JP2001327544A - 車椅子の補助動力装置 - Google Patents
車椅子の補助動力装置Info
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- JP2001327544A JP2001327544A JP2001067493A JP2001067493A JP2001327544A JP 2001327544 A JP2001327544 A JP 2001327544A JP 2001067493 A JP2001067493 A JP 2001067493A JP 2001067493 A JP2001067493 A JP 2001067493A JP 2001327544 A JP2001327544 A JP 2001327544A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G5/00—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
- A61G5/04—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs motor-driven
- A61G5/047—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs motor-driven by a modular detachable drive system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G2203/00—General characteristics of devices
- A61G2203/30—General characteristics of devices characterised by sensor means
- A61G2203/42—General characteristics of devices characterised by sensor means for inclination
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外付けの補助動力装置を、使い慣れた車椅子に
自動的にかつ確実に着脱可能にすることにより、使用者
の利便性の向上を図ることである。 【解決手段】車椅子1に着脱可能であり、車椅子1の動
力アシストを行う補助動力装置3において、車椅子1の
所定のフレーム2a,2bの位置を検出する光電センサ
と、フレーム2a,2bと係合可能な形状を有するハン
ドルが先端に取り付けられたハンドル7a,7bと、ハ
ンドル7a,7bを変位させるハンドル駆動モータと、
光電センサからの情報に基づいて、フレーム2a,2b
が所定の位置にあると判断した場合、ハンドル駆動モー
タによってハンドル7a,7bを変位させて、ハンドル
7a,7bをフレーム2a,2bに係合させる。
自動的にかつ確実に着脱可能にすることにより、使用者
の利便性の向上を図ることである。 【解決手段】車椅子1に着脱可能であり、車椅子1の動
力アシストを行う補助動力装置3において、車椅子1の
所定のフレーム2a,2bの位置を検出する光電センサ
と、フレーム2a,2bと係合可能な形状を有するハン
ドルが先端に取り付けられたハンドル7a,7bと、ハ
ンドル7a,7bを変位させるハンドル駆動モータと、
光電センサからの情報に基づいて、フレーム2a,2b
が所定の位置にあると判断した場合、ハンドル駆動モー
タによってハンドル7a,7bを変位させて、ハンドル
7a,7bをフレーム2a,2bに係合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子に着脱可能
な補助動力装置に関する。
な補助動力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化や少子化の進行、或いは介護保険
制度の導入等に伴い、福祉関連の機器開発の必要性や期
待が高まっている。移動補助機器である車椅子は、怪
我、病気または障害のために歩行が困難な人にとって有
用なものである。ところが、手動式の車椅子を使用する
場合、スロープ等の坂道または段差といった状況での走
行には労力を要する。特に、上り坂では、使用者(搭乗
者)が疲れて手を休めると車椅子が後退してしまうこと
があり、下り坂では、使用者の意思に反して速度が過大
になってしまうことがある。一方、このような問題を解
消するために商品化されている電動式の車椅子は、高価
であるとともに、車種が少ないため選択の余地が少な
く、使用者にフィットするものを必ずしも選択できない
という問題がある。
制度の導入等に伴い、福祉関連の機器開発の必要性や期
待が高まっている。移動補助機器である車椅子は、怪
我、病気または障害のために歩行が困難な人にとって有
用なものである。ところが、手動式の車椅子を使用する
場合、スロープ等の坂道または段差といった状況での走
行には労力を要する。特に、上り坂では、使用者(搭乗
者)が疲れて手を休めると車椅子が後退してしまうこと
があり、下り坂では、使用者の意思に反して速度が過大
になってしまうことがある。一方、このような問題を解
消するために商品化されている電動式の車椅子は、高価
であるとともに、車種が少ないため選択の余地が少な
く、使用者にフィットするものを必ずしも選択できない
という問題がある。
【0003】そこで、使い慣れた手動式の車椅子に着脱
可能な、車椅子の動力アシストを行う補助動力装置が提
案されている。例えば、特開平11−178859号公
報には、機械的なトグル機構によって着脱可能な、外付
けの補助動力装置が開示されている。具体的には、この
補助動力装置の左右両端には、車椅子の下部フレームと
嵌合可能な開放溝が形成されている。補助動力装置を取
り付ける場合、この開放溝に車椅子の下部フレームを嵌
合した上で、ハンドルを操作してクランプを締め付け
る。これにより、補助動力装置は、車椅子の下部フレー
ムに固定される。逆に、補助動力装置を取り外す場合
は、ハンドル操作でクランプを開放すればよい。
可能な、車椅子の動力アシストを行う補助動力装置が提
案されている。例えば、特開平11−178859号公
報には、機械的なトグル機構によって着脱可能な、外付
けの補助動力装置が開示されている。具体的には、この
補助動力装置の左右両端には、車椅子の下部フレームと
嵌合可能な開放溝が形成されている。補助動力装置を取
り付ける場合、この開放溝に車椅子の下部フレームを嵌
合した上で、ハンドルを操作してクランプを締め付け
る。これにより、補助動力装置は、車椅子の下部フレー
ムに固定される。逆に、補助動力装置を取り外す場合
は、ハンドル操作でクランプを開放すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た外付けの補助動力装置においては、その着脱毎に機械
的機構を手動で操作しなければならない。そのため、補
助動力装置の着脱を頻繁に行う場合、利用者によって
は、このような作業が不便であると感じる。また、クラ
ンプの締め付けが緩いと、装着された補助動力装置が走
行中に外れてしまうおそれがあるという問題もある。
た外付けの補助動力装置においては、その着脱毎に機械
的機構を手動で操作しなければならない。そのため、補
助動力装置の着脱を頻繁に行う場合、利用者によって
は、このような作業が不便であると感じる。また、クラ
ンプの締め付けが緩いと、装着された補助動力装置が走
行中に外れてしまうおそれがあるという問題もある。
【0005】そこで、本発明の目的は、外付けの補助動
力装置を、使い慣れた車椅子に自動的にかつ確実に着脱
可能にすることにより、使用者の利便性の向上を図るこ
とである。
力装置を、使い慣れた車椅子に自動的にかつ確実に着脱
可能にすることにより、使用者の利便性の向上を図るこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、第1の発明は、車椅子に着脱可能であり、車椅子
の動力アシストを行う補助動力装置において、車椅子の
所定のフレームの位置を検出する位置検出手段と、フレ
ームと係合可能な形状を有するハンドルが先端に取り付
けられた係合手段と、係合手段を変位させる駆動手段
と、位置検出手段からの情報に基づいて、フレームが所
定の位置にあると判断した場合、駆動手段によって係合
手段を変位させて、ハンドルをフレームに係合させる制
御手段とを有する車椅子の補助動力装置を提供する。
めに、第1の発明は、車椅子に着脱可能であり、車椅子
の動力アシストを行う補助動力装置において、車椅子の
所定のフレームの位置を検出する位置検出手段と、フレ
ームと係合可能な形状を有するハンドルが先端に取り付
けられた係合手段と、係合手段を変位させる駆動手段
と、位置検出手段からの情報に基づいて、フレームが所
定の位置にあると判断した場合、駆動手段によって係合
手段を変位させて、ハンドルをフレームに係合させる制
御手段とを有する車椅子の補助動力装置を提供する。
【0007】ここで、上記の位置検出手段は、車椅子の
左右のフレームを検出し、係合手段は、車椅子の左フレ
ーム側へ変位可能な第1のアームと、車椅子の右フレー
ム側へ変位可能な第2のアームとを有することが好まし
い。この場合、制御手段は、左右のフレームが所定の位
置にあると判断したならば、駆動手段によってアームの
それぞれを変位させて、第1のアームと第2のアームと
によって、左右のフレームを把持する。
左右のフレームを検出し、係合手段は、車椅子の左フレ
ーム側へ変位可能な第1のアームと、車椅子の右フレー
ム側へ変位可能な第2のアームとを有することが好まし
い。この場合、制御手段は、左右のフレームが所定の位
置にあると判断したならば、駆動手段によってアームの
それぞれを変位させて、第1のアームと第2のアームと
によって、左右のフレームを把持する。
【0008】また、上記のハンドルは、アームに回転可
能な状態で取り付けられており、アームに対するハンド
ルの回転角を検出する回転角検出手段と、ハンドルがフ
レームと係合した状態において、回転角検出手段によっ
て検出されたハンドルの回転角に基づいて、走行路の傾
斜を算出する算出手段とをさらに有することが望まし
い。
能な状態で取り付けられており、アームに対するハンド
ルの回転角を検出する回転角検出手段と、ハンドルがフ
レームと係合した状態において、回転角検出手段によっ
て検出されたハンドルの回転角に基づいて、走行路の傾
斜を算出する算出手段とをさらに有することが望まし
い。
【0009】また、上記の駆動手段は、電動モータであ
り、電動モータの負荷状態を検出する負荷検出手段をさ
らに設けてもよい。この場合、制御手段は、係合手段の
変位を開始した後に電動モータの負荷が所定値よりも大
きくなったならば、電動モータの駆動を停止する。
り、電動モータの負荷状態を検出する負荷検出手段をさ
らに設けてもよい。この場合、制御手段は、係合手段の
変位を開始した後に電動モータの負荷が所定値よりも大
きくなったならば、電動モータの駆動を停止する。
【0010】また、上記の制御手段は、フレームが所定
の位置にないと判断した場合、当該所定の位置にフレー
ムが位置するように、補助動力装置を走行させることが
好ましい。
の位置にないと判断した場合、当該所定の位置にフレー
ムが位置するように、補助動力装置を走行させることが
好ましい。
【0011】さらに、制御手段は、左右のフレームの一
方が所定の位置にあると判断した場合、当該フレームに
係合する側のアームを変位させるとともに、左右のフレ
ームの他方が所定の位置にくるように、補助動力装置を
走行させることが望ましい。
方が所定の位置にあると判断した場合、当該フレームに
係合する側のアームを変位させるとともに、左右のフレ
ームの他方が所定の位置にくるように、補助動力装置を
走行させることが望ましい。
【0012】一方、第2の発明は、走行路の傾斜に応じ
た動力アシストを行う、車椅子の補助動力装置におい
て、車椅子のフレームを把持するアームと、アームの先
端に回転可能な状態で取り付けられており、車椅子のフ
レームと係合可能な形状を有するハンドルと、アームに
対するハンドルの回転角を検出する検出手段と、アーム
によってフレームが把持された状態において、検出手段
によって検出されたハンドルの回転角に基づいて、走行
路の傾斜状態を特定する特定手段とを有する車椅子の補
助動力装置を提供する。
た動力アシストを行う、車椅子の補助動力装置におい
て、車椅子のフレームを把持するアームと、アームの先
端に回転可能な状態で取り付けられており、車椅子のフ
レームと係合可能な形状を有するハンドルと、アームに
対するハンドルの回転角を検出する検出手段と、アーム
によってフレームが把持された状態において、検出手段
によって検出されたハンドルの回転角に基づいて、走行
路の傾斜状態を特定する特定手段とを有する車椅子の補
助動力装置を提供する。
【0013】ここで、上記の特定手段は、ハンドルの回
転角の変化に基づいて、走行路の傾斜が変化した位置を
検出することが好ましい。
転角の変化に基づいて、走行路の傾斜が変化した位置を
検出することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に係る補助動
力装置の取り付け説明図である。この車椅子1は、使用
者が車輪16の側面に取り付けられたハンドリム17を
回転操作する一般的な手動式の車椅子であって、車椅子
1自体は動力機構を有していない。この車椅子1の前下
側には、補助前輪18が左右に取り付けられている。ま
た、車椅子1の後下側には、車椅子1の動力アシストを
行う外付けの補助動力装置3が、着脱自在に取り付けら
れる。この補助動力装置3は、左右独立に回転駆動する
駆動輪5a,5bと従輪6とを有するとともに、横方向
(車幅方向)に延在する一対のアーム4a,4bを含む
着脱機構を有している。なお、これらのアーム4a,4
bの伸び幅は任意にコントロールできる。したがって、
車幅が異なる車椅子1に対しても取り付けが可能であ
り、一般的なタイプの手動式車椅子のほぼ全車種に適合
可能である。
力装置の取り付け説明図である。この車椅子1は、使用
者が車輪16の側面に取り付けられたハンドリム17を
回転操作する一般的な手動式の車椅子であって、車椅子
1自体は動力機構を有していない。この車椅子1の前下
側には、補助前輪18が左右に取り付けられている。ま
た、車椅子1の後下側には、車椅子1の動力アシストを
行う外付けの補助動力装置3が、着脱自在に取り付けら
れる。この補助動力装置3は、左右独立に回転駆動する
駆動輪5a,5bと従輪6とを有するとともに、横方向
(車幅方向)に延在する一対のアーム4a,4bを含む
着脱機構を有している。なお、これらのアーム4a,4
bの伸び幅は任意にコントロールできる。したがって、
車幅が異なる車椅子1に対しても取り付けが可能であ
り、一般的なタイプの手動式車椅子のほぼ全車種に適合
可能である。
【0015】図2に示したように、車椅子1の両サイド
において縦方向(車高方向)に延在するフレーム2a,
2bの間に、伸縮自在なアーム4a,4bを配置した状
態で、アーム4a,4bを外側へ変位させる。フレーム
2a,2bを、アーム4a,4bで把持することによっ
て、補助動力装置3は車椅子1に固定される。具体的に
は、アーム4a,4bは、横方向(車幅方向)に変位可
能な状態で補助動力装置3に取り付けられており、ハン
ドル駆動モータ8を駆動させることにより外側または内
側へシフトする。また、アーム4a,4bの先端にはハ
ンドル7a,7bが取り付けられており、これらのハン
ドル7a,7bは、円柱状のフレーム2a,2b(パイ
プ)と係合可能な形状を有している。左右のハンドル7
a,7bがフレーム2a,2bと係合していない状態
(解放状態)でハンドル駆動モータ8を正転させると、
後述する機構によって、右アーム4aが右方向へシフト
するとともに、左アーム4bが左方向へシフトする。そ
して、左右のハンドル7a,7bがフレーム2a,2b
と係合すると、ハンドル駆動モータ8が停止する。この
状態におけるアーム4a,4bの把持力によって、補助
動力装置3は車椅子1に固定される。逆に、補助動力装
置3を取り外す場合は、ハンドル駆動モータ8を逆転さ
せて、左右のハンドル7a,7bを内側へシフトさせれ
ばよい。
において縦方向(車高方向)に延在するフレーム2a,
2bの間に、伸縮自在なアーム4a,4bを配置した状
態で、アーム4a,4bを外側へ変位させる。フレーム
2a,2bを、アーム4a,4bで把持することによっ
て、補助動力装置3は車椅子1に固定される。具体的に
は、アーム4a,4bは、横方向(車幅方向)に変位可
能な状態で補助動力装置3に取り付けられており、ハン
ドル駆動モータ8を駆動させることにより外側または内
側へシフトする。また、アーム4a,4bの先端にはハ
ンドル7a,7bが取り付けられており、これらのハン
ドル7a,7bは、円柱状のフレーム2a,2b(パイ
プ)と係合可能な形状を有している。左右のハンドル7
a,7bがフレーム2a,2bと係合していない状態
(解放状態)でハンドル駆動モータ8を正転させると、
後述する機構によって、右アーム4aが右方向へシフト
するとともに、左アーム4bが左方向へシフトする。そ
して、左右のハンドル7a,7bがフレーム2a,2b
と係合すると、ハンドル駆動モータ8が停止する。この
状態におけるアーム4a,4bの把持力によって、補助
動力装置3は車椅子1に固定される。逆に、補助動力装
置3を取り外す場合は、ハンドル駆動モータ8を逆転さ
せて、左右のハンドル7a,7bを内側へシフトさせれ
ばよい。
【0016】図3は着脱機構の上面図であり、図4はそ
の正面図である。また、図5は図3に示したA−A断面
図である。柱状のアーム4a,4bは、図5に示したよ
うに、矩形断面を有している。各アーム4a,4bの外
側端部には、上述したハンドル7a,7bが取り付けら
れている。ハンドル7a,7bのうち、フレーム2a,
2bと当接する部分(フレームを挟み込む部分)は、フ
レーム2a,2bを傷つけないような材料(例えば、ジ
ュラコン樹脂)で形成されている。また、各アーム4
a,4bの内側端部には、その中心軸に沿って形成され
たネジ穴10a,10bが形成されている。これらのア
ーム4a,4bは、同一軸線上に配置された状態で、ア
ーム保持部9a,9bの内部に形成されたスペースにそ
れぞれ収納されている(図5参照)。したがって、アー
ム4a,4bは、補助動力装置3の本体に固定されたア
ーム保持部9a,9bによって、その軸方向(車幅方
向)にのみ変位可能な状態で保持される。
の正面図である。また、図5は図3に示したA−A断面
図である。柱状のアーム4a,4bは、図5に示したよ
うに、矩形断面を有している。各アーム4a,4bの外
側端部には、上述したハンドル7a,7bが取り付けら
れている。ハンドル7a,7bのうち、フレーム2a,
2bと当接する部分(フレームを挟み込む部分)は、フ
レーム2a,2bを傷つけないような材料(例えば、ジ
ュラコン樹脂)で形成されている。また、各アーム4
a,4bの内側端部には、その中心軸に沿って形成され
たネジ穴10a,10bが形成されている。これらのア
ーム4a,4bは、同一軸線上に配置された状態で、ア
ーム保持部9a,9bの内部に形成されたスペースにそ
れぞれ収納されている(図5参照)。したがって、アー
ム4a,4bは、補助動力装置3の本体に固定されたア
ーム保持部9a,9bによって、その軸方向(車幅方
向)にのみ変位可能な状態で保持される。
【0017】左右のアーム4a,4bは、送りネジ機構
を介して回転ロッド11とリンクしている。図6は、回
転ロッド11の説明図である。この回転ロッド11の両
端部には、ネジ穴10a,10bと螺合可能な外ネジ、
すなわちネジ部12a,12bが形成されており、ここ
で、ネジ部12a,12bは互いに逆ネジの関係になる
ように形成されている。また、回転ロッド11の中央に
は、ホィール13が取り付けられている。回転ロッド1
1は、アーム側のネジ穴10a,10bにネジ部12
a,12bを螺合した状態で、回転可能な状態で取り付
けられている。
を介して回転ロッド11とリンクしている。図6は、回
転ロッド11の説明図である。この回転ロッド11の両
端部には、ネジ穴10a,10bと螺合可能な外ネジ、
すなわちネジ部12a,12bが形成されており、ここ
で、ネジ部12a,12bは互いに逆ネジの関係になる
ように形成されている。また、回転ロッド11の中央に
は、ホィール13が取り付けられている。回転ロッド1
1は、アーム側のネジ穴10a,10bにネジ部12
a,12bを螺合した状態で、回転可能な状態で取り付
けられている。
【0018】また、ハンドル駆動モータ8は、モータ保
持部14によって補助動力装置3に固定されており、そ
の回転軸にはウォーム15が取り付けられている。この
ウォーム15は、回転ロッド11側のホィール13と噛
合しており、両部材によってウォームギヤ機構が構成さ
れている。
持部14によって補助動力装置3に固定されており、そ
の回転軸にはウォーム15が取り付けられている。この
ウォーム15は、回転ロッド11側のホィール13と噛
合しており、両部材によってウォームギヤ機構が構成さ
れている。
【0019】このような構成を有する着脱機構におい
て、ハンドル駆動モータ8が駆動すると、ウォームギヤ
機構(13,15)を介して、回転ロッド11が回転す
る。回転ロッド11の回転動作は、送りネジ機構10
a,12a(10b,12b)を介して、左右のアーム
4a,4bの軸方向へのスライド動作へと変換される。
その際、左右のネジ部12a,12bは逆ネジの関係に
あるから、ハンドル7a,7bは、ハンドル駆動モータ
8が正転した場合は外側(アーム4a,4bを把持する
方向)へとスライドし、反転した場合は内側へとスライ
ドする。このように、ハンドル駆動モータ8を正転また
は反転させることによって、アーム4a,4bを伸縮さ
せることができる。
て、ハンドル駆動モータ8が駆動すると、ウォームギヤ
機構(13,15)を介して、回転ロッド11が回転す
る。回転ロッド11の回転動作は、送りネジ機構10
a,12a(10b,12b)を介して、左右のアーム
4a,4bの軸方向へのスライド動作へと変換される。
その際、左右のネジ部12a,12bは逆ネジの関係に
あるから、ハンドル7a,7bは、ハンドル駆動モータ
8が正転した場合は外側(アーム4a,4bを把持する
方向)へとスライドし、反転した場合は内側へとスライ
ドする。このように、ハンドル駆動モータ8を正転また
は反転させることによって、アーム4a,4bを伸縮さ
せることができる。
【0020】図13は、補助動力装置3の制御系ブロッ
ク図である。制御ユニット20は、センサ、スイッチ類
24〜31からの入力情報に基づいて、駆動モータ8,
21,22の制御を行う。なお、駆動モータ8,21,
22等のアクチュエータの電力は、補助動力装置3に搭
載されたバッテリー23から供給される。
ク図である。制御ユニット20は、センサ、スイッチ類
24〜31からの入力情報に基づいて、駆動モータ8,
21,22の制御を行う。なお、駆動モータ8,21,
22等のアクチュエータの電力は、補助動力装置3に搭
載されたバッテリー23から供給される。
【0021】車椅子1の動力アシストは、使用者による
特別なスイッチ操作を必要とせず、センサ24〜26の
出力情報に基づいて、自動的に行われる。ここで、右エ
ンコーダ24は、補助動力装置3の右駆動輪5a側に取
り付けられており、この右駆動輪5aの回転状態を検出
するセンサである。左エンコーダ25は、左駆動輪5b
側に取り付けられており、左駆動輪の回転状態を検出す
るセンサである。また、ヨーレートセンサ26は、従輪
6の近傍に設けられており、車椅子1の操舵に応じたヨ
ーレートを検出するセンサである。一方、右駆動モータ
21は、右駆動輪5aを駆動する電動モータであり、左
駆動モータ22は、左駆動輪5bを駆動する電動モータ
である。制御ユニット20は、車椅子1の走行状態(車
速、速度変化、操舵角等)を、エンコーダ24,25と
ヨーレートセンサ26とに基づいて推定する。そして、
制御ユニット20は、推定した現在の走行状態に応じた
駆動力が生じるように、駆動モータ21,22を制御す
る。このようにして、補助動力装置3は、利用者の意志
に応じた適切な動力アシストを行う。
特別なスイッチ操作を必要とせず、センサ24〜26の
出力情報に基づいて、自動的に行われる。ここで、右エ
ンコーダ24は、補助動力装置3の右駆動輪5a側に取
り付けられており、この右駆動輪5aの回転状態を検出
するセンサである。左エンコーダ25は、左駆動輪5b
側に取り付けられており、左駆動輪の回転状態を検出す
るセンサである。また、ヨーレートセンサ26は、従輪
6の近傍に設けられており、車椅子1の操舵に応じたヨ
ーレートを検出するセンサである。一方、右駆動モータ
21は、右駆動輪5aを駆動する電動モータであり、左
駆動モータ22は、左駆動輪5bを駆動する電動モータ
である。制御ユニット20は、車椅子1の走行状態(車
速、速度変化、操舵角等)を、エンコーダ24,25と
ヨーレートセンサ26とに基づいて推定する。そして、
制御ユニット20は、推定した現在の走行状態に応じた
駆動力が生じるように、駆動モータ21,22を制御す
る。このようにして、補助動力装置3は、利用者の意志
に応じた適切な動力アシストを行う。
【0022】また、上述した着脱機構の制御は、センサ
27〜31の出力情報に基づいて行われる。ここで、着
脱スイッチ27は、補助動力装置3の操作パネルに設け
られた、オペレータ自身で切り換えを行うスイッチであ
る。オペレータは、補助動力装置3を取り付ける場合は
着脱スイッチ27をオンに設定し、取り外す場合はオフ
に設定する。一対の光電センサ27は、図2に示したよ
うに、アーム4a,4bの軸方向の外側を向くように、
着脱機構の左右それぞれに取り付けられている。光電セ
ンサ27としては、例えば赤外線センサを用いることが
でき、車椅子のフレーム2a,2bの位置、具体的に
は、アーム4a,4bの軸線上にフレーム2a,2bが
位置しているか否かを検出するセンサである。また、リ
ミットスイッチ29は、着脱機構に取り付けられており
(図2参照)、アーム4a,4bが最も内側へスライド
した場合、すなわち、アーム4a,4bが最も縮んだ状
態にオンする。さらに、電流センサ31は、ハンドル駆
動モータ8を流れる電流を検出して、このモータ8の負
荷状態をモニタリングするためのセンサである。アーム
4a,4bの外側へのスライドを阻止する作用がアーム
4a,4bに働き、ハンドル駆動モータ8の負荷が大き
くなるほど、ハンドル駆動モータ8には大電流が流れ
る。そこで、電流センサ31により検出された電流をモ
ニタリングすることにより、アーム4a,4bがフレー
ム2a,2bを適切に把持したか否かを判断することが
できる。なお、傾斜センサ30については後述する。
27〜31の出力情報に基づいて行われる。ここで、着
脱スイッチ27は、補助動力装置3の操作パネルに設け
られた、オペレータ自身で切り換えを行うスイッチであ
る。オペレータは、補助動力装置3を取り付ける場合は
着脱スイッチ27をオンに設定し、取り外す場合はオフ
に設定する。一対の光電センサ27は、図2に示したよ
うに、アーム4a,4bの軸方向の外側を向くように、
着脱機構の左右それぞれに取り付けられている。光電セ
ンサ27としては、例えば赤外線センサを用いることが
でき、車椅子のフレーム2a,2bの位置、具体的に
は、アーム4a,4bの軸線上にフレーム2a,2bが
位置しているか否かを検出するセンサである。また、リ
ミットスイッチ29は、着脱機構に取り付けられており
(図2参照)、アーム4a,4bが最も内側へスライド
した場合、すなわち、アーム4a,4bが最も縮んだ状
態にオンする。さらに、電流センサ31は、ハンドル駆
動モータ8を流れる電流を検出して、このモータ8の負
荷状態をモニタリングするためのセンサである。アーム
4a,4bの外側へのスライドを阻止する作用がアーム
4a,4bに働き、ハンドル駆動モータ8の負荷が大き
くなるほど、ハンドル駆動モータ8には大電流が流れ
る。そこで、電流センサ31により検出された電流をモ
ニタリングすることにより、アーム4a,4bがフレー
ム2a,2bを適切に把持したか否かを判断することが
できる。なお、傾斜センサ30については後述する。
【0023】補助動力装置3の取り付けは、以下のよう
な手順で行われる。まず、オペレータは、着脱スイッチ
27をオフからオンに切り換える。これにより、縮んだ
アーム4a、4bは外側へスライド可能なスタンバイ状
態となる。スタンバイ状態において、光電センサ28に
より検出された両フレーム2a,2bがアーム4a,4
bの軸線上に位置している場合、制御ユニット20は、
補助動力装置3の取り付けが可能である判断する。この
場合、制御ユニット20は、ハンドル駆動モータ8を正
転させて、一対のアーム4a,4bを外側へスライドさ
せ始めるとともに、電流センサ31の検出電流値をモニ
タリングする。上述したように、アーム4a,4bがフ
レーム2a,2bを把持すると、ハンドル駆動モータ8
の負荷が大きくなるので、検出電流値が大きくなる。そ
こで、補助動力装置3を車椅子1に適切に固定する力
(すなわち、アーム4a,4bの把持力)が確保された
時点における、ハンドル駆動モータ8を流れる電流を予
め求め、この電流値をしきい値としてセットしておく。
制御ユニット20は、電流センサ31の検出電流値が、
このようにして予めセットされたしきい値に到達した場
合、アーム4a,4bがフレーム2a,2bを把持した
と判断して、ハンドル駆動モータ8の回転を停止する。
これにより、補助動力装置3は、適切な固定力で車椅子
1に固定される。
な手順で行われる。まず、オペレータは、着脱スイッチ
27をオフからオンに切り換える。これにより、縮んだ
アーム4a、4bは外側へスライド可能なスタンバイ状
態となる。スタンバイ状態において、光電センサ28に
より検出された両フレーム2a,2bがアーム4a,4
bの軸線上に位置している場合、制御ユニット20は、
補助動力装置3の取り付けが可能である判断する。この
場合、制御ユニット20は、ハンドル駆動モータ8を正
転させて、一対のアーム4a,4bを外側へスライドさ
せ始めるとともに、電流センサ31の検出電流値をモニ
タリングする。上述したように、アーム4a,4bがフ
レーム2a,2bを把持すると、ハンドル駆動モータ8
の負荷が大きくなるので、検出電流値が大きくなる。そ
こで、補助動力装置3を車椅子1に適切に固定する力
(すなわち、アーム4a,4bの把持力)が確保された
時点における、ハンドル駆動モータ8を流れる電流を予
め求め、この電流値をしきい値としてセットしておく。
制御ユニット20は、電流センサ31の検出電流値が、
このようにして予めセットされたしきい値に到達した場
合、アーム4a,4bがフレーム2a,2bを把持した
と判断して、ハンドル駆動モータ8の回転を停止する。
これにより、補助動力装置3は、適切な固定力で車椅子
1に固定される。
【0024】なお、アーム4a,4bが外側へスライド
している最中に、車椅子1または補助動力装置3が移動
してしまい、補助動力装置3を取り付けできない位置的
関係になった場合には、アーム4a,4bのスライド動
作は中断される。この場合、アーム4a,4bは縮み側
へと変位してスタンバイ状態にリセットされる。
している最中に、車椅子1または補助動力装置3が移動
してしまい、補助動力装置3を取り付けできない位置的
関係になった場合には、アーム4a,4bのスライド動
作は中断される。この場合、アーム4a,4bは縮み側
へと変位してスタンバイ状態にリセットされる。
【0025】両フレーム2a,2bがアーム4a,4b
の軸線上に位置しているが、補助動力装置3に対して車
椅子1が左右のどちらかにオフセットしている場合で
も、補助動力装置3の取り付けを適切に行うことができ
る。例えば、補助動力装置3が右側にオフセットしてい
る場合、左ハンドル7bよりも先に右ハンドル7aが右
フレーム2aを把持する。この右ハンドル7aのスライ
ドにより、車椅子1自体は右側へずれていくため、車椅
子1のオフセットが解消される。その後、左ハンドル7
bが左フレーム2bを把持することで、補助動力装置3
は車椅子1に固定される。
の軸線上に位置しているが、補助動力装置3に対して車
椅子1が左右のどちらかにオフセットしている場合で
も、補助動力装置3の取り付けを適切に行うことができ
る。例えば、補助動力装置3が右側にオフセットしてい
る場合、左ハンドル7bよりも先に右ハンドル7aが右
フレーム2aを把持する。この右ハンドル7aのスライ
ドにより、車椅子1自体は右側へずれていくため、車椅
子1のオフセットが解消される。その後、左ハンドル7
bが左フレーム2bを把持することで、補助動力装置3
は車椅子1に固定される。
【0026】また、スタンバイ状態において、左右の光
電センサ28により検出されたフレーム2a,2bがア
ーム4a,4bの軸線上に位置していない場合、制御ユ
ニット20は、補助動力装置2の取り付けが可能でない
と判断する。したがって、制御ユニット20は、アーム
4a,4bをスライドさせない。この場合、オペレータ
は、車椅子1または補助動力装置3を動かして、両者の
相対位置を調整する。この調整を通じて、アーム4a,
4bの軸線上にフレーム2a,2bが位置したならば、
制御ユニット20はアーム4a,4bをスライドさせ
る。
電センサ28により検出されたフレーム2a,2bがア
ーム4a,4bの軸線上に位置していない場合、制御ユ
ニット20は、補助動力装置2の取り付けが可能でない
と判断する。したがって、制御ユニット20は、アーム
4a,4bをスライドさせない。この場合、オペレータ
は、車椅子1または補助動力装置3を動かして、両者の
相対位置を調整する。この調整を通じて、アーム4a,
4bの軸線上にフレーム2a,2bが位置したならば、
制御ユニット20はアーム4a,4bをスライドさせ
る。
【0027】一方、補助動力装置3の取り外す場合、利
用者は着脱スイッチ27をオンからオフに切り換える。
これにより、ハンドル駆動モータ8は逆転して、伸びた
アーム4a,4bは縮み方向にスライドするため、補助
動力装置3が車椅子1から解放される。そして、リミッ
トスイッチ29からの信号によって、アーム4a,4b
が最も縮んだ状態が検出されると、制御ユニット20
は、アーム4a,4bのスライド動作を停止する。
用者は着脱スイッチ27をオンからオフに切り換える。
これにより、ハンドル駆動モータ8は逆転して、伸びた
アーム4a,4bは縮み方向にスライドするため、補助
動力装置3が車椅子1から解放される。そして、リミッ
トスイッチ29からの信号によって、アーム4a,4b
が最も縮んだ状態が検出されると、制御ユニット20
は、アーム4a,4bのスライド動作を停止する。
【0028】このように本実施形態に係る補助動力装置
3では、車種毎の取り付け用インターフェースやアダプ
タを個別に設けたり、車椅子1を改造することなく、使
い慣れた車椅子1への着脱を自動的にかつ簡単に行うこ
とができる。したがって、補助動力装置3の着脱に関す
る使用者の利便性を向上させることができる。
3では、車種毎の取り付け用インターフェースやアダプ
タを個別に設けたり、車椅子1を改造することなく、使
い慣れた車椅子1への着脱を自動的にかつ簡単に行うこ
とができる。したがって、補助動力装置3の着脱に関す
る使用者の利便性を向上させることができる。
【0029】また、この補助動力装置3は、左右のフレ
ーム2a,2bの間隔が異なるような車椅子1に対して
も広く取り付けることが可能である。通常、車椅子1は
使用者の体型等を考慮した仕様で製造されているため、
車椅子1の車幅(左右のフレーム2a,2bの間隔)に
は、ばらつきがある。したがって、左右のフレーム2
a,2bを把持するのに必要なアーム4a,4bのスラ
イド量も、車椅子1毎に異なる。そこで、ハンドル駆動
モータ8の負荷状態をモニタリングしながら、アーム4
a,4bを外側にスライドさせ、所定の高負荷状態にな
った時点でアーム4a,4bのスライドを停止してい
る。したがって、車幅が異なる様々な車椅子1に対して
も、補助動力装置3を適切に取り付けることができるた
め、補助動力装置3の汎用性の向上を図ることができ
る。
ーム2a,2bの間隔が異なるような車椅子1に対して
も広く取り付けることが可能である。通常、車椅子1は
使用者の体型等を考慮した仕様で製造されているため、
車椅子1の車幅(左右のフレーム2a,2bの間隔)に
は、ばらつきがある。したがって、左右のフレーム2
a,2bを把持するのに必要なアーム4a,4bのスラ
イド量も、車椅子1毎に異なる。そこで、ハンドル駆動
モータ8の負荷状態をモニタリングしながら、アーム4
a,4bを外側にスライドさせ、所定の高負荷状態にな
った時点でアーム4a,4bのスライドを停止してい
る。したがって、車幅が異なる様々な車椅子1に対して
も、補助動力装置3を適切に取り付けることができるた
め、補助動力装置3の汎用性の向上を図ることができ
る。
【0030】また、アーム4a,4bの把持力によっ
て、補助動力装置3を車椅子1に確実に固定できる。そ
のため、従来の技術と比較して、車椅子1の走行中に補
助動力装置3が外れてしまうといった事態を有効に防止
することができる。
て、補助動力装置3を車椅子1に確実に固定できる。そ
のため、従来の技術と比較して、車椅子1の走行中に補
助動力装置3が外れてしまうといった事態を有効に防止
することができる。
【0031】さらに、光電センサ28により車椅子1側
のフレーム2a,2bの位置を検出し、フレーム位置が
適切な場合のみ、アーム4a,4bのスライド動作を行
う。これにより、取り付けミス等を生じることなく、車
椅子1に補助動力装置3を適切に取り付けることができ
る。
のフレーム2a,2bの位置を検出し、フレーム位置が
適切な場合のみ、アーム4a,4bのスライド動作を行
う。これにより、取り付けミス等を生じることなく、車
椅子1に補助動力装置3を適切に取り付けることができ
る。
【0032】なお、本実施形態に係る着脱制御では、車
椅子1側のフレーム2a,2bの両方がアーム4a,4
bの軸線上にない場合には、補助動力装置3の取り付け
動作を行わない。しかしながら、本発明に係る着脱制御
はこれに限定されるものではなく、以下のようなケース
を含めて広く適用することができる。
椅子1側のフレーム2a,2bの両方がアーム4a,4
bの軸線上にない場合には、補助動力装置3の取り付け
動作を行わない。しかしながら、本発明に係る着脱制御
はこれに限定されるものではなく、以下のようなケース
を含めて広く適用することができる。
【0033】(1)ハンドル駆動モータ8を左右のアー
ム4a、4b毎に設け、両アーム4a,4bを独立して
スライド可能にする。これにより、フレーム2a,2b
の一方だけがアーム4a,4bの軸線上に位置している
場合であっても、補助動力装置3の取り付けを行うこと
ができる。例えば、補助動力装置3の進行方向が車椅子
1の進行方向に対して左を向いており、右フレーム2a
のみが上記の軸線上に位置しているケースを考える。こ
の場合、まず、右アーム4aのスライド動作を行い、右
アーム4aを右フレーム2aに係合させる。そして、右
側の係合状態を維持しながら補助動力装置3を手動で前
進させる(自走させてもよい)。これにより、補助動力
装置3によって車椅子1の右側のみが押されて、車椅子
1がずれながら回転方向に移動する。このような車椅子
1の移動を通じて、左フレーム2bが左アーム4bの軸
線上に位置した時点で、左アーム4bのスライド動作を
開始する。これにより、左右のアーム4a,4bで両フ
レーム2a,2bを把持することができる。
ム4a、4b毎に設け、両アーム4a,4bを独立して
スライド可能にする。これにより、フレーム2a,2b
の一方だけがアーム4a,4bの軸線上に位置している
場合であっても、補助動力装置3の取り付けを行うこと
ができる。例えば、補助動力装置3の進行方向が車椅子
1の進行方向に対して左を向いており、右フレーム2a
のみが上記の軸線上に位置しているケースを考える。こ
の場合、まず、右アーム4aのスライド動作を行い、右
アーム4aを右フレーム2aに係合させる。そして、右
側の係合状態を維持しながら補助動力装置3を手動で前
進させる(自走させてもよい)。これにより、補助動力
装置3によって車椅子1の右側のみが押されて、車椅子
1がずれながら回転方向に移動する。このような車椅子
1の移動を通じて、左フレーム2bが左アーム4bの軸
線上に位置した時点で、左アーム4bのスライド動作を
開始する。これにより、左右のアーム4a,4bで両フ
レーム2a,2bを把持することができる。
【0034】(2)左右の光電センサ28としてCCD
カメラを用いる。左右のCCDカメラの撮像範囲内にフ
レーム2a,2bが検出されているが、それらの位置が
アーム4a,4bの軸線上にない場合には、補助動力装
置3は自走して、前後または回転移動する。そして、両
フレーム2a,2bが適切な位置になった時点で、補助
動力装置3は停止して、左右のアーム4a,4bのスラ
イド動作を行う。これにより、左右のアーム4a,4b
で両フレーム2a,2bを把持することができる。
カメラを用いる。左右のCCDカメラの撮像範囲内にフ
レーム2a,2bが検出されているが、それらの位置が
アーム4a,4bの軸線上にない場合には、補助動力装
置3は自走して、前後または回転移動する。そして、両
フレーム2a,2bが適切な位置になった時点で、補助
動力装置3は停止して、左右のアーム4a,4bのスラ
イド動作を行う。これにより、左右のアーム4a,4b
で両フレーム2a,2bを把持することができる。
【0035】(3)一方のアーム側(例えば左アーム4
b)はスライドしない固定式としてもよい。この場合、
オペレータはまず固定側アーム4bのハンドル7bを左
フレーム2bに係合させる。そして、この係合状態を維
持しながら、右アーム4aの軸線上に右フレーム2aが
位置するように、車椅子1と補助動力装置3との相対位
置を調整する。そして、右側の光電センサ28が右フレ
ーム2aを検出すると、右フレーム2aがスライドし、
右ハンドル7aが右フレーム2aと係合する。これによ
り、左右のアーム4a,4bで両フレーム2a,2bを
把持することができる。
b)はスライドしない固定式としてもよい。この場合、
オペレータはまず固定側アーム4bのハンドル7bを左
フレーム2bに係合させる。そして、この係合状態を維
持しながら、右アーム4aの軸線上に右フレーム2aが
位置するように、車椅子1と補助動力装置3との相対位
置を調整する。そして、右側の光電センサ28が右フレ
ーム2aを検出すると、右フレーム2aがスライドし、
右ハンドル7aが右フレーム2aと係合する。これによ
り、左右のアーム4a,4bで両フレーム2a,2bを
把持することができる。
【0036】つぎに、上述した着脱機構の構成を変形し
て、走行路の傾斜状態を推定する手法について説明す
る。図7は、右アーム4aの先端の拡大図であり、図8
は、アーム4aの軸方向の回転状態の説明図である。ま
た、図9は、右アーム4a先端の正面図である。なお、
左アーム4b側を同様の構成としてもよい。アーム4a
の先端には、アーム4aの軸心に対して回転可能な状態
でハンドル7aがビス40によって取り付けられてい
る。この点を詳述すると、アーム4aの先端面の中央部
には、ビス40を螺合可能なネジ部を有する有底の取付
孔42が軸方向に沿って形成されている。また、ハンド
ル7aの中央には、皿状の頭部を有するビス40が突出
することなく収納できるような形状の取付孔43が形成
されている。ただし、この取付孔43にはネジ部は形成
されていない。ハンドル7aを取付ける場合、ハンドル
7a側の取付孔43、ワッシャ41、アーム4a側の取
付孔42の順でビス40を挿通し、アーム4a側の取付
孔42の底部に到達するまでビス40を螺合する。ビス
40は、二つの取付孔42,43の深さとワッシャ41
の厚さの総和よりも若干大きな長さを有する。したがっ
て、ハンドル7aがアーム4a先端に取付けられた状態
において、両部材の間にクリアランスが生じるため、ハ
ンドル7aはアーム4aに対して回動自在となる。な
お、車椅子フレームとの着脱を支障なく行うことできる
ように、ハンドル7aの回動範囲は、ワッシャ41に取
付けられた一対の突起状のストッパー32により規制さ
れている。また、このハンドル7aに装着された傾斜セ
ンサ30は、重力方向を基準とした絶対的な傾斜角度を
求めるICチップで構成された既存の傾斜センサを用い
ることができる。
て、走行路の傾斜状態を推定する手法について説明す
る。図7は、右アーム4aの先端の拡大図であり、図8
は、アーム4aの軸方向の回転状態の説明図である。ま
た、図9は、右アーム4a先端の正面図である。なお、
左アーム4b側を同様の構成としてもよい。アーム4a
の先端には、アーム4aの軸心に対して回転可能な状態
でハンドル7aがビス40によって取り付けられてい
る。この点を詳述すると、アーム4aの先端面の中央部
には、ビス40を螺合可能なネジ部を有する有底の取付
孔42が軸方向に沿って形成されている。また、ハンド
ル7aの中央には、皿状の頭部を有するビス40が突出
することなく収納できるような形状の取付孔43が形成
されている。ただし、この取付孔43にはネジ部は形成
されていない。ハンドル7aを取付ける場合、ハンドル
7a側の取付孔43、ワッシャ41、アーム4a側の取
付孔42の順でビス40を挿通し、アーム4a側の取付
孔42の底部に到達するまでビス40を螺合する。ビス
40は、二つの取付孔42,43の深さとワッシャ41
の厚さの総和よりも若干大きな長さを有する。したがっ
て、ハンドル7aがアーム4a先端に取付けられた状態
において、両部材の間にクリアランスが生じるため、ハ
ンドル7aはアーム4aに対して回動自在となる。な
お、車椅子フレームとの着脱を支障なく行うことできる
ように、ハンドル7aの回動範囲は、ワッシャ41に取
付けられた一対の突起状のストッパー32により規制さ
れている。また、このハンドル7aに装着された傾斜セ
ンサ30は、重力方向を基準とした絶対的な傾斜角度を
求めるICチップで構成された既存の傾斜センサを用い
ることができる。
【0037】また、傾斜センサ30として、アーム4a
に対するハンドル7aの回転角を検出するロータリエン
コーダ等を用いてもよい。この場合、傾斜センサ30か
ら検出されたハンドル7aの回転角に基づいて、走行路
の傾斜状態を算出することができる。フラットな路面上
に車椅子1が置かれている場合、図12(a)に示した
ように、車椅子1のフレーム2aは路面と垂直になって
いる。この状態において、フレーム2aを把持したハン
ドル7aの回転角をθ1(本実施例では0°)とする。
車椅子1が走行して、スロープ、段差、起伏等の上り傾
斜に差し掛かると、車椅子1のピッチングが生じる。こ
の状態では、車椅子1の補助前輪18は傾斜路上に位置
しているが、補助動力装置3は未だ傾斜路に差し掛かっ
ていない。したがって、図12(b)に示したように、
フレーム2aの傾きに伴って、フレーム2aを把持した
ハンドル7aが時計方向に回転するため、同図に示した
ように、ハンドル7aの回転角は一時的にθ2(θ1<θ
2)となる。このことから、ハンドル7aの回転角が所
定値以上変化した場合、車椅子1の現在位置は走行路の
傾斜が変化する位置(例えば、上り傾斜路の差し掛か
り)であると判断することができる。
に対するハンドル7aの回転角を検出するロータリエン
コーダ等を用いてもよい。この場合、傾斜センサ30か
ら検出されたハンドル7aの回転角に基づいて、走行路
の傾斜状態を算出することができる。フラットな路面上
に車椅子1が置かれている場合、図12(a)に示した
ように、車椅子1のフレーム2aは路面と垂直になって
いる。この状態において、フレーム2aを把持したハン
ドル7aの回転角をθ1(本実施例では0°)とする。
車椅子1が走行して、スロープ、段差、起伏等の上り傾
斜に差し掛かると、車椅子1のピッチングが生じる。こ
の状態では、車椅子1の補助前輪18は傾斜路上に位置
しているが、補助動力装置3は未だ傾斜路に差し掛かっ
ていない。したがって、図12(b)に示したように、
フレーム2aの傾きに伴って、フレーム2aを把持した
ハンドル7aが時計方向に回転するため、同図に示した
ように、ハンドル7aの回転角は一時的にθ2(θ1<θ
2)となる。このことから、ハンドル7aの回転角が所
定値以上変化した場合、車椅子1の現在位置は走行路の
傾斜が変化する位置(例えば、上り傾斜路の差し掛か
り)であると判断することができる。
【0038】図13に示したように、制御ユニット20
は、傾斜センサ30からのセンサ情報をモニタリング
し、現在の位置で走行路の傾斜が変化していると判断し
た場合は、左右の駆動モータ21,22の駆動力を増大
/低下させる制御を行う。これにより、使用者に違和感
を感じさせることなく、自然なフィーリングの動力アシ
ストを行うことができる。また、車椅子1のピッチング
を車椅子1のフレーム2aからダイレクトに検出してい
るので、正確かつ応答性に優れたピッチング検出を行う
ことが可能となる。
は、傾斜センサ30からのセンサ情報をモニタリング
し、現在の位置で走行路の傾斜が変化していると判断し
た場合は、左右の駆動モータ21,22の駆動力を増大
/低下させる制御を行う。これにより、使用者に違和感
を感じさせることなく、自然なフィーリングの動力アシ
ストを行うことができる。また、車椅子1のピッチング
を車椅子1のフレーム2aからダイレクトに検出してい
るので、正確かつ応答性に優れたピッチング検出を行う
ことが可能となる。
【0039】なお、上述した実施形態では、矩形断面の
角柱状のアーム4a,4bを用いた場合について説明し
たが、変形例として、円断面のアームを用いても同様の
着脱機構を実現することができる。図10は、この変形
例に係る着脱機構の正面図であり、図11は、この変形
例に係るアーム先端の説明図である。なお、上述した実
施形態において説明した部材と同一部材については、同
一の符号を付してここでの説明を省略する。
角柱状のアーム4a,4bを用いた場合について説明し
たが、変形例として、円断面のアームを用いても同様の
着脱機構を実現することができる。図10は、この変形
例に係る着脱機構の正面図であり、図11は、この変形
例に係るアーム先端の説明図である。なお、上述した実
施形態において説明した部材と同一部材については、同
一の符号を付してここでの説明を省略する。
【0040】円柱状のアーム4a,4bを用いる場合、
上述した送りネジ機構の動作によりアーム4a,4b自
体が回動してしまうことを規制する必要がある。そこ
で、この変形例では、このような回動を規制する手段と
して、アーム4a,4bのそれぞれに図示したようなガ
イド部50を設ける。右アーム4aを一例として説明す
ると、アーム4aの頂部には、軸方向に沿って延在する
ガイド溝52が形成されている。ガイドピン51を、ア
ーム保持部9aに形成されたネジ穴に挿通し、その先端
がガイド溝52と係合するまでガイドピン51を螺合す
る。ガイドピン51がガイド溝52に係合することによ
って、アーム4aの回動が規制されるとともに、ガイド
溝52の軸方向長によって、アーム4aの軸方向の伸縮
範囲も規制される。なお、この構造においても、一対の
突起状のストッパー32によりハンドル7aの回動範囲
が規制されてため、車椅子フレームとの着脱を支障なく
行うことできる。
上述した送りネジ機構の動作によりアーム4a,4b自
体が回動してしまうことを規制する必要がある。そこ
で、この変形例では、このような回動を規制する手段と
して、アーム4a,4bのそれぞれに図示したようなガ
イド部50を設ける。右アーム4aを一例として説明す
ると、アーム4aの頂部には、軸方向に沿って延在する
ガイド溝52が形成されている。ガイドピン51を、ア
ーム保持部9aに形成されたネジ穴に挿通し、その先端
がガイド溝52と係合するまでガイドピン51を螺合す
る。ガイドピン51がガイド溝52に係合することによ
って、アーム4aの回動が規制されるとともに、ガイド
溝52の軸方向長によって、アーム4aの軸方向の伸縮
範囲も規制される。なお、この構造においても、一対の
突起状のストッパー32によりハンドル7aの回動範囲
が規制されてため、車椅子フレームとの着脱を支障なく
行うことできる。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明によれば、外付けの
補助動力装置を、使い慣れた車椅子に自動的に、かつ確
実に着脱可能にすることができるため、使用者の利便性
を向上させることができる。
補助動力装置を、使い慣れた車椅子に自動的に、かつ確
実に着脱可能にすることができるため、使用者の利便性
を向上させることができる。
【図1】車椅子の補助動力装置の取り付け説明図
【図2】フレームの把持状態の説明図
【図3】着脱機構の上面図
【図4】着脱機構の正面図
【図5】A−A断面図
【図6】駆動ロッドの説明図
【図7】アーム先端の拡大図
【図8】アームの軸方向の回転状態の説明図
【図9】アーム先端の正面図
【図10】変形例に係る着脱機構の正面図
【図11】変形例に係るアーム先端の説明図
【図12】車椅子のフレームとシリンダの回転との関係
の説明図
の説明図
【図13】補助動力装置の制御系ブロック図
1 車椅子、 2a,2b フ
レーム、3 補助動力装置、 4a,
4b アーム、5a,5b 駆動輪、
6 従輪、7a,7b ハンドル、 8
ハンドル駆動モータ、9a,9b アーム保持部、
10a,10b ネジ穴、11 回転ロッド、
12a,12b ネジ部、13 ホィー
ル、 14 モータ保持部、15
ウォーム、 16 車輪、17 ハ
ンドリム、 18 補助前輪、20
制御ユニット、 21 右駆動モータ、
22 左駆動モータ、 23 バッテリ
ー、24 右エンコーダ、 25 左エ
ンコーダ、26 ヨーレートセンサ、 27
着脱スイッチ、28 光電センサ、
29 リミットスイッチ、30 傾斜センサ、
31 電流センサ、32 ストッパー、
40 ビス、41 ワッシャ、
42,43 取付孔、50 ガイド部、
51 ガイドピン、52 ガイド
溝
レーム、3 補助動力装置、 4a,
4b アーム、5a,5b 駆動輪、
6 従輪、7a,7b ハンドル、 8
ハンドル駆動モータ、9a,9b アーム保持部、
10a,10b ネジ穴、11 回転ロッド、
12a,12b ネジ部、13 ホィー
ル、 14 モータ保持部、15
ウォーム、 16 車輪、17 ハ
ンドリム、 18 補助前輪、20
制御ユニット、 21 右駆動モータ、
22 左駆動モータ、 23 バッテリ
ー、24 右エンコーダ、 25 左エ
ンコーダ、26 ヨーレートセンサ、 27
着脱スイッチ、28 光電センサ、
29 リミットスイッチ、30 傾斜センサ、
31 電流センサ、32 ストッパー、
40 ビス、41 ワッシャ、
42,43 取付孔、50 ガイド部、
51 ガイドピン、52 ガイド
溝
Claims (8)
- 【請求項1】車椅子に着脱可能であり、車椅子の動力ア
シストを行う補助動力装置において、 前記車椅子の所定のフレームの位置を検出する位置検出
手段と、 前記フレームと係合可能な形状を有するハンドルが先端
に取り付けられた係合手段と、 前記係合手段を変位させる駆動手段と、 前記位置検出手段からの情報に基づいて、前記フレーム
が所定の位置にあると判断した場合、前記駆動手段によ
って前記係合手段を変位させて、前記ハンドルを前記フ
レームに係合させる制御手段とを有することを特徴とす
る車椅子の補助動力装置。 - 【請求項2】前記位置検出手段は、前記車椅子の左右の
フレームを検出し、 前記係合手段は、前記車椅子の左フレーム側へ変位可能
な第1のアームと、前記車椅子の右フレーム側へ変位可
能な第2のアームとを有し、 前記制御手段は、前記左右のフレームが所定の位置にあ
ると判断した場合、前記駆動手段によって前記アームの
それぞれを変位させて、前記第1のアームと前記第2の
アームとによって、前記左右のフレームを把持すること
を特徴とする請求項1に記載された車椅子の補助動力装
置。 - 【請求項3】前記ハンドルは、前記アームに回転可能な
状態で取り付けられており、 前記アームに対する前記ハンドルの回転角を検出する回
転角検出手段と、 前記ハンドルが前記フレームと係合した状態において、
前記回転角検出手段によって検出された前記ハンドルの
回転角に基づいて、走行路の傾斜を算出する算出手段と
をさらに有することを特徴とする請求項2に記載された
車椅子の動力補助装置。 - 【請求項4】前記駆動手段は、電動モータであって、 前記電動モータの負荷状態を検出する負荷検出手段をさ
らに有し、 前記制御手段は、前記係合手段の変位を開始した後に前
記電動モータの負荷が所定値よりも大きくなった場合、
前記電動モータの駆動を停止することを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載された車椅子の補助動力装
置。 - 【請求項5】前記制御手段は、前記フレームが所定の位
置にないと判断した場合、当該所定の位置に前記フレー
ムが位置するように、前記補助動力装置を走行させるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載された車椅子の
補助動力装置。 - 【請求項6】前記制御手段は、前記左右のフレームの一
方が所定の位置にあると判断した場合、当該フレームに
係合する側の前記アームを変位させるとともに、前記左
右のフレームの他方が所定の位置にくるように、前記補
助動力装置を走行させることを特徴とする請求項2に記
載された車椅子の補助動力装置。 - 【請求項7】走行路の傾斜に応じた動力アシストを行
う、車椅子の補助動力装置において、 前記車椅子のフレームを把持するアームと、 前記アームの先端に回転可能な状態で取り付けられてお
り、前記車椅子のフレームと係合可能な形状を有するハ
ンドルと、 前記アームに対する前記ハンドルの回転角を検出する検
出手段と、 前記アームによって前記フレームが把持された状態にお
いて、前記検出手段によって検出された前記ハンドルの
回転角に基づいて、走行路の傾斜状態を特定する特定手
段とを有することを特徴とする車椅子の補助動力装置。 - 【請求項8】前記特定手段は、前記ハンドルの回転角の
変化に基づいて、走行路の傾斜が変化した位置を検出す
ることを特徴とする請求項7に記載された車椅子の補助
動力装置。
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