JP2001359069A - 情報処理装置及びその方法並びにプログラムコード、記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置及びその方法並びにプログラムコード、記憶媒体Info
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- JP2001359069A JP2001359069A JP2001097034A JP2001097034A JP2001359069A JP 2001359069 A JP2001359069 A JP 2001359069A JP 2001097034 A JP2001097034 A JP 2001097034A JP 2001097034 A JP2001097034 A JP 2001097034A JP 2001359069 A JP2001359069 A JP 2001359069A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/20—Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
- H04N21/23—Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のオブジェクトデータを含むビットスト
リームから情報を復元する際に、使用期限が設定された
所定のオブジェクトについて、超過利用を防止するこ
と。 【解決手段】 IPMP制御部20はデマルチプレクサ
2で分離されたIPMPビットストリームから、使用期
限情報の領域を特定し、抽出する。そして使用期限情報
を参照し、この使用期限情報が付加されたビットストリ
ームの使用期限が過ぎたかどうかの判断を行い、使用期
限内であった場合には、ビットストリームの再生中の経
過時間をカウントし、その累計時間を該使用期限情報か
ら減じた結果を新しい使用期限情報とするべく、オブジ
ェクトの使用期限を変更(更新)する。また、ビットス
トリームを復号し、再生する。
リームから情報を復元する際に、使用期限が設定された
所定のオブジェクトについて、超過利用を防止するこ
と。 【解決手段】 IPMP制御部20はデマルチプレクサ
2で分離されたIPMPビットストリームから、使用期
限情報の領域を特定し、抽出する。そして使用期限情報
を参照し、この使用期限情報が付加されたビットストリ
ームの使用期限が過ぎたかどうかの判断を行い、使用期
限内であった場合には、ビットストリームの再生中の経
過時間をカウントし、その累計時間を該使用期限情報か
ら減じた結果を新しい使用期限情報とするべく、オブジ
ェクトの使用期限を変更(更新)する。また、ビットス
トリームを復号し、再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化された一つ又
は複数のオブジェクトデータと、それらを管理する管理
情報を含むビットストリームに対して、このビットスト
リームを前記オブジェクトデータ単位で分離、復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理装置及びその方法並びに記憶媒体に関
する。
は複数のオブジェクトデータと、それらを管理する管理
情報を含むビットストリームに対して、このビットスト
リームを前記オブジェクトデータ単位で分離、復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理装置及びその方法並びに記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像や音声などの複数のオブジ
ェクトデータを含むマルチメディアデータを組み合わせ
て単一のビットストリームとして伝送する手法として、
いわゆるMPEG−4が標準化されつつある。MPEG
−4の受信側(再生側)においては、例えば音声と動画
シーンを関連付けて再生する。このようなMPEG−4
再生機においては、知的財産(著作権を含む)などの保
護のために、その全体もしくは一部のデータに対して様
々な使用制限を設ける必要がある。
ェクトデータを含むマルチメディアデータを組み合わせ
て単一のビットストリームとして伝送する手法として、
いわゆるMPEG−4が標準化されつつある。MPEG
−4の受信側(再生側)においては、例えば音声と動画
シーンを関連付けて再生する。このようなMPEG−4
再生機においては、知的財産(著作権を含む)などの保
護のために、その全体もしくは一部のデータに対して様
々な使用制限を設ける必要がある。
【0003】上述したようなMPEG−4のビットスト
リームにおいては、これまでの一般的なマルチメディア
ストリームとは異なり、いくつものピデオシーンやビデ
オオブジェクトを単一のストリーム上で独立して送受信
する機能を有する。また、音声データについても、同様
にいくつものオブジェクトデータを単一のビットストリ
ーム上から復元可能である。即ち、MPEG−4におけ
るビットストリームには、これら数々のシーンを合成す
るための情報として、VRML(Virtual Reality Model
ing Language)を自然動画像や音声が扱えるように拡張
したBIFS(BInary Format for Scenes)が含まれてい
る。ここでBIFSはMPEG−4の各シーンを2値で
記述する情報である。
リームにおいては、これまでの一般的なマルチメディア
ストリームとは異なり、いくつものピデオシーンやビデ
オオブジェクトを単一のストリーム上で独立して送受信
する機能を有する。また、音声データについても、同様
にいくつものオブジェクトデータを単一のビットストリ
ーム上から復元可能である。即ち、MPEG−4におけ
るビットストリームには、これら数々のシーンを合成す
るための情報として、VRML(Virtual Reality Model
ing Language)を自然動画像や音声が扱えるように拡張
したBIFS(BInary Format for Scenes)が含まれてい
る。ここでBIFSはMPEG−4の各シーンを2値で
記述する情報である。
【0004】このような、シーンの合成に必要な個々の
オブジェクトは、それぞれ個別に符号化が施されて送信
されることになるので、復号側でも個別に復号され、上
述のBIFSの記述に伴い、個々のデータの持つ時間軸
を再生機内部の時間軸に合わせて同期させてシーンを合
成し、再生することになる。
オブジェクトは、それぞれ個別に符号化が施されて送信
されることになるので、復号側でも個別に復号され、上
述のBIFSの記述に伴い、個々のデータの持つ時間軸
を再生機内部の時間軸に合わせて同期させてシーンを合
成し、再生することになる。
【0005】このように、MPEG−4再生機において
は複数のオブジェクトを合成するので、その各々に知的
財産による使用制限を施す必要が生じる。そのため、各
オブジェクト毎にその知的財産使用に関する認証情報を
得るシステムが考えられる。
は複数のオブジェクトを合成するので、その各々に知的
財産による使用制限を施す必要が生じる。そのため、各
オブジェクト毎にその知的財産使用に関する認証情報を
得るシステムが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ネットワー
ク、もしくはCD−ROMなどの記憶媒体を介して配布
されるマルチメディアデータに対する使用制限の例とし
て、例えば使用期限を設定する場合、予め使用期限に関
する情報ファイルを付加したり、電子透かしとして使用
期限情報を埋め込むことにより加工されたデータを送信
するなどの処理が必要であった。
ク、もしくはCD−ROMなどの記憶媒体を介して配布
されるマルチメディアデータに対する使用制限の例とし
て、例えば使用期限を設定する場合、予め使用期限に関
する情報ファイルを付加したり、電子透かしとして使用
期限情報を埋め込むことにより加工されたデータを送信
するなどの処理が必要であった。
【0007】そして、受信側、即ち再生機側では、付加
されたファイルあるいは上述の如く加工されたデータか
ら使用期限情報を抽出し、コンピュータ及び再生機内部
の時計から読み取った時間情報との関係により再生や実
行が制限されていた。
されたファイルあるいは上述の如く加工されたデータか
ら使用期限情報を抽出し、コンピュータ及び再生機内部
の時計から読み取った時間情報との関係により再生や実
行が制限されていた。
【0008】しかしながら、マルチメディアデータ全体
に対して使用期限を設定し、超過利用を防止することは
出来ても、複数のオブジェクトから構成されるMPEG
−4ビットストリームのようなマルチメディアデータの
特定のオブジェクトに対して、その使用期限の設定と超
過利用を防止する手法については提案されていなかっ
た。
に対して使用期限を設定し、超過利用を防止することは
出来ても、複数のオブジェクトから構成されるMPEG
−4ビットストリームのようなマルチメディアデータの
特定のオブジェクトに対して、その使用期限の設定と超
過利用を防止する手法については提案されていなかっ
た。
【0009】本発明は上述の如き課題を解決するために
なされたものであって、複数のオブジェクトデータを含
むビットストリームから情報を復元する際に、使用期限
が設定された所定のオブジェクトについて、超過利用を
防止する情報処理装置及びその方法並びに記憶媒体を提
供することを目的とする。
なされたものであって、複数のオブジェクトデータを含
むビットストリームから情報を復元する際に、使用期限
が設定された所定のオブジェクトについて、超過利用を
防止する情報処理装置及びその方法並びに記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備
える。すなわち、符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、それらを管理する管理情報を含むビット
ストリームに対して、このビットストリームを復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理装置であって、前記管理情報から、前
記一つ又は複数のオブジェクトデータに対する使用期限
に関する使用期限情報を抽出する抽出手段と、前記一つ
又は複数のオブジェクトデータに対する時間的な時間情
報を取得する取得手段と、前記時間情報と前記使用期限
情報とに応じて、前記一つ又は複数のオブジェクトデー
タの復号に関する処理を制御する制御手段とを備える。
ために、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備
える。すなわち、符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、それらを管理する管理情報を含むビット
ストリームに対して、このビットストリームを復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理装置であって、前記管理情報から、前
記一つ又は複数のオブジェクトデータに対する使用期限
に関する使用期限情報を抽出する抽出手段と、前記一つ
又は複数のオブジェクトデータに対する時間的な時間情
報を取得する取得手段と、前記時間情報と前記使用期限
情報とに応じて、前記一つ又は複数のオブジェクトデー
タの復号に関する処理を制御する制御手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
の情報処理装置をMPEG−4再生機に適用した好適な
実施形態について説明する。
の情報処理装置をMPEG−4再生機に適用した好適な
実施形態について説明する。
【0012】[第1の実施形態]本実施形態におけるM
PEG−4再生機の概略構成を示すブロック図を図1に
示し、以下同図を用いて説明する。
PEG−4再生機の概略構成を示すブロック図を図1に
示し、以下同図を用いて説明する。
【0013】図中、1は各種のネットワークの伝送路で
あり、MPEG−4ビットストリームが配信されてくる
ネットワークである。ここで、本実施形態における伝送
路1は放送ネットワークや通信ネットワークといった通
信路のみを指すのではなく、例えばDVD−RAM等の
記憶媒体自体を含むものとする。
あり、MPEG−4ビットストリームが配信されてくる
ネットワークである。ここで、本実施形態における伝送
路1は放送ネットワークや通信ネットワークといった通
信路のみを指すのではなく、例えばDVD−RAM等の
記憶媒体自体を含むものとする。
【0014】MPEG−4再生機は、伝送路1を介して
ネットワークから配信されたMPEG−4ビットストリ
ームや、伝送路1を介して前述の記録媒体から読み込ん
だMPEG−4ビットストリームを受信すると、まずデ
マルチプレクサ2に入力する。デマルチプレクサ2は受
信したMPEG−4ビットストリームを、MPEG−4
ビットストリームに含まれる、グラフィックデータを含
むシーン記述データ、音声オブジェクトデータ(音声ビ
ットストリーム)、動画像オブジェクトデータ(動画像
ビットストリーム)、オブジェクト記述データなどに分
離し、それぞれの同期レイヤの処理回路3〜6に入力す
る。
ネットワークから配信されたMPEG−4ビットストリ
ームや、伝送路1を介して前述の記録媒体から読み込ん
だMPEG−4ビットストリームを受信すると、まずデ
マルチプレクサ2に入力する。デマルチプレクサ2は受
信したMPEG−4ビットストリームを、MPEG−4
ビットストリームに含まれる、グラフィックデータを含
むシーン記述データ、音声オブジェクトデータ(音声ビ
ットストリーム)、動画像オブジェクトデータ(動画像
ビットストリーム)、オブジェクト記述データなどに分
離し、それぞれの同期レイヤの処理回路3〜6に入力す
る。
【0015】ここで、音声オブジェクトデータは例えば
周知のCELP(Code Excited Linear Prediction)符号
化や、変換領域重み付けインターリーブベクトル量子化
(TWINVQ)符号化などの符号化(圧縮)が施され
たデータである。また、動画像オブジェクトデータは例
えば周知のMPEG−2やH−263方式にて符号化さ
れたデータである。また、オブジェクト記述データは、
例えばアニメーション等を含み、各記述データに適した
形で同様に符号化されたデータである。オブジェクト記
述データは、シーン記述データ中で音声や動画像のスト
リームを参照するノードに対して必要とされ、指定され
たストリームの制御情報(符号化方法、シーン記述との
対応、パケットの構成、知的財産管理情報等)を有す
る。
周知のCELP(Code Excited Linear Prediction)符号
化や、変換領域重み付けインターリーブベクトル量子化
(TWINVQ)符号化などの符号化(圧縮)が施され
たデータである。また、動画像オブジェクトデータは例
えば周知のMPEG−2やH−263方式にて符号化さ
れたデータである。また、オブジェクト記述データは、
例えばアニメーション等を含み、各記述データに適した
形で同様に符号化されたデータである。オブジェクト記
述データは、シーン記述データ中で音声や動画像のスト
リームを参照するノードに対して必要とされ、指定され
たストリームの制御情報(符号化方法、シーン記述との
対応、パケットの構成、知的財産管理情報等)を有す
る。
【0016】同期レイヤ処理回路3〜6は、MPEG−
4ビットストリームに付加されたタイムスタンプと呼ば
れる時間情報に従って、グラフィックデータを含むシー
ン記述データ、各音声オブジェクト、各動画像オブジェ
クト、並びにオブジェクト記述データ等のデータが同期
を取って、各オブジェクト毎の復号回路15〜18に入
力されるように各データの出力制御(各オブジェクト毎
の復号回路15〜18への入力制御)を行う。そして上
述の各データは、上述の如く符号化(圧縮)が施されて
いるので、各オブジェクト毎に復号回路15〜18によ
って復号される。
4ビットストリームに付加されたタイムスタンプと呼ば
れる時間情報に従って、グラフィックデータを含むシー
ン記述データ、各音声オブジェクト、各動画像オブジェ
クト、並びにオブジェクト記述データ等のデータが同期
を取って、各オブジェクト毎の復号回路15〜18に入
力されるように各データの出力制御(各オブジェクト毎
の復号回路15〜18への入力制御)を行う。そして上
述の各データは、上述の如く符号化(圧縮)が施されて
いるので、各オブジェクト毎に復号回路15〜18によ
って復号される。
【0017】尚、本実施形態においては、音声オブジェ
クト、動画像オブジェクト、並びにオブジェクト記述デ
ータについて、それぞれ複数の互いに異なる種類のオブ
ジェクトがMPEG−4ビットストリーム内に存在して
も復号可能な装置を仮定している。よって、同期レイヤ
処理回路や復号回路は音声用、動画像用、オブジェクト
記述データ用に夫々複数用意されているものとする。
クト、動画像オブジェクト、並びにオブジェクト記述デ
ータについて、それぞれ複数の互いに異なる種類のオブ
ジェクトがMPEG−4ビットストリーム内に存在して
も復号可能な装置を仮定している。よって、同期レイヤ
処理回路や復号回路は音声用、動画像用、オブジェクト
記述データ用に夫々複数用意されているものとする。
【0018】そして、復号回路16,17,18におい
て夫々復号された音声オブジェクト、動画像オブジェク
ト及びオブジェクト記述データは、シーン合成(器)回
路30に供給される。そして、シーン記述グラフィック
復号回路15において復号されたシーン記述情報に基づ
いてシーンが再生される。このようにして得られた最終
的なマルチメディアデータ列は、ディスプレイやスピー
カ、プリンタなどに代表される出力機器31に供給さ
れ、再生されることになる。
て夫々復号された音声オブジェクト、動画像オブジェク
ト及びオブジェクト記述データは、シーン合成(器)回
路30に供給される。そして、シーン記述グラフィック
復号回路15において復号されたシーン記述情報に基づ
いてシーンが再生される。このようにして得られた最終
的なマルチメディアデータ列は、ディスプレイやスピー
カ、プリンタなどに代表される出力機器31に供給さ
れ、再生されることになる。
【0019】ここで、本実施形態における受信データス
トリーム(MPEG−4ビットストリーム)は、音声あ
るいは動画などのシーンを構成する個々のオブジェクト
に対して、知的財産などの保護のために再生の制御を必
要とすることを想定して、特願平10−295937号
公報にも記載されているような知的財産管理情報(以
下、IPMP(Intellectual Property Management and
Protection)情報)をビットストリームに付加している
ものとする。IPMP情報は、前述したオブジェクト記
述データの中に内包されている。
トリーム(MPEG−4ビットストリーム)は、音声あ
るいは動画などのシーンを構成する個々のオブジェクト
に対して、知的財産などの保護のために再生の制御を必
要とすることを想定して、特願平10−295937号
公報にも記載されているような知的財産管理情報(以
下、IPMP(Intellectual Property Management and
Protection)情報)をビットストリームに付加している
ものとする。IPMP情報は、前述したオブジェクト記
述データの中に内包されている。
【0020】図6は、MPEG−4ビットストリーム全
体のデータ構造の例を示す図である。601は前述した
BIFSであり、シーン記述データが格納されている。
602、603はオブジェクト記述データであり、以降
のオブジェクトデータの制御情報が記述される。本例で
は、2つのオブジェクト記述データ602(OD1)、
603(OD2)が含まれている。OD1には動画像オ
ブジェクトデータ(604、606)を、OD2には音
声オブジェクトデータ(605、607)を制御するた
めの情報がそれぞれ含まれる。尚、OD1には動画像オ
ブジェクトデータに関するIPMP情報(IPMP_D
1)が、OD2には音声オブジェクトデータに関するI
PMP情報(IPMP_D2)が、それぞれ内包されて
いる。
体のデータ構造の例を示す図である。601は前述した
BIFSであり、シーン記述データが格納されている。
602、603はオブジェクト記述データであり、以降
のオブジェクトデータの制御情報が記述される。本例で
は、2つのオブジェクト記述データ602(OD1)、
603(OD2)が含まれている。OD1には動画像オ
ブジェクトデータ(604、606)を、OD2には音
声オブジェクトデータ(605、607)を制御するた
めの情報がそれぞれ含まれる。尚、OD1には動画像オ
ブジェクトデータに関するIPMP情報(IPMP_D
1)が、OD2には音声オブジェクトデータに関するI
PMP情報(IPMP_D2)が、それぞれ内包されて
いる。
【0021】本実施形態の装置においては、このIPM
P情報をデマルチプレクサ2において抽出し、IPMP
制御部20に供給する。IPMP制御部20は必要に応
じて、図中10,11,12、あるいは25,26,2
7で示されるアクセスポイントにおいて各オブジェクト
を遮断したり、各オブジェクトに妨害信号を重畳させた
り、暗号化された各オブジェクトを復号したりする。あ
るいは復号回路16,17,18にアクセスすることに
より、各オブジェクトの再生の制御を行い、各オブジェ
クトの再生を停止したりする。これによって、例えば知
的財産で保護されたコンテンツを含むビットストリーム
が入力された場合においても、その再生を阻止すること
が可能である。
P情報をデマルチプレクサ2において抽出し、IPMP
制御部20に供給する。IPMP制御部20は必要に応
じて、図中10,11,12、あるいは25,26,2
7で示されるアクセスポイントにおいて各オブジェクト
を遮断したり、各オブジェクトに妨害信号を重畳させた
り、暗号化された各オブジェクトを復号したりする。あ
るいは復号回路16,17,18にアクセスすることに
より、各オブジェクトの再生の制御を行い、各オブジェ
クトの再生を停止したりする。これによって、例えば知
的財産で保護されたコンテンツを含むビットストリーム
が入力された場合においても、その再生を阻止すること
が可能である。
【0022】図2は、図1のIPMP制御部20の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【0023】この図2において40はIPMP制御部2
0の制御を司る演算・制御用のCPUである。50はI
PMP制御部20全体の制御を行う制御プログラム50
aや固定パラメータ50b等を格納するROMである。
60はCPU40が一時記憶として使用するRAMで、
IPMP情報を記憶する情報領域60aと、外部記憶装
置70からロードされるプログラムを記憶するプログラ
ムロード領域60bとを含んでいる。70はフロッピー
(登録商標)ディスクやCD−ROM等の記憶媒体から
インストールされたプログラムなどを格納する外部記憶
装置であり、プログラムロード領域60bにロードされ
るプログラムが格納されている。
0の制御を司る演算・制御用のCPUである。50はI
PMP制御部20全体の制御を行う制御プログラム50
aや固定パラメータ50b等を格納するROMである。
60はCPU40が一時記憶として使用するRAMで、
IPMP情報を記憶する情報領域60aと、外部記憶装
置70からロードされるプログラムを記憶するプログラ
ムロード領域60bとを含んでいる。70はフロッピー
(登録商標)ディスクやCD−ROM等の記憶媒体から
インストールされたプログラムなどを格納する外部記憶
装置であり、プログラムロード領域60bにロードされ
るプログラムが格納されている。
【0024】80は入力インタフェースで、デマルチプ
レクサ2からのIPMP情報や同期レイヤ4〜6からの
時間情報を入力する。90は出力インタフェースで、ア
クセスポイント10〜12,25〜27へのアクセスポ
イント制御信号や各復号回路16〜18への復号回路制
御信号を出力する。
レクサ2からのIPMP情報や同期レイヤ4〜6からの
時間情報を入力する。90は出力インタフェースで、ア
クセスポイント10〜12,25〜27へのアクセスポ
イント制御信号や各復号回路16〜18への復号回路制
御信号を出力する。
【0025】尚、本実施形態では、IPMP制御部20
を独立したプロセッサエレメントとして示したが、CP
U40がMPEG−4再生機の一部あるいは全体を制御
する、または、ソフトウェアで実現する構成でも良いこ
とは、当業者には自明のことである。
を独立したプロセッサエレメントとして示したが、CP
U40がMPEG−4再生機の一部あるいは全体を制御
する、または、ソフトウェアで実現する構成でも良いこ
とは、当業者には自明のことである。
【0026】以下、本実施形態にかかるMPEG−4再
生機の動作、特にIPMP情報を用いた場合のMPEG
−4再生機の動作について、図3のフローチャートを用
いて詳細に説明する。
生機の動作、特にIPMP情報を用いた場合のMPEG
−4再生機の動作について、図3のフローチャートを用
いて詳細に説明する。
【0027】図3は、MPEG−4再生機がMPEG−
4ビットストリームを受信した場合のIPMP制御部2
0の動作を説明する為のフローチャートである。ここで
は一例として、MPEG−4ビットストリームには動画
像データのオブジェクト(動画像データオブジェクト)
と、該動画像データに関する使用期限情報を含むIPM
P情報(IPMPビットストリーム)と、が含まれてい
るものとする。
4ビットストリームを受信した場合のIPMP制御部2
0の動作を説明する為のフローチャートである。ここで
は一例として、MPEG−4ビットストリームには動画
像データのオブジェクト(動画像データオブジェクト)
と、該動画像データに関する使用期限情報を含むIPM
P情報(IPMPビットストリーム)と、が含まれてい
るものとする。
【0028】この場合、IPMP制御部20はステップ
S300において、デマルチプレクサ2で分離されたM
PEG−4ビットストリーム中の動画像データオブジェ
クトの1パケット分のデータを入力ストリーム(Input S
tream)として設定する。
S300において、デマルチプレクサ2で分離されたM
PEG−4ビットストリーム中の動画像データオブジェ
クトの1パケット分のデータを入力ストリーム(Input S
tream)として設定する。
【0029】次に、ステップS301においてはInput
Streamが終端に達しているか否かの判断を行う。そし
て、ビットストリームの終端である場合、つまり制御対
象となる動画像ビットストリームが終端に達していれば
処理を終了し、そうでなければステップS302に進
む。
Streamが終端に達しているか否かの判断を行う。そし
て、ビットストリームの終端である場合、つまり制御対
象となる動画像ビットストリームが終端に達していれば
処理を終了し、そうでなければステップS302に進
む。
【0030】ステップS302においては、デマルチプ
レクサ2で分離されたIPMPビットストリームから、
使用期限情報の領域を特定し、抽出する。
レクサ2で分離されたIPMPビットストリームから、
使用期限情報の領域を特定し、抽出する。
【0031】具体的には、IPMP情報の最初にIPM
Pオブジェクトタイプ指定の記述があり、これはMPE
G−4Part1:SystemsのFDISにおいて以下のような
仕様になっている。
Pオブジェクトタイプ指定の記述があり、これはMPE
G−4Part1:SystemsのFDISにおいて以下のような
仕様になっている。
【0032】 class IPMP_Descriptor() extends Base Descriptor:bit(8)IPMP_DescrTag{ bit(8) IPMP_DescriptorID; unsigned int(16)IPMPS_Type; if(IPMPS_Type==0){ bit(8) URLString[sizeOfInstance-3]; }else{ bit(8) IPMP_data[sizeOfInstance-3]; } } IPMPS_TypeはIPMP制御部20の種類を示す。IPMPS_Type
が0の場合、知的財産を保護・管理するための情報はUR
LStringで指定される場所にある。IPMPS_Typeが0以外
の値はRA(Registration Authority)に登録されてお
り、知的財産を保護・管理するための情報はIPMP_data
に記述されることになる。
が0の場合、知的財産を保護・管理するための情報はUR
LStringで指定される場所にある。IPMPS_Typeが0以外
の値はRA(Registration Authority)に登録されてお
り、知的財産を保護・管理するための情報はIPMP_data
に記述されることになる。
【0033】IPMP制御部20は、IPMP情報内の
IPMPS_Typeを識別し、URLString又はIPMP_data等を参照
することによって、保護・管理すべき対象となるオブジ
ェクトの制御方法を判断することができる。上記IPMP_d
ata内のシンタックスは規格化されておらず、本実施形
態では、IPMP_dataは例えば図7に示すように使用期限
情報部701とアクセスポイント指定部702、その他
の管理情報部703とから構成される。尚、これら使用
期限情報とアクセスポイント、その他様々な管理情報は
著作権者あるいはコンテンツ提供者が決定するものであ
る。
IPMPS_Typeを識別し、URLString又はIPMP_data等を参照
することによって、保護・管理すべき対象となるオブジ
ェクトの制御方法を判断することができる。上記IPMP_d
ata内のシンタックスは規格化されておらず、本実施形
態では、IPMP_dataは例えば図7に示すように使用期限
情報部701とアクセスポイント指定部702、その他
の管理情報部703とから構成される。尚、これら使用
期限情報とアクセスポイント、その他様々な管理情報は
著作権者あるいはコンテンツ提供者が決定するものであ
る。
【0034】本実施形態では使用期限情報は、動画ビッ
トストリームの内容を最初に閲覧や表示もしくは再生
(以下、「閲覧や表示もしくは再生」を単に「再生」と
呼ぶことがある)した時刻から、再生している時間の総
計とする。しかし使用期限情報としてはその他にも、ビ
ットストリームの内容を初めて再生したときから一定期
間としてもよく、その際にはビットストリームの内容を
初めて再生した時刻にこの一定期間が足された時刻が使
用期限時刻として使用期限情報に含まれている。又その
他にも使用期限情報としては、あらかじめ定められた特
定の時刻であってもよく、その際にはこの特定の時刻が
使用期限情報に含まれている。
トストリームの内容を最初に閲覧や表示もしくは再生
(以下、「閲覧や表示もしくは再生」を単に「再生」と
呼ぶことがある)した時刻から、再生している時間の総
計とする。しかし使用期限情報としてはその他にも、ビ
ットストリームの内容を初めて再生したときから一定期
間としてもよく、その際にはビットストリームの内容を
初めて再生した時刻にこの一定期間が足された時刻が使
用期限時刻として使用期限情報に含まれている。又その
他にも使用期限情報としては、あらかじめ定められた特
定の時刻であってもよく、その際にはこの特定の時刻が
使用期限情報に含まれている。
【0035】そして、ステップS303において、前ス
テップで抽出したIPMP_data領域中の使用期限情報を参
照し、この使用期限情報が付加された動画像ビットスト
リームの使用期限が過ぎたかどうかの判断を行い、使用
期限内であった場合には、ステップS304へと処理を
移し、使用期限を過ぎていた場合には、動画像ビットス
トリームの再生を制限するべくステップS305へと処
理を移行する。
テップで抽出したIPMP_data領域中の使用期限情報を参
照し、この使用期限情報が付加された動画像ビットスト
リームの使用期限が過ぎたかどうかの判断を行い、使用
期限内であった場合には、ステップS304へと処理を
移し、使用期限を過ぎていた場合には、動画像ビットス
トリームの再生を制限するべくステップS305へと処
理を移行する。
【0036】使用期限を過ぎたかどうかの判断は、ネッ
トワークを通じて標準時刻を提供する時計から読み取っ
た時刻に基づいて、動画像ビットストリームの使用時間
を計算し、動画像ビットストリームの全使用時間(これ
までの使用時間+今回計算した使用時間)と使用期限と
の比較を行うことで実行される。しかしその他にも、使
用期限情報がビットストリームの内容を初めて再生した
ときから一定期間とした場合には、前述の時計から読み
とった時刻と、前述の使用期限時刻との比較を行うこと
で実行される。又、使用期限情報があらかじめ定められ
た特定の時刻であった場合には、前述の時計から読みと
った時刻との比較を行うことで実行される。また、時刻
の読みとり先は以上の他にも、不正な修正を許容しない
コンピュータ内部の時計であってもよく、また、MPE
G−4再生機内部の時計であってもよい。
トワークを通じて標準時刻を提供する時計から読み取っ
た時刻に基づいて、動画像ビットストリームの使用時間
を計算し、動画像ビットストリームの全使用時間(これ
までの使用時間+今回計算した使用時間)と使用期限と
の比較を行うことで実行される。しかしその他にも、使
用期限情報がビットストリームの内容を初めて再生した
ときから一定期間とした場合には、前述の時計から読み
とった時刻と、前述の使用期限時刻との比較を行うこと
で実行される。又、使用期限情報があらかじめ定められ
た特定の時刻であった場合には、前述の時計から読みと
った時刻との比較を行うことで実行される。また、時刻
の読みとり先は以上の他にも、不正な修正を許容しない
コンピュータ内部の時計であってもよく、また、MPE
G−4再生機内部の時計であってもよい。
【0037】ステップS304においては、必要ならば
抽出した使用期限情報の内容を変更し、必要な変更分だ
けIPMPビットストリーム中の使用期限情報部701
へ埋め込み、必要なければ何もせずにステップS306
へと処理を移行する。本実施形態では、使用期限情報が
動画像ビットストリームの再生を実行している時間の総
計として与えられているので、再生中の経過時間をカウ
ントし、その累計時間を該使用期限情報から減じた結果
を新しい使用期限情報とするべく、元のIPMPビット
ストリーム中の使用期限情報部701に埋め込むことに
より、再生する度に制御対象となるオブジェクト(本実
施形態では動画像オブジェクト)の使用期限を変更(更
新)することが可能となる。
抽出した使用期限情報の内容を変更し、必要な変更分だ
けIPMPビットストリーム中の使用期限情報部701
へ埋め込み、必要なければ何もせずにステップS306
へと処理を移行する。本実施形態では、使用期限情報が
動画像ビットストリームの再生を実行している時間の総
計として与えられているので、再生中の経過時間をカウ
ントし、その累計時間を該使用期限情報から減じた結果
を新しい使用期限情報とするべく、元のIPMPビット
ストリーム中の使用期限情報部701に埋め込むことに
より、再生する度に制御対象となるオブジェクト(本実
施形態では動画像オブジェクト)の使用期限を変更(更
新)することが可能となる。
【0038】また、ステップS305での再生制御は、
上記したIPMP_data領域の情報に従って、IPMP制御
部20が判断することにより行われる。
上記したIPMP_data領域の情報に従って、IPMP制御
部20が判断することにより行われる。
【0039】具体的な制御方法としては、IPMP_data領
域のアクセスポイント指定部702からアクセスポイン
トを抽出する。アクセスポイント指定部702は、復号
回路の前段を指し示すフラグ704、復号回路の後段を
指し示すフラグ705、復号回路自体を指し示すフラグ
706から構成されており、値が1に設定されているフ
ラグから制御するアクセスポイントを特定することが可
能である。つまりアクセスポイントは、伝送路1に伝送
されたオブジェクトの復号及び再生を制御するためにI
PMP制御部20が制御を施す位置を特定するためのも
ので、具体的には復号回路16,17,18の前段又は
後段、つまりアクセスポイント10、11、12、ある
いは25、26、27、又は復号回路16、17、18
を指し示すことになる。本実施形態では動画像オブジェ
クトに対してIPMP情報が付加されている場合を想定
しており、この場合、アクセスポイントは動画復号回路
の前段11、あるいは後段26、又は動画復号回路17
の何れかになる。IPMP制御部20は指定されたアク
セスポイントにおいてビットストリームを遮断したり、
妨害信号を重畳させたり、暗号化されたビットストリー
ムを復号したり、復号回路の動作を停止したりするが、
ここでの制御方法は、IPMP_data領域のその他の管理情
報部703から抽出される様々な管理情報に従ってIP
MP制御部20が判断することができる。これによっ
て、例えば知的財産で保護されたコンテンツを含む動画
像ビットストリームが入力された場合においても、その
再生を阻止することが可能である。
域のアクセスポイント指定部702からアクセスポイン
トを抽出する。アクセスポイント指定部702は、復号
回路の前段を指し示すフラグ704、復号回路の後段を
指し示すフラグ705、復号回路自体を指し示すフラグ
706から構成されており、値が1に設定されているフ
ラグから制御するアクセスポイントを特定することが可
能である。つまりアクセスポイントは、伝送路1に伝送
されたオブジェクトの復号及び再生を制御するためにI
PMP制御部20が制御を施す位置を特定するためのも
ので、具体的には復号回路16,17,18の前段又は
後段、つまりアクセスポイント10、11、12、ある
いは25、26、27、又は復号回路16、17、18
を指し示すことになる。本実施形態では動画像オブジェ
クトに対してIPMP情報が付加されている場合を想定
しており、この場合、アクセスポイントは動画復号回路
の前段11、あるいは後段26、又は動画復号回路17
の何れかになる。IPMP制御部20は指定されたアク
セスポイントにおいてビットストリームを遮断したり、
妨害信号を重畳させたり、暗号化されたビットストリー
ムを復号したり、復号回路の動作を停止したりするが、
ここでの制御方法は、IPMP_data領域のその他の管理情
報部703から抽出される様々な管理情報に従ってIP
MP制御部20が判断することができる。これによっ
て、例えば知的財産で保護されたコンテンツを含む動画
像ビットストリームが入力された場合においても、その
再生を阻止することが可能である。
【0040】ステップS306においては、動画像復号
回路17を起動(もしくはその動作を継続)させ、動画
像ビットストリームを復号する。
回路17を起動(もしくはその動作を継続)させ、動画
像ビットストリームを復号する。
【0041】ステップS307においては、ステップS
300において取得したInput Streamのパケットを解放
して元のステップS300へ戻り、実行を継続する。
300において取得したInput Streamのパケットを解放
して元のステップS300へ戻り、実行を継続する。
【0042】尚、IPMP情報は使用期限の制限に関す
る情報に限定されるものではなく、MPEG−4再生機
を制御するような様々な管理情報と組み合わせることに
よっても適用可能であることは明らかである。例えば、
このMPEG−4再生機のユーザの限定や、MPEG−
4に対するアクセス機器(周辺機器)の限定、スクラン
ブル解除用の鍵等の認証情報等であってもよい。
る情報に限定されるものではなく、MPEG−4再生機
を制御するような様々な管理情報と組み合わせることに
よっても適用可能であることは明らかである。例えば、
このMPEG−4再生機のユーザの限定や、MPEG−
4に対するアクセス機器(周辺機器)の限定、スクラン
ブル解除用の鍵等の認証情報等であってもよい。
【0043】さらに、本実施形態においては、MPEG
−4ビットストリームがパケット単位の動画像データの
ビットストリームと、該動画像データについてのIPM
P情報のビットストリームとで構成されているものとし
た。しかし、動画像データの他に、動画像データを構成
する各オブジェクトデータや音声データにもIPMP情
報を付加させることができる。よって使用期限の設定及
び超過利用の制御対象物も動画像データに限られるもの
ではなく、動画像データを構成する各オブジェクトデー
タや音声データのいずれであっても適用可能であること
は言うまでもない。
−4ビットストリームがパケット単位の動画像データの
ビットストリームと、該動画像データについてのIPM
P情報のビットストリームとで構成されているものとし
た。しかし、動画像データの他に、動画像データを構成
する各オブジェクトデータや音声データにもIPMP情
報を付加させることができる。よって使用期限の設定及
び超過利用の制御対象物も動画像データに限られるもの
ではなく、動画像データを構成する各オブジェクトデー
タや音声データのいずれであっても適用可能であること
は言うまでもない。
【0044】よって、本実施形態における情報処理装置
としてのMPEG−4再生機、及びその方法は、複数の
オブジェクトストリームを含むデータストリームから情
報を復元する際に、使用期限が設定された所定のオブジ
ェクトについて、超過利用を防止することができる。
としてのMPEG−4再生機、及びその方法は、複数の
オブジェクトストリームを含むデータストリームから情
報を復元する際に、使用期限が設定された所定のオブジ
ェクトについて、超過利用を防止することができる。
【0045】[第2の実施形態]図3の例では、IPM
P情報中の使用期限情報を抽出、解析した後、その他の
管理情報を用いて制御対象となるオブジェクトの再生の
制御を行う構成とした。しかし、使用期限の制限以外の
管理情報を先に認証する構成でも第1の実施形態の目的
は実現可能であり、その場合の動作は図4に示したフロ
ーチャートのようになる。
P情報中の使用期限情報を抽出、解析した後、その他の
管理情報を用いて制御対象となるオブジェクトの再生の
制御を行う構成とした。しかし、使用期限の制限以外の
管理情報を先に認証する構成でも第1の実施形態の目的
は実現可能であり、その場合の動作は図4に示したフロ
ーチャートのようになる。
【0046】この場合には、ステップS404において
使用期限情報を抽出する前に、ステップS402におい
てIPMPS_TypeとURLString又はIPMP_dataを参照し、IP
MP情報の認証作業を行うことになる。
使用期限情報を抽出する前に、ステップS402におい
てIPMPS_TypeとURLString又はIPMP_dataを参照し、IP
MP情報の認証作業を行うことになる。
【0047】認証作業は、利用者が正規ユーザーかどう
か、あるいはユーザが料金を支払ったかどうか等を判断
するためで、例えば、予め正規ユーザに対してのみ通知
されているパスワードを入力させたり、あるいはスマー
トカードを挿入させるといったユーザインタラクティブ
な方法が考えられる。
か、あるいはユーザが料金を支払ったかどうか等を判断
するためで、例えば、予め正規ユーザに対してのみ通知
されているパスワードを入力させたり、あるいはスマー
トカードを挿入させるといったユーザインタラクティブ
な方法が考えられる。
【0048】次に、ステップS403では認証されたか
どうかの判断を行い、認証されれば使用期限情報の認証
及び制御を行うべくステップS404へ処理を移行し、
認証されなければ再生を制御するべくステップS407
へ処理を移行する。以降の処理については、図3に示し
たフローチャートに従った処理と同じである。
どうかの判断を行い、認証されれば使用期限情報の認証
及び制御を行うべくステップS404へ処理を移行し、
認証されなければ再生を制御するべくステップS407
へ処理を移行する。以降の処理については、図3に示し
たフローチャートに従った処理と同じである。
【0049】以上の説明の通り、本実施形態で示した使
用期限の制限以外の管理情報を先に認証する構成によっ
ても、第1の実施形態の目的と同様、複数のオブジェク
トストリームを含むデータストリームから情報を復元す
る際に、使用期限が設定された所定のオブジェクトにつ
いて、超過利用を防止することができる。
用期限の制限以外の管理情報を先に認証する構成によっ
ても、第1の実施形態の目的と同様、複数のオブジェク
トストリームを含むデータストリームから情報を復元す
る際に、使用期限が設定された所定のオブジェクトにつ
いて、超過利用を防止することができる。
【0050】[第3の実施形態]第1,2の実施形態に
おけるMPEG−4再生機は一般のパーソナルコンピュ
ータ上においても実施することができる。
おけるMPEG−4再生機は一般のパーソナルコンピュ
ータ上においても実施することができる。
【0051】上述のコンピュータの構成を図5に示し、
以下説明する。
以下説明する。
【0052】501はCPUで、RAM503に格納さ
れたプログラムコードやデータを用いて実行すること
で、コンピュータ全体の制御を行ったり、第1,2の実
施形態で説明した各処理(図3,4に示したフローチャ
ートに従った処理)を実行することができる。
れたプログラムコードやデータを用いて実行すること
で、コンピュータ全体の制御を行ったり、第1,2の実
施形態で説明した各処理(図3,4に示したフローチャ
ートに従った処理)を実行することができる。
【0053】502はROMで、コンピュータの起動プ
ログラムや、起動後に必要な設定などを格納する共に、
文字コードなども格納している。
ログラムや、起動後に必要な設定などを格納する共に、
文字コードなども格納している。
【0054】503はRAMで、外部記憶装置504か
らロードされたプログラムコードやデータ等を格納する
エリアを備る。CPU501はこのエリアに読み込まれ
たプログラムコードやデータを用いて各種の処理を実行
する。なおその際にCPU501が使用するワークエリ
アをRAM503は備える。
らロードされたプログラムコードやデータ等を格納する
エリアを備る。CPU501はこのエリアに読み込まれ
たプログラムコードやデータを用いて各種の処理を実行
する。なおその際にCPU501が使用するワークエリ
アをRAM503は備える。
【0055】504は外部記憶装置で、CD−ROM、
フロッピーディスクなどの記憶媒体から読み込んだプロ
グラムコードやデータなどを保存する。
フロッピーディスクなどの記憶媒体から読み込んだプロ
グラムコードやデータなどを保存する。
【0056】505は操作部で、キーボードやマウスな
どのポインティングデバイスなどにより構成されてお
り、コンピュータに各種の指示を入力することができ
る。
どのポインティングデバイスなどにより構成されてお
り、コンピュータに各種の指示を入力することができ
る。
【0057】506はスピーカで、コンピュータ内で生
成されるデータをPCM音源やFM音源などを用いて音
を出力する。また、本コンピュータで音声オブジェクト
を復号した際に、復号された音声オブジェクトを音とし
て出力することができる。
成されるデータをPCM音源やFM音源などを用いて音
を出力する。また、本コンピュータで音声オブジェクト
を復号した際に、復号された音声オブジェクトを音とし
て出力することができる。
【0058】507は表示部で、CRTや液晶画面など
により構成されており、コンピュータからのシステムメ
ッセージなどを表示することができる。又、MPEG−
4に含まれるグラフィック関係のオブジェクトを表示す
ることができる。
により構成されており、コンピュータからのシステムメ
ッセージなどを表示することができる。又、MPEG−
4に含まれるグラフィック関係のオブジェクトを表示す
ることができる。
【0059】508はプリンタで、コンピュータにイン
ストールされたプリンタドライバを介して、コンピュー
タ内で処理された文字線画データを紙に印字することが
できる。
ストールされたプリンタドライバを介して、コンピュー
タ内で処理された文字線画データを紙に印字することが
できる。
【0060】509はインターフェース部(以下、I/
F部)で、他の周辺機器(スキャナ、MIDI)等も接
続することができ、このコンピュータから画像、音声を
I/F部509を介して出力することができる。
F部)で、他の周辺機器(スキャナ、MIDI)等も接
続することができ、このコンピュータから画像、音声を
I/F部509を介して出力することができる。
【0061】510はNCUで、このコンピュータが上
述の通り実行した結果を通信回線を介してネットワーク
に、もしくは他のコンピュータに出力することができ
る。また、他のコンピュータからの各種のデータ(例え
ば時刻のデータなど)を入力することができる。
述の通り実行した結果を通信回線を介してネットワーク
に、もしくは他のコンピュータに出力することができ
る。また、他のコンピュータからの各種のデータ(例え
ば時刻のデータなど)を入力することができる。
【0062】511は上述の各部を繋ぐバスである。
【0063】以上の構成を備えるコンピュータ及び各部
の処理方法によって、本実施形態におけるコンピュータ
は第1,2の実施形態における各種の処理を行うことが
できる。
の処理方法によって、本実施形態におけるコンピュータ
は第1,2の実施形態における各種の処理を行うことが
できる。
【0064】[他の実施形態]本発明の目的は、前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した
実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することにな
る。また、コンピュータが読み出したプログラムコード
を実行することにより、前述した実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した
実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することにな
る。また、コンピュータが読み出したプログラムコード
を実行することにより、前述した実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0066】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図3、及び/又は、図
4に示したフローチャート)に対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
の記憶媒体には、先に説明した(図3、及び/又は、図
4に示したフローチャート)に対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のオブジェクトデータを含むビットストリームから
情報を復元する際に、使用期限が設定された所定のオブ
ジェクトについて、超過利用を防止する効果がある。
複数のオブジェクトデータを含むビットストリームから
情報を復元する際に、使用期限が設定された所定のオブ
ジェクトについて、超過利用を防止する効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態におけるMPEG−4
再生機の概略構成を示すブロック図である。
再生機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したIPMP制御部20の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるMPEG−4
再生機の動作のフローチャートである。
再生機の動作のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるMPEG−4
再生機の動作のフローチャートある。
再生機の動作のフローチャートある。
【図5】本発明の第3の実施形態におけるコンピュータ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における複数のオブジ
ェクトに対してIPMP情報を付加した際のデータ構造
の例を示す図である。
ェクトに対してIPMP情報を付加した際のデータ構造
の例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるIPMPのデ
ータ構造の例を示す図である。
ータ構造の例を示す図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、それらを管理する管理情報を含むビットス
トリームに対して、このビットストリームを復号し、復
号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、出
力する情報処理装置であって、 前記管理情報から、前記一つ又は複数のオブジェクトデ
ータに対する使用期限に関する使用期限情報を抽出する
抽出手段と、 前記一つ又は複数のオブジェクトデータに対する時間的
な時間情報を取得する取得手段と、 前記時間情報と前記使用期限情報とに応じて、前記一つ
又は複数のオブジェクトデータの復号に関する処理を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 前記ビットストリームはMPEG−4の
ビットストリームであることを特徴とする請求項1に記
載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記管理情報はIPMPを含むことを特
徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記使用期限情報は前記IPMPに含ま
れることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記使用期限情報は、前記一つ又は複数
のオブジェクトデータに対して、初めて閲覧や表示もし
くは再生した時刻から、閲覧や表示もしくは再生した時
間の総計であることを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか1項に記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記使用期限情報は、前記一つ又は複数
のオブジェクトデータの内容を初めて閲覧や表示もしく
は再生した時刻から一定期間であることを特徴とする請
求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記使用期限情報は、特定の時刻である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記取得手段は、前記時刻をネットワー
クを通じて標準時刻を提供する時計から取得することを
特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報
処理装置。 - 【請求項9】 前記取得手段は、前記時刻を不正な修正
を許容しない外部のコンピュータ内部の時計から取得す
ることを特徴とる請求項5乃至7のいずれか1項に記載
の情報処理装置。 - 【請求項10】 更に時刻を計測する計測手段を更に備
え、前記取得手段は前記時刻をこの計測手段から取得す
ることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記
載の情報処理装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、前記時間情報と前記
使用期限情報とに応じて注目オブジェクトデータの使用
期限が過ぎたか否かを判定を行い、前記使用期限が過ぎ
た場合、前記注目オブジェクトデータが通過するアクセ
スポイントに対して前記注目オブジェクトデータを遮断
する制御、前記アクセスポイントに対して前記オブジェ
クトデータへの妨害信号を重畳する制御、前記オブジェ
クトデータを復号するアクセスポイントに対する復号処
理の制御のうち、いずれか1つのアクセスポイントを制
御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1
項に記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 更に前記制御手段は、前記時間情報と
前記使用期限情報とに応じて注目オブジェクトデータの
使用期限が過ぎたか否かを判定を行い、各オブジェクト
データの再生の制御を行うことを特徴とする請求項11
に記載の情報処理装置。 - 【請求項13】 前記制御手段は、前記オブジェクトデ
ータの閲覧や表示もしくは再生に応じて前記使用期限情
報を更新することを特徴とする請求項1乃至12のいず
れか1項に記載の情報処理装置。 - 【請求項14】 前記制御手段は、前記オブジェクトデ
ータの閲覧や表示もしくは再生中の経過時間をカウント
し、カウントされた経過時間を前記使用期限情報から減
じることで、新たな使用期限情報として更新することを
特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 【請求項15】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、それらを管理する管理情報を含むビット
ストリームに対して、このビットストリームを復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理方法であって、 前記管理情報から、前記一つ又は複数のオブジェクトデ
ータに対する使用期限に関する使用期限情報を抽出する
抽出工程と、 前記一つ又は複数のオブジェクトデータに対する時間的
な時間情報を取得する取得工程と、 前記時間情報と前記使用期限情報とに応じて、前記一つ
又は複数のオブジェクトデータの復号に関する処理を制
御する制御工程とを備えることを特徴とする情報処理方
法。 - 【請求項16】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、それらを管理する管理情報を含むビット
ストリームに対して、このビットストリームを復号し、
復号された一つ又は複数のオブジェクトデータを合成、
出力する情報処理をコンピュータ上で実行するプログラ
ムコードであって、 前記管理情報から、前記一つ又は複数のオブジェクトデ
ータに対する使用期限に関する使用期限情報を抽出する
抽出工程のプログラムコードと、 前記一つ又は複数のオブジェクトデータに対する時間的
な時間情報を取得する取得工程のプログラムコードと、 前記時間情報と前記使用期限情報とに応じて、前記一つ
又は複数のオブジェクトデータの復号に関する処理を制
御する制御工程のプログラムコードとを備えることを特
徴とするプログラムコード。 - 【請求項17】 請求項16に記載のプログラムコード
を格納し、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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