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JP2001349144A - パネルの蝶番取付構造 - Google Patents

パネルの蝶番取付構造

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JP2001349144A
JP2001349144A JP2000169603A JP2000169603A JP2001349144A JP 2001349144 A JP2001349144 A JP 2001349144A JP 2000169603 A JP2000169603 A JP 2000169603A JP 2000169603 A JP2000169603 A JP 2000169603A JP 2001349144 A JP2001349144 A JP 2001349144A
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bent
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panel
notch
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Hideyuki Ebisawa
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量簡素化されたパネルに適正に蝶番を取り付
けることのできる蝶番取付構造を実現する。 【解決手段】パネル1の端面が面材3で構成され、その
面材3の縁部に折曲部31及び折曲片32が形成されてい
るものに対して、折曲片32の蝶番取付位置近傍に、上
下方向に所定間隔で開口する切欠部34を設け、この切
欠部34内に位置決め状態で構造要素5を収容して、こ
の構造要素5に蝶番4を取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量化されたドア
パネル等に好適に適用可能なパネルの蝶番取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーティション・パネルの一部
を構成するドアパネルとして、ペーパ等により構成され
る軽量コアと枠材とを、薄板鋼板などで構成される表裏
パネルによって挟み込んだ上で、化粧部材を枠材にタッ
ピングビス等で組み付け固定してなるものが従来使用さ
れている。かかる構成は、この種のドアパネルがパーテ
ィション・パネルなどに使用される関係上、安定性や搬
送性等の関係から重量をあまり大きくすることができな
いといった事情に鑑みたものである。そして、蝶番を取
り付けるときのために、前記枠材にはタップ用の補強板
が所定位置に予め溶接等により取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成によっても、ドアパネルは依然としてある程度
の重量物であり、また部品点数も多いため、一層の部品
コストや製作工数の削減に対する要請がある。
【0004】このような実情に鑑みて、近時、軽量コア
の表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材を貼
り合わせ、それら面材の縁部に少なくともパネル端面を
なす折曲部を形成するとともに、その折曲部の先端より
内方に向けて更に折曲片を形成してなるパネルが考えら
れている。これによれば、少なくともパネルの更なる軽
量化や部品点数の削減を図ることは可能である。
【0005】しかしながら、このようにすると、蝶番を
取り付ける足場となっていた枠材がなくなるため、新た
に蝶番を適正に取り付けることのできる取付構造を導入
することが不可欠となる。また、従来のドアパネルは、
補強板を所定の蝶番取付位置に溶接等により取り付けな
ければならず、その際に位置決めを始めとして組み付け
に手間が掛かり面倒であった上に、パネルの製品寸法に
応じた多品種少ロット生産が困難であったことから、新
たに導入する蝶番取付構造においては、このような不具
合も同時に解消されていることが好ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、軽量化されたパネルの構造を好適に利
用して、蝶番を取り付けるための部材を位置決めするこ
となく簡単、確実に取り付けることのできる蝶番取付構
造を提供しようとするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】そのために、本発明に係るパネル
の蝶番取付構造は、ペーパ等の軽量素材に強度を付与し
た軽量コアの表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚
の面材を貼り合わせ、それら面材の少なくとも吊元側の
縁部にパネル端面をなす折曲部を形成するとともに、そ
の折曲部の先端より更に内方に向けて折曲片を形成して
なるパネルに適用するに際して、前記折曲片の蝶番取付
位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部を設
け、この切欠部内に位置決め状態で構造要素を収容し
て、この構造要素に蝶番を取り付けるようにしているこ
とを特徴とする。
【0008】このような取付構造であると、構造要素が
蝶番を取り付けるために必要な足場を提供するので、パ
ネルを軽量簡素化したことによる不具合を有効に解消す
ることができる。しかも、かかる切欠部の形成は予め面
材を折曲加工等する段階において機械加工等により完了
しておくことができるので、所定取付位置への構造要素
の位置決めはこれを切欠部内に単に収容するだけによっ
て実現されることとなる。さらに、本発明は構造要素を
単体化するものであり、切欠部の位置さえ蝶番に対応さ
せておけば同一の構造要素を用いて蝶番を有効に取り付
けることができるため、パネルの製品寸法に応じた多品
種小ロット生産にも有効に対応することが可能となる。
その上、一対の面材が共通の構造要素に対して係わり合
うため、面材同士の上下方向の位置合わせも同時に行う
ことが可能となる。
【0009】具体的な実施の態様としては、構造要素
が、端面側及び表裏面側において面材に接触支持される
補強部材と、この補強部材に取り付けられる蝶番取付部
材とを具備しているものが挙げられる。
【0010】補強部材の簡素で有効な構成としては、該
補強部材を概略チャネル状のものにしておくのが好まし
い。
【0011】面材をパネル厚み方向に位置決めできるよ
うにするためには、補強部材が、端面側を凹ませパネル
中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み
内に面材の折曲片を収容するようにしていることが望ま
しい。
【0012】蝶番の取付強度を高めるためには、折曲リ
ブの一部に前記折曲片の切欠部に対応する切欠部を設
け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠部内に構造要素を
位置決め状態で収容するようにしていることが望まし
い。
【0013】蝶番取付部材を安定して取り付けるために
は、該蝶番取付部材が、切欠部の上縁と下縁の間に嵌り
込む本体部と、この本体部から折曲リブを両側より挟み
込み得る位置に向かって延びる延長部とを備えているこ
とが望ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0015】図1は、本発明を適用したドアパネル1を
上側面部分を省略して示す斜視図である。
【0016】このドアパネル1は、ペーパコア2の表裏
に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材3を貼り合
わせ、それら面材3の少なくとも吊元側の縁部にパネル
端面をなす折曲部31を形成するとともに、その折曲部
31の先端より更に内方に向けて折曲片32を形成した
ものであり、吊元側の縁部の上下2箇所を蝶番4によっ
て開閉可能に支持するようにしている。
【0017】ペーパコア2は、ハニカム等の形態を通じ
て軽量さと強度を付与されているもので、ドアチェック
取付用の構造体aや窓b、ドアノブ取付用の構造体c等
が埋め込まれる部位以外はほぼドア全体の領域に亘って
パネル1内に充填されている。
【0018】面材3は、前記ペーパコア2を両側からサ
ンドイッチするようにそれぞれ表面及び裏面に適宜の接
着構造によって貼り合わせられるもので、図1及び図2の
一部破断斜視図に示すように、予め折曲加工によって吊
元側の縁部をほぼ直角に2回折り曲げて前記折曲部31
及び折曲片32を形成し、反吊元側の縁部を直角に折り
曲げて折曲部33(図1参照)を形成している。すなわ
ち、表裏の面材3の折曲部31が左右に隣接して従来パ
ネルの端面化粧用のカバーに相当する機能を果たし、折
曲片32はその先端からパネル1の内部にほぼ重合状態
で平行に入り込み、折曲部31の収まりを良好なものに
している。
【0019】そして、上下の蝶番取付位置近傍におい
て、前記折曲片32に、上下方向に所定間隔で開口する
切欠部34を予め設けておき、この切欠部34内に位置
決め状態で構造要素5を収容して、この構造要素5に蝶
番4の可動板41を取り付けるようにしている。
【0020】切欠部34は、前記所定間隔に亘る領域に
おいて折曲部31から先の折曲片32を水平方向に切除
することによって形成された矩形状のものである。
【0021】一方、構造要素5は、この実施例の場合、
補強部材6及び蝶番取付部材7から構成されている。
【0022】補強部材6は、板金素材を概略チャネル状
に折り曲げ成形してなるもので、具体的には吊元側の端
面を形成する折曲部31の内面に接触した状態で支持さ
れる端板部61と、この端板部61から面材3の表裏面
30に平行に延びてそれらの内側に接触した状態で支持
される一対の側板部62とからなり、前記端板部61の
幅方向中央部分に、端面となる折曲部31側を凹ませパ
ネル中央側(ペーパコア2側)に突出する平断面U字状
の折曲リブ63を有している。この折曲リブ63の一部
には、前記折曲片32の切欠部34に対応する位置にほ
ぼ同一上下間隔に亘って切欠部64が設けてある。
【0023】一方、蝶番取付部材7は、切欠部34,6
4の上縁34a、64aと下縁34b,64bの間に嵌
り込む本体部71と、この本体部71から折曲リブ63
を両側より挟み込み得る位置において上下方向に延びる
延長部72とを備えた平板H状のもので、その本体部7
1には中央及びそれを中心とする四角形を想定したとき
の対角4箇所に厚み方向のねじ孔73、74が設けてあ
る。
【0024】そして、前記パネル1のペーパコア2と面
材3とを貼り合わせる製造工程において、例えばペーパ
コア2の両面に面材3を張り合わせるに先立って両面材
3の吊元側の縁部の折曲部31同士を隣接させ、且つ折
曲片32同士をほぼ重合させた状態で、構造要素5を構
成する補強部材6と蝶番取付部材7とをその面材3の吊
元側の縁部内に装着する。具体的には、図3に示すよう
に、蝶番取付部材7の本体部71を補強部材6の切欠部
64の上縁64aと下縁64bの間に嵌め込み、その延
長部72間に折曲リブ63を挟み込んだ状態にする。し
かる後、この一体化した構造要素5を、補強部材6の折
曲リブ63の凹みが一対の面材3の折曲片32を両側か
ら抱くようにして該補強部材6の端板部61が折曲部3
1の内面に密着する位置にまで押し込み、結果的に互い
に重畳した位置に開口するそれらの切欠部64,34内
に蝶番取付部材7の本体部71が装着された状態にす
る。このとき、適宜位置に溶接等を施してもよい。そし
て、吊元側で面材3の折曲部33を端面側に巻き回し、
面材3,3間の開口を閉じることによって、補強部材6
の側板部62と面材3の表裏面30とが密着し、かつペ
ーパコア2と面材3の表裏面30とが密着して、このパ
ネルの製造が完了される。図4〜図6はこのときの要部の
取付状態を示している。
【0025】そして、このようにして製造されたドアパ
ネル1に蝶番4を取り付けるにあたり、蝶番4の可動板
41には図2に示すように前記蝶番取付部材のねじ孔7
3,74に対応する位置にねじ通過孔43,44が設け
てあり、可動板41を前記パネル1の吊元側の端面に位
置づけ、先ずパネル端面の中央に表出するねじ孔73に
対してねじ通過孔43を通過させた図示しないねじを締
め付けるとともに、残り4つのねじ孔74に対して可動
板41のねじ通過孔44を通過させたねじを締め付け
る。これによって、可動板41はパネル内部にある蝶番
取付部材7に強固に固定され、この蝶番取付部材7は切
欠部64,34等を介して補強部材6、ひいては面材3
に的確に支持されて、該パネル1への蝶番4の取り付け
が完了されることとなる。なお、面材3の折曲部31及
び補強部材6の端板部61の適宜位置には、上述したね
じの通過を許容するねじ通過孔が設けられている。図に
おいて符号31c、61cは中央のねじ孔73を表出さ
せるために設けられた開口窓であり、蝶番4の取付位置
を誘導する役割を果たしている。
【0026】以上のようにして、この実施例の蝶番取付
構造は、面材3の折曲片32の蝶番取付位置近傍に、上
下方向に所定間隔で開口する切欠部34を設け、この切
欠部34内に位置決め状態で構造要素5を収容して、こ
の構造要素5に蝶番4を取り付けるようにしているもの
である。
【0027】このように、構造要素5が蝶番4を取り付
けるために必要な足場を提供するので、パネル1を軽量
簡素化したことによる不具合を有効に解消して、適正な
取付状態を確保することができる。しかも、切欠部34
の形成は予め面材3を折曲加工等する段階において機械
加工等により完了しておくことができるので、所定取付
位置への構造要素5の位置決めは該構造要素5を切欠部
34内に単に収容するだで実現されることとなり、無造
作に作業を行っても予め定めた所定位置に蝶番取付用の
ねじ孔73,74を的確に配置することが可能になる。
さらに、本実施例は構造要素5を単体化するものであ
り、切欠部34の位置さえ蝶番に対応させておけば同一
の構造要素5を用いて蝶番4を有効に取り付けることが
できるため、パネル1の製品寸法に応じた多品種小ロッ
ト生産にも有効に対応することが可能となる。その上、
一対の面材3が共通の構造要素5に対して係わり合うた
め、面材3同士の上下方向の位置合わせも同時に行うこ
とができ、パネル1自体の定形性も有効に高めることが
可能になる。
【0028】具体的な構造として、構造要素5を、端面
側及び表裏面側において面材3に接触支持される補強部
材6と、この補強部材6に取り付けられる蝶番取付部材
7とから構成しているため、構造要素5を簡素に製作し
て面材3に適正に取り付けるための要件と、蝶番4を確
実に取り付けるために必要なねじ孔73,74の穿孔個
所の確保のための要件とを好適に満たす構造とすること
ができる。
【0029】特に、補強部材6を概略チャネル状の折り
曲げ体としているため、製作を極めて簡単に行えるもの
となっている。
【0030】さらに、補強部材6が、端面側を凹ませパ
ネル中央側に突出する折曲リブ63を有し、この折曲リ
ブ63の凹み内に面材3の折曲片32を収容するように
しているため、面材3をパネル厚み方向に位置決めする
効果が期待でき、また端部を構成する折曲部31の浮き
上がりも防止しながら端面処理を的確に行うことが可能
となる。
【0031】さらに、折曲リブ63の一部に前記折曲片
32の切欠部34に対応する切欠部64を設け、これら
折曲リブ63及び折曲片32の切欠部64,34内に構
造要素5を位置決め状態で収容するようにしているた
め、蝶番4の取付強度をより有効に高めることができ
る。特にこの実施例のものは、図5に明らかなように、
蝶番取付部材7に実質的に緊密に嵌り合っているのは補
強部材6側の切欠部64の上縁64a及び下縁64bで
あり、相対的に強度の低い面材3の折曲片32に設けた
切欠部34の上縁34a及び下縁34bはそこから若干
離れた位置にあって、単にこの切欠部34は構造要素5
を誘導する機能を果たしているだけであり、強度的には
蝶番取付部材7は補強部材6に支持され、補強部材6は
端板部61及び側板部62の全体において面材3に取り
付いているため、蝶番4を取り付ける際の作業が簡単で
あるにも係わらず、高い取付強度を実現できているもの
である。
【0032】加えて、蝶番取付部材7が、切欠部64の
上縁64aと下縁64bの間に嵌り込む本体部71と、
この本体部71から折曲リブ63を両側より挟み込み得
る位置に向かって延びる延長部72とを備えたH状をな
すものであるため、この蝶番取付部材7の収まりが極め
て良好で、ガタつき等の発生し難い的確な取付状態を実
現可能としているものである。
【0033】なお、各部の具体的構成は、上述した実施
例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。
【0035】すなわち、本発明に係るパネルの蝶番取付
構造は、上述した軽量化タイプのパネルに蝶番を取り付
けるに際して、パネルを構成する面材の折曲片の蝶番取
付位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部を
設け、この切欠部内に位置決め状態で構造要素を収容し
て、この構造要素に蝶番を取り付けるようにしたもので
ある。
【0036】このため、従来の枠体に代わる蝶番取付の
ための足場をその構造要素に求めることができ、簡素な
パネルであっても適正な蝶番取付状態を実現することが
可能となる。しかも、パネルの折曲片の所定位置に予め
切欠部を設けておき、この切欠部をガイドとして構造要
素を位置決め状態で取り付けることができるようにして
いるので、従来に比べて組み付け手順が極めて簡素にな
り、作業の便と作業効率とを格段に向上させることが可
能となる。さらに、本発明は構造要素を単体化するもの
であり、切欠部の位置さえ蝶番に対応させておけば同一
の構造要素を用いて蝶番を有効に取り付けることができ
るため、パネルの製品寸法に応じた多品種小ロット生産
にも有効に対応することが可能となる。その上、前記切
欠部を介して一対の面材間の位置合わせも行うことがで
きるので、パネルの組み立て精度も有効に向上させるこ
とができる。
【0037】具体的な実施の態様として、構造要素を、
端面側及び表裏面側において面材に接触支持される補強
部材と、この補強部材に取り付けられる蝶番取付部材と
から構成した場合には、部品製作の容易性を損なわずに
適正な蝶番取付状態を実現する上で有用なものとなる。
【0038】特に、補強部材を概略チャネル状のものに
すれば、折曲加工のみの簡素な工程でこの補強部材を製
作できるようになる。
【0039】補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側
に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面
材の折曲片を収容するようにしたものであれば、面材を
パネル厚み方向に位置決めできる効果が奏され、パネル
の端部処理もより見栄え良く適切に行えるものとなる。
【0040】折曲リブの一部に前記折曲片の切欠部に対
応する切欠部を設け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠
部内に構造要素を位置決め状態で収容するようにしたも
のであれば、蝶番の取付強度をより一層効果的に高める
ことが可能になる。
【0041】さらに、蝶番取付部材が、切欠部の上縁と
下縁の間に嵌り込む本体部と、この本体部から折曲リブ
を両側より挟み込み得る位置に向かって延びる延長部と
を備えているものであれば、蝶番取付部材の収まりを良
くしてガタつきのないより安定した取付状態を実現する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したドアパネルの斜視
図。
【図2】同実施例における蝶番取付構造を示す要部分解
斜視図。
【図3】同実施例における蝶番取付工程のなかの経過的
な状態を示す要部側断面図。
【図4】同蝶番取付構造を示す斜視図。
【図5】図4に対応した端面図。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図。
【符号の説明】
1…ドアパネル 2…ペーパコア 3…面材 4…蝶番 5…構造要素 6…補強部材 7…蝶番取付部材 31…折曲部 32…折曲片 34…切欠部 63…折曲リブ 64…切欠部 71…本体部 72…延長部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽量コアの表裏に、薄板鋼板によって構成
    される2枚の面材を貼り合わせ、それら面材の少なくと
    も吊元側の縁部にパネル端面をなす折曲部を形成すると
    ともに、その折曲部の先端より更に内方に向けて折曲片
    を形成してなるパネルに適用されるものであって、 前記折曲片の蝶番取付位置近傍に、上下方向に所定間隔
    で開口する切欠部を設け、この切欠部内に位置決め状態
    で構造要素を収容して、この構造要素に蝶番を取り付け
    るようにしていることを特徴とするパネルの蝶番取付構
    造。
  2. 【請求項2】構造要素が、端面側及び表裏面側において
    面材に接触支持される補強部材と、この補強部材に取り
    付けられる蝶番取付部材とを具備していることを特徴と
    する請求項1記載のパネルの蝶番取付構造。
  3. 【請求項3】補強部材が、概略チャネル状のものである
    ことを特徴とする請求項2記載のパネルの蝶番取付構
    造。
  4. 【請求項4】補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側
    に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面
    材の折曲片を収容するようにしていることを特徴とする
    請求項2又は3記載の蝶番取付構造。
  5. 【請求項5】折曲リブの一部に前記折曲片の切欠部に対
    応する切欠部を設け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠
    部内に構造要素を位置決め状態で収容するようにしてい
    ることを特徴とする請求項4記載のパネルの蝶番取付構
    造。
  6. 【請求項6】蝶番取付部材が、切欠部の上縁と下縁の間
    に嵌り込む本体部と、この本体部から折曲リブを両側よ
    り挟み込み得る位置に向かって延びる延長部とを備えて
    いることを特徴とする請求項2,3、4又は5記載のパ
    ネルの蝶番取付構造。
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