[go: up one dir, main page]

JP2001319776A - Elパネルの作製方法 - Google Patents

Elパネルの作製方法

Info

Publication number
JP2001319776A
JP2001319776A JP2000140722A JP2000140722A JP2001319776A JP 2001319776 A JP2001319776 A JP 2001319776A JP 2000140722 A JP2000140722 A JP 2000140722A JP 2000140722 A JP2000140722 A JP 2000140722A JP 2001319776 A JP2001319776 A JP 2001319776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
layer
panel
light
cover material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000140722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001319776A5 (ja
Inventor
Takeshi Nishi
毅 西
Kenji Fukunaga
健司 福永
Mai Osada
麻衣 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2000140722A priority Critical patent/JP2001319776A/ja
Publication of JP2001319776A publication Critical patent/JP2001319776A/ja
Publication of JP2001319776A5 publication Critical patent/JP2001319776A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/846Passivation; Containers; Encapsulations comprising getter material or desiccants

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EL層の劣化を促進させることなく、ELパ
ネルを封ずる方法を提供する。 【解決手段】 EL層を有する基板と、前記EL層を間
に挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間に、前記
EL層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなるシール材
を設ける工程と、前記カバー材の前記基板とは反対側の
面に接して形成された遮光性を有するマスクを間に介し
て、前記カバー材の前記基板とは反対側の面に紫外光を
照射する工程とを有するELパネルの作製方法であっ
て、前記マスクは前記EL層を覆っており、前記マスク
が有する開口部は前記シール材全体と重なっていること
を特徴とするELパネルの作製方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEL(エレクトロル
ミネッセンス)素子を基板上に作り込んで形成された電
子ディスプレイ(ELディスプレイ)の作製方法に関す
る。特に、ELディスプレイが有するELパネルのセル
組立技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、基板上にTFTを形成する技術が
大幅に進歩し、アクティブマトリクス型の電子ディスプ
レイへの応用開発が進められている。特に、ポリシリコ
ン膜を用いたTFTは、従来のアモルファスシリコン膜
を用いたTFTよりも電界効果移動度(モビリティとも
いう)が高いので、高速動作が可能である。そのため、
従来基板の外に設けられた駆動回路で行っていた画素の
制御を、画素と同一の基板上に形成した駆動回路で行う
ことが可能となっている。
【0003】このようなアクティブマトリクス型の電子
ディスプレイは、同一基板上に様々な回路や素子を作り
込むことで製造コストの低減、電子ディスプレイの小型
化、歩留まりの上昇、スループットの低減など、様々な
利点が得られる。
【0004】そしてさらに、自発光型素子としてEL素
子を有したアクティブマトリクス型のELディスプレイ
の研究が活発化している。ELディスプレイは有機EL
ディスプレイ(OELD:Organic EL Display)又は有
機ライトエミッティングダイオード(OLED:Organi
c Light Emitting Diode)とも呼ばれている。
【0005】ELディスプレイは、液晶ディスプレイと
異なり自発光型である。EL素子は一対の電極(陽極と
陰極)間にEL層が挟まれた構造となっているが、EL
層は通常、積層構造となっている。代表的には、コダッ
ク・イーストマン・カンパニーのTangらが提案した「正
孔輸送層/発光層/電子輸送層」という積層構造が挙げ
られる。この構造は非常に発光効率が高く、現在、研究
開発が進められているELディスプレイは殆どこの構造
を採用している。
【0006】また他にも、陽極上に正孔注入層/正孔輸
送層/発光層/電子輸送層、または正孔注入層/正孔輸
送層/発光層/電子輸送層/電子注入層の順に積層する
構造でも良い。発光層に対して蛍光性色素等をドーピン
グしても良い。
【0007】本明細書において陰極と陽極の間に設けら
れる全ての層を総称してEL層と呼ぶ。よって上述した
正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注
入層等は、全てEL層に含まれる。
【0008】そして、上記構造でなるEL層に一対の電
極から所定の電圧をかけ、それにより発光層においてキ
ャリアの再結合が起こって発光する。なお本明細書にお
いてEL素子が発光することを、EL素子が駆動すると
呼ぶ。また、本明細書中では、陽極、EL層及び陰極で
形成される発光素子をEL素子と呼ぶ。
【0009】図6に一般的なELパネルの構成を示す。
図6(A)はELパネルの上面図であり、図6(B)は
A−A’における断面図である。
【0010】図6(A)、(B)において、4001は
基板、4002は画素部、4003はソース信号線駆動
回路、4004はゲート信号線駆動回路であり、それぞ
れの駆動回路は配線4005を経てFPC(フレキシブ
ルプリントサーキット)4006に至り、外部機器へと
接続される。
【0011】基板4001の上にソース信号線駆動回路
4003に含まれる駆動TFT(但し、ここではnチャ
ネル型TFTとpチャネル型TFTを図示している。)
4201及び画素部4002に含まれる電流制御用TF
T(EL素子への電流を制御するTFT)4202が形
成されている。なおここでは画素部が有するTFTとし
て電流制御用TFT4202のみ示しているが、電流制
御用TFT4202以外にTFTを有していても良い。
【0012】駆動TFT4201及び電流制御用TFT
4202の上には樹脂材料でなる層間絶縁膜(平坦化
膜)4301が形成され、その上に電流制御用TFT4
202のドレイン領域と電気的に接続する画素電極(陽
極)4302が形成される。画素電極4302としては
仕事関数が大きく、光を透過することが可能な透明導電
膜が用いられる。
【0013】そして、画素電極4302の上には絶縁膜
4303が形成され、絶縁膜4303は画素電極430
2の上に開口部が形成されている。この開口部におい
て、画素電極4302の上にはEL(エレクトロルミネ
ッセンス)層4304が形成される。
【0014】EL層4304の上には遮光性を有する導
電膜からなる陰極4305が形成される。このように、
画素電極(陽極)4302、EL層4304及び陰極4
305からEL素子が形成されている。そして陰極43
05は4306で示される領域において配線4005に
電気的に接続される。配線4005は陰極4305に所
定の電圧を与えるための配線であり、異方導電性フィル
ム4307を介してFPC4006に電気的に接続され
る。
【0015】画素部4002、ソース信号線駆動回路4
003及びゲート信号線駆動回路4004を覆うように
してシール材4101が設けられている。そしてシール
材4101上にカバー材4102が設けられている。E
L素子からの光の放射方向がカバー材4102側に向か
う場合には、カバー材は透明でなければならない。また
EL素子からの光の放射方向が基板4001側に向かう
場合には基板は透明でなければならない。
【0016】ELディスプレイを実用化する上で問題と
なっているのが、水分や酸素によってEL層の劣化が促
進されることである。しかしこのように、EL素子、特
にEL層4304をシール材4101によって基板40
01とカバー材4102の間に封入することで、水分や
酸素によりEL層の劣化が促進されるのを防ぐことがで
きる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したELパネ
ルに用いられるシール材4101として、一般的に熱硬
化樹脂または紫外線硬化樹脂が用いられている。熱硬化
樹脂は、熱を加えることによって硬化する樹脂であり、
紫外線硬化樹脂は紫外線を照射することによって硬化す
る樹脂である。
【0018】紫外線硬化樹脂は、熱硬化樹脂に比べて硬
化する時間が短く、保存安定性に優れている。
【0019】図6に示したELパネルのシール材410
1として紫外線硬化樹脂を用い、シール材4101によ
って基板4001とカバー材4102の間にEL素子を
封入する工程について、詳しく説明する
【0020】図7(A)に、シール材の硬化を行うチャ
ンバー内の断面図を簡単に示す。筐体701の内部に固
定台702が設けられており、固定台702の上にEL
パネル704が設置される。固定台702の下方に紫外
光を発する光源705が設けられている。ELパネル7
04と光源705との間には、石英ガラス等の透過性を
有する透過窓703が設けられており、光源705から
発せられた紫外光は透過窓703を透過してから、EL
パネル704に照射される。
【0021】707はゲートであり、ここからチャンバ
ーにELパネルを出し入れすることができる。
【0022】ELパネルのAで示した部分の拡大図を、
図7(B)に示す。基板4001とカバー材4102の
間にEL素子が設けられている。EL素子は、陽極(画
素電極)4302と、EL層4304と、陰極4305
とで形成されており、基板に近い方から陽極(画素電
極)4302、EL層4304、陰極4305の順にせ
きそうされている。電流制御用TFT4202のドレイ
ン領域は陽極(画素電極)4302に接続されている。
【0023】陰極4305とカバー材4102との間に
は、EL層4304を完全に覆うようにシール材410
1が充填されている。光源705から発せられる紫外光
は、陰極4305に対してEL層4304と反対の側か
らELパネル704に照射され、シール材4101を硬
化させる。よって、EL層4304と陰極4305との
間には光を透過しない陰極4305が設けられているこ
とになるため、光源705から発せられる紫外光は、理
想的にはEL層4304に照射されない。
【0024】しかし陰極4305を形成する際に不本意
に形成されたピンホールなどが存在した場合、図7
(B)のB部に示すように、紫外光がEL層に照射され
る。紫外光がEL層4304に照射されるとEL層43
04の劣化が促進されてしまう。
【0025】またELパネル704の陰極4305が形
成されていない部分においては、紫外光はELパネルを
透過する。透過した紫外光は筐体内部で乱反射し、EL
パネル704に照射される。陽極4302は透光性を有
する材料で形成されているため、基板4001側からE
Lパネル704に照射された紫外光は、EL層4304
に照射される。よって、EL層4304の劣化が促進さ
れてしまう。
【0026】本発明は上述したことに鑑み、EL層の劣
化を促進させることなく、ELパネルを封ずる方法を提
供する。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、陰極にピ
ンホールが形成されることを前提とし、EL層が形成さ
れている部分に紫外光を照射しないでELパネルを封ず
るために、紫外線硬化樹脂でなるシール材を、EL層が
形成されている部分を囲むように基板とカバー材との間
に設け、シール材の部分のみに紫外光が照射されるよう
にした。
【0028】上述したように、EL層が形成されている
部分に紫外光を照射しないことで、紫外光を含む光によ
るEL層の劣化を抑えることができ、なおかつELパネ
ルを封ずることで、酸素や水分によるEL層の劣化を抑
えることができる。
【0029】以下に、本発明の構成を示す。
【0030】本発明は、EL層を有する基板と、前記E
L層を間に挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間
に、前記EL層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなる
シール材を設ける工程と、前記カバー材の前記基板とは
反対側の面に接して形成された遮光性を有するマスクを
間に介して、前記カバー材の前記基板とは反対側の面に
紫外光を照射する工程と、を有するELパネルの作製方
法であって、前記マスクは前記EL層を覆っており、前
記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なって
いることを特徴とするELパネルの作製方法である。
【0031】本発明は、EL層を有する基板と、前記E
L層を間に挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間
に、前記EL層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなる
シール材を設ける工程と、前記カバー材の前記基板とは
反対側の面に接して形成された遮光性を有するマスクを
間に介して、前記カバー材の前記基板とは反対側の面に
紫外光を照射する工程と、を有するELパネルの作製方
法であって、前記マスクは前記複数のEL層の全てを覆
っており、前記マスクが有する開口部は前記シール材全
体と重なっていることを特徴とするELパネルの作製方
法である。
【0032】本発明は、前記カバー材が透光性を有して
いることを特徴としていても良い。
【0033】本発明は、EL層を有する基板と、前記E
L層を間に挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間
に、前記EL層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなる
シール材を設ける工程と、前記基板の前記カバー材とは
反対側の面に接して形成された遮光性を有するマスクを
間に介して、前記基板の前記カバー材とは反対側の面に
紫外光を照射する工程と、を有するELパネルの作製方
法であって、前記マスクは前記EL層を覆っており、前
記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なって
いることを特徴とするELパネルの作製方法である。
【0034】本発明は、EL層を有する基板と、前記E
L層を間に挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間
に、前記EL層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなる
シール材を設ける工程と、前記基板の前記カバー材とは
反対側の面に接して形成された遮光性を有するマスクを
間に介して、前記基板の前記カバー材とは反対側の面に
紫外光を照射する工程と、を有するELパネルの作製方
法であって、前記マスクは前記複数のEL層の全てを覆
っており、前記マスクが有する開口部は前記シール材全
体と重なっていることを特徴とするELパネルの作製方
法である。
【0035】本発明は、前記基板が透光性を有している
ことを特徴としていても良い。
【0036】本発明は、前記紫外線硬化樹脂は、アクリ
ル系紫外線硬化樹脂またはエポキシ系紫外線硬化樹脂で
あることを特徴としていても良い。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のELパネルを封
じる方法について説明する。図1(A)に、本発明で用
いるELパネルの上面図と、図1(B)にC−C’にお
けるその断面図を示す。
【0038】図1(A)、(B)において、101は基
板、102はカバー材であり、基板101とカバー材1
02との間にEL層104が設けられている。なお本発
明はアクティブ型のELパネルだけではなく、パッシブ
型のELパネルにも適用することが可能である。
【0039】紫外線硬化樹脂からなるシール材103
は、基板101とカバー材102との間においてEL層
104を完全に囲むように形成されている。そしてマス
ク105は、カバー材102の基板101とは反対の側
に、カバー材102に接して形成されている。なお本発
明はこの構成に限定されず、マスク105が基板101
のカバー材102とは反対の側に、基板101に接して
形成されていても良い。
【0040】マスク105はEL層104を完全に覆っ
ており、なおかつシール材103上に開口部106を有
している。そして、マスク105は紫外光を透過しずら
い材料で形成されている。なお矢印は、光源から発せら
れる紫外光が照射される方向を示している。
【0041】なお、基板101とカバー材102とシー
ル材103とで囲まれた部分に、窒素または希ガスなど
の不活性な気体を充填しても良いし、紫外線硬化樹脂以
外で透過性を有する樹脂を充填しても良い。
【0042】なお図1ではELパネルが1枚の場合につ
いて示したが、1枚の基板から複数のELパネルを形成
する場合についても、本発明を適用することが可能であ
る。複数のELパネルを、切断する前の状態においてシ
ール材で封じる場合について、図2を用いて説明する。
なお図2では、4枚のELパネルを同時に形成する場合
について説明するが、ELパネルの数はこれに限定され
ない。
【0043】図2(A)に、本発明で用いる切断前のE
Lパネルの上面図と、図2(B)にD−D’におけるそ
の断面図を示す。
【0044】図2(A)、(B)において、201は基
板、202はカバー材であり、基板201とカバー材2
02との間にEL層204が複数設けられている。なお
本発明はアクティブ型のELパネルだけではなく、パッ
シブ型のELパネルにも適用することが可能である。
【0045】紫外線硬化樹脂からなるシール材203
は、基板201とカバー材202との間において各EL
層204を完全に囲むように形成されている。そしてマ
スク205は、カバー材202の基板201とは反対の
側に、カバー材202に接して形成されている。なお本
発明はこの構成に限定されず、マスク205が基板20
1のカバー材202とは反対の側に、基板201に接し
て形成されていても良い。
【0046】マスク205は全てのEL層204を完全
に覆っており、なおかつシール材203上に開口部20
6を有している。そして、マスク205は紫外光を透過
しずらい材料で形成されている。なお矢印は、光源から
発せられる紫外光が照射される方向を示している。
【0047】なお、基板201とカバー材202とシー
ル材203とで囲まれた部分に、窒素または希ガスなど
の不活性な気体を充填しても良いし、紫外線硬化樹脂以
外で透過性を有する樹脂を充填しても良い。
【0048】次に、図2に示した切断前のELパネル
を、チャンバー内で封じる工程について説明する。
【0049】図3(A)に、シール材の硬化を行うチャ
ンバー内の断面図を簡単に示す。筐体301の内部に固
定台302が設けられており、固定台302の上に切断
前のELパネル304が設置される。固定台302の下
方に紫外光を発する光源305が設けられている。切断
前のELパネル304と光源305との間には、石英ガ
ラス等の透過性を有する透過窓303が設けられてお
り、光源305から発せられた紫外光は透過窓303を
透過してから、切断前のELパネル304に照射され
る。
【0050】307はゲートであり、ここからチャンバ
ーに切断前のELパネルを出し入れすることができる。
【0051】切断前のELパネル304のEで示した部
分の拡大図を、図3(B)に示す。基板201とカバー
材202の間にEL層204が設けられている。
【0052】光源305から発せられる紫外光はマスク
205において吸収され、マスク205の開口部206
を通過した紫外光がシール材203に照射される。紫外
線の照射により、シール材4101は硬化され、る。
【0053】なおマスクは、切断前のELパネルが封じ
られたあとに除去する。
【0054】なお図3では、切断前のELパネルを封じ
る工程について説明したが、図1に示したELパネルを
同様に封じることは可能である。
【0055】本発明は上記構成によって、陰極にピンホ
ールが形成されていても、EL層に紫外光が照射される
ことを防ぐことができる。またチャンバー内の紫外光の
乱反射によって、紫外光が陽極側からEL層に照射され
ることを防ぐことができる。
【0056】よって本発明は、EL層に紫外光が照射さ
れることを効果的に防ぐことができ、紫外光を含む光に
よるEL層の劣化を抑えることがでる。そしてELパネ
ルを封ずることによって、酸素や水分によるEL層の劣
化を抑えることもできる。
【0057】なお、従来においてEL素子は、基板側か
ら陽極、EL層、陰極の順に積層し、なおかつカバー材
の基板とは反対の側から紫外光を照射しなくてはならな
かった。しかし本発明ではマスクの位置を制御すること
で、カバー材の基板とは反対の側からでも、基板のカバ
ー材とは反対の側からでも紫外光を照射することが可能
である。そしてなおかつ図1において示したELパネル
と図2において示した切断前のELパネルとが有するE
L素子は、陰極と陽極が互いに入れ替わっても良い。
【0058】また、シール材103、203としては、
紫外線硬化樹脂を用いることが必要であり、アクリル系
紫外線硬化樹脂と、エポキシ系紫外線硬化樹脂を用いる
ことが可能である。
【0059】図1で示したELパネルと、図2で示した
切断前のELパネルにおいて、EL層104、204の
形成方法は公知の蒸着技術もしくは塗布法技術を用いれ
ば良い。また、EL層104、204の構造は正孔注入
層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層または電子注入層
を自由に組み合わせて積層構造または単層構造とすれば
良い。
【0060】またEL層104、204は公知の有機E
L材料または無機EL材料を用いることができる。ま
た、有機EL材料には低分子系(モノマー系)材料と高
分子系(ポリマー系)材料があるがどちらを用いても良
い。
【0061】またカバー材102、202としては、ガ
ラス材、金属材(代表的にはステンレス材)、セラミッ
クス材、プラスチック材(プラスチックフィルムも含
む)を用いることができる。プラスチック材としては、
FRP(Fiberglass−Reinforced
Plastics)板、PVF(ポリビニルフルオラ
イド)フィルム、マイラーフィルム、ポリエステルフィ
ルムまたはアクリル樹脂フィルムを用いることができ
る。また、アルミニウムホイルをPVFフィルムやマイ
ラーフィルムで挟んだ構造のシートを用いることもでき
る。
【0062】但し、EL素子からの光の放射方向がカバ
ー材側に向かう場合と、光源からの紫外光がカバー材の
基板とは反対の側から照射される場合とにおいて、カバ
ー材は透明でなければならない。その場合には、ガラス
板、プラスチック板、ポリエステルフィルムまたはアク
リルフィルムのような透明な物質を用いる。
【0063】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【0064】(実施例1)本実施例では、本発明によっ
て形成されるELパネルの詳しい構成について説明す
る。
【0065】図4(A)、(B)において、2001は
基板、2002は画素部、2003はソース信号線駆動
回路、2004はゲート信号線駆動回路であり、それぞ
れの駆動回路は配線2005を経てFPC(フレキシブ
ルプリントサーキット)2006に至り、外部機器へと
接続される。
【0066】このとき、画素部2002、ソース信号線
駆動回路2003及びゲート信号線駆動回路2004を
囲むようにしてシール材2101、カバー材2102、
充填材2103が設けられている。
【0067】図4(B)は図4(A)をF−F’で切断
した断面図に相当し、基板2001の上にソース信号線
駆動回路2003に含まれる駆動TFT(但し、ここで
はnチャネル型TFTとpチャネル型TFTを図示して
いる。)2201及び画素部2002に含まれる電流制
御用TFT(EL素子への電流を制御するTFT)22
02が形成されている。なお図4では、電流制御用TF
T2202のみ示しているが、画素部4002が電流制
御用TFT2202の他にTFTを有していても良い。
【0068】本実施例では、駆動TFT2201には公
知の方法で作製されたpチャネル型TFTまたはnチャ
ネル型TFTが用いられ、電流制御用TFT2202に
は公知の方法で作製されたpチャネル型TFTが用いら
れる。また、画素部2002には電流制御用TFT22
02のゲート電極に接続された保持容量(図示せず)が
設けられる。
【0069】駆動TFT2201及び電流制御用TFT
2202の上には樹脂材料でなる層間絶縁膜(平坦化
膜)2301が形成され、その上に電流制御用TFT2
202のドレイン領域と電気的に接続する画素電極(陽
極)2302が形成される。画素電極2302としては
仕事関数の大きい透明の導電膜が用いられる。透明の導
電膜としては、酸化インジウムと酸化スズとの化合物、
酸化インジウムと酸化亜鉛との化合物、酸化亜鉛、酸化
スズまたは酸化インジウムを用いることができる。ま
た、前記透明導電膜にガリウムを添加したものを用いて
も良い。
【0070】そして、画素電極2302の上には絶縁膜
2303が形成され、絶縁膜2303は画素電極230
2の上に開口部が形成されている。この開口部におい
て、画素電極2302の上にはEL(エレクトロルミネ
ッセンス)層2304が形成される。EL層2304は
公知の有機EL材料または無機EL材料を用いることが
できる。また、有機EL材料には低分子系(モノマー
系)材料と高分子系(ポリマー系)材料があるがどちら
を用いても良い。
【0071】EL層2304の形成方法は公知の蒸着技
術もしくは塗布法技術を用いれば良い。また、EL層の
構造は正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層ま
たは電子注入層を自由に組み合わせて積層構造または単
層構造とすれば良い。
【0072】EL層2304の上には遮光性を有する導
電膜(代表的にはアルミニウム、銅もしくは銀を主成分
とする導電膜またはそれらと他の導電膜との積層膜)か
らなる陰極2305が形成される。また、陰極2305
とEL層2304の界面に存在する水分や酸素は極力排
除しておくことが望ましい。従って、真空中で両者を連
続成膜するか、EL層2304を窒素または希ガス雰囲
気で形成し、酸素や水分に触れさせないまま陰極230
5を形成するといった工夫が必要である。本実施例では
マルチチャンバー方式(クラスターツール方式)の成膜
装置を用いることで上述のような成膜を可能とする。
【0073】そして陰極2305は2306で示される
領域において配線2005に電気的に接続される。配線
2005は陰極2305に所定の電圧を与えるための配
線であり、異方導電性フィルム2307を介してFPC
2006に電気的に接続される。
【0074】以上のようにして、画素電極(陽極)23
02、EL層2304及び陰極2305からなるEL素
子が形成される。このEL素子は、シール材2101に
よって基板2001に貼り合わされたカバー材2102
で囲まれ、充填材2103により封入されている。本実
施例においてシール材2101としてノーランド製NO
A065の紫外線硬化樹脂を用いた。
【0075】カバー材2102としては、ガラス材、金
属材(代表的にはステンレス材)、セラミックス材、プ
ラスチック材(プラスチックフィルムも含む)を用いる
ことができる。プラスチック材としては、FRP(Fi
berglass−Reinforced Plast
ics)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィル
ム、マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはア
クリル樹脂フィルムを用いることができる。また、アル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることもできる。
【0076】但し、EL素子からの光の放射方向がカバ
ー材側に向かう場合と、光源からの紫外光がカバー材の
基板とは反対の側から照射される場合とにおいて、カバ
ー材は透明でなければならない。その場合には、ガラス
板、プラスチック板、ポリエステルフィルムまたはアク
リルフィルムのような透明な物質を用いる。
【0077】また、充填材2103の内部に吸湿性物質
(好ましくは酸化バリウム)もしくは酸素を吸着しうる
物質を設けておくとEL素子の劣化を抑制できる。
【0078】また、充填材2103の中にスペーサを含
有させてもよい。このとき、スペーサを酸化バリウムで
形成すればスペーサ自体に吸湿性をもたせることが可能
である。また、スペーサを設けた場合、スペーサからの
圧力を緩和するバッファ層として陰極2305上に樹脂
膜を設けることも有効である。
【0079】また、シール材2101の露呈部及びFP
C2006の一部を覆うように第2シール材2104を
設け、EL素子を徹底的に外気から遮断する構造として
も良い。こうして図4(B)の断面構造を有するELパ
ネルとなる。
【0080】(実施例2)本実施例では、上記各実施例
において、EL層を形成する際に使用する成膜装置の例
を示す。
【0081】本実施例の成膜装置について図5を用いて
説明する。図5において、1101は搬送室(A)であ
り、搬送室(A)1101には搬送機構(A)1102
が備えられ、基板1103の搬送が行われる。搬送室
(A)1101は減圧雰囲気にされており、各処理室と
はゲートによって遮断されている。各処理室への基板の
受け渡しは、ゲートを開けた際に搬送機構(A)によっ
て行われる。また、搬送室(A)1101を減圧するに
は、油回転ポンプ、メカニカルブースターポンプ、ター
ボ分子ポンプ若しくはクライオポンプなどの排気ポンプ
を用いることが可能であるが、水分の除去に効果的なク
ライオポンプが好ましい。
【0082】図5の成膜装置では、搬送室(A)110
1の側面に排気ポート1104が設けられ、その下に排
気ポンプが設置される。このような構造とすると排気ポ
ンプのメンテナンスが容易になるという利点がある。
【0083】以下に、各処理室についての説明を行う。
なお、搬送室(A)1101は減圧雰囲気となるので、
搬送室(A)1101に直接的に連結された処理室には
全て排気ポンプ(図示せず)が備えられている。排気ポ
ンプとしては油回転ポンプ、メカニカルブースターポン
プ、ターボ分子ポンプ若しくはクライオポンプが用いら
れる。
【0084】まず、1105は基板のセッティング(設
置)を行うストック室であり、ロードロック室とも呼ば
れる。ストック室1105はゲート1100aにより搬
送室(A)1101と遮断され、ここに基板1103を
セットしたキャリア(図示せず)が配置される。なお、
ストック室1105は基板搬入用と基板搬出用とで部屋
が区別されていても良い。また、ストック室1105は
上述の排気ポンプと高純度の窒素ガスまたは希ガスを導
入するためのパージラインを備えている。
【0085】また、本実施例では基板1103を、素子
形成面を下向きにしてキャリアにセットする。これは後
に気相成膜(スパッタまたは蒸着による成膜)を行う際
に、フェイスダウン方式(デポアップ方式ともいう)を
行いやすくするためである。フェイスダウン方式とは、
基板の素子形成面が下を向いた状態で成膜する方式をい
い、この方式によればゴミの付着などを抑えることがで
きる。
【0086】次に、1106は搬送室(B)であり、ス
トック室1105とはゲート1100bを介して連結さ
れ、搬送機構(B)1107を備えている。また、11
08は焼成室(ベーク室)であり、ゲート1100cを
介して搬送室(B)1106と連結している。なお、焼
成室1108は基板の面の上下を反転させる機構を有す
る。即ち、フェイスダウン方式で搬送されてきた基板は
ここで一旦フェイスアップ方式に切り替わる。これは次
のスピンコータ1109での処理がフェイスアップ方式
で行えるようにするためである。また逆に、スピンコー
タ1109で処理を終えた基板は再び焼成室1108に
戻ってきて焼成され、再び上下を反転させてフェイスダ
ウン方式に切り替わり、ストック室1105へ戻る。
【0087】ところでスピンコータを備えた成膜室11
09はゲート1100dを介して搬送室(B)1106
と連結している。スピンコータを備えた成膜室1109
はEL材料を含む溶液を基板上に塗布することでEL材
料を含む膜を形成する成膜室であり、本実施例ではスピ
ンコータを備えた成膜室1109で高分子系(ポリマー
系)有機EL材料を成膜する。なお、成膜されるEL材
料は、発光層として用いるものだけでなく、電荷注入層
または電荷輸送層をも含む。また、公知のいかなる高分
子系有機EL材料を用いても良い。
【0088】発光層となる代表的な有機EL材料として
は、PPV(ポリパラフェニレンビニレン)誘導体、P
VK(ポリビニルカルバゾール)誘導体またはポリフル
オレン誘導体が挙げられる。これはπ共役ポリマーとも
呼ばれる。また、電荷注入層としては、PEDOT(ポ
リチオフェン)またはPAni(ポリアニリン)が挙げ
られる。
【0089】なお、本実施例ではスピンコータを用いた
成膜室を示したが、スピンコータに限定する必要はな
く、スピンコータに代えてディスペンサー、印刷または
インクジェットを用いた成膜室であっても構わない。
【0090】本発明は、封止室1112においてELパ
ネルを封じるのに用いられる。手作業でシール材を塗布
し基板とカバー材を張り合わせた後、受渡室1114に
入れられたELパネル(または切断前のELパネル)
は、ゲート1100hから封止室1112に搬入され
る。
【0091】そして紫外光照射機構1113が有する光
源からの紫外光によって、ELパネルが封じられる。
【0092】なおマスクはシール材を塗布する前に形成
されても良いし、シール材を塗布し受渡室1114に入
れる前に形成しても良い。
【0093】また、本実施例の成膜装置は、実施例1の
構成と組み合わせて実施することが可能である。
【0094】
【発明の効果】
【0095】本発明は上記構成によって、陰極にピンホ
ールが形成されていても、EL層に紫外光が照射される
ことを防ぐことができる。またチャンバー内の紫外光の
乱反射によって、紫外光が陽極側からEL層に照射され
ることを防ぐことができる。
【0096】よって本発明は、EL層に紫外光が照射さ
れることを効果的に防ぐことができ、紫外光を含む光に
よるEL層の劣化を抑えることがでる。そしてELパネ
ルを封ずることによって、酸素や水分によるEL層の劣
化を抑えることもできる。
【0097】なお、従来においてEL素子は、基板側か
ら陽極、EL層、陰極の順に積層し、なおかつカバー材
の基板とは反対の側から紫外光を照射しなくてはならな
かった。しかし本発明ではマスクの位置を制御すること
で、カバー材の基板とは反対の側からでも、基板のカバ
ー材とは反対の側からでも紫外光を照射することが可能
である。そしてなおかつEL素子は、陰極と陽極が互い
に入れ替わっていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いるELパネルの上面図と断面
図。
【図2】 本発明で用いるELパネルの上面図と断面
図。
【図3】 本発明で用いるチャンバーの断面図とELパ
ネルの拡大図。
【図4】 本発明で用いるELパネルの詳細な上面図と
断面図。
【図5】 本発明で用いるスピンコータの図。
【図6】 従来のELパネルの上面図と断面図。
【図7】 従来用いられていたチャンバーの断面図とE
Lパネルの拡大図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB13 BA06 BB01 BB02 BB04 CB01 DB03 EB00 FA00 FA02 FA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EL層を有する基板と、前記EL層を間に
    挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間に、前記E
    L層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなるシール材を
    設ける工程と、 前記カバー材の前記基板とは反対側の面に接して形成さ
    れた遮光性を有するマスクを間に介して、前記カバー材
    の前記基板とは反対側の面に紫外光を照射する工程と、
    を有するELパネルの作製方法であって、 前記マスクは前記EL層を覆っており、 前記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なっ
    ていることを特徴とするELパネルの作製方法。
  2. 【請求項2】EL層を有する基板と、前記EL層を間に
    挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間に、前記E
    L層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなるシール材を
    設ける工程と、 前記カバー材の前記基板とは反対側の面に接して形成さ
    れた遮光性を有するマスクを間に介して、前記カバー材
    の前記基板とは反対側の面に紫外光を照射する工程と、
    を有するELパネルの作製方法であって、 前記マスクは前記複数のEL層の全てを覆っており、 前記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なっ
    ていることを特徴とするELパネルの作製方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記カ
    バー材が透光性を有していることを特徴とするELパネ
    ルの作製方法。
  4. 【請求項4】EL層を有する基板と、前記EL層を間に
    挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間に、前記E
    L層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなるシール材を
    設ける工程と、 前記基板の前記カバー材とは反対側の面に接して形成さ
    れた遮光性を有するマスクを間に介して、前記基板の前
    記カバー材とは反対側の面に紫外光を照射する工程と、
    を有するELパネルの作製方法であって、 前記マスクは前記EL層を覆っており、 前記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なっ
    ていることを特徴とするELパネルの作製方法。
  5. 【請求項5】EL層を有する基板と、前記EL層を間に
    挟んで前記基板と向かい合うカバー材との間に、前記E
    L層を囲むように、紫外線硬化樹脂からなるシール材を
    設ける工程と、 前記基板の前記カバー材とは反対側の面に接して形成さ
    れた遮光性を有するマスクを間に介して、前記基板の前
    記カバー材とは反対側の面に紫外光を照射する工程と、
    を有するELパネルの作製方法であって、 前記マスクは前記複数のEL層の全てを覆っており、 前記マスクが有する開口部は前記シール材全体と重なっ
    ていることを特徴とするELパネルの作製方法。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5において、前記基
    板が透光性を有していることを特徴とするELパネルの
    作製方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか1項にお
    いて、前記紫外線硬化樹脂は、アクリル系紫外線硬化樹
    脂またはエポキシ系紫外線硬化樹脂であることを特徴と
    するELパネルの作製方法。
JP2000140722A 2000-05-12 2000-05-12 Elパネルの作製方法 Withdrawn JP2001319776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140722A JP2001319776A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 Elパネルの作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140722A JP2001319776A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 Elパネルの作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001319776A true JP2001319776A (ja) 2001-11-16
JP2001319776A5 JP2001319776A5 (ja) 2007-06-14

Family

ID=18647967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000140722A Withdrawn JP2001319776A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 Elパネルの作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001319776A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003217844A (ja) * 2002-01-24 2003-07-31 Seiko Epson Corp 発光装置の製造装置、発光装置の製造方法、電子装置の製造装置、電気光学装置、並びに電子機器
WO2004068910A1 (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Semiconductor Energy Laboratory Co. Ltd. 発光装置及びその製造方法、並びに前記発光装置を用いた電気機器
JP2006165497A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Lg Electron Inc ガラスキャップ接着方法及び封止剤硬化用マスク
KR100595309B1 (ko) * 2002-02-22 2006-07-03 엘지.필립스 엘시디 주식회사 마스크 고정장치 및 그를 이용한 uv조사장치
KR100682762B1 (ko) 2004-12-15 2007-02-15 엘지전자 주식회사 실란트 경화용 마스크
KR100705315B1 (ko) * 2004-03-22 2007-04-10 엘지전자 주식회사 마스크장치와 이를 이용한 유기전계발광소자의 제조방법및 제조장치
KR100717325B1 (ko) * 2005-04-28 2007-05-15 엘지전자 주식회사 평판 표시소자의 제조장치
KR100727613B1 (ko) 2006-06-29 2007-06-14 주식회사 대우일렉트로닉스 유기 발광 소자 패널
JP2008084599A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Fujifilm Corp 有機el発光装置、及び有機el発光装置の製造方法
US7453426B2 (en) 2004-01-14 2008-11-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic apparatus
US7566902B2 (en) 2003-05-16 2009-07-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device and electronic device
JP2010272542A (ja) * 2006-12-13 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
US20110159773A1 (en) * 2009-12-28 2011-06-30 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Method of encapsulating organic light emitting display device
US8536567B2 (en) 2006-11-10 2013-09-17 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display and fabrication method thereof
KR101331878B1 (ko) 2013-04-05 2013-11-21 유진디스컴 주식회사 터치 디스플레이 패널 합착용 접착재 경화 장치
US8598780B2 (en) 2006-11-10 2013-12-03 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display and fabrication method thereof
US8670092B2 (en) 2011-06-13 2014-03-11 Au Optronics Corp. Display device and method for manufacturing the same
CN105098092A (zh) * 2015-06-17 2015-11-25 京东方科技集团股份有限公司 封装方法、显示面板及显示装置
US9236418B2 (en) 2002-01-24 2016-01-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310273A (ja) * 1993-04-21 1994-11-04 Seikosha Co Ltd El素子の製造方法
JPH10275682A (ja) * 1997-02-03 1998-10-13 Nec Corp 有機el素子
JPH11185956A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Tdk Corp 有機el素子の製造方法および有機el素子
JP2000150145A (ja) * 1998-11-02 2000-05-30 Toyota Motor Corp El素子の密封方法
JP2000164354A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Toyota Motor Corp El素子の密封方法及びel素子密封装置
JP2000194290A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Toyota Motor Corp 表示パネル及びその製造方法
JP2001155855A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Toyota Motor Corp 有機el素子の封止方法
JP2001185349A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Nec Corp 有機el表示パネル及びその製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310273A (ja) * 1993-04-21 1994-11-04 Seikosha Co Ltd El素子の製造方法
JPH10275682A (ja) * 1997-02-03 1998-10-13 Nec Corp 有機el素子
JPH11185956A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Tdk Corp 有機el素子の製造方法および有機el素子
JP2000150145A (ja) * 1998-11-02 2000-05-30 Toyota Motor Corp El素子の密封方法
JP2000164354A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Toyota Motor Corp El素子の密封方法及びel素子密封装置
JP2000194290A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Toyota Motor Corp 表示パネル及びその製造方法
JP2001155855A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Toyota Motor Corp 有機el素子の封止方法
JP2001185349A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Nec Corp 有機el表示パネル及びその製造方法

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9653519B2 (en) 2002-01-24 2017-05-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device, method of preparing the same and device for fabricating the same
US9236418B2 (en) 2002-01-24 2016-01-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device
JP2003217844A (ja) * 2002-01-24 2003-07-31 Seiko Epson Corp 発光装置の製造装置、発光装置の製造方法、電子装置の製造装置、電気光学装置、並びに電子機器
KR100595309B1 (ko) * 2002-02-22 2006-07-03 엘지.필립스 엘시디 주식회사 마스크 고정장치 및 그를 이용한 uv조사장치
US8860011B2 (en) 2003-01-24 2014-10-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, and electronic book including double-sided light emitting display panel
US8084081B2 (en) 2003-01-24 2011-12-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Lighting emitting device, manufacturing method of the same, electronic apparatus having the same
US7199520B2 (en) 2003-01-24 2007-04-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Lighting emitting device and electronic apparatus having the same
WO2004068910A1 (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Semiconductor Energy Laboratory Co. Ltd. 発光装置及びその製造方法、並びに前記発光装置を用いた電気機器
US9324773B2 (en) 2003-01-24 2016-04-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display panel including a plurality of lighting emitting elements
JPWO2004068910A1 (ja) * 2003-01-24 2006-05-25 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置及びその製造方法、並びに前記発光装置を用いた電気機器
US7566902B2 (en) 2003-05-16 2009-07-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device and electronic device
US7453426B2 (en) 2004-01-14 2008-11-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic apparatus
US8907868B2 (en) 2004-01-14 2014-12-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic apparatus
KR100705315B1 (ko) * 2004-03-22 2007-04-10 엘지전자 주식회사 마스크장치와 이를 이용한 유기전계발광소자의 제조방법및 제조장치
US8303756B2 (en) 2004-12-07 2012-11-06 Lg Display Co., Ltd. Method for bonding a glass cap and mask for curing sealant
JP2006165497A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Lg Electron Inc ガラスキャップ接着方法及び封止剤硬化用マスク
KR100682762B1 (ko) 2004-12-15 2007-02-15 엘지전자 주식회사 실란트 경화용 마스크
KR100717325B1 (ko) * 2005-04-28 2007-05-15 엘지전자 주식회사 평판 표시소자의 제조장치
KR100727613B1 (ko) 2006-06-29 2007-06-14 주식회사 대우일렉트로닉스 유기 발광 소자 패널
JP2008084599A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Fujifilm Corp 有機el発光装置、及び有機el発光装置の製造方法
US8030845B2 (en) * 2006-09-26 2011-10-04 Fujifilm Corporation Organic electroluminescence device and method for manufacturing the same
US8536567B2 (en) 2006-11-10 2013-09-17 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display and fabrication method thereof
US8598780B2 (en) 2006-11-10 2013-12-03 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display and fabrication method thereof
JP2010272542A (ja) * 2006-12-13 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
US8916852B2 (en) 2006-12-13 2014-12-23 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display having a substrate support structure and fabricating method thereof
US20110159773A1 (en) * 2009-12-28 2011-06-30 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Method of encapsulating organic light emitting display device
US8439719B2 (en) * 2009-12-28 2013-05-14 Samsung Display Co., Ltd. Method of encapsulating organic light emitting display device
US8797494B2 (en) 2011-06-13 2014-08-05 Au Optronics Corp. Display device and method for manufacturing the same
US8670092B2 (en) 2011-06-13 2014-03-11 Au Optronics Corp. Display device and method for manufacturing the same
KR101331878B1 (ko) 2013-04-05 2013-11-21 유진디스컴 주식회사 터치 디스플레이 패널 합착용 접착재 경화 장치
CN105098092A (zh) * 2015-06-17 2015-11-25 京东方科技集团股份有限公司 封装方法、显示面板及显示装置
US10008696B2 (en) 2015-06-17 2018-06-26 Boe Technology Group Co., Ltd. Packaging method, display panel and display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001319776A (ja) Elパネルの作製方法
KR100751513B1 (ko) 성막 장치
US8513884B2 (en) Flat panel display apparatus and organic light-emitting display apparatus
JP4425438B2 (ja) El表示装置の作製方法
CN1461177A (zh) 电致发光显示装置
JP4890582B2 (ja) 有機発光ディスプレイ装置の製造方法
US9991466B2 (en) Organic EL display provided with gel-state encapsulant incorporating a desiccant and a high molecular-weight medium
TW200930139A (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
US20090200924A1 (en) Oganic EL display device and manufacturing method thereof
CN1454034A (zh) 有机电致发光显示装置及其制造方法
KR101084179B1 (ko) 유기 발광 디스플레이 소자의 봉지 방법
US8247274B2 (en) Organic light-emitting display apparatus and method of manufacturing the same
JP2006049057A (ja) 有機el表示装置
JP2004047452A (ja) 製造装置
JP4227134B2 (ja) 平板表示装置の製造方法、平板表示装置、及び平板表示装置のパネル
US8004184B2 (en) Electro-luminescent display device
JP4467876B2 (ja) 発光装置
JP2002033190A (ja) 発光装置の作製方法
JP2002299040A (ja) 有機el表示装置及びこの有機el表示装置の製造方法
JP5034812B2 (ja) 有機el装置
KR101493409B1 (ko) 유기 발광 디스플레이 장치 및 그 제조 방법
KR100647664B1 (ko) 평판 표시장치 및 그 제조방법
KR100637182B1 (ko) 평판 표시장치 및 그 제조방법
JP4468328B2 (ja) El表示装置の作製方法
KR100670256B1 (ko) 평판 표시장치 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100426