[go: up one dir, main page]

JP2001326685A - 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式 - Google Patents

同報送信システム及びその宛先データベース管理方式

Info

Publication number
JP2001326685A
JP2001326685A JP2000146116A JP2000146116A JP2001326685A JP 2001326685 A JP2001326685 A JP 2001326685A JP 2000146116 A JP2000146116 A JP 2000146116A JP 2000146116 A JP2000146116 A JP 2000146116A JP 2001326685 A JP2001326685 A JP 2001326685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multicast
distribution
network
data
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000146116A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takahashi
雄二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2000146116A priority Critical patent/JP2001326685A/ja
Publication of JP2001326685A publication Critical patent/JP2001326685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】マルチキャスト及びコネクションオリエンテッ
ド型での同報配信システムを提供。 【解決手段】マルチキャストの場合はホスト101、2
01、301の代行で配信を行うサーバ102、20
2、302を分散設置し、これらサーバ間での転送はデ
ータ紛失があってもリカバリーできる手順を持ったTC
Pプロトコルにより配信する。データ紛失の可能性を各
分散したネットワーク管理単位内で最小限に抑える。次
に、コネクションオリエンテッド型の同報配信の場合も
同様に分散したサーバに各分散したネットワーク単位で
配信を行わせることによりサーバでの処理負荷を低減し
且つ分散したサーバ102、202、302にそれぞれ
配信を行わせることにより、ホスト101、201、3
01単独で配信する場合よりも短時間で全対象クライア
ント1001、2001、3001等への配信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同報送信(又はマル
チキャスト)システム、特にIP(インターネットプロ
トコル)ベースのネットワークでのマルチキャスト通信
及びその宛先データベース管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる同報送信システムの従来技術は、
例えば特開平10−23005号公報の「マルチキャス
ト配信方法及びシステム」及び特開平10−63598
号公報の「マルチキャスト通信方法及びマルチキャスト
通信システムと、マルチキャスト通信用サーバ」等に開
示されている。斯かる従来のIPベースのネットワーク
におけるマルチキャストグループの管理方式(RFC1
112)においては、クラスDのアドレスのみでの管理
である。同報を希望するホストは、複数のグループ宛に
同報送信をする場合には、各マルチキャストグループ毎
に同一のパケットを送信するか又は各マルチキャストグ
ループを包含した別のマルチキャストグループを組み合
わせ毎に用意する必要があった。また、コネクションオ
リエンテッド型の同報通信は、従来のマルチキャスト通
信方式ではなく、独自の管理テーブル等をホストに具備
することにより実現するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の同報送信システムでは、次の如き幾つかの問題
がある。第1に、複数のグループ宛に送信する場合に
は、各マルチキャストグループ毎に同一のパケットを送
信するのは非効率的である。また、複数のグループを包
含したマルチキャストグループを組み合わせ毎に複数作
成することは、ネットワーク設計時のアドレス計画が煩
雑になってしまう。その理由は、複数のグループを包含
したマルチキャストグループを作成することは、その組
み合わせ毎に1つずつのクラスDアドレスを割り当てる
ことになるためである。
【0004】第2に、コネクションレス型の通信のみで
あるため、パケット紛失等が発生した場合のリカバリー
処理を行うためには、独自の方式等を考案して実装する
必要がある。その理由は、コネクションレス型の通信で
は、連続したパケットの紛失をリカバリーする手順が従
来技術では規定されていないためである。
【0005】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、複数のグルー
プを包含したグループを別途作成することなく、1回の
マルチキャスト送信で複数のグループを指定できる同報
送信システム及びその宛先データベース管理方式を提供
することである。本発明の他の目的は、データベースを
使用して、マルチキャストではない一般のコネクション
オリエンテッド型同報通信においてもその管理データベ
ースにより宛先の指定とコネクションの設定を、同報を
希望するホストに代行して配信できる同報配信システム
及びその宛先データベース管理方式を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による同報送信シ
ステムは、IPベースのネットワーク構成によるマルチ
キャストでのデータ送信とマルチキャストとは異なるコ
ネクションオリエンテッド型での同報配信を行う必要の
あるネットワーク構成であって、マルチキャスト及び同
報配信を分散してホストに代行して配信処理を行う分散
管理サーバを設ける。本発明の好適実施形態例による
と、ネットワークは、それぞれイーサネットで構成され
た複数のネットワークを有する。各ネットワークは、ル
ータを含み、IPバックボーンにより相互接続される。
ネットワークのうち少なくとも1つのネットワークにお
いて、一部のクライアントはルータに直接接続され、他
のクライアントはこのルータからIPベースバックボー
ン及び別のルータを介して接続される。
【0007】また、本発明のマルチキャスト宛先データ
ベース管理方式は、マルチキャスト対象の構成要素を管
理するデータベースにビット配列でのインデックス構成
を有し、マルチキャスト又は同報配信を希望するホスト
は、ビット配列を指定することにより、複数のグループ
指定を容易にする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による同報送信シス
テム及びその宛先データベース管理方式の好適実施形態
例の構成及び動作を、添付図を参照して詳細に説明す
る。
【0009】図1は、本発明による同報送信システムの
好適実施形態例のネットワーク接続されたシステム構成
図を示す。図1の同報送信システムは、ネットワーク1
0、ネットワーク20、ネットワーク30及びIPベー
スバックボーン40より構成される。ネットワーク10
は、ホスト101、サーバ102、ルータ103及び複
数のクライアント1001、1002・・を含んでい
る。また、ネットワーク20は、ホスト201、サーバ
202、ルータ203及び複数のクライアント200
1、2002・・を含んでいる。一方、ネットワーク3
0は、ホスト301、サーバ302、ルータ303及び
クライアント3001を含んでいる。また、ルータ30
3には、クライアント3002及び3003が、それぞ
れルータ304、305及びIPベースバックボーン3
06、307を介して接続されている。
【0010】ネットワーク10での接続構成例では、イ
ーサネット(IEEE803)上にマルチキャスト又は
コネクションオリエンテッド型の同報送信を希望するホ
スト101とマルチキャスト分散管理を行うサーバ10
2、ネットワーク10内でマルチキャスト及び同報配信
を受取る1以上のクライアント1001、1002・・
及び他のネットワークにマルチキャストデータ又は同報
配信データを含め諸処のトラフィックを伝送するルータ
103から構成されている。
【0011】先ず、マルチキャストのデータをホスト1
01があるマルチキャストグループへ配信を希望した場
合について説明する。マルチキャストでのデータ配信を
行う場合には、先ずマルチキャスト配信を希望するホス
ト101がマルチキャスト分散管理を行うサーバ102
に対してTCP(Transmission Control Protocol)
でのコネクションを設定する。次に、マルチキャストし
たいデータの内容と伝送先のマルチキャストグループを
指定する。そして、配信方法をマルチキャストと指定し
て配信を依頼する。ここで、TCPコネクションで伝送
するのは、UDP(User Datagram Protocol)等のリ
カバリー処理がない手順での伝送で行った場合には、そ
の内容が確実にサーバへ伝送される保証がない。そのた
め、リカバリー手順を持つプロトコルであるTCPによ
り伝送することによって、最終的にはリカバリー処理の
ないUDPであるマルチキャストであっても、最初の発
信元であるホスト101からの配信でデータ紛失し、全
てに配信されないといった状況を回避するためである。
【0012】ホスト101からマルチキャストするデー
タの内容を受け取ったサーバ102は、内部の記憶装置
(メインメモリ及びハードディスク装置等)に一旦記憶
する。そして、指定された宛先のマルチキャストグルー
プを予め自装置内の記憶装置に有するマルチキャストの
宛先を管理するデータベースを参照して配信先を決定す
る。
【0013】次に、実際にサーバ102が配信する動作
を説明する。先ず、ネットワーク10に関しては同一の
イーサネットでのバス接続であるため、従来のマルチキ
ャスト手順で配信を行う。次に、サーバ102の管理範
囲ではないネットワーク20及びネットワーク30に関
しては、それぞれのネットワークを管理するサーバ20
2及びサーバ302に対して、ネットワーク20につい
てはルータ103とルータ203を経由してサーバ20
2へ、ネットワーク30についてはルータ103とルー
タ303を経由してサーバ302へそれぞれTCPコネ
クションを設定する。そして、ホスト101からマルチ
キャストデータを受け取ったときと同様の手順で配信す
る。ネットワーク20内では、サーバ202がマルチキ
ャストで配信する。
【0014】ネットワーク30に関しては、ネットワー
ク10やネットワーク20と異なり、IPベースバック
ボーン306、307経由で接続されたクライアント3
002及び3003も管理対象としている。これは、ク
ライアント3002及び3003が所属するネットワー
クが小規模であり、サーバ302で管理するにも充分処
理能力的に問題ない程度であるため、サーバ302で管
理する範囲内としている。この場合には、サーバ302
は、同一イーサネット上のクライアント3001等に対
しては、従来のマルチキャストで配信を行う。IPベー
スバックボーン306、307経由のクライアント30
02及び3003に対しては、マルチキャストアドレス
指定ではなく、直接クライアントのアドレスを指定して
配信を行う。尚、パケットの形式としては、マルチキャ
ストと同じくUDPでの配信となる。また、マルチキャ
ストを希望するホスト201及び301であった場合
も、それぞれの管理単位に属するサーバ202及び30
3等が上述と同様の動作により、配信を行う。
【0015】上述した手順により、マルチキャスト配信
を管理するサーバの処理能力等を考慮したある単位で図
1に示すネットワーク10、ネットワーク20及びネッ
トワーク30というように管理範囲単位を設ける。そし
て、それぞれに分散管理するサーバ102、202及び
302を設置する。各サーバ102、202及び302
間では、データ紛失を防止する手順を持つTCPプロト
コルで配信することにより、本来紛失してもかまわない
アプリケーションに適用すべきと言われていたマルチキ
ャスト通信のデータ紛失の可能性を各管理ネットワーク
単位内だけに抑える効果を期待することができる。
【0016】次に、コネクションオリエンテッド型の同
報配信を行う場合について説明する。コネクションオリ
エンテッド型同報配信を希望するホスト101は、マル
チキャストでの配信と同様に、マルチキャスト分散管理
を行うサーバ102に対してTCPでのコネクションを
設定する。同報配信したいデータの内容と同報配信先の
宛先を指定するのに、マルチキャストグループのデータ
ベースを利用して指定する。そして、配信方法をコネク
ションオリエンテッド型として配信を依頼する。ホスト
101から同報配信するデータの内容を受け取ったサー
バ102は、内部の記憶装置(メインメモリ及びハード
ディスク装置等)に一旦記憶する。そして、指定された
宛先を、予め自装置内の記憶装置に持つマルチキャスト
の宛先を管理するデータベースを参照して配信先を決定
する。
【0017】次に、実際にサーバ102、202及び3
02の配信動作を説明する。先ず、ネットワーク10に
関しては、ホスト101が指定したマルチキャストグル
ープに所属するクライアントに対してTCPコネクショ
ンを順次設定して順次配信を行う。また、ネットワーク
20及びネットワーク30に関しては、各ネットワーク
の管理サーバ202及び203に対してTCPコネクシ
ョンを設定し、各管理グループへの配信を要求する。つ
まり、同報配信を希望するホストと同じマルチキャスト
管理範囲に属する分散管理サーバは、自己の管理範囲内
の指定されたマルチキャストグループに属するクライア
ント数+別管理のネットワークに属する分散管理サーバ
数分のTCPコネクションを設定して配信する。発信元
のホスト101が所属するネットワーク以外に属するク
ライアント宛には、各分散管理サーバ経由で配信される
ことになる。配信処理を分散化できることによって、ホ
ストの処理負荷低減及び同報配信時間の短縮化を図る効
果が期待できる。
【0018】次に、図2は、上述した図1に示す同報送
信システムの伝送順序を示す概念図である。即ち、ネッ
トワーク10内のホスト101からサーバ102を介し
てネットワーク10内のクライアント1001、100
2・・に伝送され、更にネットワーク20内のサーバ2
02を介してそのネットワーク20内のクライアント2
001、2002・・に伝送される。更に、ネットワー
ク30内のサーバ302へ伝送される順序を示す。
【0019】次に、図3は、図1に示す本発明の同報送
信システムで伝送されるパケットのフォーマット図であ
る。また、図4は、図1に示す本発明の同報送信システ
ムで管理されるデータベースのインデックス図である。
これら図3及び図4を参照して、図1に示す本発明の同
報送信システムの動作を説明する。先ず、図3におい
て、マルチキャスト配信又はコネクションオリエンテッ
ド型同報配信を希望するホスト(例えばホスト101)
は、伝送形式1に示す形式のIPパケットを分散管理サ
ーバ(例えばサーバ102)に送信する。尚、分散管理
サーバから他の管理単位に属する分散管理サーバへの伝
送も同じフォーマットにて伝送する。
【0020】この伝送形式1では、最終的にクライアン
ト(例えばクライアント1001)に配信される伝送形
式2のパケットにマルチキャストの宛先制御をするため
のマルチキャスト情報部を有する。ホスト101からの
配信要求を受け取った分散管理サーバ102では、自装
置内に有する図4の形式のグループ指定ビット長及びコ
ネクションタイプよりなるデータベース及びホスト10
1に指定されたマルチキャスト情報部のそれぞれのビッ
ト配列でANDをとる。そして、残ったビット位置を送
信対象として選択する。そして、実際にクライアント1
001に送信する際には、ホスト101に指定されたコ
ネクションタイプにより、マルチキャストであればUD
Pパケットで配信する。一方、コネクションオリエンテ
ッド型であれば、図4のマルチキャストグループ管理テ
ーブルに登録されているクライアントへ順次TCPコネ
クションを設定して送信する。この際、クライアント1
001へ送信するパケットの形式は、ホスト101から
受け取った伝送形式1のパケットからマルチキャストア
ドレス情報部を除いた、伝送形式2のパケットで実デー
タのみを配信する。
【0021】次に、図3及び図4を説明する。図3に示
すマルチキャスト情報部は、次の情報を含んでいる。
「コネクションタイプ」は、マルチキャストでの配信か
コネクションオリエンテッド型での配信かをホストが指
定するためのフィールドである。「グループ指定ビット
長」は、マルチキャストグループ管理をビット配列で表
すビット列の長さを示す。この長さの管理により、マル
チキャストグループの管理数を可変とすることができ
る。「ビット配列部」は、マルチキャストグループをビ
ット配列で表し、ホスト101は、該当するマルチキャ
ストのビット位置をON状態にして配信先を複数指定可
能となる。
【0022】図4は、ホスト101及びサーバ102が
有するマルチキャストアドレス管理データベースを示
す。管理の方式としては、次の情報が含まれる。「イン
デックス管理部」では、管理するマルチキャストアドレ
スの数分だけビット配列を有する。但し、このテーブル
を参照して動作するソフトウェアの処理効率を考慮し、
オクテット単位等にしてグループ指定ビット長フィール
ドに指定された数字×オクテット分のサイズを管理テー
ブルとするのが望ましい。それぞれのビット位置に「マ
ルチキャストグループ部」がリンクされている。このテ
ーブルでは、登録されているマルチキャストアドレスに
対応するビット位置のみをON状態にし、実装して「マ
ルチキャストグループ部」は、「インデックス管理部」
のビット位置に対応して、マルチキャストアドレスを表
す。
【0023】また、分散管理サーバでは、更にそのマル
チキャストアドレスに属するクライアントの実アドレス
が「マルチキャストグループ所属クライアントアドレス
部」にリンクしている。「マルチキャストグループ所属
クライアントアドレス部」では、分散管理サーバが管理
する管理単位内に所属するクライアントの実アドレスが
登録される。尚、このテーブルには、例えば図1に示す
同報送信システムの好適実施形態例において説明する
と、サーバ102が管理するクライアントは、ネットワ
ーク10内に所属するクライアントのみとなる。即ち、
各分散単位内のみの管理となる。
【0024】このテーブルに登録されるクライアント
は、従来技術のIGMP(RC1112)による登録又
はネットワーク構築者の手動設定によっても行われる。
このテーブルは、分散管理サーバが各管理範囲毎に持
ち、ホストでは持たない。また、このテーブルには、分
散管理サーバが伝えるべき次の分散管理サーバのアドレ
ス情報も含む。自ネットワーク内と別のネットワークの
分散管理サーバとの識別は、そのネットワークアドレス
部が自ネットワークアドレスであるか否かで識別する。
一方、自ネットワークアドレスでない場合には、伝える
べき次のネットワークの分散管理サーバであると識別す
る。
【0025】以上、本発明による同報送信システムの好
適実施形態例の構成及び動作を詳述した。しかし、斯か
る実施形態例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本
発明を限定するものではない。例えば本発明の説明の実
施例として、図1のネットワーク構成にて説明したが、
本発明の同報送信システムは、ネットワークを構成する
要素がイーサネット、ATM又はフレームリレー等に限
定するものではない。基本的構成は、IPベースのネッ
トワーク構成であればよく、管理及び伝送の効率等のポ
リシーに基づいた単位でネットワークを分散管理するこ
とが主な要件となる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の同報送信システム及びその宛先データベース管理方式
によると、次の如き実用上の顕著な効果を奏する。第1
に、マルチキャスト配信の場合には、もともとデータ紛
失しても再送等のリカバリー手順を持たないUDPマル
チキャストトラフィックのデータ紛失の危険性を各マル
チキャスト分散管理サーバの管理単位内のみに抑えるこ
とができることにある。その理由は、各管理サーバまで
はデータ紛失時の紛失の検出及び再送によるリカバリー
手順を有するTCPコネクションで配信することによ
り、バックボーン等での紛失を防げるためである。
【0027】第2に、上述のようなマルチキャストグル
ープの管理データベースを流用することにより、コネク
ションオリエンテッド型での同報配信の宛先指定を容易
にし且つ各分散管理サーバに実際の配信処理を任せるこ
とにより、ホストの配信のためにかかる処理負荷を低減
する。また、管理サーバがある管理単位で分散している
ことにより、配信時間を短縮することができることにあ
る。その理由は、従来通りホスト自身が各クライアント
へコネクション設定して同報配信する場合には、その伝
送制御に大きな処理能力が必要である。また、同時に伝
送できるコネクション数もホストの処理能力により限界
があるため、全ての対象のクライアントに配信を終了す
るには、極端な場合であれば1クライアント分の配信が
終了するまで次のクライアントに配信できない等のため
に、全体として非常に時間がかかるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同報送信システムの好適実施形態
例のシステム構成図である。
【図2】図1に示す本発明による同報送信システムによ
る伝送順序の概念図である。
【図3】図1に示す本発明による同報送信システムで伝
送されるパケットのフォーマット図である。
【図4】図1に示す本発明による同報送信システムで管
理されるデータベースのインデックス図である。
【符号の説明】
10、20、30 ネットワーク 40、306、307 IPベースバックボ
ーン 101、201、301 ホスト 102、202、302 サーバ 103、203、303〜305 ルータ 1001、2001、3001 クライアント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IPベースのネットワーク構成によるマル
    チキャストでのデータ配信とマルチキャストとは異なる
    コネクションオリエンテッド型での同報配信を行う必要
    のあるネットワークシステムにおいて、 前記マルチキャスト及び同報配信を分散してホストに代
    行して配信処理を行う分散管理サーバを設けることを特
    徴とする同報送信システム。
  2. 【請求項2】前記ネットワークは、それぞれイーサネッ
    ト(登録商標)で構成された複数のネットワークを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の同報送信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記各ネットワークは、ルータを含みIP
    ベースバックボーンにより相互に接続されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の同報送信システム。
  4. 【請求項4】前記ネットワークのうち少なくとも1つの
    ネットワークにおいて、一部のクライアントは前記ルー
    タに直接接続されると共に、他のクライアントは前記ル
    ータからIPベースバックボーン及び別のルータを介し
    て接続されることを特徴とする請求項1、2又は3に記
    載の同報送信システム。
  5. 【請求項5】マルチキャスト対象の構成要素を管理する
    データベースにビット配列でのインデックス構成を有
    し、マルチキャスト又は同報配信を希望するホストは、
    前記ビット配列を指定することにより、複数のグループ
    指定を容易にすることを特徴とするマルチキャスト宛先
    データベース管理方式。
JP2000146116A 2000-05-18 2000-05-18 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式 Pending JP2001326685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146116A JP2001326685A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146116A JP2001326685A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001326685A true JP2001326685A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18652524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000146116A Pending JP2001326685A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001326685A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096569A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信装置および通信システム
JP2007520093A (ja) * 2003-09-22 2007-07-19 トランシアム テクノロジーズ 単一接続上のグループ対グループ通信とエラー許容対称型マルチコンピューティングシステム
JP2011048496A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fuji Electric Systems Co Ltd データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム
CN102984009A (zh) * 2012-12-06 2013-03-20 北京邮电大学 一种基于P2P的VoIP系统容灾备份方法
CN114167134A (zh) * 2022-02-14 2022-03-11 青岛鼎信通讯股份有限公司 一种低压配电网数据缺失情况下的特征信号强度检测方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520093A (ja) * 2003-09-22 2007-07-19 トランシアム テクノロジーズ 単一接続上のグループ対グループ通信とエラー許容対称型マルチコンピューティングシステム
WO2005096569A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信装置および通信システム
US9178709B2 (en) 2004-03-30 2015-11-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Communication system and method for distributing content
JP2011048496A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fuji Electric Systems Co Ltd データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム
CN102984009A (zh) * 2012-12-06 2013-03-20 北京邮电大学 一种基于P2P的VoIP系统容灾备份方法
CN102984009B (zh) * 2012-12-06 2015-09-30 北京邮电大学 一种基于P2P的VoIP系统容灾备份方法
CN114167134A (zh) * 2022-02-14 2022-03-11 青岛鼎信通讯股份有限公司 一种低压配电网数据缺失情况下的特征信号强度检测方法
CN114167134B (zh) * 2022-02-14 2022-04-26 青岛鼎信通讯股份有限公司 一种低压配电网数据缺失情况下的特征信号强度检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8185657B2 (en) Data generating device
EP0888029B1 (en) Method for managing multicast addresses for transmitting and receiving multimedia conferencing information on an internet protocol (IP) network implemented over an ATM network
US6625773B1 (en) System for multicast communications in packet switched networks
US7827304B2 (en) Method and system for virtual multicast networking
US7388877B2 (en) Packet transfer apparatus
US7532624B2 (en) Multicast packet control apparatus
US20020143951A1 (en) Method and system for multicast to unicast bridging
US7443851B2 (en) Device and system for multicast communication
US7707300B1 (en) Methods and apparatus for transmitting information in a network
JP2006019785A (ja) 仮想ルータ対応マルチキャストパケット中継装置
US20060106939A1 (en) Method and system for transmitting and receiving data using multicasting
US9154571B2 (en) Publish/subscribe networks
US20050195817A1 (en) Switching device and multicast packet processing method therefor
JP3558977B2 (ja) ストリーム中継装置およびストリーム放送配信ネットワークおよび記録媒体
JP2001326685A (ja) 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式
Provan Tunneling IPX traffic through IP networks
JP3962343B2 (ja) マルチキャストデータ通信システム及びその方法
Cisco Internet Protocol (IP) Multicast
Cisco IP Multicast Technology Overview
KR20000059426A (ko) 망에서의 멀티캐스팅 소프트웨어 업그레이드 시스템 및 그를 이용한 멀티캐스팅 소프트웨어 업그레이드 방법
WO2021005756A1 (ja) コンテンツ配信システム、ユニキャストマルチキャスト変換装置、コンテンツ配信方法及びコンテンツ配信プログラム
US7110403B1 (en) Multicasting in ATM-networks
JP3588309B2 (ja) マルチキャスト限定配信方法及びその装置並びにそのプログラムを記録した媒体
JPH08237285A (ja) インターネットプロトコルアドレスの自動設定方法
JP5713499B2 (ja) 多地点配信方法及び多地点配信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050706