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JP2001311827A - 偏光板及びその製造方法 - Google Patents

偏光板及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001311827A
JP2001311827A JP2000133333A JP2000133333A JP2001311827A JP 2001311827 A JP2001311827 A JP 2001311827A JP 2000133333 A JP2000133333 A JP 2000133333A JP 2000133333 A JP2000133333 A JP 2000133333A JP 2001311827 A JP2001311827 A JP 2001311827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing plate
absorbance
polarizing
film
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000133333A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsumoto
浩二 松元
Shigetoshi Hayashi
成年 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2000133333A priority Critical patent/JP2001311827A/ja
Publication of JP2001311827A publication Critical patent/JP2001311827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりニュートラルグレーな白表示及び黒表示
が可能で、コントラストも高い偏光板を提供し、さらに
その製造方法を提供する。 【解決手段】 偏光フィルムの少なくとも片面に接着層
を介して保護フィルムが積層されてなる偏光板であっ
て、単体透過率が40%以上であり、JIS Z 8729により
測定される直交色相のa*及びb*が各々、−5.0≦a*
≦10及び−10≦b*≦1.0の範囲にあり、平行色相
のa*及びb*が各々、−4.0≦a*≦4.0及び−1.0
≦b*≦5.5の範囲にあり、かつ、この偏光板を構成す
るいずれかの層が、450nmでの吸光度をA、500nm
での吸光度をB、550nmでの吸光度をC、600nmで
の吸光度をD、650nmでの吸光度をEとして、0≦A
/D≦0.3、0.1≦B/D≦0.7、0.5≦C/D≦
1.4、0≦E/D≦0.5の関係を満たす吸収スペクト
ルを有する偏光板、及びその製造方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光板及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコール樹脂フィルムに二
色性物質が吸着配向された偏光フィルムは、通常少なく
とも片面に保護フィルムが貼り合わされた偏光板の形態
で、液晶表示装置用部材の一つとして用いられている。
ところが、従来の偏光板を液晶表示装置、特に反射型液
晶表示装置に用いると、液晶表示装置の白表示が黄色に
着色して見えるという問題があった。かかる問題を解決
するため、例えば、特開昭 62-134625号公報や特開平 8
-304624 号公報などには、偏光板の透過スペクトルの形
状を変えることにより、液晶表示装置の白表示の着色が
抑えられることが報告されている。
【0003】しかしながら、上記の各公報に記載されて
いる偏光板は、一般に用いられている偏光板に比較して
偏光度が低く、また直交色相が青色方向へシフトしてい
る。したがって、このような偏光板を用いた液晶表示装
置では、白表示は確かにいわゆるニュートラルグレーに
なるものの、偏光度が低いためにコントラストが低下
し、また黒表示が青く着色してしまうという不具合が生
じ、鮮やかな表示ができなかった。また近年、各種液晶
表示装置のカラー化や反射型への移行が急ピッチで進行
しており、白表示も黒表示もニュートラルグレーで、か
つ高コントラストの表示が可能なニュートラルグレー偏
光板の開発が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
よりニュートラルグレーな白表示及び黒表示が可能で、
さらにコントラストの高い偏光板を開発すべく鋭意研究
を行った結果、既存の偏光板の任意の位置に、特定の吸
収スペクトルを有する着色層を配置することにより、問
題が解決できることを見出し、本発明に至った。したが
って本発明の目的は、よりニュートラルグレーな白表示
及び黒表示が可能で、さらにコントラストの高い偏光板
を提供し、さらにはそのために有利な偏光板の製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、偏光
フィルムの少なくとも片面に接着層を介して保護フィル
ムが積層されてなる偏光板であって、単体透過率が40
%以上であり、 JIS Z8729 に基づいて測定される直交
色相のa*及びb*が各々、 −5.0≦a*≦10 及び −10≦b*≦1.0 の範囲にあり、同じく平行色相のa*及びb*が各々、 −4.0≦a*≦4.0 及び −1.0≦b*≦5.5 の範囲にあり、かつ、この偏光板を構成するいずれかの
層が、波長450nmにおける吸光度をA、波長500nm
における吸光度をB、波長550nmにおける吸光度を
C、波長600nmにおける吸光度をD、そして波長65
0nmにおける吸光度をEとしたとき、下式(I)〜(I
V)の関係をすべて満たす吸収スペクトルを有する偏光
板を提供するものである。
【0006】 0≦A/D≦0.3 (I) 0.1≦B/D≦0.7 (II) 0.5≦C/D≦1.4 (III) 0≦E/D≦0.5 (IV)
【0007】また本発明によれば、偏光フィルムの少な
くとも片面に接着層を介して保護フィルムを積層し、偏
光板を製造するにあたって、この偏光板を構成するいず
れかの層が、波長450nmにおける吸光度をA、波長5
00nmにおける吸光度をB、波長550nmにおける吸光
度をC、波長600nmにおける吸光度をD、そして波長
650nmにおける吸光度をEとしたとき、前記式(I)
〜(IV)の関係をすべて満たす吸収スペクトルを示すよ
うに、当該層に着色剤を含有させて偏光板を製造する方
法も提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の偏光板は、偏光フィルム
の少なくとも片面に接着層を介して保護フィルムが積層
されたものである。この偏光板を構成する偏光フィルム
は通常、一軸延伸されたポリビニルアルコール樹脂フィ
ルムに、ヨウ素や二色性染料のような二色性色素を吸着
配向させることによって製造される。
【0009】偏光フィルムを構成するポリビニルアルコ
ール樹脂は、ポリ酢酸ビニル樹脂をケン化することによ
り得られる。ポリ酢酸ビニル樹脂としては、例えば、酢
酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢
酸ビニル及びこれと共重合可能な他の単量体の共重合体
などが例示される。酢酸ビニルと共重合可能な単量体と
しては、例えば、不飽和カルボン酸類、オレフィン類、
ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられ
る。ポリビニルアルコール樹脂におけるケン化度は、通
常85〜100モル%、好ましくは98〜100モル%
の範囲である。このポリビニルアルコール樹脂はさらに
変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性さ
れたポリビニルホルマールやポリビニルアセタールなど
も使用し得る。ポリビニルアルコール樹脂の重合度は、
通常1,000〜10,000の範囲、好ましくは1,5
00〜10,000の範囲である。
【0010】このポリビニルアルコール樹脂フィルム
は、一軸延伸されるとともに二色性色素により染色され
たのち、ホウ酸処理される。一軸延伸するには、周速の
異なるロール間で一軸に延伸してもよいし、熱ロールを
用いて一軸に延伸してもよい。また、大気中で延伸を行
う乾式延伸であってもよいし、溶剤で膨潤した状態で延
伸を行う湿式延伸であってもよい。延伸倍率は、通常4
〜8倍程度である。このような延伸配向されたポリビニ
ルアルコール樹脂フィルムは、二色性色素で染色され
る。
【0011】二色性色素としてヨウ素を用いる場合に
は、例えば、ヨウ素及びヨウ化カリウムを含有する水溶
液に、ポリビニルアルコール樹脂フィルムを浸漬すれば
よい。この水溶液におけるヨウ素の含有量は、通常、水
100重量部あたり0.01〜0.5重量部程度であり、
ヨウ化カリウムの含有量は、通常、水100重量部あた
り0.5〜10重量部程度である。かかる水溶液の温度
は、通常20〜40℃程度であり、浸漬時間は、通常3
0〜300秒程度である。
【0012】一方、二色性色素として二色性染料を用い
る場合には、例えば、二色性染料の水溶液に、ポリビニ
ルアルコール樹脂フィルムを浸漬すればよい。かかる水
溶液における二色性染料の含有量は、通常、水100重
量部あたり0.001〜0.1重量部程度、有利には0.
01重量部以下である。この水溶液は、硫酸ナトリウム
などの無機塩を含有していてもよい。かかる水溶液の温
度は、通常20〜80℃程度であり、浸漬時間は、通常
30〜300秒程度である。
【0013】ホウ酸処理は、例えば、二色性色素により
染色された一軸延伸ポリビニルアルコール樹脂フィルム
をホウ酸水溶液に浸漬することにより行われる。ホウ酸
水溶液におけるホウ酸の含有量は通常、水100重量部
あたり2〜15重量部程度、好ましくは5〜12重量部
程度である。ホウ酸水溶液の温度は通常、50℃以上で
あり、好ましくは50〜85℃である。浸漬時間は、通
常100〜1,200秒程度、好ましくは150〜60
0秒程度、さらに好ましくは200〜400秒程度であ
る。二色性色素がヨウ素である場合、ホウ酸水溶液はヨ
ウ化カリウムを含有していてもよい。ホウ酸水溶液がヨ
ウ化カリウムを含有する場合、その量は通常、水100
重量部あたり0.1〜20重量部程度、好ましくは2〜
18重量部程度、さらに好ましくは5〜15重量部程度
である。
【0014】一軸延伸は、染色の前に行ってもよいし、
染色と同時に行ってもよいし、染色の後に行ってもよ
い。一軸延伸を染色後に行う場合には、この一軸延伸
は、ホウ酸処理の前に行ってもよいし、ホウ酸処理中に
行ってもよい。またもちろん、これらのうち複数の段階
で一軸延伸を行うことも可能である。
【0015】ホウ酸処理後のポリビニルアルコール樹脂
フィルムは通常、水洗処理される。水洗処理は、例え
ば、ホウ酸処理されたポリビニルアルコール樹脂フィル
ムを水に浸漬することにより行われる。水洗処理におい
て、水の温度は通常5〜40℃程度であり、浸漬時間は
通常2〜120秒程度である。次いで乾燥処理が施され
るが、乾燥温度は通常100℃以下、好ましくは40〜
95℃である。乾燥処理の時間は、通常120〜600
秒程度である。
【0016】かくして得られる偏光フィルムは、通常の
場合と同様、その片面又は両面に保護フィルムを積層し
て、偏光板とされる。保護フィルムとしては、例えば、
トリアセチルセルロースやジアセチルセルロースのよう
なセルロースアセテート樹脂フィルム、アクリル樹脂フ
ィルム、ポリエステル樹脂フィルム、ポリアリレート樹
脂フィルム、ポリエーテルサルホン樹脂フィルム、ポリ
ノルボルネン樹脂フィルムのような環状ポリオレフィン
樹脂フィルムなどが挙げられ、その厚みは、通常30〜
200μm 程度である。積層には通常、透明で光学的に
等方性の接着剤が用いられ、かかる接着剤としては、例
えば、ポリビニルアルコール系の接着剤が用いられる。
【0017】かくして得られる偏光板は、その表面にハ
ードコート層、反射防止層、防眩層などを有していても
よい。また通常は、上記偏光板の少なくとも片面に粘着
剤が塗布されている。
【0018】本発明では、波長450nm、500nm、5
50nm、600nm及び650nmにおけるそれぞれの吸光
度A、B、C、D及びEが、前記式(I)〜(IV)の関
係をすべて満たす吸収スペクトルを有する層を存在させ
る。式(I)〜(IV)の意味するところは、当該層の吸
収スペクトルを測定したとき、波長600nmにおける吸
光度Dに対する、波長450nm、500nm、550nm及
び650nmにおけるそれぞれの吸光度A、B、C及びE
の比、すなわち相対吸光度が、特定の関係を満足するよ
うにしたことにある。このような特定の吸収スペクトル
を有する層とするためには、通常、染料や顔料などの着
色剤を用いて着色するのが適当である。
【0019】かかる着色層とするために用いられる染料
又は顔料は、二色性を有していてもよいが、二色性を有
しないほうが好ましい。一方、二色性を有する染料又は
顔料を用いる場合には、着色層中で染料又は顔料を高度
に配向させないようにすることが重要である。また、式
(I)〜(IV)の関係を満たすために、1種類の染料又
は顔料を適宜選択してもよいし、2種類以上の染料又は
顔料を混合して用いてもよい。
【0020】染料としては、例えば、分散染料、酸性染
料又は直接染料に分類されるもの、より具体的には、カ
ラー・インデックス(Colour Index)で Disperse、Aci
d 又は Direct に分類される染料が適している。本発明
で規定する式(I)〜(IV)の関係を満たすようにする
には、特に紫色染料が適当である。好適な染料をカラー
・インデックス・ジェネリック・ネーム(Colour Index
generic name)とそれに対応する商品名(カッコ内)
で例示すると、次のようなものが挙げられ、各商品名の
ものは住友化学工業株式会社から販売されている。
【0021】C. I. Disperse Violet 26(“Sumikaron
Bordeaux SE-BL”)、C. I. Disperse Violet 28(“Su
mikaron Violet E-2RL”)、C. I. Disperse Violet 57
(“Sumikaron Brilliant Violet SE-BL”)、C. I. Di
sperse Violet 77(“Sumikaron Violet S-4RL extra c
onc.”)、C. I. Acid Violet 48(“Suminol Milling
Brilliant Violet B conc.”)、C. I. Direct Violet
9(“Nippon Brilliant Violet BK conc.)など。
【0022】これらのなかでも、C. I. Direct Violet
9 が好ましく用いられる。もちろん必要に応じて、これ
ら紫色染料に他の色の染料を配合して用いることもでき
る。また、本発明で用いる染料はこれらに限定されるわ
けではなく、吸収スペクトルが式(I)〜(IV)の関係
を満たすように、染料又は顔料を適宜選択し、場合によ
っては各種配合して用いることができる。
【0023】本発明では、式(I)〜(IV)の関係を満
たすように、染料又は顔料を含んだ着色層を偏光板の任
意の層に存在させればよく、具体的には、保護フィルム
の片面又は両面、保護フィルム中、保護フィルムと偏光
フィルムを貼合するために用いられる接着層、偏光フィ
ルムの片面又は両面、偏光フィルム中、あるいは粘着剤
層のいずれかの層中に存在させる。また、例えば、偏光
板に着色フィルムを貼合して着色フィルム付き偏光板と
しても、本発明のニュートラルグレー偏光板を作製でき
るが、偏光板自体が厚くなること、コストが上昇するこ
となどの理由から、この方法はあまり適当とはいえな
い。
【0024】保護フィルムの片面又は両面に着色層を設
けるには、例えば、ポリビニルアルコール水溶液に水溶
性染料を溶解した溶液を保護フィルム上に均一に塗布し
たのち風乾する方法や、アクリル系ハードコート剤に染
料又は顔料を溶解又は分散させた後、保護フィルム上に
塗布し、硬化させる方法などが採用できる。塗布は、通
常用いられる方法、例えば、ディッピングや、各種コー
ターを用いた塗工などにより行えばよい。また、染料又
は顔料を保護フィルム上に蒸着してもよい。
【0025】保護フィルムを着色層とするには、例え
ば、保護フィルムを製膜する前の原料ドープに染料又は
顔料を溶解又は分散させた後、製膜する方法、保護フィ
ルムを染色する方法などが採用できる。保護フィルムと
偏光フィルムを貼合するための接着層を着色層とするに
は、例えば、硬化前の接着剤中に染料又は顔料を溶解又
は分散させ、それを通常の接着剤と同様に使用して、保
護フィルムと偏光フィルムを貼り合わせる方法などが用
いられる。なお、保護フィルムを偏光フィルムの両面に
設ける場合は、着色接着剤をどちらか一方に使用しても
よいし、両方に使用してもよいことは容易に理解される
であろう。偏光フィルムの表面又は内部を着色層とする
には、例えば、蒸着法や、染色法、コーティング法など
が採用できる。粘着剤層を着色層とするには、例えば、
粘着剤原料に染料又は顔料を溶解又は分散させる方法な
どが用いられる。本発明では、偏光板のいずれの位置に
着色層が存在してもよく、また、この着色層は1層でも
よいし、複数の層が着色層となっていてもよい。
【0026】染料又は顔料の量は、偏光板の透過率から
決定される。ここでいう透過率は、400〜700nmの
波長領域において、所定波長間隔dλで、例えば10nm
おきに、分光透過率τ(λ)を求め、下式(V)により算
出される値Tである。
【0027】
【0028】式中、P(λ)は標準光(C光源)の分光分
布を表し、y(λ)は2度視野等色関数を表す。
【0029】そして、偏光板1枚の分光透過率から計算
された透過率を単体透過率Ty と呼び、2枚の偏光板を
それぞれの吸収軸が同一となるように重ねたときの分光
透過率から計算された透過率を平行位透過率Tp と呼
び、2枚の偏光板をそれぞれの吸収軸が直交するように
重ねたときの分光透過率から計算された透過率を直交位
透過率Tc と呼ぶ。
【0030】本発明では、このようにして求められる偏
光板の単体透過率Ty が40%以上となるようにする。
着色層中に存在する染料又は顔料の量があまり多いと、
偏光板の単体透過率Ty が小さくなりすぎて、白輝度が
低下する。また、着色層を有する偏光板の単体透過率を
1(%)とし、着色剤を含まない以外は全く同様の構
成とした偏光板の単体透過率をT0(%)としたとき、
下式(VI)
【0031】K=T0−T1 (VI)
【0032】により求められるK値が0.05〜3程
度、さらには0.1〜2.5程度となるように、染料又は
顔料を含有させるのが好ましい。K値があまり小さい
と、目的の色相を得ることができないし、一方、K値が
あまり大きいと、偏光板の透過率が下がり、液晶表示装
置に使用したときの白輝度が低下する。
【0033】偏光度Py は、平行位透過率Tp 及び直交
位透過率Tc から、下式(VII)により求められるが、
本発明の偏光板は、この偏光度が99%以上であるのが
好ましい。
【0034】
【0035】本発明ではまた、偏光板について JIS Z 8
729(色の表示方法 ― L***表色系及びL***
表色系)により測定される直交色相のa*及びb*が各
々、 −5.0≦a*≦10 及び −10≦b*≦1.0 の範囲となり、同じく平行色相のa*及びb*が各々、 −4.0≦a*≦4.0 及び −1.0≦b*≦5.5 の範囲となるようにする。
【0036】ここでいう直交色相とは、2枚の偏光板を
それぞれの吸収軸が直交するように重ねた状態で測定さ
れることを意味し、また平行色相とは、2枚の偏光板を
それぞれの吸収軸が同一となるように重ねた状態で測定
されることを意味する。 L***表色系では、a*
びb*がそれぞれゼロに近いほど色相がニュートラルグ
レーとなる。なお、 JIS Z 8729 に定める物体色の表示
方法は、国際照明委員会(Commission Internationale
de l'Eclairage,略称 CIE)発行の PublicationCIE N
o. 15.2 (1986), COLORIMETRY, SECOND EDITION の4.
に定める物体色の表示方法に相当する。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定
されるものではない。
【0038】以下の例では、偏光板の評価は次のように
して行った。まず、偏光板1枚について、また偏光板2
枚をそれぞれの吸収軸が同一となるように重ねたとき及
び吸収軸が直交するように重ねたときについて、分光光
度計(株式会社島津製作所製の“UV-2200”)を用い、
400〜700nm の波長領域で10nmおきに分光透過
率τ(λ)を求め、そこから前記式(V)により、単体透
過率Ty 、平行位透過率Tp 及び直交位透過率Tc を算
出した。そして、平行位透過率Tp 及び直交位透過率T
c から、前記式(VII) により偏光度Py を求めた。色相
は、 JIS Z 8729に基づいて測定し、その値をL***
色度座標で表示した。L***表色系では、a*及びb
*がゼロに近いほど、色相がニュートラルグレーとな
る。
【0039】対照例 染色浴及びホウ酸水溶液として、次のものを用意した。
【0040】染色浴: 水100重量部あたり、ヨウ素
を0.05重量部及びヨウ化カリウムを5重量部それぞ
れ含有する水溶液。 ホウ酸水溶液: 水100重量部あたり、ホウ酸を7.
5重量部及びヨウ化カリウムを6重量部それぞれ含有す
る水溶液。
【0041】厚み75μm 、重合度2,400、ケン化
度99.9%以上のポリビニルアルコールフィルムを乾
式で延伸倍率5倍に一軸延伸し、緊張状態を保ったま
ま、温度28℃の上記染色浴に60秒間浸漬した。次い
で、緊張状態を保ったまま、温度73℃の上記ホウ酸水
溶液に300秒間浸漬した。その後、15℃の純水で1
0秒間洗浄した。水洗後のフィルムを緊張状態に保った
まま、70℃で300秒間乾燥し、偏光フィルムを得
た。
【0042】一方、完全ケン化ポリビニルアルコールの
5%水溶液を接着剤とした。上で得られた偏光フィルム
の両面にこの接着剤を塗布し、次いで、この接着剤が塗
布された各面に、トリアセチルセルロース製で表面がケ
ン化処理された厚み80μmの保護フィルム(富士写真
フィルム株式会社製の“フジタック UV80”)を貼合
し、50℃で5分間乾燥して、偏光板とした。この偏光
板について、単体透過率Ty 、偏光度Py 、平行色相の
*、a*及びb*並びに直交色相のL*、a*及びb*を求
め、その結果を表1に示した。
【0043】実施例1 完全ケン化ポリビニルアルコールの5%水溶液20g
に、住友化学工業株式会社製の染料“Suminol Milling
Brilliant Violet B conc.”120mgを溶解させて、接
着剤とした。この接着剤を用いる以外は、対照例と同様
の試験を行い、その結果を表1に示した。また、ここで
得られた偏光板の単体透過率と、対照例で得られた着色
層のない偏光板の単体透過率とから、前記式(VI)によ
りK値を求め、その結果も併せて表1に示した。
【0044】さらに、ここで用いた接着剤をドープ液と
して、膜厚約5μm のフィルムを作製し、着色層の吸収
スペクトルを測定した。得られた吸収スペクトルから、
波長450nmにおける吸光度A、波長500nmにおける
吸光度B、波長550nmにおける吸光度C及び波長65
0nmにおける吸光度Eの、それぞれ波長600nmにおけ
る吸光度Dに対する比を求め、表2の結果を得た。
【0045】実施例2 完全ケン化ポリビニルアルコールの5%水溶液20g
に、実施例1とは異なる住友化学工業株式会社製の染料
“Nippon Brilliant Violet BK conc.”40mgを溶解さ
せ、これを接着剤とした以外は、実施例1と同様の試験
を行った。結果を表1及び表2に示した。
【0046】比較例1 完全ケン化ポリビニルアルコールの5%水溶液20g
に、実施例1とは異なる住友化学工業株式会社製の染料
“Sumifix Brilliant Blue R”60mg を溶解させ、こ
れを接着剤とした以外は、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を表1及び表2に示した。
【0047】比較例2 5%完全ケン化ポリビニルアルコール水溶液20gに、
実施例2と同じ染料を60mg溶解させ、これを接着剤と
した以外は、実施例2と同様の試験を行った。結果を表
1に示した。なお、この接着剤から得られるフィルムの
各波長における相対吸光度は、実施例2とほぼ同様なた
め、表2への記載は省略した。
【0048】
【表1】 偏光板の光学特性 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 例 No. Ty K値 Py 平 行 色 相 直 交 色 相 (%) − (%) L****** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 対照例 42.72 − 99.98 66.90 -1.59 6.65 0.05 0.09 0.04 ─────────────────────────────────── 実施例1 40.28 2.44 99.97 63.72 -0.03 1.88 0.08 0.14 -0.03 実施例2 40.06 2.66 100 63.43 0.69 3.59 0.01 0.12 -0.05 ─────────────────────────────────── 比較例1 41.56 1.16 100 65.39 -2.05 5.63 0.01 0.15 -0.09 比較例2 39.13 3.59 100 62.21 1.88 1.45 0.01 0.07 -0.01 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0049】
【表2】
【0050】(表2の脚注) A:波長450nmにおける吸光度、 B:波長500nmにおける吸光度、 C:波長550nmにおける吸光度、 D:波長600nmにおける吸光度、 E:波長650nmにおける吸光度。
【0051】以上の例からわかるように、実施例1及び
2で用いた着色層は、その吸収スペクトルが前記式
(I)〜(IV)の関係をすべて満足しており、これを接
着層とした偏光板は、着色層を持たない対照例の偏光板
に比べて、平行色相がよりニュートラルグレーとなって
いる。これに対して、比較例1で用いた着色層は、その
吸収スペクトルが、式(I)〜(III)の関係は満足し
たが、式(IV)の関係を満足せず、これを接着層とした
偏光板は、着色層を持たない対照例の偏光板に比べて、
平行色相の変化が小さく、ニュートラルグレーには遠か
った。一方、比較例2のように染料を多くした場合に
は、単体透過率が40%を下回り、液晶表示装置の白表
示を暗くすることになる。
【0052】
【発明の効果】本発明の偏光板は、平行色相がニュート
ラルグレーに近づき、また着色層を持たない偏光板の長
所であった高い偏光度とニュートラルグレーの直交色相
を兼ね備えている。したがって、この偏光板を液晶表示
装置に適用すると、白表示の着色がなく、高コントラス
トで、黒表示もニュートラルグレーとなり、良好な視認
性が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BA27 BB33 BB43 BB51 BB66 BC03 BC22 2H091 FA08X FA08Z FB02 FB12 FB13 FD06 LA17 LA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏光フィルムの少なくとも片面に接着層を
    介して保護フィルムが積層されてなる偏光板であって、
    単体透過率が40%以上であり、 JIS Z 8729 に基づい
    て測定される直交色相のa*及びb*が各々、 −5.0≦a*≦10 及び −10≦b*≦1.0 の範囲にあり、同じく平行色相のa*及びb*が各々、 −4.0≦a*≦4.0 及び −1.0≦b*≦5.5 の範囲にあり、かつ、該偏光板を構成するいずれかの層
    が、波長450nmにおける吸光度をA、波長500nmに
    おける吸光度をB、波長550nmにおける吸光度をC、
    波長600nmにおける吸光度をD、そして波長650nm
    における吸光度をEとしたとき、下式(I)〜(IV) 0≦A/D≦0.3 (I) 0.1≦B/D≦0.7 (II) 0.5≦C/D≦1.4 (III) 0≦E/D≦0.5 (IV) の関係をすべて満たす吸収スペクトルを有することを特
    徴とする偏光板。
  2. 【請求項2】式(I)〜(IV)の関係を満たす吸収スペ
    クトルを有する層が着色剤を含有する請求項1に記載の
    偏光板。
  3. 【請求項3】着色剤が、C.I. ディスパースバイオレ
    ット 26、C.I. ディスパースバイオレット 28、C.
    I. ディスパースバイオレット 57、C.I. ディスパー
    スバイオレット 77、C.I. アシッドバイオレット 48
    及びC.I. ダイレクトバイオレット 9 から選ばれる請
    求項2に記載の偏光板。
  4. 【請求項4】着色剤がC.I. ダイレクトバイオレット
    9 である請求項3に記載の偏光板。
  5. 【請求項5】接着層が着色剤を含有する請求項2〜4の
    いずれかに記載の偏光板。
  6. 【請求項6】着色剤を含む層を有する偏光板の単体透過
    率T1(%)と、該着色剤を含まない以外は同様の構成
    とした偏光板の単体透過率T0(%)とから、下式(V
    I) K=T0−T1 (VI) により求められるK値が、0.05〜3である請求項2
    〜5のいずれかに記載の偏光板。
  7. 【請求項7】99%以上の偏光度を有する請求項1〜6
    のいずれかに記載の偏光板。
  8. 【請求項8】偏光フィルムの少なくとも片面に接着層を
    介して保護フィルムを積層し、偏光板を製造するにあた
    って、該偏光板を構成するいずれかの層が、波長450
    nmにおける吸光度をA、波長500nmにおける吸光度を
    B、波長550nmにおける吸光度をC、波長600nmに
    おける吸光度をD、そして波長650nmにおける吸光度
    をEとしたとき、下式(I)〜(IV) 0≦A/D≦0.3 (I) 0.1≦B/D≦0.7 (II) 0.5≦C/D≦1.4 (III) 0≦E/D≦0.5 (IV) の関係をすべて満たす吸収スペクトルを示すように、当
    該層に着色剤を含有させることを特徴とする偏光板の製
    造方法。
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