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JP2001338912A - プラズマ処理装置および処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置および処理方法

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Publication number
JP2001338912A
JP2001338912A JP2000158448A JP2000158448A JP2001338912A JP 2001338912 A JP2001338912 A JP 2001338912A JP 2000158448 A JP2000158448 A JP 2000158448A JP 2000158448 A JP2000158448 A JP 2000158448A JP 2001338912 A JP2001338912 A JP 2001338912A
Authority
JP
Japan
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magnetic field
electrodes
plasma
chamber
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000158448A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Ito
洋文 伊藤
Takayuki Katsunuma
隆幸 勝沼
Koichiro Inasawa
剛一郎 稲沢
Tomoki Suemasa
智希 末正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2000158448A priority Critical patent/JP2001338912A/ja
Priority to PCT/JP2001/004448 priority patent/WO2001093322A1/ja
Priority to TW090112790A priority patent/TW495867B/zh
Publication of JP2001338912A publication Critical patent/JP2001338912A/ja
Priority to US10/305,951 priority patent/US20030102087A1/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3266Magnetic control means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理基板をプラズマ処理する際にチャージ
アップダメージを発生させることなく、処理レートを均
一にすることができるプラズマ処理装置およびプラズマ
処理方法を提供すること。 【解決手段】 真空に保持可能なチャンバー1と、チャ
ンバー1内に互いに対向して設けられた一対の電極2,
16と、これら一対の電極2,16の間に高周波電界を
形成する電界形成手段10と、チャンバー1内に処理ガ
スを供給する処理ガス供給手段15と、チャンバーの周
囲に設けられ、一対の電極2,16の間に形成される処
理空間の周囲に磁場を形成する磁場形成手段21とを具
備し、電極2に被処理基板Wが支持され、かつ磁場形成
手段21により処理空間の周囲に磁場が形成された状態
で、一対の電極2,16間に形成された高周波電界によ
り処理ガスのプラズマが形成され、被処理基板Wにプラ
ズマ処理が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板に対してプラズマによる処理を行うプラズマ処理装
置および処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的低圧雰囲気にて高密度のプ
ラズマを生成して微細加工のエッチングを行うマグネト
ロンプラズマエッチング装置が実用化されている。この
装置は、永久磁石をチャンバーの上方に配置し、永久磁
石から漏洩した磁場を半導体ウエハ(以下、単にウエハ
と記す)に対して水平に印加するとともに、これに直交
する高周波電界を印加して、その際に生じる電子のドリ
フト運動を利用して極めて高効率でエッチングするもの
である。
【0003】このようなマグネトロンプラズマにおいて
は、電子のドリフト運動に寄与するのは電界に垂直な磁
場、すなわちウエハに対して水平な磁場であるが、上記
装置では必ずしも均一な水平磁場が形成されていないこ
とから、プラズマの均一性が十分ではなく、エッチング
速度の不均一や、チャージアップダメージ等が生じると
いう問題がある。
【0004】このような問題を回避するために、チャン
バー内の処理空間においてウエハに対して一様な水平磁
場を形成することが要望されており、そのような磁場を
発生することができる磁石としてダイポールリング磁石
が知られている。図5に示すように、このダイポールリ
ング磁石102は、チャンバー101の外側に複数の異
方性セグメント柱状磁石103をリング状に配置したも
のであり、これら複数のセグメント柱状磁石103の磁
化の方向を少しずつずらして全体として一様な水平磁場
Bを形成するものである。なお、図5は装置を上から見
た図(平面図)であり、磁場方向の基端側をN、先端側
をS、これらから90°の位置をEおよびWで示してい
る。また、図5において、参照符号100はウエハであ
る。
【0005】ところで、このようなダイポールリング磁
石においては、従来の磁場発生装置に比較して磁場の均
一性が格段に良好になってはいるものの、このダイポー
ルリング磁石によって形成される水平磁場は、NからS
の一方向のみを向いている水平磁場であるため、このま
までは電子はドリフト運動を行って一方向に進み、プラ
ズマ密度の不均一を生じる。すなわち、電子は、電界と
磁界との外積方向、つまり電界が上から下に向かって形
成されている場合には、EからWに向かってドリフト運
動を行って進むため、E側ではプラズマ密度が低く、W
側でプラズマ密度が高いという不均一が生じる。そし
て、このようなプラズマ密度の不均一が生じると、エッ
チングによりホールが形成された際にチャージアップダ
メージを生ずるおそれがある。
【0006】このように現状のマグネトロンプラズマエ
ッチング装置ではチャージアップダメージが不可避的に
生じてしまうため、このようなチャージアップダメージ
を完全に解消するためには、磁石を取り去らざるを得な
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁石を取り去
ることによりチャージアップダメージは解消されるもの
の、ウエハ面内でのエッチングレートが高周波電力の給
電位置である中央において大きくなるという現象が生じ
ることがある。このような現象は印加する高周波電力の
周波数が小さい場合にはあまり問題にならないが、近時
要求されている高プラズマ密度による高効率のエッチン
グ処理を実現するために、磁石を取り去ることによるプ
ラズマ密度の低下分を補うべく高周波電力の周波数を高
くした場合に顕在化する。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、被処理基板をプラズマ処理する際にチャージ
アップダメージを発生させることなく、処理レートを均
一にすることができるプラズマ処理装置およびプラズマ
処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、真空に保持可能なチャンバーと、前記チ
ャンバー内に互いに対向して設けられた一対の電極と、
これら一対の電極の間に高周波電界を形成する電界形成
手段と、前記チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガ
ス供給手段と、前記チャンバーの周囲に設けられ、前記
一対の電極の間に形成される処理空間の周囲に磁場を形
成する磁場形成手段とを具備し、前記電極のうち一方に
被処理基板が支持され、かつ前記磁場形成手段により前
記処理空間の周囲に磁場が形成された状態で、前記一対
の電極間に形成された高周波電界により処理ガスのプラ
ズマが形成され、被処理基板にプラズマ処理が施される
ことを特徴とするプラズマ処理装置を提供する。
【0010】また、本発明は、真空に保持可能なチャン
バーと、前記チャンバー内に相対向するように設けられ
た第1および第2の電極と、前記第2の電極に高周波を
印加して前記第1および第2の電極の間に電界を形成す
る高周波印加手段と、前記チャンバー内に処理ガスを供
給する処理ガス供給手段と、前記チャンバーの周囲に設
けられ、前記第1および第2の電極の間に形成される処
理空間の周囲に磁場を形成する磁場形成手段とを具備
し、前記第2の電極に被処理基板が支持され、かつ前記
磁場形成手段により前記処理空間の周囲に磁場が形成さ
れた状態で、前記第1および第2の電極間に形成された
高周波電界により処理ガスのプラズマが形成され、被処
理基板にプラズマ処理が施されることを特徴とするプラ
ズマ処理装置を提供する。
【0011】さらに、本発明は、チャンバー内に一対の
電極を配置し、いずれかの電極に被処理基板を支持させ
て、前記一対の電極間に電界を形成するとともに、前記
一対の電極の間に形成される処理空間の周囲に磁場を形
成し、その状態で前記一対の電極間に形成された高周波
電界により処理ガスのプラズマを形成し、被処理基板に
プラズマ処理を施すことを特徴とするプラズマ処理方法
を提供する。
【0012】本発明によれば、磁場形成手段により処理
空間の周囲に磁場を形成するので、被処理基板の存在位
置を実質的に無磁場状態としてチャージアップダメージ
を防止することができるとともに、この磁場によりプラ
ズマ閉じこめ効果が発揮され、印加する高周波電力の周
波数が高い場合でも、処理空間にある被処理基板におけ
るプラズマ処理レート、例えばエッチングレートを、被
処理基板のエッジ部と中央部とでほぼ同等とすることが
でき、処理レートを均一化することができる。
【0013】このような処理空間の周囲に磁場を形成す
るためには、永久磁石からなる複数のセグメント磁石を
前記チャンバーの周囲にリング状に配置してなるマルチ
ポール状態のリング磁石を用いることができる。
【0014】このようなマルチポール状態のリング磁石
によって磁場を形成すると、チャンバー壁がその磁極に
対応する部分で削られる現象が生じるおそれがあるが、
リング磁石をチャンバーの円周方向に沿って回転させる
回転手段を設けることにより、このような不都合を解消
することができる。
【0015】また、電極上の被処理基板の周囲に導電性
または絶縁性のフォーカスリングを設けることにより、
プラズマ処理の均一化効果を一層高めることができる。
すなわち、導電性の場合、フォーカスリング領域までが
電極として機能するため、プラズマ形成領域がフォーカ
スリング上まで広がり、被処理基板の周辺部におけるプ
ラズマ処理が促進され処理の均一性が向上する。また絶
縁性の場合、フォーカスリングとプラズマ中の電子やイ
オンとの間で電荷の授受を行えないので、プラズマを閉
じこめる作用を増大させることができ処理の均一性が向
上する。
【0016】本発明は、高周波電力の周波数が13.5
6〜150MHzと高くプラズマ処理の不均一が生じや
すい場合に特に有効である。また、高周波印加手段とし
て、プラズマ形成用の高周波を印加する第1の高周波電
源と、イオン引き込み用の高周波を印加する第2の高周
波電源とを有するものを用いることができ、その場合に
は、第1の高周波電源の周波数を13.56〜150M
Hz、第2の高周波電源の周波数を500kHz〜5M
Hzとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係るプラズマエッチング装置を示す断面図であ
る。このエッチング装置は、気密に構成され、小径の上
部1aと大径の下部1bとからなる段つき円筒状をな
し、壁部が例えばアルミニウム製のチャンバー1を有し
ている。
【0018】このチャンバー1内には、被処理基板であ
るウエハWを水平に支持する支持テーブル2が設けられ
ている。支持テーブル2は例えばアルミニウムで構成さ
れており、絶縁板3を介して導体の支持台4に支持され
ている。また、支持テーブル2の上方の外周には導電性
材料または絶縁性材料で形成されたフォーカスリング5
が設けられている。このフォーカスリング5としては、
ウエハWの直径が200mmφの場合に240〜280
mmφの直径のものが採用される。上記支持テーブル2
と支持台4は、ボールねじ7を含むボールねじ機構によ
り昇降可能となっており、支持台4の下方の駆動部分
は、ステンレス鋼(SUS)製のベローズ8で覆われて
いる。チャンバー1は接地されており、また支持テーブ
ル2の中には冷媒流路(図示せず)が設けられて冷却可
能となっている。また、ベローズ8の外側にはベローズ
カバー9が設けられている。
【0019】支持テーブル2のほぼ中央には、高周波電
力を供給するための給電線12が接続されており、この
給電線12にはマッチングボックス11および高周波電
源10が接続されている。高周波電源10からは13.
56〜150MHzの範囲、好ましくは13.56〜6
7.8MHzの範囲、例えば40MHzの高周波電力が
支持テーブル2に供給されるようになっている。一方、
支持テーブル2に対向してその上方には後述するシャワ
ーヘッド16が互いに平行に設けられており、このシャ
ワーヘッド16は接地されている。したがって、支持テ
ーブル2およびシャワーヘッド16これらは一対の電極
として機能する。
【0020】支持テーブル2の表面上にはウエハWを静
電吸着するための静電チャック6が設けられている。こ
の静電チャック6は絶縁体6bの間に電極6aが介在さ
れて構成されており、電極6aには直流電源13が接続
されている。そして電極6aに電源13から電圧が印加
されることにより、例えばクーロン力によって半導体ウ
エハWが吸着される。
【0021】支持テーブル2の内部には、図示しない冷
媒流路が形成されており、その中に適宜の冷媒を循環さ
せることによって、ウエハWを所定の温度に制御可能と
なっている。また、冷媒からの冷熱を効率よくウエハW
に伝達するためにウエハWの裏面にHeガスを供給する
ガス導入機構(図示せず)が設けられている。さらに、
フォーカスリング5の外側にはバッフル板14が設けら
れている。バッフル板14は支持台4、ベローズ8を通
してチャンバー1と導通している。
【0022】上記シャワーヘッド16は、チャンバー1
の天壁部分に支持テーブル2に対向するように設けられ
ている。シャワーヘッド16は、その下面に多数のガス
吐出孔18が設けられており、かつその上部にガス導入
部16aを有している。そして、その内部には空間17
が形成されている。ガス導入部16aにはガス供給配管
15aが接続されており、このガス供給配管15aの他
端には、エッチング用の反応ガスおよび希釈ガスからな
る処理ガスを供給する処理ガス供給系15が接続されて
いる。反応ガスとしては、ハロゲン系のガスや、希釈ガ
スとしては、Arガス、Heガス等、通常この分野で用
いられるガスを用いることができる。
【0023】このような処理ガスが、処理ガス供給系1
5からガス供給配管15a、ガス導入部16aを介して
シャワーヘッド16の空間17に至り、ガス吐出孔18
から吐出され、ウエハWに形成された膜のエッチングに
供される。
【0024】チャンバー1の下部1bの側壁には、排気
ポート19が形成されており、この排気ポート19には
排気系20が接続されている。そして排気系20に設け
られた真空ポンプを作動させることによりチャンバー1
内を所定の真空度まで減圧することができるようになっ
ている。一方、チャンバー1の下部1bの側壁上側に
は、ウエハWの搬入出口を開閉するゲートバルブ24が
設けられている。
【0025】一方、チャンバー1の上部1aの周囲に
は、同心状に、リング磁石21が配置されており、支持
テーブル2とシャワーヘッド16との間の処理空間の周
囲に磁界を形成するようになっている。このリング磁石
21は、回転機構25により回転可能となっている。
【0026】リング磁石21は、図2の水平断面図に示
すように、永久磁石からなる複数のセグメント磁石22
が図示しない支持部材により支持された状態でリング状
に配置されて構成されている。この例では、16個のセ
グメント磁石22がリング状(同心円状)にマルチポー
ル状態で配置されている。すなわち、リング状磁石21
においては、隣接する複数のセグメント磁石22同士の
磁極の向きが互いに逆向きになるように配置されてお
り、したがって、磁力線が図示のように隣接するセグメ
ント磁石22間に形成され、処理空間の周辺部のみに例
えば200〜2000Gauss(0.02〜0.2T)の
磁場が形成され、ウエハ配置部分は実質的に無磁場状態
となる。
【0027】ここで実質的に無磁場とは、ウエハ配置部
分にエッチング処理に影響を与える磁場が形成されてい
ないことをいい、実質的にウエハ処理に影響を及ぼさな
い、例えば磁束密度10Gauss(1000μT)以下の
磁場がウエハ周辺部に存在していてもよい。図2に示す
状態では、ウエハ周辺部に例えば磁束密度4.2Gauss
(420μT)以下の磁場が印加されており、これによ
りプラズマを閉じ込める機能が発揮される。
【0028】なお、セグメント磁石の数はこの例に限定
されるものではない。また、その断面形状もこの例のよ
うに長方形に限らず、円、正方形、台形等、任意の形状
を採用することができる。セグメント磁石22を構成す
る磁石材料も特に限定されるものではなく、例えば、希
土類系磁石、フェライト系磁石、アルニコ磁石等、公知
の磁石材料を適用することができる。
【0029】次に、このように構成されるプラズマエッ
チング装置における処理動作について説明する。まず、
ゲートバルブ24を開にしてウエハWがチャンバー1内
に搬入され、支持テーブル2に載置された後、支持テー
ブル2が図示の位置まで上昇され、排気系20の真空ポ
ンプにより排気ポート19を介してチャンバー1内が排
気される。
【0030】チャンバー1内が所定の真空度になった
後、チャンバー1内には処理ガス供給系15から所定の
処理ガスが例えば100〜1000sccm(0.1〜
1L/min)導入され、チャンバー1内が所定の圧力
は、例えば10〜1000mTorr(1.33〜133.
3Pa)、好ましくは20〜200mTorr(2.67〜
26.66Pa)程度に保持され、この状態で高周波電
源10から支持テーブル2に、周波数が13.56〜1
50MHz、例えば40MHz、パワーが100〜30
00Wの高周波電力が供給される。このとき、直流電源
13から静電チャック6の電極6aに所定の電圧が印加
され、ウエハWは例えばクーロン力により吸着される。
【0031】この場合に、上述のようにして下部電極で
ある支持テーブル2に高周波電力が印加されることによ
り、上部電極であるシャワーヘッド16と下部電極であ
る支持テーブル2との間の処理空間には高周波電界が形
成され、これにより処理空間に供給された処理ガスがプ
ラズマ化されて、そのプラズマによりウエハW上の所定
の膜がエッチングされる。
【0032】このエッチングの際には、マルチポール状
態のリング磁石21により、処理空間の周囲に図2に示
すような磁場が形成されているが、この磁場は処理空間
の周囲に形成されるため、ウエハWの存在位置は実質的
に無磁場状態となり、チャージアップダメージを生じさ
せることはない。そして、この磁場によりプラズマ閉じ
こめ効果が発揮され、ウエハWのエッジ部のエッチング
レートを高くすることができるので、印加する高周波の
周波数が13.56〜150MHz、好ましくは13.
56〜67.8MHzと高い場合でも、ウエハWのエッ
チングレートをそのエッジ部と中央部とでほぼ同等とす
ることができ、エッチングレートを均一化することがで
きる。
【0033】ところで、このようなマルチポール状態の
リング磁石によって磁場を形成すると、チャンバー1の
壁部の磁極に対応する部分(例えば図2のPで示す部
分)が局部的に削られる現象が生じるおそれがあるが、
回転機構25によりリング磁石21をチャンバー1の円
周方向に沿って回転させることにより、チャンバー壁に
対して局部的に磁極が当接することが回避され、チャン
バー壁が局部的に削られることが防止される。
【0034】また、下部電極である支持テーブル2上の
ウエハWの周囲に導電性または絶縁性のフォーカスリン
グ5を設けているので、プラズマ処理の均一化効果を一
層高めることができる。すなわち、フォーカスリング5
がシリコンやSiC等の導電性材料で形成されている場
合、フォーカスリング領域までが下部電極として機能す
るため、プラズマ形成領域がフォーカスリング5上まで
広がり、ウエハWの周辺部におけるプラズマ処理が促進
されエッチングレートの均一性が向上する。またフォー
カスリング5が石英等の絶縁性材料の場合、フォーカス
リング5とプラズマ中の電子やイオンとの間で電荷の授
受を行えないので、プラズマを閉じこめる作用を増大さ
せることができエッチングレートの均一性が向上する。
【0035】エッチングレートをさらに高くする観点か
らは、プラズマ生成用の高周波とプラズマ中のイオンを
引き込むための高周波とを重畳させることが好ましい。
具体的には、図3に示すように、プラズマ生成用の高周
波電源10の他にイオン引き込み用の高周波電源26を
マッチングボックス11に接続し、これらを重畳させ
る。この場合に、イオン引き込み用の高周波電源26と
しては、周波数が500kHz〜5MHzの範囲、例え
ば3.2MHzのものが用いられる。
【0036】次に、磁石を用いずにエッチングを行った
場合と本発明に従ってマルチポール磁石により処理空間
の周囲に磁場を形成してエッチングを行った場合とで比
較した結果について説明する。
【0037】ここでは、プラズマ生成用の高周波電源と
して周波数が40MHzのもの、イオン引き込み用の高
周波電源として周波数が3.2MHzのものを用い、処
理ガスとしてC、O、Arを2:1:10の流
量比でトータル130sccm(0.13L/min)
をチャンバー内に導入し、チャンバー内圧力を50mTor
r(6.67Pa)にして、上記高周波電源から供給す
るパワーを変化させてエッチング処理を行った。その結
果を図4に示す。
【0038】図4の(a)に示すように、磁石を用いな
い場合にはウエハ中央部のエッチングレートが高く周辺
部では低くなってエッチングレートの均一性が悪いのに
対し、(b)に示すように、本発明に基づいてマルチポ
ール磁石を用いて処理空間の周囲に磁場を形成した場合
には、いずれの条件でもエッチングレートの均一性が格
段に向上した。
【0039】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく種々変更可能である。例えば、上記実施形態
では、磁場形成手段として永久磁石からなる複数のセグ
メント磁石をチャンバーの周囲にリング状に配置してな
るマルチポール状態のリング磁石を用いたが、処理空間
の周囲に磁場を形成してプラズマを閉じこめることがで
きればこれに限定されるものではない。
【0040】また、上記実施形態では被処理基板として
半導体ウエハを用いた場合について示したが、これに限
るものではない。さらに、上記実施の形態では、本発明
をプラズマエッチング装置に適用した例について示した
が、これに限らず他のプラズマ処理にも適用することが
できる。すなわち、処理ガスをエッチング用ガスから公
知のCVD用ガスに変えたプラズマCVD装置に適用す
ることもできるし、チャンバー内に被処理体と対峙する
ようにターゲットを配置したプラズマスパッタリング装
置に適用することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁場形成手段により処理空間の周囲に磁場を形成するの
で、被処理基板の存在位置を実質的に無磁場状態として
チャージアップダメージを防止しつつ、この磁場により
プラズマ閉じこめ効果を発揮させることができ、印加す
る高周波電力の周波数が高い場合でも、処理空間にある
被処理基板におけるプラズマ処理レート、例えばエッチ
ングレートを、被処理基板のエッジ部と中央部とでほぼ
同等とすることができ、処理レートを均一化することが
できる。
【0042】このような処理空間の周囲に磁場を形成す
るためには、永久磁石からなる複数のセグメント磁石を
前記チャンバーの周囲にリング状に配置してなるマルチ
ポール状態のリング磁石を用いることができるが、この
ようなマルチポール状態のリング磁石によって磁場を形
成すると、チャンバー壁がその磁極に対応する部分で削
られる現象が生じるおそれがある。これに対し、リング
磁石をチャンバーの円周方向に沿って回転させる回転手
段を設けることにより、このような不都合を解消するこ
とができる。
【0043】また、電極上の被処理基板の周囲に導電性
または絶縁性のフォーカスリングを設けることにより、
導電性の場合には被処理基板の周辺部におけるプラズマ
処理が促進されることによって、また絶縁性の場合には
プラズマを閉じこめる作用が増大することによって、プ
ラズマ処理の均一化効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラズマエッチング
装置を示す断面図。
【図2】図1の装置のチャンバーの周囲に配置されたリ
ング磁石を模式的に示す水平断面図。
【図3】プラズマ生成用の高周波電源とイオン引き込み
用の高周波電源を備えたプラズマ処理装置を部分的に示
す概略断面図。
【図4】磁石を用いずにエッチングを行った場合と本発
明に従ってマルチポール磁石により処理空間の周囲に磁
場を形成してエッチングを行った場合とでエッチングレ
ートの均一性を比較して示す図。
【図5】ダイポールリング磁石を用いた従来の装置を示
す模式図。
【符号の説明】
1;チャンバー 2;支持テーブル(第2の電極) 5;フォーカスリング 10,26;高周波電源 15;処理ガス供給系 16;シャワーヘッド(第1の電極) 20;排気系 21;リング磁石(磁場形成手段) 22;セグメント磁石 25;回転機構 W;半導体ウエハ(被処理基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲沢 剛一郎 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 末正 智希 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 4K057 DA16 DB06 DD01 DE14 DE20 DM03 DM18 DM24 DN01 5F004 AA01 AA06 BA08 BB08 BB13 BB22 BB25 BD04 BD05 DA00 DA22 DA23 DA26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空に保持可能なチャンバーと、 前記チャンバー内に互いに対向して設けられた一対の電
    極と、 これら一対の電極の間に高周波電界を形成する電界形成
    手段と、 前記チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手
    段と、 前記チャンバーの周囲に設けられ、前記一対の電極の間
    に形成される処理空間の周囲に磁場を形成する磁場形成
    手段とを具備し、前記電極のうち一方に被処理基板が支
    持され、かつ前記磁場形成手段により前記処理空間の周
    囲に磁場が形成された状態で、前記一対の電極間に形成
    された高周波電界により処理ガスのプラズマが形成さ
    れ、被処理基板にプラズマ処理が施されることを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 真空に保持可能なチャンバーと、 前記チャンバー内に相対向するように設けられた第1お
    よび第2の電極と、 前記第2の電極に高周波を印加して前記第1および第2
    の電極の間に電界を形成する高周波印加手段と、 前記チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手
    段と、 前記チャンバーの周囲に設けられ、前記第1および第2
    の電極の間に形成される処理空間の周囲に磁場を形成す
    る磁場形成手段とを具備し、前記第2の電極に被処理基
    板が支持され、かつ前記磁場形成手段により前記処理空
    間の周囲に磁場が形成された状態で、前記第1および第
    2の電極間に形成された高周波電界により処理ガスのプ
    ラズマが形成され、被処理基板にプラズマ処理が施され
    ることを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電極上の被処理基板の周囲に
    設けられた導電性または絶縁性のフォーカスリングをさ
    らに具備することを特徴とする請求項2に記載のプラズ
    マ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記高周波印加手段は、周波数が13.
    56〜150MHzの高周波電力を印加することを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載のプラズマ処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記高周波印加手段は、プラズマ形成用
    の高周波を印加する第1の高周波電源と、イオン引き込
    み用の高周波を印加する第2の高周波電源とを有するこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプラズ
    マ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の高周波電源の周波数が13.
    56〜150MHzであり、前記第2の高周波電源の周
    波数が500kHz〜5MHzであることを特徴とする
    請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記磁場形成手段は、永久磁石からなる
    複数のセグメント磁石を前記チャンバーの周囲にリング
    状に配置してなるマルチポール状態のリング磁石を有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1
    項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記リング磁石を前記チャンバーの円周
    方向に沿って回転させる回転手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 【請求項9】 チャンバー内に一対の電極を配置し、い
    ずれかの電極に被処理基板を支持させて、前記一対の電
    極間に電界を形成するとともに、前記一対の電極の間に
    形成される処理空間の周囲に磁場を形成し、その状態で
    前記一対の電極間に形成された高周波電界により処理ガ
    スのプラズマを形成し、被処理基板にプラズマ処理を施
    すことを特徴とするプラズマ処理方法。
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