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JP2001348134A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

Info

Publication number
JP2001348134A
JP2001348134A JP2000172191A JP2000172191A JP2001348134A JP 2001348134 A JP2001348134 A JP 2001348134A JP 2000172191 A JP2000172191 A JP 2000172191A JP 2000172191 A JP2000172191 A JP 2000172191A JP 2001348134 A JP2001348134 A JP 2001348134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
transport
continuous
kick
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000172191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sueoka
秀規 末岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000172191A priority Critical patent/JP2001348134A/ja
Publication of JP2001348134A publication Critical patent/JP2001348134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蹴出ローラを設置しても、摺動音(摩擦音)
などの異音を発生させず、適当な蹴出特性を設定するこ
とが可能で、用紙の搬送方向への搬送を確実にする。 【解決手段】 搬送ローラ9の両端部に連回ローラ20
を設け、蹴出ローラ11の腕部11aの先端を連回ロー
ラ20の外周に当接し、かつ蹴出ローラ11と連回ロー
ラ20とを連れ回り可能にして、回転する蹴出ローラ1
1の腕部11aが連回ローラ20の外周に対して摺動す
ることがないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,複写機などの原稿あるいは記録用紙を所定位置へ搬
送するための用紙搬送装置に係り、特に用紙を搬送方向
へ蹴り出す蹴出ローラを備えた用紙搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動原稿搬送装置の全体構
成図であり、1は原稿セット台部分に設置されたピック
アップローラ、2はピックアップローラ1に原稿を圧接
する加圧板、3と4は原稿を1枚ずつ分離搬送する分離
ローラとフィードローラ、5は読取ローラ対、6は原稿
読取センサ、7はコンタクトガラス、8はコンタクトガ
ラス7に原稿を押圧する原稿圧板、9は搬送ローラ、1
0は搬送ローラ9に圧接する加圧ローラ、11は加圧ロ
ーラ10と同軸に設けられた蹴出ローラである。
【0003】図5に示すように、加圧ローラ10は、搬
送ローラ9よりも長く、かつ両端部に弾性を有する腕部
11aが周囲に複数設けられた蹴出ローラ11が設置さ
れており、腕部11aは加圧ローラ10の外周より突出
する長さであり、搬送ローラ9と加圧ローラ10とは連
れ回りする。通常、搬送ローラ9はゴムなどの弾性材か
ら形成され、加圧ローラ10は合成樹脂などの剛体によ
り形成されている。
【0004】図4,図5に示す自動原稿搬送装置では、
セットされた原稿は、ピックアップローラ1の回転によ
り分離ローラ3とフィードローラ4のニップへ給紙さ
れ、このニップ部分にて原稿が1枚ずつ分離搬送されて
読取ローラ対5へ送られる。そして、読取ローラ対5
は、原稿をコンタクトガラス7上における原稿読取セン
サ6の読取位置へ所定の速度にて送る。
【0005】読取後の原稿は、図6に示すように、搬送
ローラ9と加圧ローラ10とによって外部へ排出され
る。この排出時、蹴出ローラ11の腕部11aが原稿D
を排出方向へ蹴り出すように作用し、原稿Dの後端が搬
送ローラ9と加圧ローラ10とのニップNから確実に排
出されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の蹴出ローラ
11が設けられた原稿搬送装置では、図7に示すよう
に、搬送ローラ9および加圧ローラ10部分を長手方向
から観測したとき、原稿Dは、その中央部分では搬送ロ
ーラ9と加圧ローラ10とのニップNを通るが、両側部
分では蹴出ローラ11の腕部11aが原稿Dを突き上げ
るようになり、原稿Dはこの部位において剪断力を受け
ることになる。この剪断力が加わっても、腰の強い紙
(厚紙など)であれば問題ないが、腰の弱い紙(薄紙な
ど)では影響を受けやすく、ジャムあるいは原稿のばた
つきを誘発する要因となっている。
【0007】このため従来では、図8に示すように、搬
送ローラ9と加圧ローラ10の設置部分に搬送ガイド板
15を延在させ、この搬送ガイド板15に蹴出ローラ1
1の腕部11aの先端を当接させて、蹴出ローラ11に
よる原稿の突き上げを抑制したり、あるいは蹴出ローラ
11の径を小さくすることによって対応してきた。
【0008】しかしながら、搬送ガイド板15を設ける
ことは、搬送ガイド板15が固定されているため、回転
する蹴出ローラ11の腕部11aが搬送ガイド板15に
対して摺動することになり、摺動音(摩擦音)を発生さ
せるという問題が生じ、また蹴出ローラ11の小径化は
蹴出性能の低下を招くという問題があった。
【0009】本発明の目的は、前記従来の問題を解決
し、蹴出ローラを設置しても、摺動音(摩擦音)などの
異音を発生させず、適当な蹴出特性を設定することが可
能で、用紙を搬送方向へ確実に搬送することができる用
紙搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、搬送ローラと、この搬送
ローラに圧接する加圧ローラとにより用紙を挟むように
して搬送し、さらに前記加圧ローラと同軸に設けられて
用紙を搬送方向へ蹴り出す蹴出ローラを備えた用紙搬送
装置において、前記加圧ローラの径より前記蹴出ローラ
の径を大きくし、この蹴出ローラに圧接して連れ回りす
る連回ローラを前記搬送ローラに設けたことを特徴と
し、この構成によって、蹴出ローラが圧接して用紙を蹴
り出す部位に、蹴出ローラと連れ回りする連回ローラを
設けたため、従来のような蹴出ローラと摺動する部位が
なくなり、摺動音(摩擦音)などの異音を発生させるこ
とはない。さらに連回ローラの径などを適当に変えるこ
とにより、蹴出特性の設定が容易になる。
【0011】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
用紙搬送装置において、蹴出ローラを弾性材により形成
し、連回ローラを剛体により形成したことを特徴とし、
この構成によって、蹴出ローラが連回ローラに食い込む
ように設置することにより、用紙の蹴り出しを確実にす
ることができる。
【0012】請求項3記載の本発明は、請求項1または
2記載の用紙搬送装置において、蹴出ローラが、弾性を
有する腕部を周囲に複数突設させた構成であることを特
徴とし、この構成によって、用紙の蹴り出しが効果的に
行われる。
【0013】請求項4記載の本発明は、請求項1または
2記載の用紙搬送装置において、連回ローラの径を搬送
ローラの径よりも小さくしたことを特徴とし、この構成
によって、用紙が座屈したり、皺を生じたりする等の不
具合の発生を防ぐことができる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項1,2ま
たは3記載の用紙搬送装置において、連回ローラを搬送
ローラと一体に形成したことを特徴とし、この構成によ
って、構造の簡素化と、コストダウンが可能になる。
【0015】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
用紙搬送装置において、搬送ローラの中央部を加圧ロー
ラに圧接する部分とし、かつ両端部を連回ローラ部分と
したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、図4〜図8
にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して
詳しい説明は省略する。
【0017】図1は本発明の実施形態を説明するための
自動原稿搬送装置の全体構成図、図2は本実施形態にお
ける要部の斜視図、図3は図2に示す要部の側面図であ
り、加圧ローラ10は、搬送ローラ9よりも長く、かつ
両端部に弾性を有する腕部11aが周囲に複数設けられ
た蹴出ローラ11が設置されており、腕部11aは加圧
ローラ10の外周より突出する長さであり、搬送ローラ
9と加圧ローラ10とは連れ回りする。搬送ローラ9
は、例えばゴムなどの弾性材から形成され、加圧ローラ
10は、例えば合成樹脂などの剛体により形成されてい
る。
【0018】また搬送ローラ9の両端部には剛体からな
る連回ローラ20が設けられ、蹴出ローラ11の腕部1
1aの先端が連回ローラ20の外周に当接し、蹴出ロー
ラ11と連回ローラ20とが連れ回り可能であって、回
転する蹴出ローラ11の腕部11aが連回ローラ20の
外周に対して摺動することがないように構成されてい
る。
【0019】したがって、蹴出ローラ11と連回ローラ
20とが摺動しないため、従来のような摺動,摩擦によ
る異音の発生はない。また、蹴出ローラ11の外径を変
えることが容易であるため、蹴出部分の形状などを適当
に設定することにより、蹴出性能を向上させるように設
定変更することができる。
【0020】また、剛体である連回ローラ20の径が搬
送ローラ9の径よりも大きく、凸状態になると、搬送さ
れる用紙が座屈したり、用紙に皺をつける等の副作用が
懸念され、さらには、搬送ローラ9は弾性材から形成さ
れて経時的に摩耗するものであるため、連回ローラ20
の径が搬送ローラ9の径と同径であると、長期使用され
ると連回ローラ20の径が搬送ローラ9の径よりも大き
くなりかねないため、連回ローラ20の径を搬送ローラ
9の径よりも小さくするとよい。
【0021】連回ローラ20の設置方法としては、搬送
ローラ9を蹴出ローラ11の腕部11aの先端部と当接
する位置まで伸ばし、搬送ローラ9における中央部の加
圧ローラ10と当接する箇所は大径にし、また搬送ロー
ラ9における蹴出ローラ11の先端部と当接する箇所
(両端)は小径になるような段付き構造とすることが考
えられる。すなわち搬送ローラ9と連回ローラ20を1
つのローラ構造体で一体に構成することにより、構成の
簡素化とコストダウンを図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る用紙
搬送装置によれば、蹴出ローラが圧接して用紙を蹴り出
す部位に、蹴出ローラと連れ回りする連回ローラを設
け、従来のような蹴出ローラと摺動する部位をなくすこ
とができたため、摺動音(摩擦音)などの異音の発生を
防ぐことができる。さらに蹴出ローラにおける用紙蹴出
部分である連回ローラの径などを変えることが容易であ
り、蹴出特性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための自動原稿搬
送装置の全体構成図
【図2】本発明の実施形態における要部の斜視図
【図3】本発明の実施形態における要部の側面図
【図4】従来の自動原稿搬送装置の全体構成図
【図5】図4の従来装置における蹴出ローラ部分を示す
斜視図
【図6】図4の従来装置における原稿排出状態の説明図
【図7】図4の従来装置の原稿排出状態をローラ長手方
向から見た説明図
【図8】従来の蹴出ローラ使用時の問題を解決するため
の構成の説明図
【符号の説明】 9 搬送ローラ 10 加圧ローラ 11 蹴出ローラ 11a 腕部 20 連回ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラと、この搬送ローラに圧接す
    る加圧ローラとにより用紙を挟むようにして搬送し、さ
    らに前記加圧ローラと同軸に設けられて用紙を搬送方向
    へ蹴り出す蹴出ローラを備えた用紙搬送装置において、 前記加圧ローラの径より前記蹴出ローラの径を大きく
    し、この蹴出ローラに圧接して連れ回りする連回ローラ
    を前記搬送ローラに設けたことを特徴とする用紙搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記蹴出ローラを弾性材により形成し、
    前記連回ローラを剛体により形成したことを特徴とする
    請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記蹴出ローラが、弾性を有する腕部を
    周囲に複数突設させた構成であることを特徴とする請求
    項1または2記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記連回ローラの径を前記搬送ローラの
    径よりも小さくしたことを特徴とする請求項1または2
    記載の用紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記連回ローラを前記搬送ローラと一体
    に形成したことを特徴とする請求項1,2または3記載
    の用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ローラの中央部を加圧ローラに
    圧接する部分とし、かつ両端部を連回ローラ部分とした
    ことを特徴とする請求項5記載の用紙搬送装置。
JP2000172191A 2000-06-08 2000-06-08 用紙搬送装置 Pending JP2001348134A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7320465B2 (en) 2004-06-07 2008-01-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper feeding unit and image forming apparatus using the same
JP2013209200A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Brother Industries Ltd シート搬送装置
JP2015187033A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 キヤノン株式会社 ローラ対、画像形成装置、および搬送方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7320465B2 (en) 2004-06-07 2008-01-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper feeding unit and image forming apparatus using the same
JP2013209200A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Brother Industries Ltd シート搬送装置
JP2015187033A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 キヤノン株式会社 ローラ対、画像形成装置、および搬送方法

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