[go: up one dir, main page]

JP2001300952A - パウダスラッシュ成形装置及び成形方法 - Google Patents

パウダスラッシュ成形装置及び成形方法

Info

Publication number
JP2001300952A
JP2001300952A JP2000116482A JP2000116482A JP2001300952A JP 2001300952 A JP2001300952 A JP 2001300952A JP 2000116482 A JP2000116482 A JP 2000116482A JP 2000116482 A JP2000116482 A JP 2000116482A JP 2001300952 A JP2001300952 A JP 2001300952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
air
resin powder
tank
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000116482A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Omura
悟 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2000116482A priority Critical patent/JP2001300952A/ja
Publication of JP2001300952A publication Critical patent/JP2001300952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型内での樹脂パウダの沈静化を促進し、パ
ウダスラッシュ成形方法を実施する際の、樹脂パウダが
飛散することによる環境悪化を防止する。 【解決手段】 樹脂パウダタンク4を二重底構造とし、
下層4bに吸引配管6を連結して、上層4aのエアをそ
の底面(通気性の仕切り5)から吸引する構造を有して
いる。また、エアの吹込み手段として、通気性の仕切り
5及び下層4bを貫通するように配置した外気導入パイ
プ7を設けている。外気導入パイプ7の先端部7aは、
金型の型面1aへ向けて開口する。吸引配管6から下層
4bのエアを吸引し、金型1と樹脂パウダタンク4とで
形成される密閉空間に、上方から下方へと向かうエアの
流れBを作ることで、前記空間内を浮遊する樹脂パウダ
の沈静化を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パウダスラッシュ
成形方法を実施する際の、環境悪化を防止するための技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パウダスラッシュ成型方法は、インパネ
セフティパッドなど軟質成形部品の表皮成型法の一つで
ある。その手順は、図3に示すように、まず、金型1
を加熱し、金型1内に樹脂パウダ2を投入し、溶融、
ゲル化させる。つづいて、金型1を反転させて、余分
な樹脂パウダ2を回収し、金型1の型面に形成された
薄膜成形品を冷却する。そして、冷却固化した薄膜成
形品3を脱型して、所望の成形品を得る、というもので
ある。
【0003】また、一般的なパウダスラッシュ成形装置
は、樹脂パウダタンクを金型で蓋をしてから、それらを
一体回転させることにより、金型内への樹脂パウダの投
入と、余分な樹脂パウダの回収とを容易に行なうように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂パウダ
は、その一粒が数ミクロンから数十ミクロンの大きさで
あることから、前記金型と樹脂パウダタンクを回転させ
ることにより、樹脂パウダタンクと金型とで形成される
空間内でその一部が浮遊し、沈静化するまでにある程度
の時間を要するものである。また、樹脂パウダの金型内
への投入及び回収時に、パウダ粒子が擦れ合って、静電
気を帯びた状態となる。
【0005】しかしながら、成形のサイクルタイムを短
縮するためには、樹脂パウダの沈静化の前に型開する必
要があるため、型開と共に樹脂パウダは金型外へと飛散
することになる。しかも、前述のごとく、樹脂パウダは
静電気を帯びていることから、金型周辺機器に付着した
り、近傍に配置された他の色の樹脂パウダタンク内に混
入する等の不具合が生じていた。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、金型内での樹脂パウダ
の沈静化を促進し、パウダスラッシュ成形方法を実施す
る際の、樹脂パウダが飛散することによる環境悪化を防
止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項1に係るパウダスラッシュ成形装置
は、樹脂パウダタンクに金型で蓋をして一体回転させ、
前記タンクの樹脂パウダを前記金型の型面に投入して、
薄膜成形品を形成する成形装置において、前記金型と前
記タンクとで形成される密閉空間に、所定方向のエアの
流れを作る手段を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明では、前記金型と前記タンクとで形
成される密閉空間に、所定方向のエアの流れを作ること
で、前記空間内を浮遊する樹脂パウダの沈静化を促進す
る。
【0009】また、本発明の請求項2に係るパウダスラ
ッシュ成形装置は、前記所定方向のエアの流れを作る手
段は、前記密閉空間内のエアの吸引手段を備えるもので
ある。そして、該エアの吸引手段によって前記空間内の
エアを吸引することにより、前記空間内を浮遊する樹脂
パウダを、当該エアの吸引手段へと引き寄せる。
【0010】また、本発明の請求項3に係るパウダスラ
ッシュ成形装置では、前記エアの吸引手段は、前記タン
クの底面からエアを吸引するものである。したがって、
該エアの吸引手段によって前記空間内のエアを吸引する
ことにより、前記空間内を浮遊する樹脂パウダを、前記
タンクの底面へと引き寄せる。
【0011】さらに、本発明の請求項4に係るパウダス
ラッシュ成形装置は、前記所定方向のエアの流れを作る
手段は、前記密閉空間内へのエアの吹込み手段を備える
ものである。そして、当該エアの吹込み手段を前記エア
の吸引手段と共に用いることで、前記密閉空間内の圧力
の低下を防ぐ。
【0012】また、本発明の請求項5に係るパウダスラ
ッシュ成形装置では、前記エアの吹込み手段は、エアの
イオン化装置を備えるものである。そして、前記空間内
を浮遊する静電気を帯びた樹脂パウダの静電気を、イオ
ン化したエアで除去する。
【0013】また、本発明の請求項6に係るパウダスラ
ッシュ成形装置では、前記エアの吹込み手段を、前記金
型の型面へ向けて開口するパイプとしている。この構成
によると、前記パイプからエアを噴出して、前記金型の
型面へと当て、つづいて、エアの流れを当該型面から遠
ざかる方向へと向ける。
【0014】さらに、本発明の請求項7に係るパウダス
ラッシュ成形装置では、前記パイプは、前記タンクの底
面から突出し、伸縮可能としている。この構成により、
必要に応じて前記パイプの先端部を前記金型の型面へと
近づけて、前記金型の型面から前記タンクの底面へと向
かうエアの流れを形成する。
【0015】加えて、本発明の請求項8に係るパウダス
ラッシュ成形装置では、前記パイプ先端部に樹脂パウダ
の侵入防止手段を設けている。この構成により、樹脂パ
ウダが前記パイプに進入することによる不具合を防止す
る。
【0016】また、上記課題を解決するための、本発明
の請求項9に係るパウダスラッシュ成型方法は、樹脂パ
ウダタンクに金型で蓋をして一体回転させ、前記タンク
の樹脂パウダを前記金型の型面に投入し、溶融、ゲル化
させ薄膜成形品を得る成形方法において、前記金型と前
記タンクとで形成される密閉空間に、所定方向のエアの
流れを作ることを特徴とする。本発明では、前記金型と
前記タンクとで形成される密閉空間に、所定方向のエア
の流れを作ることで、前記空間内を浮遊する樹脂パウダ
の沈静化を促進する。
【0017】また、本発明の請求項10に係るパウダス
ラッシュ成型方法は、前記タンクの上方に前記金型が位
置する状態で、前記密閉空間のエアに上下の流れを作る
ことを特徴とする。そして、当該エアの流れにより、重
力により沈静化しようとする樹脂パウダの動きを補助
し、沈静化を促進する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分
または相当する部分については同一符号で示し、詳しい
説明は省略する。
【0019】図1には、本発明の実施の形態に係るパウ
ダスラッシュ成形装置を模式的に示している。樹脂パウ
ダタンク4は、通気性を有する仕切り5で、上層4aと
下層4bとに分割された二重底構造を呈している。上層
4aの底面となる通気性の仕切り5は、上層部4aに投
入される樹脂パウダ2の重量を考慮し、格子状の骨組み
で支えた金網等の上に、例えば、キャンバス地等ある程
度の強度を有する布等を被せることによって構成してい
る。なお、通気性の仕切り5は、樹脂パウダ2の通過を
阻止し得るだけの目の細かさを備えるものとする。
【0020】樹脂パウダタンク4の下層4bには、フレ
キシブルホース等を用いた吸引配管6を連結している。
吸引配管6は、図示しないエアポンプに接続されてい
る。また、通気性の仕切り5及び下層4bを貫通するよ
うにして、上層4a外部とを連通する外気導入パイプ7
を設けている。そして、外気導入パイプ7には、エアの
イオン化装置8を設けている。
【0021】外気導入パイプ7は、図示のごとく通気性
を有する仕切り5から上方へと突出し、先端部7aが金
型の型面1aへ向けて開口するするように設けられてい
る。また、外気導入パイプ7を、フレキシブルホース等
を用いて構成することにより、その先端部7aをさらに
上方へと伸縮させることも可能である。さらに、先端部
7aを、仕切り5を構成する布地等で覆うことにより、
外気導入パイプ7に樹脂パウダが侵入することを防ぐこ
ともできる。また、先端部7aに逆止弁を設けることも
可能である。
【0022】ここで、上記成形装置により、パウダスラ
ッシュ成形を行なう際の手順を説明する。図1は、金型
1と樹脂パウダタンク4とを型締した状態を示してい
る。この状態で、金型1と樹脂パウダタンク4とで形成
される空間は密閉される。そして、型締状態を維持した
まま、金型1と樹脂パウダタンク4とを一体に回転させ
て(例えば、図1における時計回りに)、樹脂パウダタ
ンク4の下方に金型1を置くことで、樹脂パウダ2を金
型1の型面1aに投入する。そして、型面1aに薄膜成
形品を形成する。続いて、金型1と樹脂パウダタンク4
とを一体に逆回転させて、余分な樹脂パウダ2を樹脂パ
ウダタンク4へと戻す。
【0023】このとき、樹脂パウダタンク4と金型1と
で形成される空間内には、樹脂パウダの一部が浮遊した
状態にある。また、樹脂パウダは静電気(通常はプラス
の電荷)を帯びている。ここで、吸引配管6によって樹
脂パウダタンク4の下層4bからエアを吸引する。する
と、通気性の仕切り5を介して樹脂パウダ4の上層4a
の空気が下層4bへと吸引される。また、外気導入パイ
プ7によって、外気が上層4aへと吸引される。よっ
て、樹脂パウダタンク4と金型1とで形成される空間内
には、外気導入パイプ7の先端部7aから噴出するエア
の流れAと、上層4aから下層4bへと流れるエアの流
れBとが生じる。
【0024】そして、樹脂パウダタンク4と金型1とで
形成される空間内を浮遊する樹脂パウダは、エアの流れ
Bによって強制的に降下して、沈静化される。しかも外
気導入パイプ7から噴出するエアは、イオン化装置8に
よってイオン化(マイナスイオン化)されているので、
前記空間内を浮遊する樹脂パウダおよび通気性の仕切り
5上に積もった樹脂パウダ2の静電気は、イオン化され
たエアにより除去される。
【0025】上記構成をなす本発明の実施の形態により
得られる作用効果は、以下のとおりである。まず、本発
明では、金型1と樹脂パウダタンク4とで形成される密
閉空間に、上方から下方へと向かうエアの流れBを作る
ことで、前記空間内を浮遊する樹脂パウダの沈静化を促
進することができる。
【0026】かかるエアの流れBを作る手段として、樹
脂パウダタンク4を二重底構造とし、下層4bに吸引配
管6を連結して、上層4aのエアをその底面(通気性の
仕切り5)から吸引する構造を有している。また、前記
密閉空間内へのエアの吹込み手段として、通気性の仕切
り5及び下層4bを貫通するように配置した外気導入パ
イプ7を設けている。そして、外気導入パイプ7の先端
部7aは、金型の型面1aへ向けて開口するように設け
ている。
【0027】そして、吸引配管6から下層4bのエアを
吸引すると、通気性の仕切り5を介して上層4aのエア
が下層4bへ向けて吸引され、かつ、外気導入パイプ7
によって、外気が上層4aへと吸引される。よって、前
記空間内が負圧になることはなく、金型1及び樹脂パウ
ダタンク4に無理な力が加わる虞はない。
【0028】また、外気導入パイプ7の先端部7aから
噴出するエアの流れAは、金型の型面1aに当った後
に、下方への流れBとなるので、重力により沈静化しよ
うとする樹脂パウダの動きを補助し、沈静化を促進する
ことができる。
【0029】なお、外気導入パイプの先端部7aをさら
に上方へと伸縮させるように構成した場合には、金型の
段取り換え等によって、樹脂パウダタンク4に対する金
型の型面1aの距離が遠くなるような場合でも、上方か
ら下方へのエアの流れBを確実に作り出すことが可能と
なる。また、樹脂パウダタンク4内に投入するパウダ量
を増加させる場合にも、外気導入パイプの先端部7a
を、パウダ面から突出させることができる
【0030】さらに、本実施の形態では、しかも外気導
入パイプ7から噴出するエアを、イオン化装置8によっ
てイオン化しているので、前記空間内を浮遊する樹脂パ
ウダおよび通気性の仕切り5上に積もった樹脂パウダの
静電気を除去して、樹脂パウダの沈静化を促進すること
ができる。
【0031】以上のごとく、本発明の実施の形態によれ
ば、パウダスラッシュ成形を行なう際の、金型内での樹
脂パウダの沈静化を、効果的に促進することが可能とな
る。
【0032】ところで、パウダスラッシュ成形装置とし
て、図1の構造を有するものに代えて、図2に示す構造
の装置を用いることも可能である。図2に示すパウダス
ラッシュ成形装置は、金型1と樹脂パウダタンク4とで
形成される密閉空間に、横方向へと向かうエアの流れC
を作ることで、前記空間内を浮遊する樹脂パウダの沈静
化を促進するものである。
【0033】図2に示す装置が、図1に示す装置に対し
構造的に異なる部分として、樹脂パウダタンク9は二重
底構造を採らず単層となっている点と、吸引配管10及び
外気導入パイプ11を、樹脂パウダタンク9の側壁部分
に、概略対抗させて配置した点にある。吸引配管10及び
外気導入パイプ11の開口部には、図1の装置で仕切り5
を構成するものとして用いられている布地等を利用し、
通気性の仕切り12,13を形成している。そして、吸引配
管10及び外気導入パイプ11に、樹脂パウダが侵入するこ
とを防いでいる。その他、図1に示す装置と共通する部
分については説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
パウダスラッシュ成形装置によれば、金型内での樹脂パ
ウダの沈静化を促進し、パウダスラッシュ成形方法を実
施する際の、型開時の樹脂パウダの飛散による環境悪化
を防止することが可能となる。
【0035】また、本発明の請求項2に係るパウダスラ
ッシュ成形装置によれば、前記エアの吸引手段によって
前記金型と前記タンクとで形成される密閉空間内のエア
を吸引することにより、前記空間内を浮遊する樹脂パウ
ダを、当該エアの吸引手段へと引き寄せ、金型内での樹
脂パウダの沈静化を促進することができる。
【0036】また、本発明の請求項3に係るパウダスラ
ッシュ成形装置によれば、前記エアの吸引手段によって
前記空間内のエアを吸引することにより、前記空間内を
浮遊する樹脂パウダを、前記タンクの底面へと引き寄
せ、金型内での樹脂パウダの沈静化を促進することがで
きる。
【0037】さらに、本発明の請求項4に係るパウダス
ラッシュ成形装置によれば、前記密閉空間内へのエアの
吹込み手段を、前記エアの吸引手段と共に用いること
で、金型内部が負圧になることを防ぎ、前記金型及び前
記樹脂パウダタンクに無理な力が加わる虞をなくす。
【0038】また、本発明の請求項5に係るパウダスラ
ッシュ成形装置によれば、前記空間内を浮遊する静電気
を帯びた樹脂パウダの静電気を、イオン化したエアで除
去することで、金型周辺機器への樹脂パウダの付着や、
近傍に配置された他の色の樹脂パウダタンク内への混入
を防止することができる。
【0039】また、本発明の請求項6に係るパウダスラ
ッシュ成形装置によれば、前記パイプからエアを噴出し
て、前記金型の型面へと当て、つづいて、エアの流れを
当該型面から遠ざかる方向へと向けることで、金型内で
の樹脂パウダの沈静化を促進することができる。
【0040】さらに、本発明の請求項7に係るパウダス
ラッシュ成形装置によれば、必要に応じて前記パイプの
先端部を前記金型の型面へと近づけて、前記金型の型面
から前記タンクの底面へと向かうエアの流れを形成する
ことで、金型内での樹脂パウダの沈静化を促進すること
ができる。
【0041】また、本発明の請求項8に係るパウダスラ
ッシュ成形装置によれば、前記パイプ先端部に樹脂パウ
ダの侵入防止手段を設けることで、樹脂パウダが前記パ
イプに進入することによる不具合を防止することができ
る。
【0042】また、上記課題を解決するための、本発明
の請求項9に係るパウダスラッシュ成型方法によれば、
金型内での樹脂パウダの沈静化を促進し、パウダスラッ
シュ成形方法を実施する際の、型開時の樹脂パウダの飛
散による環境悪化を防止することができる。
【0043】また、本発明の請求項10に係るパウダスラ
ッシュ成形方法によれば、前記密閉空間のエアに上下の
流れを作ることで、重力により沈静化しようとする樹脂
パウダの動きを補助し、金型内での樹脂パウダの沈静化
を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパウダスラッシュ成
形装置を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパウダスラッシュ成
形装置の、応用例を示す模式図である。
【図3】パウダスラッシュ成型方法の一般的な手順を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 金型 2 樹脂パウダ 3 薄膜成形品 4 樹脂パウダタンク 4a 上層 4b 下層 5 通気性の仕切り 6 吸引配管 7 外気導入パイプ 7a 先端部 8 イオン化装置 9 樹脂パウダタンク 10 吸引配管 11 外気導入パイプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂パウダタンクに金型で蓋をして一体
    回転させ、前記タンクの樹脂パウダを前記金型の型面に
    投入して、薄膜成形品を形成する成形装置において、前
    記金型と前記タンクとで形成される密閉空間に、所定方
    向のエアの流れを作る手段を設けたことを特徴とするパ
    ウダスラッシュ成形装置。
  2. 【請求項2】 前記所定方向のエアの流れを作る手段
    は、前記密閉空間内のエアの吸引手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載のパウダスラッシュ成形装置。
  3. 【請求項3】 前記エアの吸引手段は、前記タンクの底
    面からエアを吸引するものである請求項2記載のパウダ
    スラッシュ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記所定方向のエアの流れを作る手段
    は、前記密閉空間内へのエアの吹込み手段を備えること
    を特徴とする請求項2又は3記載のパウダスラッシュ成
    形装置。
  5. 【請求項5】 前記エアの吹込み手段は、エアのイオン
    化装置を備えることを特徴とする請求項4記載のパウダ
    スラッシュ成形装置。
  6. 【請求項6】 前記エアの吹込み手段は、前記金型の型
    面へ向けて開口するパイプであることを特徴とする請求
    項4又は5記載のパウダスラッシュ成形装置。
  7. 【請求項7】 前記パイプは、前記タンクの底面から突
    出し、伸縮可能であることを特徴とする請求項6記載の
    パウダスラッシュ成形装置。
  8. 【請求項8】 前記パイプ先端部に樹脂パウダの侵入防
    止手段を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載の
    パウダスラッシュ成形装置。
  9. 【請求項9】 樹脂パウダタンクに金型で蓋をして一体
    回転させ、前記タンクの樹脂パウダを前記金型の型面に
    投入し、溶融、ゲル化させ薄膜成形品を得る成形方法に
    おいて、前記金型と前記タンクとで形成される密閉空間
    に、所定方向のエアの流れを作ることを特徴とするパウ
    ダスラッシュ成型方法。
  10. 【請求項10】 前記タンクの上方に前記金型が位置す
    る状態で、前記密閉空間のエアに上下の流れを作ること
    を特徴とする請求項9記載のパウダスラッシュ成型方
    法。
JP2000116482A 2000-04-18 2000-04-18 パウダスラッシュ成形装置及び成形方法 Pending JP2001300952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116482A JP2001300952A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 パウダスラッシュ成形装置及び成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116482A JP2001300952A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 パウダスラッシュ成形装置及び成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001300952A true JP2001300952A (ja) 2001-10-30

Family

ID=18627941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116482A Pending JP2001300952A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 パウダスラッシュ成形装置及び成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001300952A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2831851A1 (fr) * 2001-11-08 2003-05-09 S M C A Installation de moulage par embouage
JP2007098670A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Inoac Corp シート状成形品の成形方法及び成形装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2831851A1 (fr) * 2001-11-08 2003-05-09 S M C A Installation de moulage par embouage
EP1310342A1 (fr) * 2001-11-08 2003-05-14 S.M.C.A., Sarl Installation de moulage par embouage
JP2007098670A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Inoac Corp シート状成形品の成形方法及び成形装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2573983T3 (es) Máquina de moldeado en hueco con polvo y método de moldeado en hueco con polvo
CN103124598B (zh) 过滤装置和用于分离湿漆过喷物的方法
US3814394A (en) Apparatus for encapsulating hot gases from high stacks
EP1535563A3 (en) Water filtration vacuum cleaner
CN106812098B (zh) 具有卸料抑尘装置的道路清洁车及控制方法
JP2001300952A (ja) パウダスラッシュ成形装置及び成形方法
EP1080998A3 (en) Method of making a hidden tear seam in a vehicle body panel
JP2008038576A (ja) アスベスト等の無塵埃剥離撤去装置。
CN110370643A (zh) 一种用于3dp法三维打印坯去粉的设备与工艺
CN222035725U (zh) 一种防尘振筛系统
CN115388022A (zh) 风机设备和储能工质泄露处理方法及系统
CN208119750U (zh) 双层式面膜袋
CN107640514A (zh) 一种粘结剂冷料生产用输送装置
JP2000051776A (ja) グリーンタイヤ内面への粉体塗布方法及びその装置
CN207774550U (zh) 电梯轿厢结构
CN208116700U (zh) 消失模铸造用干砂底漏排出式砂箱
CN207823864U (zh) 一种铸造车间用铸造砂分离回收车
CN111532220A (zh) 一种防止水珠挂壁的警车用摄像头
CN222974434U (zh) 一种铝酸钙集料仓
CN206206991U (zh) 一种防风雨(水)并通风,透气的结构
CN221695193U (zh) 一种蜂窝式铸件芯模离心发气装置
CN209669773U (zh) 一种土木工程开挖土方用洒水除尘机械
CN216325000U (zh) 一种热模离心机承口除尘罩
CN212041905U (zh) 一种储料瓶用吹气机构
Wohl et al. The physics of insect impact and residue expansion