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JP2001294944A - 炭材内装塊成化物の製造方法 - Google Patents

炭材内装塊成化物の製造方法

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JP2001294944A
JP2001294944A JP2000106469A JP2000106469A JP2001294944A JP 2001294944 A JP2001294944 A JP 2001294944A JP 2000106469 A JP2000106469 A JP 2000106469A JP 2000106469 A JP2000106469 A JP 2000106469A JP 2001294944 A JP2001294944 A JP 2001294944A
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carbonaceous material
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carbon material
softening
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昭人 笠井
Yoshiyuki Matsui
良行 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バインダーを添加することなく、粘結炭の使
用量を低減しても、高炉やキューポラなどの竪型炉に装
入しうる高強度の炭材内装塊成化物が製造できる方法を
提供する 【解決手段】 粉状の鉄鉱石と粉状の炭材との混合物を
250〜550℃で熱間成型して行う炭材内装塊成化物
の製造方法であって、前記炭材が1種類または2種類以
上の炭材で構成され、そのうちの少なくとも1種類の炭
材がギーセラー最高流動度MFがlogMF>1の軟化
溶融性を有する炭材であり、かつその軟化溶融性を有す
る炭材の合計体積が前記混合物の体積の30%以上であ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉、キューポラ
などの竪型炉用装入原料としての炭材内装塊成化物の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉原料として、従来より用いられてき
た焼結鉱、ペレット、塊鉱石のほかに、固体炭材(例え
ば、石炭粉、コークス粉等)と粉鉱石または製鉄ダスト
(炭素、酸化鉄等の混合物)にバインダーを加えて冷間
成形された炭材内装コールドペレットあるいはブリケッ
ト(以下、炭材内装コールドペレット等)と称するもの
がある。そして炭材内装コールドペレット等は高炉に装
入するとガス利用率が向上することが報告〔井上ら:鉄
と鋼(1986)S885〕されており、高炉の生産性
の向上、燃料比の低減に寄与することが期待され、さら
には従来の焼結鉱やペレットの製造と異なり焼成燃料が
不要で排ガス処理も不要となるなどメリットは大きい。
また、炭材内装コールドペレット等をコークスとともに
キューポラなどの竪型炉に装入して還元・溶解して溶銑
を製造する提案もなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、炭材内
装コールドペレット等が搬送中や高炉、キューポラなど
の竪型炉への装入の際に粉化しないよう一定以上の強度
(圧潰強度で約500N/個以上)を確保する必要があ
り、通常、冷間成型に際してセメント類をバインダーと
して添加する方法が用いられている。この方法では、炭
材内装コールドペレット等が強度を発現するまで数日か
かるため広大な養生スペースを必要とし、さらには高炉
内等でスラグ比が上昇し通液性が悪化すること、セメン
ト類の結晶水が分解する際の吸熱による昇温遅れに伴い
還元が遅延すること等の問題が懸念される。一方、これ
らを改善するためセメント類以外のバインダーを用いた
場合には費用が高くコストメリットがなくなる。
【0004】一方、本願出願人は、特開平11−092
833号において粉鉱石と粘結炭の混合物を熱間成型
後、脱ガスすることによりバインダーを添加せずとも高
強度の炭材内装塊成化物(ブリケット)を製造できる方
法を提案した。しかしながら、この方法では、粘結炭の
費用が高いため、たとえバインダーの費用が削減できて
も、コスト低減効果は小さいという問題点が残ってい
る。
【0005】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたもので、バインダーを添加することなく、
粘結炭の使用量を低減しても、高強度の炭材内装塊成化
物が製造できる方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、粉状の
鉄鉱石と粉状の炭材との混合物を250〜550℃で熱
間成型して行う炭材内装塊成化物の製造方法であって、
前記炭材が1種類または2種類以上の炭材で構成され、
そのうちの少なくとも1種類の炭材がギーセラー最高流
動度MFがlogMF>1の軟化溶融性を有する炭材で
あり、かつその軟化溶融性を有する炭材の合計体積が前
記混合物の体積の30%以上であることを特徴とする炭
材内装塊成化物の製造方法である。
【0007】上記の軟化溶融性を有する炭材のギーセラ
ー最高流動度MFがlogMF>1.5であり、かつそ
の軟化溶融性を有する炭材の合計体積が前記混合物の体
積の20%以上である上記の炭材内装塊成化物の製造方
法である。また、粉状の鉄鉱石、製鉄ダストおよび粉状
の炭材の混合物を250〜550℃で熱間成型して行う
炭材内装塊成化物の製造方法であって、前記製鉄ダスト
の体積が前記混合物の体積の20%以下であり、前記炭
材が1種類または2種類以上の炭材で構成され、そのう
ちの少なくとも1種類の炭材がギーセラー最高流動度M
FがlogMF>1.5の軟化溶融性を有する炭材であ
り、かつその軟化溶融性を有する炭材の合計体積が前記
混合物の体積の30%以上であることを特徴とする炭材
内装塊成化物の製造方法である。
【0008】軟化溶融性を有する炭材は約250℃を超
えると熱分解反応が始まり軟化溶融し、約550℃を超
えると固化する。したがって、この温度域で粉状鉄鉱石
に軟化溶融性を有する炭材を混合し加圧成型すると、粉
状鉄鉱石の粒子間の空隙に溶融した炭材が容易に浸入
し、粉状鉄鉱石同士を強固に連結する。粉状鉄鉱石の他
に軟化溶融しない炭材が混合されても、軟化溶融性を有
する炭材を混合し加圧成型すれば同様に強固な連結が形
成される。このため、バインダーが不要となり高炉内で
のスラグ量の増加を防止することができる。
【0009】また、炭材中に含まれている揮発分やター
ル分は、熱間成型時に大部分が脱揮および脱タールして
おり、塊成化物を高炉に装入してもタール分が揮発し、
ガス処理設備へ付着する問題は起こらない。
【0010】軟化溶融性を有する炭材として、ギーセラ
ー最高流動度MFがlogMF>1の炭材を用いる場合に
は、その軟化溶融性を有する炭材の体積を、熱間成型前
の粉状鉄鉱石と炭材との混合物の体積の30%以上とす
ることが好ましい。熱間成型前の混合物中の空隙率は3
0〜40%程度であり、熱間成型時に溶融した炭材が混
合物の空隙をほぼ埋めるので、炭材が固化した後、強固
な結合が得られる。
【0011】軟化溶融性を有する炭材として、ギーセラ
ー最高流動度MFがlogMF>1.5、好ましくはlo
gMF>3の炭材を用いる場合には、その軟化溶融性を
有する炭材の体積は、上記の混合物の体積の20%以上
でよい。溶融した炭材は粘度が低く、その溶融した炭材
の内部から揮発分が発生することにより溶融した炭材が
膨張し、少ない炭材量で混合物の空隙を埋めることがで
きる。
【0012】粉状鉄鉱石の一部を製鉄ダストに置き換え
ることができる。ただし、製鉄ダストは非常に粒度が小
さく、製鉄ダスト粒子間の隙間には溶融した炭材は浸入
し難いので、製鉄ダストの配合率は体積割合で20%以
下に制限し、軟化溶融性を有する炭材としては、溶融時
の粘性の低いギーセラー最高流動度MFがlogMF>
1.5、好ましくはlogMF>3の炭材を体積割合で
30%以上とする必要がある。
【0013】なお、炭材の体積は、炭材粒子内の気孔を
含む見掛けの体積をいい、質量を見掛け比重で割って求
めることができる。鉄鉱石についても同様である。
【0014】また、塊成化物中の固化した炭材は粉状鉄
鉱石(および製鉄ダスト)に密着し、固化した炭材と粉
状鉄鉱石(および製鉄ダスト)との接触面積が大きくな
る。そのため、塊成化物を、焼結鉱、ペレット、塊鉱石
等の従来の高炉原料とともに高炉に装入すると、従来の
高炉原料のみを装入した場合には反応が起こらなかった
低温域(700〜800℃程度)から、塊成化物中の炭
材と酸化鉄が見かけ上直接還元反応(FeO+C→Fe
+CO等)を開始する。直接還元反応により発生するC
Oガスは、塊成化物の間にある焼結鉱、ペレット、塊鉱
石等の原料の還元に利用され、ガス利用率が向上し、燃
料比が低下する。また、還元により生じたCO2ガス
は、塊成化物中に内装した炭材と優先して反応するため
炉頂から装入した塊コークスとは反応が抑制される結
果、コークスの粉発生量が低下し、高炉内の通気性が向
上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0016】図1に本発明の実施に係わる炭材内装塊成
化物の製造フローの概念図を示す。鉄鉱石(および製鉄
ダスト)と、炭材のうち軟化溶融しない炭材(例えば、
コークス粉、一般炭、無煙炭、オイルコークス等)は、
必要な場合には粉砕して、74μm以下の粒子が70%
程度の粉状にする。炭材のうち、軟化溶融性を有する炭
材(例えば、粘結炭、SRC等)も上記の軟化溶融しな
い炭材ほど細かくする必要はないが、粉状鉄鉱石(およ
び製鉄ダスト)および軟化溶融しない炭材との混合状態
を良好に保つために1mm以下程度に粉砕するのが望ま
しい。
【0017】粉状の鉄鉱石と炭材の乾燥・予熱に関して
は、炭材はロータリードライヤー等で200℃以下の温
度で乾燥し、付着水分を除去する。一方、鉄鉱石は、炭
材と混合したときに目標温度の250〜550℃となる
ように、ロータリーキルン等で400〜800℃程度に
予熱する。ただし、鉄鉱石の一部を置き換えて製鉄ダス
ト(高炉ダスト、転炉ダスト、電気炉ダスト、ミルスケ
ール等)を用いる場合には、製鉄ダストは炭素や金属鉄
を含むため予熱すると燃焼するので、製鉄ダストは予熱
せずにそのまま混合して用いる。
【0018】乾燥・予熱した炭材と鉄鉱石(および予熱
しない製鉄ダスト)との混合には、炭材の一部の過熱を
防止するために短時間で混合できるこの業種で常用され
ている、例えば二軸型のミキサーを用いる。また、ミキ
サーは成型温度を確保するために保温する。混合後の炭
材と鉄鉱石(および製鉄ダスト)は、例えば熱間成型用
の双ロール型成型機を用いて塊成化物(ブリケット)に
加圧成型する。加圧成型は塊成化物が成型機から高炉炉
頂装入までのハンドリングに耐え得るに十分な強度約5
00N/個(30mm×25mm×15mm程度の大き
さに対して)が得られるよう、成型加圧力を10kN/
cm以上、好ましくは20kN/cm以上とする。この
ようにして成型した塊成化物は、鉄鉱石(および製鉄ダ
スト)および軟化溶融しない炭材粒子間の空隙に、溶融
した軟化溶融性を有する炭材が浸入し、鉄鉱石(および
製鉄ダスト)および軟化溶融しない炭材の粒子同士を強
固に連結し、さらに、鉄鉱石(および製鉄ダスト)と溶
融・固化後の炭材との接触面積も大きくなっている。ま
た、ミキサーと成型機は密閉構造とし、ミキサーおよび
成型機で発生する炭材の熱分解ガスは炭化水素が主成分
であるので、このガスをエジェクター等を用いて吸引回
収し、回収したガスはロータリーキルン等の加熱燃料と
して利用する。
【0019】成型後の塊成化物は、バンカー内で不活性
ガスにより冷却した後、バンカーから排出して篩い、篩
下の粉は再びミキサーに戻して原料として利用し、篩上
は目的とする高強度の高炉原料となる。
【0020】なお、特開平11−92833の発明で
は、成型後の塊成化物に残存する揮発分を減少するため
に脱ガス工程を設けているが、本発明においては必ずし
も脱ガス工程を必要としない。特開平11−92833
の発明の塊成化物は1200〜1400℃の高温雰囲気
の還元炉に装入されるため、残存する揮発分の急激な発
生による塊成化物の粉化を防止する目的で脱ガス工程を
設けたものであるのに対して、本発明の方法で製造され
た塊成化物は、高炉に装入され、高炉内で徐々に昇温さ
れるため、残存する揮発分も徐々に除去されるので塊成
化物の粉化は問題とならない。
【0021】なお、鉄鉱石の一部を置き換えてZnを高
濃度に含有する製鉄ダストを用いる場合には、高炉内で
のZn循環による炉壁耐火物への付着等の問題が生じな
いよう使用量を制限する必要がある。
【0022】
【実施例】以下の説明において、「粘結炭」とは、ギー
セラー最高流動度MF>10ddpm(logMF>
1)である石炭をいい、「一般炭」とは、MF<1dd
pmである石炭をいう。
【0023】(実施例1)図2に本実施例に用いられた
熱間成型機の概要を示す。表1に示す一般炭Bおよび表
2に示す鉄鉱石Cに、ギーセラー最高流動度(MF)が
異なる粘結炭を、粘結炭30%、一般炭B20%、鉄鉱
石C50%の体積割合で、鉄鉱石Cのみを図示しない電
気炉で600〜700℃に予熱した後、オイルヒーター
で400〜500℃に保温されたミキサーに装入し混合
して440〜450℃とし、双ロール型成型機を用いて
ロール回転速度6rpm、成型圧力20〜28kN/c
mで30mm×25mm×15mmの卵形のブリケット
(塊成化物)に成型し、圧潰強度の変化を調べた。その
結果を図3に示す。なお、ギーセラー最高流動度はJI
S−M8801に基づいて測定した。また、各炭材と鉄
鉱石の体積は、それぞれの質量を、予めJIS−K21
51またはJIS−M8716の方法に準じて測定した
それぞれの見掛け密度で割ることにより求めた。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】図3に示すように、最高流動度(MF)が
高くなるにしたがって圧潰強度が高くなり、logMF
が約1以上で圧潰強度500N/個以上が得られること
を確認した。また、logMFが1.5以上になると圧
潰強度はほぼ一定となることも分かった。
【0027】(実施例2)実施例1と同じく図2に示し
た熱間成型機を用いた。表1に示す粘結炭A、一般炭B
および表2に示す鉄鉱石Cを、鉄鉱石C50%、粘結炭
Aと一般炭Bの合計を50%の体積割合とし、粘結炭A
の体積割合を変更して、実施例1と同様の成型条件でブ
リケット(塊成化物)に成型し、圧潰強度の変化を調べ
た。その結果を図4に示す。なお、成型圧力については
20〜28kN/cmの他に29〜38kN/cmにつ
いても実施した。
【0028】図4に示すように、粘結炭の体積割合を増
加するにしたがってブリケット(塊成化物)の圧潰強度
は上昇し、logMFが3以上の粘結炭(粘結炭A)を
体積割合で約20%以上混合することにより圧潰強度約
500N/個以上が得られることを確認した。なお、実
施例1で述べたように、logMFが1.5以上では圧
潰強度がほぼ一定となることから、logMFは必ずし
も3以上を必要とするものではなく、1.5以上あれば
よい。
【0029】(実施例3)実施例1、2と同じく図2に
示した熱間成型機を用いた。表1に示す粘結炭A、表2
に示す鉄鉱石Cおよび表3に示す高炉乾ダストDを、混
合後の全Fe/C=3.2(一定)となるように粘結炭
Aの体積割合を変更し(それに応じて鉄鉱石Cと高炉乾
ダストDの体積割合を調整し)、実施例2と同様の成型
条件でブリケット(塊成化物)に成型し、圧潰強度の変
化を調べた。その結果を図5に示す。
【0030】
【表3】
【0031】図5に示すように、鉄鉱石の一部を置き換
えて製鉄ダスト(高炉乾ダストD)を用いたとき、製鉄
ダスト(高炉乾ダストD)の配合率が体積割合で約20
%以下であれば、logMFが3以上の粘結炭(粘結炭
A)を体積割合で約30%以上混合することにより、適
正な加圧力29〜38kN/cmで成型すれば圧潰強度
500N/個が得られることを確認した。なお、実施例
2と同様に、粘結炭のlogMFは必ずしも3以上を必
要とするものではなく1.5以上あればよい。
【0032】さらに、以上の実施例1〜3において製造
したブリケット(塊成化物)をJIS−M8712に基
づくタンブラー回転強度試験を行い、その試験時の−1
mm粉率と圧潰強度との関係を図6に示す。図6に示す
ように、圧潰強度が500N/個以上になると、−1m
m粉率は15質量%以下と少なくなり、高炉への装入時
のハンドリングに十分耐えることを確認した。
【0033】
【発明の効果】以上より、本発明によれば、バインダー
を用いることなく、高価な粘結炭を低減しても高炉やキ
ューポラなどの竪型炉に装入しうる強度を確保できる炭
材内装塊成化物の製造方法を確立できた。これにより炭
材内装塊成化物の製造コストの低減が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係わる炭材内装塊成化物の製造
フローの概念図である。
【図2】本実施例に用いられた熱間成型機の概要を示す
図である。
【図3】粘結炭の最高流動度(MF)と塊成化物の圧潰
強度との関係を示す図である。
【図4】鉄鉱石のみを用いる場合における、粘結炭の体
積割合とブリケット(塊成化物)の圧潰強度との関係を
示す図である。
【図5】鉄鉱石の一部を置き換えて高炉乾ダストを用い
る場合における、粘結炭の体積割合とブリケット(塊成
化物)の圧潰強度との関係を示す図である。
【図6】ブリケット(塊成化物)のタンブラー回転強度
試験時の−1mm粉率と圧潰強度との関係を示す図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉状の鉄鉱石と粉状の炭材との混合物を
    250〜550℃で熱間成型して行う炭材内装塊成化物
    の製造方法であって、前記炭材が1種類または2種類以
    上の炭材で構成され、そのうちの少なくとも1種類の炭
    材がギーセラー最高流動度MFがlogMF>1の軟化
    溶融性を有する炭材であり、かつその軟化溶融性を有す
    る炭材の合計体積が前記混合物の体積の30%以上であ
    ることを特徴とする炭材内装塊成化物の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記軟
    化溶融性を有する炭材のギーセラー最高流動度MFがl
    ogMF>1.5であり、かつその軟化溶融性を有する
    炭材の合計体積が前記混合物の体積の20%以上である
    ことを特徴とする炭材内装塊成化物の製造方法。
  3. 【請求項3】 粉状の鉄鉱石、製鉄ダストおよび粉状の
    炭材との混合物を250〜550℃で熱間成型して行う
    炭材内装塊成化物の製造方法であって、前記製鉄ダスト
    の体積が前記混合物の体積の20%以下であり、前記炭
    材が1種類または2種類以上の炭材で構成され、そのう
    ちの少なくとも1種類の炭材がギーセラー最高流動度M
    FがlogMF>1.5の軟化溶融性を有する炭材であ
    り、かつその軟化溶融性を有する炭材の合計体積が前記
    混合物の体積の30%以上であることを特徴とする炭材
    内装塊成化物の製造方法。
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