JP2001305423A - 測距装置 - Google Patents
測距装置Info
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- JP2001305423A JP2001305423A JP2000118036A JP2000118036A JP2001305423A JP 2001305423 A JP2001305423 A JP 2001305423A JP 2000118036 A JP2000118036 A JP 2000118036A JP 2000118036 A JP2000118036 A JP 2000118036A JP 2001305423 A JP2001305423 A JP 2001305423A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影光学系の焦点距離に応じた測距範囲を拡
大するときに、撮影者の意図する主要被写体の距離と測
定距離とのずれを最少限に抑制する。 【解決手段】 光電変換素子アレイ22a、22bの複
数の分割領域AREA0〜AREA7の中から、可変焦点距離の撮
影光学系の焦点距離に応じて被写体距離の測定に使用す
る分割領域を選択し、選択された分割領域で検出された
像ずれ量に基づいて被写体までの距離に関する情報を演
算する際に、撮影光学系の焦点距離に応じて選択された
分割領域のすべてにおいて像ずれ量が検出されなかった
場合は、像ずれ量が検出される分割領域が見つかるまで
被写体距離の測定に使用する分割領域を左右に段階的に
拡張する。これにより、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用し
て撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなるよう
な事態が避けられ、撮影光学系の焦点距離に応じた測距
範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被写体の
距離と測定距離とのずれを最少限に抑制することができ
る。
大するときに、撮影者の意図する主要被写体の距離と測
定距離とのずれを最少限に抑制する。 【解決手段】 光電変換素子アレイ22a、22bの複
数の分割領域AREA0〜AREA7の中から、可変焦点距離の撮
影光学系の焦点距離に応じて被写体距離の測定に使用す
る分割領域を選択し、選択された分割領域で検出された
像ずれ量に基づいて被写体までの距離に関する情報を演
算する際に、撮影光学系の焦点距離に応じて選択された
分割領域のすべてにおいて像ずれ量が検出されなかった
場合は、像ずれ量が検出される分割領域が見つかるまで
被写体距離の測定に使用する分割領域を左右に段階的に
拡張する。これにより、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用し
て撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなるよう
な事態が避けられ、撮影光学系の焦点距離に応じた測距
範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被写体の
距離と測定距離とのずれを最少限に抑制することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的な三角測量
法により被写体までの撮影距離を測定するパッシブ方式
の測距装置に関する。
法により被写体までの撮影距離を測定するパッシブ方式
の測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの撮影レンズを被写体に合焦させ
るために、光学的な三角測量法により被写体までの撮影
距離を測定するパッシブ方式の測距装置が知られてい
る。この種の測距装置を備えたオートフォーカス・カメ
ラでは、撮影光学系と、ファインダー光学系と、測距装
置の光学系(以下、測距光学系と呼ぶ)とがそれぞれ別
個に独立して設けられている。
るために、光学的な三角測量法により被写体までの撮影
距離を測定するパッシブ方式の測距装置が知られてい
る。この種の測距装置を備えたオートフォーカス・カメ
ラでは、撮影光学系と、ファインダー光学系と、測距装
置の光学系(以下、測距光学系と呼ぶ)とがそれぞれ別
個に独立して設けられている。
【0003】また、上述した測距装置を備えたオートフ
ォーカス・カメラの撮影光学系に焦点距離が可変のズー
ムレンズが用いられることがある。このようなズームレ
ンズ付きカメラの測距装置では、ズームレンズの焦点距
離に応じてファインダー光学系の焦点距離を変えている
が、測距光学系は固定焦点となっている。
ォーカス・カメラの撮影光学系に焦点距離が可変のズー
ムレンズが用いられることがある。このようなズームレ
ンズ付きカメラの測距装置では、ズームレンズの焦点距
離に応じてファインダー光学系の焦点距離を変えている
が、測距光学系は固定焦点となっている。
【0004】上述したズームレンズ付きカメラでは、ズ
ームレンズの焦点距離を変えても測距光学系の焦点距離
が変化しないので、測距範囲も変化せず、一定である。
つまり、ズームレンズの広角側でも望遠側でも被写界の
同一範囲で測距を行うことになり、ズームレンズを望遠
側にしたときは広角側よりも撮影画面上での測距範囲が
広くなり、望遠端では測距範囲が撮影画面をはみ出して
しまうことがある。
ームレンズの焦点距離を変えても測距光学系の焦点距離
が変化しないので、測距範囲も変化せず、一定である。
つまり、ズームレンズの広角側でも望遠側でも被写界の
同一範囲で測距を行うことになり、ズームレンズを望遠
側にしたときは広角側よりも撮影画面上での測距範囲が
広くなり、望遠端では測距範囲が撮影画面をはみ出して
しまうことがある。
【0005】このような不都合を避けるために、測距用
の光電変換素子アレイを複数の領域に分割し、ズームレ
ンズの焦点距離が変化しても撮影画面内の測距範囲がほ
ぼ一定になるように、ズームレンズの焦点距離に応じて
被写体距離測定に使用する光電変換素子アレイの範囲を
決定するようにした測距装置が知られている。
の光電変換素子アレイを複数の領域に分割し、ズームレ
ンズの焦点距離が変化しても撮影画面内の測距範囲がほ
ぼ一定になるように、ズームレンズの焦点距離に応じて
被写体距離測定に使用する光電変換素子アレイの範囲を
決定するようにした測距装置が知られている。
【0006】後者のズームレンズ付きカメラでは、光電
変換素子アレイを複数の領域に分割し、ズームレンズを
望遠側にしたときは光電変換素子アレイの中央の分割領
域を被写体距離測定用として選択し、広角側になるほど
被写体距離測定用の分割領域を左右の分割領域に拡大し
ている。この装置ではまた、光電変換素子アレイの分割
領域ごとに測距値を演算し、ズームレンズの焦点距離に
応じて選択したすべての分割領域で測距値が得られなか
った場合は、選択領域以外のすべての分割領域から測距
値が得られた領域を検索し、その領域の測距値をズーム
レンズの現在の焦点距離に対する測距値としている。
変換素子アレイを複数の領域に分割し、ズームレンズを
望遠側にしたときは光電変換素子アレイの中央の分割領
域を被写体距離測定用として選択し、広角側になるほど
被写体距離測定用の分割領域を左右の分割領域に拡大し
ている。この装置ではまた、光電変換素子アレイの分割
領域ごとに測距値を演算し、ズームレンズの焦点距離に
応じて選択したすべての分割領域で測距値が得られなか
った場合は、選択領域以外のすべての分割領域から測距
値が得られた領域を検索し、その領域の測距値をズーム
レンズの現在の焦点距離に対する測距値としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た後者のズームレンズ付きカメラの測距装置では、ズー
ムレンズの焦点距離に応じて選択したすべての分割領域
で測距値が得られなかった場合に、選択領域以外のすべ
ての分割領域から測距値が得られた領域を検索し、その
領域の測距値をズームレンズの現在の焦点距離に対する
測距値としているので、ズームレンズの現在の焦点距離
に応じた撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値
を採用してしまい、撮影者が意図する主要被写体を測距
できないことがある。例えば夜景の人物撮影を行うとき
に、ズームレンズの望遠側で被写体のコントラストが低
く測距できなかった場合には、撮影者がピントを合わせ
たい撮影画面中央部の人物とは異なる、撮影画面の両端
部あるいは撮影画面外の風景を測距してしまう、という
問題がある。
た後者のズームレンズ付きカメラの測距装置では、ズー
ムレンズの焦点距離に応じて選択したすべての分割領域
で測距値が得られなかった場合に、選択領域以外のすべ
ての分割領域から測距値が得られた領域を検索し、その
領域の測距値をズームレンズの現在の焦点距離に対する
測距値としているので、ズームレンズの現在の焦点距離
に応じた撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値
を採用してしまい、撮影者が意図する主要被写体を測距
できないことがある。例えば夜景の人物撮影を行うとき
に、ズームレンズの望遠側で被写体のコントラストが低
く測距できなかった場合には、撮影者がピントを合わせ
たい撮影画面中央部の人物とは異なる、撮影画面の両端
部あるいは撮影画面外の風景を測距してしまう、という
問題がある。
【0008】本発明の目的は、撮影光学系の焦点距離に
応じた測距範囲を拡大するときに、撮影者の意図する主
要被写体の距離と測定距離とのずれを最少限に抑制する
ことにある。
応じた測距範囲を拡大するときに、撮影者の意図する主
要被写体の距離と測定距離とのずれを最少限に抑制する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、それぞれが複数の光電変換
素子から成る一対の電荷蓄積型光電変換素子アレイ22
と、一対の光電変換素子アレイ22に一対の被写体光を
導く固定焦点距離の測距光学系21と、各光電変換素子
アレイ22を複数の領域に分割し、各分割領域ごとに相
関演算を行って像ずれ量を検出する相関演算手段1と、
各光電変換素子アレイ22の複数の分割領域の中から、
可変焦点距離の撮影光学系3の焦点距離に応じて被写体
距離の測定に使用する分割領域を選択する領域選択手段
1と、領域選択手段1により選択された分割領域で検出
された像ずれ量に基づいて被写体までの距離に関する情
報を演算する距離演算手段1と、領域選択手段1で選択
された分割領域のすべてにおいて像ずれ量が検出されな
かった場合に、像ずれ量が検出される分割領域が見つか
るまで被写体距離の測定に使用する分割領域を光電変換
素子アレイ22の延在方向に段階的に拡張する領域拡張
手段1とを備え、これにより上記目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の測距装置は、領域拡張手段1
によって、光電変換素子アレイ22の電荷蓄積時間が所
定の制限時間以内の場合に、被写体距離測定用の分割領
域の拡張を実行するようにしたものである。 (3) 請求項3に記載の測距装置は、領域拡張手段1
によって、光電変換素子アレイ2の左右端の分割領域ま
で被写体距離測定用の分割領域を拡張しないようにした
ものである。
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、それぞれが複数の光電変換
素子から成る一対の電荷蓄積型光電変換素子アレイ22
と、一対の光電変換素子アレイ22に一対の被写体光を
導く固定焦点距離の測距光学系21と、各光電変換素子
アレイ22を複数の領域に分割し、各分割領域ごとに相
関演算を行って像ずれ量を検出する相関演算手段1と、
各光電変換素子アレイ22の複数の分割領域の中から、
可変焦点距離の撮影光学系3の焦点距離に応じて被写体
距離の測定に使用する分割領域を選択する領域選択手段
1と、領域選択手段1により選択された分割領域で検出
された像ずれ量に基づいて被写体までの距離に関する情
報を演算する距離演算手段1と、領域選択手段1で選択
された分割領域のすべてにおいて像ずれ量が検出されな
かった場合に、像ずれ量が検出される分割領域が見つか
るまで被写体距離の測定に使用する分割領域を光電変換
素子アレイ22の延在方向に段階的に拡張する領域拡張
手段1とを備え、これにより上記目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の測距装置は、領域拡張手段1
によって、光電変換素子アレイ22の電荷蓄積時間が所
定の制限時間以内の場合に、被写体距離測定用の分割領
域の拡張を実行するようにしたものである。 (3) 請求項3に記載の測距装置は、領域拡張手段1
によって、光電変換素子アレイ2の左右端の分割領域ま
で被写体距離測定用の分割領域を拡張しないようにした
ものである。
【0010】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のパッシブ方式の測距装置
をレンズシャッター式のオートフォーカス・カメラに適
用した一実施の形態を説明する。図1は一実施の形態の
測距装置を備えたカメラの構成を示す。なお、本発明の
測距装置に直接関係のないカメラの機器については図示
と説明を省略する。
をレンズシャッター式のオートフォーカス・カメラに適
用した一実施の形態を説明する。図1は一実施の形態の
測距装置を備えたカメラの構成を示す。なお、本発明の
測距装置に直接関係のないカメラの機器については図示
と説明を省略する。
【0012】制御装置1はマイクロプロセッサであり、
測距動作以外のカメラの撮影動作などの制御と各種の演
算を行う。この制御装置1はCPU11、メモリ12、
タイマー13、A/Dコンバーター14、入出力ポート
15を備えており、制御装置1には電荷蓄積型光電変換
装置2、撮影レンズ3、ファインダー4などが接続され
る。
測距動作以外のカメラの撮影動作などの制御と各種の演
算を行う。この制御装置1はCPU11、メモリ12、
タイマー13、A/Dコンバーター14、入出力ポート
15を備えており、制御装置1には電荷蓄積型光電変換
装置2、撮影レンズ3、ファインダー4などが接続され
る。
【0013】光電変換装置2は受光レンズ21、受光部
22、増幅部23、蓄積部24、転送部25および出力
部26を備えている。なお、受光レンズ21が上述した
測距光学系を構成する。受光部22は、複数個の光電変
換素子を直線上に配列した2組の光電変換素子列(アレ
イ)からなり、これら2組の光電変換素子列を被写体方
向と垂直な方向に所定間隔で並置して一対の光電変換素
子アレイとしたものである。カメラの左右一対の測距窓
(不図示)から入射した一対の被写体光は、一対の受光
レンズ21により成る受光部22の一対の光電変換素子
アレイ上へ導かれる。受光部22の一対の光電変換素子
アレイはこの一対の被写体光を受光し、光強度に応じた
電荷に変換する。この電荷は増幅部23により増幅さ
れ、蓄積部24に蓄積される。蓄積部24に蓄積された
電荷は転送部25により出力部26に順次転送され、出
力部26から制御装置1へ順次出力される。
22、増幅部23、蓄積部24、転送部25および出力
部26を備えている。なお、受光レンズ21が上述した
測距光学系を構成する。受光部22は、複数個の光電変
換素子を直線上に配列した2組の光電変換素子列(アレ
イ)からなり、これら2組の光電変換素子列を被写体方
向と垂直な方向に所定間隔で並置して一対の光電変換素
子アレイとしたものである。カメラの左右一対の測距窓
(不図示)から入射した一対の被写体光は、一対の受光
レンズ21により成る受光部22の一対の光電変換素子
アレイ上へ導かれる。受光部22の一対の光電変換素子
アレイはこの一対の被写体光を受光し、光強度に応じた
電荷に変換する。この電荷は増幅部23により増幅さ
れ、蓄積部24に蓄積される。蓄積部24に蓄積された
電荷は転送部25により出力部26に順次転送され、出
力部26から制御装置1へ順次出力される。
【0014】制御装置1は、光電変換装置2の出力信号
を入出力ポート15を介して入力し、A/Dコンバータ
ー14によりデジタル信号に変換した後、メモリ12に
一対の被写体像データとして記憶する。CPU11は、
一対の被写体像データの相関をとることにより像ずれ量
を検出し、像ずれ量に基づいて被写体までの距離を演算
する。つまり、電荷蓄積型光電変換装置2で受光した一
対の被写体像データに基づいて光学的な三角測量法によ
り被写体までの距離を演算する。さらに、演算結果の被
写体距離に基づいて撮影レンズ3を被写体に合焦させる
ためのフォーカシングレンズの駆動量を演算する。
を入出力ポート15を介して入力し、A/Dコンバータ
ー14によりデジタル信号に変換した後、メモリ12に
一対の被写体像データとして記憶する。CPU11は、
一対の被写体像データの相関をとることにより像ずれ量
を検出し、像ずれ量に基づいて被写体までの距離を演算
する。つまり、電荷蓄積型光電変換装置2で受光した一
対の被写体像データに基づいて光学的な三角測量法によ
り被写体までの距離を演算する。さらに、演算結果の被
写体距離に基づいて撮影レンズ3を被写体に合焦させる
ためのフォーカシングレンズの駆動量を演算する。
【0015】撮影レンズ3は焦点距離を変えることがで
きるズームレンズである。ファインダー4は撮影レンズ
3のズーミングに連動して変倍するズームファインダー
であり、測距範囲を示す測距フレームが被写体像に重畳
して表示される。
きるズームレンズである。ファインダー4は撮影レンズ
3のズーミングに連動して変倍するズームファインダー
であり、測距範囲を示す測距フレームが被写体像に重畳
して表示される。
【0016】ここで、測距光学系を構成する光電変換装
置2の受光レンズ21と、撮影光学系としての撮影レン
ズ3と、ファインダー4の光学系はそれぞれ別個に独立
して設けられる。
置2の受光レンズ21と、撮影光学系としての撮影レン
ズ3と、ファインダー4の光学系はそれぞれ別個に独立
して設けられる。
【0017】図2は一実施の形態の撮影範囲と測距範囲
との関係を示す。被写界におけるカメラの撮影範囲(撮
影画面)は撮影レンズ3の焦点距離に応じて変化し、図
2aに示すように、撮影レンズ3が望遠側になるほど撮
影範囲が狭くなり、逆に広角側になるほど撮影範囲が広
くなる。一方、ファインダー4には図2cおよび図2d
に示すようにファインダー光学系により被写体像31が
表示される。
との関係を示す。被写界におけるカメラの撮影範囲(撮
影画面)は撮影レンズ3の焦点距離に応じて変化し、図
2aに示すように、撮影レンズ3が望遠側になるほど撮
影範囲が狭くなり、逆に広角側になるほど撮影範囲が広
くなる。一方、ファインダー4には図2cおよび図2d
に示すようにファインダー光学系により被写体像31が
表示される。
【0018】上述したように、ファインダー4の光学系
の焦点距離は撮影レンズ3の焦点距離に応じて変化する
から、撮影レンズ3が望遠側にあるときはファインダー
4の光学系も望遠側に変倍し、図2cに示すようにファ
インダー4には被写界の一部を拡大した被写体像31が
結像される。このファインダー像31は、図2aに示す
撮影レンズ3の望遠時の撮影範囲の被写体像に対応す
る。逆に撮影レンズ3が広角側にあるときはファインダ
ー4の光学系も広角側に変倍し、図2dに示すように被
写界の広い範囲の被写体像31が結像される。このファ
インダー像31は、図2aに示す撮影レンズ3の広角側
の撮影範囲の被写体像に対応する。
の焦点距離は撮影レンズ3の焦点距離に応じて変化する
から、撮影レンズ3が望遠側にあるときはファインダー
4の光学系も望遠側に変倍し、図2cに示すようにファ
インダー4には被写界の一部を拡大した被写体像31が
結像される。このファインダー像31は、図2aに示す
撮影レンズ3の望遠時の撮影範囲の被写体像に対応す
る。逆に撮影レンズ3が広角側にあるときはファインダ
ー4の光学系も広角側に変倍し、図2dに示すように被
写界の広い範囲の被写体像31が結像される。このファ
インダー像31は、図2aに示す撮影レンズ3の広角側
の撮影範囲の被写体像に対応する。
【0019】ファインダー4には、図2cおよび図2d
に示すように測距範囲を示す測距フレーム32が被写体
像に重畳して表示される。この測距フレーム32は、フ
ァインダー4の光学系の光路中にマスクとして印刷され
ているため、撮影レンズ3の焦点距離が変化してもその
大きさは変化しない。ところが、測距光学系(光電変換
装置2の受光レンズ21)の焦点距離は撮影レンズ3の
焦点距離に応じて変化せず、固定である。したがって、
撮影レンズ3およびファインダー4の光学系が広角側に
変倍して被写界の広い範囲の被写体像を結像したとき
も、逆に望遠側に変倍して被写界の一部を拡大した被写
体像を結像したときも、被写界における実際の測距範囲
は全く変化しない。
に示すように測距範囲を示す測距フレーム32が被写体
像に重畳して表示される。この測距フレーム32は、フ
ァインダー4の光学系の光路中にマスクとして印刷され
ているため、撮影レンズ3の焦点距離が変化してもその
大きさは変化しない。ところが、測距光学系(光電変換
装置2の受光レンズ21)の焦点距離は撮影レンズ3の
焦点距離に応じて変化せず、固定である。したがって、
撮影レンズ3およびファインダー4の光学系が広角側に
変倍して被写界の広い範囲の被写体像を結像したとき
も、逆に望遠側に変倍して被写界の一部を拡大した被写
体像を結像したときも、被写界における実際の測距範囲
は全く変化しない。
【0020】いま、撮影レンズ3およびファインダー4
の光学系が広角側にあって、図2dに示す測距フレーム
32が実際の測距範囲と一致しているとする。この状態
から撮影レンズ3およびファインダー4の光学系を望遠
側に変倍すると、撮影レンズ3の撮影範囲は被写界の一
部を拡大した範囲となり、ファインダー像31は撮影レ
ンズ3の撮影範囲に対応した図2cに示すような拡大像
となる。このとき、ファインダー像31には広角時と同
じ大きさの測距フレーム32が表示されている。
の光学系が広角側にあって、図2dに示す測距フレーム
32が実際の測距範囲と一致しているとする。この状態
から撮影レンズ3およびファインダー4の光学系を望遠
側に変倍すると、撮影レンズ3の撮影範囲は被写界の一
部を拡大した範囲となり、ファインダー像31は撮影レ
ンズ3の撮影範囲に対応した図2cに示すような拡大像
となる。このとき、ファインダー像31には広角時と同
じ大きさの測距フレーム32が表示されている。
【0021】撮影レンズ3およびファインダー4の光学
系が望遠側に変倍しても、測距光学系の焦点距離は固定
であるから被写界における実際の測距範囲は変化せず、
図2dに示す測距フレーム32の範囲のままである。こ
の実際の測距範囲を図2cに示す望遠時のファインダー
像31上で表すと、実際の測距範囲は図2cに示す測距
フレーム32よりも広い範囲、図2cのファインダー像
31よりもさらに広い範囲である。
系が望遠側に変倍しても、測距光学系の焦点距離は固定
であるから被写界における実際の測距範囲は変化せず、
図2dに示す測距フレーム32の範囲のままである。こ
の実際の測距範囲を図2cに示す望遠時のファインダー
像31上で表すと、実際の測距範囲は図2cに示す測距
フレーム32よりも広い範囲、図2cのファインダー像
31よりもさらに広い範囲である。
【0022】このように、被写界における実際の撮影範
囲よりも広い範囲で測距が行われるため、上述したよう
に撮影者の意図しない被写体を測距してしまうという問
題がある。図2cに示す望遠時の撮影範囲を例に上げて
具体的に説明すると、人物の拡大写真を撮影したいので
あるから、被写界の人物に対して測距する必要があるに
も拘わらず、実際の測距範囲は図2cの測距フレーム3
2よりもさらに広い範囲であるから、その範囲に人物よ
りも至近に別の被写体があると、人物以外の被写体を測
距してしまい、ピントのぼけた人物のクローズアップ写
真を撮影してしまう。
囲よりも広い範囲で測距が行われるため、上述したよう
に撮影者の意図しない被写体を測距してしまうという問
題がある。図2cに示す望遠時の撮影範囲を例に上げて
具体的に説明すると、人物の拡大写真を撮影したいので
あるから、被写界の人物に対して測距する必要があるに
も拘わらず、実際の測距範囲は図2cの測距フレーム3
2よりもさらに広い範囲であるから、その範囲に人物よ
りも至近に別の被写体があると、人物以外の被写体を測
距してしまい、ピントのぼけた人物のクローズアップ写
真を撮影してしまう。
【0023】そこで、この実施の形態では、撮影レンズ
3の焦点距離が望遠側になるにしたがって実際の測距範
囲を狭めていき、実際の測距範囲がファインダー像31
に重畳表示される測距フレーム32の範囲と同一となる
ようにする。
3の焦点距離が望遠側になるにしたがって実際の測距範
囲を狭めていき、実際の測距範囲がファインダー像31
に重畳表示される測距フレーム32の範囲と同一となる
ようにする。
【0024】今、図2bに示す撮影レンズ3の広角時の
実際の測距範囲が、図2dに示す広角時のファインダー
像31に重畳表示される測距フレーム32の範囲と一致
しているとする。この状態から、撮影レンズ3およびフ
ァインダー4の光学系を望遠側に変倍したときに、図2
bに示す撮影レンズ3の望遠時の実際の測距範囲が、図
2cに示すファインダー像31に重畳表示される測距フ
レーム32の範囲と同一となるように、望遠時の実際の
測距範囲を狭くする。
実際の測距範囲が、図2dに示す広角時のファインダー
像31に重畳表示される測距フレーム32の範囲と一致
しているとする。この状態から、撮影レンズ3およびフ
ァインダー4の光学系を望遠側に変倍したときに、図2
bに示す撮影レンズ3の望遠時の実際の測距範囲が、図
2cに示すファインダー像31に重畳表示される測距フ
レーム32の範囲と同一となるように、望遠時の実際の
測距範囲を狭くする。
【0025】もちろん、撮影レンズ3およびファインダ
ー4の光学系の焦点距離が広角端と望遠端との間にある
ときも、実際の測距範囲がファインダー像31に重畳表
示される測距フレーム32の範囲と常に一致するよう
に、撮影レンズ3の焦点距離に応じて光電変換装置2の
被写体距離測定用範囲を決定する。
ー4の光学系の焦点距離が広角端と望遠端との間にある
ときも、実際の測距範囲がファインダー像31に重畳表
示される測距フレーム32の範囲と常に一致するよう
に、撮影レンズ3の焦点距離に応じて光電変換装置2の
被写体距離測定用範囲を決定する。
【0026】図3は、光電変換装置2の受光レンズ21
と受光部22の部分の拡大図である。この図により、一
実施の形態の測距範囲の可変方法を説明する。受光レン
ズ21は左右一対のレンズ21a,21bを有し、受光
部22は左右一対の光電変換素子アレイ22a,22b
を有する。上述したように、カメラには左右一対の測距
窓(不図示)が設けられており、その測距窓から一対の
被写体光がカメラに入射する。左側の測距窓から入射し
た一方の被写体光は左側の受光レンズ21aにより左側
の光電変換素子アレイ22aへ導かれ、右側の測距窓か
ら入射した他方の被写体光は右側の受光レンズ21bに
より右側の光電変換素子アレイ22bへ導かれる。
と受光部22の部分の拡大図である。この図により、一
実施の形態の測距範囲の可変方法を説明する。受光レン
ズ21は左右一対のレンズ21a,21bを有し、受光
部22は左右一対の光電変換素子アレイ22a,22b
を有する。上述したように、カメラには左右一対の測距
窓(不図示)が設けられており、その測距窓から一対の
被写体光がカメラに入射する。左側の測距窓から入射し
た一方の被写体光は左側の受光レンズ21aにより左側
の光電変換素子アレイ22aへ導かれ、右側の測距窓か
ら入射した他方の被写体光は右側の受光レンズ21bに
より右側の光電変換素子アレイ22bへ導かれる。
【0027】この実施の形態では、左右の光電変換素子
アレイ22a,22bをそれぞれ、5個の光電変換素子
ごとにAREA0〜AREA7の8個の領域(以下、測距エリアと
呼ぶ)に分割する。そして、左右の光電変換素子アレイ
22a,22bでそれぞれ、測距エリアごとに相関演算
を行い、像ずれ量を検出する。
アレイ22a,22bをそれぞれ、5個の光電変換素子
ごとにAREA0〜AREA7の8個の領域(以下、測距エリアと
呼ぶ)に分割する。そして、左右の光電変換素子アレイ
22a,22bでそれぞれ、測距エリアごとに相関演算
を行い、像ずれ量を検出する。
【0028】そして、図3に示すように、撮影レンズ3
の広角時にはすべての測距エリアAREA0〜AREA7を選択
し、それらの選択エリアAREA0〜AREA7の像ずれ量に基づ
いて被写体距離を演算する。この選択エリアAREA0〜ARE
A7は、図2dに示す撮影レンズ3の広角時の測距フレー
ム32が示す測距範囲に対応する。
の広角時にはすべての測距エリアAREA0〜AREA7を選択
し、それらの選択エリアAREA0〜AREA7の像ずれ量に基づ
いて被写体距離を演算する。この選択エリアAREA0〜ARE
A7は、図2dに示す撮影レンズ3の広角時の測距フレー
ム32が示す測距範囲に対応する。
【0029】一方、撮影レンズ3の望遠時には中央の4
個の測距エリアAREA2〜AREA5を選択し、それらの選択エ
リアAREA2〜AREA5の像ずれ量に基づいて被写体距離を演
算する。この選択エリアAREA2〜AREA5は、図2cに示す
撮影レンズ3の望遠時の測距フレーム32が示す測距範
囲に対応する。また、撮影レンズ3の焦点距離が広角端
と望遠端との間にあるときは、撮影レンズ3の焦点距離
に応じて、中央から左右に均等に測距エリアを選択す
る。
個の測距エリアAREA2〜AREA5を選択し、それらの選択エ
リアAREA2〜AREA5の像ずれ量に基づいて被写体距離を演
算する。この選択エリアAREA2〜AREA5は、図2cに示す
撮影レンズ3の望遠時の測距フレーム32が示す測距範
囲に対応する。また、撮影レンズ3の焦点距離が広角端
と望遠端との間にあるときは、撮影レンズ3の焦点距離
に応じて、中央から左右に均等に測距エリアを選択す
る。
【0030】なお、光電変換装置の領域分割数、および
各測距エリアの光電変換素子の個数は、この実施の形態
に限定されるものではない。
各測距エリアの光電変換素子の個数は、この実施の形態
に限定されるものではない。
【0031】図4は測距処理を示すフローチャートであ
り、図5は測距値検索処理を示すフローチャートであ
る。これらのフローチャートにより、一実施の形態の動
作を説明する。制御装置1のCPU11は、シャッター
レリーズ釦(不図示)が半押しされると図4に示す測距
処理を開始する。
り、図5は測距値検索処理を示すフローチャートであ
る。これらのフローチャートにより、一実施の形態の動
作を説明する。制御装置1のCPU11は、シャッター
レリーズ釦(不図示)が半押しされると図4に示す測距
処理を開始する。
【0032】ステップ41においてセンシングを行う。
光電変換装置2を制御し、一対の受光部22a,22b
で受光した被写体光を光強度に応じた電荷に変換し、増
幅部23で電荷を増幅して蓄積部24に蓄積する。そし
て、転送部25により蓄積電荷を出力部26へ順次転送
し、出力部26から制御装置1へ順次出力する。制御装
置1は、光電変換装置2の出力信号をA/Dコンバータ
14でデジタル信号に変換し、一対の被写体データをメ
モリ12に記憶する。
光電変換装置2を制御し、一対の受光部22a,22b
で受光した被写体光を光強度に応じた電荷に変換し、増
幅部23で電荷を増幅して蓄積部24に蓄積する。そし
て、転送部25により蓄積電荷を出力部26へ順次転送
し、出力部26から制御装置1へ順次出力する。制御装
置1は、光電変換装置2の出力信号をA/Dコンバータ
14でデジタル信号に変換し、一対の被写体データをメ
モリ12に記憶する。
【0033】制御装置1は、光電変換装置2における電
荷の蓄積を蓄積レベルと蓄積時間により制御する。光電
変換装置2で電荷蓄積を開始してから、蓄積レベルが所
定レベルに達したかどうかを確認し、蓄積レベルが所定
レベルに達したら光電変換装置2の電荷蓄積を終了させ
る。蓄積レベルが所定レベルに達していない場合は、蓄
積時間を計時するタイマー13の計時時間が所定の蓄積
制限時間に達したかどうかを確認する。タイマー13の
計時時間が所定の蓄積制限時間に達していなければ電荷
蓄積を継続し、タイマー13の計時時間が蓄積制限時間
に達したら電荷蓄積を終了させ、蓄積制限時間超過とす
る。蓄積制限時間により電荷蓄積を制御するのは、被写
体が暗いと蓄積時間が長くなるため、適当な制限時間を
設定して電荷の蓄積を途中で打ち切るためである。
荷の蓄積を蓄積レベルと蓄積時間により制御する。光電
変換装置2で電荷蓄積を開始してから、蓄積レベルが所
定レベルに達したかどうかを確認し、蓄積レベルが所定
レベルに達したら光電変換装置2の電荷蓄積を終了させ
る。蓄積レベルが所定レベルに達していない場合は、蓄
積時間を計時するタイマー13の計時時間が所定の蓄積
制限時間に達したかどうかを確認する。タイマー13の
計時時間が所定の蓄積制限時間に達していなければ電荷
蓄積を継続し、タイマー13の計時時間が蓄積制限時間
に達したら電荷蓄積を終了させ、蓄積制限時間超過とす
る。蓄積制限時間により電荷蓄積を制御するのは、被写
体が暗いと蓄積時間が長くなるため、適当な制限時間を
設定して電荷の蓄積を途中で打ち切るためである。
【0034】ステップ42で、メモリ12に記憶した一
対の被写体データの相関を測距エリアAREA0〜AREA7ごと
に演算して測距値(像ずれ量)を検出する。続くステッ
プ43で、測距エリアAREA0〜AREA7の中から撮影レンズ
3の焦点距離に応じて被写体距離測定用の測距エリアを
選択し、選択した各測距エリアで像ずれ量が得られてい
るかどうかを検索する。この測距値検索処理については
詳細を後述する。いずれかの選択エリアで像ずれ量が得
られている場合はステップ44から45へ進み、すべて
の選択エリアでの像ずれ量が得られなかった場合はステ
ップ44から47へ進む。
対の被写体データの相関を測距エリアAREA0〜AREA7ごと
に演算して測距値(像ずれ量)を検出する。続くステッ
プ43で、測距エリアAREA0〜AREA7の中から撮影レンズ
3の焦点距離に応じて被写体距離測定用の測距エリアを
選択し、選択した各測距エリアで像ずれ量が得られてい
るかどうかを検索する。この測距値検索処理については
詳細を後述する。いずれかの選択エリアで像ずれ量が得
られている場合はステップ44から45へ進み、すべて
の選択エリアでの像ずれ量が得られなかった場合はステ
ップ44から47へ進む。
【0035】撮影レンズ3の焦点距離に応じて選択した
測距エリアのいずれかで像ずれ量が得られている場合
は、ステップ45で像ずれ量が得られた測距エリアごと
に像ずれ量に基づいて測距光学系基準の被写体距離を演
算する。続くステップ46では、測距エリアごとに算出
した被写体距離に基づいて、至近優先アルゴリズムなど
の所定のアルゴリズムにしたがって測距光学系基準の最
終的な被写体距離を求める。
測距エリアのいずれかで像ずれ量が得られている場合
は、ステップ45で像ずれ量が得られた測距エリアごと
に像ずれ量に基づいて測距光学系基準の被写体距離を演
算する。続くステップ46では、測距エリアごとに算出
した被写体距離に基づいて、至近優先アルゴリズムなど
の所定のアルゴリズムにしたがって測距光学系基準の最
終的な被写体距離を求める。
【0036】ステップ47において、測距光学系基準の
最終的な被写体距離から撮影レンズ3基準の被写体距離
に変換する。この一実施の形態のレンズシャッター式カ
メラは、上述したように撮影光学系(撮影レンズ3)
と、測距光学系(光電変換装置2の受光レンズ21)と
がそれぞれ別々に独立して設けられており、測距光学系
の被写体距離と撮影光学系の被写体距離とは必ずしも一
致しない。したがって、測距光学系の被写体距離を撮影
光学系の被写体距離に変換する必要がある。
最終的な被写体距離から撮影レンズ3基準の被写体距離
に変換する。この一実施の形態のレンズシャッター式カ
メラは、上述したように撮影光学系(撮影レンズ3)
と、測距光学系(光電変換装置2の受光レンズ21)と
がそれぞれ別々に独立して設けられており、測距光学系
の被写体距離と撮影光学系の被写体距離とは必ずしも一
致しない。したがって、測距光学系の被写体距離を撮影
光学系の被写体距離に変換する必要がある。
【0037】なお、ステップ44で選択されたすべての
測距エリアにおいて像ずれ量が得られなかった場合は、
ステップ47で撮影光学系基準の被写体距離に所定値を
設定する。
測距エリアにおいて像ずれ量が得られなかった場合は、
ステップ47で撮影光学系基準の被写体距離に所定値を
設定する。
【0038】この実施の形態では、像ずれ量に基づいて
測距光学系基準または撮影光学系基準の被写体までの距
離を演算する例を示すが、この被写体距離は被写体まで
の実際の距離[m]でなくても、例えば測距光学系や撮影
光学系における被写体距離に相当するレンズ移動量[μ
m]など、被写体距離に関するすべての情報を含むもの
とする。
測距光学系基準または撮影光学系基準の被写体までの距
離を演算する例を示すが、この被写体距離は被写体まで
の実際の距離[m]でなくても、例えば測距光学系や撮影
光学系における被写体距離に相当するレンズ移動量[μ
m]など、被写体距離に関するすべての情報を含むもの
とする。
【0039】図5は、図4のステップ43の測距値検索
処理を示すフローチャートである。このフローチャート
により、測距値検索処理の詳細を説明する。ステップ5
01において、撮影レンズ3の焦点距離に応じて選択し
た測距エリアの中から検索を開始するエリアを設定す
る。続くステップ502では、撮影レンズの焦点距離に
応じて選択した測距エリアの中から検索を終了するエリ
アを設定する。
処理を示すフローチャートである。このフローチャート
により、測距値検索処理の詳細を説明する。ステップ5
01において、撮影レンズ3の焦点距離に応じて選択し
た測距エリアの中から検索を開始するエリアを設定す
る。続くステップ502では、撮影レンズの焦点距離に
応じて選択した測距エリアの中から検索を終了するエリ
アを設定する。
【0040】例えば、撮影レンズ3が広角側にあったと
きは、被写体距離測定用の測距エリアにAREA0〜AREA7を
選択し、AREA0を検索開始エリアとし、AREA7を検索終了
エリアとする。また、撮影レンズ3が望遠側にあったと
きには、被写体距離測定用の測距エリアにAREA2〜AREA5
を選択し、AREA2を検索開始エリアとし、AREA5を検索終
了エリアとする。そして、ステップ503でエリアカウ
ンターAREAに検索開始エリアの番号を設定する。
きは、被写体距離測定用の測距エリアにAREA0〜AREA7を
選択し、AREA0を検索開始エリアとし、AREA7を検索終了
エリアとする。また、撮影レンズ3が望遠側にあったと
きには、被写体距離測定用の測距エリアにAREA2〜AREA5
を選択し、AREA2を検索開始エリアとし、AREA5を検索終
了エリアとする。そして、ステップ503でエリアカウ
ンターAREAに検索開始エリアの番号を設定する。
【0041】ステップ504において、エリアカウンタ
ーAREAの測距エリアで測距値(像ずれ量)が得られてい
るかどうかを確認し、得られている場合はステップ51
1へ進み、像ずれ量が得られていない場合はステップ5
05へ進む。
ーAREAの測距エリアで測距値(像ずれ量)が得られてい
るかどうかを確認し、得られている場合はステップ51
1へ進み、像ずれ量が得られていない場合はステップ5
05へ進む。
【0042】いずれかの選択エリアで測距値(像ずれ
量)が得られている場合は、ステップ511で測距値あ
りと設定し、図4のステップ44へリターンする。一
方、像ずれ量が得られなかった場合は、ステップ505
でエリアカウンターAREAをインクリメントしてステップ
506へ進む。ステップ506ではエリアカウンターAR
EAが検索終了エリアに達したかどうかを確認し、検索終
了エリアに達している場合はステップ507へ進み、検
索終了エリアに達していない場合はステップ504へ戻
る。
量)が得られている場合は、ステップ511で測距値あ
りと設定し、図4のステップ44へリターンする。一
方、像ずれ量が得られなかった場合は、ステップ505
でエリアカウンターAREAをインクリメントしてステップ
506へ進む。ステップ506ではエリアカウンターAR
EAが検索終了エリアに達したかどうかを確認し、検索終
了エリアに達している場合はステップ507へ進み、検
索終了エリアに達していない場合はステップ504へ戻
る。
【0043】エリアカウンターAREAが検索終了エリアに
達していない場合は、ステップ504で次の選択エリア
の像ずれ量を確認する。エリアカウンターAREAが検索終
了エリアを越えた場合は、ステップ507でセンシング
における電荷蓄積が制限時間を超過したかどうかを確認
する。電荷蓄積時間が制限時間を超えた場合はステップ
512へ進み、越えていない場合はステップ508へ進
む。電荷蓄積時間が制限時間を超えた場合は、ステップ
512で測距値なしと設定して図4のステップ44へリ
ターンする。一方、電荷蓄積時間が制限時間を超えてい
ない場合は、ステップ508で検索開始エリアがAREA0
かどうかを確認する。選択開始エリアがAREA0の場合は
ステップ512へ進み、測距値なしと設定して図4のス
テップ44へ戻る。
達していない場合は、ステップ504で次の選択エリア
の像ずれ量を確認する。エリアカウンターAREAが検索終
了エリアを越えた場合は、ステップ507でセンシング
における電荷蓄積が制限時間を超過したかどうかを確認
する。電荷蓄積時間が制限時間を超えた場合はステップ
512へ進み、越えていない場合はステップ508へ進
む。電荷蓄積時間が制限時間を超えた場合は、ステップ
512で測距値なしと設定して図4のステップ44へリ
ターンする。一方、電荷蓄積時間が制限時間を超えてい
ない場合は、ステップ508で検索開始エリアがAREA0
かどうかを確認する。選択開始エリアがAREA0の場合は
ステップ512へ進み、測距値なしと設定して図4のス
テップ44へ戻る。
【0044】一方、検索開始エリアがAREA0でない場合
は、ステップ509で検索開始エリアから1を減算し、
続くステップ510で検索終了エリアに1を加算する。
そしてステップ503へ戻り、上述したした検索処理を
繰り返す。つまり、選択エリアを光電変換装置2の延在
方向の左右に一つずつ拡張し、拡張した選択エリアを含
むすべての選択エリアで測距値の再検索を行う。
は、ステップ509で検索開始エリアから1を減算し、
続くステップ510で検索終了エリアに1を加算する。
そしてステップ503へ戻り、上述したした検索処理を
繰り返す。つまり、選択エリアを光電変換装置2の延在
方向の左右に一つずつ拡張し、拡張した選択エリアを含
むすべての選択エリアで測距値の再検索を行う。
【0045】このように、撮影レンズ3の焦点距離に応
じて選択した測距エリアの中から測距値(像ずれ量)が
得られたエリアを検索し、測距値が得られた測距エリア
が発見されたときはその時点で測距値ありとして検索処
理を打ち切る。
じて選択した測距エリアの中から測距値(像ずれ量)が
得られたエリアを検索し、測距値が得られた測距エリア
が発見されたときはその時点で測距値ありとして検索処
理を打ち切る。
【0046】一方、撮影レンズ3の焦点距離に応じて選
択した測距エリアの中のすべての選択エリアで測距値が
得られなかった場合は、選択エリアを段階的に光電変換
装置2の延在方向の左右に1個ずつ拡張し、拡張した選
択エリアを含むすべての選択エリアで測距値の再検索を
行う。これにより、撮影レンズ3の現在の焦点距離に応
じた撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採
用して撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなる
ような事態が避けられ、撮影レンズ3の焦点距離に応じ
た測距範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被
写体の距離と測定距離とのずれを最少限に抑制すること
ができる。
択した測距エリアの中のすべての選択エリアで測距値が
得られなかった場合は、選択エリアを段階的に光電変換
装置2の延在方向の左右に1個ずつ拡張し、拡張した選
択エリアを含むすべての選択エリアで測距値の再検索を
行う。これにより、撮影レンズ3の現在の焦点距離に応
じた撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採
用して撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなる
ような事態が避けられ、撮影レンズ3の焦点距離に応じ
た測距範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被
写体の距離と測定距離とのずれを最少限に抑制すること
ができる。
【0047】なお、この選択エリアの拡張は、電荷蓄積
時間が制限時間以内の場合(被写体が明るい場合)を条
件として行う。電荷蓄積時間が制限時間を超えるほど被
写体が暗い場合には、撮影レンズ3の焦点距離に応じて
選択した測距エリアで測距値が得られないことが多く、
選択エリアを拡張して撮影画面の両端部あるいは撮影画
面外の測距エリアの測距値を採用し、撮影者が意図する
主要被写体を測距できなくなる確率が高くなる。そこ
で、被写体が明るい場合にのみ選択エリアの拡張を行う
ようにし、このような不具合を防止する。
時間が制限時間以内の場合(被写体が明るい場合)を条
件として行う。電荷蓄積時間が制限時間を超えるほど被
写体が暗い場合には、撮影レンズ3の焦点距離に応じて
選択した測距エリアで測距値が得られないことが多く、
選択エリアを拡張して撮影画面の両端部あるいは撮影画
面外の測距エリアの測距値を採用し、撮影者が意図する
主要被写体を測距できなくなる確率が高くなる。そこ
で、被写体が明るい場合にのみ選択エリアの拡張を行う
ようにし、このような不具合を防止する。
【0048】また、光電変換装置2の左右端の測距エリ
アまでは被写体距離測定用エリアを拡張しないことにす
る。測距値が見つからない場合に光電変換装置2の左右
端の測距エリアまで被写体距離測定用エリアを拡張する
と、撮影レンズ3の焦点距離に応じた撮影画面の両端部
あるいは撮影画面外の測距値を採用し、撮影者が意図す
る主要被写体を測距できなくなってしまう。そこで、測
距値が見つからない場合でも左右端の測距エリアまで被
写体距離測定用エリアを拡張しないようにし、このよう
な不具合を防止する。
アまでは被写体距離測定用エリアを拡張しないことにす
る。測距値が見つからない場合に光電変換装置2の左右
端の測距エリアまで被写体距離測定用エリアを拡張する
と、撮影レンズ3の焦点距離に応じた撮影画面の両端部
あるいは撮影画面外の測距値を採用し、撮影者が意図す
る主要被写体を測距できなくなってしまう。そこで、測
距値が見つからない場合でも左右端の測距エリアまで被
写体距離測定用エリアを拡張しないようにし、このよう
な不具合を防止する。
【0049】上述した一実施の形態では、撮影レンズ3
の焦点距離に対応した選択エリア内に測距値がない場合
は選択エリアを光電変換装置2の延在方向の左右に1個
ずつ拡張し、拡張した選択エリアを含むすべての選択エ
リアで測距値を再検索する例を説明したが、拡張した測
距エリアのみを検索してもよい。マイクロコンピュータ
ーのソフトウエア形態により測距値を検索する処理を行
う場合に、拡張した測距エリアのみを検索する処理は、
拡張したエリアを含むすべての選択エリアを再検索する
処理に比べて複雑になるため、上述した一実施の形態の
再建策処理の方がマイクロコンピューターの処理プログ
ラムが簡単になる。
の焦点距離に対応した選択エリア内に測距値がない場合
は選択エリアを光電変換装置2の延在方向の左右に1個
ずつ拡張し、拡張した選択エリアを含むすべての選択エ
リアで測距値を再検索する例を説明したが、拡張した測
距エリアのみを検索してもよい。マイクロコンピュータ
ーのソフトウエア形態により測距値を検索する処理を行
う場合に、拡張した測距エリアのみを検索する処理は、
拡張したエリアを含むすべての選択エリアを再検索する
処理に比べて複雑になるため、上述した一実施の形態の
再建策処理の方がマイクロコンピューターの処理プログ
ラムが簡単になる。
【0050】
【発明の効果】(1) 以上説明したように請求項1の
発明によれば、光電変換素子アレイの複数の分割領域の
中から、可変焦点距離の撮影光学系の焦点距離に応じて
被写体距離の測定に使用する分割領域を選択し、選択さ
れた分割領域で検出された像ずれ量に基づいて被写体ま
での距離に関する情報を演算する際に、撮影光学系の焦
点距離に応じて選択された分割領域のすべてにおいて像
ずれ量が検出されなかった場合は、像ずれ量が検出され
る分割領域が見つかるまで被写体距離の測定に使用する
分割領域を光電変換素子アレイの延在方向に段階的に拡
張するようにしたので、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用し
て撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなるよう
な事態が避けられ、撮影光学系の焦点距離に応じた測距
範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被写体の
距離と測定距離とのずれを最少限に抑制することができ
る。 (2) また、請求項2に発明によれば、光電変換素子
アレイの電荷蓄積時間が所定の制限時間以内の場合に、
被写体距離測定用の分割領域の拡張を実行するようにし
た。電荷蓄積時間が制限時間を超えるほど被写体が暗い
場合には、撮影光学系の焦点距離に応じて選択した分割
領域で測距値が得られないことが多く、選択領域を拡張
して撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の分割領域の
測距値を採用し、撮影者が意図する主要被写体を測距で
きなくなる確率が高くなる。そこで、被写体が明るい場
合にのみ選択領域の拡張を行うようにすることによっ
て、このような不具合を防止することができる。 (3) 請求項3の発明によれば、光電変換素子アレイ
の左右端の分割領域まで被写体距離測定用の分割領域を
拡張しないようにした。測距値が見つからない場合に光
電変換素子アレイの左右端の分割領域まで被写体距離測
定用領域を拡張すると、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用
し、撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなって
しまう。そこで、測距値が見つからない場合でも左右端
の分割領域まで被写体距離測定用領域を拡張しないよう
にすることによって、このような不具合を防止すること
ができる。
発明によれば、光電変換素子アレイの複数の分割領域の
中から、可変焦点距離の撮影光学系の焦点距離に応じて
被写体距離の測定に使用する分割領域を選択し、選択さ
れた分割領域で検出された像ずれ量に基づいて被写体ま
での距離に関する情報を演算する際に、撮影光学系の焦
点距離に応じて選択された分割領域のすべてにおいて像
ずれ量が検出されなかった場合は、像ずれ量が検出され
る分割領域が見つかるまで被写体距離の測定に使用する
分割領域を光電変換素子アレイの延在方向に段階的に拡
張するようにしたので、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用し
て撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなるよう
な事態が避けられ、撮影光学系の焦点距離に応じた測距
範囲を拡張したときに、撮影者の意図する主要被写体の
距離と測定距離とのずれを最少限に抑制することができ
る。 (2) また、請求項2に発明によれば、光電変換素子
アレイの電荷蓄積時間が所定の制限時間以内の場合に、
被写体距離測定用の分割領域の拡張を実行するようにし
た。電荷蓄積時間が制限時間を超えるほど被写体が暗い
場合には、撮影光学系の焦点距離に応じて選択した分割
領域で測距値が得られないことが多く、選択領域を拡張
して撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の分割領域の
測距値を採用し、撮影者が意図する主要被写体を測距で
きなくなる確率が高くなる。そこで、被写体が明るい場
合にのみ選択領域の拡張を行うようにすることによっ
て、このような不具合を防止することができる。 (3) 請求項3の発明によれば、光電変換素子アレイ
の左右端の分割領域まで被写体距離測定用の分割領域を
拡張しないようにした。測距値が見つからない場合に光
電変換素子アレイの左右端の分割領域まで被写体距離測
定用領域を拡張すると、撮影光学系の焦点距離に応じた
撮影画面の両端部あるいは撮影画面外の測距値を採用
し、撮影者が意図する主要被写体を測距できなくなって
しまう。そこで、測距値が見つからない場合でも左右端
の分割領域まで被写体距離測定用領域を拡張しないよう
にすることによって、このような不具合を防止すること
ができる。
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 撮影範囲と測距範囲との関係を示す図であ
る。
る。
【図3】 測距範囲の変更方法を説明する図である。
【図4】 一実施の形態の測距処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】 一実施の形態の測距値検索処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 制御装置、 2 光電変換装置 3 撮影レンズ 4 ファインダ 11 CPU、 12 メモリ、 13 タイマー 14 A/Dコンバーター 15 入出力ポート 21,21a,21b 受光レンズ 22 受光部 22a,22b 光電変換素子アレイ 23 増幅部 24 蓄積部 25 転送部 26 出力部
Claims (3)
- 【請求項1】それぞれが複数の光電変換素子から成る一
対の電荷蓄積型光電変換素子アレイと、 前記一対の光電変換素子アレイに一対の被写体光を導く
固定焦点距離の測距光学系と、 前記各光電変換素子アレイを複数の領域に分割し、各分
割領域ごとに相関演算を行って像ずれ量を検出する相関
演算手段と、 前記各光電変換素子アレイの複数の分割領域の中から、
可変焦点距離の撮影光学系の焦点距離に応じて被写体距
離の測定に使用する分割領域を選択する領域選択手段
と、 前記領域選択手段により選択された分割領域で検出され
た像ずれ量に基づいて被写体までの距離に関する情報を
演算する距離演算手段と、 前記領域選択手段で選択された分割領域のすべてにおい
て像ずれ量が検出されなかった場合に、像ずれ量が検出
される分割領域が見つかるまで被写体距離の測定に使用
する分割領域を前記光電変換素子アレイの延在方向に段
階的に拡張する領域拡張手段とを備えることを特徴とす
る測距装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の測距装置において、 前記領域拡張手段は、前記光電変換素子アレイの電荷蓄
積時間が所定の制限時間以内の場合に、被写体距離測定
用の分割領域の拡張を実行することを特徴とする測距装
置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の測距装置
において、 前記領域拡張手段は、前記光電変換素子アレイの左右端
の分割領域まで被写体距離測定用の分割領域を拡張しな
いことを特徴とする測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118036A JP2001305423A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118036A JP2001305423A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001305423A true JP2001305423A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18629250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000118036A Pending JP2001305423A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001305423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013054333A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-03-21 | Canon Inc | 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器 |
JP2015068959A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
JP2016167087A (ja) * | 2011-08-09 | 2016-09-15 | キヤノン株式会社 | 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器 |
-
2000
- 2000-04-19 JP JP2000118036A patent/JP2001305423A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013054333A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-03-21 | Canon Inc | 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器 |
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