JP2001353879A - インクカートリッジ - Google Patents
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回収時にインクカートリッジの内部に残留し
たインクが漏洩するのを防止する。 【解決手段】 インクカートリッジは、インク1を内部
に収納するインク収納室2と、インクを吸収し、負圧を
発生する、多孔質体からなるインク吸収体5を内部に収
納するインク吸収体収納室9とを有する。インク収納室
2とインク吸収体収納室9とは、接続部10に摺動可能
に挿入された連通部3により連通している。インクカー
トリッジの回収時あるいは未使用時には、インク供給口
6は、インク収納室2の底部11の延出部15上に取り
付けられたOリング7により、インク吸収体5に残存し
ているインクが外部に漏洩しないように封止されてい
る。
たインクが漏洩するのを防止する。 【解決手段】 インクカートリッジは、インク1を内部
に収納するインク収納室2と、インクを吸収し、負圧を
発生する、多孔質体からなるインク吸収体5を内部に収
納するインク吸収体収納室9とを有する。インク収納室
2とインク吸収体収納室9とは、接続部10に摺動可能
に挿入された連通部3により連通している。インクカー
トリッジの回収時あるいは未使用時には、インク供給口
6は、インク収納室2の底部11の延出部15上に取り
付けられたOリング7により、インク吸収体5に残存し
ているインクが外部に漏洩しないように封止されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出して
被記録媒体に記録を行う記録ヘッドに供給されるインク
を収納するインクタンク、負圧発生部材を収納する負圧
発生部材収納容器を有するインクカートリッジに関す
る。に関する。
被記録媒体に記録を行う記録ヘッドに供給されるインク
を収納するインクタンク、負圧発生部材を収納する負圧
発生部材収納容器を有するインクカートリッジに関す
る。に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の被記録媒体(以下、単に「記録紙」と
もいう)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な
形態として提案されている。
HP用シート等の被記録媒体(以下、単に「記録紙」と
もいう)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な
形態として提案されている。
【0003】そのような記録装置のなかで、低騒音なノ
ンインパクト記録方式として、記録素子上に配置した吐
出口(ノズル)からインクを吐出させて記録紙上に記録
を行うインクジェット記録方式の記録ヘッドを具備した
記録装置(以下、「インクジェット記録装置」ともい
う)は、高密度かつ高速な記録動作が可能である。
ンインパクト記録方式として、記録素子上に配置した吐
出口(ノズル)からインクを吐出させて記録紙上に記録
を行うインクジェット記録方式の記録ヘッドを具備した
記録装置(以下、「インクジェット記録装置」ともい
う)は、高密度かつ高速な記録動作が可能である。
【0004】インクジェット記録装置は、この装置が適
用されるシステム等の固有の機能、使用形態等に対応し
た構成をとる。一般にインクジェット記録装置は、記録
ヘッド、インクタンク、タンクホルダで構成されるイン
クジェットヘッドカートリッジを搭載するキャリッジ
と、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御するた
めの制御手段とを具備する。
用されるシステム等の固有の機能、使用形態等に対応し
た構成をとる。一般にインクジェット記録装置は、記録
ヘッド、インクタンク、タンクホルダで構成されるイン
クジェットヘッドカートリッジを搭載するキャリッジ
と、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御するた
めの制御手段とを具備する。
【0005】そして、複数の吐出口からインク滴を吐出
させる記録ヘッドを記録紙の搬送方向(副走査方向)と
直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせ、
一方で非記録時に記録紙を記録幅に等しい量で間欠搬送
(ピッチ送り)するものである。インクを吐出する多数
のノズルが副走査方向に平行な直線上に配置された記録
ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録紙上を1
回走査することでノズル数に対応した幅の記録がなされ
る。
させる記録ヘッドを記録紙の搬送方向(副走査方向)と
直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせ、
一方で非記録時に記録紙を記録幅に等しい量で間欠搬送
(ピッチ送り)するものである。インクを吐出する多数
のノズルが副走査方向に平行な直線上に配置された記録
ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録紙上を1
回走査することでノズル数に対応した幅の記録がなされ
る。
【0006】また、インクジェット記録装置は、ランニ
ングコストが安く、装置の小型化も可能であり、さら
に、複数色のインクを用いてカラー画像記録に対応する
ことも容易である。なかでも、記録紙の幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録ヘッドを使用した
ライン型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能であ
る。
ングコストが安く、装置の小型化も可能であり、さら
に、複数色のインクを用いてカラー画像記録に対応する
ことも容易である。なかでも、記録紙の幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録ヘッドを使用した
ライン型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能であ
る。
【0007】上記の理由から、インクジェット記録装置
は、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファ
クシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワー
クステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるい
はパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光デ
ィスク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたは
ポータブルプリンタとして利用され、かつ商品化されて
いる。
は、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファ
クシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワー
クステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるい
はパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光デ
ィスク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたは
ポータブルプリンタとして利用され、かつ商品化されて
いる。
【0008】一方、記録ヘッドの吐出口からインクを吐
出するためのエネルギを発生するエネルギ発生素子とし
ては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、
レーザなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱によ
る作用でインク滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗
体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるも
の等がある。
出するためのエネルギを発生するエネルギ発生素子とし
ては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、
レーザなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱によ
る作用でインク滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗
体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるも
の等がある。
【0009】その中でも熱エネルギを利用してインク滴
を吐出させる方式のインクジェット記録方式の記録ヘッ
ドは、吐出口を高密度に配列することができるため高解
像度の記録をすることが可能である。その中でも電気熱
変換素子をエネルギ発生素子として用いた記録ヘッド
は、小型化も容易であり、かつ最近の半導体分野におけ
る技術の進歩と信頼性の向上性が著しいIC技術やマイ
クロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化
が容易で製造コストも安価なことから、有利である。
を吐出させる方式のインクジェット記録方式の記録ヘッ
ドは、吐出口を高密度に配列することができるため高解
像度の記録をすることが可能である。その中でも電気熱
変換素子をエネルギ発生素子として用いた記録ヘッド
は、小型化も容易であり、かつ最近の半導体分野におけ
る技術の進歩と信頼性の向上性が著しいIC技術やマイ
クロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化
が容易で製造コストも安価なことから、有利である。
【0010】上記記録ヘッドは、インクタンクと一体化
されたチップタイプのものと、記録ヘッドと一体となっ
たタンクホルダにインクタンクを着脱するものとがあ
る。
されたチップタイプのものと、記録ヘッドと一体となっ
たタンクホルダにインクタンクを着脱するものとがあ
る。
【0011】インクタンクは、内部にインクのみを収容
する方式のものと、インクを含浸させた多孔質部材のみ
を収容する方式のものと、インクのみを収容する部分と
インクを含浸させた多孔質部材と収容する部分とを有
し、両者を連通部を介して連通させた方式のものとが知
られている。
する方式のものと、インクを含浸させた多孔質部材のみ
を収容する方式のものと、インクのみを収容する部分と
インクを含浸させた多孔質部材と収容する部分とを有
し、両者を連通部を介して連通させた方式のものとが知
られている。
【0012】このうち、インクのみを収容する部分と、
インクを含浸させた多孔質部材とを収容する部分を備え
る方式のものは、インクを直接収容する部分があるた
め、構造が単純で容積効率が高いという利点を兼ね備え
ている。
インクを含浸させた多孔質部材とを収容する部分を備え
る方式のものは、インクを直接収容する部分があるた
め、構造が単純で容積効率が高いという利点を兼ね備え
ている。
【0013】図6に、上述した従来の構成のインクカー
トリッジの一例の概略断面構成図を示す。
トリッジの一例の概略断面構成図を示す。
【0014】インクカートリッジの内部は、連通口20
3が形成された仕切壁213により2つの空間に仕切ら
れている。連通口203はインクカートリッジの下壁2
12に面した位置に形成されている。一方の空間はイン
ク吸収体205を収納するインク吸収体収納室208で
あり、他方の空間は仕切壁213の連通口203を除い
て密閉されることで、インク201を一気にインク吸収
体収納室208へと導入せず、連通口203を介した気
液交換に伴ってインク201を導入する構造を有する、
インク201を直接保持するインク吸収体収納室208
である。
3が形成された仕切壁213により2つの空間に仕切ら
れている。連通口203はインクカートリッジの下壁2
12に面した位置に形成されている。一方の空間はイン
ク吸収体205を収納するインク吸収体収納室208で
あり、他方の空間は仕切壁213の連通口203を除い
て密閉されることで、インク201を一気にインク吸収
体収納室208へと導入せず、連通口203を介した気
液交換に伴ってインク201を導入する構造を有する、
インク201を直接保持するインク吸収体収納室208
である。
【0015】このインク吸収体収納室208を形成する
壁面のうち、上壁216には、インク消費に伴う容器内
への大気の導入を行うための大気連通口208が形成さ
れている。また、インクカートリッジの下壁212には
不図示の記録ヘッド部へとインクを供給するためのイン
ク供給口206が形成されている。
壁面のうち、上壁216には、インク消費に伴う容器内
への大気の導入を行うための大気連通口208が形成さ
れている。また、インクカートリッジの下壁212には
不図示の記録ヘッド部へとインクを供給するためのイン
ク供給口206が形成されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成のインクカートリッジの場合、インクタンク内のイ
ンクを消費し、記録ヘッドにインクが供給されなくなり
交換を要するような状態になった場合でもインク吸収体
内にはインクが含浸されており、この残留インクが供給
口から漏洩してしまう場合があった。このため、リサイ
クルなどによるインクカートリッジの回収中の移動時
や、回収後の保管時にインクカートリッジからのインク
の漏洩によって周辺を汚してしまう場合があった。
構成のインクカートリッジの場合、インクタンク内のイ
ンクを消費し、記録ヘッドにインクが供給されなくなり
交換を要するような状態になった場合でもインク吸収体
内にはインクが含浸されており、この残留インクが供給
口から漏洩してしまう場合があった。このため、リサイ
クルなどによるインクカートリッジの回収中の移動時
や、回収後の保管時にインクカートリッジからのインク
の漏洩によって周辺を汚してしまう場合があった。
【0017】また、漏れたインクが乾燥してインクカー
トリッジ本体にこびりつき、リサイクルしたインクカー
トリッジを洗浄する時間と費用がかかるといった問題が
発生する場合もある。
トリッジ本体にこびりつき、リサイクルしたインクカー
トリッジを洗浄する時間と費用がかかるといった問題が
発生する場合もある。
【0018】上述したリサイクルしたインクカートリッ
ジの供給口からのインクの漏洩を防止するために、供給
口にテープを貼るなどの方法がとられているが、テープ
を貼らずに回収される場合や、テープの貼り方画不十分
であったためにテープが剥がれてしまうといった場合も
あった。
ジの供給口からのインクの漏洩を防止するために、供給
口にテープを貼るなどの方法がとられているが、テープ
を貼らずに回収される場合や、テープの貼り方画不十分
であったためにテープが剥がれてしまうといった場合も
あった。
【0019】この他、従来のインク収納室とインク吸収
体収納室とが一体構造のインクカートリッジは、リサイ
クルにおいて、インク収納室とインク吸収体収納室とを
分離するのが困難であるといった問題が生じる場合もあ
った。
体収納室とが一体構造のインクカートリッジは、リサイ
クルにおいて、インク収納室とインク吸収体収納室とを
分離するのが困難であるといった問題が生じる場合もあ
った。
【0020】そこで本発明は、インクカートリッジの回
収時に内部に残留したインクが漏洩せず、インク収納室
とインク吸収体収納室との分解が容易なインクカートリ
ッジを提供することを目的とする。
収時に内部に残留したインクが漏洩せず、インク収納室
とインク吸収体収納室との分解が容易なインクカートリ
ッジを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクカートリッジは、外部にインクを供給す
るためのインク供給部が形成され、内部に負圧を発生す
る負圧発生部材を収納する負圧発生部材収納室と、イン
クを前記負圧発生部材収納室へと供給するための連通部
を除いて実質的に密閉空間を形成するとともに内部にイ
ンクを収納するインク収納部を有するインク収納室とを
備えたインクカートリッジにおいて、前記インク収納室
の延出した底部の上面には、前記負圧発生部材収納室の
下面に形成された前記インク供給部を封止するための第
1の封止手段が設けられており、前記インク供給部が前
記第1の封止手段により封止される位置と、前記第1の
封止手段から解放され、外部にインクを供給可能になる
位置との間を移動可能で、かつ、前記負圧発生部材収納
室が前記インク収納室に対して着脱可能なように、前記
インク収納室の側壁から突出した前記連通部と、前記負
圧発生部材収納室の前記インク収納室の側壁に対向した
壁面に形成された接続部とが摺動可能、かつ、取り外し
可能に嵌合していることを特徴とする。
本発明のインクカートリッジは、外部にインクを供給す
るためのインク供給部が形成され、内部に負圧を発生す
る負圧発生部材を収納する負圧発生部材収納室と、イン
クを前記負圧発生部材収納室へと供給するための連通部
を除いて実質的に密閉空間を形成するとともに内部にイ
ンクを収納するインク収納部を有するインク収納室とを
備えたインクカートリッジにおいて、前記インク収納室
の延出した底部の上面には、前記負圧発生部材収納室の
下面に形成された前記インク供給部を封止するための第
1の封止手段が設けられており、前記インク供給部が前
記第1の封止手段により封止される位置と、前記第1の
封止手段から解放され、外部にインクを供給可能になる
位置との間を移動可能で、かつ、前記負圧発生部材収納
室が前記インク収納室に対して着脱可能なように、前記
インク収納室の側壁から突出した前記連通部と、前記負
圧発生部材収納室の前記インク収納室の側壁に対向した
壁面に形成された接続部とが摺動可能、かつ、取り外し
可能に嵌合していることを特徴とする。
【0022】上記の通り構成されたインクカートリッジ
は、インク収納室の連通部と、負圧発生部材収納室の接
続部とが摺動可能に嵌合しており、インク供給部が第1
の封止手段により封止される位置と、外部にインクを供
給可能になる位置との間を移動可能である。このため、
インクカートリッジが未使用の状態、あるいはリサイク
ル等の回収時には、インク供給部が第1の封止手段によ
り封止される位置に移動させておくことで、負圧発生部
材収納室内のインクがインク供給部を介して外部に漏洩
するのを防止できる。また、連通部と接続部とは取り外
し可能に嵌合されているため、インクカートリッジを回
収後、負圧発生部材収納室とインク収納室とを容易に分
解することができる。
は、インク収納室の連通部と、負圧発生部材収納室の接
続部とが摺動可能に嵌合しており、インク供給部が第1
の封止手段により封止される位置と、外部にインクを供
給可能になる位置との間を移動可能である。このため、
インクカートリッジが未使用の状態、あるいはリサイク
ル等の回収時には、インク供給部が第1の封止手段によ
り封止される位置に移動させておくことで、負圧発生部
材収納室内のインクがインク供給部を介して外部に漏洩
するのを防止できる。また、連通部と接続部とは取り外
し可能に嵌合されているため、インクカートリッジを回
収後、負圧発生部材収納室とインク収納室とを容易に分
解することができる。
【0023】また、本発明のインクカートリッジは、接
続部に係合する、負圧発生部材収納室の誤脱落防止用の
係合爪が連通部に設けられているものであってもよい
し、インク供給部を封止するための第2の封止手段が、
底部の上面で、かつ、連通部の係合爪と接続部とが係合
した際のインク供給部に対応する位置に設けられている
ものであってもよい。この場合、連通部の係合爪と接続
部とが係合していることで、インクカートリッジを回収
する際に負圧発生部材収納室が誤って脱落することで、
インクがインク供給部から外部に漏洩するのを防止でき
る。
続部に係合する、負圧発生部材収納室の誤脱落防止用の
係合爪が連通部に設けられているものであってもよい
し、インク供給部を封止するための第2の封止手段が、
底部の上面で、かつ、連通部の係合爪と接続部とが係合
した際のインク供給部に対応する位置に設けられている
ものであってもよい。この場合、連通部の係合爪と接続
部とが係合していることで、インクカートリッジを回収
する際に負圧発生部材収納室が誤って脱落することで、
インクがインク供給部から外部に漏洩するのを防止でき
る。
【0024】さらに、第2の封止手段と、底部の内部に
封入された、インクを吸収するインク吸収部材とを連通
させる開口が前記底部の上面に形成されているものであ
ってもよい。この場合、インクカートリッジを回収する
際に負圧発生部材収納室に残存したインクを、インク収
納室の底部の内部に封入されたインク吸収部材に含浸保
持させることができ、インクがインク供給部から外部に
漏洩するのをより確実に防止できる。
封入された、インクを吸収するインク吸収部材とを連通
させる開口が前記底部の上面に形成されているものであ
ってもよい。この場合、インクカートリッジを回収する
際に負圧発生部材収納室に残存したインクを、インク収
納室の底部の内部に封入されたインク吸収部材に含浸保
持させることができ、インクがインク供給部から外部に
漏洩するのをより確実に防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の第1の実施形態に
よる、未使用時または回収時のインクカートリッジの側
断面図を、また、図2に使用時のインクカートリッジの
側断面図をそれぞれ示す。
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の第1の実施形態に
よる、未使用時または回収時のインクカートリッジの側
断面図を、また、図2に使用時のインクカートリッジの
側断面図をそれぞれ示す。
【0026】本実施形態のインクカートリッジは、イン
ク1を内部に収納するインク収納室2と、インクを吸収
し、負圧を発生する、多孔質体からなるインク吸収体5
を内部に収納するインク吸収体収納室9とを有する。な
お、インク吸収体5は、通常の紙、あるいは高分子吸収
体など、インク1を安定して吸収する素材であれば、ど
のようなものであってもよい。
ク1を内部に収納するインク収納室2と、インクを吸収
し、負圧を発生する、多孔質体からなるインク吸収体5
を内部に収納するインク吸収体収納室9とを有する。な
お、インク吸収体5は、通常の紙、あるいは高分子吸収
体など、インク1を安定して吸収する素材であれば、ど
のようなものであってもよい。
【0027】インク収納室2のインク吸収体収納室9に
面する側である連通側壁14の下部には、インク吸収体
収納室9と連通するための管形状の連通部3が設けられ
ており、また、底部11は、インク吸収体収納室9を上
部に配置可能なように延びて形成された延出部15を有
し、延出部15の上面には後述するインク吸収体収納室
9のインク供給口6を封止するためのOリング7が取り
付けられている。
面する側である連通側壁14の下部には、インク吸収体
収納室9と連通するための管形状の連通部3が設けられ
ており、また、底部11は、インク吸収体収納室9を上
部に配置可能なように延びて形成された延出部15を有
し、延出部15の上面には後述するインク吸収体収納室
9のインク供給口6を封止するためのOリング7が取り
付けられている。
【0028】インク吸収体収納室9の、インク収納室2
に面する側である接続側側壁13の下部には、インク収
納室2の連通部3が挿入される開口である接続部10が
形成され、その開口周辺にはOリング4が取り付けられ
ている。また、下壁12には、不図示の記録ヘッドにイ
ンクを供給するためのインク供給口6が形成されてお
り、上壁16には、インク消費に伴う容器内への大気の
導入を行うための大気連通口8が形成されている。
に面する側である接続側側壁13の下部には、インク収
納室2の連通部3が挿入される開口である接続部10が
形成され、その開口周辺にはOリング4が取り付けられ
ている。また、下壁12には、不図示の記録ヘッドにイ
ンクを供給するためのインク供給口6が形成されてお
り、上壁16には、インク消費に伴う容器内への大気の
導入を行うための大気連通口8が形成されている。
【0029】接続部10と連通部3とは、互いに摺動可
能であり、Oリング4によって、インク1が接続部10
と連通部3との隙間から漏洩しないようになっている。
また、インク吸収体収納室9は、図1の位置から図2に
示す位置まで連通部3をガイドとして、延出部15上を
摺動可能に設けられている。
能であり、Oリング4によって、インク1が接続部10
と連通部3との隙間から漏洩しないようになっている。
また、インク吸収体収納室9は、図1の位置から図2に
示す位置まで連通部3をガイドとして、延出部15上を
摺動可能に設けられている。
【0030】図1に示すように、インクカートリッジの
未使用時または回収時には、インク吸収体収納室9はイ
ンク収納室2の延出部15の上面に位置している。イン
ク吸収体収納室9のインク供給口6は、インク収納室2
の延出部15に取り付けられたOリング7に封止されて
おり、インク吸収体5に残存しているインクがインク供
給口6から漏れたとしてもOリング7で封止され、外部
には漏れない。
未使用時または回収時には、インク吸収体収納室9はイ
ンク収納室2の延出部15の上面に位置している。イン
ク吸収体収納室9のインク供給口6は、インク収納室2
の延出部15に取り付けられたOリング7に封止されて
おり、インク吸収体5に残存しているインクがインク供
給口6から漏れたとしてもOリング7で封止され、外部
には漏れない。
【0031】一方、インクカートリッジの使用時には、
インク吸収体収納室9はインク収納室2の延出部15上
を図2に示す矢印Aの方向に移動され、インク供給口6
はOリング7による封止が解除されるとともに、延出部
15からはみ出した、供給位置17に配置される。この
供給位置17にインク供給口6が配置された状態で、イ
ンク供給口6から記録ヘッドにインクを供給可能な状態
となる。
インク吸収体収納室9はインク収納室2の延出部15上
を図2に示す矢印Aの方向に移動され、インク供給口6
はOリング7による封止が解除されるとともに、延出部
15からはみ出した、供給位置17に配置される。この
供給位置17にインク供給口6が配置された状態で、イ
ンク供給口6から記録ヘッドにインクを供給可能な状態
となる。
【0032】また、図2に示した状態のインク吸収体収
納室9をさらに矢印Aの方向に移動させ、接続部10を
連通部3から引き抜くことでインク吸収体収納室9とイ
ンク収納室2とを分解することができる。
納室9をさらに矢印Aの方向に移動させ、接続部10を
連通部3から引き抜くことでインク吸収体収納室9とイ
ンク収納室2とを分解することができる。
【0033】以上説明したように、本実施形態のインク
カートリッジによれば、インクカートリッジの未使用時
またはリサイクルによる回収時には、インク吸収体収納
室9のインク供給口6がOリング7により封止されてい
るため、外部へのインクの漏洩を防止することができ
る。また、インク吸収体収納室9とインク収納室2とは
互いに分離可能な構成であるため、回収後にインクカー
トリッジのインク吸収体収納室9とインク収納室2とを
容易に分解することができる。 (第2の実施形態)次に、図3に、本発明の第2の実施
形態による、未使用時のインクカートリッジの側断面図
を、図4に使用時のインクカートリッジの側断面図を、
図5にリサイクルによる回収時のインクカートリッジの
側断面図を、それぞれ示す。
カートリッジによれば、インクカートリッジの未使用時
またはリサイクルによる回収時には、インク吸収体収納
室9のインク供給口6がOリング7により封止されてい
るため、外部へのインクの漏洩を防止することができ
る。また、インク吸収体収納室9とインク収納室2とは
互いに分離可能な構成であるため、回収後にインクカー
トリッジのインク吸収体収納室9とインク収納室2とを
容易に分解することができる。 (第2の実施形態)次に、図3に、本発明の第2の実施
形態による、未使用時のインクカートリッジの側断面図
を、図4に使用時のインクカートリッジの側断面図を、
図5にリサイクルによる回収時のインクカートリッジの
側断面図を、それぞれ示す。
【0034】本実施形態のインク収納室102は、連通
部110の付け根近傍に、インク収納室102に対して
インク吸収体収納室109を固定するロック爪121が
形成されており、底部111内にはインクを吸収するイ
ンク吸収体120が収納されている。延出部115に
は、インクをインク吸収体120内に取り込むための開
口115が上面に形成されており、第1のOリング10
7の他に、開口115の周囲に第2のOリング119が
取り付けられている。
部110の付け根近傍に、インク収納室102に対して
インク吸収体収納室109を固定するロック爪121が
形成されており、底部111内にはインクを吸収するイ
ンク吸収体120が収納されている。延出部115に
は、インクをインク吸収体120内に取り込むための開
口115が上面に形成されており、第1のOリング10
7の他に、開口115の周囲に第2のOリング119が
取り付けられている。
【0035】開口115は、図3に示すように、インク
吸収体収納室109がロック爪121により固定された
状態でインク供給口106が対向する位置に形成されて
いる。
吸収体収納室109がロック爪121により固定された
状態でインク供給口106が対向する位置に形成されて
いる。
【0036】なお、本実施形態のインクカートリッジ
は、上述した以外は、基本的に第1の実施形態のインク
カートリッジと同様であるため、詳細の説明は省略す
る。
は、上述した以外は、基本的に第1の実施形態のインク
カートリッジと同様であるため、詳細の説明は省略す
る。
【0037】次に、インクカートリッジの未使用時、使
用時、および回収時におけるインク収納室102に対す
るインク吸収体収納室109の配置、すなわち、インク
供給口106の位置に関して説明する。
用時、および回収時におけるインク収納室102に対す
るインク吸収体収納室109の配置、すなわち、インク
供給口106の位置に関して説明する。
【0038】インクカートリッジが未使用な状態では、
図3に示すように、インク吸収体収納室109はインク
収納室102の延出部115の上面に位置している。イ
ンク吸収体収納室109のインク供給口106は、イン
ク収納室102の延出部115に取り付けられた第1の
Oリング107に封止されており、インク吸収体105
に含浸されているインクがインク供給口106から漏れ
たとしても第1のOリング107で封止され、外部には
漏れない。
図3に示すように、インク吸収体収納室109はインク
収納室102の延出部115の上面に位置している。イ
ンク吸収体収納室109のインク供給口106は、イン
ク収納室102の延出部115に取り付けられた第1の
Oリング107に封止されており、インク吸収体105
に含浸されているインクがインク供給口106から漏れ
たとしても第1のOリング107で封止され、外部には
漏れない。
【0039】インクカートリッジの使用時には、インク
吸収体収納室109はインク収納室102の延出部11
5上を図4に示す矢印Bの方向に移動され、インク供給
口106は第1のOリング107による封止が解除され
るとともに、延出部115からはみ出した、供給位置1
17に配置される。この供給位置117にインク供給口
106が配置された状態で、インク供給口106から記
録ヘッドにインクを供給可能な状態となる。
吸収体収納室109はインク収納室102の延出部11
5上を図4に示す矢印Bの方向に移動され、インク供給
口106は第1のOリング107による封止が解除され
るとともに、延出部115からはみ出した、供給位置1
17に配置される。この供給位置117にインク供給口
106が配置された状態で、インク供給口106から記
録ヘッドにインクを供給可能な状態となる。
【0040】インクカートリッジの回収時には、インク
吸収体収納室109は図5に示す矢印Cの方向に移動さ
れ、インク供給口106が開口115に対向する位置で
ある固定位置118に配置される。インク供給口106
と開口115との間は第2のOリング119で封止され
ている。インク吸収体105に残存しているインクがイ
ンク供給口106から漏れたとしても第2のOリング1
19で封止され、外部に漏れない。また、本実施形態の
場合、インク供給口106と第2のOリング119との
間にインクは溜まらず、開口115を介して底部111
内のインク吸収体120に含浸保持される。また、連通
部103のロック爪121は、接続部110周辺の接続
側壁113に係合し、インク収納室102がインク吸収
体収納室109に対して固定された状態となる。このた
め、インクカートリッジの回収時に、誤ってインク吸収
体収納室109がインク収納室102から外れて、イン
クが漏洩する恐れを抑制することができる。
吸収体収納室109は図5に示す矢印Cの方向に移動さ
れ、インク供給口106が開口115に対向する位置で
ある固定位置118に配置される。インク供給口106
と開口115との間は第2のOリング119で封止され
ている。インク吸収体105に残存しているインクがイ
ンク供給口106から漏れたとしても第2のOリング1
19で封止され、外部に漏れない。また、本実施形態の
場合、インク供給口106と第2のOリング119との
間にインクは溜まらず、開口115を介して底部111
内のインク吸収体120に含浸保持される。また、連通
部103のロック爪121は、接続部110周辺の接続
側壁113に係合し、インク収納室102がインク吸収
体収納室109に対して固定された状態となる。このた
め、インクカートリッジの回収時に、誤ってインク吸収
体収納室109がインク収納室102から外れて、イン
クが漏洩する恐れを抑制することができる。
【0041】なお、ロック爪121によるインク収納室
102とインク吸収体収納室109との固定は、インク
吸収体収納室109を矢印Bの方向に動かすべく、所定
の力以上の力をインク吸収体収納室109に印加するこ
とで解除され、インク収納室102とインク吸収体収納
室109とを分解することができる。
102とインク吸収体収納室109との固定は、インク
吸収体収納室109を矢印Bの方向に動かすべく、所定
の力以上の力をインク吸収体収納室109に印加するこ
とで解除され、インク収納室102とインク吸収体収納
室109とを分解することができる。
【0042】以上説明したように、本実施形態のインク
カートリッジによれば、インクカートリッジの未使用時
には、インク吸収体収納室109のインク供給口106
が第1のOリング107により封止されているため、外
部へのインクの漏洩を防止することができる。また、回
収時には、インク収納室102とインク吸収体収納室1
09とは、ロック爪121により固定されているため、
回収時にインク吸収体収納室109がインク収納室10
2から外れることによるインクの漏洩を防止することが
できる。さらに、インク収納室102に所定の力以上の
力を印加することでロック爪121による係合は解除可
能であるため、回収後にインクカートリッジのインク吸
収体収納室109とインク収納室102とを容易に分解
することができる。
カートリッジによれば、インクカートリッジの未使用時
には、インク吸収体収納室109のインク供給口106
が第1のOリング107により封止されているため、外
部へのインクの漏洩を防止することができる。また、回
収時には、インク収納室102とインク吸収体収納室1
09とは、ロック爪121により固定されているため、
回収時にインク吸収体収納室109がインク収納室10
2から外れることによるインクの漏洩を防止することが
できる。さらに、インク収納室102に所定の力以上の
力を印加することでロック爪121による係合は解除可
能であるため、回収後にインクカートリッジのインク吸
収体収納室109とインク収納室102とを容易に分解
することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の行きカート
リッジは、インク収納室の連通部と、負圧発生部材収納
室の接続部とが摺動可能に嵌合しているため、インクカ
ートリッジが未使用の状態、あるいはリサイクル等の回
収時には、インク供給部が第1の封止手段により封止さ
れる位置に移動させておくことで、負圧発生部材収納室
内のインクがインク供給部を介して外部に漏洩するのを
防止できる。また、連通部と接続部とは取り外し可能に
嵌合されているため、インクカートリッジを回収後、負
圧発生部材収納室とインク収納室とを容易に分解するこ
とができる。
リッジは、インク収納室の連通部と、負圧発生部材収納
室の接続部とが摺動可能に嵌合しているため、インクカ
ートリッジが未使用の状態、あるいはリサイクル等の回
収時には、インク供給部が第1の封止手段により封止さ
れる位置に移動させておくことで、負圧発生部材収納室
内のインクがインク供給部を介して外部に漏洩するのを
防止できる。また、連通部と接続部とは取り外し可能に
嵌合されているため、インクカートリッジを回収後、負
圧発生部材収納室とインク収納室とを容易に分解するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施形態による未使用時または
回収時のインクカートリッジの側断面図である。
回収時のインクカートリッジの側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による使用時のインク
カートリッジの側断面図である。
カートリッジの側断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による未使用時のイン
クカートリッジの側断面図である。
クカートリッジの側断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による使用時のインク
カートリッジの側断面図である。
カートリッジの側断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による回収時のインク
カートリッジの側断面図である。
カートリッジの側断面図である。
【図6】従来のインクカートリッジの一例の側断面図で
ある。
ある。
1 インク 2、102 インク収納室 3、103 連通部 4、7 Oリング 5、105、120 インク吸収体 6、106 インク供給口 8 大気連通口 9 インク吸収体収納室 10 接続口 11、111 底部 12 下壁 13、113 接続側壁 14 連通側壁 15、115 延出部 16 上壁 107 第1のOリング 118 固定位置 119 第2のOリング 121 ロック爪 150 開口
Claims (4)
- 【請求項1】 外部にインクを供給するためのインク供
給部が形成され、内部に負圧を発生する負圧発生部材を
収納する負圧発生部材収納室と、インクを前記負圧発生
部材収納室へと供給するための連通部を除いて実質的に
密閉空間を形成するとともに内部にインクを収納するイ
ンク収納部を有するインク収納室とを備えたインクカー
トリッジにおいて、 前記インク収納室の延出した底部の上面には、前記負圧
発生部材収納室の下面に形成された前記インク供給部を
封止するための第1の封止手段が設けられており、前記
インク供給部が前記第1の封止手段により封止される位
置と、前記第1の封止手段から解放され、外部にインク
を供給可能になる位置との間を移動可能で、かつ、前記
負圧発生部材収納室が前記インク収納室に対して着脱可
能なように、前記インク収納室の側壁から突出した前記
連通部と、前記負圧発生部材収納室の前記インク収納室
の側壁に対向した壁面に形成された接続部とが摺動可
能、かつ、取り外し可能に嵌合されていることを特徴と
するインクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記接続部に係合する、前記負圧発生部
材収納室の誤脱落防止用の係合爪が前記連通部に設けら
れている請求項1に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項3】 前記インク供給部を封止するための第2
の封止手段が、前記底部の上面で、かつ、前記連通部の
前記係合爪と前記接続部とが係合した際の前記インク供
給部に対応する位置に設けられている請求項2に記載の
インクカートリッジ。 - 【請求項4】 前記第2の封止手段と、前記底部の内部
に封入された、インクを吸収するインク吸収部材とを連
通させる開口が前記底部の上面に形成されている請求項
3に記載のインクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000178838A JP2001353879A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | インクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000178838A JP2001353879A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | インクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353879A true JP2001353879A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18680199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000178838A Pending JP2001353879A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | インクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001353879A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100469581C (zh) * | 2004-06-14 | 2009-03-18 | 佳能株式会社 | 墨盒 |
CN101890841A (zh) * | 2010-07-02 | 2010-11-24 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 一种向喷墨打印机用墨盒内注入墨水的方法 |
CN101966779A (zh) * | 2010-07-02 | 2011-02-09 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 一种向喷墨打印机用墨盒内注入墨水的方法 |
-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000178838A patent/JP2001353879A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100469581C (zh) * | 2004-06-14 | 2009-03-18 | 佳能株式会社 | 墨盒 |
CN101890841A (zh) * | 2010-07-02 | 2010-11-24 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 一种向喷墨打印机用墨盒内注入墨水的方法 |
CN101966779A (zh) * | 2010-07-02 | 2011-02-09 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 一种向喷墨打印机用墨盒内注入墨水的方法 |
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