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JP2001325918A - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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JP2001325918A
JP2001325918A JP2000140903A JP2000140903A JP2001325918A JP 2001325918 A JP2001325918 A JP 2001325918A JP 2000140903 A JP2000140903 A JP 2000140903A JP 2000140903 A JP2000140903 A JP 2000140903A JP 2001325918 A JP2001325918 A JP 2001325918A
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JP
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electrode
lamp
arc
less
pressure discharge
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JP2000140903A
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Yoshiki Kitahara
良樹 北原
Yasushi Tsutaya
恭 蔦谷
Toshiyuki Shimizu
敏行 清水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18648108&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001325918(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
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    • H01J61/02Details
    • H01J61/04Electrodes; Screens; Shields
    • H01J61/06Main electrodes
    • H01J61/073Main electrodes for high-pressure discharge lamps
    • H01J61/0732Main electrodes for high-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode

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  • Discharge Lamp (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極間距離(De)を1.5mm以下とし
た、従来よりアーク長の短いショートアーク型の高圧放
電ランプでありながら、3000時間以上の長寿命を実
現し、かつ、アークジャンプ現象を抑制できる高圧放電
ランプを提供する。 【解決手段】 電極先端部124を、電極軸122と、
当該電極軸122の先端部周囲に巻回されたコイル12
3とを溶融、加工することにより凸曲面形状をなすよう
に形成するとともに、当該凸曲面形状部分の厚み(d
e)及び径(φe)が、ランプ入力(W)に対応してそ
れぞれ所定の範囲内となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧放電ランプに
関し、特に、電極間距離を従来より短くしたショートア
ーク型の高圧放電ランプに用いる電極の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶プロジェクタ等の投射型画像
表示装置の開発、展開が活発に図られている。係る投射
型画像表示装置には点光源に近い高輝度の光源が必要で
あり、一般的にショートアーク型の超高圧水銀ランプや
メタルハライドランプなどの高圧放電ランプが用いられ
ている。
【0003】従来より、投射型画像表示装置用の光源と
して採用されていたショートアーク型の超高圧水銀ラン
プやメタルハライドランプでは、ロングアーク型の一般
照明用高圧放電ランプと同一構成のタングステン電極が
用いられてきた。係る従来の電極の一例を図7に示す。
同図に示される電極901は、通常タングステンから成
る電極棒902と、線径の細いタングステン線のコイル
903とから構成されている。
【0004】ところが、このような電極901を用いた
ショートアーク型高圧放電ランプでは、発光時に電極9
01の先端部が過度に加熱することによるタングステン
の溶融、蒸発とそれによる発光管内部の黒化の発生、電
極先端部の変形、損耗などが避けられず、ランプの長寿
命化が難しいことがわかってきたため、これを解決する
ための電極の改良が種々検討された。
【0005】高圧放電ランプの長寿命化を図るための改
良技術として、電極先端部を半球状の凸曲面をなすよう
な形状に溶融加工した電極(以下、このように先端部が
凸曲面形状を有する電極を「改良電極」という。)が提
案されており、例えば、特許第2820864号公報や
特開平10―92377号公報に係る改良電極に関する
技術が開示されている。図8は係る従来の改良電極につ
いて説明するための図である。同図に示される電極91
1は、図8(a)に示されるように、まずタングステン
電極棒912にタングステン線コイル913を装着し、
次いで電極棒912の先端部及びコイル913の一部
を、放電加工の方法により溶融加工して、同図8(b)
に示されるように、形状がほぼ半球状の凸曲面をなす電
極先端部914を形成する、というプロセスにより製造
されるものである。
【0006】この電極911の特徴は、前記コイル91
3の一部が溶融加工されて電極先端部914を形成して
いることにより、発光時の前記電極先端部914の熱が
前記コイル913へと速やかに伝導されて、前記電極先
端部914の温度が低下するところにあり、これによ
り、タングステンの溶融、蒸発とそれによる発光管内部
の黒化の発生、電極先端部の変形、損耗などを抑制し、
ランプの長寿命化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】投射型画像表示装置に
用いるショートアーク型高圧放電ランプの最近の開発に
おいては、(1)スクリーン面上の輝度向上、(2)標
準的に用いるべきスクリーンの面積が種々異なる多様な
投射型画像表示装置の展開に対応するための、ランプ入
力が50Wから400W程度までの間でのランプ品種の
拡充、という二つの目標がある。上記(1)の目標を達
成するための一つのアプローチとして、特に反射ミラー
系と組み合わせたときの光利用効率を高めるために、電
極間距離(De)を、従来の1.5mmを超えて2.5
mm以下の範囲から、1.5mm以下へと短縮した、従
来より電極間距離の短いショートアーク型高圧放電ラン
プの開発が進められているが、このように電極間距離を
短くした高圧放電ランプには大きく二つの問題点があ
る。ひとつは、前記した電極先端部の変形、損耗が一層
増大して発光管内部の黒化が促進され、その結果、ラン
プの寿命が短くなることであり、更に、もう一つの固有
の問題として、アークジャンプ現象が、より顕著に発生
することが明らかとなってきた。
【0008】ここでアークジャンプ現象について説明す
る。図9はアークジャンプ現象について説明するための
図である。アークジャンプ現象とは、同図に示すよう
に、当初は定常点灯時において電極先端の中心付近に形
成されていた電極輝点(陰極動作時に電子電流が放射さ
れる箇所)が、ランプのエージングについて一ヶ所に安
定しなくなり、無秩序に動き回る現象をいい、このアー
クジャンプ現象が発生すると、放電アークが、反射ミラ
ー系と組み合わされたランプユニットの光軸から外れる
ために、係るランプユニットで照射されたスクリーン面
上の輝度が大きく変動するという問題を誘発するもので
ある。
【0009】以上に説明したように、従来より電極間距
離を短くしたショートアーク型の高圧放電ランプの開発
においては、特に(1)3000時間以上の長寿命、
(2)アークジャンプ現象の発生によるスクリーン面上
の輝度変動が抑制された高品質のランプ特性という二つ
の技術的課題を解決することが要請されている。本発明
は、以上のような技術的課題を解決するために成された
ものであって、電極間距離(De)を1.5mm以下と
した、従来より電極間距離の短いショートアーク型高圧
放電ランプにおいて、3000時間以上の長寿命を実現
し、かつ、スクリーン面上の輝度変動を抑制した高品質
のショートアーク型高圧放電ランプを提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、本願発明者らが本
願発明に到達した経緯等について説明する。まず、本願
発明者らは、電極間距離(De)を1.5mm以下と従
来よりも短くしたショートアーク型の高圧放電ランプで
あって、ランプ入力を50Wから400Wの範囲とした
高圧放電ランプの品種の拡充を図るにあたり、上記二つ
の技術的課題を解決する手段について種々検討した。最
初に、例えば図7に示したような従来の電極を用いて、
電極設計や封入物組成を変えるなどの種々の検討を行っ
たが、発光時間が長くなるにつれての電極先端部の変
形、損耗が激しく、ランプの長寿命化とアークジャンプ
現象の抑制という二つの技術的課題を併せて解決できる
有効な手段は見出せなかった。
【0011】次に、図8(b)に示したような改良電極
を用いて、ランプの寿命を改善し、併せてアークジャン
プ現象の発生を抑制できる有効な手段を探索した。とこ
ろが、ランプ品種ごとに上記二つの技術的課題であるラ
ンプの寿命の改善とアークジャンプ現象の抑制に共に適
応できる前記改良電極の最適構成を規定することは極め
て困難であった。上記二つの課題のうちいずれか一方に
適応した電極構成は、必ずしも他方の課題には適応しな
いことが判明したからである。
【0012】しかしながら、本願発明者らは、さらに前
記改良電極を用いて上記二つの技術的課題を解決する手
段を探索し、その結果として、ランプの寿命を改善し、
併せてアークジャンプ現象の発生を抑制できる電極の最
適構成を規定する本願発明に到達したものである。即
ち、上記目的を達成するために、本発明に係る高圧放電
ランプは、両端部に封止部を有する発光管の発光空間内
に、二本の電極が所定の電極間距離(De)を隔てて対
向するように前記封止部からそれぞれ延出されてなる高
圧放電ランプにおいて、前記電極間距離(De)は0.
5mm以上1.5mm以下であり、前記発光空間内の水
銀蒸気圧が、定常点灯状態において15MPa以上35
MPa以下となるように封入する水銀の量が規定されて
おり、前記電極の先端部は、電極軸と、当該電極軸の先
端部周囲に巻回されたコイルとを溶融加工することによ
り凸曲面形状をなすようにされているとともに、当該凸
曲面形状部分の厚み(de)及び径(φe)が、ランプ
入力(W)に対応してそれぞれ所定の範囲内となるよう
に規定されていることを特徴としている。
【0013】上記所定の範囲はランプ入力(W)によっ
て異なるが、電極先端部の凸曲面形状部分の厚み(d
e)及び径(φe)が、本願発明者らが規定した範囲内
となるようにすることで、種々のランプ入力に対応して
ランプの寿命の改善を図るとともに、アークジャンプ現
象の発生を抑制し、もってスクリーン上の輝度変動を抑
制することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る高圧放電ラン
プの実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る超高圧水銀ラン
プの構成を示す図である。同図に示されるように、本実
施の形態の超高圧水銀ランプは、発光管101内の放電
空間111において、二本の電極102、103が所定
の電極間距離(De)をもって対向するように、それぞ
れが放電空間111両端の封止部104及び105から
放電空間111内へと延出した構造を有している。電極
102及び103は、いずれも前記した改良電極と同様
の基本構成を有するものであり、ランプの長寿命化とア
ークジャンプ現象の発生を抑制すべく、ランプ入力
(W)に対応して最適な構成に規定されたものが用いら
れる。当該最適構成の規定の詳細については、本願発明
の骨子を成すものであるので、後に詳細に説明する。
【0015】発光管101は、容囲器が石英で構成され
ており、ほぼ回転楕円体形状を有している。一対のタン
グステン電極102及び103は、発光管101の封止
部104及び105のそれぞれにおいてモリブデン箔1
06及び107を介して気密封着されており、モリブデ
ン箔106及び107は、さらにそれぞれ外部モリブデ
ンリード線108及び109に接続されている。本実施
の形態では、発光管101の全長(L0)は30〜10
0mm、最大外径(D0)は5〜20mm、発光空間1
11の最大内径Diは2〜14mmである。
【0016】ここで、前記タングステン電極102及び
103の間の電極間距離(De)は、従来は1.5mm
を超えて2.5mmまでの範囲に設定されていたもので
あるが、本願発明の高圧放電ランプでは、ランプの光利
用効率をより高めてスクリーン面上の輝度向上を図るた
めに、前記電極間距離(De)の値を0.5mmから
1.5mmの範囲に規定している。
【0017】発光空間111内部には、発光物質である
水銀110、及び始動補助用としてのアルゴン、クリプ
トン、キセノンなど希ガスと、併せて沃素、臭素などの
ハロゲンが封入されている。本実施の形態では、水銀1
10の封入量は発光空間111内の容積あたり150〜
350mg/cm(ランプ定常点灯時の水銀封入圧力にし
て約15〜35MPaに相当する。)の範囲に規定さ
れ、希ガスのランプ冷却時の封入圧力は10〜1000
KPaの範囲に設定されている。
【0018】なお、前記ハロゲンとしては通常10−9
〜10−5mol/cmの範囲の臭素が用いられてお
り、これはいわゆるハロゲンサイクル作用により、電極
から蒸発して発光管101内面に付着したタングステン
を元の電極に戻して発光管の黒化を抑制する機能を果た
すために封入されている。更に、前記発光管101の管
壁負荷We(ランプ入力を前記発光管101の容囲器全
内表面積で除した値)は、石英発光管で得られる最高に
近いランプ効率を実現するために、0.8W/mm
上の比較的高い範囲に設定されている。つまり、高圧放
電ランプのランプ効率は基本的に管壁負荷Weと共に上
昇するので、ランプ効率を高めるためにWe値は、定常
点灯で石英発光管に許容できる限界温度(約1350
K)に相当する範囲まで高められている。
【0019】一方、図2に示すように、完成ランプ20
0は前記発光管101の片方の管端部に口金120が装
着されて構成されており、更に当該完成ランプ200に
反射ミラー210が装着されてランプユニット300が
構成される。前記したように、本願発明者らは、図1に
示した基本的構造をもつ発光管101を用いて、ランプ
入力50W〜400Wの範囲で、従来より電極間距離
(De)を短くした高圧放電ランプの品種の拡充を図る
ための開発に取組んだのであるが、開発にあたり、ラン
プの長寿命の実現とアークジャンプ現象の抑制という二
つの技術的課題を併せて解決する手段を見い出すため
に、まず上記二つの問題の発生状態と前記電極102及
び103の構成との相関関係について検討した。
【0020】まず、本検討において用いた電極102及
び103の基本構成及び製造方法について説明する。電
極102及び103は、図8(b)に示した改良電極と
同じ基本構成を有するものであり、図3に示すように
(1)タングステンから成る電極軸122にタングステ
ン線の2層巻コイル123を装着、固定し(図3(a)
参照)、(2)次いで前記電極軸122と前記タングス
テン2層巻コイル123の先端部を、アルゴンプラズマ
溶接装置を用いた放電加工方法により、半球状の凸曲面
の形状をなす電極先端部124に溶融、加工する(図3
(b)参照)、という製造プロセスで製作したものであ
る。
【0021】図4は、本実施の形態において前記放電加
工方法に用いたアルゴンプラズマ溶接装置の基本構成を
模式的に示す図である。同図に示されるように、アルゴ
ンプラズマ溶接装置400には、陰極401が設けられ
ており、電極102及び103の溶融加工を行うに際し
ては、線径0.2mmのタングステン2層巻コイル(コ
イル巻数8ターン)123を装着した線径0.4mmの
タングステンの電極軸122が、所定の距離をおいて前
記陰極401に対向するようにして設置される。以下、
電極製造プロセスについて、より詳細に説明する。
【0022】本実施の形態の電極製造プロセスでは、電
極軸122及びコイル123の先端から、アルゴンプラ
ズマ溶接装置400の陰極401の先端までの距離を
1.0mmに設定、保持してアーク放電による溶融、加
工を行う。この溶融、加工プロセスは複数回の間欠的な
アーク放電により行い、アーク放電の合間に少なくとも
1回の冷却期間を設ける。例えば複数回のアーク放電に
よる溶融加工プロセスを、各溶融加工プロセスの間に冷
却時間を設けつつ間欠的に行う。
【0023】本実施の形態で用いた間欠的溶融加工プロ
セスの詳細は、例えば以下の通りである。即ち、1回目
の溶融加工プロセスは、所定のアーク電流(例えば26
A)による所定時間(例えば50m秒間)のアーク放電
を、所定の時間間隔(例えば0.4秒)をおいて所定回
数(例えば3回)連続して行うことによってなされる。
この3回のアーク放電により電極軸122及びコイル1
23の先端部はほぼ半球状に成形されるが、完全な半球
状ではない。
【0024】その後、約3秒間の冷却時間をおくことに
より、電極軸122及びコイル123の先端は、アーク
放電により赤熱された状態から、金属色を呈する状態へ
と戻る。なお、この冷却とは、何らかの手段を用いた強
制冷却でもよいし、自然冷却としてもよいが、本実施の
形態では自然冷却としている。その後、2回目の溶融加
工を行う。この2回目の溶融加工のアーク電流、アーク
放電の時間、時間間隔及び放電回数については、1回目
と同様に行ってもよいし、回数のみ変更して行うように
してもよい。本実施の形態では、放電回数のみ2回に変
更した。これにより電極軸122及びコイル123の先
端は、再度赤熱されて溶融し、完全な半球状にさらに近
づく。
【0025】そして再度3秒間の冷却期間をおいた後、
3回目の放電加工を行う。本実施の形態では、3回目の
放電加工では放電回数を1回とした。さらに1.5秒間
の冷却期間をおいた後、これまでと同様に26Aのアー
ク電流による50m秒間のアーク放電を1回行うことに
より、4回目の溶融加工を行う。以上、4回の溶融加工
により、電極軸122及びコイル123の先端部は、ほ
ぼ完全な半球状に形成される。
【0026】このように、1回ないし複数回のアーク放
電による溶融加工を、冷却時間をおきながら間欠的に行
うことにより、電極軸122及びコイル123の先端部
の温度上昇が全体的に一様となり、加工温度の制御が容
易となり、これにより、空孔や未溶融部分などの欠陥が
存在しない理想的な半球状の電極先端部124を安定し
て形成することができる。
【0027】なお、電極軸122及びコイル123の材
料としては、その副成分組成Al、Ca、Cr、Cu、
Fe、Mg、Mn、Ni、Si、Sn、Na、K、M
o、U及びThの各元素の総含有量を10ppm以下に
抑えた、いわゆるノンドープの高純度タングステンを用
いた。このような高純度タングステン材料の採用によ
り、ランプの発光管黒化が抑制されて光束維持率などの
寿命特性が改善されることが知られているからである。
【0028】以上のような電極102及び103を用い
て、本願発明者らは、まずランプ入力が150(W)の
高圧放電ランプについて、上記した二つの技術的課題、
即ち、ランプの高寿命化とアークジャンプ現象の抑制と
について検討を行った。ここで、本実施の形態の高圧放
電ランプの具体的設計について、より詳細に説明する。
ランプ入力150(W)のランプにおいては、電極間距
離(De)を1.1mmに設定した。また、発光管10
1内の定常点灯状態における水銀蒸気圧は23MPa、
ランプ冷却時のアルゴン圧力を20KPa、臭素封入量
を3×10−7mol/cmにそれぞれ設定した。な
お本実施の形態では、臭素はCHBr の組成で、臭
素分子(Br2)の封入量が上記した量となるように調
整して封入した。
【0029】次に、ランプの寿命とアークジャンプ現象
の発生についての試験方法について説明する。本実施の
形態の検討では、発光管101からなる完成ランプ20
0のエージング点灯を行い、エージング時間の経過につ
れてのランプの光束維持率(エージング時間1時間の時
点における光束値に対する比率)を測定してランプの寿
命を調べ、併せてアークジャンプ現象の発生状態を観測
した。前記完成ランプ200のエージング点灯は、図2
に示したようなランプユニット300に組み立てた状態
で、周波数150Hzの矩形波点灯のフルブリッジ方式
電子安定器を用い、発光管101が略水平となるような
設置位置を保って、3.5時間点灯/0.5時間消灯の
サイクルで行った。
【0030】なお、前記完成ランプ200の光束維持率
はランプユニット300により照射されたスクリーンの
面上における9点の平均照度で見積もり、ランプの光束
維持率が50%まで低下したエージング時間をランプの
寿命とした。また、アークジャンプ現象の観測は、特定
のエージング時間(100時間)経過後の前記完成ラン
プ200を2時間点灯し、その間のアークジャンプ現象
の発生の有無を目視にて調べることで行なった。
【0031】さて、本願発明者らは、ランプ入力150
(W)の前記完成ランプ200に関して、電極102及
び103の構成と、ランプ寿命及びアークジャンプ現象
の発生状態との間の相関関係について詳細に検討した。
この検討においては、前記電極102及び103とし
て、図3(b)に示すように、(1)電極軸122の線
径φr、(2)コイル123に用いたタングステン素線
の線径φc、(3)コイル123のターン数tc、
(4)溶融、加工により成形される前記電極先端部12
4の寸法(厚み(de)及び径(φe))の、4種類の
構成パラメータを種々変更したものを製作し、これらを
用いた試験ランプを用意した。
【0032】なお、電極先端部124の厚み(de)
は、上記溶融加工プロセスにおいて、アーク放電の放電
時間及びアーク電流を制御することにより変更すること
ができ、具体的には放電時間を長くし、アーク電流を大
きくすることにより上記厚み(de)の値を大きくする
ことができる。また、電極先端部124の径(φe)
は、電極軸122の線径φr及びコイル123に用いる
タングステン素線の線径φcを選択することにより変更
することができる。
【0033】本実施の形態では、まず前記構成パラメー
タをそれぞれ、φr0.36mm〜0.44mm、φc
0.18mm〜0.22mm、tc6〜10ターン、φ
e0.8mm〜1.6mm×de0.3mm〜1.2m
mの範囲で種々変化させて検討を行ったところ、以下に
示すような知見が得られた。 (1)ランプの光束維持率、すなわち寿命と、アークジ
ャンプ現象の発生状態は、前記四種類の構成パラメータ
のうち、主として電極先端部124の寸法(de×φ
e)に依存していることがわかった。つまり、前記電極
102及び103の電極としての機能は、基本的には電
極先端部124が果たしているといえる。
【0034】(2)前記電極先端部124の寸法(de
×φe)が増大するにつれて、前記した電極先端部12
4の寸法の範囲においては、原則としてランプの光束維
持率は改善され、他方アークジャンプ現象は逆に発生し
易くなることがわかった。電極先端部124の寸法の増
大につれて基本的に前記電極先端部124の温度(T
e)は低くなるので、光束維持率を改善する面からは前
記温度(Te)はある特定値(Te・max)以下に抑
え、他方アークジャンプ現象の抑制の面からは前記温度
(Te)はある特定値(Te・min)以上に保つ必要
があるといえる。
【0035】電極先端部124の温度が前記Te・ma
xの値より高くなると、電極先端部l24からのタング
ステン物質の蒸発が多くなり発光管の黒化が増大するた
めに、光束維持率が低下する。他方、電極先端部124
の温度が前記Te・minの値より低くなると、放電ア
ークが前記電極先端部124の中心付近に安定して集束
できなくなるために、アークジャンプ現象が発生すると
考えられるからである。
【0036】以上の検討より、本発明が目的とする、従
来よりアーク長を短くしたショートアーク型の高圧放電
ランプにおけるランプの寿命の改善と、併せてアークジ
ャンプ現象の抑制を実現するには、基本的に前記電極先
端部124の温度TeをTe・min〜Te・maxの
範囲に保つことが必要であるといえる。 (3)本発明が目的とするランプ寿命は3000時間以
上であり、併せてアークジャンプ現象の発生を実際上ほ
ぼ確実に抑制したランプを実現するには、具体的には、
前記電極先端部124の寸法を(φe1.0mm〜1.
3mm×de0.5mm〜1.0mm)の範囲で規定す
ればよいことが本願発明者らの検討により明らかとなっ
た。この寿命に関する検討の結果を図5に示す。同図に
示されるようにφeが0.9mm、deが0.4mmの
場合には、累積点灯時間2000時間で光束維持率が5
0%となり、本発明の目的である3000時間の寿命を
実現できない。一方、φeが1.3mmを超え、またd
eが1.0mmを超えるとアークジャンプ現象が発生す
ることが判明した。以上より、φe1.0mm〜1.3
mm×de0.5mm〜1.0mmの範囲が、前記電極
先端部124の温度範囲Te・min〜Te・maxに
相当すると考えられる。
【0037】以上に詳細に説明したように、本願発明者
らの検討により、本発明が目的とするショートアーク型
のランプに関しての二つの技術的課題であるランプ寿命
の改善及びアークジャンプ現象の抑制という問題を解決
する具体的な電極先端部124の構成パラメータ範囲を
規定することができた。なお、本願発明者らは、ランプ
入力150W以外の種々の場合について、電極先端部1
24の最適構成を規定し、種々のランプ入力(W)の高
圧放電ランプの品種の拡充を検討するため、上記ランプ
入力が150Wのランプの場合と同様に、150W以外
の各ランプ入力の試験ランプを作製し、前記電極102
及び103に関して、ランプ寿命時間3000時間でア
ークジャンプ現象を実際上ほぼ確実に抑制できる前記電
極先端部124の寸法(φe×de)の範囲を規定する
ための検討を行った。検討の結果を、表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】電極間距離(De)は、最低ランプ入力5
0Wの場合の0.5mmから、最高ランプ入力400W
の場合の1.5mmの範囲に設定した。ランプ入力15
0(W)の場合と同様、de及びφeの最小値はランプ
寿命3000時間を達成できる範囲から求め、最大値は
アークジャンプ現象が発生しない範囲から求めた。以上
の検討の結果、ランプ入力(W)ごとに、電極先端部1
24の最適な寸法を規定することができた。図6は、表
1の結果をグラフにしたものである。同図に示されるよ
うに、ランプ入力(W)が大きくなるほどde、φeの
最大値及び最小値はいずれも単調に増加していくという
傾向を示しており、同図6の斜線で示す範囲であれば、
今回検討したランプ入力(W)以外のランプについて
も、上記二つの技術的課題を解決することは可能であろ
うと考えられる。
【0040】なお、上記表1では、ランプ入力50Wの
場合に電極間距離(De)を0.5mmとし、ランプ入
力が大きくなるに従って、電極間距離(De)も大きく
し、ランプ入力300W以上の場合に電極間距離(D
e)を1.5mmとした場合について示している。この
ような電極間距離(De)としているのは、ランプ入力
(W)が小さい場合には一般的にはランプ形状も小さい
ものとなるところ、リフレクタと組合せて用いる場合に
はランプが小さくなるほど当該リフレクタも小さくなる
のが通常であるから、焦点位置を適切に合わせるために
は、ランプ入力(W)が小さいほど電極間距離(De)
を短くするのが好ましいからである。
【0041】しかしながら、上記表1に示されたφe
(mm)及びde(mm)の値の範囲については、表1
に示される電極間距離(De)とした場合だけでなく、
いずれのランプ入力(W)の場合においても、電極間距
離(De)が0.5mmから1.5mmの範囲において
妥当するものである。即ち、例えばランプ入力50Wの
場合で、電極間距離(De)を1.5mmとしたような
場合でも、電極先端部の形状を、上記表1に示されたφ
e(mm)及びde(mm)の範囲に規定することによ
り、本願発明の効果であるランプの長寿命化とアークジ
ャンプ現象の抑制を実現することができる。
【0042】以上のように、本発明による半球状の凸曲
面の形状をなすように加工された電極先端部124の寸
法(φe×de)をランプ入力(W)ごとに所定の範囲
に規定することにより、ランプの寿命が改善され、併せ
てエージングにつれてのアークジャンプ現象の発生も実
際上ほぼ確実に抑制されて、目的とするように、従来よ
りもアーク長の短いショートアーク型でありながら、寿
命時間3000時間以上でスクリーン面上の輝度変動が
ない高品質の高圧放電ランプの品種拡充を行うことが可
能であることが明らかとなった。なお、本実施の形態で
は、電極先端部124の溶融加工にアルゴンプラズマ放
電装置を用いたが、他の方法、例えばレーザを用いた溶
融加工をすることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る高圧放電ラ
ンプによれば、前記電極間距離(De)を0.5mm以
上1.5mm以下とし、発光空間111内の水銀蒸気圧
が、定常点灯状態において15MPa以上35MPa以
下となるように封入する水銀の量が規定した上、電極の
先端部は、電極軸と、当該電極軸の先端部周囲に巻回さ
れたコイルとを溶融加工することにより凸曲面形状をな
すようにされているとともに、当該凸曲面形状部分の厚
み(de)及び径(φe)が、ランプ入力(W)に対応
してそれぞれ所定の範囲内となるように規定されている
ので、従来よりも電極間距離の短いショートアーク型の
高圧放電ランプにおいて、ランプ入力(W)ごとに、そ
れぞれ長寿命を実現するとともに、アークジャンプ現象
が抑制できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る超高圧水銀ランプの
構成を示す図である。
【図2】ランプユニット300の構成を示す図である。
【図3】本実施の形態において用いた電極102及び1
03の基本構成について説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態において電極先端部の放電
加工に用いたアルゴンプラズマ溶接装置の基本構成を模
式的に示す図である。
【図5】ランプ入力150Wの場合に、de及びφeの
値を変化させて、寿命に関する検討を行った結果を示す
図である。
【図6】種々のランプ入力(W)のランプについて、最
適なde及びφeの値の範囲を規定した結果をグラフに
表した図である。
【図7】従来のロングアーク型の一般照明用高圧放電ラ
ンプと同一構成のタングステン電極の一例を示す図であ
る。
【図8】従来の改良電極について説明するための図であ
る。
【図9】アークジャンプ現象について説明するための図
である。
【符号の説明】
101 発光管 102、103 電極 104、105 封止部 106、107 モリブデン箔 108、109 モリブデンリード線 110 水銀 111 放電空間 120 口金 122 電極軸 123 コイル 124 電極先端部 200 完成ランプ 210 反射ミラー 300 ランプユニット 400 アルゴンプラズマ放電装置 401 陰極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 敏行 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5C015 JJ01 JJ06 5C039 HH02 HH04 HH05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に封止部を有する発光管の発光空
    間内に、二本の電極が所定の電極間距離(De)を隔て
    て対向するように前記封止部からそれぞれ延出されてな
    る高圧放電ランプにおいて、 前記電極間距離(De)は0.5mm以上1.5mm以
    下であり、 前記発光空間内の水銀蒸気圧が、定常点灯状態において
    15MPa以上35MPa以下となるように封入する水
    銀の量が規定されており、 前記電極の先端部は、電極軸と、当該電極軸の先端部周
    囲に巻回されたコイルとを溶融加工することにより凸曲
    面形状をなすようにされているとともに、当該凸曲面形
    状部分の厚み(de)及び径(φe)が、ランプ入力
    (W)に対応してそれぞれ所定の範囲内となるように規
    定されていることを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 ランプ入力はほぼ150Wであり、 電極の前記厚み(de)は0.5mm以上1.0mm以
    下であり、 前記径(φe)は1.0mm以上1.3mm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  3. 【請求項3】 ランプ入力はほぼ50Wであり、 電極の前記厚み(de)は0.2mm以上0.6mm以
    下であり、 前記径(φe)は0.5mm以上0.8mm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】 ランプ入力はほぼ100Wであり、 電極の前記厚み(de)は0.3mm以上0.8mm以
    下であり、 前記径(φe)は0.75mm以上1.1mm以下であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 ランプ入力はほぼ220Wであり、 電極の前記厚み(de)は0.75mm以上1.3mm
    以下であり、 前記径(φe)は1.3mm以上1.6mm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】 ランプ入力はほぼ300Wであり、 電極の前記厚み(de)は0.9mm以上1.5mm以
    下であり、 前記径(φe)は1.45mm以上1.8mm以下であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  7. 【請求項7】 ランプ入力はほぼ400Wであり、 電極の前記厚み(de)は1.1mm以上1.75mm
    以下であり、 前記径(φe)は1.7mm以上2.0mm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
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