JP2001296451A - 光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器 - Google Patents
光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器Info
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Abstract
の厚さ以下にする光コネクタレセプタクルを提供する。 【解決手段】 円筒状部12および直方体状部13より
成る光コネクタレセプタクル本体11を具備し、本体1
1にプラグを挿入する貫通孔14を円筒状部12の前端
面から開口26が形成される直方体状部13の後端部5
に亘って貫通形成し、直方体状部13の後端部5の左右
両辺にレセプタクルの軸方向に延伸する係合取り付け片
を一体形成し、後端部5の端面と係合取り付け片の内側
面とにより光学素子22を包持する包持領域を形成し、
係合取り付け片に係合結合する係合取り付け部を光学素
子22に形成した光コネクタレセプタクル。
Description
プタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器に関し、
特に、光学素子を光コネクタレセプタクル本体に固定す
るに要する厚さを光学素子の厚さ以下にする光コネクタ
レセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器に関
する。
する。図7(a)に示される如く、合成樹脂材料をイン
サートモールドして形成される光コネクタレセプタクル
の本体11は前方部の円筒状部12および後方部の直方
体状部13により構成される。図7(b)は図7(a)
の縦断面図、図8は図7(a)の分解斜視図である。本
体11には前後方向に延伸する貫通孔14が形成されて
いる。貫通孔14内にはレセプタクルコンタクト16a
が収容されており、この貫通孔14の前方端を介して挿
入される相手側ピンプラグのピンコクタクトが係合す
る。レセプタクルコンタクト16aの端子25a、25
b、25cは直方体状部13の下面から下方に導出され
ている。円筒状部12の外周面には金属製カバー15が
嵌合されている。
れ、本体11の直方体状部13に嵌合固定される。この
保持部21は底面が開口する箱状に形成されており、光
学素子22を収容保持している。この開放面を介して光
学素子22が保持部21内に挿入嵌合される。この嵌合
状態は小突起23により確保されている。光学素子22
の端子24も保持部21から下方に導出されている。図
9をも参照するに、図9(a)において、光学素子22
の発光面或いは受光面は、保持部21に嵌合保持された
状態で、保持部21の開口26と対向し、この開口26
は本体11の貫通孔14と対向している。保持部21の
貫通孔14側には外形が直方体の角状突部27が一体に
突出形成されている。この角状突部27には保持部21
の内部に達する円形開口26が形成され、挿入される光
ピンプラグのフェルールの先端部を嵌合位置決めする。
保持部21の角状突部27は本体11の直方体状部13
にその背面より挿入嵌合される。これに際して、角状突
部27の両側面に形成される係合爪28が、レセプタク
ルコンタクト16aの図示されない一部に係合して抜け
止めとされる。保持部21の上面の前縁両側には切欠き
29a、29bが形成され、切欠き29に嵌合する係合
突部31a、31bが直方体状部13の背面上部に一体
に形成されている。
プラグ本体41にフェルール44が挿通保持され、フェ
ルール44を軸心として円筒部45が本体41に一体に
形成され、フェルール44内に光ファイバ46が挿通固
定され、その先端は光ファイバ46の心線47がフェル
ール44の先端に位置決め固定されている。フェルール
44の前方端部は円筒部45より突出しており、フェル
ール44をレセプタクルの貫通孔14内に挿入すると、
図9(a)の角状突部27内に位置決め挿入され、心線
47の先端が光学素子22の発光面或は受光面34と近
接対向する。
ラグを以上の光学素子付ピンレセプタクルに使用するこ
とができる。この電気ピンプラグは、絶縁材料より成る
プラグ本体41にピンコンタクト42が挿通固定され、
プラグ本体41の前方端にピンコンタクト42を軸心と
した金属スリーブ43が取付けられている。このピンプ
ラグのピンコンタクト42をレセプタクルの貫通孔14
に挿入し、金属スリーブ43を金属カバー15に嵌合さ
せる。ピンコンタクト42によりレセプタクルコンタク
ト16aの接触部17が固定接片16bから離されると
共に接触部17とピンコンタクト42とが電気的に接続
され、通常の電気的レセプタクルとしても動作する。
部12および直方体状部13より成る光コネクタレセプ
タクル本体11と、光コネクタレセプタクル本体11の
直方体部13に嵌合固定される保持部21により構成さ
れている。受光素子或いは発光素子より成る光学素子2
2は保持部21に嵌合固定されている。即ち、この光コ
ネクタレセプタクルは、先ず、光コネクタレセプタクル
本体11に保持部21を嵌合固定し、次いで、この保持
部21に受光素子或いは発光素子より成る光学素子22
を嵌合固定しており、光学素子22を保持するに、光学
素子自身を含めて合計3個の部品が取り扱うことにな
る。ここで、光コネクタレセプタクル本体11に光学素
子22を嵌合固定する構成についてみると、この嵌合固
定を実行するに採用される保持部21の構成自体複雑で
ある。光学素子22が嵌合固定される空所が形成される
保持部21本体の内部には光学素子22を位置決め保持
する小突起23が形成されると共に、保持部21本体か
ら角状突部27が突出形成され、更に、角状突部27に
も係合爪28が形成されている。この複雑な形状構造の
保持部21を製造するには困難を伴う。保持部21をモ
ールド成型する金型の製造についてみても、容易である
とは言い難い。図10を参照するに、保持部21を光コ
ネクタレセプタクル本体11に一体に形成しても、保持
部21を含めた本体11は製造に困難を伴う複雑な形状
構造をしている。
位置決め固定する部材として光学素子22を収容して保
持する格別の箱状の保持部21を形成せずに、本体11
の後方部の直方体状部13の後端部に係合取り付け片を
形成する光コネクタレセプタクルもある。以下、これに
ついて説明する。図11を参照するに、これは光コネク
タレセプタクルの本体の直方体状部の後端部に係合取り
付け片を形成した光コネクタレセプタクルの従来例の分
解斜視図である。図11において、直方体状部13の後
端部5には左右両辺に上下方向に延伸する隆起部51が
一体形成されている。この隆起部51の内側面は、後端
部5の端面から外向きに傾斜する傾斜面に形成されてい
る。隆起部51から、弾性舌片52が板面を左右方向に
向けて軸方向に一体形成されている。弾性舌片52には
係合孔53が形成されている。6は光学素子22を直方
体状部13の後端部5に対して圧し付け保持する保持枠
であり、水平方向断面がコ字状に構成されている。即
ち、端壁60には左右両辺に上下方向に延伸する係合壁
61が一体形成されている。係合壁61の外側面には隆
起部51の弾性舌片52が嵌合する凹部62が形成され
ると共に、この凹部62には弾性舌片52の係合孔53
に嵌合係合する係合突起63が形成されている。端壁6
0の内面には1対の突出部64が形成されている。光学
素子22は外形が4角部を上下方向に大きく面取り部2
0に形成した8角柱状に構成されており、その後面には
1対の突出部64に対応する1対の嵌合凹部71が形成
されている。光学素子22の前面には保持部21の開口
26に対応する発光面或いは受光面が形成されている。
22を組み込むには、光学素子22の1対の嵌合凹部7
1と保持枠6の1対の突出部64とを相互位置合わせし
た状態で、直方体状部13の弾性舌片52に保持枠6の
凹部62を対応させ、弾性舌片52に沿って保持枠6を
押圧する。これにより、弾性舌片52は拡開してその係
合孔53に保持枠6の係合突起63が嵌合係合する。こ
の場合、光学素子22を確実に嵌合収容する必要上、直
方体状部13とは別体に構成される保持枠6自体の壁の
厚さを或る程度厚く構成しなければならない。
部の後端部に係合取り付け片を形成した他の従来例を図
12を参照して説明する。この従来例は直方体状部13
の後端部5に光学素子収容孔7を外設した。光学素子収
容孔7を外設するには、直方体状部13の後端部5から
70により示される包持部を突出形成して後端部5と共
働して光学素子収容孔7を形成する。光学素子収容孔7
の形状は、光学素子22の8角柱状の外形に対応する8
角形の水平方向断面に形成されている。この光学素子収
容孔7の後面には光学素子22の1対の嵌合凹部71に
対応する1対の傾斜突起74が形成されている。ここ
で、光学素子収容孔7に下側から光学素子22を押し込
むことにより、傾斜突起74に光学素子22の嵌合凹部
71が嵌合係合し、光学素子22はレセプタクルの本体
の直方体状部13の後端部5に収容取り付けられる。
部5に光学素子収容孔7を外設するには、直方体状部1
3の後端部5から包持部70を突出形成し、これと後端
部5とにより光学素子収容孔7を形成する。この従来例
の場合も、先の従来例と同様に、光学素子22を確実に
嵌合収容する必要上、突出形成される包持部70自体の
壁の厚さを或る程度厚く確保しなければならない。
従来例は、光学素子22を保持するに、光学素子自身を
含めて光コネクタレセプタクル本体11と構成自体複雑
な保持部21の合計3個の部品が取り扱うことになる。
そして、この複雑な形状構造の保持部21を製造するに
はモールド成型する金型の製造困難その他の困難を伴
う。そして、保持枠6を直方体状部13の弾性舌片52
に嵌合係合する従来例の場合も、別体の保持枠6の形状
構造は先の従来例の保持部21と比較して簡単化された
が、保持枠6自体の壁の厚さを或る程度厚く構成しなけ
ればならなず、光学素子22を保持した状態で、保持枠
6が少なからず直方体状部13の後端部5から突出する
ことになる。最後の従来例についても、直方体状部13
の後端部5から包持部70が突出して好ましくない事情
は同様である。
に改善を施すことにより、光学素子後方の成形部品を削
減し、光コネクタレセプタクルの外形寸法を縮小し、保
持に要する部品点数を減少した、光学素子を光コネクタ
レセプタクル本体に固定するに要する厚さを光学素子の
厚さ以下にする光コネクタレセプタクルおよびこれを具
備した携帯型電子機器にを提供するものである。
をインサートモールドして形成される前方の円筒状部1
2および後方の直方体状部13より成る光コネクタレセ
プタクル本体11を具備し、光コネクタレセプタクル本
体11にプラグを挿入する貫通孔14を円筒状部12の
前端面から開口26が形成される直方体状部13の後端
部5に亘って貫通形成し、直方体状部13の後端部5の
左右両辺にレセプタクルの軸方向に延伸する係合取り付
け片を一体形成し、後端部5の端面と係合取り付け片の
内側面とにより光学素子22を包持する包持領域を形成
し、係合取り付け片に係合、結合する係合取り付け部を
光学素子22に形成した光コネクタレセプタクルを構成
した。
光コネクタレセプタクルにおいて、係合取り付け片は互
いに対向する1対の上側係合固定片54および互に対向
する1対の下側係合固定片55より成り、これら係合固
定片54、55の先端部には内向きに突出する傾斜面を
有する保持爪541、551が対向して形成されてお
り、光学素子22の係合取り付け部は係合固定片54、
55の保持爪541、551に係合する係合凹陥部7
3、74より成る光コネクタレセプタクルを構成した。
コネクタレセプタクルにおいて、光学素子22は外形が
4角柱を含む多角柱状に構成されている光コネクタレセ
プタクルを構成した。更に、請求項4:請求項1に記載
される光コネクタレセプタクルにおいて、係合取り付け
片は板面を左右方向に向けてレセプタクルの軸方向に延
伸して直方体状部13に一体形成される弾性舌片52よ
り成り、弾性舌片52には係合孔53が形成され、光学
素子22の左右の側面には弾性舌片52の係合孔53に
係合する1対の突出爪75が形成されている光コネクタ
レセプタクルを構成した。
光コネクタレセプタクルにおいて、後端部5の中央下部
には弾性係止片58が軸方向に突出形成され、係合取り
付け片は左右に互いに対向する1対の係合固定片56よ
り成り、これら両係合固定片の先端部には内向き屈曲部
562が互いに対向して形成され、内向き屈曲部562
の上部には下方に向けて切り欠かれた係止段部57が形
成され、光学素子22の後面の左右両辺の下端部には互
いに対向して1対の係合凹陥部73が形成されると共に
前面中央下部には下方に向けて切り欠かれた係合段部5
9が形成される光コネクタレセプタクルを構成した。
5の内の何れかに記載される光コネクタレセプタクルに
おいて、本体11内の貫通孔14にレセプタクルコンタ
クト16aを具備せしめた光コネクタレセプタクルを構
成した。また、請求項7:請求項1ないし請求項6の内
の何れかに記載される光コネクタレセプタクルを具備し
た携帯型電子機器を構成した。
び図2を参照して説明する。図1(a)は実施例の軸方
向縦断面図、図1(b)は図1(a)を上から視た図、
図2(c)は係合取り付け片の斜視図、図2(d)は光
学素子の斜視図である。この実施例は、図10に示され
る円筒状部12および直方体状部13より成る光コネク
タレセプタクルの本体11とほぼ同様の構成を有してお
り、その直方体状部13の後端部5に保持部21の代わ
りにこの実施例の係合取り付け片を形成したものに相当
する。直方体状部13の後端部5には左右両辺にレセプ
タクルの軸方向に突出する隆起部51が一体形成されて
いる。この隆起部51の内側面は、開口26が形成され
る後端部5の端面から外向きに傾斜する内側面50に形
成されている。左右の隆起部51の上端部には、係合取
り付け片として、互いに対向する1対の上側係合固定片
54が軸方向に突出、形成されている。そして、左右の
隆起部51の下端部にも、同様の係合取り付け片とし
て、互に対向して1対の下側係合固定片55が軸方向に
突出形成されている。これら上側係合固定片54および
下側係合固定片55の先端部には、先端から内向きに突
出する傾斜面を有する保持爪541および551が対向
して形成されている。以上の通りの構成により、開口2
6が形成される後端部5の端面と、左右隆起部51の内
側の内側面50と、上側係合固定片54および下側係合
固定片55の内側面とにより光学素子22を包持する包
持領域を形成する。
の後端部5と係合取り付け片との間にレセプタクルの軸
方向に突出する隆起部51を介在させているが、これは
省略することができる。なお、隆起部51を介在させ、
内側面は後端部5の端面から外向きに傾斜する内側面5
0に形成し、光学素子22を4角部を上下方向に大きく
面取り部20に形成した8角柱状に構成すると、レセプ
タクルに対する光学素子22の着脱を容易にすることが
できる。光学素子22の後面の左右両辺の下端部には互
いに対向して1対の係合凹陥部73が形成されている。
そして、光学素子22の後面の左右両辺の下端部には互
に対向して1対の下側係合凹陥部76が形成されてい
る。光学素子22の前面には直方体状部13の開口26
に対応する発光面或いは受光面が形成されている。
22を組み込むには、直方体状部13の後端部5の左右
の隆起部51の何れか一方に形成される上側係合固定片
54の保持爪541および下側係合固定片55の保持爪
551に光学素子22の対応する係合凹陥部73および
下側係合凹陥部76をそれぞれ位置決めした状態で、光
学素子22を直方体状部13に対して強く押圧する。こ
れにより、上側係合固定片54および下側係合固定片5
5は拡開してこれらの保持爪541および保持爪551
は対応する係合凹陥部73および下側係合凹陥部76に
弾性的に嵌合係合する。この状態で、光学素子22は上
側係合固定片54および下側係合固定片55により上下
左右方向の動きを阻止されると共に直方体状部13の後
端部5と保持爪541および保持爪551により軸方向
の動きを阻止されることになり、光コネクタレセプタク
ルに対する固定は確実に確保される。
3(a)は係合取り付け片の斜視図であり、図3(b)
は光学素子の斜視図であり、図3(c)は光学素子を係
合取り付け片に取り付けたところを上から視た図であ
る。直方体状部13の後端部5には左右両辺に上下方向
に延伸する隆起部51が一体形成されている。この隆起
部51の内側面は、後端部5の端面から外向きに傾斜す
る傾斜面に形成されている。隆起部51から、係合取り
付け片として、弾性舌片52が板面を左右方向に向けて
軸方向に一体形成されている。弾性舌片52には係合孔
53が形成されている。光学素子22は外形が4角部を
上下方向に大きく面取り部20に形成した8角柱状に構
成されており、その左右の側面には1対の突出爪75が
形成されている。突出爪75の端面は側面から後方に向
かって上昇する傾斜面とされている。この光学素子22
の前面には開口26に対応する発光面或いは受光面が形
成されている。
22を組み込むには、光学素子22の左右の突出爪75
を左右の弾性舌片52の先端にそれぞれ対応させ、突出
爪75を弾性舌片52に沿わせてを光学素子22を直方
体状部13の後端部5に対して押圧する。これにより、
弾性舌片52は拡開してその係合孔53に光学素子22
の左右の突出爪75が嵌合係合する。この突出爪75の
係合孔53に対する嵌合係合により、光学素子22は上
下左右軸方向に関する動きを阻止され、光コネクタレセ
プタクルに対する固定は確実に確保される。
例を説明する。図4(a)は係合取り付け片の斜視図で
あり、図4(b)は図4(a)を上から視た図であり、
図4(c)は図4(a)を後方から視た図であり、図5
(d)は光学素子の斜視図であり、図5(e)は図5
(d)を前方から視た図である。図3において、直方体
状部13の後端部5には左右両辺に上下方向に延伸する
隆起部51が一体形成されている。この隆起部51の内
側面は、開口26が形成される後端部5の端面から外向
きに傾斜する内側面50に形成されている。左右の隆起
部51には、係合取り付け片として、左右に互いに対向
する1対の係合固定片56が軸方向に突出形成されてい
る。これら両係合固定片の先端部には内向き屈曲部56
2が互いに対向して形成されている。これら内向き屈曲
部562の上部には下方に向けて切り欠かれた係止段部
57が形成されている。そして、後端部5の中央下部に
は弾性係止片58が軸方向に突出形成されている。以上
の通りの構成により、開口26が形成される後端部5の
端面と、左右隆起部51の内側の内側面50と、左右の
係合固定片56の内側面により光学素子22を包持する
包持領域が形成される。
大きく面取り部20に形成した8角柱状に構成されてい
る。光学素子22の後面の左右両辺の下端部には互いに
対向して1対の係合凹陥部73が形成されている。この
光学素子22の前面中央下部には下方に向けて切り欠か
れた係合段部59が形成されている。そして、光学素子
22の前面には直方体状部13の開口26に対応する発
光面或いは受光面34が形成されている。
22を組み込むには、後端部5の端面と、左右隆起部5
1の内側の内側面50と、左右係合固定片56の内側面
により形成される包持領域に、光学素子22の前面によ
り弾性係止片58を押圧した状態で、下側から光学素子
22を押し込む。光学素子22を押し込んで、係合凹陥
部73が内向き屈曲部562の上部に切り欠かれた係止
段部57に係合したところで、弾性係止片58が光学素
子22の前面中央下部に切り欠き形成された係合段部5
9の下面に係合する。これにより、光学素子22は上下
左右軸方向に関する動きを阻止されて、光コネクタレセ
プタクルに対する固定は確実に確保される。
は、電気コネクタレセプタクルとしても使用することが
できる電気光共用のコネクタレセプタクルであったが、
これら実施例の係合取り付け片を具備した光専用のコネ
クタレセプタクルも構成することができる。図6を参照
して説明する。これは先の図1の実施例の係合取り付け
片を使用した例である。図2および図3の係合取り付け
片も同様に具備せしめることができる。光学素子22が
開口26が形成される後端部5の端面と、左右隆起部5
1の内側の内側面50と、上側係合固定片54および下
側係合固定片55の内側面により包持された状態でその
発光面或いは受光面は後端部5の開口26と対向し、こ
の開口26は本体11の貫通孔14と対向している。貫
通孔14を介して挿入される光プラグのチップ48の先
端部は開口26に嵌合位置決めされる。挿入された光プ
ラグの位置決めは、直方体状部13内に具備される互い
に対向する金属材料より成る1対のバイアス保持片8に
より、チップ48の後端部を内向きにバイアスして保持
される。
包持する包持領域をピンジャックに形成したところを説
明しているが、これはジャックの種類には依らず、図6
に示される光ミニジャック或いはレセプタクルにも適用
することができる。図6を参照するに、レセプタクルに
対して図1の係合取り付け片を形成し、開口26が形成
される後端部5の端面と、左右隆起部51の内側の内側
面50と、上側係合固定片54および下側係合固定片5
5の内側面とにより光学素子22を包持する包持領域を
形成し、上側係合固定片54および下側係合固定片55
により光学素子22の上下左右方向の動きを阻止すると
共に直方体状部13の後端部5と保持爪541および保
持爪551により軸方向の動きを阻止している。同様
に、図6により図示説明される光専用のコネクタレセプ
タクルに対して図2および図3の係合取り付け片を形成
することにより光学素子22の上下左右方向の動きおよ
び軸方向の動きを阻止している。
ネクタレセプタクル本体の後端部に係合取り付け片を形
成し、後端部の端面と係合取り付け片とにより光学素子
を包持する包持領域を形成している。そして、係合取り
付け片と相互に係合結合する結合部を光学素子に形成す
ることにより、光学素子を光コネクタレセプタクル本体
に固定するに要する厚さは光学素子の厚さ以下にするこ
とができる。従って、コネクタレセプタクルの全長を短
縮することができ、また、光コネクタレセプタクル全体
の部品点数を減少し、光コネクタレセプタクルの組み立
て作業性を向上した光コネクタレセプタクルおよびこれ
を具備した携帯型電子機器を提供することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 合成樹脂材料をインサートモールドして
形成される前方の円筒状部および後方の直方体状部より
成る光コネクタレセプタクル本体を具備し、光コネクタ
レセプタクル本体にプラグを挿入する貫通孔を円筒状部
の前端面から開口が形成される直方体状部の後端部に亘
って貫通形成し、直方体状部の後端部の左右両辺にレセ
プタクルの軸方向に延伸する係合取り付け片を一体形成
し、後端部の端面と係合取り付け片の内側面とにより光
学素子を包持する包持領域を形成し、係合取り付け片に
係合結合する係合取り付け部を光学素子に形成した光コ
ネクタレセプタクル。 - 【請求項2】 請求項1に記載される光コネクタレセプ
タクルにおいて、 係合取り付け片は互いに対向する1対の上側係合固定片
および互に対向する1対の下側係合固定片より成り、こ
れら係合固定片の先端部には内向きに突出する傾斜面を
有する保持爪が対向して形成されており、光学素子の係
合取り付け部は係合固定片の保持爪に係合する係合凹陥
部より成る光コネクタレセプタクル。 - 【請求項3】 請求項2に記載される光コネクタレセプ
タクルにおいて、 光学素子は外形が4角柱を含む多角柱状に構成されてい
る光コネクタレセプタクル。 - 【請求項4】 請求項1に記載される光コネクタレセプ
タクルにおいて、 係合取り付け片は板面を左右方向に向けてレセプタクル
の軸方向に延伸して直方体状部に一体形成される弾性舌
片より成り、弾性舌片には係合孔が形成され、光学素子
の左右の側面には弾性舌片の係合孔に係合する1対の突
出爪75が形成されている光コネクタレセプタクル。 - 【請求項5】 請求項1に記載される光コネクタレセプ
タクルにおいて、 後端部の中央下部には弾性係止片が軸方向に突出形成さ
れ、係合取り付け片は左右に互いに対向する1対の係合
固定片より成り、これら両係合固定片の先端部には内向
き屈曲部が互いに対向して形成され、内向き屈曲部の上
部には下方に向けて切り欠かれた係止段部が形成され、
光学素子の後面の左右両辺の下端部には互いに対向して
1対の係合凹陥部が形成されると共に前面中央下部には
下方に向けて切り欠かれた係合段部が形成される光コネ
クタレセプタクル。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
記載される光コネクタレセプタクルにおいて、 本体内の貫通孔にレセプタクルコンタクトを具備せしめ
た光コネクタレセプタクルを構成した。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の内の何れかに
記載される光コネクタレセプタクルを具備した携帯型電
子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000113302A JP2001296451A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | 光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000113302A JP2001296451A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | 光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001296451A true JP2001296451A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18625292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000113302A Pending JP2001296451A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | 光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001296451A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1326110A1 (en) * | 2001-12-25 | 2003-07-09 | Hosiden Corporation | Electrical/photoelectric conversion dual connector |
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JP2008152123A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光サブアセンブリ |
JP2012174841A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Yazaki Corp | 光モジュール |
JP2018200382A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 株式会社フジクラ | 光電変換ユニット、光ファイバガイド、コネクタ及び光電変換ユニットの製造方法 |
WO2023282317A1 (ja) * | 2021-07-07 | 2023-01-12 | 京セラ株式会社 | 電子部品収納用パッケージ及び電子装置 |
-
2000
- 2000-04-14 JP JP2000113302A patent/JP2001296451A/ja active Pending
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