JP2001298071A - ウェハアライメント機構 - Google Patents
ウェハアライメント機構Info
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- JP2001298071A JP2001298071A JP2000112503A JP2000112503A JP2001298071A JP 2001298071 A JP2001298071 A JP 2001298071A JP 2000112503 A JP2000112503 A JP 2000112503A JP 2000112503 A JP2000112503 A JP 2000112503A JP 2001298071 A JP2001298071 A JP 2001298071A
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】可動ベアリングの押圧による載置ウェハの浮き
上がり及びウェハ端面での形成膜の剥離を防止し得るウ
ェハアライメント機構を提供する。 【解決手段】ホルダステージ11には、ウェハWFの載
置位置を固定する固定ベアリング12,13が設けられ
ている。固定ベアリング12,13それぞれからウェハ
を隔てた反対側に可動ベアリング14が設けられてい
る。可動ベアリング14は、ホルダステージ11の移動
に伴い、ウェハWFの端面部分を押圧する。可動ベアリ
ング14は、ウェハ端面部分との接触面141がホルダ
ステージ11に対して垂直から10°以内の範囲で外側
に傾斜するテーパ形状であり、かつウェハ端面部分と接
触しない上縁部142の径が接触面141を構成する所
定部の径より大きくなっている。
上がり及びウェハ端面での形成膜の剥離を防止し得るウ
ェハアライメント機構を提供する。 【解決手段】ホルダステージ11には、ウェハWFの載
置位置を固定する固定ベアリング12,13が設けられ
ている。固定ベアリング12,13それぞれからウェハ
を隔てた反対側に可動ベアリング14が設けられてい
る。可動ベアリング14は、ホルダステージ11の移動
に伴い、ウェハWFの端面部分を押圧する。可動ベアリ
ング14は、ウェハ端面部分との接触面141がホルダ
ステージ11に対して垂直から10°以内の範囲で外側
に傾斜するテーパ形状であり、かつウェハ端面部分と接
触しない上縁部142の径が接触面141を構成する所
定部の径より大きくなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置製造に係
り、特にウェハ工程あるいはウェハ検査工程においてチ
ップ内の所定箇所に設定される座標とウェハ載置位置を
合わせるウェハアライメント機構に関する。
り、特にウェハ工程あるいはウェハ検査工程においてチ
ップ内の所定箇所に設定される座標とウェハ載置位置を
合わせるウェハアライメント機構に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置製造のための様々なウェハ工
程あるいはウェハ検査工程では、対象となる半導体ウェ
ハを、決められた座標位置に位置に合わせ込めるようア
ライメントがなされる。すなわち、ウェハがロボットな
どにより移送されてくると、ウェハホルダと呼ばれるア
ライメント機構を兼ねた載置台に載せられる。これによ
り、ウェハが正確な向きに位置合わせされながら所定の
チャンバに搬送されるのである。
程あるいはウェハ検査工程では、対象となる半導体ウェ
ハを、決められた座標位置に位置に合わせ込めるようア
ライメントがなされる。すなわち、ウェハがロボットな
どにより移送されてくると、ウェハホルダと呼ばれるア
ライメント機構を兼ねた載置台に載せられる。これによ
り、ウェハが正確な向きに位置合わせされながら所定の
チャンバに搬送されるのである。
【0003】図3は、従来のウェハアライメント機構の
構成を示す概略図である。ホルダステージ31は、半導
体ウェハWFが載置される移動支持台である。ホルダス
テージ31には、ウェハWFの載置位置を固定する固定
ベアリング32,33が設けられている。この固定ベア
リング32,33は、ウェハ周囲約1/4区間の一端と
他端の端面部分に接触するようになっている。これら固
定ベアリング32,33のウェハWFとの接触部は例え
ば樹脂材料でなる。
構成を示す概略図である。ホルダステージ31は、半導
体ウェハWFが載置される移動支持台である。ホルダス
テージ31には、ウェハWFの載置位置を固定する固定
ベアリング32,33が設けられている。この固定ベア
リング32,33は、ウェハ周囲約1/4区間の一端と
他端の端面部分に接触するようになっている。これら固
定ベアリング32,33のウェハWFとの接触部は例え
ば樹脂材料でなる。
【0004】さらに、ホルダステージ31上において上
記固定ベアリング32,33それぞれからウェハを隔て
た反対側に可動ベアリング34が設けられている。可動
ベアリング34は、固定ベアリング32,33それぞれ
から略等距離に設置され、ホルダステージ31の移動に
伴い、ウェハWF端面部分を押圧する。
記固定ベアリング32,33それぞれからウェハを隔て
た反対側に可動ベアリング34が設けられている。可動
ベアリング34は、固定ベアリング32,33それぞれ
から略等距離に設置され、ホルダステージ31の移動に
伴い、ウェハWF端面部分を押圧する。
【0005】ウェハWFは、所定方向を示すノッチ(ま
たはオリフラでも可)NCHが、固定ベアリング32に
当るように載置される。さらに上記可動ベアリング34
のウェハ端面押圧動作によって、ウェハWFはセンタリ
ングされる。これにより、ウェハWFは固定ベアリング
32,33及び可動ベアリング34の3点で固定され、
アライメントが達成される。
たはオリフラでも可)NCHが、固定ベアリング32に
当るように載置される。さらに上記可動ベアリング34
のウェハ端面押圧動作によって、ウェハWFはセンタリ
ングされる。これにより、ウェハWFは固定ベアリング
32,33及び可動ベアリング34の3点で固定され、
アライメントが達成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4は、図3に示した
可動ベアリング34の拡大図である。可動ベアリング3
4におけるウェハWF端面の押圧面は単純な円筒面で構
成されている。可動ベアリング34のウェハへの押圧力
はホルダステージ31の裏側に取り付けられた図示しな
いバネにより生じる。
可動ベアリング34の拡大図である。可動ベアリング3
4におけるウェハWF端面の押圧面は単純な円筒面で構
成されている。可動ベアリング34のウェハへの押圧力
はホルダステージ31の裏側に取り付けられた図示しな
いバネにより生じる。
【0007】ホルダステージ31に載せられたウェハW
Fは、センタリングされる際、その端面への可動ベアリ
ング34の押圧によって浮き上がることがある。ウェハ
WFの浮き上がりは可動ベアリング34の押圧箇所を狂
わせ、端面付近を含む領域で複数の押圧箇所を与えるこ
とになる。
Fは、センタリングされる際、その端面への可動ベアリ
ング34の押圧によって浮き上がることがある。ウェハ
WFの浮き上がりは可動ベアリング34の押圧箇所を狂
わせ、端面付近を含む領域で複数の押圧箇所を与えるこ
とになる。
【0008】このような可動ベアリング34における押
圧の衝撃により、ウェハWF端面に垂れている表面の形
成膜が剥離する恐れがあった。これによりパーティクル
が発生する危険性がある。パーティクルの発生は製品歩
留りに大きく影響する。
圧の衝撃により、ウェハWF端面に垂れている表面の形
成膜が剥離する恐れがあった。これによりパーティクル
が発生する危険性がある。パーティクルの発生は製品歩
留りに大きく影響する。
【0009】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、可動ベアリングの押圧による載置ウェハの
浮き上がり及びウェハ端面での形成膜の剥離を防止し得
るウェハアライメント機構を提供しようとするものであ
る。
れたもので、可動ベアリングの押圧による載置ウェハの
浮き上がり及びウェハ端面での形成膜の剥離を防止し得
るウェハアライメント機構を提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のウェハアライメ
ント機構は、半導体ウェハを載置するホルダステージ
と、前記ホルダステージ上に離間して設けられ、それぞ
れ前記半導体ウェハの所定の端面部分に接触して半導体
ウェハの載置位置を固定する第1、第2の固定ベアリン
グと、前記ホルダステージ上において前記第1、第2の
固定ベアリングそれぞれから前記半導体ウェハを隔てて
そのウェハ端面部分を押圧し、載置された前記半導体ウ
ェハのアライメントをする可動ベアリングとを具備し、
前記可動ベアリングは、ウェハ端面部分との接触面が前
記ホルダステージに対して垂直から10°以内の範囲で
傾斜するテーパ形状であり、ウェハ端面部分と接触しな
い上縁部の径が接触面を構成する所定部の径より大きく
なっていることを特徴とする。
ント機構は、半導体ウェハを載置するホルダステージ
と、前記ホルダステージ上に離間して設けられ、それぞ
れ前記半導体ウェハの所定の端面部分に接触して半導体
ウェハの載置位置を固定する第1、第2の固定ベアリン
グと、前記ホルダステージ上において前記第1、第2の
固定ベアリングそれぞれから前記半導体ウェハを隔てて
そのウェハ端面部分を押圧し、載置された前記半導体ウ
ェハのアライメントをする可動ベアリングとを具備し、
前記可動ベアリングは、ウェハ端面部分との接触面が前
記ホルダステージに対して垂直から10°以内の範囲で
傾斜するテーパ形状であり、ウェハ端面部分と接触しな
い上縁部の径が接触面を構成する所定部の径より大きく
なっていることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、可動ベアリングにおい
て、テーパ形状のウェハ接触面と、上縁部の径がウェハ
接触面を構成する所定部の径より大きくなっている。こ
れにより、ウェハ端面押圧時のウェハ浮き上がりを防止
し、ウェハ所定の端面部分を的確に当てるようにする。
て、テーパ形状のウェハ接触面と、上縁部の径がウェハ
接触面を構成する所定部の径より大きくなっている。こ
れにより、ウェハ端面押圧時のウェハ浮き上がりを防止
し、ウェハ所定の端面部分を的確に当てるようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、それぞれ
本発明の一実施形態に係るウェハアライメント機構を示
す概略図であり、(a)はウェハホルダ全体構成の平面
図、(b)はこの発明の要部(可動ベアリング)を示す
拡大断面図である。以下、同図(a),(b)を説明す
る。
本発明の一実施形態に係るウェハアライメント機構を示
す概略図であり、(a)はウェハホルダ全体構成の平面
図、(b)はこの発明の要部(可動ベアリング)を示す
拡大断面図である。以下、同図(a),(b)を説明す
る。
【0013】ホルダステージ11は、半導体ウェハWF
が載置される移動支持台である。ホルダステージ11に
は、ウェハWFの載置位置を固定する固定ベアリング1
2,13が設けられている。この固定ベアリング12,
13は、ウェハ周囲約1/4区間の一端と他端の端面部
分に接触するようになっている。これら固定ベアリング
12,13のウェハWFとの接触部は例えば樹脂材料で
なる。
が載置される移動支持台である。ホルダステージ11に
は、ウェハWFの載置位置を固定する固定ベアリング1
2,13が設けられている。この固定ベアリング12,
13は、ウェハ周囲約1/4区間の一端と他端の端面部
分に接触するようになっている。これら固定ベアリング
12,13のウェハWFとの接触部は例えば樹脂材料で
なる。
【0014】さらに、ホルダステージ11上において、
上記固定ベアリング12,13それぞれからウェハを隔
てた反対側に可動ベアリング14が設けられている。可
動ベアリング14は、固定ベアリング12,13それぞ
れから略等距離に設置され、ホルダステージ11の移動
に伴い、ウェハWFの端面部分を押圧する。
上記固定ベアリング12,13それぞれからウェハを隔
てた反対側に可動ベアリング14が設けられている。可
動ベアリング14は、固定ベアリング12,13それぞ
れから略等距離に設置され、ホルダステージ11の移動
に伴い、ウェハWFの端面部分を押圧する。
【0015】可動ベアリング14は、ホルダステージ1
1に設けられたスリット15の分だけ移動領域があり、
ウェハ端面への押圧動作を果たす。可動ベアリング14
の軸となるピン16はスリット15を介してホルダステ
ージ11裏側のビーム17に固定されている。
1に設けられたスリット15の分だけ移動領域があり、
ウェハ端面への押圧動作を果たす。可動ベアリング14
の軸となるピン16はスリット15を介してホルダステ
ージ11裏側のビーム17に固定されている。
【0016】ビーム17の一端は、ホルダステージ11
裏側の固定ベアリング18に結合されている。また、ビ
ーム17の他端には、ピン16と反対面側に伸びるベア
リング20が設けられている。ビーム17において、ベ
アリング19と可動ベアリング14に繋がるピン16と
の間の箇所にバネ20の一端が取り付けられている。バ
ネ20の他端は、ホルダステージ11裏側の所定箇所に
固定されている。
裏側の固定ベアリング18に結合されている。また、ビ
ーム17の他端には、ピン16と反対面側に伸びるベア
リング20が設けられている。ビーム17において、ベ
アリング19と可動ベアリング14に繋がるピン16と
の間の箇所にバネ20の一端が取り付けられている。バ
ネ20の他端は、ホルダステージ11裏側の所定箇所に
固定されている。
【0017】上記ベアリング19は、バネ20の張力に
より、ホルダステージ11下の支持台21に設けられた
ガイドレール22の片側に接触する。支持台の両側は動
輪23を介してホルダステージ11のスライド移動を支
持する。すなわち、ベアリング19は、ガイドレール2
2に沿って移動する。
より、ホルダステージ11下の支持台21に設けられた
ガイドレール22の片側に接触する。支持台の両側は動
輪23を介してホルダステージ11のスライド移動を支
持する。すなわち、ベアリング19は、ガイドレール2
2に沿って移動する。
【0018】ガイドレール22は、緩やかにカーブして
おり、ホルダステージ11の移動に伴ってバネ20の緩
む方向にベアリング19(あるいはビーム17)が導か
れるように構成されている。これにより、可動ベアリン
グ14は、ホルダステージ11の移動に伴い、スリット
15の分だけ移動し、ウェハ端面への押圧動作を達成す
る。
おり、ホルダステージ11の移動に伴ってバネ20の緩
む方向にベアリング19(あるいはビーム17)が導か
れるように構成されている。これにより、可動ベアリン
グ14は、ホルダステージ11の移動に伴い、スリット
15の分だけ移動し、ウェハ端面への押圧動作を達成す
る。
【0019】図1(b)にも示されるように、本発明は
可動ベアリング14に特徴がある。可動ベアリング14
は、ウェハ端面部分との接触面141がホルダステージ
11に対して垂直から10°以内の範囲の角度θで外側
に傾斜するテーパ形状であり、かつウェハ端面部分と接
触しない上縁部142の径が接触面141を構成する所
定部の径より大きくなっている。上記ウェハWFとの接
触面141及び上縁部142は例えば樹脂材料で構成さ
れる。
可動ベアリング14に特徴がある。可動ベアリング14
は、ウェハ端面部分との接触面141がホルダステージ
11に対して垂直から10°以内の範囲の角度θで外側
に傾斜するテーパ形状であり、かつウェハ端面部分と接
触しない上縁部142の径が接触面141を構成する所
定部の径より大きくなっている。上記ウェハWFとの接
触面141及び上縁部142は例えば樹脂材料で構成さ
れる。
【0020】ウェハWFは、ロボットなどによりホルダ
ステージ11に移送されてくる。ウェハWFは、所定方
向を示すノッチ(オリフラでも可)NCHが、固定ベア
リング12に当るように載置される。さらに上記可動ベ
アリング14のウェハ端面押圧動作によって、ウェハW
Fはセンタリングされる。これにより、ウェハWFは固
定ベアリング12,13及び可動ベアリング14の3点
で固定され、アライメントが達成される。
ステージ11に移送されてくる。ウェハWFは、所定方
向を示すノッチ(オリフラでも可)NCHが、固定ベア
リング12に当るように載置される。さらに上記可動ベ
アリング14のウェハ端面押圧動作によって、ウェハW
Fはセンタリングされる。これにより、ウェハWFは固
定ベアリング12,13及び可動ベアリング14の3点
で固定され、アライメントが達成される。
【0021】上記構成によれば、可動ベアリング14に
おいて、適度なテーパ形状のウェハ接触面141と、こ
の接触面を構成する所定部の径より大きくなった上縁部
142を有する。これにより、ウェハWF端面押圧時の
ウェハ浮き上がりが防止される。よって、ホルダステー
ジ11に載せられたウェハWFは、センタリングされる
際、ウェハWF所定の端面部分が的確に当たるようにな
る。この結果、ウェハ表面の垂れた形成膜が剥離する率
は大幅に減少し、もってパーティクルの発生を抑えるこ
とができる。
おいて、適度なテーパ形状のウェハ接触面141と、こ
の接触面を構成する所定部の径より大きくなった上縁部
142を有する。これにより、ウェハWF端面押圧時の
ウェハ浮き上がりが防止される。よって、ホルダステー
ジ11に載せられたウェハWFは、センタリングされる
際、ウェハWF所定の端面部分が的確に当たるようにな
る。この結果、ウェハ表面の垂れた形成膜が剥離する率
は大幅に減少し、もってパーティクルの発生を抑えるこ
とができる。
【0022】図2は、図1における可動ベアリング14
の変形例を示す拡大断面図である。図1(b)と同一の
符号を付す。可動ベアリング14は、ウェハ端面部分と
の接触面141がホルダステージ11に対して垂直から
10°以内の範囲で内側に傾斜するテーパ形状であり、
かつウェハ端面部分と接触しない上縁部142の径がウ
ェハ接触面を構成する所定部の径より大きくなってい
る。上記ウェハWFとの接触面141及び上縁部142
は例えば樹脂材料で構成される。
の変形例を示す拡大断面図である。図1(b)と同一の
符号を付す。可動ベアリング14は、ウェハ端面部分と
の接触面141がホルダステージ11に対して垂直から
10°以内の範囲で内側に傾斜するテーパ形状であり、
かつウェハ端面部分と接触しない上縁部142の径がウ
ェハ接触面を構成する所定部の径より大きくなってい
る。上記ウェハWFとの接触面141及び上縁部142
は例えば樹脂材料で構成される。
【0023】上記構成によっても、図1(b)とは逆の
テーパ形状のウェハ接触面141と、この接触面を構成
する所定部の径より大きい上縁部142により、ウェハ
WF端面押圧時のウェハ浮き上がりが防止される。よっ
て、ホルダステージ11に載せられたウェハWFは、セ
ンタリングされる際、ウェハWF所定の端面部分が的確
に当たるようになる。この結果、ウェハ表面の垂れた形
成膜が剥離する率は大幅に減少し、もってパーティクル
の発生を抑えることができる。
テーパ形状のウェハ接触面141と、この接触面を構成
する所定部の径より大きい上縁部142により、ウェハ
WF端面押圧時のウェハ浮き上がりが防止される。よっ
て、ホルダステージ11に載せられたウェハWFは、セ
ンタリングされる際、ウェハWF所定の端面部分が的確
に当たるようになる。この結果、ウェハ表面の垂れた形
成膜が剥離する率は大幅に減少し、もってパーティクル
の発生を抑えることができる。
【0024】なお、上記実施形態において、ガイドレー
ル22のカーブ、バネ20の設置方向、張力調整に変更
を加えることも考えられる。これにより、本発明に係る
可動ベアリング14を用いつつ、本来のアライメント機
能を損なわないように、ウェハWF端面押圧時の衝撃を
より低減させる構成が期待できる。
ル22のカーブ、バネ20の設置方向、張力調整に変更
を加えることも考えられる。これにより、本発明に係る
可動ベアリング14を用いつつ、本来のアライメント機
能を損なわないように、ウェハWF端面押圧時の衝撃を
より低減させる構成が期待できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ライメントに必要な可動ベアリングにおいて、テーパ形
状のウェハ接触面とこの接触面を構成する所定部の径よ
り大きい上縁部を有する。これにより、ウェハ端面押圧
時のウェハ浮き上がりを防止し、ウェハ所定の端面部分
が的確に当てられるようになった。この結果、可動ベア
リングの押圧によるウェハ端面での形成膜の剥離を防止
し、パーティクルの発生が抑えられ、製品歩留りの向上
に寄与するウェハアライメント機構を提供することがで
きる。
ライメントに必要な可動ベアリングにおいて、テーパ形
状のウェハ接触面とこの接触面を構成する所定部の径よ
り大きい上縁部を有する。これにより、ウェハ端面押圧
時のウェハ浮き上がりを防止し、ウェハ所定の端面部分
が的確に当てられるようになった。この結果、可動ベア
リングの押圧によるウェハ端面での形成膜の剥離を防止
し、パーティクルの発生が抑えられ、製品歩留りの向上
に寄与するウェハアライメント機構を提供することがで
きる。
【図1】(a),(b)は、それぞれ本発明の一実施形
態に係るウェハアライメント機構を示す概略図であり、
(a)はウェハホルダ全体構成の平面図、(b)はこの
発明の要部(可動ベアリング)を示す拡大断面図であ
る。
態に係るウェハアライメント機構を示す概略図であり、
(a)はウェハホルダ全体構成の平面図、(b)はこの
発明の要部(可動ベアリング)を示す拡大断面図であ
る。
【図2】図1における可動ベアリングの変形例を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図3】従来のウェハアライメント機構の構成を示す概
略図である。
略図である。
【図4】図3に示した可動ベアリングの拡大図である。
11,31…ホルダステージ 12,13,18,32,33…固定ベアリング 14,34…可動ベアリング 141…ウェハとの接触面 142…上縁部 15…スリット 16…ピン 17…ビーム 19…ベアリング 20…バネ 21…支持台 22…ガイドレール WF…ウェハ NCH…ノッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウェハを載置するホルダステージ
と、 前記ホルダステージ上に離間して設けられ、それぞれ前
記半導体ウェハの所定の端面部分に接触して半導体ウェ
ハの載置位置を固定する第1、第2の固定ベアリング
と、 前記ホルダステージ上において前記第1、第2の固定ベ
アリングそれぞれから前記半導体ウェハを隔ててそのウ
ェハ端面部分を押圧し、載置された前記半導体ウェハの
アライメントをする可動ベアリングとを具備し、 前記可動ベアリングは、ウェハ端面部分との接触面が前
記ホルダステージに対して垂直から10°以内の範囲で
傾斜するテーパ形状であり、ウェハ端面部分と接触しな
い上縁部の径が接触面を構成する所定部の径より大きく
なっていることを特徴とするウェハアライメント機構。 - 【請求項2】 前記可動ベアリングは、ホルダステージ
の移動に伴って前記半導体ウェハの端面部分を押圧でき
る位置に導かれることを特徴とする請求項1記載のウェ
ハアライメント機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000112503A JP2001298071A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | ウェハアライメント機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000112503A JP2001298071A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | ウェハアライメント機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001298071A true JP2001298071A (ja) | 2001-10-26 |
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DE102005001966B4 (de) * | 2005-01-15 | 2009-08-20 | Infratec Gmbh Infrarotsensorik Und Messtechnik | Mikrophoniereduzierter pyroelektrischer Detektor |
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