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JP2001295532A - 車両のキーレスエントリシステム - Google Patents

車両のキーレスエントリシステム

Info

Publication number
JP2001295532A
JP2001295532A JP2000115584A JP2000115584A JP2001295532A JP 2001295532 A JP2001295532 A JP 2001295532A JP 2000115584 A JP2000115584 A JP 2000115584A JP 2000115584 A JP2000115584 A JP 2000115584A JP 2001295532 A JP2001295532 A JP 2001295532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
radio wave
signal
interrogation
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000115584A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Araya
一彰 新家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000115584A priority Critical patent/JP2001295532A/ja
Publication of JP2001295532A publication Critical patent/JP2001295532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の車両のキーレスエントリシステムで
は、隣に停車している自動車を検出することで誤動作し
てしまい、その結果実用的にはバッテリ上がりが生じて
しまうなどの課題があった。 【解決手段】 質問電波の受信レベル判定20に基づい
て携帯ユニットからモード切替信号を出力させ、これに
応じて車両側の固定ユニットをスタンバイモードから通
常モードへ切り替えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車などの車両
においてそのドアをキーを用いることなく解錠施錠する
ために用いられる車両のキーレスエントリシステムに係
り、特に、有限の電力を供給するバッテリの消耗を実用
的に抑制しつつ車両のドアロックの解錠施錠における利
便性を高度に追求し、利用者のトータルの利便性を向上
させるための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯ユニットから送信された電波に応じ
て自動車などのドアを解錠施錠する車両のキーレスエン
トリーシステムは特開平9−71220号公報などにお
いて開示され、商品化もされている。このシステムは、
例えば雪や氷により鍵穴がふさがってしまったような場
合であっても解錠することができ、通常の使用時におい
ても例え多量の荷物を持っていたとしてもドアに近づく
前に解錠してドアを開けるだけでスムースに乗車するこ
とができるので、利用者の利便性を向上させる格好の技
術となっている。
【0003】そして、このような車両のキーレスエント
リーシステムでは、携帯ユニットではその小型化や軽量
化を図るためにボタン電池などを利用するとともに車両
に設置された固定ユニットから質問電波を出力し、この
質問電波に応じて携帯ユニットが識別情報を含む応答電
波を出力し、固定ユニットがこの応答電波を受信して上
記識別情報の一致不一致判断に基づいて車両の鍵の解錠
施錠処理を行うように構成するのが好ましい。
【0004】しかしながら、車両から所定の検出範囲内
に利用者が近づいたことを検出するためには、上記質問
電波は連続的あるいはかなり短い周期毎に出力し続けな
ければならない。また、自動車などにおいては、この質
問電波を送信するアンテナとして電磁遮蔽が生じない部
位、例えばミラーカバーの内側に容易に配設することが
できるコイルアンテナを用いるのが望ましい。他方で、
エンジンが停止した自動車ではバッテリが唯一のエネル
ギー供給源となる。その結果、このコイルアンテナから
質問電波を連続的あるいはかなり短い周期毎に出力し続
けることでバッテリの電力が消耗し、比較的短い期間利
用しないような場合であってもバッテリが上がってしま
うといった問題が生じてしまう。
【0005】図9は消費電力の一例を説明するための説
明図である。図において、47は自動車、48は監視領
域である。例えば、監視領域48のサイズを1m、人の
1秒当たりの移動速度を1.4m/s(=5km/h)
とすると、質問電波は0.7s(=1/1.4)以下の
周期毎に送信しなければ、ユーザがドアに到達する前に
解錠することができない。また、質問電波の送信に必要
な時間を200msとするとデューティは3.5(=
0.7/0.2)となる。更に、通常の使用状態におい
てバッテリ上がりを防止するためには、この質問電波の
送信により消費される暗電流を平均5mA以下とするこ
とが望ましい。その結果、バッテリ上がりを防止するよ
うにした場合、質問電波の送信の際に利用できる電流は
単純に17.5mA(=5/3.5)以下となる。他方
で、送信コイルアンテナを用いて低周波帯の質問電波を
送信して上記監視領域内に存在する携帯ユニットにてこ
れを受信させるためには、当該質問電波を出力するため
には現状の技術では100mA程度の電流(暗電流とし
ては約28.5mA(=100/3.5))は必要とす
る。従って、上記質問電波を出力し続けることで監視領
域を監視していたので、到底バッテリ上がりを防止する
ことはできない。なお、監視領域を広げることで質問電
波の送信周期を下げることはできるが、そのように監視
領域を広げることで1回の質問電波の送信に必要となる
電力が増大してしまうので、やはりバッテリ上がりの問
題は解消されない。
【0006】そこで、特開平10−153025号公報
では、上記送信コイルアンテナを用いた質問電波の送信
手段のほかに、監視範囲を監視するエリアセンサを設
け、このエリアセンサが反射波を検出すると当該質問電
波の出力を開始することで、通常は質問電波の出力を停
止し、これによりバッテリの電力消耗、バッテリ上がり
を抑制するとされる技術が開示されている。
【0007】図10は上記公報に開示された従来の車両
のキーレスエントリシステムの構成を示すブロック図で
ある。図において、49は携帯ユニット、50は固定ユ
ニット、51は電動アクチュエータ、52はエリアセン
サ、53は制御回路、54は起動用通信回路、55は送
信コイルアンテナ、56は受信コイルアンテナ、57は
第一通信回路、58は電圧保持回路、59は第二通信回
路、60は高周波送信アンテナ、61は高周波受信アン
テナ、62はロック用通信回路である。
【0008】次に動作について説明する。エリアセンサ
52が所定の監視領域内の物体からの反射波を受信する
と、制御回路53は呼出信号を生成し、起動用通信回路
54を介して送信コイルアンテナ55から質問電波の送
信が開始される。携帯ユニット49では、第一通信回路
57が受信コイルアンテナ56を介してこの質問電波を
受信し、電圧保持回路58はこの質問電波の電力を保持
し、第二通信回路59はこの電力保持回路58の電力供
給の下で応答信号を生成し、高周波送信アンテナ60か
ら応答電波を送信する。固定ユニット50では、高周波
受信アンテナ61を介してロック用通信回路62がこの
応答電波を受信し、制御回路53が電動アクチュエータ
51に対して制御信号を出力し、これに応じて例えばド
アの鍵が解錠される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両のキーレス
エントリシステムは以上のように構成されているので、
上記監視範囲内に物体が存在すれば必ずエリアセンサ5
2がそれを検出し、質問電波の出力が開始されてしまう
ので、例えば、駐車場などに自動車を停車させた場合に
は隣に停車している自動車を検出し、これにより質問電
波は出力され続けてしまうことになる。その結果、上記
従来の他の車両のキーレスエントリシステムでは、実用
的にはバッテリの電力が消耗し、比較的短い期間利用し
ないような場合であってたとしてもバッテリが上がって
しまうという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、自動車などが隣接して配列された
としても不用意に質問電波を出力することなく、しか
も、利用者が所定の監視範囲内に入ればそれを即座に検
知して利用者がドアに到達する前に解錠することがで
き、その結果、キーレスエントリの利便性を損なうこと
なくバッテリ上がりを実用的に防止することができる車
両のキーレスエントリシステムを得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両のキ
ーレスエントリシステムは、車両に配設された固定ユニ
ットからの特定のコードを含む質問電波に応じて携帯ユ
ニットが応答電波を出力し、固定ユニットはこの応答電
波に解錠情報が含まれている場合には車両の解錠処理を
行う車両のキーレスエントリシステムにおいて、固定ユ
ニットは、所望の監視エリアを監視するために必要な周
期において上記質問電波を送信する通常モードと、当該
通常モードよりも質問電波の送信周期が長いスタンバイ
モードとを備え、携帯ユニットは、上記質問電波自体の
受信レベルが所定のレベル以上である場合には固定ユニ
ットの動作モードをスタンバイモードから通常モードへ
切り替えるためのモード切替情報を含む応答電波を出力
し、上記質問電波のコードを再生できる場合には上記解
錠情報を含む応答電波を出力するものである。
【0012】この発明に係る車両のキーレスエントリシ
ステムは、車両のドアが開かれた状態である場合にはド
ア開検出信号を出力するドア開検出ユニットを設け、固
定ユニットはこのドア開検出信号が入力された場合には
質問電波の送信を停止するものである。
【0013】この発明に係る車両のキーレスエントリシ
ステムは、固定ユニットはドア開検出信号が入力された
後に携帯ユニットが車両内にない場合には車両の施錠処
理を行うものである。
【0014】この発明に係る車両のキーレスエントリシ
ステムは、車両のキーシリンダにキーが挿入された状態
である場合にはキー挿入検出信号を出力するキー挿入検
出ユニットを設け、固定ユニットはこのキー挿入検出信
号が入力された場合には質問電波の送信を停止するもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による車
両のキーレスエントリシステムのうち、車両に固定され
る各種ユニットの構成を示すブロック図である。図にお
いて、1は車両に取り付けられるスマートコントロール
ユニット(固定ユニット)、2は車両のドアミラーカバ
ー内に配設され、通電電流の変化に応じた電波を送信す
る車外コイルアンテナ、3は運転席情報の天井内に配設
され、通電電流の変化に応じた電波を送信する車内コイ
ルアンテナ、4は車両のドアを制御信号に応じて解錠/
施錠するモータ、5は車両のドアが開いている場合には
ドア開検出信号を出力するドア開検出ユニット、6はド
アの解錠/施錠状態を検出し、ドア解錠信号あるいはド
ア施錠信号を出力するドアロック/アンロック検出スイ
ッチ、7は車両のエンジン始動用のキーシリンダへのキ
ー挿入を検出し、キー挿入検出信号を出力するキー挿入
検出ユニットである。なお、これらのユニットは例えば
図2に示すようなレイアウトにて車両に配設すればよ
い。同図において、16は車両である。
【0016】スマートコントロールユニット1におい
て、8は上記3つの検出信号が入力されると共に上記制
御信号を出力する車両側中央処理装置、9は車両側中央
処理装置8から出力される呼出信号が入力され、これを
低周波帯の信号に変調する低周波変調回路、10は当該
低周波信号が入力され、この低周波信号に応じて変化す
る電流を車外コイルアンテナ2に通電する第一電流ブー
スト回路、11は上記低周波信号が入力され、この低周
波信号に応じて変化する電流を車内コイルアンテナ3に
通電する第二電流ブースト回路、12は高周波帯受信ア
ンテナ、13は高周波帯受信アンテナ12の受信電波か
ら信号成分を抽出して車両側中央処理装置8へ出力する
高周波帯受信器、14は車両側中央処理装置8が各種の
処理の際に利用するデータやプログラムが記憶されてい
る不揮発性メモリ、15は上記ドア開検出ユニット5、
ドアロック/アンロック検出スイッチ6およびキー挿入
検出ユニット7と車両側中央処理装置8との間に設けら
れたスイッチ入力インタフェース回路である。
【0017】図3はこの発明の実施の形態1による車両
のキーレスエントリシステムのうち、利用者が携帯する
携帯ユニットの回路構成を示すブロック図である。図に
おいて、17はそれぞれの軸が互いにX軸、Y軸、Z軸
方向となる姿勢で配設された受信コイルアンテナ、18
はそれぞれ各受信コイルアンテナ17に並列に設けら
れ、所定の低周波帯の信号周波数において共振周波数と
なる容量の受信コンデンサ、19はそれぞれ各受信コイ
ルアンテナ17と受信コンデンサ18との組毎に設けら
れ、低周波帯の信号を復調して受信信号を出力する低周
波帯復調回路、20は全ての低周波帯復調回路19,・
・・,19の受信信号が入力され、この複数の受信信号
を合成してそれぞれのタイミングにおいて最もレベルの
高い受信信号と同じレベルをとる第一受信信号を出力す
る第一電波検出回路、21は全ての低周波帯復調回路1
9,・・・,19の受信信号が入力され、この複数の受
信信号を合成してそれぞれのタイミングにおいて最もレ
ベルの低い受信信号と同じレベルをとる第二受信信号を
出力する第二電波検出回路、22は第一受信信号および
第二受信信号が入力され、これらに応じて応答信号を生
成して出力する携帯側中央処理装置、23は高周波帯送
信アンテナ、24は上記応答信号を変調して高周波帯送
信アンテナ23から応答電波を送信させる高周波帯変調
回路である。また、25はロックスイッチ、26はアン
ロックスイッチ、27はトランクアンロックスイッチ、
28はそれぞれ各スイッチ25,26,27と高圧側電
源との間に設けられた抵抗素子である。なお、この携帯
ユニットには図示外のボタン電池が搭載され、携帯ユニ
ットの各回路はこのボタン電池の電力によって動作して
いる。また、この携帯ユニットは例えば図4に示すよう
な状態で利用される。図において、29は上記回路が内
蔵された携帯ユニット、30は上記車両16のキーシリ
ンダに挿入されるキー、31はキー30に携帯ユニット
29を固定するチェーンである。
【0018】図5はこの発明の実施の形態1において、
車両側中央処理装置8が生成して出力する質問信号のデ
ータ構造を示す説明図である。図において、32は10
msの間ハイレベルの受信信号を生成するためのバース
ト信号、33はスタートオブモジュール信号、34は車
両16に固有に割り当てられた識別番号に基づいて生成
されるIDコード信号、35はエンドオブモジュール信
号である。そして、この実施の形態1では1つの質問信
号はこの4つの信号32,・・・,35からなるデータ
が3回繰り返されたデータ構造となっている。また、こ
の質問信号は、車外コイルアンテナ2や車内コイルアン
テナ3から3m以上離れた位置において携帯ユニット2
9の第一電波検出回路20が受信可能な出力レベルとな
っており、送信の際に約100mA程度の電力を消費し
ている。なお、携帯ユニット29の第二電波検出回路2
1は車外コイルアンテナ2や車内コイルアンテナ3から
0.5m離れた位置において上記質問信号を再生可能と
なっている。
【0019】図6はこの発明の実施の形態1において携
帯側中央処理装置22が生成して出力する応答信号のデ
ータ構造を示す説明図である。図において、36は同期
フレーム、37はそれぞれデータフレーム、38は同期
コード、39はカスタムコード、40は携帯ユニット2
9に固有に割り当てられたIDコード、41はローリン
グコード、42は機能コード、43は終了コード、44
はデータフレーム37の最後に設けられたRZビットで
ある。そして、この実施の形態1ではこの応答信号は、
高周波帯送信アンテナ23から5m以上離れた位置にお
いて高周波帯受信アンテナ12が受信して上記応答信号
を再生可能なレベルにて送信されている。
【0020】次に動作について説明する。車両16のド
アが施錠されている状態では、まず、車両側中央処理装
置8は、質問信号をその送信時の消費電流によってバッ
テリ上がりが生じる恐れがない周期にて出力し、低周波
変調回路9はこの質問信号を変調し、第一電流ブースト
回路10はこの変調信号を車外コイルアンテナ2から送
信させ、また、第二電流ブースト回路11はこの変調信
号を車内コイルアンテナ3から送信させる。この実施の
形態1では上記送信周期が2秒以上であると消費電流の
平均値は5mA以下となってバッテリ上がりの恐れが無
くなるので、2秒以上の周期にて送信している(スタン
バイモード)。
【0021】このような状態の下で、携帯ユニット29
を持った利用者が車両16に近づき携帯ユニット29が
この質問電波の到達範囲(3m以上)に入ると、いずれ
かの受信コイルアンテナ17と受信コンデンサ18にお
いて上記質問電波に基づく低周波帯の信号が生成され、
各低周波帯復調回路19はこれを復調して受信信号を出
力し、第一電波検出回路20はこの複数の受信信号を合
成してそれぞれのタイミングにおいて最もレベルの高い
受信信号と同じレベルをとる第一受信信号を出力する。
携帯側中央処理装置22はこの第一受信信号として10
msのハイレベル信号(上記バースト信号に基づく受信
信号)が入力されたことを検出すると、モード切替を指
示する機能コードを含む応答信号を生成し、高周波帯変
調回路24はこの応答信号を変調して高周波帯送信アン
テナ23から応答電波を送信する。
【0022】そして、このとき通常は高周波帯送信アン
テナ23と高周波帯受信アンテナ12との距離は5m以
内となっているので、高周波帯受信器13は高周波帯受
信アンテナ12の受信電波から上記応答信号を抽出し、
これを車両側中央処理装置8へ出力することができる。
車両側中央処理装置8はこの応答信号が入力されると、
そのIDコードが予め登録されたものであるか否かを判
別し、一致する場合には機能コードに基づいて各種の処
理を行う。ここでは、機能コードとしてモード切替を指
示するものが重畳されているので、質問信号の送信周期
を2秒以上から0.3秒以上に切り替える(通常モー
ド)。なお、人の移動速度を1.0m/s(=3.6k
m/h)とすると2秒の間に2m移動することになるの
で、少なくとも人が車両16から1mの距離に近づく前
に車両側中央処理装置8はスタンバイモードから通常モ
ードに切り替わることができる。
【0023】このように車両側中央処理装置8からの質
問信号の出力周期が0.3秒以上に切り替わった状態の
下で利用者が車外コイルアンテナ2や車内コイルアンテ
ナ3から0.5m以内の監視範囲内に侵入すると、第二
電波検出回路21において質問信号が再生され、携帯側
中央処理装置22はこの質問信号の入力に応じて解錠を
指示する機能コードを含む応答信号を生成し、高周波帯
変調回路24はこの応答信号を変調して高周波帯送信ア
ンテナ23から応答電波を送信する。また、高周波帯受
信器13は高周波帯受信アンテナ12の受信電波から上
記応答信号を抽出し、これを車両側中央処理装置8へ出
力する。車両側中央処理装置8はこの応答信号が入力さ
れると、そのIDコードが予め登録されたものであるか
否かを判別し、一致する場合には機能コードに基づいて
各種の処理を行う。ここでは、機能コードとして解錠を
指示するものが重畳されているので、モータ4へ解錠を
指示する制御信号を出力し、これによりドアは解錠され
る。
【0024】なお、車両側中央処理装置8は上記解錠を
指示する制御信号を出力したことを不揮発性メモリ14
に保持させておき、この後更に解錠を指示する応答信号
が入力された場合にはその不揮発性メモリ14に最後の
制御信号の出力が解錠を指示するものであるか、施錠を
指示するものであるかを確認し、その記憶されたものと
異なる指示の応答信号が入力された時だけモータ4へ新
たな制御信号を出力する。
【0025】このような制御であれば、携帯ユニット2
9からの応答電波が無い限り通常モードに切り替わって
しまうことはないので、監視範囲内に物体が存在したと
しても従来のように質問電波を通常モードにて出力して
しまうことはなく、また、ドア周辺に高価で特殊な人体
検出センサやタッチセンサなどを設けることなく、比較
的短い期間におけるバッテリ上がりを防止することがで
きる効果がある。
【0026】しかも、利用者が車両16に近く際には、
まず質問電波自体の受信レベルが所定のレベル以上にな
ると第一電波検出回路20における検出に基づいて携帯
ユニット29からモード切替情報を含む応答電波が送信
され、これに応じてスタンバイモードから通常モードに
動作モードが切り替わるので、所定の監視範囲(0.5
m以内)への利用者の侵入を監視する状態に確実に切り
替えることができる。更に、利用者が当該監視範囲に侵
入すると、第二電波検出回路21における検出に基づい
て携帯ユニット29から解錠情報を含む応答電波が送信
され、これに応じて利用者がドアに到達する前に解錠す
ることができ、バッテリ上がりを防止するために通常の
質問電波の送信周期を長くしたとしてもキーレスエント
リの利便性や保安性を損なってしまうこともない効果が
ある。
【0027】次に、車両側中央処理装置8の処理の一具
体例について更に詳細に説明する。図7はこの発明の実
施の形態1における車両側中央処理装置8が、その動作
モードにかかわらず、質問信号の送信周期毎に実施する
処理の一具体例を示すフローチャートである。図におい
て、ST1はキー挿入検出ユニット7からのキー挿入検
出信号の入力有無に基づいてキーシリンダにキー30が
挿入されているか否かを判断するキー挿入判断ステッ
プ、ST2はドア開検出ユニット5からのドア開検出信
号に基づいてドアが開中であるか否かを判断するドア開
中判断ステップ、ST3はドア開検出信号に基づいてド
アが開から閉へ操作されたか否かを判断するドア閉判断
ステップ、ST4は質問信号の送信を止める質問信号送
信停止ステップである。
【0028】ST5は高周波帯受信器13の出力信号の
有無に基づいて高周波帯信号の受信完了を判断する高周
波帯信号受信完了判断ステップ、ST6はモータ4へ施
錠を指示する制御信号を出力してから30秒以上経過し
たか否かを判断する施錠期間経過判断ステップ、ST7
は不揮発性メモリ14に記憶したデータに基づいて施錠
状態であるか解錠状態であるかを判断するロック/アン
ロック状態判断ステップ、ST8は受信した応答信号の
IDコードが予め不揮発性メモリ14に登録されている
IDコードと一致するか否かを判断するIDコード一致
判断ステップ、ST9は機能コードが解錠を指示するも
のである場合にはモータ4に対して解錠を指示する信号
を出力することでドアを解錠する第一解錠ステップ、S
T10は低周波変調回路9へ質問信号を出力することで
質問電波を送信する質問信号送信ステップである。
【0029】また、ST11は質問信号に対する応答信
号が入力されたか否かを判断する応答信号有無判断ステ
ップ、ST12は施錠を指示する制御信号をモータ4へ
出力することでドアを施錠する第一施錠ステップ、ST
13はモータ4へ解錠を指示する制御信号を出力してか
ら30秒以上経過したか否かを判断する解錠期間経過判
断ステップ、ST14はドア開検出ユニット5のドア開
検出信号の有無に基づいてドアの開閉が既にあったか否
かを判断するドア開閉有無判断ステップ、ST15は施
錠を指示する制御信号をモータ4へ出力することでドア
を施錠する第二施錠ステップ、ST16は車内コイルア
ンテナ3のみから質問信号を出力した状態において応答
信号があったか否かに基づいて車両内にキー30(携帯
ユニット29)があるか否かを判断する車両内キー有無
判断ステップ、ST17はモータ4に対して解錠を指示
する信号を出力することでドアを解錠する第二解錠ステ
ップである。
【0030】そして、このようなフローチャートであれ
ば、上記解錠時の利便性とバッテリ上がりの防止とを高
度に両立することができるほかに以下の効果がある。第
一に、乗車せずに車両16から離れる場合には一定期間
(30秒)ののちに施錠されるので、利用者は余計な施
錠処理をしなくて良い。第二に、ドアを開閉した後にキ
ー30を車内に置いておけば施錠されないので、少しの
間車両16を離れるような場合に一々キー30(携帯ユ
ニット29)をもって車両16を降りる必要がない。第
三に、逆にキー30(携帯ユニット29)をもって車両
16を降りれば質問信号の送信が再開され、応答が無く
なる距離まで離れれば自動的に施錠される。第四に、ド
アを開いたりキー30をキーシリンダに挿入したりする
ことを検出して質問信号の出力を停止するので、乗車中
などの必要がないときには特別な操作をさせることなく
質問信号の送信を停止させることができる。
【0031】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による車両のキーレスエントリシステムのうち、利
用者が携帯する携帯ユニット29の回路構成を示すブロ
ック図である。図において、45は全ての低周波帯復調
回路19,・・・,19の受信信号が入力され、いずれ
かの受信信号において質問信号が再生できた場合にはそ
れを第三受信信号として出力する第三電波検出回路、4
6は第一受信信号や第二受信信号とともにこの第三受信
信号が入力され、これらに応じて応答信号を生成して出
力する携帯側中央処理装置である。これ以外の構成は実
施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0032】次に動作について説明する。利用者が車両
16に近づき携帯ユニット29が質問電波の到達範囲
(3m以上)に入ると、いずれかの受信コイルアンテナ
17と受信コンデンサ18において上記質問電波に基づ
く低周波帯の信号が生成され、各低周波帯復調回路19
はこれを復調して受信信号を出力し、第一電波検出回路
20はこの複数の受信信号を合成してそれぞれのタイミ
ングにおいて最もレベルの高い受信信号と同じレベルを
とる第一受信信号を出力する。また、第三電波検出回路
45はいずれかの受信信号において質問信号が再生でき
た場合にはそれを第三受信信号として出力する。携帯側
中央処理装置46はこの第一受信信号において10ms
のハイレベル信号(上記バースト信号に基づく受信信
号)が入力されたことを検出した場合、あるいは、第三
受信信号が入力された場合には、モード切替を指示する
機能コードを含む応答信号を生成し、高周波帯変調回路
24はこの応答信号を変調して高周波帯送信アンテナ2
3から応答電波を送信する。これ以外の動作は実施の形
態1と同様であり説明を省略する。
【0033】そして、このようにいずれかの受信信号に
おいて質問信号が再生できた場合においてもモード切替
を指示する応答信号を送信させることにより、より確実
にスタンバイモードから通常モードへ切り替えさせるこ
とが可能となる効果がある。
【0034】また、この実施の形態2のように、いずれ
かの受信信号において質問信号が再生できた場合にはそ
れを第三受信信号として出力する第三電波検出回路を携
帯ユニット29に追加することで、バースト信号を検出
する第一電波検出回路とともに、遠距離における質問電
波の検出能力を向上させることができるので、動作モー
ドをより確実に早期に切り替えさせることが可能とな
り、システム全体の応答性を向上させることができる。
【0035】しかも、この第三電波検出回路において
は、いずれかの受信信号に基づいて質問信号を再生する
ようにその受信感度が比較的低く設定されているので、
ノイズ電波に基づいて誤った受信信号の再生を行ってし
まう可能性が高いが、これに応じて解錠するのではなく
動作モードを切り替えるだけなので、つまり第二電波検
出回路のみで解錠させているので、上記応答性を向上さ
せつつ、実施の形態1と同等の高いセキュリティ性を確
保することができる効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
に配設された固定ユニットからの特定のコードを含む質
問電波に応じて携帯ユニットが応答電波を出力し、固定
ユニットはこの応答電波に解錠情報が含まれている場合
には車両の解錠処理を行う車両のキーレスエントリシス
テムにおいて、固定ユニットは、所望の監視エリアを監
視するために必要な周期において上記質問電波を送信す
る通常モードと、当該通常モードよりも質問電波の送信
周期が長いスタンバイモードとを備え、携帯ユニット
は、上記質問電波自体の受信レベルが所定のレベル以上
である場合には固定ユニットの動作モードをスタンバイ
モードから通常モードへ切り替えるためのモード切替情
報を含む応答電波を出力し、上記質問電波のコードを再
生できる場合には上記解錠情報を含む応答電波を出力す
るので、携帯ユニットからの応答電波が無い限り固定ユ
ニットは通常モードに切り替わることは無い。従って、
監視範囲内に物体が存在したとしても従来のように質問
電波を所定の周期にて出力してしまうことはなく、ま
た、ドア周辺に高価で特殊な人体検出センサやタッチセ
ンサなどを設けることなく、比較的短い期間におけるバ
ッテリ上がりを防止することができる効果がある。
【0037】しかも、利用者が車両に近く際には、まず
質問電波自体の受信レベルが所定のレベル以上になると
携帯ユニットからモード切替情報を含む応答電波が送信
され、これに応じて固定ユニットの動作モードはスタン
バイモードから通常モードに切り替わり、所定の監視範
囲への利用者の侵入を監視する状態に切り替わり、次
に、利用者が当該監視範囲に侵入すると、携帯ユニット
から解錠情報を含む応答電波が送信され、これに応じて
固定ユニットは車両の解錠処理を行うので、利用者が所
定の監視範囲内に入ればそれを即座に検知して利用者が
ドアに到達する前に解錠することができ、応答速度の低
下などに起因するキーレスエントリの利便性や保安性を
損なってしまうこともない効果がある。
【0038】この発明によれば、車両のドアが開かれた
状態である場合にはドア開検出信号を出力するドア開検
出ユニットを設け、固定ユニットはこのドア開検出信号
が入力された場合には質問電波の送信を停止するので、
利用者がドアを開けて乗車することで質問電波を停止
し、これにより固定ユニットによる消費電流を更に削減
することができる効果がある。
【0039】この発明によれば、固定ユニットはドア開
検出信号が入力された後に携帯ユニットが車両内にない
場合には車両の施錠処理を行うので、乗車したら自動的
に車両を施錠することができる効果がある。
【0040】この発明によれば、車両のキーシリンダに
キーが挿入された状態である場合にはキー挿入検出信号
を出力するキー挿入検出ユニットを設け、固定ユニット
はこのキー挿入検出信号が入力された場合には質問電波
の送信を停止するので、利用者がキーを車両のキーシリ
ンダに挿入することで質問電波を停止し、これにより固
定ユニットによる消費電流を更に削減することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両のキーレ
スエントリシステムのうち、車両に固定される各種ユニ
ットの構成を示すブロック図である。
【図2】 車両に固定される各種ユニットのレイアウト
の一例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による車両のキーレ
スエントリシステムのうち、利用者が携帯する携帯ユニ
ットの回路構成を示すブロック図である。
【図4】 携帯ユニットなどの外観の一例を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1において、車両側中
央処理装置が生成して出力する質問信号のデータ構造を
示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1において携帯側中央
処理装置が生成して出力する応答信号のデータ構造を示
す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における車両側中央
処理装置が、その動作モードにかかわらず、質問信号の
送信周期毎に実施する処理の一具体例を示すフローチャ
ートである。
【図8】 この発明の実施の形態2による車両のキーレ
スエントリシステムのうち、利用者が携帯する携帯ユニ
ットの回路構成を示すブロック図である。
【図9】 消費電力の一例を説明するための説明図であ
る。
【図10】 従来の車両のキーレスエントリシステムの
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スマートコントロールユニット(固定ユニット)、
2 車外コイルアンテナ、3 車内コイルアンテナ、4
モータ、5 ドア開検出ユニット、6 ドアロック/
アンロック検出スイッチ、7 キー挿入検出ユニット、
8 車両側中央処理装置、9 低周波変調回路、10
第一電流ブースト回路、11 第二電流ブースト回路、
12 高周波帯受信アンテナ、13 高周波帯受信器、
14 不揮発性メモリ、15 スイッチ入力インタフェ
ース回路、17 受信コイルアンテナ、18 受信コン
デンサ、19 低周波帯復調回路、20 第一電波検出
回路、21 第二電波検出回路、22 携帯側中央処理
装置、23 高周波帯送信アンテナ、24 高周波帯変
調回路、25 ロックスイッチ、26 アンロックスイ
ッチ、27 トランクアンロックスイッチ、28 抵抗
素子、29 携帯ユニット、30 キー、31 チェー
ン、32 バースト信号、33 スタートオブモジュー
ル信号、34 IDコード信号、35 エンドオブモジ
ュール信号、36 同期フレーム、37 データフレー
ム、38 同期コード、39 カスタムコード、40
IDコード、41 ローリングコード、42 機能コー
ド、43 終了コード、44 RZビット、45 第三
電波検出回路、46 携帯側中央処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB35 DD06 EE09 FF27 FF36 HH01 JJ01 JJ03 KK03 LL01 RR11 SS02 SS03 SS08 SS11 5K048 AA09 AA16 BA42 BA52 DB01 DC01 EA16 EB02 HA04 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に配設された固定ユニットからの特
    定のコードを含む質問電波に応じて携帯ユニットが応答
    電波を出力し、固定ユニットはこの応答電波に解錠情報
    が含まれている場合には車両の解錠処理を行う車両のキ
    ーレスエントリシステムにおいて、 固定ユニットは、所望の監視エリアを監視するために必
    要な周期において上記質問電波を送信する通常モード
    と、当該通常モードよりも質問電波の送信周期が長いス
    タンバイモードとを備え、 携帯ユニットは、上記質問電波自体の受信レベルが所定
    のレベル以上である場合には固定ユニットの動作モード
    をスタンバイモードから通常モードへ切り替えるための
    モード切替情報を含む応答電波を出力し、上記質問電波
    のコードを再生できる場合には上記解錠情報を含む応答
    電波を出力する車両のキーレスエントリシステム。
  2. 【請求項2】 車両のドアが開かれた状態である場合に
    はドア開検出信号を出力するドア開検出ユニットを設
    け、固定ユニットはこのドア開検出信号が入力された場
    合には質問電波の送信を停止することを特徴とする請求
    項1記載の車両のキーレスエントリシステム。
  3. 【請求項3】 固定ユニットはドア開検出信号が入力さ
    れた後に携帯ユニットが車両内にない場合には車両の施
    錠処理を行うことを特徴とする請求項2記載の車両のキ
    ーレスエントリシステム。
  4. 【請求項4】 車両のキーシリンダにキーが挿入された
    状態である場合にはキー挿入検出信号を出力するキー挿
    入検出ユニットを設け、固定ユニットはこのキー挿入検
    出信号が入力された場合には質問電波の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のキーレスエント
    リシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004149036A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Nippon Soken Inc メータ装置
JP2010202043A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Denso Corp 車両用消費電力低減装置
CN110528965A (zh) * 2019-08-14 2019-12-03 广东沃帅科技有限公司 门锁、门锁的设定方法及智能云控制方法
WO2023145704A1 (ja) * 2022-01-28 2023-08-03 株式会社東海理化電機製作所 デジタルキーシステム及び省電力化方法

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