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JP2001352178A - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造

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Publication number
JP2001352178A
JP2001352178A JP2000168010A JP2000168010A JP2001352178A JP 2001352178 A JP2001352178 A JP 2001352178A JP 2000168010 A JP2000168010 A JP 2000168010A JP 2000168010 A JP2000168010 A JP 2000168010A JP 2001352178 A JP2001352178 A JP 2001352178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front plate
main body
shaft
design front
housing structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000168010A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Nakahira
皇三 中平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000168010A priority Critical patent/JP2001352178A/ja
Publication of JP2001352178A publication Critical patent/JP2001352178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用音響機器の本体と、その本体の一面に
着脱可能に取り付けられる意匠前面板からなり、意匠前
面板の脱着を意匠前面板を落下させることなしに容易に
行え、振動などから発生する異音を防ぐことが可能な筐
体構造を得る。 【解決手段】 意匠前面板の一端を本体から離脱させた
状態でも意匠前面板の他端に位置する回動軸を中心とし
て回動可能に意匠前面板を固定保持できるように、意匠
前面板の他端に軸(円柱軸)を有する固定保持部を、本
体の上記意匠前面板の他端に対応する位置に軸を嵌合保
持する弾性保持部材を配置する筐体構造とする。軸を導
入する導入口および円柱軸を保持する導入部、さらによ
り狭い幅で切りこまれた溝部を有する弾性保持部材に対
し、回動軸に対して垂直な方向から力を加えることで軸
を弾性係合させつつ着脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用音響機器
の脱着可能な意匠前面板と音響機器本体とから構成され
る筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用音響機器111の意匠前面
板113と音響機器の本体112の脱着構造の一例を図
7、図8および図9を用いて説明する。図7は従来の車
載用音響機器111の筐体構造を示し、図7(a)は正
面図、図7(b)は図7(a)における断面E−E、図
7(c)は図7(a)における断面F−F、図7(d)
は断面G−G、また図8は図7(b)におけるJ部の拡
大図、さらに図9は図7(b)におけるH部の拡大図を
それぞれ示している。
【0003】図7(a)の正面図は車載用音響機器11
1の前面部で、記録媒体挿入口111aや表示部111
b、各種操作釦111cなどが形成された意匠前面板1
13から構成されており、盗難防止の目的および意匠の
選択のため本体112に意匠前面板113を脱着できる
構造となっている。
【0004】図7(b)の断面E−Eの左側部分J 部の
拡大図、図8に示すように、本体112から意匠前面板
13を取り外すための脱着釦126が設けられており、
脱着釦126を押すことにより係止爪125と連動する
クランク棒123を係止軸127を中心に回動させるこ
とができ、係止爪125は係止軸127に挿入された捻
りバネ121により意匠前面板113の係合部124に
弾性付勢されている。さらに図8に示すように、係止軸
127は本体112に設けられたU溝部128と係止部
固定板122により回動運動が可能に固定されている。
【0005】さらに、図7(b)の断面E−Eの右側部
分H 部の拡大図、図9に示すように、意匠前面板113
の保持部152の先端部である爪部151を固定するた
めの固定穴153が本体112に設けられており(本例
2箇所)、固定穴153は本体112の左側の係止爪1
25が意匠前面板113の係合部124に係合している
とき爪部151が固定穴153から脱落しない寸法で設
けられている。
【0006】本体112の左側には、意匠前面板113
に設けられた弾性突出部材142が係止爪125と係合
部124が係合されているときに弾性付勢するための本
体凸部141が設けられており(本例2箇所)、意匠前
面板113が本体112に固定されているときには係止
爪125と係合部124との係合により弾性保持されて
いる。
【0007】次に、意匠前面板113の取り外し方法に
ついて説明する。本体112の脱着釦126を押すこと
により係止爪125が係合部124から外れ、弾性付勢
されていた意匠前面板113が本体112の右側の固定
穴153を中心に所定の位置まで突出する。突出した意
匠前面板113は意匠前面板113の保持部152にあ
る爪部151が本体112の固定穴153から離脱する
まで脱着方向に引き抜くことにより本体112から取り
外すことができる。
【0008】意匠前面板113の装着方法について説明
する。意匠前面板113の右側に設けられた保持部15
2の爪部151を本体112の固定穴153に挿入し、
意匠前面板113を右側に寄せながら意匠前面板113
の係合部124が回動する本体112の係止爪125に
固定されるまで押し込むことにより装着できる。
【0009】しかしながら従来の脱着部の筐体構造では
図8に示すように、意匠前面板113の保持部152と
本体111の固定穴153との間にそれぞれ部品の仕上
がり公差を考慮し、少なからず間隙154が必要であっ
た。そのため従来の車載用音響機器111では振動によ
る異音が生じ易く、異音防止対策をする必要があった。
また、意匠前面板113を装着する際には意匠前面板1
13の右側の保持部152から先に本体112へ取り付
ける必要があり、手順を誤って左側から先に取り付けた
場合には保持部152の爪部151を壊す恐れがあっ
た。
【0010】また、意匠前面板113を取り外す際に意
匠前面板113が本体112の固定穴153を中心に回
動するため保持部152の爪部151が本体112の固
定穴153から脱落し、意匠前面板113が本体112
から落下する恐れがあった。
【0011】また上記の筐体構造以外に、特開平11−
289173号公報に別の筐体構造が開示されている。
この別の従来の技術による筐体構造は、操作パネルの脱
着動作時に落下の恐れがなく、また脱着操作を円滑に行
えるというものであり、例えば操作パネルの保持軸とな
る位置に、操作パネル側に穴部を、本体側に穴部に嵌合
する球状の突起を備えた構造が示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題を解決するためになされたものであり、意匠前面
板の脱着操作時に意匠前面板を本体から落下させること
なく、脱着操作が容易で信頼性の高い安価な車載用音響
機器の筐体構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明による筐体構造
は、車載用音響機器の本体と、上記本体の一面に対して
着脱可能に取り付けられる意匠前面板からなる筐体構造
において、上記意匠前面板の一端に設けられ上記本体側
への取り付けを行うための係合部と、上記意匠前面板の
他端に設けられる軸を有する固定保持部と、上記本体に
設けられ上記係合部を係止する係止爪と、上記本体に設
けられ上記軸を弾性保持する弾性保持部材とを備え、上
記係止爪を上記係合部から解除することによって上記軸
を回動軸として上記意匠前面板の一端を回動させ、上記
回動軸に対して垂直方向に上記軸を引き抜いて上記意匠
前面板の他端を上記本体から取り外すものである。
【0014】また、この発明による筐体構造は、車載用
音響機器の本体と、上記本体の一面に対して着脱可能に
取り付けられる意匠前面板からなる筐体構造において、
上記意匠前面板の一端に設けられ上記本体側への取り付
けを行うための係合部と、上記意匠前面板の他端に設け
られた弾性保持部材と、上記本体に設けられ上記係合部
を上記本体に係止する係止爪と、上記本体に設けられ上
記弾性保持部材に弾性保持される軸を有する固定保持部
とを備え、上記係止爪を上記係合部から解除することに
よって上記軸を回動軸として上記意匠前面板の一端を回
動させ、上記回動軸に対して垂直方向に上記軸を引き抜
いて上記意匠前面板を上記本体から取り外すものであ
る。
【0015】さらに、この発明による筐体構造は、上記
のような構成において、弾性保持部材は、固定保持部の
軸を回動軸に対して垂直な方向から押圧して取り付ける
ための上記軸の軸径よりも小さな幅の導入口が開口され
ており、上記導入口より導入される上記軸が係合する上
記軸側面に沿う曲面を有する導入部が形成されているも
のである。
【0016】また、この発明による筐体構造は、上記の
ような構成において、弾性保持部材は、回動軸に対して
垂直な、導入口および導入部の形成位置に続く方向に沿
って、上記軸の軸径よりも小さな幅の溝部が形成されて
いるものである。
【0017】さらに、この発明による筐体構造は、上記
のような構成において、固定保持部に形成される軸は、
意匠前面板の回動軸に達するように上記意匠前面板若し
くは本体から突出する複数の上記固定保持部のそれぞれ
の先端部に回動軸に沿うように複数個が設けられ、複数
の上記軸のうち少なくとも二つは互いに向かい合う方向
に突出して形成されているものである。
【0018】また、この発明による筐体構造は、上記の
ような構成において、固定保持部に形成される軸は、意
匠前面板の回動軸に達するように上記意匠前面板若しく
は本体から突出する複数の上記固定保持部のそれぞれの
先端部に回動軸に沿うように複数個が設けられ、複数の
上記軸のうち少なくとも二つは互いに外向き方向に突出
して形成されているものである。
【0019】さらに、この発明による筐体構造は、上記
のような構成において、固定保持部に形成される軸は円
柱状とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の
車載用音響機器11の脱着部の筐体構造を示し、図1
(a)は正面図、図1(b)は図1(a)における断面
A−A、図1(c)は断面B−B、図1(d)は断面C
−C、また図2(a)は図1(d)のJ部の拡大図、図
2(b)は図1(d)のD部の拡大図、図3は意匠前面
板の取り外し遷移図を示すものであり、図3(a)は意
匠前面板装着状態、図3(b)は意匠前面板係合部離脱
状態、図3(c)は意匠前面板離脱状態を示している。
【0021】図1(a)は車載用音響機器11の前面部
で、記録媒体挿入口11aや表示部11b、各種操作釦
11cなどが設けられており、盗難防止の目的および意
匠の選択のため本体12の一面に対して意匠前面板13
を脱着できるような構造となっている。図1(b)の左
側には、図2(a)に示すように、本体12から意匠前
面板13を取り外すための脱着釦26が設けられてお
り、脱着釦26を押すことにより係止爪25と連動する
クランク棒23を係止軸27を中心に回動させることが
でき、係止爪25は係止軸27に挿入された捻りバネ2
1より意匠前面板13の係合部24に弾性係合してお
り、係止軸27は本体11に設けられたU溝部28と係
止部固定板22により回動運動が可能な状態で固定され
ている。
【0022】また図1(b)の右側には、図2(b)に
示すように、意匠前面板13を本体12から離脱させる
際の回動軸34を規定する弾性保持部材31を有してお
り、この弾性保持部材31は、意匠前面板13側に弾性
保持部材31に嵌合させるために形成された円柱軸32
を導入保持するためのスペースとなる導入部36aを有
している。回動軸34は導入部36aの中心に位置す
る。弾性保持部材31に円柱軸32を嵌合させた状態
で、円柱軸32と回動軸34の軸は同一の方向を向いて
おり、導入部36aに円柱軸36を嵌合させた状態での
円滑な回動運動が可能となる。軸上の離間した位置に設
けられた二つの円柱軸32は、少なくとも上下一対が互
いに向かい合うように、突起が内側に向くように構成さ
れている。また所定の嵌合力を得るために導入部36a
からより深く狭い幅で切りこまれた溝部35を設けてい
る。なお、導入部36aは円柱軸32の側面に沿うよう
に弾性保持部材31の一部が開口されて形成され、円柱
軸32を嵌合させ保持する状態で導入部36aの曲面が
円柱軸32の側面に隙間なく接触している。
【0023】図1(d)に示すように、本体12の左側
部分には、意匠前面板13に設けられた弾性突起部材4
2が係止爪25と係合部24が係合されているときに弾
性付勢するための本体凸部41が設けられており(本例
2箇所)、意匠前面板13が本体12に固定されている
ときには係止爪25と係合部24との係合により弾性保
持されている。
【0024】なお、本体12は例えばABS樹脂によっ
て構成され、意匠前面板13はABS樹脂とPC樹脂に
よって構成され、弾性保持部材31はPOM樹脂によっ
て構成されるものとする。また、固定保持部33は意匠
前面板13の一部であり、一続きに構成されている。さ
らに、円柱軸32は固定保持部33の一部であり、意匠
前面板13から突出して設けられる固定保持部33の先
端部から、回動軸34に沿って突き出すような状態に一
続きに形成されている。また、弾性保持部材31に嵌合
させる軸を円柱軸32とその形状を特定しているが、そ
れは円柱状が意匠前面板13を回動させるために最適な
形状であるためであり、他の形状の軸を用いることも可
能である。
【0025】次に、意匠前面板13の取り外しの方法に
ついて説明する。本体12の脱着釦26を押すことによ
り係止爪25が係合部24から外れ、弾性突起部材42
によって弾性付勢されていた意匠前面板13が本体12
の右側にある弾性保持部材31の回動軸34を中心に本
体12の干渉面37に意匠前面板13が付勢する所定の
位置まで突出する。突出した意匠前面板13は固定保持
部33に形成された円柱軸32の軸径が、本体12の弾
性保持部材31に設けられている導入口36の開口幅よ
りも大きいため、弾性保持部材31の溝部35を含めた
形状の樹脂バネにより所定の嵌合力で本体12に保持さ
れているため落下の恐れはない。本体12から完全に離
脱させるためには、所定の位置にある意匠前面板13に
弾性保持力以上の抜去力をかけ、円柱軸32を弾性保持
部材31の導入口36に弾性係合させつつこれを押し広
げるようにし、本体12から簡単に取り外すことが可能
である。
【0026】次に意匠前面板13の装着方法について説
明する。通常の装着においては、意匠前面板13の右側
(他端側)に設けられた固定保持部33の円柱軸32を
本体12の右側の弾性保持部材31に設けられた導入口
36に押し当てる。意匠前面板13は本体12の形状に
沿う形となっており容易に円柱軸32を弾性保持部材3
1の導入口36に押し当てることが可能となっている。
さらにそのままの状態で意匠前面板13を弾性保持部材
31に押し込むと弾性保持部材31の導入部36a(導
入部36aの中心が回動軸34となる。)に嵌合させる
ことができる。その後、弾性保持部材31の回動軸34
を中心として回転させ、本体12の左側に設けられた係
止爪25が意匠前面板13の係合部24に係合するまで
意匠前面板13の一端を押し込むことにより、意匠前面
板13を本体12に装着することができる。
【0027】また、上記のような筐体構造では、意匠前
面板13は本体12に装着する方向には左側(意匠前面
板の一端)では本体12の係止爪25の角曲面が、右側
(意匠前面板の他端)では本体12の弾性保持部材31
の先端部曲面が、それぞれ意匠前面板13の係合部2
4、円柱軸32に対して挿入可能な形状であるため、上
記通常の装着方法以外でも意匠前面板13の固定保持部
33を壊す恐れがなく装着可能である。
【0028】なお、上記のような筐体構造を用いれば、
弾性保持部材31を樹脂材料で本体12と別部材により
構成する以外に、本体12のなかに形成することも機能
上可能であり、この発明による部品の追加を最小限に留
めることが可能である。
【0029】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について図4および図1を用いて説明する。図4は
図1(a)のB−B断面を示す断面図である。なお、こ
の実施の形態2による筐体構造は、先述の実施の形態1
の筐体構造の一部を変更したものであり、図1に示す左
側部分の本体12と意匠前面板13の係止構造と、本体
12の右側部分に設けられた弾性保持部材31に関して
は同一であるため説明を省略する。
【0030】この実施の形態2では図4に示すように、
意匠前面板13の固定保持部33の円柱軸62を実施の
形態1の場合とは逆向きに、固定保持部61から外側に
向けて一対設けられており、意匠前面板13の成形金型
の設計制約上で円柱軸32を構成する可動コアが内側に
向けて設計できない場合に有効であり、意匠前面板13
の弾性保持には何ら影響がなく、実施の形態1の筐体構
造の場合と同様の効果を得ることが可能である。
【0031】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について図5および図1を用いて説明する。図5は
図1(b)のD部の拡大図を示すものである。なお、こ
の実施の形態3による筐体構造は、先述の実施の形態1
の筐体構造の一部を変更したものであり、図1に示す本
体12と意匠前面板13の係止構造は同一であるため説
明を省略する。
【0032】この実施の形態3では図5に示すように、
本体12に円柱軸72を有する固定保持部73を設け、
意匠前面板13側に弾性保持部材71を設けたものであ
る。このような構造は本体12側に成形部品にバネ弾性
を保有する樹脂材料を使用できない場合に有効である。
その際の固定保持部73や円柱軸72は樹脂以外の材
料、例えばより高精度な加工が可能である金属などを使
用することも可能である。なお、図5に付した符号75
は溝部、76は導入口、76aは導入部をそれぞれ示し
ている。
【0033】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について図6を用いて説明する。図6は実施の形態
4による筐体構造の構成図を示し、図6(a)は正面
図、図6(b)は図6(a)のA−A断面を示す図であ
る。なお、この実施の形態4による筐体構造は実施の形
態1による筐体構造の一部を変更したものであり、本体
12と前面操作部14以外は実施の形態1のものと同様
の構成であるため、説明を省略する。
【0034】この実施の形態4の筐体構造は、図6に示
すように、実施の形態1の意匠前面板13に車載用音響
機器11を例えば表示部や各種操作釦などの操作系機能
を付加した前面操作部14を構成要素とするものであ
る。本体12と前面操作部14は例えば電気的接続が可
能で脱着可能な接続部を介して接続(装着)される。
【0035】また、実施の形態1において説明した意匠
前面板13の取り外し操作をすることにより前面操作部
14は本体12から取り外し可能となり、この発明の筐
体構造は意匠前面板13に操作系機能を付加した前面操
作部14の脱着にも有効である。
【0036】
【発明の効果】この発明による筐体構造によれば、盗難
防止のためや意匠前面板の交換などの脱着を、意匠前面
板を落下させることなしに容易に行え、意匠前面板と本
体が互いに弾性付勢されているので各部品の仕上がり精
度に関係なく隙間を生じることなく保持することが可能
になり、振動などから発生する異音を防ぐことができ
る。また、筐体構造を構成するために必要となる部品点
数を少なくできるため安価に提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による筐体構造を示
す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による筐体構造の部
分断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の説明に必要な図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態2による筐体構造の部
分断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による筐体構造の部
分断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による筐体構造を示
す図である。
【図7】 従来の技術による筐体構造を示す図である。
【図8】 従来の技術による筐体構造の部分断面図であ
る。
【図9】 従来の技術による筐体構造の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
11. 車載用音響機器 11a. 記録媒体挿入口
11b. 表示部、11c. 各種操作釦 12. 本体
13. 意匠前面板 14. 前面操作部 21. 捻りバネ 22. 係止部
固定板 23. クランク棒 24. 係合部 25. 係止爪
26. 脱着釦 27. 係止軸 28. U溝部 31、71. 弾性保
持部材 32、62、72. 円柱軸 33、61、73. 固定
保持部 34. 回動軸 35、75. 溝部 36、76. 導
入口 36a、76a. 導入部 37. 干渉面 41. 本
体凸部 42. 弾性突起部材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用音響機器の本体と、上記本体の一
    面に対して着脱可能に取り付けられる意匠前面板からな
    る筐体構造において、上記意匠前面板の一端に設けられ
    上記本体側への取り付けを行うための係合部と、上記意
    匠前面板の他端に設けられる軸を有する固定保持部と、
    上記本体に設けられ上記係合部を係止する係止爪と、上
    記本体に設けられ上記軸を弾性保持する弾性保持部材と
    を備え、上記係止爪を上記係合部から解除することによ
    って上記軸を回動軸として上記意匠前面板の一端を回動
    させ、上記回動軸に対して垂直方向に上記軸を引き抜い
    て上記意匠前面板を上記本体から取り外すことを特徴と
    する筐体構造。
  2. 【請求項2】 車載用音響機器の本体と、上記本体の一
    面に対して着脱可能に取り付けられる意匠前面板からな
    る筐体構造において、上記意匠前面板の一端に設けられ
    上記本体側への取り付けを行うための係合部と、上記意
    匠前面板の他端に設けられた弾性保持部材と、上記本体
    に設けられ上記係合部を上記本体に係止する係止爪と、
    上記本体に設けられ上記弾性保持部材に弾性保持される
    軸を有する固定保持部とを備え、上記係止爪を上記係合
    部から解除することによって上記軸を回動軸として上記
    意匠前面板の一端を回動させ、上記回動軸に対して垂直
    方向に上記軸を引き抜いて上記意匠前面板を上記本体か
    ら取り外すことを特徴とする筐体構造。
  3. 【請求項3】 弾性保持部材は、固定保持部の軸を回動
    軸に対して垂直な方向から押圧して取り付けるための上
    記軸の軸径よりも小さな幅の導入口が開口されており、
    上記導入口より導入される上記軸が係合する上記軸側面
    に沿う曲面を有する導入部が形成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の筐体構造。
  4. 【請求項4】 弾性保持部材は、回動軸に対して垂直
    な、導入口および導入部の形成位置に続く方向に沿っ
    て、上記軸の軸径よりも小さな幅の溝部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の筐体構造。
  5. 【請求項5】 固定保持部に形成される軸は、意匠前面
    板の回動軸に達するように上記意匠前面板若しくは本体
    から突出する複数の上記固定保持部のそれぞれの先端部
    に回動軸に沿うように複数個が設けられ、複数の上記軸
    のうち少なくとも二つは互いに向かい合う方向に突出し
    て形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の筐体構造。
  6. 【請求項6】 固定保持部に形成される軸は、意匠前面
    板の回動軸に達するように上記意匠前面板若しくは本体
    から突出する複数の上記固定保持部のそれぞれの先端部
    に回動軸に沿うように複数個が設けられ、複数の上記軸
    のうち少なくとも二つは互いに外向き方向に突出して形
    成されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の筐体構造。
  7. 【請求項7】 固定保持部に形成される軸は円柱状であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の筐
    体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013033509A (ja) * 2011-06-27 2013-02-14 Nec Infrontia Corp 情報処理装置用制御装置
JP2017117879A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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