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JP2001293776A - フィルムプレフォーム装置 - Google Patents

フィルムプレフォーム装置

Info

Publication number
JP2001293776A
JP2001293776A JP2000112656A JP2000112656A JP2001293776A JP 2001293776 A JP2001293776 A JP 2001293776A JP 2000112656 A JP2000112656 A JP 2000112656A JP 2000112656 A JP2000112656 A JP 2000112656A JP 2001293776 A JP2001293776 A JP 2001293776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
frame
shaped clamp
compressed air
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000112656A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yamazaki
成一 山崎
Atsushi Yamamoto
淳 山本
Toshikazu Kanbe
俊和 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP2000112656A priority Critical patent/JP2001293776A/ja
Publication of JP2001293776A publication Critical patent/JP2001293776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱されたフィルムの温度を低下しにくくす
る。 【解決手段】 フィルム密着化手段と枠状クランプ2と
凸型3と排気手段4とがこの順に配置されたフィルムプ
レフォーム装置であって、枠状クランプ3上に載置され
たフィルム5を加熱することが可能である加熱装置を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は携帯電話機の筐体や、
自動車の計器パネル、そのパネルに使用されるボタンや
ノブなど立上がりのある立体成形品の表面にフィルムを
一体化させるために、予め立体形状に成形されたフィル
ムを得るためのフィルムプレフォーム装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来のフィルムプレフォーム装置は、圧空
手段と枠状クランプと凸型と排気手段とがこの順に配置
されたものがあった。しかし、このフィルムプレフォー
ム装置では、フィルムが、フィルムプレフォーム装置と
は離れた所で加熱した後に、ロボットハンドなどにより
移動させて枠状クランプ上に載置されていた。その後、
圧空手段と排気手段とを閉じて、圧空手段からの圧縮空
気を圧入することにより、一気にフィルムを凸型に隙間
なく完全に密着させ、フィルムを立体的に成形(以下、
「プレフォーム」という。)していた。フィルムを立体
的に成形する形状は、射出成形金型のキャビティ形成面
の外表面あるいは内表面の形状にほぼ合致する形状であ
る。このようにして得られたプレフォームしたフィルム
を使用して立体成形品との一体化物を得るには、不要部
分をトリミングしたフィルムを射出成形金型まで搬送
し、射出成形金型のキャビティ形成面に装着し、つぎ
に、固定型と可動型とを型閉めしてキャビティを形成
し、キャビティに成形樹脂を射出し、成形樹脂の冷却固
化を待って、射出成形金型から立体成形品の表面にフィ
ルムが一体化接着した完成品を取り出す。プレフォーム
されたフィルムの形状がキャビティ形成面に合致しない
と、フィルムに皺が入った不良品ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は次のような問題
点があった。 (1)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動させなければならないため、移動
するときにフィルムに風が当たる。よって、(a)加熱
されたフィルムの温度が急激に低下するため、圧空手段
から圧縮空気の圧力を高く設定しないと、フィルムを凸
型に完全に密着させにくい。(b)加熱されたフィルム
の温度が急激に低下するため、フィルムの収縮により絵
柄が急激に位置ズレしたり歪んだりしてしまう。 (2)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動させなければならないため、フィ
ルムの加熱直後に圧空手段から圧縮空気を圧入すること
ができない。よって、各工程間の移行に時間がかかり、
生産効率が劣る。 (3)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動させなければならないため、フィ
ルムを移動させるための装置、例えばロボットやコンベ
アベルトなどが必要となる。このため、フィルムプレフ
ォーム装置以外に大掛かりな装置を準備するためのスペ
ースや経費がかさむ。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の従来技術の問題点
を解決するために、この発明は、次のように構成した。
つまり、この発明のフィルムプレフォーム装置は、フィ
ルム密着化手段と枠状クランプと凸型と排気手段とがこ
の順に配置されたフィルムプレフォーム装置であって、
枠状クランプ上に載置されたフィルムを加熱することが
可能である加熱装置を有するものである。
【0005】つまり、この発明のフィルムプレフォーム
装置は、フィルム密着化手段と枠状クランプと凸型と排
気手段とがこの順に配置されたフィルムプレフォーム装
置であって、フィルム密着化手段と枠状クランプとの隙
間及び枠状クランプと凸型との隙間に入り込んで枠状ク
ランプ上に載置されたフィルムの上下面を覆って加熱
し、フィルム密着化手段と枠状クランプと凸型と排気手
段とが合体するまでに前記隙間から退避することが可能
である加熱装置を有するものである。
【0006】また、この発明のフィルムプレフォーム装
置は、加熱装置が異なる温度設定が可能な複数の分割加
熱部からなるものであってもよい。
【0007】また、この発明のフィルムプレフォーム装
置は、枠状クランプがヒーターパネルあるいは温調回路
が取り付けられたものであってもよい。
【0008】また、この発明のフィルムプレフォーム装
置は、排気手段の上面に2本以上のテーパーピンが形成
され、枠状クランプの下面にそのピンに合致するブッシ
ュが形成されるとともに枠状クランプの上面に2本以上
のフィルム位置決めピンが形成されたものであってもよ
い。
【0009】また、この発明のフィルムプレフォーム装
置は、プレフォームされたフィルムをフィルム密着化手
段と枠状クランプとの隙間から取り除くためのフィルム
保持部と、プレフォームされていないフィルムを枠状ク
ランプ上に載置するためのフィルム保持部とが背中合わ
せに配置されたロボットハンドを有するものであっても
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施例を詳しく説明する。フィルムプレフォーム装
置は、少なくともフィルム密着化手段と枠状クランプ2
と凸型3と排気手段4とがこの順に配置されたものであ
る。フィルム密着化手段としては、圧空手段1を単独で
使用するもの、真空成形手段を単独で使用するもの、圧
空手段1と真空成形手段とを併用するもの、フィルムを
上下の台盤の間に挿入して加圧形成加工を行なうプレス
成形手段等がある。圧空手段1としては、一般的にはエ
アーブロー成形に用いられる装置がある。以下、圧空手
段1を単独で使用するものを説明する。
【0011】圧空手段1は、枠状クランプ2と協働して
フィルム5の周囲を固定し、凸型3の凸部7にフィルム
5を被せるように移動するとともに、フィルム5を挟ん
で排気手段4と合体した後に、圧空孔6から圧縮空気を
圧空手段内に圧入し、凸型3の凸部7にフィルム5を隙
間なく密着させるためのものである。圧空手段1は、圧
縮空気を作り出す空気圧縮装置8に接続されている。圧
縮空気の圧力は、15気圧以上50気圧以下が好まし
い。この発明では、フィルム5が高温で加熱されたまま
の状態で圧空孔6から圧縮空気を圧入することができる
ため、比較的低い圧力でも凸型3に隙間なくフィルム5
を密着させることができる。圧縮空気の圧力の設定値の
具体例としては、ABSフィルムとアクリルフィルムの
合計厚み500μmの積層フィルムを使用する場合は、
加熱温度250℃において20気圧の設定値が好まし
い。また、厚み200μmのポリブチレンテレフタレー
トフィルムの場合、加熱温度250℃において45気圧
の設定値が好ましい。圧空手段1の材質としては、鉄、
アルミ、銅などの金属または合金などがある。その理由
は圧縮空気の圧入に耐える強度が必要だからである。圧
空手段1の空洞9は、後述する凸型3と合体した場合
に、凸型3の凸部7と干渉しないための空間である。
【0012】枠状クランプ2は、圧空手段1と協働して
フィルム5の周囲を固定して、凸型3にフィルム5を被
せるように移動するものである(図7参照)。枠状クラ
ンプ2の材質としては、圧空手段1の材質と同様の材質
でもよい。枠状クランプ2の形状としては、平面形状あ
るいは立体形状がある。枠状クランプ2は、フィルム5
の上面から押え付ける上側クランプとフィルム5の下面
から押え付ける下側クランプとからなり、この2つのク
ランプでフィルム5を挟み込むようにしたものでもよい
(図示せず)。こうすると、加熱装置10によりフィル
ム5が加熱されても、フィルム5の所定の環状部分が固
定されているため、フィルム5の位置ズレや収縮、延伸
が発生する場合でも最小限に抑えることができる。クラ
ンプは、分割可能なものでもよい(図示せず)。例え
ば、分割前は切れ目のない四角形の枠状クランプ2であ
って、分割後はコの字状の2個のクランプ片となるもの
がある。枠状クランプ2は、クランプ用ヒーター装置、
あるいは加熱流動媒体による温調回路(図示せず)など
が取付けられていてもよい。その理由は、枠状クランプ
2にフィルム5の熱が奪われフィルム5の温度分布が一
様でなくなり、フィルム5を凸型の凸部に隙間なく密着
させるときにフィルム5の延伸の程度がばらつき、延伸
の程度が低い部分が破れたり、延伸の程度が高い部分が
皺になったりするのを防ぐためである。また、加熱装置
10が退避した後にフィルム5の温度が低下するのを防
止したり、フィルム5が凸型3の方へ移動する際の風当
りによりフィルム5の温度が低下するのを防止したりす
るためである。クランプ用ヒーター装置としては、棒状
のシーズヒーター34などがあり、枠状クランプ2の対
向する2片に埋め込むとよい(図7(a)(b))。温
調回路としては、水などの流動媒体を加熱してその温度
調節ができる外部装置から、加熱された水を枠状クラン
プ3の内部に引き込んで枠状クランプ3の内部を循環さ
せるような構造のものがある。枠状クランプ2は、その
下面に排気手段4の上面に形成されたテーパーピン12
が合致するブッシュ13が形成されたものでもよい(図
7(a)(b)、図9〜図13参照)。枠状クランプ2
と凸型3と排気手段4とが合体するときに、凸型3の凸
部7とフィルム5の絵柄とが位置ズレしないようにする
ためである。ブッシュ13は、枠状クランプ2の対向す
る2辺の中央に少なくとも形成するとよい。枠状クラン
プ2は、その上面に2本以上のフィルム位置決めピン3
2が形成されていてもよい(図7(b)、図9〜図13
参照)。枠状クランプ2とフィルム5の絵柄とが位置ズ
レしないようにするためである。前記、テーパーピン1
2とブッシュ13とフィルム位置決めピン32とによ
り、フィルム5の絵柄と凸型3の凸部7とが位置ズレし
ないようにすることができる。フィルム位置決めピン3
2の個数は、2個以上であり、好ましくは4〜8本がよ
い。左右、上下、回転方向の位置ズレを極力少なくする
ためである。フィルム位置決めピン32の形成箇所は、
枠状クランプ2の各辺の中央部、あるいはコーナー部が
好ましい。フィルム位置決めピン32の長さは、5〜1
0mmが好ましい。フィルム位置決めピン32の径は、
直径2〜8mmが好ましい。
【0013】凸型3は、その表面にフィルム5を隙間な
く密着させることによって、後述する射出成形金型のキ
ャビティ形成面の形状にほぼ合致した立体形状にフィル
ム5を変形させるためのものである(図8参照)。凸型
3は、凸部7の近傍に小孔を開けたり、スリット33を
形成してもよいし、空気が通過する微細な通気孔を凸部
自体が有するものでもよい。空気が通過する微細な通気
孔を凸部自体が有するものとしては、多孔性金属や多孔
性セラミックなどがある。凸型3は、複数の凸部7を有
するものでもよい(図8参照)。一つ一つの凸部7が同
じ立上がりのある携帯電話機の上蓋の立体形状を呈する
ものでもよい。複数の凸部7は互いに異なる立上がりの
ある立体形状を呈するものでもよい。
【0014】排気手段4は、凸型3の凸部7にフィルム
5が被さった後に、圧空手段1からの圧縮空気により押
し出される、フィルム5と凸型3の凸部7との隙間の空
気を排気孔14から排気して、凸型3の凸部7にフィル
ム5を隙間なく密着させるためのものである。排気手段
4は、枠状クランプ2に形成されたブッシュ13に合致
するテーパーピン12を有するものでもよい(図7
(b)、図9〜図13参照)。枠状クランプ2と凸型3
と排気手段4とが合体するときに、凸部7とフィルム5
の絵柄とが位置ズレしないようにするためである。
【0015】この実施例における、加熱装置10以外の
各構成要素の関係は次のようになる(図1〜図5、図9
〜図13参照)。地面に対して固定して設置された排気
手段4上に、凸型3が設置され位置ズレしないようにボ
ルトなどで固定される。凸型3の上方には、枠状クラン
プ2が設置される。枠状クランプ2は、枠状クランプ支
持部15に支持され、バネやエアーシリンダーによって
排気手段4に対して離れる方向に常に弾撥力がかかるこ
とにより、上から大きな力がかからない限り凸部7と一
定の隙間を保つ状態で静止している。この隙間は、後述
する加熱装置10の下側加熱部17が入り込むことがで
きる間隔を有する。さらに、その上に圧空手段1が圧空
手段支持部16を介して枠状クランプ2と一定の隙間B
を保って待機している。この隙間は、後述する加熱装置
10の上側加熱部18が入り込むことができる間隔を有
する。圧空手段1は圧空手段支持部16を介して油圧シ
リンダー19などで下方向に押し下げられたり、引き上
げられたりする。
【0016】フィルム5が加熱された後、圧空手段1と
枠状クランプ2と凸型3と排気手段4とが前記隙間を有
する状態から合体した状態へと変化し、再び前記隙間を
有する状態に復帰するまでの一連の動作を説明する(図
9〜図13)。まず、圧空手段1は、枠状クランプ2の
定位置まで油圧シリンダー19によって押し下げられ、
枠状クランプ2と合体してフィルム5を固定する(図1
0参照)。圧空手段1は、圧空手段支持部16を介して
四方に設けられたポスト20に沿って移動する。次に、
油圧シリンダー19によって圧空手段1をさらに下に押
し下げることによって、枠状クランプ2は定位置から下
に移動させられて圧空手段1とフィルム5と枠状クラン
プ2とは合体したまま排気手段4の方に接近する。接近
途中にも合体状態を保てるのは、枠状クランプ2に上方
向の弾撥力が常時かかっているからである。油圧シリン
ダー19によって圧空手段1をさらに下に押し下げるこ
とによって、圧空手段1とフィルム5と枠状クランプ2
と凸型3と排気手段4とが合体する(図11、図12参
照)。フィルム5は凸型3の凸部7に被さるが、いわゆ
るテントを張った状態であって、フィルム5と凸部7と
の間には隙間が残る。次に、圧空手段1の圧空孔6から
圧縮空気を圧入してフィルム5に押し付けるとともに、
排気手段4の排気孔14からはフィルム5と凸型3との
隙間の空気が押し出されて、凸型3にフィルム5を隙間
なく密着させる(図12参照)。次に、フィルム5の塑
性変形が終了するまでの間、圧空を維持した後圧空手段
側の空気を排気する。次に、油圧シリンダー19によっ
て圧空手段1を、枠状クランプ2の定位置まで上昇させ
る。さら、圧空手段1を上昇させると、枠状クランプ2
は定位置に静止し、圧空手段1だけがさらに上昇をする
(図13参照)。圧空手段1と枠状クランプ2と凸型3
と排気手段4とは、再び前記隙間を有する状態に復帰す
る。
【0017】加熱装置10の一例としては、圧空手段1
と枠状クランプ2との隙間および枠状クランプ2と凸型
3との隙間に入り込んで枠状クランプ2上に載置された
フィルム5の上下面を覆って加熱し、圧空手段1と枠状
クランプ2と凸型3と排気手段4とが合体するまでに前
記隙間から退避することが可能なものがある(図1〜図
6参照)。加熱装置10は、上側加熱部18のみを有し
た断面一の字状の加熱部21と加熱部21を駆動する駆
動部22とからなるものでもよい。この場合は、フィル
ム密着化手段と枠状クランプ2との隙間に入り込んで枠
状クランプ2上に載置されたフィルム5の上面のみを覆
って加熱することになる。加熱装置10は、下側加熱部
17のみを有した断面一の字状の加熱部21と加熱部2
1を駆動する駆動部22とからなるものでもよい。この
場合は、枠状クランプ2と凸型3との隙間に入り込んで
枠状クランプ2上に載置されたフィルム5の下面のみを
覆って加熱することになる。加熱装置10は、上側加熱
部18と下側加熱部17とを有した断面コの字状の加熱
部21と、加熱部21を駆動する駆動部22とからなる
ものがある。上側加熱部18は、枠状クランプ2の上面
を覆う面積を有し、下側加熱部17は枠状クランプ2の
下面を覆う面積を有する。枠状クランプ2は枠状である
ため、下側加熱部17からの熱はフィルム5に確実に到
達する。上側加熱部18と下側加熱部17は、ヒーター
パネル11でもよいし、ヒーターがセラミック板の中に
鋳込まれているセラミックヒーターや、パイプヒータ
ー、熱風を吹き出す熱風噴射機のようなものでもよい。
加熱装置10は下側加熱部17を有することにより、フ
ィルム5と凸型3との加熱を同時にすることもできる。
加熱部21は、加熱温度の異なる温度設定が可能な複数
の分割加熱部23(ヒーターパネルが4つに分割されて
いる。)からなるものでもよい(図6参照)。上述した
凸型3が複数の凸部7を有する場合は、一つの凸部7に
対して一つの分割加熱部23が対応するようにしてもよ
い。また、立体形状の立上がりが大きい凸部7に対応す
る分割加熱部23の温度設定を高くする一方、立体形状
の立上がりが小さい凸部7に対応する分割加熱部23の
温度設定を低くしてもよい。駆動部22は、加熱装置載
置台24上に設置され、加熱装置載置台24にはロッド
レスシリンダー等のエアーによるアクチュエーターの駆
動力を利用して加熱装置載置台24のレール25上を駆
動部22が移動するものがある。あるいは、モーターと
タイミングベルトとの組合せ、モーターとボールネジと
の組合せ等の電動アクチュエーターの駆動力を利用して
もよい。圧空手段1と枠状クランプ2と凸型3と排気手
段4とがこの順に配置された部分の周囲を板状の囲いで
覆うことによって、外部からの空気の流入を防止するこ
とができ、加熱装置10によるフィルム5の加熱から圧
空手段1からの圧空によるフィルム5の押し付けまでの
間のフィルム5の温度低下を防止することができる。
【0018】上記フィルムプレフォーム装置において、
圧空手段1と枠状クランプ2とでフィルム5を固定する
際に、フィルム5の不要な部分を除去するための切断刃
やヒートカッター、レーザー光線切断装置を圧空手段
1、枠状クランプ2に設けてもよい(図示せず)。ある
いは、フィルム5を凸型3の凸部7に隙間なく密着させ
る際に、フィルム5の不要な部分を除去するための切断
刃やヒートカッター、レーザー光線切断装置を凸型3の
凸部7の表面または排気手段4に設けてもよい(図示せ
ず)。
【0019】なお、前記凸型3の凸部7の立体形状に合
致するキャビティ形成面を有する射出成形金型は、雄型
と雌型とを型閉めすることによって、所望の立体成形品
を成形するためのキャビティを形成するものである(図
示せず)。この発明のフィルムプレフォーム装置によっ
て立体的に成形されたフィルム5をキャビティ形成面に
嵌め込んだり、被せたりして用いるのである。キャビテ
ィ形成面の立体形状としては、携帯電話機の上蓋の立体
形状がある。
【0020】この発明のフィルムプレフォーム装置に
は、プレフォームされたフィルム5を圧空手段1と枠状
クランプ2との隙間から取り除くためのプレフォームさ
れたフィルム保持部と、プレフォームされていないフィ
ルム5を枠状クランプ2上に載置するためのプレフォー
ムされていないフィルム保持部とが背中合わせに配置さ
れたロボットハンド29を有するものでもよい(図1、
図5、図14参照)。このロボットハンド29の動作を
説明する。まず、プレフォームされていないフィルム保
持部を上側にしてフィルム5を吸盤に保持するととも
に、プレフォームされたフィルム保持部を下側にして、
多関節可動アームを屈伸や伸縮などさせてロボットハン
ド29を圧空手段1と枠状クランプ2との隙間に入り込
ませる(図5参照)。そして、枠状クランプ2上に載置
されているプレフォームされたフィルム5をプレフォー
ムされたフィルム保持部で吸盤30に保持させた後、プ
レフォームされたフィルム保持部とプレフォームされて
いないフィルム保持部との上下を逆転させる。プレフォ
ームされていないフィルム保持部の吸盤の吸引を解除し
てプレフォームされていないフィルムを枠状クランプ3
上に載置する。このとき、フィルム5に形成された位置
決め孔と枠状クランプ2に形成されたフィルム位置決め
ピン32とを嵌め合わせるとよい。その後、ロボットハ
ンド29を圧空手段1と枠状クランプ2との隙間から退
避させる(図1参照)。ロボットハンド29は、プレフ
ォームされたフィルム5を打抜き型に搬送してセットし
たり、射出成形金型まで搬送して射出成形金型のキャビ
ティ形成面に直接嵌め込んだり、被せたりすることがで
きるものである。ロボットハンド29は、多関節可動ア
ーム28の一端に取付けられたものである。多関節可動
アーム28の他端は支持台27に取付けられているもの
がある(図14参照)。支持台27は、フィルムプレフ
ォーム装置や射出成形金型に対して固定された場所に設
置されている。多関節可動アーム28は、支持台27を
軸にして回転可能であり、また、多関節可動アーム28
の軸を中心にして自転可能であり、また、支持台27に
対して上下左右に移動可能に設けられている。ロボット
ハンド29は多関節可動アーム28に対して遠ざかった
り近寄ったりできるように移動可能に設けられている。
ロボットハンド29には、真空吸引手段や吸引解除手
段、吸盤30などを設けておき、フィルム5の保持およ
び開放が任意に行なえるようにしておくとよい。
【0021】なお、この発明の実施に使用されるフィル
ム5としては、基材上に、絵柄が形成された絵柄層、接
着層などが順次形成されたものがある(図示せず)。基
材は、通常のフィルムの基材フィルムや基材シートとし
て使用されるものであり、ポリエチレンテレフタレー
ト、アクリル、ポリカーボネート、トリアセテート、A
BSの単体又は、それら2種以上のフィルムをラミネー
トした積層フィルム、あるいは、ポリカーボネートとポ
リブチレンテレフタレートとのポリマーアロイ、ポリカ
ーボネートとABSとのポリマーアロイなどがある。絵
柄層は、立体成形品表面に、模様、絵画、ロゴ、文字、
抜き文字、記号などを形成するために、透光性インキや
遮光性インキなどを用いて印刷などの通常の形成方法で
形成される。絵柄層は、真空蒸着によって形成された金
属層を有していてもよい。接着層は、立体成形品の成形
と同時に立体成形品表面にフィルム5を接着させるため
のものであり、立体成形品を構成する樹脂と同系の樹脂
を用いて、印刷などの通常の形成方法で形成される。
【0022】
【実施例】この発明のフィルムプレフォーム装置の実施
例を説明する。まず、フィルム密着化手段としての圧空
手段1と排気手段4との隙間の枠状クランプ2上にフィ
ルム5を載置した(図1参照)。フィルム5を載置する
には、前述したロボットハンド29を用いた。ロボット
ハンド29の吸盤30によってフィルム5の四方を固定
して移動した。載置する際、フィルム5の2箇所に形成
された位置決め孔に、枠状クランプ2に形成された位置
決めピン32を差し込んだ(図1、図9)。フィルム5
としては、基材上に絵柄層、接着層などが順次形成され
たものを用いた。絵柄層は携帯電話機の上蓋4個分の絵
柄が2行2列に並ぶように形成した。基材は、アクリル
樹脂からなるプラスチックフィルムを用いた。絵柄層
は、携帯電話機の上蓋に形成される模様、絵画、ロゴ、
文字、記号などとした。また、液晶表示部に透明窓を形
成するために透光性インキと遮光性インキを用いて印刷
で抜き窓部を形成した。光沢を有する文字を形成するた
めに真空蒸着による金属層を形成した。接着層は、立体
成形品の成形と同時に立体成形品にフィルム5を一体化
接着させるためのものであり、立体成形品を構成する樹
脂と同系の樹脂を用いて、印刷などの通常の形成方法で
形成した。
【0023】次に、加熱装置10を、圧空手段1と枠状
クランプ2との隙間および枠状クランプ2と凸型3との
隙間に入り込ませて枠状クランプ2上に載置されたフィ
ルム5の上下面を覆って加熱した(図2参照)。加熱に
よりフィルム5を軟化させて立体形状に成形するためで
ある。フィルム5は枠状クランプ2上に載置されたまま
で移動させず、フィルム5を加熱するために加熱装置1
0を移動させた。加熱装置10の上側加熱部18を、圧
空手段1と枠状クランプ2との隙間に入り込ませ、下側
加熱部17を枠状クランプ2と排気手段4との隙間に入
り込ませた。圧空手段1と枠状クランプ2と凸型3との
隙間は約2〜7cmとした。また、枠状クランプ2と排
気手段4との隙間は約1〜5cmとした。その理由は、
たとえば、4つに分割して配置されたヒーターパネルを
加熱装置として用いた場合(図6参照)、加熱装置10
とフィルム5との隙間を小さくするとフィルム5に熱は
伝わりやすいが、それらのヒーターパネルのある部分に
対応した箇所が特によく加熱され、両隣のヒーターパネ
ルの隙間に対応した箇所はフィルム5の加熱が不十分と
なる現象が起り、フィルム5の加熱が全面均一に行われ
ないおそれがあるからである。一方、加熱装置10とフ
ィルム5との隙間を大きくするとフィルム5に熱は伝わ
りにくいが、フィルム5の加熱が全面均一に行われる。
上記数値にすると、フィルム5に熱が伝わりやすく、か
つ、全面均一にフィルム5の加熱が行われるのである。
この実施例では、厚みが約200μmで約900平方セ
ンチメートルの面積のフィルム5を加熱し、立上がりが
約2cmの立体形状部分を4個分成形するようにしたの
で、セラミックヒーターを用いて加熱温度は約250℃
に設定した。フィルム5の移動による温度低下はないの
で、フィルム5を移動させる場合に比べて、加熱温度は
50〜100℃、低目に設定できた。加熱時間は3〜5
秒であった。
【0024】次に、加熱装置10を、圧空手段1と枠状
クランプ2と凸型3と排気手段4とが合体するまでに前
記隙間から退避させた(図3参照)。圧空手段1と枠状
クランプ2と凸型3と排気手段4とが合体する際に、障
害とならないようにするためである。加熱されたフィル
ム5は枠状クランプ2上に載置されて静止したままで移
動はしない。加熱装置10が圧空手段1と枠状クランプ
2と凸型3との隙間から移動する。加熱装置10の移動
に伴って対流が起き加熱されたフィルム5に風が当たっ
てフィルム5の温度低下を招かないようにするために、
加熱装置10が退避する際の移動速度は、約30cm/
秒以上が好ましい。
【0025】次に、加熱装置10が退避した後、圧空手
段1と枠状クランプ2とによってフィルム5を固定した
(図3参照)。この固定によって、圧空手段1の開口縁
部31と枠状クランプ2とで所定の環状にフィルム5が
挟み込まれる(図10参照)。フィルム5のうち凸型3
に被さる部分は挟み込まれておらずブリッジ状となる。
枠状クランプ2としては、前記フィルム5に形成された
2行2列に並んだ携帯電話機4個分の絵柄が囲まれる大
きさのものを用いた。
【0026】次に、圧空手段1と枠状クランプ2と凸型
3と排気手段4とを合体させた(図4参照)。凸型3の
凸部7にフィルム5を被せ、圧空手段1の圧空孔6から
圧縮空気を圧入し、凸型3の凸部7にフィルム5を隙間
なく密着させるためである。凸型3の凸部7は、携帯電
話機の上蓋の立体形状であり、2行2列に並んで形成さ
れている(図8参照)。フィルム5の上下面を加熱した
後、加熱装置10が退避するやいなや、直ちに、凸型3
の凸部7にフィルム5を隙間なく密着させることができ
るため、フィルム5が十分に軟らかい状態を保ったまま
で立体形状に成形できた。圧空手段1の圧空孔6から圧
縮空気の圧入直前のフィルム5の温度は130℃であっ
て十分軟らかかった。このため、圧空手段1からの圧縮
空気の圧力は、25気圧で、圧空時間は約4秒で済ん
だ。圧縮空気の圧入後、約6秒待ってから、圧空手段1
の上昇を開始した(図5参照)。プレフォームされたフ
ィルム5を圧空手段1と枠状クランプ2との間から取り
除くには、前述したロボットハンド29を用いた(図5
参照)。ロボットハンド29の吸盤30によってフィル
ム5を固定して移動した。プレフォームされたフィルム
5を取り除くためにロボットハンド29を圧空手段1と
枠状クランプ2との隙間に入り込ませる際に、同じロボ
ットハンド29でプレフォームされていないフィルム5
を枠状クランプ2上に載置させた。
【0027】
【発明の効果】この発明では、以上のような構成を採用
したので、次のような効果を奏する。 (1)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動する必要がないので、フィルムに
風が当たることはない。よって、(a)加熱されたフィ
ルムの温度が低下しにくいため、圧空手段から圧縮空気
を圧入するときの圧力を低く設定してもフィルムを凸型
に完全に密着させることができる。(b)加熱されたフ
ィルムの温度が低下しにくいため、フィルムの収縮によ
る絵柄の急激な位置ズレや歪みは起こりにくい。 (2)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動する必要がないため、フィルムの
加熱直後に圧空手段から圧縮空気の圧入ができる。よっ
て、各工程間の移行に時間がかからず、生産効率が優れ
る。 (3)加熱されたフィルムを加熱装置からフィルムプレ
フォーム装置へと移動する必要がないため、フィルムを
移動させるための装置、例えばロボットやコンベアベル
トなどが不要となる。このため、フィルムプレフォーム
装置以外に大掛かりな装置を準備するためのスペースや
経費がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一例
を示す断面図である。
【図2】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一例
を示す断面図である。
【図3】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一例
を示す断面図である。
【図4】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一例
を示す断面図である。
【図5】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一例
を示す断面図である。
【図6】 この発明のフィルムプレフォーム装置の加熱
装置の平面図である。
【図7】 この発明のフィルムプレフォーム装置の枠状
クランプの平面図である。
【図8】 この発明のフィルムプレフォーム装置の凸型
の斜視図である。
【図9】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一部
分を示す断面図である。
【図10】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一
部分を示す断面図である。
【図11】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一
部分を示す断面図である。
【図12】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一
部分を示す断面図である。
【図13】 この発明のフィルムプレフォーム装置の一
部分を示す断面図である。
【図14】 ロボットハンドを示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 圧空手段 2 枠状クランプ 3 凸型 4 排気手段 5 フィルム 6 圧空孔 7 凸部 8 空気圧縮装置 9 空洞 10 加熱装置 11 ヒーターパネル 12 テーパーピン 13 ブッシュ 14 排気孔 15 枠状クランプ支持部 16 圧空手段支持部 17 下側加熱部 18 上側加熱部 19 油圧シリンダー 20 ポスト 21 加熱部 22 駆動部 23 分割加熱部 24 加熱装置載置台 25 レール 27 支持台 28 多関節可動アーム 29 ロボットハンド 30 吸盤 31 開口縁部 32 フィルム位置決めピン 33 スリット 34 シーズヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F208 AA21 AA24 AA28 AC03 AG01 AG03 MA03 MB01 MC03 MH06 MH10 MJ13 MJ14 MJ15 MJ22 MJ23 MJ29 MK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム密着化手段と枠状クランプと凸
    型と排気手段とがこの順に配置されたフィルムプレフォ
    ーム装置であって、枠状クランプ上に載置されたフィル
    ムを加熱することが可能である加熱装置を有することを
    特徴とするフィルムプレフォーム装置。
  2. 【請求項2】 フィルム密着化手段と枠状クランプと凸
    型と排気手段とがこの順に配置されたフィルムプレフォ
    ーム装置であって、フィルム密着化手段と枠状クランプ
    との隙間及び枠状クランプと凸型との隙間に入り込んで
    枠状クランプ上に載置されたフィルムの上下面を覆って
    加熱し、フィルム密着化手段と枠状クランプと凸型と排
    気手段とが合体するまでに前記隙間から退避することが
    可能である加熱装置を有することを特徴とするフィルム
    プレフォーム装置。
  3. 【請求項3】 加熱装置が、異なる温度設定が可能な複
    数の分割加熱部からなるものである請求項1〜2のいず
    れかに記載のフィルムプレフォーム装置。
  4. 【請求項4】 枠状クランプが、ヒーターパネルあるい
    は温調回路が取り付けられたものである請求項1〜3の
    いずれかに記載のフィルムプレフォーム装置。
  5. 【請求項5】 排気手段の上面に2本以上のテーパーピ
    ンが形成され、枠状クランプの下面にそのピンに合致す
    るブッシュが形成されるとともに枠状クランプの上面に
    2本以上のフィルム位置決めピンが形成された請求項1
    〜4のいずれかに記載のフィルムプレフォーム装置。
  6. 【請求項6】 プレフォームされたフィルムをフィルム
    密着化手段と枠状クランプとの隙間から取り除くための
    フィルム保持部と、プレフォームされていないフィルム
    を枠状クランプ上に載置するためのフィルム保持部とが
    背中合わせに配置されたロボットハンドを有する請求項
    1〜5のいずれかに記載のフィルムプレフォーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113910621A (zh) * 2021-09-29 2022-01-11 绍兴市上虞龙马机电有限公司 一种牙套压膜机

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