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JP2001358866A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001358866A
JP2001358866A JP2000178962A JP2000178962A JP2001358866A JP 2001358866 A JP2001358866 A JP 2001358866A JP 2000178962 A JP2000178962 A JP 2000178962A JP 2000178962 A JP2000178962 A JP 2000178962A JP 2001358866 A JP2001358866 A JP 2001358866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
image forming
forming apparatus
format sheet
format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000178962A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Amegai
孝行 雨貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000178962A priority Critical patent/JP2001358866A/ja
Publication of JP2001358866A publication Critical patent/JP2001358866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿および複写物が複写機側にて放置される
ことを防止したり、複写トラブルに対する迅速な対応を
可能とする画像形成装置を提供する。 【解決手段】 設定条件が記載されたフォーマット用紙
と、該フォーマット用紙に続く読取原稿とを自動原稿読
取装置にセットして、上記フォーマット用紙に記載され
た設定条件を読み取り、読み取った設定条件に基づい
て、その後の原稿の複写を行う画像形成装置(デジタル
複写機、FAX等)において、上記フォーマット用紙の
アドレス記入欄106にオペレータのメールアドレス等
を記入しておき、上記フォーマット用紙に記入されたア
ドレスを送信先として、複写終了時やトラブル発生時等
にメールの送信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の作動条件等
をマークシートなどのフォーマット用紙を用いて設定
し、操作パネルを用いずに条件設定を行うことのできる
デジタル複写機およびFAX等の画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンビニエンスストア等の店舗に
は、複写機が設置されていることが一般的であり、この
ような複写機は、複写を行おうとする客が自分で操作を
することが普通である。
【0003】一方、複写機における複写機能は年々増加
かつ複雑化しており、普段複写機を使用しない人が複写
を行う場合には、操作パネル上でどのように操作すれば
所望の複写結果が得られるか分かりづらいということが
起こりうる。
【0004】また、複写物を欲する人と、複写を行うオ
ペレータが異なる場合であっても、複写物を欲する人が
オペレータに口頭で複写条件を伝えた時に、オペレータ
の勘違いなどで、複写結果の用紙の大きさや、複写する
枚数の過不足などが生じることも少なからずあった。
【0005】これらの問題を解決する手段として、特開
昭59−121353号公報や、特開平9−18189
3号公報では、使用者があらかじめマークシート上に所
望の条件をマークしておき、それをデジタル複写機やフ
ァックスが原稿と共に読み込んで、該マークシート上の
設定条件を取り込んで動作する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、原稿と、該原稿の複写条件等が記載されたフ
ォーマット用紙(マークシート)とを積み重ねて原稿ト
レイ上に載置しておけば、上記フォーマット用紙の読取
りによる条件設定動作と、設定条件の下での原稿複写動
作とが連続して自動的に行なわれる。このため、オペレ
ータは複写終了時まで複写機の前で待つ必要がない。し
かしながら、この場合、オペレータが複写機の前から離
れてしまうがために起こる弊害として、用紙切れなどの
トラブルに対しての迅速な対応が行われなくなるといっ
た問題がある。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、複写動作が終了したり、
複写動作中にトラブルが生じた場合等に、オペレータに
対しこれを通知し、原稿および複写物が複写機側にて放
置されることを防止したり、複写トラブルに対する迅速
な対応を可能とすることができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、上記の課題を解決するために、マークシートによっ
て設定条件が記入されたフォーマット用紙を読み取っ
て、上記フォーマット用紙における各マークエリアの塗
り潰し状態を検出し、検出された各マークエリアの塗り
潰し状態によって、上記フォーマット用紙に記入された
設定条件を判別して、判別した設定条件に基づく条件設
定を行なった後に複写動作を行なう画像形成装置におい
て、上記フォーマット用紙にアドレス記入欄が設けられ
ており、上記フォーマット用紙の読取時に、上記アドレ
ス記入欄に記入されているアドレスを読み取るアドレス
読取手段と、アドレス読取手段によって認識されたアド
レスを送信先として、該画像形成装置とネットワークに
て接続された外部端末に、該画像形成装置の複写動作状
況に応じたメッセージの送信を行なうメッセージ送信手
段とが備えられていることを特徴としている。
【0009】上記の構成によれば、原稿とそれに対応し
たフォーマット用紙を積み重ねて置くことが可能な画像
形成装置において、上記フォーマット用紙にオペレータ
が用いるパソコン等の外部端末のアドレスを記入してお
けば、原稿およびフォーマット用紙のセット後、オペレ
ータが複写機の前から離れたとしても、複写が正常に終
了したり、用紙切れなどのトラブルによる中断などが生
じたりするなどの複写動作状況に応じて、メール等のメ
ッセージによってオペレータに対してその状況が通知さ
れるので、オペレータは迅速な対応を行うことが可能と
なる。
【0010】また、上記画像形成装置では、上記フォー
マット用紙のアドレス記入欄には、複数のアドレスを記
入可能であると共に、画像形成装置の複写動作状況とし
て、複写動作の正常終了、および複写動作中にトラブル
が発生した場合のトラブル内容を検出する検出手段を備
えており、上記メッセージ送信手段は、上記検出手段の
検出結果に応じて、上記フォーマット用紙に記入された
アドレスの中から所定のアドレスを選択してメッセージ
送信先を設定する構成とすることが好ましい。
【0011】上記構成によれば、例えば、上記フォーマ
ット用紙に、オペレータのアドレス以外に、システム管
理者やメーカのサービスマンのアドレスを記入してお
き、上記検出手段によって正常終了が検出された場合に
はオペレータに対してメッセージ送信を行ない、「用紙
切れ」「紙づまり」などの簡単な異常発生時にはシステ
ム管理者にメッセージ送信を行ない、メーカーのサービ
スマンしか対応できないような複雑な異常が発生した場
合にはメーカーのサービスマンに対してメッセージ送信
を行なうことができる。
【0012】これにより、様々な複写動作状況に応じ
て、それぞれ適切な相手に対してメッセージ送信による
通知を行うことが可能となる。
【0013】また、本発明の画像形成装置は、マークシ
ートによって設定条件が記入されたフォーマット用紙を
読み取って、上記フォーマット用紙における各マークエ
リアの塗り潰し状態を検出し、検出された各マークエリ
アの塗り潰し状態によって、上記フォーマット用紙に記
入された設定条件を判別して、判別した設定条件に基づ
く条件設定を行なった後に複写動作を行なう画像形成装
置において、上記フォーマット用紙にID番号記入欄が
設けられており、上記フォーマット用紙の読取時に、上
記ID番号記入欄に記入されているID番号を読み取る
ID番号読取手段と、ID番号と、各ID番号に対応す
るアドレスとを記憶する記憶手段と、上記記憶手段の記
憶内容に基づいて、上記ID番号読取手段によって認識
されたID番号に対応するアドレスを認識し、そのアド
レスを送信先として、該画像形成装置とネットワークに
て接続された外部端末に、該画像形成装置の複写動作状
況に応じたメッセージの送信を行なうメッセージ送信手
段とが備えられていることを特徴とする構成であっても
よい。
【0014】複写を行う度にフォーマット用紙上にオペ
レータのアドレスやシステム管理者のアドレスを記載す
る場合、特に、記入するアドレスとして電子メールアド
レス等を使用すると、該電子メールアドレスを文字数が
多く記入が面倒であり、オペレータの記入ミスも生じ易
くなると共に、電子メールアドレスには数字以外の文字
等も使用されるため、アドレス読取時における読取りミ
スなどの不具合が発生する虞がある。
【0015】これに対し、フォーマット用紙に記入する
ものをアドレスそのものではなく、各オペレータが有す
るID番号とし、画像形成装置側の記憶手段にてオペレ
ータのアドレスとID番号とを対応させて記憶しておけ
ば、オペレータは自身のID番号のみを記載すること
で、完全なアドレスを記載する手間を省くことができ
る。
【0016】また、オペレータはフォーマット用紙上に
電子メールアドレスのような長い文字列を記入する必要
がなくなることで、電子メールアドレス記入ミスや、画
像形成装置側でのアドレス読取ミスなどによる電子メー
ル送信不具合も無くすことができる。
【0017】また、上記画像形成装置では、上記記憶手
段には、オペレータのID番号およびアドレス以外に、
システム管理者および/またはサービスマンのアドレス
が記憶されていると共に、画像形成装置の複写動作状況
として、複写動作の正常終了、および複写動作中にトラ
ブルが発生した場合のトラブル内容を検出する検出手段
を備えており、上記メッセージ送信手段は、上記検出手
段の検出結果に応じて、上記記憶手段に記憶されたアド
レスの中から所定のアドレスを選択してメッセージ送信
先を設定する構成とすることが好ましい。
【0018】上記構成によれば、システム管理者やメー
カーのサービスマンのアドレスについては、記憶手段に
予め記憶しておくことで、オペレータがフォーマット用
紙に記載する必要を無くすことができると共に、様々な
複写動作状況に応じて、それぞれ適切な相手に対してメ
ッセージ送信による通知を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0020】本実施の形態に係るデジタル複写機の概略
構成を図2に示す。上記デジタル複写機は、スキャナ部
201、画像処理部202、露光部203、感光体ドラ
ム204、給紙部205を備えている。
【0021】上記スキャナ部201は、原稿台に載置さ
れた原稿を読み取って画像データを得る。上記画像処理
部202は、上記画像データに対して誤差拡散処理等の
画像処理を行う。上記露光部203は、上記画像処理が
施された後の画像データに基づいてレーザ光等の書込み
光を制御し、上記感光体ドラム204に静電潜像の書込
みを行う。上記感光体ドラム204では、書き込まれた
静電潜像に対し、図示しない現像装置から供給されるト
ナーによってこれを現像した後、図示しない転写部によ
って上記トナー像を用紙に転写する。また、上記感光体
ドラム204の周囲には、図示はしていないが、帯電
部、クリーニング部、除電部等が配置されている。上記
給紙部205は、上記感光体ドラム204に用紙を給紙
する。また、上記感光体ドラム204の用紙搬送下流側
には、図示しない定着部が配置されており、用紙上に転
写されたトナー像を、加熱・加圧によって用紙上に定着
させる。
【0022】尚、上記露光部203では、レーザー以外
にもLED方式など種々の書込み方式が考えられる。ま
た、図2に示すデジタル複写機は、画像形成方式として
電子写真方式を利用したものであるが、画像形成方式は
特に限定されるものではなく、これ以外にもインクジェ
ット記録方式や昇華型の記録方式等、他の公知の画像形
成方式を用いることも可能である。
【0023】本実施の形態に係る上述のようなデジタル
複写機において複写条件を設定する場合、例えば、図1
に示すような特定のフォーマット用紙が用いられる。
【0024】上記フォーマット用紙は、マークシートに
よって条件設定を行うものであり、例えば、原稿サイズ
の設定欄、コピーサイズの設定欄、濃度設定欄、両面コ
ピー設定欄等が各設定条件項目に対応するマーク記入欄
102ないし105として設けられている。また、スキ
ャナ部201における原稿読取時に、該スキャナ部20
1がフォーマット用紙を認識するために、該フォーマッ
ト用紙には、マークシート識別記号部101が設けられ
ている。
【0025】上記マーク記入欄102ないし105に
は、各種設定内容と、設定条件として選択可能な各条件
に対応する複数のマークエリアが設けられている。オペ
レータは、各マーク記入欄102ないし105におい
て、所望の条件を選択し、選択した条件に対応するマー
クエリアを塗り潰すことで条件設定を行なう。尚、図1
はオペレータによる記載がなされたフォーマット用紙を
例示しており、図中、マーク記入欄102ないし105
の黒塗り部分がオペレータによって選択された設定条件
である。
【0026】また、上記フォーマット用紙には、さら
に、電子メールを記入するためのアドレス記入欄106
が設けられている。上記アドレス記入欄106には、オ
ペレータがメール送信を希望するパソコン等の端末のア
ドレスが記入される。これにより、デジタル複写機にお
けるコピー動作が終了したり、動作中にトラブルが生じ
た場合、上記アドレス先にメールによるメッセージが送
信される。
【0027】本実施の形態に係るデジタル複写機におい
ては、以下の手順によって、複写条件の設定、および設
定条件下での複写動作が実行される。
【0028】上記デジタル複写機のスキャナ部201
は、複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台上に搬
送するRADF(Recycle Auto Document Feeder)とス
キャナユニットとの関連した動作により、原稿載置台上
に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台
の下面に沿ってスキャナユニットを移動させて原稿画像
を読み取るように構成されているものとする。上記デジ
タル複写機にて、条件設定および複写動作を行う場合に
は、所望の設定条件がマークされたフォーマット用紙を
原稿の一番上において、上記スキャナ部201による原
稿読取りを開始する。すなわち、この時の読取動作で
は、上記RADFによる自動原稿読取りにおいて、最初
にフォーマット用紙の読取りが行われる。
【0029】上記スキャナ部201が原稿読取りを行な
う場合、各原稿について最初にフォーマット用紙のマー
クシート識別記号部101に相当する領域のデータを解
析する。この時、上記領域に該原稿がフォーマット用紙
であることを示す記号が付されていれば、上記スキャナ
部201は、現在読み取っている原稿がフォーマット用
紙であることを認識し、条件設定処理を行なう。すなわ
ち、フォーマット用紙であると認識された原稿の読取り
においては、原稿全体の画像データを得るのではなく、
上記デジタル複写機は予め上記フォーマット用紙のマー
クエリア箇所の情報を格納しておき、該情報に基づいて
各マークエリアの塗り潰し状態を確認することで、該フ
ォーマット用紙にマークされた設定条件を認識する。当
然ながら、上記フォーマット用紙の読取りに対しては複
写動作は実施されない。
【0030】また、上記フォーマット用紙においてマー
クシート識別記号部101を設けずに、オペレータの操
作指示によって、上記デジタル複写機にフォーマット用
紙を用いた場合の動作を実行させることも可能である。
例えば、図3に示すように、上記デジタル複写機の操作
パネルにおいて、フォーマット用紙(マークシート)使
用時に押すコピースタートボタン301を設けておき、
このボタンが押された時は、1枚目の原稿がフォーマッ
ト用紙であることを認識した上で原稿読取りを開始す
る。すなわち、1枚目の原稿についてはフォーマット用
紙の読取りによる条件設定処理を行い、2枚目以降の原
稿については通常原稿に対する複写処理を行なうように
する。
【0031】次いで、上記デジタル複写機がフォーマッ
ト用紙を読み取った時の、条件設定処理について説明す
る。
【0032】原稿読取部401によって読み込まれたフ
ォーマット用紙の画像データは、フォーマット用紙検出
部402、画素カウント部403、および電子メールア
ドレス読取部404に入力される。また、エリア指示部
405は、上記フォーマット用紙のエリア情報を予め格
納しており、フォーマット用紙検出部402、画素カウ
ント部403、および電子メールアドレス読取部404
のそれぞれにおいてデータ解析すべき領域の情報を通知
する。尚、上記原稿読取部401は、図2のデジタル複
写機においては、スキャナ部201に相当する。
【0033】上記フォーマット用紙検出部402は、上
記原稿読取部401から入力される読取原稿の画像デー
タと、上記エリア指示部405から通知されるエリア情
報(フォーマット用紙のマークシート識別記号部101
に相当する領域を示す)とに基づいて、上記エリア情報
に対応する領域にマークシート識別記号部101がある
か否かを検出し、該原稿がフォーマット用紙であるか否
かを認識する。
【0034】尚、このように、原稿がフォーマット用紙
であるか否かを検出可能とすることにより、異なる条件
の下で複写しようとする複数枚の原稿を、連続して処理
することも可能である。すなわち、第1の設定条件が記
入された第1のフォーマット用紙が原稿束の1枚目に配
置され、その下に上記第1の設定条件で複写処理が行わ
れる第1の原稿(または原稿束)が配置される。続い
て、第2の設定条件が記入された第2のフォーマット用
紙が上記第1の原稿(または原稿束)に続いて配置さ
れ、上記第2の設定条件で複写処理が行われる第2の原
稿束がその下に配置される。
【0035】上記原稿束の複写動作を行う場合、1枚目
の原稿、すなわち第1のフォーマット用紙が読み取られ
ると、該フォーマット用紙のフォーマット用紙識別記号
101により該原稿がフォーマット用紙であることが検
出され、第1の設定条件が複写条件として設定され、続
いて読み取られる第1の原稿が上記第1の設定条件で複
写される。第1の原稿に対する処理が終了し、第2のフ
ォーマット用紙が読み取られると、該フォーマット用紙
のフォーマット用紙識別記号101により該原稿がフォ
ーマット用紙であることが検出され、第2の設定条件が
複写条件として設定される。そして、これに続いて読み
取られる第2の原稿が上記第2の設定条件で複写され
る。尚、フォーマット用紙を3枚以上使用する場合であ
っても同様の処理で連続した複写が行える。
【0036】また、例えば、オペレータAの複写作業中
にオペレータBが複写を行いたい場合などに、オペレー
タAの原稿の上にオペレータBのフォーマット用紙と原
稿を積み重ねておくだけで、オペレータBの望む複写物
が得られるので、オペレータBはオペレータAの複写作
業が終了まで待たなくても、オペレータAの複写作業終
了後、直ちにオペレータBの複写作業が開始され、上記
デジタル複写機の効率的な使用が可能となる。
【0037】また、上記画素カウント部403は、上記
原稿読取部401から入力される読取原稿の画像データ
と、上記エリア指示部405から通知されるエリア情報
(フォーマット用紙の各マークエリアに相当する領域を
示す)とに基づいて、各マーク記入欄102ないし10
5におけるマークエリアの塗り潰し状態を検出し、該フ
ォーマット用紙において設定されている条件を検出す
る。
【0038】すなわち、マークエリア指示部405は読
み込んでいる画素が、図1に示すマークエリアのもので
あるかないかを画素カウント部403に送る。画素カウ
ント部403は、原稿読取部401から送られてきた画
素が、マークエリア指示部405によりマークエリア内
と示されていれば、閾値と画素の濃度を比較し、閾値よ
りも画素の濃度の方が大きければカウントを行う。
【0039】図1中のマーク記入欄105を例に取ると
「両面コピーをする」のマークエリアのカウント値はほ
ぼ0となるのに対し、「両面コピーをしない」のマーク
エリアについては、オペレータによって該マークエリア
が塗り潰されいるため、明らかに0よりも大きなカウン
ト値となる。
【0040】上記画素カウント部403にてカウンタさ
れた各マークエリアのカウント値は、マーク記入欄10
2ないし105のデータ毎に、それぞれ原稿サイズ決定
部406、コピーサイズ決定部407、濃度設定部40
8、両面コピー設定部409へ入力される。例えば、両
面コピー設定部409は、画素カウント部404からマ
ーク記入欄105における各マークエリアのカウント値
を受け取って比較し、「両面コピーをしない」のマーク
エリアにおけるカウント値のほうが大きいことをもっ
て、両面コピーを行わないとの条件が設定されているこ
とを認識する。
【0041】その他、各マーク記入欄102ないし10
4において設定されている条件についても、原稿サイズ
決定部406、コピーサイズ決定部407、および濃度
設定部408において同様の処理にて設定条件が認識さ
れる。そして、406ないし409の各部にて検出され
た条件は、アンド回路410ないし413を介し、フォ
ーマット用紙検出部402の検出結果とのアンドをとっ
て複写動作制御部415へ入力される。すなわち、原稿
サイズ決定部406、コピーサイズ決定部407、濃度
設定部408、両面コピー設定部409での検出結果
は、上記フォーマット用紙検出部402にて該原稿がフ
ォーマット用紙であると認識された場合に、上記複写動
作制御部415へ入力され、複写動作制御部415にて
複写条件の設定が行なわれる。
【0042】また、上記電子メールアドレス読取部(ア
ドレス読取手段)404は、上記原稿読取部401から
入力される読取原稿の画像データと、上記エリア指示部
405から通知されるエリア情報(フォーマット用紙の
アドレス記入欄106に相当する領域を示す)とに基づ
いて、フォーマット用紙のアドレス記入欄106に記入
された電子メールアドレスを読み取る。上記電子メール
アドレス読取部404にて読み取られた電子メールアド
レスは、アンド回路414を介してフォーマット用紙検
出部402の検出結果とのアンドをとって、すなわち、
上記フォーマット用紙検出部402にて該原稿がフォー
マット用紙であると認識された場合に、複写動作制御部
415へ入力される。上記複写動作制御部415は、入
力された電子メールアドレスを電子メールアドレス記憶
部504(図5参照)に記憶させる。
【0043】次いで、上記デジタル複写機が、その動作
状況に応じてメールを送信する時のメール送信処理につ
いて、図5を参照して説明する。
【0044】図5は、フォーマット用紙のアドレス記入
欄106において、メールアドレス(通常は、複写動作
を指示するオペレータのアドレス)がただ一つ記載され
る場合の処理を示すものであり、該フォーマット用紙に
対応する原稿の複写動作が終了した時、あるいは、複写
動作中のデジタル複写機にトラブルが生じた時に、上記
メールアドレス先に複写完了あるいはトラブル発生を通
知するメール送信が行なわれる。
【0045】上記デジタル複写機における複写動作が完
了し複写完了のメールが送信される場合には、原稿設置
台における原稿検出センサ501が、該原稿設置台上の
原稿がなくなったことを検出し、原稿無し情報をオア回
路506およびアンド回路507を介して電子メール送
信手段(メッセージ送信手段)505へ通知する。上記
電子メール送信手段505は、電子メールアドレス記憶
手段504に記憶されているメールアドレスをアンド回
路507を介して入手し、そのメールアドレスに基づい
て複写完了を示すメールを送信する。これにより、原稿
複写を行なったオペレータは、上記デジタル複写機から
通知されるメールによって原稿および複写物の回収が促
されるため、該デジタル複写機において原稿や複写物が
滞積するといった不具合を減少できる。
【0046】また、上記デジタル複写機では、フォーマ
ット用紙を用いて条件設定を行なうことにより、上述し
たように、複数のジョブを重ねて原稿設置台に載置して
おくことも可能となる。このため、ある1つの複写ジョ
ブが終了した時点で、原稿設置台上の原稿が無くなると
は限らず、上記原稿検出センサ501のみでは、全ての
ジョブについてその複写動作完了を検出することはでき
ない。
【0047】しかしながら、複数のジョブを重ねて原稿
設置台に載置して置く場合、1つのジョブが完了して次
のジョブに移行する時には、フォーマット用紙の検出が
生じる。このため、上記デジタル複写機における原稿の
読取り動作中において、フォーマット用紙検出部502
が、ある原稿についてフォーマット用紙であることを検
出した場合には、該フォーマット用紙検出部502はフ
ォーマット用紙検出情報をオア回路506およびアンド
回路507を介して電子メール送信手段505へ通知す
る。上記電子メール送信手段505は、電子メールアド
レス記憶手段504に記憶されているメールアドレスを
アンド回路507を介して入手し、そのメールアドレス
に基づいて複写完了を示すメールを送信する。
【0048】また、上記デジタル複写機は、あるジョブ
の複写動作が完了した時以外に、ジョブの実行中にエラ
ーが生じた場合にも、オペレータに向けてメール送信を
行なう。ジョブの実行中にエラーが生じた場合、該エラ
ーはエラー検出部503によって検出され、エラー検出
部503はエラー情報をオア回路506およびアンド回
路507を介して電子メール送信手段505へ通知す
る。上記電子メール送信手段505は、電子メールアド
レス記憶手段504に記憶されているメールアドレスを
アンド回路507を介して入手し、そのメールアドレス
に基づいてエラー発生を示すメールを送信する。これに
より、ジョブの実行中にエラーが生じた場合、該ジョブ
の指示を行なったオペレータに対して、上記デジタル複
写機からメールによってエラー発生が通知されるため、
該オペレータによってエラー復帰処理が迅速に行なわれ
ることが期待できる。
【0049】以上のように、図5に示す構成によってメ
ール送信処理を行なうデジタル複写機では、原稿検出セ
ンサ501からの原稿無し情報、フォーマット用紙検出
部502からのフォーマット用紙検出情報、およびエラ
ー検出部503からのエラー情報の何れかが電子メール
送信部505へ入力された場合に、複写完了またはエラ
ー発生を通知するメールが、全て同一のアドレス先へ送
信される。
【0050】しかしながら、本実施の形態に係るデジタ
ル複写機では、その動作状況に応じてメール送信先を異
ならせることも可能である。上記デジタル複写機が、そ
の動作状況に応じてメールを送信する時の送信先を異な
らせる場合におけるメール送信処理について、図6を参
照して説明する。
【0051】図6に示す構成によってメール送信処理を
行なうデジタル複写機では、原稿検出センサ(検出手
段)601、フォーマット用紙検出部(検出手段)60
2、第1のエラー検出部(検出手段)603、および第
2のエラー検出部(検出手段)604からの情報が、先
に電子メールアドレス記憶部605に入力され、該電子
メールアドレス記憶部605にて入力された情報に対す
る特定の電子メールアドレスが選択されて、電子メール
送信部606へ送られる。上記電子メール送信部606
は、電子メール送信部606から入力された電子メール
アドレス先に対しメール送信を行なう。
【0052】具体的に説明すると、上記デジタル複写機
での複写動作が正常に終了した場合には、原稿検出セン
サ601からの原稿無し情報か、またはフォーマット用
紙検出部602からのフォーマット用紙検出情報が、オ
ア回路607を介して電子メールアドレス記憶部605
に入力される。
【0053】上記電子メールアドレス記憶部605で
は、原稿無し情報またはフォーマット用紙検出情報が入
力されることによってジョブの終了と判断し、複写完了
のメールを送るため、上記ジョブを指示したオペレータ
のメールアドレスを電子メール送信部606へ送信す
る。また、上記電子メールアドレス記憶部605は、同
時に、動作状況を通知する通知信号を電子メール送信部
606へ送信し、複写完了が検出されたことを通知す
る。これによって、上記電子メール送信部606は、複
写完了のメールを送信する。
【0054】また、上記デジタル複写機における複写動
作中にエラーが発生した場合は、エラー発生の通知をシ
ステム管理者またはメーカーのサービスマンにメールす
るとよい。ここでは、「用紙切れ」や「紙づまり」など
軽微なエラーについては、システム管理者に通知し、シ
ステム管理者では対応できないような複雑なエラーにつ
いてはサービスマンに通知する場合を例示する。
【0055】第1のエラー検出部603はシステム管理
者で対応可能な用紙切れ」や「紙づまり」などの簡単な
エラーを検出し、第1のエラー情報を電子メールアドレ
ス記憶部605へ送信する。また、第2のエラー検出部
604はメーカーのサービスマンでしか対応できないよ
うな複雑なエラーを検出し、第2のエラー情報を電子メ
ールアドレス記憶部605へ送信する。
【0056】すなわち、メーカーのサービスマンを呼ぶ
ほど複雑なエラーではないときは、上記電子メールアド
レス記憶部605は、第1のエラー検出部603からの
第1のエラー情報に基づいて、システム管理者の電子メ
ールアドレス、およびエラーの種類等を示す通知信号を
電子メール送信部606へ通知し、該電子メール送信部
606は、システム管理者にエラー発生の電子メールを
送信する。
【0057】一方、システム管理者では対応できないよ
うなエラーが発生した時は、上記電子メールアドレス記
憶部605は、第2のエラー検出部604からの第2の
エラー情報に基づいて、メーカのサービスマンの電子メ
ールアドレス、およびエラーの種類等を示す通知信号を
電子メール送信部606へ通知し、該電子メール送信部
606は、メーカーのサービスマンにエラー発生の電子
メールを送信する。
【0058】尚、上記システム管理者、メーカーのサー
ビスマンの電子メールアドレスについては、オペレータ
がフォーマット用紙における所定の記入欄に記入するも
のとしてもよいが、これらが決まった送信先である場合
には、オペレータがフォーマット用紙に記載するのでは
なく、該フォーマット用紙に最初から印刷されていても
よい。また、上記電子メールアドレス記憶部605に予
め記憶しておけば、フォーマット用紙への記載自体を省
略することも可能である。
【0059】また、以上の説明では、デジタル複写機か
らの電子メール送信において用いられるメールアドレス
は、フォーマット用紙に記入されたものを電子メールア
ドレス読取部404(図4参照)にて読み取り、電子メ
ールアドレス記憶部504または605に記憶させて使
用するとした。
【0060】しかしながら、上記フォーマット用紙への
メールアドレスの記入は、基本的にオペレータ自身が手
書きで記入するものであること、メールアドレスは文字
数が多く桁数が定まっていないと共に数字以外の文字や
記号が用いられることにより、その正確な読取りが困難
である。したがって、メールアドレスの読取エラーが発
生したり、あるいは、正確なメールアドレス読取りを行
なわせるために読取部において高価な処理部を必要とす
るといった問題がある。
【0061】このため、フォーマット用紙において、図
1のアドレス記入欄106の代わりに各オペレータのI
D番号を記入できる欄を設け、原稿読取部401により
読み取られた画像データから、図7に示すID番号検出
部(ID番号読取手段)701によってID番号を検出
する。上記ID番号検出部701で検出されたID番号
は、電子メールアドレス記憶部(記憶手段)702へ送
られ、電子メールアドレス記憶部702では上記ID番
号に基づいて対応する電子メールアドレスを生成する。
すなわち、上記電子メール記憶部702には、使用する
オペレータのID番号とそれに対応する電子メールアド
レスとが予め記憶されているものとする。この電子メー
ルアドレスは、図5または図6において説明した構成の
デジタル複写機にて、上述の説明と同様の処理にて使用
される。
【0062】この時、電子メールアドレス記憶部702
に登録されていないオペレータが上記デジタル複写機に
よる複写を行いたい時は、上記フォーマット用紙にID
番号として“9999" などの存在しないID番号を記
述したり、あるいはID番号を記載しないことで使用可
能としてもよい。また、この場合、複写結果の通知等は
システム管理者などに送られるようにしてもよい。
【0063】尚、以上の説明におけるデジタル複写機で
は、該デジタル複写機はインターネットによってメール
送信先の端末と接続されているものとし、電子メールに
よるメール送信を行う場合を例示しているが、上記デジ
タル複写機およびメール送信先の各端末はイントラネッ
トによって接続されているようなものでもよく、この場
合、メール送信に利用されるアドレスは、イントラネッ
トで接続された特定のグループ内のみで利用可能なアド
レスであってもよい。
【0064】また、メール送信先にメーカーのサービス
マンが含まれるような場合は、インターネットを用いて
電子メールによるメール送信を行なうことが好ましい
が、メール通知先の端末としては携帯電話を用いても良
い。
【0065】また、メールによる通知内容としては、上
述のような複写動作の終了や、複写動作中のトラブル発
生以外に、例えば、ネットワークを通した複写(画像読
取手段と複数の印刷手段とがネットワークを通して接続
してある場合など)の場合に、オペレータに対して、ど
の印刷手段を用いて複写が行われたかなどの通知を行う
ことも考えられる。
【0066】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、以上のよう
に、上記フォーマット用紙にアドレス記入欄が設けられ
ており、上記フォーマット用紙の読取時に、上記アドレ
ス記入欄に記入されているアドレスを読み取るアドレス
読取手段と、アドレス読取手段によって認識されたアド
レスを送信先として、該画像形成装置とネットワークに
て接続された外部端末に、該画像形成装置の複写動作状
況に応じたメッセージの送信を行なうメッセージ送信手
段とが備えられている構成である。
【0067】それゆえ、上記フォーマット用紙にオペレ
ータが用いるパソコン等の外部端末のアドレスを記入し
ておけば、複写が正常に終了したり、用紙切れなどのト
ラブルによる中断などが生じたりするなどの複写動作状
況に応じて、メール等のメッセージによってオペレータ
に対してその状況が通知されるので、オペレータは迅速
な対応を行うことができるという効果を奏する。
【0068】また、上記画像形成装置では、上記フォー
マット用紙のアドレス記入欄には、複数のアドレスを記
入可能であると共に、画像形成装置の複写動作状況とし
て、複写動作の正常終了、および複写動作中にトラブル
が発生した場合のトラブル内容を検出する検出手段を備
えており、上記メッセージ送信手段は、上記検出手段の
検出結果に応じて、上記フォーマット用紙に記入された
アドレスの中から所定のアドレスを選択してメッセージ
送信先を設定する構成とすることが好ましい。
【0069】それゆえ、例えば、上記検出手段によって
正常終了が検出された場合にはオペレータに対してメッ
セージ送信を行ない、「用紙切れ」「紙づまり」などの
簡単な異常発生時にはシステム管理者にメッセージ送信
を行ない、メーカーのサービスマンしか対応できないよ
うな複雑な異常が発生した場合にはメーカーのサービス
マンに対してメッセージ送信を行なうなど、様々な複写
動作状況に応じて、それぞれ適切な相手に対してメッセ
ージ送信による通知を行うことができるという効果を奏
する。
【0070】また、本発明の画像形成装置は、以上のよ
うに、上記フォーマット用紙にID番号記入欄が設けら
れており、上記フォーマット用紙の読取時に、上記ID
番号記入欄に記入されているID番号を読み取るID番
号読取手段と、ID番号と、各ID番号に対応するアド
レスとを記憶する記憶手段と、上記記憶手段の記憶内容
に基づいて、上記ID番号読取手段によって認識された
ID番号に対応するアドレスを認識し、そのアドレスを
送信先として、該画像形成装置とネットワークにて接続
された外部端末に、該画像形成装置の複写動作状況に応
じたメッセージの送信を行なうメッセージ送信手段とが
備えられていることを特徴とする構成であってもよい。
【0071】それゆえ、フォーマット用紙において、オ
ペレータは自身のID番号のみを記載することで、電子
メールアドレスのような長い文字列の完全なアドレスを
記載する手間を省くことができると共に、画像形成装置
側でのアドレス読取ミスなどによる電子メール送信不具
合も無くすことができるという効果を奏する。
【0072】また、上記画像形成装置では、上記記憶手
段には、オペレータのID番号およびアドレス以外に、
システム管理者および/またはサービスマンのアドレス
が記憶されていると共に、画像形成装置の複写動作状況
として、複写動作の正常終了、および複写動作中にトラ
ブルが発生した場合のトラブル内容を検出する検出手段
を備えており、上記メッセージ送信手段は、上記検出手
段の検出結果に応じて、上記記憶手段に記憶されたアド
レスの中から所定のアドレスを選択してメッセージ送信
先を設定する構成とすることが好ましい。
【0073】それゆえ、システム管理者やメーカーのサ
ービスマンのアドレスについては、記憶手段に予め記憶
しておくことで、オペレータがフォーマット用紙に記載
する必要を無くすことができると共に、様々な複写動作
状況に応じて、それぞれ適切な相手に対してメッセージ
送信による通知を行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、本発明
に係る画像形成装置で用いられるフォーマット用紙の一
例を示す説明図である。
【図2】上記フォーマット用紙を用いて複写条件設定を
行うデジタル複写機の概略構成を示す断面図である。
【図3】上記デジタル複写機の操作パネルの概略構成を
示す説明図である。
【図4】上記フォーマット用紙を用いて条件設定を行う
場合に、該条件設定を制御する手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】上記デジタル複写機の複写動作状況に応じてメ
ール送信を行なう手段の構成を示すブロック図である。
【図6】上記デジタル複写機の複写動作状況に応じてメ
ール送信を行なう手段について、図5とは別の構成を示
すブロック図である。
【図7】上記フォーマット用紙に記入されるID番号を
読み取り、読み取ったID番号に対応するメールアドレ
スを検出する手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 アドレス記入欄 401 原稿読取部 404 電子メールアドレス読取部(アドレ
ス読取手段) 505・606 電子メール送信部(メッセージ送信
手段) 601 原稿検出センサ(検出手段) 602 フォーマット用紙検出部(検出手
段) 603 第1のエラー検出部(検出手段) 604 第2のエラー検出部(検出手段) 701 ID番号検出部(ID番号読取手
段) 702 電子メールアドレス記憶部(記憶手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 A 13/00 630 13/00 630A Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AQ04 AQ05 AQ06 HJ08 HN15 HV09 HV13 HV32 HV35 2C087 AA14 AC05 AC07 AC08 BA14 BB10 2H027 DA32 DA33 EF09 EF13 EJ04 EJ15 FB03 FB11 FB12 FB13 FB14 HA12 HB17 ZA07 5B021 AA01 BB10 NN00 5C062 AA02 AA05 AB06 AB23 AC29 AC38 AC61 AC67 AF02 AF10 AF12 AF13 AF15 BA00 BD09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マークシートによって設定条件が記入され
    たフォーマット用紙を読み取って、上記フォーマット用
    紙における各マークエリアの塗り潰し状態を検出し、検
    出された各マークエリアの塗り潰し状態によって、上記
    フォーマット用紙に記入された設定条件を判別して、判
    別した設定条件に基づく条件設定を行なった後に複写動
    作を行なう画像形成装置において、 上記フォーマット用紙にアドレス記入欄が設けられてお
    り、 上記フォーマット用紙の読取時に、上記アドレス記入欄
    に記入されているアドレスを読み取るアドレス読取手段
    と、 アドレス読取手段によって認識されたアドレスを送信先
    として、該画像形成装置とネットワークにて接続された
    外部端末に、該画像形成装置の複写動作状況に応じたメ
    ッセージの送信を行なうメッセージ送信手段とが備えら
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記フォーマット用紙のアドレス記入欄に
    は、複数のアドレスを記入可能であると共に、 画像形成装置の複写動作状況として、複写動作の正常終
    了、および複写動作中にトラブルが発生した場合のトラ
    ブル内容を検出する検出手段を備えており、 上記メッセージ送信手段は、上記検出手段の検出結果に
    応じて、上記フォーマット用紙に記入されたアドレスの
    中から所定のアドレスを選択してメッセージ送信先を設
    定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】マークシートによって設定条件が記入され
    たフォーマット用紙を読み取って、 上記フォーマット用紙における各マークエリアの塗り潰
    し状態を検出し、検出された各マークエリアの塗り潰し
    状態によって、上記フォーマット用紙に記入された設定
    条件を判別して、判別した設定条件に基づく条件設定を
    行なった後に複写動作を行なう画像形成装置において、 上記フォーマット用紙にID番号記入欄が設けられてお
    り、 上記フォーマット用紙の読取時に、上記ID番号記入欄
    に記入されているID番号を読み取るID番号読取手段
    と、 ID番号と、各ID番号に対応するアドレスとを記憶す
    る記憶手段と、 上記記憶手段の記憶内容に基づいて、上記ID番号読取
    手段によって認識されたID番号に対応するアドレスを
    認識し、そのアドレスを送信先として、該画像形成装置
    とネットワークにて接続された外部端末に、該画像形成
    装置の複写動作状況に応じたメッセージの送信を行なう
    メッセージ送信手段とが備えられていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記記憶手段には、オペレータのID番号
    およびアドレス以外に、システム管理者および/または
    サービスマンのアドレスが記憶されていると共に、 画像形成装置の複写動作状況として、複写動作の正常終
    了、および複写動作中にトラブルが発生した場合のトラ
    ブル内容を検出する検出手段を備えており、 上記メッセージ送信手段は、上記検出手段の検出結果に
    応じて、上記記憶手段に記憶されたアドレスの中から所
    定のアドレスを選択してメッセージ送信先を設定するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
JP2000178962A 2000-06-14 2000-06-14 画像形成装置 Pending JP2001358866A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004179780A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Canon Inc 画像処理装置
JP2007281562A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Seiko Epson Corp 通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム
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US11962734B2 (en) 2021-10-19 2024-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus comprising image reader for reading document according to scan setup data, image processing program storing medium, and image processing system

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