JP2001300893A - ブロック肉の薄切装置 - Google Patents
ブロック肉の薄切装置Info
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Abstract
全性を向上でき、ブロック肉の薄切りを効率よく行える
ブロック肉の薄切装置を提供する。 【構成】 ブロック肉Aを送り出す送出装置1と、送
出装置1により送り出されたブロック肉Aを薄切りする
カッター3と、薄切り肉を受け取る受取装置2とからな
り、カッター3および受取装置2が定位置に設置される
とともに、送出装置1が上下方向に往復移動B1、B2
可能であるブロック肉の薄切装置。
Description
ロック肉を薄くスライスするブロック肉の薄切装置に関
する。
切装置においては、送出装置によりブロック肉をカッタ
ーに向けて送り出しつつ、送出装置をほぼ水平面内でカ
ッターの切断面に平行に左右に往復移動させ、またはカ
ッターをほぼ水平面内で左右に往復移動させて、ブロッ
ク肉とカッターとの水平面内での相対移動によりブロッ
ク肉を薄切りしている。
ック肉の薄切装置にあっては、送出装置またはカッター
がほぼ水平面内で左右に往復移動しているために、薄切
装置の近傍で作業している作業者の安全性に問題があ
る。
往復移動するために、生肉をスライスする時、切断され
た薄肉がカッターに付着したり飛ばされたりして、スラ
イス肉を整然と取り出すことができ難く、後続の盛りつ
けやトレー包装等の処理作業が円滑に行われ難い。
消し、薄切装置の近傍で作業している作業者の安全性を
向上でき、ブロック肉の薄切りを効率よく行えるブロッ
ク肉の薄切装置を提供することを目的とする。
送り出す送出装置と、送出装置により送り出されたブロ
ック肉を上側から下側へ薄切りするカッターと、薄切り
肉を受け取る受取装置とからなり、前記カッター3およ
び受取装置2が定位置に設置されるとともに、前記送出
装置が上下方向に往復移動可能であることを特徴とする
ブロック肉の薄切装置により、上述の目的を達成する。
ルまたは無端帯からなり、受取面がブロック肉Aの切断
時に前記送出装置1の切断方向B1と同方向Cにほぼ同
速で移動可能であることが好ましい。また、前記カッタ
ー3は、左右の調車7間に掛け渡されて高速で駆動回転
される帯刃であることが好ましい。
して、本発明を詳細に説明する。図1〜図3に示した実
施例において、送出装置1は間欠移動可能な上下一対の
ベルトコンベア5からなり、送出フレーム(図示せず)
に載置されている。上下一対のベルトコンベア5は互い
に逆向きに回動可能、すなわち、それぞれ矢印の方向に
移動可能であり、上下のベルトコンベア5の間にブロッ
ク肉Aを挾持して横方向(矢印D方向)に移動させて、
前方の受取装置2側へ間欠的に送り出す。
が設けられている。この実施例においては、受取装置2
は横方向(図1、図2の紙面に直交する方向)のロール
軸6に支承された適宜径のロールからなり、ロール周面
には針が配設されて受取面4が形成されている。
による間欠的送り出しの停止時に、カッター3の切断方
向の切断作用を受けて一定厚さにスライス切断される。
すなわち、送出装置1と受取装置2との間に、カッター
3が設けられている。
は、帯刃からなり、該受取装置2の外周を囲うように左
右の調車7間に掛け渡されており、高速で駆動回転され
て切断作用を行うことができる。このカッター3の切断
作用位置を、受取面4の回転中心であるロール軸6とブ
ロック肉Aの送出方向線Dとを直結する放射方向線上
に、設定している。
のカッターフレーム(図示せず)に装着され、カッター
フレームとともに、受取装置2とカッター3とは、定位
置に設置されている。
ンベア5からなる送出装置1を載置した送出フレーム
を、受取装置2およびカッター3が装着され定位置に設
置されたカッターフレームに対して、ブロック肉Aの切
断方向に沿うように、図1において符号B1、B2で示
すように、上下に往復移動させるように構成している。
送出フレームを上下に往復移動B1、B2させることに
よって、図1、図2に示すように、送出装置1の上昇時
に、カッター3によりブロック肉Aを上側から下側へ切
断することができる。
Cで示すように、回転駆動される。この回転Cは送出装
置1が下から上へ移動する往移動B1、すなわちカッタ
ー3による切断作用を受ける行程と同方向で、しかもほ
ぼ同速となるように設定される。
に、送出装置1の上昇(往移動B1)により、ブロック
肉Aがカッター3によって上側から下側へ薄切りされ
る。それに伴って、この薄切りされた薄肉A2は図1お
よび図2に示すように、受取面4に保持された状態で回
転方向Cへ切断進行と同調して移送され、切断分離され
た薄肉A2は完全にこの受取面4側へ受け取られる。
態を維持され、カッター3による切断抵抗を受けるとき
に崩れたり、破れることが少く、安定した切断姿勢およ
び受取姿勢が維持されて、正確な切断作用を受ける。
れて、受取装置2に受け取られた薄肉A2は、この受取
装置2の回転Cに伴って前方(反送出装置1側)へ搬送
される。受取装置2の回転C方向前方には、図1に示す
ように、スクレパー8がロール面に接するように設けら
れている。また、スクレパー8の下方にはコンベア9が
設けられている。
取装置2の回転Cに伴って前方(反送出装置1側)へ搬
送され、スクレパー8の剥ぎ取作用を受けて、下方のコ
ンベア9上に取出される。
に、カッター3による薄切り作用が行われ、ブロック肉
Aは一枚毎の薄肉A2に切断分離される。この各薄肉A
2の切断厚さは、送出装置1の送出量と、受取装置2の
受取面4と、カッター3との間隔によって決められる。
従って、この間隔を変更調節し得る構成とするとことが
好ましい。
おいて、上述した実施例と異なる点は、受取装置2をロ
ール形態に代えて無端帯形態に構成したことである。す
なわち、周面に針を植付けた無端帯は三角の頂点部に位
置するロール10、11、12に巻き掛けられて回転駆
動することができ、ブロック肉Aを受ける受取面4の箇
所では無端帯は上下のロール10、11間に張設され
て、カッター3による切断方向と平行状になるように構
成され、この受取面4が上方へ移行するように矢印C方
向に回転される。
Aのカッター3による切断端面(送出端面A1となる)
にほぼ沿わせるとよく、カッター3による切断方向は、
送出装置1によるブロック肉Aの送出方向に対して直交
する方向に限るものではなく、傾斜する方向に設定して
もよく、この切断方向にほぼ沿うように受取面4が設定
される。
して帯刃を用いていたが、カッター3は帯刃に限られる
ものではなく、帯刃に代えて、回転円板刃や、ナタ刃等
を設けてもよい。
起の高さや形状等も、図示した実施例に限られることな
く、摩擦抵抗によって切断された薄肉A2の保持の行わ
れ易い構成であればよい。
ター3との間隔を変更、調節する手段として、前記ロー
ル軸6やロール10〜12等をカッター3に対して前後
に移動させてもよく、また、カッター3を受取装置2に
対して前後に移動させてもよい。
2のロール軸6回りに回転するロール径を大小交換可能
としてもよい。
出す送出装置1と、送出装置1により送り出されたブロ
ック肉Aを薄切りするカッター3と、薄切り肉を受け取
る受取装置2とからなり、定位置に設置されたカッター
3および受取装置2に対して送出装置1が上下方向に往
復移動可能であるため、ブロック肉Aを薄切りする際
に、送出装置は上下方向に往復移動し、ほぼ水平面内で
左右に往復移動することがない。このため、水平面内で
の左右の往復移動により薄切装置の近傍で作業している
作業者が危険を被ることがなく、安全性が極めて向上す
る。
時定位置で作動し送出装置1の上昇時に切断しているた
めに、カッター3の移動により、薄切装置の近傍で作業
している作業者が危険を被ることもない。
またはカッターが左右に往復移動しないために、生肉を
スライスする時、切断された薄肉がカッターに付着した
り、振り飛ばされたりすることがなく、スライス肉を整
然と取り出すことができ、後続の盛りつけやトレー包装
等の処理作業が円滑に行える。
断作用時には、該受取装置2の受取面4が、送出装置1
の切断方向B1と同方向へ移動する。このため受取面4
に受けた切断後の薄切りの肉片は、受取面4に受け取ら
れたときの状態をほぼ維持されて、崩れたり、破れるこ
とが少く、切断後はこの受取面4に受け取られたまま切
断位置から移動処理されるために、正確で整然としたブ
ロック肉Aのスライス切断処理を行うことができる。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】ブロック肉Aを送り出す送出装置1と、送
出装置1により送り出されたブロック肉Aを上側から下
側へ薄切りするカッター3と、薄切り肉を受け取る受取
装置2とからなり、前記カッター3および受取装置2が
定位置に設置されるとともに、前記送出装置1が上下方
向に往復移動可能であることを特徴とするブロック肉の
薄切装置。 - 【請求項2】前記受取装置2がロールまたは無端帯から
なり、受取面がブロック肉Aの切断時に前記送出装置1
の切断方向B1と同方向Cにほぼ同速で移動可能である
ことを特徴とする請求項1に記載のブロック肉の薄切装
置。 - 【請求項3】前記カッター3が、左右の調車7間に掛け
渡されて高速で駆動回転される帯刃であることを特徴と
する請求項1または2に記載のブロック肉の薄切装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118978A JP3567236B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ブロック肉の薄切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001118978A JP3567236B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ブロック肉の薄切装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05061595A Division JP3505577B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ブロック肉の薄切装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001300893A true JP2001300893A (ja) | 2001-10-30 |
JP3567236B2 JP3567236B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=18969272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001118978A Expired - Lifetime JP3567236B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ブロック肉の薄切装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3567236B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011115931A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-06-16 | Nihon Career Ind Co Ltd | 食肉スライサーおよび食肉スライス方法 |
JP2014104532A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Amatake Co Ltd | 胸肉のスライス方法 |
JP2016124090A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 株式会社なんつね | 回転丸刃を用いた切断装置 |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001118978A patent/JP3567236B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011115931A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-06-16 | Nihon Career Ind Co Ltd | 食肉スライサーおよび食肉スライス方法 |
JP2014104532A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Amatake Co Ltd | 胸肉のスライス方法 |
JP2016124090A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 株式会社なんつね | 回転丸刃を用いた切断装置 |
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---|---|
JP3567236B2 (ja) | 2004-09-22 |
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