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JP2001503911A - 二次電池電極用の金属フォーム - Google Patents

二次電池電極用の金属フォーム

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JP2001503911A
JP2001503911A JP52264798A JP52264798A JP2001503911A JP 2001503911 A JP2001503911 A JP 2001503911A JP 52264798 A JP52264798 A JP 52264798A JP 52264798 A JP52264798 A JP 52264798A JP 2001503911 A JP2001503911 A JP 2001503911A
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metal foam
sheet
copper
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JP52264798A
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English (en)
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サッコ,アンソニー・エフ
カーヒル,マイケル・エフ
ギボンズ,ダニエル・ダブリュー
ショー,グレッグ・エス
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Eltech Systems Corp
Original Assignee
Eltech Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 銅金属フォームまたは大孔径金属フォーム(特に大孔径ニッケル金属フォーム)は、金属水素化物アルカリ二次電池における陰極用支持体として使用される。あるいは銅金属フォームは、リチウムイオン二次電池の電極用支持体としても使用される。電極支持体用の金属フォームは軽量であって、一般には高度に軟質のフォームである。金属フォームは、水素貯蔵合金陰極(たとえば、AB5タイプの合金やAB2タイプの合金等の金属合金の活性物質を含有する電極)用の電極支持体として特に有用である。アルカリ二次電池の陰極用支持体としての大孔径金属フォームはさらに、ニッケルカドミウム電池用のカドミウム陰極としても有用である。銅金属フォームはさらに、リチウムイオン二次電池に対しては、陽極もしくは陰極用の支持体として、あるいはそれら両方の支持体として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 二次電池電極用の金属フォーム 関連特許出願との相互参照 本特許出願は、1996年11月13日付け出願の米国仮特許出願第60/030786号のも たらす利益を特許請求する。技術分野 本発明は、金属水素化物アルカリ二次電池の電極支持体として使用される銅金 属フォームまたは大孔径金属フォーム(a large pore size metal foam)に関す る。大孔径金属フォームとしての電極支持体は、ニッケル−カドミウム電池用の 陰極としても作用することができる。銅金属フォームとしての支持体はさらに、 リチウムイオン電池において使用することもできる。 金属水素化物アルカリ二次電池(たとえば、シールされた再充電可能なニッケ ル−金属水素化物電池)は、陰極として機能するための活性陰性物質用の合金中 に吸収されている水素を使用する。電極用の活性物質は通常、ペーストの形態に て作製する。次いで、このペーストを、通常はフォームタイプの三次元構造物中 に導入する、というプロセスに従うのが普通である。フォームは、電極のための 支持体(support)または支持材(substrate)を形成する。ニッケル−金属水素 化物電池の陰極用にニッケルフォームを使用することが開示されている。さらに 、小〜中の気泡直径を有するニッケルフォームを陰極用フォームに使用すること も開示されている。従来、100孔/インチ(100pores per inch;100ppi)のオーダ ーの、小〜中の気泡直径を有するニッケルフォームが有用であることがわかって いる。 たとえば、一般には水素貯蔵電極を使用して造られた電池(陰極が特殊な水素 貯蔵合金またはその水素化物を含有する)に関する米国特許第5,532,076号にお いては、多孔質のニッケルフォームシートと前記シート中に充填された合金との 混合物を使用して電極を形成することが開示されている。ニッケルシートは、約 425ミクロンの中孔サイズ(すなわち、シートに対し約110ppi)を有する。 しかしながら最近、これら陰極に対する検討の多くは、多孔プレート電極支持 体に向けられている。これらは陰極のための支持体である。これらの支持体は多 孔ニッケルプレートであってもよい。プレートは、その両側に活性物質を有する ことができる。 たとえば米国特許第5,529,857号においては、水素吸収性の合金粉末を使用す ること、およびそれをスラリーの形態で作製することが開示されている。多孔金 属プレートの両側にスラリーを施し、プレートとスラリーの複合体を乾燥して水 素吸収性の合金電極を得る。 同様に、米国特許第5,525,435号においては、水素貯蔵物質(a hydrogen stor age material)としての金属水素化物(微細な粒度を有する)を混合物の形態で 形成させる。この混合物を、多孔ニッケルめっきキャリヤー中に比重にしたがっ て埋め込む。 明らかに低コストの金属(たとえば、ニッケルめっきスチールの多孔金属プレ ート)を使用するこうした最近の研究開発により、従来から電極支持体として使 用されている多孔質ニッケルフォーム物質が置き換えられつつある。金属支持体 シートは、金属で製造することもできるし、あるいはニッケルめっき多孔スチー ルで示されるように、金属で被覆することもできる。陰極のための多孔コレクタ ーの開発が最近の傾向であるが、電極の製造しやすさ等の点に関してはまだ改良 の余地がある。さらに、新しい電極支持体(たとえば、打抜金属タイプの支持体 )は望ましい三次元構造を有しているとは言えず、また活性物質を保持する能力 が低いことがある。したがって、電極支持体に、たとえばペーストの形態で施さ れる水素貯蔵合金のより良好な接着性を得る上でまだ改良の余地がある。 同様にリチウムイオン電池の場合、集電体または支持体は金属泊として供給さ れる金属プレートである。電極として機能しているときに、箔は活性物質から離 層することがある。これらの箔支持体は三次元構造になっておらず、活性物質を 保持する能力が低下する傾向がある。したがって、このような電池系においては 、支持体への活性物質の接着性をより良好にするために(特に陰極に関して)ま だ改良の余地がある。発明の開示 したがって本発明の目的は、活性物質をたとえばペースト形態またはスラリー 形態にて電極支持体に施す、という形で水素貯蔵合金電極用の陰極を改良するこ とにある。 本発明の他の目的は、活性物質(ペースト形態であってもスラリー形態であっ てもよい)を電極支持体に施す、という形でリチウムイオン電池用の電極(通常 は陰極)を改良することにある。 本発明のさらに他の目的は、このような陰極の製造を容易にすること、および 活性物質の電極支持体への接着性を強めることにある。 本発明のさらに他の目的は、改良された蓄電池用電極(たとえば、水素貯蔵合 金粉末を使用した水素貯蔵合金電極)を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、改良されたリチウムイオン電池用電極〔たとえば 、リチウム化炭素層間物質(a lithiated carbon intercalation material)を 使用した陰極〕を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、ニッケルカドミウム電池中のカドミウム陰極とし ての改良された電極を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、より高い電池容量を有する、改良された蓄電池用 電極を提供することにある。 1つの態様においては、本発明は、金属水素化物アルカリ二次電池用の水素吸 収性金属合金陰極に関するものであり、このような陰極は、銅金属フォーム支持 体部材(a copper metal foam support member)を含んだ支持体を有する。 他の態様においては、本発明は、リチウムイオン二次電池用の電極に関するも のであり、このとき前記電極が、銅金属フォーム支持体部材を含んだ支持体を有 する。 さらに他の態様においては、本発明は、アルカリ二次電池用の大孔径金属フォ ーム支持体部材に関するものであり、このとき前記フォームは、約80孔/インチ より大きい孔径と約500g/m2未満の重量を有しており、また前記支持材(substra te)は約0.75mm〜約3mmの範囲内の厚さを有している。 特定の態様においては、電極はニッケルカドミウム電池用のカドミウム電極で あり、電極は前記の大孔径支持体部材を有する。 他の特定の態様においては、本発明はアルカリ二次電池用の陰極に関するもの であり、このとき前記陰極が大孔径ニッケル金属フォーム支持体を有していて、 大孔径ニッケル金属支持体が前記のようなパラメーターを有する。 フォーム支持材には、陰性の活性物質が充填されている。充填材は、たとえば ニッケル−金属水素化物電池の場合には水素貯蔵物質であってよく、フォーム支 持材は、たとえば、陰性活性物質を含有するペーストもしくはスラリーを先ず最 初に形成させることによって充填することができる。次いでこの混合物をフォー ム支持材中に含浸させる。こうして得られる物品を、さらなる加工工程(たとえ ば圧縮行程など)によって処理して、最終的な電池用陰極を形成させることがで きる。 したがってさらなる態様においては、本発明は、 大孔径金属フォーム陰極支持体部材(a large pore metal foam negative electrode support member)を供給する工程、このとき前記支持体部材は、約 80孔/インチより大きい孔径と、約420g/m2未満の重量を有する; このような大孔径金属フォームをシートの形態にて造り上げる工程、このと き得られるシート形態の電極支持体部材は、約0.75mm〜約3mmの範囲内の厚さ を有する;および 陰性の活性物質をシート形態の電極支持体部材中に導入して、充填フォーム 陰極をシートの形態にて得る工程; を含む、アルカリ二次電池用の陰極の製造法に関する。 さらに他の態様においては、本発明は、前記のようなパラメーターを有する大 孔径ニッケル金属フォーム電極支持体部材を特異的に使用する前記製造法に関す る。 さらに他の態様においては、本発明は、大孔径に限定されない銅金属フォーム を金属水素化物アルカリ二次電池における電極支持体部材として使用する前記製 造法に関する。 さらに他の態様においては、本発明は、少なくとも約0.5mmの厚さを有する、 大孔径に限定されない銅金属フォームを、リチウムイオン電池における電極支持 体部材として使用する前記製造法に関する。発明を実施するための最良モード アルカリ二次電池用の陰極は、水素貯蔵物質を含有することができる。代表的 な電池は、シールされたニッケル−金属水素化物電池である。このような電池に 対しては、一般には2つのタイプの合金が使用される。1つのタイプの水素貯蔵 物質はAB2タイプの水素貯蔵合金である。この種類の合金はチタンとジルコニ ウムを含有する。別の種類の合金はAB5タイプの合金である。これらは希土類 (ミッシュメタル)合金である。これらの合金はランタン−ニッケルをベースと している。これらの合金については、下記にて詳細に説明する。両方の種類の合 金に対し、ベースメタルの一部を他の金属で置き換えて、種々の電池特性を付与 することができる。アルカリ二次電池の陰極に有用な代表的な水素貯蔵物質が、 たとえば米国特許第5,525,435号に記載されている。 アルカリ二次電池用の陰極は、ニッケルカドミウム電池において有用であるよ うな陰極であってよい。このような電池では、充電された状態での陰極用活性物 質は、カドミウム金属を含んだカドミウム活性物質である。 リチウムイオン電池においては、リチウム化炭素層間物質を陰極用に使用する ことができる。陽性の活性物質に対しては、リチウム化遷移金属層間化合物を使 用することができる。このような作用を有する化合物については、詳細に後述す る。 本明細書で使用している“支持体部材(support member)”また便宜上単純に 表記している“支持体(support)”とは、電池にて使用できる陰極を形成させ るために活性物質(たとえば陰性の活性物質)が施される導電性金属フォームを 表している。本明細書では、このような支持体を“支持材(substrate)”ある いは“コレクター(collector)”〔“集電体(currenr collector)”というよ うに〕と呼ぶことがある。支持体部材(たとえば銅金属フォーム電極支持体部材 )を製造するには、先ず網状の三次元前駆体(たとえばポリウレタンフォーム) を使用する。この前駆体を、無電解的に、次いで電解的に銅を付着させることに よって処理する。前駆体網状物質としては、経済性の観点から、有用なポリマー フォームが特に有利である。使用できるポリマーフォームとしては、ポリエステ ルポリウレタンフォーム、ポリエステル、およびオレフィンポリマーなどがある 。市販の好ましい有機ポリマー支持材の例としては、ポリエーテルポリウレタン フ ォームおよびポリエステルポリウレタンフォームを含めて、フォーメックス・イ ンタナショナル社(Foamex International Inc.)から販売されているポリウレ タンフォームがある。 言うまでもないが、非フォーム物質も前駆体物質として使用できる。繊維や加 工糸を含めたフィラメントが、導電性金属を付着させるための支持材として作用 することがある(米国特許第4,370,214号に開示)。連続気泡で有機または無機 のフォームもしくはスポンジ〔“孔形成剤(pore-former)”(たとえば、ばら ばらになっている“孔形成剤”ビーズやペレットなど)を使用して作製〕が米国 特許第4,517,069号に開示されている。このような技術は、熱を加えることによ って金属フォームに転化させることのできる金属フォーム前駆体を製造する際に 利用できる。 前駆体網状物質は、幾らかの導電性を有していてもよい。ポリマーフォームの 場合、導電性の付与は、よく知られている多くの方法のいずれかを使用すること によって(たとえば、ラテックスグラファイトで被覆することによって);米国 特許第3,926,671号に開示のように、金属粉末で被覆することによって;銅やニ ッケル等の金属で無電解めっきすることによって;米国特許第4,370,214号に開 示のように、ニッケル等の金属を施すことにより増感させることによって;導電 性ペイント(たとえば、炭素粉末あるいは銅粉末等の金属粉末を含有するペイン ト)で被覆することによって;米国特許第4,517,069号に開示のように、孔形成 剤を被覆することによって;そして米国特許第4,882,232号に開示のように、金 属または合金を使用する陰極スパッタリングによる金属の真空蒸着によって達成 することができる。 連続気泡のフォームシート(たとえばポリマーフォームシート)を出発物質と して使用して多孔質金属物品をシート形態にて製造するための連続的製造法、お よび前記製造法において電気めっきを使用することが、米国特許第4,978,431号 に開示されている。このようなプロセスは、ニッケル金属フォームを製造するの に特に適している。本発明においては、大孔径ニッケル金属フォーム電極支持体 も特に有用であると思われる。しかしながら、AB2タイプの水素貯蔵合金と共 に使用する場合(この場合は、最良の電極安定性を得るのには、大孔径ニッケル 金属 フォームが有利である)を除いて、銅金属フォーム電極支持体が好ましい場合が 最も多い。しかしながら便宜上、これより以後、一般には銅金属フォームについ て説明する。上記の連続的製造法のほかに、米国特許第5,300,165号は、メッシ ュシートと不織布帛シート(一緒に層構造にすることができる)から金属多孔質 シートを製造するための類似の方法を提唱している。 一般に、電気めっきを使用した場合には、めっき工程の完了後に、得られた金 属化物品を洗浄・乾燥することができ、また熱的に処理して、たとえばポリマー コアー物質を分解することができる。場合によっては、金属化物品を、たとえば 還元性雰囲気または不活性雰囲気にてアニールしてもよい。熱分解に関しては、 米国特許第4,687,553号が多段階熱分解法を開示している。該特許によれば、ニ ッケルをめっきするとき、約500〜800℃の範囲の温度にて、使用するプラスチッ クフォームの種類(ポリマーコアー物質)に応じて最大約3時間にわたって熱分 解を行う。銅フォームに対してもこのような熱処理を行って、ポリマーコアー物 質を分解することができる。このような処理の温度も500〜800℃の範囲であって よい。アニールは、フォームと一緒に行うことができる。銅フォームの場合、70 0〜1000℃の範囲のアニール温度が有効であり、約5分〜約2時間にわたってア ニールを行うことができる。アニールは、通常のいずれの方法によっても行うこ とができる。たとえばニッケルの場合、約800℃〜約1200℃の範囲の温度にて約 5分〜約2時間にわたって水素雰囲気中で行う。 大孔径金属フォーム支持体部材は、特にそれが大孔径ニッケルフォーム支持体 部材であるときは、あるいは銅フォーム支持体部材が大孔径フォーム支持体部材 として使用されるときは、約80孔/インチ(ppi)(たとえば、少なくとも約500 ミクロンの孔径)のオーダーより大きい孔径を有していなければならない(しか しながら、工業的に80ppiであるとされているある種のフォームは、600ミクロン という大きな孔径を有することがある)。さらに、言うまでもないことであるが 、ppiがより小さくなるということは、孔径がより大きくなるということである 。大孔径金属フォーム支持体中に陰性活性物質を充填するのを容易にするために 、また支持体に対して望ましいフレキシビリティを付与するために、このような 支持体は、約40ppi〜約70ppiの範囲の孔径を有するのが有利である。充填を最も 容易 にするために、支持体のフレキシビリティを最良にするために、そしてさらに曲 げ半径が小さいという特徴をもたせるために、孔径は約50ppi〜約60ppiの範囲で あるのが好ましい。 支持体部材が大孔径金属フォーム支持体部材(銅フォーム支持体部材)でない 場合、このような支持体部材は、約80ppiより大きな孔径を有することもできる し、あるいは約80ppiより小さな孔径を有することもできる。リチウムイオン二 次電池用として銅支持体部材を応用するとき、銅フォームがシート形態であって 減少した厚さを有する場合は(詳細については後述する)、フォームの機械的フ レキシビリティを高めるためには、約80ppiより小さい孔径を有するのが有利で ある。したがって、このようなフォーム用途に対する孔径は約130ppi以下のオー ダーであってもよい。このような用途においては、銅フォーム支持体部材は一般 に、約70ppi〜約110ppiの範囲の、またはそれ以上の孔径を有する。 電池の構造(一般には、円柱状、ボタン状、およびプリズム状の電池)に関し て説明すると、支持体部材は平面状(たとえば、プレート状、あるいはより典型 的には、その幅または長さより小さい厚さを有するシート形態)である。これら の構造(本明細書では便宜上単に“シート形態”と呼んでいる)においては、支 持材は一般に、約0.75mm〜約3mm(好ましくは約1mm〜約2mm)の範囲のシート 厚さを有することができる(たとえば1.5mmのシート厚さ)。しかしながら、銅 金属フォームをリチウムイオン電池に応用する場合、シート厚さは約0.5mmとい う減少した厚さであってもよい。このようなシート厚さにて、とりわけ銅金属フ ォーム支持体部材は極めて望ましいフレキシビリティを有する(たとえば、円柱 状電池における陰極を作製する際に、亀裂のない堅く渦巻き状に巻かれた電極を 得るのを可能にするコイル成形適性)。特にシート形態においては、支持体部材 は、約0.2cm〜約0.3cmの範囲の曲げ半径を有することができる。このようなフレ キシビリティを有していると、支持体は、円柱形状だけでなく渦巻き形状でも使 用することができる。言うまでもないことであるが、上記のシート厚さは、シー トを圧縮(たとえば、シートの圧延による圧縮)する前の厚さである。このよう な圧縮が施された場合、シートは一般に約0.1mm〜約1.5mmの範囲の厚さを有する 。 前記のパラメーター内にて電極への活性物質の最大充填を達成するには、大孔 径支持体部材としてのシート形態の支持体部材は、約200g/m2〜約700g/m2の範囲 (しかし、一般には約500g/m2未満)の重量を有するのが有利である。銅金属フ ォーム支持体部材、特にあらゆる孔径を有するこのような部材について考察する と、こうした部材は一般に、約150g/m2以下(たとえば80gまたは100g)〜500g/m2 の範囲の重量を有する。最良の充填および電池全体として最良の経済性を得る ためには、銅金属支持体部材は、約100g/m2〜約400g/m2の重量を有するのが好ま しい。同様に、幾つかの用途においては、大孔径ニッケルフォームが、約400g/m2 未満の重量を有するのが有利である。 支持体の銅金属は、電極支持体部材の導電性を最良にするために、通常は単に 入手の容易な市販の銅金属であることがほとんどである。しかしながら、銅合金 または銅と他の金属との金属間混合物を使用することも可能である。代表的な合 金用金属、および銅と混合するための金属としては、ニッケル、亜鉛、錫、アル ミニウム、ベリリウム、および鉄などがある。さらに、支持体のニッケル金属は 、電極支持体の経済性を最良にするために、通常は単に入手の容易な市販のニッ ケル金属であることがほとんどである。しかしながら、ニッケル合金またはニッ ケルと他の金属との金属間混合物を使用することも可能である。代表的な合金用 金属、およびニッケルと混合するための金属としては、銅、コバルト、クロム、 鉄、モリブデン、およびアルミニウムなどがある。 水素貯蔵物質としての陰性活性物質を含んだ電極を製造する際には、AB2タイ プの水素貯蔵合金を使用することが考えられるが、AB5タイプの水素貯蔵合金( 前記したもの)が最も頻繁に使用される。AB2タイプにおいては、Aは水素に対し て高い親和性を有する元素(たとえばZrやTi)であってよく、またBは遷移金属 (たとえばNi、Mn、またはCr)である。AB2クラスの水素吸収性物質としてはさ らに、二元のZrCr2、ZrV2、およびZrMo2などがあるが、このクラスの水素吸収性 物質の全てが本発明において有用であると考えられる。AB5クラスの合金は希土 類(ミッシュメタル)合金と呼ぶことができ、ランタン−ニッケルをベースとし ている。したがって、Aはランタンで示すことができ、またBは前記にて定義した とおりである。電池陰極用のAB5タイプの陰性物質はよく知られており、従来技 術にて多くの物質が説明されている。このような貯蔵合金はいずれも、本発明の 陰極を製造す る際に有用であると考えられる。ニッケルカドミウム電池では、陰極の活性物質 がカドミウム金属を含む。 リチウムイオン二次電池用の、活性物質を含んだ電極を製造する場合、通常は 陰極すなわちアノードが製造される。活性物質は、リチウム化炭素層間物質であ ってよい。炭素物質(粉末形態であってもよく、炭素物質がアノード物質用とし て適切な選択である)としては、石油コークス、グラファイト、および他のタイ プの炭素がある。しかしながら、銅フォーム支持体部材は、セルのカソードすな わち陽極用に有用であると考えられる。この用途においては、銅フォームは、活 性物質用としてLiCoO2等のリチウム挿入化合物(lithium insertion compound) または他のリチウム化金属酸化物化合物(lithiated metal oxide compound)を 含有する。 使用する活性物質の種類とは関係なく、このような物質は一般に、ペーストま たはスラリーの形態に造られる。こうした調製は通常、水を使用して(特にリチ ウムイオン電極の場合)、あるいは有機溶媒(たとえばフッ化ポリビニリデン) を使用して行うことができる。さらに、乾燥した微細な陰性活性物質も使用でき ると考えられる。ペーストまたはスラリーを形成させる際には、通常は陰性活性 物質を微粉砕する〔たとえば、約25ミクロン〜約200ミクロン(より一般的には 、約75ミクロン〜100ミクロン)の範囲の平均粒度を有する〕。水素吸収性の合 金粉末の場合、このような微細物質は、バインダーまたは増粘剤を含有する溶液 と混練またはミキシングすることによってブレンドすることができる。合金粉末 のための有用なバインダーまたは増粘剤としては、ポリビニルアルコール、ヒド ロキシプロピルセルロース、またはカルボキシメチルセルロース等のポリマーバ インダーがある。これら合金粉末との混合物媒体を供給するための使用可能な液 体としては、水や有機溶媒などがある。次いでペーストまたはスラリーを、たと えばペーストまたはスラリー物質をフォームタイプの支持材中に導入するための 方法(たとえば、噴霧を施す、圧力を加える、あるいは減圧にする等)によって 電極支持体部材中に導入する。 陰性活性物質を含浸(一般にはペーストまたはスラリーとして導入)した電極 支持体部材は、電極の最終的な作製に有用なさらなる追加工程〔たとえば、ペー ストまたはスラリーから揮発性成分(volatile substituents)を除去できる乾 燥〕により処理することができる。このような工程は、焼結工程(微細合金粉末 の焼結を行う)も含むことができる。大孔径ニッケル金属フォーム支持体を有す る電極の場合、焼結工程は、約800℃〜約1200℃の範囲の温度で行うことができ る。しかしながら、電極支持体部材が銅金属フォームの場合には、このような焼 結工程は、約700℃〜約1000℃の範囲の温度で行われる。いずれの支持体部材に ついても、こうした焼結は、数分(たとえば約5分)から約2時間という時間に わたって実施することができる。電極を最終的に調製するための追加工程(乾燥 または焼結後に、あるいはこれら両方の後に施すことができる)は電極圧縮工程 である。通常、このような圧縮は、充填フォームシートの厚さ方向に行われ、た とえば充填フォームシートを圧延することによって達成される。このような圧縮 を使用して、制御されたシート厚さを得ることができる。銅金属フォーム支持体 部材を有するシート形態の電極に対する圧縮は、たとえば電極シート面積1cm2 当たり約5トン(約5トン/cm2)という圧力にて行うことができる。より一般的 には、このような圧縮は、電極シート面積1cm2当たり約1トン〜10トンの範囲 の圧力にて行われる。 バッテリーの製造においては(ニッケル−金属水素化物二次電池の場合も、ニ ッケルカドミウム二次電池の場合も)、従来より使用されているか、あるいは電 池において使用するよう意図されたいかなる陽極も、本発明において有用である 。このような陽極は一般には、支持体中に陽性活性物質(通常は金属酸化物で構 成されている)を含有している。代表的な陽性活性物質はオキシ水酸化ニッケル (nickel oxyhydroxide)を含み、有用な支持体はニッケルフォームであること が多い。リチウムイオン電池の場合、銅フォーム支持体を特に陽極(カソード) 用に使用し、そしてアルミニウム箔を陰極(アノード)用の支持体として使用す るのが有用である。代表的な陰性活性物質については前述した。 電池中の電極は、通常の不織合成物質を使用して隔離することができる。セパ レーターは、電極間の絶縁体として、および電解質(たとえばアルカリ電解質) を吸収するための媒体として機能する。代表的なセパレーター物質は、ナイロン またはポリプロピレンの不織布である。ポリプロピレン布帛はスルホン化ポリプ ロピレンであってもよい。セパレーターは、たとえば60〜70%のオーダーの多孔 度を有してよい。ニッケル金属水素化物電池用の使用可能な電解質溶液としては 、水酸化カリウム水溶液がある。このような溶液は、水酸化リチウムを含有して よい(たとえば、35%のLi-KOH電解質溶液)。 電極は、セパレーターによって隔離配置されているものも含めて、いかなる従 来の方法でも組み立てることができる(たとえば、中央物質としてのセパレータ ーとのサンドイッチとして一緒にらせん状に巻き上げる)。巻き上げ時における 組み立ては、加圧下にて(たとえば、電極シート表面積の1平方メートル当たり 約4トン〜約8トンの圧力にて)渦巻き状に巻き上げて行うことができる。こう して得られる集成体は、円柱状セル電池に使用することができる。他の使用可能 な電池構造物としては、ボタンセル電池やプリズム状セル電池などがある。 本発明の代表的な実施態様として、米国特許第5,374,491号の実施例1に開示 の方法を使用して大孔径銅金属フォームシートが製造されている。この大孔径銅 金属フォームシートは1.5mmの厚さを有する。このシートから、それぞれ幅(Y 軸)145mmで長さ(X軸)290mmのセクションが得られ、銅金属フォーム支持体部 材として機能する。銅金属フォーム支持体部材は、それぞれ大孔径(80孔/イン チより大きい)を有する。孔径の測定は、米国特許第5,374,491号に開示の方法 にしたがって行う。支持体部材は、約400g/m2の重量を有する。極めてフレキシ ブルで大孔径の銅金属フォーム支持体部材は、0.3cm未満の曲げ半径を有する。 AB5タイプの市販の水素貯蔵合金(ミッシュメタル)は、約150メッシュ(米国 篩シリーズ)未満の粒径を有する粉末として提供される。この合金粉末を含んだ ペーストは、1重量%のカルボキシメチルセルロース水溶液を使用して製造され る。ペーストを大孔径銅金属フォーム支持体部材中に導入し、そして乾燥する。 こうして得られる充填シートを、5トン/cm2の圧力にてX軸方向に圧延して、 渦巻き状に堅く巻き上げられたシートを得る。このような操作中、シートの亀裂 は認められなかった。 厚さ0.5mmのニッケルフォームシートを使用する陽極は、オキシ水酸化ニッケ ル充填物を使用して製造される。充填した別の大孔径銅金属フォーム支持体部材 (前述のように作製)をナイロンセパレーターの一方の側に陰極として配置し、 陽極シートを前記セパレーターの対向側に配置する。セパレーターは、0.18mmの 厚さと65%の多孔度を有する。次いでこの集成体を、陰性電極シートのX軸方向 に5トン/cm2の圧力にて渦巻き状に巻き上げて発電集成体を得る。目視検査によ れば、巻き上げられた集成体は、巻き上げられた銅金属フォーム支持体部材に関 して亀裂は認められない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月8日(1999.2.8) 【補正内容】 請求の範囲 1. 80孔/インチ(31.4孔/cm)より大きい孔径と500g/m2未満の重量を有す る大孔径支持体部材であって、0.75mm〜3mmの範囲の厚さを有する銅金属フォー ム支持体部材から本質的になる支持体を有する、金属水素化物アルカリ二次電池 の水素吸収性金属合金の陰極。 2. 削除。 3. 前記銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとっている、請求項 1記載の電極。 4. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが2mm未満の厚さを有する、請求 項3記載の電極。 5. 前記軟質銅金属フォームが0.2cm〜0.3cmの範囲の曲げ半径を有する、請 求項4記載の電極。 6. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が100g/m2〜500g/m2の範囲の重量 を有する、請求項1記載の電極。 7. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が40孔/インチ〜60孔/インチ(15 .7孔/cm〜23.5孔/cm)の範囲の孔径を有する、請求項2記載の電極。 8. 削除。 9. 前記銅金属フォーム支持体部材が、水素吸収性の金属合金またはその水 素化物を含有し、前記合金が、AB2タイプの水素貯蔵合金またはAB5タイプの水素 貯蔵合金の1種以上を含む、請求項1記載の電極。 10. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が、25ミクロン〜200ミクロンの 範囲の平均粒度を有する微細合金粉末を含んだ陰性活性物質を含有する、請求項 9記載の電極。 11. 請求項1記載の電極を陰極として含む金属水素化物アルカリ二次電池。 12. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用であって、80孔/インチ(31.4 孔 /cm)より大きい孔径を有する大孔径銅金属フォーム支持体部材を含んだ支持体 を有し、前記支持体部材が0.75mm〜3mmの範囲の厚さを有する、カドミウム陰極 。 13. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとっている、 請求項12記載の電極。 14. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが2mm未満の厚さを有する、請求 項13記載の電極。 15. 前記軟質銅金属フォームが0.2cm〜0.3cmの範囲の曲げ半径を有する、請 求項13記載の電極。 16. 前記銅金属フォーム支持体部材が100g/m2〜500g/m2の範囲の重量を有す る、請求項12記載の電極。 17. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が40孔/インチ〜60孔/インチ(15 .7孔/cm〜23.5孔/cm)の範囲の孔径を有する、請求項12記載の電極。 18. 前記銅金属フォーム支持体部材が、銅金属、銅合金、あるいはニッケル 、亜鉛、錫、アルミニウム、および鉄のような金属を含有する銅合金を含めた銅 の金属間混合物を含む、請求項12記載の電極。 19. 前記支持体がカドミウム活性物質を微細形態にて含有する、請求項12記 載の電極。 20. 前記微細形態のカドミウム活性物質がカドミウム金属を含んでいて、10 ミクロン〜200ミクロンの範囲の平均粒度を有する、請求項19記載の電極。 21. 請求項12記載の電極を陰極として含むニッケルカドミウムアルカリ二次 電池。 22. 80孔/インチ(31.4孔/cm)より大きい孔径と500g/m2未満の重量を有す る大孔径支持体部材であって、1mm未満の厚さを有する銅金属フォーム支持体部 材から本質的になる支持体を有する、リチウムイオン二次電池用の電極。 23. 削除。 24. 前記銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとっている、請求項 22記載の電極。 25. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが、1mm未満の厚さと300g/m2未 満の重量を有する、請求項24記載の電極。 26. 前記銅金属フォーム支持体部材が、80g/m2より大きい重量と2mm未満の 厚さを有する、請求項24記載の電極。 27. 削除。 28. 前記銅金属フォーム支持体部材がリチウムイオン電池の陰極用であり、 そして前記支持体部材がリチウム化炭素を含有する、請求項22記載の電極。 29. 前記銅金属フォーム支持体部材がリチウムイオン電池の陽極用であって 、リチウム化金属酸化物を含有する、請求項22記載の電極。 30. 請求項22記載の電極を1つ以上の陰極または陽極として含むリチウムイ オン二次電池。 31. 金属水素化物アルカリ二次電池用であって、80孔/インチ(31.4孔/cm) より大きい孔径と700g/m2未満の重量を有する大孔径ニッケル金属フォーム支持 体部材を含んだ支持体を有し、前記支持体部材が0.75mm〜3mmの範囲の厚さを有 する、水素吸収性金属合金の陰極。 32. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとって いる、請求項31記載の電極。 33. 前記シート形態の軟質大孔径ニッケル金属フォームが2mm未満の厚さを 有する、請求項32記載の電極。 34. 前記軟質ニッケル金属フォームが0.2cm〜0.3cmの範囲の曲げ半径を有す る、請求項31記載の電極。 35. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が40孔/インチ〜60孔/イン チ(15.7孔/cm〜23.5孔/cm)の範囲の孔径を有する、請求項31記載の電極。 36. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が200g/m2〜400g/m2の範囲 の重量を有する、請求項31記載の電極。 37. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、ニッケル金属、ニッケ ル合金、あるいは銅、コバルト、クロム、鉄、モリブデン、およびアルミニウム のような金属を含有するニッケル合金を含めたニッケルの金属間混合物を含む、 請求項31記載の電極。 38. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、水素吸収性の金属合金 またはその水素化物を含有し、前記合金が、AB2タイプの水素貯蔵合金またはAB5 タイプの水素貯蔵合金の1種以上を含む、請求項31記載の電極。 39. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、25ミクロン〜200ミク ロンの範囲の平均粒度を有する微細合金粉末を含んだ陰性活性物質を含有する、 請求項31記載の電極。 40. 請求項31記載の電極を陰極として含む金属水素化物アルカリ二次電池。 41. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用であって、請求項31記載の大孔 径ニッケル金属フォーム支持体部材を含んだ支持体を有する、カドミウム陰極。 42. 請求項41記載の電極を陰極として含むニッケルカドミウムアルカリ二次 電池。 43. 80孔/インチ(31.4孔/cm)より大きい孔径と420g/m2未満の重量を有す る大孔径銅金属フォーム陰極支持体部材である銅金属フォーム陰極支持体部材 を供給する工程; 前記銅金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、ここで、得られるシ ート形態の電極支持体部材が0.75mm〜3mmの範囲の厚さを有し;および 前記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に陰性活性物質を導入し て、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を得る工程; を含む、金属水素化物アルカリ二次電池用陰極の製造法。 44. 削除。 45. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された陰性活 性物質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項43記載の製造法。 46. 水素吸収性の微細合金粉末を含有する陰性活性物質を前記銅金属フォー ムのシート中に導入する工程を含む、請求項43記載の製造法。 47. AB2タイプの水素貯蔵合金、AB5タイプの水素貯蔵合金、またはカドミウ ム金属を含んだカドミウム活性物質の1種以上を含む前記電極支持体部材中に陰 性活性物質が導入される、請求項46記載の製造法。 48. 前記微細合金粉末を焼結し、このとき前記焼結を約700℃〜約1000℃の 温度にて5分〜2時間にわたって行う、請求項46記載の製造法。 49. 前記陰性活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によっ て前記銅金属フォームのシート部材中に導入する、請求項43記載の製造法。 50. 前記充填フォームシートをその厚さ方向に圧縮する工程をさらに含む、 請求項43記載の製造法。 51. 請求項43記載の製造法によって製造される金属水素化物アルカリ二次電 池用の陰極。 52. 80孔/インチ(31.4孔/cm)より大きい孔径と420g/m2未満の重量を有す る大孔径銅金属フォーム支持体部材である銅金属フォーム支持体部材を供給す る工程; 前記銅金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、ここで、得られるシ ート形態の電極支持体部材が1mm未満の厚さを有し;および 前記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に前記活性物質を導入し て、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の電極を得る工程; を含む、リチウムイオン二次電池用電極の製造法。 53. 削除。 54. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された活性物 質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項52記載の製造法。 55. 微細リチウム化炭素粉末を含有する陰性活性物質を前記銅金属フォーム のシート中に導入する工程、またはリチウム化金属酸化物粉末を含有する陽性活 性物質を前記銅金属フォームのシート中に導入する工程を含む、請求項52記載の 製造法。 56. 前記活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によって前 記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に導入する、請求項52記載の製 造法。 57. 前記物質を前記シート中に含有するシート形態の前記電極をその厚さ方 向に圧縮する工程をさらに含む、請求項52記載の製造法。 58. 請求項52記載の製造法によって製造されるリチウムイオン二次電池用の 電極。 59. 削除。 60. 削除。 61. 大孔径ニッケル金属フォーム陰極支持体部材を供給する工程、このとき 前記支持体部材が、80孔/インチ(31.4孔/cm)より大きい孔径と700g/m2未満 の重量を有する; 前記大孔径ニッケル金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、このと き得られるシート形態の電極支持体部材が0.75mm〜3mmの範囲の厚さを有する ;および 前記大孔径ニッケル金属フォームのシート形態電極支持体部材中に陰性活性 物質を導入して、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を 得る工程; を含む、アルカリ二次電池用陰極の製造法。 62. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された陰性活 性物質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項61記載の製造法。 63. 水素吸収性の微細合金粉末を含有する陰性活性物質を前記大孔径ニッケ ル金属フォームのシート中に導入する工程を含む、請求項61記載の製造法。 64. AB2タイプの水素貯蔵合金、AB5タイプの水素貯蔵合金、またはカドミウ ム金属を含んだカドミウム活性物質の1種以上を含む前記電極支持体部材中に陰 性活性物質が導入される、請求項61記載の製造法。 65. 前記微細合金粉末を焼結し、このとき前記焼結を800℃〜約1200℃の温 度にて5分〜2時間にわたって行う、請求項63記載の製造法。 66. 前記陰性活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によっ て前記大孔径ニッケル金属フォームのシート部材中に導入する、請求項61記載の 製造法。 67. 前記充填フォームシートをその厚さ方向に圧縮する工程をさらに含む、 請求項61記載の製造法。 68. 請求項61記載の製造法によって製造されるアルカリ二次電池用の陰極。 69. 金属水素化物アルカリ二次電池用の、請求項68記載の陰極。 70. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用の、請求項68記載の陰極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 4/26 H01M 4/26 G 4/66 4/66 A (72)発明者 ギボンズ,ダニエル・ダブリュー アメリカ合衆国オハイオ州44060,メント ー,ヒドン・ハロー・ドライブ 7870 (72)発明者 ショー,グレッグ・エス アメリカ合衆国オハイオ州44118,ユニバ ーシティ・ハイツ,チャーニー・ロード 2353

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 金属水素化物アルカリ二次電池用の、銅金属フォーム支持体部材を含ん だ支持体を有する水素吸収性金属合金の陰極。 2. 前記支持体部材が、約80孔/インチより大きい孔径と約500g/m2未満の重 量とを有する大孔径支持体部材であり、そして前記支持体部材が約0.75mm〜約3 mmの範囲の厚さを有する、請求項1記載の電極。 3. 前記銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとっている、請求項 1記載の電極。 4. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが約2mm未満の厚さを有する、請 求項3記載の電極。 5. 前記軟質銅金属フォームが約0.2cm〜約0.3cmの範囲の曲げ半径を有する 、請求項4記載の電極。 6. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が約100g/m2〜約500g/m2の範囲の 重量を有する、請求項2記載の電極。 7. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が約40孔/インチ〜約60孔/インチ の範囲の孔径を有する、請求項2記載の電極。 8. 前記銅金属フォーム支持体部材が、銅金属、銅合金、あるいはニッケル 、亜鉛、錫、アルミニウム、ベリリウム、および鉄等の金属を含有する銅合金を 含めた銅の金属間混合物を含む、請求項1記載の電極。 9. 前記銅金属フォーム支持体部材が、水素吸収性の金属合金またはその水 素化物を含有し、前記合金が、AB2タイプの水素貯蔵合金またはAB5タイプの水素 貯蔵合金の1種以上を含む、請求項1記載の電極。 10. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が、約25ミクロン〜約200ミクロ ンの範囲の平均粒度を有する微細合金粉末を含んだ陰性活性物質を含有する、請 求項9記載の電極。 11. 請求項1記載の電極を陰極として含む金属水素化物アルカリ二次電池。 12. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用であって、約80孔/インチより 大きい孔径を有する大孔径銅金属フォーム部材を含んだ支持体を有し、このとき 前 記支持体部材が約0.75mm〜約3mmの範囲の厚さを有する、カドミウム陰極。 13. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形熊をとっている、 請求項12記載の電極。 14. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが約2mm未満の厚さを有する、請 求項13記載の電極。 15. 前記軟質銅金属フォームが約0.2cm〜約0.3cmの範囲の曲げ半径を有する 、請求項13記載の電極。 16. 前記銅金属フォーム支持体部材が約100g/m2〜約500g/m2の範囲の重量を 有する、請求項12記載の電極。 17. 前記大孔径銅金属フォーム支持体部材が約40孔/インチ〜約60孔/インチ の範囲の孔径を有する、請求項12記載の電極。 18. 前記銅金属フォーム支持体部材が、銅金属、銅合金、あるいはニッケル 、亜鉛、錫、アルミニウム、および鉄等の金属を含有する銅合金を含めた銅の金 属間混合物を含む、請求項12記載の電極。 19. 前記支持体がカドミウム活性物質を微細形態にて含有する、請求項12記 載の電極。 20. 前記微細形態のカドミウム活性物質がカドミウム金属を含んでいて、約 10ミクロン〜約200ミクロンの範囲の平均粒度を有する、請求項19記載の電極。 21. 請求項12記載の電極を陰極として含むニッケルカドミウムアルカリ二次 電池。 22. 銅金属フォーム支持体部材を含んだ支持体を有する、リチウムイオン二 次電池用の電極。 23. 前記支持体部材が、約60孔/インチ〜約130孔/インチのオーダーの孔径 と約500g/m2未満の重量とを有しており、そして前記支持体部材が約0.5mm〜約3 mmの範囲の厚さを有する、請求項22記載の電極。 24. 前記銅金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとっている、請求項 22記載の電極。 25. 前記シート形態の軟質銅金属フォームが、約1mm未満の厚さと300g/m2 未満の重量を有する、請求項24記載の電極。 26. 前記銅金属フォーム支持体部材が、約80g/m2より大きい重量と約2mm未 満の厚さを有する、請求項24記載の電極。 27. 前記銅金属フォーム支持体部材が、銅金属、銅合金、あるいはニッケル 、亜鉛、錫、アルミニウム、ベリリウム、および鉄等の金属を含有する銅合金を 含めた銅の金属間混合物を含む、請求項22記載の電極。 28. 前記銅金属フォーム支持体部材がリチウムイオン電池の陰極用であり、 そして前記支持体部材がリチウム化炭素を含有する、請求項22記載の電極。 29. 前記銅金属フォーム支持体部材がリチウムイオン電池の陽極用であって 、リチウム化金属酸化物を含有する、請求項22記載の電極。 30. 請求項22記載の電極を1つ以上の陰極または陽極として含むリチウムイ オン二次電池。 31. 金属水素化物アルカリ二次電池用であって、約80孔/インチより大きい 孔径と約700g/m2未満の重量を有する大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材を 含んだ支持体を有し、このとき前記支持体部材が約0.75mm〜約3mmの範囲の厚さ を有する、水素吸収性金属合金の陰極。 32. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が軟質シート形態をとって いる、請求項31記載の電極。 33. 前記シート形態の軟質大孔径ニッケル金属フォームが約2mm未満の厚さ を有する、請求項32記載の電極。 34. 前記軟質ニッケル金属フォームが約0.2cm〜約0.3cmの範囲の曲げ半径を 有する、請求項31記載の電極。 35. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が約40孔/インチ〜約60孔 /インチの範囲の孔径を有する、請求項31記載の電極。 36. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が約200g/m2〜約400g/m2の 範囲の重量を有する、請求項31記載の電極。 37. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、ニッケル金属、ニッケ ル合金、あるいは銅、コバルト、クロム、鉄、モリブデン、およびアルミニウム 等の金属を含有するニッケル合金を含めたニッケルの金属間混合物を含む、請求 項31記載の電極。 38. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、水素吸収性の金属合金 またはその水素化物を含有し、前記合金が、AB2タイプの水素貯蔵合金またはAB5 タイプの水素貯蔵合金の1種以上を含む、請求項31記載の電極。 39. 前記大孔径ニッケル金属フォーム支持体部材が、約25ミクロン〜約200 ミクロンの範囲の平均粒度を有する微細合金粉末を含んだ陰性活性物質を含有す る、請求項31記載の電極。 40. 請求項31記載の電極を陰極として含む金属水素化物アルカリ二次電池。 41. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用であって、請求項31記載の大孔 径ニッケル金属フォーム支持体部材を含んだ支持体を有する、カドミウム陰極。 42. 請求項41記載の電極を陰極として含むニッケルカドミウムアルカリ二次 電池。 43. 銅金属フォーム陰極支持体部材を供給する工程; 前記銅金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、このとき得られるシ ート形態の電極支持体部材が約0.75mm〜約3mmの範囲の厚さを有する;および 前記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に陰性活性物質を導入し て、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を得る工程; を含む、金属水素化物アルカリ二次電池用陰極の製造法。 44. 約80孔/インチより大きい孔径と約420g/m2未満の重量とを有する大孔径 銅金属フォーム陰性支持体部材が供給される、請求項43記載の製造法。 45. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された陰性活 性物質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項43記載の製造法。 46. 水素吸収性の微細合金粉末を含有する陰性活性物質を前記銅金属フォー ムのシート中に導入する工程を含む、請求項43記載の製造法。 47. AB2タイプの水素貯蔵合金、AB5タイプの水素貯蔵合金、またはカドミウ ム金属を含んだカドミウム活性物質の1種以上を含む前記電極支持体部材中に陰 性活性物質が導入される、請求項46記載の製造法。 48. 前記微細合金粉末を焼結し、このとき前記焼結を約700℃〜約1000℃の 温度にて約5分〜約2時間にわたって行う、請求項46記載の製造法。 49. 前記陰性活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によっ て前記銅金属フォームのシート部材中に導入する、請求項43記載の製造法。 50. 前記充填フォームシートをその厚さ方向に圧縮する工程をさらに含む、 請求項43記載の製造法。 51. 請求項43記載の製造法によって製造される金属水素化物アルカリ二次電 池用の陰極。 52. 銅金属フォーム電極支持体部材を供給する工程; 前記銅金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、このとき得られるシ ート形態の電極支持体部材が約0.5mm〜約3mmの範囲の厚さを有する;および 前記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に活性物質を導入して、 前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を得る工程; を含む、リチウムイオン二次電池用電極の製造法。 53. 約60孔/インチ〜約110孔/インチ未満のオーダーの孔径と約500g/m2未満 の重量を有する銅金属フォーム支持体部材が供給される、請求項52記載の製造法 。 54. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された活性物 質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項52記載の製造法。 55. 微細リチウム化炭素粉末を含有する陰性活性物質を前記銅金属フォーム のシート中に導入する工程、またはリチウム化金属酸化物粉末を含有する陽性活 性金属を前記銅金属フォームのシート中に導入する工程を含む、請求項52記載の 製造法。 56. 前記陰性活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によっ て前記銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に導入する、請求項52記載 の製造法。 57. 前記物質を前記シート中に含有するシート形態の前記電極をその厚さ方 向に圧縮する工程をさらに含む、請求項52記載の製造法。 58. 請求項52記載の製造法によって製造されるリチウムイオン二次電池用の 電極。 59. 約80孔/インチより大きい孔径と約420g/m2未満の重量を有する大孔径銅 金属フォーム陰極支持体部材を供給する工程; 前記大孔径銅金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、このとき得ら れるシート形態の電極支持体部材が約0.75mm〜約3mmの範囲の厚さを有する; および 前記大孔径銅金属フォームのシート形態電極支持体部材中に陰性活性物質を 導入して、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を得る工 程; を含む、アルカリ二次電池用陰極の製造法。 60. 請求項59記載の製造法によって製造されるアルカリ二次電池用の陰極。 61. 大孔径ニッケル金属フォーム陰極支持体部材を供給する工程、このとき 前記支持体部材が、約80孔/インチより大きい孔径と約700g/m2未満の重量を有 する; 前記大孔径ニッケル金属フォームをシートの形態に造り上げる工程、このと き得られるシート形態の電極支持体部材が約0.75mm〜約3mmの範囲の厚さを有 する;および 前記大孔径ニッケル金属フォームのシート形態電極支持体部材中に陰性活性 物質を導入して、前記活性物質を前記シート中に含有するシート形態の陰極を 得る工程; を含む、アルカリ二次電池用陰極の製造法。 62. 充填フォームシートを乾燥して、前記支持体部材中に導入された陰性活 性物質から揮発性成分を除去する工程をさらに含む、請求項61記載の製造法。 63. 水素吸収性の微細合金粉末を含有する陰性活性物質を前記大孔径ニッケ ル金属フォームのシート中に導入する工程を含む、請求項61記載の製造法。 64. AB2タイプの水素貯蔵合金、AB5タイプの水素貯蔵合金、またはカドミウ ム金属を含んだカドミウム活性物質の1種以上を含む前記電極支持体部材中に陰 性活性物質が導入される、請求項61記載の製造法。 65. 前記微細合金粉末を焼結し、このとき前記焼結を約800℃〜約1200℃の 温度にて約5分〜約2時間にわたって行う、請求項63記載の製造法。 66. 前記陰性活性物質を、噴霧、加圧、または減圧の1つ以上の手段によっ て前記大孔径ニッケル金属フォームのシート部材中に導入する、請求項61記載の 製造法。 67. 前記充填フォームシートをその厚さ方向に圧縮する工程をさらに含む、 請求項61記載の製造法。 68. 請求項61記載の製造法によって製造されるアルカリ二次電池用の陰極。 69. 金属水素化物アルカリ二次電池用の、請求項68記載の陰極。 70. ニッケルカドミウムアルカリ二次電池用の、請求項68記載の陰極。
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