JP2001305598A - 光学装置、撮像装置及び画像書込装置 - Google Patents
光学装置、撮像装置及び画像書込装置Info
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Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、任意の方向に、任意の角度だ
け光学素子を高速に傾動可能な光学装置を提供する。 【解決手段】 装置本体と、前記装置本体に対し傾動す
る光学素子と、前記光学素子を支持する光学支持枠と前
記装置本体とを接続する吊り部材を有して、前記吊り部
材の弾性変形により前記光学素子を前記装置本体に対し
基点を中心に傾斜変位させる傾斜変位手段と、前記傾斜
変位手段を駆動させる駆動手段と、を備えたことを特徴
とする光学装置。
け光学素子を高速に傾動可能な光学装置を提供する。 【解決手段】 装置本体と、前記装置本体に対し傾動す
る光学素子と、前記光学素子を支持する光学支持枠と前
記装置本体とを接続する吊り部材を有して、前記吊り部
材の弾性変形により前記光学素子を前記装置本体に対し
基点を中心に傾斜変位させる傾斜変位手段と、前記傾斜
変位手段を駆動させる駆動手段と、を備えたことを特徴
とする光学装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学装置、画像ず
らし方法、画像手ぶれ補正方法、撮像装置及び画像書込
装置に関する。さらに詳しくは、光学系の光路内に設け
られた平行平面ガラスまたは反射ミラー等の傾斜方向及
び傾斜角度を変化させ光学系の光束を変化させる光学装
置等に関する。
らし方法、画像手ぶれ補正方法、撮像装置及び画像書込
装置に関する。さらに詳しくは、光学系の光路内に設け
られた平行平面ガラスまたは反射ミラー等の傾斜方向及
び傾斜角度を変化させ光学系の光束を変化させる光学装
置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1)光学系に用いられる光学
素子を変位させる光学装置として、モータによりカム機
構またはリンク機構を用いて光学素子の傾き方向及び角
度を変化させる装置が知られている。また、2)磁気ソ
レノイド等を使用して光学素子である平行平面ガラスを
ある決まった一定の方向に、一定の角度傾けて撮像素子
の結像面上に入射する光の入射位置をずらせて、例え
ば、所謂画素ずらしを行うための光学装置が知られてい
る。また、3)撮像光学系をなす光学素子の一つあるい
は複数を光軸に対して垂直方向に移動させて手ぶれを補
正する撮像装置が知られている。さらに、4)画像書込
装置として、レーザー装置よりの光ビームをポリゴンミ
ラー等で主走査し、別の搬送手段で副走査して画像を書
き込む装置が知られている。
素子を変位させる光学装置として、モータによりカム機
構またはリンク機構を用いて光学素子の傾き方向及び角
度を変化させる装置が知られている。また、2)磁気ソ
レノイド等を使用して光学素子である平行平面ガラスを
ある決まった一定の方向に、一定の角度傾けて撮像素子
の結像面上に入射する光の入射位置をずらせて、例え
ば、所謂画素ずらしを行うための光学装置が知られてい
る。また、3)撮像光学系をなす光学素子の一つあるい
は複数を光軸に対して垂直方向に移動させて手ぶれを補
正する撮像装置が知られている。さらに、4)画像書込
装置として、レーザー装置よりの光ビームをポリゴンミ
ラー等で主走査し、別の搬送手段で副走査して画像を書
き込む装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1)従
来の光学装置では、モータ、モータの駆動力をリンクに
伝達する機構、モータの駆動力をカムに伝達する機構等
により光学装置が大型化し、また、大型化すると駆動速
度が遅くなりやすいという問題がある。第1の発明の目
的は、簡単な小型の構成で、任意の方向に任意の角度だ
け光学素子を高速に傾動可能な光学装置を提供すること
にある。
来の光学装置では、モータ、モータの駆動力をリンクに
伝達する機構、モータの駆動力をカムに伝達する機構等
により光学装置が大型化し、また、大型化すると駆動速
度が遅くなりやすいという問題がある。第1の発明の目
的は、簡単な小型の構成で、任意の方向に任意の角度だ
け光学素子を高速に傾動可能な光学装置を提供すること
にある。
【0004】また、2)従来の画像ずらし方法、及び、
撮像装置は、光学素子をある決まった方向に一定角度傾
けるものであり、光学素子の傾く方向、角度が規制さ
れ、また、駆動速度が遅くなりやすいという問題があ
る。第2の発明の目的は、簡単な構成で、任意の方向
に、任意の角度だけ高速に画像ずらし可能な方法及び画
像ずらし方法を適用した撮像装置を提供することにあ
る。
撮像装置は、光学素子をある決まった方向に一定角度傾
けるものであり、光学素子の傾く方向、角度が規制さ
れ、また、駆動速度が遅くなりやすいという問題があ
る。第2の発明の目的は、簡単な構成で、任意の方向
に、任意の角度だけ高速に画像ずらし可能な方法及び画
像ずらし方法を適用した撮像装置を提供することにあ
る。
【0005】また、3)従来の画像手ぶれ補正方法及び
撮像装置は、手ぶれ補正を有する光学素子の可動機構が
複雑で高価であるという問題がある。第3の発明の目的
は、手ぶれによる補正が、簡単な構成で、高精度に行え
る画像手ぶれ補正方法と、その補正方法を適用した撮像
装置を提供することにある。
撮像装置は、手ぶれ補正を有する光学素子の可動機構が
複雑で高価であるという問題がある。第3の発明の目的
は、手ぶれによる補正が、簡単な構成で、高精度に行え
る画像手ぶれ補正方法と、その補正方法を適用した撮像
装置を提供することにある。
【0006】さらに、4)従来の画像読取装置は、光ビ
ームを主走査と副走査を別々の機構で行うので装置が複
雑で、大型化して高価であるという問題がある。第4の
発明の目的は、外部の画像信号により撮像素子への書き
込みが、簡単な構成で、安価に行える画像読取装置を提
供することにある。
ームを主走査と副走査を別々の機構で行うので装置が複
雑で、大型化して高価であるという問題がある。第4の
発明の目的は、外部の画像信号により撮像素子への書き
込みが、簡単な構成で、安価に行える画像読取装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の発明の目的は
下記の手段により達成できる。
下記の手段により達成できる。
【0008】(1)装置本体と、前記装置本体に対し傾
動する光学素子と、前記光学素子を支持する光学支持枠
と前記装置本体とを接続する吊り部材を有して、前記吊
り部材の弾性変形により前記光学素子を前記装置本体に
対し基点を中心に傾斜変位させる傾斜変位手段と、前記
傾斜変位手段を駆動させる駆動手段と、を備えたことを
特徴とする光学装置。
動する光学素子と、前記光学素子を支持する光学支持枠
と前記装置本体とを接続する吊り部材を有して、前記吊
り部材の弾性変形により前記光学素子を前記装置本体に
対し基点を中心に傾斜変位させる傾斜変位手段と、前記
傾斜変位手段を駆動させる駆動手段と、を備えたことを
特徴とする光学装置。
【0009】上記第2の発明の目的は下記の手段により
達成できる。 (2)装置本体に形成した撮像光学系の光路内に光を透
過する平行平面状の光学素子を設け、前記光学素子を支
持する光学支持枠と前記装置本体とを接続する吊り部材
を設け、前記吊り部材の弾性変形により前記装置本体に
対し前記撮像光学系の光軸上またはその近傍にある基点
を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像素子の結像
面に入射する光の入射位置をずらせることを特徴とする
画像ずらし方法。
達成できる。 (2)装置本体に形成した撮像光学系の光路内に光を透
過する平行平面状の光学素子を設け、前記光学素子を支
持する光学支持枠と前記装置本体とを接続する吊り部材
を設け、前記吊り部材の弾性変形により前記装置本体に
対し前記撮像光学系の光軸上またはその近傍にある基点
を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像素子の結像
面に入射する光の入射位置をずらせることを特徴とする
画像ずらし方法。
【0010】(3)前記(1)に記載の光学装置と、光
学像を結像させるための撮像レンズと、前記撮像レンズ
からの光学像を前記光学装置の光学素子を通り電気信号
に変換する撮像素子と、撮像光学系の光路内に設けられ
た光を透過する平行平面状の光学素子と、前記光学装置
に構成された装置本体と光学支持枠とを接続する吊り部
材の弾性変形により、前記光学素子を前記撮像光学系の
光軸上またはその近傍にある基点を中心に傾斜変位させ
るように、前記光学装置に設けた駆動手段を制御する制
御手段と、を備え、結像面上に入射する光の入射位置を
ずらせることを特徴とする撮像装置。
学像を結像させるための撮像レンズと、前記撮像レンズ
からの光学像を前記光学装置の光学素子を通り電気信号
に変換する撮像素子と、撮像光学系の光路内に設けられ
た光を透過する平行平面状の光学素子と、前記光学装置
に構成された装置本体と光学支持枠とを接続する吊り部
材の弾性変形により、前記光学素子を前記撮像光学系の
光軸上またはその近傍にある基点を中心に傾斜変位させ
るように、前記光学装置に設けた駆動手段を制御する制
御手段と、を備え、結像面上に入射する光の入射位置を
ずらせることを特徴とする撮像装置。
【0011】上記第3の発明の目的は下記の手段により
達成できる。 (4)装置本体に形成した撮像光学系の光路内に光を透
過する平行平面状の光学素子を設け、前記光学素子を支
持する光学支持枠と前記装置本体とを接続する吊り部材
を設け、画像の手ぶれ量を検知する手ぶれ検知センサー
を設け、前記手ぶれ検知センサーにより撮像時における
手ぶれ量を検出し、前記手ぶれ量に基づき手ぶれ補正量
を算出し、前記手ぶれ補正量に基づき、前記光学支持枠
の各辺の端部に形成した前記吊り部材の弾性変形によ
り、前記撮像光学系の光軸上またはその近傍に設けた基
点を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像時の手ぶ
れによる入射光のずれを光学的に補正することを特徴と
する画像手ぶれ補正方法。
達成できる。 (4)装置本体に形成した撮像光学系の光路内に光を透
過する平行平面状の光学素子を設け、前記光学素子を支
持する光学支持枠と前記装置本体とを接続する吊り部材
を設け、画像の手ぶれ量を検知する手ぶれ検知センサー
を設け、前記手ぶれ検知センサーにより撮像時における
手ぶれ量を検出し、前記手ぶれ量に基づき手ぶれ補正量
を算出し、前記手ぶれ補正量に基づき、前記光学支持枠
の各辺の端部に形成した前記吊り部材の弾性変形によ
り、前記撮像光学系の光軸上またはその近傍に設けた基
点を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像時の手ぶ
れによる入射光のずれを光学的に補正することを特徴と
する画像手ぶれ補正方法。
【0012】(5)前記(1)に記載の光学装置と、光
学像を結像させるための撮像レンズと、前記撮像レンズ
からの光学像を電気信号に変換する撮像素子と、撮像光
学系の光路内に設けられた光を透過する平行平面状の光
学素子と、撮像時の手ぶれ量を検知する手ぶれ検知セン
サーと、前記手ぶれ検知センサーにより撮像時における
手ぶれ量を検出し、前記手ぶれ量に基づき手ぶれ補正量
を算出し、前記手ぶれ補正量に基づき、前記光学装置に
構成した光学支持枠の各辺の端部に形成した吊り部材の
弾性変形により、前記撮像光学系の光軸上に設けた基点
を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像時の手ぶれ
による入射光のずれを光学的に補正する制御手段と、を
備えたことを特徴とする撮像装置。
学像を結像させるための撮像レンズと、前記撮像レンズ
からの光学像を電気信号に変換する撮像素子と、撮像光
学系の光路内に設けられた光を透過する平行平面状の光
学素子と、撮像時の手ぶれ量を検知する手ぶれ検知セン
サーと、前記手ぶれ検知センサーにより撮像時における
手ぶれ量を検出し、前記手ぶれ量に基づき手ぶれ補正量
を算出し、前記手ぶれ補正量に基づき、前記光学装置に
構成した光学支持枠の各辺の端部に形成した吊り部材の
弾性変形により、前記撮像光学系の光軸上に設けた基点
を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像時の手ぶれ
による入射光のずれを光学的に補正する制御手段と、を
備えたことを特徴とする撮像装置。
【0013】上記の第4の発明の目的は下記の手段によ
り達成できる。 (6)前記(1)に記載の光学装置と、画像信号に基づ
きレーザー光を発射するレーザー装置と、前記レーザー
装置からの画像情報を電気信号に変換する撮像素子と、
光学系の光路内に光を反射する光学素子と、外部よりの
画像信号に基づき、前記レーザー光より画像信号出力
し、前記光学素子を傾動するように前記光学装置を制御
して、前記撮像素子に画像を書き込む制御手段と、を備
えたことを特徴とする画像書込装置。
り達成できる。 (6)前記(1)に記載の光学装置と、画像信号に基づ
きレーザー光を発射するレーザー装置と、前記レーザー
装置からの画像情報を電気信号に変換する撮像素子と、
光学系の光路内に光を反射する光学素子と、外部よりの
画像信号に基づき、前記レーザー光より画像信号出力
し、前記光学素子を傾動するように前記光学装置を制御
して、前記撮像素子に画像を書き込む制御手段と、を備
えたことを特徴とする画像書込装置。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の一例の
光学装置について図面を参照して説明する。
光学装置について図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一例を示す光学装置の構成
斜視図、図2は図1の光学装置の要部正面図、図3は図
1の光学装置の要部横断面図と縦断面図である。また、
図4は図1の吊り部材の撓み状態とねじれ状態を示す斜
視図、図5は比較例の吊り部材の撓み状態とねじれ状態
を示す斜視図、及び、図6は図1の光学素子が傾いた状
態を示す図である。
斜視図、図2は図1の光学装置の要部正面図、図3は図
1の光学装置の要部横断面図と縦断面図である。また、
図4は図1の吊り部材の撓み状態とねじれ状態を示す斜
視図、図5は比較例の吊り部材の撓み状態とねじれ状態
を示す斜視図、及び、図6は図1の光学素子が傾いた状
態を示す図である。
【0016】図1から3に示すごとく、光学装置20
は、装置本体11A、光学素子23、傾斜変位手段及び
駆動手段等より構成されている。
は、装置本体11A、光学素子23、傾斜変位手段及び
駆動手段等より構成されている。
【0017】先ず、装置本体11Aは光学装置20のベ
ースになる本体であり円筒状になっており、内側に光学
装置20が形成されるようになっている。また、光学素
子23は、後述する光学支持枠21に固定された光を透
過する平行平面ガラスであり、吊り部材22(22a、
22b、22c、22d)の変形により、任意の方向
に、任意の角度だけ変位される。
ースになる本体であり円筒状になっており、内側に光学
装置20が形成されるようになっている。また、光学素
子23は、後述する光学支持枠21に固定された光を透
過する平行平面ガラスであり、吊り部材22(22a、
22b、22c、22d)の変形により、任意の方向
に、任意の角度だけ変位される。
【0018】傾斜変位手段は、光学支持枠21と装置本
体11Aとを接続する吊り部材22を有して、この吊り
部材22の弾性変形により、光学素子23を装置本体1
1Aに対し基点Pを中心に傾斜変位させる手段である。
体11Aとを接続する吊り部材22を有して、この吊り
部材22の弾性変形により、光学素子23を装置本体1
1Aに対し基点Pを中心に傾斜変位させる手段である。
【0019】吊り部材22は、装置本体11Aと光学支
持枠21とを接続する。吊り部材22aと吊り部材22
bは、装置本体11Aに対し光学支持枠21の上下方向
(Y軸)に設けられ、また、吊り部材22cと吊り部材
22dは装置本体11Aに対し光学支持枠21の左右方
向(X軸)に設けられている。さらに、吊り部材22
は、板バネで形成され板と板との間にゴム製のダンパー
材が組み込まれている。吊り部材は引張バネ、圧縮バ
ネ、渦巻きバネでもよい。吊り部材22と装置本体11
Aとは支点端支持方式で支持され、また吊り部材22と
光学支持枠21とは固定端支持方式で支持されている
が、これに限定されるものではない。また、吊り部材2
2は基点Pを通る主軸Zの方向に変位量が等しく、移動
方向が互いに異なる構成となっている。
持枠21とを接続する。吊り部材22aと吊り部材22
bは、装置本体11Aに対し光学支持枠21の上下方向
(Y軸)に設けられ、また、吊り部材22cと吊り部材
22dは装置本体11Aに対し光学支持枠21の左右方
向(X軸)に設けられている。さらに、吊り部材22
は、板バネで形成され板と板との間にゴム製のダンパー
材が組み込まれている。吊り部材は引張バネ、圧縮バ
ネ、渦巻きバネでもよい。吊り部材22と装置本体11
Aとは支点端支持方式で支持され、また吊り部材22と
光学支持枠21とは固定端支持方式で支持されている
が、これに限定されるものではない。また、吊り部材2
2は基点Pを通る主軸Zの方向に変位量が等しく、移動
方向が互いに異なる構成となっている。
【0020】さらに、吊り部材22(22a、22b、
22c、22d)は、あらかじめ吊り部材の形状を捻り
固有振動数と撓み固有振動数とが、等しいか又は略等し
くなるようにしてある。例えば、その固有振動数の差が
10%以内が好ましい。一例として、捻り固有振動数と
撓み固有振動数とを同じにした吊り部材の変形状態を図
4に示す。図4(a)に示すように、前記吊り部材22
は同一形状をしており、吊り部材22の1つを吊り部材
22gとして説明する。吊り部材22gは菱形状の板バ
ネであり負荷がかけられた場合の撓み変形状態を実線で
示し、変形前を2点鎖線で示す。吊り部材22gのE箇
所は固定端支持であり、図1から図3に示す光学支持枠
21の方に取り付き、また、吊り部材22gのF箇所は
支点端支持であり、装置本体11Aの方に取り付く。同
様にして、図4(b)に示すように、吊り部材22gは
菱形状の板バネであり負荷がかけられた場合の捻り変形
状態を実線で示し、変形前を2点鎖線で示す。吊り部材
22gのE箇所は固定端支持で光学支持枠21の方に取
り付き、吊り部材22gのF箇所は支点端支持であり、
装置本体11Aの方に取り付く。通常は、上記の変形が
合成されて同時に生じる。あらかじめ捻り固有振動数と
撓み固有振動数が同じとしてあるために、光学支持枠が
傾く際に、動作が安定しやすく、精度よく傾動する。
22c、22d)は、あらかじめ吊り部材の形状を捻り
固有振動数と撓み固有振動数とが、等しいか又は略等し
くなるようにしてある。例えば、その固有振動数の差が
10%以内が好ましい。一例として、捻り固有振動数と
撓み固有振動数とを同じにした吊り部材の変形状態を図
4に示す。図4(a)に示すように、前記吊り部材22
は同一形状をしており、吊り部材22の1つを吊り部材
22gとして説明する。吊り部材22gは菱形状の板バ
ネであり負荷がかけられた場合の撓み変形状態を実線で
示し、変形前を2点鎖線で示す。吊り部材22gのE箇
所は固定端支持であり、図1から図3に示す光学支持枠
21の方に取り付き、また、吊り部材22gのF箇所は
支点端支持であり、装置本体11Aの方に取り付く。同
様にして、図4(b)に示すように、吊り部材22gは
菱形状の板バネであり負荷がかけられた場合の捻り変形
状態を実線で示し、変形前を2点鎖線で示す。吊り部材
22gのE箇所は固定端支持で光学支持枠21の方に取
り付き、吊り部材22gのF箇所は支点端支持であり、
装置本体11Aの方に取り付く。通常は、上記の変形が
合成されて同時に生じる。あらかじめ捻り固有振動数と
撓み固有振動数が同じとしてあるために、光学支持枠が
傾く際に、動作が安定しやすく、精度よく傾動する。
【0021】なお、比較例について述べると、捻り固有
振動数と撓み固有振動数とが異なる吊り部材の形状と変
形状態を図5に示す。図5(a)に示すように、吊り部
材22eは矩形状の板バネであり、実線が撓み変形後、
2点鎖線が撓み変形前を示す。吊り部材22eのE箇所
は固定端支持、吊り部材22eのF箇所は支点端支持
で、負荷がかけられた場合の撓み変形状態を示す。同様
にして、図5(b)に示すように、同じ吊り部材22e
であり、実線が捻り変形後、2点鎖線が捻り変形前を示
す。吊り部材22eのE箇所は固定端支持で、吊り部材
22eのF箇所は支点端支持であり、負荷がかけられた
場合の捻り変形状態を示す。通常は、上記の変形が合成
されて同時に生じるが、この比較例の場合、捻り固有振
動数と撓み固有振動数が異なるために、光学支持枠が傾
く際に、撓み変位速度と、捻り変位速度に差が出やす
く、傾き動作が不安定となりやすい。
振動数と撓み固有振動数とが異なる吊り部材の形状と変
形状態を図5に示す。図5(a)に示すように、吊り部
材22eは矩形状の板バネであり、実線が撓み変形後、
2点鎖線が撓み変形前を示す。吊り部材22eのE箇所
は固定端支持、吊り部材22eのF箇所は支点端支持
で、負荷がかけられた場合の撓み変形状態を示す。同様
にして、図5(b)に示すように、同じ吊り部材22e
であり、実線が捻り変形後、2点鎖線が捻り変形前を示
す。吊り部材22eのE箇所は固定端支持で、吊り部材
22eのF箇所は支点端支持であり、負荷がかけられた
場合の捻り変形状態を示す。通常は、上記の変形が合成
されて同時に生じるが、この比較例の場合、捻り固有振
動数と撓み固有振動数が異なるために、光学支持枠が傾
く際に、撓み変位速度と、捻り変位速度に差が出やす
く、傾き動作が不安定となりやすい。
【0022】駆動手段は、前述の傾斜変位手段を駆動さ
せる手段をいう。この駆動手段は、図1から図3に示す
ごとく、装置本体11Aに固定された開口部31aを有
する磁石支持枠31があり、複数の磁石33a、33b
が主軸Zの上下方向(Y軸)にそれぞれ設けられてい
る。磁石33aはN極が主軸Zの方向を向いている。磁
石33bはS極が主軸Zの方向を向いている。また、装
置本体11Aには固定された他の開口部32aを有する
磁石支持枠32があり、複数の磁石34a、34bが主
軸Zの左右方向(X軸)にそれぞれ設けられている。磁
石34aはS極が主軸Zの方向を向いている。磁石34
bはN極が主軸Zの方向を向いている。一方、光学支持
枠21には主軸Zの前方、後方にコイル37とコイル3
8とがそれぞれ接着されている。図1に示すコイル37
とコイル38に電流(I)を流すと、磁石の磁力(B)
により力(F)が働き、光学支持枠21は吊り部材22
の付勢に抗して傾動する。なお、図1で被写体1からの
光束は撮像レンズ12を通過して撮像素子13に結像す
る。
せる手段をいう。この駆動手段は、図1から図3に示す
ごとく、装置本体11Aに固定された開口部31aを有
する磁石支持枠31があり、複数の磁石33a、33b
が主軸Zの上下方向(Y軸)にそれぞれ設けられてい
る。磁石33aはN極が主軸Zの方向を向いている。磁
石33bはS極が主軸Zの方向を向いている。また、装
置本体11Aには固定された他の開口部32aを有する
磁石支持枠32があり、複数の磁石34a、34bが主
軸Zの左右方向(X軸)にそれぞれ設けられている。磁
石34aはS極が主軸Zの方向を向いている。磁石34
bはN極が主軸Zの方向を向いている。一方、光学支持
枠21には主軸Zの前方、後方にコイル37とコイル3
8とがそれぞれ接着されている。図1に示すコイル37
とコイル38に電流(I)を流すと、磁石の磁力(B)
により力(F)が働き、光学支持枠21は吊り部材22
の付勢に抗して傾動する。なお、図1で被写体1からの
光束は撮像レンズ12を通過して撮像素子13に結像す
る。
【0023】ここで、本発明の光学装置の作用について
図1から図3、及び、図6により説明する。図3
(a)、図6(a)に示すように、最初に、X軸の周り
の光学素子23の傾きでは、コイル37に、電流(I)
を流すと、磁石33a、33bの磁力(B)により力
(F)が作用して、吊り部材22a、22bは撓み変形
して、吊り部材22a、22bは図6(a)に示す方向
に傾く、また、図示しない吊り部材22c、22dは捻
れのみ生じる。なお、逆方向に電流を流すと反対方向に
傾く。
図1から図3、及び、図6により説明する。図3
(a)、図6(a)に示すように、最初に、X軸の周り
の光学素子23の傾きでは、コイル37に、電流(I)
を流すと、磁石33a、33bの磁力(B)により力
(F)が作用して、吊り部材22a、22bは撓み変形
して、吊り部材22a、22bは図6(a)に示す方向
に傾く、また、図示しない吊り部材22c、22dは捻
れのみ生じる。なお、逆方向に電流を流すと反対方向に
傾く。
【0024】次に、図3(b)、図6(b)に示すよう
に、Y軸の周りの光学素子の傾きでは、コイル38に電
流(I)を流すと、磁石34a、34bの磁力(B)に
より力(F)が作用して、吊り部材22c、22dは撓
み変形して、吊り部材22c、22dは図6(b)に示
す方向に傾く、また、図示しない吊り部材22a、22
bは捻れのみ生じる。なお、逆方向に電流を流すと反対
方向に傾く。
に、Y軸の周りの光学素子の傾きでは、コイル38に電
流(I)を流すと、磁石34a、34bの磁力(B)に
より力(F)が作用して、吊り部材22c、22dは撓
み変形して、吊り部材22c、22dは図6(b)に示
す方向に傾く、また、図示しない吊り部材22a、22
bは捻れのみ生じる。なお、逆方向に電流を流すと反対
方向に傾く。
【0025】さらに、2つのコイル37及びコイル38
に同時に電流を流すと光学素子23は基点Pを中心に、
任意の方向に任意の角度傾くことができる。以上のよう
に、本発明の光学装置によれば、主軸Zに対する光学素
子23を簡易な構成により、任意の方向、任意の角度だ
け精度よく、高速に変位できる。
に同時に電流を流すと光学素子23は基点Pを中心に、
任意の方向に任意の角度傾くことができる。以上のよう
に、本発明の光学装置によれば、主軸Zに対する光学素
子23を簡易な構成により、任意の方向、任意の角度だ
け精度よく、高速に変位できる。
【0026】次に、他の光学装置について説明する。こ
の光学装置は前述の図3に示す光学装置の平行平面ガラ
スを反射ミラーに置き換えたものである。傾斜信号によ
り、コイル37,38に電流を流して反射ミラーを任意
の方向に、任意の角度だけ変位させる装置である。な
お、この光学素子を適用した撮像装置については、後述
する実施の形態4で説明する。以上のように、本発明の
光学装置によれば、反射ミラーを簡易な構成により任意
の方向に、任意の角度だけ精度よく、高速に変位でき
る。
の光学装置は前述の図3に示す光学装置の平行平面ガラ
スを反射ミラーに置き換えたものである。傾斜信号によ
り、コイル37,38に電流を流して反射ミラーを任意
の方向に、任意の角度だけ変位させる装置である。な
お、この光学素子を適用した撮像装置については、後述
する実施の形態4で説明する。以上のように、本発明の
光学装置によれば、反射ミラーを簡易な構成により任意
の方向に、任意の角度だけ精度よく、高速に変位でき
る。
【0027】(実施の形態2)次に、本発明の画像ずら
し方法、及び、その画像ずらし方法を適用した本発明の
撮像装置について説明する。
し方法、及び、その画像ずらし方法を適用した本発明の
撮像装置について説明する。
【0028】最初に、画像ずらし方法は、結像面の画像
を所定量ずらせる方法である。図7は本発明の画像ずら
し方法を説明するための図、図8は撮像素子の拡大図で
ある。
を所定量ずらせる方法である。図7は本発明の画像ずら
し方法を説明するための図、図8は撮像素子の拡大図で
ある。
【0029】図7、及び、図8に示すように、撮像レン
ズ12は光学像を結像させるためのレンズ、撮像素子1
3は光学像を光電変換する素子、また光学装置20Aは
前述の光学装置20のように、光学素子23を支持する
光学支持枠と装置本体とを接続する吊り部材を設け、吊
り部材の弾性変形により装置本体に対し撮像光学系の光
軸Z上にある基点Pを中心に平行平面ガラスである光学
素子23を傾斜変位させる。
ズ12は光学像を結像させるためのレンズ、撮像素子1
3は光学像を光電変換する素子、また光学装置20Aは
前述の光学装置20のように、光学素子23を支持する
光学支持枠と装置本体とを接続する吊り部材を設け、吊
り部材の弾性変形により装置本体に対し撮像光学系の光
軸Z上にある基点Pを中心に平行平面ガラスである光学
素子23を傾斜変位させる。
【0030】例えば、主軸Zに入射する光は、点線で示
す光学素子23に入射すると、そのまま、光束は曲げら
れることなく出て撮像素子13の結像点F1に結像す
る。ここで、主軸Zに入射する光は、実線で示す光学素
子23に入射すると、光束が曲げられ結像点F2に結像
する。以上のようにして画像のずらしができる。
す光学素子23に入射すると、そのまま、光束は曲げら
れることなく出て撮像素子13の結像点F1に結像す
る。ここで、主軸Zに入射する光は、実線で示す光学素
子23に入射すると、光束が曲げられ結像点F2に結像
する。以上のようにして画像のずらしができる。
【0031】ここで、この画像ずらしを利用して高画質
を得る機構について説明する。先の結像点F1は図8に
示すように、無効なデータとなる結像点とし、画像のず
らしにより、結像点F2が有効データとなるとすると、
無効データとなっていた結像点F1が有効データとして
活用できる。このことを利用して、すでに有効データ
と、新たに有効データとなったデータとの位相を補正し
て合成すれば、画素数が2倍になったのと同じデータ量
を得ることができ高画質になる。
を得る機構について説明する。先の結像点F1は図8に
示すように、無効なデータとなる結像点とし、画像のず
らしにより、結像点F2が有効データとなるとすると、
無効データとなっていた結像点F1が有効データとして
活用できる。このことを利用して、すでに有効データ
と、新たに有効データとなったデータとの位相を補正し
て合成すれば、画素数が2倍になったのと同じデータ量
を得ることができ高画質になる。
【0032】次に、本発明の実施の形態の撮像装置を説
明する。この撮像装置は前述の画像ずらし方法を適用し
たものである。図9は本発明の一例を示す撮像装置の構
成図である。図9に示すように、撮像レンズ12は光学
像を結像させるレンズであり、撮像素子13は撮影レン
ズ12からの光学像情報を電気信号に変換する素子であ
る。また、光学装置20Aは、実施の形態1で説明した
光学装置20と機構的に同じ構成である。光学素子23
は撮影レンズ12と撮像素子13との間に光軸と直交す
る面に、配置された平行平面ガラスで傾動する。また、
制御手段52Aは、光学装置20Aに構成された図示し
ない装置本体と光学支持枠とを接続する吊り部材の弾性
変形により、光学素子23を撮像光学系の光軸Zを通る
基点Pを中心に傾斜変位させるように、駆動手段を制御
する。さらに、メモリ53Aは光電変換した画像データ
を記憶する。
明する。この撮像装置は前述の画像ずらし方法を適用し
たものである。図9は本発明の一例を示す撮像装置の構
成図である。図9に示すように、撮像レンズ12は光学
像を結像させるレンズであり、撮像素子13は撮影レン
ズ12からの光学像情報を電気信号に変換する素子であ
る。また、光学装置20Aは、実施の形態1で説明した
光学装置20と機構的に同じ構成である。光学素子23
は撮影レンズ12と撮像素子13との間に光軸と直交す
る面に、配置された平行平面ガラスで傾動する。また、
制御手段52Aは、光学装置20Aに構成された図示し
ない装置本体と光学支持枠とを接続する吊り部材の弾性
変形により、光学素子23を撮像光学系の光軸Zを通る
基点Pを中心に傾斜変位させるように、駆動手段を制御
する。さらに、メモリ53Aは光電変換した画像データ
を記憶する。
【0033】ここで、本発明の撮像装置の主な作用を説
明すると、被写体1よりの入射光を撮像レンズ12と光
学素子23を通過し、光束を撮像素子13の受光面で受
ける。さらに、メモリ53Aに格納する。光学装置20
Aを駆動させて、光学素子23を一定量傾け、被写体1
よりの入射光を前述の画像ずらし方法により画像をずら
せて撮像素子13の受光面で受け、メモリ53Aに格納
する。この2つの画素単位でずらせた画像を合成して高
画質を得るようになっている。以上のように、簡易な構
成で、画像のずらしができる。さらに、この実施の形態
では、所謂、画素ずらしにより、画素単位で画像をずら
せて合成することにより高画質が得られる。
明すると、被写体1よりの入射光を撮像レンズ12と光
学素子23を通過し、光束を撮像素子13の受光面で受
ける。さらに、メモリ53Aに格納する。光学装置20
Aを駆動させて、光学素子23を一定量傾け、被写体1
よりの入射光を前述の画像ずらし方法により画像をずら
せて撮像素子13の受光面で受け、メモリ53Aに格納
する。この2つの画素単位でずらせた画像を合成して高
画質を得るようになっている。以上のように、簡易な構
成で、画像のずらしができる。さらに、この実施の形態
では、所謂、画素ずらしにより、画素単位で画像をずら
せて合成することにより高画質が得られる。
【0034】(実施の形態3)本発明の手ぶれ補正方法
及び撮像装置について図面を参照して説明する。
及び撮像装置について図面を参照して説明する。
【0035】最初に、手ぶれ補正方法の一例を説明する
と、図10は本発明の手ぶれ補正方法を説明するための
図である。図10に示す如く、撮影時に、撮像装置の光
軸Zが上方向にΔEだけ平行にずれたとする。このずれ
を加速度等で検知する手ぶれ検知センサーにより、手ぶ
れ量ΔEを検出する。この手ぶれ量ΔEに基づき、光学
素子23を傾けるためのコイルの電流値である手ぶれ補
正量を算出する。そして、コイルに電流を流して図示し
ない吊り部材を弾性変形させて、光学素子23をΔθだ
け傾けて撮影レンズに入射した光束を手ぶれの量だけず
らして、撮像素子13の結像面上で入射光が位置ズレし
ないようにする。
と、図10は本発明の手ぶれ補正方法を説明するための
図である。図10に示す如く、撮影時に、撮像装置の光
軸Zが上方向にΔEだけ平行にずれたとする。このずれ
を加速度等で検知する手ぶれ検知センサーにより、手ぶ
れ量ΔEを検出する。この手ぶれ量ΔEに基づき、光学
素子23を傾けるためのコイルの電流値である手ぶれ補
正量を算出する。そして、コイルに電流を流して図示し
ない吊り部材を弾性変形させて、光学素子23をΔθだ
け傾けて撮影レンズに入射した光束を手ぶれの量だけず
らして、撮像素子13の結像面上で入射光が位置ズレし
ないようにする。
【0036】次に、本発明の一例の撮像装置について説
明する。この撮像装置は、前述の手ぶれ補正方法を適用
した装置である。図11は本発明の一例を示す撮像装置
の概略構成図である。図11に示すごとく、撮像レンズ
12は光学像を結像させるレンズであり、撮像素子13
は撮影レンズ12からの光学像情報を電気信号に変換す
る素子である。また、光学装置20Bは実施の形態1で
説明した光学装置20と機構的に同じ構成であり詳しい
説明を省略する。光学素子23は撮影レンズ12と撮像
素子13との間における光軸に実質的に直交する面に配
置された平行平面ガラスで、傾動可能となっている。手
ぶれ検知センサー60は加速度により撮像時の手ぶれ量
を検知するセンサーである。メモリ53Bは光電変換の
画像データを記憶する。
明する。この撮像装置は、前述の手ぶれ補正方法を適用
した装置である。図11は本発明の一例を示す撮像装置
の概略構成図である。図11に示すごとく、撮像レンズ
12は光学像を結像させるレンズであり、撮像素子13
は撮影レンズ12からの光学像情報を電気信号に変換す
る素子である。また、光学装置20Bは実施の形態1で
説明した光学装置20と機構的に同じ構成であり詳しい
説明を省略する。光学素子23は撮影レンズ12と撮像
素子13との間における光軸に実質的に直交する面に配
置された平行平面ガラスで、傾動可能となっている。手
ぶれ検知センサー60は加速度により撮像時の手ぶれ量
を検知するセンサーである。メモリ53Bは光電変換の
画像データを記憶する。
【0037】また、制御手段52Bは、手ぶれ検知セン
サー60により撮像時における手ぶれ量を検出し、手ぶ
れ量に基づき手ぶれ補正量を算出し、この手ぶれ補正量
に基づいて、光学装置20Bに構成された図示しない吊
り部材の弾性変形により光学素子23を撮像光学系の光
軸Zを通る基点Pを中心に傾斜変位させるように駆動手
段を制御する。
サー60により撮像時における手ぶれ量を検出し、手ぶ
れ量に基づき手ぶれ補正量を算出し、この手ぶれ補正量
に基づいて、光学装置20Bに構成された図示しない吊
り部材の弾性変形により光学素子23を撮像光学系の光
軸Zを通る基点Pを中心に傾斜変位させるように駆動手
段を制御する。
【0038】ここで撮像装置の作用を図10及び図11
により説明する。例えば、被写体1を撮影時に、上方向
にΔEだけ光軸Zが水平にずれたとすると、手ぶれ検知
センサー60により手ぶれ量を検出され、この手ぶれ量
に基づいて、手ぶれ補正量であるコイルに流す電流値を
算出する。そして、吊り部材を変形させてΔθだけ光学
素子23を傾けて補正し、手ぶれによる撮像素子上の結
像面での入射光の位置ずれがないように補正する。
により説明する。例えば、被写体1を撮影時に、上方向
にΔEだけ光軸Zが水平にずれたとすると、手ぶれ検知
センサー60により手ぶれ量を検出され、この手ぶれ量
に基づいて、手ぶれ補正量であるコイルに流す電流値を
算出する。そして、吊り部材を変形させてΔθだけ光学
素子23を傾けて補正し、手ぶれによる撮像素子上の結
像面での入射光の位置ずれがないように補正する。
【0039】(実施の形態4)本発明の一例の画像書込
装置について図面を参照して説明する。この画像書込装
置は実施の形態1に示す光学装置を適用して画像の書き
込みを行う装置である。図12は本発明の一例を示す画
像書込装置の概略構成図である。
装置について図面を参照して説明する。この画像書込装
置は実施の形態1に示す光学装置を適用して画像の書き
込みを行う装置である。図12は本発明の一例を示す画
像書込装置の概略構成図である。
【0040】図12に示すごとく、レーザー装置40は
レーザー光を光学装置20Cに照射する。光学装置20
Cは実施の形態1に記載の反射ミラーを用いた光学装置
と機構的に同じ構成となっている。光学素子である反射
ミラー24はレーザー光を反射して撮像素子13に照射
し、X軸とY軸の原点にある基点Pを中心に傾く。撮像
素子13は、レーザー装置40からの画像情報を電気信
号に変換する。また、メモリ53Cは光学像情報を電気
信号に変換したデータを記憶する。
レーザー光を光学装置20Cに照射する。光学装置20
Cは実施の形態1に記載の反射ミラーを用いた光学装置
と機構的に同じ構成となっている。光学素子である反射
ミラー24はレーザー光を反射して撮像素子13に照射
し、X軸とY軸の原点にある基点Pを中心に傾く。撮像
素子13は、レーザー装置40からの画像情報を電気信
号に変換する。また、メモリ53Cは光学像情報を電気
信号に変換したデータを記憶する。
【0041】制御手段52Cは、外部よりの画像信号に
基づいて、レーザー装置よりレーザー光を出力し、反射
ミラー24が主走査方向、副走査方向に作動するように
光学装置20Cを制御する。
基づいて、レーザー装置よりレーザー光を出力し、反射
ミラー24が主走査方向、副走査方向に作動するように
光学装置20Cを制御する。
【0042】ここで主な作用を説明すると、外部よりの
画像信号54を制御手段52Cで受け、外部よりの画像
信号54に基づき、レーザー発射信号をレーザー装置4
0に送る。また、反射ミラー24を水平方向、垂直方向
に傾動させ撮像素子13で受け光電変換してメモリ53
Cに記憶する。
画像信号54を制御手段52Cで受け、外部よりの画像
信号54に基づき、レーザー発射信号をレーザー装置4
0に送る。また、反射ミラー24を水平方向、垂直方向
に傾動させ撮像素子13で受け光電変換してメモリ53
Cに記憶する。
【0043】なお、実施の形態の吊り部材は、菱形の板
バネについて説明したが、捻り固有振動数と撓み固有振
動数が等しい又は略等しくなる形状であればよい。
バネについて説明したが、捻り固有振動数と撓み固有振
動数が等しい又は略等しくなる形状であればよい。
【0044】また、実施の形態1から3では、基点Pを
光学素子の厚み方向で中央に位置させたが、これに限定
されるものではなく、例えば、光学素子の物体側の表面
または光学素子の像側の表面でも良い。さらに、実施の
形態1から4では、基点Pは、光軸上にある例について
説明したが、これに限定されるものではなく、光軸近傍
であってもよい。
光学素子の厚み方向で中央に位置させたが、これに限定
されるものではなく、例えば、光学素子の物体側の表面
または光学素子の像側の表面でも良い。さらに、実施の
形態1から4では、基点Pは、光軸上にある例について
説明したが、これに限定されるものではなく、光軸近傍
であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように構成したので、下記のよう
な効果を奏する。請求項1に記載の光学装置の発明によ
れば、簡単な構成で、任意の方向に、任意の角度だけ光
学素子を高精度で高速に変化させることが可能である。
な効果を奏する。請求項1に記載の光学装置の発明によ
れば、簡単な構成で、任意の方向に、任意の角度だけ光
学素子を高精度で高速に変化させることが可能である。
【0046】請求項13に記載の画像ずらし方法の発明
によれば、簡単な方法で、任意の方向に、任意の角度だ
け高精度で高速に画像ずらしができる。
によれば、簡単な方法で、任意の方向に、任意の角度だ
け高精度で高速に画像ずらしができる。
【0047】請求項14に記載の撮像装置の発明によれ
ば、簡単な構成で、任意の方向に、任意の角度だけ高精
度で高速に画像ずらしができる。所謂、画素ずらしに応
用すると高画質が得られる。
ば、簡単な構成で、任意の方向に、任意の角度だけ高精
度で高速に画像ずらしができる。所謂、画素ずらしに応
用すると高画質が得られる。
【0048】請求項15に記載の手ぶれ補正方法の発明
によれば、簡単な構成で、任意の方向の手ぶれを高精度
で高速に補正できる。
によれば、簡単な構成で、任意の方向の手ぶれを高精度
で高速に補正できる。
【0049】請求項16に記載の撮像装置の発明によれ
ば、簡単な構成で、任意の方向の手ぶれを高精度で高速
に補正できる。
ば、簡単な構成で、任意の方向の手ぶれを高精度で高速
に補正できる。
【0050】請求項17に記載の画像書込装置の発明に
よれば、簡単な構成で、撮像素子等に安価に画像書き込
みができる。
よれば、簡単な構成で、撮像素子等に安価に画像書き込
みができる。
【図1】本発明の一例を示す光学装置の構成斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の光学装置の要部正面図である。
【図3】図1の光学装置の要部横断面図と縦断面図であ
る。
る。
【図4】図1の吊り部材の撓み状態とねじれ状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】比較例の吊り部材の撓み状態とねじれ状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】図1の光学素子が傾いた状態を示す図である。
【図7】本発明の画像ずらし方法を説明するための図で
ある。
ある。
【図8】撮像素子の拡大図である。
【図9】本発明の一例を示す撮像装置の構成図である。
【図10】本発明の手ぶれ補正方法を説明するための図
である。
である。
【図11】本発明の一例を示す撮像装置の概略構成図で
ある。
ある。
【図12】本発明の一例を示す画像書込装置の概略構成
図である。
図である。
11A 装置本体 12 撮像レンズ 13 撮像素子 20、20A、20B、20C 光学装置 21 光学支持枠 22、22a、22b、22c、22d 吊り部材 23 光学素子 24 反射ミラー 31、32 磁石支持枠 33a、33b、34a、34b 磁石 37、38 コイル 40 レーザー装置 52A、52B、52C 制御手段 60 手ぶれ検知センサー
Claims (18)
- 【請求項1】 装置本体と、前記装置本体に対し傾動す
る光学素子と、前記光学素子を支持する光学支持枠と前
記装置本体とを接続する吊り部材を有して、前記吊り部
材の弾性変形により前記光学素子を前記装置本体に対し
基点を中心に傾斜変位させる傾斜変位手段と、前記傾斜
変位手段を駆動させる駆動手段と、を備えたことを特徴
とする光学装置。 - 【請求項2】 前記傾斜変位手段は、前記光学支持枠が
矩形状であり、前記吊り部材が前記光学支持枠の各辺の
端部と前記装置本体との間でそれぞれ接続されて構成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。 - 【請求項3】 前記傾斜変位手段は、対向する前記吊り
部材の変位量が前記基点を通る主軸の方向で等しく、且
つ、対向する前記吊り部材の変位方向が互いに異なるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1または2
に記載の光学装置。 - 【請求項4】 前記光学素子は、光を透過する平行平面
状素子であり、且つ被写体からの光を集光する撮像光学
系と、前記撮像光学系によって集光された光が結像する
結像面を有する撮像素子との間に介在されるものである
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の光学装
置。 - 【請求項5】 前記光学素子は、光を反射する反射ミラ
ーで、前記基点が前記反射ミラーの表面にあり、且つ光
ビームを発する光源と、前記光ビームを受光する受光面
を有する撮像素子との間に介在されるものであることを
特徴とする請求項1、2または3に記載の光学装置。 - 【請求項6】 前記傾斜変位手段は、前記装置本体また
は前記光学支持枠と支持される前記吊り部材の端部が、
固定端で支持されるかまたは回動自在の支点で支持され
る構成になっていることを特徴とする請求項2から5の
いずれか1項に記載の光学装置。 - 【請求項7】 前記傾斜変位手段は、前記吊り部材の捻
り固有振動数と撓み固有振動数とが等しいかほぼ等しく
なるように構成されていることを特徴とする請求項1か
ら6のいずれか1項に記載の光学装置。 - 【請求項8】 前記傾斜変位手段は、前記吊り部材が少
なくとも板バネ、引張バネ、圧縮バネ、渦巻きバネのい
ずれか1つの種類で構成されていることを特徴とする請
求項1から7のいずれか1項に記載の光学装置。 - 【請求項9】 前記傾斜変位手段は、前記吊り部材がダ
ンパ成分を有するように構成されていることを特徴とす
る請求項1から8のいずれか1項に記載の光学装置。 - 【請求項10】 前記駆動手段は、前記光学支持枠を電
磁機構により駆動するように構成されていることを特徴
とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光学装
置。 - 【請求項11】 前記駆動手段は、前記電磁機構が前記
装置本体に形成する磁石支持枠に磁石を、前記光学支持
枠にコイルをそれぞれ形成するように構成されているこ
とを特徴とする請求項10に記載の光学装置。 - 【請求項12】 前記駆動手段は、前記磁石が前記主軸
に対し直交する対称位置にそれぞれ配置されるように構
成されていることを特徴とする請求項11に記載の光学
装置。 - 【請求項13】 装置本体に形成した撮像光学系の光路
内に光を透過する平行平面状の光学素子を設け、前記光
学素子を支持する光学支持枠と前記装置本体とを接続す
る吊り部材を設け、前記吊り部材の弾性変形により前記
装置本体に対し前記撮像光学系の光軸上またはその近傍
にある基点を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像
素子の結像面に入射する光の入射位置をずらせることを
特徴とする画像ずらし方法。 - 【請求項14】 請求項1から4、請求項6から12の
いずれか1項に記載の光学装置と、光学像を結像させる
ための撮像レンズと、前記撮像レンズからの光学像を前
記光学装置の光学素子を通り電気信号に変換する撮像素
子と、撮像光学系の光路内に設けられた光を透過する平
行平面状の光学素子と、前記光学装置に構成された装置
本体と光学支持枠とを接続する吊り部材の弾性変形によ
り、前記光学素子を前記撮像光学系の光軸上またはその
近傍にある基点を中心に傾斜変位させるように、前記光
学装置に設けた駆動手段を制御する制御手段と、を備
え、結像面上に入射する光の入射位置をずらせることを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項15】 装置本体に形成した撮像光学系の光路
内に光を透過する平行平面状の光学素子を設け、前記光
学素子を支持する光学支持枠と前記装置本体とを接続す
る吊り部材を設け、画像の手ぶれ量を検知する手ぶれ検
知センサーを設け、前記手ぶれ検知センサーにより撮像
時における手ぶれ量を検出し、前記手ぶれ量に基づき手
ぶれ補正量を算出し、前記手ぶれ補正量に基づき、前記
光学支持枠の各辺の端部に形成した前記吊り部材の弾性
変形により、前記撮像光学系の光軸上またはその近傍に
設けた基点を中心に前記光学素子を傾斜変位させ、撮像
時の手ぶれによる入射光のずれを光学的に補正すること
を特徴とする画像手ぶれ補正方法。 - 【請求項16】 請求項1から4、請求項6から12の
いずれか1項に記載の光学装置と、光学像を結像させる
ための撮像レンズと、前記撮像レンズからの光学像を電
気信号に変換する撮像素子と、撮像光学系の光路内に設
けられた光を透過する平行平面状の光学素子と、撮像時
の手ぶれ量を検知する手ぶれ検知センサーと、前記手ぶ
れ検知センサーにより撮像時における手ぶれ量を検出
し、前記手ぶれ量に基づき手ぶれ補正量を算出し、前記
手ぶれ補正量に基づき、前記光学装置に構成した光学支
持枠の各辺の端部に形成した吊り部材の弾性変形によ
り、前記撮像光学系の光軸上に設けた基点を中心に前記
光学素子を傾斜変位させ、撮像時の手ぶれによる入射光
のずれを光学的に補正する制御手段と、を備えたことを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項17】 前記請求項1から3、5から12のい
ずれか1項に記載の光学装置と、画像信号に基づきレー
ザー光を発射するレーザー装置と、前記レーザー装置か
らの画像情報を電気信号に変換する撮像素子と、光学系
の光路内に光を反射する光学素子と、外部よりの画像信
号に基づき、前記レーザー光より画像信号出力し、前記
光学素子を傾動するように前記光学装置を制御して、前
記撮像素子に画像を書き込む制御手段と、を備えたこと
を特徴とする画像書込装置。 - 【請求項18】 前記制御手段は、前記レーザー光より
画像信号出力し、前記光学素子の主走査方向、副走査方
向に作動するように前記光学装置を制御することを特徴
とする請求項17に記載の画像書込装置。
Priority Applications (1)
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JP2000119496A JP2001305598A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 光学装置、撮像装置及び画像書込装置 |
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JP2000119496A JP2001305598A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 光学装置、撮像装置及び画像書込装置 |
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