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JP2001302465A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP2001302465A
JP2001302465A JP2000116178A JP2000116178A JP2001302465A JP 2001302465 A JP2001302465 A JP 2001302465A JP 2000116178 A JP2000116178 A JP 2000116178A JP 2000116178 A JP2000116178 A JP 2000116178A JP 2001302465 A JP2001302465 A JP 2001302465A
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fatty acid
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hair
chain fatty
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Junshi Yamaguchi
順士 山口
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】起泡性、洗浄性等の洗浄剤としての必須条件を
満足しながら、毛髪等に対して優れたコンディショニン
グ効果を有し、泡質、使用性が良好で、かつ低温安定性
に優れた洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】平均炭素数が8〜22の分岐鎖アシル基を
持つ、分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドと、シロキサン
化合物とを配合する洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起泡性、洗浄性等
の洗浄剤としての必須条件を満足しながら、毛髪等に対
して優れたコンディショニング効果を有し、泡質、使用
性が良好で、かつ低温安定性に優れた洗浄剤組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の消費者のヘアケア意識の高揚に伴
い、ヘアケア製品に対する要望が多様化してきている。
シャンプーのような洗浄剤においては、洗浄性や起泡性
等の洗浄剤としての基本的機能の他に、洗髪中及びすす
ぎ時の泡質や指通りが良く、髪がきしまない等の使用性
の良さ、また、乾燥後の髪のまとまりやすさ、しなやか
さ、櫛通りが良いこと等の仕上がり感の良さを満たして
いることが重要な要素となっている。
【0003】従来、シャンプーのコンディショニング剤
として、カチオン化セルロース等のカチオン性ポリマー
やシロキサン化合物等が広く用いられている。しかしカ
チオン性ポリマーを単独で配合したシャンプーを連用す
ると、カチオン性ポリマーが毛髪上に蓄積し、べたつき
感、ごわつき感が生じる等の欠点があった。また、シロ
キサン化合物を配合したシャンプーは、仕上がり感には
優れているものの、それが本来持つ消泡性により泡立ち
が著しく低下し、洗髪時の指通りが悪化する等使用性に
ついて十分満足のいくものではなかった。一方、泡立ち
を改良する目的で、ラウリン酸モノエタノールアミドや
ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸エタノールア
ミド類を配合する試みが一般的に多く行われているが、
シロキサン化合物の配合による消泡性をカバーする為に
は大量に配合する必要があり、この場合、脂肪酸エタノ
ールアミド類が毛髪上に吸着して、すすぎ時に不快な特
有のきしみ感を伴う等の欠点が生じていた。
【0004】これらの欠点を解消する手段として、直鎖
脂肪酸イソプロパノールアミドを用いる等の試みがなさ
れているが、低温で結晶が析出する場合がある等、十分
満足できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術を背景と
して本発明の目的は、起泡性、洗浄性等の洗浄剤として
の必須条件を満足しながら、洗髪中及びすすぎ時の泡質
や指通りが良く、髪がきしまない等の使用性の良さ、乾
燥後の髪のまとまりやすさ、しなやかさ、櫛通りが良い
こと等の仕上がり感の良さを満たし、かつ低温安定性に
優れた洗浄剤組成物を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、本発明の
目的を達成するために鋭意研究した結果、特定の分岐鎖
アシル基を持つ分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドと、シ
ロキサン化合物とを洗浄剤組成物に配合すると上記欠点
が改善されることを見出した。また、更にカチオン化ポ
リマーを併用することによりその効果が増強されること
を見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明の請求
項1の発明は、平均炭素数が8〜22の分岐鎖アシル基
を持つ、分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドと、シロキサ
ン化合物とを配合する洗浄剤組成物である。本発明の請
求項2は、分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドが分岐鎖脂
肪酸モノイソプロパノールアミドである請求項1に記載
の洗浄剤組成物である。また、本発明の請求項3は、分
岐鎖脂肪酸アルカノールアミドがイソステアリン酸アル
カノールアミドである請求項1に記載の洗浄剤組成物で
ある。そして、本発明の請求項4は、分岐鎖脂肪酸アル
カノールアミドがイソステアリン酸モノイソプロパノー
ルアミドである請求項1に記載の洗浄剤組成物である。
また、本発明の請求項5は、カチオン性ポリマーを配合
してなる請求項1〜4いずれかに記載の洗浄剤組成物で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0008】本発明の分岐鎖脂肪酸アルカノールアミド
としては、平均炭素数が8〜22、望ましくは16〜2
0の分岐鎖アシル基を持つものが用いられ、分岐鎖アシ
ル基としてイソステアリン酸残基を有するものが特に望
ましい。尚、アシル基の平均炭素数が8より小さいと増
粘性や起泡性が十分得られず、22より大きいと洗浄力
が十分得られない。
【0009】また、これらの分岐鎖脂肪酸アルカノール
アミドのアルカノールアミド構造としては、モノエタノ
ールアミド、ジエタノールアミド、モノイソプロパノー
ルアミド等が挙げられ、イソプロパノールアミドの構造
を有するものが望ましい。
【0010】これらの分岐鎖脂肪酸アルカノールアミド
の具体例としては、イソステアリン酸モノイソプロパノ
ールアミド、イソステアリン酸モノエタノールアミド、
イソステアリン酸ジエタノールアミド、イソノナン酸モ
ノイソプロパノールアミド、イソパルミチン酸モノイソ
プロパノールアミド等が挙げられ、これらの中でも特に
望ましいものとしてイソステアリン酸モノイソプロパノ
ールアミドが挙げられる。
【0011】これらの分岐鎖脂肪酸アルカノールアミド
は、本発明の組成物中に0.001〜20.0質量%の
配合が望ましく、さらに望ましくは0.01〜5.0質
量%配合される。0.001質量%より少ないと所望の
効果が得られない場合があり、また、20.0質量%を
越えて配合するとすすぎ時にきしみを感じたり、乾燥後
べたつき感を感じる等感触上、弊害が生じる場合があ
る。
【0012】これらの分岐鎖脂肪酸アルカノールアミド
は一種又は二種以上を混合して用いることができ、直鎖
脂肪酸アルカノールアミドと組合せて用いた場合にも相
乗作用により所望の効果が得られる。
【0013】本発明におけるシロキサン化合物として、
例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコ
ーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変
性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ
変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコー
ン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコー
ン、ベタイン基含有シリコーン等が挙げられる。優れた
コンディショニング効果を付与するためには、これらシ
ロキサン化合物のうちジメチルポリシロキサンが望まし
く、その中でも25℃における動粘度が5000mm2/
s〜1000000mm2/sであるジメチルポリシロキ
サンが特に望ましい。また、これらのシロキサン化合物
は乳化重合されたものであっても良い。
【0014】これらのシロキサン化合物は一種又は二種
以上を混合して使用することができ、起泡性、洗浄性を
損なわない範囲で十分なコンディショニング効果を与え
るためには、本発明組成物中に0.01〜25質量%配
合されることが望ましい。
【0015】本発明で使用されるカチオン性ポリマーと
しては、例えば、カチオン化セルロース誘導体(商品
名:ポリマーJR−400[UCC社製]、レオガード
G[ライオン社製]、カチナールHC−200[東邦化
学社製]等)、カチオン化グアーガム誘導体(商品名:
ジャガーC−17及びC−13−S[セラニーズ社製]
等)、4級化ポリビニルピロリドン誘導体(商品名:G
AFQUAT734及び755[GAF社製]等)、ジ
メチルジアリルアンモニウムクロライド誘導体(商品
名:MERQUAT100、550及び3330[カル
ゴン社製]等)、ポリグリコールポリアミン縮合物(商
品名:ポリコートNH[コグニスジャパン社製]等)、
カチオン化澱粉、カチオン化ポリペプタイド等が挙げら
れる。
【0016】これらのカチオン性ポリマーは一種又は二
種以上を混合して用いることができ、起泡性、洗浄性を
損なわない範囲で十分なコンディショニング効果を与え
るためには、本発明組成物中に0.01〜10質量%配
合されることが望ましい。
【0017】本発明の洗浄剤組成物には洗浄効果を発現
させるために界面活性剤を配合することが望ましい。界
面活性剤ノニオン性、アニオン性、カチオン性、両性の
いずれでもよく、特にアニオン性、両性活性剤が洗浄
性、起泡性の面から望ましい。
【0018】望ましい界面活性剤の具体例としては、脂
肪酸石けん、アルキル硫酸塩型界面活性剤、アルキルエ
ーテル硫酸塩型界面活性剤、α−オレフィンスルホン酸
塩型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、アルキ
ルエーテルカルボン酸塩型界面活性剤、アミノ酸塩型界
面活性剤(サルコシン塩型、β−アラニン塩型、グルタ
ミン酸塩型、アスパラギン酸塩型等)、スルホコハク酸
塩型界面活性剤、タウリン型界面活性剤、スルホベタイ
ン型両性界面活性剤、アルキルベタイン型両性界面活性
剤、アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、イミダ
ゾリニウムベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。
【0019】これらの界面活性剤は、通常、本発明の洗
浄剤組成物中に3〜50質量%配合される。
【0020】本発明の洗浄剤組成物は、所望により洗浄
剤に一般に配合される成分、例えば、高級アルコール、
ラノリン誘導体、蛋白質誘導体や、ポリエチレングリコ
ールの脂肪酸エステル類等の油性成分、プロピレングリ
コール、グリセリン、ポリエチレングリコール等の保湿
成分、脂肪酸アルカロールアミド、脂肪酸エチレングリ
コール等のパール光沢剤、水溶性高分子物質(アニオン
性、両性、非イオン性のものを含む)、金属イオン封鎖
剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、紫外線分散
剤、酸化防止剤、色素及び香料等を含むことができる。
【0021】また、本発明の洗浄剤組成物は、ヘアーシ
ャンプーとして特に好適に使用されるが、ボディシャン
プー、洗顔料、ハンドソープ等他の洗浄剤組成物におい
ても良好な感触、使用感、低温安定性を得るために適用
することができ、固形、液体、エアゾールフォーム、ミ
スト等様々な形態のものに用いることができる。
【0022】
【実施例】次に本発明を実施例をもって詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明
する。
【0023】a)洗浄性試験法 5cm×5cmのウールモスリン布にラノリン7質量%
及びスダンIII0.005質量%のクロロホルム溶液
0.4mLを均一に塗布し、乾燥させ、この汚染布を3
質量%の洗浄剤溶液40mLが入った約100mLのガ
ラス製シリンダー中に入れ、40℃の恒温槽中で15分
間振とうし、汚染布を流水中でよくすすぎ、乾燥させ、
反射率を調べ、次式により洗浄率を求めた。
【0024】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・洗浄性優秀 洗浄率 85%以上 ○・・・洗浄性良好 洗浄率 70%以上85%未満 △・・・洗浄性普通 洗浄率 55%以上70%未満 ×・・・洗浄性不良 洗浄率 55%未満
【0025】b)起泡性試験法 界面活性剤濃度が2質量%となるように水溶液(CaC
3 50ppm人工硬水使用、40℃)を調製し、ロ
スマイルス試験法に準じて行った。
【0026】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・泡立ち優秀 泡高さ 250mm以上 ○・・・泡立ち良好 泡高さ 210mm以上250m
m未満 △・・・泡立ち普通 泡高さ 170mm以上210m
m未満 ×・・・泡立ち不良 泡高さ 170mm未満
【0027】c)コンディショニング性試験法 洗髪時及びすすぎ時の使用感試験法(ハーフヘッド法)
パネル(20人)が頭髪を左右半々に分け、一方をコン
トロールとして下記組成のシャンプーで、他方を試料
で、同時に洗髪し、洗髪中及びすすぎ時の泡質、指の通
り具合、髪のきしみの有無を比較官能評価した。
【0028】 コントロールシャンプー (質量%) ・POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 20 ・カチオン化セルロース誘導体 (商品名:ポリマーJR400[UCC社製]) 0.5 ・水 バランス
【0029】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・コントロールより良いと答えた人数が19名以
上 ○・・・コントロールより良いと答えた人数が16〜1
8名 △・・・コントロールより良いと答えた人数が8〜15
名 ×・・・コントロールより良いと答えた人数が7名以下
【0030】d)洗髪乾燥後の髪の仕上がり感試験法 パネル(20人)が前記と同様の方法で洗髪した後、毛
髪を乾燥させ、左右の毛髪のまとまり易さ、しなやか
さ、櫛通りの良否等の仕上がり具合を比較官能評価し
た。
【0031】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・コントロールより良いと答えた人数が19名以
上 ○・・・コントロールより良いと答えた人数が16〜1
8名 △・・・コントロールより良いと答えた人数が8〜15
名 ×・・・コントロールより良いと答えた人数が7名以下
【0032】e)低温安定性試験法 試料を0℃の恒温槽中に1週間放置し、結晶の析出の有
無を目視にて確認した。
【0033】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・結晶析出を認めない ×・・・結晶析出を認めた
【0034】実施例1〜7及び比較例1〜5(シャンプ
ー) 表1に記載の配合組成よりなるシャンプーを調製し、そ
の洗浄性、起泡性、洗髪時及びすすぎ時の使用感、仕上
がり感、低温安定性について調べ、その結果を表1に示
した。尚、表中の数字は質量%を示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1より明らかなように、本発明の成分を
用いた実施例1〜7の洗浄剤はいずれも優れた性能を示
していた。
【0037】一方、比較例1〜5では、使用性、仕上が
り感、低温安定性のいずれかの面で劣っており、本発明
の目的を達成できなかった。
【0038】 実施例8(ヘアーシャンプー) (質量%) ・POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 5 ・ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 5 ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 3 ・ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン 3 ・イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 2 ・高分子シロキサン水性乳濁液(商品名:BY22−029 [東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製]) 6 ・ベタイン基含有シリコーン (特開平3−130294号公報の実施例1に記載の組成物) 5 ・カチオン化セルロース誘導体 (商品名:ポリマーJR400[UCC社製]) 0.5 ・ジステアリン酸エチレングリコール 2 ・ラウリルジメチルアミンオキシド 2 ・クエン酸 0.1 ・防腐剤 0.1 ・色素・香料 適 量 ・水 バランス
【0039】常法により上記組成のヘアーシャンプーを
調製し、洗浄性、起泡性、洗髪時及びすすぎ時の使用
感、仕上がり感、低温安定性を評価したところ、いずれ
の特性も優れており良好な結果を得た。
【0040】 実施例9(ふけとりシャンプー) (質量%) ・ラウリル硫酸ナトリウム 15 ・POE(5)ラウリルスルホコハク酸ジナトリウム 5 ・イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 1 ・イソステアリン酸モノエタノールアミド 1 ・高分子シリコン水性乳濁液 (商品名:FZ−4144[日本ユニカー社製]) 5 ・ポリエーテル変性シリコン (商品名:SILWET L−7001[日本ユニカー社製]) 1 ・ポリグリコールポリアミン縮合物 (商品名:ポリコートNH[コグニスジャパン社製]) 1 ・ジステアリン酸エチレングリコール 1 ・アルキルグルコシド (商品名:APG600;[コグニスジャパン社製]) 2 ・1,3−ブチレングリコール 1 ・ピロクトンオラミン (商品名:オクトピロックス[クラリアントジャパン社製]) 0.5 ・クエン酸 0.1 ・防腐剤 0.1 ・色素・香料 適 量 ・水 バランス
【0041】常法により上記組成のふけとりシャンプー
を調製し、洗浄性、起泡性、洗髪時及びすすぎ時の使用
感、仕上がり感、低温安定性を評価したところ、いずれ
の特性も優れており良好な結果を得た。
【0042】 実施例10(ヘアーシャンプー) (質量%) ・POE(3)ラウリン酸アミドエーテル硫酸ナトリウム 8 ・2−アルキル−N−カルボキシメチル−N− ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン (商品名:ソフタゾリンCL−R;[川研ファインケミカル社製]) 5 ・ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 5 ・イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 3 ・ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 0.5 ・ジメチルポリシロキサン (10000mm2/s;25℃) 2 ・アミノ変性シリコン水性乳濁液(商品名:SM8702C [東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製]) 1 ・4級化ポリビニルピロリドン誘導体 (商品名:GAFQUAT755[GAF社製]) 1 ・エタノール 2 ・防腐剤 0.1 ・色素・香料 適 量 ・水 バランス
【0043】常法により上記組成のヘアーシャンプーを
調製し、洗浄性、起泡性、洗髪時及びすすぎ時の使用
感、仕上がり感、低温安定性を評価したところ、いずれ
の特性も優れており良好な結果を得た。
【0044】 実施例11[全身(ヘア・ボディ両用)シャンプー] (質量%) ・ラウリン酸トリエタノールアミン 10 ・POE(3)ラウリルエーテル酢酸トリエタノールアミン 5 ・ラウリルヒドロキシスルホベタイン 5 ・ラウリルリン酸トリエタノールアミン 2 ・イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 3 ・ラウリン酸モノエタノールアミド 0.5 ・ジメチルポリシロキサン (1000000mm2/s;25℃) 1 ・ジメチルポリシロキサン(100mm2/s;25℃) 2 ・カチオン化グアーガム (商品名:ジャガーC−13−S[セラニーズ社製]) 0.2 ・防腐剤 0.1 ・色素・香料 適 量 ・水 バランス
【0045】常法により上記組成の全身(ヘアー・ボデ
ィ両用)シャンプーを調製し、洗浄性、起泡性、洗浄時
及びすすぎ時の使用感、髪の仕上がり感、低温安定性を
評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果
を得た。
【0046】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明は、起泡性、
洗浄性等の洗浄剤としての必須条件を満足しながら、毛
髪等に対して優れたコンディショニング効果を有し、泡
質、使用性が良好で、かつ低温安定性に優れた洗浄剤組
成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC122 AC302 AC392 AC542 AC562 AC641 AC642 AC662 AC712 AC782 AC792 AC852 AD132 AD151 AD152 AD162 AD352 AD392 BB34 CC25 CC38 DD23 DD27 EE03 EE28 EE41 4H003 AB09 AB10 AB31 AC13 AC15 AD04 BA12 DA02 EB08 EB09 EB28 EB37 EB42 EB46 ED02 FA18 FA21 FA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均炭素数が8〜22の分岐鎖アシル基
    を持つ分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドと、シロキサン
    化合物とを配合する洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドが分岐
    鎖脂肪酸モノイソプロパノールアミドである請求項1に
    記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドがイソ
    ステアリン酸アルカノールアミドである請求項1に記載
    の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドがイソ
    ステアリン酸モノイソプロパノールアミドである請求項
    1に記載の洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 カチオン性ポリマーを配合してなる請求
    項1〜4いずれかに記載の洗浄剤組成物。
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