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JP2001287477A - 冊子状印刷物 - Google Patents

冊子状印刷物

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Publication number
JP2001287477A
JP2001287477A JP2000105848A JP2000105848A JP2001287477A JP 2001287477 A JP2001287477 A JP 2001287477A JP 2000105848 A JP2000105848 A JP 2000105848A JP 2000105848 A JP2000105848 A JP 2000105848A JP 2001287477 A JP2001287477 A JP 2001287477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed matter
booklet
contact type
medium
shaped printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000105848A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2000105848A priority Critical patent/JP2001287477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型ICの機能を設けることが可能な冊
子状印刷物であり、特に通帳等のようなプリンター印字
装置による印字処理を行う必要がある用途の冊子状印刷
物に用いた場合も、プリンター印字装置内の送りローラ
ーによるコイルアンテナやICチップに対する圧力の悪
影響をできるだけ受けないように構成した冊子状印刷物
を提供するものである。 【解決手段】 表面にコイルアンテナが形成された非接
触型ICチップが、裏面に粘着層を有する貼付用媒体内
に内蔵された非接触型IC貼付媒体と、前記非接触型I
C貼付媒体が冊子状印刷物の表表紙または裏表紙に貼付
されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部処理装置との
通信を非接触で行うことができるコイルアンテナが表面
に形成されたICチップが内蔵された非接触IC記憶媒
体を有する冊子状印刷物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、外部処理装置との通信を非接
触で行うことができる非接触型IC記憶媒体として、例
えば非接触型ICカード等が一般に知られている。これ
らの非接触型ICカードは、通常プラスチック製であ
り、例えばポリ塩化ビニル基材による0.76mmの厚
さのカードの内部に、信号の入出力を非接触で行うデー
タ通信用コイルと該データ通信用コイルに接続したIC
チップ(半導体集積回路)からなる非接触ICモジュー
ルを内蔵させて非接触型ICカードを構成するのが一般
的である。
【0003】これらの非接触型ICカードは、通常プラ
スチック製であるため内蔵する非接触ICモジュールの
形状によって、カード基材の加工・成形が必要なことか
らカードの製品価格が比較的高く、非接触方式の顧客サ
ービスシステムを導入してサービスの改善を図ろうとす
る各業界の動向を阻害する要因にもなっている。
【0004】また、最近では非接触ICモジュールの薄
型化が可能となり、カード基材にポリエチレンテレフタ
レート基材を用いて、例えば0.25mmの厚さの非接
触型ICカードも開発されているが、これらの非接触I
C記憶媒体としての非接触型ICカードは、プラスチッ
ク製であるため各種の情報やデータを記入したり、プリ
ンター等により印字したい場合にも、記入や印字をする
ことが出来ないので、データ記入や印字が必要な通帳や
パスポート等の各種冊子状印刷物には適さないという問
題がある。
【0005】このため、冊子状印刷物に非接触IC記憶
手段を設けるために、非接触ICモジュールを内蔵させ
た樹脂製シートにより表表紙または裏表紙を形成して、
この表表紙と裏表紙の間に冊子の本文用紙を綴じ合わせ
て、紙製の本文用紙に記入することができるようにした
冊子状印刷物も開発され公知となっている。しかしなが
ら、これらの冊子状印刷物は、通常非接触ICモジュー
ルを冊子状印刷物の表面側に設けた樹脂製シート内の中
央付近に内蔵させた構造であるため、例えばこのような
構造の冊子状印刷物を通帳等に用いた場合には、ATM
装置(自動入金出金装置)によるプリンター印字処理の
際に、通帳の中央付近を走行する送りローラーにより、
内蔵されたICチップや非接触ICモジュールに圧力が
加わり、ICチップや非接触ICモジュールを壊す危険
性があるので好ましくない。
【0006】また、冊子状印刷物の表表紙または裏表紙
に非接触ICモジュールを内蔵させるには、製造コスト
も高くなる為に、通帳のような再利用することができな
い印刷物にこれを用いるには資源上も無駄が多く問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来品に比
べて省資源及び低い製造コストで非接触型ICの機能を
設けることが可能な冊子状印刷物を提供するものであ
り、特に通帳等のようなプリンター印字装置による印字
処理を行う必要がある用途の冊子状印刷物に用いた場合
も、プリンター印字装置内の送りローラーによる冊子状
印刷物に設けたコイルアンテナやICチップに対する圧
力による悪影響をできるだけ受けないように構成すると
共に、冊子状印刷物を綴じ合わせた状態にした場合で
も、冊子状印刷物の内部に綴り合わせた本文用紙でIC
チップが押されないように工夫され、ICチップの故障
の原因を少なくするように構成された非接触型ICを有
する冊子状印刷物を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による冊子状印刷物は、表面にコイルアン
テナが形成された非接触型ICチップが、裏面に粘着層
を有する貼付用媒体内に内蔵された非接触型IC貼付媒
体と、前記非接触型IC貼付媒体が冊子状印刷物の表表
紙または裏表紙に貼付されてなることを特徴とする。
【0009】また、前記非接触型IC貼付媒体を、前記
冊子状印刷物の表表紙または裏表紙の内側表面の角部付
近領域に貼付してなることを特徴とする。
【0010】そして、前記冊子状印刷物を綴じ合わせた
際に、前記冊子状印刷物に貼付された非接触型IC貼付
媒体と、前記冊子状印刷物の内側に綴じ合わされた本文
用紙とが重合しないように、前記本文用紙の角部付近領
域に切り欠き部を設けたことを特徴とする。
【0011】更に、前記冊子状印刷物が預金通帳または
パスポートであることを特徴とする。また、前記非接触
型IC貼付媒体の表面と、前記冊子状印刷物の前記非接
触型IC貼付媒体が貼付された側の表面とに、同一の地
紋印刷が施されていることを特徴とする。そして、前記
冊子状印刷物には、非接触型IC貼付媒体を貼付する位
置を示すマークが印刷されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。図1(a)は、表面にコイルアンテナが形
成された非接触型ICチップの平面図、図1(b)は、
表面にコイルアンテナが形成された非接触型ICチップ
の斜視図、図2(a),(b)は、それぞれ異なる形状
の非接触型IC貼付媒体の平面図、図3は、図2(b)
のA−A線断面図、図4は、本発明における冊子状印刷
物に非接触型IC貼付媒体を貼付した状態を示す斜視
図、図5は、図4のB−B線断面図、図6は、本発明に
おける冊子状印刷物の本文用紙の角部分に切り欠き部を
設けた状態を示す斜視図、図7は、図6の本文用紙を非
接触型IC貼付媒体を貼付した裏表紙側に重合した状態
を示す斜視図、図8は、図7に示した本発明における冊
子状印刷物を綴じた状態を示す平面図、図9(a),
(b)は、それぞれ異なる形状の非接触型IC貼付媒体
を貼付する位置を示すマークが印刷されている冊子状印
刷物の一部切り欠き平面図である。
【0013】本発明の冊子状印刷物1に用いる非接触型
IC貼付媒体2は、図2,図3に示すように、粘着剤層
3により貼り合わされた第1ラベル基材4と第2ラベル
基材5との間に、非接触型ICチップ6が内蔵され、下
側に設けた第2ラベル基材5の下面には粘着剤層7が形
成されている。つまり、第1ラベル基材4と下面に粘着
剤層7が形成された第2ラベル基材5とが、粘着剤層3
により貼り合わされて貼付用媒体を構成し、この貼付用
媒体内に非接触型ICチップ6が内蔵されて、非接触型
IC貼付媒体2が構成されている。通常、通帳等の冊子
状印刷物1には、偽造防止などのために種々のデザイン
の地紋印刷13が施されているが、非接触型IC貼付媒
体の第1ラベル基材4の表面にも同一の地紋印刷13が
施されていて、非接触型IC貼付媒体2を貼り替えた場
合にも直ぐにわかるようにしてある。
【0014】また、冊子状印刷物の基材面に非接触型I
C貼付媒体2を貼付する前には、非接触型IC貼付媒体
2の粘着剤層7裏面に、剥離紙9を剥離可能に貼付して
おくことが好ましい。尚、非接触型IC貼付媒体2の粘
着剤層7は、非接触型IC貼付媒体2を作製する段階で
形成しないで、通帳等の冊子状印刷物に非接触型IC貼
付媒体2を貼付する際に、第2ラベル基材5の裏面に粘
着剤を塗布して貼り付けるようにしてもよい。そして、
この非接触型ICチップ6の表面には、図1に示すよう
に無線によりデータの交信を可能にするためにコイルア
ンテナ9が形成されている。
【0015】この非接触型ICチップ6の作製方法を説
明すると、ICチップの端子パッド部分をマスクし、ポ
リイミド等でチップ表面に厚さ10μ程度の絶縁皮膜を
電着技術で形成し、その後にマスクを剥離する。熱処理
により完全絶縁体となり、その後、金属層の密着性向上
のために表面を粗面化処理するのが望ましい。そして、
無電解Niメッキにより給電層を形成し、次にフォトレ
ジストでマスクを形成し、電解メッキにより微細コイル
配線を行い、最後にレジストと無電解Niメッキを剥離
し、チップ表面上に非接触端子パッドと接続されたアン
テナが加工される。尚、NiだけでなくCuでも可能で
ある。上記のようにして、例えば、縦横4mmの四角形
のICチップ上に、幅が20μで、線間が20μ、金属
厚が20μ、の線で約45ターンのアンテナが得られ
る。そして、ポリイミド等のオーバーコートによりこれ
らの微細コイル配線を保護することで、コイルオンチッ
プの非接触型ICチップ6が得られる。
【0016】次に、非接触型IC貼付媒体2の作製方法
を説明すると、例えば、図3に示した第2ラベル基材5
に該当する上質紙125μ厚の下面に20μ厚の粘着剤
層7が形成され、この粘着剤層7面に剥離紙8が剥離可
能に貼合された一般的に使用される上質紙粘着ラベルが
ある。この上質紙粘着ラベル上に100μ厚のICチッ
プを載せて接着剤で固定し、更にこの上側に、下面に2
0μ厚の粘着剤層3が形成された125μ厚の上質紙
(図3に示した第1ラベル基材4に該当する)を重ねて
一体化させる。その後、所望の形状、大きさに打抜いて
裏面側に剥離紙8を有する非接触型IC貼付媒体2が作
製される。この場合、剥離紙8だけを残してその他の部
分を打抜く、所謂ハーフカットにしてもよい。
【0017】尚、ICチップは、第1ラベル基材4に該
当する上質紙の裏面に形成した粘着剤層3に貼付させて
から、第2ラベル基材5に該当する上質紙と重ね合わせ
るようにしてもよい。非接触型IC貼付媒体2の大きさ
は、できるだけ小さい方が好ましく、形状も任意に選択
することができる。その例として、図2には、(a)に
長方形をした非接触型IC貼付媒体2を示し、(b)に
は、直角二等辺三角形をした非接触型IC貼付媒体2を
示してある。特に、通帳等の冊子に貼付する場合には、
一辺が10mm程度の直角二等辺三角形で、直角交点部
分を通帳等の冊子の角部における角丸と同じ径の角丸と
することが、冊子に貼付した際にデザイン的にも貼付作
業上にも好ましい。
【0018】本発明の冊子状印刷物1は、冊子状印刷物
の表表紙または裏表紙に、非接触型IC貼付媒体2が貼
付された構成を有するもので、図4には、裏表紙10の
内側面に非接触型IC貼付媒体2を貼付した構成を示し
ている。冊子状印刷物1の非接触型IC貼付媒体6を貼
付する位置には、図9に示すように、非接触型IC貼付
媒体を貼付する位置を示すマークあらかじめ印刷してお
き、非接触型IC貼付媒体6が正確な位置に貼り付けら
れるようにするようにしておくことが好ましい。図9
(a)は、長方形状の非接触型IC貼付媒体用のマーク
で、図9の(b)は、三角形状の非接触型IC貼付媒体
用のマークが印刷されている冊子状印刷物の一部切り欠
き平面図を例に示してある。
【0019】通常、冊子状印刷物には、表表紙9と裏表
紙10、そして表表紙9と裏表紙10の間に挟み込まれ
て設けられている本文用紙11とから構成されている
が、本文用紙11に非接触型IC貼付媒体2を貼付した
構成にすると、本文用紙11をめくる際に非接触型IC
貼付媒体2が折れ曲がり、内蔵されている非接触型IC
チップに余計な応力が加わることで故障の原因となる危
険性がある。また、通常本文用紙11には、薄い紙厚の
用紙を使用するため、非接触型IC貼付媒体2を貼付す
ると、使用の際に用紙がちぎれる等の損傷の原因となる
危険性がある。
【0020】また、その冊子状印刷物の使用用途に応じ
て、非接触型IC貼付媒体2を表表紙9または裏表紙1
0の表面や裏面の所望の位置に貼付することで、形態を
調整することができるものである。また、特に表表紙9
または裏表紙10の表面に非接触型IC貼付媒体2を貼
付する場合には、第1ラベル基材4の表面に所望のデザ
インの印刷絵柄や文字情報を印刷するようにしてもよ
い。
【0021】非接触型IC貼付媒体2は、冊子状印刷物
の表表紙9または裏表紙10の内側表面の角部付近領域
に貼付することが好ましい。特に、冊子状印刷物1が通
帳等のような、ATM装置のプリンター印字処理を行う
用途に用いる媒体の場合には、通帳の中央付近を走行す
る送りローラーにより内蔵された非接触型IC貼付媒体
2がこの送りローラーの影響で圧力が加わり、ICチッ
プが壊れる危険性がので、冊子状印刷物1の表表紙9ま
たは裏表紙10の内側表面の角部付近領域に非接触型I
C貼付媒体2を貼付することで、これら送りローラーに
よる悪影響を回避することができ効果的である。
【0022】しかしながら、非接触型IC貼付媒体2
は、第1ラベル基材4と第2ラベル基材5の間に非接触
型ICチップ6を挟み込んで構成しているため、非接触
型ICチップ6を内蔵した部分の第1ラベル基材4が外
側に押し出され、非接触型IC貼付媒体2の一部の厚み
が実際には50μm程度厚くなり、冊子状印刷物1の一
部の表面が膨れ上がる状態となる。従って、この状態で
冊子状印刷物11を綴じ合わせると、内側に綴じ合わさ
れた本文用紙11が非接触型ICチップ6を押して圧力
が加わり損傷や故障の原因となる危険性がある。
【0023】そこで、本発明における他の実施形態とし
ては、図6に示すように、前記冊子状印刷物の表表紙9
または裏表紙10の内側表面の角部付近領域に非接触型
IC貼付媒体2を貼付するとともに、図7に示すように
冊子状印刷物1の内側に綴じ合わされた本文用紙10を
表表紙9または裏表紙10に重ね綴じ合わせた際に、特
に非接触型IC貼付媒体2に内蔵された非接触型ICチ
ップ6の部分と本文用紙10とが重合しないように、前
記本文用紙10の角部付近領域に切り欠き部12を設け
た構成としてある。
【0024】これにより、図7,図8に示すように、冊
子状印刷物1を綴じ合わせた状態にした時に、非接触型
IC貼付媒体2に内蔵された非接触型ICチップ3が本
文用紙11により圧力を受けることによる故障等の悪影
響を回避することができるものである。前記本文用紙の
付近領域に形成する切り欠き部12の形状は、コーナー
カットや角丸等の所望の形状で形成すればよい。
【0025】本発明の冊子状印刷物は、特にその冊子状
印刷物が第三者により悪用されては困るような預金通帳
やパスポート等に用いると効果的であり、この場合に
は、非接触型ICチップ6に例えば本人の顔写真データ
等の本人を証明する照合データを記憶させておき、外部
装置との無線による信号の交信によって照合データの同
一性を確認することで預金通帳やパスポート等の冊子状
印刷物の使用の際における確実性を確保できるようにす
ることが可能となるものである。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
冊子状印刷物は、従来品に比べて省資源及び低い製造コ
ストで非接触型ICの機能を設けることが可能となり、
冊子状印刷物の表表紙または裏表紙の内側表面の角部付
近領域に非接触型IC貼付媒体を貼付することで、特に
通帳等のようなプリンター印字装置による印字処理を行
う必要がある用途の冊子状印刷物に用いた場合も、プリ
ンター印字装置内の送りローラーによるコイルアンテナ
やICチップに対する圧力による悪影響をできるだけ受
けないようにすることができ故障に原因を排除でき安全
性が高い。また、冊子状印刷物の本文用紙の角部付近領
域に切り欠き部を設けたことで、表表紙または裏表紙の
内側表面の角部付近領域に設けた非接触型IC貼付媒体
が本文用紙に押されることがないので、より故障に原因
を排除でき安全性の高い冊子状印刷物を提供できる。そ
して、冊子状印刷物を、預金通帳またはパスポートに使
用することで、非接触方式のデータ交信が可能となり便
利である。また、非接触型IC貼付媒体の表面と、冊子
状印刷物の前記非接触型IC貼付媒体が貼付された側の
表面とに、同一の地紋印刷が施されているので、非接触
型IC貼付媒体を悪意で貼り替えても直ぐにわかり変造
防止効果がある。更に、冊子状印刷物に、非接触型IC
貼付媒体を貼付する位置を示すマークを印刷すること
で、冊子状印刷物を製造する際に正確な位置に非接触型
IC貼付媒体を貼付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、表面にコイルアンテナが形成された
非接触型ICチップの平面図、(b)は、表面にコイル
アンテナが形成された非接触型ICチップの斜視図であ
る。
【図2】(a),(b)は、それぞれ異なる形状の非接
触型IC貼付媒体の平面図である。
【図3】図2(b)のA−A線断面図である。
【図4】本発明における冊子状印刷物に非接触型IC貼
付媒体を貼付した状態を示す斜視図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明における冊子状印刷物の本文用紙の角部
分に切り欠き部を設けた状態を示す斜視図である。
【図7】図6の本文用紙を非接触型IC貼付媒体を貼付
した裏表紙側に重合した状態を示す斜視図ある。
【図8】図7に示した本発明における冊子状印刷物を綴
じた状態を示す平面図である。
【図9】それぞれ異なる形状の非接触型IC貼付媒体を
貼付する位置を示すマークが印刷されている冊子状印刷
物の一部切り欠き平面図である。
【符号の説明】
1 冊子状印刷物 2 非接触型IC貼付媒体 3,7 粘着剤層 4 第1ラベル基材 5 第2ラベル基材 6 非接触型ICチップ 8 剥離紙 9 表表紙 10 裏表紙 11 本文用紙 12 切り欠き部 13 地紋印刷 14 非接触型IC貼付媒体を貼付する位置を示すマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 436 G06K 19/00 H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にコイルアンテナが形成された非接
    触型ICチップが、裏面に粘着層を有する貼付用媒体内
    に内蔵された非接触型IC貼付媒体と、前記非接触型I
    C貼付媒体が冊子状印刷物の表表紙または裏表紙に貼付
    されてなることを特徴とする冊子状印刷物。
  2. 【請求項2】 前記非接触型IC貼付媒体を、前記冊子
    状印刷物の表表紙または裏表紙の内側表面の角部付近領
    域に貼付してなることを特徴とする請求項1記載の冊子
    状印刷物。
  3. 【請求項3】 前記冊子状印刷物を綴じ合わせた際に、
    前記冊子状印刷物に貼付された非接触型IC貼付媒体
    と、前記冊子状印刷物の内側に綴じ合わされた本文用紙
    とが重合しないように、前記本文用紙の角部付近領域に
    切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項2記載の冊
    子状印刷物。
  4. 【請求項4】 前記冊子状印刷物が、預金通帳またはパ
    スポートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の冊子状印刷物。
  5. 【請求項5】 前記非接触型IC貼付媒体の表面と、前
    記冊子状印刷物の前記非接触型IC貼付媒体が貼付され
    た側の表面とに、同一の地紋印刷が施されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冊子状
    印刷物。
  6. 【請求項6】 前記冊子状印刷物には、非接触型IC貼
    付媒体を貼付する位置を示すマークが印刷されているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の冊
    子状印刷物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162120A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icモジュール実装冊子
US7454528B2 (en) 2004-02-13 2008-11-18 Ricoh Company, Ltd. Image output apparatus using close range radio contact wherein radio contact element is attached to document on which an image is recorded

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