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JP2001354521A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JP2001354521A
JP2001354521A JP2000334136A JP2000334136A JP2001354521A JP 2001354521 A JP2001354521 A JP 2001354521A JP 2000334136 A JP2000334136 A JP 2000334136A JP 2000334136 A JP2000334136 A JP 2000334136A JP 2001354521 A JP2001354521 A JP 2001354521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
hair cosmetic
weight
group
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000334136A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyo Ito
佳代 伊藤
Tomoaki Hiwatari
智章 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2000334136A priority Critical patent/JP2001354521A/ja
Publication of JP2001354521A publication Critical patent/JP2001354521A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアゾールやポンプ式等のスプレー用毛髪化
粧料において、VOC規制に対応して水を含有するにも
かかわらず、速やかに乾燥して優れた毛髪のセット力を
与える水性スプレー用毛髪化粧料の提供。 【解決手段】 アミンオキシド基含有重合体を全成分に
対して0.1〜10重量%、及び水酸基を有する有機酸
を全成分に対して0.01〜3重量%含有してなる水性
毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミンオキシド基
含有樹脂を含有してなるスプレー用毛髪化粧料に関し、
詳しくは水系の組成物とすることが可能で、揮発性有機
化合物(VOC)の含有量が少なくできる水性の毛髪化
粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】毛髪固定用の化粧料であるヘアスプレー
は、一般に毛髪固定用重合体と中和剤、可塑剤、油剤等
の必須成分と、噴射剤やアルコール成分等の揮発性が高
い成分からなっている。これによって毛髪への噴射後に
は速やかに揮発して、目的とするヘアスタイルを形成す
ることができる。
【0003】近年になって揮発性有機化合物(VOC)
による環境問題を考慮してヘアスプレー中に含まれる高
揮発性物質の含有量を55重量%以下にする、という規
制が米国等で実施されようとしている。このような規制
に対応するために、高揮発性成分の一部を水に置き換え
ることが検討されている。しかし、このようにヘアスプ
レー中に水を含ませた場合、乾燥に要する時間が長くな
って、目的とするヘアスタイルを固定できない、という
問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
技術に鑑みてなされたものであり、エアゾールやポンプ
式等のスプレー用毛髪化粧料において、VOC規制に対
応して水を含有するにもかかわらず、速やかに乾燥して
優れた毛髪のセット力を与える水性スプレー用毛髪化粧
料を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アミンオ
キシド基含有重合体を含む毛髪化粧料に関して前記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、特定のアミンオキシ
ド基含有重合体と共に、水酸基を有する有機酸を特定量
含有させることにより、前記目的を達成できることを見
出し本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は、一般式(1)〜(5)の
いずれかで示される構成単位を有するアミンオキシド基
含有重合体(以下「成分(A)」と記す)を全成分に対
して0.1〜10重量%、及び水酸基を有する有機酸
(以下「成分(B)」と記す)を全成分に対して0.0
1〜3重量%含有してなる水性毛髪化粧料、を要旨とし
ている。
【0007】
【化2】
【0008】上記式(1)〜(5)において、R1は水
素原子又はメチル基を、R2、R3、及びR4はそれぞれ
独立に炭素原子数1〜24のアルキル基又は炭素原子数
6〜24のアリール基もしくはアラルキル基を、Xは2
価の結合基を、Yはメチレン結合(−CH2−)、イミ
ノ結合(−NH−)、エーテル結合(−O−)、又はチ
ア結合(−S−)のいずれかをそれぞれ示し、mは0又
は1、nは1又は2、p及びqは一方が0で他方が1で
ある。
【0009】なお本発明において「水性」とは、「成分
中に水を含む」ことを言い、好ましい含水割合は、VO
C規制に対応する、全成分中の揮発性有機化合物の含有
量が55重量%以下となるような割合である。但し含水
割合が過度に高いと、塗布後の乾燥性に悪影響を及ぼす
恐れがある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を、そ
の構成要件に基づいて詳細に説明する。アミンオキシド基含有重合体(成分(A)) 本発明の毛髪化粧料の主成分となるアミンオキシド基含
有重合体は、一般式(1)〜(5)のいずれかで示され
る構成単位を有するアミンオキシド基含有重合体であ
り、またこれらの構成単位は2種以上含まれていてもよ
い。
【0011】
【化3】
【0012】上記式(1)〜(5)において、R1は水
素原子又はメチル基を、R2、R3、及びR4はそれぞれ
独立に炭素原子数1〜24のアルキル基又は炭素原子数
6〜24のアリール基もしくはアラルキル基を、Xは2
価の結合基を、Yはメチレン結合(−CH2−)、イミ
ノ結合(−NH−)、エーテル結合(−O−)、又はチ
ア結合(−S−)のいずれかをそれぞれ示し、mは0又
は1、nは1又は2、p及びqは一方が0で他方が1で
ある。
【0013】また、Xで示される2価の結合基として
は、例えば、アルキルカルボキシ結合、アルキルアミド
結合、アルキルカルボニルオキシ結合、カルボニル結
合、アルキレン結合、及びアルキルフェニル結合等の結
合基が挙げられ、又、式(1)〜(4)における窒素原
子を含有する複素環、並びに、Yで示されるメチレン結
合及びアミノ結合は、アルキル基、アリール基、又はア
ラルキル基等の置換基を有していてもよい。
【0014】本発明に用いるアミンオキシド基含有重合
体としては、前記式(1)及び(5)で表される構成単
位を有するものが好ましい。本発明において、前記構成
単位を含んでなるアミンオキシド基含有重合体は、前記
構成単位をオキシド化により形成可能なオキシド化前駆
体である窒素原子含有不飽和単量体を予めオキシド化し
た後に重合する方法、又は当該窒素原子含有不飽和単量
体を重合した後にオキシド化する方法の、いずれの方法
によって得られたものであってもよいが、後者の前駆体
である窒素原子含有不飽和単量体を重合した後にオキシ
ド化する方法によるものが好ましい。
【0015】また本発明に用いるアミンオキシド基含有
重合体としては、前述の如く、前駆体の窒素原子含有不
飽和単量体を用いて得たものの他、単量体として、例え
ば、グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含
有不飽和化合物や2−イソシアナトエチル(メタ)アク
リレート等のイソシアネート基含有不飽和化合物と、ヒ
ドロキシエチル−N,N−ジメチルアミンオキシド等の
アミンオキシド基含有化合物との反応生成物を用いて単
独重合又は共重合したものも用いることができる。
【0016】上記のオキシド化によりアミンオキシド基
を与えることができる、前駆体に相当する窒素原子含有
不飽和単量体としては、以下のようなものを例示するこ
とができる。 i)式(1)の構成単位を形成できる単量体の例 N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミド N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピオ
ン酸ビニル、N,N−ジエチルアミノプロピオン酸ビニ
ル、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチ
ルアリルアミン、p−ジメチルアミノメチルスチレン、
p−ジメチルアミノエチルスチレン、p−ジエチルアミ
ノメチルスチレン、p−ジエチルアミノエチルスチレ
ン、N,N−ジメチルビニルアミン、N,N−ジエチル
ビニルアミン、N,N−ジフェニルビニルアミン、或い
は無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸
等の不飽和基含有酸無水物とN,N−ジメチル−1,3
−プロパンジアミン等との反応生成物、グリシジル(メ
タ)アクリレート等のエポキシ基含有不飽和化合物と
N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン等との反
応生成物等。
【0017】但し、本明細書において「(メタ)アクリ
ル」の表記は「アクリル」及び「メタクリル」の両者
を、「(メタ)アクリレート」の表記は「アクリレー
ト」及び「メタクリレート」の両者を、それぞれ示すも
のとする。 ii)式(2)の構成単位を形成できる単量体の例 2−ビニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニル
ピリジン、2−メチル−4−ビニルピリジン、3−メチ
ル−4−ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリ
ジン、3−メチル−5−ビニルピリジン、4−メチル−
5−ビニルピリジン、6−メチル−5−ビニルピリジ
ン、2−ラウリル−4−ビニルピリジン、2−ラウリル
−5−ビニルピリジン、2−t−ブチル−4−ビニルピ
リジン、2−t−ブチル−5−ビニルピリジン等。 iii)式(3)の構成単位を形成できる単量体の例 1−ビニルイミダゾール、2−メチル−1−ビニルイミ
ダゾール、4−メチル−1−ビニルイミダゾール、5−
メチル−1−ビニルイミダゾール、2−ラウリル−1−
ビニルイミダゾール、4−t−ブチル−1−ビニルイミ
ダゾール等。 iv)式(4)の構成単位を形成できる単量体の例 1−ビニルピロリジン、1−ビニルイミダゾリジン、1
−ビニルオキサゾリジン、1−ビニルピペリジン、4−
メチル−1−ビニルピペリジン、2−ラウリル−1−ビ
ニルピペリジン、2−メチルピペリジノエチル(メタ)
アクリレート、4−ビニルモルホリン、2−メチル−4
−ビニルモルホリン、4−アリルモルホリン、4−ビニ
ルチアモルホリン等。 v)式(5)の構成単位を形成できる単量体の例 ジアリルアミン、ジアリルメチルアミン、ジアリルエチ
ルアミン等。
【0018】本発明に用いられるアミンオキシド基含有
重合体は、上記のような各種の窒素原子含有単量体の1
種又は2種以上の共重合体または、これらと共重合可能
な他種の単量体との共重合体をオキシド化したものか、
又は上記の各種の窒素原子含有単量体を予めオキシド化
した上でその1種又は2種以上の共重合体とするか、こ
れらと共重合可能な他種の単量体との共重合体である。
【0019】このアミンオキシド基含有重合体は、前述
のいずれかのアミンオキシド基を含む構成単位を重合体
中に15〜100重量%含有するものが好ましく、中で
もこの構成単位15〜90重量%と、他の不飽和単量体
由来の構成単位85〜10重量%からなるものが好まし
く、特に前記の構成単位を30〜80重量%と、他の不
飽和単量体由来の構成単位70〜20重量%とからなる
ものが特に好ましい。
【0020】アミンオキシド基を含む構成単位が15重
量%未満では、得られる共重合体の水溶性が低下して良
好なスプレー液滴が生成しなかったり、また洗髪時に洗
浄除去が困難になる。一方、この構成単位が90重量%
を超えると、使用時に髪にべたつき感を与えることがあ
る。なお、上記のアミンオキシド基含有重合体は、その
アミンオキシド基を有する構成単位の30重量%以下を
前記の構成単位以外の親水性単量体由来の構成単位で置
き換えてもよい。
【0021】このような親水性単量体としては、ノニオ
ン性、アニオン性、カチオン性、又は両イオン性の単量
体が例示され、25℃での水への溶解度が5g/100
g水以上のものを言う。ノニオン性単量体の例として
は、(メタ)アクリロニトリル、N−シクロヘキシルマ
レイミド、N−フェニルマレイミド、N−ビニルピロリ
ドン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リルアミド等の単量体が例示される。
【0022】アニオン性単量体の例としては、(メタ)
アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、フマル酸、クロトン酸等の不飽和カルボン酸やスチ
レンスルホン酸、スルホエチル(メタ)アクリル酸エス
テル等のスルホン酸基含有単量体等が例示できる。これ
らのアニオン性単量体はその酸性基の一部又は全部を重
合の前又は後に塩基性化合物で中和されたものでもよ
い。
【0023】カチオン性単量体の例としては、前述の第
3級アミノ基含有単量体を塩化メチル等のアルキルハラ
イドやジメチル硫酸等のジアルキル硫酸類等によりカチ
オン化したものが挙げられる。両イオン性単量体の例と
しては、前述の第3級アミノ基含有単量体をモノクロル
酢酸カリウム等のモノハロゲン化脂肪酸塩やプロピオラ
クトン等のラクトン類によって両性化したものが挙げら
れる。
【0024】本発明に用いられるアミンオキシド基を有
する構成単位を含有する重合体は、前述の通り、他の不
飽和単量体、好ましくは疎水性の不飽和単量体由来の構
成単位を重合体中に85〜10重量%含んでいるのが好
適である。なお、ここで疎水性の不飽和単量体とは、水
に対する溶解度が5g/100g水(25℃)未満のも
のを言う。
【0025】このような疎水性の不飽和単量体として
は、炭素原子数1〜24のアルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステル、メタクリロニトリル等の(メタ)アクリ
ロニトリル類、スチレン、p−メチルスチレン等のスチ
レン系単量体、メチルビニルエーテル等のアルキルビニ
ルエーテル類、酢酸ビニル等のビニルエステル類、マレ
イン酸ジブチル等のマレイン酸ジエステル類、N−シク
ロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマ
レイミド類、N−ビニルピロリドン等の不飽和基含有ピ
ロリドン類、ラジカル重合性不飽和基含有シリコーンマ
クロマー等のマクロモノマー類が例示できる。
【0026】これらの中でも、炭素原子数1〜24のア
ルコールの(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。そ
の具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等のアル
キル(メタ)アクリレート類、フルオロアルキル(メ
タ)アクリレート類、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等
のヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート類、グリシジ
ル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有(メタ)ア
クリレート類を挙げることができ、特に、炭素原子数1
〜24のアルキル(メタ)アクリレート類が好ましい。
【0027】これらの単量体の重合又は共重合は、前述
した特開平10−72323号公報に記載されるような
ラジカル重合法により、例えば2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル等のアゾ化合物や過酸化ベンゾイル等の
過酸化物などのラジカル重合開始剤の存在下、通常は窒
素やアルゴン等の不活性ガス雰囲気中で、30〜120
℃程度の温度で、1〜20時間程度、溶液重合、塊状重
合又は懸濁重合することにより行うことができる。
【0028】また、前記の窒素原子含有不飽和単量体、
及びそれから得られる構成単位を含む単独重合体又は共
重合体のオキシド化も、これらの公報に記載される方法
により、過酸化水素、過酸化アンモニウム、過酸化ナト
リウム、過酢酸、メタクロロ過安息香酸、ベンゾイルパ
ーオキシド、t−ブチルハイドロパーオキシド等の過酸
化物、オゾン等のオキシド化剤を用いて、20〜100
℃程度の温度、0.1〜100時間、好ましくは1〜5
0時間程度の反応時間で行うことができる。
【0029】本発明に用いるアミンオキシド基含有重合
体の重量平均分子量は、5,000〜1,000,00
0であることが好ましく、20,000〜300,00
0が特に好ましい。重量平均分子量が5,000未満で
は整髪力が低下する傾向となり、一方1,000,00
0を超えて分子量が大きくなると、水への溶解性が悪化
したり、溶液の粘度が高くなったりして、スプレー噴霧
時に問題を起こすことがある。
【0030】本発明の毛髪化粧料は、前記のアミンオキ
シド基含有重合体を全成分に対して0.01〜10重量
%含有することを必須とし、0.1〜8重量%含有する
のが好ましい。該重合体の含有量が前記範囲未満では、
毛髪化粧料として毛髪への密着性やセット力等が劣るこ
ととなり、一方、前記範囲を超過すると、スプレー噴霧
時に粘度が高くなって微細な噴霧が困難になったり目詰
まりが起こりやすくなり、いずれの場合も毛髪化粧料と
しての適性が不十分となる。水酸基含有有機酸(成分(B)) 本発明に用いることができる水酸基を有する有機酸とし
ては、炭素原子数3〜10のヒドロキシカルボン酸が好
ましく、具体例としては、乳酸、酒石酸、クエン酸、リ
ンゴ酸等が挙げられ、中でも乳酸が好ましい。
【0031】この水酸基含有有機酸の使用量としては、
全成分中に0.01〜3重量%とするのが好ましい。こ
の添加量が0.01重量%未満では噴霧後の乾燥速度が
遅くなってしまい、一方3重量%を超えて多く用いる
と、皮膚に対する刺激が現れる場合があったり、あるい
は酸性による容器腐食等の問題が発生する恐れがある。
この水酸基含有有機酸の使用量は、水性スプレー用毛髪
化粧料全体のpHが5〜7.5の範囲になるようにする
のが、皮膚への刺激性を更に低くすることが可能であ
り、好適である。有機溶剤(成分(C)) 本発明の毛髪化粧料に用いる有機溶剤としては、毛髪化
粧料に使用できる水溶性溶剤であれば特に限定すること
なく用いることができる。例えば、炭素原子数2〜6の
脂肪族アルコールやケトン類等の水溶性溶媒、具体的に
は、エタノール、アセトン、イソプロパノール、n−プ
ロパノール等が挙げられ、中でもエタノールが水への溶
解性が良好で、かつ有害性も低いので好ましい。
【0032】有機溶剤を本発明の毛髪化粧料に使用する
場合は、その量は全成分の80重量%以下とするのが好
ましく、55重量%以下とするのがより好ましい。な
お、下記の成分(D)の噴射剤を使用する場合は、両者
の合計量をこの値以下とする。 噴射剤(成分(D)) 本発明の毛髪化粧料をエアゾールタイプのスプレー用に
用いる場合には、噴射剤を用いるのが好ましい。ここで
用いることができる噴射剤としては、トリクロロモノフ
ロロメタン、ジクロロジフロロメタン等のクロロフロロ
アルカン類、プロパン、n−ブタン、i−ブタン、ペン
タン等のアルカン類やその混合物である液化石油ガス、
ジメチルエーテル等の液化ガス、二酸化炭素、窒素、亜
酸化窒素、圧縮空気等の圧縮ガスが例示できる。噴射剤
として用いる場合は、これらの2種類以上を混合して用
いてもよい。
【0033】好ましい噴射剤は、ジメチルエーテル又は
これと液化石油ガスとの混合ガスであり、特に水含有量
が25重量%以上の水性スプレーとするときには、水へ
の溶解性が良好なジメチルエーテルを用いるのが好適で
ある。中でも成分(C)としてエタノールを、成分
(D)としてジメチルエーテルを用いるのが水への溶解
性が良好であり好ましい。この場合、エタノールを15
〜60重量%、ジメチルエーテルを20〜40重量%用
いるのが好適である。噴射剤の使用量は、通常全成分中
に10〜60重量%であり、好ましくは20〜40重量
%が好ましい。噴射剤量が10重量%未満では噴射時に
霧状にならず、棒状の噴射となってしまい、微細な霧状
噴霧が得られない場合があり、一方60重量%を超えて
使用すると低温での安定性が不足したり、噴射圧が高く
なりすぎて、霧が周囲に飛散したり、吹き付ける勢いで
ヘアスタイルが崩れる場合があり好ましくない。
【0034】なお、これらの成分(C)、成分(D)に
おいて合計量を80重量%以下とすべき有機溶剤及び噴
射剤とは、20℃でその蒸気圧が2mmHg(0.26
6kPa)以上となる炭素原子数10以下の有機化合物
を言う。水性スプレー用毛髪化粧料 本発明の毛髪化粧料をエアゾール製品の形態で、金属製
の容器に充填して用いる場合は、保存中の安定性を確保
するために、上記の各成分に加えて腐食防止剤を例え
ば、全成分に対して0.001〜5重量%添加すること
が好ましい。
【0035】腐食防止剤としては、モノエタノールアミ
ンボレート、モノイソプロパノールアミンボレート、水
酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム
等の無機水酸化物、ニトロメタン、ジメチルオキサゾリ
ドン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−プロパノ
ール、及びアミノメチルプロパノール等が例示できる。
【0036】また、本発明の毛髪化粧料には、前記の各
成分以外に、本発明の目的及び効果を損なわない範囲で
通常毛髪化粧料に用いられているノニオン性、アニオン
性、カチオン性、又は両性等の樹脂、ノニオン性、アニ
オン性、カチオン性、又は両性等の界面活性剤、各種の
油剤、アルコール類、ジメチルポリシロキサン、アミノ
変性シリコーン等のシリコーン誘導体、タンパク質誘導
体又は分解物、植物抽出液、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、ビタミン類、防腐剤、色素、香料等の各種添加剤を
を適宜配合してもよい。
【0037】上記の添加剤の具体例としては以下のよう
なものが例示できる。各種の界面活性剤としては、次の
ようなものが挙げられる。 (アニオン界面活性剤)ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、セチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、
N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−
ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイル
サルコシンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナト
リウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリ
エタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテル
リン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸
ナトリウム等。 (両性界面活性剤)2−アルキル−N−カルボキシメチ
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N,N−ジメチ
ル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウム
ベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンアンモ
ニウムベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−スル
ホアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキ
ル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニ
ウムベタイン等。 (カチオン界面活性剤)塩化セチルトリメチルアンモニ
ウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ス
テアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ベンザル
コニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩
化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメ
チルアンモニウム等。 (非イオン界面活性剤)ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル、モノオレイン酸ポリオキシエチレング
リコール、ステアリン酸ジエタノールアミド、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、モノラウリン酸ソルビタン、
モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ヘキ
サステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ショ糖
脂肪酸エステル、親油型モノオレイン酸グリセリン、モ
ノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリンヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノ
オレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエ
チレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレ
ンソルビット、モノステアリン酸ポリオキシエチレング
リセリン、等。
【0038】これらの界面活性剤の毛髪化粧料中の含有
量は、いずれも通常0.01〜5重量%程度である。油
剤としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
シロキサン等のシリコン誘導体、ヒマシ油、ヤシ油、液
状ラノリン、ミツロウ、スクアラン、流動パラフィン、
オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セタノー
ル、ステアリルアルコール、ミリスチン酸イソプロピ
ル、乳酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、ジメチル
オクタン酸ヘキシルデシル、オレイン酸デシル、ラウリ
ン酸ヘキシル、ステアリン酸ブチル、パルミチン酸イソ
プロピル等が例示できる。これらの油剤の毛髪化粧料中
の含有量は、通常0.01〜45重量%程度である。
【0039】アルコール類としては、グリセリン、1,
3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、マンニトール、ソルビトール、ジ
プロピレングリコール等の多価アルコールやエタノー
ル、イソプロパノール、セタノール、ラウリルアルコー
ル等の1価アルコールが使用できる。中和剤又はpH調
整剤としては、塩酸、リン酸、コハク酸、クエン酸、ジ
イソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、アン
モニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の酸、ア
ルカリが用いられる。
【0040】本発明の毛髪化粧料は、水性であるので揮
発性有機化合物の含有量を低減でき、かつ噴霧適性や塗
布後の乾燥性に優れており、エアゾールヘアスプレー、
ポンプ式ヘアスプレー、フオーム状ヘアスプレー、ヘア
ミスト等のセット商品として好適に用いられる。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。アミンオキシド基含有重合体 各実施例及び比較例に用いる、本発明の毛髪化粧料の構
成原料であるアミンオキシド基含有重合体は次のように
して得たものである。
【0042】還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガ
ス導入管及び撹拌機を備えた内容積2リットルのフラス
コに、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2
50g、tert-ブチルメタクリレート150g、イソブ
チルメタクリレート100g、及び無水エタノール50
0gを仕込み、次いで2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル5gを添加して、窒素雰囲気中で温度80℃にて
8時間反応させた後、60℃に冷却した。
【0043】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートと等モルの31%過酸化水素水溶液を滴下ロ
ートで重合反応液に1時間かけて徐々に添加し、続いて
温度を維持して20時間撹拌して、ジメチルアミノ基を
オキシド化した。オキシド化反応の終了は反応液のアミ
ン価測定により確認した。得られたオキシド化重合体溶
液に無水エタノールを加えて、固形分濃度を30重量%
に調整し、アミンオキシド基含有重合体溶液を得た。得
られた重合体溶液を「P−1」と記す。
【0044】なお得られた重合体の重量平均分子量は5
0,000であった。この重合体の赤外吸収スペクトル
より、N−O結合の吸収が認められ、アミンオキシド基
の生成を確認した。 <実施例1〜5,比較例:スプレー化粧料の調製とその
評価>表1に示す配合にて(但し、「P−1」は固形分
量として表示)混合した溶液を、ポンプスプレー容器
(三谷バルブ社製)に充填した。
【0045】長さ7.5cm、重量0.1gの環状にし
た毛髪束を、レオテック社製レオメータの試料台(プロ
ーブ:アクリル板)に、プローブと試料台が最も近づい
た時に毛髪束が2mm変形するように取り付けた。この
毛髪束に、上記の組成物を20cmの距離から2回スプ
レーし、直ちに測定を開始した。測定は、試料台が60
mm/分の速度で振幅10mmの上下運動するという条
件で行い、プローブと毛髪束の粘着(べたつき)の有無
と毛髪束の硬さを評価し、それぞれ試料吹き付け(測定
開始)からべたつきがなくなるまでの時間及び硬さが最
大値を示すまでの時間を求めた。結果は、表中に「べた
つき消失時間」及び「乾燥時間」として示す。
【0046】
【表1】
【0047】<結果の評価>配合中に乳酸を加えた実施
例のスプレーは、比較例と比べていずれも速やかにべた
つきがなくなり、かつ乾燥も速い。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、揮発性有機化合物(V
OC)の含有量を少なくして水を比較的多量に含有させ
ても、スプレー時に微細な液滴が形成できて乾燥が速や
かな水性の毛髪化粧料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC011 AC101 AC102 AC171 AC301 AC302 AD131 AD132 BB49 CC31 CC32 DD08 EE06 EE07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)〜(5)のいずれかで示さ
    れる構成単位を有するアミンオキシド基含有重合体(以
    下「成分(A)」と記す)を全成分に対して0.1〜1
    0重量%、及び水酸基を有する有機酸(以下「成分
    (B)」と記す)を全成分に対して0.01〜3重量%
    含有してなる水性毛髪化粧料。 【化1】 上記式(1)〜(5)において、R1は水素原子又はメ
    チル基を、R2、R3、及びR4はそれぞれ独立に炭素原
    子数1〜24のアルキル基又は炭素原子数6〜24のア
    リール基もしくはアラルキル基を、Xは2価の結合基
    を、Yはメチレン結合(−CH2−)、イミノ結合(−
    NH−)、エーテル結合(−O−)、又はチア結合(−
    S−)のいずれかをそれぞれ示し、mは0又は1、nは
    1又は2、p及びqは一方が0で他方が1である。
  2. 【請求項2】 有機溶媒(以下「成分(C)」と記す)
    を80重量%以下含有する請求項1に記載の毛髪化粧
    料。
  3. 【請求項3】 成分(A)のアミンオキシド基含有重合
    体が、前記式(1)〜(5)のいずれかで表される構成
    単位を全重合体中に15〜100重量%含有するもので
    ある請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)のアミンオキシド基含有重合
    体が、前記式(1)で表される構成単位と同式(5)で
    表される構成単位とを有するものである請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 成分(B)の水酸基を有する有機酸が炭
    素原子数3〜10のヒドロキシカルボン酸である請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 成分(B)の水酸基を有する有機酸が乳
    酸である請求項5に記載の毛髪化粧料。
  7. 【請求項7】 成分(C)の有機溶媒がエタノールであ
    る請求項2〜6のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の毛
    髪化粧料に噴射剤(以下「成分(D)」と記す)を10
    〜60重量%含有させてなる水性スプレー用毛髪化粧
    料。
  9. 【請求項9】 成分(D)の噴射剤がジメチルエーテル
    である請求項8に記載の水性スプレー用毛髪化粧料。
  10. 【請求項10】 成分(C)としてエタノールを15〜
    60重量%、成分(D)としてジメチルエーテルを20
    〜40重量%含有する請求項9に記載のスプレー用毛髪
    化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070272A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社 資生堂 毛髪化粧料及びそれを用いた毛髪処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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