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JP2001303873A - 閉鎖装置 - Google Patents

閉鎖装置

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Publication number
JP2001303873A
JP2001303873A JP2000121435A JP2000121435A JP2001303873A JP 2001303873 A JP2001303873 A JP 2001303873A JP 2000121435 A JP2000121435 A JP 2000121435A JP 2000121435 A JP2000121435 A JP 2000121435A JP 2001303873 A JP2001303873 A JP 2001303873A
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Japan
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wiring
closing
closing body
housing means
closed
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Application number
JP2000121435A
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English (en)
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JP4520580B2 (ja
Inventor
Yoshinori Shimamura
悦典 嶋村
Yoshinobu Hanai
祥延 花井
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Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Publication of JP2001303873A publication Critical patent/JP2001303873A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線施工性を向上できる閉鎖装置を提供す
る。 【解決手段】 シャッタ装置11は互いに離間対向して位
置する柱部13間に対向した被閉鎖部16を閉鎖する。移動
可能な閉鎖体31を備えるとともにこの閉鎖体31を収容可
能な細長箱形状のシャッタボックス25を備える。このシ
ャッタボックス25の長手方向の端部には突出端部26を形
成し、この突出端部26は柱部13と対向する位置からやや
ずれた位置に位置する。この突出端部26の後面部には配
線導出口部27を開口形成し、この配線導出口部27から配
線28を導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被閉鎖部を閉鎖体
で閉鎖可能な閉鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の閉鎖装置は、例えば、図14に示
すように、互いに離間対向して位置する柱部1,1間に
対向した被閉鎖部2を閉鎖する昇降可能な閉鎖体3を備
えており、この閉鎖体3は、左右水平方向に長手方向を
有する細長箱形状の収容手段4に収容されている。
【0003】そして、この収容手段4の柱部1側の後面
は開口しており、この開口した後面からスイッチ用ケー
ブル、電源ケーブル等の配線5が導出されている。ま
た、この収容手段4の長手方向の両端部は、柱部1と対
向する位置に位置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図14に
示す従来の閉鎖装置では、収容手段4から導出された配
線5の配線施工性に問題を有している。すなわち、図1
4の閉鎖装置では、例えば、収容手段4の後面から導出
されたスイッチ用ケーブル等の配線5をスイッチボック
ス等の被接続部6に接続するには、配線5を柱部1の配
線貫通用孔1aに貫通する作業等が必要となる。
【0005】そこで、例えば、配線5を柱部1の配線貫
通用孔1aに貫通する代わりに、配線5を天井まで一旦上
げることが考えられるが、配線5を天井まで上げるのに
手間取るため、配線施工性の向上は図られない。
【0006】また、配線5を柱部1の配線貫通用孔1aに
貫通する代わりに、図15(a)および(b)に示すよ
うに内壁7の二つの配線貫通用孔7a,7bに配線5を貫通
することが考えられるが、この場合も同様に配線施工性
を向上できず、しかも、室内に配線5が露出してしまう
ため、室内美感を損なう。
【0007】なお、図16(a)および(b)に示すツ
ーバイフォーの場合でも、柱部1,1間に架け渡された
まぐさ8に配線貫通用孔8aに配線5を貫通する作業が必
要なため、配線5の配線貫通用孔8aへの貫通作業に手間
取り、配線施工性に問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、配線施工性を向上できる閉鎖装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の閉鎖装置
は、被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、配線導出
口部を有し、前記閉鎖体を収容する収容手段と、この収
容手段の前記配線導出口部から導出され、先端側が前記
収容手段外の被接続部に接続される配線とを備えた閉鎖
装置であって、前記配線導出口部は、前記収容手段に開
口形成され、前記配線の先端側を前記被接続部に接続す
る際に前記配線が被設置部側の骨組部と干渉することを
回避可能な所定位置に位置しているものである。
【0010】そして、この構成では、配線導出口部から
導出された配線の先端側を被接続部に接続する際に、配
線が被設置部側の骨組部と干渉しないため、例えば配線
を柱部等の骨組部に貫通する作業等を不要にでき、従来
に比べて配線施工性を向上可能である。
【0011】請求項2記載の閉鎖装置は、互いに離間対
向して位置する柱部間の被閉鎖部を閉鎖する移動可能な
閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部
に前記柱部と対向する位置から前記柱部の離反方向に突
出して形成された突出端部を有し、前記閉鎖体を収容す
る箱形状の収容手段と、この収容手段の前記突出端部の
一部に開口形成された配線導出口部と、この配線導出口
部から前記収容手段外に導出された配線とを備えたもの
である。
【0012】そして、この構成では、配線導出口部が、
収容手段の突出端部の一部に開口形成された構成である
から、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にで
き、従来に比べて配線施工性を向上可能である。
【0013】請求項3記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉
鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交
差する方向の端面部に開口形成された配線導出口部を有
し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収
容手段の前記配線導出口部から導出された配線とを備え
たものである。
【0014】そして、この構成では、配線導出口部が、
収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に
開口形成された構成であるから、例えば配線を柱部に貫
通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を
向上可能である。
【0015】請求項4記載の閉鎖装置は、請求項3記載
の閉鎖装置において、配線導出口部は、収容手段の閉鎖
体の移動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口
形成され、配線は、前記配線導出口部のいずれか一方か
ら導出されているものである。
【0016】そして、この構成では、配線導出口部を収
容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端面部に
それぞれ開口形成したため、配線を必要に応じて異なる
方向に導出可能である。
【0017】請求項5記載の閉鎖装置は、請求項3また
は4記載の閉鎖装置において、配線の露出部分を覆い隠
す配線カバー手段を備えたものである。
【0018】そして、この構成では、配線カバー手段で
配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを
防止可能である。
【0019】請求項6記載の閉鎖装置は、請求項3また
は4記載の閉鎖装置において、収容手段の閉鎖体の移動
方向と交差する方向の両端部に取り付けられ、配線の露
出部分を覆い隠す化粧キャップを備えたものである。
【0020】そして、この構成では、化粧キャップで配
線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを効
果的に防止可能である。
【0021】請求項7記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉
鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動時にこの
閉鎖体を前記被閉鎖部に沿って移動させるガイドレール
と、前記閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に開口
形成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する
箱形状の収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部
から導出され、建物の外壁の外面側の位置で前記ガイド
レールに沿って位置する配線と、この配線の露出部分を
覆い隠す配線カバー手段とを備えたものである。
【0022】そして、この構成では、配線導出口部から
導出された配線を建物の外壁の外面側の位置でガイドレ
ールに沿って位置させるため、例えば配線を柱部に貫通
する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向
上でき、しかも、配線の露出部分は配線カバー手段で覆
い隠すので、外観を損なうことを防止できる。
【0023】請求項8記載の閉鎖装置は、請求項7記載
の閉鎖装置において、配線カバー手段は、ガイドレール
を覆うレール覆い部を有しているものである。
【0024】そして、この構成では、配線カバー手段の
レール覆い部でガイドレールを覆うことにより、ガイド
レールを補強可能である。
【0025】請求項9記載の閉鎖装置は、請求項7記載
の閉鎖装置において、ガイドレールが、配線カバー手段
を兼ねているものである。
【0026】そして、この構成では、ガイドレールが配
線カバー手段を兼ねているので、ガイドレールとは別体
の配線カバー手段を備えた構成に比べて、部品点数が少
なくなる。
【0027】請求項10記載の閉鎖装置は、請求項7記
載の閉鎖装置において、ガイドレールを柱部に対して固
定する固定具を備え、配線カバー手段は、配線の露出部
分を覆い隠すとともに前記固定具を覆い隠すものであ
る。
【0028】そして、この構成では、配線カバー手段の
固定具覆い部で固定具を覆うことにより、固定具で外観
を損なうことを防止可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の閉鎖装置の第1の
実施の形態の構成を図1ないし図3を参照して説明す
る。
【0030】図1ないし図3において、11は閉鎖装置と
して窓用のシャッタ装置で、このシャッタ装置11は、被
設置部である取付躯体、すなわち例えば個人住宅等の建
物のリフォーム時にこの建物の外壁12に後付けで取り付
けられたものである。
【0031】そして、このシャッタ装置11は、このシャ
ッタ装置11が設置される被設置部である取付躯体の骨組
部である柱部13,13間に設けられたアルミサッシ等の扉
装置15とともに用いられ、被閉鎖部16の扉装置15の室外
面側の部分を開口したり、閉鎖したりする。なお、被閉
鎖部16は、互いに離間対向して位置する柱部13間の空間
部、すなわち扉装置15にて開閉される窓等の開口部と、
この開口部と対向した状態でこの開口部より室外側或い
は室内側に位置する空間部とを含むものである。また、
各柱部13は、図3に示されるように外壁12と内壁17とで
挟まれている。なお、被設置部である取付躯体は、例え
ば、住宅、ビル、工場、倉庫等の建物等である。
【0032】ここで、このシャッタ装置11は、図1に示
すように、上下方向に長手方向を有する左右一対の細長
状のガイドレール21,21を備えており、これら一対のガ
イドレール21は、被閉鎖部16を介して互いに離間対向し
て位置している。そして、これらの一対のガイドレール
21の各々の下端部は、シャッタ装置11の左右水平方向に
長手方向を有する細長状の被当接部としての下枠22にて
一体的に連結されている。
【0033】また一方、これらの一対のガイドレール21
の各々の上端部は、外壁12に固定された収容手段として
のシャッタボックス25の内部に挿入されている。
【0034】このシャッタボックス25は、シャッタ装置
11の左右水平方向に長手方向を有する細長箱形状に形成
され、このシャッタボックス25の長さ寸法は柱部13間の
離間距離より長い寸法である。また、このシャッタボッ
クス25の外壁12と対向する側の後面部全体は開口してい
る。さらに、このシャッタボックス25の下面部には、図
示しない開口部がシャッタボックス25の長手方向に沿っ
てスリット状に開口形成され、この開口部の長手方向の
両端近傍位置に各ガイドレール21の上端部が挿通されて
いる。
【0035】さらに、このシャッタボックス25の長手方
向の左右両端部には、配線導出用の突出端部26,26が柱
部13と対向する位置から各柱部13の離反方向に突出して
形成されており、この突出端部26は、柱部13と対向する
位置には位置せず、柱部13と対向する位置から各柱部13
が互いに離反する方向である側方に向ってややずれた位
置に位置している。また、この突出端部26の一部、すな
わち、柱部13側である外壁12側の一面部である後面部に
は配線導出口部27が開口形成されており、この配線導出
口部27は、配線28の先端側を被接続部29に接続する際に
配線28が柱部13と干渉することを回避可能な所定位置に
位置している。
【0036】そして、選択された一方の突出端部26の配
線導出口部27から閉鎖体31の開閉操作スイッチ用ケーブ
ルや電源線等の配線28がシャッタボックス25外に導出さ
れており、この導出された配線28は、外壁12に形成され
た挿通孔12aを介して外壁12と内壁17との間隙を通っ
て、先端がスイッチボックス等の被接続部29に接続され
ている。
【0037】なお、配線28の基端は、シャッタボックス
25内に設置されたモータ、ブレーキ、コントローラ等か
らなる図示しない開閉機に接続されている。被接続部29
は、内壁17の所定位置に固定され、この被接続部29の図
示しない操作部等が室内側に位置している。
【0038】一方、このシャッタボックス25の内部に
は、軸方向がシャッタボックスの長手方向に一致した筒
状体等にて構成された巻取軸等の図示しない巻体が回転
可能に配設されており、この巻体には、ガイドレール21
にて案内されることで被閉鎖部16に沿って移動可能、つ
まり昇降可能な閉鎖体31が巻き戻し可能に巻き取られ、
この閉鎖体31はシャッタボックス25内に収容されてい
る。
【0039】この閉鎖体31は、被閉鎖部16の全体を閉鎖
可能なもので、例えば、金属製或いは合成樹脂製の多数
のスラット31aを互いに連結したシャッタカーテン等で
ある。なお、隣り合うスラット31a,31aが互いに接離可
能に連結されており、閉鎖体31は上下方向に少し伸縮す
る構成となっている。また、閉鎖体31の上端部は巻体に
固着され、この閉鎖体31の下端部には下枠22に当接する
当接体としての幅木32が取り付けられている。
【0040】そして、上記第1の実施の形態のシャッタ
装置11の後付け時における配線施工は、外壁12の所定位
置に挿通孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボッ
クス25の配線導出口部27から導出した配線28を挿通し、
次いで、外壁12と内壁17との間隙を利用して、配線28の
先端を被接続部29に接続する。
【0041】したがって、このシャッタ装置11によれ
ば、配線導出口部27が、シャッタボックス25の突出端部
26の後面部に開口形成された構成であるから、配線28の
先端側を被接続部29に接続する際に配線28が柱部13と干
渉することを回避でき、従来とは異なり配線28を柱部13
等に貫通する貫通作業等をする必要がない。よって、外
観を損なうことを防止しつつ、配線施工性を向上でき
る。しかも、柱部13に配線貫通用孔を形成しないため、
柱部13の強度の低下を防止できる。
【0042】また、室内側の内壁17にも、配線貫通用孔
を形成する必要がなく、被接続部29の取付け用の孔を形
成するだけなので、室内美感を損なうことなく、配線施
工性を向上できる。
【0043】次に、本発明の閉鎖装置の第2の実施の形
態の構成を図4を参照して説明する。なお、上記上述の
第1の実施の形態と同一構造部分については、同一の符
号を付して説明する。
【0044】図4に示す閉鎖装置として窓用のシャッタ
装置41は、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11の
シャッタボックス25に代えて、収容手段としてのシャッ
タボックス45を用いた構成である。
【0045】このシャッタボックス45は、シャッタ装置
41の左右水平方向に長手方向を有する細長箱形状に形成
され、このシャッタボックス45の長さ寸法は柱部13間の
離間距離と略同じ寸法とされ、このシャッタボックス45
の長手方向すなわち閉鎖体31の移動方向と交差する方向
の両端部は柱部13と対向する位置に位置している。な
お、閉鎖体31の移動方向と交差する方向は、閉鎖体31の
厚さ方向(前後方向)ではなく、被閉鎖部16の面に沿っ
た方向である。
【0046】また、このシャッタボックス45の長手方向
の一端面部である側面部、すなわち例えば左側面部に
は、円形の孔部等の配線導出口部47が開口形成されてい
る。そして、この配線導出口部47からスイッチ用ケーブ
ル等の配線28がシャッタボックス45外に導出されてお
り、この導出された配線28は、外壁12に形成された挿通
孔12aを介して外壁12と図示しない内壁との間隙を通っ
て先端がスイッチボックス等の図示しない被接続部に接
続されている。なお、配線28の基端は、シャッタボック
ス45内に設置されたモータ、コントローラ等からなる図
示しない開閉機に接続されている。被接続部は、内壁の
所定位置に固定され、この被接続部の図示しない操作部
等が室内側に位置している。
【0047】さらに、この配線28の室外に露出した部
分、すなわち、配線導出口部47と挿通孔12aとの間の部
分は、配線カバー手段としての略細長箱形状のカバー体
48で覆い隠す。このカバー体48は、直方体形状に形成さ
れ、外壁12と対向する後面部全体或いは一部およびシャ
ッタボックス45の左側面部と対向する右側面部全体或い
は一部が開口している。
【0048】なお、このシャッタボックス45は、下面部
に図示しない開口部がスリット状に開口形成されている
点、内部に巻体が回転可能に配設されている点、閉鎖体
31を収容可能な点等においては、上記の図1に示すシャ
ッタボックス25と同様である。
【0049】そして、この図4のシャッタ装置41によれ
ば、配線導出口部47が、シャッタボックス45の一端面部
に開口形成された構成であるから、図1のシャッタ装置
11と同様、従来とは異なり配線28を柱部13等に貫通する
貫通作業等をする必要がなく、外観を損なうことを防止
しつつ、配線施工性を向上できる。しかも、柱部13に配
線貫通用孔を形成しないため、柱部13の強度の低下を防
止できる。
【0050】また、この図4のシャッタ装置41では、シ
ャッタボックス45を外壁12に固定した後、外壁12の所定
位置に挿通孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボ
ックス45の配線導出口部47から側方に導出した配線28を
挿通することができるので、図1のシャッタ装置11等と
比べて、配線施工性をより一層向上できる。すなわち、
図1のシャッタ装置11等では、例えば、作業者は、シャ
ッタボックス25を持ち上げながら、配線導出口部27から
後方に導出した配線28を外壁12の挿通孔12aに挿通しな
ければならないのに対し、図4のシャッタ装置41では、
シャッタボックス45を外壁12に固定してから、配線28を
外壁12の挿通孔12aに挿通すれば良く、配線28を挿通孔1
2aにきわめて容易に挿通できる。
【0051】なお、図示しないが、先行して予め配線の
先端が被接続部に接続され、基端側が外壁12の挿通孔12
aに挿通されている場合には、シャッタボックス45を外
壁12に固定した後、このシャッタボックス45の配線導出
口部47から導出した配線28の先端側を先行の配線の基端
側に結線することができるので図1のシャッタ装置11等
と比べて、配線施工性を向上できる。
【0052】また、上記第2の実施の形態は、配線カバ
ー手段としてのカバー体48で配線28の露出部分を覆い隠
す構成として説明したが、例えば、図5に示すように、
シャッタ装置41を左右対称構造にして外観を損なうこと
を効果的に防止できるように、左右対称の化粧キャップ
49,49をシャッタボックス45の長手方向の両端部に例え
ば嵌合により取り付け、いずれか一方の化粧キャップ49
で配線28の露出部分を覆い隠す構成でもよい。なお、化
粧キャップ49は、シャッタボックス45の長手方向の端部
外周側に嵌合可能な形状に形成され、外壁12と対向する
後面部全体が開口し、かつ、シャッタボックス45の長手
方向の端面部と対向する側面部全体が開口している。ま
た、化粧キャップ49の下面部の外壁12側の部分には切欠
き部49aが形成されている。なお、化粧キャップ49は、
嵌合のほか、係合、ビスやリベット等の固定具による固
定等で取り付けることができるものでもよく、着脱可能
となっていればより好ましい。
【0053】さらに、上記図4および図5に示す第2の
実施の形態では、配線28を導出可能な配線導出口部47
は、シャッタボックス45の長手方向の一端面部に開口形
成した構成として説明したが、例えば、図6(a)およ
び(b)に示すように、シャッタボックス45の閉鎖体13
の移動方向と交差する方向の両端面部である両側面部、
すなわち左右側面部にそれぞれ開口形成した構成でもよ
い。なお、閉鎖体31の移動方向と交差する方向は、閉鎖
体31の厚さ方向(前後方向)ではなく、被閉鎖部16の面
に沿った方向である。
【0054】そして、この構成により、シャッタボック
ス45内に位置するモータ、コントローラ等からなる開閉
機50に基端が接続された配線28は、先端側を接続するス
イッチボックス等の被接続部29の設置位置に応じて配線
導出口部47を選択でき、配線施工性を向上できる。
【0055】次に、本発明の閉鎖装置の第3の実施の形
態の構成を図7ないし図9を参照して説明する。なお、
上記実施の形態と同一構造部分については、同一の符号
を付して説明する。
【0056】図7ないし図9に示す閉鎖装置として窓用
のシャッタ装置61は、配線としてのスイッチ用ケーブル
28aおよび電源ケーブル28bが、配線導出口部47からシャ
ッタボックス45外に導出されている。
【0057】このスイッチ用ケーブル28aは、ガイドレ
ール21の上下方向の略中央位置近傍の挿通孔12aに挿通
され、被接続部としてのスイッチボックス29aに先端が
接続されている。なお、このスイッチボックス29aは内
壁17に固定されている。このスイッチ用ケーブル28aの
配線導出口部47と挿通孔12aとの間の部分は、外壁12の
外面側の位置でガイドレール12に沿って位置して室外に
露出している。
【0058】また、電源ケーブル28bは、ガイドレール2
1の下端位置近傍の挿通孔12aに挿通され、被接続部とし
てのコンセント29bに先端が接続されている。なお、コ
ンセント29bは、例えば、既存のもので内壁17に固定さ
れている。この電源ケーブル28bの配線導出口部47と挿
通孔12aとの間の部分は、外壁12の外面側の位置でガイ
ドレール12に沿って位置して室外に露出している。な
お、既存のコンセント29bがない場合は、図示しない
が、室外の外部コンセントを利用する。この場合、電源
ケーブル28bのガイドレール12に沿って位置する以外の
先端側部分は、外壁12の水切の下等を通すことにより目
立たないようにする。
【0059】そして、これらのスイッチ用ケーブル28a
および電源ケーブル28bの露出部分は、図7および図9
に示すように、化粧キャップ49と、ガイドレール12に沿
って外壁12にねじ63で固定された配線カバー手段として
のレールカバー体62とで、覆い隠されている。
【0060】このレールカバー体62は、例えば、細長矩
形板状部材を幅方向の中間の二箇所で略直角に折り曲げ
て形成したもので、上下に間隔をおいてねじ用孔65が複
数形成されている取付け板部66を有し、この取付け板部
66の一側縁部からは中間板部67が室外側に向って突出形
成されている。また、この中間板部67からはレール覆い
部としてのレール覆い板部68が互いに対向する側に向っ
て突出形成されており、このレール覆い板部68の縁部分
がガイドレール12の外面を覆っており、このレール覆い
板部68とガイドレール12とが重なり合っている。そし
て、このレールカバー体62とガイドレール21との間に、
スイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが化粧キ
ャップ49の切り欠き49aから導入されて位置している。
なお、この図7ないし図9に示すシャッタ装置61は、そ
の他の点では上述の図5に示すシャッタ装置41とは同じ
構成である。
【0061】そして、この図7ないし図9のシャッタ装
置61によれば、図5のシャッタ装置41等と同様、配線導
出口部47が、シャッタボックス45の一端面部である側面
部に開口形成された構成であるから、従来とは異なり配
線28を柱部13等に貫通する貫通作業等をする必要がな
く、外観を損なうことを防止しつつ、配線施工性を向上
できる。しかも、柱部13に配線貫通用孔を形成しないた
め、柱部13の強度の低下を防止できる。
【0062】また、この図7ないし図9のシャッタ装置
61でも、図5のシャッタ装置41等と同様、シャッタボッ
クス45を外壁12に固定した後、外壁12の所定位置に挿通
孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボックス45の
配線導出口部47から側方に導出したスイッチ用ケーブル
28aおよび電源ケーブル28bを挿通することができるの
で、図1のシャッタ装置11等と比べて、配線施工性をよ
り一層向上できる。
【0063】さらに、この図7ないし図9のシャッタ装
置61では、外壁12と内壁17との間隙内に図示しない断熱
材が充填されていても、この断熱材の影響を受けないの
で、専用の道具等を用いることなく、スイッチ用ケーブ
ル28aおよび電源ケーブル28bの先端側を簡単にスイッチ
ボックス29aおよびコンセント29bまで導くことができ、
配線施工性をより一層向上できる。
【0064】なお、上記第3の実施の形態では、配線カ
バー手段としてのレールカバー体62で配線28a,28bの所
定の露出部分を覆い隠す構成として説明したが、例え
ば、図10に示すように、部品点数の減少によるコスト
削減を図るために、ガイドレール21にこのガイドレール
21に沿って一体に形成した配線カバー手段としての配線
カバー部72で覆い隠す構成でもよい。すなわち、このガ
イドレール21は、配線カバー手段の機能を有するもの
で、ねじ挿通孔73から挿通したねじ74で外壁12に固定さ
れた外枠部材75を有しており、この外枠部材75にレール
部材76がねじ77等で連結固定されている。また、このレ
ール部材76の一側には閉鎖体31の幅方向の両端部が挿入
されたガイド部78が形成され、他側に断面略L字形状の
配線カバー部72が形成されており、この配線カバー部72
の一側縁部は外壁12の外面に当接している。そして、こ
の配線カバー部72と外枠部材75との間にスイッチ用ケー
ブル28aおよび電源ケーブル28bが位置して覆い隠されて
いる。
【0065】また、図11に示すように、配線カバー部
72をレール部材76に形成する代わりに、配線カバー部72
を外枠部材75に形成しても、同様に部品点数を少なくで
き、コストを削減でき、製造性を良好にできる。
【0066】さらに、図12に示すように、配線カバー
手段を兼ねたガイドレール21aを用いた構成でも、図1
0等に示すシャッタ装置61と同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0067】このガイドレール21aは、ねじ74で外壁12
に固定された上下に細長で断面略コ字形状の外枠部材81
を備えており、この外枠部材81は外壁12の外面に沿った
取付け板部82を有し、この取付け板部82の挿通孔12aと
対向する位置には配線用孔83が開口形成されている。ま
た、この取付け板部82の両側縁部からは突出板部84が室
外側に向って突出形成されており、これらの突出板部84
の縁部にレール部材85がねじ86等で連結固定されてい
る。また、このレール部材85には閉鎖体31の幅方向の両
端部が挿入されたガイド部78が形成されている。そし
て、これらレール部材85および外枠部材81間に、スイッ
チ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが位置して覆い
隠されている。
【0068】また一方、図13に示すように、配線カバ
ー手段としてのレールカバー体62で配線28a,28b の所
定の露出部分を覆い隠す構成に代えて、配線カバー手
段、すなわち、外壁12側の後面が開口した細長箱形状の
ねじカバー体92で覆い隠す構成でもよい。
【0069】この図13に示すガイドレール21bは、上
下に長手方向を有する取付け板部93を有しており、この
取付け板部93には上下に間隔をおいてねじ用孔94が複数
形成され、このねじ用孔94に固定具としてのねじ95が挿
通され、このねじ95でガイドレール21bが外壁12を介し
て柱部13に固定されている。なお、このガイドレール21
bには閉鎖体31の幅方向の両端部が挿入されたガイド部7
8が形成されている。
【0070】さらに、取付け板部93には係合受け部96が
突出形成され、この係合受け部96にねじカバー体92の係
合部97が係合され、ねじカバー体92がガイドレール21b
にこのガイドレール21bに沿って固定されている。そし
て、このねじカバー体92によって、スイッチ用ケーブル
28aおよび電源ケーブル28bが覆い隠されているととも
に、ねじ95が覆い隠されている。
【0071】なお、上記実施の形態においては、閉鎖装
置11等は、建物の外壁12に後付けで取り付けた場合につ
いて説明したが、例えば、建物の建設時に、外壁12を取
り付ける前に閉鎖装置11等を柱部13等に取り付ける場合
においても、配線施工性を向上できる等の同様の作用効
果を奏することができる。
【0072】また、上記いずれの実施の形態のシャッタ
装置11等は、図示しないが、軸組工法の建物に限らず、
ツーバイフォー(2×4)等の壁組工法の建物にも適用
でき、配線の先端側を被接続部に接続する際に、配線が
壁組工法の建物のまぐさ部等の骨組部と干渉することを
回避でき、配線施工性を向上できる等の作用効果を奏す
ることができる。
【0073】さらに、上記実施の形態では、シャッタボ
ックス25等は、後面部全体が開口している構成として説
明したが、例えば、配線導出口部27のみが開口し、配線
導出口部27以外の部分が閉塞した構成でもよく、さらに
は、シャッタボックス25の長手方向の一端部のみに配線
導出用の突出端部26を形成した構成でもよい。
【0074】また、上記いずれの実施の形態において
も、閉鎖装置は、シャッタ装置11,41,61であるとして
説明したが、例えば、引戸や開き扉等のドア装置、ブラ
インド装置、スライディングウオール装置、スクリーン
装置、防煙垂れ幕装置、オーニング装置等でもよい。
【0075】また、上記いずれの実施の形態において
も、閉鎖体31は、被閉鎖部16に沿って上下方向に移動可
能な構成として説明したが、例えば、左右方向に移動可
能な構成、水平方向に移動可能な構成、水平面に対して
傾斜した傾斜方向に移動可能な構成、或いは、これらの
複合した方向に移動可能な構成とする場合もある。
【0076】さらに、上記いずれの実施の形態において
も、閉鎖体31は、多数のスラット31a を互いに連結した
ものとして説明したが、例えば、スラット、パネル、パ
イプおよびシート片のいずれかにて連結して形成した
り、或いはこれらスラット、パネル、パイプおよびシー
ト片の少なくともいずれかを適宜に複合連結して形成し
たものでもよく、さらには、1枚のネット状部材にて形
成したものでもよく、1枚のシート部材にて形成したも
のでもよく、複数枚のシート部材の側縁部を互いに連接
したものでもよく、単なる板状のもの等でもよく、これ
らで一つの閉鎖体31を構成するようにするとよい。
【0077】なお、収容手段としてのシャッタボックス
25,45の長手方向の端部は、鉛直面に沿った面部には限
定されず、単なる凸部或いは凹部等であってもよい。ま
た、シャッタボックス25,45は、建物等から室外に向っ
て突出しており、庇の機能を兼ねている。
【0078】また、被閉鎖部16において、図示しない
が、同種或いは異種の複数の閉鎖体が、閉鎖体の厚さ方
向(前後方向)に並接して設けてある場合、或いは、被
閉鎖部の面に沿って閉鎖体の移動方向に交差する方向に
隣接して設けてある場合等は、これらの閉鎖体を共通の
シャッタボックス25,45等の収容手段に収容するように
してもよく、その場合の配線等の構成は前記実施の形態
と同様である。なお、異種の複数(二つ)の閉鎖体は、
例えば、一方の閉鎖体をスラットを連結して構成し、他
方の閉鎖体を1枚のシート部材にて構成した場合等であ
る。同種の複数(二つ)の閉鎖体は、例えば、両方とも
1枚のシート部材にて構成したり、両方ともスラットを
連結して構成した場合等である。
【0079】さらに、被閉鎖部16において、図示しない
が、同種或いは異種の複数の閉鎖装置が、併設されてい
る場合等も同様である。なお、異種の複数(二つ)の閉
鎖装置は、例えば、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構
成としかつ他方の閉鎖装置をスクリーン装置としたり、
或いは、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ
他方の閉鎖装置をオーニング装置としたり、或いは、一
方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖
装置を引戸や開き扉等のドア装置としたり、或いは一方
の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装
置をブラインド装置としたり、或いは、一方の閉鎖装置
をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置を防煙垂
れ幕装置の構成とした場合等である。また、同種の複数
(二つ)の閉鎖装置は、例えば、両方ともをシャッタ装
置、ドア装置、ブラインド装置、スライディングウオー
ル装置、スクリーン装置、防煙垂れ幕装置、オーニング
装置等のいずれかの装置にした場合等である。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、配線導出
口部から導出された配線の先端側を被接続部に接続する
際に、配線が被設置部側の骨組部と干渉しないため、例
えば配線を柱部等の骨組部に貫通する作業等を不要にで
き、従来に比べて配線施工性を向上できる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、配線導出口
部が、収容手段の突出端部の一部に開口形成された構成
であるから、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要
にでき、従来に比べて配線施工性を向上できる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、配線導出口
部が、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の端
面部に開口形成された構成であるから、例えば配線を柱
部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施
工性を向上できる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、配線導出口
部を収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端
面部にそれぞれ開口形成したため、配線を必要に応じて
異なる方向に導出できる。
【0084】請求項5記載の発明によれば、配線カバー
手段で配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なう
ことを防止できる。
【0085】請求項6記載の発明によれば、化粧キャッ
プで配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうこ
とを効果的に防止できる。
【0086】請求項7記載の発明によれば、配線導出口
部から導出された配線を建物の外壁の外面側の位置でガ
イドレールに沿って位置させるため、例えば配線を柱部
に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工
性を向上でき、しかも、配線の露出部分は配線カバー手
段で覆い隠すので、外観を損なうことを防止できる。
【0087】請求項8記載の発明によれば、配線カバー
手段のレール覆い部でガイドレールを覆うことにより、
ガイドレールを補強できる。
【0088】請求項9記載の発明によれば、ガイドレー
ルが配線カバー手段を兼ねているので、ガイドレールと
は別体の配線カバー手段を備えた構成に比べて、部品点
数を少なくでき、コストを削減できる。
【0089】請求項10記載の発明によれば、配線カバ
ー手段の固定具覆い部で固定具を覆うことにより、固定
具で外観を損なうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閉鎖装置の第1の実施の形態の正面図
である。
【図2】同上閉鎖装置の斜視図である。
【図3】同上閉鎖装置の断面図である。
【図4】本発明の閉鎖装置の第2の実施の形態の斜視図
である。
【図5】同上閉鎖装置の変形例の斜視図である。
【図6】同上閉鎖装置の他の収容手段を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の閉鎖装置の第3の実施の形態の斜視図
である。
【図8】同上閉鎖装置の側面視断面図である。
【図9】同上閉鎖装置の平面視断面図である。
【図10】同上閉鎖装置の配線カバー手段の変形例を示
す断面図である。
【図11】同上閉鎖装置の配線カバー手段の他の変形例
を示す断面図である。
【図12】同上閉鎖装置の配線カバー手段の他の変形例
を示す断面図である。
【図13】同上閉鎖装置の配線カバー手段の他の変形例
を示す断面図である。
【図14】従来の閉鎖装置の正面図である。
【図15】(a)が従来の閉鎖装置の後面図であり、
(b)がその閉鎖装置の平面視断面図である。
【図16】(a)が従来の閉鎖装置の正面図であり、
(b)がその閉鎖装置の側面視断面図である。
【符号の説明】
11,41,61 閉鎖装置としてのシャッタ装置 12 外壁 13 骨組部である柱部 16 被閉鎖部 21,21a,21b ガイドレール 25,45 収容手段としてのシャッタボックス 26 突出端部 27,47 配線導出口部 28,28a,28b 配線 29,29a,29b 被接続部 31 閉鎖体 48,62,72,92 配線カバー手段 49 化粧キャップ 68 レール覆い部としてのレール覆い板部 95 固定具としてのねじ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体
    と、 配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する収容手段
    と、 この収容手段の前記配線導出口部から導出され、先端側
    が前記収容手段外の被接続部に接続される配線とを備え
    た閉鎖装置であって、 前記配線導出口部は、前記収容手段に開口形成され、前
    記配線の先端側を前記被接続部に接続する際に前記配線
    が被設置部側の骨組部と干渉することを回避可能な所定
    位置に位置していることを特徴とする閉鎖装置。
  2. 【請求項2】 互いに離間対向して位置する柱部間の被
    閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、 この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に前記柱部
    と対向する位置から前記柱部の離反方向に突出して形成
    された突出端部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の
    収容手段と、 この収容手段の前記突出端部の前記柱部側の一部に開口
    形成された配線導出口部と、 この配線導出口部から前記収容手段外に導出された配線
    とを備えたことを特徴とする閉鎖装置。
  3. 【請求項3】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体
    と、 この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に開口形
    成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱
    形状の収容手段と、 この収容手段の前記配線導出口部から導出された配線と
    を備えたことを特徴とする閉鎖装置。
  4. 【請求項4】 配線導出口部は、収容手段の閉鎖体の移
    動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口形成さ
    れ、 配線は、前記配線導出口部のいずれか一方から導出され
    ていることを特徴とする請求項3記載の閉鎖装置。
  5. 【請求項5】 配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手
    段を備えたことを特徴とする請求項3または4記載の閉
    鎖装置。
  6. 【請求項6】 収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する
    方向の両端部に取り付けられ、配線の露出部分を覆い隠
    す化粧キャップを備えたことを特徴とする請求項3また
    は4記載の閉鎖装置。
  7. 【請求項7】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体
    と、 この閉鎖体の移動時にこの閉鎖体を前記被閉鎖部に沿っ
    て移動させるガイドレールと、 前記閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に開口形成
    された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形
    状の収容手段と、 この収容手段の前記配線導出口部から導出され、建物の
    外壁の外面側の位置で前記ガイドレールに沿って位置す
    る配線と、 この配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手段とを備え
    たことを特徴とする閉鎖装置。
  8. 【請求項8】 配線カバー手段は、ガイドレールを覆う
    レール覆い部を有していることを特徴とする請求項7記
    載の閉鎖装置。
  9. 【請求項9】 ガイドレールが、配線カバー手段を兼ね
    ていることを特徴とする請求項7記載の閉鎖装置。
  10. 【請求項10】 ガイドレールを柱部に対して固定する
    固定具を備え、 配線カバー手段は、配線の露出部分を覆い隠すとともに
    前記固定具を覆い隠すことを特徴とする請求項7記載の
    閉鎖装置。
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