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JP2001346082A - モニタ分離型情報記録再生装置 - Google Patents

モニタ分離型情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2001346082A
JP2001346082A JP2000168510A JP2000168510A JP2001346082A JP 2001346082 A JP2001346082 A JP 2001346082A JP 2000168510 A JP2000168510 A JP 2000168510A JP 2000168510 A JP2000168510 A JP 2000168510A JP 2001346082 A JP2001346082 A JP 2001346082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
information recording
unit
main body
reproducing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000168510A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Uekane
健太郎 上金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000168510A priority Critical patent/JP2001346082A/ja
Publication of JP2001346082A publication Critical patent/JP2001346082A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニタ部が分離可能なモニタ分離型情報記録
再生装置において、モニタ部の接続部を情報記録再生装
置本体の操作手段とすることによって、モニタ部に配置
するスイッチ類を少なくし、多様な操作を可能とする。 【構成】 情報記録再生装置本体10とモニタ部20を
一体として使用する場合、モニタ本体部20aの回動状
態を検出し、回動状態に応じて表示部21に表示される
画像の上下反転処理等を行い、撮影者の対面撮影等を容
易に行うことができる。また、情報記録再生装置本体1
0とモニタ部20を分離して接続ケーブル30で接続
し、モニタ部20から報記録再生装置本体10を遠隔操
作する場合、モニタ本体部20aと接続部20bの回動
角度に応じて、ズーム倍率の制御や手動フォーカスの制
御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタ部が分離可
能なカメラ一体型情報記録再生装置に関し、さらに詳し
くは、情報記録再生装置本体とモニタ部が接続した状態
では、モニタ部の情報記漏再生装置本体に対する回動角
度によってモニタ部の状態を検出し、前記モニタ部に表
示する画像の反転処理等を行い、また情報記録再生装置
本体とモニタ部が分離した状態では、モニタ本体部と接
続部の回動角度を変更することによって、情報記録再生
装置本体を操作することができるモニタ分離型情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶モニタを備えたカメラ一体型
情報記録再生装置において、モニタ部がカメラ付き情報
記録再生装置本体から分離可能であって、分離したモニ
タ部とカメラ付き情報記録再生装置本体を接続ケーブル
で接続し、カメラが撮影している被写体を手元のモニタ
で確認しながらカメラ付き情報記憶再生装置本体を操作
することができるものが知られている。その例として、
特開平7−193736号公報には、本体部に対して着
脱可能とされたビューファインダ部を備え、本体部から
離隔したビューファインダ部を通じて、画像に関する画
像モニタリングのみならず、音声モニタリングも行うこ
とができる撮像装置が開示されている。特開平8−20
5016号公報には、ビデオカメラと液晶モニタとを分
離した状態において、ビデオカメラからの撮影画像ある
いは再生画像を液晶モニタでモニタしたり、液晶モニタ
の操作によりビデオカメラを駆動制御することができる
ビデオカメラ装置が開示されている。特開平9−326
951号公報には、カメラ部と表示部を分離可能に構成
し、しかもカメラ部及び表示部の適所に各種操作キーを
設け、あるいはグリップを配置することにより、狭い場
所での撮影やハイアングル、ローアングルでの撮影が可
能となる撮像装置が開示されている。特開平8−125
908号公報には、自動追尾撮像装置本体と自動追尾撮
像装置本体を操作可能な操作ユニットとが着脱可能であ
る自動追尾撮像装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した各従来例にお
いて、情報記録再生装置本体からモニタ部を分離して遠
隔操作する場合には、特にズーム倍率制御や手動フォー
カス制御等のカメラ制御は、情報記録再生装置本体側に
具備されたスイッチ類を操作することができないので、
分離されたモニタ部にも同機能を実現するためのスイッ
チ類を具備することが必要である。したがって、スイッ
チ類を多重に具備する必要があり、モニタ部の限られた
部分に多くの操作スイッチ類を配置しなければならず、
コスト面や実装面で余分な対応をする必要があるという
問題を有している。
【0004】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたもので、情報記録再生装置本体とモニタ部を一体と
して使用する場合には、モニタ部の回動状態を検出し、
その検出結果に基づきモニタ部に表示される画像の上下
反転処理等の処理を行うことにより、撮影者自らが被写
体となる対面撮影等の多様な使用態様が可能とするもの
である。また、情報記録再生装置本体からモニタ部を分
離して使用することにより、情報記録再生装置本体のリ
モコン操作が可能とし、その場合には、モニタ部に具備
されている接続部の回動角度位置によって、ズーム倍率
制御や手動フォーカス制御等各種の操作を可能とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした課題
を解決するための手段を提供するもので、以下の技術手
段によって構成される。第1の技術手段は、カメラ部
と、該カメラ部で撮影した映像を記録媒体に記録し、ま
た該記録媒体に記録された映像を再生する情報記録再生
部とからなる情報記録再生装置本体と、前記カメラ部で
撮影した映像及び前記情報記録再生部で再生した映像を
表示するモニタ本体部と、前記情報記録再生装置本体に
分離可能に接続される接続部とからなり、前記モニタ本
体部と前記接続部と回動自在に設けられたモニタ部と、
前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が接続されて
いるか否かを検出する接続検出部と、前記モニタ本体部
と前記接続部との回動角度を検出する角度検出部とから
なるモニタ分離型情報記録再生装置において、前記情報
記録再生装置本体と前記モニタ部が接続した状態では、
前記角度検出部が検出する回動角度によって、前記モニ
タ本体部が正転状態にあるか、逆転状態にあるかを検出
する状態検出部を具備したことを特徴とする。
【0006】第2の技術手段は、第1の技術手段のモニ
タ分離型情報記録再生装置において、前記情報記録再生
装置本体と前記モニタ部が分離した状態では、前記角度
検出部が検出する回動角度によって、前記情報記録再生
装置本体の操作を行う操作制御部を具備したことを特徴
とする。
【0007】第3の技術手段は、第1の技術手段のモニ
タ分離型情報記録再生装置において、前記情報記録再生
装置本体と前記モニタ部が分離した状態では、前記角度
検出部が検出する回動角度によって、ズーム倍率を制御
するズーム倍率制御部を具備したことを特徴とする。
【0008】第4の技術手段は、第1の技術手段のモニ
タ分離型情報記録再生装置において、前記情報記録再生
装置本体と前記モニタ部が分離した状態では、前記角度
検出部が検出する回動角度によって、手動フォーカスを
制御するフォーカス制御部を具備したことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるモニタ分離型
情報記録再生装置の実施の形態について、図1〜図5に
示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の実施
例のモニタ分離型情報記録再生装置を示すシステムブロ
ック図であり、大きく分けて3つの機能ブロックA,
B,Cから構成されている。機能ブロックAは情報記録
再生装置本体10により構成され、機能ブロックBは分
離型モニタ部20により構成され、機能ブロックCは機
能ブロックAと機能ブロックBとを接続する機能ブロッ
クで、接続ケーブル30により構成されている。なお、
情報記録再生装置体10とモニタ部20を分離しない場
合は、接続ケーブル30を介さずに、直接情報記録再生
装置体10と分離型モニタ部20を直接接続するもので
ある。また、本実施例では、機能ブロックCを接続ケー
ブル30によって構成しているが、ケーブルの代わりに
ワイヤレスな赤外線通信手段や無線通信手段で代用する
こともできる。
【0010】まず、機能ブロックAである情報記録再生
装置本体10について説明する。情報記録再生装置本体
10は、カメラ部11、映像回路12、情報記録再生部
13、信号切換部14、システムコントロールマイコン
15、操作部16、接続検出部17等を有し、カメラ部
11から入射した被写体の光は、CCD等の撮像装置に
結像し、電気信号に変換される。その電気信号は映像回
路12に送られ、映像信号の増幅や色信号の分解のよう
な所定の信号処理が行われる。処理された信号は情報記
録再生部13に送られビデオテープ等の情報記録媒体に
録画される。また、信号切換部14にて、映像回路12
からの映像信号と情報記録再生部13にて再生されたビ
デオテープ等の再生映像信号を切り換える。この信号切
換部14の切換えやカメラ部11、映像回路12、情報
記録再生部13を制御しているのが、システムコントロ
ールマイコン15であり、操作部16からはズーム倍率
制御を行うズームスイッチ(図示せず)や、手動フォー
カス制御を行うフォーカススイッチ(図示せず)や、そ
の他の各種本体操作、例えばカメラモード/VCRモー
ドの切り換えを行うモード切り換えスイッチ(図示せ
ず)等の情報を入力している。
【0011】接続検出部17からは、分離型のモニタ部
20が情報記録再生装置本体10と直接接続されている
のか、または接続ケーブル30を介して接続されている
のか、の認識情報を入力している。情報記録再生装置本
体10から分離型モニタ部20に対し出力する信号は、
システムコントロールマイコン15と、後述する表示制
御マイコン22との情報のやり取りのためのシリアルデ
ータと、カメラ部11で撮影されている映像信号または
情報記録媒体から再生される映像信号を、液晶ディスプ
レイ等の表示デバイスを有する表示部21で表示するた
めの映像信号である。
【0012】これら2種類の信号を伝送するライン、す
なわちシリアルデータ通信ライン31及び映像信号ライ
ン32は、接続ケーブル30によって実現され、情報記
録再生装置本体10と分離型モニタ部20間で情報伝達
させる。なお、前述した通り、接続ケーブル30を用い
ずに情報記録再生装置本体10と分離型モニタ部20を
直接接続した場合でも、シリアルデータ及び映像信号は
情報伝達可能である。
【0013】次に、機能ブロックBである分離型のモニ
タ部20について説明する。モニタ部20は、モニタ本
体部20a、接続部20b、チルトユニット20cから
なり、大きく分けて3つの部分から構成されている。接
続部20bは、情報記録再生装置本体10に対し構造的
に係合する係合部を有し分離可能に接続することがで
き、情報記録再生装置本体10から分離した際に、撮影
者が左手または右手で把持することができる。接続部2
0bには、信号ライン31及び32と接続するため適宜
コネクタが設けられる。
【0014】チルトユニット20cは、モニタ本体部2
0aと接続部20bを互いに直交する2つの回動軸を中
心として回動自在に接続するためのものであり、その第
1の回動軸はモニタ本体部20aと接続部20bとが隣
接する辺に沿った軸であり、後述する図3(B)におけ
る縦方向の軸である。また、第2の回動軸はモニタ本体
部20aと接続部20bを貫通する方向の軸であり、図
3(B)における横方向の軸である。なお、モニタ本体
部20aと接続部20bを互いに直交する2つの回動軸
のまわりに回動自在に接続するチルトユニット20cの
構造については、本出願人の先願である特願2000−
138137号に詳述されている。チルトユニット20
cには、モニタ本体部20aと接続部20bとの第2の
回動軸を中心とする回動角度を検出することを目的とし
たアナログスイッチ等の角度検出部を具備している。ま
た、内部に信号ライン31及び32上の信号をモニタ本
体部20aに伝送する信号線を通している。
【0015】モニタ本体部20aは、液晶ディスプレイ
等の表示部21を有しており、映像信号ライン32の映
像信号を表示デバイス上に表示する。また、この表示部
21は、表示制御マイコン22によって上下反転、左右
反転等の表示制御がされた画像を表示することができ
る。また、チルトユニット20cの第2の回動軸に関連
して設けられるアナログスイッチのポジションで示され
る回動角度を、角度検出部23から入力して、シリアル
データ通信ライン31によって、システムコントロール
マイコン15に角度情報をシリアルデータ転送を行い、
その情報を元にして、システムコントロールマイコン1
5は、適切な動作を行う。
【0016】本発明は、後述するように、情報記録再生
装置本体10とモニタ部20を分離して接続ケーブル3
0で接続した状態か、あるいは情報記録再生装置本体1
0とモニタ部20を直接接続した状態かを、図1に示す
接続検出部17が出力する信号に基づきシステムコント
ロールマイコン15が判断して、この接続状態の相違に
より、スイッチ類の入力判断を変更して、撮影者に最適
な操作環境を提供するものである。
【0017】接続検出部17の具体的な構成例について
説明する。図2は、情報記録再生装置本体10とモニタ
部20の接続状態の検出手段を示す回路図で、図2
(A)は、情報記録再生装置本体10とモニタ部20の
接続部20bを接続ケーブル30で接続した場合を示
し、図2(B)は、情報記録再生装置本体10とモニタ
部20を直接接続した場合を示す。図2(A)におい
て、情報記録再生装置本体10とモニタ部20の接続部
20bとは接続ケーブル30を介して接続されている。
情報記録再生装置本体10には、モニタ部20の接続部
20bまたは接続ケーブル30と接続する端子PA1,
PA2,PA3を有し、また接続部20bには、情報記
録再生装置本体10または接続ケーブル30と接続する
端子PB1が設けられている。端子PA1,PA2はそ
れぞれシステムコントロールマイコン15の検出端子
1,2に接続されていると共に、プルアップ抵抗R1,
R2によりシステムコントロールマイコン15の検出端
子1,2をHigh(3V)状態にしている。
【0018】図2(A)において、端子PA1は接続ケ
ーブル30を介して接続部20bの端子PB1と接続さ
れるため、モニタ部20の接続部20b側でGNDに接
続され、検出端子1はLow(0V)状態になる。端子
PA2は接続ケーブル30を介して端子PA3と接続さ
れるため、情報記録再生装置本体A側でGNDに接続さ
れ、検出端子2はLow(0V)状態になる。また、図
2(B)において、端子PA1は直接端子PB1と接続
されるため、グリップ部20b側でGNDに接続され、
検出端子1はLow(0V)状態になる。端子PA2は
どこにも接続されていないため、プルアップ抵抗R2に
より3Vとなり、検出端子2はHigh(3V)状態に
なる。これら検出端子1及び2のHigh及びLow状
態により、システムコントロールマイコン15は、接続
状況を判断することができる。情報記録再生装置本体1
0とモニタ部20の接続状態を判断する際の条件を、表
1の接続条件判断表にまとめて示す。
【0019】
【表1】
【0020】図3は、本発明の第1の使用形態例を示す
斜視図であり、図3(A)は、情報記録再生装置本体1
0とモニタ部20を分離して、接続ケーブル30で接続
した場合の例で、情報記録再生装置本体10を三脚に固
定して、撮影者は離れた場所からモニタ部20を手元で
操作するために、接続ケーブル30で延長している。図
3(B)は、分離したモニタ部20と接続ケーブル30
の一部を詳細に示す斜視図であり、図示の矢印の方向に
接続部20bをチルトユニット20cの第2の回動軸を
中心として回動させることにより、アナログスイッチに
回動角度が生じ、その回動角度をモニタ本体部20aに
設けられた表示制御マイコン22が角度検出部23から
入力して、シリアルデータ信号ライン31によって、情
報記録再生装置本体10に設けられたシステムコントロ
ールマイコン15に角度情報をシリアルデータ転送を行
う。以上のようにして、液晶ディスプレイ等の表示部2
1に表示される被写体の画像を見ながら情報記録再生装
置本体10に設けられた操作ボタンを操作したり、また
接続部20bとモニタ本体部20aとの回動角度を矢印
のように調節したりして、情報記録再生装置本体10を
リモコン操作することができる。
【0021】具体的な回動角度のシリアルデータとして
は、図3(B)に示すような接続部20bが中立の状態
を16進数で80Hとして、前後に180°ずつ、合わ
せて360°回動するものとして、回動角度を0H〜F
FHのリニアな値でシステムコントロールマイコン15
はデータを受け取るものとする。この回動角度データに
よって、システムコントロールマイコン15が、ズーム
倍率制御を行う時には、回動角度データが80Hよりも
小さい場合には、ズームモータ(図示せず)を制御して
ズーム倍率を広角端まで移動する。また回動角度データ
が80Hよりも大きい場合には、ズームモータを制御し
てズーム倍率を望遠端まで移動する。
【0022】更に回動角度データが80Hよりも、より
大きく変化している場合、つまり0HかFFHに近い値
になっている場合は、ズームモータを速く制御して、広
角端または望遠端までズームの移動する速度を速くす
る。これにより、撮影者がゆっくりと、少なめに回動さ
せた場合には、ズームの移動速度はゆっくりとなり、ま
た撮影者が大きく回動させた場合には、ズームの移動速
度は速くなる。
【0023】また、この回動角度データによって、シス
テムコントロールマイコン15が、手動フォーカス制御
を行うときには、回動角度データが80Hよりも小さい
場合には、フォーカスモータを制御してフォーカス位置
をNEAR端まで移動する。また、回動角度データが8
0Hよりも大きい場合には、フォーカスモータを制御し
てフォーカス位置をFAR端まで移動する。
【0024】更に、回動角度データが80Hよりも、よ
り大きく変化している場合、つまり0HかFFHに近い
値になっている場合は、フォーカスモータを速く制御し
て、NEAR端またはFAR端までフォーカス位置の移
動する速度を速くする。これにより、撮影者がゆっくり
と少なめに回動させた場合には、フォーカスの移動速度
はゆっくりとなり、また撮影者が大きく回動させた場合
には、フォーカスの移動速度は速くなる。撮影者は、上
記動作を基に、モニタ部を回動することでズームやフォ
ーカスを使用者の意志どおりのところに制御する。
【0025】また、この回転角度データによって、シス
テムコントロールマイコン15が、その他の各種本体操
作、例えばカメラモードあるいはVCRモードの切り換
えを行うモード切り換えを行う時には、回動角度データ
が80Hよりも小さい場合にはカメラモードに、また回
動角度データが80Hよりも大きい場合にはVCRモー
ドに切り換えて、2種類の状態を切り換えることが可能
である。
【0026】図4は、図3と異なる第2の使用形態例を
示す斜視図であり、図4(A)は、情報記録再生装置本
体10とモニタ部20を直接接続した例である。モニタ
部20のモニタ本体部20aをチルトユニット20cの
第1の回動軸を中心として回動させ、情報記録再生部本
体10の表面から図4(A)に示すように起立すること
ができる。この状態では撮影被写体に対するカメラ部1
1の光軸方向に対して、モニタ本体部20aの表示部2
1が撮影者の方向に向いているモニタ部正転状態であ
り、この状態で第2の回動軸を中心とする回動角度を表
示制御マイコン22が角度検出部23から入力して、信
号ライン31によって、システムコントロールマイコン
15に角度情報をシリアルデータ転送を行う。したがっ
て、モニタ部20のモニタ表示は、通常撮影の正転状態
の表示を行う。
【0027】図4(B)は、撮影被写体に対するカメラ
部11の光軸方向に対して、表示部21も撮影被写体の
方向に向いているモニタ部反転状態である。モニタ部2
0のこの状態は、図4(A)のモニタ本体部20aを矢
印の方向に回動接続部20cの第2の回動軸を中心とし
て180゜回動させた状態であり、モニタ本体部20a
を回転させることにより、接続部20bとモニタ本体部
20aは回動可能な直交する2つの回動軸を有するチル
トユニット20cにより接続されているため、回転角度
が生じ、その回転角度をの表示制御マイコン22が角度
検出部23から入力して、信号ライン31によって、シ
ステムコントロールマイコン15に角度情報をシリアル
データ転送を行う。したがって、分離型モニタ部20の
モニタ表示は、対面撮影状態であり、通常撮影状態の正
転状態から反転状態となる。
【0028】具体的な回転角度のシリアルデータとして
は、回転させていない状態、すなわち正転状態を16進
数で80Hとして、前後に180°ずつ、合わせて36
0°回動するものとして、回転角度を0H〜FFHのリ
ニアな値でシステムコントロールマイコン15は受け取
るものとする。この回転角度データによって、システム
コントロールマイコン15は、回転角度データが80H
近辺の場合は、モニタ部が正転状態であり、また回転角
度データが0H近辺の場合は、モニタ部が反転状態であ
ることを識別することができる。
【0029】このように、情報記憶再生装置本体10と
分離型モニタ部20を直接接続した場合には、ズーム倍
率制御を行うズームスイッチや、手動フォーカス制御を
行うフォーカススイッチや、その他の各種本体操作、例
えばカメラモードあるいはVCRモードの切り換えを行
うモード切り換えスイッチ等は、情報記憶再生装置本体
10に具備されているスイッチにより動作する。
【0030】第1の使用形態例と第2の使用形態例の違
いである情報記憶再生装置本体10とモニタ部20を分
離して、接続ケーブル30で接続した場合か、あるいは
情報記録再生装置本体10とモニタ部20を直接接続し
た場合かは、図1に示す接続検出部17にてシステムコ
ントロールマイコン15が判断し、この接続状態の違い
により、スイッチ類の入力判断を変更して、撮影者に最
適な操作環境を提供する。
【0031】図5は、モニタ分離型情報記録再生装置の
動作を示すフローチャートである。点線で囲まれた
(1)の部分は、カメラマニュアル操作時のフローチャ
ート部分であり、(2)の部分は、モニタ部の正転/反
転状態の判断部分である。本フローチャートの(1)の
部分は、カメラマニュアル操作の中でも、ズーム倍率制
御を行うズームスイッチとしての動作に関して示したも
のであり、手動フォーカス制御を行うフォーカススイッ
チや、その他の各種本体操作、例えばカメラモード/V
CRモードの切り換えを行うモード切り換えスイッチな
どのフローチャートは省略する。
【0032】以下、モニタ分離型情報記録再生装置の動
作について説明する。 (ステップ1) まず、表示制御マイコン22が角度検
出部23から回転角度を入力して、シリアルデータ信号
ライン31によって、回転角度データをシステムコント
ロールマイコン15に送る。 (ステップ2) 接続検出部17によって、情報記録再
生装置本体10と分離型モニタ部20とがケーブル接続
されているか、もしくは直接接続かをシステムコントロ
ールマイコン15が前記した表1に基づき判断する。 (ステップ3) ステップ2において、ケーブル接続と
判断すると、回転角度データが80H以外、つまり回転
されているかどうか判断する。もし回転されていない場
合は、何も処理せずに処理を終了する。
【0033】(ステップ4) ステップ3において、回
転角度データが80H以外、つまり回転されている場合
は、回転角度が80Hより小さい値か否かを判断する。 (ステップ5) ステップ4において、回転角度が80
Hより小さい場合に、「80H−回転角度」の演算によ
って、回転角度の大きさを算出して、ズームモータを制
御するモータ速度を算出する。モータ速度は回転角度が
大きいほど速く動作する。 (ステップ6) ステップ5において求められたモータ
速度に合わせて、ズームモータを広角端方向に動作させ
る。 (ステップ7) ステップ4において、回転角度が80
Hより大きい場合に、「回転角度−80H」の演算によ
って、回転角度の大きさを算出して、ズームモータを制
御するモータ速度を算出する。モータ速度は、回転角度
が大きいほど速く動作する。 (ステップ8) ステップ7で求められたモータ速度に
合わせて、ズームモータを望遠端方向に動作させる。
【0034】(ステップ9) 一方、ステップ2におい
て、情報記録再生装置本体10とモニタ部20とがケー
ブル接続されていない場合、回転角度が0H以上40H
未満であるかを判断する。 (ステップ10) 回転角度が0H以上40H未満であ
る場合、モニタ部が反転状態だと判断されて、各種反転
処理を行う。 (ステップ11) 回転角度が0H以上40H未満でな
い場合、モニタ部が正転状態だと判断されて、各種正転
処理を行う。 なお、ステップ10、ステップ11の処理において、正
転処理及び反転処理とは、モニタ部に表示される映像信
号を、正転表示させるか、または左右反転のミラー表示
させるか等であるが、従来知られた技術によって当業者
であれば適宜実施可能であるので、詳細な説明は省略す
る。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により次のような効果がもたらされる。請求項1に係る
発明によれば、モニタ部が情報記録再生装置本体から分
離可能に接続されているとともに、情報記録再生装置本
体とモニタ部が接続した状態では、アナログスイッチ等
の角度検出部が検出する回動角度によって、モニタ本体
部の回動状態を検出することができるので、分離した状
態のモニタ部によって情報記録再生装置本体をリモコン
操作することが可能となる。また、情報記録再生装置本
体とモニタ部が接続された状態では、回動接続部の回転
角度によって、モニタ部が正転方向、または逆転方向か
を検出することが可能となり、モニタ本体部の回動状態
に応じてモニタ部に表示する画像の上下反転等の処理を
行うことが可能となり、多様な使用態様を有するカメラ
一体型情報記録再生装置とすることが可能となる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、情報記録再
生装置本体とモニタ部が分離した状態では、アナログス
イッチ等の角度検出部が検出する回動角度によって、モ
ニタ本体部の回動状態を検出し、その検出結果に基づき
情報記録再生装置本体の各種の操作を行う操作制御部を
具備するので、情報記録再生装置本体とモニタ部が分離
された状態では、モニタ部に具備されている回動手段の
回転角度によって、各種本体操作を行うことが可能とな
る。
【0037】請求項3に係る発明によれば、前記情報記
録再生装置本体と前記モニタ部が分離した状態では、前
記アナログスイッチ等の角度検出部が検出する回動角度
によって、ズーム倍率を制御するズーム倍率制御部を具
備するので、モニタ部に具備されている回動手段の回転
角度によって、ズーム倍率を制御することが可能とな
る。
【0038】請求項4に係る発明によれば、前記情報記
録再生装置本体と前記モニタ部が分離した状態では、前
記アナログスイッチ等の角度検出部が検出する回動角度
によって、手動フォーカスを制御するフォーカス制御部
を具備するので、情報記録再生装置本体とモニタ部が分
離された状態では、モニタ部に具備されている回動手段
の回転角度によって、手動フォーカス制御することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモニタ分離型情報記録再生装置のシス
テムブロック図である。
【図2】情報記録再生装置本体と分離型モニタ部の接続
状態の検出手段を示す回路図である。
【図3】本発明のモニタ分離型情報記録再生装置の第1
の使用形態例を示す図である。
【図4】本発明のモニタ分離型情報記録再生装置の第2
の使用形態例を示す図である。
【図5】本発明のモニタ分離型情報記録再生装置の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…情報記録再生装置本体、11…カメラ部、12…
映像回路、13…情報記録再生部、14…映像信号切り
換え部、15…システムコントロールマイコン、16…
操作部、17…接続検出部、20…モニタ部、20a…
モニタ本体部、20b…接続部、20c…チルトユニッ
ト部、21…表示部、22…表示制御マイコン、23…
角度検出部、30…接続ケーブル、31…シリアルデー
タ通信ライン、32…映像信号ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/38 G03B 17/38 Z 19/00 19/00 H04N 5/232 H04N 5/232 A 5/765 5/782 K Fターム(参考) 2H020 FB00 FC00 FC12 2H054 AA00 BB11 2H101 BB01 5C018 FA02 FA03 5C022 AA11 AB21 AB66 AC03 AC26 AC32 AC42 AC69 AC74 AC75 AC78 AC79

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ部と、該カメラ部で撮影した映像
    を記録媒体に記録し、また該記録媒体に記録された映像
    を再生する情報記録再生部とからなる情報記録再生装置
    本体と、 前記カメラ部で撮影した映像及び前記情報記録再生部で
    再生した映像を表示するモニタ本体部と、前記情報記録
    再生装置本体に分離可能に接続される接続部とからな
    り、前記モニタ本体部と前記接続部とは回動自在に設け
    られたモニタ部と、 前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が接続されて
    いるか否かを検出する接続検出部と、 前記モニタ本体部と前記接続部との回動角度を検出する
    角度検出部とから構成されたモニタ分離型情報記録再生
    装置において、 前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が接続した状
    態では、前記角度検出部が検出する回動角度によって、
    前記モニタ本体部が正転状態にあるか、逆転状態にある
    かを検出する状態検出部を具備したことを特徴とするモ
    ニタ分離型情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモニタ分離型情報記録再
    生装置において、 前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が分離した状
    態では、前記角度検出部が検出する回動角度によって、
    前記情報記録再生装置本体の操作を行う操作制御部を具
    備したことを特徴とするモニタ分離型情報記録憶再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモニタ分離型情報記録再
    生装置において、 前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が分離した状
    態では、前記角度検出部が検出する回動角度によって、
    ズーム倍率を制御するズーム倍率制御部を具備したこと
    を特徴とするモニタ分離型情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のモニタ分離型情報記録再
    生装置において、 前記情報記録再生装置本体と前記モニタ部が分離した状
    態では、前記角度検出部が検出する回動角度によって、
    手動フォーカスを制御するフォーカス制御部を具備した
    ことを特徴とするモニタ分離型情報記録再生装置。
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Cited By (4)

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JP2011109323A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Fujifilm Corp Af枠自動追尾システム
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