[go: up one dir, main page]

JP2001288561A - 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法 - Google Patents

光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法

Info

Publication number
JP2001288561A
JP2001288561A JP2000103003A JP2000103003A JP2001288561A JP 2001288561 A JP2001288561 A JP 2001288561A JP 2000103003 A JP2000103003 A JP 2000103003A JP 2000103003 A JP2000103003 A JP 2000103003A JP 2001288561 A JP2001288561 A JP 2001288561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
laser
laser ablation
target
ptfe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000103003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4334107B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Tsuboi
泰之 坪井
Akira Itaya
明 板谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP2000103003A priority Critical patent/JP4334107B2/ja
Publication of JP2001288561A publication Critical patent/JP2001288561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4334107B2 publication Critical patent/JP4334107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的低コストの手段により高品質のPTF
E薄膜が得られるパルスレーザアブレーション堆積法の
提供。 【構成】 一種または二種以上の光増感剤を1重量%未
満添加したポリテトラフルオロエチレンをターゲットと
して用いることを特徴とするパルスレーザアブレーショ
ン堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光増感剤を1.0
重量%未満、特に0.3〜0.1重量%添加したポリテ
トラフルオロエチレン(以下、PTFEと表現する場合
もある。)ターゲットを用いてパルスレーザアブレーシ
ョン堆積法によりポリテトラフルオロエチレン薄膜を作
成法する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリテトラフルオロエチレンは、高い絶
縁性、電荷保持能等の電気的性質、化学的安定性、熱的
・機械的安定性などが優れていることから、多くの技術
分野で利用されている高分子材料である。前記PTFE
の高い絶縁性は、例えば、配線基板の表面にPTFEの
薄膜を形成するなどして該基板の絶縁性を確保すること
に利用され、また、前記PTFEの化学的安定、低摩擦
性、低濡れ性などの特性は、化学薬剤、薬液と接触面す
る機械や装置の表面、また、個体同士の摺動面にPTF
Eの薄膜を形成することによって利用されている。前記
のように、PTFEは、多くの場合、薄膜の形で利用さ
れている。ところが、PTFEは、これを溶解させる適
当な溶媒がないこと、および溶融前に熱分解してしまう
ことなどから薄膜の成形が難しい素材であることは良く
知られている。従って、薄膜などの形成には種々の工夫
をしないと、薄膜の被形成表面との接着性を十分に確保
できないし、形成された薄膜などの表面平滑性も十分で
ないという不都合があった。
【0003】ところで、種々の材料の薄膜の形成法とし
て、パルスレーザアブレーションを応用した技術が提案
され、その後の多くの研究がされ、その技術を適用でき
る範囲も広げられてきた。すなわち、アブレーション技
術を利用した薄膜の形成方法については、初期には無機
材料の膜、例えばダイヤモンドライク炭素膜、セラミッ
クス材料による高温超伝導膜などへの応用が研究されて
いたが、その後、低分子の有機物、更に高分子材料をタ
ーゲット材料として用いて、パルスレーザを該ターゲッ
トに照射することにより、該ターゲット材料を飛散(ア
ブレーション)させ、対置された基材の表面に前記材料
を実質的に化学的変性をさせることなく堆積させ方法が
確立され、多くの材料表面に種々の材料の薄膜を再構築
させる、薄膜形成技術へと展開してきた。この方法で
は、レーザ光を照射したターゲット部分のみの物質を、
制御して移動させることが可能であり、高分子化合物な
どの有機物質からなる薄膜をドライプロセスのみで形成
させることができるという画期的な技術に発展してきて
いる(福村裕史著「分子注入とアブレーション転写」
「核燃料サイクルにおけるレーザプロセス技術に関する
調査報告書」レーザ技術研究所、53頁−参照、以下、
文献A)。文献Aには、Hansenらは、様々な高分子フイ
ルムを、高真空紫外領域(157nm)〜紫外短波長レーザ
(192nm,248nm,355nm)および近赤外レーザ(1064nm)
を利用して、該高分子フイルム形成高分子材料からなる
ターゲットに該レーザ光を照射し、3cm離れて対置さ
れたガラス基板上に形成する試みをし、多くの高分子材
料について、照射レーザの波長、光強度を適当に選ぶこ
とによって、滑らかな膜を形成できることが分かったこ
と、ただ、近赤外と355nmの紫外光を用いる場合には滑
らかな膜が得られないことが観察されたことが報告され
ている。
【0004】更に、最近、PTFEの薄膜をF2レーザ
(高真空紫外域の波長157nmのレーザ)を用いて形
成する技術が「レーザアブレーションとその応用」電気
学会レーザアブレーションとその産業応用調査専門委員
会編、株式会社コロナ社1999年11月15日発行、
p274−277、に報告されている。ただ、前記短波長レー
ザ光を用いた薄膜の形成方法では、ターゲットのポリマ
ーの化学的損傷は避けられないことが分かっているし、
比較的長波長のレーザ光を利用できることは、該方法を
実施する場合、比較的低いコストの装置の設計が可能で
り、平滑な表面を持つ薄膜を、パルスレーザアブレーシ
ョンのみ(熱処理などの、後処理を要することなく)に
よって製造する技術の確立のためにも重要である。因み
に、従来のレーザアブレーション方による高分子薄膜の
製造技術では比較的高真空装置、例えば10-6mmHg
が必要であり、製造コストの面からも改良が望まれてい
た。
【0005】このような技術の発展中で、本発明者は、
前記不都合を改良する技術として、ターゲットを成形す
る際、薄膜形成材料中に光増感剤(パルスレーザアブレ
ーションを該増感剤が励起される波長のレーザ光を用い
て可能にする成分をいう。)を添加することにより、よ
り長波長のレーザ光を用いることが可能になることを発
見し、そのような技術が、PTFEの薄膜の形成にも適
用可能であることを発表している〔第18回固体・表面
光化学討論会講演要旨集、「119 光増感レーザアブ
レーション堆積法による高分子膜の作成」〕。しかし、
前記発表の技術ではターゲットとして、数重量%まで、
具体的には1重量%と、比較的多量のアントラセンをP
TFEに加えて成型したものを用いている。また、レー
ザ照射強度も〜2J/cm2、具体的には0.350J
/cm2と比較的大きく、形成された膜も、該膜にはグ
レインサイズ50〜200nmの粒径物が数多く観測さ
れ、膜質は好ましいものとはいえなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来の問題点を取り除いて、比較的簡易で、低コストの
装置を用いて、平滑なPTFEの薄膜を作ることができ
るパルスレーザアブレーションを利用する薄膜の形成方
法を提供することである。特に、前記本発明者等の発表
しているPTFEの薄膜を形成する方法の技術を改善し
て、より容易に、より品質の改善された薄膜を形成でき
る方法を提供するものである。このような課題を解決す
べくターゲット材料を検討している中で、意外にも増感
剤の量を少なくすることにより、レーザ光としてより長
波長発振の安価なものが利用可能であり、また、光出力
が極めて低いものが利用可能であることを発見し、前記
本発明の課題を解決したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一種または二
種以上の光増感剤を1重量%未満添加したポリテトラフ
ルオロエチレンをターゲットとして用いることを特徴と
するパルスレーザアブレーション堆積法によるポリテト
ラフルオロエチレン薄膜の作成方法である。好ましく
は、光増感剤の添加量を0.3〜0.1重量%とするこ
とを特徴とする前記パルスレーザアブレーション堆積法
によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法であ
り、より好ましくは、レーザとして355nmより長波
長のものを用い、パルス幅8ns〜20ns、照射光強
度0.05〜0.5J/cm2でターケットを照射する
ことを特徴とする前記パルスレーザアブレーション堆積
法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法であ
り、更に好ましくは、たかだか10-3mmHgの真空中
において薄膜を形成することを特徴とする前記パルスレ
ーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエ
チレン薄膜の作成法である。また、意外にも、形成され
た薄膜中には前記増感剤は存在しないことが確認され、
すなわちパルスレーザーアブレーション堆積中におい
て、該増感剤は堆積膜中に析出してこないことを意味
し、高分子膜の形成方法としては極めて望ましい特性で
ある。
【0008】
【本発明の実施の態様】本発明をより詳細に説明する。 A.本発明で使用される、ポリテトラフルオロエチレン
としては、市販のものを使用できる。利用される、増感
剤は、レーザアブレーションに用いられるレーザの基本
波、第二高調波または第三高調波の少なくとも1つの波
長の吸収によりPTFE薄膜を作成するものであればよ
い。例えば、355nmまたは532nmのレーザを用いる場合に
は、増感剤としては、ナフタレン、ピレンなどの縮合芳
香族化合物、色素、例えば可視域に吸収を持つローダミ
ン、ローズベンガルを1重量未満、特に0.3〜0.1
重量%ドープしたPTFEが使用できる。前記高調波
は、基本波長、例えばYAGの1064nmを、KDPと呼ば
れる結晶(組成はKH2P04)、LiNbO3、LiT
aO3、KTiOPO4、KNbO3等の非線形結晶によ
り変換することによって得られる。前記増感剤に用いる
材料は、要は、薄膜を形成する材料の化学損傷が少ない
レーザ光の吸収特性(レーザの吸収効率を向上させる特
性)、または薄膜を形成する材料の化学損傷が小さい波
長の光の吸収により前記レーザアブレーションによる薄
膜の形成を進行させるレーザ吸収特性、を有すればよ
い。
【0009】B.レーザ発生手段としては、固体レーザ
(Nd3+:YAGレーザ)、気体レーザ(炭酸ガスレー
ザ)、半導体レーザ、色素レーザ、エキシマレーザなど
種々のものがある。本発明では、比較的光出力が小さく
ても薄膜の形成が可能であるから、安価なレーザ、例え
ば窒素レーザを使用することもできる。レーザのパルス
幅は、使用するレーザの波長にもよるが8ns〜20n
sを採用するのがよい。パルス幅が狭くなると(例え
ば、10ピコ秒、100フェムト秒)多光子吸収の寄与
が大きくなり好ましくないが、前記範囲に限定されな
い。また、10ピコ秒、100フェムト秒パルス幅のレ
ーザは、ナノ秒パルスレーザに比べて高価である。使用
するレーザの波長は、増感剤0.1重量%以下ドープし
たターゲットを用いることにより、増感剤の吸収特性に
より、利用できるレーザ波長として紫外光〜近赤外光の
範囲のものが利用可能である。レーザ強度も、使用する
波長、増感剤などとも関連するが、ターゲット材料の熱
分解による破壊を起こさない範囲、例えば0.05〜
0.5J/cm2が特に好ましい。従って、レーザにつ
いては、波長、照射パワー、密度、パルス幅(照射パワ
ー密度×パルス幅=エネルギー密度:レーザフルエン
ス)が重要なパラメータとなる。
【0010】C.パルスレーザアブレーションを実施す
る装置(図3) たかだか10-3mmHgの真空〔高真空にする必要がな
いこと:従って、2次ポンプ(拡散ポンプ)やターボポ
ンプなどを必要としない〕を達成できる減圧チャンバー
(C)、ターゲット材料(TG)を固定して回転できる
回転ステージ、前記ターゲットから適当な間隔を維持し
て、前記ターゲット材料のアブレーション噴出物が堆積
されて薄膜(TL)が形成される基体(B)を保持する
部材、チャンバー内の前記ターゲットにパルスレーザを
連続照射するレーザ照射装置(LS)からなる。なお、
複合膜を形成できるように、ターゲットの前記回転ステ
ージは、別のターゲット材料を固定した回転ステージに
交換できる様に構成されていても良い。また、逆に薄膜
が形成される基体を、所望のターゲットに該ターゲット
から適当な間隔を維持して平行配置されるように移動で
きるように構成されていても良い。また、他の材料と同
時に基体上に堆積させることができるように、複数のパ
ルスレーザー照射装置と複数のターゲット保持装置(図
3b)を設けるように設計することもできる。本発明の
パルスレーザーアブレーションを実施するに際して、基
体の温度は室温でよく、加熱を要しない。換言すれば、
パルスレーザーアブレーションのみによってPEFEの
薄膜を被処理材の表面に形成できる。
【0011】D.被処理材料としては、前記PTFEの
特性とその利用について述べた技術分野における材料、
例えば金属材料を挙げることができる。また、化学工学
や機械部品などを、表面に前記PTFEの機能膜形成す
る材料として挙げることができる。
【0012】
【実施例】実施例1 a.ターゲットの作成 直径1μmのPTFE粉末をアントラセンのアセトン溶
液に分散後、アセトンを留去して、乾燥し、増感剤であ
るアントラセンが0.3〜0.1重量%ドープした材料
を得、これを8トン/cm2の圧力でペレット化して、
密度2.1g/cm3程度のペレット状に成形すること
によって作成した。 b.使用レーザ Nd3+:YAGレーザー(基本波パルス:1064nm)の第
3高調波(波長355nm)をパルス半値幅8ns〜20n
s、照射強度0.05〜0.5J/cm2で変化させて
用いた。 c.堆積基板(表面被処理材料)として、半導体材料Z
nSe、単結晶KBr、石英を用いた。 d.パルスレーザアブレーション堆積の実施条件 たかだか10-3Torrにした真空チャンバー内に設けられ
た、回転ステージからなるターゲット保持手段に前記タ
ーゲット材料を固定し、これから約2〜5cm間隔もっ
て対置できる堆積基板の保持手段(回転可能に設計する
こともできる)に前記堆積材料を固定した。前記レーザ
照射条件で前記ターゲットを照射することにより、対置
基板表面にPTFEからなる薄膜を堆積させた。この
際、チャンバー内にはアルゴン、CF4などの雰囲気ガ
スを導入しなかった。得られたPTFE薄膜の特性を、
赤外線吸収スペクトルにより、ターゲット作成に使用し
たPTFEの赤外線吸収スペクトルと対比して調べた。
図1に示されるように、対置基板表面にPTFEの薄膜
が再構築されていることが理解される。形成されたPT
FE薄膜の表面平滑性を原子間力顕微鏡で測定したした
ところ、水平方向1μmに高さ50nm以下のラフネス
が観察された。PTFE薄膜の透明性からも平滑性が良
いことが理解された。また、薄膜の蛍光スペクトルの測
定から、増感剤であるアントラセンが存在しないことが
確認された。すなわち、増感剤は、実質的に薄膜中に不
純物として残らないことが確認された。従って、本発明
の方法で得られるPTFE薄膜は、化学的特性において
は、従来法で得られるPTFE膜と実質的な差がないこ
とが理解される。更に、ZnSe基板に堆積した薄膜
を、布で強く擦ったが、薄膜は剥離することがなく。有
機溶媒で湿らせた布で擦っても同様に剥離することがな
く、堆積膜の基板との接着性は良好であった。
【0013】比較例1 a.ターゲットの作成 実施例1のPTFE粉末をそのまま、ペレット成型した
ものをターゲット材料とした。 b.使用レーザ エキシマレーザ(157,193,248nm)及びNd3+:YAG
レーザー(基本波パルス:1064nm)の第4高調波(波長
266nm)などを用いた。レーザ強度は0.5〜6J/c
2(主として1J/cm2の条件を使用)、パルス幅
は、実施例1と同じ条件とした。 c.堆積基板は実施例1と同じ。 d.パルスレーザアブレーション堆積の実施条件 10-6Torrにした真空チャンバーに、雰囲気ガスとして
アルゴン、CF4を導入した。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のパルスレー
ザアブレーション堆積法を用いると、比較的コストのか
からない手段により、高品質(広い波数範囲で堆積フイ
ルムのスペクトルが一致する)のPTFE薄膜が得られ
るという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法で得られたPTFE薄膜および
ターゲット作成に使用したPTFEの赤外線吸収スペク
トル
【図2】 比較例の方法で得られたPTFE薄膜の赤外
線吸収スペクトル
【図3】 パルスレーザアブレーション堆積装置の概略
【符号の説明】
B 基体 TG ターゲット材料 C チャンバー TL PTFE薄膜 LS レーザ発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA27 AB18 AC02 AC04 AF29 BB13 BC01 4J002 BD151 DE116 EA066 EL096 FD206 4K029 AA02 AA04 BA62 CA15 DB06 DB08 DB20 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一種または二種以上の光増感剤を1重量
    %未満添加したポリテトラフルオロエチレンをターゲッ
    トとして用いることを特徴とするパルスレーザアブレー
    ション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の
    作成方法。
  2. 【請求項2】 光増感剤の添加量が0.3〜0.1重量
    %であることを特徴とする請求項1に記載のパルスレー
    ザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチ
    レン薄膜の作成法。
  3. 【請求項3】 レーザとして355nmより長波長のも
    のを用い、パルス幅8ns〜20ns、照射光強度0.
    05〜0.5J/cm2でターケットを照射することを
    特徴とする請求項1または2に記載のパルスレーザアブ
    レーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄
    膜の作成法。
  4. 【請求項4】 たかだか10-3mmHgの真空中におい
    て薄膜を形成することを特徴とする請求項1、2または
    3に記載のパルスレーザアブレーション堆積法によるポ
    リテトラフルオロエチレン薄膜の作成法。
JP2000103003A 2000-04-05 2000-04-05 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法 Expired - Fee Related JP4334107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103003A JP4334107B2 (ja) 2000-04-05 2000-04-05 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103003A JP4334107B2 (ja) 2000-04-05 2000-04-05 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001288561A true JP2001288561A (ja) 2001-10-19
JP4334107B2 JP4334107B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=18616775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000103003A Expired - Fee Related JP4334107B2 (ja) 2000-04-05 2000-04-05 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4334107B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029743A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Japan Science And Technology Agency 分子性物質の成膜方法及びその装置
JP2019523824A (ja) * 2016-05-31 2019-08-29 エッジウェル パーソナル ケア ブランズ リミテッド ライアビリティ カンパニーEdgewell Personal Care Brands, LLC かみそりブレード刃先上のフルオロカーボンポリマーのパルスレーザ蒸着
CN113831574A (zh) * 2021-11-15 2021-12-24 中南大学 一种薄膜及润湿性和透光率双重可逆转变方法、制备方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029743A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Japan Science And Technology Agency 分子性物質の成膜方法及びその装置
JP4775801B2 (ja) * 2005-09-06 2011-09-21 独立行政法人科学技術振興機構 分子性物質の成膜方法及びその装置
JP2019523824A (ja) * 2016-05-31 2019-08-29 エッジウェル パーソナル ケア ブランズ リミテッド ライアビリティ カンパニーEdgewell Personal Care Brands, LLC かみそりブレード刃先上のフルオロカーボンポリマーのパルスレーザ蒸着
JP7013394B2 (ja) 2016-05-31 2022-02-15 エッジウェル パーソナル ケア ブランズ リミテッド ライアビリティ カンパニー かみそりブレード刃先上のフルオロカーボンポリマーのパルスレーザ蒸着
CN113831574A (zh) * 2021-11-15 2021-12-24 中南大学 一种薄膜及润湿性和透光率双重可逆转变方法、制备方法
CN113831574B (zh) * 2021-11-15 2022-06-07 中南大学 一种薄膜的润湿性和透光率双重可逆转变方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4334107B2 (ja) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Stafe et al. Pulsed laser ablation of solids
Chen et al. Preparation of carbon nanoparticles with strong optical limiting properties by laser ablation in water
Palma Laser‐processed perovskite solar cells and modules
Kong et al. Enhancing perovskite solar cell performance through femtosecond laser polishing
Sato et al. Polymer laser photochemistry, ablation, reconstruction, and polymerization
Konda et al. High harmonic generation from laser-induced plasmas of Ni-doped CsPbBr3 nanocrystals: implications for extreme ultraviolet light sources
Chen et al. Laser plasma-induced damage characteristics of Ta2O5 films
CN110253988A (zh) 一种具有电磁屏蔽功能的聚合物膜及其制备方法
JP2001288561A (ja) 光増感パルスレーザアブレーション堆積法によるポリテトラフルオロエチレン薄膜の作成法
JPS5969931A (ja) ポリイミドを遠紫外線で食刻する方法
Podder et al. Ultrafast, Non‐Equilibrium and Transient Heating and Sintering of Nanocrystals for Nanoscale Metal Printing
Mansour et al. Ablation of polyethylene terephthalate at 266 nm
Chen et al. Sub-40 nm nanogratings self-organized in PVP-based polymer composite film by photoexcitation and two sequent splitting under femtosecond laser irradiation
Okoshi et al. Femtosecond laser ablation of polyethylene
Gao et al. High Resolution Nanostructuring of Perovskites With Tunable Morphologies by Ultrafast Laser Direct Writing
Masuhara et al. Non-linear photochemistry of polymer films: laser ablation of poly (n-vinylcarbazole)
Ageev et al. Laser processing of diamond and diamond-like films
CN112960672B (zh) 一种具有可见光响应的SiC颗粒及其制备方法
Webb et al. Sensitization of PMMA to laser ablation at 308 nm
Fukami et al. Ablation of silicone rubber using UV-nanosecond and IR-femtosecond lasers
Okoshi et al. Wavelength dependence of femtosecond pulsed laser deposition of zinc oxide films
JP2012140303A (ja) レーザー誘起背面式の透明基板微細加工で使用される流動性物質
JP2001239379A (ja) 高強度超短パルスレーザー加工方法
Losev et al. Development of discharge pulse repetition rate excimer lasers for different applications
WO2025015160A1 (en) Manufacturing tool architecture for lithium transfer by lift off process

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031031

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees