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JP2001318670A - 編集装置、方法、記録媒体 - Google Patents

編集装置、方法、記録媒体

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Publication number
JP2001318670A
JP2001318670A JP2000136628A JP2000136628A JP2001318670A JP 2001318670 A JP2001318670 A JP 2001318670A JP 2000136628 A JP2000136628 A JP 2000136628A JP 2000136628 A JP2000136628 A JP 2000136628A JP 2001318670 A JP2001318670 A JP 2001318670A
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JP
Japan
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sound
sound data
data
track
editing
Prior art date
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Application number
JP2000136628A
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Inventor
Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Seta Corp
Original Assignee
Seta Corp
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Publication date
Application filed by Seta Corp filed Critical Seta Corp
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Publication of JP2001318670A publication Critical patent/JP2001318670A/ja
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Publication of JP4563549B2 publication Critical patent/JP4563549B2/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽メディアを編集機能付サウンドソフトウ
ェアとして提供し、ユーザが編集を加えられず単に再生
するだけであった市販の音楽CD等とは異なる形態を取
りながら、ユーザが作曲する必要がなく、プロの曲を基
にユーザが自由に編集でき、オリジナル曲を容易に生成
できるようにする。 【解決手段】 複数のトラックを有し、各トラックに楽
器ごとにデータを記録して構成されたマルチトラックサ
ウンドデータと、このマルチトラックサウンドデータを
編集する機能をもつサウンドエディタプログラムとを一
つの記録媒体であるDVD13に格納する。市販のDV
D13をゲーム機12にインストールして、サウンドエ
ディタプログラムによって、マルチトラックサウンドデ
ータをユーザが編集する。ミキシングダウンしたサウン
ドデータをスピーカ28から出力する。同時に編集デー
タも保存し、この編集データを使用して同一のミキシン
グダウンしたサウンドデータを何回でも複製できるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサウンドデータに関
する編集装置、方法、記録媒体に係り、特に新しい音楽
の形態をユーザに提供するものに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ユーザに提供される音楽形態に
は、大きく分けて2種類ある。1つは、音楽CDに代表
される編集済みの音楽メディアである。音楽を記録した
媒体には、ユーザの手による変更を加える余地がなく、
既に編集済みのサウンドを、CDプレイヤー等でユーザ
がただ再生するだけである。
【0003】他の1つは、MIDIに代表されるよう
に、パソコンを使って、ユーザによるソフト複製が簡単
にできるデジタル録音等である。MIDIファイルによ
るサウンドは再生のための音源、ミキサ等をユーザが自
ら用意する必要がある。またその編集には専門的な知識
が必要とされ、簡単には実現できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の音楽メディア
は、録音からCD作成までを一貫してメーカ側が行なっ
ており、途中でユーザ側の入る余地がなかった。そのた
め、特にトラックダウンのやり方は、それを扱う編集者
の好みで決まってしまい、一度決まって仕舞うと、その
音楽CDに関する限り、内容は一律であり、どのユーザ
も同じ曲を聞かざるを得ず、ユーザ側の選択の余地はな
かった。なお、トーンコントロールを使えば、編集済み
の曲全体のトーンを変えることは可能であるが、楽器サ
ウンドごとにトーンを変えることはできなかった。
【0005】また、MIDI方法については、ユーザ自
信が録音から編集、トラックダウンまでできるのが特長
であるが、市販のSMF(Standard MIDI File)につい
ては、著作権上、そのような操作はできず、エディット
画面を見ることができるに止まる。また、パソコンの他
にMIDIインタフェース、音源などのハードが必要で
ある上、専門的な知識が要求されるため使い勝手が悪か
った。
【0006】ここに、本発明の前提となるマルチトラッ
クレコーダ(MTR)について、田中遊梦「LET’S
START DTM」ナツメ社、1997を参照して説明
する。
【0007】MTRとは、8トラックとか16トラック
といった多くのトラックを持っていて、これらのトラッ
クに音楽を録音・再生できるマルチトラック・データデ
ッキのことである。
【0008】MTRの録音方法は、16トラックの例を
あげて説明すれば、まず1曲分のリズムパターンを録音
する。ドラムのパートをリズムマシンもしくはシーケン
サを使って、1曲分のリズムパターンを組み、次のよう
なトラック割りで録音する。
【0009】1トラック=バスドラム 2トラック=スネアドラム 3トラック=タムタム 4トラック=タムタム 5トラック=シンバル 6トラック=シンバル 次に、リズムに合わせて他の楽器を録音する。リズムパ
ターンに合わせて、他の楽器を、次のようなトラック割
りで録音する。
【0010】7トラック=ベース 8トラック=バッキング・ギター 9トラック=ピアノ 10トラック=ブラス 11トラック=ストリングス 12トラック=シンセパッド 次のトラックにリードギター、ギターソロを録音する。
【0011】13トラック=リードギター 14トラック=ギターソロ 最後にヴォーカル、コーラスを録音する。
【0012】15トラック=ヴォーカル 16トラック=コーラス 図3に示すように、バスドラ、…ヴォーカル、コーラス
を1パート・1トラックずつ演奏してマルチトラックテ
ープ1に入れていく。ここまでがレコーディングの第1
段階である。
【0013】この段階では、まだそれぞれの音楽の音量
が乱れており、バランスがとれていない。リバーブやデ
ィレイなどのエフェクタ類を、それぞれのパートごとに
設定しなければならないし、イコライザにより音質も補
正する必要がある。
【0014】このようなレコーディングの第2段階をト
ラックダウンもしくは、ミックスダウンという。マルチ
トラックに入っている音のバランスをとって、最終的に
はDATやカセットテープなどの2トラック(ステレ
オ)に落とす。ミックスダウンは、基本的には、次のよ
うな順番で行なう(図4参照)。
【0015】(1)マルチトラックレコーダ(MTR)
2から1トラック〜16トラックの音楽をミキサ3に入
力する。ミキサ3を使って、1トラックずつ、イコライ
ザで音質をある程度整えていく (2)ミキサ3で全体の音量バランスをとる (3)それぞれのパートごとに、エフェクタ4を使って
リバーブやディレイなどのエフェクタをかけていく (4)(1)〜(3)を何回か繰り返し、少しずつ自分
のイメージしていたサウンドに近づけていく (5)納得できるものができたら、DATやMD、カセ
ットテープなどのマスタデッキ5に録音し、マスタテー
プを作る。マスタテープから市販のCD等を作る。
【0016】プロが作った音楽CDでは、上記録音から
市販のCD作成までを、全てメーカ側が行ないユーザの
介入の余地はない。ユーザは、ただ、市販の音楽CDを
購入して、再生するだけが許されている。
【0017】一方、DTM(Desk Top Music)でも事情
は同じである。プロが作ったSMFのデータを購入し
て、ユーザの持っているデータにコンバートする。図6
に示すように、SMF21はコンピュータ8のドライブ
に挿入される。SMF21には、図5の表示画面6に示
すように、各パートごとにMIDIチャンネルで割り振
られたトラックに、シーケンスデータが入力されてい
る。ファイルを開いてコンピュータ8により演奏する
と、演奏信号はMIDIインタフェース9を介して音源
10に加えられ、スピーカ20より出力される。このと
きエディット画面でコントロール系を目で見れるもの
の、プロテクトが掛けてあるため、データをエディット
できないようになっている。なお、自分でデータを打込
むときは、マスタキーボード7からMIDIインタフェ
ース9を介してコンピュータ8に入力する。
【0018】本発明の課題は、メーカ側は録音からマル
チトラックサウンドデータ作成までを担当し、マルチト
ラックサウンドデータのトラックダウンはユーザ側に任
せるというように、レコーディングのメーカ側による一
貫作業を廃止し、役割分担させることにより、音楽に多
様性を持たせるようにしたものである。すなわち、新し
い音楽メディアの提供、音楽メディアの権利の保護を狙
いとし、それに合せた編集装置、方法、記録媒体を提供
することにある。具体的には次の通りである。
【0019】(a)マルチトラックサウンドデータが格
納されるメディアをある特定の記録媒体に格納し、ユー
ザによるオリジナルデータの複製をできなくし、編集後
のオーディオデータのみを出力・記録できるようにす
る。ここで特定の記録媒体とは、例えばNINTEND
O64DD(DDはディスクドライブの意味であり、N
INTENDO64は登録商標である)でのみ読込みが
でき、他の機器では読み込むことができない様式でフォ
ーマットされたDVD等である。NINTENDO64
DDは複写機能がないのでデータの複製はできない。ま
た、編集後のオーディオデータは、劣化は避けられない
が、通常の方法により複製することができる。これによ
りデジタル録音・ファイルコピー等のユーザによるソフ
ト複製を禁止する。この方法により、ユーザが編集した
結果を他の記録媒体に録音することを可能としながら
も、本件商品自体の複製を不可能とし、著作物としての
本件商品の権利を保持することができる。
【0020】(b)従来型のサウンドソフトウェアにお
ける商品価値とは別の、新規サウンドソフトウェアとし
ての商品を提供する。
【0021】(c)ユーザは、パソコンやゲーム機など
のコンピュータを使って、MIDIなどの専門知識や、
音源などの専門機器なしに、マルチトラックサウンドデ
ータを利用して、オリジナルの音楽編集を行えるように
する。
【0022】
【課題を解決するための手段】マルチトラックサウンド
データと、それを編集する機能をもつサウンドエディタ
プログラムとをバンドル化して、読出し専用メディア、
または読書き可能なメディアに格納し、編集機能付サウ
ンドソフトウェアとして提供する。
【0023】圧縮・非圧縮のPCM形式などによるオー
ディオデータ、もしくは音源と一体で用意された楽譜デ
ータ(デジタルデータ)をマルチトラックでデータ化
し、そのマルチトラックサウンドデータを編集する専用
のサウンドエディタプログラムを一体にしたサウンドソ
フトウェアを記録媒体に格納して提供する。エディタプ
ログラムとその専用データの組合せというソフトウェア
構成により、ソース権利を確立する。
【0024】専用機器、ゲーム機、パソコン等によって
データの編集・再生を行う。ユーザオリジナルのサウン
ド編集と再生、再生オーディオの録音、ユーザの編集工
程の結果としての編集データの保存などを従来のサウン
ド編集における専門知識・専門機器なしに行えること
で、新たな楽しみ方をユーザに提供する。
【0025】請求項1の発明は、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に格納されたマルチサウンドデータとサ
ウンドエディタプログラムとを読み込み、前記サウンド
エディタプログラムにより前記マルチトラックサウンド
データを編集して、ミキシングダウンしたサウンドデー
タを生成させるための処理を実行するコンピュータと、
前記サウンドエディタプログラムにより前記マルチトラ
ックサウンドデータの編集過程ないしミキシングダウン
したサウンドデータを表示させる表示手段と前記読込
み、編集、生成の処理の実行を前記コンピュータに指令
する指令手段とを備え、前記マルチサウンドデータが、
複数のトラックを有し、これらのトラックに楽器ごとの
サウンドデータが割り振られて、全体で一つの曲データ
を構成するものであり、前記サウンドエディタプログラ
ムが、前記マルチトラックサウンドデータを編集してミ
キシングダウンしたサウンドデータを生成させるための
処理をコンピュータに実行させるためのものであること
を特徴とする編集装置である。
【0026】前記楽器には、ヴォーカルやコーラスも含
まれる。また一つの曲データには、部分曲も、複数曲も
含まれる。各トラックに格納されるシーケンスデータ
は、圧縮・非圧縮のPCM形式などによるオーディオデ
ータ、もしくは音源と一体で用意された楽譜データであ
る。
【0027】メーカは、一曲分のサウンドデータを楽器
ごとに複数のトラックに分けて記録媒体に格納し、この
格納したマルトラックチサウンドデータを編集できるサ
ウンドエディタプログラムを同一の記録媒体に、又は異
なる記録媒体に予め格納して市販する。記録媒体を入手
したユーザは、記録媒体からマルチトラックサウンドデ
ータ及びサウンドエディタプログラムをコンピュータに
インストールする。インストールされたサウンドエディ
タプログラムによってマルチトラックサウンドデータを
編集して、ミキシングダウンしたサウンドデータを生成
する。これにより、市販のマルチサウンドデータ、例え
ばプロミュージッシャンが録音したデータを基に、ユー
ザが独自に編集を加えて、プロが作成した曲データをベ
ースにしながら、自分の好みに合った曲にトラックダウ
ンすることができる。
【0028】本発明によれば、つぎのような利点があ
る。 (1)トラックダウンにより好みの編集ができ、音楽の
多様化に寄与できる。 (2)トーンコントロールのようなハードが不要であり
ながら、エディタによりパーフェクトな効果を期待でき
る。またヴォーカルパートやコーラスパートを削除する
だけで、カラオケを容易に作成できる。 (3)音楽マニアにとってはマルチトラックサウンドデ
ータから自動楽譜が得られるので、レッスンに役立てる
ことができる。
【0029】請求項2に記載の発明は、前記ミキシング
ダウンしたサウンドデータを音声出力する出力手段を備
えた請求項2に記載の編集装置である。
【0030】請求項3に記載の発明は、前記マルチトラ
ックサウンドデータを編集してミキシングダウンしたサ
ウンドデータを生成させるミキサ操作手順をセーブする
記憶部を備えた請求項1または2に記載の編集装置であ
る。
【0031】請求項4に記載の発明は、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体に格納されたマルチサウンドデー
タとサウンドエディタプログラムとを読み込み、前記サ
ウンドエディタプログラムにより前記マルチトラックサ
ウンドデータを編集して、ミキシングダウンしたサウン
ドデータを生成させるための処理を実行する工程と、前
記サウンドエディタプログラムにより前記マルチトラッ
クサウンドデータの編集過程ないしミキシングダウンし
たサウンドデータを表示させる工程と、前記読込み、編
集、生成の処理の実行を前記コンピュータに指令する工
程とを備え、前記マルチサウンドデータが、複数のトラ
ックを有し、これらのトラックに楽器ごとのサウンドデ
ータが割り振られて、全体で一つの曲データを構成する
ものであり、前記サウンドエディタプログラムが、前記
マルチトラックサウンドデータを編集してミキシングダ
ウンしたサウンドデータを生成させるための処理をコン
ピュータに実行させるためのものであることを特徴とす
る編集方法である。
【0032】請求項5に記載の発明は、複数のトラック
を有し、これらのトラックに楽器ごとのサウンドデータ
が割り振られて、全体で一つの曲データを構成するマル
チトラックサウンドデータと、前記マルチトラックサウ
ンドデータを編集してミキシングダウンしたサウンドデ
ータを生成させるための処理をコンピュータに実行させ
るためのサウンドエディタプログラムとを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0033】請求項6に記載の発明は、前記マルチトラ
ックサウンドデータと前記サウンドエディタプログラム
とが異なる媒体に記憶されている請求項5に記載の記録
媒体である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。実施の形態は、トラックダウン(ミキシングダ
ウン)をユーザが行なえるようにして、ユーザがプロの
作曲者、演奏者が作った曲データに、独自の編集を加え
られるようにしたものである。
【0035】図1に示すように、編集装置には、パソコ
ンやゲーム機などのコンピュータを使うことができる。
ここでは家庭用のゲーム機12を使用している。例えば
NINTENDO64(登録商標)DDやプレイステー
ション2(登録商標)などである。ゲーム機12で編集
する記録媒体として、ここでは光ディスクであるDVD
13を使用する。DVD13の他に、DVDRAM、C
D−ROM、CD−Rなどの他の光ディスク、光磁気デ
ィスク(MO等)、磁気ディスク、フレキシブルディス
ク、ハードディスク、半導体メモリ等、プログラムを記
憶でき、かつコンピュータが読取ることが可能な記憶媒
体であれば、その記憶形式はいずれの形態であってもよ
い。
【0036】また、本発明における記憶媒体は、コンピ
ュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネッ
ト等により伝送されたプログラムをダウンロードして記
憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。また、記憶
媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態におけ
る処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含
まれ、媒体構成は何れの構成であってもよい。
【0037】DVD13には、特定の様式でフォーマッ
トされた少なくとも2つの格納領域が形成される。一の
領域には、複数のトラックに楽器やヴォーカルなどの各
パートのシーケンスデータが各パートごとに割り振られ
て曲データを構成するマルチトラックサウンドデータが
記録される。他の領域には、該マルチトラックサウンド
データを編集して、ミキシングダウンしたサウンドデー
タを生成させるための処理をコンピュータに実行させる
ためのサウンドエディタプログラムが記録される。各ト
ラックに割り振られたサウンドデータは、圧縮・非圧縮
のPCM形式などによるオーディオデータ、もしくは音
源と一体で用意された楽譜データである。
【0038】ゲーム機12は、DVD13からゲーム機
12の記憶部(図示せず)にマルチサウンドデータとサ
ウンドエディタプログラムとを読込み、マルチサウンド
データとサウンドエディタプログラムによりマルチトラ
ックサウンドデータを編集して、ミキシングダウンした
サウンドデータを生成させるための処理を実行する。
【0039】ゲーム機12には表示手段としてのテレビ
受像機11が接続される。テレビ受像機11は、サウン
ドエディタプログラムによりマルチトラックサウンドデ
ータの編集過程、ないし生成されたミキシングダウンし
たサウンドデータを表示させる。テレビ受像機11には
音声出力手段としてのスピーカ18が取付けられてい
る。
【0040】ミキシングダウンしたサウンドデータはゲ
ーム機12からリアルタイムでスピーカ18から出力さ
れる。指令手段としてのコントローラ16は、前記読込
み、編集、生成処理の実行をゲーム機12に指令する。
【0041】DVD13の記憶内容のうち、マルチトラ
ックサウンドデータの構成(図2参照)は次の通りであ
る。
【0042】マルチトラックサウンドデータa トラックデータ1、トラックデータ2、トラックデータ
3…、トラックデータ16から構成される。各トラック
データbは、リージョン1・リージョン2・リージョン
3・・・というように複数のリージョンcから構成され
る。
【0043】マルチトラックサウンドデータaは1つ以
上のトラックデータからなるサウンドデータである。各
々のトラックデータbは互いにデータとして独立してお
り、全体で1つの楽曲を表現するものとなり、ミキサソ
フトのソースデータとなる。トラックデータbは1つ以
上のリージョンcからなるサウンドデータである。リー
ジョcンはトラック中に時系列にそって重ならずに配置
され、データとして互いに独立している。1つのトラッ
クデータbは1つの楽曲中における1つの楽器パートを
表現するものとなる。 例.ボーカル、キーボード、ギター、SE等々
【0044】リージョンcは1つの楽曲中における、あ
る楽器パートの一部分のフレーズ、センテンスを表現す
るものとなる。この場合のデータ形式は圧縮もしくは非
圧縮のPCMデータである。 例.ドラムのフィルイン、ギターソロ等々
【0045】一方、DVD13の記憶内容のうち、サウ
ンドエディタプログラムとしてのミキサソフトdは、シ
ーケンス部分で作成したデータに対して、各トラックご
との音量バランスやエフェクトのかかり具合を調節した
り、定位などを決めたりするPCMデータエディタで、
次の通りである。
【0046】ミキサソフトd ミキサソフトdはマルチトラックサウンドデータa、及
びユーザ独自のトラックデータbのリージョンcをソー
スデータとして様々な編集を加え、ミキシングダウンし
たサウンドデータh、ミキサ操作手順としてのミキサ情
報データi(後述)を出力するソフトウェアである。ト
ラック編集ユニットe、ゲインユニットf、エフェクト
ユニットg等からなる。
【0047】トラック編集ユニットeは、ソースとして
ミキサソフトdに入力されたマルチトラックサウンドデ
ータaのトラックデータb、およびマイク入力等でミキ
サソフトdに入力されたユーザ独自のトラックデータb
の編集を行う。各トラックのON、OFFや1トラック
中のリージョンcのON、OFF、リージョンcの入替
え、トラック間におけるリージョンcの入替え等を行
う。 例.・ボーカルトラックをOFFしてカラオケを作る ・ギターソロのリージョンをユーザ独自のものと差し替
える
【0048】ゲインユニットfは各トラック独立のメイ
ンボリューム、及びステレオ以上の出力時の定位を決定
し、全体のサウンドバランスを取る。リージョンcの分
割とは独立に、時系列にそって曲中の任意の時点で任意
回数変更可能である。エフェクトユニットgは各トラッ
ク独立に各種のエフェクトを与える。リージョンの分割
とは独立に時系列にそって曲中の任意の時点で任意回数
変更可能である。また各種のエフェクトは種類毎に独立
しており、複数種のエフェクトを各トラック毎にパラメ
ータを変えて与えることが可能である。 例.ディレイ、リバーブ、コーラス、コンプレッサ等々
【0049】ミキサ情報データi ユーザがミキサソフトdで構築したミキサ情報をデータ
ファイル化したものである。ある特定の記録媒体に記録
可能である。実施例ではゲーム機12に装着されるメモ
リカード14に記録される。ミキサ情報データiは、ミ
キサソフトdに対し再入力が可能である。したがって、
ミキサ情報データiをミキサソフトdに再入力すること
により、ユーザが作ったオリジナル曲の複製ができる。
【0050】ミキシングダウンしたサウンドデータh オーディオ出力される楽曲データである。一般にCDに
納められているデータと同様で、ユーザの要望に応じて
テープやMDなどの他の音声記録媒体に任意に録音可能
である。
【0051】さて、上記したような構成における作用を
図1及び図2を用いて説明する。ゲーム機12にテレビ
受像機11とコントローラ16とをケーブル接続する。
必要に応じてゲーム機11にマイク15または図示しな
いキーボードを接続する。DVD13をゲーム機12の
DVD挿入スロットから機内に装着する。コントローラ
16を使用してゲーム機12に指令を与える。DVD1
3からマルチトラックサウンドデータ及びサウンドエデ
ィタプログラムをゲーム機の内部メモリにインストール
する。
【0052】マルチトラックサウンドデータを、テレビ
受像機の画面17を見ながら、ミキサソフトdを使っ
て、トラック編集し、ゲインを調整し、エフェクトを施
す処理を実行して、ミキシングダウンしたサウンドデー
タhを生成させる。ミキシングダウンしたサウンドデー
タhは、2トラック(ステレオ)にトラックダウンさ
れ、リアルタイムでスピーカ18から出力される。この
サウンドデータhは、前述したようにユーザの要望に応
じてテープやMDなどの他の音声記録媒体に録音でき
る。このとき、上記ミキサ処理手順を記憶したミキサ情
報データiをメモリカード14に保存すると、保存した
ミキサ情報データhにより同一のミキシングダウンした
サウンドデータを何曲も簡単に複製できる。
【0053】編集時、ヴォーカルやコーラスを消去する
と、カラオケデータを簡単に生成することができる。ま
た、ヴォーカルやコーラスを消去した上で、消去したト
ラック上にマイク15から自分の歌をシーケンシャルに
入力してミキシングすれば、プロの音楽に自分の歌を重
畳させることも可能である。またキーボードから自分の
リズムを重畳させることもできる。
【0054】なお、上記実施の形態では、リージョンの
データ形式は圧縮もしくは非圧縮のPCMデータとした
が、データ形式を音源と一体で用意された楽譜データ
(デジタルデータ)とすれば、ミキサソフトはMIDI
エディタとなり、MIDIエディタでミキシングダウン
されたオリジナルサウンドは、音源を介在させることな
く、ゲーム機12から直接スピーカ18に出力させるこ
とができる。
【0055】本発明の適用例としては、上記マルチトラ
ックサウンドデータa及びミキサソフトdを一体化した
ものを、例えばNINTENDO64DDのようなオリ
ジナルフォーマットの書換え可能なメディアに格納し、
商品化する。すると、ユーザはお仕着せの音楽ではな
く、ユーザが自分で編集したプロのサウンドを愉しむこ
とができる。またミキシングダウンしたサウンドデータ
は、オリジナルフォーマットされたメディアに格納され
るので、他の機器では再生することができず、その結
果、著作権を有効に保護することができる。
【0056】現在のCDは、ユーザがミキシング済みの
音楽を再生するのみである。また、音楽エディタは、音
源、機材を自分で用意し、専門知識が必要とされるの
で、なかなか簡単には使用できなかった。しかし、実施
の形態のように、マルチトラックサウンドデータ(楽器
ごとのデータがわかれている。)+簡易型音楽エディタ
ソフトをバンドルしてソフトのパッケージとして提供す
る。こういうものは従来存在しなかった第3の音楽形態
であり、それゆえに音楽の多様化に資することができ
る。また、ミキサソフトによる編集を行なうため、トー
ンコントロールが不要であり、ヴォーカルの差し替えも
可能である。音楽編集と再生が簡単にできる。また、編
集機能付サウンドソフトウェアは、専用ネットワークで
販売することも可能であり、それにより音楽編集と再生
が誰でも簡単にできる。
【0057】トラックダウン操作データであるミキサ情
報データをセーブし、これを共用することで、自動的に
同一のミキシング作業を行なってくれるので、ユーザ間
で同じミキシングダウンしたサウンドデータの複製が可
能となる。また、プロの作った既存のマルチトラックサ
ウンドデータを利用するので、自分でデータを打込んで
曲を作るという煩雑で、専門的な作業を不要とする。
【0058】プロの場合は64トラックを2トラックに
ダウンする。アマチュアでは16トラック位が妥当であ
り、セミトラックダウンとなる。エディタプログラムは
汎用のものを使用することもできるが、別途専用のもの
を用いることもできる。専用の場合は、著作権保護がよ
り容易となる。
【0059】なお、上述した実施の形態ではミキサソフ
トの各ユニットが果たす機能は、全て同一の記録媒体に
格納されている。しかし前記機能の一部はゲーム機12
で動作する他のプログラムによって実現されるようにし
てもよい。その場合、記録媒体に記録されたプログラム
には、前記他のプログラムによって実現される機能を呼
び出す命令が含まれるようにする。前記機能のうちの一
部がOSや他のアプリケーションで実行される場合もあ
るからである。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、マルチトラックサウン
ドデータとサウンドエディタプログラムとを格納した記
録媒体をユーザに提供するので、音楽編集と再生とが誰
でも簡単にできる。特に、プロミュージッシャンの音楽
データを、編集前のマルチトラックサウンドデータとし
て提供すれば、従来のようなお仕着せの音楽ではなく、
プロミュージッシャンが作ったデータを利用して、ユー
ザの好みに合せた独自の音楽に編集して音楽を聞くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による編集装置の構成図である。
【図2】実施の形態によるサウンドデータ生成手順図で
ある。
【図3】MTRの説明図である。
【図4】トラックダウンの説明図である。
【図5】DTMのチャンネル構成図である。
【図6】DTMのシステム構成図である。
【符号の説明】
11 テレビ受像機(表示手段) 12 ゲーム機(コンピュータ) 13 DVD(記録媒体) 14 メモリカード(記憶部) 15 マイク(音声入力手段) 16 コントローラ(指令手段) 18 スピーカ(音声出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/02 G11B 27/02 H 27/031 A Fターム(参考) 5D044 AB05 BC01 BC03 CC02 CC04 HL07 HL11 HL14 5D108 BA04 BA39 BB06 5D110 AA02 AA17 AA27 BB04 BB20 CA06 CA16 CA18 CA32 CB03 CD15 CD26 CF13 5D378 HA00 HA08 MM45 MM47 MM55 MM72 MM97 QQ08 TT01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格
    納されたマルチサウンドデータとサウンドエディタプロ
    グラムとを読み込み、前記サウンドエディタプログラム
    により前記マルチトラックサウンドデータを編集して、
    ミキシングダウンしたサウンドデータを生成させるため
    の処理を実行するコンピュータと、 前記サウンドエディタプログラムにより前記マルチトラ
    ックサウンドデータの編集過程ないしミキシングダウン
    したサウンドデータを表示させる表示手段と 前記読込み、編集、生成の処理の実行を前記コンピュー
    タに指令する指令手段とを備え、 前記マルチサウンドデータが、複数のトラックを有し、
    これらのトラックに楽器ごとのサウンドデータが割り振
    られて、全体で一つの曲データを構成するものであり、
    前記サウンドエディタプログラムが、前記マルチトラッ
    クサウンドデータを編集してミキシングダウンしたサウ
    ンドデータを生成させるための処理をコンピュータに実
    行させるためのものであることを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】前記ミキシングダウンしたサウンドデータ
    を音声出力する出力手段を備えた請求項2に記載の編集
    装置。
  3. 【請求項3】前記マルチトラックサウンドデータを編集
    してミキシングダウンしたサウンドデータを生成させる
    ミキサ操作手順をセーブする記憶部を備えた請求項1ま
    たは2に記載の編集装置。
  4. 【請求項4】コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格
    納されたマルチサウンドデータとサウンドエディタプロ
    グラムとを読み込み、前記サウンドエディタプログラム
    により前記マルチトラックサウンドデータを編集して、
    ミキシングダウンしたサウンドデータを生成させるため
    の処理を実行する工程と、 前記サウンドエディタプログラムにより前記マルチトラ
    ックサウンドデータの編集過程ないしミキシングダウン
    したサウンドデータを表示させる工程と、 前記読込み、編集、生成の処理の実行を前記コンピュー
    タに指令する工程とを備え、 前記マルチサウンドデータが、複数のトラックを有し、
    これらのトラックに楽器ごとのサウンドデータが割り振
    られて、全体で一つの曲データを構成するものであり、
    前記サウンドエディタプログラムが、前記マルチトラッ
    クサウンドデータを編集してミキシングダウンしたサウ
    ンドデータを生成させるための処理をコンピュータに実
    行させるためのものであることを特徴とする編集方法。
  5. 【請求項5】複数のトラックを有し、これらのトラック
    に楽器ごとのサウンドデータが割り振られて、全体で一
    つの曲データを構成するマルチトラックサウンドデータ
    と、 前記マルチトラックサウンドデータを編集してミキシン
    グダウンしたサウンドデータを生成させるための処理を
    コンピュータに実行させるためのサウンドエディタプロ
    グラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  6. 【請求項6】前記マルチトラックサウンドデータと前記
    サウンドエディタプログラムとが異なる媒体に記憶され
    ている請求項5に記載の記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051657A1 (ja) * 2002-11-29 2004-06-17 Fujitsu Limited 多重記録媒体及び記憶装置
JP2008051896A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Taito Corp 音声ミックスダウン装置、音声ミックスダウンプログラム
JP2009031357A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Yamaha Corp 楽曲配信システム、楽曲編集装置、楽曲再生装置、楽曲記憶装置およびプログラム
KR101198236B1 (ko) * 2006-05-04 2012-11-07 엘지전자 주식회사 사운드 믹싱 기능을 갖는 이동 통신 단말기 및 그 방법

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