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JP2001295449A - タイル、タイルパネル及びタイル施工構造 - Google Patents

タイル、タイルパネル及びタイル施工構造

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Publication number
JP2001295449A
JP2001295449A JP2000111093A JP2000111093A JP2001295449A JP 2001295449 A JP2001295449 A JP 2001295449A JP 2000111093 A JP2000111093 A JP 2000111093A JP 2000111093 A JP2000111093 A JP 2000111093A JP 2001295449 A JP2001295449 A JP 2001295449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
adhesive
panel
wall surface
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000111093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Iwai
克巳 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2000111093A priority Critical patent/JP2001295449A/ja
Publication of JP2001295449A publication Critical patent/JP2001295449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイル又はタイルパネルの張付及び取外しが
容易であり、何回でも容易に張り替えることができるタ
イル、タイルパネル及びタイル施工構造を提供する。 【解決手段】 タイル1は、その裏面に粘着体2が粘着
されている。壁面3への張付けに際しては、上下に隣接
するタイル1,1同士の間に乾式目地棒4を介在させ
る。粘着体としては、厚みが1〜5mm特に2〜5m
m、ショア00硬度が5〜35゜、180°引剥し粘着
力1.5N/25mm〜20N/25mmであることが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイル及びタイル施
工構造に係り、特に粘着体によって壁面に張付施工され
るタイルとタイル施工構造とに関する。
【0002】
【従来の技術】タイルを壁面に張付施工する場合、接着
剤によってタイルを張付施工することがあるが、接着剤
の塗付に手間がかかると共に、接着剤が乾く(硬化す
る)まで時間がかかる。
【0003】簡便な施工法として、タイルを両面テープ
で張付けることがあるが、張付強度及び耐久性が悪いと
共に、通常は再剥離できず、無理にタイルを剥そうとす
ると壁面を損傷させることがある。また、両面テープが
壁面に残ってしまい、剥しにくいこともある。
【0004】両面テープの代りにスポンジテープを用い
ることもあるが、剥離させたときにスポンジ層が引きち
ぎられるように破れ、壁面やタイルに付着したままとな
り易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決し、タイル又はタイルパネルの張付及び取外
しが容易であり、何回でも容易に張り替えることがで
き、位置調整もできるタイル、タイルパネル及びタイル
施工構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタイルは、裏面
に粘着体が粘着されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】この粘着体の厚みは1〜5mmが好適であ
る。この粘着体はショア00硬度が5〜35゜のものが
好ましい。この粘着体は180°引剥し粘着力1.5N
/25mm〜20N/25mmのものが好ましい。
【0008】このタイルは、該粘着体によって壁面に張
付けられる。
【0009】この場合、粘着体が経時的に変形しタイル
がズリ下るのを防止するために、上下に隣接するタイル
間に目地棒又はスペーサを介在させるのが好ましい。
【0010】この粘着体は、壁面への粘着力が強く、タ
イルをしっかりと壁面に保持させることができる。この
粘着体は、所要(例えば1〜5mm)の厚みを有してお
り、壁面の不陸やタイルの反り等があってもタイルをし
っかりと壁面に保持させることができる。
【0011】この粘着体は、壁面からの引き剥しも自在
であり、着脱を容易にできる。また、裏足にも入り易
く、抜けにくい。しかも、中性洗剤で洗うことにより粘
着性が回復するため、繰り返し使用できる。
【0012】なお、粘着体によってタイルを壁面に張付
けた場合、地震等によって壁面が変形したり亀裂が入っ
たりしても、粘着体が変位を吸収するので、タイルの割
れや脱落が防止される。
【0013】本発明のタイルパネルは、タイルをパネル
に張付けてなるタイルパネルにおいて、該パネルの裏面
に粘着体が粘着されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】このタイルパネルは、該粘着体によって壁
面に張付けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係るタイルの
裏側の斜視図、第2図(a)はこのタイルの施工構造を
示す縦断面図であり、第2図(b)は第2図(a)のB
部分の拡大図である。
【0016】このタイル1は、その裏面に粘着体2が粘
着されている。この実施の形態にあっては、粘着体2は
方形のタイル1の4隅近傍と中央の合計5箇所に粘着さ
れているが、4隅だけであってもよく、タイルが大型で
あるときには6箇所以上に設けられてもよい。この粘着
体2は方形薄板状であるが、円盤状など他の形状であっ
てもよい。この粘着体2はフィルムによって覆われてい
ることが好ましい。使用時(即ちタイル1の壁面3への
張付時)に該フィルムを剥して粘着体2を露出させる。
【0017】第2図の通り、壁面3への張付けに際して
は、上下に隣接するタイル1,1同士の間に乾式目地棒
4を介在させるのが好ましい。このように目地棒4を介
在させることにより、タイル1の重量が下側のタイルに
よって対抗され、最下段のタイルは例えば床などによっ
て支承されるので、粘着体2に上下方向への剪断応力が
加えられることが無く、タイル1が経時的にズリ下るこ
とが防止される。なお、目地棒4は例えば両面テープ5
によってタイル1の端面に接着される。
【0018】この乾式目地棒4の代りに、第3,4図の
通り、タイル1の上端面に発泡樹脂目地6を付着させる
と共に、上下に隣接するタイル1同士の間に目地スペー
サ7を介在させてもよい。この目地スペーサ7は、長板
部7aと、この長板部7aの中間から突出する短板部7
bとを有した略T字形状のものであり、長板部7aをタ
イル1と壁面3との間に差し込み、短板部7bを上下の
タイル1,1間の目地間隙に介在させる。上記実施の形
態では粘着体2を単にタイル1の裏面に粘着させている
が、第5,6図のタイル1Aのように、裏面に凹穴(こ
の実施の形態では、奥の方が入口よりも拡大しているア
リ状の凹穴)8を設け、この凹穴9内に粘着体9の先端
を挿入し、粘着体9の後面を壁面3に粘着させるように
してもよい。
【0019】タイル10が第7図のように裏面に溝(こ
の実施の形態では、アリ溝)11を有するものであると
きには、この溝11に係合する凸部12a,12bを有
した粘着体12をタイル10の裏面に粘着させてもよ
い。なお、凸部12bは溝11に嵌合する大きさ、形状
であり、凸部12aは溝11の縁に係止される形状とな
っている。第7図(b)では2個の粘着体12が示され
ているが、タイルの寸法に応じて1個又は3個以上の粘
着体12を設けるのが好ましい。
【0020】第8図は実施の形態に係るタイルパネルの
構成図である。このタイルパネルは、パネル20の前面
にタイル1を接着剤、モルタル又は上記粘着体によって
取り付けたものであり、パネル20の裏面には、このタ
イルパネルを壁面に粘着させるための粘着体13が粘着
されている。この粘着体13によってタイルパネルが壁
面に張付けられる。
【0021】なお、パネル20の辺縁には凸部21と凹
部22,23とが設けられており、隣接するタイルパネ
ルのパネルの凸部と凹部とを係合させうるように構成さ
れている。
【0022】本発明では、タイル又はタイルパネルを壁
面に張付施工した後、最も外側のタイルの外側の辺縁を
見切材で覆うようにしてもよい。
【0023】第9図はそのような施工構造の一例を示し
ており、粘着体2によって壁面3に張付けられた複数の
タイル1の最も外側の辺縁に沿って木製自在見切り材3
0を配置している。この見切り材30はタイル1の表側
の縁部に被さる張付部31を備えている。
【0024】上記の粘着体としては、厚みが1〜5mm
特に2〜5mmのものが好ましい。1mmよりも小さい
と、タイルやタイルパネルと壁面との間隔が過度に小さ
くなり、壁面の不陸やタイル、タイルパネルの反りを吸
収しにくくなる。
【0025】この粘着体は例えば一辺あるいは直径が1
0〜50mm特に15〜40mm程度とされるのが好ま
しい。
【0026】この粘着体は、図10に示すタイル101
の粘着体102のように帯状であってもよい。この帯状
の粘着体102同士の間隔は15cm以内であることが
好ましい。
【0027】この粘着体はショア00硬度が5〜35゜
であることが好ましい。ショア00硬度が5゜よりも小
さいと柔らかすぎてタイルを保持できず、ショア00硬
度が35゜よりも大きいと反発弾性が大きく、タイルと
剥離しやすい。
【0028】この粘着体は180°引剥し粘着力1.5
N/25mm〜20N/25mmであることが好まし
い。この180°引剥し粘着力が1.5N/25mmよ
りも小さいと粘着体が過度に流動性を帯び、タイルやタ
イルパネルがズリ下り易くなる。この180°引剥し粘
着力が20N/25mmよりも大きいと粘着体が再剥離
できず、粘着体自体の凝集破壊となる問題がある。
【0029】粘着体は、二液性のポリウレタンなど弾性
を示す素材でつくられているか、又は非加硫ブチルゴム
など塑性を示す素材でつくられていることが好ましい。
【0030】また、粘着体は単一素材でつくられている
ことが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、タイル又
はタイルパネルの張付け及び取外しを容易に行うことが
でき、且つ何回でも容易に張り替えることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るタイルの裏側の斜視図であ
る。
【図2】図2(a)はこのタイルの施工構造を示す縦断
面図であり、図2(b)は図2(a)のB部分の拡大図
である。
【図3】別の実施の形態に係るタイル施工構造を示す縦
断面図である。
【図4】図3の構造に用いられるスペーサの斜視図であ
る。
【図5】さらに別の実施の形態に係るタイルの裏面図で
ある。
【図6】図5のタイルの施工構造を示す縦断面図であ
り、(a)図は全体図、(b)図は(a)図のB部分の
拡大図である。
【図7】異なる実施の形態に係るタイルの構成を示すも
のであり、(a)図は断面図、(b)図はタイルの裏面
図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るタイルパネルを示す
ものであり、(a)図は正面図、(b)図は裏面図であ
る。
【図9】本発明のさらに異なる実施の形態に係るタイル
施工構造を示すものであり、(a)図は(b)図のA−
A線矢視図、(b)図はタイル施工構造を示す縦断面図
である。
【図10】異なる実施の形態に係るタイルの裏側の斜視
図である。
【符号の説明】
1,1A,101 タイル 2,102 粘着体 3 壁面 4 乾式目地棒 5 両面テープ 6 発生樹脂目地 7 目地スペーサ 8 凹穴 9 粘着体 10 タイル 11 溝 12,13 粘着体 20 パネル 21 凸部 22,23 凹部 30 木製自在見切り材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着体が粘着されていることを特
    徴とするタイル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、粘着体の厚みが1〜
    5mmであることを特徴とするタイル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、粘着体のショ
    ア00硬度が5〜35゜であることを特徴とするタイ
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、粘着体の180°引剥し粘着力が1.5N/25m
    m〜20N/25mmであることを特徴とするタイル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のタイルを前記粘着体
    によって壁面に張付けてなるタイル施工構造。
  6. 【請求項6】 請求項5において、隣接するタイル間に
    目地棒又はスペーサが介在されていることを特徴とする
    タイル施工構造。
  7. 【請求項7】 タイルをパネルに張付けてなるタイルパ
    ネルにおいて、該パネルの裏面に粘着体が粘着されてい
    ることを特徴とするタイルパネル。
  8. 【請求項8】 請求項7のタイルパネルを前記粘着体に
    よって壁面に張付けてなるタイル施工構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102605920A (zh) * 2011-01-24 2012-07-25 广东省有机硅工程技术研究开发中心 免钉胶的叠加施工法
WO2018234660A1 (fr) * 2017-06-23 2018-12-27 Gerflor Dispositif de renovation d'une surface murale par recouvrement
JP2022553795A (ja) * 2020-03-10 2022-12-26 アイカ工業株式会社 化粧板の取り付け構造及び施工方法

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