエイ基地局のカバレッジ区域によって規定され るゲートウエイ・セルによって形成される追加のゲートウエイ区域を形成するこ とができ、基地局16−Gを経由して許可される通信と同様に、かかるゲートウ エイ基地局への通信のハンドオーバも付加的に許可される。 また、図7は、異なる時点、即ち、時点t0,t1,およびt2において、異な る位置にある移動端末の位置も示す。時点t0では、移動端末22は、マクロセ ルラ・ネットワーク部分の基地局16−01を経由して通信する。マクロセルラ ・ネットワーク部分の基地局16−02が発生する信号、およびゲートウエイ基 地局16−Gが発生する信号の移動支援ハンドオーバ(MAHO)測定のような 信号品質測定が、移動端末によって行われる。基地局16−02または16−G に対するかかる測定に応答して、可能な通信のハンドオーバの要求が行われる。 基地局16−Iは基地局16−01の近隣セル・リスト上では指定されていない ので、基地局16−Iに対して行われ得る通信のハンドオーバは禁止される。 時点t1において、移動端末22は、ゲートウエイ基地局16−Gによって規 定されるゲートウエイ・セル内に位置する。マイクロセルラ部分の基地局、ここ では基地局16−Iならびにマクロセルラ・ネットワーク部分(および基地局1 6−Gとも)の基地局、ここでは基地局16−01および16−02双方が発生 する制御信号に対して、MAHOまたはその他の信号品質の測定が移動端末によ って行われる。また、測定は、基地局16−Gが発生する信号についても行うこ とができる。これに応答して、基地局16−I,16−01,および16−02 に対して行われ得る通信のハンドオーバが許可される。これによって、ゲートウ エイ区域54は、ネットワーク部分間に、ゲートウエイを形成する。更に、時点 t2において、移動端末は、ゲートウエイ基地局16−Gについてのみ、のMA HOまたはその他の信号品質の測定を行うことを許される。移動端末16−Iに 対して行われ得る通信のハンドオーバは許可されるが、マクロセルラ・ネットワ ークの基地局との間で行われ得るハンドオーバは禁止される。 別個には示していないが、マイクロセルラ・ネットワーク部分が図4に示した 構造によって形成されている本発明の一実施形態の動作は、図7に示す実施形態 に関して説明した動作と同様である。即ち、通信のハンドオーバを制御するよう に、ネットワーク部分12および14の基地局について、近隣セル・リストが定 義される。近隣セル・リストを適正に定義することによって、ネットワーク部分 間で行われ得る通信のハンドオーバは、移動端末がネットワーク部分間に規定さ れたゲートウエイに位置する場合にのみ許可されることになる。 図8は、本発明の別の実施形態を示す。この図では、既に示し説明した構造に は、共通の参照番号を付すことにする。かかる共通の参照番号を付した構造の動 作に関する説明は、前述の説明に見ることができ、再度記載しないこととする。 図8に示す実施形態は、ゲートウエイ区域54を形成可能な別の方法を示す。 ここでは、ゲートウエイ区域は、2系統の別個のネットワーク部分の2つの別個 のトランシーバの重複するカバレッジ区域において形成される。2つの別個のト ランシーバのカバレッジ区域は、部分的に互いに重複している。部分的に重複す る区域を斜線部分で示す。 MAHOまたはその他の測定を行い、比較する。例えば、信号強度測定値が、 双方のネットワーク部分に関して選択されたスレシホルドと少なくとも同じ大き さである場合、移動端末がゲートウエイ区域に位置すると判定される。一旦ゲー トウエイ区域にあると判定されたなら、ネットワーク部分間で行われ得る通信の ハンドオーバは許可される。図示の実施形態では、ハンドオーバ動作は、図5お よび図7に示した実施形態に関して説明した方法と同じ方法で処理される。別個 には示していないが、代わりに、他の図に示した方法と同様にシステムを構築す ることも可能である。 図9は、本発明の実施形態の方法を表すものであり、方法全体を100で示す 。方法100は、移動端末の通信において行われ得る第1のワイヤレス・ネット ワーク部分と第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間のセル選択を、選択的 に許可および禁止する。各ワイヤレス・ネットワーク部分は、少なくとも1つの 基地局トランシーバを含む。最初に、ブロック102で示すように、第2のワイ ヤレス・ネットワーク部分の少なくとも1つの基地局トランシーバの適用範囲で ある区域を、ゲートウエイ区域に指定する。次に、判断ブロック104で示すよ うに、移動端末がゲートウエイ区域内に位置するか否かについて判定を行う。位 置する場合、肯定分岐路を通ってブロック106に進み、移動端末との通信にお いて行われ得る第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネッ トワーク部分との間のセル選択が許可される。 逆の場合、否定分岐路を通ってブロック108に進み、移動端末との通信にお いて行われ得る第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネッ トワーク部分と間のセル選択が禁止される。 一実施形態では、判断ブロック104における判定を行うには、移動端末から 無線信号を送信し、第1および第2のネットワーク部分の少なくとも一方におけ る少なくとも2箇所の別個の場所で、移動端末から送信された無線信号を受信し 、少なくとも2箇所の別個の場所で受信した信号の少なくとも1つの特性を比較 する。 別の実施形態では、判断ブロック104における判定を行うには、第1および 第2のネットワーク部分の少なくとも一方における少なくとも2箇所の別個の位 置から無線信号を送信し、移動端末において、少なくとも2箇所の別個の場所か ら送信した無線信号を受信し、移動端末が受信した信号の少なくとも1つの特性 を比較する。一実施形態では、信号の特性は信号強度である。別の実施形態では 、他の特性を測定する場合もあり得る。 本発明を実体化した通信システムの動作によって、移動端末による進行中の通 信の、システムの第1および第2のネットワーク部分間でのハンドオーバが可能 となる。通信のハンドオーバは、移動端末が規定されたゲートウエイ区域に位置 するときにのみ許可される。アイドル・モードにある移動機に可能なセル選択も 、同様に選択的に許可される。ゲートウエイ区域は、2系統のネットワーク部分 のカバレッジの対象区域間に位置するゲートウエイによって規定される。どちら の通信ネットワーク部分と移動端末の通信を許可するかについての制御が、一層 確実となる。これによって、別個のネットワーク部分の種々の特徴が、一層利用 されることになる。 これまでの説明は、本発明を実施するための好適な例であり、本発明の範囲は この説明によって必ずしも限定される訳ではない。本発明の範囲は、以下の請求 の範囲によって規定されるものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月15日(1999.1.15) 【補正内容】 請求の範囲 1.第1のワイヤレス・ネットワークと第2のワイヤレス・ネットワークとの 間で移動端末との通信に可能なセル選択を選択的に許可および禁止する方法であ って、各ネットワークが少なくとも1つの基地局トランシーバを備えており、前 記方法が、 一方のネットワークの1つの基地局トランシーバが適用範囲とする区域を、前 記第1および第2のネットワーク間のゲートウエイ区域として指定するステップ と、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域内に位置するか否かについて判定を行う ステップと、 前記移動機が前記ゲートウエイ区域内にある場合、前記第1のワイヤレス・ネ ットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと の間で前記移動端末との通信に可能なセル選択を許可するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域の外側にある場合、前記第1のワイヤレ ス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレス・ネットワーク内にある セルとの間で前記移動端末との通信に可能なセル選択を禁止するステップと、 を有する方法。 2.前記判定するステップが、 前記移動端末から無線信号を送信するステップと、 前記第1および第2のネットワークの少なくとも一方における少なくとも2つ の基地トランシーバで、前記移動端末から送信された前記無線信号を受信するス テップと、 前記少なくとも2つの基地トランシーバで受信した前記信号の少なくとも1つ の特性を比較するステップと、 を有する請求項1記載の方法。 3.前記基地トランシーバによって決定されるセルを含むセルラ・ネットワー ク部分について、1つのセルの少なくとも一部を含むが全てのセルを含まない区 域を、ゲートウエイ区域として指定する請求項2記載の方法。 4.前記許可するステップが、 近隣セル・リストを作成するステップと、 前記ゲートウエイ区域の少なくとも一部を構成する一方のネットワークの第1 のセルが、他方のネットワークの第2のセルの近隣セル・リスト上に載ることを 許可するステップと、 前記第2のセルと、該第2のセルの前記近隣セル・リスト上にある前記第1の セルとの間でセル選択を許可するステップと、 を有する請求項3記載の方法。 5.前記禁止するステップが、 前記ゲートウエイ区域の一部を構成しない一方のネットワークの第3のセルが 、他方のネットワークの前記第2のセルの前記近隣セル・リスト上に載ることを 禁止するステップと、 前記第2のセルと該第2のセルの前記近隣セル・リスト上にない前記第3のセ ルとの間のセル選択を禁止するステップと、 を有する請求項4記載の方法。 6.前記判定するステップが、 前記第1および第2のネットワークの少なくとも一方における少なくとも2つ の基地トランシーバから無線信号を送信するステップと、 前記移動端末において、前記少なくとも2つの基地トランシーバから送信した 無線信号を受信するステップと、 前記移動端末が受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較するステップ と、 を有する請求項1記載の方法。 7.前記基地トランシーバによって決定されるセルを含むセルラ・ネットワー ク部分について、1つのセルの少なくとも一部を含むが全てのセルを含まない区 域を、ゲートウエイ区域として指定する請求項6記載の方法。 8.前記許可するステップが、 近隣セル・リストを作成するステップと、 前記ゲートウエイ区域の少なくとも一部を構成する一方のネットワークの第1 のセルが、他方のネットワーク部分の第2のセルの近隣セル・リスト上に載るこ とを許可するステップと、 前記第2のセルから、該第2のセルの前記近隣セル・リスト上にある前記第1 のセルへのセル選択を許可するステップと、 を有する請求項7記載の方法。 9.前記禁止するステップが、 前記ゲートウエイ区域の一部を構成しない一方のネットワークの第3のセルが 、他方のネットワークの前記第2のセルの前記近隣セル・リスト上に載ることを 禁止するステップと、 前記第2のセルと該第2のセルの前記近隣セル・リスト上にない前記第3のセ ルとの間のセル選択を禁止するステップと、 を有する請求項8記載の方法。 10.前記第2のワイヤレス・ネットワークが、前記第2の区域内に少なくとも 2つのセルを備え、前記指定するステップ中に指定された前記ゲートウエイ区域 が、前記第2のワイヤレス・ネットワークの前記セルの1つによって形成され、 前記方法は、更に、 前記第2のネットワークの前記セルについて、近隣セル・リストを作成するス テップであって、前記第2のネットワークのセルのみを、前記ゲートウエイ区域 の外側の前記第2のネットワーク・セルの前記近隣セル・リスト上で許可するス テップを含み、 前記第2のネットワーク・セルの所与の1つから、前記所与の第2のネットワ ーク・セルの前記近隣リスト上にあるセルへの、前記通信のハンドオーバを許可 し、 前記第2のネットワーク・セルの前記所与の1つから、前記所与のセルの前記 近隣セル・リスト上にないセルへの、前記通信のハンドオーバを禁止する請求項 1記載の方法。 11.前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分が前記第1の区域内にセルを含 み、 前記ゲートウエイ区域内の第2のネットワーク・セルの前記近隣セル・リスト 上に、前記第1のネットワーク・セルが載ることを許可し、 前記第1のネットワークの前記セルについて、近隣セル・リストを作成し、 前記ゲートウエイ区域内にある前記第2のネットワーク・セルが、前記第1の ネットワーク・セルの前記近隣セル・リスト上に載ることを許可し、 前記ゲートウエイ区域以外の第2のネットワークのセルが、前記第1のネット ワーク・セルの前記近隣セル・リスト上に載ることを禁止し、 前記第1のネットワーク・セルから、その近隣セル・リスト上にあるセルへの 通信のハンドオーバを許可し、 前記第1のネットワーク・セルから、その近隣セル・リスト上にないセルへの 通信のハンドオーバを禁止する、 請求項10記載の方法。 12.ハブに接続された少なくとも2つのアンテナを、基地トランシーバとして 有する第2のワイヤレス・ネットワーク部分について、前記アンテナによって前 記移動端末からの信号を受信し、前記ハブにおける異なるアンテナによって受信 した信号を比較することによって、前記移動端末が前記第2の区域内に存在し得 る場所を判定する請求項1記載の方法。 13.第1のワイヤレス・ネットワークと第2のワイヤレス・ネットワークとの 間で移動端末との通信のハンドオーバを選択的に許可および禁止する方法であっ て、各ネットワークが少なくとも1つの基地局トランシーバを備え、前記方法が 、 一方のネットワークの1つの基地局トランシーバを、前記第1および第2のネ ットワーク間のゲートウエイ区域として指定するステップと、 前記移動端末が、前記ゲートウエイ・トランシーバが適用範囲とする区域内に 位置するか否かについて判定を行うステップと、 前記移動機が前記ゲートウエイ・トランシーバが適用範囲とする区域内にある 場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレ ス・ネットワーク内にあるセルとの間で前記移動端末との前記通信の前記ハンド オーバを許可するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ・トランシーバが適用範囲とする区域以外に ある場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイ ヤレス・ネットワーク内にあるセルとの間で前記移動端末との前記通信の前記ハ ンドオーバを禁止するステップと、 を有する方法。 14.前記判定するステップが、 前記移動端末から無線信号を送信するステップと、 少なくとも一方がゲートウエイ・トランシーバである少なくとも2つの基地ト ランシーバによって、前記移動端末から送信された無線信号を受信するステップ と、 前記少なくとも2つの基地トランシーバによって受信した前記信号の少なくと も1つの特性を比較するステップと、 を有する請求項13記載の方法。 15.前記許可が、一方のネットワークの前記ゲートウエイ・トランシーバから のハンドオーバを許可し、一方のネットワークの基地トランシーバから他方のネ ットワークの前記ゲートウエイ・トランシーバへのハンドオーバを可能にするこ とによって行われる請求項14記載の方法。 16.前記禁止が、一方のネットワークの非ゲートウエイ基地トランシーバから 他方のネットワークの非ゲートウエイ基地トランシーバへの前記ハンドオーバを 禁止することによって行われる請求項15記載の方法。 17.前記判定するステップが、 少なくとも一方が前記指定されたゲートウエイ・トランシーバである、少なく とも2つの基地トランシーバから無線信号を送信するステップと、 前記少なくとも2つの基地トランシーバから送信された無線信号を、前記移動 端末において受信するステップと、 前記移動端末で受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較するステップ と、 を有する請求項13記載の方法。 18.前記許可が、一方のネットワークの前記ゲートウエイ・トランシーバから 他方のネットワークの基地トランシーバへの前記ハンドオーバを許可し、一方の ネットワークの基地トランシーバから他方のネットワークの前記ゲートウエイ・ トランシーバへの前記ハンドオーバを可能にすることによって行われる請求項1 7記載の方法。 19.前記禁止が、一方のネットワークの非ゲートウエイ基地トランシーバから 、他方のネットワークの非ゲートウエイ基地トランシーバへの前記ハンドオーバ を禁止することによって行われる請求項18記載の方法。 20.移動端末が第1の区域内に位置する場合に、それとの通信を許可する第1 のワイヤレス・ネットワークと、前記移動端末が第2の区域内に位置する場合に 、それとの通信を許可する第2のワイヤレス・ネットワークとを有し、前記第1 の区域が、前記第1のワイヤレス・ネットワークが受け持つ対象区域であり、前 記第2の区域が、前記第2のワイヤレス・ネットワークが受け持つ対象区域であ る通信システムにおける通信方法において、前記移動端末との通信の前記第1お よび第2のワイヤレス・ネットワーク間のセル選択をそれぞれ選択的に許可する 方法の改良であって、各ネットワークが少なくとも1つの基地局トランシーバを 備えており、該方法が、 前記移動端末が選択されたゲートウエイ区域に位置するときを検出するステッ プであって、前記選択されたゲートウエイ区域が前記第1のワイヤレス・ネット ワークと前記第2のワイヤレス・ネットワークとの間にゲートウエイを規定し、 前記選択されたゲートウエイ区域が、一方のネットワークの1つの基地局トラン シーバが適用範囲とする区域である、ステップと、 前記選択されたゲートウエイ区域における前記移動端末の位置を検出する前記 ステップの間に、検出を示す信号を発生するステップと、 前記ゲートウエイ区域における前記移動端末の位置を示す前記信号が前記発生 するステップの間に発生された場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク内に あるセルと前記第2のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルとの間で前記移動 端末との通信の前記セル選択を許可するステップと、さもなければ、 前記第1のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレス・ ネットワーク内にあるセルとの間で前記移動端末との通信の前記セル選択を禁止 するステップと、 を有する方法。 21.移動端末が少なくとも1つのセルを有する第1の区域内に位置する場合に 、それとの通信を許可する第1のワイヤレス・ネットワークと、前記移動端末が 少なくとも1つのセルを有する第2の区域内に位置する場合に、それとの通信を 許可する第2のワイヤレス・ネットワークとを有し、前記第1の区域が前記第1 のワイヤレス・ネットワークが受け持つ対象区域であり、前記第2の区域が前記 第2のワイヤレス・ネットワークが受け持つ対象区域である通信システムにおい て、前記移動端末との通信の前記第1および第2のワイヤレス・ネットワーク部 分間のセル選択をそれぞれ選択的に許可する装置の改良であって、各ネットワー クが少なくとも1つの基地局トランシーバを備えており、 前記移動端末が選択されたゲートウエイ区域に位置するときを検出する少なく とも1つの検出器であつて、前記選択されたゲートウエイ区域が前記第1のワイ ヤレス・ネットワークと前記第2のワイヤレス・ネットワークとの間に選択され たゲート・ウエイを規定し、前記ゲートウエイ区域が一方のネットワークの1つ の基地局トランシーバが適用範囲とする区域であり、更に、前記選択されたゲー トウエイ区域における前記移動端末の位置の検出を示す信号を発生する、前記少 なくとも1つの検出器と、 前記選択されたゲートウエイ区域における前記移動端末の位置の検出を示す前 記信号を受信するように結合されたコントローラであって、前記ゲートウエイ区 域における前記移動端末の位置を示す前記信号がそこで受信された場合、前記第 1のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレス・ネットワ ーク内にあるセルとの間での前記セル選択を許可し、前記コントローラが、前記 選択されたゲートウエイ区域における前記移動端末の位置を示す前記信号を受信 できない場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2の ワイヤレス・ネットワーク内にあるセルとの間での前記セル選択を禁止する、前 記コントローラと、 を有する装置。 22.前記通信システムが、第1の基地局と、第2の基地局と、第3の基地局と を有するセルラ通信システムを備え、前記第1の基地局が前記第1のワイヤレス ・ネットワークの一部を形成すると共に第1のセルラ区域を規定し、前記第2の 基地局が前記第2のワイヤレス・ネットワークの第1の部分を形成すると共に第 2のセルラ区域を規定し、前記第3の基地局が前記第2のワイヤレス・ネットワ ークの第2の部分を形成すると共に第3のセルラ区域を規定し、該第3のセルラ 区域が、前記選択されたゲートウエイを規定する、前記選択されたゲートウエイ 区域を含み、前記検出器が前記第3の基地局を構成する請求項21記載の方法。 23.前記セルラ通信システムが、更に、基地局コントローラを備え、前記移動 端末の位置を指示する信号を受信するように結合された前記コントローラが、前 記セルラ通信システムの前記基地局コントローラの少なくとも一部を構成する請 求項22記載の装置。 24.前記セル選択が、前記移動端末による進行中の通信の前記第1および第2 のワイヤレス・ネットワーク間のハンドオーバから成り、前記基地局コントロー ラが、前記第1の基地局、前記第2の基地局、および前記第3の基地局の各々と 関連付けた近隣セル・リストを維持し、各近隣セル・リストが、前記近隣セル・ リストに関連する基地局との進行中の通信をハンドオフすることが適格である基 地局を識別する請求項23記載の装置。 25.前記検出器を形成する前記第3の基地局に関連する近隣セル・リストのみ が、前記第3の基地局との進行中の通信をハンドオフすることが適格である前記 第1および第2の基地局の識別を含む請求項24記載の方法。 26.前記第2の基地局に関連する前記近隣セル・リストが、前記第2の基地局 との進行中の通信をハンドオフすることが適格である前記第3の基地局について のみ、その識別を含む請求項24記載の方法。 27.前記第2の基地局が、更に、それ自体に結合された複数の分散型アンテナ ・デバイスを備えており、該分散型アンテナ・デバイスが、サブシステム区域全 体に分散され、前記第2のセルラ区域が、前記サブシステム区域の少なくとも第 1の部分を含む請求項24記載の装置。 28.前記通信システムがセルラ通信システムを備え、前記第1のワイヤレス・ ネットワークが、少なくとも1つの基地局を有するマクロセルラ・ネットワーク を備え、前記第2のワイヤレス・ネットワークが、中央部と、当該第2のワイヤ レス・ネットワーク部分に結合された複数の離間されたリモート・アンテナ・デ バイスとを有するマイクロセルラ・ネットワークを備え、前記検出器が、前記マ イクロセルラ・ネットワークの前記離間されたリモート・アンテナ・デバイスの 前記離間されたリモート・アンテナ・デバイスから選択されたリモート・アンテ ナ・デバイスを含む請求項21記載の装置。 29.前記コントローラが、前記マイクロセルラ・ネットワークの前記中央部を 構成する請求項28記載の装置。 30.前記リモート・アンテナ・デバイスが、前記マイクロセルラ・ネットワー クが受け持つ区域内における前記移動端末の位置を示す信号特性を有する信号を 発生し、前記選択されたリモート・アンテナ・デバイスが発生した前記信号が、 前記移動端末の、他のいずれのリモート・アンテナ・デバイスよりも、それに近 い位置を示す場合にのみ、前記コントローラが、前記マイクロセルラ・ネットワ ークと前記マクロセルラ・ネットワークとの間で前記通信をハンドオフすること を許可する請求項29記載の装置。 31.前記移動端末が、移動支援ハンドオフ測定を行い、それを示す移動機発生 信号を発生し、前記選択されたリモート・アンテナ・デバイスが、更に、それに おいて受信した前記移動機発生信号の指示を前記コントローラに与える請求項2 8記載の装置。 32.第1のワイヤレス・ネットワークおよび第2のワイヤレス・ネットワーク からの移動端末との通信のハンドオーバを選択的に許可および禁止するアセンブ リであって、各ネットワークが基地局トランシーバを有する少なくとも1つのセ ル備え、前記アセンブリが、 前記第2のワイヤレス・システムの1つの基地局トランシーバが適用範囲とす るゲートウエイ区域に配置され、該ゲートウエイ区域を規定する検出器と、 前記検出器による、前記移動端末の前記ゲートウエイ区域内における存在の指 示を受信するように結合された判定部と、 前記判定部の判定に応答して動作可能なハンドオーバ・コントローラであって 、前記移動端末が前記ゲートウエイ区域内にあると判定された場合、前記第1の ワイヤレス・ネットワーク内にあるセルと前記第2のワイヤレス・ネットワーク 内にあるセルとの間で前記移動端末との前記通信の前記ハンドオーバを許可し、 前 記移動端末が前記ゲートウエイ区域の外側にある場合、前記第1のワイヤレス・ システム部分内にあるセルと前記第2のワイヤレス・システム部分内にあるセル との間で前記移動端末との前記通信の前記ハンドオーバを禁止する、前記ハンド オーバ・コントローラと、 を有するアセンブリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 クロネステドト,カール,フレデリック, ウルフ スウェーデン国 ストックホルム,エス: ティ エリクスガタン 54 (72)発明者 オロフソン,ハカン,グンナル スウェーデン国 ストックホルム,リング ベーゲン 50 (72)発明者 ワルステドト,イングベ,ケネス スウェーデン国 ソルナ,アベルグスソン ズ ベーグ 13 (72)発明者 ウィオレク,ヨナス,レンナルト スウェーデン国 ストックホルム,ニイト ルグスガタン 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の区域を適用範囲とする第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2 の区域を適用範囲とする第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で移動端末 に可能なセル選択を選択的に許可および禁止する方法であって、前記第1および 第2の区域は少なくとも部分的に重複し、前記方法が、 前記第1および第2の区域の少なくとも一方の部分領域(sub-part)を、ゲート ウエイ区域として指定するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域内に位置するか否かについて判定を行う ステップと、 前記移動機が前記ゲートウエイ区域内にある場合、前記第1のワイヤレス・ネ ットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記移動端 末との通信に可能なセル選択を許可するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域の外側にある場合、前記第1のワイヤレ ス・ネットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記 移動端末との通信に可能なセル選択を禁止するステップと、 を有する方法。 2.前記判定するステップが、 前記移動端末から無線信号を送信するステップと、 前記第1および第2のネットワーク部分の少なくとも一方における少なくと2 箇所の別個の位置で、前記移動端末から送信された無線信号を受信するステップ と、 前記少なくとも2箇所で受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較する ステップと、 を有する請求項1記載の方法。 3.前記判定するステップが、 前記第1および第2のネットワーク部分の少なくとも一方における少なくとも 2箇所の別個の場所から無線信号を送信するステップと、 前記移動端末において、前記少なくとも2箇所の別個の場所から送信した無線 信号を受信するステップと、 前記移動端末が受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較するステップ と、 を有する請求項1記載の方法。 4.第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネットワーク 部分との間で移動端末との通信に可能なセル選択を、選択的に許可および禁止す る方法であって、各部分が少なくとも1つの基地局トランシーバを備えており、 前記方法が、 少なくとも一方のネットワーク部分の少なくとも1つの基地局が適用範囲とす る区域をゲートウエイ区域として指定するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域に位置するか否かについて判定を行うス テップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域内にある場合、前記第1のワイヤレス・ ネットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記移動 端末との通信に可能なセル選択を許可するステップと、 前記移動端末が前記ゲートウエイ区域の外側にある場合、前記第1のワイヤレ ス・ネットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記 移動端末との通信に可能なセル選択を禁止するステップと、 を有する方法。 5.前記判定するステップが、 前記移動端末から無線信号を送信するステップと、 前記第1および第2のネットワーク部分の少なくとも一方における少なくとも 2つの基地トランシーバで、前記移動端末から送信された無線信号を受信するス テップと、 前記少なくとも2つの基地トランシーバで受信した前記信号の少なくとも1つ の特性を比較するステップと、 を有する請求項4記載の方法。 6.前記基地トランシーバによって決定されるセルを含むセルラ・ネットワー ク部分について、1つのセルの少なくとも一部を含むが全てのセルを含まない区 域をゲートウエイ区域として指定する請求項5記載の方法。 7.前記許可するステップが、 近隣セル・リストを作成するステップと、 前記ゲートウエイ区域の少なくとも一部を構成する一方のネットワーク部分の セルが、他方のネットワーク部分のセルの近隣セル・リスト上に載ることを許可 するステップと、 1つのセルから、その近隣セル・リスト上にあるセルへのセル選択を許可する ステップと、 を有する請求項6記載の方法。 8.前記禁止するステップが、 前記ゲートウエイ区域の一部を構成しない一方のシステム部分のセルが、他方 のシステム部分のセルの近隣セル・リスト上に載ることを禁止するステップと、 近隣セル・リストを有する1つのセルから、その近隣セル・リスト上にない別 のセルへのセル選択を禁止するステップと、 を有する請求項7記載の方法。 9.前記判定するステップが、 前記第1および第2のネットワーク部分の少なくとも一方における少なくとも 2つの基地トランシーバから無線信号を送信するステップと、 前記移動端末において、前記少なくとも2つの基地トランシーバから送信した 無線信号を受信するステップと、 前記移動端末が受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較するステップ と、 を有する請求項4記載の方法。 10.前記基地トランシーバによって決定されるセルを含むセルラ・ネットワー ク部分について、1つのセルの少なくとも一部を含むが全てのセルを含まない区 域をゲートウエイ区域として指定する請求項9記載の方法。 11.前記許可するステップが、 近隣セル・リストを作成するステップと、 前記ゲートウエイ区域の少なくとも一部を構成する一方のネットワーク部分の セルが、他方のネットワーク部分のセルの近隣セル・リスト上に載ることを許可 するステップと、 1つのセルから、その近隣セル・リスト上にあるセルへのセル選択を許可する ステップと、 を有する請求項10記載の方法。 12.前記禁止するステップが、 前記ゲートウエイ区域の一部を構成しない一方のシステム部分のセルが、他方 のシステム部分のセルの近隣セル・リスト上に載ることを禁止するステップと、 近隣セル・リストを有する1つのセルから、その近隣セル・リスト上にない別 のセルへのセル選択を禁止するステップと、 を有する請求項11記載の方法。 13.前記指定するステップが、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分の少 なくとも1つの基地局トランシーバ、および前記第2のワイヤレス・ネットワー ク部分の少なくとも1つの基地局トランシーバ双方が適用範囲とする区域を、前 記ゲート・ウエイ区域として指定するステップを有する請求項4記載の方法。 14.前記判定するステップが、基地局トランシーバによって送信された信号を 前記移動端末において受信するステップと、前移動端末によって受信された前記 信号の少なくとも1つの特性を比較するステップとを有する請求項1記載の方法 。 15.前記判定するステップが、前記移動端末によって送信された信号を、基地 局トランシーバにおいて受信するステップと、前記移動端末から受信した前記信 号の少なくとも1つの特性を比較するステップとを有する請求項1記載の方法。 16.前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分が前記第2の区域内に少なくと も2つのセルを備え、前記指定するステップ中に指定された前記ゲートウエイ区 域が、前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分の少なくとも1つであるが全て ではないセルによって形成され、前記方法は、更に、 前記第2のネットワーク部分の前記セルについて、近隣セル・リストを作成す るステップと、 前記ゲートウエイ区域以外の前記第2のネットワーク部分のセルの前記近隣セ ル・リスト上に、前記第2のネットワーク部分のセルのみを許可するステップと 、 第2のネットワーク部分のセルから、その近隣セル・リスト上にあるセルに行 われ得る通信のハンドオーバを許可するステップと、 第2のネットワーク部分のセルから、その近隣セル・リスト上にないセルに行 われ得る通信のハンドオーバを禁止するステップと、 を含む請求項1記載の方法。 17.前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分が前記第1の区域内にセルを含 み、 前記ゲートウエイ区域内の第2のネットワーク部分のセルの前記セル・リスト 上に、前記第1のネットワーク部分のセルが載ることを許可し、 前記第1のネットワーク部分の前記セルについて、近隣セル・リストを作成し 、 前記ゲートウエイ区域内にある第2のネットワーク部分のセルが、前記第1の ネットワーク部分のセルの前記近隣セル・リスト上に載ることを許可し、 前記ゲートウエイ区域以外の第2のネットワーク部分のセルが、前記第1のネ ットワーク部分のセルの前記近隣セル・リスト上に載ることを禁止し、 前記第1のネットワーク部分のセルから、その近隣セル・リスト上にあるセル へ行われ得る通信のハンドオーバを許可し、 前記第1のネットワーク部分のセルから、その近隣セル・リスト上にないセル へ行われ得る通信のハンドオーバを禁止する、 請求項16記載の方法。 18.ハブに接続された少なくとも2つのアンテナを、基地局トランシーバとし て有する第2のワイヤレス・ネットワーク部分について、前記アンテナによって 前記移動端末からの信号を受信し、前記ハブにおける異なるアンテナによって受 信した信号を比較することによって、前記第2の区域内において前記移動端末が 存在し得る場所を判定する請求項1記載の方法。 19.第1のワイヤレス・ネットワーク部分と第2のワイヤレス・ネットワーク 部分との間で移動端末との通信に可能なハンドオーバを選択的に許可および禁止 する方法であって、各部分が少なくとも1つの基地局トランシーバを備え、前記 方法が、 少なくとも一方のネットワーク部分の少なくとも1つの基地局トランシーバを 、 ゲートウエイ区域として指定するステップと、 前記移動端末が、前記少なくとも1つのゲートウエイ・トランシーバが適用範 囲とする区域内に位置するか否かについて判定を行うステップと、 前記移動機が前記少なくとも1つのゲートウエイ・トランシーバが適用範囲と する前記区域内にある場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分と前記第 2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記移動端末との通信に可能なセル 選択を許可するステップと、 前記移動端末が前記少なくとも1つのゲートウエイ・トランシーバが適用範囲 とする前記区域の外側にある場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分と 前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記移動端末との通信に可能 なセル選択を禁止するステップと、 を有する方法。 20.前記判定するステップが、 前記移動端末から無線信号を送信するステップと、 少なくとも一方がゲートウエイ・トランシーバである少なくと2つの基地トラ ンシーバにおいて、前記移動端末から送信された無線信号を受信するステップと 、 前記少なくとも2つの基地トランシーバで受信した前記信号の少なくとも1つ の特性を比較するステップと、 を有する請求項19記載の方法。 21.前記許可が、一方のネットワーク部分のゲートウエイ・トランシーバから 他方のネットワーク部分の基地トランシーバに可能なセル選択を許可し、一方の ネットワーク部分の基地トランシーバから他方のネットワーク部分のゲートウエ イ・トランシーバへのハンドオーバを可能にすることによって行われる請求項2 0記載の方法。 22.前記禁止が、一方のネットワーク部分の非ゲートウエイ基地トランシーバ から、他方のネットワーク部分の非ゲートウエイ基地トランシーバへのセル選択 を禁止することによって行われる請求項21記載の方法。 23.前記判定するステップが、 少なくとも一方が指定されたゲートウエイ・トランシーバである、少なくと2 つの基地トランシーバから無線信号を送信するステップと、 前記少なくとも2つのトランシーバから送信された無線信号を、前記移動端末 においで受信するステップと、 前記移動端末で受信した前記信号の少なくとも1つの特性を比較するステップ と、 を有する請求項19記載の方法。 24.前記許可が、一方のネットワーク部分のゲートウエイ・トランシーバから 他方のネットワーク部分の基地トランシーバに可能なセル選択を許可し、一方の ネットワーク部分の基地トランシーバから他方のネットワーク部分のゲートウエ イ・トランシーバへのセル選択を可能にすることによって行われる請求項23記 載の方法。 25.前記禁止が、一方のネットワーク部分の非ゲートウエイ基地トランシーバ から、他方のネットワーク部分の非ゲートウエイ基地トランシーバへの可能なセ ル選択を禁止することによって行われる請求項24記載の方法。 26.移動端末が第1の区域内に位置する場合に、その通信を許可する第1のワ イヤレス・ネットワーク部分と、前記移動端末が第2の区域内に位置する場合に 、その通信を許可する第2のワイヤレス・ネットワーク部分とを有し、前記第1 の区域が、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分が受け持つ対象区域であり 、前記第2の区域が、前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分が受け持つ対象 区域である通信システムにおける通信方法において、前記第1および第2のワイ ヤレス・ネットワーク部分間で、それぞれ、前記移動端末との通信のセル選択を 選択的に許可する方法の改良であって、該方法が、 前記移動端末が選択されたゲートウエイ区域に位置するときを検出するステッ プであって、前記選択されたゲートウエイ区域が前記第1のワイヤレス・ネット ワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間にゲートウエイを 規定し、前記選択されたゲートウエイ区域が前記第1の区域および前記第2の区 域から選択された一方の一部を形成する、ステップと、 前記選択されたゲートウエイ区域における前記移動端末の存在を検出する前記 ステップの間に、検出を示す信号を発生するステップと、 前記ゲートウエイ区域における前記移動端末の存在を示す前記信号が前記発生 するステップの間に発生された場合、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分 と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間で前記移動端末との通信の前 記セル選択を許可するステップと、さもなければ、 前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワ ーク部分との間で前記移動端末との通信の前記セル選択を禁止するステップと、 を有する方法。 27.移動端末が第1の区域内に位置する場合に、その通信を許可する第1のワ イヤレス・ネットワーク部分と、前記移動端末が第2の区域内に位置する場合に 、その通信を許可する第2のワイヤレス・ネットワーク部分とを有し、前記第1 の区域が、前記第1のワイヤレス・ネットワーク部分が受け持つ対象区域であり 、前記第2の区域が、前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分が受け持つ対象 区域である通信システムにおいて、前記移動端末との通信の前記第1および第2 のワイヤレス・ネットワーク部分間のセル選択をそれぞれ選択的に許可する装置 の改良であって、 前記移動端末が選択されたゲートウエイ区域を規定するときを検出する少なく とも1つの検出器であって、前記選択されたゲートウエイ区域が前記第1のワイ ヤレス・ネットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間に 選択されたゲートウエイを規定し、前記ゲートウエイ区域が前記第1の区域およ び前記第2の区域から選択された少なくとも一方の一部を形成し、更に、前記選 択されたゲートウエイ区域における前記移動端末の存在の検出を示す信号を発生 する、前記少なくとも1つの検出器と、 前記ゲートウエイ区域における前記移動端末の存在を示す信号を受信するよう に結合されたコントローラであって、前記ゲートウエイ区域における前記移動端 末の存在を示す前記信号がそこで受信された場合、前記第1のワイヤレス・ネッ トワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間の前記セル選択 を許可し、前記コントローラが、前記選択されたゲートウエイ区域における前記 移動端末の存在を示す前記信号を受信できない場合、前記第1のワイヤレス・ネ ットワーク部分と前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分との間の前記セル選 択を禁止する、前記コントローラと、 を有する装置。 28.前記通信システムが、第1の基地局と、第2の基地局と、第3の基地局と を有するセルラ通信システムを備え、前記第1の基地局が前記第1のワイヤレス ・ネットワーク部分の一部を形成すると共に第1のセルラ区域を規定し、前記第 2の基地局が前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分の一部を形成すると共に 第2のセルラ区域を規定し、前記第3の基地局が第3のセルラ区域を規定し、該 第3のセルラ区域が、前記選択されたゲートウエイを規定する、前記選択された ゲートウエイ区域を含み、前記検出器が前記第3の基地局を構成する請求項27 記載の装置。 29.前記セルラ通信システムが、更に基地局コントローラを備え、該基地局コ ントローラが、前記セルラ通信システムの前記基地局コントローラの少なくとも 一部を構成する請求項28記載の装置。 30.前記セル選択が、前記移動端末の進行中の通信の前記第1および第2のワ イヤレス・ネットワーク部分間におけるハンドオーバから成り、前記基地局コン トローラが、前記第1の基地局、前記第2の基地局、および前記第3の基地局の 各々と関連付けた近隣セル・リストを維持し、各近隣セル・リストが、前記近隣 セル・リストに関連する基地局との進行中の通信をハンドオフすることが適格で ある基地局を識別する請求項29記載の装置。 31.前記検出器を形成する前記第3の基地局に関連する近隣セル・リストのみ が、前記第3の基地局との進行中の通信をハンドオフすることが適格である、前 記第2の基地局の識別を含む請求項30記載の方法。 32.前記第2の基地局に関連する前記近隣セル・リストが、前記第2の基地局 との進行中の通信をハンドオフすることが適格である、前記第3の基地局につい てのみ、そのを含む請求項30記載の装置。 33.前記第2の基地局が、更に、それ自体に結合された複数の分散型アンテナ ・デバイスを備えており、該分散型アンテナ・デバイスが、サブシステム区域全 体に分散され、前記第2のセルラ区域が、前記サブシステム区域の少なくとも第 1の部分を含む請求項30記載の装置。 34.更に第4の基地局を備え、該第4の基地局が、前記第2のワイヤレス・ネ ットワーク部分の一部を形成し、前記第4の基地局が第4のセルラ区域を規定し 、前記移動交換局が維持する前記近隣セル・リストが、更に、前記第4の基地局 と関連する近隣セル・リストを維持する請求項33記載の装置。 35.前記第4のセルラ区域が、前記サブシステム区域の少なくとも第2の部分 を含み、前記第4の基地局と関連する前記近隣セル・リストが、前記第4の基地 局との進行中の通信をハンドオフすることが適格である、前記第3の基地局の識 別を含む請求項34記載の装置。 36.前記少なくとも1つの検出器が、第1の検出器と第2の検出器とを備え、 前記第1の検出器が、第1のゲートウエイを規定する第1の選択ゲートウエイ区 域に配置され、前記第2の検出器が、第2のゲートウエイを規定する第2の選択 ゲートウエイ区域を規定し、前記第2の選択ゲートウエイ区域が、前記第1の区 域と前記第1のゲートウエイ区域が一部を形成する前記第2の区域とから選択し た一方の一部を形成する請求項27記載の装置。 37.前記通信システムがセルラ通信システムを備え、前記第1のワイヤレス・ ネットワーク部分が、少なくとも1つの基地局を有するマクロセルラ・ネットワ ークを備え、前記第2のワイヤレス・ネットワーク部分が、中央部と、当該第2 のワイヤレス・ネットワーク部分に結合された複数の離間されたリモート・アン テナ・デバイスとを有するマイクロセルラ・ネットワークを備え、前記検出器が 、前記マイクロセルラ・ネットワークの前記離間されたリモート・アンテナ・デ バイスの前記離間されたリモート・アンテナ・デバイスから選択されたリモート ・アンテナ・デバイスを含む請求項27記載の装置。 38.前記コントローラが、前記マイクロセルラ・ネットワークの前記中央部を 構成する請求項37記載の装置。 39.前記リモート・アンテナ・デバイスが、前記マイクロセルラ・ネットワー クが受け持つ区域内における前記移動端末ユニットの存在を示す信号特性を有す る信号を発生し、前記選択されたリモート・アンテナ・デバイスが発生した前記 信号が、前記移動端末ユニットの、他のいずれのリモート・アンテナ・デバイス よりも、それに近い存在を示す場合にのみ、前記コントローラが、前記マイクロ セルラ・ネットワークと前記マクロセルラ・ネットワークとの間で前記通信をハ ンドオフすることを許可する請求項38記載の装置。 40.前記移動端末ユニットが、移動支援ハンドオフ測定を行い、それを示す移 動機発生信号を発生し、前記選択されたリモート・アンテナ・デバイスが、更に 、それにおいて受信した前記移動機発生信号の指示を前記コントローラに与える 請求項37記載の装置。 41.前記少なくとも1つの検出器が、更に、第1の検出器と第2の検出器とか ら成り、前記第1の検出器は、前記マイクロセルラ・ネットワークの第1の選択 リモート・アンテナ・デバイスによって形成されると共に第1のゲートウエイを 規定し、前記第2の検出器は、前記マイクロセルラ・ネットワークの第2の選択 リモート・アンテナ・デバイスによって形成されると共に第2の選択ゲートウエ イを規定し、前記コントローラが、前記第1の検出器または前記第2の検出器の いずれかが発生し、前記第1の選択ゲートウエイまたは前記第2の選択ゲートウ エイのいずれかに隣接した前記移動端末ユニットの存在を示す信号を受信した場 合、前記コントローラは、前記移動端末との通信を、前記マクロセルラ・ネット ワークと前記マイクロセルラ・ネットワークとの間でハンドオフすることを許可 する請求項37記載の装置。 42.第1のワイヤレス・システム部分と第2のワイヤレス・システム部分との 間で可能な移動端末との通信のハンドオーバを選択的に許可および禁止するアセ ンブリであって、各部分が少なくとも1つの基地局トランシーバを備え、前記ア センブリが、 前記第2のワイヤレス・システム部分の前記少なくとも1つの基地局トランシ ーバが適用範囲とするゲートウエイ区域に配置され、該ゲートウエイ区域を規定 する検出器と、 前記検出器による、前記ゲートウエイ区域内における前記移動端末の存在検出 の指示を受信するように結合された判定部と、 前記判定部の判定に応答して動作可能なハンドオーバ・コントローラであって 、前記移動端末が前記ゲートウエイ区域内にあると判定された場合、前記第1の ワイヤレス・システム部分と前記第2のワイヤレス・システム部分との間で移動 端 末との通信に可能なハンドオーバを許可し、前記移動端末が前記ゲートウエイ区 域の外側にある場合、前記第1のワイヤレス・システム部分と前記第2のワイヤ レス・システム部分との間で移動端末との通信に可能なハンドオーバを禁止する 、前記ハンドオーバ・コントローラと、 を有するアセンブリ。
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