JP2001314083A - 力率改善回路 - Google Patents
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Abstract
も、スイッチング素子を確実に保護できる力率改善回路
を提供する。 【解決手段】 整流ダイオード8がオープンになると、
平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力電圧Viが低
下する。このとき制御部11は、MOS型FET7へのパ
ルス導通幅を最大にまで広げようとし、MOS型FET
7の両端間に発生する電圧が通常の電圧変動範囲を超え
て上昇する。しかし、MOS型FET7に発生する電圧
が第1の異常レベルに達すると、保護回路21により補助
電源12から制御部11への電圧供給が遮断される。したが
って、整流ダイオード8がオープンになった場合でも、
MOS型FET7を確実に保護できる。
Description
対策用に昇圧チョッパ回路を備えた力率改善回路に関す
る。
置などに組み込まれるこの種の力率改善回路の一般的な
回路構成を示す。同図において、交流電源に相当する商
用電源1の両端には入力端子2,3を介して整流部とし
ての例えばダイオードブリッジからなる整流回路4が接
続され、前記商用電源1からの交流電源電圧を整流し
て、後段の昇圧チョッパ回路5に供給する。この昇圧チ
ョッパ回路5は周知のように、チョークコイル6とスイ
ッチング素子であるMOS型FET7との直列回路を、
整流回路4の出力端間に接続すると共に、整流ダイオー
ド8と平滑コンデンサ9との直列回路を、MOS型FE
T7の両端間すなわちドレイン−ソース間に接続して構
成される。そして、MOS型FET7がオンのときに
は、整流回路4からの全波整流された直流電流によっ
て、チョークコイル6にエネルギーを蓄え、MOS型F
ET7がオフのときには、このチョークコイル6に蓄え
られたエネルギーを整流回路4の出力端間に発生する電
圧に重畳させて、昇圧チョッパ回路5の入力側よりも高
い直流出力電圧Viを平滑コンデンサ9の両端間に発生
させるようにしている。
滑された直流出力電圧Viをフィードバック信号として
監視し、この直流出力電圧Viが一定となるようにMO
S型FET7のパルス導通幅を制御する制御部である。
この制御部11は、直流出力電圧Viが上昇するとMOS
型FET7のパルス導通幅を狭め、逆に直流出力電圧V
iが低下するとMOS型FET7のパルス導通幅を広げ
るように制御を行なうとともに、MOS型FET7をス
イッチングすることで、チョークコイル6を介して取り
込まれる電流波形を商用電源1からの正弦波状の電圧波
形に近付け、入力力率を改善するようにしている。
11に動作電圧を供給する補助電源である。この補助電源
12は、例えばトランス13および補助スイッチング素子た
るトランジスタ14からなるインバータ回路により構成さ
れ、ここでは昇圧チョッパ回路5の出力側に発生した直
流出力電圧Viを、トランジスタ14のスイッチングによ
りトランス13の一次巻線に断続的に印加し、これを同じ
トランス13の二次巻線に所定の電圧に変換して制御部11
に供給するものである。なお、制御部11が直流電圧で動
作する場合は、トランス13の二次巻線側に整流平滑回路
を付加すればよい。また、昇圧チョッパ回路5から補助
電源12に至る電圧供給ラインには、補助電源12に対する
過電流時に溶断して、制御部11への電圧供給を遮断する
ヒューズ15が挿入接続される。
昇圧チョッパ回路5の昇圧作用により、平滑コンデンサ
9の両端間には例えば360〜400Vの高電圧が発生
するため、昇圧チョッパ回路5を構成する整流ダイオー
ド8がオープン(開放状態)になる場合がある。こうな
ると、平滑コンデンサ9の両端間に発生する直流出力電
圧Viが低下し、制御部11はMOS型FET7へのパル
ス導通幅を最大にまで広げようと制御する。このときの
制御部11は、昇圧チョッパ回路5に何らかの不具合が発
生していても、補助電源12から動作電圧が供給されてい
る限り、直流出力電圧Viを一定にするように制御を行
なうので、結果的に交流電源1→整流回路4→チョーク
コイル6→MOS型FET7→整流回路4→交流電源1
の経路で過大なショート電流が流れ、MOS型FET7
のドレインーソース間に異常な電圧上昇が発生して、M
OS型FET7が破損するなどの不具合を生じる。
整流ダイオードがオープンになった場合でも、スイッチ
ング素子を確実に保護できる力率改善回路を提供するこ
とをその目的とする。
改善回路は、上記目的を達成するために、交流電源電圧
を整流する整流部と、この整流部の両端間にインダクタ
ンス素子とスイッチング素子との直列回路を接続し、前
記スイッチング素子の両端間に整流ダイオードと平滑コ
ンデンサとの直列回路を接続してなる昇圧チョッパ回路
と、補助電源からの電圧供給により動作し、前記平滑コ
ンデンサの両端間に発生する出力電圧に基づき前記スイ
ッチング素子のパルス導通幅を制御する制御部とにより
構成され、前記スイッチング素子のスイッチングによ
り、前記インダクタンス素子を介して取り込まれる電流
波形を前記交流電源電圧波形に近付ける力率改善回路に
おいて、前記スイッチング素子の両端間に発生する電圧
が第1の異常レベルに達したら、前記補助電源から前記
制御部への電圧供給を遮断する保護回路を備えたもので
ある。
が異常を起こし、この整流ダイオードがオープンになる
と、平滑コンデンサへのエネルギーの供給が途絶え、平
滑コンデンサの両端間に発生する出力電圧が低下する。
このとき制御部は、出力電圧の低下を補うために、スイ
ッチング素子へのパルス導通幅を最大にまで広げようと
するため、スイッチング素子の両端間に発生する電圧が
通常の電圧変動範囲を超えて上昇する。しかし、このス
イッチング素子の両端間に発生する電圧が第1の異常レ
ベルに達すると、保護回路により補助電源から制御部へ
の電圧供給が遮断されるため、制御部によるスイッチン
グ素子のスイッチング動作も停止し、スイッチング素子
の両端間にはそれ以上の電圧が加わらなくなる。したが
って、整流ダイオードがオープンになった場合でも、ス
イッチング素子を確実に保護することが可能になる。
項1に記載される構成に加えて、前記保護回路は、正常
時において前記スイッチング素子の両端間に発生する電
圧変動範囲よりも高く、かつ前記スイッチング素子が破
損する電圧値よりも低い値に前記第1の異常レベルを設
定するものであることを特徴とする。
スイッチング素子の両端間に発生する電圧が正常な範囲
内で変動する限りは、保護回路により補助電源から制御
部への電圧供給が遮断されることはない。一方、スイッ
チング素子の両端間に発生する電圧が正常な電圧変動範
囲を逸脱して上昇すると、スイッチング素子が破損する
電圧値に達する前に、補助電源から制御部への電圧供給
が遮断される。したがって、正常時において保護回路が
勝手に動作することはなく、しかも整流ダイオードの異
常時において、スイッチング素子が破損に至る前にスイ
ッチング素子を確実に保護できる。
項1または2に記載される構成に加えて、前記保護回路
は、前記平滑コンデンサの両端間に発生する出力電圧が
第2の異常レベルに達したときにも、前記補助電源から
前記制御部への電圧供給を遮断するものであることを特
徴とする。
クする信号ラインが断線して、制御部にこのフィードバ
ック信号が正常に印加されない状況に陥ると、制御部は
出力電圧の低下を補うために、スイッチング素子へのパ
ルス導通幅を最大にまで広げようとし、平滑コンデンサ
の両端間に発生する出力電圧が通常の電圧変動範囲を超
えて上昇する。しかし、この平滑コンデンサの両端間に
発生する電圧が第2の異常レベルに達した場合も、保護
回路により補助電源から制御部への電圧供給が遮断され
るため、制御部によるスイッチング素子のスイッチング
動作が停止し、平滑コンデンサの両端間にはそれ以上の
電圧が加わらなくなる。したがって、出力電圧の異常な
上昇による平滑コンデンサの破損を確実に防止できる。
項3に記載される構成に加えて、前記保護回路は、正常
時において前記平滑コンデンサの両端間に発生する電圧
変動範囲よりも高く、かつ前記平滑コンデンサが破損す
る電圧値よりも低い値に前記第2の異常レベルを設定す
るものであることを特徴とする。
平滑コンデンサの両端間に発生する出力電圧が正常な範
囲内で変動する限りは、保護回路により補助電源から制
御部への電圧供給が遮断されることはない。一方、平滑
コンデンサの両端間に発生する出力電圧が正常な電圧変
動範囲を逸脱して上昇すると、平滑コンデンサが破損す
る電圧値に達する前に、補助電源から制御部への電圧供
給が遮断される。したがって、正常時において保護回路
が勝手に動作することはなく、しかも出力電圧の異常な
上昇時に、平滑コンデンサが破損に至る前に平滑コンデ
ンサを確実に保護できる。
おける力率改善回路の一実施例を説明する。なお、従来
例と同一箇所には同一符号を付し、その共通する部分の
説明は重複するため省略する。図1に示す回路図におい
て、本実施例では、スイッチング素子であるMOS型F
ET7に発生する電圧が第1の異常レベルに達したら、
補助電源12から制御部11への電圧供給を遮断する保護回
路21が付加されている。具体的には、この保護回路21
は、MOS型FET7のソースードレイン間に発生する
電圧を監視する電圧監視回路22と、補助電源12の入力側
電圧供給ラインに挿入接続され、前記MOS型FET7
のソースードレイン間に発生する電圧が、予め設定した
第1の異常レベルに達したことを電圧監視回路22が検知
したら、補助電源から制御部11への電圧供給を遮断する
遮断器としてのヒューズ15とにより構成される。特に本
実施例における保護回路21は、平滑コンデンサ9の両端
間に発生する直流出力電圧Viが第2の異常レベルに達
したときにも、補助電源12から制御部11への電圧供給を
遮断するようになっている。
OS型FET7との接続点にダイオード31のアノードを
接続し、このダイオード31のカソードがツエナーダイオ
ード32のカソードに接続される。また、平滑コンデンサ
9のプラス側端子から補助電源12の一次巻線に至る補助
電源12の入力側電圧供給ラインには、別のツエナーダイ
オード33のカソードが接続される。これらのツエナーダ
イオード32,33は、前記第1の異常レベルおよび第2の
異常レベルを各々設定するためのものである。そして、
ツエナーダイオード32,33の各アノードどうしが接続さ
れ、この接続点とグランド(接地)ライン間に、抵抗34
およびコンデンサ35の並列回路により構成される時定数
回路が接続されると共に、補助スイッチ素子に相当する
MOS型FET36のゲート−ソースが各々接続される。
MOS型FET36のドレインは、ヒューズ15と補助電源
12の一次巻線との間に接続されており、前記MOS型F
ET7に発生する電圧が第1の異常レベルに達したと
き、あるいは直流出力電圧Viが第2の異常レベルに達
したときに、MOS型FET36が導通すなわちオンし、
平滑コンデンサ9のプラス側端子とグランドラインとを
短絡して、過電流が流れるヒューズ15を溶断する構成と
なっている。
構成に付いてその作用を説明する。なお図2は、通常の
正常動作時におけるMOS型FET7のドレイン−ソー
ス間電圧を示しており、図3は整流ダイオード8がオー
プンになった場合におけるMOS型FET7のドレイン
−ソース間電圧を示している。また、これらの各図にお
いて、Vsは保護回路21を構成するMOS型FET36が
オンし、電圧監視回路22によりヒューズ15が溶断する設
定電圧である。この設定電圧Vsは前記第1の異常レベ
ルに相当するものであり、正常時においてMOS型FE
T7に発生する最大の電圧値よりも高く、かつMOS型
FET7が破損する電圧値(破損電圧)VDよりも低い
値に設定される。
において、整流回路4からの全波整流された直流電流に
よって、チョークコイル6にエネルギーを蓄える。ま
た、MOS型FET7のオフ期間には、このチョークコ
イル6に蓄えられたエネルギーを整流回路4の出力端間
に発生する電圧に重畳させる。これにより、昇圧チョッ
パ回路5の入力側よりも高い直流出力電圧Viが、平滑
コンデンサ9の両端間に発生する。一方、直流出力電圧
Viの変動は制御部11にフィードバックされ、制御部11
はこの直流出力電圧Viが略一定となるように、MOS
型FET7のパルス導通幅を制御する。
成する電圧監視回路22は、MOS型FET7のドレイン
−ソース間に発生する電圧を監視している。このMOS
型FET7のドレイン−ソース間電圧は、図2に示すよ
うに、MOS型FET7のオン期間中は0ボルトとな
り、MOS型FET7のオフ期間中は、整流回路4の出
力端間に発生する電圧とチョークコイル6の誘導起電圧
を加えた値になる。しかし、このMOS型FET7のオ
フ期間中におけるMOS型FET7のドレイン−ソース
間電圧は、正常時の電圧変動範囲において前記設定電圧
Vsに達することはなく、少なくとも電圧監視回路22に
よりヒューズ15が溶断することはない。したがって正常
時には、例えば補助電源12の2次側が短絡してヒューズ
15が溶断しない限り、補助電源12から制御部11に動作電
圧が供給され続け、直流出力電圧Viを一定にするよう
に制御が行なわれる。
ード8が異常を起こし、この整流ダイオード8がオープ
ンになると、平滑コンデンサ9へのエネルギーの供給が
途絶え、平滑コンデンサ9の端子間電圧すなわち直流出
力電圧Viが低下するので、制御部11はMOS型FET
7へのパルス導通幅を最大にまで広げようと制御する。
こうなると、MOS型FET7のオン期間が相対的に長
くなり、チョークコイル6に蓄積されるエネルギーも増
加するので、MOS型FET7のオフ期間中におけるM
OS型FET7のドレイン−ソース間電圧は正常の電圧
変動範囲を超えて高くなる。そして、図3に示すよう
に、このMOS型FET7のドレイン−ソース間電圧
が、電圧監視回路22により予め破損電圧VDよりも低く
設定された設定電圧Vsに達すると、MOS型FET7
ツェナーダイオード32が導通して、MOS型FET36の
ゲート電位が抵抗34およびコンデンサ35で決められた時
定数に従って上昇し、MOS型FET36がターンオンす
る。これにより、平滑コンデンサ9からヒューズ15およ
びMOS型FET36を通って過電流が流れ込み、ヒュー
ズ15が溶断して補助電源12から制御部11への電圧供給が
遮断されるので、MOS型FET7が破損に至る前に、
MOS型FET7のスイッチング動作は停止する。
ら制御部11に至るラインが、何等かの原因でオープンに
なった場合も、制御部11はMOS型FET7へのパルス
導通幅を最大にまで広げようと制御する。この場合は、
整流ダイオード8を通して平滑コンデンサ9にエネルギ
ーが送られるので、MOS型FET7のドレイン−ソー
ス間電圧のみならず、平滑コンデンサ9の両端間電圧す
なわち直流出力電圧Viも上昇する。しかし、直流出力
電圧Viが平滑コンデンサ9の破損電圧よりも低い別の
設定電圧(第2の異常レベルに相当する)に達すると、
ツェナーダイオード33が導通して、MOS型FET36の
ゲート電位が抵抗34およびコンデンサ35で決められた時
定数に従って上昇し、MOS型FET36がターンオンす
る。これにより、平滑コンデンサ9からヒューズ15およ
びMOS型FET36を通って過電流が流れ込み、ヒュー
ズ15が溶断して補助電源12から制御部11への電圧供給が
遮断されるので、平滑コンデンサ9が破損に至る前に、
MOS型FET7のスイッチング動作は停止する。な
お、直流出力電圧Viが第2の異常レベルに達する前
に、MOS型FET7のドレイン−ソース間電圧が前記
設定電圧Vsに達した場合には、ツエナーダイオード33
よりも先にツェナーダイオード32が導通するが、ここで
も結局はヒューズ15が溶断してMOS型FET7のみな
らず平滑コンデンサ9も保護されるので、これらの各素
子の破損は確実に防止できる。
圧を整流する整流部としての整流回路4と、この整流回
路4の両端間にインダクタンス素子であるチョークコイ
ル6とスイッチング素子であるMOS型FET7との直
列回路を接続し、MOS型FET7の両端間に整流ダイ
オード8と平滑コンデンサ9との直列回路を接続してな
る昇圧チョッパ回路5と、補助電源12からの電圧供給に
より動作し、平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力
電圧Viに基づきMOS型FET7のパルス導通幅を制
御する制御部11とにより構成され、MOS型FET7の
スイッチングにより、チョークコイル6を介して取り込
まれる電流波形を交流電源電圧波形に近付ける力率改善
回路において、MOS型FET7の両端間に発生する電
圧が第1の異常レベルに達したら、補助電源12から制御
部11への電圧供給を遮断する保護回路21を備えている。
8が異常を起こし、この整流ダイオード8がオープンに
なると、平滑コンデンサ9へのエネルギーの供給が途絶
え、平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力電圧Vi
が低下する。このとき制御部11は、出力電圧Viの低下
を補うために、MOS型FET7へのパルス導通幅を最
大にまで広げようとするため、MOS型FET7の両端
間に発生する電圧が通常の電圧変動範囲を超えて上昇す
る。しかし、このMOS型FET7に発生する電圧が第
1の異常レベルに達すると、保護回路21により補助電源
12から制御部11への電圧供給が遮断されるため、制御部
11によるMOS型FET7のスイッチング動作も停止
し、MOS型FET7の両端間にはそれ以上の電圧が加
わらなくなる。したがって、整流ダイオード8がオープ
ンになった場合でも、MOS型FET7を確実に保護す
ることが可能になる。
常時においてMOS型FET7の両端間に発生する電圧
変動範囲よりも高く、かつMOS型FET7が破損する
電圧値よりも低い値に第1の異常レベルを設定してい
る。
いるときに、MOS型FET7の両端間に発生する電圧
が正常な範囲内で変動する限りは、保護回路21により補
助電源12から制御部11への電圧供給が遮断されることは
ない。一方、MOS型FET7の両端間に発生する電圧
が正常な電圧変動範囲を逸脱して上昇すると、MOS型
FET7が破損する電圧値に達する前に、補助電源12か
ら制御部11への電圧供給が遮断される。したがって、正
常時において保護回路21が勝手に動作することはなく、
しかも整流ダイオード8の異常時において、MOS型F
ET7が破損に至る前にMOS型FET7を確実に保護
できる。
コンデンサ9の両端間に発生する出力電圧Viが第2の
異常レベルに達したときにも、補助電源12から制御部11
への電圧供給を遮断する構成を有している。
Viをフィードバックする信号ラインが断線して、制御
部11にこのフィードバック信号が正常に印加されない状
況に陥ると、制御部11は出力電圧の低下を補うために、
MOS型FET7へのパルス導通幅を最大にまで広げよ
うとし、平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力電圧
が通常の電圧変動範囲を超えて上昇する。しかし、この
平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力電圧が第2の
異常レベルに達した場合も、保護回路21により補助電源
12から制御部11への電圧供給が遮断されるため、制御部
11によるMOS型FET7のスイッチング動作が停止
し、平滑コンデンサ9の両端間にはそれ以上の電圧が加
わらなくなる。したがって、出力電圧Viの異常な上昇
による平滑コンデンサ9の破損を確実に防止できる。
時において平滑コンデンサ9の両端間に発生する電圧変
動範囲よりも高く、かつ平滑コンデンサ9が破損する電
圧値よりも低い値に第2の異常レベルを設定している。
いるときに、平滑コンデンサ9の両端間に発生する出力
電圧Viが正常な範囲内で変動する限りは、保護回路21
により補助電源12から制御部11への電圧供給が遮断され
ることはない。一方、平滑コンデンサ9の両端間に発生
する出力電圧Viが正常な電圧変動範囲を逸脱して上昇
すると、平滑コンデンサ9が破損する電圧値に達する前
に、補助電源12から制御部11への電圧供給が遮断され
る。したがって、正常時において保護回路21が勝手に動
作することはなく、しかも出力電圧Viの異常な上昇時
に、平滑コンデンサ9が破損に至る前に平滑コンデンサ
9を確実に保護できる。
MOS型FET7の両端間に発生する電圧を監視する電
圧監視回路21と、この電圧監視回路21によりMOS型F
ET7に発生する電圧が第1の異常レベルに達したこと
を検知したら、補助電源12から制御部11への電圧供給を
遮断する遮断器としてのヒューズ15とにより構成され
る。特にヒューズ15は、昇圧チョッパ回路5から補助電
源12に至る電圧供給ラインに挿入接続され、例えば補助
電源12の二次側が短絡した場合などに溶断して、補助電
源12およびこれに接続する制御部11を保護する目的で本
来設けられているが、本実施例ではこのヒューズ15を、
整流ダイオード8がオープンになったときのMOS型F
ET7の保護用として用いることで、部品の共通化を図
ることができる。
型FET7の一端に接続し、前記第1の異常レベルを設
定するツェナーダイオード32と、このMOS型FET7
の両端間電圧が上昇してツェナーダイオード32が導通状
態となったときに、前記ヒューズ15を動作させる補助ス
イッチング素子としてのMOS型FET36とにより構成
される。つまり、前記第1の異常レベルはツェナーダイ
オード32の特性(ツエナー電圧)にのみ依存して決定さ
れるため、ツェナーダイオード32を適宜選定するだけ
で、所望の電圧レベルでMOS型FET7を保護するこ
とが可能になる。
一端すなわち出力電圧供給ラインに一端を接続した第2
の異常レベルを設定する別のツエナーダイオード33が接
続され、平滑コンデンサ9の両端間の出力電圧Viが上
昇してツェナーダイオード33が導通状態となったとき
に、MOS型FET36によりヒューズ15を動作させるよ
うに構成している。この場合も、第2の異常レベルはツ
ェナーダイオード33の特性(ツエナー電圧)にのみ依存
して決定されるため、ツェナーダイオード33を適宜選定
するだけで、所望の電圧レベルで平滑コンデンサ9を保
護することが可能になる。また、実質的に一つの部品
(ツエナーダイオード33)を追加するだけで、平滑コン
デンサ9の保護機能を簡単に付加することが可能にな
る。
手動操作で復帰が可能なサーキットブレーカ、さらには
リレーや半導体スイッチ素子などを利用してもよい。ま
た、スイッチング素子や補助スイッチ素子としては、M
OS型FETの他に例えばトランジスタなどを利用でき
る。
なく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可
能である。例えば、本実施例では力率改善回路を電源装
置に組み込んだものを示したが、力率改善回路単独若し
くは他の電子機器に組み込んでもよい。また、補助電源
12の回路構成も実施例のものに限定されない。
ば、整流ダイオードがオープンになった場合でも、スイ
ッチング素子を確実に保護できる。
ば、正常時において保護回路が勝手に動作することはな
く、しかも整流ダイオードの異常時において、スイッチ
ング素子が破損に至る前にスイッチング素子を確実に保
護できる。
ば、出力電圧の異常な上昇による平滑コンデンサの破損
を確実に防止できる。
ば、正常時において保護回路が勝手に動作することはな
く、しかも出力電圧の異常な上昇時に、平滑コンデンサ
が破損に至る前に平滑コンデンサを確実に保護できる。
ン−ソース間電圧を示す波形図である。
MOS型FET7のドレイン−ソース間電圧を示す波形
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 交流電源電圧を整流する整流部と、この
整流部の両端間にインダクタンス素子とスイッチング素
子との直列回路を接続し、前記スイッチング素子の両端
間に整流ダイオードと平滑コンデンサとの直列回路を接
続してなる昇圧チョッパ回路と、補助電源からの電圧供
給により動作し、前記平滑コンデンサの両端間に発生す
る出力電圧に基づき前記スイッチング素子のパルス導通
幅を制御する制御部とにより構成され、前記スイッチン
グ素子のスイッチングにより、前記インダクタンス素子
を介して取り込まれる電流波形を前記交流電源電圧波形
に近付ける力率改善回路において、前記スイッチング素
子の両端間に発生する電圧が第1の異常レベルに達した
ら、前記補助電源から前記制御部への電圧供給を遮断す
る保護回路を備えたことを特徴とする力率改善回路。 - 【請求項2】 前記保護回路は、正常時において前記ス
イッチング素子の両端間に発生する電圧変動範囲よりも
高く、かつ前記スイッチング素子が破損する電圧値より
も低い値に前記第1の異常レベルを設定するものである
ことを特徴とする請求項1記載の力率改善回路。 - 【請求項3】 前記保護回路は、前記平滑コンデンサの
両端間に発生する出力電圧が第2の異常レベルに達した
ときにも、前記補助電源から前記制御部への電圧供給を
遮断するものであることを特徴とする請求項1または2
記載の力率改善回路。 - 【請求項4】 前記保護回路は、正常時において前記平
滑コンデンサの両端間に発生する電圧変動範囲よりも高
く、かつ前記平滑コンデンサが破損する電圧値よりも低
い値に前記第2の異常レベルを設定するものであること
を特徴とする請求項3記載の力率改善回路。
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