JP2001324469A - 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 - Google Patents
空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置Info
- Publication number
- JP2001324469A JP2001324469A JP2000144427A JP2000144427A JP2001324469A JP 2001324469 A JP2001324469 A JP 2001324469A JP 2000144427 A JP2000144427 A JP 2000144427A JP 2000144427 A JP2000144427 A JP 2000144427A JP 2001324469 A JP2001324469 A JP 2001324469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- element temperature
- sensor output
- fuel ratio
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
の電圧を一時的に印加して、電圧印加中のセンサ出力V
rよりセンサ素子の内部抵抗を算出し、これより素子温
度を推定する際に、素子温度の推定精度を向上させる。 【解決手段】 電圧印加直前のセンサ出力Vsを読込
み、これに基づいて補正する。具体的には、電圧印加中
のセンサ出力Vrから電圧印加直前のセンサ出力Vafを
減算して、補正後センサ出力Vr=Vr−Vafを算出
し、これに基づいて内部抵抗算出→素子温度算出を行
う。又は、電圧印加中のセンサ出力Vrから内部抵抗算
出→素子温度算出を行う過程で、算出された内部抵抗又
は素子温度を電圧印加直前のセンサ出力Vafに基づいて
補正する。
Description
に装着されて空燃比制御に用いられる空燃比センサ(酸
素センサを含む)の素子温度を計測する素子温度計測装
置、及び、計測された素子温度に基づいて空燃比センサ
に備えられるセンサ素子加熱用のヒータを制御するヒー
タ制御装置に関する。
比センサにより排気中の酸素濃度などに基づいて実際の
空燃比を検出し、これが目標空燃比となるように、機関
への燃料供給量をフィードバック制御するものが知られ
ている。
御を行うためには、空燃比センサが活性化していること
が前提条件となり、空燃比センサは、その素子温度が所
定の活性温度に達することで活性化されるため、空燃比
センサには、センサ素子加熱用のヒータを装備させて、
ヒータへの通電制御により素子温度を目標温度に制御し
ている(例えば特開平8−278279号公報参照)。
して、これより推定される素子温度に基づき、これが目
標温度となるように、ヒータへの通電量をフィードバッ
ク制御している。
センサの素子温度(これと関連するセンサ素子の内部抵
抗)の計測のため、センサ素子に素子温度計測用(内部
抵抗計測用)の所定の電圧を印加して、そのときのセン
サ出力に基づいて内部抵抗を計測する場合、内部抵抗計
測中(計測用電圧の印加中)も、空燃比センサは空燃比
検出分の電圧出力を継続しているため、センサ出力をそ
のまま内部抵抗計測に使用すると、素子温度の推定誤差
が大きくなってしまうことがある。
センサ素子加熱用のヒータへの通電制御に際し、目標温
度への制御性の悪化を招くばかりか、ヒータでの消費電
力の増大を招いたりする。
み、空燃比センサの素子温度をより正確に計測すること
のできる空燃比センサの素子温度計測装置を提供し、併
せてこれを用いてセンサ素子加熱用のヒータを制御する
ヒータ制御装置を提供することを目的とする。
る発明では、図1に示すように、空燃比センサのセンサ
素子に素子温度計測用の所定の電圧を一時的に印加する
素子温度計測用電圧印加手段と、前記電圧印加直前のセ
ンサ出力を読込む第1のセンサ出力読込み手段と、前記
電圧印加中のセンサ出力を読込む第2のセンサ出力読込
み手段と、前記電圧印加直前のセンサ出力と前記電圧印
加中のセンサ出力とに基づいて、空燃比センサの素子温
度を推定する素子温度推定手段と、を設けて、空燃比セ
ンサの素子温度計測装置を構成する。
定手段は、前記電圧印加中のセンサ出力に基づき、前記
電圧印加直前のセンサ出力を補正パラメータとして、空
燃比センサの素子温度を推定することを特徴とする。
定手段は、図1中の(a)に示すように、前記電圧印加
中のセンサ出力を前記電圧印加直前のセンサ出力により
補正するセンサ出力補正手段を有し、補正されたセンサ
出力に基づいて、空燃比センサの素子温度を推定するこ
とを特徴とする。
定手段は、図1中の(a)に示すように、前記電圧印加
中のセンサ出力を前記電圧印加直前のセンサ出力により
補正するセンサ出力補正手段と、補正されたセンサ出力
に基づいてセンサ素子の内部抵抗を算出する内部抵抗算
出手段と、算出された内部抵抗に基づいて素子温度を算
出する素子温度算出手段と、を含んで構成されることを
特徴とする。
補正手段は、前記電圧印加中のセンサ出力から前記電圧
印加直前のセンサ出力を減算して、補正後センサ出力を
算出することを特徴とする。
定手段は、図1中の(b)に示すように、前記電圧印加
中のセンサ出力に基づいてセンサ素子の内部抵抗を算出
する内部抵抗算出手段と、算出された内部抵抗を前記電
圧印加直前のセンサ出力に基づいて補正する内部抵抗補
正手段と、補正された内部抵抗に基づいて素子温度を算
出する素子温度算出手段と、を含んで構成されることを
特徴とする。
定手段は、図1中の(c)に示すように、前記電圧印加
中のセンサ出力に基づいてセンサ素子の内部抵抗を算出
する内部抵抗算出手段と、算出された内部抵抗に基づい
て素子温度を算出する素子温度算出手段と、算出された
素子温度を前記電圧印加直前のセンサ出力に基づいて補
正する素子温度補正手段と、を含んで構成されることを
特徴とする。
サ出力読込み手段は、空燃比を検出するために、所定の
周期で、センサ出力を読込む空燃比検出手段であり、前
記素子温度計測用電圧印加手段は、前記第1のセンサ出
力読込み手段のセンサ出力読込み直後に、センサ素子に
素子温度計測用の所定の電圧を印加することを特徴とす
る。
ンサの素子温度計測装置を備える一方、空燃比センサに
備えられるセンサ素子加熱用のヒータに対し、素子温度
が目標温度となるように、ヒータへの通電量をフィード
バック制御するヒータ通電量制御手段を設けて、空燃比
センサのヒータ制御装置を構成する(図1参照)。
ンサのセンサ素子に素子温度計測用の電圧を印加して、
センサ出力より素子温度を推定する場合に、電圧印加直
前のセンサ出力と電圧印加中のセンサ出力とに基づいて
素子温度を推定することで、特に電圧印加直前のセンサ
出力により空燃比センサの空燃比検出分の電圧出力の影
響を考慮できるので、素子温度の推定精度を向上するこ
とができる。これによって、活性判定等を正確に行うこ
とができる。
のセンサ出力に基づき(すなわち電圧印加中のセンサ出
力を基本パラメータとし)、電圧印加直前のセンサ出力
を補正パラメータとして、素子温度を推定することで、
電圧印加直前のセンサ出力により空燃比センサの空燃比
検出分の電圧出力の影響を補正できるので、素子温度の
推定精度を大幅に向上することができる。
のセンサ出力を電圧印加直前のセンサ出力により補正し
て、補正されたセンサ出力に基づいて、素子温度を推定
することで、空燃比検出分の電圧出力の影響を除外した
センサ出力より、素子温度を正確に推定することができ
る。
のセンサ出力を電圧印加直前のセンサ出力により補正し
て、補正されたセンサ出力に基づいて、センサ素子の内
部抵抗を算出し、これに基づいて素子温度を算出するこ
とで、空燃比検出分の電圧出力の影響を除外したセンサ
出力より、内部抵抗を正確に計測して、素子温度を正確
に推定することができる。
補正に際し、電圧印加中のセンサ出力から電圧印加直前
のセンサ出力を減算して、補正後センサ出力を算出する
ことで、最も簡単な方法で、空燃比検出分の電圧出力の
影響を除外した内部抵抗分のセンサ出力を取出すことが
できる。
のセンサ出力読込み→内部抵抗算出→素子温度算出の過
程で、中間段階での内部抵抗を電圧印加直前のセンサ出
力に基づいて補正することで、請求項3又は請求項4に
係る発明と同等の効果が得られる。
のセンサ出力読込み→内部抵抗算出→素子温度算出の際
に、最終出力である素子温度を電圧印加直前のセンサ出
力に基づいて補正することで、請求項3又は請求項4に
係る発明と同等の効果が得られる。
でセンサ出力を読込んで空燃比を検出する場合に、空燃
比検出用のセンサ出力の読込み直後に、センサ素子に素
子温度計測用の電圧を印加するため、空燃比検出タイミ
ングにて電圧印加中のために空燃比を検出できない回数
を最小にでき、空燃比制御性能への影響を最小にするこ
とができると共に、電圧印加直前のセンサ出力の読込み
を空燃比検出用のもので代用できる。
く空燃比センサの素子温度の推定精度を向上できる一
方、ヒータ制御により、空燃比センサの素子温度を目標
温度に正しく収束させて、空燃比センサを所望の活性状
態に維持することができる。
て説明する。図2は内燃機関の空燃比フィードバック制
御装置のシステム図である。
各気筒毎に、吸気通路2又は燃焼室内に臨むように、燃
料噴射弁3が設けられ、各燃料噴射弁3の燃料噴射はコ
ントロールユニット4により制御される。
フローメータ5からの信号に基づいて検出される吸入空
気量Qaと、クランク角センサ6からの信号に基づいて
検出されるエンジン回転数Neとから、ストイキ(λ=
1)相当の基本燃料噴射量Tp=K×Qa/Ne(Kは
定数)を演算し、これを目標空燃比tλの他、排気通路
7に配置した空燃比センサ8からの信号に基づく空燃比
フィードバック補正係数αにより補正して、最終的な燃
料噴射量Ti=Tp×(1/tλ)×αを演算し、この
Tiに対応するパルス幅の燃料噴射パルスを、エンジン
回転に同期して、各燃料噴射弁3に出力する。
配置されて、排気中の酸素濃度に応じた信号を出力する
もので、コントロールユニット4は、空燃比センサ8か
らの信号に基づいて、エンジン1に供給されている混合
気の空燃比λを検出し、これが目標空燃比tλとなるよ
うに、空燃比フィードバック補正係数αを比例積分制御
などにより増減設定することで、空燃比λを目標空燃比
tλにフィードバック制御する。
応じて出力電圧が連続的に変化することで空燃比をリニ
アに検出可能ないわゆる広域型空燃比センサであって、
図3に示すようにセンサ素子11加熱用のヒータ12を
備えるものを用いる。
びセンサ素子加熱用のヒータ12に対する制御回路を示
している。空燃比センサ8のセンサ素子11は、空燃比
に応じて出力電圧Vsが連続的に変化し、その出力Vs
はコントロールユニット4に入力される。
用(内部抵抗計測用)の所定の電圧Vcc(例えば5V)
がスイッチング素子13及び基準抵抗R0を介して印加
されるようになっている。従って、素子温度計測時に、
スイッチング素子13がONとなると、センサ素子11
の出力Vsに素子温度計測用の電圧分が重畳される。
するが、通電回路中にスイッチング素子14を設けてあ
る。コントロールユニット4内のCPU15は、素子温
度計測用電圧印加用のスイッチング素子13のON・O
FFを制御しつつ、所定のタイミングで、センサ素子1
1の出力Vsをフィルタ(平滑化回路)16及びA/D
変換器17を介して読込む。
介して、ヒータ制御用のスイッチング素子14のON・
OFFをデューティ制御することにより、ヒータ12へ
の通電量を制御する。
トにより説明する。図4は第1実施形態での素子温度計
測ルーチンのフローチャートであり、所定のクランク角
周期で実行される。
様)では、空燃比を検出すべく、センサ出力Vsを読込
み、Vaf=Vsとして、これに基づいて空燃比λを検出
する。この部分が空燃比検出手段に相当すると共に、素
子温度計測用電圧の印加直前のセンサ出力を読込む第1
のセンサ出力読込み手段に相当する。
ONにして、センサ素子11への素子温度計測用電圧V
ccの印加を開始する。すなわち、空燃比検出用のセンサ
出力の読込み直後より、素子温度計測用電圧Vccの印加
を開始する。この部分が素子温度計測用電圧印加手段に
相当する。
加開始から第1の所定時間T1後に、センサ素子11の
内部抵抗を計測すべく、センサ出力Vsを読込み、Vr
=Vsとする。この部分が素子温度計測用電圧の印加中
のセンサ出力を読込む第2のセンサ出力読込み手段に相
当する。
Vrを電圧印加直前のセンサ出力Vafにより補正する。
具体的には、電圧印加中のセンサ出力Vrから電圧印加
直前のセンサ出力Vafを減算して、補正後センサ出力V
r=Vr−Vafを求める。この部分がセンサ出力補正手
段に相当する。
基づいて、センサ素子11の内部抵抗Rsを算出する。
この部分が内部抵抗算出手段に相当する。具体的には、
センサ素子11に流れる電流をiとし、Vs=Vrとす
ると、 Vr=i×Rs Vcc−Vr=i×R0 であるので、両式より、 Rs=Vr/〔(Vcc−Vr)/R0〕 として、内部抵抗Rsを算出する。
抗Rsより、テーブルを参照するなどして、素子温度T
sを算出する。素子温度Tsが高くなるほど、内部抵抗
Rsが減少するので、内部抵抗Rsより、素子温度Ts
を算出可能だからである。この部分が素子温度算出手段
に相当する。
サ出力補正手段、内部抵抗算出手段及び素子温度算出手
段を含む素子温度推定手段に相当する。ステップ7で
は、素子温度計測用電圧の印加開始から第2の所定時間
T2後に、スイッチング素子13をOFFにすること
で、センサ素子11への素子温度計測用電圧Vccの印加
を停止(終了)する。
り説明する。空燃比センサのセンサ素子に素子温度計測
用の電圧を印加した場合、センサ出力には、センサ素子
の酸素電池分の出力信号が重畳するので、素子温度が一
定であっても、電圧印加中のセンサ出力が変化する場合
があり、これにより素子温度の推定に際し、推定誤差を
生じる。
圧印加直前のセンサ出力Vafにより補正することで、具
体的には、補正後Vr=Vr−Vafとして、酸素電池分
の影響を除去することで、補正後Vrに基づいて内部抵
抗Rsを正しく算出し、素子温度Tsの推定誤差をなく
すのである。
を読込んで空燃比を検出する場合に、空燃比検出用のセ
ンサ出力の読込み直後に、センサ素子に素子温度計測用
電圧を印加することで、高回転時などに空燃比検出タイ
ミングにて電圧印加中のために空燃比を検出できない回
数を最小にでき、空燃比制御性能への影響を最小にする
ことができると共に、電圧印加直前のセンサ出力の読込
みを空燃比検出用のもので代用できる。
トであり、所定時間毎に実行される。本ルーチンがヒー
タ通電量制御手段に相当する。ステップ101では、図
4のルーチンにより算出されている最新の素子温度Ts
を読込む。
と目標温度との偏差に応じて、周知のPID制御によ
り、素子温度Tsを目標温度に近づけるように、ヒータ
デューティHDUTY(%)を算出する。
度より低い場合は、ヒータ12への通電量(通電時間割
合)を増大させるように、ヒータデューティHDUTY
を増大させ、逆に、実際の素子温度Tsが目標温度より
高い場合は、ヒータ12への通電量(通電時間割合)を
減少させるように、ヒータデューティHDUTYを減少
させる。
ューティHDUTYを出力し、これによりスイッチング
素子14のON・OFFでヒータ12への通電量を制御
して、素子温度Tsを目標温度に収束させる。
内部抵抗Rsを計測し、これに基づいて素子温度Tsを
算出し、ヒータ制御に際して、素子温度Tsが目標温度
となるようにフィードバック制御するようにしている
が、内部抵抗Rsにより素子温度Tsが定まるので、素
子温度Tsを算出することなく、ヒータ制御に際して、
内部抵抗Rsが目標内部抵抗となるようにフィードバッ
ク制御するようにしてもよい。
sが目標内部抵抗より大きいときに、素子温度が低いの
で、ヒータ12への通電量を増大させるように、ヒータ
デューティHDUTYを増大させ、逆に、実際の内部抵
抗Rsが目標内部抵抗より小さいときに、素子温度が高
いので、ヒータ12への通電量を減少させるように、ヒ
ータデューティHDUTYを減少させる。
る。図7は第2実施形態での素子温度計測ルーチンのフ
ローチャートであり、図4のフローに代えて実行され
る。
同じであり、ステップ4は省略される。従って、ステッ
プ5では、補正無しの電圧印加中のセンサ出力Vrに基
づいて、センサ素子11の内部抵抗Rsを算出する(内
部抵抗算出手段)。
ステップ51,52が追加される。ステップ51では、
電圧印加直前のセンサ出力Vafから内部抵抗Rsに対す
る補正値(Rs補正値)を算出する。
た内部抵抗Rsをステップ51にて算出したRs補正値
により補正する。ここでの補正は、電圧印加直前のセン
サ出力Vafが大きいほど、内部抵抗Rsが実際より大き
く算出されてしまうので、電圧印加直前のセンサ出力V
afが大きいほど、内部抵抗Rsを小さくする方向に補正
する。
の内部抵抗Rs(補正後Rs)より、テーブルを参照す
るなどして、素子温度Tsを算出する(素子温度算出手
段)。ステップ7については、図4のフローと同じであ
る。
チンのフローチャートであり、図4のフローに代えて実
行される。ステップ1〜ステップ3は図4のフローと同
じであり、ステップ4は省略される。
印加中のセンサ出力Vrに基づいて、センサ素子11の
内部抵抗Rsを算出し(内部抵抗算出手段)、ステップ
6では、センサ素子11の内部抵抗Rsより、テーブル
を参照するなどして、素子温度Tsを算出する(素子温
度算出手段)。
ステップ61,62が追加される。ステップ61では、
電圧印加直前のセンサ出力Vafから素子温度Tsに対す
る補正値(Ts補正値)を算出する。
た素子温度Tsをステップ61にて算出したTs補正値
により補正する。ここでの補正は、電圧印加直前のセン
サ出力Vafが大きいほど、内部抵抗Rsが実際より大き
く算出されて、素子温度Tsが実際より低く算出されて
しまうので、電圧印加直前のセンサ出力Vafが大きいほ
ど、素子温度Tsを高くする方向に補正する。
子温度Ts(補正後Ts)を用いる。ステップ7につい
ては、図4のフローと同じである。このような第2実施
形態及び第3実施形態においても、第1実施形態と同等
の効果が得られる。
ィードバック制御装置のシステム図
る制御回路図
ローチャート
ローチャート
ローチャート
Claims (9)
- 【請求項1】内燃機関の排気系に装着される空燃比セン
サの素子温度計測装置であって、 空燃比センサのセンサ素子に素子温度計測用の所定の電
圧を一時的に印加する素子温度計測用電圧印加手段と、 前記電圧印加直前のセンサ出力を読込む第1のセンサ出
力読込み手段と、 前記電圧印加中のセンサ出力を読込む第2のセンサ出力
読込み手段と、 前記電圧印加直前のセンサ出力と前記電圧印加中のセン
サ出力とに基づいて、空燃比センサの素子温度を推定す
る素子温度推定手段と、 を含んで構成されることを特徴とする空燃比センサの素
子温度計測装置。 - 【請求項2】前記素子温度推定手段は、前記電圧印加中
のセンサ出力に基づき、前記電圧印加直前のセンサ出力
を補正パラメータとして、空燃比センサの素子温度を推
定することを特徴とする請求項1記載の空燃比センサの
素子温度計測装置。 - 【請求項3】前記素子温度推定手段は、前記電圧印加中
のセンサ出力を前記電圧印加直前のセンサ出力により補
正するセンサ出力補正手段を有し、補正されたセンサ出
力に基づいて、空燃比センサの素子温度を推定すること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の空燃比センサ
の素子温度計測装置。 - 【請求項4】前記素子温度推定手段は、 前記電圧印加中のセンサ出力を前記電圧印加直前のセン
サ出力により補正するセンサ出力補正手段と、 補正されたセンサ出力に基づいてセンサ素子の内部抵抗
を算出する内部抵抗算出手段と、 算出された内部抵抗に基づいて素子温度を算出する素子
温度算出手段と、 を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の空燃比センサの素子温度計測装置。 - 【請求項5】前記センサ出力補正手段は、前記電圧印加
中のセンサ出力から前記電圧印加直前のセンサ出力を減
算して、補正後センサ出力を算出することを特徴とする
請求項3又は請求項4記載の空燃比センサの素子温度計
測装置。 - 【請求項6】前記素子温度推定手段は、 前記電圧印加中のセンサ出力に基づいてセンサ素子の内
部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、 算出された内部抵抗を前記電圧印加直前のセンサ出力に
基づいて補正する内部抵抗補正手段と、 補正された内部抵抗に基づいて素子温度を算出する素子
温度算出手段と、 を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の空燃比センサの素子温度計測装置。 - 【請求項7】前記素子温度推定手段は、 前記電圧印加中のセンサ出力に基づいてセンサ素子の内
部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、 算出された内部抵抗に基づいて素子温度を算出する素子
温度算出手段と、 算出された素子温度を前記電圧印加直前のセンサ出力に
基づいて補正する素子温度補正手段と、 を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の空燃比センサの素子温度計測装置。 - 【請求項8】前記第1のセンサ出力読込み手段は、空燃
比を検出するために、所定の周期で、センサ出力を読込
む空燃比検出手段であり、 前記素子温度計測用電圧印加手段は、前記第1のセンサ
出力読込み手段のセンサ出力読込み直後に、センサ素子
に素子温度計測用の所定の電圧を印加することを特徴と
する請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の空燃比
センサの素子温度計測装置。 - 【請求項9】請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載
の空燃比センサの素子温度計測装置を備える一方、 空燃比センサに備えられるセンサ素子加熱用のヒータに
対し、素子温度が目標温度となるように、ヒータへの通
電量をフィードバック制御するヒータ通電量制御手段を
設けたことを特徴とする空燃比センサのヒータ制御装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144427A JP3764841B2 (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 |
US09/853,872 US6712054B2 (en) | 2000-05-17 | 2001-05-14 | Device and method for measuring element temperature of air-fuel ratio sensor, and device and method for controlling heater of air-fuel ratio sensor |
DE10124129A DE10124129A1 (de) | 2000-05-17 | 2001-05-17 | Vorrichtung und Verfahren zum Messen der Elementtemperatur eines Luft-/Kraftstoffverhältnissensors und Vorrichtung und Verfahren zum Steuern der Heizvorrichung eines Luft-/Kraftstoffverhälntissensors |
US10/806,183 US7017567B2 (en) | 2000-05-17 | 2004-03-23 | Device and method for measuring element temperature of air-fuel ratio sensor, and device and method for controlling heater of air-fuel ratio sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144427A JP3764841B2 (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001324469A true JP2001324469A (ja) | 2001-11-22 |
JP3764841B2 JP3764841B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=18651087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000144427A Expired - Fee Related JP3764841B2 (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3764841B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003083464A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de commande de temperature destines a un capteur de gaz d'echappement |
WO2003089919A1 (fr) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede destines a reguler la temperature d'un capteur de gaz d'echappement, et support d'enregistrement destine a un programme de regulation de la temperature d'un capteur de gaz d'echappement |
WO2004010129A1 (ja) * | 2002-07-22 | 2004-01-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | 排ガスセンサの温度制御装置およびその温度制御方法、並びに排ガスセンサの温度制御用プログラムの記録媒体 |
US7017567B2 (en) * | 2000-05-17 | 2006-03-28 | Hitachi, Ltd. | Device and method for measuring element temperature of air-fuel ratio sensor, and device and method for controlling heater of air-fuel ratio sensor |
JP2013190296A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ制御装置 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000144427A patent/JP3764841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7017567B2 (en) * | 2000-05-17 | 2006-03-28 | Hitachi, Ltd. | Device and method for measuring element temperature of air-fuel ratio sensor, and device and method for controlling heater of air-fuel ratio sensor |
WO2003083464A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de commande de temperature destines a un capteur de gaz d'echappement |
WO2003089919A1 (fr) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede destines a reguler la temperature d'un capteur de gaz d'echappement, et support d'enregistrement destine a un programme de regulation de la temperature d'un capteur de gaz d'echappement |
US7305299B2 (en) | 2002-04-22 | 2007-12-04 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Device and method of controlling exhaust gas sensor temperature, and recording medium for exhaust gas sensor temperature control program |
WO2004010129A1 (ja) * | 2002-07-22 | 2004-01-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | 排ガスセンサの温度制御装置およびその温度制御方法、並びに排ガスセンサの温度制御用プログラムの記録媒体 |
US7490596B2 (en) | 2002-07-22 | 2009-02-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Device and method of controlling exhaust gas sensor temperature, and recording medium for exhaust gas sensor temperature control program |
US7765996B2 (en) | 2002-07-22 | 2010-08-03 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Device and method of controlling exhaust gas sensor temperature, and recording medium for exhaust gas sensor temperature control program |
JP2013190296A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3764841B2 (ja) | 2006-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4424182B2 (ja) | 内燃機関の排気温度推定装置 | |
US20020056310A1 (en) | Control method for gas concentration sensor | |
JP2004177179A (ja) | 酸素センサの劣化検出装置 | |
JPS627374B2 (ja) | ||
US7017567B2 (en) | Device and method for measuring element temperature of air-fuel ratio sensor, and device and method for controlling heater of air-fuel ratio sensor | |
JP2001355503A (ja) | 触媒温度検出装置 | |
JPH09196889A (ja) | 空燃比検出装置 | |
JPH065047B2 (ja) | 空燃比制御装置 | |
JP2004285915A (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2908924B2 (ja) | エンジンの流入空気量検出方法、この方法を実行する装置、この装置を備えた燃料噴射量制御装置 | |
JP3764841B2 (ja) | 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 | |
US20080027626A1 (en) | Exhaust protecting device and protecting method for internal combustion engine | |
JP4755697B2 (ja) | 内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断する方法、および、該方法を実施するための装置 | |
JP5770598B2 (ja) | 酸素センサ制御装置 | |
JP3764842B2 (ja) | 空燃比センサのヒータ制御装置 | |
JPH09310636A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH07167697A (ja) | 内燃機関の吸入空気流量検出装置 | |
JP2001323838A (ja) | 空燃比センサの素子温度計測装置及びヒータ制御装置 | |
JPH11166438A (ja) | 内燃エンジンの空燃比センサ劣化検出装置 | |
JP2002022699A (ja) | 空燃比センサの素子温度推定装置 | |
JP4107305B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
JP3687128B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
JP4525196B2 (ja) | 空燃比センサの異常検出装置 | |
JPH07238853A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP2001021524A (ja) | 内燃機関の排気系部品の模擬温度算出装置及び内燃機関用空燃比センサの電気ヒータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |