JP2001275858A - 鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手 - Google Patents
鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手Info
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- JP2001275858A JP2001275858A JP2000098128A JP2000098128A JP2001275858A JP 2001275858 A JP2001275858 A JP 2001275858A JP 2000098128 A JP2000098128 A JP 2000098128A JP 2000098128 A JP2000098128 A JP 2000098128A JP 2001275858 A JP2001275858 A JP 2001275858A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J45/00—Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
- A47J45/10—Devices for gripping or lifting hot cooking utensils, e.g. pincers, separate pot handles, fabric or like pads
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 先端に掛け金具を有する取手本体の下側に、
先端を受座に形成した握り部材を、前後一対のリンク片
とにより開閉自在に吊り設けることで、挟持用のばね部
材を不要とする鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手を
構成する。 【解決手段】 先端に鍋の開口縁20に掛け止める金具
4を備えた取手本体1と、先端を鍋外側面に当接する受
座5に形成して、取手本体1の下側に先端部の前リンク
片9と後方の後リンク片12とにより開閉自在に吊り設
けた握り部材2とから取手を構成する。受座5をアルミ
ニウム等によりダイキャスト成形する。前リンク片9の
長さを取手本体1と握り部材2とが先端上下面から互い
に接して重合する長さに規制する。取手本体1と握り部
材2の上下面に前リンク片9よりも長い後リンク片12
を軸承部13,14と共に交互に収容する凹所15,1
6を設ける。取手本体1と握り部材2との閉成により掛
け金具4と受座5とで開口縁20を挟持する。
先端を受座に形成した握り部材を、前後一対のリンク片
とにより開閉自在に吊り設けることで、挟持用のばね部
材を不要とする鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手を
構成する。 【解決手段】 先端に鍋の開口縁20に掛け止める金具
4を備えた取手本体1と、先端を鍋外側面に当接する受
座5に形成して、取手本体1の下側に先端部の前リンク
片9と後方の後リンク片12とにより開閉自在に吊り設
けた握り部材2とから取手を構成する。受座5をアルミ
ニウム等によりダイキャスト成形する。前リンク片9の
長さを取手本体1と握り部材2とが先端上下面から互い
に接して重合する長さに規制する。取手本体1と握り部
材2の上下面に前リンク片9よりも長い後リンク片12
を軸承部13,14と共に交互に収容する凹所15,1
6を設ける。取手本体1と握り部材2との閉成により掛
け金具4と受座5とで開口縁20を挟持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鍋や釜などの加
熱調理容器の開口縁に掛け止めして使用する着脱自在な
取手に関するものである。
熱調理容器の開口縁に掛け止めして使用する着脱自在な
取手に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】取手本体の下側にレバ
ー部材を回動自在に軸支し、そのレバー部材と取手本体
との間に進退自在に並設したクランプ部材を、レバー部
材側にばね部材を介して取付けたリンクにより引き込ん
で、取手本体の先端部とクランプ部材の先端部に下向き
に形成した屈曲端部により鍋縁を挟持し、レバー部材の
開放により挟持を解除して取外しを行う取手が知られて
いる。
ー部材を回動自在に軸支し、そのレバー部材と取手本体
との間に進退自在に並設したクランプ部材を、レバー部
材側にばね部材を介して取付けたリンクにより引き込ん
で、取手本体の先端部とクランプ部材の先端部に下向き
に形成した屈曲端部により鍋縁を挟持し、レバー部材の
開放により挟持を解除して取外しを行う取手が知られて
いる。
【0003】このような従来の取手では、取手本体とレ
バー部材及びリンク以外に、クランプ部材や挟持維持用
のばね部材などを不可欠とすることから構造が複雑とな
り、また挟持状態ではレバー部材が取手本体内に納まっ
ているので、これを解除するための押し戻し部をレバー
部材に設ける必要があった。
バー部材及びリンク以外に、クランプ部材や挟持維持用
のばね部材などを不可欠とすることから構造が複雑とな
り、また挟持状態ではレバー部材が取手本体内に納まっ
ているので、これを解除するための押し戻し部をレバー
部材に設ける必要があった。
【0004】この発明は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであって、その目的は、取手本体とそ
の下側の握り部材を、前後一対のリンク片により吊り設
けることによってクランプ部材及び挟持用のばね部材が
省略でき、これにより握り部材の開閉により鍋や釜等の
開口縁を挟持するものであっても、構造をシンプルに、
また握り部材の開閉だけで挟持と取外しを容易に行いう
る新たな鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手を提供す
ることにある。
に考えられたものであって、その目的は、取手本体とそ
の下側の握り部材を、前後一対のリンク片により吊り設
けることによってクランプ部材及び挟持用のばね部材が
省略でき、これにより握り部材の開閉により鍋や釜等の
開口縁を挟持するものであっても、構造をシンプルに、
また握り部材の開閉だけで挟持と取外しを容易に行いう
る新たな鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、先端に鍋等の加熱調理容器の開口縁に掛け止める下
向きの掛け金具を備えた取手本体と、先端を容器外側面
に当接する受座に形成して、取手本体の下側に先端部の
前リンク片と後方の後リンク片とにより後端側を低く斜
めに開閉自在に吊り設けた握り部材とからなり、その前
リング片の長さを、上記取手本体と握り部材とが先端上
下面から互いに接して重合する長さに規制するととも、
取手本体と握り部材の上下面に前リンク片より長い後リ
ンク片を軸承部と共に交互に収容する凹所を設け、取手
本体と握り部材との閉成により上記掛け金具と受座とで
鍋縁を挟持するように構成してなるというものである。
は、先端に鍋等の加熱調理容器の開口縁に掛け止める下
向きの掛け金具を備えた取手本体と、先端を容器外側面
に当接する受座に形成して、取手本体の下側に先端部の
前リンク片と後方の後リンク片とにより後端側を低く斜
めに開閉自在に吊り設けた握り部材とからなり、その前
リング片の長さを、上記取手本体と握り部材とが先端上
下面から互いに接して重合する長さに規制するととも、
取手本体と握り部材の上下面に前リンク片より長い後リ
ンク片を軸承部と共に交互に収容する凹所を設け、取手
本体と握り部材との閉成により上記掛け金具と受座とで
鍋縁を挟持するように構成してなるというものである。
【0006】またこの発明は、上記取手本体の先端面を
開口縁の傾斜外縁に適合する逆傾斜面に形成するととも
に、上記握り部材の受座をアルミニウム又はその合金に
よりダイキャスト成形し、上記前リング片の長さを、受
座の先端上面が取手本体の先端下面よりも迫り出て上記
傾斜外縁の段部に適合する長さに規制してなるというも
のである。
開口縁の傾斜外縁に適合する逆傾斜面に形成するととも
に、上記握り部材の受座をアルミニウム又はその合金に
よりダイキャスト成形し、上記前リング片の長さを、受
座の先端上面が取手本体の先端下面よりも迫り出て上記
傾斜外縁の段部に適合する長さに規制してなるというも
のである。
【0007】上記構成では、長さを異にする前後一対の
リンク片により握り部材を取手本体の下側に後端側を低
く斜めに吊り設け、その握り部材を取手本体に接すると
ころまで握り締めて閉じるだけで、鍋等の開口縁に取付
けることができ、また開口縁の挟持も自然に維持される
ことから、これまで不可欠とされていたばね部材が不要
となり、リンクにより掛け金具を進退移動する仕掛も不
要となるので、構造がシンプルとなって組み立て易くな
る。また取手の装着取外しも握り部材の開閉操作だけで
済むので使用し易いものとなり、受座をアルミニウム又
はその合金により形成したものにあっては、焔に焙られ
ても受座が焦げるようなことがなく、長期の使用にも充
分に耐えるものとなる。
リンク片により握り部材を取手本体の下側に後端側を低
く斜めに吊り設け、その握り部材を取手本体に接すると
ころまで握り締めて閉じるだけで、鍋等の開口縁に取付
けることができ、また開口縁の挟持も自然に維持される
ことから、これまで不可欠とされていたばね部材が不要
となり、リンクにより掛け金具を進退移動する仕掛も不
要となるので、構造がシンプルとなって組み立て易くな
る。また取手の装着取外しも握り部材の開閉操作だけで
済むので使用し易いものとなり、受座をアルミニウム又
はその合金により形成したものにあっては、焔に焙られ
ても受座が焦げるようなことがなく、長期の使用にも充
分に耐えるものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明を鍋を対象とする図
示の実施形態により詳細に説明する。図中1は所要長さ
の取手本体、2は取手本体下側の別体の握り部材で、そ
れらは握り部材2の先端部を除きプラスチックをもって
形成されている。またその両方の長さは略同一で、先端
部を撥状に拡幅したものからなり、上下面は互いに重合
するようにフラット面に形成してある。さらにまた握り
部材2の開閉操作を容易となすために、握り部材2の後
部両縁を、図2に示すように、取手本体1の両側よりも
幅広に弯曲して張り出し形成し、その上の取手本体1の
後部両側面に指掛け用の凹部3,3を形成したものから
なる。
示の実施形態により詳細に説明する。図中1は所要長さ
の取手本体、2は取手本体下側の別体の握り部材で、そ
れらは握り部材2の先端部を除きプラスチックをもって
形成されている。またその両方の長さは略同一で、先端
部を撥状に拡幅したものからなり、上下面は互いに重合
するようにフラット面に形成してある。さらにまた握り
部材2の開閉操作を容易となすために、握り部材2の後
部両縁を、図2に示すように、取手本体1の両側よりも
幅広に弯曲して張り出し形成し、その上の取手本体1の
後部両側面に指掛け用の凹部3,3を形成したものから
なる。
【0009】上記取手本体1の先端には、鍋の開口縁2
0に掛け止める下向きの掛け金具4が取手本体内に埋込
んで突設してあり、また先端面1aは開口縁20の傾斜
外縁に適合する逆傾斜面に形成してある。
0に掛け止める下向きの掛け金具4が取手本体内に埋込
んで突設してあり、また先端面1aは開口縁20の傾斜
外縁に適合する逆傾斜面に形成してある。
【0010】上記握り部材2の先端は、鍋外側面に当接
する受座5に形成され、その受座5は焔に焙られても焦
げや損傷を来すことのないアルミニウム又はその合金に
よりダイキャスト成形されたブロックからなり、その先
端面は鍋外側面に適合するように緩やかな弯曲膨出面に
傾斜形成されて、ねじビス6により握り部材2の本体に
内側から一体に取付けられている。
する受座5に形成され、その受座5は焔に焙られても焦
げや損傷を来すことのないアルミニウム又はその合金に
よりダイキャスト成形されたブロックからなり、その先
端面は鍋外側面に適合するように緩やかな弯曲膨出面に
傾斜形成されて、ねじビス6により握り部材2の本体に
内側から一体に取付けられている。
【0011】上記取手本体1及び握り部材2の受座5の
両先端面には幅広の切込溝7,8が凹設してあり、その
切込溝7,8に横幅のある前リンク片9が、取手本体側
と握り部材側とに支軸9,10により回動自在に支承し
て収容してある。この前リンク片9の長さは、上記受座
5の先端上面が取手本体1の先端下面よりも迫り出た状
態で、先端上下面から互いに接して重合する長さに規制
され、それにより受座5の先端上面が開口縁20の傾斜
外縁の下側の段部に納まって、上記掛け金具4と取手本
体1の先端面と共に開口縁20を挟持できるようにして
ある。
両先端面には幅広の切込溝7,8が凹設してあり、その
切込溝7,8に横幅のある前リンク片9が、取手本体側
と握り部材側とに支軸9,10により回動自在に支承し
て収容してある。この前リンク片9の長さは、上記受座
5の先端上面が取手本体1の先端下面よりも迫り出た状
態で、先端上下面から互いに接して重合する長さに規制
され、それにより受座5の先端上面が開口縁20の傾斜
外縁の下側の段部に納まって、上記掛け金具4と取手本
体1の先端面と共に開口縁20を挟持できるようにして
ある。
【0012】また取手本体1と握り部材2の上下面の中
程には、後リンク片12の軸承部13,14が所要間隔
を空けて交互に上面又は下面から突出形成してあり、そ
の取手本体1の軸承部13の前後下面と、握り部2の軸
承部14の後部上面は、相互の軸承部13,14を互い
に受け入れる凹所15,16に形成してある。
程には、後リンク片12の軸承部13,14が所要間隔
を空けて交互に上面又は下面から突出形成してあり、そ
の取手本体1の軸承部13の前後下面と、握り部2の軸
承部14の後部上面は、相互の軸承部13,14を互い
に受け入れる凹所15,16に形成してある。
【0013】上記後リンク片12は前リンク片9よりも
長く、握り部材2を閉じて取手本体1と重合したとき
に、支軸17,18により軸承された両端の上記軸承部
13,14と共に、上記凹所15,16に斜めに収容可
能な長さからなる。因に、その1例を挙げれば、前リン
ク片9の軸間寸法17mm,後リンク片12の軸間寸法2
5mm、取手本体側の前リンク片9と後リンク片12の軸
間寸法42mmである。このような後リンク片12と上記
前リンク片9とによつて握り部材2は、図3に示すよう
に、取手本体1の下側に前後に可動自在に後端側を低く
斜めに吊り設けられている。
長く、握り部材2を閉じて取手本体1と重合したとき
に、支軸17,18により軸承された両端の上記軸承部
13,14と共に、上記凹所15,16に斜めに収容可
能な長さからなる。因に、その1例を挙げれば、前リン
ク片9の軸間寸法17mm,後リンク片12の軸間寸法2
5mm、取手本体側の前リンク片9と後リンク片12の軸
間寸法42mmである。このような後リンク片12と上記
前リンク片9とによつて握り部材2は、図3に示すよう
に、取手本体1の下側に前後に可動自在に後端側を低く
斜めに吊り設けられている。
【0014】上記構造の取手では、図3に示すように、
握り部材2を開放した状態で、取手本体1の先端の掛け
金具4を開口縁20の上から内側に差込んで引っ掛け、
先端面1aを傾斜外縁に当接する。この状態で取手本体
1と握り部材2の両方を握って、握り部材2を引き絞る
と、前後一対のリング片9,12により取手本体1の下
側に斜めに吊り設けられた握り部材2は、前後リンク片
9,12を前側に回動しながら前進移動して、図4に示
すように、受座5の先端面下縁が鍋外側面に当たるよう
になる。
握り部材2を開放した状態で、取手本体1の先端の掛け
金具4を開口縁20の上から内側に差込んで引っ掛け、
先端面1aを傾斜外縁に当接する。この状態で取手本体
1と握り部材2の両方を握って、握り部材2を引き絞る
と、前後一対のリング片9,12により取手本体1の下
側に斜めに吊り設けられた握り部材2は、前後リンク片
9,12を前側に回動しながら前進移動して、図4に示
すように、受座5の先端面下縁が鍋外側面に当たるよう
になる。
【0015】先端面下縁が鍋外側面に当たると、握り部
材2はそこを支点として取手本体1の下面へと回動する
ようになって両方の間隔が狭まり、上記受座5の先端面
が取手本体1の先端面から迫り出す。この迫り出しによ
り受座5の先端面が鍋外側面に当接されて、図5に示す
ように、先端上面が傾斜外縁の下の段部に納まり、また
後リンク片12が軸承部13,14と共に凹所15,1
6に入り込んで、取手本体1と握り部材2の先端上下面
が互いに重合する。
材2はそこを支点として取手本体1の下面へと回動する
ようになって両方の間隔が狭まり、上記受座5の先端面
が取手本体1の先端面から迫り出す。この迫り出しによ
り受座5の先端面が鍋外側面に当接されて、図5に示す
ように、先端上面が傾斜外縁の下の段部に納まり、また
後リンク片12が軸承部13,14と共に凹所15,1
6に入り込んで、取手本体1と握り部材2の先端上下面
が互いに重合する。
【0016】この先端上下面の重合よって握り部材2
は、その部位を支点に取手本体1の下面まで強制的に引
き付けられて上面全体が強く接するようになる。また後
リンク片12では、握り部材側の支軸18が互い接した
上下面による重合ラインを越えて取手本体側に移動し、
反対に取手本体側の支軸17が握り部材内に移動するよ
うになる。このような状態では握り部材側の軸承部14
がリンク片14を介して前方へ圧迫され、その結果、取
手本体1と握り部材2とが固く閉じて、上下一体の1つ
の取手を構成するようになる。
は、その部位を支点に取手本体1の下面まで強制的に引
き付けられて上面全体が強く接するようになる。また後
リンク片12では、握り部材側の支軸18が互い接した
上下面による重合ラインを越えて取手本体側に移動し、
反対に取手本体側の支軸17が握り部材内に移動するよ
うになる。このような状態では握り部材側の軸承部14
がリンク片14を介して前方へ圧迫され、その結果、取
手本体1と握り部材2とが固く閉じて、上下一体の1つ
の取手を構成するようになる。
【0017】これにより開口縁20は、下向きの上記掛
け金具4と取手本体1の先端面及び握り部材2の先端の
受座5によって挟持され、握り部材2を開放しない限り
取手から手を離しても、緩んだり外れたりするようなこ
とがない。また幅広の受座5により鍋外側面が受け止め
られるので取手は横振れもせず、確り固定されて安定し
たものとなる。
け金具4と取手本体1の先端面及び握り部材2の先端の
受座5によって挟持され、握り部材2を開放しない限り
取手から手を離しても、緩んだり外れたりするようなこ
とがない。また幅広の受座5により鍋外側面が受け止め
られるので取手は横振れもせず、確り固定されて安定し
たものとなる。
【0018】また取外し時には、取手本体1の後部両側
を摘んで指を上下面に間に押し入れたり、あるいは摘ん
だ状態で他の指で握り部材2を押圧して、重合ラインよ
りも上側の取手本体内に納まった後リンク片12の上記
支軸18を、重合ラインより下側に引き出すだけでよ
く、この僅かな押圧力により握り部材2は簡単に開放さ
れて先端部による開口縁20の挟持が解除され、取手本
体1を摘んで開口縁20から取り除くことができる。
を摘んで指を上下面に間に押し入れたり、あるいは摘ん
だ状態で他の指で握り部材2を押圧して、重合ラインよ
りも上側の取手本体内に納まった後リンク片12の上記
支軸18を、重合ラインより下側に引き出すだけでよ
く、この僅かな押圧力により握り部材2は簡単に開放さ
れて先端部による開口縁20の挟持が解除され、取手本
体1を摘んで開口縁20から取り除くことができる。
【0019】このように長さを異にする前後一対のリン
ク片9,12により握り部材2を取手本体1の下側に後
端側を低く斜めに吊り設けた取手では、後リンク片12
の前後の支軸17,18の位置によって開口縁20を挟
持又は開放することができるので、閉成による挟持状態
を維持するためのばね部材が不要となり、掛け金具4を
開口縁20に係脱するために進退移動させる仕掛も不要
となるので、構造も簡素化されて組立て容易なものとな
る。また握り部材の開閉操作だけで取付け取外しが行え
るので頗る使用し易いものとなる。
ク片9,12により握り部材2を取手本体1の下側に後
端側を低く斜めに吊り設けた取手では、後リンク片12
の前後の支軸17,18の位置によって開口縁20を挟
持又は開放することができるので、閉成による挟持状態
を維持するためのばね部材が不要となり、掛け金具4を
開口縁20に係脱するために進退移動させる仕掛も不要
となるので、構造も簡素化されて組立て容易なものとな
る。また握り部材の開閉操作だけで取付け取外しが行え
るので頗る使用し易いものとなる。
【図1】 この発明に係る着脱自在な取手を鍋の開口縁
に取付けた状態を示す縦断面図である。
に取付けた状態を示す縦断面図である。
【図2】 同上の平面図である。
【図3】 握り部材の開放状態を示す縦断面図である。
【図4】 開口縁に取付ける際の握り部材の閉成状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図5】 握り部材の閉成直前の状態を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図6】 この発明の着脱自在な取手を取付けた鍋の一
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
1 取手本体 2 握り部材 4 掛け金具 5 受座 7,8 幅広の切欠溝 9 前リンク片 10,11 前リンク片の支軸 12 後リンク片 13,14 軸承部 15,16 凹所 17,18 後リンク片の支軸 20 鍋の開口縁
Claims (2)
- 【請求項1】 先端に鍋等の加熱調理容器の開口縁に掛
け止める下向きの掛け金具を備えた取手本体と、先端を
容器外側面に当接する受座に形成して、取手本体の下側
に先端部の前リンク片と後方の後リンク片とにより後端
側を低く斜めに開閉自在に吊り設けた握り部材とからな
り、 その前リング片の長さを、上記取手本体と握り部材とが
先端上下面から互いに接して重合する長さに規制すると
とも、取手本体と握り部材の上下面に前リンクよりも長
い後リンク片を軸承部と共に交互に収容する凹所を設
け、取手本体と握り部材との閉成により上記掛け金具と
受座とで開口縁を挟持するように構成してなることを特
徴とする鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手。 - 【請求項2】 請求項1記載の着脱自在な取手におい
て、上記取手本体の先端面を開口縁の傾斜外縁に適合す
る逆傾斜面に形成するとともに、上記握り部材の受座を
アルミニウム又はその合金によりダイキャスト成形し、
上記前リング片の長さを、受座の先端上面が取手本体の
先端下面よりも突出して上記傾斜外縁の段部に適合する
長さに規制してなることを特徴とする鍋等の加熱調理容
器の着脱自在な取手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098128A JP2001275858A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098128A JP2001275858A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275858A true JP2001275858A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18612652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000098128A Pending JP2001275858A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 鍋等の加熱調理容器の着脱自在な取手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001275858A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6708373B2 (en) * | 1999-12-13 | 2004-03-23 | Dja Dodaue Jean Et Associes Dja Cristel | Gripping device for a cooking utensil |
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WO2010043790A1 (fr) | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Tele-Shopping | Dispositif de prehension amovible d ' un recipient culinaire et recipient culinaire pourvu d ' un tel dispositif |
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2000
- 2000-03-31 JP JP2000098128A patent/JP2001275858A/ja active Pending
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