JP2001318119A - Icパッケージの接続方法及びicコンタクタ - Google Patents
Icパッケージの接続方法及びicコンタクタInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICパッケージをICコンタクタに接続する
際の荷重の軽減と確実な接続を実現できる方法を提供す
る。 【解決手段】 ICパッケージの表面に突出して配置さ
れている突起電極と該突起電極を受入れるようにICコ
ンタクタ側に設けられたコンタクトピンとを電気的に接
続させる方法であって、前記コンタクトピンで突起電極
を挟み込む状態とする第1の挟持工程と、前記コンタク
トピンの外方から更に挟持力を加え前記突起電極をより
強く挟み込む第2の挟持工程とを含む方法。
際の荷重の軽減と確実な接続を実現できる方法を提供す
る。 【解決手段】 ICパッケージの表面に突出して配置さ
れている突起電極と該突起電極を受入れるようにICコ
ンタクタ側に設けられたコンタクトピンとを電気的に接
続させる方法であって、前記コンタクトピンで突起電極
を挟み込む状態とする第1の挟持工程と、前記コンタク
トピンの外方から更に挟持力を加え前記突起電極をより
強く挟み込む第2の挟持工程とを含む方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICパッケージの接
続方法及びICコンタクタに係り、特に半田ボール等の
突起電極を有する半導体装置(以下、ICパッケージ)
の電気的試験等を行う際に外部の試験装置と接続するた
めに実施される接続方法及びそのためのICコンタクタ
に関する。
続方法及びICコンタクタに係り、特に半田ボール等の
突起電極を有する半導体装置(以下、ICパッケージ)
の電気的試験等を行う際に外部の試験装置と接続するた
めに実施される接続方法及びそのためのICコンタクタ
に関する。
【0002】近年、ICパッケージの小型化を図るため
に、外部接続電極として半田ボール等の突起電極を用い
た構造のICパッケージ(例えば、BGA:Ball
Grid Allay)が提供されるようになってきて
いる。また、さらなる小型化を図るため、この突起電極
を有するICパッケージについても高密度化、高速化が
要求されており、これに伴い電極間ピッチはさらに小さ
くなる傾向にあり、従って突起電極の配置も高密度、微
細化してきている。
に、外部接続電極として半田ボール等の突起電極を用い
た構造のICパッケージ(例えば、BGA:Ball
Grid Allay)が提供されるようになってきて
いる。また、さらなる小型化を図るため、この突起電極
を有するICパッケージについても高密度化、高速化が
要求されており、これに伴い電極間ピッチはさらに小さ
くなる傾向にあり、従って突起電極の配置も高密度、微
細化してきている。
【0003】一方、製造されたICパッケージに対して
は所定の特性を奏するか否かを検査する特性試験が実施
されるが、この検査時においてICパッケージはICコ
ンタクタに装着され外部の試験装置との電気的な接続が
可能な状態としてから試験が実施される。よって、IC
パッケージとの接続方法及びICコンタクタ自体につい
ても高密度、微細化に対応させる必要がある。また、突
起電極単体の強度は高密度、微細化にともない極端に減
少しているため、突起電極にダメージを与えないように
且つ確実に外部との電気的な接続が行える手法について
の要求は高い。
は所定の特性を奏するか否かを検査する特性試験が実施
されるが、この検査時においてICパッケージはICコ
ンタクタに装着され外部の試験装置との電気的な接続が
可能な状態としてから試験が実施される。よって、IC
パッケージとの接続方法及びICコンタクタ自体につい
ても高密度、微細化に対応させる必要がある。また、突
起電極単体の強度は高密度、微細化にともない極端に減
少しているため、突起電極にダメージを与えないように
且つ確実に外部との電気的な接続が行える手法について
の要求は高い。
【従来の技術】ICパッケージの接続方法に関して、従
来の一般的な方法を図を持って示す。図1(A)から
(C)は従来のICコンタクタの一部を拡大し、コンタ
クトピンについて示す図である。
来の一般的な方法を図を持って示す。図1(A)から
(C)は従来のICコンタクタの一部を拡大し、コンタ
クトピンについて示す図である。
【0004】図1(A)は、2枚の板バネ11、12で
コンタクトピン10を構成し、半田ボール2をその下部
に形成したICパッケージ1とを接続する様子を示して
いる。コンタクトピン10の下部にはICコンタクタの
ICコンタクタベース4と外部側との接続を行うための
接続用の配線基板5が示されている。
コンタクトピン10を構成し、半田ボール2をその下部
に形成したICパッケージ1とを接続する様子を示して
いる。コンタクトピン10の下部にはICコンタクタの
ICコンタクタベース4と外部側との接続を行うための
接続用の配線基板5が示されている。
【0005】図1(A)の方法は、板バネ開閉片13を
左方向へ移動させて一方の板バネ12の先端が広げられ
るように構成している。ICパッケージ1の半田ボール
2を受入れる際には板バネ12の先端側を広げ、その後
に閉じて板バネ11、12間で半田ボール2を挟み込む
ものである。
左方向へ移動させて一方の板バネ12の先端が広げられ
るように構成している。ICパッケージ1の半田ボール
2を受入れる際には板バネ12の先端側を広げ、その後
に閉じて板バネ11、12間で半田ボール2を挟み込む
ものである。
【0006】図1(B)では、上下方向に作用するコイ
ルバネ22を用いて上部プランジャ21を半田ボール2
に押付け、反対側の下部プランジャ23は配線基板5上
の電極パッド6に接続する構成のコンタクトピン20を
示している。
ルバネ22を用いて上部プランジャ21を半田ボール2
に押付け、反対側の下部プランジャ23は配線基板5上
の電極パッド6に接続する構成のコンタクトピン20を
示している。
【0007】図1(B)の方法では、半田ボール2と接
触する上部プランジャ21の頂部を逆円錐状の凹部に形
成し、コイルバネ22の付勢力で接続状態を実現するも
のである。
触する上部プランジャ21の頂部を逆円錐状の凹部に形
成し、コイルバネ22の付勢力で接続状態を実現するも
のである。
【0008】さらに、図1(C)では、弾性変形するよ
うに分割溝31設け、配線基板5に対して直接、立設さ
れた構成のコンタクトピン30が示される。この種のコ
ンタクトピンについては、例えば特開平6−19195
1号公報等に記載がある。
うに分割溝31設け、配線基板5に対して直接、立設さ
れた構成のコンタクトピン30が示される。この種のコ
ンタクトピンについては、例えば特開平6−19195
1号公報等に記載がある。
【0009】図1(C)の方法では、半田ボール2をコ
ンタクトピン30に接続する際には、コンタクトピン3
0の先端が弾性変形して外側に広がるように半田ボール
2の表面を押付けて接続を行うものである。
ンタクトピン30に接続する際には、コンタクトピン3
0の先端が弾性変形して外側に広がるように半田ボール
2の表面を押付けて接続を行うものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような接続法により、ICパッケージ側との接続を行
う従来の技術では、近年のICパッケージの多ピン化、
高速化に対応できなくなっている。すなわち、図1
(A)で示しコンタクトピン10を用いたICコンタク
タでは、板バネ12に対する開閉動作を円滑に行うため
には板バネ11、12の長さをある程度長くする必要が
ある。そのために、インダクタンス値が大きくなり高速
化に対応できず、また開閉動作が必要なために自動化に
対応し難いといった問題を有する。
たような接続法により、ICパッケージ側との接続を行
う従来の技術では、近年のICパッケージの多ピン化、
高速化に対応できなくなっている。すなわち、図1
(A)で示しコンタクトピン10を用いたICコンタク
タでは、板バネ12に対する開閉動作を円滑に行うため
には板バネ11、12の長さをある程度長くする必要が
ある。そのために、インダクタンス値が大きくなり高速
化に対応できず、また開閉動作が必要なために自動化に
対応し難いといった問題を有する。
【0011】また、図1(B)で示したコンタクトピン
20を用いたICコンタクタでは、接続の際にコンタク
トピンと半田ボール2が擦れることで半田ボール2の表
面に形成された酸化膜を破るワイピングが行われず接続
不良となる虞がある。また、このようにワイピングが行
われないことを考慮して、コイルバネ22によるコンタ
クト荷重をある程度大きくしておく必要がある。このよ
うなICコンタクタでは1ピン当たり約30から40g
の押圧力が必要とされ、半田ボールが数百個以上も配列
されるICパッケージではでコンタクトピン20からI
Cパッケージ側へ過大な荷重が加わることになる。その
ために、ICパッケージを痛めてしまことになる。特
に、上面が銅キャップタイプである多ピンBGA型IC
パッケージの場合は大きな押圧荷重により銅キャップが
変形し、内部にチップクラックを発生させて問題とな
る。
20を用いたICコンタクタでは、接続の際にコンタク
トピンと半田ボール2が擦れることで半田ボール2の表
面に形成された酸化膜を破るワイピングが行われず接続
不良となる虞がある。また、このようにワイピングが行
われないことを考慮して、コイルバネ22によるコンタ
クト荷重をある程度大きくしておく必要がある。このよ
うなICコンタクタでは1ピン当たり約30から40g
の押圧力が必要とされ、半田ボールが数百個以上も配列
されるICパッケージではでコンタクトピン20からI
Cパッケージ側へ過大な荷重が加わることになる。その
ために、ICパッケージを痛めてしまことになる。特
に、上面が銅キャップタイプである多ピンBGA型IC
パッケージの場合は大きな押圧荷重により銅キャップが
変形し、内部にチップクラックを発生させて問題とな
る。
【0012】また、図1(C)で示したコンタクトピン
30を用いたICコンタクタでは、半田ボール2の大き
さにバラツキがあることを考慮すると、接続を確実に行
うために分割溝31の間隔をある程度狭く設計する必要
がある。そのためにICパケージをコンタクトピン30
に強めに押付ける必要があり、上記図1(B)の場合と
同様に過荷重の問題を有している。
30を用いたICコンタクタでは、半田ボール2の大き
さにバラツキがあることを考慮すると、接続を確実に行
うために分割溝31の間隔をある程度狭く設計する必要
がある。そのためにICパケージをコンタクトピン30
に強めに押付ける必要があり、上記図1(B)の場合と
同様に過荷重の問題を有している。
【0013】したがって、本発明の目的は、ICパッケ
ージをICコンタクタに接続する際の荷重の軽減と確実
な接続を実現できる方法及びこの方法を実現できるコン
タクを提供することである。
ージをICコンタクタに接続する際の荷重の軽減と確実
な接続を実現できる方法及びこの方法を実現できるコン
タクを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、まず本
発明は接続方法の発明として、ICパッケージの表面に
突出して配置されている突起電極と該突起電極を受入れ
るようにICコンタクタ側に設けられたコンタクトピン
とを電気的に接続させる方法であって、前記コンタクト
ピン間に前記突起電極を受け入れ、該突起電極を挟み込
む状態とする第1の挟持工程と、前記コンタクトピンの
外方から前記突起電極側へ向く押圧力を加え前記突起電
極を第1の挟持工程より強く挟み込む第2の挟持工程と
を含む、ICパッケージの接続方法として構成される。
発明は接続方法の発明として、ICパッケージの表面に
突出して配置されている突起電極と該突起電極を受入れ
るようにICコンタクタ側に設けられたコンタクトピン
とを電気的に接続させる方法であって、前記コンタクト
ピン間に前記突起電極を受け入れ、該突起電極を挟み込
む状態とする第1の挟持工程と、前記コンタクトピンの
外方から前記突起電極側へ向く押圧力を加え前記突起電
極を第1の挟持工程より強く挟み込む第2の挟持工程と
を含む、ICパッケージの接続方法として構成される。
【0015】上記発明によれば、コンタクトピンにより
突起電極を挟み込むことを優先する第1の挟持工程と、
コンタクトピンにより突起電極をより強く挟み込む第2
の挟持工程との2段階の挟持工程により、コンタクトピ
ンと突起電極との接続を行う。このように構成すること
で、コンタクトピンと突起電極との接続時における押圧
力を軽減でき、さらにコンタクトピンと突起電極との接
続状態をより強固なものとすることもできる。
突起電極を挟み込むことを優先する第1の挟持工程と、
コンタクトピンにより突起電極をより強く挟み込む第2
の挟持工程との2段階の挟持工程により、コンタクトピ
ンと突起電極との接続を行う。このように構成すること
で、コンタクトピンと突起電極との接続時における押圧
力を軽減でき、さらにコンタクトピンと突起電極との接
続状態をより強固なものとすることもできる。
【0016】上記方法において、第1の挟持工程でコン
タクトピンが突起電極の表面に接触しながら拡開され、
該突起電極を受入れた後はこれを挟み込んだ状態を形成
するように構成することで、コンタクトピンによる突起
電極へのワイピングを実施することもできる。
タクトピンが突起電極の表面に接触しながら拡開され、
該突起電極を受入れた後はこれを挟み込んだ状態を形成
するように構成することで、コンタクトピンによる突起
電極へのワイピングを実施することもできる。
【0017】また、前記第1の挟持工程の前に、前記I
Cコンタクタ内で前記ICパッケージの載置位置を定め
る位置決め工程をさらに含むようにすれば、ICコンタ
クタ内でICパッケージの電気的接続を確実に実施でき
る。
Cコンタクタ内で前記ICパッケージの載置位置を定め
る位置決め工程をさらに含むようにすれば、ICコンタ
クタ内でICパッケージの電気的接続を確実に実施でき
る。
【0018】また、上記目的のため、本発明はコンタク
タの発明として、コンタクトベースと、接続対象のIC
パッケージの表面に配列された複数の突起電極と対応す
るように前記コンタクトベースに立設させたコンタクト
ピンとを備えたICコンタクタにおいて、前記コンタク
トピンは、接近及び離間する方向に相対移動が可能であ
る、前記突起電極と接する上部プランジャと、接続用基
板と接する下部プランジャとを含み、前記上部プランジ
ャの頂部には弾性変形して前記突起電極を挟み込む突起
電極挟持部が形成され、前記上部プランジャが前記下部
プランジャへ側に近付いた所定位置には、前記突起電極
挟持部を外方から押圧する突起電極挟持部押圧手段がさ
らに配設されている、ICパッケージ接続用のICコン
タクタとしても構成される。
タの発明として、コンタクトベースと、接続対象のIC
パッケージの表面に配列された複数の突起電極と対応す
るように前記コンタクトベースに立設させたコンタクト
ピンとを備えたICコンタクタにおいて、前記コンタク
トピンは、接近及び離間する方向に相対移動が可能であ
る、前記突起電極と接する上部プランジャと、接続用基
板と接する下部プランジャとを含み、前記上部プランジ
ャの頂部には弾性変形して前記突起電極を挟み込む突起
電極挟持部が形成され、前記上部プランジャが前記下部
プランジャへ側に近付いた所定位置には、前記突起電極
挟持部を外方から押圧する突起電極挟持部押圧手段がさ
らに配設されている、ICパッケージ接続用のICコン
タクタとしても構成される。
【0019】上記発明によれば、コンタクトピンの上部
プランジャの頂部突起電極挟持部は弾性変形して突起電
極を挟み込み、その後突起電極挟持部は突起電極挟持部
押圧手段により外方から押圧される。よって、突起電極
挟持部間に突起電極を挟み込んだ後、突起電極挟持部押
圧手段の押圧力を利用して突起電極を確実に挟み込むこ
とができる。
プランジャの頂部突起電極挟持部は弾性変形して突起電
極を挟み込み、その後突起電極挟持部は突起電極挟持部
押圧手段により外方から押圧される。よって、突起電極
挟持部間に突起電極を挟み込んだ後、突起電極挟持部押
圧手段の押圧力を利用して突起電極を確実に挟み込むこ
とができる。
【0020】上記ICコンタクタにおいて、上部プラン
ジャと下部プランジャとを付勢手段を介して、互いに離
間する方向に付勢し、前記突起電極挟持部が前記突起電
極を挟み込む挟持力が前記付勢手段の付勢力よりも弱く
なるように設定することで、ICパッケージをコンタク
トピンに押付けた際に、優先的にコンタクトピン頂部の
突起電極挟持部で突起電極を挟み込むことができる。さ
らにその後、突起電極挟持部を外方から突起電極挟持部
押圧手段が押圧できるので突起電極に大小があり、バラ
ツキが生じている場合でも確実に突起電極を挟み込むの
で、良好な接続状態を確保できる。
ジャと下部プランジャとを付勢手段を介して、互いに離
間する方向に付勢し、前記突起電極挟持部が前記突起電
極を挟み込む挟持力が前記付勢手段の付勢力よりも弱く
なるように設定することで、ICパッケージをコンタク
トピンに押付けた際に、優先的にコンタクトピン頂部の
突起電極挟持部で突起電極を挟み込むことができる。さ
らにその後、突起電極挟持部を外方から突起電極挟持部
押圧手段が押圧できるので突起電極に大小があり、バラ
ツキが生じている場合でも確実に突起電極を挟み込むの
で、良好な接続状態を確保できる。
【0021】また、上記ICコンタクタにおいては、前
記コンタクトベース上に設けられ、ICパッケージの前
記突起電極と前記コンタクトピンとが接触できるように
複数の連通口を備えると共に、該コンタクトピンに対し
て相対上下動が可能なICパッケージ受け部材を備える
ことが好ましい。このようなICパッケージ受け部材を
備えると、ICパッケージとコンタクトピンとの接触前
にICパッケージの位置決めを実施できる。
記コンタクトベース上に設けられ、ICパッケージの前
記突起電極と前記コンタクトピンとが接触できるように
複数の連通口を備えると共に、該コンタクトピンに対し
て相対上下動が可能なICパッケージ受け部材を備える
ことが好ましい。このようなICパッケージ受け部材を
備えると、ICパッケージとコンタクトピンとの接触前
にICパッケージの位置決めを実施できる。
【0022】さらに、上記ICコンタクタにおいて、前
記ICパッケージ受け部材及び前記ICパッケージを選
択的に押し下げる押下機構をさらに備えることが好まし
い。この押下機構を用いて、前記ICパッケージ受け部
材を下降させることによるコンタクトピン上での前記突
起電極の保持、前記突起電極挟持部間への前記突起電極
の挟み込み、さらに前記突起電極への挟み込みを強める
ため前記突起電極挟持部押圧手段による前記突起電極挟
持部への押圧を連続的に行うことで、突起電極とコンタ
クトピンとの接続工程をより効率的に実施できる。
記ICパッケージ受け部材及び前記ICパッケージを選
択的に押し下げる押下機構をさらに備えることが好まし
い。この押下機構を用いて、前記ICパッケージ受け部
材を下降させることによるコンタクトピン上での前記突
起電極の保持、前記突起電極挟持部間への前記突起電極
の挟み込み、さらに前記突起電極への挟み込みを強める
ため前記突起電極挟持部押圧手段による前記突起電極挟
持部への押圧を連続的に行うことで、突起電極とコンタ
クトピンとの接続工程をより効率的に実施できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0024】図2は実施例のICコンタクタに用いるコ
ンタクトピン100の概要構成を示す図である。本IC
コンタクタではICパッケージの表面に多数配置された
突起電極(半田ボール)に対応した位置にコンタクトピ
ン100が複数配設されるが、図2ではその1つを示し
ている。
ンタクトピン100の概要構成を示す図である。本IC
コンタクタではICパッケージの表面に多数配置された
突起電極(半田ボール)に対応した位置にコンタクトピ
ン100が複数配設されるが、図2ではその1つを示し
ている。
【0025】図2で、コンタクトピン100は、上部プ
ランジャ110、下部プランジャ120及びこれらの間
に配設される付勢手段としてのコイルバネ130を含ん
だ基本構成である。
ランジャ110、下部プランジャ120及びこれらの間
に配設される付勢手段としてのコイルバネ130を含ん
だ基本構成である。
【0026】コイルバネ130はスリーブ131内に配
設されており、その上下は上部プランジャ110の基部
113と下部プランジャ120の基部123とを離間す
る方向に付勢する。よって、上部プランジャ110へ下
方の外力を加えれば、図2に示す状態から下部プランジ
ャ120側へ押し下げることができる。
設されており、その上下は上部プランジャ110の基部
113と下部プランジャ120の基部123とを離間す
る方向に付勢する。よって、上部プランジャ110へ下
方の外力を加えれば、図2に示す状態から下部プランジ
ャ120側へ押し下げることができる。
【0027】下部プランジャ120の下端部121はこ
こでは図示しないが、前記図1(B)と同様に配線基板
上の電極パッドに当接される。
こでは図示しないが、前記図1(B)と同様に配線基板
上の電極パッドに当接される。
【0028】上部プランジャ110の上部側には半田ボ
ールを挟み込む突起電極挟持部としてスリット構造を有
する先端挟持部111が形成されている。この先端挟持
部111は弾性部材で形成され半径方向(図2で左右方
向)に拡開されることで、その間に半田ボール2を受入
れる。先端挟持部111の上端部は半田ボール2を受入
れ易くするために内側に向けテーパを有している。
ールを挟み込む突起電極挟持部としてスリット構造を有
する先端挟持部111が形成されている。この先端挟持
部111は弾性部材で形成され半径方向(図2で左右方
向)に拡開されることで、その間に半田ボール2を受入
れる。先端挟持部111の上端部は半田ボール2を受入
れ易くするために内側に向けテーパを有している。
【0029】上記先端挟持部111の弾性力(挟持力)
はコイルバネ130の押圧力に比較して弱く設定されて
いる。すなわち半田ボール2を先端挟持部111間に押
し込む力はコイルバネ130の押圧力に抗するものとな
るので、このコイルバネ130の押圧力を受けた時には
先端挟持部111が半田ボール2を確実に受入れる状態
となるような関係で、先端挟持部111の弾性力とコイ
ルバネ130の押圧力を定めることが推奨される。ま
た、このように、半田ボールが先端挟持部111間に押
し込められる過程で、先端挟持部111の上端部と半田
ボールの表面が摺接してワイピングが実施されることに
なる。
はコイルバネ130の押圧力に比較して弱く設定されて
いる。すなわち半田ボール2を先端挟持部111間に押
し込む力はコイルバネ130の押圧力に抗するものとな
るので、このコイルバネ130の押圧力を受けた時には
先端挟持部111が半田ボール2を確実に受入れる状態
となるような関係で、先端挟持部111の弾性力とコイ
ルバネ130の押圧力を定めることが推奨される。ま
た、このように、半田ボールが先端挟持部111間に押
し込められる過程で、先端挟持部111の上端部と半田
ボールの表面が摺接してワイピングが実施されることに
なる。
【0030】なお、上部プランジャは先端挟持部111
と基部113と間の連結部112の長さ範囲で上下動
し、互いに接近した状態と離間した状態を形成する。
と基部113と間の連結部112の長さ範囲で上下動
し、互いに接近した状態と離間した状態を形成する。
【0031】また、上記コンタクトピン100は、後述
するようコンタクトベ−スの縦孔に嵌め込まれるが、そ
のためにスリーブ131の外周には抜け止めフランジ1
32が形成されている。コンタクトピン100はコンタ
クトベ−スの縦孔に下から押し込まれることで位置決め
され、コンタクトベ−スに対して立設した状態なる。図
3(A)から(C)及び図4(D)から(F)は、上記
先端挟持部111の形状として採用可能な複数の例につ
いて示す図である。
するようコンタクトベ−スの縦孔に嵌め込まれるが、そ
のためにスリーブ131の外周には抜け止めフランジ1
32が形成されている。コンタクトピン100はコンタ
クトベ−スの縦孔に下から押し込まれることで位置決め
され、コンタクトベ−スに対して立設した状態なる。図
3(A)から(C)及び図4(D)から(F)は、上記
先端挟持部111の形状として採用可能な複数の例につ
いて示す図である。
【0032】図3(A)は、図2と同様のスリット構造
の先端挟持部111Aを示す。この先端挟持部111A
は、半田ボールと接する上端部が球面の一部を成す形状
に加工されている。このような先端挟持部111Aによ
れば半田ボールを確実に受入つつワイピングが実施でき
る。
の先端挟持部111Aを示す。この先端挟持部111A
は、半田ボールと接する上端部が球面の一部を成す形状
に加工されている。このような先端挟持部111Aによ
れば半田ボールを確実に受入つつワイピングが実施でき
る。
【0033】また、図3(B)は、分割構造の先端挟持
部111Bを示す。この先端挟持部111Bは、半田ボ
ールと接する上端部がテーパ加工されている。このよう
な先端挟持部111Bによっても半田ボールを確実に受
入つつワイピングが実施できる。
部111Bを示す。この先端挟持部111Bは、半田ボ
ールと接する上端部がテーパ加工されている。このよう
な先端挟持部111Bによっても半田ボールを確実に受
入つつワイピングが実施できる。
【0034】また、図3(C)は、ワイヤをV字状に植
設した先端挟持部111Cを示す。この先端挟持部11
1Cによっても半田ボールを受入つつワイピングが実施
できる。なお、図(C)の変形例としてワイヤをすり鉢
状に植設してもよい。
設した先端挟持部111Cを示す。この先端挟持部11
1Cによっても半田ボールを受入つつワイピングが実施
できる。なお、図(C)の変形例としてワイヤをすり鉢
状に植設してもよい。
【0035】さらに図4(D)で示される先端挟持部1
11Dは分割構造で各ピン部が三角柱状に形成されて半
田ボールを点(稜線)で挟持する場合の例、図4(E)
で示されるスリット構造の先端挟持部111Eは上端周
縁部を外側に拡大して半田ボールを受入易くした変形
例、さらに図4(F)で示される分割構造の先端挟持部
111Fは上端周縁部を外側に拡大して半田ボールを受
入易くした変形例である。これらの先端挟持部111D
から先端挟持部111Fによっても、半田ボールの受入
れを容易とし、合わせて半田ボールの表面にワイピング
作用を与えることができる。
11Dは分割構造で各ピン部が三角柱状に形成されて半
田ボールを点(稜線)で挟持する場合の例、図4(E)
で示されるスリット構造の先端挟持部111Eは上端周
縁部を外側に拡大して半田ボールを受入易くした変形
例、さらに図4(F)で示される分割構造の先端挟持部
111Fは上端周縁部を外側に拡大して半田ボールを受
入易くした変形例である。これらの先端挟持部111D
から先端挟持部111Fによっても、半田ボールの受入
れを容易とし、合わせて半田ボールの表面にワイピング
作用を与えることができる。
【0036】次に、図2で示したコンタクトピン100
を用いるICコンタクタ200の全体構成を示しつつ、
ICパッケージがICコンタクタ内で接続され各工程を
図5から図8を参照して順次説明する。
を用いるICコンタクタ200の全体構成を示しつつ、
ICパッケージがICコンタクタ内で接続され各工程を
図5から図8を参照して順次説明する。
【0037】図5はICコンタクタ200内にICパッ
ケージ1が装着された直後の状態について示す図であ
る。図6はICパッケージ1の半田ボール2が先端挟持
部111の上に載った状態について示す図である。図7
は半田ボール2が先端挟持部111の間で挟持される第
1の挟持状態について示す図である。図8は半田ボール
2が先端挟持部111の間でより確実に挟持された第2
の挟持状態について示す図である。なお、図5から図8
において、(A)は各工程でのICコンタクタ200の
全体構成と動作を示し、(B)はそのときの半田ボール
2と先端挟持部111及び後述するICパッケージ受け
部材としての受台210との位置関係を拡大して示して
いる。
ケージ1が装着された直後の状態について示す図であ
る。図6はICパッケージ1の半田ボール2が先端挟持
部111の上に載った状態について示す図である。図7
は半田ボール2が先端挟持部111の間で挟持される第
1の挟持状態について示す図である。図8は半田ボール
2が先端挟持部111の間でより確実に挟持された第2
の挟持状態について示す図である。なお、図5から図8
において、(A)は各工程でのICコンタクタ200の
全体構成と動作を示し、(B)はそのときの半田ボール
2と先端挟持部111及び後述するICパッケージ受け
部材としての受台210との位置関係を拡大して示して
いる。
【0038】図5でICコンタクタ200は、上側に配
設される押下部200Aと、その下に配設されICパッ
ケージ1が載置されるコンタクト部200Bよりなる。
設される押下部200Aと、その下に配設されICパッ
ケージ1が載置されるコンタクト部200Bよりなる。
【0039】コンタクト部200Bは底部側に絶縁材料
よりなるコンタクトベース205を有し、このコンタク
トベース205の底面側には配線基板5が固定される。
コンタクトベース205には、接続対象となるICパッ
ケージ1の半田ボール2の位置に対応して、複数の縦孔
204が形成されている。この縦孔204のそれぞれに
は、図2で示したコンタクトピン100が挿入され、固
定される。
よりなるコンタクトベース205を有し、このコンタク
トベース205の底面側には配線基板5が固定される。
コンタクトベース205には、接続対象となるICパッ
ケージ1の半田ボール2の位置に対応して、複数の縦孔
204が形成されている。この縦孔204のそれぞれに
は、図2で示したコンタクトピン100が挿入され、固
定される。
【0040】コンタクトベース205上の両側には受台
止め枠208が固定される。この受台止め枠208はそ
の間で上下動可能に配設されるICパッケージ受け台2
10の上端位置を規制する規制フランジ部209を内方
に向け突出させている。また、受台止め枠208上には
押下部200Aの上下動を案内し、下降量を規定するガ
イドピン207が形成されている。
止め枠208が固定される。この受台止め枠208はそ
の間で上下動可能に配設されるICパッケージ受け台2
10の上端位置を規制する規制フランジ部209を内方
に向け突出させている。また、受台止め枠208上には
押下部200Aの上下動を案内し、下降量を規定するガ
イドピン207が形成されている。
【0041】ICパッケージ受け台210は両端部に上
記規制フランジ部209に当接する当接フランジ212
を有している。また、ICパッケージ受け台210は底
部側にフローティングバネ206が配設されており、I
Cパッケージ受け台210を上向きに付勢している。よ
って、外部から下向きの力を受けない状態では、ICパ
ッケージ受け台210の当接フランジ212が受台止め
枠208の規制フランジ部209に当接する図5(A)
の状態であるが、所定強さの下向き力を受けるとICパ
ッケージ受け台210はコンタクトベース205と接す
る位置まで下降する。
記規制フランジ部209に当接する当接フランジ212
を有している。また、ICパッケージ受け台210は底
部側にフローティングバネ206が配設されており、I
Cパッケージ受け台210を上向きに付勢している。よ
って、外部から下向きの力を受けない状態では、ICパ
ッケージ受け台210の当接フランジ212が受台止め
枠208の規制フランジ部209に当接する図5(A)
の状態であるが、所定強さの下向き力を受けるとICパ
ッケージ受け台210はコンタクトベース205と接す
る位置まで下降する。
【0042】また、ICパッケージ受け台210にも、
コンタクトベース205の複数の縦孔204と同一の位
置に複数の連通口215が形成されている。すなわち、
連通口215の位置は接続対象となるICパッケージ1
の半田ボール2の位置に対応する。図5(B)を参照す
ると、コンタクトピン100の先端挟持部111はIC
パッケージ受け台210の連通口215内で相対的に上
下動が可能である。ICパッケージ1がICパッケージ
受け台210に載置された際には、連通口215に半田
ボール2が嵌り込むことで位置決めが実施される。
コンタクトベース205の複数の縦孔204と同一の位
置に複数の連通口215が形成されている。すなわち、
連通口215の位置は接続対象となるICパッケージ1
の半田ボール2の位置に対応する。図5(B)を参照す
ると、コンタクトピン100の先端挟持部111はIC
パッケージ受け台210の連通口215内で相対的に上
下動が可能である。ICパッケージ1がICパッケージ
受け台210に載置された際には、連通口215に半田
ボール2が嵌り込むことで位置決めが実施される。
【0043】なお、参照符号216で示されるのは連通
口215内の上部に設けられたボールガイド段部であ
る。このボールガイド段部216は連通口215の上部
側で半田ボール2の位置を規制すると共に、先端挟持部
111の上下動を案内する機能は果たす。このようなボ
ールガイド段216を設ければより確実な接続動作が可
能となる。なお、図5(B)で示す状態は、コンタクト
ピン100の先端挟持部111と半田ボール2は接触し
ておらず、連通口215の上部で半田ボール2が位置決
めされた状態、すなわちICパッケージ1がICパッケ
ージ受け台210上で位置決めされた状態である。
口215内の上部に設けられたボールガイド段部であ
る。このボールガイド段部216は連通口215の上部
側で半田ボール2の位置を規制すると共に、先端挟持部
111の上下動を案内する機能は果たす。このようなボ
ールガイド段216を設ければより確実な接続動作が可
能となる。なお、図5(B)で示す状態は、コンタクト
ピン100の先端挟持部111と半田ボール2は接触し
ておらず、連通口215の上部で半田ボール2が位置決
めされた状態、すなわちICパッケージ1がICパッケ
ージ受け台210上で位置決めされた状態である。
【0044】次に、上側に配設されている押下部200
Aについて説明する。押下部200Aは図示せぬ上下駆
動源によりシャフト231が上下動されることにより、
コンタクト部200Aに対して接近、離間を行えるよう
になっている。
Aについて説明する。押下部200Aは図示せぬ上下駆
動源によりシャフト231が上下動されることにより、
コンタクト部200Aに対して接近、離間を行えるよう
になっている。
【0045】上記シャフト231は上基板230に固定
されている。上基板230には、上下動可能な状態で第
1のガイド軸233と第2のガイド軸235が嵌め込ま
れている。第1のガイド軸233の下端にはパッケージ
押さえブロック250が固定され、第2のガイド軸23
5の下端には受台押さえブロック240が固定されてい
る。第1のガイド軸233には緩衝バネ234が介挿さ
れており、パッケージ押さえブロック250を下方に付
勢している。第2のガイド軸235には緩衝バネ236
が介挿されており、受台押さえブロック240を下方に
付勢している。このように第1のガイド軸233と緩衝
バネ234、第2のガイド軸235と緩衝バネ236を
独立に備え、パッケージ押さえブロック250と受台押
さえブロック240を独立して移動できる構造を形成す
ることで、ICパッケージ受け台210と半田ボール2
を挟持する先端挟持部111との位置関係を形成でき
る。パッケージ押さえブロック250の両端には、コン
タクト部200B側のガイドピン207に対応した、下
限調整ストッパ255が設けられている。この下限調整
ストッパ255の内部は中空とされ、ガイドピン207
が挿入されることで押下部200Aの上下動がガイドさ
れる。下限調整ストッパ255の上部にはガイドピン2
07の上限位置を規制するボルト256が挿入されてい
る。このボルト256はナット257で上下位置を調整
し、押下部200Aからコンタクト部200Bへの荷重
を適宜変更できるようになっている。
されている。上基板230には、上下動可能な状態で第
1のガイド軸233と第2のガイド軸235が嵌め込ま
れている。第1のガイド軸233の下端にはパッケージ
押さえブロック250が固定され、第2のガイド軸23
5の下端には受台押さえブロック240が固定されてい
る。第1のガイド軸233には緩衝バネ234が介挿さ
れており、パッケージ押さえブロック250を下方に付
勢している。第2のガイド軸235には緩衝バネ236
が介挿されており、受台押さえブロック240を下方に
付勢している。このように第1のガイド軸233と緩衝
バネ234、第2のガイド軸235と緩衝バネ236を
独立に備え、パッケージ押さえブロック250と受台押
さえブロック240を独立して移動できる構造を形成す
ることで、ICパッケージ受け台210と半田ボール2
を挟持する先端挟持部111との位置関係を形成でき
る。パッケージ押さえブロック250の両端には、コン
タクト部200B側のガイドピン207に対応した、下
限調整ストッパ255が設けられている。この下限調整
ストッパ255の内部は中空とされ、ガイドピン207
が挿入されることで押下部200Aの上下動がガイドさ
れる。下限調整ストッパ255の上部にはガイドピン2
07の上限位置を規制するボルト256が挿入されてい
る。このボルト256はナット257で上下位置を調整
し、押下部200Aからコンタクト部200Bへの荷重
を適宜変更できるようになっている。
【0046】図6はICパッケージ1の半田ボール2が
先端挟持部111の上に載った状態について示してい
る。図6は、図5の状態から押下部200Aが下降し、
受台押さえブロック240がICパッケージ受け台21
0をコンタクトベース205に接するまで押し下げた状
態を示す。図6(B)を参照すると、この状態では半田
ボール2がコンタクトピン100の先端挟持部111に
載り、押し込みが開示される直前の状態である。なお、
このとき、パッケージ押さえブロック250の下面はI
Cパッケージ1の上面に極接近し、或いは僅かに接した
状態となる。
先端挟持部111の上に載った状態について示してい
る。図6は、図5の状態から押下部200Aが下降し、
受台押さえブロック240がICパッケージ受け台21
0をコンタクトベース205に接するまで押し下げた状
態を示す。図6(B)を参照すると、この状態では半田
ボール2がコンタクトピン100の先端挟持部111に
載り、押し込みが開示される直前の状態である。なお、
このとき、パッケージ押さえブロック250の下面はI
Cパッケージ1の上面に極接近し、或いは僅かに接した
状態となる。
【0047】図7は、図6の状態からさらに押下部20
0Aが下降し、パッケージ押さえブロック250の下面
がICパッケージ1の上面に接し、ICパッケージ1を
下に押し込んだ状態を示す。このとき、図2で説明した
ように、コンタクトピン100のコイルバネ130の付
勢力よりも先端挟持部111の弾性力(挟持力)が弱く
設定されているので、従来と比較すると1ピン当たり5
g程度の弱い押圧力で図7(B)に示すように半田ボー
ル2を先端挟持部111間に容易に挟み込むことができ
る。その際には、先端挟持部111により半田ボール2
表面のワイピングが実施される。
0Aが下降し、パッケージ押さえブロック250の下面
がICパッケージ1の上面に接し、ICパッケージ1を
下に押し込んだ状態を示す。このとき、図2で説明した
ように、コンタクトピン100のコイルバネ130の付
勢力よりも先端挟持部111の弾性力(挟持力)が弱く
設定されているので、従来と比較すると1ピン当たり5
g程度の弱い押圧力で図7(B)に示すように半田ボー
ル2を先端挟持部111間に容易に挟み込むことができ
る。その際には、先端挟持部111により半田ボール2
表面のワイピングが実施される。
【0048】上記図7(B)は、本実施例のICコンタ
クタ200において、先端挟持部111により半田ボー
ル2を挟み込んだ第1の挟持工程が終了した第1挟持状
態である。この第1挟持状態でもコンタクトピン100
と半田ボール2との基本的な接続がなされている。しか
し、半田ボール2の大小や形成位置にズレがあり接続不
良を誘発する場合も予想される。そこで、本実施例のI
Cコンタクタ200は図8に示す、第2挟持状態を形成
させる第2の挟持工程を有し、コンタクトピン100と
半田ボール2とのより確実な接続を実現する。
クタ200において、先端挟持部111により半田ボー
ル2を挟み込んだ第1の挟持工程が終了した第1挟持状
態である。この第1挟持状態でもコンタクトピン100
と半田ボール2との基本的な接続がなされている。しか
し、半田ボール2の大小や形成位置にズレがあり接続不
良を誘発する場合も予想される。そこで、本実施例のI
Cコンタクタ200は図8に示す、第2挟持状態を形成
させる第2の挟持工程を有し、コンタクトピン100と
半田ボール2とのより確実な接続を実現する。
【0049】図8では、図7の状態からさらに押下部2
00Aが下降して、パッケージ押さえブロック250の
下面がICパッケージ1の上面を押し、さらにICパッ
ケージ1の下面が先端挟持部111上端を押して、先端
挟持部111全体をパッケージ受け台210の連通口2
15内に埋没させた状態を示す。この状態では連通口2
15内に先端挟持部111が入り込むにしたがって、連
通口215の内壁が先端挟持部111を外側から押圧す
る突起電極挟持部押圧手段として機能する。よって、図
8(B)で示す状態では半田ボール2が先端挟持部11
1により、より強く、確実に挟持された第2挟持状態と
なる。なお、図8の状態のとき、コンタクトピン100
の連結部112はコイルバネ130に抗して押し下げら
れており、スリーブ内に収納された状態となるが、その
押圧力は1ピン当たり15g程度の押圧力で良く、従来
の30から40gと比較して半分以下の押圧力に軽減さ
れる。
00Aが下降して、パッケージ押さえブロック250の
下面がICパッケージ1の上面を押し、さらにICパッ
ケージ1の下面が先端挟持部111上端を押して、先端
挟持部111全体をパッケージ受け台210の連通口2
15内に埋没させた状態を示す。この状態では連通口2
15内に先端挟持部111が入り込むにしたがって、連
通口215の内壁が先端挟持部111を外側から押圧す
る突起電極挟持部押圧手段として機能する。よって、図
8(B)で示す状態では半田ボール2が先端挟持部11
1により、より強く、確実に挟持された第2挟持状態と
なる。なお、図8の状態のとき、コンタクトピン100
の連結部112はコイルバネ130に抗して押し下げら
れており、スリーブ内に収納された状態となるが、その
押圧力は1ピン当たり15g程度の押圧力で良く、従来
の30から40gと比較して半分以下の押圧力に軽減さ
れる。
【0050】以上詳述したところ明らかなように、本実
施例のICコンタクタ200はまず、先端挟持部111
間に半田ボール2を押し込むことを優先させる挟持する
第1の挟持工程と、その後さらに先端挟持部111間で
半田ボール2を確実に挟持する第2の挟持工程を実施す
るので、ICパッケージ1との接続を確実に行うことが
できる。
施例のICコンタクタ200はまず、先端挟持部111
間に半田ボール2を押し込むことを優先させる挟持する
第1の挟持工程と、その後さらに先端挟持部111間で
半田ボール2を確実に挟持する第2の挟持工程を実施す
るので、ICパッケージ1との接続を確実に行うことが
できる。
【0051】その際、第1の挟持工程を実施する際に
は、ワイピングが行われ半田ボール2表面に不導体の酸
化膜が形成されていたような場合でも接続状態の向上が
図られる。この第1の挟持工程では従来の弾性コンタク
トピンを使用する押込みとは異なり、その押圧力を大幅
に軽減することができる。よって、破損し易いICパッ
ケージ1にストレス、チップクラック等のダメージを与
えることなく安全に接続工程を実施することができる。
さらに、本実施例の図5から図8で示した、一連の工程
は連続的に行うことが可能であるから製造工程の簡素
化、高速化を図ることもできる。
は、ワイピングが行われ半田ボール2表面に不導体の酸
化膜が形成されていたような場合でも接続状態の向上が
図られる。この第1の挟持工程では従来の弾性コンタク
トピンを使用する押込みとは異なり、その押圧力を大幅
に軽減することができる。よって、破損し易いICパッ
ケージ1にストレス、チップクラック等のダメージを与
えることなく安全に接続工程を実施することができる。
さらに、本実施例の図5から図8で示した、一連の工程
は連続的に行うことが可能であるから製造工程の簡素
化、高速化を図ることもできる。
【0052】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、請求項1記載の発明によれば、コンタクトピンと突
起電極との接続時における押圧力を軽減しつつ、コンタ
クトピンと突起電極との接続状態を確実なものとするこ
とができる。
に、請求項1記載の発明によれば、コンタクトピンと突
起電極との接続時における押圧力を軽減しつつ、コンタ
クトピンと突起電極との接続状態を確実なものとするこ
とができる。
【0054】また、請求項2記載の発明によれば、コン
タクトピンが突起電極の表面に接触しながら拡開され、
突起電極を挟み込むようにするので突起電極へのワイピ
ングを実施することもできる。
タクトピンが突起電極の表面に接触しながら拡開され、
突起電極を挟み込むようにするので突起電極へのワイピ
ングを実施することもできる。
【0055】また、請求項3記載の発明によれば、位置
決工程を含むのでICコンタクタ内でICパッケージを
確実に電気的に接続できる。
決工程を含むのでICコンタクタ内でICパッケージを
確実に電気的に接続できる。
【0056】また、請求項4記載の発明によれば、突起
電極挟持部により突起電極を挟み込んだ後、突起電極挟
持部押圧手段の押圧力を利用して突起電極を確実に挟み
込むことができる。
電極挟持部により突起電極を挟み込んだ後、突起電極挟
持部押圧手段の押圧力を利用して突起電極を確実に挟み
込むことができる。
【0057】また、請求項5記載の発明によれば、突起
電極に大小がある場合でも確実に突起電極を挟み込み確
実な接続状態を確保できる。
電極に大小がある場合でも確実に突起電極を挟み込み確
実な接続状態を確保できる。
【0058】また、請求項6記載の発明によれば、IC
パッケージとコンタクトピンとの接触動作前にICパッ
ケージの位置決めを実施できる。
パッケージとコンタクトピンとの接触動作前にICパッ
ケージの位置決めを実施できる。
【0059】また、請求項7記載の発明によれば、突起
電極とコンタクトピンの接触工程をより効率的に実施で
きる。
電極とコンタクトピンの接触工程をより効率的に実施で
きる。
【図1】(A)から(C)は従来のICコンタクタのコ
ンタクトピンについて示す図である。
ンタクトピンについて示す図である。
【図2】実施例のICコンタクタに用いるコンタクトピ
ンの概要構成を示す図である。
ンの概要構成を示す図である。
【図3】(A)から(C)は先端挟持部の形状として採
用可能な例について示す図である。
用可能な例について示す図である。
【図4】(D)から(F)は先端挟持部の形状として採
用可能な例について示す図である。
用可能な例について示す図である。
【図5】ICコンタクタ内にICパッケージが装着され
た直後の状態について示す図である。
た直後の状態について示す図である。
【図6】ICパッケージの半田ボールが先端挟持部の上
に載った状態について示す図である。
に載った状態について示す図である。
【図7】半田ボールが先端挟持部の間で挟持された第1
の挟持状態について示す図である。
の挟持状態について示す図である。
【図8】半田ボールが先端挟持部の間で挟持された第2
の挟持状態について示す図である。
の挟持状態について示す図である。
1 ICパッケージ 2 半田ボール(突起電極) 5 配線基板 100 コンタクトピン 110 上部プランジャ 111 先端挟持部 120 下部プランジャ 130 コイルバネ(付勢手段) 131 スリーブ 200 ICコンタクタ(押下部200A、コンタク
ト部200B) 205 コンタクトベース 206 フローティングバネ 208 受台止め枠 210 パッケージ受け台 215 連通口 230 上基板 233 第1のガイド軸 234 緩衝バネ 235 第2のガイド軸 236 緩衝ばね 240 受台押さえブロック 250 パッケージ押さえブロック
ト部200B) 205 コンタクトベース 206 フローティングバネ 208 受台止め枠 210 パッケージ受け台 215 連通口 230 上基板 233 第1のガイド軸 234 緩衝バネ 235 第2のガイド軸 236 緩衝ばね 240 受台押さえブロック 250 パッケージ押さえブロック
フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG03 AG12 2G011 AA14 AB01 AB03 AB07 AC06 AC21 AC31 AD01 AE22 AF06
Claims (7)
- 【請求項1】 ICパッケージの表面に突出して配置さ
れている突起電極と該突起電極を受入れるようにICコ
ンタクタ側に設けられたコンタクトピンとを電気的に接
続させる方法であって、 前記コンタクトピン間に前記突起電極を受け入れ、該突
起電極を挟み込む状態とする第1の挟持工程と、 前記コンタクトピンの外方から前記突起電極側へ向く押
圧力を加え前記突起電極を第1の挟持工程より強く挟み
込む第2の挟持工程とを含む、ICパッケージの接続方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載のICパッケージの接続方
法において、 前記第1の挟持工程では、前記コンタクトピンが突起電
極の表面に接触しながら拡開され、該突起電極を受入れ
た後はこれを挟み込んだ状態を形成すること特徴とする
ICパッケージの接続方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のICパッケージの
接続方法において、前記第1の挟持工程の前に、前記I
Cコンタクタ内で前記ICパッケージの載置位置を定め
る位置決め工程をさらに含む、ことを特徴とするICパ
ッケージの接続方法。 - 【請求項4】 コンタクトベースと、接続対象のICパ
ッケージの表面に配列された複数の突起電極と対応する
ように前記コンタクトベースに立設させたコンタクトピ
ンとを備えたICコンタクタにおいて、 前記コンタクトピンは、接近及び離間する方向に相対移
動が可能である、前記突起電極と接する上部プランジャ
と、接続用基板と接する下部プランジャとを含み、 前記上部プランジャの頂部には弾性変形して前記突起電
極を挟み込む突起電極挟持部が形成され、 前記上部プランジャが前記下部プランジャへ側に近付い
た所定位置には、前記突起電極挟持部を外方から押圧す
る突起電極挟持部押圧手段がさらに配設されている、I
Cパッケージ接続用のICコンタクタ。 - 【請求項5】 請求項4記載のICパッケージ接続用の
ICコンタクタにおいて、 上部プランジャと下部プランジャとは付勢手段を介し
て、互いに離間する方向に付勢されており、前記突起電
極挟持部が前記突起電極を挟み込む挟持力は、前記付勢
手段の付勢力よりも弱く設定されていることを特徴とす
るICパッケージ接続用のICコンタクタ。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載のICパッケージ接
続用のICコンタクタにおいて、 前記コンタクトベース上に設けられ、ICパッケージの
前記突起電極と前記コンタクトピンとが接触できるよう
に複数の連通口を備えると共に、該コンタクトピンに対
して相対上下動が可能なICパッケージ受け部材を備
え、 前記連通口で前記突起電極の位置を定めることで前記I
Cパッケージの位置決めを行うことを特徴とするICパ
ッケージ接続用のICコンタクタ。 - 【請求項7】 請求項6記載のICパッケージ接続用の
ICコンタクタにおいて、 前記ICパッケージ受け部材及び前記ICパッケージを
選択的に押し下げる押下機構をさらに備え、 前記ICパッケージ受け部材を下降させることによるコ
ンタクトピン上での前記突起電極の保持、前記突起電極
挟持部間への前記突起電極の挟み込み、さらに前記突起
電極への挟み込みを強めるため前記突起電極挟持部押圧
手段による前記突起電極挟持部への押圧を連続的に行う
ことを特徴とするICパッケージ接続用のICコンタク
タ。
Priority Applications (3)
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JP2000133764A JP2001318119A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | Icパッケージの接続方法及びicコンタクタ |
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Family Applications (1)
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2000
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- 2000-12-08 US US09/731,755 patent/US20010039128A1/en not_active Abandoned
- 2000-12-18 TW TW089127110A patent/TW469677B/zh not_active IP Right Cessation
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