JP2001337381A - カメラ - Google Patents
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- JP2001337381A JP2001337381A JP2000158181A JP2000158181A JP2001337381A JP 2001337381 A JP2001337381 A JP 2001337381A JP 2000158181 A JP2000158181 A JP 2000158181A JP 2000158181 A JP2000158181 A JP 2000158181A JP 2001337381 A JP2001337381 A JP 2001337381A
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- JP
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- camera
- main body
- optical axis
- taking lens
- horizontal plane
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 25
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 台等に置いたときのインテリア性を高めるこ
とができるカメラを提供する。 【解決手段】 撮影レンズの光軸Lに対して略直角方向
に延在する第1本体部30と第2本体部20とを備え
る。第1および第2本体部は、カメラ10を水平面P上
に置いたときに該水平面Pに接触する第1および第2の
接地部T,Sをそれぞれ有する。第1の接地部Tから撮
影レンズの光軸Lまでの距離の方が、第2の接地部Sか
ら撮影レンズの光軸Lまでの距離よりも大きい。
とができるカメラを提供する。 【解決手段】 撮影レンズの光軸Lに対して略直角方向
に延在する第1本体部30と第2本体部20とを備え
る。第1および第2本体部は、カメラ10を水平面P上
に置いたときに該水平面Pに接触する第1および第2の
接地部T,Sをそれぞれ有する。第1の接地部Tから撮
影レンズの光軸Lまでの距離の方が、第2の接地部Sか
ら撮影レンズの光軸Lまでの距離よりも大きい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラにおいては小型化が進むと
共に、デザイン性が重視されてきている。単にカメラと
しての機能を有するのみならず、ファッション性や遊び
心が求められる場合が増えているのである。
共に、デザイン性が重視されてきている。単にカメラと
しての機能を有するのみならず、ファッション性や遊び
心が求められる場合が増えているのである。
【0003】その中で、カメラをインテリアの―部とし
て用いる場合もでてきた。例えば、レコードのジャケッ
トやポスター、あるいはパソコンやステレオセットなど
と同様に、デザイン性を重視し、カメラとして使用しな
い場合でも部屋の中に置いているだけで部屋のインテリ
アの一部として機能することが求められるのである。
て用いる場合もでてきた。例えば、レコードのジャケッ
トやポスター、あるいはパソコンやステレオセットなど
と同様に、デザイン性を重視し、カメラとして使用しな
い場合でも部屋の中に置いているだけで部屋のインテリ
アの一部として機能することが求められるのである。
【0004】これまでも、デザインを重視したカメラは
提案されているが、カメラ単体としてのデザインを考慮
したもののみで、カメラが置かれる環境と合わせてイン
テリア性まで考慮したカメラはなかった。
提案されているが、カメラ単体としてのデザインを考慮
したもののみで、カメラが置かれる環境と合わせてイン
テリア性まで考慮したカメラはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、台等に置いたときのイ
ンテリア性を高めることができるカメラを提供すること
である。
解決しようとする技術的課題は、台等に置いたときのイ
ンテリア性を高めることができるカメラを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、撮影レンズを有
し、カメラを水平面に置いたときに、カメラの一つの主
要面が上向きに傾くように構成されたことを基本的特徴
とするカメラを提供する。ここで、主要面とは、面積が
最大の外表面をいう。主要面は、平面であっても、曲面
であってもよい。主要面は、一つだけであっても、2以
上あってもよい。
は、上記技術的課題を解決するために、撮影レンズを有
し、カメラを水平面に置いたときに、カメラの一つの主
要面が上向きに傾くように構成されたことを基本的特徴
とするカメラを提供する。ここで、主要面とは、面積が
最大の外表面をいう。主要面は、平面であっても、曲面
であってもよい。主要面は、一つだけであっても、2以
上あってもよい。
【0007】従来の一般的な箱型のカメラでは、カメラ
を水平面上に置いたときにカメラの主要面である正面お
よび背面は垂直となるのに対し、本発明のカメラでは、
主要面が上向きとなるように構成される。これにより、
台等に置いたときに、特に上を向いた主要面のデザイン
を工夫して、例えば、カメラの特徴となるデザイン部分
をさりげなく目立たせたり、逆にカメラが置かれている
環境に溶け込み調和しやすいデザインとするなどして、
カメラのインテリア性を高めることができる。
を水平面上に置いたときにカメラの主要面である正面お
よび背面は垂直となるのに対し、本発明のカメラでは、
主要面が上向きとなるように構成される。これにより、
台等に置いたときに、特に上を向いた主要面のデザイン
を工夫して、例えば、カメラの特徴となるデザイン部分
をさりげなく目立たせたり、逆にカメラが置かれている
環境に溶け込み調和しやすいデザインとするなどして、
カメラのインテリア性を高めることができる。
【0008】具体的には、以下のように構成される。
【0009】カメラは、撮影レンズを有し、第1本体部
と第2本体部とを備える。上記第1本体部は、撮影レン
ズの光軸に対して略直角方向に延在する。上記第1本体
部は、カメラを水平面上に置いたときに該水平面に接触
する第1の接地部を有する。上記第2本体部は、撮影レ
ンズの光軸に対して略直角方向に延在する。上記第2本
体部は、カメラを水平面上に置いたときに該水平面に接
触する第2の接地部を有する。上記第1の接地部から撮
影レンズの光軸までの距離の方が、上記第2の接地部か
ら撮影レンズの光軸までの距離よりも大きい。
と第2本体部とを備える。上記第1本体部は、撮影レン
ズの光軸に対して略直角方向に延在する。上記第1本体
部は、カメラを水平面上に置いたときに該水平面に接触
する第1の接地部を有する。上記第2本体部は、撮影レ
ンズの光軸に対して略直角方向に延在する。上記第2本
体部は、カメラを水平面上に置いたときに該水平面に接
触する第2の接地部を有する。上記第1の接地部から撮
影レンズの光軸までの距離の方が、上記第2の接地部か
ら撮影レンズの光軸までの距離よりも大きい。
【0010】上記構成によれば、カメラを水平面上に置
いたときに、撮影レンズ光軸は、第1本体部側が高く、
第2本体部側が低くなり、撮影レンズ光軸は、水平面に
対して傾く。これにより、撮影レンズの光軸に対して略
直角方向に延在する第1本体部が上向きに傾いた面を有
し、この面がカメラの一つの主要面をとなるように構成
することができる。
いたときに、撮影レンズ光軸は、第1本体部側が高く、
第2本体部側が低くなり、撮影レンズ光軸は、水平面に
対して傾く。これにより、撮影レンズの光軸に対して略
直角方向に延在する第1本体部が上向きに傾いた面を有
し、この面がカメラの一つの主要面をとなるように構成
することができる。
【0011】好ましくは、上記第1本体部からカメラ外
部に露出するように撮影レンズが配置される。
部に露出するように撮影レンズが配置される。
【0012】上記構成によれば、カメラを水平面上に置
いたときに、撮影レンズは上向きとなる。したがって、
カメラを台等の上に置いてセルフタイマーで撮影する場
合に、カメラを置いた台等が写り込まないようにするこ
とができる。
いたときに、撮影レンズは上向きとなる。したがって、
カメラを台等の上に置いてセルフタイマーで撮影する場
合に、カメラを置いた台等が写り込まないようにするこ
とができる。
【0013】好ましくは、上記第2本体部からカメラ外
部に露出するように撮影レンズが配置される。
部に露出するように撮影レンズが配置される。
【0014】上記構成によれば、カメラを水平面上に置
いたときに、撮影レンズは下向きとなり、カメラの正面
(撮影レンズ側)が目立たないようにすることができ
る。したがって、不使用時にカメラを置いておいても、
カメラであることを強く印象付けないようにすることが
できる。また、撮影レンズによる制約が小さくなるの
で、インテリア性の高いカメラを、より自由に構成する
ことができる。
いたときに、撮影レンズは下向きとなり、カメラの正面
(撮影レンズ側)が目立たないようにすることができ
る。したがって、不使用時にカメラを置いておいても、
カメラであることを強く印象付けないようにすることが
できる。また、撮影レンズによる制約が小さくなるの
で、インテリア性の高いカメラを、より自由に構成する
ことができる。
【0015】また、本発明は、別の構成のカメラを提供
する。
する。
【0016】カメラは、撮影レンズを有し、第1本体部
と第2本体部とを備える。上記第1本体部は、基準軸に
対して略直角方向に延在する。上記第1本体部は、カメ
ラを水平面上に置いたときに該水平面に接触する第1の
接地部を有する。上記第2本体部は、上記基準軸に対し
て略直角方向に延在する。上記第2本体部は、カメラを
水平面上に置いたときに該水平面に接触する第2の接地
部を有する。上記第1の接地部から上記基準軸までの距
離の方が、上記第2の接地部から上記基準光軸までの距
離よりも大きい。撮影レンズは、その光軸が上記基準軸
と略直角方向となるように配置される。
と第2本体部とを備える。上記第1本体部は、基準軸に
対して略直角方向に延在する。上記第1本体部は、カメ
ラを水平面上に置いたときに該水平面に接触する第1の
接地部を有する。上記第2本体部は、上記基準軸に対し
て略直角方向に延在する。上記第2本体部は、カメラを
水平面上に置いたときに該水平面に接触する第2の接地
部を有する。上記第1の接地部から上記基準軸までの距
離の方が、上記第2の接地部から上記基準光軸までの距
離よりも大きい。撮影レンズは、その光軸が上記基準軸
と略直角方向となるように配置される。
【0017】上記構成によれば、カメラを水平面上に置
いたときに、基準軸は、第1本体部側が高く、第2本体
部側が低くなり、基準軸は、水平面に対して傾く。これ
により、基準軸に対して略直角方向に延在する第1本体
部が上向きに傾いた面を有し、この面がカメラの一つの
主要面をとなるように構成することができる。
いたときに、基準軸は、第1本体部側が高く、第2本体
部側が低くなり、基準軸は、水平面に対して傾く。これ
により、基準軸に対して略直角方向に延在する第1本体
部が上向きに傾いた面を有し、この面がカメラの一つの
主要面をとなるように構成することができる。
【0018】なお、撮影レンズは、カメラを水平面上に
置いたときに、その光軸が水平となるように配置して
も、上向きとなるように配置しても、下向きとなるよう
に配置してもよい。
置いたときに、その光軸が水平となるように配置して
も、上向きとなるように配置しても、下向きとなるよう
に配置してもよい。
【0019】上記各構成のカメラにおいて、好ましく
は、上記第1本体部からカメラ外部に露出するように配
置された表示部を備える。
は、上記第1本体部からカメラ外部に露出するように配
置された表示部を備える。
【0020】上記構成によれば、カメラを水平面上に置
いたときに上向きとなる第1本体部の主要面に表示部を
設け、カメラの表示部に画像等を表示して、写真立ての
ような使用が可能となる。
いたときに上向きとなる第1本体部の主要面に表示部を
設け、カメラの表示部に画像等を表示して、写真立ての
ような使用が可能となる。
【0021】ところで、第1本体部と第2本体部とは、
明確に分離されていることは必ずしも必要ではなく、一
体的に連続する構成としてもよい。また、第1本体部の
第1の接地部と第2本体部の第2の接地部とは、連続す
る一つの面として構成してもよい。
明確に分離されていることは必ずしも必要ではなく、一
体的に連続する構成としてもよい。また、第1本体部の
第1の接地部と第2本体部の第2の接地部とは、連続す
る一つの面として構成してもよい。
【0022】好ましくは、上記第1の接地部と上記第2
の接地部とが離れている。
の接地部とが離れている。
【0023】上記構成によれば、第1接地部と第2接地
部との間が不連続であるので、第1本体部と第2本体部
とが明確に分離された構成とすることができる。その場
合、第1本体部と第2本体部との間の位置決めについて
は高い精度が要求されないので、加工・組立が容易とな
る。また、第1本体部と第2本体部とがそれぞれ独立し
た別個の部分であることを強く印象付けるデザインとす
ることも可能となる。また、第1本体部の下部と第2本
体部の下部とに、それぞれ、第1接地部と第2接地部と
を部分的に設けることができ、載置による磨耗など特別
な考慮が必要な接地部の面積が少なくなる。
部との間が不連続であるので、第1本体部と第2本体部
とが明確に分離された構成とすることができる。その場
合、第1本体部と第2本体部との間の位置決めについて
は高い精度が要求されないので、加工・組立が容易とな
る。また、第1本体部と第2本体部とがそれぞれ独立し
た別個の部分であることを強く印象付けるデザインとす
ることも可能となる。また、第1本体部の下部と第2本
体部の下部とに、それぞれ、第1接地部と第2接地部と
を部分的に設けることができ、載置による磨耗など特別
な考慮が必要な接地部の面積が少なくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
カメラについて、図面を参照しながら説明する。
カメラについて、図面を参照しながら説明する。
【0025】図1〜図3は、第1実施形態のカメラ10
を示している。図1(a)は平面図、(b)は断面図、
(c)は左側面図、(d)は正面図である。図2(a)
は正面図、(b)は背面図である。図3は水平面上に置
いたときの側面図である。
を示している。図1(a)は平面図、(b)は断面図、
(c)は左側面図、(d)は正面図である。図2(a)
は正面図、(b)は背面図である。図3は水平面上に置
いたときの側面図である。
【0026】カメラ10は、通常の略箱型のカメラとは
異なり、独特の形状を有する。
異なり、独特の形状を有する。
【0027】すなわち、カメラ10は、図1に示すよう
に、略中心を揃えて重なり合う第1本体部30と第2本
体部20とを備えている。第1本体部30の方が第2本
体部20より大きく、第1本体部30は第2本体部20
よりも外側に広がっている。すなわち、図2(a)に示
したように、第1本体部30側からは第1本体部30だ
けが見え、図2(b)に示したように、第2本体部20
側からは、第2本体部20と、第2本体部20の周囲に
はみ出した第1本体部30とが見えるようになってい
る。
に、略中心を揃えて重なり合う第1本体部30と第2本
体部20とを備えている。第1本体部30の方が第2本
体部20より大きく、第1本体部30は第2本体部20
よりも外側に広がっている。すなわち、図2(a)に示
したように、第1本体部30側からは第1本体部30だ
けが見え、図2(b)に示したように、第2本体部20
側からは、第2本体部20と、第2本体部20の周囲に
はみ出した第1本体部30とが見えるようになってい
る。
【0028】図1および図2に示したように、第1本体
部30側がカメラ10の正面、第2本体部20側がカメ
ラ10の背面になる。
部30側がカメラ10の正面、第2本体部20側がカメ
ラ10の背面になる。
【0029】第1本体部30の垂直面、すなわちカメラ
10の正面には、図1(d)に示すように、スライドカ
バー32と、撮影レンズ12と、ファインダー対物窓3
4と、フラッシュ発光部36とが配置されている。スラ
イドカバー32は、図1(d)に示したように撮影レン
ズ12から退避した開位置と、図2(a)に示したよう
に撮影レンズ12を覆う閉位置との間をスライド移動す
るようになっている。第1本体部30の正面上部には、
図1(c)および(d)に示したように、別部材39を
貼り付けるようになっている。
10の正面には、図1(d)に示すように、スライドカ
バー32と、撮影レンズ12と、ファインダー対物窓3
4と、フラッシュ発光部36とが配置されている。スラ
イドカバー32は、図1(d)に示したように撮影レン
ズ12から退避した開位置と、図2(a)に示したよう
に撮影レンズ12を覆う閉位置との間をスライド移動す
るようになっている。第1本体部30の正面上部には、
図1(c)および(d)に示したように、別部材39を
貼り付けるようになっている。
【0030】第2本体部20の上部傾斜面には、図1
(a)および図2(b)に示すように、レリーズスイッ
チ22と、撮影コマ数、露出条件、モード設定等を適宜
表示する液晶表示部24とが配置されている。
(a)および図2(b)に示すように、レリーズスイッ
チ22と、撮影コマ数、露出条件、モード設定等を適宜
表示する液晶表示部24とが配置されている。
【0031】第2本体部20の垂直面には、図2(b)
に示したように、ファインダー接眼窓26が配置されて
いる。
に示したように、ファインダー接眼窓26が配置されて
いる。
【0032】第2本体部20の一方の側面、すなわちカ
メラ10の左側面には、図1(c)に示したように、セ
ルフタイマースイッチ27と、モード選択スイッチ28
と、メインスイッチ29とが配置されている。
メラ10の左側面には、図1(c)に示したように、セ
ルフタイマースイッチ27と、モード選択スイッチ28
と、メインスイッチ29とが配置されている。
【0033】図3に示したように、カメラ10は、水平
面P上に置いたときに、第1本体部30の第1の接地部
Tと、第2本体部20の第2の接地部Sとが、それぞ
れ、水平面Pに接する。そして、第1の接地部Tから撮
影レンズ12の光軸Lまでの距離の方が、第2の接地部
Sから撮影レンズ12の光軸Lまでの距離よりも大き
い。これにより、撮影レンズ12の光軸Lは、第1本体
部30側が高く、第2本体部20側が低くなり、撮影レ
ンズ12がカメラ外部に露出する第1本体部30、すな
わち、カメラ10の正面は上向きになる。
面P上に置いたときに、第1本体部30の第1の接地部
Tと、第2本体部20の第2の接地部Sとが、それぞ
れ、水平面Pに接する。そして、第1の接地部Tから撮
影レンズ12の光軸Lまでの距離の方が、第2の接地部
Sから撮影レンズ12の光軸Lまでの距離よりも大き
い。これにより、撮影レンズ12の光軸Lは、第1本体
部30側が高く、第2本体部20側が低くなり、撮影レ
ンズ12がカメラ外部に露出する第1本体部30、すな
わち、カメラ10の正面は上向きになる。
【0034】これにより、カメラ10を安定した状態で
置いておくことができる。また、面積が最も広い正面が
上向き、すなわち仰角となるので、正面がよく見えるよ
うになる。これにより、カメラ10を台等に置いたとき
に、カメラ10の特徴となるデザイン部分を目立たせ、
インテリア性を高めたデザインとすることができる。特
に撮影レンズ12を含む正面の造形を目立たせるように
することで、カメラ10の正面のデザインを強調するこ
とができる。
置いておくことができる。また、面積が最も広い正面が
上向き、すなわち仰角となるので、正面がよく見えるよ
うになる。これにより、カメラ10を台等に置いたとき
に、カメラ10の特徴となるデザイン部分を目立たせ、
インテリア性を高めたデザインとすることができる。特
に撮影レンズ12を含む正面の造形を目立たせるように
することで、カメラ10の正面のデザインを強調するこ
とができる。
【0035】ところで、一般に、セルフタイマー機能を
有するカメラを例えば台等に置いて撮影をする場合に
は、カメラが置かれている台等が写り込んでしまうこと
があった。これを防止するには、三脚にカメラを取り付
けたり、あるいはカメラの一部を変形可能としてカメラ
が斜めを向くようにしたり(例えば、特開平8−313
981号公報)、あるいは撮影者がカメラの前端部の下
に物を置いてカメラが斜め上を向くようにしたりしてい
た。
有するカメラを例えば台等に置いて撮影をする場合に
は、カメラが置かれている台等が写り込んでしまうこと
があった。これを防止するには、三脚にカメラを取り付
けたり、あるいはカメラの一部を変形可能としてカメラ
が斜めを向くようにしたり(例えば、特開平8−313
981号公報)、あるいは撮影者がカメラの前端部の下
に物を置いてカメラが斜め上を向くようにしたりしてい
た。
【0036】しかし、これでは、別の部材が必要であり
コスト増や大型化につながったり、また、撮影者任せに
なったりしており、確実に台等の写し込みを防ぐことは
できなかった。
コスト増や大型化につながったり、また、撮影者任せに
なったりしており、確実に台等の写し込みを防ぐことは
できなかった。
【0037】これに対し、図1〜図3に示したカメラ1
0では、台等に置いた状態が所定の仰角になっており、
台等が写り込まないようにすることができ、上記した一
般のカメラの問題を解決することが可能である。
0では、台等に置いた状態が所定の仰角になっており、
台等が写り込まないようにすることができ、上記した一
般のカメラの問題を解決することが可能である。
【0038】次に、第2実施形態のカメラ10aについ
て、図4および図5を参照しならがら説明する。
て、図4および図5を参照しならがら説明する。
【0039】カメラ10aは、大略、第1実施形態と同
様に構成され、相対的に大きい第1本体部30aと相対
的に小さい第2本体部20aとを備える。以下では、第
1実施形態と同じ構成部分には同じ符号を用い、第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
様に構成され、相対的に大きい第1本体部30aと相対
的に小さい第2本体部20aとを備える。以下では、第
1実施形態と同じ構成部分には同じ符号を用い、第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
【0040】カメラ10aは、第1実施形態と異なり、
第2本体部20aに撮影レンズ12aが配置されてい
る。図5に示すように、第2本体部20の垂直面には、
撮影レンズ12aと、スライドカバー21とが配置され
ている。スライドカバー21は、第1実施形態と同様
に、撮影レンズ12aから退避した開位置と、撮影レン
ズ12aを覆う閉位置との間をスライド移動するように
なっている。第2本体部20aの上部傾斜面には、レリ
ーズスイッチ22aと、ファインダー対物窓23と、フ
ラッシュ発光部25とが配置されている。
第2本体部20aに撮影レンズ12aが配置されてい
る。図5に示すように、第2本体部20の垂直面には、
撮影レンズ12aと、スライドカバー21とが配置され
ている。スライドカバー21は、第1実施形態と同様
に、撮影レンズ12aから退避した開位置と、撮影レン
ズ12aを覆う閉位置との間をスライド移動するように
なっている。第2本体部20aの上部傾斜面には、レリ
ーズスイッチ22aと、ファインダー対物窓23と、フ
ラッシュ発光部25とが配置されている。
【0041】第1本体部30aの上面には、図4(a)
に示すように、+―キー35が配置されている。
に示すように、+―キー35が配置されている。
【0042】カメラ10aの右側面には、図4(b)に
示したように、セルフタイマースイッチ27と、モード
選択スイッチ28と、メインスイッチ29とが配置され
ている。
示したように、セルフタイマースイッチ27と、モード
選択スイッチ28と、メインスイッチ29とが配置され
ている。
【0043】カメラ10aは、デジタルカメラであり、
第1本体部30aの垂直面には、図4(c)に示したよ
うに、液晶モニター33が配置されている。
第1本体部30aの垂直面には、図4(c)に示したよ
うに、液晶モニター33が配置されている。
【0044】カメラ10aは、水平面の上に置いたとき
に、第1実施形態と同様に第1本体部30aが上を向く
ように傾く。これにより、液晶モニター33は仰角にな
り、カメラ10aのデザインを目立たせることができ
る。また、液晶モニター33に画像を表示する場合に見
やすくなる。さらに、液晶モニター33に画像を表示さ
せたままにしてカメラ10aを置いておくと、写真立て
のような使い方をすることも可能である。
に、第1実施形態と同様に第1本体部30aが上を向く
ように傾く。これにより、液晶モニター33は仰角にな
り、カメラ10aのデザインを目立たせることができ
る。また、液晶モニター33に画像を表示する場合に見
やすくなる。さらに、液晶モニター33に画像を表示さ
せたままにしてカメラ10aを置いておくと、写真立て
のような使い方をすることも可能である。
【0045】次に、第3実施形態のカメラ50につい
て、図6および図7を参照しならがら説明する。図6
(a)は背面図、図6(b)は正面図、図6(c)は右
側面図、図7は左側面図である。
て、図6および図7を参照しならがら説明する。図6
(a)は背面図、図6(b)は正面図、図6(c)は右
側面図、図7は左側面図である。
【0046】カメラ50は、第1および第2本体部を一
体的に形成したものであり、図6(a)および(b)に
示したように、撮影レンズ60の光軸方向から見たとき
に一つの台形形状に見えるようになっている。すなわ
ち、面積が最大の主要面である右側面52側が第1本体
部であり、左側面53側が第2本体部であり、第1本体
部と第2本体部との境界は明瞭でない。右側面52と左
側面53との間に撮影レンズ60が配置される。右側面
52と左側面53とは、図の例では互いに平行である
が、これに限定するものではなく、平行でなくてもよ
い。
体的に形成したものであり、図6(a)および(b)に
示したように、撮影レンズ60の光軸方向から見たとき
に一つの台形形状に見えるようになっている。すなわ
ち、面積が最大の主要面である右側面52側が第1本体
部であり、左側面53側が第2本体部であり、第1本体
部と第2本体部との境界は明瞭でない。右側面52と左
側面53との間に撮影レンズ60が配置される。右側面
52と左側面53とは、図の例では互いに平行である
が、これに限定するものではなく、平行でなくてもよ
い。
【0047】右側面面52には、図6(c)に示したよ
うに、液晶モニター68が配置されている。左側面53
には、図7に示したように、電池室蓋59が配置されて
いる。上面57には、図6および図7に示したように、
レリーズスイッチ62が配置されている。
うに、液晶モニター68が配置されている。左側面53
には、図7に示したように、電池室蓋59が配置されて
いる。上面57には、図6および図7に示したように、
レリーズスイッチ62が配置されている。
【0048】背面54には、図6(a)に示したよう
に、ファインダー窓64と、メインスイッチ70と、セ
ルフタイマースイッチ72と、モード選択スイッチ74
と、+−スイッチ76とが配置されている。
に、ファインダー窓64と、メインスイッチ70と、セ
ルフタイマースイッチ72と、モード選択スイッチ74
と、+−スイッチ76とが配置されている。
【0049】正面55には、図6(b)に示したよう
に、撮影レンズ60と、フラッシュ発光部66とが配置
されている。
に、撮影レンズ60と、フラッシュ発光部66とが配置
されている。
【0050】底面56は、図6(a),(b)および図
7に示すように、右側面52に対して90度より小さい
鋭角をなすようになっている。底面56には、部分的に
窪んだ指掛け部58が形成されている。
7に示すように、右側面52に対して90度より小さい
鋭角をなすようになっている。底面56には、部分的に
窪んだ指掛け部58が形成されている。
【0051】カメラ50は、片手で持ちながら撮影でき
る。例えば、右手の掌を垂直にして左側面53に密着さ
せ、親指を指掛け部58にはめ込んでカメラ50を支
え、ファインダー窓64から映像をモニタしながら、人
指し指でレリーズスイッチ62を操作することにより、
撮影することができる。
る。例えば、右手の掌を垂直にして左側面53に密着さ
せ、親指を指掛け部58にはめ込んでカメラ50を支
え、ファインダー窓64から映像をモニタしながら、人
指し指でレリーズスイッチ62を操作することにより、
撮影することができる。
【0052】カメラ50は、その底面56を下にして置
いた場合、右側面52が上向きに傾く。したがって、第
2実施形態と同様に、液晶モニター68が目立つデザイ
ンとすることができ、表示された画像も見やすくなる。
さらに、写真立てのような用い方も可能である。
いた場合、右側面52が上向きに傾く。したがって、第
2実施形態と同様に、液晶モニター68が目立つデザイ
ンとすることができ、表示された画像も見やすくなる。
さらに、写真立てのような用い方も可能である。
【0053】以上説明したように、カメラ10,10
a,50は、台等に置いたときのインテリア性を高める
ことができる。
a,50は、台等に置いたときのインテリア性を高める
ことができる。
【0054】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0055】例えば、第1又は第2実施形態のカメラの
第1および第2本体部を一体的に形成し、光軸直角方向
から見たときに一つの台形形状に見えるように構成して
もよい。また、カメラを水平面上に置いたときに、第1
本体部側の主要面に対向する第2本体部側の主要面が垂
直又は上を向くように構成してもよい。
第1および第2本体部を一体的に形成し、光軸直角方向
から見たときに一つの台形形状に見えるように構成して
もよい。また、カメラを水平面上に置いたときに、第1
本体部側の主要面に対向する第2本体部側の主要面が垂
直又は上を向くように構成してもよい。
【図1】 本発明の第1実施形態のカメラの平面図、断
面図、側面図、正面図である。
面図、側面図、正面図である。
【図2】 図1のカメラの正面図および背面図である。
【図3】 図1のカメラを水平面に置いたときの側面図
である。
である。
【図4】 本発明の第2実施形態のカメラの平面図、側
面図、背面図である。
面図、背面図である。
【図5】 図4のカメラの正面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態のカメラの背面図、正
面図、右側面図である。
面図、右側面図である。
【図7】 図6のカメラの左側面図である。
10,10a カメラ 12,12a 撮影レンズ 20,20a 第2本体部 30,30a 第1本体部 50 カメラ 52 右側面(主要面) L 光軸 S,T 接地部
Claims (7)
- 【請求項1】 撮影レンズを有するカメラにおいて、 撮影レンズの光軸に対して略直角方向に延在し、カメラ
を水平面上に置いたときに該水平面に接触する第1の接
地部を有する、第1本体部と、 撮影レンズの光軸に対して略直角方向に延在し、カメラ
を水平面上に置いたときに該水平面に接触する第2の接
地部を有する、第2本体部とを備え、 上記第1の接地部から撮影レンズの光軸までの距離の方
が、上記第2の接地部から撮影レンズの光軸までの距離
よりも大きいことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 撮影レンズは、上記第1本体部からカメ
ラ外部に露出するように配置されたことを特徴とする、
請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 撮影レンズは、上記第2本体部からカメ
ラ外部に露出するように配置されたことを特徴とする、
請求項1記載のカメラ。 - 【請求項4】 撮影レンズを有するカメラにおいて、 基準軸に対して略直角方向に延在し、カメラを水平面上
に置いたときに該水平面に接触する第1の接地部を有す
る、第1本体部と、 上記基準軸に対して略直角方向に延在し、カメラを水平
面上に置いたときに該水平面に接触する第2の接地部を
有する、第2本体部とを備え、 上記第1の接地部から上記基準軸までの距離の方が、上
記第2の接地部から上記基準光軸までの距離よりも大き
く、 撮影レンズは、その光軸が上記基準軸と略直角方向とな
るように配置されたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項5】 上記第1本体部からカメラ外部に露出す
るように配置された表示部を備えたことを特徴とする、
請求項3又は4記載のカメラ。 - 【請求項6】 上記第1の接地部と上記第2の接地部と
が離れていることを特徴とする、請求項2乃至5のいず
れか一つに記載のカメラ。 - 【請求項7】 撮影レンズを有するカメラにおいて、 該カメラを水平面に置いたときに、該カメラの一つの主
要面が上向きに傾くように構成されたことを特徴とする
カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158181A JP2001337381A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158181A JP2001337381A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001337381A true JP2001337381A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18662694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158181A Pending JP2001337381A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001337381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186710A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Sanyo Electric Co Ltd | カメラ |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158181A patent/JP2001337381A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186710A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Sanyo Electric Co Ltd | カメラ |
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