JP2001292094A - モバイル装置間におけるメッセージ拡散の制限方法 - Google Patents
モバイル装置間におけるメッセージ拡散の制限方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/06—Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/06—Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/04—Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
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Abstract
(57)【要約】
【課題】情報の局所拡散を容易にする方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施例によれば、無線短距離通
信手段が備えられたモバイル装置を用いて局所に関連し
た情報が局所的に拡散される。情報は、モバイル装置か
らモバイル装置へと受け渡されるメッセージによって発
信点から伝搬される。モバイル装置はメッセージの伝搬
を制限する措置を実施する。受信メッセージを複数回伝
搬するよう構成されたモバイル装置に対し、これらの措
置は、モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まるメッセージの再送間隔を増大することを含む。
信手段が備えられたモバイル装置を用いて局所に関連し
た情報が局所的に拡散される。情報は、モバイル装置か
らモバイル装置へと受け渡されるメッセージによって発
信点から伝搬される。モバイル装置はメッセージの伝搬
を制限する措置を実施する。受信メッセージを複数回伝
搬するよう構成されたモバイル装置に対し、これらの措
置は、モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まるメッセージの再送間隔を増大することを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報、とりわけ、
モバイル装置を利用した局所的に関連する情報の局所拡
散に関するものであり、とりわけ、本発明は、情報を含
むメッセージの不適当な拡散を制限することに関するも
のである。
モバイル装置を利用した局所的に関連する情報の局所拡
散に関するものであり、とりわけ、本発明は、情報を含
むメッセージの不適当な拡散を制限することに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通信能力を備えたモバイル装置は、至る
ところに存在するようになっているが、最も一般的なの
は、セル・フォン、及び、セルラ無線技術を用いた他の
装置である。こうした装置を用いて、多くのサービスが
実施されており、移動体無線インフラストラクチャ内に
おける位置発見の実施によって、モバイル装置の場所す
なわち位置に関する情報がより容易に得られるようにな
るにつれて、より多くのサービスを期待することが可能
になる。
ところに存在するようになっているが、最も一般的なの
は、セル・フォン、及び、セルラ無線技術を用いた他の
装置である。こうした装置を用いて、多くのサービスが
実施されており、移動体無線インフラストラクチャ内に
おける位置発見の実施によって、モバイル装置の場所す
なわち位置に関する情報がより容易に得られるようにな
るにつれて、より多くのサービスを期待することが可能
になる。
【0003】誕生しつつあるサービス・タイプの1つ
が、特定の狭い地理的位置だけに関連し、その位置内の
人々に伝えることしか必要とされない局所情報の分配で
ある。こうした情報は、通常、モバイル装置から発生す
る要求の結果として分配されるが、この要求は、そのモ
バイル装置の位置を含んでいるか、または、移動体無線
インフラストラクチャのロケーション・サーバからその
モバイル装置の位置を知ることを許可している。局所的
に関連した情報は、所定の位置内において、移動体無線
インフラストラクチャを介してモバイル装置に送りつけ
ることも可能であるが、それを行うコストは高くつく。
送りつけることができるのが最も望ましいタイプの情報
は、情報がすぐに古くなってしまうか、あるいは、その
ターゲットとなる聴衆が一時的であるため、所定の緊急
性を備えた情報である。一例として、ある劇場におい
て、すぐに始まるショーの座席がまだ入手可能であり、
半額でその座席の提供を希望している場合がある。もう
1つの例には、ある店で、通行中の消費者に広告したい
消費財(とりわけ、新製品または特別販促中の製品)に
関する情報がある。
が、特定の狭い地理的位置だけに関連し、その位置内の
人々に伝えることしか必要とされない局所情報の分配で
ある。こうした情報は、通常、モバイル装置から発生す
る要求の結果として分配されるが、この要求は、そのモ
バイル装置の位置を含んでいるか、または、移動体無線
インフラストラクチャのロケーション・サーバからその
モバイル装置の位置を知ることを許可している。局所的
に関連した情報は、所定の位置内において、移動体無線
インフラストラクチャを介してモバイル装置に送りつけ
ることも可能であるが、それを行うコストは高くつく。
送りつけることができるのが最も望ましいタイプの情報
は、情報がすぐに古くなってしまうか、あるいは、その
ターゲットとなる聴衆が一時的であるため、所定の緊急
性を備えた情報である。一例として、ある劇場におい
て、すぐに始まるショーの座席がまだ入手可能であり、
半額でその座席の提供を希望している場合がある。もう
1つの例には、ある店で、通行中の消費者に広告したい
消費財(とりわけ、新製品または特別販促中の製品)に
関する情報がある。
【0004】移動体無線ネットワークを用いて、情報を
送るコスト及び複雑性を考慮すると、緊急性のある局所
情報を分配する異なる方法を使えるのが有効である。
送るコスト及び複雑性を考慮すると、緊急性のある局所
情報を分配する異なる方法を使えるのが有効である。
【0005】また、上述のように、位置情報はますます
利用可能になるが、これは、所定のタイプの装置(セル
ラ無線装置、GPSを装備した装置)のユーザにとって
のみである。他の装置には、位置情報にアクセスするの
に適した能力がなく、従って、位置ベースのサービスの
全範囲による恩恵を受けることができない。ある装置
が、位置発見技術を利用できたとしても、正確さのレベ
ルが、主たる条件(基地局及び衛星の受信能力、建築物
による妨害等)によって劣化し、位置ベース・サービス
の有効性が低下する可能性がある。上記両方の場合と
も、正確な位置情報が局所的に分配されることが望まし
い(ただし、その正確さに許容できない影響を及ぼさな
いように、短い距離範囲に限って)。
利用可能になるが、これは、所定のタイプの装置(セル
ラ無線装置、GPSを装備した装置)のユーザにとって
のみである。他の装置には、位置情報にアクセスするの
に適した能力がなく、従って、位置ベースのサービスの
全範囲による恩恵を受けることができない。ある装置
が、位置発見技術を利用できたとしても、正確さのレベ
ルが、主たる条件(基地局及び衛星の受信能力、建築物
による妨害等)によって劣化し、位置ベース・サービス
の有効性が低下する可能性がある。上記両方の場合と
も、正確な位置情報が局所的に分配されることが望まし
い(ただし、その正確さに許容できない影響を及ぼさな
いように、短い距離範囲に限って)。
【0006】モバイル装置間において情報の短距離通信
を行うための技術が、いくつか存在する。これらの技術
には、赤外線ベースの技術、及び、低電力無線技術(と
りわけ、最新の「ブルートゥース(Bluetoot
h)」短距離無線規格を含む)が含まれている。実施技
術に従って、非同期メッセージ同報通信、及び、通信装
置間の調整及び折衝後に確立されるマルチキャスト及び
2地点間二重接続を含む、さまざまなタイプのメッセー
ジ伝搬が可能になる。
を行うための技術が、いくつか存在する。これらの技術
には、赤外線ベースの技術、及び、低電力無線技術(と
りわけ、最新の「ブルートゥース(Bluetoot
h)」短距離無線規格を含む)が含まれている。実施技
術に従って、非同期メッセージ同報通信、及び、通信装
置間の調整及び折衝後に確立されるマルチキャスト及び
2地点間二重接続を含む、さまざまなタイプのメッセー
ジ伝搬が可能になる。
【0007】モバイル装置の集合を利用した一時的ネッ
トワークが現在の問題である。すなわち、Ad Hoc
Networks Working Group o
fthe IETF(Internet Engine
ering Task Force)が、2つの装置
が、中間モバイル装置を介して、短時間にわたって一時
的な通信を行うことが可能な状況を調査している。この
場合、短い寿命の移動通信ネットワークによって、2つ
の装置間にある種の一時的な接続性が生じるものと仮定
される。この研究は、主として、会議環境にある人々
が、中間装置を介して、互いにメールを送り合うという
シナリオ、すなわち、動的であるが、一時的に静的にな
りがちな状況を目的としたものである。Ad Hoc
Networkのもう1つの例は、軍事状況における戦
艦または戦車の接続であり、この場合、ネットワークの
トポロジは、進化するが、ただし、ある時間期間にわた
って徐々に進化する。
トワークが現在の問題である。すなわち、Ad Hoc
Networks Working Group o
fthe IETF(Internet Engine
ering Task Force)が、2つの装置
が、中間モバイル装置を介して、短時間にわたって一時
的な通信を行うことが可能な状況を調査している。この
場合、短い寿命の移動通信ネットワークによって、2つ
の装置間にある種の一時的な接続性が生じるものと仮定
される。この研究は、主として、会議環境にある人々
が、中間装置を介して、互いにメールを送り合うという
シナリオ、すなわち、動的であるが、一時的に静的にな
りがちな状況を目的としたものである。Ad Hoc
Networkのもう1つの例は、軍事状況における戦
艦または戦車の接続であり、この場合、ネットワークの
トポロジは、進化するが、ただし、ある時間期間にわた
って徐々に進化する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、モバ
イル装置を介した情報を含むメッセージの不適当な拡散
を制限することにある。
イル装置を介した情報を含むメッセージの不適当な拡散
を制限することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、情報を
局所的に拡散して、モバイル装置のユーザに提示するた
めの方法が得られるが、この方法には、モバイル装置の
無線短距離通信手段によって、モバイル装置からモバイ
ル装置へと受け渡されるメッセージによって発信点から
情報を伝搬するステップが含まれており、伝搬されるメ
ッセージ・コピー数は、当初は、受信モバイル装置の伝
搬作業のために増大しがちであるが、その後、前記モバ
イル装置が前記メッセージに関して伝搬制限措置を実施
すると、しだいに減少することになり、少なくとも1つ
のモバイル装置が、メッセージを複数回にわたって送信
する働きをし、メッセージの再送間隔は、モバイル装置
による同じメッセージの総受信回数、または、最近の期
間中における受信回数によって決まる。
局所的に拡散して、モバイル装置のユーザに提示するた
めの方法が得られるが、この方法には、モバイル装置の
無線短距離通信手段によって、モバイル装置からモバイ
ル装置へと受け渡されるメッセージによって発信点から
情報を伝搬するステップが含まれており、伝搬されるメ
ッセージ・コピー数は、当初は、受信モバイル装置の伝
搬作業のために増大しがちであるが、その後、前記モバ
イル装置が前記メッセージに関して伝搬制限措置を実施
すると、しだいに減少することになり、少なくとも1つ
のモバイル装置が、メッセージを複数回にわたって送信
する働きをし、メッセージの再送間隔は、モバイル装置
による同じメッセージの総受信回数、または、最近の期
間中における受信回数によって決まる。
【0010】本明細書において用いられる限りにおい
て、「伝搬されるメッセージ・コピー数」という句に
は、配送中のメッセージ・コピーと、まだ前方伝搬に関
してアクティブであるとみなされる、モバイル装置内に
あるメッセージ・コピーの両方が含まれている。本発明
のもう1つの態様によれば、他のモバイル装置に対して
局所的に情報を拡散し、そのユーザに提示するためのモ
バイル装置が得られるが、このモバイル装置には、メッ
セージ記憶装置と、メッセージを受信すると、前記記憶
装置に記憶し、前記記憶装置から検索したメッセージを
送信するための短距離無線トランシーバと、各メッセー
ジの受信及び送信回数を記録するためのメッセージ受信
/送信カウンタと、前記記憶装置に保持されたメッセー
ジが複数回数にわたって送信されるようにする働きをす
るメッセージ伝搬コントローラと、が含まれており、各
メッセージの再送間隔は、前記カウンタによって表示さ
れる、モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まることになる。
て、「伝搬されるメッセージ・コピー数」という句に
は、配送中のメッセージ・コピーと、まだ前方伝搬に関
してアクティブであるとみなされる、モバイル装置内に
あるメッセージ・コピーの両方が含まれている。本発明
のもう1つの態様によれば、他のモバイル装置に対して
局所的に情報を拡散し、そのユーザに提示するためのモ
バイル装置が得られるが、このモバイル装置には、メッ
セージ記憶装置と、メッセージを受信すると、前記記憶
装置に記憶し、前記記憶装置から検索したメッセージを
送信するための短距離無線トランシーバと、各メッセー
ジの受信及び送信回数を記録するためのメッセージ受信
/送信カウンタと、前記記憶装置に保持されたメッセー
ジが複数回数にわたって送信されるようにする働きをす
るメッセージ伝搬コントローラと、が含まれており、各
メッセージの再送間隔は、前記カウンタによって表示さ
れる、モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施態様の一
般的な働きが例示されている。この実施態様には、それ
ぞれ、IRまたはBluetooth無線システムのよ
うな、同じタイプの無線短距離通信手段を装備した、複
数のモバイル装置10が必要とされる。モバイル装置
は、個別にA〜Eの表示が施されており、歩行者及び/
または自転車、車両、または、他の運搬手段によって運
ぶことが可能である。図1には、発信点(送信元)1
2、及び、静的中継局13も示されているが、これら
は、両方とも、モバイル装置10と同じタイプの短距離
通信手段が装備されている。モバイル装置10、発信点
12、及び、中継局13によって用いられる短距離通信
技術の実際の形態は、本発明にとって重要ではなく、任
意の適合する伝搬方式(同報通信、マルチキャスト、1
対1中継等)と共に、任意の適合する技術を用いること
が可能である。
般的な働きが例示されている。この実施態様には、それ
ぞれ、IRまたはBluetooth無線システムのよ
うな、同じタイプの無線短距離通信手段を装備した、複
数のモバイル装置10が必要とされる。モバイル装置
は、個別にA〜Eの表示が施されており、歩行者及び/
または自転車、車両、または、他の運搬手段によって運
ぶことが可能である。図1には、発信点(送信元)1
2、及び、静的中継局13も示されているが、これら
は、両方とも、モバイル装置10と同じタイプの短距離
通信手段が装備されている。モバイル装置10、発信点
12、及び、中継局13によって用いられる短距離通信
技術の実際の形態は、本発明にとって重要ではなく、任
意の適合する伝搬方式(同報通信、マルチキャスト、1
対1中継等)と共に、任意の適合する技術を用いること
が可能である。
【0012】動作時、発信点12は、短距離通信手段を
介して1回以上送信するメッセージに情報を含めること
によって、モバイル装置のユーザを意図した情報を送り
出す。このメッセージは、近隣のモバイル装置によって
検出されて、さらに、他のモバイル装置に伝搬され、こ
の結果、情報は、モバイル装置10のコミュニティを介
して拡散され、ユーザに提示されることになる。
介して1回以上送信するメッセージに情報を含めること
によって、モバイル装置のユーザを意図した情報を送り
出す。このメッセージは、近隣のモバイル装置によって
検出されて、さらに、他のモバイル装置に伝搬され、こ
の結果、情報は、モバイル装置10のコミュニティを介
して拡散され、ユーザに提示されることになる。
【0013】すなわち、図解の例において、モバイル装
置Aは、発信元12によって送り出されたメッセージを
検出し、2つのモバイル装置の短距離通信手段を用い
て、モバイル装置Bに伝搬する。モバイル装置Bは、次
に、位置を移動してから、モバイル装置Cにメッセージ
を伝搬する。次に、モバイル装置Cも、移動してから、
モバイル装置Dと固定中継局13の両方にメッセージを
伝搬する。モバイル装置Cからメッセージを受信するの
とほぼ同時に、モバイル装置Dは、モバイル装置Aから
メッセージを受信するが、後者は、その開始位置から移
動している。モバイル装置Dは、次に、位置を移動し
て、今度は、中継局13からメッセージを受信したモバ
イル装置Eから、再びメッセージを受信する。モバイル
装置Dは、結局メッセージを3回受信することになる
が、メッセージは、同じメッセージの全てのコピーに存
在するメッセージIDを備えており、従って、受信モバ
イル装置(この場合、モバイル装置D)には、同じメッ
セージの複数のコピーを受信したことが分かるので、こ
れは問題ではない。
置Aは、発信元12によって送り出されたメッセージを
検出し、2つのモバイル装置の短距離通信手段を用い
て、モバイル装置Bに伝搬する。モバイル装置Bは、次
に、位置を移動してから、モバイル装置Cにメッセージ
を伝搬する。次に、モバイル装置Cも、移動してから、
モバイル装置Dと固定中継局13の両方にメッセージを
伝搬する。モバイル装置Cからメッセージを受信するの
とほぼ同時に、モバイル装置Dは、モバイル装置Aから
メッセージを受信するが、後者は、その開始位置から移
動している。モバイル装置Dは、次に、位置を移動し
て、今度は、中継局13からメッセージを受信したモバ
イル装置Eから、再びメッセージを受信する。モバイル
装置Dは、結局メッセージを3回受信することになる
が、メッセージは、同じメッセージの全てのコピーに存
在するメッセージIDを備えており、従って、受信モバ
イル装置(この場合、モバイル装置D)には、同じメッ
セージの複数のコピーを受信したことが分かるので、こ
れは問題ではない。
【0014】1つのモバイル装置からもう1つのモバイ
ル装置への実際のメッセージの転送は、短距離通信手段
を用いた伝送によるものであるが、モバイル装置は、モ
バイル装置の一方または他方が移動する結果として、た
だ単に有効範囲内に入り込んでしまう可能性があるの
で、図解の例において分かるように、メッセージの拡散
は、部分的にはモバイル装置の移動に起因する。
ル装置への実際のメッセージの転送は、短距離通信手段
を用いた伝送によるものであるが、モバイル装置は、モ
バイル装置の一方または他方が移動する結果として、た
だ単に有効範囲内に入り込んでしまう可能性があるの
で、図解の例において分かるように、メッセージの拡散
は、部分的にはモバイル装置の移動に起因する。
【0015】モバイル装置からモバイル装置へのメッセ
ージの伝搬は、メッセージが任意の特定のやり方で経路
指定されず、最終ターゲット宛先が指定されないという
意味において、非構造的に実施されるが、その代わり、
メッセージの拡散は、いい具合いに利用可能で、プロセ
スに参加させることが可能な装置であればいかなるもの
も関与させるということに依存している。
ージの伝搬は、メッセージが任意の特定のやり方で経路
指定されず、最終ターゲット宛先が指定されないという
意味において、非構造的に実施されるが、その代わり、
メッセージの拡散は、いい具合いに利用可能で、プロセ
スに参加させることが可能な装置であればいかなるもの
も関与させるということに依存している。
【0016】発信点は、位置が固定されている必要はな
く、例えば、モバイル装置10と同様のモバイル装置の
場合もある。さらに、メッセージの拡散には、中継局1
3を関与させる必要はないが、こうした中継局は、メッ
セージの拡散範囲を拡大するのに役立つことが可能であ
る。
く、例えば、モバイル装置10と同様のモバイル装置の
場合もある。さらに、メッセージの拡散には、中継局1
3を関与させる必要はないが、こうした中継局は、メッ
セージの拡散範囲を拡大するのに役立つことが可能であ
る。
【0017】上記プロセスによって必要とされるモバイ
ル装置間の接続性は、極めて一時的な性質でありさえす
ればよく、モバイル装置は、メッセージを受信するモバ
イル装置が応答を送るのに十分な長さにわたって接続し
ている必要さえない(換言すれば、操作上、非確認メッ
セージ転送で十分である)。この特性によって、移動中
のモバイル装置は、有効範囲外に出る前に、より容易に
利用できるようになる。モバイル装置の相互接続のこの
一時性の強さは、その目的が、主として、一時的である
とはいえ、端末間の一時的接続を確立することにある、
Ad HocNetworks Working Gr
oup of the IETF(上記を参照された
い)によって検討されているネットワーク・タイプとは
対照的である。
ル装置間の接続性は、極めて一時的な性質でありさえす
ればよく、モバイル装置は、メッセージを受信するモバ
イル装置が応答を送るのに十分な長さにわたって接続し
ている必要さえない(換言すれば、操作上、非確認メッ
セージ転送で十分である)。この特性によって、移動中
のモバイル装置は、有効範囲外に出る前に、より容易に
利用できるようになる。モバイル装置の相互接続のこの
一時性の強さは、その目的が、主として、一時的である
とはいえ、端末間の一時的接続を確立することにある、
Ad HocNetworks Working Gr
oup of the IETF(上記を参照された
い)によって検討されているネットワーク・タイプとは
対照的である。
【0018】メッセージに含まれる情報のタイプに関し
て、これは、一般に、局所性情報になる。すなわち、 − 局所的小売り直販店に関連した商業広告及び販促情
報のような、少なくとも、明らかに、あるいは、暗に局
所的に関連した項目を備えた情報(この情報には、受信
モバイル装置のユーザが、ディスカウントまたは他の利
益を受けるため、小売り直販店に対して提示することが
可能な電子クーポンを含むことさえ可能である)− こ
うした場合、発信点は、一般に、関係する小売り直販店
か、または、それに隣接している − 及び/または、 − 発信点の位置(位置発見手段を装備していないモバ
イル装置が、その位置を間接的に確認できるようにする
ため、この位置情報は、例えば、モバイル装置の短距離
通信手段、あるいは、おそらく、モバイル装置が備える
セルラ無線機能を利用した位置認識サービスに供給され
る。位置は、経度及び緯度、局所的グリッド座標、局所
的位置名等のような適合するやり方で指定することが可
能である。) この情報は、視覚的に表示可能な情報に制限する必要は
なく、例えば、ショッピング・モール内のレコード/C
D/ミュージック・キオスク・タイプの店内において製
品の広告を行うため、特定の付近にいる消費者に対する
短い音声広告または低ビット・レートのミュージック・
クリップの形をとることが可能である。
て、これは、一般に、局所性情報になる。すなわち、 − 局所的小売り直販店に関連した商業広告及び販促情
報のような、少なくとも、明らかに、あるいは、暗に局
所的に関連した項目を備えた情報(この情報には、受信
モバイル装置のユーザが、ディスカウントまたは他の利
益を受けるため、小売り直販店に対して提示することが
可能な電子クーポンを含むことさえ可能である)− こ
うした場合、発信点は、一般に、関係する小売り直販店
か、または、それに隣接している − 及び/または、 − 発信点の位置(位置発見手段を装備していないモバ
イル装置が、その位置を間接的に確認できるようにする
ため、この位置情報は、例えば、モバイル装置の短距離
通信手段、あるいは、おそらく、モバイル装置が備える
セルラ無線機能を利用した位置認識サービスに供給され
る。位置は、経度及び緯度、局所的グリッド座標、局所
的位置名等のような適合するやり方で指定することが可
能である。) この情報は、視覚的に表示可能な情報に制限する必要は
なく、例えば、ショッピング・モール内のレコード/C
D/ミュージック・キオスク・タイプの店内において製
品の広告を行うため、特定の付近にいる消費者に対する
短い音声広告または低ビット・レートのミュージック・
クリップの形をとることが可能である。
【0019】制限の手法 発信点のまわりの領域における全てのモバイル装置が、
メッセージを受信する機会を得ることを保証するため、
伝搬装置には、複数回にわたるメッセージの送信、及び
/または、複数の他のモバイル装置に対するメッセージ
の送信によって、伝達されるメッセージのコピー数を増
大させようとする構成を施すのが望ましい。例えば、あ
るモバイル装置が、メッセージを受信し、設定された時
間間隔が経過すると、及び/または、すぐ近くに別のモ
バイル装置を検出すると、すぐにメッセージを送り出す
ように構成することが可能である。こうして、その地域
内に十分なモバイル装置が存在すれば、アクティブ・メ
ッセージ・コピー数の初期増大を実現することが可能で
ある。
メッセージを受信する機会を得ることを保証するため、
伝搬装置には、複数回にわたるメッセージの送信、及び
/または、複数の他のモバイル装置に対するメッセージ
の送信によって、伝達されるメッセージのコピー数を増
大させようとする構成を施すのが望ましい。例えば、あ
るモバイル装置が、メッセージを受信し、設定された時
間間隔が経過すると、及び/または、すぐ近くに別のモ
バイル装置を検出すると、すぐにメッセージを送り出す
ように構成することが可能である。こうして、その地域
内に十分なモバイル装置が存在すれば、アクティブ・メ
ッセージ・コピー数の初期増大を実現することが可能で
ある。
【0020】しかし、一般には、メッセージの非制限伝
搬は、情報が、期限切れになった後も広まり続け、関係
のない地域にまで伝搬することになる可能性があるの
で、望ましくない。また、モバイル装置及び帯域幅資源
を不必要に消費することになる。必要なのは、アクティ
ブ・メッセージ・コピーの初期増大後、この数がしだい
に減少しなければならないということである。これを実
現するため、モバイル装置10には、いくつかの異なる
制限手法を用いるのが望ましい。適合する制限手法につ
いては、後述され、さらに、特定の実施例については、
モバイル装置10の図3の実施態様に関連して示され
る。この制限手法は、所望の制限特性を得るため、個別
に用いることもできるし、あるいは、選択された組み合
わせで用いることも可能である。
搬は、情報が、期限切れになった後も広まり続け、関係
のない地域にまで伝搬することになる可能性があるの
で、望ましくない。また、モバイル装置及び帯域幅資源
を不必要に消費することになる。必要なのは、アクティ
ブ・メッセージ・コピーの初期増大後、この数がしだい
に減少しなければならないということである。これを実
現するため、モバイル装置10には、いくつかの異なる
制限手法を用いるのが望ましい。適合する制限手法につ
いては、後述され、さらに、特定の実施例については、
モバイル装置10の図3の実施態様に関連して示され
る。この制限手法は、所望の制限特性を得るため、個別
に用いることもできるし、あるいは、選択された組み合
わせで用いることも可能である。
【0021】メッセージ寿命制御手法 − メッセージ
の寿命は、例えば、下記のように、いくつかの方法で制
限することが可能である: − 発信点から送り出されるメッセージに設定される存
続時間制限、 − 伝達系統に沿って発信点からのメッセージを伝達す
ることが可能な回数に設定されるホップ制限、 − その外部に情報を伝搬してはならないという、位置
の制限。 これらの制限には、一般に、各伝搬メッセージ・コピー
毎に伝搬制限データを含めることと、各受信モバイル装
置毎に、このデータを調べて、そのメッセージをもはや
寿命の尽きたもの(すなわち、もはや伝搬について検討
すべきものではない)として取り扱うか否かを判定する
ことが必要とされる。
の寿命は、例えば、下記のように、いくつかの方法で制
限することが可能である: − 発信点から送り出されるメッセージに設定される存
続時間制限、 − 伝達系統に沿って発信点からのメッセージを伝達す
ることが可能な回数に設定されるホップ制限、 − その外部に情報を伝搬してはならないという、位置
の制限。 これらの制限には、一般に、各伝搬メッセージ・コピー
毎に伝搬制限データを含めることと、各受信モバイル装
置毎に、このデータを調べて、そのメッセージをもはや
寿命の尽きたもの(すなわち、もはや伝搬について検討
すべきものではない)として取り扱うか否かを判定する
ことが必要とされる。
【0022】存続時間制限に関して、これは、発信点に
よって送り出されるメッセージにおいて時間値(10分
といった)を指定することによって実施可能である。メ
ッセージが伝搬される各モバイル装置毎に、メッセージ
に設定されたこの時間値は、メッセージがそのモバイル
装置内に保持されていた時間に対応する量ずつ減少され
る。受信モバイル装置は、メッセージの時間値を調べ、
メッセージが、その時間より長く保持されていたか否か
を判定することによって、受信メッセージが、その初期
寿命を超えているか否かを判定する。もし超えていれ
ば、メッセージは、もはや寿命がつきたものとして、す
なわち、もはやアクティブではないとして取り扱われ、
従って、それ以上伝搬されない。この寿命判定方法に
は、異なるモバイル装置のクロックが、互いに同期する
必要がないという利点がある(実際、これが保証できれ
ば、もちろん、発信点に必要なのは、メッセージの死に
関する絶対時間を指定することだけになる)。
よって送り出されるメッセージにおいて時間値(10分
といった)を指定することによって実施可能である。メ
ッセージが伝搬される各モバイル装置毎に、メッセージ
に設定されたこの時間値は、メッセージがそのモバイル
装置内に保持されていた時間に対応する量ずつ減少され
る。受信モバイル装置は、メッセージの時間値を調べ、
メッセージが、その時間より長く保持されていたか否か
を判定することによって、受信メッセージが、その初期
寿命を超えているか否かを判定する。もし超えていれ
ば、メッセージは、もはや寿命がつきたものとして、す
なわち、もはやアクティブではないとして取り扱われ、
従って、それ以上伝搬されない。この寿命判定方法に
は、異なるモバイル装置のクロックが、互いに同期する
必要がないという利点がある(実際、これが保証できれ
ば、もちろん、発信点に必要なのは、メッセージの死に
関する絶対時間を指定することだけになる)。
【0023】ホップ・カウント制限に関して、これは、
当初、発信点によってある値に設定され、メッセージ・
コピーが伝搬される毎に、その送信前に、メッセージの
ホップ・カウント値がデクリメントされる(好都合なこ
とに、メッセージのホップ・カウントは、モバイル装置
がメッセージを受信するとすぐにデクリメントすること
が可能である)。受信モバイル装置は、ホップ・カウン
ト値がゼロのメッセージを受信すると(あるいはまた、
受信モバイル装置によってデクリメントされると、ホッ
プ・カウントがゼロになる場合)、もはや伝搬目的にと
って寿命の尽きたものとしてそのメッセージを取り扱
う。ゼロ・カウントから始めて、各ホップ毎にインクリ
メントすることも可能であり、カウントがモバイル装置
によって設定された指定値に達すると、メッセージ・コ
ピーは、非アクティブとして取り扱われる。
当初、発信点によってある値に設定され、メッセージ・
コピーが伝搬される毎に、その送信前に、メッセージの
ホップ・カウント値がデクリメントされる(好都合なこ
とに、メッセージのホップ・カウントは、モバイル装置
がメッセージを受信するとすぐにデクリメントすること
が可能である)。受信モバイル装置は、ホップ・カウン
ト値がゼロのメッセージを受信すると(あるいはまた、
受信モバイル装置によってデクリメントされると、ホッ
プ・カウントがゼロになる場合)、もはや伝搬目的にと
って寿命の尽きたものとしてそのメッセージを取り扱
う。ゼロ・カウントから始めて、各ホップ毎にインクリ
メントすることも可能であり、カウントがモバイル装置
によって設定された指定値に達すると、メッセージ・コ
ピーは、非アクティブとして取り扱われる。
【0024】位置制限を設定するには、モバイル装置が
その現在位置を見つけ出すことができる必要がある。こ
れは、モバイル装置がアクセスした位置発見手段(GP
Sシステム;移動体無線インフラストラクチャのロケー
ション・サーバ)を介して、または、その短距離通信手
段で受信した情報を通じて実施可能である。この後者の
事例は、発信点によって送り出されるメッセージに、発
信点の位置データが含まれるようにし、受信モバイル装
置が、その最新の受信メッセージ集合に含まれている位
置データを検討して、その位置を判断するように構成す
ることによって実施可能である。従って、メッセージ集
合において最も目立った(すなわち、頻繁に現れる)発
信点をモバイル装置の位置とみなすことが可能である
が、最新の受信メッセージの位置データをモバイル装置
の位置を表すものとみなすのは、付近に2つ以上の発信
点が存在する場合、根拠が薄弱であることは明らかであ
る。用いられるメッセージ集合は、時間窓によって規定
するのが便利であるが、最後のNメッセージからなる集
合を利用することも可能である。モバイル装置の位置に
関して、最も目立った発信点の位置を選択するのではな
く、重み付き平均を利用して、発信点間の中間位置を推
定することも可能であり、例えば、受信メッセージの8
0%が、第1の発信点から届いたものであり、20%
が、第2の発信点から届いたものである場合、これら2
つの発信点のX座標は、受信モバイル装置のX座標に与
えられる重み比が80:20になるように組み合わせる
ことが可能であり、Y座標についても、同様の計算が実
施される。
その現在位置を見つけ出すことができる必要がある。こ
れは、モバイル装置がアクセスした位置発見手段(GP
Sシステム;移動体無線インフラストラクチャのロケー
ション・サーバ)を介して、または、その短距離通信手
段で受信した情報を通じて実施可能である。この後者の
事例は、発信点によって送り出されるメッセージに、発
信点の位置データが含まれるようにし、受信モバイル装
置が、その最新の受信メッセージ集合に含まれている位
置データを検討して、その位置を判断するように構成す
ることによって実施可能である。従って、メッセージ集
合において最も目立った(すなわち、頻繁に現れる)発
信点をモバイル装置の位置とみなすことが可能である
が、最新の受信メッセージの位置データをモバイル装置
の位置を表すものとみなすのは、付近に2つ以上の発信
点が存在する場合、根拠が薄弱であることは明らかであ
る。用いられるメッセージ集合は、時間窓によって規定
するのが便利であるが、最後のNメッセージからなる集
合を利用することも可能である。モバイル装置の位置に
関して、最も目立った発信点の位置を選択するのではな
く、重み付き平均を利用して、発信点間の中間位置を推
定することも可能であり、例えば、受信メッセージの8
0%が、第1の発信点から届いたものであり、20%
が、第2の発信点から届いたものである場合、これら2
つの発信点のX座標は、受信モバイル装置のX座標に与
えられる重み比が80:20になるように組み合わせる
ことが可能であり、Y座標についても、同様の計算が実
施される。
【0025】最新の受信メッセージ集合における位置デ
ータを調べることによって位置を判断する前述の方法
は、もちろん、伝搬を制限する位置情報の利用とは独立
して用いることが可能である。例えば、こうして判断さ
れるモバイル装置の位置は、位置認識サービスに対する
入力として利用することもできるし、あるいは、ただ単
にモバイル装置のユーザに提示することも可能である。
ータを調べることによって位置を判断する前述の方法
は、もちろん、伝搬を制限する位置情報の利用とは独立
して用いることが可能である。例えば、こうして判断さ
れるモバイル装置の位置は、位置認識サービスに対する
入力として利用することもできるし、あるいは、ただ単
にモバイル装置のユーザに提示することも可能である。
【0026】実際、メッセージに特定の位置制限データ
を含めることを必要とせずに、それを越えてメッセージ
を伝搬すべきではない境界を発生することが可能であ
る。これには、検討を受けているメッセージと同じ発信
点から届くメッセージのパーセンテージが、発信点の影
響ゾーンに対する「境界」を有効に規定するしきい値パ
ーセンテージ未満になると、これを検出することが必要
とされる。現在のパーセンテージが、しきい値未満にな
ると、問題となるメッセージは伝搬されない。この手法
については、図7に関連してさらに詳細に後述する。
を含めることを必要とせずに、それを越えてメッセージ
を伝搬すべきではない境界を発生することが可能であ
る。これには、検討を受けているメッセージと同じ発信
点から届くメッセージのパーセンテージが、発信点の影
響ゾーンに対する「境界」を有効に規定するしきい値パ
ーセンテージ未満になると、これを検出することが必要
とされる。現在のパーセンテージが、しきい値未満にな
ると、問題となるメッセージは伝搬されない。この手法
については、図7に関連してさらに詳細に後述する。
【0027】モバイル装置に設定された伝搬制限 −
メッセージの伝搬における各モバイル装置の関与は、下
記の1つ以上によって制限することが可能である: − 受信済みのメッセージの後続受信コピーを、伝搬せ
ずに、廃棄する。 − モバイル装置に可能なメッセージの送信回数を制限
する。 − モバイル装置がメッセージを受信した回数に従っ
て、メッセージの再送間の間隔を拡大する。 この最後の制限手法は、あるメッセージについて多数の
コピーを受信している場合、モバイル装置が、その時点
でそれ以上のコピーが伝搬しなくても、そのメッセージ
が、十分に広まっているものと − 換言すれば、送信間
隔を拡大すべきであると − 推論するのは妥当であると
いう論拠によって機能するものである。一方、後続コピ
ーを受信しなければ、これは、ユーザが、そのメッセー
ジについて知っているモバイル装置が近くに存在しない
地域にまで移動してしまったことを表すものと解釈する
ことが可能であり、従って、そのメッセージは、モバイ
ル装置によってさらにもう少し頻繁に中継すべきであ
る、すなわち、送信間隔を拡大すべきではないというこ
とになる。極端に言えば、しきい値を超える数のメッセ
ージ・コピーを受信すると、それ以上の伝搬は中止する
(送信間隔を無限に設定する)ことが可能である。ただ
単に同じメッセージの受信コピー総数に従って送信間隔
を調整するのではなく、スライドする時間窓で受信する
コピー数に従って、または、現在のメッセージ受信速度
に関する他の何らかの尺度に従って、送信間隔を調整す
ることも可能である。
メッセージの伝搬における各モバイル装置の関与は、下
記の1つ以上によって制限することが可能である: − 受信済みのメッセージの後続受信コピーを、伝搬せ
ずに、廃棄する。 − モバイル装置に可能なメッセージの送信回数を制限
する。 − モバイル装置がメッセージを受信した回数に従っ
て、メッセージの再送間の間隔を拡大する。 この最後の制限手法は、あるメッセージについて多数の
コピーを受信している場合、モバイル装置が、その時点
でそれ以上のコピーが伝搬しなくても、そのメッセージ
が、十分に広まっているものと − 換言すれば、送信間
隔を拡大すべきであると − 推論するのは妥当であると
いう論拠によって機能するものである。一方、後続コピ
ーを受信しなければ、これは、ユーザが、そのメッセー
ジについて知っているモバイル装置が近くに存在しない
地域にまで移動してしまったことを表すものと解釈する
ことが可能であり、従って、そのメッセージは、モバイ
ル装置によってさらにもう少し頻繁に中継すべきであ
る、すなわち、送信間隔を拡大すべきではないというこ
とになる。極端に言えば、しきい値を超える数のメッセ
ージ・コピーを受信すると、それ以上の伝搬は中止する
(送信間隔を無限に設定する)ことが可能である。ただ
単に同じメッセージの受信コピー総数に従って送信間隔
を調整するのではなく、スライドする時間窓で受信する
コピー数に従って、または、現在のメッセージ受信速度
に関する他の何らかの尺度に従って、送信間隔を調整す
ることも可能である。
【0028】ユーザ制御 − より一般的な形の伝搬制限
は、ユーザが、関心のあるメッセージのタイプを指定
し、そのタイプのメッセージだけを受け入れて、その他
のタイプのメッセージは、前方伝搬せずに、ただ単に拒
否することによって実行することが可能である。あるモ
バイル装置によって処理され、伝搬されるメッセージに
対するこのフィルタリングは、下記の少なくとも1つに
従って実施可能である: − メッセージに含まれる送信元識別子によって表示さ
れるメッセージの送信元(必要があれば、確認手法を利
用して、送信元の一致を確認することが可能である)、 − メッセージの情報タイプのデータ項目によって表示
される、メッセージに含まれる情報タイプ。
は、ユーザが、関心のあるメッセージのタイプを指定
し、そのタイプのメッセージだけを受け入れて、その他
のタイプのメッセージは、前方伝搬せずに、ただ単に拒
否することによって実行することが可能である。あるモ
バイル装置によって処理され、伝搬されるメッセージに
対するこのフィルタリングは、下記の少なくとも1つに
従って実施可能である: − メッセージに含まれる送信元識別子によって表示さ
れるメッセージの送信元(必要があれば、確認手法を利
用して、送信元の一致を確認することが可能である)、 − メッセージの情報タイプのデータ項目によって表示
される、メッセージに含まれる情報タイプ。
【0029】もちろん、モバイル装置のユーザが、まだ
メッセージの受信を望んでいる間は、メッセージの伝搬
にそのモバイル装置を利用するのを欲しない可能性があ
り、モバイル装置には、ユーザが、メッセージの伝搬を
完全に停止状態にできるようにするための手段を設ける
ことが可能である。しかし、これは、発信点を制御する
側の観点からすると、まだユーザの役に立っている間
は、メッセージの伝搬プロセスを妨害することになるの
で、おそらく望ましい行動ではない。ユーザが、完全に
参加する必要があるか、または、全く参加する必要のな
い方法は、メッセージの伝搬が認められると、ユーザに
対してそのメッセージだけを見ることができるようにす
るか、または、別様に提示できるように構成することで
ある。全ての発信者が、こうした運用方式を要求したが
るというわけではなく、また、モバイル装置は、通常、
他のタイプのメッセージ(伝搬を意図したメッセージだ
けではない)の受信を意図したものであるため、各メッ
セージ毎にメッセージ・クラス指示子を付加するのが好
都合であるが、このメッセージ・クラス指示子によれ
ば、下記の識別が行われる: − モバイル装置のユーザにとってアクセスが可能にな
る場合には、前方伝搬を受諾しなければならないメッセ
ージ(こうしたメッセージは、今後、「伝搬必須」また
は「PM」メッセージと呼ばれる)、 − その伝搬を受諾するか否かに関係なく、モバイル装
置のユーザにとってアクセス可能な、その前方伝搬がオ
プションであるメッセージ(こうしたメッセージは、今
後、「伝搬オプション」または「PO」メッセージと呼
ばれる)、 − 1つ以上の他のクラスのメッセージ(例えば、あら
ゆる環境下において伝搬されなければならない、火災警
報、または、医師の要請といった「緊急」メッセージ・
クラス)。モバイル装置10は、従って、メッセージ・
クラスを認識し、それに従って動作するように構成され
ている。PO(伝搬オプション)メッセージに関して、
ユーザは、こうしたメッセージを伝搬すべきか否かにつ
いてモバイル装置に適切な入力を行うことによって決定
する。PM(伝搬必須)メッセージについては、モバイ
ル装置によって、ユーザは、こうしたメッセージの伝搬
を受諾すべきか否かの全般的な決定を行うか、あるい
は、メッセージ毎にこうした決定を行うかを選択するこ
とが可能になる。この後者の場合、ユーザには、その決
定を下す前に、メッセージの内容/発生源の標識が提示
される。
メッセージの受信を望んでいる間は、メッセージの伝搬
にそのモバイル装置を利用するのを欲しない可能性があ
り、モバイル装置には、ユーザが、メッセージの伝搬を
完全に停止状態にできるようにするための手段を設ける
ことが可能である。しかし、これは、発信点を制御する
側の観点からすると、まだユーザの役に立っている間
は、メッセージの伝搬プロセスを妨害することになるの
で、おそらく望ましい行動ではない。ユーザが、完全に
参加する必要があるか、または、全く参加する必要のな
い方法は、メッセージの伝搬が認められると、ユーザに
対してそのメッセージだけを見ることができるようにす
るか、または、別様に提示できるように構成することで
ある。全ての発信者が、こうした運用方式を要求したが
るというわけではなく、また、モバイル装置は、通常、
他のタイプのメッセージ(伝搬を意図したメッセージだ
けではない)の受信を意図したものであるため、各メッ
セージ毎にメッセージ・クラス指示子を付加するのが好
都合であるが、このメッセージ・クラス指示子によれ
ば、下記の識別が行われる: − モバイル装置のユーザにとってアクセスが可能にな
る場合には、前方伝搬を受諾しなければならないメッセ
ージ(こうしたメッセージは、今後、「伝搬必須」また
は「PM」メッセージと呼ばれる)、 − その伝搬を受諾するか否かに関係なく、モバイル装
置のユーザにとってアクセス可能な、その前方伝搬がオ
プションであるメッセージ(こうしたメッセージは、今
後、「伝搬オプション」または「PO」メッセージと呼
ばれる)、 − 1つ以上の他のクラスのメッセージ(例えば、あら
ゆる環境下において伝搬されなければならない、火災警
報、または、医師の要請といった「緊急」メッセージ・
クラス)。モバイル装置10は、従って、メッセージ・
クラスを認識し、それに従って動作するように構成され
ている。PO(伝搬オプション)メッセージに関して、
ユーザは、こうしたメッセージを伝搬すべきか否かにつ
いてモバイル装置に適切な入力を行うことによって決定
する。PM(伝搬必須)メッセージについては、モバイ
ル装置によって、ユーザは、こうしたメッセージの伝搬
を受諾すべきか否かの全般的な決定を行うか、あるい
は、メッセージ毎にこうした決定を行うかを選択するこ
とが可能になる。この後者の場合、ユーザには、その決
定を下す前に、メッセージの内容/発生源の標識が提示
される。
【0030】図2〜6のモバイル装置の実施態様 次に、図2〜6に示すモバイル装置10の特定の実施態
様を参照して、まず、モバイル装置によって伝搬される
ことを意図した情報メッセージ20の形態を検討する
と、例示のメッセージ・フィールド構造(図2を参照さ
れたい)は、モバイル装置10の短距離通信手段によっ
て送り出され、受け取られるものであることが分かる。
メッセージ20には、下記のフィールドが含まれてい
る: メッセージ・クラス・フィールド21 − このフィール
ドには、そのメッセージが、クラスPM、PO、及び、
その他のいずれであるかを示すクラス指示子が含まれて
いる。 メッセージIDフィールド22 − このフィールドに
は、メッセージの一意識別子が含まれており、この識別
子は、同じメッセージの各コピーによって保持されてい
る。 メッセージ送信元IDフィールド23 − このフィール
ドには、発信点12のIDが含まれている(フィールド
22と23は、組み合わせることが可能である)。 情報タイプ・フィールド24 − このフィールドには、
メッセージによって搬送される情報タイプ − 例えば、
広告であるか(もしそうなら、製品またはサービスの一
般的なタイプが含まれる)、あるいは、発信点に関する
位置データであるか − の表示が含まれている。 情報フィールド25 − このフィールドには、伝搬され
る情報が含まれている。これは、一般に、位置情報にな
る。 存続時間フィールド26 − このフィールドには、メッ
セージ寿命の制限に関連して上述の存続時間値が含まれ
ている。 ホップ・カウント・フィールド27 − このフィールド
には、メッセージ寿命の制限に関連して上述のホップ・
カウントが含まれている。この例では、ホップ・カウン
トは、ゼロまでデクリメントされるように意図されてい
る。 位置制限フィールド28 − このフィールドには、特定
の地域に対するメッセージの伝搬の制限に関連して上述
の位置制限情報が含まれている。
様を参照して、まず、モバイル装置によって伝搬される
ことを意図した情報メッセージ20の形態を検討する
と、例示のメッセージ・フィールド構造(図2を参照さ
れたい)は、モバイル装置10の短距離通信手段によっ
て送り出され、受け取られるものであることが分かる。
メッセージ20には、下記のフィールドが含まれてい
る: メッセージ・クラス・フィールド21 − このフィール
ドには、そのメッセージが、クラスPM、PO、及び、
その他のいずれであるかを示すクラス指示子が含まれて
いる。 メッセージIDフィールド22 − このフィールドに
は、メッセージの一意識別子が含まれており、この識別
子は、同じメッセージの各コピーによって保持されてい
る。 メッセージ送信元IDフィールド23 − このフィール
ドには、発信点12のIDが含まれている(フィールド
22と23は、組み合わせることが可能である)。 情報タイプ・フィールド24 − このフィールドには、
メッセージによって搬送される情報タイプ − 例えば、
広告であるか(もしそうなら、製品またはサービスの一
般的なタイプが含まれる)、あるいは、発信点に関する
位置データであるか − の表示が含まれている。 情報フィールド25 − このフィールドには、伝搬され
る情報が含まれている。これは、一般に、位置情報にな
る。 存続時間フィールド26 − このフィールドには、メッ
セージ寿命の制限に関連して上述の存続時間値が含まれ
ている。 ホップ・カウント・フィールド27 − このフィールド
には、メッセージ寿命の制限に関連して上述のホップ・
カウントが含まれている。この例では、ホップ・カウン
トは、ゼロまでデクリメントされるように意図されてい
る。 位置制限フィールド28 − このフィールドには、特定
の地域に対するメッセージの伝搬の制限に関連して上述
の位置制限情報が含まれている。
【0031】図3に示すように、モバイル装置10に
は、それぞれ、短距離通信手段(例えば、赤外線または
無線をベースにした)をいっしょに形成する受信ブロッ
ク31及び送信ブロック32と、制御ブロック40と、
メッセージ記憶装置41と、ユーザ・インターフェイス
制御装置42によって制御されるユーザ・インターフェ
イス34(一般に、ディスプレイ及び入力キーパッド)
が含まれている。制御ブロック40は、受信ブロック3
1を介して受信するメッセージの処理を制御して、適
宜、記憶装置41及びユーザ・インターフェイス34に
メッセージを渡し、必要があれば、送信ブロック32を
介してその前方伝搬を開始する。制御ブロックは、事象
ハンドラ・プロセス46及び47を実施する。事象ハン
ドラ46は、さらに詳細に後述することになるPM(伝
搬必須)メッセージに関して、メッセージ受信事象に応
答する働きをし、また、モバイル装置ユーザ35が、P
O(伝搬オプション)メッセージをPMメッセージとし
て取り扱うべきであると指示した場合には(このユーザ
指示は、インターフェイスを介して入力され、モード記
憶装置43に記憶される)、そうしたPOメッセージの
処理も行う。PMメッセージ受信ハンドラ46以外に、
ユーザが伝搬すべきではないと指示した場合、POメッ
セージを含む、伝搬を意図したものではない他のメッセ
ージを処理するために、不図示のもう1つのメッセージ
受信ハンドラも設けられている。この第2のメッセージ
・ハンドラは、本発明の一部をなすものではなく、いず
れにせよ、簡単に実施して、ユーザに受信メッセージを
提示することができるので、本明細書では説明を加えな
い。
は、それぞれ、短距離通信手段(例えば、赤外線または
無線をベースにした)をいっしょに形成する受信ブロッ
ク31及び送信ブロック32と、制御ブロック40と、
メッセージ記憶装置41と、ユーザ・インターフェイス
制御装置42によって制御されるユーザ・インターフェ
イス34(一般に、ディスプレイ及び入力キーパッド)
が含まれている。制御ブロック40は、受信ブロック3
1を介して受信するメッセージの処理を制御して、適
宜、記憶装置41及びユーザ・インターフェイス34に
メッセージを渡し、必要があれば、送信ブロック32を
介してその前方伝搬を開始する。制御ブロックは、事象
ハンドラ・プロセス46及び47を実施する。事象ハン
ドラ46は、さらに詳細に後述することになるPM(伝
搬必須)メッセージに関して、メッセージ受信事象に応
答する働きをし、また、モバイル装置ユーザ35が、P
O(伝搬オプション)メッセージをPMメッセージとし
て取り扱うべきであると指示した場合には(このユーザ
指示は、インターフェイスを介して入力され、モード記
憶装置43に記憶される)、そうしたPOメッセージの
処理も行う。PMメッセージ受信ハンドラ46以外に、
ユーザが伝搬すべきではないと指示した場合、POメッ
セージを含む、伝搬を意図したものではない他のメッセ
ージを処理するために、不図示のもう1つのメッセージ
受信ハンドラも設けられている。この第2のメッセージ
・ハンドラは、本発明の一部をなすものではなく、いず
れにせよ、簡単に実施して、ユーザに受信メッセージを
提示することができるので、本明細書では説明を加えな
い。
【0032】事象ハンドラ47は、間隔計時ブロック4
5によって発生する間隔時間切れ事象を処理するが、後
者は、制御ブロック40によって、メッセージの再送間
隔を計時するタスクが課せられている。ハンドラ47
は、時間切れの後、関係するメッセージを実際に再送す
べきか否かの判定を行う責務を負っている。
5によって発生する間隔時間切れ事象を処理するが、後
者は、制御ブロック40によって、メッセージの再送間
隔を計時するタスクが課せられている。ハンドラ47
は、時間切れの後、関係するメッセージを実際に再送す
べきか否かの判定を行う責務を負っている。
【0033】モード記憶装置43は、POメッセージを
いかに処理すべきかに関するユーザの選択を保持するだ
けではなく、PMメッセージを処理すべきか否か、さら
に、処理すべき場合には、全般的に伝搬を受諾すべき
か、あるいは、ユーザがメッセージ毎に許可しなければ
ならないかに関するユーザ設定によるモード標識も記憶
する。
いかに処理すべきかに関するユーザの選択を保持するだ
けではなく、PMメッセージを処理すべきか否か、さら
に、処理すべき場合には、全般的に伝搬を受諾すべき
か、あるいは、ユーザがメッセージ毎に許可しなければ
ならないかに関するユーザ設定によるモード標識も記憶
する。
【0034】記憶装置44は、受諾すべき情報のタイプ
及び容認可能な送信元に関するユーザの選択を保持して
おり、この情報は、事象ハンドラ46によって利用され
る。モバイル装置10の他の構成要素には、位置発見ブ
ロック33(例えば、モバイル装置が移動体セルラ無線
インフラストラクチャのロケーション・サービスにその
位置特定を要求できるようにするセルラ無線装置)、及
び、新しいメッセージの受信をユーザに知らせるための
音声アラート装置がある。
及び容認可能な送信元に関するユーザの選択を保持して
おり、この情報は、事象ハンドラ46によって利用され
る。モバイル装置10の他の構成要素には、位置発見ブ
ロック33(例えば、モバイル装置が移動体セルラ無線
インフラストラクチャのロケーション・サービスにその
位置特定を要求できるようにするセルラ無線装置)、及
び、新しいメッセージの受信をユーザに知らせるための
音声アラート装置がある。
【0035】すぐには廃棄されない各入力メッセージ
は、メッセージ記憶装置41の対応するメッセージ項目
49に記憶される。メッセージ20自体だけではなく、
メッセージ項目49には、下記の項目も保持される: タイムスタンプ91 − これは、記憶装置41にメッセ
ージを記憶する時間である。 RXカウント92 − これは、同じメッセージのコピー
が、モバイル装置によって受信された回数である。 TXカウント93 − これは、メッセージが送り出され
た回数である。 デッド・フラグ94 − このフラグは、メッセージがも
はや伝搬されるべきではないという場合にセットされる
が、このメッセージは、例えば、伝搬制限に達した結果
として、この意図に即して非アクティブになる。 保持フラグ95 − このフラグは、メッセージを保持し
ておきたいというユーザの指示に応答してセットされ
る。 削除フラグ96 − このフラグは、ユーザがメッセージ
にそれ以上関心がないことを示す場合にセットされる。
は、メッセージ記憶装置41の対応するメッセージ項目
49に記憶される。メッセージ20自体だけではなく、
メッセージ項目49には、下記の項目も保持される: タイムスタンプ91 − これは、記憶装置41にメッセ
ージを記憶する時間である。 RXカウント92 − これは、同じメッセージのコピー
が、モバイル装置によって受信された回数である。 TXカウント93 − これは、メッセージが送り出され
た回数である。 デッド・フラグ94 − このフラグは、メッセージがも
はや伝搬されるべきではないという場合にセットされる
が、このメッセージは、例えば、伝搬制限に達した結果
として、この意図に即して非アクティブになる。 保持フラグ95 − このフラグは、メッセージを保持し
ておきたいというユーザの指示に応答してセットされ
る。 削除フラグ96 − このフラグは、ユーザがメッセージ
にそれ以上関心がないことを示す場合にセットされる。
【0036】メッセージ記憶装置は、ゴミ集めプロセス
48を定期的に実行して、ユーザによって、あるいは、
前方伝搬にとってもはや必要のないメッセージ項目を除
去する責務を負っている。
48を定期的に実行して、ユーザによって、あるいは、
前方伝搬にとってもはや必要のないメッセージ項目を除
去する責務を負っている。
【0037】PMメッセージ受信ハンドラ46に関し
て、PM(または、ユーザが、PMメッセージとして扱
うことを決定した場合には、PO)クラスのメッセージ
を受信すると必ず、ユーザが全てのPMを拒否する決定
をしているか否かによって、2つの事態のうちの1つが
生じる。ユーザが全てのPMメッセージを拒否する決定
を下している場合、ハンドラ46は、呼び出されず、メ
ッセージは、ただ単に廃棄されるが、ユーザが、PMメ
ッセージを受信する決定を下している場合には、ハンド
ラ46がトリガされる。ハンドラ46の働きについて
は、次に、図4に関連して述べることにする。
て、PM(または、ユーザが、PMメッセージとして扱
うことを決定した場合には、PO)クラスのメッセージ
を受信すると必ず、ユーザが全てのPMを拒否する決定
をしているか否かによって、2つの事態のうちの1つが
生じる。ユーザが全てのPMメッセージを拒否する決定
を下している場合、ハンドラ46は、呼び出されず、メ
ッセージは、ただ単に廃棄されるが、ユーザが、PMメ
ッセージを受信する決定を下している場合には、ハンド
ラ46がトリガされる。ハンドラ46の働きについて
は、次に、図4に関連して述べることにする。
【0038】ハンドラ46は、まず、メッセージ・フィ
ールドのメッセージID22を調べて、既に保持してい
るメッセージのIDとの比較によって、その新しいメッ
セージが既に受信済みのものであるか否かを確認する
(ブロック50を参照されたい)。これが受信済みとい
うことであれば、既に記憶されているメッセージ・コピ
ーのRXカウント92がインクリメントされ、そのメッ
セージについて現在計時中の間隔時間値が増すことにな
る(ブロック51を参照されたい)。受信したばかりの
メッセージがそれまで受信していないものであれば、メ
ッセージの送信元フィールド23及び情報タイプ・フィ
ールド24が、記憶装置44に保持されているこれらの
パラメータに関するユーザが指定した許容値と照合され
る(ブロック52を参照されたい)。フィールドの一方
または両方に、許容できない値が含まれている場合に
は、メッセージは廃棄され、別様であれば、タイムスタ
ンプ処理が施されて、記憶装置41の新メッセージ項目
49に記憶され、そのホップ・カウント・フィールド2
7がデクリメントされる(ブロック53を参照された
い)。新メッセージ項目49のフラグ94〜96は、全
て、最初はリセット状態にあり、TX及びRXカウント
はゼロである。
ールドのメッセージID22を調べて、既に保持してい
るメッセージのIDとの比較によって、その新しいメッ
セージが既に受信済みのものであるか否かを確認する
(ブロック50を参照されたい)。これが受信済みとい
うことであれば、既に記憶されているメッセージ・コピ
ーのRXカウント92がインクリメントされ、そのメッ
セージについて現在計時中の間隔時間値が増すことにな
る(ブロック51を参照されたい)。受信したばかりの
メッセージがそれまで受信していないものであれば、メ
ッセージの送信元フィールド23及び情報タイプ・フィ
ールド24が、記憶装置44に保持されているこれらの
パラメータに関するユーザが指定した許容値と照合され
る(ブロック52を参照されたい)。フィールドの一方
または両方に、許容できない値が含まれている場合に
は、メッセージは廃棄され、別様であれば、タイムスタ
ンプ処理が施されて、記憶装置41の新メッセージ項目
49に記憶され、そのホップ・カウント・フィールド2
7がデクリメントされる(ブロック53を参照された
い)。新メッセージ項目49のフラグ94〜96は、全
て、最初はリセット状態にあり、TX及びRXカウント
はゼロである。
【0039】次に、アラート装置36を用いて、新メッ
セージの受信がユーザに知らされる(ブロック54を参
照されたい)。
セージの受信がユーザに知らされる(ブロック54を参
照されたい)。
【0040】次に起こることは、ユーザが、全てのPM
メッセージ(PMメッセージとして扱われるPOメッセ
ージを含む)の伝搬を受諾することを全般的に決定して
いるか、あるいは、こうした決定をメッセージ毎に下す
ことになるのかによって左右される(ブロック55を参
照されたい)。前者の場合、処理は、ブロック58にお
いて続行されるが、後者の場合、そのメッセージに関し
てデッド・フラグ94が「セット」されることになり、
ハンドラは、受信した場合には、デッド・フラグをリセ
ットさせてから、ブロック58において処理を再開する
ことになる(ブロック57を参照されたい)メッセージ
受諾事象を保留して、その動作を終了する。
メッセージ(PMメッセージとして扱われるPOメッセ
ージを含む)の伝搬を受諾することを全般的に決定して
いるか、あるいは、こうした決定をメッセージ毎に下す
ことになるのかによって左右される(ブロック55を参
照されたい)。前者の場合、処理は、ブロック58にお
いて続行されるが、後者の場合、そのメッセージに関し
てデッド・フラグ94が「セット」されることになり、
ハンドラは、受信した場合には、デッド・フラグをリセ
ットさせてから、ブロック58において処理を再開する
ことになる(ブロック57を参照されたい)メッセージ
受諾事象を保留して、その動作を終了する。
【0041】PMメッセージの伝搬が受諾される場合、
モバイル装置の働きによって、ユーザはPMメッセージ
を検分することが可能になるだけである。ブロック56
と57の間における事象ハンドラ処理の中断は、ユーザ
がそのメッセージの伝搬を受諾することに異議がないか
どうかを確認するためのものであり、異議がなければ、
ユーザによるアクセスが許可される。ブロック56にお
いて、処理が中止された後、ユーザ・インターフェイス
制御装置42によって、そのメッセージに関する指示が
表示され(あるいは、別様にユーザに提示され)、ユー
ザが、メッセージを受諾すべきか否かに関して詳しい情
報に基づいた選択を行うことができるようにする。ユー
ザが、オプション・メニューから削除を選択して、メッ
セージの廃棄を決定するか、あるいは、ただ単にそのメ
ッセージを無視する場合、そのメッセージは、ユーザに
よるアクセスに対して利用可能になることもなければ、
伝搬されることもなく、やがて、ゴミ集めプロセス48
によって記憶装置41から除去されることになる。一
方、ユーザがそのメッセージの伝搬を受諾する場合に
は、ユーザは、完全なメッセージにアクセス可能にな
り、メッセージの伝搬が受諾される。この場合、処理
は、既述のようにブロック47から再開される。ユーザ
・インターフェイス制御装置42は、まだ受諾されてい
ないメッセージのIDリストを記憶することによって、
あるメッセージの伝搬が受諾されたか否かについて常に
把握しており、従って、完全にアクセス可能である。代
替案として、メッセージ項目49のエクストラ・フラグ
をこの目的に利用することも可能である。
モバイル装置の働きによって、ユーザはPMメッセージ
を検分することが可能になるだけである。ブロック56
と57の間における事象ハンドラ処理の中断は、ユーザ
がそのメッセージの伝搬を受諾することに異議がないか
どうかを確認するためのものであり、異議がなければ、
ユーザによるアクセスが許可される。ブロック56にお
いて、処理が中止された後、ユーザ・インターフェイス
制御装置42によって、そのメッセージに関する指示が
表示され(あるいは、別様にユーザに提示され)、ユー
ザが、メッセージを受諾すべきか否かに関して詳しい情
報に基づいた選択を行うことができるようにする。ユー
ザが、オプション・メニューから削除を選択して、メッ
セージの廃棄を決定するか、あるいは、ただ単にそのメ
ッセージを無視する場合、そのメッセージは、ユーザに
よるアクセスに対して利用可能になることもなければ、
伝搬されることもなく、やがて、ゴミ集めプロセス48
によって記憶装置41から除去されることになる。一
方、ユーザがそのメッセージの伝搬を受諾する場合に
は、ユーザは、完全なメッセージにアクセス可能にな
り、メッセージの伝搬が受諾される。この場合、処理
は、既述のようにブロック47から再開される。ユーザ
・インターフェイス制御装置42は、まだ受諾されてい
ないメッセージのIDリストを記憶することによって、
あるメッセージの伝搬が受諾されたか否かについて常に
把握しており、従って、完全にアクセス可能である。代
替案として、メッセージ項目49のエクストラ・フラグ
をこの目的に利用することも可能である。
【0042】ユーザが、全般的にPMメッセージの受諾
を決定している場合、ユーザの介入は不要であり、メッ
セージは、自動的に伝搬が受諾され、ユーザにとってア
クセス可能になる。従って、どのメッセージがまだ受諾
されていないかに関する表示を記憶する必要はない。
を決定している場合、ユーザの介入は不要であり、メッ
セージは、自動的に伝搬が受諾され、ユーザにとってア
クセス可能になる。従って、どのメッセージがまだ受諾
されていないかに関する表示を記憶する必要はない。
【0043】ブロック58における事象ハンドラ46の
働きに関する説明を続行すると、このブロック及び後続
ブロックは、メッセージの最初の前方伝搬の実施に関す
るものである。この初期送信は、存続時間の検査を受け
ないが、ホップ・カウント検査(ブロック58を参照さ
れたい)と位置検査(ブロック59を参照されたい)の
両方が実施される。両方の検査に合格すると、メッセー
ジは、送信ブロック32を介して送り出され(ブロック
61を参照されたい)、その後、TXカウント93がイ
ンクリメントされ、間隔タイマ45がトリガされて、初
期持続時間のプリセットされている送信間隔の計時が開
始される。ブロック58及び59で実施される検査のい
ずれかが不合格になると、「デッド」・フラグ94がセ
ットされ(ブロック60を参照されたい)、それ以上の
メッセージの伝搬は試みられない。
働きに関する説明を続行すると、このブロック及び後続
ブロックは、メッセージの最初の前方伝搬の実施に関す
るものである。この初期送信は、存続時間の検査を受け
ないが、ホップ・カウント検査(ブロック58を参照さ
れたい)と位置検査(ブロック59を参照されたい)の
両方が実施される。両方の検査に合格すると、メッセー
ジは、送信ブロック32を介して送り出され(ブロック
61を参照されたい)、その後、TXカウント93がイ
ンクリメントされ、間隔タイマ45がトリガされて、初
期持続時間のプリセットされている送信間隔の計時が開
始される。ブロック58及び59で実施される検査のい
ずれかが不合格になると、「デッド」・フラグ94がセ
ットされ(ブロック60を参照されたい)、それ以上の
メッセージの伝搬は試みられない。
【0044】ブロック59で実施される位置検査に関し
て、これには、位置フィールド28で指定された位置
と、位置発見装置33によって確認される現在のモバイ
ル装置の位置を比較することが必要とされる。この比較
を実施する方法の1つは、ただ単に、フィールド28
に、有効な(すなわち、その範囲内において、メッセー
ジの伝搬が可能な)セルラ無線セルのIDを含めるよう
にし、発見装置(セルラ無線装置)33がセルラ・ネッ
トワークを介して受信する信号から現在のセルID情報
を抽出するように構成するようにするだけのことであ
る。
て、これには、位置フィールド28で指定された位置
と、位置発見装置33によって確認される現在のモバイ
ル装置の位置を比較することが必要とされる。この比較
を実施する方法の1つは、ただ単に、フィールド28
に、有効な(すなわち、その範囲内において、メッセー
ジの伝搬が可能な)セルラ無線セルのIDを含めるよう
にし、発見装置(セルラ無線装置)33がセルラ・ネッ
トワークを介して受信する信号から現在のセルID情報
を抽出するように構成するようにするだけのことであ
る。
【0045】次に、間隔時間切れ事象ハンドラ47(図
5を参照されたい)について考察すると、このハンドラ
が、特定のメッセージに関して、装置45によって発生
する送信間隔時間切れによってトリガされた場合、ハン
ドラ47は、そのメッセージを再び送り出すのが適切で
あるか否かを判定する。すなわち、ハンドラ47は、ま
ず、モバイル装置におけるメッセージの保持時間の現在
の持続時間(タイムスタンプより短い現在の内部クロッ
ク時間)が、メッセージ・フィールド26に保持された
存続時間値を超えるか否かを確かめる(ブロック70を
参照されたい)。この結果、超えるという場合には、メ
ッセージは、その寿命を超えることになるので、その関
連するデッド・フラグ94がセットされ(ブロック76
を参照されたい)、それ以上のメッセージの伝搬は実施
されない。しかし、メッセージの保持時間が、存続時間
値未満であれば、ブロック59に関連して既述のよう
に、位置検査が実施される(ブロック71を参照された
い)。再び、位置検査が不合格になると、デッド・フラ
グがセットされ、それ以上の送信は実施されない。一
方、位置検査に合格すると、メッセージが再送される
が、ただし、その存続時間フィールド26に保持されて
いる値が、モバイル装置におけるメッセージの保持時間
だけ減少された後においてのみである(この減少は、送
信されるメッセージ・コピーについてのみ実施され、記
憶されるコピーには実施されない)。次に、メッセージ
に関するTXカウントが、インクリメントされ(ブロッ
ク73を参照されたい)、その後で、モバイル装置10
に記憶されている所定の限界値と照合される(ブロック
74を参照されたい)。TXカウント値が限界値に等し
い(か、それを超える)場合、メッセージは、モバイル
装置が許可する最大回数にわたって送信されたことにな
り、そのデッド・フラグがセットされる。その限界にま
だ達していない場合には、間隔タイマ45が再びトリガ
され、そのメッセージに関する新たな送信間隔の計時が
開始される。メッセージが再送されるか否かを制御する
のは、デッド・フラグがセットされているか否かではな
く、間隔タイマが再トリガされるか否かであり、再トリ
ガされるということであれば、ブロック70及び71に
おいて実施される後続の検査に合格するか否かであると
いう点に注目することができる。
5を参照されたい)について考察すると、このハンドラ
が、特定のメッセージに関して、装置45によって発生
する送信間隔時間切れによってトリガされた場合、ハン
ドラ47は、そのメッセージを再び送り出すのが適切で
あるか否かを判定する。すなわち、ハンドラ47は、ま
ず、モバイル装置におけるメッセージの保持時間の現在
の持続時間(タイムスタンプより短い現在の内部クロッ
ク時間)が、メッセージ・フィールド26に保持された
存続時間値を超えるか否かを確かめる(ブロック70を
参照されたい)。この結果、超えるという場合には、メ
ッセージは、その寿命を超えることになるので、その関
連するデッド・フラグ94がセットされ(ブロック76
を参照されたい)、それ以上のメッセージの伝搬は実施
されない。しかし、メッセージの保持時間が、存続時間
値未満であれば、ブロック59に関連して既述のよう
に、位置検査が実施される(ブロック71を参照された
い)。再び、位置検査が不合格になると、デッド・フラ
グがセットされ、それ以上の送信は実施されない。一
方、位置検査に合格すると、メッセージが再送される
が、ただし、その存続時間フィールド26に保持されて
いる値が、モバイル装置におけるメッセージの保持時間
だけ減少された後においてのみである(この減少は、送
信されるメッセージ・コピーについてのみ実施され、記
憶されるコピーには実施されない)。次に、メッセージ
に関するTXカウントが、インクリメントされ(ブロッ
ク73を参照されたい)、その後で、モバイル装置10
に記憶されている所定の限界値と照合される(ブロック
74を参照されたい)。TXカウント値が限界値に等し
い(か、それを超える)場合、メッセージは、モバイル
装置が許可する最大回数にわたって送信されたことにな
り、そのデッド・フラグがセットされる。その限界にま
だ達していない場合には、間隔タイマ45が再びトリガ
され、そのメッセージに関する新たな送信間隔の計時が
開始される。メッセージが再送されるか否かを制御する
のは、デッド・フラグがセットされているか否かではな
く、間隔タイマが再トリガされるか否かであり、再トリ
ガされるということであれば、ブロック70及び71に
おいて実施される後続の検査に合格するか否かであると
いう点に注目することができる。
【0046】デッド、保持、及び、削除の3つのフラグ
(それぞれ、フラグ94、95、及び、96)の目的
は、ゴミ集めプロセス48によって、記憶装置41から
あるメッセージ項目を削除することができるか否かを制
御することにある。これに関して、ユーザは、伝搬プロ
セスに関連して、メッセージが「死んでいる」にもかか
わらず、メッセージの保持を望む決定を行うことが可能
である(ユーザ・インターフェイス34を利用して、保
持フラグ95をセットすることによって)が、死んでい
ないメッセージを削除すべきではない。メッセージが、
受信直後に、及び、ユーザがそれにアクセスする現実的
な機会を得る直前に死ぬ可能性があるので、複雑な状況
も生じる。除去前には、全てのメッセージにアクセスす
る応分の機会がユーザに対して与えられる必要がある。
一方、とりわけ、多数の異なるメッセージを受信してい
る地域においては、アクセスのないメッセージを長期間
にわたって記憶しておくことはできない。記憶装置から
除去する前に、死んだ、アクセスのないメッセージを1
0分間まで保持できるようにするのが、妥協のしどころ
である。10分経過する前に、ユーザが介入する場合に
は、保持または削除フラグがセットされ、この場合、こ
れらのフラグによって、死んだメッセージを除去するか
否かが決定される。
(それぞれ、フラグ94、95、及び、96)の目的
は、ゴミ集めプロセス48によって、記憶装置41から
あるメッセージ項目を削除することができるか否かを制
御することにある。これに関して、ユーザは、伝搬プロ
セスに関連して、メッセージが「死んでいる」にもかか
わらず、メッセージの保持を望む決定を行うことが可能
である(ユーザ・インターフェイス34を利用して、保
持フラグ95をセットすることによって)が、死んでい
ないメッセージを削除すべきではない。メッセージが、
受信直後に、及び、ユーザがそれにアクセスする現実的
な機会を得る直前に死ぬ可能性があるので、複雑な状況
も生じる。除去前には、全てのメッセージにアクセスす
る応分の機会がユーザに対して与えられる必要がある。
一方、とりわけ、多数の異なるメッセージを受信してい
る地域においては、アクセスのないメッセージを長期間
にわたって記憶しておくことはできない。記憶装置から
除去する前に、死んだ、アクセスのないメッセージを1
0分間まで保持できるようにするのが、妥協のしどころ
である。10分経過する前に、ユーザが介入する場合に
は、保持または削除フラグがセットされ、この場合、こ
れらのフラグによって、死んだメッセージを除去するか
否かが決定される。
【0047】図6には、ゴミ集めプロセス48が描かれ
ている。まず、メッセージのデッド・フラグが確かめら
れる(ブロック80を参照されたい)。このフラグがセ
ットされていなければ、メッセージは保持される。デッ
ド・フラグがセットされている場合、次に、削除フラグ
が確かめられる(ブロック82を参照されたい)。この
フラグがセットされていると、メッセージ項目が除去さ
れる(ブロック83を参照されたい)。削除フラグがセ
ットされていなければ、保持フラグの状況と共に、メッ
セージ保持時間が確かめられる(ブロック82を参照さ
れたい)。メッセージの保持時間が10分を超えている
場合には、保持フラグがセットされていない限り、除去
される。
ている。まず、メッセージのデッド・フラグが確かめら
れる(ブロック80を参照されたい)。このフラグがセ
ットされていなければ、メッセージは保持される。デッ
ド・フラグがセットされている場合、次に、削除フラグ
が確かめられる(ブロック82を参照されたい)。この
フラグがセットされていると、メッセージ項目が除去さ
れる(ブロック83を参照されたい)。削除フラグがセ
ットされていなければ、保持フラグの状況と共に、メッ
セージ保持時間が確かめられる(ブロック82を参照さ
れたい)。メッセージの保持時間が10分を超えている
場合には、保持フラグがセットされていない限り、除去
される。
【0048】上述の10分間の固定しきい値ではなく、
記憶装置41における自由メモリ空間の量に従って、こ
のしきい値を適応させることも可能である。
記憶装置41における自由メモリ空間の量に従って、こ
のしきい値を適応させることも可能である。
【0049】変形実施態様 当該技術者には明らかなように、本発明の上述の実施態
様に対するさまざまな変形実施態様が可能である。
様に対するさまざまな変形実施態様が可能である。
【0050】図7には、位置の判断に関する変形実施態
様の1つが例示されている。すなわち、図7(a)に
は、ある時間窓に関して検討される、それぞれ、2つの
発信点OP1及びOP2に基づく「生きている」メッセ
ージすなわちアクティブ・メッセージ(または、N個の
最新の受信メッセージからなる集合)の密度が示されて
いる。この図には、2つの発信点のそれぞれからのメッ
セージ密度の変動が別個に示されている(OP1からの
生きているメッセージの密度は、OP1において最高で
あり、距離とともに低下し、OP2からのメッセージ
も、同様の密度変動を示す)。
様の1つが例示されている。すなわち、図7(a)に
は、ある時間窓に関して検討される、それぞれ、2つの
発信点OP1及びOP2に基づく「生きている」メッセ
ージすなわちアクティブ・メッセージ(または、N個の
最新の受信メッセージからなる集合)の密度が示されて
いる。この図には、2つの発信点のそれぞれからのメッ
セージ密度の変動が別個に示されている(OP1からの
生きているメッセージの密度は、OP1において最高で
あり、距離とともに低下し、OP2からのメッセージ
も、同様の密度変動を示す)。
【0051】予測されるように、モバイル装置は、OP
1の近くからOP2に向かって移動する場合、OP2か
ら受信するメッセージ数が増してゆく。図7(b)に
は、モバイル装置がOP1とOP2の間で移動する際
に、モバイル装置がOP1から受信するメッセージのパ
ーセンテージが示されている。
1の近くからOP2に向かって移動する場合、OP2か
ら受信するメッセージ数が増してゆく。図7(b)に
は、モバイル装置がOP1とOP2の間で移動する際
に、モバイル装置がOP1から受信するメッセージのパ
ーセンテージが示されている。
【0052】このパーセンテージを検討することによっ
て、モバイル装置は、OP2よりもOP1に「近い」か
否かを判定することが可能であるが、この判断は、必ず
しも、実際の物理的距離に基づいてなされる判断とは一
致しない。モバイル装置が、その位置を知りたがってい
る場合、及び、発信点位置情報が、各発信点からのメッ
セージの少なくともいくつかに含まれている場合、両方
の発信点から伝搬されるメッセージを受信中のモバイル
装置は、最も近いのがどちらの発信点であるか、従っ
て、モバイル装置自体の位置を最も正確に表すのがどち
らの発信点位置であるかを判定することが可能である。
発信点がさらに多い場合、どれが最も近い発信点である
かに関するテストは、指定の時間窓内において、モバイ
ル装置に最も多くのメッセージを提示するのがどの発信
点であるかということになる。
て、モバイル装置は、OP2よりもOP1に「近い」か
否かを判定することが可能であるが、この判断は、必ず
しも、実際の物理的距離に基づいてなされる判断とは一
致しない。モバイル装置が、その位置を知りたがってい
る場合、及び、発信点位置情報が、各発信点からのメッ
セージの少なくともいくつかに含まれている場合、両方
の発信点から伝搬されるメッセージを受信中のモバイル
装置は、最も近いのがどちらの発信点であるか、従っ
て、モバイル装置自体の位置を最も正確に表すのがどち
らの発信点位置であるかを判定することが可能である。
発信点がさらに多い場合、どれが最も近い発信点である
かに関するテストは、指定の時間窓内において、モバイ
ル装置に最も多くのメッセージを提示するのがどの発信
点であるかということになる。
【0053】図7(b)の曲線を用いて、OP1の影響
ゾーンに対する境界を求めることも可能であり、さら
に、この境界は、過剰なメッセージの拡散を回避するた
め、メッセージを発信するOP1に関して、それを超え
るとメッセージの伝搬を中止すべき限界としても利用さ
れる。本例の場合、境界は、OP1から届く受信メッセ
ージが、全受信メッセージの20%まで低下するところ
と定義される。こうして設定される境界には、各メッセ
ージに位置制限データを含める必要がないという利点が
ある。
ゾーンに対する境界を求めることも可能であり、さら
に、この境界は、過剰なメッセージの拡散を回避するた
め、メッセージを発信するOP1に関して、それを超え
るとメッセージの伝搬を中止すべき限界としても利用さ
れる。本例の場合、境界は、OP1から届く受信メッセ
ージが、全受信メッセージの20%まで低下するところ
と定義される。こうして設定される境界には、各メッセ
ージに位置制限データを含める必要がないという利点が
ある。
【0054】もう1つの変形実施態様は、メッセージ寿
命に対する限界の設定に基づいて伝搬を制限するために
用いられる方法に関するものである。上述のシステム及
び装置において、メッセージ・フィールド28における
メッセージ存続時間値は、メッセージがモバイル装置に
よって伝搬されるにつれて、値がゼロに達するまで、デ
クリメントされる。実際上、メッセージの寿命は、発信
点によって指定された。代替案では、フィールド28
は、最初は、すなわち、メッセージが発信点から送り出
される時にはゼロであるが、各伝搬モバイル装置によっ
て、送出前に、メッセージがそのモバイル装置において
費やす時間に相当する量だけインクリメントされる、メ
ッセージ時齢フィールドとして用いられる。次に、各受
信モバイル装置は、メッセージが古すぎて、送信に値し
ないのではないか否かを判定するが、メッセージの時齢
は、受信メッセージのフィールド28における値に、そ
の意図する伝搬前にモバイル装置においてメッセージが
費やした時間を加えた値である。各モバイル装置は、ユ
ーザによる設定が可能な、異なるメッセージ時齢しきい
値を備えることが可能である。
命に対する限界の設定に基づいて伝搬を制限するために
用いられる方法に関するものである。上述のシステム及
び装置において、メッセージ・フィールド28における
メッセージ存続時間値は、メッセージがモバイル装置に
よって伝搬されるにつれて、値がゼロに達するまで、デ
クリメントされる。実際上、メッセージの寿命は、発信
点によって指定された。代替案では、フィールド28
は、最初は、すなわち、メッセージが発信点から送り出
される時にはゼロであるが、各伝搬モバイル装置によっ
て、送出前に、メッセージがそのモバイル装置において
費やす時間に相当する量だけインクリメントされる、メ
ッセージ時齢フィールドとして用いられる。次に、各受
信モバイル装置は、メッセージが古すぎて、送信に値し
ないのではないか否かを判定するが、メッセージの時齢
は、受信メッセージのフィールド28における値に、そ
の意図する伝搬前にモバイル装置においてメッセージが
費やした時間を加えた値である。各モバイル装置は、ユ
ーザによる設定が可能な、異なるメッセージ時齢しきい
値を備えることが可能である。
【0055】さらに、上述の実施態様の場合、受信モバ
イル装置は、そのモバイル装置によるメッセージの意図
する伝搬の直前に、メッセージ寿命しきい値を超えたか
否かを確かめる。送信間隔は可変であるため、この瞬
間、従って、送信時まで待機することが必要になり、そ
のため、メッセージの残りの寿命/時齢を前もって予測
することができない。しかし、モバイル装置が、メッセ
ージが送り出されることになりそうな時機をかなり正確
に知ることができるように、前もってメッセージの伝搬
スケージュールを立てるように構成されている場合に
は、モバイル装置は、メッセージを送り出すようにスケ
ジュールが立てられている時間に、そのメッセージのメ
ッセージ寿命しきい値を超えてしまうことになるか否か
を確かめることが可能である。しきい値を超えてしまう
ことになる場合、そのメッセージの送信は、スケジュー
ルに入れられない。
イル装置は、そのモバイル装置によるメッセージの意図
する伝搬の直前に、メッセージ寿命しきい値を超えたか
否かを確かめる。送信間隔は可変であるため、この瞬
間、従って、送信時まで待機することが必要になり、そ
のため、メッセージの残りの寿命/時齢を前もって予測
することができない。しかし、モバイル装置が、メッセ
ージが送り出されることになりそうな時機をかなり正確
に知ることができるように、前もってメッセージの伝搬
スケージュールを立てるように構成されている場合に
は、モバイル装置は、メッセージを送り出すようにスケ
ジュールが立てられている時間に、そのメッセージのメ
ッセージ寿命しきい値を超えてしまうことになるか否か
を確かめることが可能である。しきい値を超えてしまう
ことになる場合、そのメッセージの送信は、スケジュー
ルに入れられない。
【0056】一般に、上述のさまざまな伝搬制限技法の
パラメータの定義に関して、これらのパラメータ値は、
メッセージ特性(メッセージ・クラス/メッセージ送信
元/情報タイプ)に基づいて設定することが可能であ
る。こうして、例えば、広告メッセージの伝搬を他のメ
ッセージ・タイプよりも制限することが可能になる。
パラメータの定義に関して、これらのパラメータ値は、
メッセージ特性(メッセージ・クラス/メッセージ送信
元/情報タイプ)に基づいて設定することが可能であ
る。こうして、例えば、広告メッセージの伝搬を他のメ
ッセージ・タイプよりも制限することが可能になる。
【0057】ユーザ指定によるメッセージ・フィルタの
適用に関して(図4のステップ52)、メッセージの検
分及びメッセージの伝搬に異なるフィルタを用いること
が可能である。また、メッセージが伝搬のためにメモリ
内に保持されている時間と、同じメッセージが検分のた
めに保持されている時間が、異なるようにすることも可
能である。
適用に関して(図4のステップ52)、メッセージの検
分及びメッセージの伝搬に異なるフィルタを用いること
が可能である。また、メッセージが伝搬のためにメモリ
内に保持されている時間と、同じメッセージが検分のた
めに保持されている時間が、異なるようにすることも可
能である。
【0058】少なくともいくつかの状況において有効な
措置は、前方送信に備えて1つ以上のメッセージを保持
しているモバイル装置が、これらのメッセージを、別の
モバイル装置から1つ(または複数)のメッセージを受
信した直後に送り出すように構成することであり、後者
のモバイル装置が送り出されたメッセージを受信するこ
とになる確率が高い。こうしたやり方でメッセージを送
信すると、もちろん、結果として、メッセージ送信カウ
ントが更新されることになる(実際、カウントは、メッ
セージ受信の高い確率を反映するため、2以上インクリ
メントされる可能性がある)。
措置は、前方送信に備えて1つ以上のメッセージを保持
しているモバイル装置が、これらのメッセージを、別の
モバイル装置から1つ(または複数)のメッセージを受
信した直後に送り出すように構成することであり、後者
のモバイル装置が送り出されたメッセージを受信するこ
とになる確率が高い。こうしたやり方でメッセージを送
信すると、もちろん、結果として、メッセージ送信カウ
ントが更新されることになる(実際、カウントは、メッ
セージ受信の高い確率を反映するため、2以上インクリ
メントされる可能性がある)。
【0059】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0060】[実施態様1]情報を局所的に拡散して、モ
バイル装置のユーザに提示するための方法であって、モ
バイル装置の無線短距離通信手段によって、モバイル装
置からモバイル装置へと受け渡されるメッセージによっ
て発信点から情報を伝搬するステップが含まれること
と、伝搬されるメッセージのコピー数が、当初は、受信
モバイル装置の伝搬作業のために増大しがちであるが、
その後、前記モバイル装置が前記メッセージに関して伝
搬制限措置を実施すると、しだいに減少することと、少
なくとも1つのモバイル装置が、メッセージを複数回に
わたって送信する働きをし、前記メッセージの再送間隔
が、前記モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まることを特徴とする、方法。
バイル装置のユーザに提示するための方法であって、モ
バイル装置の無線短距離通信手段によって、モバイル装
置からモバイル装置へと受け渡されるメッセージによっ
て発信点から情報を伝搬するステップが含まれること
と、伝搬されるメッセージのコピー数が、当初は、受信
モバイル装置の伝搬作業のために増大しがちであるが、
その後、前記モバイル装置が前記メッセージに関して伝
搬制限措置を実施すると、しだいに減少することと、少
なくとも1つのモバイル装置が、メッセージを複数回に
わたって送信する働きをし、前記メッセージの再送間隔
が、前記モバイル装置による同じメッセージの総受信回
数、または、最近の期間中における受信回数によって決
まることを特徴とする、方法。
【0061】[実施態様2]前記再送間隔が、同じメッセ
ージの総受信回数、または、最近の期間中における受信
回数が増すにつれて増大されることを特徴とする、実施
態様1に記載の方法。
ージの総受信回数、または、最近の期間中における受信
回数が増すにつれて増大されることを特徴とする、実施
態様1に記載の方法。
【0062】[実施態様3]各メッセージに、一方のメッ
セージをもう一方のメッセージから識別するのに役立つ
メッセージIDが含まれることと、前記メッセージID
によって、受信モバイル装置が、同じメッセージを前に
受信したことがあるか否かを確認できることを特徴とす
る、実施態様1に記載の方法。
セージをもう一方のメッセージから識別するのに役立つ
メッセージIDが含まれることと、前記メッセージID
によって、受信モバイル装置が、同じメッセージを前に
受信したことがあるか否かを確認できることを特徴とす
る、実施態様1に記載の方法。
【0063】[実施態様4]合計で、所定の数を超えるメ
ッセージ・コピーを受信すると、前記少なくとも1つの
モバイル装置が、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止
めることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。
ッセージ・コピーを受信すると、前記少なくとも1つの
モバイル装置が、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止
めることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。
【0064】[実施態様5]最近の期間中に、所定の数を
超えるメッセージ・コピーを受信すると、前記少なくと
も1つのモバイル装置が、そのメッセージのそれ以上の
伝搬を止めることを特徴とする、実施態様1に記載の方
法。
超えるメッセージ・コピーを受信すると、前記少なくと
も1つのモバイル装置が、そのメッセージのそれ以上の
伝搬を止めることを特徴とする、実施態様1に記載の方
法。
【0065】[実施態様6]前記情報に、明らかに、また
は、暗に局所的に関連した少なくとも1つの項目を有す
る情報と、発信点の位置と、の少なくとも一方が含まれ
ていることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。
は、暗に局所的に関連した少なくとも1つの項目を有す
る情報と、発信点の位置と、の少なくとも一方が含まれ
ていることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。
【0066】[実施態様7]他のモバイル装置に対して局
所的に情報を拡散し、そのユーザに提示するためのモバ
イル装置であって、メッセージ記憶装置と、メッセージ
を受信すると、前記記憶装置に記憶し、前記記憶装置か
ら検索したメッセージを送信するための短距離無線トラ
ンシーバと、各メッセージの受信及び送信回数を記録す
るためのメッセージ受信/送信カウンタと、前記記憶装
置に保持されたメッセージが複数回数にわたって送信さ
れるようにする働きをするメッセージ伝搬コントローラ
と、を備えて成り、各メッセージの再送間隔が、前記カ
ウンタによって指示される、前記モバイル装置による同
じメッセージの総受信回数、または、最近の期間中にお
ける受信回数によって決まることを特徴とするモバイル
装置。
所的に情報を拡散し、そのユーザに提示するためのモバ
イル装置であって、メッセージ記憶装置と、メッセージ
を受信すると、前記記憶装置に記憶し、前記記憶装置か
ら検索したメッセージを送信するための短距離無線トラ
ンシーバと、各メッセージの受信及び送信回数を記録す
るためのメッセージ受信/送信カウンタと、前記記憶装
置に保持されたメッセージが複数回数にわたって送信さ
れるようにする働きをするメッセージ伝搬コントローラ
と、を備えて成り、各メッセージの再送間隔が、前記カ
ウンタによって指示される、前記モバイル装置による同
じメッセージの総受信回数、または、最近の期間中にお
ける受信回数によって決まることを特徴とするモバイル
装置。
【0067】[実施態様8]前記コントローラが、同じメ
ッセージの総受信回数、または、最近の期間中における
受信回数の増大につれて、メッセージの再送間隔を増大
する働きをすることを特徴とする、実施態様7に記載の
装置。
ッセージの総受信回数、または、最近の期間中における
受信回数の増大につれて、メッセージの再送間隔を増大
する働きをすることを特徴とする、実施態様7に記載の
装置。
【0068】[実施態様9]各メッセージに、一方のメッ
セージをもう一方のメッセージから区別するのに役立つ
メッセージIDが含まれることと、前記メッセージID
が、前記カウンタによって、同じメッセージを前に受信
したことがあるか否かの確認のために利用されることを
特徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
セージをもう一方のメッセージから区別するのに役立つ
メッセージIDが含まれることと、前記メッセージID
が、前記カウンタによって、同じメッセージを前に受信
したことがあるか否かの確認のために利用されることを
特徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
【0069】[実施態様10]合計で、所定の数を超える
メッセージ・コピーを受信すると、前記コントローラ
が、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止めることを特
徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
メッセージ・コピーを受信すると、前記コントローラ
が、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止めることを特
徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
【0070】[実施態様11]最近の期間中に、所定の数
を超えるメッセージ・コピーを受信すると、前記コント
ローラが、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止めるこ
とを特徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
を超えるメッセージ・コピーを受信すると、前記コント
ローラが、そのメッセージのそれ以上の伝搬を止めるこ
とを特徴とする、実施態様7に記載のモバイル装置。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、モバイル装置を介した情報を含むメッセージ
の不適当な拡散を制限することができる。
とにより、モバイル装置を介した情報を含むメッセージ
の不適当な拡散を制限することができる。
【図1】本発明を実施する情報拡散法による情報を備え
たメッセージの伝搬を例示した図である。
たメッセージの伝搬を例示した図である。
【図2】図1において伝搬されている情報を備えたメッ
セージのフォーマットを示す図である。
セージのフォーマットを示す図である。
【図3】図1におけるメッセージの伝搬に必要とされる
モバイル装置の図である。
モバイル装置の図である。
【図4】メッセージの最初の受信時に、図3のモバイル
装置によって実施される処理を表した図である。
装置によって実施される処理を表した図である。
【図5】送信間隔の時間切れ時に、図3のモバイル装置
によって実施される処理を示す図である。
によって実施される処理を示す図である。
【図6】モバイル装置の記憶装置からの古い望ましくな
いメッセージを除去するため、図3のモバイル装置によ
って実施される処理を示す図である。
いメッセージを除去するため、図3のモバイル装置によ
って実施される処理を示す図である。
【図7】(a)は2つの発信点に基づいて生きているメ
ッセージ密度の変動を示し、(b)は(a)の発信点の
一方を通過するモバイル装置が、その発信点から受信す
ることになりそうなメッセージのパーセンテージを示す
図である。
ッセージ密度の変動を示し、(b)は(a)の発信点の
一方を通過するモバイル装置が、その発信点から受信す
ることになりそうなメッセージのパーセンテージを示す
図である。
10:モバイル装置 12:発信点 13:中継局
Claims (1)
- 【請求項1】情報を局所的に拡散して、モバイル装置の
ユーザに提示するための方法であって、モバイル装置の
無線短距離通信手段によって、モバイル装置からモバイ
ル装置へと受け渡されるメッセージによって発信点から
の情報を伝搬するステップを備えて成り、伝搬されるメ
ッセージのコピー数が、当初は、受信モバイル装置の伝
搬活動のために増大しがちであるが、その後、前記モバ
イル装置が前記メッセージに関して伝搬制限措置を実施
すると、しだいに減少することと、少なくとも1つのモ
バイル装置が、メッセージを複数回にわたって送信する
働きをし、前記メッセージの再送間隔が、前記モバイル
装置による同じメッセージの総受信回数、または、最近
の期間中における受信回数によって決まることを特徴と
する、方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB0005801A GB0005801D0 (en) | 2000-03-11 | 2000-03-11 | Local diffusion of information |
GB0005801.6 | 2000-03-20 | ||
GB0006585.4 | 2000-03-20 | ||
GB0006585A GB0006585D0 (en) | 2000-03-20 | 2000-03-20 | Limiting message diffusion between mobile devices |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001292094A true JP2001292094A (ja) | 2001-10-19 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP1133113A3 (ja) |
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