JP2001341053A - アルミダイカストの仕上げ方法及び装置 - Google Patents
アルミダイカストの仕上げ方法及び装置Info
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- JP2001341053A JP2001341053A JP2000163482A JP2000163482A JP2001341053A JP 2001341053 A JP2001341053 A JP 2001341053A JP 2000163482 A JP2000163482 A JP 2000163482A JP 2000163482 A JP2000163482 A JP 2000163482A JP 2001341053 A JP2001341053 A JP 2001341053A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Manipulator (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Sawing (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミダイカスト製品の移載回数を少なく
することにより、移載に伴う設備トラブルを少なくし、
また、設備点数を減らし、低コスト、省設置スペースを
実現することができるアルミダイカスト製品の仕上げ装
置の提供。 【解決手段】作業ロボット1aでワークW上部を把持
し、プレス用固定刃3に押し付けてワークのオーバフロ
ー及びランナーを除去し、次に、チップソー5にて湯口
を切断し、エンドミル4にてバリ取りを行う第1工程
と、第1工程ロボットが把持していた処理済みワークW
を受け取り反転して第2工程ロボット1bに受け渡すワ
ーク反転テーブル6と、ロボット1bで反転テーブル6
からワークW下部を把持し、エンドミル20にてバリ取
りを行ない、位置決め金具7にハンド基準部を押付けフ
ライスカッター8にてワークWのヘッド面を切削を行な
う第2工程とからなるアルミダイカストの仕上げ。
することにより、移載に伴う設備トラブルを少なくし、
また、設備点数を減らし、低コスト、省設置スペースを
実現することができるアルミダイカスト製品の仕上げ装
置の提供。 【解決手段】作業ロボット1aでワークW上部を把持
し、プレス用固定刃3に押し付けてワークのオーバフロ
ー及びランナーを除去し、次に、チップソー5にて湯口
を切断し、エンドミル4にてバリ取りを行う第1工程
と、第1工程ロボットが把持していた処理済みワークW
を受け取り反転して第2工程ロボット1bに受け渡すワ
ーク反転テーブル6と、ロボット1bで反転テーブル6
からワークW下部を把持し、エンドミル20にてバリ取
りを行ない、位置決め金具7にハンド基準部を押付けフ
ライスカッター8にてワークWのヘッド面を切削を行な
う第2工程とからなるアルミダイカストの仕上げ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車エンジン等
のアルミダイカスト製品の鋳造後に、オーバーフロー、
ランナー、湯口の除去、バリ取り等を行うアルミダイカ
スト製品の仕上げ装置に関する。
のアルミダイカスト製品の鋳造後に、オーバーフロー、
ランナー、湯口の除去、バリ取り等を行うアルミダイカ
スト製品の仕上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミをダイカストして得られる自動車
エンジンブロック等のアルミダイカスト製品は、鋳造後
にオーバフロー、ランナー、湯口、バリが形成されてい
るため、これらを除去する仕上げ加工が必要となる。こ
のアルミダイカスト製品の仕上げ加工は、ワークを連続
配置されたオーバフロー・ランナー除去型プレス機、湯
口切断機、下面バリ取り機及び上面バリ取り機等の専用
装置が連続配置されたアルミダイカスト製品仕上げ装置
で行われ、前記各専用装置にアルミダイカスト製品を順
次搬送してオーバフロー、ランナーやバリの除去を行っ
ている。各専用装置間でのアルミダイカスト製品の搬送
受け渡しは、各専用装置間に配置されたトランスファー
マシン等の搬送受け渡し設備により行われている。
エンジンブロック等のアルミダイカスト製品は、鋳造後
にオーバフロー、ランナー、湯口、バリが形成されてい
るため、これらを除去する仕上げ加工が必要となる。こ
のアルミダイカスト製品の仕上げ加工は、ワークを連続
配置されたオーバフロー・ランナー除去型プレス機、湯
口切断機、下面バリ取り機及び上面バリ取り機等の専用
装置が連続配置されたアルミダイカスト製品仕上げ装置
で行われ、前記各専用装置にアルミダイカスト製品を順
次搬送してオーバフロー、ランナーやバリの除去を行っ
ている。各専用装置間でのアルミダイカスト製品の搬送
受け渡しは、各専用装置間に配置されたトランスファー
マシン等の搬送受け渡し設備により行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のアルミダイカスト製品仕上げ装置では、各専用装置
間において搬送受け渡し設備へのアルミダイカスト製品
の移載回数が多く、そのため設備トラブル頻度が高く、
また、設備点数が多いため、コスト高となり、かつ、広
い設置スペースが必要となる。特に、V型エンジンブロ
ック等の大型複雑形のワークではこの課題が顕著とな
る。
来のアルミダイカスト製品仕上げ装置では、各専用装置
間において搬送受け渡し設備へのアルミダイカスト製品
の移載回数が多く、そのため設備トラブル頻度が高く、
また、設備点数が多いため、コスト高となり、かつ、広
い設置スペースが必要となる。特に、V型エンジンブロ
ック等の大型複雑形のワークではこの課題が顕著とな
る。
【0004】本発明は、アルミダイカスト製品の移載回
数を少なくすることにより、移載に伴う設備トラブルを
少なくし、また、設備点数を減らし、低コスト、省設置
スペースを実現することができるアルミダイカスト製品
の仕上げ装置を提供するものである。特に、V型エンジ
ンブロックのように2つのヘッド面の切削加工を要する
ワークに対して好適である。
数を少なくすることにより、移載に伴う設備トラブルを
少なくし、また、設備点数を減らし、低コスト、省設置
スペースを実現することができるアルミダイカスト製品
の仕上げ装置を提供するものである。特に、V型エンジ
ンブロックのように2つのヘッド面の切削加工を要する
ワークに対して好適である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアルミダイカス
トの仕上げ方法は、作業ロボットでワーク上部を把持
し、プレス用固定刃に押し付けてワークのオーバフロー
及びランナーを除去し、次に、チップソーにて湯口を切
断し、エンドミルにてバリ取りを行う第1工程と、第1
工程ロボットが把持していた処理済みワークを受け取り
反転して第2工程ロボットに受け渡すワーク反転テーブ
ルと、作業用ロボットで反転テーブルからワーク下部を
把持し、エンドミルにてバリ取りを行ない、位置決め金
具にハンド基準部を押付けフライスカッターにてワーク
のヘッド面の切削を行なう第2工程とからなることを特
徴とする。
トの仕上げ方法は、作業ロボットでワーク上部を把持
し、プレス用固定刃に押し付けてワークのオーバフロー
及びランナーを除去し、次に、チップソーにて湯口を切
断し、エンドミルにてバリ取りを行う第1工程と、第1
工程ロボットが把持していた処理済みワークを受け取り
反転して第2工程ロボットに受け渡すワーク反転テーブ
ルと、作業用ロボットで反転テーブルからワーク下部を
把持し、エンドミルにてバリ取りを行ない、位置決め金
具にハンド基準部を押付けフライスカッターにてワーク
のヘッド面の切削を行なう第2工程とからなることを特
徴とする。
【0006】また、本発明のアルミダイカストの仕上げ
装置は、作業ロボットの動作範囲内に配設された、ワー
クのオーバフロー部及びランナーを除去するためのプレ
ス用固定刃と、湯口を除去するためのチップソーと、バ
リ取りするためのエンドミルと、バリ取りを行う前記作
業ロボットに隣接配置するワーク反転テーブルと、前記
ワーク反転テーブルに隣接し、前記作業ロボットの動作
の障害にならない位置に配置される第2の作業ロボット
と、第2の作業ロボットの動作範囲内に配設された、バ
リ取りするためのエンドミルと、ワークヘッド面加工時
のハンド位置決め金具と、ワークヘッド面加工用のフラ
イスカッターとから構成したことを特徴とする。
装置は、作業ロボットの動作範囲内に配設された、ワー
クのオーバフロー部及びランナーを除去するためのプレ
ス用固定刃と、湯口を除去するためのチップソーと、バ
リ取りするためのエンドミルと、バリ取りを行う前記作
業ロボットに隣接配置するワーク反転テーブルと、前記
ワーク反転テーブルに隣接し、前記作業ロボットの動作
の障害にならない位置に配置される第2の作業ロボット
と、第2の作業ロボットの動作範囲内に配設された、バ
リ取りするためのエンドミルと、ワークヘッド面加工時
のハンド位置決め金具と、ワークヘッド面加工用のフラ
イスカッターとから構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のアルミダイカスト
製品の仕上げ装置の全体図である。仕上げ装置には、ワ
ークWであるアルミダイカスト製品をチャッキングする
6軸多関節ロボット1a,1bが2台配置される。
製品の仕上げ装置の全体図である。仕上げ装置には、ワ
ークWであるアルミダイカスト製品をチャッキングする
6軸多関節ロボット1a,1bが2台配置される。
【0008】仕上げ装置にはワーク搬入路からワークW
を引込むワーク引込みコンベア2が設けられ、ワークW
は6軸多関節ロボット1aによりチャッキングされる。
6軸多関節ロボット1aのアームの動作範囲には、オー
バーフロー、ランナーを折除するプレス用固定刃3、バ
リ取りするエンドミル4、湯口を切断するチップソー
5、ワークを反転するワーク反転テーブル6が配置され
ている。反転されたワークWは、6軸多関節ロボット1
bによりチャッキングされる。6軸多関節ロボット1b
のアームの動作範囲にはバリ取りするエンドミル20、
ワーク位置決め金具7、フライスカッター8、ワーク払
出しコンベヤ9が配置される。仕上げ装置の動作は制御
装置10により制御される。
を引込むワーク引込みコンベア2が設けられ、ワークW
は6軸多関節ロボット1aによりチャッキングされる。
6軸多関節ロボット1aのアームの動作範囲には、オー
バーフロー、ランナーを折除するプレス用固定刃3、バ
リ取りするエンドミル4、湯口を切断するチップソー
5、ワークを反転するワーク反転テーブル6が配置され
ている。反転されたワークWは、6軸多関節ロボット1
bによりチャッキングされる。6軸多関節ロボット1b
のアームの動作範囲にはバリ取りするエンドミル20、
ワーク位置決め金具7、フライスカッター8、ワーク払
出しコンベヤ9が配置される。仕上げ装置の動作は制御
装置10により制御される。
【0009】図2は6軸多関節ロボット1aがワークを
チャッキングする状態を示す図である。6軸多関節ロボ
ット1aは、ワークWの長手方向の位置を決める長手受
けコマ11と巾方向と高さ方向の位置を決める高さ受け
コマ12とワークWを固定するチャック13を備えてい
る。長手受けコマ11はワークWの長手方向の基準を代
表する部位に密着させることで長手方向位置を決めるこ
とができる。高さ受けコマ12は、ワークWの2つのヘ
ッド面のなす角度に適合するように配置されており、4
つのコマのうち3つのコマがヘッド面に密着することに
より、巾方向、高さ方向の位置を決めることができる。
チャック13はワークWに設置されたチャッキング用受
け部をチャックすることにより、ワークWが仕上げ処理
時に位置ずれを起さないように強固にチャッキングす
る。
チャッキングする状態を示す図である。6軸多関節ロボ
ット1aは、ワークWの長手方向の位置を決める長手受
けコマ11と巾方向と高さ方向の位置を決める高さ受け
コマ12とワークWを固定するチャック13を備えてい
る。長手受けコマ11はワークWの長手方向の基準を代
表する部位に密着させることで長手方向位置を決めるこ
とができる。高さ受けコマ12は、ワークWの2つのヘ
ッド面のなす角度に適合するように配置されており、4
つのコマのうち3つのコマがヘッド面に密着することに
より、巾方向、高さ方向の位置を決めることができる。
チャック13はワークWに設置されたチャッキング用受
け部をチャックすることにより、ワークWが仕上げ処理
時に位置ずれを起さないように強固にチャッキングす
る。
【0010】図3は6軸多関節ロボット1bがワークを
チャッキングした状態を示す図である。6軸多関節ロボ
ット1bはワークWの長手方向を決める長さを基準証受
けコマ14と巾方向を決める巾基準証受けコマ15と高
さ方向を決める高さ基準証受けコマ16とワークWを固
定するチャック17を備えている。長さ、巾、高さはワ
ークの各基準証は各基準証受けコマを密着させることで
位置を決めることができる。チャックはワークに設置さ
れたチャッキング用受け部をチャックすることにより、
ワークが仕上げ処理時に位置ずれを起こさないように強
固にチャッキングする。
チャッキングした状態を示す図である。6軸多関節ロボ
ット1bはワークWの長手方向を決める長さを基準証受
けコマ14と巾方向を決める巾基準証受けコマ15と高
さ方向を決める高さ基準証受けコマ16とワークWを固
定するチャック17を備えている。長さ、巾、高さはワ
ークの各基準証は各基準証受けコマを密着させることで
位置を決めることができる。チャックはワークに設置さ
れたチャッキング用受け部をチャックすることにより、
ワークが仕上げ処理時に位置ずれを起こさないように強
固にチャッキングする。
【0011】次に、本発明の仕上げ加工方法について説
明する。図4〜図6は加工工程を示す図である。
明する。図4〜図6は加工工程を示す図である。
【0012】ワーク引込みコンベア2に搭載されたワー
クWを6軸多関節ロボット1aの長手受けコマ11およ
び高さ受けコマ12を押し付けて、位置決めをした後、
チャック13を閉じてワークWを固定し取り出す。ワー
ク引き込みコンベア2はロボットからの荷重を逃がすた
め、ゴムのブッシュで固定しておく。チャッキングした
ワークWを6軸多関節ロボット1aで移動させてプレス
用固定刃3に押し当てオーバーフロー18及びランナー
19aを折除する。(図4(a)参照)。
クWを6軸多関節ロボット1aの長手受けコマ11およ
び高さ受けコマ12を押し付けて、位置決めをした後、
チャック13を閉じてワークWを固定し取り出す。ワー
ク引き込みコンベア2はロボットからの荷重を逃がすた
め、ゴムのブッシュで固定しておく。チャッキングした
ワークWを6軸多関節ロボット1aで移動させてプレス
用固定刃3に押し当てオーバーフロー18及びランナー
19aを折除する。(図4(a)参照)。
【0013】次いで、チャッキングしたワークWを6軸
多関節ロボット1bで移動させ、回転するチップソー5
にワークWを押し付けて動かし、湯口19bを切断する
(図4(b)参照)。さらに6軸多関節ロボット1bで
ワークWを動かし、周囲のバリをチップソー5で除去す
る。但し、チップソー5が6軸多関節ロボット1bと干
渉する部分(ヘッド面近傍)は、バリ取りができないの
で、後述する第2工程でバリ取りする(図5(a)、
(b)参照)。
多関節ロボット1bで移動させ、回転するチップソー5
にワークWを押し付けて動かし、湯口19bを切断する
(図4(b)参照)。さらに6軸多関節ロボット1bで
ワークWを動かし、周囲のバリをチップソー5で除去す
る。但し、チップソー5が6軸多関節ロボット1bと干
渉する部分(ヘッド面近傍)は、バリ取りができないの
で、後述する第2工程でバリ取りする(図5(a)、
(b)参照)。
【0014】次いで、ワークWを6軸多関節ロボット1
aで移動させ、エンドミル4に対してワークWを動かし
周囲のバリを取る(図5(c)参照)。
aで移動させ、エンドミル4に対してワークWを動かし
周囲のバリを取る(図5(c)参照)。
【0015】その後、6軸多関節ロボット1aを移動さ
せてワークWをワーク反転テーブル6のワーク支持部材
6a間に挿入する。ワーク反転テーブル6はチャッキン
グ用シリンダ6bを動作させワークWをチャックし、6
軸多関節ロボット1aがワークWを開放した後、ワーク
反転テーブル6のワーク旋回用駆動機構6cによりワー
クWを回転、反転する。6軸多関節ロボット1bを移動
させ、ワーク反転テーブル6からワークWをチャッキン
グし取出す(図6参照)。
せてワークWをワーク反転テーブル6のワーク支持部材
6a間に挿入する。ワーク反転テーブル6はチャッキン
グ用シリンダ6bを動作させワークWをチャックし、6
軸多関節ロボット1aがワークWを開放した後、ワーク
反転テーブル6のワーク旋回用駆動機構6cによりワー
クWを回転、反転する。6軸多関節ロボット1bを移動
させ、ワーク反転テーブル6からワークWをチャッキン
グし取出す(図6参照)。
【0016】チャッキングしたワークWを6軸多関節ロ
ボット1bで移動させ、エンドミル20に対して、ワー
クWを動かし、第1工程でバリ取りできなかったボア内
等のバリを除去する。
ボット1bで移動させ、エンドミル20に対して、ワー
クWを動かし、第1工程でバリ取りできなかったボア内
等のバリを除去する。
【0017】次いで、図7に示すワーク位置決め金具7
に上方(あるいは下方)から6軸多関節ロボット1bの
ハンド1cを挿入し、ワーク位置決め金具7にハンドの
基準証を押し付けて、ワークWとフライスカッター8の
相対位置を決める。ワーク位置決め金具7は、ロボット
の押付力に十分な剛性を持っている。
に上方(あるいは下方)から6軸多関節ロボット1bの
ハンド1cを挿入し、ワーク位置決め金具7にハンドの
基準証を押し付けて、ワークWとフライスカッター8の
相対位置を決める。ワーク位置決め金具7は、ロボット
の押付力に十分な剛性を持っている。
【0018】次にフライスカッター8を昇降しワークの
ヘッド面を切削する。片ヘッド面切削後、同様にして他
方のヘッド面を切削する(図8(a)、(b)参照)。
直列型ヘッドの仕上げ処理と兼用する場合はワーク位置
決め金具7の下向の部分を使用する。その後ワークは払
出しコンベアに解放され払い出される。
ヘッド面を切削する。片ヘッド面切削後、同様にして他
方のヘッド面を切削する(図8(a)、(b)参照)。
直列型ヘッドの仕上げ処理と兼用する場合はワーク位置
決め金具7の下向の部分を使用する。その後ワークは払
出しコンベアに解放され払い出される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ワーク反転テーブルを
介してワークの上面側のチャッキングと下面側の2回の
チャッキングで全ての仕上げ処理を行うことが可能とな
る。また、ワークの移載、加工動作のための機器が、加
工機、6軸多関節ロボット、2台、ワーク反転テーブル
のみとなり、設備トラブル頻度が少なくなる。
介してワークの上面側のチャッキングと下面側の2回の
チャッキングで全ての仕上げ処理を行うことが可能とな
る。また、ワークの移載、加工動作のための機器が、加
工機、6軸多関節ロボット、2台、ワーク反転テーブル
のみとなり、設備トラブル頻度が少なくなる。
【図1】本発明のアルミダイカスト製品の仕上げ装置の
全体図である。
全体図である。
【図2】6軸多関節ロボット1aがワークをチャッキン
グする状態を示す図である。
グする状態を示す図である。
【図3】6軸多関節ロボット1bがワークをチャッキン
グした状態を示す図である。
グした状態を示す図である。
【図4】本発明の加工工程を示す図である。
【図5】本発明の加工工程を示す図である。
【図6】本発明の加工工程を示す図である。
【図7】ワーク位置決め金具を示す図である。
【図8】ヘッド面加工手順を示す図である。
1a,1b:6軸多関節ロボット 1c:ハンド 2:ワーク引込みコンベア 3:プレス用固定刃 4:エンドミル 5:チップソー 6:ワーク反転テーブル 6a:ワーク支持部材 6b:チャッキング用シリンダ 6c:ワーク旋回用駆動機構 7:ワーク位置決め金具 8:フライスカッター 9:ワーク払出しコンベヤ 10:制御装置 11:長手受けコマ 12:高さ受けコマ 13:チャック 14:長さ基準証受けコマ 15:巾基準証受けコマ 16:高さ基準証受けコマ 17:チャック 18:オーバーフロー 19a:ランナー 19b:湯口 20:エンドミル W:ワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23D 47/00 B23D 47/00 A 3F061 B23P 19/00 302 B23P 19/00 302R 21/00 303 21/00 303C B25J 15/00 B25J 15/00 A Fターム(参考) 3C022 DD01 3C030 CC08 DA23 DA26 3C039 DA08 3C040 AA01 JJ04 LL05 3C042 RA29 RB32 RD00 3F061 AA00 AA01 BA01 BD04 BE12 BF04 BF07 DA13 DB01
Claims (2)
- 【請求項1】 作業ロボットでワーク上部を把持し、プ
レス用固定刃に押し付けてワークのオーバフロー及びラ
ンナーを除去し、次に、チップソーにて湯口を切断し、
エンドミルにてバリ取りを行う第1工程と、第1工程ロ
ボットが把持していた処理済みワークを受け取り反転し
て第2工程ロボットに受け渡すワーク反転テーブルと、
作業用ロボットで反転テーブルからワーク下部を把持
し、エンドミルにてバリ取りを行ない、位置決め金具に
ハンド基準部を押付けフライスカッターにてワークのヘ
ッド面を切削を行なう第2工程とからなることを特徴と
するアルミダイカストの仕上げ方法。 - 【請求項2】 作業ロボットの動作範囲内に配設され
た、ワークのオーバフロー部及びランナーを除去するた
めのプレス用固定刃と、湯口を除去するためのチップソ
ーと、バリ取りするためのエンドミルと、バリ取りを行
う前記作業ロボットに隣接配置するワーク反転テーブル
と、前記ワーク反転テーブルに隣接し、前記作業ロボッ
トの動作の障害にならない位置に配置される第2の作業
ロボットと、第2の作業ロボットの動作範囲内に配設さ
れた、バリ取りするためのエンドミルと、ワークヘッド
面加工時のハンド位置決め金具と、ワークヘッド面加工
用のフライスカッターとから構成したことを特徴とする
アルミダイカストの仕上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163482A JP2001341053A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アルミダイカストの仕上げ方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163482A JP2001341053A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アルミダイカストの仕上げ方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341053A true JP2001341053A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18667224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163482A Withdrawn JP2001341053A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アルミダイカストの仕上げ方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001341053A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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