JP2001342237A - 硬質発泡合成樹脂の製造方法 - Google Patents
硬質発泡合成樹脂の製造方法Info
- Publication number
- JP2001342237A JP2001342237A JP2000162223A JP2000162223A JP2001342237A JP 2001342237 A JP2001342237 A JP 2001342237A JP 2000162223 A JP2000162223 A JP 2000162223A JP 2000162223 A JP2000162223 A JP 2000162223A JP 2001342237 A JP2001342237 A JP 2001342237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyol
- mass
- synthetic resin
- hydroxyl value
- average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原料の優れた貯蔵安定性を有し、得られた連
続気泡の発泡合成樹脂の寸法安定性に優れる硬質発泡合
成樹脂の製造方法を提供する。 【解決手段】 (A)分子中のEOの含有割合が5質量
%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、平均官能
基数が2以上、平均水酸基価が20〜120のポリオー
ル5〜25質量%、(B)窒素原子を含む開始剤により
製造され、平均官能基数が3以上、平均水酸基価が30
0〜850の含窒素ポリオール40〜80質量%、およ
び(C)平均官能基数が2〜3で平均水酸基価が300
〜1500のポリオール5〜30質量%からなる平均水
酸基価が380以上であるポリオール混合物とポリイソ
シアネート化合物を、ポリオール混合物100質量部に
対して6〜14質量部の水の発泡剤、整泡剤および触媒
の存在下反応させる。
続気泡の発泡合成樹脂の寸法安定性に優れる硬質発泡合
成樹脂の製造方法を提供する。 【解決手段】 (A)分子中のEOの含有割合が5質量
%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、平均官能
基数が2以上、平均水酸基価が20〜120のポリオー
ル5〜25質量%、(B)窒素原子を含む開始剤により
製造され、平均官能基数が3以上、平均水酸基価が30
0〜850の含窒素ポリオール40〜80質量%、およ
び(C)平均官能基数が2〜3で平均水酸基価が300
〜1500のポリオール5〜30質量%からなる平均水
酸基価が380以上であるポリオール混合物とポリイソ
シアネート化合物を、ポリオール混合物100質量部に
対して6〜14質量部の水の発泡剤、整泡剤および触媒
の存在下反応させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は硬質ポリウレタン
フォーム等の硬質発泡合成樹脂を製造する方法に関し、
発泡剤として水を多く使用することを特徴とする硬質発
泡合成樹脂の製造に関する。
フォーム等の硬質発泡合成樹脂を製造する方法に関し、
発泡剤として水を多く使用することを特徴とする硬質発
泡合成樹脂の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】 ヒドロキシル化合物とポリイソシアネ
ート化合物とを触媒等の存在下に反応させて硬質発泡合
成樹脂を製造することは広く行われている。ヒドロキシ
ル化合物としては、主にポリヒドロキシ化合物が使用さ
れている。得られる硬質発泡合成樹脂としては硬質ウレ
タンフォーム、硬質ポリイソシアヌレートフォームなど
がある。硬質発泡合成樹脂の気泡の状態として独立気泡
と連続気泡がある。独立気泡の発泡体の気泡は一つ一つ
の気泡が密閉されており、ハロゲン化炭化水素などの熱
伝導率の低い発泡剤を封入させることができ、優れた断
熱性能を有する。連続気泡の発泡体は個々の気泡がつな
がっており、通気性を有する。このため連続気泡の発泡
体は、断熱性能は低いが苛酷な温度条件下での寸法安定
性に優れている。これらの発泡体は用途に応じて使い分
けられているが、連続気泡の発泡体を安定的に製造する
ことが困難なため、独立気泡の発泡体がより一般的であ
る。
ート化合物とを触媒等の存在下に反応させて硬質発泡合
成樹脂を製造することは広く行われている。ヒドロキシ
ル化合物としては、主にポリヒドロキシ化合物が使用さ
れている。得られる硬質発泡合成樹脂としては硬質ウレ
タンフォーム、硬質ポリイソシアヌレートフォームなど
がある。硬質発泡合成樹脂の気泡の状態として独立気泡
と連続気泡がある。独立気泡の発泡体の気泡は一つ一つ
の気泡が密閉されており、ハロゲン化炭化水素などの熱
伝導率の低い発泡剤を封入させることができ、優れた断
熱性能を有する。連続気泡の発泡体は個々の気泡がつな
がっており、通気性を有する。このため連続気泡の発泡
体は、断熱性能は低いが苛酷な温度条件下での寸法安定
性に優れている。これらの発泡体は用途に応じて使い分
けられているが、連続気泡の発泡体を安定的に製造する
ことが困難なため、独立気泡の発泡体がより一般的であ
る。
【0003】 一方、発泡合成樹脂を製造するための発
泡剤としては種々の化合物が知られているが、主には塩
素化フッ素化炭化水素の1種であるHCFC―141b
が使用されている。発泡剤として使用された塩素化フッ
素化炭化水素は、その一部が大気中に漏出し、オゾン層
破壊の原因になると考えられるため、その代替案として
発泡剤として水を多く使用することが提案されている。
水は従来から硬質ポリウレタンフォームにおいては重要
な副発泡剤として使用されているが、硬質ポリウレタン
フォームの主発泡剤として使用されているHCFC―1
41bを置き換えうるだけの高い比率で使用することは
困難であった。
泡剤としては種々の化合物が知られているが、主には塩
素化フッ素化炭化水素の1種であるHCFC―141b
が使用されている。発泡剤として使用された塩素化フッ
素化炭化水素は、その一部が大気中に漏出し、オゾン層
破壊の原因になると考えられるため、その代替案として
発泡剤として水を多く使用することが提案されている。
水は従来から硬質ポリウレタンフォームにおいては重要
な副発泡剤として使用されているが、硬質ポリウレタン
フォームの主発泡剤として使用されているHCFC―1
41bを置き換えうるだけの高い比率で使用することは
困難であった。
【0004】 水を多く使用した発泡合成樹脂は、水と
イソシアネートが反応して生じるウレア結合の比率が増
すため合成樹脂が脆くなる問題がある。水を多く使用し
た独立気泡の硬質発泡合成樹脂は初期性能が良好であっ
ても、常温で長期間放置すると徐々に変形するという問
題がある。したがって、断熱性能が重視されない用途に
おいては連続気泡の発泡合成樹脂を使用することが考え
られる。
イソシアネートが反応して生じるウレア結合の比率が増
すため合成樹脂が脆くなる問題がある。水を多く使用し
た独立気泡の硬質発泡合成樹脂は初期性能が良好であっ
ても、常温で長期間放置すると徐々に変形するという問
題がある。したがって、断熱性能が重視されない用途に
おいては連続気泡の発泡合成樹脂を使用することが考え
られる。
【0005】 連続気泡の硬質発泡合成樹脂を製造する
方法としては、短鎖ポリオールに長鎖ポリオールを混合
したり、特殊なシリコーン整泡剤を用いたり、疎水性を
有するヒドロキシル化合物を混入させて使用する方法が
ある。しかし、短鎖ポリオールに長鎖ポリオールを混合
する特開平06−25975号記載の方法の場合、連続
気泡にするため、長鎖ポリオールを30質量%以上使用
するので、樹脂の強度が低下する欠点を持っている。ま
た、特殊なシリコーン整泡剤を用いたり、疎水性を有す
るヒドロキシ化合物を混入させて使用すると、混合した
原料が白濁、分離し易くなり調合原料を安定に保存でき
ないという問題点がある。また、発泡剤として水を多く
使用して連続気泡の硬質発泡合成樹脂を作ろうとした場
合、発泡反応と樹脂化反応のバランスが狂い、発泡状態
が不安定となり、破泡や陥没が起こりやすく、良好な連
続気泡の発泡合成樹脂が得られないことなどの難点があ
る。それを防止するために、触媒や整泡剤を多く使うと
独立気泡になり安定して連続気泡の発泡合成樹脂を得る
ことが困難であった。連続気泡の発泡合成樹脂を一般化
させるにもこれらの問題を解決するための手段が必要で
ある。
方法としては、短鎖ポリオールに長鎖ポリオールを混合
したり、特殊なシリコーン整泡剤を用いたり、疎水性を
有するヒドロキシル化合物を混入させて使用する方法が
ある。しかし、短鎖ポリオールに長鎖ポリオールを混合
する特開平06−25975号記載の方法の場合、連続
気泡にするため、長鎖ポリオールを30質量%以上使用
するので、樹脂の強度が低下する欠点を持っている。ま
た、特殊なシリコーン整泡剤を用いたり、疎水性を有す
るヒドロキシ化合物を混入させて使用すると、混合した
原料が白濁、分離し易くなり調合原料を安定に保存でき
ないという問題点がある。また、発泡剤として水を多く
使用して連続気泡の硬質発泡合成樹脂を作ろうとした場
合、発泡反応と樹脂化反応のバランスが狂い、発泡状態
が不安定となり、破泡や陥没が起こりやすく、良好な連
続気泡の発泡合成樹脂が得られないことなどの難点があ
る。それを防止するために、触媒や整泡剤を多く使うと
独立気泡になり安定して連続気泡の発泡合成樹脂を得る
ことが困難であった。連続気泡の発泡合成樹脂を一般化
させるにもこれらの問題を解決するための手段が必要で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、原料液に
特殊なシリコーン整泡剤や疎水性のヒドロキシル化合物
を使用することなく優れた貯蔵安定性を有し、かつ発泡
剤として水を多く使用しても連続気泡の発泡合成樹脂が
陥没することなく、得られた連続気泡の発泡合成樹脂の
寸法安定性に優れ、容易に連続気泡の発泡体を得ること
ができる硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供することを
目的とする。
特殊なシリコーン整泡剤や疎水性のヒドロキシル化合物
を使用することなく優れた貯蔵安定性を有し、かつ発泡
剤として水を多く使用しても連続気泡の発泡合成樹脂が
陥没することなく、得られた連続気泡の発泡合成樹脂の
寸法安定性に優れ、容易に連続気泡の発泡体を得ること
ができる硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題を
解決すべくなされたものであり、特定のポリオール混合
物を用いることにより、上記課題を解決できることを見
出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、ポリオールとポリイソシアネート化合物を発泡剤、
整泡剤および触媒の存在下で反応させて硬質発泡合成樹
脂を製造する方法において、ポリオールとして、(A)
分子中のエチレンオキシドに基づく構成単位の含有割合
が5質量%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、
平均官能基数が2以上、平均水酸基価が20〜120m
gKOH/gのポリオール5〜25質量%、(B)窒素
原子を含む開始剤により製造され、平均官能基数が3以
上、平均水酸基価が300〜850mgKOH/gの含
窒素ポリオール40〜80質量%、および(C)平均官
能基数が2〜3で平均水酸基価が300〜1500mg
KOH/gのポリオール5〜30質量%、からなる平均
水酸基価が380mgKOH/g以上であるポリオール
混合物を用い、発泡剤として水をポリオール混合物10
0質量部に対して6〜14質量部用いることを特徴とす
る連続気泡の硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供する。
解決すべくなされたものであり、特定のポリオール混合
物を用いることにより、上記課題を解決できることを見
出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、ポリオールとポリイソシアネート化合物を発泡剤、
整泡剤および触媒の存在下で反応させて硬質発泡合成樹
脂を製造する方法において、ポリオールとして、(A)
分子中のエチレンオキシドに基づく構成単位の含有割合
が5質量%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、
平均官能基数が2以上、平均水酸基価が20〜120m
gKOH/gのポリオール5〜25質量%、(B)窒素
原子を含む開始剤により製造され、平均官能基数が3以
上、平均水酸基価が300〜850mgKOH/gの含
窒素ポリオール40〜80質量%、および(C)平均官
能基数が2〜3で平均水酸基価が300〜1500mg
KOH/gのポリオール5〜30質量%、からなる平均
水酸基価が380mgKOH/g以上であるポリオール
混合物を用い、発泡剤として水をポリオール混合物10
0質量部に対して6〜14質量部用いることを特徴とす
る連続気泡の硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供する。
【0008】 また、本発明は、上記硬質発泡合成樹脂
の製造方法において、ポリオール(A)が、水、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタ
エリスリトール、ソルビトールおよび蔗糖から選ばれる
少なくとも1種の開始剤にアルキレンオキシドを反応さ
せて得られるポリエーテルポリオールである硬質発泡合
成樹脂の製造方法を提供する。また、本発明は、上記硬
質発泡合成樹脂の製造方法において、含窒素ポリオール
(B)が、ポリアミン、アルカノールアミン、およびフ
ェノール類とアルカノールアミンとアルデヒドとのマン
ニッヒ反応生成物から選ばれる少なくとも1種の開始剤
にアルキレンオキシドを反応させて得られるポリエーテ
ルポリオールである硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供
する。
の製造方法において、ポリオール(A)が、水、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタ
エリスリトール、ソルビトールおよび蔗糖から選ばれる
少なくとも1種の開始剤にアルキレンオキシドを反応さ
せて得られるポリエーテルポリオールである硬質発泡合
成樹脂の製造方法を提供する。また、本発明は、上記硬
質発泡合成樹脂の製造方法において、含窒素ポリオール
(B)が、ポリアミン、アルカノールアミン、およびフ
ェノール類とアルカノールアミンとアルデヒドとのマン
ニッヒ反応生成物から選ばれる少なくとも1種の開始剤
にアルキレンオキシドを反応させて得られるポリエーテ
ルポリオールである硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供
する。
【0009】 また、本発明は、上記硬質発泡合成樹脂
の製造方法において、ポリオール(C)が、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパンあるいはそれらから選ばれる少なくとも1
種の多価アルコールまたは該多価アルコールおよび水か
ら選ばれる少なくとも1種を開始剤としてアルキレンオ
キシドを反応させて得られるポリエーテルポリオールで
ある硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供する。さらに、
本発明は、上記硬質発泡合成樹脂の製造方法において、
発泡合成樹脂の独立気泡率が50%以下である硬質発泡
合成樹脂の製造方法を提供する。
の製造方法において、ポリオール(C)が、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパンあるいはそれらから選ばれる少なくとも1
種の多価アルコールまたは該多価アルコールおよび水か
ら選ばれる少なくとも1種を開始剤としてアルキレンオ
キシドを反応させて得られるポリエーテルポリオールで
ある硬質発泡合成樹脂の製造方法を提供する。さらに、
本発明は、上記硬質発泡合成樹脂の製造方法において、
発泡合成樹脂の独立気泡率が50%以下である硬質発泡
合成樹脂の製造方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、ポリオールと
してポリオール(A)、含窒素ポリオール(B)および
ポリオール(C)を特定割合で含有するポリオール混合
物を使用することに特徴がある。ポリオール(A)、
(B)および(C)としては、多価アルコールや、ポリ
エーテルポリオール、ポリエステルポリオール、水酸基
含有ジエン系ポリマー等が使用できる。ポリエーテルポ
リオールとしては多価アルコール、糖類、アルカノール
アミン、その他の開始剤に環状エーテル、特にプロピレ
ンオキシド、エチレンオキシド、およびブチレンオキシ
ドから選ばれる少なくとも1種を付加して得られるポリ
エーテルポリオールが好ましい。また、ポリマーポリオ
ールと呼ばれるポリエーテルポリオールを主とするポリ
オール中にビニルポリマーの微粒子が分散したポリオー
ル組成物も使用できる。
してポリオール(A)、含窒素ポリオール(B)および
ポリオール(C)を特定割合で含有するポリオール混合
物を使用することに特徴がある。ポリオール(A)、
(B)および(C)としては、多価アルコールや、ポリ
エーテルポリオール、ポリエステルポリオール、水酸基
含有ジエン系ポリマー等が使用できる。ポリエーテルポ
リオールとしては多価アルコール、糖類、アルカノール
アミン、その他の開始剤に環状エーテル、特にプロピレ
ンオキシド、エチレンオキシド、およびブチレンオキシ
ドから選ばれる少なくとも1種を付加して得られるポリ
エーテルポリオールが好ましい。また、ポリマーポリオ
ールと呼ばれるポリエーテルポリオールを主とするポリ
オール中にビニルポリマーの微粒子が分散したポリオー
ル組成物も使用できる。
【0011】 ポリエステル系ポリオールとしては多価
アルコール、多価カルボン酸縮合系のポリオールや環状
エステル開環重合体型ポリオールがあり、多価アルコー
ルとしてはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスル
トール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
がある。本発明においては、ポリオール(A)、含窒素
ポリオール(B)およびポリオール(C)として多価ア
ルコールまたはポリエーテルポリオールを使用すること
が特に好ましい。ポリオール(A)、含窒素ポリオール
(B)およびポリオール(C)は、それぞれ1種のポリ
オールであってもよいし、別々に製造したポリオールの
2種以上の混合物であってもよい。
アルコール、多価カルボン酸縮合系のポリオールや環状
エステル開環重合体型ポリオールがあり、多価アルコー
ルとしてはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスル
トール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
がある。本発明においては、ポリオール(A)、含窒素
ポリオール(B)およびポリオール(C)として多価ア
ルコールまたはポリエーテルポリオールを使用すること
が特に好ましい。ポリオール(A)、含窒素ポリオール
(B)およびポリオール(C)は、それぞれ1種のポリ
オールであってもよいし、別々に製造したポリオールの
2種以上の混合物であってもよい。
【0012】 ポリオール(A)は、分子中のエチレン
オキシドに基づく構成単位の含有割合が5質量%以下、
一級水酸基が全水酸基の15%以下、平均官能基数が2
以上、平均水酸基価が20〜120mgKOH/gのポ
リオールである。好適なポリオール(A)としては、分
子中のエチレンオキシドに基づく構成単位の含有割合が
5質量%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、平
均官能基数が2以上で、水、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトールおよび蔗糖から選ばれる少なくとも1種の開
始剤にアルキレンオキシドを反応させて得られた平均水
酸基価20〜120mgKOH/gのポリエーテルポリ
オールが挙げられる。ポリオール(A)は、分子中のエ
チレンオキシドに基づく構成単位の含有割合が、5質量
%以下であり、2質量%以下が好ましい。5質量%を超
えると、活性が高く連続気泡とするのが困難となる。本
発明において、エチレンオキシドに基づく構成単位の含
有割合とは、開始剤も含めたポリオールの全質量に対す
るエチレンオキシドに基づく構成単位の占める質量%を
示す。さらに、ポリオール(A)は、分子中の一級水酸
基が全水酸基の15%以下であり、5%以下であること
が好ましい。15%を超えると、活性が高く、独立気泡
になってしまう。ポリオール(A)の平均水酸基価が1
20mgKOH/g超であると連続気泡となりにくくな
る。また、ポリオール(A)の平均水酸基価は、25〜
100mgKOH/gが好ましく、30〜80mgKO
H/gが特に好ましい。平均官能基数のより好ましい範
囲は2〜6である。
オキシドに基づく構成単位の含有割合が5質量%以下、
一級水酸基が全水酸基の15%以下、平均官能基数が2
以上、平均水酸基価が20〜120mgKOH/gのポ
リオールである。好適なポリオール(A)としては、分
子中のエチレンオキシドに基づく構成単位の含有割合が
5質量%以下、一級水酸基が全水酸基の15%以下、平
均官能基数が2以上で、水、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトールおよび蔗糖から選ばれる少なくとも1種の開
始剤にアルキレンオキシドを反応させて得られた平均水
酸基価20〜120mgKOH/gのポリエーテルポリ
オールが挙げられる。ポリオール(A)は、分子中のエ
チレンオキシドに基づく構成単位の含有割合が、5質量
%以下であり、2質量%以下が好ましい。5質量%を超
えると、活性が高く連続気泡とするのが困難となる。本
発明において、エチレンオキシドに基づく構成単位の含
有割合とは、開始剤も含めたポリオールの全質量に対す
るエチレンオキシドに基づく構成単位の占める質量%を
示す。さらに、ポリオール(A)は、分子中の一級水酸
基が全水酸基の15%以下であり、5%以下であること
が好ましい。15%を超えると、活性が高く、独立気泡
になってしまう。ポリオール(A)の平均水酸基価が1
20mgKOH/g超であると連続気泡となりにくくな
る。また、ポリオール(A)の平均水酸基価は、25〜
100mgKOH/gが好ましく、30〜80mgKO
H/gが特に好ましい。平均官能基数のより好ましい範
囲は2〜6である。
【0013】 ポリオール混合物におけるポリオール
(A)の含有割合は、ポリオール(A)、(B)および
(C)の合計量に対して、5〜25質量%である。25
質量%を超えて使用するとセルが荒れやすく、また、連
続気泡の発泡合成樹脂強度が極度に低下する。ポリオー
ル(A)の含有割合は、10〜25質量%が好ましく、
15〜25質量%が特に好ましい。含窒素ポリオール
(B)は、窒素原子を含む開始剤により製造され、平均
官能基数が3以上で平均水酸基価300〜850mgK
OH/gの含窒素ポリオールである。好適な含窒素ポリ
オール(B)を製造するために使用される、窒素原子を
含む開始剤としては、ポリアミン、アルカノールアミ
ン、およびフェノール類とアルカノールアミンとアルデ
ヒドとのマンニッヒ反応生成物等が好適に挙げられる。
ポリアミンは、1分子中のアミノ基の数が2〜5のもの
が好ましく、2〜3のものが特に好ましい。その具体例
としては、エチレンジアミン、トリレンジアミン等が挙
げられる。また、アルカノールアミンは、1分子中のア
ミノ基と水酸基の数の合計が2〜5のものが好ましく、
3〜5のものが特に好ましい。その具体例としては、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等が挙げられる。フェノール類とアルカノー
ルアミンとアルデヒドとのマンニッヒ反応生成物の具体
例としては、ノニルフェノール、モノエタノールアミ
ン、ホルムアルデヒドの反応物等が挙げられる。
(A)の含有割合は、ポリオール(A)、(B)および
(C)の合計量に対して、5〜25質量%である。25
質量%を超えて使用するとセルが荒れやすく、また、連
続気泡の発泡合成樹脂強度が極度に低下する。ポリオー
ル(A)の含有割合は、10〜25質量%が好ましく、
15〜25質量%が特に好ましい。含窒素ポリオール
(B)は、窒素原子を含む開始剤により製造され、平均
官能基数が3以上で平均水酸基価300〜850mgK
OH/gの含窒素ポリオールである。好適な含窒素ポリ
オール(B)を製造するために使用される、窒素原子を
含む開始剤としては、ポリアミン、アルカノールアミ
ン、およびフェノール類とアルカノールアミンとアルデ
ヒドとのマンニッヒ反応生成物等が好適に挙げられる。
ポリアミンは、1分子中のアミノ基の数が2〜5のもの
が好ましく、2〜3のものが特に好ましい。その具体例
としては、エチレンジアミン、トリレンジアミン等が挙
げられる。また、アルカノールアミンは、1分子中のア
ミノ基と水酸基の数の合計が2〜5のものが好ましく、
3〜5のものが特に好ましい。その具体例としては、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等が挙げられる。フェノール類とアルカノー
ルアミンとアルデヒドとのマンニッヒ反応生成物の具体
例としては、ノニルフェノール、モノエタノールアミ
ン、ホルムアルデヒドの反応物等が挙げられる。
【0014】 含窒素ポリオール(B)としては、窒素
原子を含む開始剤にアルキレンオキシドを反応させて得
られる平均官能基数3以上で平均水酸基価300〜85
0mgKOH/gの含窒素ポリエーテルポリオールが好
ましい。平均官能基数のより好ましい範囲は3〜5であ
る。また、平均水酸基価は、300〜700mgKOH
/gが好ましく、300〜550mgKOH/gが特に
好ましい。平均水酸基価が、300mgKOH/g未満
では連続気泡の発泡合成樹脂の圧縮強度が出ず、850
mgKOH/gを超えると高粘度で取り扱いが難しく、
独立気泡となりやすい。含窒素ポリオール(B)の含有
割合は、ポリオール(A)、(B)および(C)の合計
量に対して、40〜80質量%であり、45〜75質量
%がより好ましく、50〜70質量%が特に好ましい。
原子を含む開始剤にアルキレンオキシドを反応させて得
られる平均官能基数3以上で平均水酸基価300〜85
0mgKOH/gの含窒素ポリエーテルポリオールが好
ましい。平均官能基数のより好ましい範囲は3〜5であ
る。また、平均水酸基価は、300〜700mgKOH
/gが好ましく、300〜550mgKOH/gが特に
好ましい。平均水酸基価が、300mgKOH/g未満
では連続気泡の発泡合成樹脂の圧縮強度が出ず、850
mgKOH/gを超えると高粘度で取り扱いが難しく、
独立気泡となりやすい。含窒素ポリオール(B)の含有
割合は、ポリオール(A)、(B)および(C)の合計
量に対して、40〜80質量%であり、45〜75質量
%がより好ましく、50〜70質量%が特に好ましい。
【0015】 ポリオール(C)は、平均官能基数が2
〜3で平均水酸基価300〜1500mgKOH/gの
ポリオールである。ポリオール(C)は、窒素原子を含
有しない点に特徴がある。好適なポリオール(C)とし
ては、水、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
グリセリン、およびトリメチロールプロパンから選ばれ
る少なくとも1種の多価アルコールまたは該多価アルコ
ールおよび水から選ばれる少なくとも1種を開始剤とし
てアルキレンオキシドを反応させて得られた平均水酸基
価300〜1500mgKOH/gのポリエーテルポリ
オールが挙げられる。ポリオール(C)の平均水酸基価
が300mgKOH/g未満であると連続気泡となりに
くくなる。ポリオール(C)の平均水酸基価は、500
〜1200mgKOH/gが好ましく、500〜100
0mgKOH/gが特に好ましい。ポリオール混合物に
おけるポリオール(C)の含有割合は、ポリオール
(A)、(B)および(C)の合計量に対して、5〜3
0質量%であり、好ましくは10〜25質量%である。
〜3で平均水酸基価300〜1500mgKOH/gの
ポリオールである。ポリオール(C)は、窒素原子を含
有しない点に特徴がある。好適なポリオール(C)とし
ては、水、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
グリセリン、およびトリメチロールプロパンから選ばれ
る少なくとも1種の多価アルコールまたは該多価アルコ
ールおよび水から選ばれる少なくとも1種を開始剤とし
てアルキレンオキシドを反応させて得られた平均水酸基
価300〜1500mgKOH/gのポリエーテルポリ
オールが挙げられる。ポリオール(C)の平均水酸基価
が300mgKOH/g未満であると連続気泡となりに
くくなる。ポリオール(C)の平均水酸基価は、500
〜1200mgKOH/gが好ましく、500〜100
0mgKOH/gが特に好ましい。ポリオール混合物に
おけるポリオール(C)の含有割合は、ポリオール
(A)、(B)および(C)の合計量に対して、5〜3
0質量%であり、好ましくは10〜25質量%である。
【0016】 また、本発明においては、ポリオール
(A)、(B)および(C)からなるポリオール混合物
の平均水酸基価が380mgKOH/g以上である。3
80mgKOH/g未満では連続気泡の発泡合成樹脂の
強度が出にくい。ポリオール混合物の平均水酸基価は、
400〜800mgKOH/gがより好ましく、410
〜600mgKOH/gが特に好ましい。本発明におい
ては、ポリオール(A)、(B)および(C)以外の活
性水素化合物を併用できる。該活性水素化合物として
は、2以上のフェノール性水酸基を有する化合物やアミ
ノ化ポリオール等が挙げられる。
(A)、(B)および(C)からなるポリオール混合物
の平均水酸基価が380mgKOH/g以上である。3
80mgKOH/g未満では連続気泡の発泡合成樹脂の
強度が出にくい。ポリオール混合物の平均水酸基価は、
400〜800mgKOH/gがより好ましく、410
〜600mgKOH/gが特に好ましい。本発明におい
ては、ポリオール(A)、(B)および(C)以外の活
性水素化合物を併用できる。該活性水素化合物として
は、2以上のフェノール性水酸基を有する化合物やアミ
ノ化ポリオール等が挙げられる。
【0017】 2以上のフェノール性水酸基を有する化
合物としては、フェノール類をアルカリ触媒存在下で過
剰のホルムアルデヒド類と縮合結合させたレゾール型初
期縮合物、レゾール型初期縮合物を合成する際に、非水
系で反応させたベンジリックエーテル型初期縮合物、過
剰のフェノール類を酸触媒の存在下でホルムアルデヒド
類と反応させたノボラック型初期縮合物がある。これら
の初期縮合物の分子量は200〜10000のものが好
ましい。ここで、フェノール類とは、ベンゼン環を形成
する骨格の1個以上の炭素原子が直接水酸基と結合した
ものを意味し、その同一構造内に他の置換結合基を有す
るものも含まれる。フェノール類の代表的なものとして
は、フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、レゾ
ルシノール等がある。また、ホルムアルデヒド類は特に
限定しないが、ホルマリン、パラホルムアルデヒドが好
ましい。本発明は、発泡剤として水をポリオール100
質量部に対して6〜14質量部使用する。特に6〜12
質量%使用することが好ましい。また、本発明において
は水を単独の発泡剤として使用することが好ましいが、
目的に応じて発泡剤として低沸点ハロゲン化炭化水素を
併用することもできる。
合物としては、フェノール類をアルカリ触媒存在下で過
剰のホルムアルデヒド類と縮合結合させたレゾール型初
期縮合物、レゾール型初期縮合物を合成する際に、非水
系で反応させたベンジリックエーテル型初期縮合物、過
剰のフェノール類を酸触媒の存在下でホルムアルデヒド
類と反応させたノボラック型初期縮合物がある。これら
の初期縮合物の分子量は200〜10000のものが好
ましい。ここで、フェノール類とは、ベンゼン環を形成
する骨格の1個以上の炭素原子が直接水酸基と結合した
ものを意味し、その同一構造内に他の置換結合基を有す
るものも含まれる。フェノール類の代表的なものとして
は、フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、レゾ
ルシノール等がある。また、ホルムアルデヒド類は特に
限定しないが、ホルマリン、パラホルムアルデヒドが好
ましい。本発明は、発泡剤として水をポリオール100
質量部に対して6〜14質量部使用する。特に6〜12
質量%使用することが好ましい。また、本発明において
は水を単独の発泡剤として使用することが好ましいが、
目的に応じて発泡剤として低沸点ハロゲン化炭化水素を
併用することもできる。
【0018】 低沸点ハロゲン化炭化水素としては、特
に限定はしないが、1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タン(HCFC−141b)、クロロジフルオロメタン
(HCFC−22)、1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン(HFC−134a)、1−クロロ−1,1−ジ
フルオロエタン(HCFC−142b)、1,1−ジク
ロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン
(HCFC−225ca)、1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−
225cb)、ペンタフルオロエタン(HFC−12
5)、1,1,2−トリフルオロエタン(HFC−14
3)、1,1,1−トリフルオロエタン(HFC−14
3a)、1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロ
パン(HFC−236ea)およびその異性体、1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−2
45ca)およびその異性体、1,1,1,4,4,4
−ヘキサフルオロブタン(HFC−356mff)、
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC
‐245fa)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロ
ブタン(HFC‐365mff)等のフッ素原子を含む
ハロゲン化炭化水素が挙げられる。その他にも塩化メチ
レン等のフッ素を含まない低沸点ハロゲン化炭化水素が
発泡剤として併用できる。発泡剤としてハロゲン化炭化
水素を使用することは、環境問題を考えると好ましくな
いが、本発明の技術によって、発泡合成樹脂の性能を落
とすことなく、水の使用部数を増やして、ハロゲン化炭
化水素の使用量を大幅に削減することができる。発泡剤
として低沸点ハロゲン化炭化水素を併用する場合は、低
沸点ハロゲン化炭化水素の使用割合は、水100質量部
に対して0〜500質量部が好ましい。
に限定はしないが、1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タン(HCFC−141b)、クロロジフルオロメタン
(HCFC−22)、1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン(HFC−134a)、1−クロロ−1,1−ジ
フルオロエタン(HCFC−142b)、1,1−ジク
ロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン
(HCFC−225ca)、1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−
225cb)、ペンタフルオロエタン(HFC−12
5)、1,1,2−トリフルオロエタン(HFC−14
3)、1,1,1−トリフルオロエタン(HFC−14
3a)、1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロ
パン(HFC−236ea)およびその異性体、1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−2
45ca)およびその異性体、1,1,1,4,4,4
−ヘキサフルオロブタン(HFC−356mff)、
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC
‐245fa)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロ
ブタン(HFC‐365mff)等のフッ素原子を含む
ハロゲン化炭化水素が挙げられる。その他にも塩化メチ
レン等のフッ素を含まない低沸点ハロゲン化炭化水素が
発泡剤として併用できる。発泡剤としてハロゲン化炭化
水素を使用することは、環境問題を考えると好ましくな
いが、本発明の技術によって、発泡合成樹脂の性能を落
とすことなく、水の使用部数を増やして、ハロゲン化炭
化水素の使用量を大幅に削減することができる。発泡剤
として低沸点ハロゲン化炭化水素を併用する場合は、低
沸点ハロゲン化炭化水素の使用割合は、水100質量部
に対して0〜500質量部が好ましい。
【0019】 その他にもブタン、ペンタン、ヘキサン
等の炭化水素、空気や窒素等の不活性ガスも発泡剤とし
て併用できる。発泡剤として不活性ガスを併用する場合
は、不活性ガスの使用割合は、水100質量部に対して
0〜500質量部が好ましい。ポリイソシアネート化合
物としては、イソシアネート基を2以上有する芳香族
系、脂環族系、あるいは脂肪族系のポリイソシアネート
およびそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネー
トがある。ポリイソシアネート化合物は1種を使用して
もよいし、2種以上の混合物を使用してもよい。
等の炭化水素、空気や窒素等の不活性ガスも発泡剤とし
て併用できる。発泡剤として不活性ガスを併用する場合
は、不活性ガスの使用割合は、水100質量部に対して
0〜500質量部が好ましい。ポリイソシアネート化合
物としては、イソシアネート基を2以上有する芳香族
系、脂環族系、あるいは脂肪族系のポリイソシアネート
およびそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネー
トがある。ポリイソシアネート化合物は1種を使用して
もよいし、2種以上の混合物を使用してもよい。
【0020】 具体的には、例えば、トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート(通称:クルードM
DI)、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等のポ
リイソシアネートやそれらのウレタン変性体、ヌレート
変性体、ウレア変性体、カルボジイミド変性体等があ
る。ポリイソシアネート化合物は、ポリオールおよびそ
の他の活性水素化合物の合計活性水素の数に対するイソ
シアネート基の数の100倍で表して(通常この100
倍で表した数値をイソシアネート指数という)50〜3
00、好ましくは80〜150、特に好ましくは85〜
120の範囲となるように用いられることが望ましい。
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート(通称:クルードM
DI)、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等のポ
リイソシアネートやそれらのウレタン変性体、ヌレート
変性体、ウレア変性体、カルボジイミド変性体等があ
る。ポリイソシアネート化合物は、ポリオールおよびそ
の他の活性水素化合物の合計活性水素の数に対するイソ
シアネート基の数の100倍で表して(通常この100
倍で表した数値をイソシアネート指数という)50〜3
00、好ましくは80〜150、特に好ましくは85〜
120の範囲となるように用いられることが望ましい。
【0021】 ポリオールとポリイソシアネート化合物
を反応させる際、通常触媒の使用が必要とされる。触媒
としては、活性水素含有基とイソシアネート基の反応を
促進させる有機スズ化合物等の金属化合物系触媒やトリ
エチレンジアミン等の3級アミン触媒が挙げられる。ま
た、カルボン酸金属塩等のイソシアネート基同士を反応
させる多量化触媒が目的に応じて使用される。触媒の使
用量は、適宜選定すればよいが、ポリオール100質量
部に対して0.1〜10質量部が好ましい。
を反応させる際、通常触媒の使用が必要とされる。触媒
としては、活性水素含有基とイソシアネート基の反応を
促進させる有機スズ化合物等の金属化合物系触媒やトリ
エチレンジアミン等の3級アミン触媒が挙げられる。ま
た、カルボン酸金属塩等のイソシアネート基同士を反応
させる多量化触媒が目的に応じて使用される。触媒の使
用量は、適宜選定すればよいが、ポリオール100質量
部に対して0.1〜10質量部が好ましい。
【0022】 さらに、本発明においては、良好な気泡
を形成するための整泡剤を使用される。整泡剤としては
例えば、シリコーン系整泡剤や含フッ素化合物系整泡剤
がある。整泡剤の使用量は、適宜選定すればよいが、ポ
リオール100質量部に対して0.1〜10質量部が好
ましい。その他、原料に任意に使用できる配合剤として
は、例えば充填剤、安定剤、着色剤、難燃剤等がある。
本発明の反応温度条件は、連続気泡の発泡ができる温度
であれば特に制限ないが、通常0〜50℃の範囲が好ま
しく、15〜40℃の範囲が特に好ましい。本発明によ
り、発泡剤として水を多く使用しても連続気泡の発泡合
成樹脂が陥没することなく、かつ溶解性の低い特殊なシ
リコーン整泡剤や、疎水性のポリオールを使用すること
なく、優れた原料貯蔵安定性を有し、容易に連続気泡の
合成樹脂発泡体を得ることができる。本発明で製造され
る発泡合成樹脂は連続気泡であり、独立気泡率が50%
以下となることが好ましい。本発明によれば、目的に応
じ、独立気泡率0〜50%の連続気泡の硬質発泡合成樹
脂を容易に調製できる。独立気泡率50%以下とするこ
とによって寸法安定性の向上、発泡圧の低減等、連続気
泡の硬質発泡合成樹脂の特徴をより引き出すことができ
る。
を形成するための整泡剤を使用される。整泡剤としては
例えば、シリコーン系整泡剤や含フッ素化合物系整泡剤
がある。整泡剤の使用量は、適宜選定すればよいが、ポ
リオール100質量部に対して0.1〜10質量部が好
ましい。その他、原料に任意に使用できる配合剤として
は、例えば充填剤、安定剤、着色剤、難燃剤等がある。
本発明の反応温度条件は、連続気泡の発泡ができる温度
であれば特に制限ないが、通常0〜50℃の範囲が好ま
しく、15〜40℃の範囲が特に好ましい。本発明によ
り、発泡剤として水を多く使用しても連続気泡の発泡合
成樹脂が陥没することなく、かつ溶解性の低い特殊なシ
リコーン整泡剤や、疎水性のポリオールを使用すること
なく、優れた原料貯蔵安定性を有し、容易に連続気泡の
合成樹脂発泡体を得ることができる。本発明で製造され
る発泡合成樹脂は連続気泡であり、独立気泡率が50%
以下となることが好ましい。本発明によれば、目的に応
じ、独立気泡率0〜50%の連続気泡の硬質発泡合成樹
脂を容易に調製できる。独立気泡率50%以下とするこ
とによって寸法安定性の向上、発泡圧の低減等、連続気
泡の硬質発泡合成樹脂の特徴をより引き出すことができ
る。
【0023】
【実施例】 以下、実施例により、本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。なお、実施例および比較例において、部は
質量部の意味である。
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。なお、実施例および比較例において、部は
質量部の意味である。
【0024】実施例1〜5 表1に示す組合わせのポリオール(合計100部)に対
し発泡剤、汎用シリコーン整泡剤1.5部およびアミン
触媒(ゲルタイム約35秒とするための必要量)を混合
した。この混合液とクルードMDIをイソシアネート
基:活性水素基=1:1(イソシアネート指数100)
で液温20℃で混合し、200×200×200mmの
木製のボックス内に投入し発泡させた。得られたポリウ
レタンフォームの密度(kg/m3 )、圧縮強度(PM
a)、独立気泡率(%)、および70℃で95%相対湿
度での寸法安定性を評価した。それらの結果を表1に示
した。
し発泡剤、汎用シリコーン整泡剤1.5部およびアミン
触媒(ゲルタイム約35秒とするための必要量)を混合
した。この混合液とクルードMDIをイソシアネート
基:活性水素基=1:1(イソシアネート指数100)
で液温20℃で混合し、200×200×200mmの
木製のボックス内に投入し発泡させた。得られたポリウ
レタンフォームの密度(kg/m3 )、圧縮強度(PM
a)、独立気泡率(%)、および70℃で95%相対湿
度での寸法安定性を評価した。それらの結果を表1に示
した。
【0025】
【表1】
【0026】注)表1中のポリオールの略号は以下のも
のを示す。 A1:グリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを
反応させて得られた官能基数3、水酸基価35mgKO
H/g、エチレンオキシドに基づく構成単位0%、一級
水酸基が全水酸基の0%のポリエーテルポリオール。 A2:グリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを
反応させて得られた官能基数3、水酸基価56mgKO
H/g、エチレンオキシドに基づく構成単位0%、一級
水酸基が全水酸基の0%のポリエーテルポリオール。 A3:ソルビトールにプロピレンオキシドを反応させ、
そしてエチレンオキシド反応させて得られた官能基数
6、水酸基価56mgKOH/g、エチレンオキシドに
基づく構成単位5%、一級水酸基が全水酸基の35%の
ポリエーテルポリオール。
のを示す。 A1:グリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを
反応させて得られた官能基数3、水酸基価35mgKO
H/g、エチレンオキシドに基づく構成単位0%、一級
水酸基が全水酸基の0%のポリエーテルポリオール。 A2:グリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを
反応させて得られた官能基数3、水酸基価56mgKO
H/g、エチレンオキシドに基づく構成単位0%、一級
水酸基が全水酸基の0%のポリエーテルポリオール。 A3:ソルビトールにプロピレンオキシドを反応させ、
そしてエチレンオキシド反応させて得られた官能基数
6、水酸基価56mgKOH/g、エチレンオキシドに
基づく構成単位5%、一級水酸基が全水酸基の35%の
ポリエーテルポリオール。
【0027】B1:エチレンジアミンにプロピレンオキ
シドを反応させて得られた官能基数4、水酸基価500
mgKOH/gのポリエーテルポリオール。 B2:エチレンジアミンにプロピレンオキシドを反応さ
せて得られた官能基数4、水酸基価300mgKOH/
gのポリエーテルポリオール。 B3:トリレンジアミンにプロピレンオキシドを反応さ
せて得られた官能基数4、水酸基価350mgKOH/
gのポリエーテルポリオール。 B4:モノエタノールアミンにプロピレンオキシドを反
応させて得られた官能基数3、水酸基価500mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 B5:ノニルフェノール、モノエタノールアミン、ホル
ムアルデヒドの反応物にプロピレンオキシドを反応させ
て得られた平均官能基数3.5、水酸基価460mgK
OH/gのポリエーテルポリオール。 C1:ジプロピレングリコール 注)表1中の添加剤は以下のものを示す。 難燃剤:トリス(β−クロロプロピル)ホスフェート 整泡剤:シリコーン整泡剤、日本ユニカー社製、SZ−
1646 触媒:N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレ
ンジアミン、東ソー(株)製、MR
シドを反応させて得られた官能基数4、水酸基価500
mgKOH/gのポリエーテルポリオール。 B2:エチレンジアミンにプロピレンオキシドを反応さ
せて得られた官能基数4、水酸基価300mgKOH/
gのポリエーテルポリオール。 B3:トリレンジアミンにプロピレンオキシドを反応さ
せて得られた官能基数4、水酸基価350mgKOH/
gのポリエーテルポリオール。 B4:モノエタノールアミンにプロピレンオキシドを反
応させて得られた官能基数3、水酸基価500mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 B5:ノニルフェノール、モノエタノールアミン、ホル
ムアルデヒドの反応物にプロピレンオキシドを反応させ
て得られた平均官能基数3.5、水酸基価460mgK
OH/gのポリエーテルポリオール。 C1:ジプロピレングリコール 注)表1中の添加剤は以下のものを示す。 難燃剤:トリス(β−クロロプロピル)ホスフェート 整泡剤:シリコーン整泡剤、日本ユニカー社製、SZ−
1646 触媒:N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレ
ンジアミン、東ソー(株)製、MR
【0028】比較例1〜3 実施例と同様に、表2に示す組合わせのポリオール(合
計100部)に対し発泡剤、汎用シリコーン整泡剤1.
5部およびアミン触媒(ゲルタイム約35秒とするため
の必要量)を混合した。この混合液とクルードMDIを
イソシアネート基:活性水素基=1:1(イソシアネー
ト指数100)で液温20℃で混合し、200×200
×200mmの木製のボックス内に投入し発泡させた。
得られたポリウレタンフォームの密度(kg/m3 )、
圧縮強度(PMa )、独立気泡率(%)、70℃、お
よび70℃で95%相対湿度での寸法安定性を評価し
た。それらの結果を表2に示した。
計100部)に対し発泡剤、汎用シリコーン整泡剤1.
5部およびアミン触媒(ゲルタイム約35秒とするため
の必要量)を混合した。この混合液とクルードMDIを
イソシアネート基:活性水素基=1:1(イソシアネー
ト指数100)で液温20℃で混合し、200×200
×200mmの木製のボックス内に投入し発泡させた。
得られたポリウレタンフォームの密度(kg/m3 )、
圧縮強度(PMa )、独立気泡率(%)、70℃、お
よび70℃で95%相対湿度での寸法安定性を評価し
た。それらの結果を表2に示した。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】 本発明により、ポリオール処方貯蔵時
分離などがなく、良好な寸法安定性を有する連続気泡の
発泡合成樹脂を製造することができる。
分離などがなく、良好な寸法安定性を有する連続気泡の
発泡合成樹脂を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武安 弘光 神奈川県川崎市幸区塚越3丁目474番地2 旭硝子株式会社内 (72)発明者 堀田 浩通 東京都中央区八重洲2丁目8番8号 大星 八重洲ビル 旭硝子ウレタン株式会社内 Fターム(参考) 4J034 BA07 BA08 CA04 CA05 CB03 CB04 CB07 CC03 CE01 DA01 DB03 DB04 DB07 DC02 DC43 DG03 DG04 DG08 DG09 DG14 DG23 HA06 HA07 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 KA01 KB05 KC17 KC18 KD12 KD24 NA02 NA03 QA02 QC01
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリオールとポリイソシアネート化合物
を発泡剤、整泡剤および触媒の存在下で反応させて硬質
発泡合成樹脂を製造する方法において、ポリオールとし
て、(A)分子中のエチレンオキシドに基づく構成単位
の含有割合が5質量%以下、一級水酸基が全水酸基の1
5%以下、平均官能基数が2以上、平均水酸基価が20
〜120mgKOH/gのポリオール5〜25質量%、
(B)窒素原子を含む開始剤により製造され、平均官能
基数が3以上、平均水酸基価が300〜850mgKO
H/gの含窒素ポリオール40〜80質量%、および
(C)平均官能基数が2〜3で平均水酸基価が300〜
1500mgKOH/gのポリオール5〜30質量%、
からなる平均水酸基価が380mgKOH/g以上であ
るポリオール混合物を用い、発泡剤として水をポリオー
ル混合物100質量部に対して6〜14質量部用いるこ
とを特徴とする連続気泡の硬質発泡合成樹脂の製造方
法。 - 【請求項2】 ポリオール(A)が、水、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタエリス
リトール、ソルビトールおよび蔗糖から選ばれる少なく
とも1種の開始剤にアルキレンオキシドを反応させて得
られるポリエーテルポリオールである請求項1に記載の
硬質発泡合成樹脂の製造方法。 - 【請求項3】 含窒素ポリオール(B)が、ポリアミ
ン、アルカノールアミン、およびフェノール類とアルカ
ノールアミンとアルデヒドとのマンニッヒ反応生成物か
ら選ばれる少なくとも1種の開始剤にアルキレンオキシ
ドを反応させて得られるポリエーテルポリオールである
請求項1または2に記載の硬質発泡合成樹脂の製造方
法。 - 【請求項4】 ポリオール(C)が、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、グリセリン、およびトリメチロ
ールプロパンから選ばれる少なくとも1種の多価アルコ
ールまたは該多価アルコールおよび水から選ばれる少な
くとも1種を開始剤としてアルキレンオキシドを反応さ
せて得られるポリエーテルポリオールである請求項1〜
3のいずれかに記載の硬質発泡合成樹脂の製造方法。 - 【請求項5】 発泡合成樹脂の独立気泡率が50%以下
である請求項1〜4のいずれかに記載の硬質発泡合成樹
脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000162223A JP2001342237A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000162223A JP2001342237A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001342237A true JP2001342237A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18666147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000162223A Pending JP2001342237A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001342237A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004137494A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-05-13 | Asahi Glass Co Ltd | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
WO2011074642A1 (ja) | 2009-12-18 | 2011-06-23 | 旭硝子株式会社 | 連続気泡性の硬質フォームの製造方法 |
WO2013008574A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 東洋ゴム工業株式会社 | 硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物および硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
CN107177028A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-19 | 合肥华凌股份有限公司 | 组合聚醚、聚氨酯泡沫及其制备方法和应用 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000162223A patent/JP2001342237A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004137494A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-05-13 | Asahi Glass Co Ltd | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
WO2011074642A1 (ja) | 2009-12-18 | 2011-06-23 | 旭硝子株式会社 | 連続気泡性の硬質フォームの製造方法 |
US8507036B2 (en) | 2009-12-18 | 2013-08-13 | Asahi Glass Company, Limited | Process for producing rigid open-cell foam |
WO2013008574A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 東洋ゴム工業株式会社 | 硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物および硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
JP2013036022A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物および硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
CN107177028A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-19 | 合肥华凌股份有限公司 | 组合聚醚、聚氨酯泡沫及其制备方法和应用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1019449B1 (en) | Process for rigid polyurethane foams | |
MX2012001820A (es) | Espumas y composiciones de formacion de espuma que contienen agentes de soplado de olefina halogenada. | |
JP2015105342A (ja) | 硬質発泡合成樹脂およびその製造方法 | |
WO2009089400A1 (en) | Compositions and use of 2-chloro-3,3,3-trifluoropropene foam-forming composition in the preparation of polyisocyanate-based foams | |
US20220403096A1 (en) | Hcfo-containing isocyanate-reactive compositions, related foam-forming compositions and polyurethane foams | |
US11655328B2 (en) | Dimensionally stable closed-cell and rigid foams produced with methylal blowing agent | |
JP2015105341A (ja) | 硬質発泡合成樹脂およびその製造方法 | |
JP2015105343A (ja) | 硬質発泡合成樹脂およびその製造方法 | |
WO2002053631A1 (en) | Process for making polyurethane integral skin foams | |
JP4775318B2 (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JP2001342237A (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
CA2486667A1 (en) | Rigid polyurethane foams for insulation and process for producing same | |
JP2001329041A (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JP2015105340A (ja) | 硬質発泡合成樹脂およびその製造方法 | |
JP4402179B2 (ja) | ポリエーテルポリオールの製造方法、および、硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
WO2006044604A1 (en) | Rigid foams with good insulation properties and a process for the production of such foams | |
JP4505964B2 (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JP3028119B2 (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JP4106756B2 (ja) | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JP3694951B2 (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JPH06306139A (ja) | 発泡合成樹脂の製造法 | |
JPH06306137A (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
JP2926821B2 (ja) | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 | |
US20040082675A1 (en) | Rigid foams and a process for the production of such foams | |
JP2001329036A (ja) | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |